JP4878698B2 - 記録材料、液体現像剤及びこれを用いる画像形成方法 - Google Patents

記録材料、液体現像剤及びこれを用いる画像形成方法 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、記録材料例えば印刷インキ、マーカーインキ、インクジェットインキ、電子インク等、及び、非水系塗料、更には電子写真、静電記録、静電印刷等に用いられる液体現像剤及びその画像形成方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
電子写真用現像剤は、乾式現像剤、液体現像剤に大別されるが、液体現像剤は、そのトナー粒径が小さいことから鮮明な画像が得られる有利さがある。
液体現像剤は、一般には、樹脂と着色剤と荷電制御剤とを高抵抗の非水溶媒中に分散し、粒径0.1〜2.0μm程度のトナー粒子を作ることによって製造されている。液体現像剤は画像形成の方法においても、乾式現像剤を用いたプロセスのように重い鉄粉キャリアを使用しないため、マシンへの負荷が少なく、高速プリントに対応できるメリットがある。しかし、紙等の転写材への定着は、熱ロールによる定着、熱風による定着、紙の裏面から熱板による定着等いろいろな定着法が知られているが、定着時に溶剤蒸気が大気中に放出され、環境上好ましくない場合が多かった。
【0003】
こうしたことから、溶剤蒸気を発生させないために特開平9−208873号公報に記載されているような紫外線硬化を利用したものもあるが、機械が大型になる等問題があった。
【0004】
また、熱ロール定着ロール用の液体現像剤として、特開昭63−301966〜301969号公報、特開昭64−50062〜50067号公報、特開昭64−52167号公報、特開昭64−142560〜142561号公報などに記載されたものがある。これらは低沸点の脂肪族炭化水素が主成分の担体液のため、その脂肪族炭化水素のガスが複写機外に排出されたり、定着ロールに塗布するためのシリコーンオイルを供給しなければならず、そのために複写機が複雑になったり、消耗品点数が増すなどの問題があった。
【0005】
インクジェット記録方式は記録ヘッドからインク液滴を飛翔させて記録紙上にインク粒子を付着、浸透吸収させて記録させる方式で、この方式による記録は低騒音であり、且つ記録の高速化及びカラー化が容易であり、また普通紙が使用できる可能性があるため、近年各種プリンター、ファクシミリ等への応用、開発が盛んに行なわれいる。
【0006】
インクジェット記録用インクとしては油性溶媒に油性染料を溶解させた油性インク、或は水性溶媒に水性染料を溶解させた水性インクが知られている。このうち、油性インクは一般に、記録紙の選択範囲が広く、速乾性(紙への浸透吸収性)、記録紙の耐水性が良く、ノズルの目詰りを少なくなる等の利点を有することが知られているが、上述のようなインクジェット記録方式についてみればノズルでインク中の溶媒が蒸発し、染料がノズルで固化又は凝集し、インク液滴の吐出が行われなくなるという問題点を抱えている。また、油性インクの有機溶媒としては一般に高沸点溶媒が用いられているが、この高沸点溶媒は、記録時の印字濃度が得られないので画像品質が劣るという難点があった。
【0007】
マーカーインキは、従来、比較的沸点の低い有機溶剤に、油溶性染料や顔料などを溶解又は分散させたものが知られており、有機溶剤としては、トルエン、キシレン等の芳香族系溶剤が用いられていた。しかしながら、近年この溶剤の臭気、毒性が問題となり、比較的毒性の低いアルコール、エチレングリコールモノアルキルエーテル(セロソルブ類)、プロピレングリコールモノアルキルエーテルが速乾性マーキング用インキの主溶剤として用いられる様になった。
【0008】
一般に、この種マーカー用インキには、カラー・インデックスに挙げられている種々の油溶性染料が使用され、塩基性染料のロイコベースに有機酸を加えて発色させたものや、塩基性染料のベースを酸性染料或いは脂肪酸で造塩したものや酸性染料をアミン塩としたもの等が使用されることが多い(特公昭49−19175号公報「フェルトペンインキ用色素液の製造法」、特開昭62−174282号公報「油性インキ」、特開昭62−207377号公報「油性マーキングインキ組成物」、特開昭63−75068号公報「アルコール可溶性染料組成物」、及び特開昭64−87677号公報「マーキングインキ組成物」)。しかし、これら従来のものは、臭気、筆記性、経時安定性、人体に対する安全性の点で充分とはいえなかった。
