JP2011059364A - 定着装置及び画像形成装置 - Google Patents

定着装置及び画像形成装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2011059364A
JP2011059364A JP2009208801A JP2009208801A JP2011059364A JP 2011059364 A JP2011059364 A JP 2011059364A JP 2009208801 A JP2009208801 A JP 2009208801A JP 2009208801 A JP2009208801 A JP 2009208801A JP 2011059364 A JP2011059364 A JP 2011059364A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
fixing
fixing belt
fixing device
metal member
peripheral surface
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2009208801A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5299690B2 (ja
Inventor
Yoshinori Yamaguchi
嘉紀 山口
Kenichi Hasegawa
健一 長谷川
Masaaki Yoshikawa
政昭 吉川
Hiroshi Yoshinaga
洋 吉永
Kenji Ishii
賢治 石井
Akira Shinshi
晃 進士
Naoki Iwatani
直毅 岩谷
Tetsuo Tokuda
哲生 徳田
Ippei Fujimoto
一平 藤本
Yutaka Ikefuchi
豊 池淵
Shuntaro Tamaki
俊太郎 田巻
Takahiro Imada
高広 今田
Takamasa Hase
岳誠 長谷
Toshihiko Shimokawa
俊彦 下川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ricoh Co Ltd filed Critical Ricoh Co Ltd
Priority to JP2009208801A priority Critical patent/JP5299690B2/ja
Priority to CN201010277147.7A priority patent/CN102023543B/zh
Priority to US12/878,480 priority patent/US8385804B2/en
Publication of JP2011059364A publication Critical patent/JP2011059364A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5299690B2 publication Critical patent/JP5299690B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
    • G03G15/00Apparatus for electrographic processes using a charge pattern
    • G03G15/20Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for fixing, e.g. by using heat
    • G03G15/2003Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for fixing, e.g. by using heat using heat
    • G03G15/2014Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for fixing, e.g. by using heat using heat using contact heat
    • G03G15/2039Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for fixing, e.g. by using heat using heat using contact heat with means for controlling the fixing temperature
    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
    • G03G2215/00Apparatus for electrophotographic processes
    • G03G2215/01Apparatus for electrophotographic processes for producing multicoloured copies
    • G03G2215/0103Plural electrographic recording members
    • G03G2215/0119Linear arrangement adjacent plural transfer points
    • G03G2215/0122Linear arrangement adjacent plural transfer points primary transfer to an intermediate transfer belt
    • G03G2215/0125Linear arrangement adjacent plural transfer points primary transfer to an intermediate transfer belt the linear arrangement being horizontal or slanted
    • G03G2215/0132Linear arrangement adjacent plural transfer points primary transfer to an intermediate transfer belt the linear arrangement being horizontal or slanted vertical medium transport path at the secondary transfer

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Fixing For Electrophotography (AREA)

Abstract

【課題】ウォームアップ時間やファーストプリント時間が短くて、装置を高速化した場合であっても定着不良等が生じることなく、装置が大型化・高コスト化されることなく、定着ベルトの外周面が磨耗劣化しにくく、高精度な定着温度制御が可能な、定着装置及び画像形成装置を提供する。
【解決手段】定着ベルト21の内周面に対向するように固設されるとともに加熱手段25によって加熱される金属部材22の内周面に接触するように、温度検知手段40を設置する。そして、加熱手段25によって温度検知手段40が加熱されないように、加熱手段25と温度検知手段40との間に、温度検知手段40を保持する保持部材23を設置する。
【選択図】図2

Description

この発明は、複写機、プリンタ、ファクシミリ、又は、それらの複合機等の画像形成装置と、そこに設置される定着装置と、に関するものである。
