JP2002265848A - 着色剤分散液及びそれを用いた画像形成方法 - Google Patents

着色剤分散液及びそれを用いた画像形成方法

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JP2002265848A
JP2002265848A JP2001072697A JP2001072697A JP2002265848A JP 2002265848 A JP2002265848 A JP 2002265848A JP 2001072697 A JP2001072697 A JP 2001072697A JP 2001072697 A JP2001072697 A JP 2001072697A JP 2002265848 A JP2002265848 A JP 2002265848A
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colorant
image
colorant dispersion
dispersion
toner
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JP2001072697A
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Isao Matsuzawa
功 松沢
Kazuo Tsubushi
一男 津布子
Takeshi Asami
剛 浅見
Aiko Ishikawa
愛子 石川
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Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 着色剤を微粒化して分散媒に均一に分散させ
た着色剤分散液を低コストで提供する。 【解決手段】 分散媒及び着色剤を少なくとも含有する
着色剤分散液において、前記着色剤が衝撃波によって微
粒化されて前記分散媒中に分散されている。前記着色剤
分散液は、例えば、液体現像剤である。前記分散媒は、
例えば、高抵抗低誘電率の液体であり、そして、前記着
色剤は、例えば、顔料と樹脂とからなるトナー粒子であ
る。前記トナー粒子は、好ましくは、その重量平均粒径
が1〜8μmであって、(a) その粒径分布が微粉側及び
粗粉側にそれぞれピークを持った二山分布であり、(b)
前記微粉側のピークが1〜30%であり、そして、(c)
前記粗粉側のピークが60〜90%の範囲にある。前記
トナー粒子を構成する樹脂の軟化点は、好ましくは、3
0℃〜120℃である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、着色剤分散液及び
それを用いた画像形成方法に関し、さらに詳しくは、静
電記録、静電印刷等において液体現像剤として用いられ
る着色剤分散液、インクジェットプリンターによるプリ
ント、マーカー付与、印刷等においてインキとして用い
られる着色剤分散液、又は、塗料として用いられる着色
剤分散液、並びに、着色剤分散液を液体現像剤として用
いた画像形成方法に関する。
【0002】
【従来の技術】電子写真用の現像剤は、乾式現像剤、液
体現像剤に大別されるが、液体現像剤は、そのトナー粒
径が小さいので、鮮明な画像が得られるという利点があ
る。液体現像剤は、一般には、結着樹脂と着色剤と電荷
制御剤とを高抵抗の非水溶媒中に分散して、粒径0.1
〜2.0μm程度の微細なトナー粒子とすることによ
り、製造されている。液体現像剤は、これを用いて画像
を形成すると、乾式現像剤を用いて画像を形成するとき
のように重い鉄粉キャリアを使用しないので、マシンへ
の負荷が少なく、また、高速プリントに対応できるとい
う利点がある。液体現像剤におけるトナーは、一般的に
は、顔料と樹脂とを溶融混練して得た混練物を粉砕し、
これを分散媒と共にケディーミル、ボールミル、サンド
ミル等のメディアミルでミリングして、分散媒中に分散
させていた(特開平10−10796号公報及び特開平
7−234551号公報を参照)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
液体現像剤、インク、塗料等の着色剤分散液において
は、シリコーンオイル等の着色剤(顔料)に対する分散
性が悪い液体を分散媒とする場合、着色剤を所望の粒径
まで微粒化して均一に分散することができなかったり、
また、着色剤を所望の粒径まで微粒化して均一に分散で
きても、着色剤の分散に長時間かかるという問題があっ
た。また、このような着色剤分散液を液体現像剤として
画像を形成すると、その着色剤(顔料)の分散性が非常
に悪いので、ベタ均一性が悪いこと、画像濃度が低いこ
と、画像の解像度が悪いこと、そして、低色彩の画像し
か得られないこと、等の問題があった。さらに、このよ
うな着色剤分散液をインク又は塗料として画像を形成し
ても、同様の問題があった。
【0004】本発明は、かかる問題を解決することを目