【0009】
電子インクでは、絶縁性液体に分散したインクをセロファンのような用紙に閉じ込め外部からの電界によりインク粒子を移動させ、文字や写真を形成させるものである。インク粒子は、帯電した細かい電子インク粒子であり一定の電圧により移動する。しかし、従来のものは、画像は形成できるもののコントラスト、応答性が十分でなかった。
【0010】
また、非水系塗料は、溶媒としてトルエン、キシレンが使われ、作業環境上好ましくないものであった。近年では、これを改善するためにイソパラフィン系の溶媒を使用した非水系塗料も開発されてきたが、光沢性、耐水性等で十分な品質が得られていなかった。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】
本発明の目的は、良好に分散され、画像濃度が高く、安定して高解像、高色彩の画像が得られる液体現像剤及びこれを用いる画像形成方法を提供することである。また、定着時の溶剤蒸気の発生を抑えた液体現像剤を提供することである。
また本発明は、印刷インク、マーカーインク、塗料、電子インク、インクジェット記録インクの保存性、光沢性、にじみ、耐水性を改善し、また、インクジェットにおいては、ノズルのつまりを改良することを目的とするものであり、さらに電子インクにおいては、コントラスト、応答性の向上を目的とするものである。
【0012】
【課題を解決するための手段】
本発明者らは、前記課題を達成するために、記録材料、塗料、液体現像剤等について鋭意検討を行なってきた結果、担体液として顔料分散性のよい流動パラフィンを含有させより、短時間に顔料或いはトナーの粒子径を小さくでき、解像度の良い画像が得られることを見出した。特に、分散機により初めに流動パラフィンで顔料をある程度まで分散した後、シリコーンを追加しさらに分散を行うことにより、効率良く良好な分散が行えることも見出した。本発明はこれらに基づいてなされたものである。
【0013】
従って、上記課題は下記(1)〜(15)により達成される。
【0019】
着色剤、結着樹脂及び担体液を主成分とする液体現像剤であって、該担体液は、流動パラフィンの含有量が50wt%以上100wt%以下、かつシリコーンオイルの含有量が0wt%以上50wt%以下であり、前記流動パラフィンは引火点が130℃以上、40℃での粘度が3mPa・s以上であることを特徴とする液体現像剤。
【0020】
)前記シリコーンオイルは引火点が210℃以上であることを特徴とする上記(1)に記載の液体現像剤。
【0021】
(3)前記結着樹脂の軟化点が30℃〜120℃であることを特徴とする上記(1)または(2)に記載の液体現像剤。
【0022】
(4)前記樹脂がエチレン/酢酸ビニル共重合体、エチレン/アクリル酸共重合体又はエチレン/アクリル酸エステル共重合体であることを特徴とする上記(1)乃至(3)のいずれかに記載の液体現像剤。
【0023】
(5)前記着色剤が、軟化点30〜120℃の樹脂、又はエチレン/酢酸ビニル共重合体、エチレン/アクリル酸共重合体あるいはエチレン/アクリル酸エステル共重合体から選ばれる樹脂でフラッシング処理されていることを特徴とする上記(1)乃至(4)のいずれかに記載の液体現像剤。
【0024】
)液体現像剤中の樹脂と着色剤の重量が10wt以上%であることを特徴とする上記(1)乃至(5)のいずれかに記載の液体現像剤。
【0025】
)平均粒径が1〜5μmであることを特徴とする上記(1)乃至(6)のいずれかに記載の液体現像剤。
【0026】
)25℃での粘度が10mPa・s以上であることを特徴とする上記(1)乃至(7)のいずれかに記載の液体現像剤。
【0027】
)上記(1)乃至(8)のいずれかに記載の液体現像剤をローラ又はベルト上に薄層に形成し、これを潜像担持体上の静電潜像に付着させて現像を行なうことを特徴とする画像形成方法。
【0028】
10)ローラ又はベルト上に薄層に形成した液体現像剤にコロナ放電を行なった後、これを潜像担持体上の静電潜像に付着させて現像を行なうことを特徴とする上記()記載の画像形成方法。
【0029】
11)潜像担持体上の静電潜像にプリウェット液を付着させた後、現像を行なうことを特徴とする上記(9)又は(10)記載の画像形成方法。
【0030】
12)プリウェット液が上記(1)乃至(8)のいずれかに記載の液体現像剤に用いられる担体液であることを特徴とする上記(11)記載の画像形成方法。
【0031】