従来から、複写機、プリンタ等の画像形成装置において、ウォームアップ時間やファーストプリント時間が短くて、装置を高速化した場合であっても定着不良が生じにくい定着装置が知られている(例えば、特許文献1、2参照。)。
詳しくは、特許文献1、2等の定着装置は、定着部材としての定着ベルト、定着ベルトの内周面の一部又は全部に対向するように固設された略円筒状の金属部材(対向部材)、金属部材を加熱するために金属部材に内設された加熱手段としてのヒータ、定着ベルトに圧接してニップ部を形成する加圧回転体としての加圧ローラ、等で構成されている。
そして、定着ベルトがヒータによって加熱された金属部材によって加熱されて、ニップ部に向けて搬送された記録媒体上のトナー像がニップ部にて熱と圧力とを受けて記録媒体上に定着されることになる。
ここで、定着ベルトの表面温度(定着温度)を所望の大きさに維持するために、定着ベルトの外周面には接触式の温度センサ(温度検知手段)が設置されていて、この温度センサの検知結果に基いてヒータ(加熱手段)のオン・オフ制御がおこなわれている。
一方、特許文献1の図7には、定着ベルトの温度を検知する温度センサ(温度検知手段)を、金属部材の内周面に当接させるとともに、加熱手段としての抵抗発熱体に当接させた定着装置が開示されている。
また、特許文献2には、定着ベルトを介して加圧ローラに圧接してニップ部を形成する固定部材(当接部材)や、固定部材を補強する補強部材が設置された定着装置が開示されている。
上述した特許文献1、2等の定着装置は、定着ベルトの外周面に接触型温度センサ(サーミスタ)を設置しているために、定着ベルトの外周面が磨耗劣化して定着画像の画質が低下しまう不具合が生じる可能性があった。特に、定着ベルトは金属部材によってその円形状の姿勢が完全に保持されておらず、接触型温度センサと定着ベルトとの接触不良を避けるために、接触型温度センサを定着ベルトに対して強めの当接力で当接させる必要があるので、このような不具合は無視できないものになる。
このような不具合が生じるのを防止するために、サーモパイルのような非接触型温度センサを用いる場合には温度センサが非常に高価なものになってしまい、接触型温度センサを定着ベルトの非通紙領域に設置する場合には定着装置が幅方向に大型化してしまうことになる。
さらに、定着ベルトの外周面側に温度センサを設置する場合には、温度センサの設置スペースの分だけ定着装置が径方向に大型化してしまう。
このような不具合を解決するために、パイプ状の金属部材の内周面側に温度センサを設置する方策も考えられる。しかし、その場合に、金属部材の内周面側に設置した温度センサによって、定着ベルトの表面温度を感度よく高精度に検知できるかが問題になる。また、金属部材の内周面側に設置したヒータによって温度センサが直接的に加熱されてしまい、温度センサが熱破損してしまう可能性もある。
この発明は、上述のような課題を解決するためになされたもので、ウォームアップ時間やファーストプリント時間が短くて、装置を高速化した場合であっても定着不良等が生じることなく、装置が大型化・高コスト化されることなく、定着ベルトの外周面が磨耗劣化しにくく、高精度な定着温度制御が可能な、定着装置及び画像形成装置を提供することにある。
本願発明者は、前記課題を解決するために研究を重ねた結果、定着ベルトと金属部材とのクリアランス量が1mm程度を超えないように設定されていれば、パイプ状の金属部材の内周面に当接するように温度検知手段(接触型温度センサ)を設置した場合に、その温度検知手段によって定着ベルトの表面温度を感度よく高精度に検知できることを知るに至った。
この発明は以上述べた事項に基づくものであり、すなわち、この発明の請求項1記載の発明にかかる定着装置は、所定方向に走行してトナー像を加熱して溶融するとともに、可撓性を有する無端状の定着ベルトと、前記定着ベルトの内周面に対向するように固設されて前記定着ベルトを加熱するとともに、加熱手段によって加熱されるパイプ状の金属部材と、前記定着ベルトに圧接して記録媒体が搬送されるニップ部を形成する加圧回転体と、前記金属部材の内周面に接触して当該金属部材の温度を検知する温度検知手段と、前記加熱手段によって前記温度検知手段が加熱されないように前記加熱手段と前記温度検知手段との間に設置されるとともに、前記温度検知手段を保持する保持部材と、を備えたものである。
また、請求項2記載の発明にかかる定着装置は、前記請求項1に記載の発明において、前記定着ベルトの内周面側に固設されて、当該定着ベルトを介して前記加圧回転体に圧接して前記ニップ部を形成する固定部材と、前記金属部材の内周面側に固設されて前記固定部材に当接して当該固定部材を補強する補強部材と、をさらに備え、前記保持部材は、前記補強部材であって、前記金属部材の内部を2つの空間に分けるように配設され、前記温度検知手段は、前記2つの空間のうち一方の空間に配設されたものである。
また、請求項3記載の発明にかかる定着装置は、前記請求項2に記載の発明において、前記加熱手段は、ヒータであって、前記2つの空間のうち他方の空間に配設されたものである。
また、請求項4記載の発明にかかる定着装置は、前記請求項3に記載の発明において、前記2つの空間のうち前記一方の空間は、前記ニップ部に対して前記定着ベルトの走行方向下流側に位置し、前記2つの空間のうち前記他方の空間は、前記ニップ部に対して前記定着ベルトの走行方向上流側に位置するものである。
また、請求項5記載の発明にかかる定着装置は、前記請求項2〜請求項4のいずれかに記載の発明において、前記補強部材は、金属材料で形成され、前記温度検知手段は、断熱部材を介して前記補強部材に保持されたものである。
また、請求項6記載の発明にかかる定着装置は、前記請求項5に記載の発明において、前記断熱部材は、絶縁材料で形成されたものである。
また、請求項7記載の発明にかかる定着装置は、前記請求項6に記載の発明において、前記温度検知手段は、温度検知素子を保持する板バネ部材に接続されるとともに、絶縁被覆層が形成されていないハーネス、電極パターン、電極板のいずれかを具備し、前記断熱部材は、前記ハーネス、前記電極パターン、前記電極板のいずれかを保持するための溝部が形成されたものである。
また、請求項8記載の発明にかかる定着装置は、前記請求項1〜請求項7のいずれかに記載の発明において、前記金属部材と前記定着ベルトとのクリアランス量が前記ニップ部を除く位置で1mm以下となるように構成されたものである。
また、この発明の請求項9記載の発明にかかる画像形成装置は、請求項1〜請求項8のいずれかに記載の定着装置を備えたものである。
本発明は、金属部材の内周面に接触するように温度検知手段を設置するとともに、加熱手段によって温度検知手段が加熱されないように加熱手段と温度検知手段との間に温度検知手段を保持する保持部材を設置している。これにより、ウォームアップ時間やファーストプリント時間が短くて、装置を高速化した場合であっても定着不良等が生じることなく、装置が大型化・高コスト化されることなく、定着ベルトの外周面が磨耗劣化しにくく、高精度な定着温度制御が可能な、定着装置及び画像形成装置を提供することができる。
この発明の実施の形態1における画像形成装置を示す全体構成図である。 図1の画像形成装置に設置された定着装置を示す構成図である。 図2の定着装置を幅方向にみた図である。 ニップ部の近傍を示す拡大図である。 保持部材上に保持された温度センサを示す斜視図である。 保持部材上に保持された別の温度センサを示す斜視図である。 この発明の実施の形態2における定着装置を示す構成図である。
以下、この発明を実施するための形態について、図面を参照して詳細に説明する。なお、各図中、同一又は相当する部分には同一の符号を付しており、その重複説明は適宜に簡略化ないし省略する。
実施の形態1.