的としている。即ち、本発明は、着色剤を微粒化して分
散媒に均一に分散させた着色剤分散液を低コストで提供
することを第一の目的とし、着色剤の分散性がよく、ベ
タ均一性がよく、画像濃度が高く、高解像が安定して高
く、且つ、高色彩の画像が得られる、着色剤分散液及び
それを用いた画像形成方法を提供することを第2の目的
としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載された発
明は、上記目的を達成するために、分散媒及び着色剤を
少なくとも含有する着色剤分散液であって、前記着色剤
が衝撃波によって微粒化されて前記分散媒中に分散され
ていることを特徴とする着色剤分散液である。請求項2
に記載された発明は、請求項1に記載された発明におい
て、着色剤分散液が液体現像剤であることを特徴とする
ものである。請求項3に記載された発明は、請求項2に
記載された発明において、分散媒が高抵抗低誘電率の液
体であり、そして、着色剤が顔料と樹脂とからなるトナ
ー粒子であることを特徴とするものである。
【0006】請求項4に記載された発明は、請求項3に
記載された発明において、トナー粒子の重量平均粒径が
1〜8μmであって、(a) その粒径分布が微粉側及び粗
粉側にそれぞれピークを持った二山分布であり、(b) 前
記微粉側のピークが1〜30%であり、そして、(c) 前
記粗粉側のピークが60〜90%の範囲にある、ことを
特徴とするものである。請求項5に記載された発明は、
請求項2〜4のいずれかに記載された発明において、分
散媒が引火点210℃以上のシリコーンオイルであるこ
とを特徴とするものである。請求項6に記載された発明
は、請求項2〜5のいずれかに記載された発明におい
て、トナー粒子を構成する樹脂の軟化点が30℃〜12
0℃であることを特徴とするものである。
【0007】請求項7に記載された発明は、請求項2〜
6のいずれかに記載された発明において、着色剤分散液
の液温25℃におけるトナーの降伏値が5〜100Pa
であることを特徴とするものである。請求項8に記載さ
れた発明は、請求項1に記載された発明において、着色
剤分散液がインキであることを特徴とするものである。
請求項9に記載された発明は、請求項1に記載された発
明において、着色剤分散液が塗料であることを特徴とす
るものである。
【0008】請求項10に記載された発明は、請求項2
〜7のいずれかに記載の着色剤分散液をロール又はベル
ト上に薄層に形成して現像することを特徴とする画像形
成方法である。請求項11に記載された発明は、請求項
10に記載された発明において、ロール又はベルト上に
形成した着色剤分散液の薄層にコロナ放電を行った後に
静電潜像を現像することを特徴とするものである。請求
項12に記載された発明は、請求項10又は11に記載
された発明において、静電潜像にプリウエット液を付着
させた後に現像することを特徴とするものである。
【0009】請求項13に記載された発明は、請求項1
0〜12のいずれかに記載された発明において、静電潜
像を現像し、この現像されたトナー像を中間転写体に転
写し、そして、この転写されたトナー像を転写部材上に
転写して画像を形成することを特徴とするものである。
請求項14に記載された発明は、請求項10〜13のい
ずれかに記載された発明において、静電潜像を形成する
光導電体の表面が撥油性(θ=30°以上)であること
を特徴とするものである。
【0010】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態を用い
て説明する。図1は、本発明の一実施の形態を示す画像
形成方法の説明図である。図2は、本発明の他の一実施
の形態を示す画像形成方法の説明図である。図3は、本
発明の他の一実施の形態を示すカラーコピ−を出力する
ための画像形成方法の説明図である。そして、図4は、
本発明の他の一実施の形態を示すカラーコピ−を出力す
るための画像形成方法の説明図である。
【0011】本発明の着色剤分散液は、分散媒及び着色
剤を少なくとも含有する着色剤分散液であって、前記着
色剤が衝撃波によって微粒化されて前記分散媒中に分散
されている。前記衝撃波は、例えば、分散媒及びトナー
の予備混合物を圧力150Mpaでノズルから吐出さ
せ、これを衝突板に衝突させることにより、発生させる
ことができる。このような衝撃波による分散機は、衝撃
波型分散機(吉田機械:ナノマイザー)として市販され
ている。
【0012】本発明の着色剤分散液によれば、着色剤が
衝撃波によって微粒化されて前記分散媒中に分散されて
いるので、従来のように、メディアを使用するボールミ
ル、サンドミル等のミルで着色剤を分散媒中に分散させ
たものと比べて、その分散効率が向上し、特に、シリコ
ーン等の顔料分散性の悪い液体を分散媒として用いた場
合においては、その分散効率が著しく向上する。それ
故、短時間で高品質の着色剤分散液を低コストで提供す
ることができる。また、メディア同士のぶつかり合いが
ないために、着色剤分散時の騒音がなくエネルギーコス
トも少ない。さらに、衝撃圧力、噴出ノズル調整によ