13)潜像担持体上の静電潜像を現像した後、トナー像を中間転写体に転写し、さらにこの中間転写体上のトナー像を転写材に転写することを特徴とする上記(9)乃至(12)のいずれかに記載の画像形成方法。
【0032】
14)潜像担持体が撥水・撥油性の表面を有する光導電体であることを特徴とする上記(9)乃至(13)のいずれかに記載の画像形成方法。
【0033】
15)光導電体と液体現像剤との接触角θが、θ≧30°であることを特徴とする上記(14)記載の画像形成方法。
【0034】
【発明の実施の形態】
以下本発明をさらに詳細に説明する。
ここでは便宜上、電子写真方式で用いられる液体現像剤を例にとって説明を進めるが、本発明は電子写真用液体現像剤だけに止まらず、印刷インキ、マーカーインキ、塗料、インクジェット記録用インキ、電子インキをも含むものであり、これらは従来の分散媒を本発明の流動パラフィン、又はこの流動パラフィンとシリコーンオイルとに置換え、或いは混合して使用することによって得ることができる。
【0035】
本発明に使用される流動パラフィンは、好ましくは引火点が130℃以上、40℃での粘度が3mPa・s以上のものであり、更に好ましくは引火点が160℃以上、40℃での粘度が5〜500mPa・sのものである。
【0036】
これらの具体例としては、クリストールJ−52、クリストールJ−72、クリストールJ−102、クリストールJ−142、クリストールJ−172、クリストールJ−202、クリストールJ−262、クリストールJ−322、クリストールJ−352、エッソホワイトオイルM−52、エッソホワイトオイルM−72、エッソホワイトオイルM−82、エッソホワイトオイルM−172、エッソホワイトオイルM−352(以上、エッソ石油社製)などがあげられる。
【0037】
また、同時に使用される引火点210℃以上好ましくは300℃以上のシリコーンオイルとしては、KF96 20〜10000cst(信越シリコン社製)、SH344(東レシリコン社製)、TSF451シリーズ、TSF404(環状ジメチルポリシロキサン)、TSF4704(アミノ変性シリコーン)(以上、東芝シリコン社製)などが挙げられる。
【0038】
これら流動パラフィンとシリコーンオイルの含有比率(重量)は、流動パラフィン50〜100%:シリコーン0〜50%、望ましくは、流動パラフィン70〜95%:シリコーン5〜30%である。流動パラフィンが70%より少ない場合は顔料分散性が悪くなり、分散効率、解像性、色特性が悪くなる。流動パラフィンが95%より多い場合は、定着ローラでのオフセットが悪くなる傾向にある。
【0039】
本発明に使用できる着色剤としては、プリンテックスV、プリンテックスU、プリンテックスG、スペシャルブラック15、スペシャルブラック4、スペシャルブラック4−B(以上、デグサ社製)、三菱#44、#30、MR−11、MA−100(以上、三菱化成社製)、ラーベン1035、ラーベン1252、ニュースペクトII(以上、コロンビアカーボン社製)、リーガル400、660、ブラックパール900、1100、1300、モーガルL(以上、キャボット社製)などの無機顔料、および、フタロシアニンブルー、フタロシアニングリーン、スカイブルー、ローダミンレーキ、マラカイトグリーンレーキ、メチルバイオレットレーキ、ピーコックブルーレーキ、ナフトールグリーンB、ナフトールグリーンY、ナフトールイエローS、ナフトールレッド、リソールファーストイエロー2G、パーマネントレッド4R、ブリリアントファーストスカーレット、ハンザイエロー、ベンジジンイエロー、リソールレッド、レーキレッドC、レーキレッドD、ブリリアントカーミン6B、パーマネントレッドF5R、ピグメントスカーレット3Bインジゴ、チオインジゴオイルピンクおよびボルドー10Bなどの有機顔料があげられる。
【0040】
特にこれらの着色剤をフラッシング処理を行った場合は画像面で優れた液体現像剤が得られる。フラッシング処理とは、色素を水に溶かした含水液に、更に樹脂分散媒を加え、フラッシャーと呼ばれるニーダー中で良く混合し、顔料のまわりに存在する水を後から添加される樹脂分散媒によって置換する処理をいう。この操作により取出される水を排出し、樹脂溶液中に顔料が分散された状態とし乾燥させて、溶剤を除去し、得られた塊を粉砕することにより着色剤の粉末が得られる。
【0041】
フラッシング処理で使用する樹脂は、軟化点30〜120℃の樹脂が定着性、保存性の点から良好である。軟化点30〜120℃の樹脂の例としては、サンワックスE200(軟化点95℃)、131−P(軟化点108℃)(以上、三洋化成社製)、ACポリエチレン1702(軟化点85℃)、ACポリエチレン430(軟化点60℃)(以上、アライドケミカル社製)、BR−95(軟化点80℃)、BR−101(軟化点50℃)(以上、三菱レーヨン社製)等があげられる。