図1〜図6にて、この発明の実施の形態1について詳細に説明する。
まず、図1にて、画像形成装置全体の構成・動作について説明する。
図1に示すように、本実施の形態1における画像形成装置1は、タンデム型カラープリンタである。画像形成装置本体1の上方にあるボトル収容部101には、各色(イエロー、マゼンタ、シアン、ブラック)に対応した4つのトナーボトル102Y、102M、102C、102Kが着脱自在(交換自在)に設置されている。
ボトル収容部101の下方には中間転写ユニット85が配設されている。その中間転写ユニット85の中間転写ベルト78に対向するように、各色(イエロー、マゼンタ、シアン、ブラック)に対応した作像部4Y、4M、4C、4Kが並設されている。
各作像部4Y、4M、4C、4Kには、それぞれ、感光体ドラム5Y、5M、5C、5Kが配設されている。また、各感光体ドラム5Y、5M、5C、5Kの周囲には、それぞれ、帯電部75、現像部76、クリーニング部77、除電部(不図示である。)等が配設されている。そして、各感光体ドラム5Y、5M、5C、5K上で、作像プロセス(帯電工程、露光工程、現像工程、転写工程、クリーニング工程)がおこなわれて、各感光体ドラム5Y、5M、5C、5K上に各色の画像が形成されることになる。
感光体ドラム5Y、5M、5C、5Kは、不図示の駆動モータによって図1中の時計方向に回転駆動される。そして、帯電部75の位置で、感光体ドラム5Y、5M、5C、5Kの表面が一様に帯電される(帯電工程である。)。
その後、感光体ドラム5Y、5M、5C、5Kの表面は、露光部3から発せられたレーザ光Lの照射位置に達して、この位置での露光走査によって各色に対応した静電潜像が形成される(露光工程である。)。
その後、感光体ドラム5Y、5M、5C、5Kの表面は、現像装置76との対向位置に達して、この位置で静電潜像が現像されて、各色のトナー像が形成される(現像工程である。)。
その後、感光体ドラム5Y、5M、5C、5Kの表面は、中間転写ベルト78及び第1転写バイアスローラ79Y、79M、79C、79Kとの対向位置に達して、この位置で感光体ドラム5Y、5M、5C、5K上のトナー像が中間転写ベルト78上に転写される(1次転写工程である。)。このとき、感光体ドラム5Y、5M、5C、5K上には、僅かながら未転写トナーが残存する。
その後、感光体ドラム5Y、5M、5C、5Kの表面は、クリーニング部77との対向位置に達して、この位置で感光体ドラム5Y、5M、5C、5K上に残存した未転写トナーがクリーニング部77のクリーニングブレードによって機械的に回収される(クリーニング工程である。)。
最後に、感光体ドラム5Y、5M、5C、5Kの表面は、不図示の除電部との対向位置に達して、この位置で感光体ドラム5Y、5M、5C、5K上の残留電位が除去される。
こうして、感光体ドラム5Y、5M、5C、5K上でおこなわれる、一連の作像プロセスが終了する。
その後、現像工程を経て各感光体ドラム上に形成した各色のトナー像を、中間転写ベルト78上に重ねて転写する。こうして、中間転写ベルト78上にカラー画像が形成される。
ここで、中間転写ユニット85は、中間転写ベルト78、4つの1次転写バイアスローラ79Y、79M、79C、79K、2次転写バックアップローラ82、クリーニングバックアップローラ83、テンションローラ84、中間転写クリーニング部80、等で構成される。中間転写ベルト78は、3つのローラ82〜84によって張架・支持されるとともに、1つのローラ82の回転駆動によって図1中の矢印方向に無端移動される。
4つの1次転写バイアスローラ79Y、79M、79C、79Kは、それぞれ、中間転写ベルト78を感光体ドラム5Y、5M、5C、5Kとの間に挟み込んで1次転写ニップを形成している。そして、1次転写バイアスローラ79Y、79M、79C、79Kに、トナーの極性とは逆の転写バイアスが印加される。
そして、中間転写ベルト78は、矢印方向に走行して、各1次転写バイアスローラ79Y、79M、79C、79Kの1次転写ニップを順次通過する。こうして、感光体ドラム5Y、5M、5C、5K上の各色のトナー像が、中間転写ベルト78上に重ねて1次転写される。
その後、各色のトナー像が重ねて転写された中間転写ベルト78は、2次転写ローラ89との対向位置に達する。この位置では、2次転写バックアップローラ82が、2次転写ローラ89との間に中間転写ベルト78を挟み込んで2次転写ニップを形成している。そして、中間転写ベルト78上に形成された4色のトナー像は、この2次転写ニップの位置に搬送された記録媒体P上に転写される。このとき、中間転写ベルト78には、記録媒体Pに転写されなかった未転写トナーが残存する。
その後、中間転写ベルト78は、中間転写クリーニング部80の位置に達する。そして、この位置で、中間転写ベルト78上の未転写トナーが回収される。
こうして、中間転写ベルト78上でおこなわれる、一連の転写プロセスが終了する。
ここで、2次転写ニップの位置に搬送された記録媒体Pは、装置本体1の下方に配設された給紙部12から、給紙ローラ97やレジストローラ対98等を経由して搬送されたものである。
詳しくは、給紙部12には、転写紙等の記録媒体Pが複数枚重ねて収納されている。そして、給紙ローラ97が図1中の反時計方向に回転駆動されると、一番上の記録媒体Pがレジストローラ対98のローラ間に向けて給送される。
レジストローラ対98に搬送された記録媒体Pは、回転駆動を停止したレジストローラ対98のローラニップの位置で一旦停止する。そして、中間転写ベルト78上のカラー画像にタイミングを合わせて、レジストローラ対98が回転駆動されて、記録媒体Pが2次転写ニップに向けて搬送される。こうして、記録媒体P上に、所望のカラー画像が転写される。
