JP2007249131A - 画像形成装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】液体現像装置で現像されたトナー像を被転写材に転写する画像形成装置であって、現像されたトナー像に対して該トナー像と同極性の電荷を付与する電荷付与手段と、前記電荷付与手段によって電荷が付与されたトナー像を、線圧を加えて被転写材に転写する転写手段とを有する。被転写材への転写前のトナー像に、被転写材の性質に応じた適切な量の電荷を付与することで、線圧による細線つぶれを抑制することができ、転写効率の向上と線圧による細線つぶれの抑制の両立が可能となる。
【選択図】図1
Description
また、細線つぶれの評価は、マゼンタとシアンの2色重ねの横細線を出力し、出力された細線の乱れ状態を目視により判定し、非常にきれいで良好なものを◎、◎より劣るがきれいで良好なものを○、細線つぶれがあり実用上問題のあるものを△、細線つぶれがひどく△より劣るものを×とした。
図1の画像形成装置を使用して、表2及び表3の結果を基に被転写材の種類ごとに最適な電荷の付与量を選択して画像を出力した。転写時の線圧は30N/cmに固定した。その他の条件は表2及び表3の実験と同じである。
実施例1と同様の条件であるが、被転写材の種類ごとに最適な電荷の付与量を選択するのではなく、電荷の付与量を0(比較例1)、208μC/m2(比較例2)、417μC/m2(比較例3)、625μC/m2(比較例4)、833μC/m2(比較例5)の5通りに固定して、4種類の被転写材に画像を出力した。転写時の線圧は30N/cmに固定した。結果を表5に示す。比較例1〜3では、細線つぶれの抑制が不十分な場合があり、比較例4及び5では、実施例1に比べて転写効率が劣る結果であった。
実施例1と同じ装置を使用して、転写時の線圧を12N/cmに固定して4種類の被転写材に画像を出力した。他の条件は実施例1と同様であり、被転写材の種類ごとに最適な電荷の付与量を選択している。結果を表6に示す。いずれの被転写材についても、細線つぶれを抑制しながら高い転写効率を確保することができた。
実施例2と同様の条件であるが、被転写材の種類ごとに最適な電荷の付与量を選択するのではなく、電荷の付与量を0(比較例6)、208μC/m2(比較例7)、417μC/m2(比較例8)、625μC/m2(比較例9)、833μC/m2(比較例10)の5通りに固定して、4種類の被転写材に画像を出力した。転写時の線圧は12N/cmに固定した。結果を表7に示す。比較例6及び7では、細線つぶれの抑制が不十分な場合があり、比較例8〜10では、実施例2に比べて転写効率が劣る結果であった。
実施例1と同じ装置を使用して、転写時の線圧を90N/cmに固定して4種類の被転写材に画像を出力した。他の条件は実施例1と同様であり、被転写材の種類ごとに最適な電荷の付与量を選択している。結果を表8に示す。いずれの被転写材についても、細線つぶれを抑制しながら高い転写効率を確保することができた。
実施例3と同様の条件であるが、被転写材の種類ごとに最適な電荷の付与量を選択するのではなく、電荷の付与量を0(比較例11)、208μC/m2(比較例12)、417μC/m2(比較例13)、625μC/m2(比較例14)、833μC/m2(比較例15)の5通りに固定して、4種類の被転写材に画像を出力した。転写時の線圧は90N/cmに固定した。結果を表9に示す。比較例11〜14では、細線つぶれの抑制が不十分な場合があり、比較例15では、実施例3に比べて転写効率が劣る結果であった。
実施例1と同じ装置を使用して、転写時の線圧を8N/cmに固定し、電荷の付与量を0、208μC/m2、417μC/m2、625μC/m2、833μC/m2の5通りに設定してノンコート紙に画像を出力した。他の条件は実施例1と同様である。転写効率の評価結果を表10に示す。転写時の線圧が低すぎ、電荷の付与量にかかわらず転写効率が不十分であった。
実施例1と同じ装置を使用して、転写時の線圧を120N/cmに固定し、電荷の付与量を0、208μC/m2、417μC/m2、625μC/m2、833μC/m2の5通りに設定してキャストコート紙、グロスコート紙及びマットコート紙の3種類の被転写材に画像を出力した。他の条件は実施例1と同様である。細線つぶれの評価結果を表11に示す。転写時の線圧が高すぎ、いずれの被転写材についても、電荷の付与量にかかわらず細線つぶれを十分に抑制することができなかった。
実施例1と同じ画像形成装置を使用し、4種類の被転写材それぞれについて、電荷の付与量5通りと転写時の線圧3通りの条件を組み合わせた合計15通りの条件で画像出力を行い、得られた画像を評価した。表面にトナー像が形成された中間転写体への単位面積あたりの電荷の付与量は、0μC/m2、208μC/m2、417μC/m2、625μC/m2、833μC/m2の5通りの条件、また、転写時の線圧は12N/cm、30N/cm、90N/cmの3通りの条件として、4種類の被転写材それぞれについて、最適な電荷付与量と転写時の線圧の組み合わせを選択した。
電荷の付与量を0に固定した以外は実施例4と同じ条件で細線つぶれと転写効率の評価を行い、4種類の被転写材それぞれについて最適な転写時の線圧を選択した。結果を表13に示す。最も表面粗さの小さいキャストコート紙については、細線つぶれを十分に抑制することができなかった。また、マットコート紙とノンコート紙については、細線つぶれは問題ないレベルにあるものの、実施例2の条件と比べて転写効率が低く、満足できる品質の画像を得ることができなかった。