【0042】
中でも、エチレン/酢酸ビニル共重合樹脂(三井・デュポンポリケミカル社製で市販されている)が特に好ましく、その他、前記のエチレン/アクリル酸共重合樹脂、エチレン/アクリル酸エステル共重合樹脂があげられる。
【0043】
樹脂(結着樹脂ないし分散用樹脂)としては、ポリオレフィン、アクリル樹脂、ロジン変性樹脂、スチレンブタジエン樹脂、エポキシ樹脂、ポリエステル樹脂、天然樹脂、パラフィンワックス、その他樹脂類を挙げることができる。
【0044】
また、前記の樹脂に代えて、或いは、前記の樹脂と併用することが好ましい樹脂(分散用樹脂)としては
【化1】
Figure 0004878698
(R1は−H又は−CH3を表わし、nは6〜20の整数を表わす。)
であらわされるビニルモノマーと、
【化2】
Figure 0004878698
(R1は−H又は−CH3を表わし、R2は−H、−Cn2n+1〔n=1〜5〕、−C24OH、又は−C24N(Cm2m+12〔m=1〜4〕を表わす。)
で表わされるビニルモノマー及びビニルピリジン、ビニルピロリドン、エチレングリコールジメタクリレート、スチレン、ジビニルベンゼン、ビニルトルエンより選ばれるモノマーとの各一種づつもしくは数種の共重合体、グラフト共重合体があげられる。
【0045】
また、これら樹脂は、シリコーンオイルでの分散性を上げるためにアクロイル基を有するシリコン材料、例えば信越シリコン社製のLS4080などを共重合させても良いし、同様に東亜合成化学社製のAK−5、チッソ社製のTM0701、FM0711、FM0721、FM0725を使用しても良い。
【0046】
液体現像剤の調製は、一般に、着色剤と樹脂(結着樹脂ないし分散用樹脂)を混合し、これを流動パラフィンの存在下にアトライター、ボールミル、キティーミル、ディスクミル、ピンミン等の分散機充分分散して濃縮トナーとし、必要に応じて、これをシリコーンオイルで5〜10倍に希釈すればよい。濃縮トナーの調製時には、必要に応じて、金属石ケン、レシチン、アマニ油、高級脂肪酸などのような荷電制御剤を添加することもできる。
【0047】
液体現像剤の粘度は25℃において10mPa・s以上好ましくは20〜1000mPa・s以上(B型粘度計60rpmで測定)であるのが望ましく、10mPa・s以下の場合は、薄層形成が均一にできない場合がある。
【0048】
現像剤中に占める樹脂と着色剤の合計割合は、10wt%以上が好ましく、さらに好ましくは15〜30wt%である。10wt%以下では十分な濃度が得られない場合がある。ここで、樹脂と着色剤との割合は重量比で5:5〜9:1が適当である。
【0049】
また、液体現像剤の平均粒径は0.1〜10μmが適当であり、好ましくは1〜5μmである。0.1μm以下では、十分な濃度が得られない場合があり、10μm以上では、解像性が悪くなる場合がある。
【0050】
本発明の液体現像剤は、例えば電子写真感光体のような潜像担持体上に形成された静電潜像の現像に供され、続いて、紙、プラスチックシートなどの転写材に転写された後、定着されて画像が形成される画像形成法に用いられる。
【0051】
この画像形成法においては、液体現像剤をローラ又はベルト上に薄層にして現像に供することで、高濃度、高解像の画像が得られる。ローラ又はベルト上に形成された液体現像剤の層厚は、1〜15μm程度が良く、望ましくは3〜10μmである。この層厚が1μm以下では濃度が十分でなく、15μm以上では解像度が低下する。
【0052】
ここで、ローラー又はベルト上に形成した液体トナー層にコロナ放電を行った後に静電潜像を現像するようにすれば、トナーのコフュージョンを高めることができ、更に解像度を高めることができる。コロナ放電はトナーと同極性の場合に効果が高く、電圧は500〜8000V程度がよい。
【0053】
また、潜像担持体上の静電潜像部にプリウエット液を付着させた後、現像することによりトナーの転写効率をさらに上げ高画質を得ることができる。静電潜像部へのプリウエット液の付着方法は、ローラ付着方法によるのがよく、その他、例えば吹き付け方法によってもよい。ここで用いられるプリウェット液は液体現像剤で使用されている担体液と同種のものが好ましい。プリウエット液膜の厚さは0.1〜5μm程度、望ましくは0.3〜1μmである。0.1μm以下であると転写効率を向上させる効果は低く、5μm以上では解像度が低下してしまう。