り、粒子径、粒径分布の調整が容易である。
【0013】本発明の着色剤分散液は、好ましくは、液
体現像剤とする。前記着色剤分散液は、好ましくは、そ
の分散媒が高抵抗低誘電率の液体であり、そして、その
着色剤が顔料と樹脂とからなるトナー粒子である。
【0014】このように、着色剤分散液における分散媒
が高抵抗低誘電率の液体であり、そして、着色剤が顔料
と樹脂とからなるトナー粒子であるので、かかる着色剤
分散液を液体現像剤とすると、画像濃度が高く、解像度
が高く、且つ、ベタ均一性がより優れた画像が得られ、
特に、シリコーン等の顔料分散性の悪い「高抵抗低誘電
率の液体」を分散媒として用いた場合においては、それ
らの特性においていっそう優れた画像が得られる。
【0015】本発明の着色剤分散液は、トナー粒子の重
量平均粒径が1〜8μm、好ましくは、2〜5μmであ
って、(a) その粒径分布が微粉側及び粗粉側にそれぞれ
ピークを持った二山分布であり、(b) 前記微粉側のピー
クが1〜30%であり、そして、(c) 前記粗粉側のピー
クが60〜90%の範囲にあるので、これを液体現像剤
とすると、特に、ベタ均一性がよく、画像濃度が高く、
高解像が安定して高く、且つ、高色彩の優れた画像とな
る。平均粒径が1μm以下である場合は、地肌汚れ、画
像濃度が悪くなり、また、8μm以上である場合は、解
像力、色特性が落ちる傾向にある。微粉側のピークが、
30%より大きい場合あるいは粗粉側のピーク60%未
満の場合は二山分布が明確でなくなり本発明の特徴が現
れてこない。
【0016】本発明の着色剤分散液は、好ましくは、液
温25℃におけるトナーの降伏値が5〜100Paであ
る。液温25℃におけるトナーの降伏値が5Pa未満の
場合には、像流れやつぶれが生じ、また、100Paよ
り大きい場合は、現像ロールへのトナーの塗布ができ
ず、現像ロール上で薄層がきれいに形成されない場合が
ある。それ故、液温25℃におけるトナーの降伏値が5
〜100Paであると、画像濃度が高く、解像度が安定
して高く、且つ、ベタ均一性がよい画像が得られる。
【0017】近年、熱効率が高く高速定着が可能な液体
現像剤の定着方法として、熱ロール定着が提案されてい
る。分散媒(担体液)に炭化水素系の溶剤を使用し、こ
の定着方法を採用すると、従来より使用されている雰囲
気定着に比べ、若干単位枚数あたりの溶剤ガス排出量が
減少するが、高速で多数枚複写をしたときには大量の溶
剤ガスが発生するという問題がある。しかしながら、本
発明においては、分散媒として引火点210℃以上のシ
リコーンオイルを用いるので、オフセットが良好である
と共に、定着時の溶剤ガスの排出を防止することがで
き、環境対策上好ましい。
【0018】前記、引火点210℃以上のシリコーンオ
イルとしては、KF96 20〜10000cst(信越シリコン)、S
H344 (東レシリコン)、TSF451シリーズ、TSF404(環
状ジメチルポリシロキサン)、TSF4704 (アミノ変性シ
リコーン)(東芝シリコン)などが挙げられる。
【0019】本発明に使用できる着色材としては、プリ
ンテックスV、プリンテックスU、プリンテックスG、
スペシャルブラック15、スペシャルブラック4、スペシ
ャルブラック4−B(以上デグサ社製)、三菱#44、#
30、MR−11、MA−100 (以上三菱化成社製)、ラーベン
1035、ラーベン1252、ニュースペクトII(以上コロンビ
アカーボン社製)、リーガル400、660、ブラックパール
900、1100、1300 、モーガルL(以上キャボット社製)
等の無機顔料及びフタロシアニンブルー、フタロシアニ
ングリーン、スカイブルー、ローダミンレーキ、マラカ
イトグリーンレーキ、メチルバイオレットレーキ、ピー
コックブルーレーキ、ナフトールグリーンB、ナフトー
ルグリーンY、ナフトールイエローS、ナフトールレッ
ド、リソールファーストイエロー2G、パーマネントレッ
ド4R、ブリリアントファーストスカーレット、ハンザイ
エロー、ベンジジンイエロー、リソールレッド、レーキ
レッドC、レーキレッドD、ブリリアントカーミン6B、
パーマネントレッドF5R 、ピグメントスカーレット3Bイ
ンジゴ、チオインジゴオイルピンク及びボルド−10B 等
の有機顔料があげられる。
【0020】特に、これらの着色剤にフラッシング処理
を行った場合は、画像面で優れた液体現像剤が得られ
る。フラッシング処理とは、色素を水に溶かした含水液
に、更に樹脂分散媒を加え、フラッシャーと呼ばれるニ
ーダー中で良く混合し、顔料のまわりに存在する水を後
から添加される樹脂分散媒によって置換する処理をい
う。この操作により取出される水を排出して樹脂溶液中
に顔料が分散された状態とし、この樹脂溶液を乾燥させ
て溶剤を除去することにより塊状物とし、そして、得ら
れた塊状物を粉砕することにより、着色剤の粉末とす
る。
【0021】フラッシング処理で使用する樹脂として
は、軟化点30〜120℃の樹脂が好ましい。このよう
にトナー粒子を構成する樹脂の軟化点が30℃〜120
