JP2015129364A - 捺染方法、捺染用インクジェットインク、捺染用電子写真トナー - Google Patents

捺染方法、捺染用インクジェットインク、捺染用電子写真トナー Download PDF

Info

Publication number
JP2015129364A
JP2015129364A JP2014171520A JP2014171520A JP2015129364A JP 2015129364 A JP2015129364 A JP 2015129364A JP 2014171520 A JP2014171520 A JP 2014171520A JP 2014171520 A JP2014171520 A JP 2014171520A JP 2015129364 A JP2015129364 A JP 2015129364A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
printing
dye
textile printing
textile
transfer
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2014171520A
Other languages
English (en)
Inventor
浅見 剛
Takeshi Asami
剛 浅見
黒鳥 恒夫
Tsuneo Kurotori
恒夫 黒鳥
山口 剛男
Takeo Yamaguchi
剛男 山口
典晃 岡田
Noriaki Okada
典晃 岡田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ricoh Co Ltd filed Critical Ricoh Co Ltd
Priority to JP2014171520A priority Critical patent/JP2015129364A/ja
Priority to US14/556,693 priority patent/US9605378B2/en
Publication of JP2015129364A publication Critical patent/JP2015129364A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • DTEXTILES; PAPER
    • D06TREATMENT OF TEXTILES OR THE LIKE; LAUNDERING; FLEXIBLE MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • D06PDYEING OR PRINTING TEXTILES; DYEING LEATHER, FURS OR SOLID MACROMOLECULAR SUBSTANCES IN ANY FORM
    • D06P1/00General processes of dyeing or printing textiles, or general processes of dyeing leather, furs, or solid macromolecular substances in any form, classified according to the dyes, pigments, or auxiliary substances employed
    • D06P1/02General processes of dyeing or printing textiles, or general processes of dyeing leather, furs, or solid macromolecular substances in any form, classified according to the dyes, pigments, or auxiliary substances employed using azo dyes
    • D06P1/04General processes of dyeing or printing textiles, or general processes of dyeing leather, furs, or solid macromolecular substances in any form, classified according to the dyes, pigments, or auxiliary substances employed using azo dyes not containing metal
    • DTEXTILES; PAPER
    • D06TREATMENT OF TEXTILES OR THE LIKE; LAUNDERING; FLEXIBLE MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • D06PDYEING OR PRINTING TEXTILES; DYEING LEATHER, FURS OR SOLID MACROMOLECULAR SUBSTANCES IN ANY FORM
    • D06P5/00Other features in dyeing or printing textiles, or dyeing leather, furs, or solid macromolecular substances in any form
    • D06P5/003Transfer printing
    • D06P5/004Transfer printing using subliming dyes
    • D06P5/006Transfer printing using subliming dyes using specified dyes
    • DTEXTILES; PAPER
    • D06TREATMENT OF TEXTILES OR THE LIKE; LAUNDERING; FLEXIBLE MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • D06PDYEING OR PRINTING TEXTILES; DYEING LEATHER, FURS OR SOLID MACROMOLECULAR SUBSTANCES IN ANY FORM
    • D06P5/00Other features in dyeing or printing textiles, or dyeing leather, furs, or solid macromolecular substances in any form
    • D06P5/30Ink jet printing
    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
    • G03G7/00Selection of materials for use in image-receiving members, i.e. for reversal by physical contact; Manufacture thereof
    • G03G7/0093Image-receiving members, based on materials other than paper or plastic sheets, e.g. textiles, metals
    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
    • G03G9/00Developers
    • G03G9/08Developers with toner particles
    • G03G9/09Colouring agents for toner particles
    • G03G9/0906Organic dyes
    • G03G9/091Azo dyes

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Textile Engineering (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Coloring (AREA)
  • Ink Jet Recording Methods And Recording Media Thereof (AREA)
  • Developing Agents For Electrophotography (AREA)
  • Decoration By Transfer Pictures (AREA)
  • Inks, Pencil-Leads, Or Crayons (AREA)

Abstract

【課題】従来転写捺染が困難であった天然繊維からなる布帛にも染着できる捺染方法の提供。【解決手段】下記一般式で表わされる染料を含有する捺染用材料を用いて布帛に捺染することを特徴とする捺染方法。(上記式中、R1〜R16は、H、CH3、OH、NHC2H5、COOH、SO3H、SO3Na、NO2、又はNH2である。)【選択図】なし