その後、2次転写ニップの位置でカラー画像が転写された記録媒体Pは、定着部20の位置に搬送される。そして、この位置で、定着ベルト21及び加圧ローラ31による熱と圧力とにより、表面に転写されたカラー画像が記録媒体P上に定着される。
その後、記録媒体Pは、排紙ローラ対99のローラ間を経て、装置外へと排出される。排紙ローラ対99によって装置外に排出された被転写Pは、出力画像として、スタック部100上に順次スタックされる。
こうして、画像形成装置における、一連の画像形成プロセスが完了する。
次に、図2〜図5にて、画像形成装置本体1に設置される定着装置20の構成・動作について詳述する。
図2は、定着装置20を示す構成図である。図3は、定着装置20を幅方向にみた図である。図4は、定着装置20のニップ部の近傍を示す拡大図である。図5は、補強部材23(保持部材)上に保持された温度センサ40を示す斜視図である。
図2に示すように、定着装置20は、定着部材としての定着ベルト21(ベルト部材)、固定部材26、金属部材22(加熱部材)、保持部材としての補強部材23、断熱部材24、加熱手段としてのヒータ25(熱源)、加圧回転体としての加圧ローラ31、温度検知手段としての温度センサ40、断熱材27、ステー部材28(図4を参照できる。)、等で構成される。
ここで、定着部材としての定着ベルト21は、薄肉で可撓性を有する無端状ベルトであって、図2中の矢印方向(反時計方向)に回転(走行)する。定着ベルト21は、内周面21a(固定部材26との摺接面である。)側から、基材層、弾性層、離型層が順次積層されていて、その全体の厚さが1mm以下に設定されている。
定着ベルト21の基材層は、層厚が30〜50μmであって、ニッケル、ステンレス等の金属材料やポリイミド等の樹脂材料で形成されている。
定着ベルト21の弾性層は、層厚が100〜300μmであって、シリコーンゴム、発泡性シリコーンゴム、フッ素ゴム、等のゴム材料で形成されている。弾性層を設けることで、ニップ部における定着ベルト21表面の微小な凹凸が形成されなくなり、記録媒体P上のトナー像Tに均一に熱が伝わりユズ肌画像の発生が抑止される。
定着ベルト21の離型層は、層厚が10〜50μmであって、PFA(テトラフルオロエチレン−パーフルオロアルキルビニルエーテル共重合体)、PTFE(ポリテトラフルオロエチレン)、ポリイミド、ポリエーテルイミド、PES(ポリエーテルサルファイド)、等の材料で形成されている。離型層を設けることで、トナーT(トナー像)に対する離型性(剥離性)が担保される。
また、定着ベルト21の直径は15〜120mmになるように設定されている。なお、本実施の形態1では、定着ベルト21の内径(が30mmに設定されている。
定着ベルト21の内部(内周面側)には、固定部材26、ヒータ25(加熱手段)、金属部材22、補強部材23(保持部材)、断熱部材24、温度センサ40(温度検知手段)断熱材27、ステー部材28、等が固設されている。
ここで、固定部材26は、定着ベルト21の内周面21aに摺接するように固定されている。そして、固定部材26が定着ベルト21を介して加圧ローラ31に圧接することで、記録媒体Pが搬送されるニップ部が形成される。図3を参照して、固定部材26は、その幅方向両端部が定着装置20の側板43に固定支持されている。なお、固定部材26の構成については、後でさらに詳しく説明する。
図2を参照して、金属部材22(加熱部材)は、ニップ部を除く位置で定着ベルト21の内周面に対向するように形成され、ニップ部の位置では断熱材27を介して固定部材26を保持するように形成された略円筒体である。図3を参照して、金属部材22は、その幅方向両端部が定着装置20の側板43に固定支持されている。また、金属部材22の両端には、定着ベルト21の寄り(幅方向の移動である。)を制限するための寄止めフランジ29が挿設されている。
そして、金属部材22は、ヒータ25の輻射熱により加熱されて定着ベルト21を加熱する(熱を伝える。)。すなわち、金属部材22がヒータ25(加熱手段)によって直接的に加熱されて、金属部材22を介して定着ベルト21がヒータ25(加熱手段)によって間接的に加熱されることになる。定着ベルト21の加熱効率を良好に維持するためには、金属部材22の厚さを0.1mm以下に設定することが好ましい。
金属部材22の材料としては、ステンレス鋼、ニッケル、アルミニウム、鉄、等の金属熱伝導体(熱伝導性を有する金属である。)を用いることができるが、その中でも単位体積の熱容量比(密度×比熱である。)が比較的小さいフェライト系ステンレス鋼が好適である。本実施の形態1では、金属部材22の材料として、フェライト系ステンレス鋼であるSUS430を用いている。また、金属部材22の厚さを0.1mmに設定している。
加熱手段としてのヒータ25(熱源)は、ハロゲンヒータやカーボンヒータであって、その両端部が定着装置20の側板43に固定されている(図3を参照できる。)。そして、装置本体1の電源部により出力制御されたヒータ25の輻射熱によって、金属部材22が加熱される。さらに、金属部材22によって定着ベルト21がニップ部を除く位置で全体的に加熱されて、加熱された定着ベルト21の表面から記録媒体P上のトナー像Tに熱が加えられる。ここで、ヒータ25の出力制御は、定着ベルト21の表面温度(定着温度)を間接的に検知するために金属部材22の内周面に接触する温度センサ40(サーミスタ)による検知結果に基いておこなわれる。そして、このようなヒータ25の出力制御によって、定着ベルト21の温度(定着温度)が所望の温度に設定される。
なお、温度検知手段としての温度センサ40についての構成・動作については、さらに後で詳しく説明する。