℃であると、定着性及び保存性が優れたものとなる。軟
化点30〜120℃の樹脂の例としては、サンワックス
E200(軟化点95℃)、131-P (軟化点108℃)(三
洋化成社製)、ACポリエチレン1702(軟化点85℃)、
ACポリエチレン430 (軟化点60℃)(アライドケミカ
ル社製)、BR-95(軟化点80℃)、BR-101 (軟化点5
0℃)等が挙げられる。
【0022】また、本発明に併用することが好ましい分
散用樹脂としては、次の式
【化1】 (式中、R1はH又はCH3であり、nは6〜20の整数
である。)で表されるビニルモノマーと、次の式
【化2】 (式中、R1はH又はCH3であり、R2はH、Cn2n+1
H[n=1〜5]、C24OH又はC24N(Cm
2m+12 [m=1〜4]である。)で表わされるビニル
モノマー及びビニルピリジン、ビニルピロリドン、エチ
レングリコールジメタクリレート、スチレン、ジビニル
ベンゼン、ビニルトルエンより選ばれるモノマーの各1
種ずつ、もしくは、数種の共重合体、グラフト共重合体
が挙げられる。
【0023】前記シリコーンオイル中での分散性を上げ
るために、アクロイル基を有するシリコン材料、信越シ
リコン社製のLS4080などを共重合させても良いし、同様
に東亜合成化学社製のAK−5、チッソ社製のTM0701、FM
0711、FM0721、FM0725を使用しても良い。
【0024】本発明の画像形成方法によれば、着色剤分
散液をロール又はベルト上に薄層にして現像するので、
画像濃度が高く且つ解像度が安定して高い画像が得られ
る。層厚は、1〜15μm程度が良く、望ましくは3〜
10μmが良い。層厚1μm以下では、濃度が十分でな
く15μm以上では解像度が低下する。
【0025】また、本発明の画像形成方法によれば、ロ
ール又はベルト上に形成した着色剤分散液の薄層にコロ
ナ放電を行った後に静電潜像を現像するので、トナーの
コフュージョンを高めることができ、そのために、画像
の解像度が高くなると共に、画像のシャープネスが向上
する。コロナ放電はトナーと同極性の場合に効果が高
く、その電圧は500〜8000V程度が良い。
【0026】また、本発明の画像形成方法によれば、静
電潜像にプリウエット液を付着させた後に現像する。こ
のように、静電潜像にプリウエット液を付着させた後に
現像すると、転写効率が向上すると共に、画像濃度が向
上するので、高画質が得られる。プリウエット液膜は、
0.1〜5μm、望ましくは、0.3〜1μm程度が良
好である。プリウエット液の膜厚が0.1μm以下であ
れば、転写効率が低く、また、プリウエット液の膜厚が
5μm以上では、解像度が低下してしまう。
【0027】また、本発明の画像形成方法によれば、静
電潜像を現像し、この現像されたトナー像を中間転写体
に転写し、そして、この転写されたトナー像を転写部材
上に転写して画像を形成するので、転写圧力をかけるこ
とができ、そのために、画像濃度が向上し、普通紙でも
高画質を得ることができる。中間転写体の材質は、ウレ
タンゴム、ニトリルゴム、ヒドリンゴム等の耐溶剤性、
弾力性のあるものが好ましく、フッ素樹脂等でコーティ
ングされていれば更に良い。
【0028】また、本発明の画像形成方法によれば、静
電潜像を形成する光導電体の表面が撥油性(θ=30°
以上)であるので、転写効率が向上すると共に、クリー
ニング性が向上し、画像品質を高めることができる。撥
水、撥油性を高めるには、例えば、日本油脂性モディパ
ーF200、210 等のフッ素樹脂含有ブロックポリマーをコ
ーティングすることにより達成できる。
【0029】以下、本発明の画像形成方法について説明
する。図1において、Lは矢印方向に回転する光導電体
である。光導電体Lは、その表面が有機光半導体、セレ
ン、アモルファスシリコーン等で被覆されている。これ
を回転させながらその表面をコロナ帯電部Eにより帯電
させる。Fはキャリア液をプリウエットするためのプリ
ウエットロールである。Gは書き込み露光部である。現
像ロールKには、トナー容器Iより供給を受けたトナー
がトナーロールJにより均一に塗布される。現像ロール
K上のトナー層は、必要に応じて、コロナ放電部Hによ
り電圧が印加される。光導電体L上の潜像は、現像ロー
ルKにより現像されてトナー像として可視化される。こ
れらのロールは、金属、ゴム、プラスチック、スポンジ
等で構成されるが、さらに、ワイヤーバー、グラビアロ
ール等の溝を有するものであってもかまわない。光導電
体L上のトナー像は、転写ロールAにより転写部材B上
に転写される。転写手段としては、圧力、コロナ放電、
加熱、加熱と圧力組み合わせ、コロナと圧力の組み合わ
せ、コロナと加熱の組み合わせ等の手段を用いてトナー
像を転写部材上に形成する。転写した後の光導電体L
は、その表面に残存するトナーをクリーニングロールC
とクリーニングブレードDとにより除去して、次の作像
に備える。
【0030】図2に示される画像形成方法は、前記図1
に示される画像形成方法と比べると、プリウエット液を
プリウエットロールFでコーティングする工程を含む点