Description

本発明は、捺染方法、特にデジタル捺染方法、これに用いるデジタル捺染用インクジェットインク及びデジタル捺染用電子写真トナーに関する。
従来、布帛に染料で図柄を堅牢・精細に描く方法として、スクリーン捺染、ローラ捺染、ロータリースクリーン捺染、グラビア印刷又はこれらのプリント技法を用いた転写捺染法が知られており、工業的に実施されている。しかし、これらの製版プリント方式は色数に制約があり、3原色色分解型枠によるプリントでは多色感を表現できるが、3原色組成に用いる染料の色相・濃度を整えることが難しく、多重層を形成するためプリント加工の再現性を欠く恐れが大きいという問題がある。加えて、図柄の変更毎にスクリーン枠や彫刻ローラ等を作成する必要があり、小ロット生産では彫刻作成費が高価となり、プリント加工時に、加工必要量に加えて余剰色糊を調製する必要があるなど資材面での損失も大きい。これらの欠点や問題を解消するため、捺染する図柄等の画像をスキャナーで読み取り、コンピュータで処理した画像の信号を用いて、電子写真方式やインクジェット方式で、布帛等繊維材に直接プリント(捺染)する方式や、一旦転写紙にプリントし、そのプリントされた画像等を布帛等繊維材に転写する方式が実用化されて来た。
近年では、従来の彫刻製版工程を省略し、短期間で製作が可能なインクジェットを用いた捺染方法が考案されている。しかし、この方法では、布種ごとに適正な染料を配合したインクに変える必要があり、多くのインク種が必要で、様々な布種に対して少量多品種の捺染を行う場合はインクのコストアップが発生し、普及の大きな足枷となっていた。また各種布帛に直接プリントする方式において、布帛等繊維材の繊維の太さ、繊維材特有の風合い感触をよくする表面凹凸、毛羽、密度等のため、紙に対するプリントとは異なり、布帛等繊維材におけるインクの毛細管現象による滲みが発生し、画像等の鮮明性が著しく劣化するという問題もある。この滲みの解消のため布帛等繊維材の前処理が多数提案されているが、前処理により損なわれた繊維材特有の風合の再生、布帛等繊維材にプリントされた染料の定着固定など問題が多い。特にインクジェットプリントにおいて転写用紙に染料液を小ドットプリントした場合、ドット斑による均捺性を欠くとか、染料液が滲み出し繊細さを失う等の問題点が指摘されている。
これらの問題点を解決する方法として、転写用原紙に離型剤塗布用紙を用い、その上に水溶性糊料を塗布し、インクジェットプリントする方法が提案されている。しかし、この方法は図柄の繊細性に欠け、この種の転写紙をセルロース系や蛋白質系に乾式転写した場合、転写紙から布帛へ染料を移行させることは不可能であった。
また、特許文献1には、ポリアクリロニトリル系樹脂で布を表面処理することにより、どのような布種でも昇華転写可能にした発明が開示されている。しかし、樹脂の表面処理により、布種本来の保持している感触、風合いが変化してしまうという問題があった。
また、特許文献2には、特殊な顔料固着剤を用いたインクジェット捺染に係る発明が開示されている。しかし、色材に顔料を用いており、画像濃度を高めるため着色量を増加すると風合いが著しく低下し、更に摩擦堅牢性に劣るため、実用できなかった。
また、電子写真方式を用いた捺染方法も公知である。例えば特許文献3、4には、電子写真によるダイレクト捺染に係る発明が開示されており、オンデマンドで高解像の捺染が可能であるが、布種により適正な染料トナーを選択する必要があり、簡便性の向上、インク、トナーなどサプライの品種低減が求められていた。
本発明は、従来転写捺染が困難であった天然繊維からなる布帛にも染着できる捺染方法の提供を目的とする。
従来の転写捺染技術の主流である昇華捺染は、固体の染料を加熱により気化させ、クラスター状又は分子状にして布帛に接着させて染色する方法である。しかし、捺染対象がポリエステルなどの合成繊維の場合は問題ないが、木綿、絹、毛などの天然繊維の場合には、繊維と染料との親和性が低いため、特殊な表面処理を施さない限り捺染できなかった。そこで、鋭意検討した結果、加熱により液化する特定の染料を用いて液化状態で捺染布に捺染すれば、従来染色できなかった昇華性染料難染色性の天然繊維にも染着できることを見出し、本発明に至った。
即ち、上記課題は、次の1)の発明によって解決される。
1) 下記一般式で表わされる染料を含有する捺染用材料を用いて布帛に捺染することを特徴とする捺染方法。
Figure 2015129364
(上記式中、R〜R16は、H、CH、OH、NHC、COOH、SOH、SONa、NO、又はNHである。)
本発明によれば、従来転写捺染が困難であった天然繊維からなる布帛にも染着できる捺染方法を提供できる。
また、本発明の捺染方法は、合成繊維や、天然繊維と合成繊維からなる混紡生地にも適用でき、布種ごとにインクやトナーの種類を変更する手間が省け、サプライ品種を少なくでき、簡易に染色できるし、洗浄工程での排水が少なく環境対応性に優れる。
Disperse Violet 31の熱重量(TG)と示唆熱(DTA)の分析結果を示す図。 インクジェット方式のデジタル捺染装置の一例を示す図。 インクジェット方式のデジタル捺染装置の他の例を示す図。 電子写真方式のデジタル捺染装置の一例を示す図。 電子写真方式のデジタル捺染装置の他の例を示す図。 図5の装置に中間転写部材を追加した例を示す図。
以下、上記本発明1)について詳しく説明する。なお、本発明1)の実施の形態には、次の2)〜9)も含まれるので、これらについても併せて説明する。
2) 前記布帛が綿又は絹を主成分とする天然繊維であることを特徴とする1)に記載の捺染方法。
3) 前記染料が加熱により液化する染料であることを特徴とする1)又は2)に記載の捺染方法。
4) 前記捺染用材料が、デジタル捺染用インクジェットインクであることを特徴とする1)〜3)のいずれかに記載の捺染方法。
5) 前記捺染用材料が、デジタル捺染用電子写真トナーであることを特徴とする1)〜3)のいずれかに記載の捺染方法。
6) 前記捺染用材料を用いて、中間転写体に画像を形成した後、該画像を布帛に加熱転写することを特徴とする1)〜5)のいずれかに記載の捺染方法。
7) 前記捺染用材料を用いて、布帛に直接画像を形成し捺染することを特徴とする1)〜5)のいずれかに記載の捺染方法。
8) 下記一般式で表わされる加熱により液化する染料を含有することを特徴とするデジタル捺染用インクジェットインク。
Figure 2015129364
(上記式中、R〜R16は、H、CH、OH、NHC、COOH、SOH、SONa、NO、又はNHである。)
9) 下記一般式で表わされる加熱により液化する染料を含有することを特徴とするデジタル捺染用電子写真トナー。
Figure 2015129364
(上記式中、R〜R16は、H、CH、OH、NHC、COOH、SOH、SONa、NO、又はNHである。)
従来、ポリエステル系繊維は分散染料、コットン系繊維は反応染料か直接染料、シルク系繊維は酸性染料というように、捺染する繊維の種類により染料を変える必要があった。また、上記反応染料や酸性染料などは全く昇華性を示さないため、コットンやシルクなどの天然繊維に画像を転写捺染できる技術は無く、天然素材の持つ優美さや風合いを活かしながら個性やデザインを追求することはできなかった。
これに対し、本発明では前記一般式で表される加熱により液化する染料(以下、染料Xということもある)を含有する捺染用材料を使用することにより、ポリエステル、コットン、シルクなどの各種繊維に染着することができる。その理由は不明であるが、ポリエステル系繊維の場合は主にファンデルワールス力が寄与し、コットンやシルクの場合は主に水素結合などの力が寄与しているものと推定される。また染料Xは分散染料に属するが、直線的、平面的な構造であり、異なる素材の布帛に対して親和、吸着できるサイトが多いことも、種々の布帛に染着できる一因と推測される。
また、染料Xとして融点が室温以上で転写温度以下のものを使用することにより、加熱転写時に染料Xが液化するので、紙等の可撓性支持体に対してプリントした画像を、コットンやシルクなどの天然繊維を含む布帛に当接し、液化した染料を加圧して転写することができる。このとき、液化した染料は液体として転写されるが、染料の全部が液化されるわけではなく、一部は固体の状態で昇華により転写される。
染料が加熱により液化するかどうかは熱分析法で容易に検出できる。例えば図1に示した事例は分散染料であるDisperse Violet 31の熱重量(TG)と示唆熱(DTA)の分析結果である。図1の左縦軸がTG測定結果であり、右縦軸がDTAの測定結果である。ここで注目するのはDTAに表れている200℃近傍の吸熱ピークであるが、これがこの染料の融点である。近年では耐熱性の撮像装置などを用いてこの種の材料の状態変化を視覚的に確認することもできる。この染料の場合は、例えば210℃近辺で加熱転写を行うことにより、液化した染料を布帛に転写することができる。
染料Xの例としては、次の表1のものが挙げられる。
Figure 2015129364
染料Xの合成法の一例を下記〔化4〕に反応式で示す。
まず、アニリンに塩酸を加えて攪拌、冷却しながら亜硝酸ナトリウムを滴下し、ジアゾ化させて塩化ベンゼンジアゾニウムを合成する。次いで、アニリンと水酸化ナトリウムを溶解させて滴下し、ジアゾカップリング反応させてアミノアゾベンゼンを合成する。次いで、塩酸を加えて攪拌、冷却しながら亜硝酸ナトリウムを滴下して反応させた後、更に、2−ナフトールと水酸化ナトリウムを溶解させて滴下し、反応させることにより、目的の染料Xが得られる。
適宜、反応させる化合物を変えることにより、前記一般式で表わされる染料Xを合成することができる。
Figure 2015129364
本発明では、染料Xと他の染料を併用することもできる。他の染料の割合は染料全体の30質量%以下が望ましい。
通常の粉体染料は染料純度50%程度で、食塩や芒硝が多量に入っている場合が多く、液の抵抗、帯電性に悪影響を与えるため、精製するか、初めから塩類含有量の少ない染料を用いた方がよく、純度80%以上が望ましい。染料Xの純度が80%以上であると高品質の画像が得られるので好ましい。
染料の純度は、溶解、再沈殿法により以下の手順で求めることができる。
(1)食塩や芒硝などの無機塩類を溶解せず、染料のみを溶解する溶剤(N、N−ジメチルホルムアミドなど)を用い、染料を溶解させて抽出する。