このように、本実施の形態1における定着装置20は、定着ベルト21の一部のみが局所的に加熱されるのではなく、略パイプ状に形成された金属部材22によって定着ベルト21が周方向にわたってほぼ全体的に加熱されることになるために、装置を高速化した場合であっても定着ベルト21が充分に加熱されて定着不良の発生を抑止することができる。すなわち、比較的簡易な構成で効率よく定着ベルト21を加熱できるために、ウォームアップ時間やファーストプリント時間が短縮化されるとともに、装置の小型化が達成される。
ここで、金属部材22は、定着ベルト21の内周面(ニップ部を除く位置である。)にクリアランスをあけて対向するように固設されている。定着ベルト21と金属部材22とのクリアランス量A(ニップ部を除く位置のギャップである。)は、0mmより大きく1mm以下に設定されている(0mm<A≦1mmである。)。これにより、金属部材22と定着ベルト21とが摺接する面積が大きくなって定着ベルト21の磨耗が加速する不具合を抑止するとともに、金属部材22と定着ベルト21とが離れ過ぎて定着ベルト21の加熱効率が低下する不具合を抑止することができる。さらに、金属部材22が定着ベルト21に近設されることで、可撓性を有する定着ベルト21の円形姿勢がある程度維持されるため、定着ベルト21の変形による劣化・破損を軽減することができる。
また、金属部材22と定着ベルト21とが摺接しても定着ベルト21の磨耗が軽減されるように、定着ベルト21の内周面には、双方の部材21、22の間にはフッ素グリス等の潤滑剤が塗布されている。
なお、本実施の形態1では、金属部材22の断面形状が略円形になるように形成したが、金属部材22の断面形状が多角形になるように形成することもできるし、金属部材22の周面にスリットを設けることもできる。
ここで、本実施の形態1では、ニップ部を形成する固定部材26の強度を補強する補強部材23が、定着ベルト21の内周面側に固設されている。図3を参照して、補強部材23は、幅方向の長さが固定部材26と同等になるように形成されていて、その幅方向両端部が定着装置20の側板43に固定支持されている。そして、補強部材23が固定部材26及び定着ベルト21を介して加圧ローラ31に当接することで、ニップ部において固定部材26が加圧ローラ31の加圧力を受けて大きく変形する不具合を抑止している。
なお、補強部材23は、上述した機能を満足するために、ステンレスや鉄等の機械的強度が高い金属材料で形成されている。
また、補強部材23における、ヒータ25に対向する面の一部又は全部に、断熱材を設けたり、鏡面処理を施したりすることもできる。これにより、ヒータ25から補強部材23に向かう熱(補強部材23を加熱する熱)が金属部材22の加熱に用いられることになるために、定着ベルト21(金属部材22)の加熱効率がさらに向上することになる。
ここで、補強部材23は、断熱部材24を介して温度センサ40(温度検知手段)を保持する保持部材としても機能するが、これについても後で詳しく説明する。
図2を参照して、ニップ部の位置で定着ベルト21の外周面に当接する加圧回転体としての加圧ローラ31は、直径が30mmであって、中空構造の芯金32上に弾性層33を形成したものである。加圧ローラ31(加圧回転体)の弾性層33は、発泡性シリコーンゴム、シリコーンゴム、フッ素ゴム等の材料で形成されている。なお、弾性層33の表層にPFA、PTFE等からなる薄肉の離型層を設けることもできる。加圧ローラ31は定着ベルト21に圧接して、双方の部材間に所望のニップ部を形成する。また、図3を参照して、加圧ローラ31には不図示の駆動機構の駆動ギアに噛合するギア45が設置されていて、加圧ローラ31は図2中の矢印方向(時計方向)に回転駆動される。また、加圧ローラ31は、その幅方向両端部が定着装置20の側板43に軸受42を介して回転自在に支持されている。なお、加圧ローラ31の内部に、ハロゲンヒータ等の熱源を設けることもできる。
なお、加圧ローラ31の弾性層33を発泡性シリコーンゴム等のスポンジ状の材料で形成した場合には、ニップ部に作用する加圧力を減ずることができるために、金属部材22に生じる撓みをさらに軽減することができる。さらに、加圧ローラ31の断熱性が高められて、定着ベルト21の熱が加圧ローラ31側に移動しにくくなるために、定着ベルト21の加熱効率が向上する。
また、本実施の形態1では、定着ベルト21の直径が加圧ローラ31の直径とほぼ同等になるように形成したが、定着ベルト21の直径が加圧ローラ31の直径よりも小さくなるように形成することもできる。その場合、ニップ部における定着ベルト21の曲率が加圧ローラ31の曲率よりも小さくなるために、ニップ部から送出される記録媒体Pが定着ベルト21から分離され易くなる。
図4を参照して、定着ベルト21の内周面21aに摺接する固定部材26は、ベース層26b上に表面層26aが形成されたものである。固定部材26は、加圧ローラ31との対向面(摺接面)が、加圧ローラ31の曲率にならうように凹状に形成されている。これにより、記録媒体Pは加圧ローラ31の曲率にならうようにニップ部から送出されるために、定着工程後の記録媒体Pが定着ベルト21に吸着して分離しないような不具合を抑止することができる。
なお、本実施の形態1では、ニップ部を形成する固定部材26の形状を凹状に形成したが、ニップ部を形成する固定部材26の形状を平面状に形成することもできる。すなわち、固定部材26の摺接面(加圧ローラ31に対向する面である。)が平面形状になるように形成することができる。これにより、ニップ部の形状が記録媒体Pの画像面に対して略平行になって、定着ベルト21と記録媒体Pとの密着性が高まるために定着性が向上する。さらに、ニップ部の出口側における定着ベルト21の曲率が大きくなるために、ニップ部から送出された記録媒体Pを定着ベルト21から容易に分離することができる。