で異なっている。プリウエット液は、必要に応じてフェ
ルトで塗布してもかまわない。トナーは、トナー容器I
よりトナーロールJ1、J2を介して現像ロールKに塗布
され、その塗布されたトナー層にコロナ放電部Hより直
流電圧が印加される。図2に示される現像ロールKは、
光導電体Lとの接触幅を長くしてあり、潜像を十分現像
できるように工夫してある。光導電体L上に現像された
トナー像は、転写部材Bにコロナ放電部Hにより転写さ
れて、画像が転写部材Bに形成される。
【0031】図3は、カラーコピ−を出力するための画
像形成法を説明するものであるが、その特徴は、トナー
容器I、I,I,I、トナーロールJ、J,J,J、及
び、転写ロールK,K,K,Kを設け、トナー容器I,
I,I,Iにそれぞれ入れられたイエロー、マゼンタ、
シアン及びブラックの4種のトナーを用いて一色ごとに
光導電体(感光体)Lの潜像を現像し、続いて、それら
のトナー像を中間転写体Mに転写後、更に、それらのト
ナー像を中間転写体Mから転写部材Bに転写ロールAを
用いて転写する。転写手段としては、圧力、コロナ放
電、加熱、加熱と圧力の組み合わせ、コロナと圧力の組
み合わせ、コロナと加熱の組み合わせ等の手段を用いて
トナー像を転写部材上に形成する。
【0032】図4は、カラーコピ−を出力するための画
像形成法を示すものであるが、その特徴は、トナー容器
I,I,I,I、トナーロールJ,J,J,J、転写ロ
ールK,K,K,K及びトナー塗布ベルトNを設け、ト
ナー容器I,I,I,Iにそれぞれ入れられたイエロ
ー、マゼンタ、シアン及びブラックの4種のトナーを用
いて一色ごとに光導電体(感光体)Lの潜像を現像する
ことにより、転写部材Bにトナー像を転写するものであ
る。トナー層を光導電体Lに塗布するトナー塗布ベルト
Nは、クリーニングロールOとクリーニングブレードP
とによりクリーニングして再利用する。
【0033】
【実施例】以下、実施例と比較例とを示し、本発明を具
体的に説明するが、本発明は下記の実施例に制限される
ものではない。但し、実施例及び比較例における「部」
は、本明細書においては、全て「重量部」を表わす。
【0034】(実施例1)樹脂(サンワックス151P、三
洋化成社製、軟化点:107℃)100部及びカーボン
ブラック(Printex 、デグサ社製)20部を140℃に
おいて30分間二本ロールで混練して混練物とした後、
この混練物を粉砕して粉砕物とした。そして、前記粉砕
物50部、ラウリルメタアクリレート/メチルメタアク
リレート/メタアクリル酸/グリシジルメタアクリレー
ト(80/10/5/5 )共重合体のシリコーン(KF-96 20cs
t)20%溶液100部、及び、シリコーン(KF-96 10
0cst)350部をディスパーザで予備混合して予備混合
物とした後、この予備混合物を衝撃波型分散機(吉田機
械:ナノマイザー)を用いて150Mpaで吐出させる
ことによりカーボンブラックを前記溶液中に分散させ
た。
【0035】(実施例2)着色剤(Pigmennt Blue 15:3
、大日精化製)15部及び樹脂(サンワックスE300、三
洋化成社製、軟化点:98℃)90部を120℃におい
てニーダで混練して混練物とした後、この混練物をフラ
ッシャーでフラッシング処理し、続いて、このフラッシ
ング処理した混練物を粉砕して粉砕物とした。そして、
前記粉砕物60部、ステアリルメタクリレート/メチル
メタクリレート/メタクリル酸/ヒドロキシメチルメタ
クリレート(85/7/4/4)共重合体のシリコーン(KF-96
20cst )10%溶液150部、及び、シリコーン(KF-9
6 50cst)240部をボールミルに入れて24時間予備
混合して予備混合物とした後、この予備混合物から50
0μm以上の未分散物を除去し、そして、この未分散物
を除去した予備混合物を衝撃波型分散機(吉田機械:ナ
ノマイザー)を用いて130Mpaで吐出させることに
より前記着色剤を前記溶液中に分散させた。
【0036】(実施例3)樹脂(BR-102、三菱レーヨン
社製、軟化点:20℃)75部及び着色剤(Pigment R
ed57:1、富士色素社製)20部を80℃において30分
間二本ロールで混練して混練物とした後、この混練物を
粉砕して粉砕物とした。そして、前記粉砕物50部、ラ
ウリルメタアクリレート/グリシジルメタアクリレート
(80/20)共重合体のシリコーン(KF-96 20cst)20
%溶液100部、及び、シリコーン(KF-96 100cst )
300部をボールミルに入れて6時間予備混合して予備
混合物とした後、この予備混合物を衝撃波型分散機(吉
田機械:ナノマイザー)を用いて130Mpaで吐出さ
せることにより前記着色剤を前記溶液中に分散させた。
【0037】(比較例1)分散媒としてシリコーン(KF
-96) を用いる代わりにアイソパーHを用いる以外は、
実施例1と同様にして分散を行った。
【0038】(比較例2)衝撃波型分散機(吉田機械:
ナノマイザー)の代わりにボールミル(浅田鉄鋼製)を
