JP6393575B2 - 離間装置および離間方法 - Google Patents
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また、間隔調整手段が第1支持手段の傾き、エッジ部の傾き、複数のエッジ部同士の相対高さ、および複数のエッジ部同士の間隔のうちの少なくとも1つを調整可能にすれば、第1および第2支持手段の一方または両方で片状体の相互間隔を調整することができるので、当該相互間隔をさらに緻密に調整することができる。
なお、本実施形態において、X軸、Y軸、Z軸は、それぞれが直交する関係にあり、X軸およびY軸は、所定平面内の軸とし、Z軸は、前記所定平面に直交する軸とする。さらに、本実施形態では、Y軸と平行な図1中手前方向から観た場合を基準とし、方向を示した場合、「上」がZ軸の矢印方向で「下」がその逆方向、「左」がX軸の矢印方向で「右」がその逆方向、「前」がY軸の矢印方向であって図1中紙面に直交する手前方向で「後」がその逆方向とする。
先ず、各部材が初期位置で待機する図1中実線で示す離間装置10に対し、人手または多関節ロボットやベルトコンベア等の図示しない搬送手段が一体物WKを搬送し、当該一体物WKが各下支持部材22A〜22D上に配置されるように載置する。このとき、光学センサや撮像手段等の図示しない検知手段と、一体物WKを移動可能な図示しない位置決め手段とが共動し、ウエハWFと離間テーブル31A〜31Dとの位置決めを行う。その後第1支持手段20が図示しない駆動機器を駆動し、図1(A)中二点鎖線で示すように、接着シートASを介してリングフレームRFを下支持部材22A〜22Dと上支持部材24A〜24Dとで挟み込む。
また、各チップCPが理論上の位置に配置された場合と比べて、図3(A)に示すように、チップCPの相互間隔が+Y軸方向および−Y軸方向に広がらなかった場合、間隔調整手段50がリニアモータ51B、51Dを駆動し、図3(B)に示すように、離間テーブル31Bを後方に移動させるとともに、離間テーブル31Dを前方に移動させて調整動作を行う。これにより、後方および前方の引張領域ALに−Y軸方向および+Y軸方向の張力がさらに付与され、各チップCPが理論上の位置に配置される。
また、各チップCPが理論上の位置に配置された場合と比べて、図3(C)に示すように、チップCPの相互間隔が+X軸方向と−Y軸方向との合成方向に広がりすぎた場合、間隔調整手段50が離間テーブル31A、31Bそれぞれに対応する3体の直動モータ56A、56Bを適宜に駆動し、離間テーブル31Aの後ろ側および、離間テーブル31Bの左側が下がるように移動させて調整動作を行う。なお、図3(C)に示すような場合、間隔調整手段50が直動モータ56A〜56Dを駆動し、エッジ部33の上辺で形成される面が−X軸方向と+Y軸方向との合成方向から+X軸方向と−Y軸方向との合成方向に傾斜するように、離間テーブル31A〜31Dを移動させて調整動作を行ってもよい。これにより、接着シートASにおける+X軸方向と−Y軸方向との合成方向の領域の張力が緩和されて、チップCPの相互間隔が当該合成方向の反対方向に狭まり、各チップCPが理論上の位置に配置される。
なお、上記のような調整動作は、各直動モータ40A〜40Dを駆動して行ってもよいし、各直動モータ40A〜40Dと51A〜51Dと56A〜56Dとを共動させて行ってもよい。
離間テーブル31A〜31D、37、38、39は、接着シートASに面接触可能な支持面を備え、当該支持面で接着シートASを介してウエハWFを支持してもよい。
第2支持手段30は、エッジ部33、34、35、36が連続する筒状に形成された単体のテーブルであってもよい。この場合、間隔調整手段は、単数のエッジ部の傾きを調整することとなる。