【0054】
本発明の画像形成方法においては、静電潜像を現像後、中間転写体にトナー像転写後、この中間転写体上のトナー像をさらに紙などの転写材に転写して転写材上に画像を形成させることにより、転写材への転写圧力をかけることができるため、普通紙でも高画質を得ることができる。中間転写体の材質は、ウレタンゴム、ニトリルゴム、ヒドリンゴム等の耐溶剤性、弾力性のあるものが望ましく、フッ素樹脂等でコーティングされていれば更に好ましい。
【0055】
また、静電潜像を形成する光導電体(潜像担持体)はその表面を撥水・撥油性(θ=30°以上)にすることにより転写率、クリーニング性を向上でき画像品質を高めることができる。撥水・撥油性を高めるには、例えば、日本油脂社製のモディパーF200、210等のフッ素樹脂含有ブロックポリマーをコーティングすることにより達成できる。
【0056】
続いて、本発明の画像形成法の画像作成プロセスを図面に基づきながら説明する。
図1は矢印方向に回転する光導電体1(例えば有機光半導体、セレン、アモルファスシリコーンなど)であり、これを回転させながらコロナ帯電器2により光導電体に帯電させる。3は画像(書き込み)露光、4はキャリア液をプリウエットする場合のローラである。5は現像ローラでトナー容器6より液体トナーの供給を受け、トナーローラ7により均一に塗布される。現像ローラ上のトナー層には、必要に応じてコロナ放電部8により電圧が印加され、光導電体1上の潜像は、現像ローラ5上のトナーにより現像されて可視化される。各ローラは、金属、ゴム、プラスチック、スポンジ状、さらにワイヤーバー、グラビアローラ等の溝を有するものも使用可能である。
【0057】
転写材20には転写ローラ9により光導電体1上のトナー像が転写される。転写の方法は圧力、コロナ放電、加熱、加熱と圧力、コロナと圧力、コロナと加熱等の組合せによりトナー画像を転写材上に形成できる。
【0058】
光導電体1はその表面をクリーニングするためのクリーニングローラ10とクリーニングブレード11により残存トナーが除去され、次の作像に備える。
【0059】
図2は図1と異なる点として、プリウエット液のコーティングをローラからフェルト41で行なうようにすること、および液体トナーがトナー容器6からローラ71、72を通して現像ローラ5に塗布され、その液体トナー層にコロナ放電部8より直流電圧が印加されることである。トナー容器6からの液体現像剤がローラ71、72を通して現像ローラ5に供給することにより、現像ローラ5に供給される液体現像剤の量をより規制することができる。また、図2の現像ローラ5は図1より光導電体1との接触幅を長くして、潜像を十分現像できるようにしてある。
【0060】
図3はカラーコピーを出力するための作像プロセスの一例を示したものである。ここには、イエロー、マゼンタ、シアン、ブラックのトナー容器61、62、63、64が設けてあり、一色ごとに光導電体1上の潜像を現像し、中間転写体12に転写後、更に転写材20に転写ローラ9により圧力で転写する。この圧力転写の代りにコロナ放電、加熱などの手段を用いることもできる。
【0061】
図4はカラーコピーを出力するためのもう一つの作像プロセスである。図3と同様イエロー、マゼンタ、シアン、ブラックのトナーを収容するトナー容器61、62、63、64にトナー層を塗布するベルト13により光導電体1上の潜像を現像し、転写部材20にトナー像を転写するものである。トナー層を塗布するベルト13は、クリーニングローラ10とクリーニングブレード11によりクリーニングされる。
【0062】
【実施例】
次に実施例をあげて本発明をより具体的に説明する。なお、ここでの実施例中「部」は全て「重量部」を表わす。
【0063】
(実施例1)
カーボンブラック(キャボット社製) 20部
ロジン変性フェノール樹脂ワニス 50部
アマニ油ワニス 10部
ナフテン酸マンガン 2部
クリストールJ−72 50部
をボールミルに入れて24時間分散後、さらにクリストールJ−72を100部加え、1時間分散し印刷インクを作成し、プリポート印刷機で画像を出し評価した。
【0064】
(実施例2)
カーミン6B(富士色素社製) 10部
フェノール樹脂 30部
導電性性付与剤 2部
クリストールJ−52 100部
をボールミルに入れて24時間分散後、さらにクリストールJ−52を100部加え、1時間分散しインクジェットインクを作成した。