用いる以外は、実施例2と同様にして分散を行った。 (比較例3)衝撃波型分散機(吉田機械:ナノマイザ
ー)の代わりにパールミル(アシザワ製)を用いる以外
は、実施例3と同様にして分散を行った。
【0039】以上、実施例1〜3及び比較例1〜3で得
た着色剤分散液を、図1の装置に熱ロール定着機を取付
けた試験機により、オイルレスで試験を行った。但し、
試験は、次の条件により行った。 (1) 画像濃度は、X−Rite により測定した。 (2) ベタ均一性、オフセットは、段階見本により判定し
た。(ランク5:最良、ランク1:悪) (3) 平均粒径は、島津SA-CP3にて測定した。 (4) 降伏値は、レオメータ(レオマット30)により測定
した。 (5) 揮発量は、ガス検知管により測定した。 (6) 転写紙は、T-6000ペーパーを用いた。 測定結果は、次の表1に示される。
【0040】
【表1】
【0041】表1より次のことがわかる。 (1) 即ち、実施例1〜3は、比較例1〜3と比べると、
画像濃度、解像力、ベタ均一性、及び、オフセットが良
好であることがわかる。 (2) 実施例2は、フラッシング処理を行っているため、
実施例1よりも画像濃度及びベタ均一性が良好であるこ
とがわかる。 (3) 実施例3は、樹脂軟化点が30℃より低い樹脂を用
いたためオフセットがやや悪くなったことがわかる。 (4) 比較例1は、アイソパーHを分散媒として用いたの
で、分散性は良好であるが、降伏値が低く、そのため
に、薄層が良好に形成されずIDが低い。また、揮発性の
ため揮発溶剤量が多い。 (5) 比較例3は、ボールミルのみの分散のため分散時間
が60時間かかり、平均粒径も7μm以下にはならな
い。また、比較例3は、ボールミルの分散時間が35時
間と長くかかり粒子分布もブロードな一山分布となる。
【0042】(実施例4)実施例1の現像剤を用い、図
2の装置を使用して、トナー層に3000Vコロナ放電
をかけた後、現像を行ったところ、次の表2に示すよう
な測定結果が得られた。表2より、実施例4では、解像
度が向上したことがわかる。
【0043】
【表2】
【0044】(実施例5)実施例2の現像剤を用い、図
2の装置を使用してプリウエットロールFにより光導電
体上の潜像をシリコーンオイルKF-96 300cstでプリウエ
ット(層厚0.5μm)して画像出しを行ったところ、
次の表3に示すような測定結果が得られた。表3より、
実施例5では、画像濃度及び転写率が向上したことがわ
かる。
【0045】
【表3】
【0046】(実施例6)実施例2の現像剤を用い、図
3の中間転写体(中間転写ドラム)M(ウレタンゴム、
表面フッ素処理)を装着した装置を使用して画像出しを
行ったところ、次の表4に示すような測定結果が得られ
た。表4より、実施例6では、画像濃度及び転写率が向
上したことがわかる。
【0047】
【表4】
【0048】(実施例7)実施例2の現像剤を用い、図
4の装置の光導電体にフッ素アクリルブロック共重合体
樹脂(日本油脂製モディパーF210)で撥油処理(膜厚3
μm)して画像出しを行ったところ、次の表5に示すよ
うな測定結果が得られた。表5より、実施例7では、画
像濃度及び転写率が向上したことがわかる。また、シリ
コーンオイルKF-96 100cstの接触角は45°であった。
【0049】
【表5】
【0050】(実施例8)ロジン変性フェノール樹脂4
0部、カーボンブラック(デグサ社製Printex )40
部、アマニ油40部及びトルエン50部をディスパーザ
で予備混合して予備混合物とした後、この予備混合物を
衝撃波型分散機(吉田機械:ナノマイザー)を用いて1
50Mpaで吐出させることにより、前記着色剤を前記
溶液中に分散させて印刷インキとした。従来のボールミ
ルでは、20時間かかったカーボンブラックの分散時間
が、本実施例では、8時間に短縮された。また、本実施
例では、画像も良好であった。
【0051】(実施例9)ラッカー型フタル酸樹脂50
部、着色剤(Pigmennt Blue 15:3 、大日精化製)40
部、ダンマルガム10部、酢酸ブチル15部、フタル酸
ジブチル4部、ブタノール10部及びトルエン50部を
ディスパーザで予備混合して予備混合物とした後、この
予備混合物を衝撃波型分散機(吉田機械:ナノマイザ
ー)を用いて150Mpaで吐出させることにより、前
記着色剤を前記溶液中に分散させて自動車用塗料とし
た。従来のボールミルでは、28時間かかった着色剤の
分散時間が、本実施例では、10時間に短縮された。ま
た、本実施例では、塗膜の光沢も良好であった。
【0052】
【発明の効果】(1) 請求項1,2,8,9に記載された
発明によれば、着色剤が衝撃波によって微粒化されて前
記分散媒中に分散されているので、従来のように、メデ
ィアを使用するボールミル、サンドミル等のミルで着色
剤を分散媒中に分散させたものと比べて、その分散効率
が向上し、特に、シリコーン等の顔料分散性の悪い液体
を分散媒として用いた場合においては、その分散効率が
著しく向上する。それ故、短時間で高品質の着色剤分散
液を低コストで提供することができる。また、メディア