(2)前記染料溶解液に、染料を溶解しない溶剤(アセトンなど)を混合し、染料を析出させる。
(3)次の式により純度を算出する。
(析出させた染料質量/初めの染料質量)×100%
転写捺染は、中間転写体に一度印字し、次いで、加熱して布帛に転写させ染着させる。したがって染料だけが布帛に移行するためソーピング処理は不要である。特に天然繊維の場合、従来技術では布帛に処理をしないで昇華捺染することができなかったため、排水や環境面での本発明のメリットは大きい。中間転写体は通常の転写捺染で用いられる紙やポリイミドなどの耐熱性が高く表面エネルギーの低いものが好ましい。
以上、転写捺染を中心に説明したが、本発明の捺染方法は、ダイレクト捺染にも適用できる。ダイレクト捺染の場合は、布帛に直接印字し、その後、発色処理、ソーピングを行う。
本発明の捺染方法を実施するに際し、後述する図3のようなデジタル捺染装置に組み込み、インラインで転写捺染できる装置を用いると、作業効率が良いので好ましい。
転写の処理温度は、160〜220℃が好ましく、180〜200℃がより好ましい。処理温度が160℃よりも低いと転写が十分行われず濃度が低下する。処理温度が220℃よりも高いと、ブリードが悪化したり布が変質してしまう場合がある。転写の処理時間は30〜180秒が好ましく、60〜120秒がより好ましい。処理時間が30秒よりも短いと、転写が十分行われず濃度が低下する。処理時間が180秒より長くなると、ブリードが悪化したり布が変質してしまう場合がある。染料分子量は600以下が好ましい。分子量が大きすぎると転写性が低下する傾向にある。
加熱転写時の加圧力は50〜200KPaの範囲が好ましく、加圧機構などの簡素化の点から50〜100KPaがより好ましい。50〜200KPaの力で加圧することにより、天然繊維に対しても染着性が優れた高品質の転写捺染ができる。
本発明の捺染方法を適用できる布帛は、植物繊維として綿、麻、動物繊維は絹・羊毛・アルパカ・アンゴラ・カシミヤ・モヘアなど、再生繊維として、レーヨン、キュプラ、ポリノジック、半合成繊維はアセテート、トリアセテート、プロミックスなど、合成繊維としてナイロン・ポリエステル・アクリル・ポリ塩化ビニル・ポリウレタンなどが挙げられる。植物繊維の綿、合成繊維のポリエステル、動物繊維の絹は特に好ましく良好な品質の捺染が可能である。
本発明の捺染方法は、デジタル捺染に好適であるが、スクリーン捺染やロータリー捺染などの有版捺染にも適用できる
デジタル捺染方法としては、インクジェット方式と電子写真方式が主流であるが、本発明はどちらの方式でもよい。インクジェット方式のデジタル捺染装置の一例を図2、図3に示す。また電子写真方式のデジタル捺染装置の一例を図4〜図6に示す。図4〜図6については後述する。
図2はインクジェット装置を示す図の一例である。直接布に捺染する場合は布を、転写捺染の場合は転写紙などの転写媒体を供給ホルダーにセットし、前処理塗布ローラにより前処理液を塗布する。前処理液乾燥機で前処理液を乾燥し、インクジェットヘッドから吐出させたインクで印字する。インク乾燥機でインクを乾燥し、巻き取りホルダーで印字した布、紙、転写媒体を巻き取る。転写捺染の場合は紙、転写媒体と布を密着させて、熱、圧力により布に転写させる。
図3は転写工程をインラインで組み込んだインクジェット装置の一例である。中間転写ベルトに印字し、これを布供給ホルダーから供給された布に加熱・加圧ローラで転写捺染して布巻き取りホルダーで回収する。転写工程が組み込まれているため、連続的に転写捺染が可能になる。中間転写ベルト上の転写残はベルトクリーニングで除去する。
インクジェット方式に用いるインクジェットインクは、水系インクの場合、染料Xを、水、水溶性有機溶剤、界面活性剤、分散剤、防かび剤、pH調整剤、消泡剤などと混合、溶解、分散して作製する。
水溶性有機溶剤としては、メタノール、エタノール、イソプロパノール、グリセリン、エチレングリコール、ジエチレングリコール、トリエチレングリコール、プロピレングリコール、ジプロピレングリコール、トリプロピレングリコール、プロパンジオール、ブタンジオール、ペンタンジオール、エチレングリコールモノメチルエーテル、ジエチレングリコールモノメチルエーテル、ジエチレングリコールモノエチルエーテル、ジエチレングリコールモノブチルエーテル、グリセリン、2−ピロリドン、N−メチルピロリドン、アセトンなどが挙げられる。特にエタノール、イソプロパノール、エチレングリコールモノメチルエーテルは浸透性の向上に、グリセリン、ジエチレングリコールはヘッドの乾燥防止に好ましく用いることができる。
界面活性剤としては、アニオン性界面活性剤として、脂肪酸塩、アルキル硫酸塩、アルキル硫酸エステル、アルキルベンゼンスルホン酸塩、アルキルナフタレンスルホン酸塩、ジアルキルスルホコハク酸塩、アルキルリン酸エステル塩、アルキルナフタレンスルホン酸ホルマリン縮合物、ポリオキシエチレンアルキル硫酸エステル塩等が挙げられる。またノニオン性界面活性剤として、ポリオキシエチレンアルキルエーテル、ポリオキシエチレンアルキルフェニルエーテル、ポリオキシエチレン脂肪酸エステル、ソルビタン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレンアルキルアミン、グリセリン脂肪酸エステル、オキシエチレンオキシプロピレンブロックコポリマー等が挙げられる。
分散剤としては、リグニンスルホン酸塩、アルキルベンゼンスルホン酸塩、アルキルナフタレンスルホン酸塩、クレオソート油スルホン酸塩のホルマリン縮合物、クレゾールスルホン酸塩と2−ナフトール−6−スルホン酸塩のホルマリン縮合物、クレゾールスルホン酸塩のホルマリン縮合物、フエノールスルホン酸塩のホルマリン縮合物、β−ナフトールスルホン酸塩のホルマリン縮合物、β−ナフタリンスルホン酸塩とβ−ナフトールスルホン酸塩のホルマリン縮合物、リグニンスルホン酸塩及びそのホルマリン縮合物などが挙げられる。
界面活性剤や分散剤の添加量は、染料に対して、質量基準で0.1〜3倍、好ましくは0.5〜1.5倍である。0.1倍より少ないと効果が少なく、3倍より多いと染着性に影響を及ぼす場合がある。
防かび剤としては、安息香酸ナトリウム、ペンタクロロフェノールナトリウム、2−ピリジンチオール−1−オキサイドナトリウム、ソルビン酸ナトリウム、デヒドロ酢酸ナトリウム、1,2−ジベンジソチアゾリン−3−オン(アビシア社のプロキセルCRL、プロキセルBDN、プロキセルGXL)等が使用できる。
pH調整剤としては、インクの保存安定性向上のため、pHを6.0〜12.0の範囲に制御できるものであれば特に限定されない。その例としては、ジエタノールアミン、トリエタノールアミン、水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、水酸化アンモニウム、炭酸リチウム、炭酸ナトリウム、炭酸カリウム等が挙げられる。
消泡剤としては、高酸化油系、グリセリン脂肪酸エステル系、フッ素系、シリコーン系化合物等が挙げられる。
インクジェットインクは、上記の材料を適宜混合しボールミル、サンドミルなどで分散して作製する。
インクの体積平均粒径は50〜800nmとするが、好ましくは100〜400nmである。50nm以下では分散安定性が低下するし、800nm以上ではヘッドのつまりなどが発生しやすくなる。インクの粘度は2〜18mPa・sが好ましく、4〜10mmPa・sが更に好ましい。
オイル系インクの場合は、溶剤にアイソパーC、アイソパーE、アイソパーG、アイソパーH、アイソパーL、アイソパーM、アイソパーV、ソルベッソ100、ソルベッソ150、ソルベッソ200、エクソール100/140、エクソールD30、エクソールD40、エクソールD80、エクソールD110、エクソールD130(エクソンモービル社製)(エクソン化学社製)などのイソパラフィン系溶剤や、KF96 1〜10000cst(信越シリコン社製)、SH200、SH344(東レシリコン社製)、TSF451(東芝シリコン社製)などのシリコーン系溶剤を用いる点以外は、水系インクの場合と同様に分散して作製することができる。
インクジェットインクは液の粘性が低いので滲みが生じやすい。そこで高画質化のため印字前に布帛に滲み防止の前処理を行うことも有効である。前処理剤としては、塩化カリウム、塩化カルシウムなどの水溶性金属塩、4級アンモニウム塩のポリマーなどのポリカチオン化合物、カルボキシメチルセルロース、ポリビニルアルコールなどの水溶性高分子など、公知の一般的な材料を用いることができる。
電子写真トナーの場合は液体トナー(液体現像剤)、乾式トナー(乾式現像剤)のどちらの場合でも好ましく印字、捺染できる。
液体トナーの担体液は、高抵抗で低誘電率のものが良く、イソパラフィン系炭化水素、シリコーン系オイル等が良好である。イソパラフィン系炭化水素としては、アイソパーC、アイソパーE、アイソパーG、アイソパーH、アイソパーL、アイソパーM、アイソパーV、ソルベッソ100、ソルベッソ150、ソルベッソ200、エクソール100/140、エクソールD30、エクソールD40、エクソールD80、エクソールD110、エクソールD130(以上エクソンモービル社製)(エクソン化学社製)などがある。
シリコーン系オイルとしては、KF96 1〜10000cst(信越シリコン社製)、SH200、SH344(東レシリコン社製)、TSF451(東芝シリコン社製)などが挙げられる。
担体液の沸点は100〜350℃が望ましい。100℃未満では転写前に溶剤が揮発しやすく、転写性向上の効果の低減や、臭気、安全性の問題が生じるし、揮発溶剤蒸気が作業者にとって好ましくない。また350℃を超えると、溶剤が揮発しにくく、発色工程で溶剤が除去できず発色特性に問題が生じる。350℃以下であれば、後工程の加熱、スチーミングの段階で蒸発させることができる。
液体トナー用の分散用樹脂としては、下記一般式(1)で表されるビニルモノマーAと、下記一般式(2)で表されるビニルモノマー及びビニルピリジン、ビニルピロリドン、エチレングリコールジメタクリレート、スチレン、ジビニルベンゼン、ビニルトルエンより選ばれるビニルモノマーBから選ばれた1種又は2種以上のモノマーの共重合体やグラフト共重合体が挙げられる。
一般式(1) CH=CRCOOC2n+1
(上記式中、RはH又はCHを表し、nは6〜20の整数を表す。)