このインクを用いてインクジェトプリンタで印字テストを行った。
【0065】
(実施例3)
銅フタロシアニン
(ピグメントブルー15:3)(大日精化社製) 20部
塩化ビニル・酢酸ビニル共重合体 20部
アクリル樹脂 20部
パラフィンワックス 2部
クリストールJ−52 50部
をボールミルに入れて24時間分散後、さらにクリストールJ−52を100部加え、1時間分散し非水系塗料を作成した。
【0066】
(実施例4)
バリファストレッド#1605(オリエント化学工業社製) 7部
ケトン樹脂(ハイラック110H、日立化成社製) 10部
クリストールJ−52 80部
をボールミルに入れて24時間分散後、さらにクリストールJ−52を100部加え、1時間分散しマーカーインクを作成した。
【0067】
(実施例5)
カーボンブラック(三菱化学社製) 10部
酸化チタン 10部
帯電制御剤 1部
スチレン・ブタジエン樹脂 15部
クリストールJ−52 50部
をボールミルに入れて72時間分散後、さらにクリストールJ−52を150部加え、1時間分散し電子インクを作成した。
これを表示用セルに封入し、印字デストを行った。
【0068】
(比較例1〜5)
実施例1〜5のクリストールの代わりに比較例1では、亜麻仁油、比較例2ではイソドデカン、比較例3ではトルエン、比較例4ではエチルアルコール、比較例5ではn−ヘキサンを使用し、それぞれ同様に作成した。
【0069】
これら実施例1〜5、比較例1〜5を比べたところ、実施例1〜5はそれぞれの比較例に比べ、次のような結果であった。
実施例1では、画像濃度、解像度、光沢性の点で優れていた。また経時安定性も良好でった。
実施例2では、画像濃度、光沢性が優れている他、ノズルの詰まりも優れていた。
実施例3では、光沢性、保存性、耐光性、耐水性に優れていた。実施例4では、筆記性に優れ、筆記途中で文字がかすれるという従来の欠点に対しても大幅に優れていた。実施例5では、電圧に対する応答性が速く、鮮明でコントラストに優れた画像が得られた。
また、クリストール(流動パラフィン)を使用した実施例のすべては臭気が全くなく、手に付着しても、安全で汚れが取れやすかった。
【0070】
(実施例6)
サンワックス151P(三洋化成社製樹脂、軟化点:107℃) 70部
カーボンブラック(デグサ社製Printex) 20部
を140℃で30分間二本ロールで混練後粉砕した。続いて、
前記粉砕物 50部
ラウリルメタアクリレート/メチルメタアクリレート/メタアクリル酸/ グリシジルメタアクリレート(80/10/5/5)共重合体の クリストールJ−72 20%溶液 100部
クリストールJ−102 200部
をボールミルに入れて24時間分散後、さらにKF−96(50cst)を300部加え、1時間分散して液体現像剤を作成した。
なお、実施例6は参考例である。
【0071】
(実施例7)
ピグメントブルー 15:3(大日精化社製) 15部
サンワックスE300(三洋化成社製樹脂、軟化点:98℃) 90部
を120℃でニーダで混練し、フラッシャーでフラッシング処理、粉砕した。続いて、
前記粉砕物 60部
ステアリルメタクリレート/メチルメタクリレート/メタクリル酸/
ヒドロキシメチルメタクリレート(85/7/4/4)共重合体の
クリストールJ−142 10%溶液 150部
クリストールJ−202 150部
をボールミルに入れて36時間分散後、さらにKF−96 (100cst)を250部加え、1時間分散して液体現像剤を作成した。
【0072】
(実施例8)
BR−102(三菱レーヨン社製樹脂:軟化点:20℃) 75部
ピグメントレッド 57:1(富士色素社製) 20部
を80℃で30分間二本ロールで混練後粉砕した。続いて、
前記粉砕物 50部
ラウリルメタアクリレート/グリシジルメタアクリレート(80/20)
共重合体のクリストールJ−52 20%溶液 100部
クリストールJ−52 300部
をボールミルに入れて24時間分散後、さらにをクリストールJ−52を100部加え、1時間分散して液体現像剤を作成した。
【0073】
(比較例6〜8)実施例においてクリストールJ−102の代わりにKF−96(100cst)、実施例においてクリストールJ−202の代わりにアイソパーH、実施例においてクリストールJ−52の代わりにKF−96(50cst)とした以外は同様にして、それぞれ比較の液体現像剤を作成した。
【0074】
図1の装置に熱ロール定着機を取付けた試験機でオイルレスで定着試験を行った。その結果は次表1の通りであった。なお、画像品質、転写率、オフセットはそれぞれ最もよくなるプロセス条件で測定した。