同士のぶつかり合いがないために、着色剤分散時の騒音
がなくエネルギーコストも少ない。さらに、衝撃圧力、
噴出ノズル調整により、粒子径、粒径分布の調整が容易
である。
【0053】(2) 請求項3に記載された発明によれば、
その分散媒が高抵抗低誘電率の液体であり、そして、そ
の着色剤が顔料と樹脂とからなるトナー粒子であるの
で、かかる着色剤分散液を液体現像剤とすると、画像濃
度が高く、解像度が安定して高く且つベタ均一性がよい
画像が得られ、シリコーン等の顔料分散の悪い「高抵抗
低誘電率の液体」を分散媒として用いた場合において
は、その分散効率が著しく向上するので、前記特性にお
いていっそう優れた画像が得られる。
【0054】(3) 請求項4に記載された発明によれば、
トナー粒子の重量平均粒径が1〜8μmであって、(a)
その粒径分布が微粉側及び粗粉側にそれぞれピークを持
った二山分布であり、(b) 前記微粉側のピークが1〜3
0%であり、そして、(c) 前記粗粉側のピークが60〜
90%の範囲にあるので、かかる着色剤分散液を液体現
像剤とすると、特に、ベタ均一性がよく、画像濃度が高
く、解像度が安定して高く、且つ、高色彩の画像とな
る。
【0055】(4) 請求項5に記載された発明によれば、
分散媒が引火点210#C以上のシリコーンオイルである
ので、オフセットが良好であり、また、定着時の溶剤ガ
スの排出を防止することができるので、環境対策上好ま
しい。 (5) 請求項6に記載された発明によれば、トナー粒子を
構成する樹脂の軟化点が30℃〜120℃であるので、
定着性及び保存性が優れたものとなる。 (6) 請求項7に記載された発明によれば、着色剤分散液
の液温25℃におけるトナーの降伏値が5〜100Pa
であるので、画像濃度が高く、解像度が安定して高く、
且つ、ベタ均一性がよい画像が得られる。
【0056】(7) 請求項10に記載された発明によれ
ば、着色剤分散液をロール又はベルト上に薄層に形成し
て現像するので、画像濃度が高く且つ解像度が安定し、
そのために、高画質が得られる。 (8) 請求項11に記載された発明によれば、ロール又は
ベルト上に形成した着色剤分散液の薄層にコロナ放電を
行った後に静電潜像を現像するので、トナーのコンフュ
ージョンを高めることができ、そのために、解像度が高
くなると共に、シャープネスが向上する。 (9) 請求項12に記載された発明によれば、静電潜像に
プリウエット液を付着させた後に現像するので、転写効
率が向上すると共に、画像濃度が向上し、そのために、
高画質が得られる。
【0057】(10)請求項13に記載された発明によれ
ば、静電潜像を現像し、この現像されたトナー像を中間
転写体に転写し、そして、この転写されたトナー像を転
写部材上に転写して画像を形成するので、転写圧力をか
けることができ、そのために、画像濃度が向上し、普通
紙でも高画質を得ることができる。 (11)請求項14に記載された発明によれば、静電潜像を
形成する光導電体の表面が撥油性(θ=30°以上)で
あるので、転写効率が向上すると共に、クリーニング性
が向上し、画像品質を高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態を示す画像形成方法の説
明図である。
【図2】本発明の他の一実施の形態を示す画像形成方法
の説明図である。
【図3】本発明の他の一実施の形態を示すカラーコピ−
を出力するための画像形成方法の説明図である。
【図4】本発明の他の一実施の形態を示すカラーコピ−
を出力するための画像形成方法の説明図である。
【符号の説明】
A 転写ロール B 転写部材 C,O クリーニングロール D,P クリーニンブレード E コロナ帯電部 F プリウエットロール G 書き込み露光部 H コロナ放電部 I トナー容器 J,J1 ,J2 トナーロール K 現像ロール L 光導電体 M 中間転写体 N トナー塗布ベルト
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G03G 5/04 G03G 9/12 4J037 9/12 15/10 112 4J038 9/13 B41J 3/04 101Y 4J039 15/10 112 G03G 9/12 321 (72)発明者 浅見 剛 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株式 会社リコー内 (72)発明者 石川 愛子 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株式 会社リコー内 Fターム(参考) 2C056 EA24 FC01 FC02 2H068 AA28 FC08 2H069 AA01 BA00 CA01 DA00 DA02 DA03 2H074 AA03 AA04 2H086 BA51 4J037 AA02 AA30 EE29 FF15 4J038 CC021 CG141 CH031 CH041 CH121 4J039 AD03 AD10 BA04 BE01 EA44