実施例1と同じ画像形成装置を使用した。電荷付与手段として、実施例1と同じコロナ帯電器7を使用したが、1回あたりの電荷の付与量は208μC/m2に固定し、電荷を付与する回数を変化させて電荷の付与量を調整した。付与回数は0、1回(電荷量208μC/m2)、2回(電荷量417μC/m2)、3回(電荷量625μC/m2)の4通りの中から4種類の被転写材について最適な付与回数を選択した。転写効率の評価は、マゼンタ及びシアンの2色重ねのベタ画像で行い、細線つぶれの評価は、同2色重ねの横細線を出力して行った。マゼンタ、シアンの順にトナー像を中間転写材に1次転写し、2色のトナー像が重ね合わされた後、被転写材に2次転写して画像を形成した。転写時の線圧は30N/cmに固定した。ローラ軸方向の接触長さはすべて30cmであった。結果を表14に示す。いずれの被転写材についても、細線つぶれを抑制しながら高い転写効率を確保することができた。なお、電荷を付与するタイミングは次の通りであった。
付与回数2回の場合:シアントナー像の1次転写後に2回
付与回数3回の場合:マゼンタトナー像の1次転写後に1回と、シアントナー像の1次転写後に2回
実施例5と同様の条件であるが、被転写材の種類ごとに最適な電荷の付与回数を選択するのではなく、電荷の付与回数を0、1回(電荷量208μC/m2)、2回(電荷量417μC/m2)、3回(電荷量625μC/m2)の4通りに固定して、4種類の被転写材に画像を出力した。転写時の線圧は30N/cmに固定した。結果を表15に示す。比較例19〜21では、細線つぶれの抑制が不十分な場合があり、比較例22では、実施例5に比べて転写効率が劣る結果であった。
実施例5と同様の条件であるが、電荷付与手段7としてアルミ製金属ローラ帯電器を使用した。実施例5と同様に、1回あたりの電荷の付与量は208μC/m2に固定し、電荷を付与する回数を変化させて電荷の付与量を調整した。付与回数は0、1回(電荷量208μC/m2)、2回(電荷量417μC/m2)、3回(電荷量625μC/m2)の4通りの中から4種類の被転写材について最適な付与回数を選択した。転写時の線圧は30N/cmに固定した。結果を表16に示す。いずれの被転写材についても、細線つぶれを抑制しながら高い転写効率を確保することができた。
実施例6と同様の条件であるが、被転写材の種類ごとに最適な電荷の付与回数を選択するのではなく、電荷の付与回数を0、1回(電荷量208μC/m2)、2回(電荷量417μC/m2)、3回(電荷量625μC/m2)の4通りに固定して、4種類の被転写材に画像を出力した。転写時の線圧は30N/cmに固定した。結果を表17に示す。比較例23〜25では、細線つぶれの抑制が不十分な場合があり、比較例26では、実施例6に比べて転写効率が劣る結果であった。
2 帯電装置
3 露光装置
4、4Y、4M、4C、4K 液体現像装置
5 中間転写体
6 クリーニング装置
7 コロナ帯電器(電荷付与手段)
8 転写ローラ
9 被転写材
10 定着装置
11 電源
41 現像ローラ
Claims (7)
- 表面に静電潜像を形成する像担持体と、
前記像担持体の表面の静電潜像を液体現像剤で現像する液体現像装置と、
前記液体現像装置で現像された前記像担持体の表面のトナー像に対して、該トナー像と同極性の電荷を付与する電荷付与手段と、
前記電荷付与手段によって電荷が付与されたトナー像を、10N/cm以上、100N/cm以下の線圧を加えて被転写材に転写する転写手段と、
前記被転写材の性質に応じて、前記電荷付与手段による電荷の付与量を調整する制御手段とを有することを特徴とする画像形成装置。 - 表面に静電潜像を形成する像担持体と、
前記像担持体の表面の静電潜像を液体現像剤で現像する液体現像装置と、
前記液体現像装置で現像された前記像担持体の表面のトナー像が転写される中間転写体と、
前記中間転写体の表面に転写されたトナー像に対して、該トナー像と同極性の電荷を付与する電荷付与手段と、
前記電荷付与手段によって電荷が付与されたトナー像を、10N/cm以上、100N/cm以下の線圧を加えて被転写材に転写する転写手段と、
前記被転写材の性質に応じて、前記電荷付与手段による電荷の付与量を調整する制御手段とを有することを特徴とする画像形成装置。 - 前記被転写材の性質は、前記被転写材の表面粗さであることを特徴とする請求項1又は2記載の画像形成装置。
- 前記被転写材の表面粗さを検知する検知手段を有することを特徴とする請求項3記載の画像形成装置。
- 前記電荷付与手段は、コロナ帯電器であることを特徴とする請求項1乃至4の何れか1項に記載の画像形成装置。
- 前記被転写材の性質に応じて、前記転写手段による転写時の線圧を調整する線圧制御手段を有することを特徴とする請求項1乃至5の何れか1項に記載の画像形成装置。
- 前記液体現像剤は、25℃における粘度が0.01Pa・sから10Pa・sの高粘度現像剤であることを特徴とする請求項1乃至6の何れか1項に記載の画像形成装置。
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2006
- 2006-03-20 JP JP2006076372A patent/JP2007249131A/ja active Pending
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