JP2014520088A5

JP2014520088A5 -

Info

Publication number: JP2014520088A5
Application number: JP2014511888A
Authority: JP
Filing date: 2012-05-24
Publication date: 2015-07-09
Anticipated expiration: 2032-05-24

Claims

BCMAに特異的に結合し、且つBCMAに対するBAFF及び/又はAPRILの結合を阻害する抗原結合タンパク質であって、FcγRIIIAに結合できるか、又はFcγRIIIA媒介性エフェクター機能を有し得、且つ内在化できる、前記抗原結合タンパク質。
FcγRIIIAに対する増強された結合を有するか、又は増強されたFcγRIIIA媒介性エフェクター機能を有する、請求項１に記載の抗原結合タンパク質。
抗原結合タンパク質が、増強されたADCCエフェクター機能を有する、請求項２に記載の抗原結合タンパク質。
脱フコシル化される、請求項１〜３のいずれか１項に記載の抗原結合タンパク質。
抗原結合タンパク質がTaciに結合しない、請求項１〜４のいずれか１項に記載の抗原結合タンパク質。
配列番号３のCDRH3又は配列番号３のバリアントを含む、請求項１〜５のいずれか１項に記載の抗原結合タンパク質。
配列番号１のCDRH1、CDRH2:配列番号２、CDRL1:配列番号４、CDRL2:配列番号５及び/又はCDRL3:配列番号６のうちの1以上を更に含む、請求項６に記載の抗原結合タンパク質。
i)配列番号３に記載されるCDRH3、
ii)配列番号１に記載されるCDRH1、及び
iii)配列番号２に記載されるCDRH2、
を含む、請求項７に記載の抗原結合タンパク質。
i)配列番号３に記載されるCDRH3、
ii)配列番号１に記載されるCDRH1、
iii)配列番号２に記載されるCDRH2、
iv)配列番号４に記載されるCDRL1、
v)配列番号５に記載されるCDRL2、及び
vi)配列番号６に記載されるCDRL3、
を含む、請求項８に記載の抗原結合タンパク質。
配列番号２３又は配列番号２７又は配列番号２９のいずれか1つによりコードされる重鎖可変領域を含む、請求項１〜９のいずれか１項に記載の抗原結合タンパク質。
配列番号３１又は配列番号３３のいずれか1つによりコードされる軽鎖可変領域を含む、請求項１〜１０のいずれか１項に記載の抗原結合タンパク質。
配列番号２３によりコードされる重鎖可変領域及び配列番号３１によりコードされる軽鎖可変領域を含む、請求項１〜１１のいずれか１項に記載の抗原結合タンパク質。
配列番号２７によりコードされる重鎖及び配列番号３１によりコードされる軽鎖を含む、請求項１〜１１のいずれか１項に記載の抗原結合タンパク質。
ヒト化モノクローナル抗体である、請求項１〜１３のいずれか１項に記載の抗原結合タンパク質。
前記抗体がIgG1アイソタイプである、請求項１４に記載の抗原結合タンパク質。
請求項６〜９のいずれか１項に記載のCDRを含み、Fab、Fab'、F(ab')₂、Fv、ダイアボディ、トリアボディ、テトラボディ、ミニ抗体、ミニボディ、単離されたVH又は単離されたVLである断片である、抗原結合タンパク質。
非ヒト霊長類BCMAに更に結合する、請求項１〜１６のいずれか１項に記載の抗原結合タンパク質。
150pMより強い親和性でBCMAに結合する、請求項１〜１７のいずれか１項に記載の抗原結合タンパク質。
請求項１〜１８のいずれか１項に記載の抗原結合タンパク質及び細胞傷害剤を含む、免疫コンジュゲート。
抗原結合タンパク質がリンカーを介して細胞傷害剤に結合される、請求項１９に記載の免疫コンジュゲート。
細胞傷害剤がアウリスタチン又はドラスタチンである、請求項１９又は２０に記載の免疫コンジュゲート。
細胞傷害剤がMMAE及びMMAFから選択される、請求項１９〜２１のいずれか１項に記載の免疫コンジュゲート。
細胞傷害剤が抗原結合タンパク質に共有結合される、請求項１９〜２２のいずれか１項に記載の免疫コンジュゲート。
リンカーが切断可能なリンカーである、請求項２０〜２３のいずれか１項に記載の免疫コンジュゲート。
リンカーが切断可能でないリンカーである、請求項２０〜２３のいずれか１項に記載の免疫コンジュゲート。
リンカーが、6-マレイミドカプロイル(MC)、マレイミドプロパノイル(MP)、バリン-シトルリン(val-cit)、アラニン-フェニルアラニン(ala-phe)、p-アミノベンジルオキシカルボニル(PAB)、N-スクシンイミジル4-(2-ピリジルチオ)ペンタノエート(SPP)、N-スクシンイミジル4-(N-マレイミドメチル)シクロヘキサン-1カルボキシレート(SMCC)、及びN-スクシンイミジル(4-ヨード-アセチル)アミノベンゾエート(SIAB)から選択される、請求項２０〜２５のいずれか１項に記載の免疫コンジュゲート。
免疫コンジュゲートが、腫瘍細胞と接触した場合、腫瘍細胞により貪食される、請求項１９〜２６のいずれか１項に記載の免疫コンジュゲート。
請求項１〜２７のいずれか１項に記載の抗原結合タンパク質又は免疫コンジュゲート及び薬学的に許容可能な担体を含む、医薬組成物。
炎症性障害又は疾患を患っているヒト患者を治療するための、請求項２８に記載の組成物。
B細胞リンパ腫を患っているヒト患者を治療するための、請求項２８に記載の組成物。
B細胞リンパ腫が多発性骨髄腫(MM)又は慢性リンパ球性白血病(CLL)である、請求項３０に記載の組成物。
B細胞リンパ腫を患っているヒト患者を治療するのに使用するための請求項１〜２７のいずれか１項に記載の抗原結合タンパク質又は免疫コンジュゲート。
B細胞リンパ腫が多発性骨髄腫(MM)又は慢性リンパ球性白血病(CLL)である、請求項３２に記載の抗原結合タンパク質又は免疫コンジュゲート。