一般式(2) CH=CRCOOR
(上記式中、RはH又はCHを表し、RはH又は炭素数が1〜4のアルキル基を
表す。)
液体トナー用、乾式トナー用ともに、樹脂の一部にアルカリ可溶性樹脂又は水溶性樹脂を含有させると、発色固着処理、水洗、ソーピング処理工程でトナー中の樹脂が溶解して布から脱離するため、風合の良好な捺染布が得られる。
アルカリ可溶性樹脂又は水溶性樹脂の含有割合は、樹脂全体の10〜80質量%が好ましい。更に好ましくは40〜70質量%である。アルカリ可溶性樹脂又は水溶性樹脂分が多いとトナーの帯電性が低下し、アルカリ可溶性樹脂又は水溶性樹脂分が少ないと風合が低下する。
アルカリ可溶性樹脂又は水溶性樹脂は、水溶性メラミン樹脂、水溶性ロジン変性樹脂、水溶性ポリエステル樹脂、水溶性アクリル樹脂、水溶性エポキシ樹脂、ポリビニルアルコール、ポリビニルピロリドン、ポリエチレンイミン、カルボキシメチルセルロース、アルギン酸ソーダ、コラーゲン、ゼラチン、デンプン、キトサン等が挙げられる。
市販品としては、クラレ社製ポバール(PVA)、イソバン(イソブチレン/マレイン酸樹脂)、ハリマ化成社製ネオトール、ハリディプ(アルキッド樹脂、アクリル樹脂)、日本合成化学社製エコアティ(PVA)、ナガセケムテックス社製デコナール(エポキシ樹脂)、日本純薬社製ジュリアー(アクリル樹脂)、カブセン(ポリエステル樹脂)などが挙げられる。
アルカリ可溶性樹脂、水溶性樹脂以外の結着用樹脂としては、乾式トナーではスチレン・アクリル樹脂、ポリエステル樹脂、エポキシ樹脂等が挙げられる。
また、液体トナーではポリオレフィン樹脂、エポキシ樹脂、ポリエステル樹脂等が挙げられる。
アルカリ可溶性樹脂、水溶性樹脂及び結着用樹脂の酸価は0〜2000mg/KOHであることが望ましく、2000mg/KOHより高いと現像特性が低下する。
乾式捺染トナーの場合、体積平均粒径は3〜20μmが望ましい。3μm未満ではチリが生じ、20μmを超えると色彩、解像性が悪くなる。体積平均粒径の測定は、一般的に採用されているコールターカウンター法で行う。即ち、トナーを電解質溶液中に分散し、小孔の開いた隔壁の両側から電圧を掛ける。小孔から粒子体積分の電解質溶液が排除されるため、左右の電極間の電気抵抗が瞬間的に増し、電圧パルスを生じる。このパルス数と大きさから粒度分布を求める。
液体捺染トナーの場合、ζ電位は10〜200mVが好ましい。ζ電位が10mVよりも低いとトナー粒子が凝集したり、電気泳動性が低下し地汚れしたり、濃度が低下する。またζ電位が200mVよりも高いと感光体付着量が低下し濃度が低下する場合がある。
液体捺染トナーの体積平均粒径は0.1〜5μmが望ましい。0.1μm未満では十分な濃度が得られない場合やニジミが発生しやすくなる場合があり、5μmを超えると色彩や解像性が悪くなる場合がある。
感光体に現像後、転写ローラで0.1〜3Kg/cmの圧力を掛けて転写した場合、平滑性の悪い転写紙や捺染の場合は転写性が向上し、高濃度の画像を形成できる。
また、中間転写体を用いて転写する場合も、更に高い圧力が掛けられるため、転写性が向上する。しかし、中間転写体を用いない場合よりも転写時の溶剤量が少なくなるため、捺染の場合は、2次転写前に中間転写体上に脂肪族炭化水素やシリコーンオイル等の溶剤を吹き付け転写に必要な溶剤量を確保することが望ましい。溶剤の吹き付け量は0.20〜0.70mg/cm程度が良好である。
また、捺染の場合、濃度の向上のため現像剤付着量を上げたり、現像後リバースローラの溶剤スクイズ量を少なくすることにより、感光体上の現像剤量を多くして布への溶剤染込み量を増やすと効果がある。
転写電圧は、直接布帛に転写する場合は、絶対値で1000〜7000V、中間転写を用いる場合は、1次転写100〜1000V、2次転写300〜7000Vが望ましい。
図4は、電子写真方式の装置の一例を示す図である。帯電電圧付与部材により感光体に電荷を与え、露光により非画像部の電荷を消去する。感光体はセレン感光体、有機感光体、アモルファスシリコン感光体が使用できる。感光体の表面電位は400〜1600Vの範囲が好ましい。感光体の電荷の残っている潜像を現像ローラから供給される液体現像剤により現像し、リバースローラで余剰の現像液を除去し、転写電圧付与部剤によりトナーの電荷と逆電荷の電圧を掛け捺染布に転写させる。
現像ローラは感光体と順方向に回転し、リバースローラは逆方向に回転させ、感光体に対する線速は現像ローラが1.2〜6倍、リバースローラの線速は1.2〜4倍が効果的である。ローラと感光体のギャップは50〜250μm、リバースローラのギャップは30〜150μmが好ましい。転写電圧は500〜4000Vの範囲が好ましい。
布に転写されずに感光体に残ったトナーをクリーニングブレード、クリーニングローラで除去した後、感光体を除電する。
また画像部の電荷を消去し非画像部の電荷を残す現像方式でも同様に捺染できる。
図5は図4の転写電圧付与部材を、チャージャー方式からローラ方式にした例である。チャージャー方式に比べて転写時に圧力を付与できるため、表面性の荒れた凹凸の大きい布の場合でも転写性が良好である。転写圧は0.1〜3Kg/cmが好ましい。
図6は図5の装置に中間転写部材(中間転写ローラ)を追加した例である。図5の装置よりも更に高い転写圧力を付与できるため、表面性の荒れた凹凸の大きい布の場合でも転写性が良好である。一次転写圧は0.1〜3Kg/cm、二次転写圧は0.1〜5Kg/cmが好ましい。ただし、中間転写部材への一次転写時にトナー中の溶剤成分が少なくなり、中間転写部材から布への二次転写に必要な溶剤量が少なくなることがあるため、二次転写前に中間転写部材に溶剤を吹きかける工程を追加すると効果的である。
電子写真乾式捺染トナーは、着色剤、樹脂、帯電制御剤を混合し、ブスコニーダなどの混練機で混練した後、粗粉砕、微粉砕し、所定の粒径になるように粗紛、微紛をカットすることにより得られる。
電子写真液体捺染トナーは、着色剤、樹脂、担体液をボールミル、キティーミル、ディスクミル、ピンミルなどの分散機に投入し、分散、混練して濃縮トナーを調製し、これを担持液中に分散させることにより得ることができる。
乾式トナーにおける着色剤、樹脂、帯電制御剤の濃度は、適宜決定すればよいが、例えば着色剤5〜15質量%、樹脂80〜95質量%、帯電制御剤1〜10質量%である。
また液体トナー(コンクトナー)の場合は、着色剤5〜10質量%、樹脂5〜20質量%、担体液70〜95質量%、帯電制御剤0.1〜1質量%である。
また、本発明の捺染方法を前記有版捺染に適用する場合の有版捺染インクは、着色剤、捺染糊、分散剤、水をボールミル、ビーズミルなどの分散機に投入し、分散、混練させることにより得ることができる。捺染糊はカルボキシメチルセルロース(CMC)、グアーガム、タマリンドガム、アルギン酸ナトリウムなどが用いられる。分散剤はナフタレンスルフォン酸ホルマリン縮合物(花王:デモール)などが用いられる。
有版捺染インクにおける着色剤、捺染糊、分散剤、水の濃度は適宜決定すればよいが、例えば着色剤10〜25質量%、捺染糊15〜40質量%、分散剤1〜5質量%、水60〜80%である。
以下、実施例及び比較例を示して本発明を更に具体的に説明するが、本発明はこれらの実施例により何ら限定されるものではない。
なお、各実施例及び比較例の捺染は、コットン(綿)、ポリエステル、シルク、コットンとポリエステルの50:50混紡の4種類の布帛に対して行った。
また例中の「部」及び「%」は特に断りのない限り「質量部」及び「質量%」である。
(実施例1)
下記処方の材料をサンドミルに入れて3時間分散させた後、純水を25部加えて1時間分散させ、インクを得た。