その結果、実施例7は、フラッシング処理を行っているため、実施例6よりも画像濃度、ベタ均一性が良好であった。実施例8は、樹脂軟化点が30℃より低く、流動パラフィンのみのためオフセットがやや悪くなった。また、比較例と比べると、本発明現像剤により、画像濃度、解像力、シャープネス、ベタ均一性、色特性が向上し、オフセット現象を示さない熱ローラ定着可能な範囲の温度巾が得られ、オフセットが良好になる。
【0075】
【表1】
Figure 0004878698
*画像濃度はX−Riteにより測定。
シャープネス、ベタ均一性、オフセットは段階見本による(ランク5:最良、ランク1:悪)。
*平均粒径は島津SA−CP3にて測定。
*色特性は、X−Riteにより測定、Japan ColorとのL*なし△Eを算出。
*転写紙は、色特性以外はT−6000ペーパー、色特性はOK特アート。
【0076】
(実施例9)
実施例6の液体現像剤を用い、図2の装置を使用してトナー層に3000Vコロナ放電をかけた後現像を行ったところ以下の表に示したように解像度が向上した。
【0077】
【表2】
Figure 0004878698
【0078】
(実施例10)
実施例7の液体現像剤を用い、図2の装置を使用してプリウエットローラー4により光導電体上の潜像をシリコーンオイルKF−96 300cstでプリウエット(層厚0.5μm)して画像出しを行ったところ下表3のように画像濃度、転写率が向上した。
【0079】
【表3】
Figure 0004878698
【0080】
(実施例11)
実施例7の液体現像剤を用い、図3の中間転写ドラム12(ウレタンゴム、表面フッ素処理)を装置を使用して画像出しを行ったところ下表4のように画像濃度、転写率が向上した。
【0081】
【表4】
Figure 0004878698
【0082】
(実施例12)
実施例7の液体現像剤を用い、図4の装置の光導電体にフッ素、アクリルブロック共重合体樹脂(日本油脂社製モディパーF210)で撥油処理(膜厚3μm)して画像出しを行ったところ下表5のように画像濃度、転写率が向上した。現像液との接触角は45°であった。
【0083】
【表5】
Figure 0004878698
【0086】
【発明の効果】
(1)本発明の液体現像剤おいては、流動パラフィンを含有しているため、安全性が高く、揮発性分がなく環境面において優れている。また、にじみ、耐水性、保存性に優れ、高画像濃度、高解像度、高色彩の画像が得られる。
【0087】
(2)本発明の液体現像剤においては、流動パラフィンとシリコーンオイルを含有しているため、着色剤の分散がさらに良好になり、より高画像濃度、高解像度、高色彩の画像が得られる。
【0088】
(3)本発明の液体現像剤においては、流動パラフィンは引火点が130℃以上、40℃での粘度が3mPa・s以上であり、シリコーンオイルは引火点が210℃以上であることにより、上記効果がさらに増大される。
【0089】
(4)本発明の液体現像剤においては、軟化点30℃〜120℃の樹脂を使用しているため、更に画像濃度、ベタ均一性、定着性に優れる。
【0090】
(5)本発明の液体現像剤においては、樹脂にエチレン系重合体を使用しているため、更に画像濃度、ベタ均一性、定着性に優れる。
【0091】
(6)本発明の液体現像剤においては、着色剤がフラッシング処理されているため、更に画像濃度、ベタ均一性、定着性に優れる。
【0092】
(7)本発明の液体現像剤においては、結着樹脂と着色剤の合計重量割合が10wt以上%であるため、更に画像濃度、ベタ均一性に優れる。
【0093】
(8)本発明の液体現像剤においては、粒径が1〜5μmであるため、更に画像濃度、ベタ均一性、解像性に優れる。
【0094】
(9)本発明の液体現像剤においては、25℃での粘度が10mPa・s以上であるため、現像ローラ、ベルトへの塗布性が良く、更に画像濃度、ベタ均一性に優れる。
【0095】
(10)本発明の画像形成方法においては、上記いずれかの液体現像剤をローラ又はベルト上に薄層にして現像に供するため、高画像濃度・高解像度の画像が得られ、オフセットの発生もない。
【0096】
(11)本発明の画像形成方法においては、ローラ又はベルト上に形成した静電荷像用液体トナー層にコロナ放電を行ない、この液体現像剤で静電潜像を現像するため、解像度、シャープネスが向上する。
【0097】