また、固定部材26のベース層26bを形成する材料としては、加圧ローラ31による加圧力を受けても大きく撓むことがないように、ある程度剛性のある材料(例えば、高剛性の金属やセラミック等である。)で形成されている。
金属板を曲げ加工することにより形成する略パイプ状の金属部材22は、その肉厚を薄くすることができるために、ウォームアップ時間を短縮することができる。しかし、金属部材22自身の剛性は小さくなっているため、加圧ローラ31の加圧力に抗しきれずに、撓んだり、変形することがある。パイプ状の金属部材22が変形してしまうと所望のニップ幅が得られずに、定着性が低下するという問題が生じる。これに対して、本実施の形態1では、薄肉の金属部材22とは別に高剛性の固定部材26を設置してニップ部を形成しているために、そのような問題が生じるのを未然に防止することができる。
また、本実施の形態1では、固定部材26とヒータ25(加熱手段)との間に断熱材27を設置している。詳しくは、固定部材26と金属部材22との間であって、固定部材26の摺接面を除く面を覆うように断熱材27が設置されている。断熱材27の材料としては、断熱性に優れたスポンジゴムや、空包を有するセラミック、等を用いることができる。
本実施の形態1では、定着ベルト21と金属部材22とがほぼ全周にわたって近接しているため、加熱待機時(プリント動作待機時)においても定着ベルト21を周方向に温度ムラなく加熱できる。したがって、プリント要求を受けた後、速やかにプリント動作をおこなうことができる。このとき、従来のオンデマンド方式の定着装置(例えば、特許第2884714号公報参照。)では、ニップ部で加熱待機時に加圧ローラを変形させたまま熱を与えてしまうと、加圧ローラのゴムの材質によっては、熱劣化を起こして加圧ローラの寿命が短くなってしまったり、加圧ローラに圧縮永久ひずみが発生してしまったりする(ゴムの圧縮永久ひずみは、ゴムの変形に加熱が加わることにより増大する。)。そして、加圧ローラに圧縮永久ひずみが発生すると、加圧ローラの一部が凹んだ状態になり、所望のニップ幅が得られないため、定着不良が発生したり、回転時に異音が生じたりする。
これに対して、本実施の形態1では、固定部材26と金属部材22との間に断熱材27が設置されているために、加熱待機時に金属部材22の熱が固定部材26に達しにくくなる。したがって、加熱待機時に加圧ローラ31が変形した状態で高温加熱される不具合が軽減されて、上述の問題が生じるのを抑止することができる。
さらに、固定部材26と定着ベルト21との摩擦抵抗を低減するために双方の部材間に塗布された潤滑剤は、ニップ部における高圧条件に加えて高温条件による使用によって劣化して、定着ベルト21のスリップ等の不具合が生じてしまう可能性がある。
これに対して、本実施の形態1では、固定部材26と金属部材22との間に断熱材27が設置されているために、金属部材22の熱がニップ部の潤滑剤に達しにくくなる。したがって、潤滑剤の高温による劣化が軽減されて、上述の問題が生じるのを抑止することができる。
また、本実施の形態1では、固定部材26と金属部材22との間に断熱材27が設置されているために、固定部材26が断熱されて、ニップ部では積極的に定着ベルト21は加熱されないことになる。そのため、ニップ部に送入された記録媒体Pの温度がニップ部から送出されるときには低くなる。すなわち、ニップ部出口では、記録媒体P上に定着されたトナー像の温度が低くなって、トナーの粘性が低下して、定着ベルト21に対するトナー接着力が小さくなった状態で、記録媒体Pは定着ベルト21から分離される。したがって、定着工程直後の記録媒体Pが定着ベルト21に巻き付いてジャムになる不具合が防止されるとともに、定着ベルト21に対するトナー固着も抑制される。
また、本実施の形態1では、図4を参照して、固定部材26が挿設された金属部材22の凹部を内周面側から保持するステー部材28が設置されている。
略パイプ状の金属部材22は、0.1mm厚のステンレス板に曲げ加工を施して形成したものである。したがって、ステンレス板を曲げ加工によって所望のパイプ形状に加工しようとしても、そのままでは、スプリングバックによって径が大きくなる方向に開いてしまい所望のパイプ形状を形成することができない。そして、金属部材22がスプリングバックによって開いてしまうと、定着ベルト21の内周面に接触してしまい定着ベルト21を傷つけたり、定着ベルト21との接触ムラによる定着ベルト21の加熱ムラが生じたりしてしまう。本実施の形態1では、このような不具合が生じるのを抑止するために、金属部材22の開口部が形成された凹部(曲げ部)をステー部材28で固定することによって、金属部材22のスプリングバックによる変形を抑止している。具体的には、スプリングバック力に抗するように曲げ加工が施された金属部材22の形状を保持しながら、金属部材22の内周面側からステー部材28を凹部に圧入する。
ここで、金属部材22の加熱効率を高くするためには、金属部材22の肉厚は0.2mm以下に設定することが好ましい。
上述したように、金属板を曲げ加工することにより形成する略パイプ状の金属部材22は、その肉厚を薄くすることができるために、ウォームアップ時間を短縮することができる。しかし、金属部材22自身の剛性は小さくなっているため、加圧ローラ31の加圧力が金属部材22に作用すると、その加圧力に抗しきれずに、撓んだり、変形してしまう。そして、パイプ状の金属部材22が変形してしまうと所望のニップ幅が得られずに、定着性が低下するという問題が生じてしまう。これに対して、本実施の形態1では、薄肉の金属部材22に凹部(固定部材26が挿設されている部分である。)をニップ部から離れるように設けて、加圧ローラ31の加圧力が金属部材22に直接的に作用しないように構成しているために、そのような問題が生じるのを未然に防止することができる。