・表1の染料A(純度98%品) 5部
・グリセリン 5部
・ジエチレングリコール 15部
・分散剤(DISPERBYK−198:ビックケミー社製) 0.5部
・界面活性剤(ポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸エステル) 0.4部
(花王社製、レオドール TW−P120)
・防かび剤(サンパックAP:三愛石油社製) 0.5部
・pH調整剤(水酸化リチウム) 0.1部
・純水 48.5部

上記インクを、図2の装置を用いて、リコー社製70W(A4)ペーパーに印字した。この印字画像と布帛を重ね、大臣PRESSER UN−3338M(ユニーク社製)により転写圧100KPa、200℃、1分の条件で加熱転写させた。
(実施例2)
下記処方の材料をピンミルに入れて10時間分散させた後、更にアイソパーHを23部加えて1時間分散させ、濃縮トナーを得た。

・表1の染料B(純度95%品) 7部
・ラウリルメタクリレート/メチルメタアクリルレート/メタクリル酸
(80/10/10)共重合体のアイソパーH20%溶液 30部
(リコー社内作成樹脂)
・ロジン変性フェノール樹脂(荒川化学社製、タマノル135) 10部
・アイソパーH(エクソンモービル社製) 29部
・荷電制御剤(ナフテン酸ジルコニウム) 1部

上記濃縮トナー100gとアイソパーH1Lを混合した現像剤を用いて、図4の装置により、リコー社製70W(A4)ペーパーに印字した。この印字画像と布帛を重ね、大臣PRESSER UN−3338Mにより、転写圧100KPa、190℃、1分の条件で加熱転写させた。
(実施例3)
下記処方の材料をブスコニーダで混練した後、冷却した。次いで、パルペライザーで粗粉砕し、更にジェットミルで微粉砕した後、分級して、乾式トナーを得た。

・表1の染料C(純度85%品) 20部
・スチレン・アクリル樹脂(スチレン/アクリル=60/40) 78部
(三菱レーヨン社製、SR2411)
・荷電制御剤(サリチル酸誘導体の金属錯体) 2部
(オリエント化学社製 ボントロンE−84)

上記トナーを用いて、リコー社製乾式プリンタIPSiO SP6210でポリイミドフィルムに印字した。この印字画像と布帛を重ね、大臣PRESSER UN−3338Mにより転写圧100KPa、180℃、2分の条件で加熱転写させた。
(実施例4)
下記処方の材料をボールミルに入れて24時間分散させた後、更にアイソパーHを22部加えて1時間分散させ、濃縮トナーを得た。

・表1の染料F(純度90%) 8部
・エポキシ変性樹脂エピコート802(ジャパンエポキシレジン社製) 10部
・ステアリルメタクリレート/メチルメタアクリルレート/メタクリル酸
(80/10/10)共重合体のアイソパーH20%溶液 20部
(リコー社内作製樹脂)
・アイソパーH(エクソンモービル社製) 35部
・荷電制御剤(オクタン酸ジルコニウム) 5部

上記濃縮トナー100gとアイソパーH1Lを混合した現像剤を用いて、図5の装置により、布帛に直接電子写真方式でデジタル捺染を行った。次いで、HTスチーミング法により、130℃で染着処理を行い、アニオン系界面活性剤(センカ社製、センカノール)2g/Lにより80℃で5分間処理した。
(実施例5)
下記処方の材料をサンドミルに入れて3時間分散させた後、純水を25部加えて1時間分散させ、インクを得た。