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 分散媒及び着色剤を少なくとも含有する
    着色剤分散液であって、前記着色剤が衝撃波によって微
    粒化されて前記分散媒中に分散されていることを特徴と
    する着色剤分散液。
  2. 【請求項2】 着色剤分散液が液体現像剤であることを
    特徴とする請求項1に記載の着色剤分散液。
  3. 【請求項3】 分散媒が高抵抗低誘電率の液体であり、
    そして、着色剤が顔料と樹脂とからなるトナー粒子であ
    ることを特徴とする請求項2に記載の着色剤分散液。
  4. 【請求項4】 トナー粒子の重量平均粒径が1〜8μm
    であって、(a) その粒径分布が微粉側及び粗粉側にそれ
    ぞれピークを持った二山分布であり、(b) 前記微粉側の
    ピークが1〜30%であり、そして、(c) 前記粗粉側の
    ピークが60〜90%の範囲にある、ことを特徴とする
    請求項3に記載の着色剤分散液。
  5. 【請求項5】 分散媒が引火点210#C以上のシリコー
    ンオイルであることを特徴とする請求項2〜4のいずれ
    かに記載の着色剤分散液。
  6. 【請求項6】 トナー粒子を構成する樹脂の軟化点が3
    0℃〜120℃であることを特徴とする請求項2〜5の
    いずれかに記載の着色剤分散液。
  7. 【請求項7】 着色剤分散液の液温25℃におけるトナ
    ーの降伏値が5〜100Paであることを特徴とする請
    求項2〜6のいずれかに記載の着色剤分散液。
  8. 【請求項8】 着色剤分散液がインキであることを特徴
    とする請求項1に記載の着色剤分散液。
  9. 【請求項9】 着色剤分散液が塗料であることを特徴と
    する請求項1に記載の着色剤分散液。
  10. 【請求項10】 請求項2〜7のいずれかに記載の着色
    剤分散液をロール又はベルト上に薄層に形成して現像す
    ることを特徴とする画像形成方法。
  11. 【請求項11】 ロール又はベルト上に形成した着色剤
    分散液の薄層にコロナ放電を行った後に静電潜像を現像
    することを特徴とする請求項10に記載の画像形成方
    法。
  12. 【請求項12】 静電潜像にプリウエット液を付着させ
    た後に現像することを特徴とする請求項10又は11に
    記載の画像形成方法。
  13. 【請求項13】 静電潜像を現像し、この現像されたト
    ナー像を中間転写体に転写し、そして、この転写された
    トナー像を転写部材上に転写して画像を形成することを
    特徴とする請求項10〜12のいずれかに記載の画像形
    成方法。
  14. 【請求項14】 静電潜像を形成する光導電体の表面が
    撥油性(θ=30°以上)であることを特徴とする請求
    項10〜13のいずれかに記載の画像形成方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US10227497B2 (en) 2015-07-21 2019-03-12 Ricoh Company, Ltd. Active energy ray curable composition, active energy ray curable ink, inkjet ink, stereoscopic modeling material, active energy ray curable composition container, two-dimensional or three dimensional image forming apparatus, two-dimensional or three-dimensional image forming method, cured product, and processed product

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US10227497B2 (en) 2015-07-21 2019-03-12 Ricoh Company, Ltd. Active energy ray curable composition, active energy ray curable ink, inkjet ink, stereoscopic modeling material, active energy ray curable composition container, two-dimensional or three dimensional image forming apparatus, two-dimensional or three-dimensional image forming method, cured product, and processed product

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