以下、上述のように構成された定着装置20の動作について簡単に説明する。
装置本体1の電源スイッチが投入されると、不図示の電源部からヒータ25に電力が供給されるとともに、加圧ローラ31の図2中の矢印方向の回転駆動が開始される。これにより、加圧ローラ31との摩擦力によって、定着ベルト21も図2中の矢印方向に従動(回転)する。
その後、給紙部12から記録媒体Pが給送されて、2次転写ローラ89の位置で、記録媒体P上に未定着のカラー画像が担持(転写)される。未定着画像T(トナー像)が担持された記録媒体Pは、不図示のガイド板に案内されながら図2の矢印Y10方向に搬送されて、圧接状態にある定着ベルト21及び加圧ローラ31のニップ部に送入される。
そして、金属部材22(ヒータ25)によって加熱された定着ベルト21による加熱と、補強部材23によって補強された固定部材26と加圧ローラ31との押圧力とによって、記録媒体Pの表面にトナー像Tが定着される。その後、ニップ部から送出された記録媒体Pは、矢印Y11方向に搬送される。
以下、本実施の形態1における定着装置20において特徴的な構成・動作について、詳しく説明する。
図2を参照して、本実施の形態1における定着装置20には、略パイプ状に形成された金属部材22の内周面に接触して金属部材22の温度を検知する温度検知手段としての温度センサ40が設置されている。
図5を参照して、温度センサ40(温度検知手段)は、接触型サーミスタであって、温度検知素子(サーミスタ素子)40a、板バネ部材40b、ホルダ40c、ハーネス40d、等で構成されている。温度検知素子(サーミスタ素子)40aは、金属材料で形成された板バネ部材40bの自由端側に保持されている。板バネ部材40bの固定端側は、絶縁性・耐熱性を有する樹脂材料で形成されたホルダ40cに保持されている。このホルダ40cは、補強部材23上に設置された断熱部材24の表面上に固設されている。また、ホルダ40c内では、板バネ部材40bの端部にハーネス40dが電気的に接続されている。このハーネス40dは、装置本体1に設置された不図示の制御部(電気回路)に接続されている。このような構成により、板バネ部材40bのバネ力によって所定の当接力で温度検知素子(サーミスタ素子)40aが金属部材22の内周面に当接して、金属部材22の温度が検知されることになる。
ここで、本願発明者は、研究を重ねた結果、定着ベルト21と金属部材22とのクリアランス量がニップ部を除く位置で1mm以下に設定されていれば、パイプ状の金属部材22の内周面に当接するように温度センサ40を設置した場合に、その温度センサ40によって定着ベルト21の表面温度を感度よく高精度に検知できることを知るに至った。これは、定着ベルト21と金属部材22とのクリアランス量が極めて小さいために、ヒータ25によって加熱された金属部材22から定着ベルト21への熱伝導の応答性が極めて高められていることによるものと考えられる。
したがって、本実施の形態1のように金属部材22の内周面に当接するように温度センサ40を設置した場合であっても、従来の定着装置のように、定着ベルトの外周面に温度センサを接触させて、定着ベルトの表面温度を直接的に検知しながら定着温度制御をおこなう場合と同様に、定着ベルト21の定着温度制御を感度よく高精度におこなうことができる。
また、本実施の形態1における定着装置20は、非回転部材である金属部材22に温度センサ40を当接させているために、回転部材である定着ベルトに温度センサを当接させている従来の定着装置に比べて、温度センサ40の当接部の磨耗がほとんど生じない。したがって、温度センサ40の耐久性が向上する。
ここで、本実施の形態1では、ヒータ25(加熱手段)によって温度センサ40が直接的に加熱されて、温度センサ40が熱破損したり誤動作したりしないように、ヒータ25と温度センサ40との間に、温度センサ40を保持する保持部材としての補強部材23を設けている。換言すると、補強部材23(保持部材)における、ヒータ25に対向する対向面の反対側の面上に、温度センサ40が設置されている。このように、本実施の形態1では、先に説明したように固定部材26を補強するための補強部材23が、温度センサ40を保持する保持部材としても機能している。
詳しくは、図2を参照して、補強部材23(保持部材)は、金属部材22の内部を2つの空間に分けるように配設されている。そして、補強部材23(保持部材)によって分けられた2つの空間のうち、一方の空間(ニップ部に対して定着ベルト21の走行方向下流側の空間である。)には温度センサ40が配設され、他方の空間(ニップ部に対して定着ベルト21の走行方向上流側の空間である。)にはヒータ25が配設されている。このように、温度センサ40は、補強部材23(保持部材)によって、ヒータ25と隔絶されているために、温度センサ40がヒータ25によって直接的に加熱される不具合を確実に抑止することができる。
また、本実施の形態1では、温度センサ40は、断熱部材24を介して補強部材23(保持部材)に保持されている。断熱部材24は、断熱性を有する絶縁材料(電気絶縁材料)で形成されている。具体的に、断熱部材24の材料としては、空包を有するセラミックや、断熱性に優れたスポンジゴムや、等を用いることができる。
このように、温度センサ40が断熱部材24を介して補強部材23(保持部材)に保持されることで、温度センサ40がヒータ25によって直接的に加熱される不具合がさらに確実に抑止されることになる。