・表1の染料G(純度98%) 6部
・グリセリン 6部
・ジエチレングリコール 14部
・分散剤(DISPERBYK−198:ビックケミー社製) 0.6部
・界面活性剤(ポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸エステル) 0.3部
(花王社製、レオドール TW−P120)
・防かび剤(サンパックAP:三愛石油社製) 0.5部
・pH調整剤(水酸化リチウム) 0.1部
・純水 47.5部

上記インクを用いて、図2の装置により布帛に対し直接インクジェット方式でデジタル捺染を行った。次いで、HTスチーミング法により170℃で染着処理を行い、アニオン系界面活性剤(センカ社製、センカノール)2g/Lにより、80℃で5分間処理した。
(実施例6)
下記処方の材料をサンドミルに入れて3時間分散させた後、純水を25部加えて3時間分散させ、インクを得た。

・表1の染料D(純度98%品) 5部
・グリセリン 5部
・ジエチレングリコール 15部
・分散剤(クレオソート油スルホン酸Naのホルマリン縮合物) 0.5部
(花王社製、デモール)
・界面活性剤(ポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸エステル) 0.4部
(花王社製、レオドール TW−P120)
・防かび剤(サンパックAP:三愛石油社製) 0.5部
・pH調整剤(水酸化リチウム) 0.1部
・純水 48.5部

上記インクを用いて、図2の装置によりプラズマ処理ポリイミド(東レ・デュポン社製、カプトン)に印字した。この印字画像と布帛を重ね、大臣PRESSER UN−3338Mにより転写圧100KPa、190℃、1分の条件で加熱転写させた。
(実施例7)
下記処方の材料をサンドミルに入れて3時間分散させた後、純水を20部加えて2時間分散させ、インクを得た。

・表1の染料E(純度93%品) 10部
・グリセリン 5部
・ジエチレングリコール 10部
・N−メチル−2−ピロリドン 5部
・分散剤(DISPERBYK−198:ビックケミー社製) 0.5部
・界面活性剤(ポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸エステル) 0.4部
(花王社製、レオドール TW−P120)
・防かび剤(サンパックAP:三愛石油社製) 0.5部
・pH調整剤(水酸化リチウム) 0.1部
・純水 48.5部

上記インクを用いて、図3の装置により加熱転写させた。中間転写ベルトにはPFA(ダイキン工業社製、ネオフロンフッ素樹脂フィルム)を用い、加熱部温度を210℃とした。
(実施例8)
下記処方の材料をサンドミルに入れて8時間分散させた後、更にエクソールD30(エクソンモービル社製)を23部加えて1時間分散させ、濃縮トナーを得た。

・表1の染料H(純度65%品) 12部
・ラウリルメタクリレート/メチルメタアクリルレート/メタクリル酸
(80/10/10)共重合体のアイソパーH20%溶液 30部
(リコー社内作製樹脂)
・ポリエチレン樹脂(三洋化成社製、サンワックス171P) 3部
・アイソパーH(エクソンモービル社製) 30部
・荷電制御剤(ナフテン酸ジルコニウム) 2部

上記濃縮トナー100gとアイソパーH1Lを混合した現像剤を用いて、図6の装置で加熱転写させた。中間転写ローラにはPFA(ダイキン工業社製、ネオフロンフッ素樹脂フィルム)を用い、加熱部温度を200℃とした。
(実施例9)
下記処方の材料をサンドミルに入れて3時間分散させた後、純水を23部加えて3時間分散させ、インクを得た。

・表1の染料I(純度98%品) 3部
・表1の染料J(純度98%品) 2部
・表1の染料K(純度98%品) 2部
・グリセリン 5部
・ジエチレングリコール 15部
・分散剤(クレオソート油スルホン酸Naのホルマリン縮合物) 0.5部
(花王社製、デモール)
・界面活性剤(ポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸エステル) 0.4部
(花王社製、レオドール TW−P120)
・防かび剤(サンパックAP:三愛石油社製) 0.5部
・pH調整剤(水酸化リチウム) 0.1部
・純水 48.5部

上記インクを用いて、図2の装置により布帛に対し直接インクジェット方式でデジタル捺染を行った。次いで、HTスチーミング法により170℃で染着処理を行い、アニオン系界面活性剤(センカ社製、センカノール)2g/Lにより、80℃で5分間処理した。
(実施例10)
実施例5と同じインクを使用し、図2の装置により、中越パルプ社製雷鳥ダルアートN(A3)に印字した。この印字画像を布帛に重ね、大臣PRESSER UN−3338M型により、転写圧100KPa、200℃、1分の条件で加熱転写させた。次いで、HTスチーミング法により170℃で染着処理を行い、アニオン系界面活性剤(センカ社製、センカノール)2g/Lにより、80℃で5分間処理した。
(実施例11)
実施例1と同じインクを使用し、図2の装置により、ポリイミドフィルム〔東レ・デュポン社製、カプトン(登録商標)〕に印字した。この印字画像を布帛に重ね、大臣PRESSER UN−3338Mにより、転写圧100kPa、190℃、1分の条件で加熱転写させた。
(実施例12)
実施例1と同じインクを使用し、図3の装置により、中越パルプ社製雷鳥ダルアートN(A3)に印字した。この印字画像を布帛に重ね、大臣PRESSER UN−3338Mにより、転写圧50kPa、200℃、1分の条件で加熱転写させた。
(実施例13)
実施例10と同じインクを使用し、図3の装置により、中越パルプ社製雷鳥ダルアートN(A3)に印字した。この印字画像を布帛に重ね、大臣PRESSER UN−3338Mにより、転写圧50kPa、200℃、1分の条件で加熱転写させた。
(実施例14)
下記処方の材料をボールミルに入れて12時間分散させ、インクを得た。

・表1の染料K(純度50%品) 20部
・アルギン酸ナトリウム20%溶液 30部
・分散剤(クレオソート油スルホン酸Naのホルマリン縮合物:花王デモール)5部
・水 45部