(12)本発明の画像形成方法においては、静電潜像部にプリウエット液を付着させた後、現像するため、トナーの転写性が向上し、画像濃度が向上する。
【0098】
(13)本発明の画像形成方法においては、静電潜像を現像後、中間転写体にトナー像転写し、この中間転写体上のトナー像を転写材に転写して画像を形成させるため、転写材に大きな転写圧力をかけることができ転写性が向上し、画像濃度が向上する。
【0099】
(14)本発明の画像形成方法においては、静電潜像を形成する光導電体の表面が撥水、撥油性(θ=30°以上)であるため、潜像担持体から転写材又は中間転写体へのトナーの転写性が向上し、画像濃度が向上し、また潜像担持体のクリーニング性が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の画像形成方法の画像プロセスを説明するための図。
【図2】本発明の画像形成方法の他の画像プロセスを説明するための図。
【図3】本発明の画像形成方法の他の画像プロセスを説明するための図。
【図4】本発明の画像形成方法の他の画像プロセスを説明するための図。
【符号の説明】
1 光導電体
2 コロナ帯電器
3 露光
4 プリウェットローラ
5 現像ローラ
6 トナー容器
7 トナーローラ
8 コロナ放電部
9 転写ローラ
10 クリーニングローラ
11 クリーニングブレード
12 中間転写体
13 トナー層を塗布するベルト
20 転写材
51、52、53、54 現像ローラ
61、62、63、64 トナー容器
71、72、73、74 トナーローラ
81、82、83、84 コロナ放電部

Claims (15)

  1. 着色剤、結着樹脂及び担体液を主成分とする液体現像剤であって、該担体液は、流動パラフィンの含有量が50wt%以上100wt%以下、かつシリコーンオイルの含有量が0wt%以上50wt%以下であり、前記流動パラフィンは引火点が130℃以上、40℃での粘度が3mPa・s以上であることを特徴とする液体現像剤。
  2. 前記シリコーンオイルは引火点が210℃以上であることを特徴とする請求項1に記載の液体現像剤。
  3. 前記結着樹脂の軟化点が30℃〜120℃であることを特徴とする請求項1または2に記載の液体現像剤。
  4. 前記結着樹脂がエチレン/酢酸ビニル共重合体、エチレン/アクリル酸共重合体又はエチレン/アクリル酸エステル共重合体であることを特徴とする請求項1乃至3に記載の液体現像剤。
  5. 前記着色剤が、軟化点30〜120℃の樹脂、又はエチレン/酢酸ビニル共重合体、エチレン/アクリル酸共重合体あるいはエチレン/アクリル酸エステル共重合体から選ばれる樹脂でフラッシング処理されていることを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載の液体現像剤。
  6. 液体現像剤中の樹脂と着色剤の重量が10wt%以上であることを特徴とする請求項1乃至5のいずれかに記載の液体現像剤。
  7. 平均粒径が1〜5μmであることを特徴とする請求項1乃至6のいずれかに記載の液体現像剤。
  8. 25℃での粘度が10mPa・s以上であることを特徴とする請求項1乃至7のいずれかに記載の液体現像剤。
  9. 請求項1乃至8のいずれかに記載の液体現像剤をローラ又はベルト上に薄層に形成し、これを潜像担持体上の静電潜像に付着させて現像を行なうことを特徴とする画像形成方法。
  10. ローラ又はベルト上に薄層に形成した液体現像剤にコロナ放電を行なった後、これを潜像担持体上の静電潜像に付着させて現像を行なうことを特徴とする請求項9記載の画像形成方法。
  11. 潜像担持体上の静電潜像にプリウェット液を付着させた後、現像を行なうことを特徴とする請求項9又は10記載の画像形成方法。
  12. プリウェット液が請求項1乃至8のいずれかに記載の液体現像剤に用いられる担体液であることを特徴とする請求項11記載の画像形成方法。
  13. 潜像担持体上の静電潜像を現像した後、トナー像を中間転写体に転写し、さらにこの中間転写体上のトナー像を転写材に転写することを特徴とする請求項9乃至12のいずれかに記載の画像形成方法。
  14. 潜像担持体が撥水・撥油性の表面を有する光導電体であることを特徴とする請求項9乃至13のいずれかに記載の画像形成方法。
  15. 光導電体と液体現像剤との接触角θが、θ≧30°であることを特徴とする請求項14記載の画像形成方法。
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