間隔調整手段50は、各支持部材21A〜21Dの傾き、エッジ部33の傾き、エッジ部33の相対高さ、およびエッジ部33の間隔のうちの複数を組み合わせて調整してもよいし、いずれか1つだけを調整するようにしてもよい。
間隔調整手段の調整動作の結果、チップCPの面位置が上下方向にずれた場合、当該チップCPの面位置を駆動機器を介して所定の位置に移動する面位置調整手段を設けてもよい。
切断手段は、包囲領域AC、AC1、AC2の各頂部APからそれぞれ接着シートASの外縁方向に延びるスリット状の切込からなる不干渉切込を形成してもよい。
切断手段は、不干渉切込CU、CU1、CU2を構成する各辺や、スリット状の不干渉切込を曲線状や折線状等の切込で形成してもよい。
包囲領域の形状は、離間テーブル31A〜31D、37、38、39全体の平面形状と相似関係にある形状でもよいし、相似関係にない形状でもよく、被着体貼付領域と相似関係にある形状でもよいし、相似関係にない形状でもよく、被着体貼付領域を囲む多角形の形状であればなんら限定されることはなく、被着体貼付領域に対して張力を付与する方向と数によってその形状を決定することができる。
板状部材や片状体の形状は、例えば円形、楕円形、三角形や五角形以上の多角形等、その他の形状であってもよい。
フレームは、リングフレーム以外に、環状でない(外周が繋がっていない)フレームや、円形以外に三角形や四角形等の多角形や楕円形でもよい。
また、前記実施形態における駆動機器は、回動モータ、直動モータ、リニアモータ、単軸ロボット、多関節ロボット等の電動機器、エアシリンダ、油圧シリンダ、ロッドレスシリンダおよびロータリシリンダ等のアクチュエータ等を採用することができる上、それらを直接的又は間接的に組み合せたものを採用することもできる(実施形態で例示したものと重複するものもある)。
20…第1支持手段
30…第2支持手段
33、34、35、36…エッジ部
40A、40B、40C、40D…直動モータ(離間手段)
50…間隔調整手段
AS…接着シート
CP…チップ(片状体)
RF…リングフレーム(フレーム)
WF…ウエハ(板状部材)
Claims (2)
- フレームに貼付された接着シート上の板状部材に少なくとも3方向の張力を付与して、前記板状部材から形成される複数の片状体の相互間隔を広げる離間装置であって、
前記フレームを支持する第1支持手段と、
前記接着シートを介して前記板状部材を支持する第2支持手段と、
前記第1支持手段および前記第2支持手段を相対移動させて前記接着シートに張力を付与し、前記複数の片状体の相互間隔を広げる離間手段と、
前記離間手段によって付与された張力を前記接着シートの領域別に調整可能に設けられ、前記複数の片状体の相互間隔を調整する間隔調整手段とを備え、
前記第2支持手段は、前記接着シートに接触可能な複数の接触部を備え、
前記間隔調整手段は、前記複数の接触部のそれぞれの傾きおよび、前記複数の接触部同士の間隔のうちの少なくとも1つを調整可能に設けられていることを特徴とする離間装置。 - フレームに貼付された接着シート上の板状部材に少なくとも3方向の張力を付与して、前記板状部材から形成される複数の片状体の相互間隔を広げる離間方法であって、
第1支持手段で前記フレームを支持する工程と、
第2支持手段で前記接着シートを介して前記板状部材を支持する第2支持工程と、
前記第1支持手段および前記第2支持手段を相対移動させて前記接着シートに張力を付与し、前記複数の片状体の相互間隔を広げる間隔調整工程と、
付与された張力を前記接着シートの領域別に調整することで、前記複数の片状体の相互間隔を調整する工程とを備え、
前記第2支持工程は、前記接着シートに複数の接触部を接触させ、
前記間隔調整工程は、前記複数の接触部のそれぞれの傾きおよび、前記複数の接触部同士の間隔のうちの少なくとも1つを調整することを特徴とする離間方法。
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