上記インクを用いてスクリーン捺染装置により布帛に対し捺染を行った。次いで、HTスチーミング法により170℃で染着処理を行い、アニオン系界面活性剤(センカ社製、センカノール)2g/Lにより、80℃で5分間処理した。
(比較例1)
実施例1の染料Aをディスパースブルー60に変えた点以外は、実施例1と同様にして捺染を行った。
(比較例2)
実施例2の染料Bをディスパースイエロー54に変えた点以外は、実施例2と同様にして捺染を行った。
(比較例3)
実施例4の染料Fをリアクティブブラック1に変え、印字後に、ケイ酸ソーダ(45〜48°ボーメ)を塗布し、20時間放置した後、水洗し、アニオン系界面活性剤(センカ社製、センカノール)2g/Lにより、80℃で5分間処理した点以外は、実施例4と同様にして捺染を行った。
(比較例4)
実施例5の染料Gをアシッドブルー80に変え、印字後に、1%酢酸を塗布し、70℃で1時間で処理した後、アニオン系界面活性剤(センカ社製、センカノール)2g/Lにより80℃で5分間処理した点以外は、実施例5と同様にして捺染を行った。
(比較例5)
実施例1の染料Aをアシッドブルー40に変えた点以外は実施例1と同様にして捺染を行った。なお、アシッドブルー40は示唆熱分析における吸熱ピークが無く液化しない。
(比較例6)
実施例1の染料Aをソルベントブラック3に変えた点以外は実施例1と同様にして捺染を行った。なお、ソルベントブラック3は示唆熱分析における吸熱ピークが無く液化しない。
(比較例7)
実施例1と同じインクを使用し、図2の装置により、リコー社製70W(A4)ペーパーに印字した。この印字画像を布帛に重ね、大臣PRESSER UN−3338Mにより転写圧40KPa、200℃、5分の条件で加熱転写させた。
(比較例8)
実施例1と同じインクを使用し、図2の装置により、リコー社製70W(A4)ペーパーに印字した。この印字画像を布帛に重ね、大臣PRESSER UN−3338Mにより転写圧200KPa、140℃、5分の条件で加熱転写させた。
(比較例9)
実施例1の染料Aをディスパースイエロー23に変えた点以外は、実施例1と同様にして捺染を行った。
上記各実施例及び比較例の捺染後の布帛について、洗濯堅牢度試験(JIS L 0844)に準じた方法で色落ち、染着性を調べた。
洗濯堅牢度試験前と試験後の捺染濃度をX−Rite社製のX−Rite濃度計で測定し、下記式により染着性を算出し、下記の基準で評価した。洗濯堅牢度試験後の捺染濃度と染着性の評価結果を纏めて表2に示す。なお、比較例5の染着性欄の「−」は1%未満で判定不能であることを示す。

染着性=(洗濯堅牢度試験後濃度/洗濯堅牢度試験前濃度)×100%

〔評価基準〕
○:99%以上
△:90%以上、99%未満
×:90%未満
Figure 2015129364
表2中の「布帛1」はコットン(綿)、「布帛2」はポリエステル、「布帛3」はシルク、「布帛4」はコットンとポリエステルの50:50混紡を表す。
表2の結果から明らかなように、本発明の捺染方法により、植物繊維、合成繊維、動物繊維のいずれにも染着、捺染することができた。
これに対し、比較例では、特定の繊維への染着性は良好であるが、各種繊維に対応することはできなかった。
特開2005−029900号公報 特開2012−251062号公報 特許第4071447号公報 特許第4865372号公報

Claims (9)

  1. 下記一般式で表わされる染料を含有する捺染用材料を用いて布帛に捺染することを特徴とする捺染方法。
    Figure 2015129364
    (上記式中、R〜R16は、H、CH、OH、NHC、COOH、SOH、SONa、NO、又はNHである。)
  2. 前記布帛が綿又は絹を主成分とする天然繊維であることを特徴とする請求項1に記載の捺染方法。
  3. 前記染料が加熱により液化する染料であることを特徴とする請求項1又は2に記載の捺染方法。
  4. 前記捺染用材料が、デジタル捺染用インクジェットインクであることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の捺染方法。
  5. 前記捺染用材料が、デジタル捺染用電子写真トナーであることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の捺染方法。
  6. 前記捺染用材料を用いて、中間転写体に画像を形成した後、該画像を布帛に加熱転写することを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載の捺染方法。
  7. 前記捺染用材料を用いて、布帛に直接画像を形成し捺染することを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載の捺染方法。
  8. 下記一般式で表わされる加熱により液化する染料を含有することを特徴とするデジタル捺染用インクジェットインク。
    Figure 2015129364
    (上記式中、R〜R16は、H、CH、OH、NHC、COOH、SOH、SONa、NO、又はNHである。)
  9. 下記一般式で表わされる加熱により液化する染料を含有することを特徴とするデジタル捺染用電子写真トナー。
    Figure 2015129364
    (上記式中、R〜R16は、H、CH、OH、NHC、COOH、SOH、SONa、NO、又はNHである。)
JP2014171520A 2013-12-03 2014-08-26 捺染方法、捺染用インクジェットインク、捺染用電子写真トナー Pending JP2015129364A (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014171520A JP2015129364A (ja) 2013-12-03 2014-08-26 捺染方法、捺染用インクジェットインク、捺染用電子写真トナー
US14/556,693 US9605378B2 (en) 2013-12-03 2014-12-01 Textile printing method, inkjet ink for textile printing, and electrophotographic toner for textile printing

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013250227 2013-12-03
JP2013250227 2013-12-03
JP2014171520A JP2015129364A (ja) 2013-12-03 2014-08-26 捺染方法、捺染用インクジェットインク、捺染用電子写真トナー

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2015129364A true JP2015129364A (ja) 2015-07-16

Family

ID=53264881

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2014171520A Pending JP2015129364A (ja) 2013-12-03 2014-08-26 捺染方法、捺染用インクジェットインク、捺染用電子写真トナー

Country Status (2)

Country Link
US (1) US9605378B2 (ja)
JP (1) JP2015129364A (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016159632A (ja) * 2015-03-04 2016-09-05 ゼロックス コーポレイションXerox Corporation 電磁気インクを非電磁気インクの画像に塗布するシステムおよび方法
JP2019028440A (ja) * 2017-07-26 2019-02-21 株式会社沖データ 画像形成装置
US10942464B2 (en) 2017-03-20 2021-03-09 Esprix Technologies, LP. Ames negative sublimation toner
KR102230411B1 (ko) * 2020-08-26 2021-03-22 주식회사 아트임팩트 바나나 원단의 디지털 텍스타일 프린팅 방법, 바나나 직물 및 이를 포함하는 패션 잡화
KR20220064775A (ko) * 2020-11-12 2022-05-19 김도형 디지털 텍스타일 프린팅 방법

Families Citing this family (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR102270307B1 (ko) * 2017-10-13 2021-06-29 에이치피 인디고 비.브이. 직물에의 액체 전자 사진 인쇄
WO2019133691A1 (en) * 2017-12-27 2019-07-04 Esprix Technologies, LP. Decorative imaging process using fibrous nib markers with specific disperse dye compositions
CN108997843B (zh) * 2018-01-03 2022-08-05 上海兴康超纤新材料有限公司 一种用于超纤染色的环保型水性色浆及其制备方法
CA3120742A1 (en) 2018-11-26 2020-06-04 Esprix Technologies, LP. Dye sublimation ink composition and processes for use with stamp pads
JP7375306B2 (ja) * 2019-02-27 2023-11-08 セイコーエプソン株式会社 捺染用インクジェットインク組成物及び捺染方法
US20220097413A1 (en) * 2020-09-30 2022-03-31 Wei-Kuang Hou Garment Printing Apparatus and Method Thereof for Improving Color Fastness and Color Shadings

Family Cites Families (37)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS56134286A (en) 1980-03-18 1981-10-20 Toppan Printing Co Ltd Dyeing method
DE3401881A1 (de) * 1984-01-20 1985-09-26 Cassella Ag, 6000 Frankfurt Bisazofarbstoffe, verfahren zu ihrer herstellung und ihre verwendung
DE3910459A1 (de) 1988-04-02 1989-10-19 Ricoh Kk Bildfixierungseinheit zur verwendung in einem elektrophotographischen nasskopiergeraet
DE3910481A1 (de) 1988-04-02 1989-10-19 Ricoh Kk Bildfixierungseinheit zur verwendung in einem elektrophotographischen nasskopiergeraet
US4987457A (en) 1989-01-12 1991-01-22 Ricoh Company, Ltd. Fixing method for a wet process copier
US5155534A (en) 1989-09-29 1992-10-13 Ricoh Company, Ltd. Apparatus for forming and developing latent electrostatic images with liquid developer and release agent
JPH03152282A (ja) 1989-11-07 1991-06-28 Kenichi Furukawa 昇華転写捺染法
JPH06138793A (ja) 1992-08-25 1994-05-20 Ricoh Co Ltd 定着装置
JP2995135B2 (ja) 1993-11-15 1999-12-27 キヤノン株式会社 インクジェット捺染方法
JPH07278482A (ja) 1994-04-13 1995-10-24 Nippon Kayaku Co Ltd インクジェットプリント用インク組成物及びこれを用いる染色法
US5534379A (en) * 1994-06-20 1996-07-09 Xerox Corporation Environmentally friendly toner composition
JP3246256B2 (ja) 1995-02-22 2002-01-15 東レ株式会社 染色布帛およびインクジェット染色方法
JPH09281753A (ja) 1996-04-10 1997-10-31 Ricoh Co Ltd トナー画像定着方法・トナー画像定着装置・画像形成ユニットおよび画像形成装置
JPH10195776A (ja) 1996-12-27 1998-07-28 Canon Inc インクジェット捺染用布帛及び捺染方法
JP4071447B2 (ja) 2001-02-22 2008-04-02 株式会社リコー 捺染用電子写真液体現像剤及びそれを用いた捺染方法
JP4767451B2 (ja) 2001-08-09 2011-09-07 帝国繊維株式会社 セルロース系繊維とポリエステル系繊維とからなる繊維製品の捺染方法
JP2003096340A (ja) 2001-09-19 2003-04-03 Konica Corp インクジェット捺染用蛍光インク及びそれを用いたインクジェット捺染方法
JP4354164B2 (ja) 2002-09-20 2009-10-28 株式会社リコー 画像形成装置
JP2005029900A (ja) 2003-07-07 2005-02-03 Matsui Shikiso Chem Co Ltd 転写捺染物とその製造方法
US7713622B2 (en) 2004-11-02 2010-05-11 Ricoh Company, Ltd. Fixing solution, capsule structure, fixing method, fixing device and image forming apparatus
JP4413818B2 (ja) 2005-05-20 2010-02-10 株式会社リコー 定着液及びトナーの定着装置
JP4960630B2 (ja) 2005-12-28 2012-06-27 株式会社リコー 定着液、トナーの定着方法、トナーの定着装置、画像形成方法、及び画像形成装置
JP4302700B2 (ja) 2006-02-16 2009-07-29 株式会社リコー 定着装置及び画像形成装置
JP4865372B2 (ja) 2006-03-16 2012-02-01 株式会社リコー 電子写真捺染方法
JP4531717B2 (ja) 2006-04-17 2010-08-25 株式会社リコー 定着液、定着方法、定着装置、画像形成方法及び画像形成装置
JP4410226B2 (ja) 2006-08-31 2010-02-03 株式会社リコー 定着装置及び画像形成装置
US7813689B2 (en) 2006-09-08 2010-10-12 Ricoh Company, Ltd. Fixing device and image forming apparatus
JP4276269B2 (ja) 2007-02-09 2009-06-10 株式会社リコー 定着装置及び画像形成装置
JP4948290B2 (ja) 2007-06-29 2012-06-06 株式会社リコー 定着装置
JP5233369B2 (ja) 2008-04-01 2013-07-10 株式会社リコー 画像形成装置
JP4795379B2 (ja) 2008-04-10 2011-10-19 株式会社リコー 定着液、定着方法、定着装置、画像形成方法及び画像形成装置
JP5201065B2 (ja) 2008-11-18 2013-06-05 株式会社リコー 定着液、定着方法、画像形成方法、定着装置及び画像形成装置
JP5054071B2 (ja) 2009-02-13 2012-10-24 株式会社リコー 定着装置、画像形成装置及び定着液保存容器
JP2011215563A (ja) 2009-07-01 2011-10-27 Ricoh Co Ltd 定着液、定着方法、定着装置、画像形成方法及び画像形成装置
JP2011215564A (ja) 2009-07-01 2011-10-27 Ricoh Co Ltd 定着液、定着方法、定着装置、画像形成方法及び画像形成装置
JP2011203712A (ja) 2010-03-04 2011-10-13 Ricoh Co Ltd 定着装置及び画像形成装置
JP5837765B2 (ja) 2011-06-02 2015-12-24 株式会社松井色素化学工業所 インクジェット捺染用インク

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016159632A (ja) * 2015-03-04 2016-09-05 ゼロックス コーポレイションXerox Corporation 電磁気インクを非電磁気インクの画像に塗布するシステムおよび方法
US10942464B2 (en) 2017-03-20 2021-03-09 Esprix Technologies, LP. Ames negative sublimation toner
JP2019028440A (ja) * 2017-07-26 2019-02-21 株式会社沖データ 画像形成装置
JP7035764B2 (ja) 2017-07-26 2022-03-15 沖電気工業株式会社 画像形成装置
KR102230411B1 (ko) * 2020-08-26 2021-03-22 주식회사 아트임팩트 바나나 원단의 디지털 텍스타일 프린팅 방법, 바나나 직물 및 이를 포함하는 패션 잡화
KR20220064775A (ko) * 2020-11-12 2022-05-19 김도형 디지털 텍스타일 프린팅 방법
KR102437727B1 (ko) * 2020-11-12 2022-08-26 김도형 디지털 텍스타일 프린팅 방법

Also Published As

Publication number Publication date
US20150152591A1 (en) 2015-06-04
US9605378B2 (en) 2017-03-28

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2015129364A (ja) 捺染方法、捺染用インクジェットインク、捺染用電子写真トナー
TWI303265B (ja)
JPS6245360B2 (ja)
JP4051006B2 (ja) 記録材料及びそれを用いた画像形成方法
JP2006208986A (ja) 電子写真捺染用イエロー現像剤及びその捺染方法
CN101315529B (zh) 电子照相印刷墨粉、电子照相印刷方法及用于电子照相印刷的液体显影剂
JP4098153B2 (ja) 静電潜像現像用トナーと、これを用いる画像形成方法、装置及びプロセスカートリッジ
JP4663002B2 (ja) 電子写真捺染用液体現像剤と、これを用いる電子写真捺染方法、装置及びプロセスカートリッジ
JP4434871B2 (ja) 電子写真捺染用トナー及び電子写真捺染用液体現像剤並びにそれらを用いる電子写真捺染方法
JP4071447B2 (ja) 捺染用電子写真液体現像剤及びそれを用いた捺染方法
JP4624219B2 (ja) 電子写真捺染用トナーおよび電子写真捺染方法
JP4601037B2 (ja) 電子写真捺染トナー
JP4190218B2 (ja) 不溶性アゾ顔料及び着色組成物
JP4373203B2 (ja) 電子写真捺染方法
JP4546841B2 (ja) 電子写真捺染用ブラック現像剤及び電子写真捺染方法
JP4878698B2 (ja) 記録材料、液体現像剤及びこれを用いる画像形成方法
JP4771899B2 (ja) 電子写真捺染方法
JP2008225291A (ja) 電子写真捺染液体トナー及びその捺染方法
JP4570854B2 (ja) 捺染方法
JP2009098573A (ja) 電子写真捺染用トナー及び電子写真捺染方法
JP2008009376A (ja) 電子写真捺染トナー、電子写真捺染方法、及び電子写真捺染用液体現像剤
JP2002332427A (ja) 捺染用インク及びその捺染方法
JP2006208601A (ja) 電子写真捺染用シアン現像剤及び捺染方法
JP5168456B2 (ja) 電子写真捺染法
JP2008122831A (ja) 電子写真捺染方法