ここで、本実施の形態1では、図5に示すように、絶縁材料で形成された断熱部材24に、2つの溝部24aが形成されている。そして、この断熱部材24の溝部24aに、温度センサ40のハーネス40dが保持(収納)されている。
このような構成により、絶縁被覆層(一般的に耐熱性の低い材料で形成されている。)が形成されていないハーネス40d(金属線がむき出しになった状態のものである。)を用いた場合であっても、ハーネス40dと補強部材23との間にリークが生じる不具合を未然に防止することができる。絶縁被覆層は一般的に耐熱性の低い材料で形成されていて、絶縁被覆層が形成されたハーネスを高温に達する金属部材22の近傍で使用したくないため、このような構成が有用になる。
なお、本実施の形態1では、絶縁被覆層が形成されていないハーネス40dを温度センサ40に設けて、電気絶縁性を有する断熱部材24の溝部24aにハーネス40dを収納するように構成した。
これに対して、図6に示すように、絶縁被覆層が形成されていない電極パターン40e(板バネ部材40bに電気的に接続されている。)を温度センサ40に設けるとともに、その電極パターン40eを断熱部材24の溝部24aにパターン形成するように構成することもできる。さらには、図示は省略するが、絶縁被覆層が形成されていない電極板(板バネ部材40bに電気的に接続されている。)を温度センサ40に設けるとともに、その電極板を断熱部材24の溝部24aに収納するように構成することもできる。
そして、これらの場合にも、電極パターン40e(又は、電極板)と補強部材23との間にリークが生じる不具合を未然に防止することができる。
なお、図2に示すように、本実施の形態1では、補強部材23(保持部材)によって分けられた2つの空間のうち、一方の空間(ニップ部に対して定着ベルト21の走行方向下流側に位置する空間である。)には温度センサ40が配設され、他方の空間(ニップ部に対して定着ベルト21の走行方向上流側に位置する空間である。)にはヒータ25が配設されている。
ニップ部上流側は定着ベルト21の張り側(張力が大きい側である。)になるため、ニップ部下流側に比べて、定着ベルト21と金属部材22とのクリアランス量が比較的小さくなる(全体的に小さく設定されているクリアランス量がさらに小さくなる。)。そのため、金属部材22の熱を定着ベルト21に効率的に伝達しやすくなるので、ヒータ25をニップ部上流側の空間に設置している。
これに対して、ニップ部下流側では記録媒体Pによって熱を奪われた直後で定着ベルト21の表面温度が低下しているために、その状態を温度センサ40によっていち早く検知してヒータ25の出力制御にフィードバックする必要がある。そのため、定着ベルト21の表面温度を間接的に検知する温度センサ40をニップ部下流側の空間に設置している。
以上説明したように、本実施の形態1においては、金属部材22の内周面に接触するように温度センサ40(温度検知手段)を設置するとともに、ヒータ25(加熱手段)によって温度センサ40が加熱されないようにヒータ25と温度センサ40との間に温度センサ40を保持する補強部材23(保持部材)を設置している。これにより、ウォームアップ時間やファーストプリント時間が短くて、定着装置20を高速化した場合であっても定着不良等が生じることなく、定着装置20が大型化・高コスト化されることなく、定着ベルト21の外周面が磨耗劣化しにくく、高精度な定着温度制御が可能になる。
なお、本実施の形態1では、定着ベルトとして複層構造の定着ベルト21を用いたが、定着ベルトとしてポリイミド、ポリアミド、フッ素樹脂、金属等からなる無端状の定着フィルムを用いることもできる。そして、その場合にも、本実施の形態1と同様の効果を得ることができる。
実施の形態2.
図7にて、この発明の実施の形態2について詳細に説明する。
図7は、実施の形態2における定着装置を示す構成図であって、前記実施の形態1における図2に相当する図である。本実施の形態2における定着装置は、金属部材22が電磁誘導によって加熱される点が、前記実施の形態1のものとは相違する。
図7を参照して、本実施の形態2における定着装置20も、前記実施の形態1のものと同様に、定着ベルト21、固定部材26、金属部材22、加圧ローラ31(加圧回転体)、温度センサ40(温度検知手段)、補強部材23(保持部材)、断熱部材24、断熱材27、ステー部材28、等で構成される。また、本実施の形態2における定着装置20も、前記実施の形態1のものと同様に、接触型の温度センサ40が金属部材22の内周面に当接するように配設されていて、その温度センサ40が補強部材23に断熱部材24を介して保持されている。
ここで、本実施の形態2における定着装置20は、加熱手段として、ヒータ25の代わりに、誘導加熱部50が設置されている。そして、本実施の形態2における金属部材22は、ヒータ25の輻射熱によって加熱される前記実施の形態1のものとは異なり、誘導加熱部50による電磁誘導によって加熱される。
誘導加熱部50は、励磁コイル、コア、コイルガイド、等で構成される。励磁コイルは、定着ベルト21の一部を覆うように、細線を束ねたリッツ線を幅方向(図7の紙面垂直方向である。)に延設したものである。コイルガイドは、耐熱性の高い樹脂材料等からなり、励磁コイルやコアを保持する。コアは、フェライト等の強磁性体(比透磁率が1000〜3000程度である。)からなる半円筒状部材であって、金属部材22に向けて効率のよい磁束を形成するためにセンターコアやサイドコアが設けられている。コアは、幅方向に延設された励磁コイルに対向するように設置されている。
このように構成された定着装置20は、次のように動作する。
定着ベルト21が図7中の矢印方向に回転駆動されると、定着ベルト21は誘導加熱部50との対向位置で加熱される。詳しくは、励磁コイルに高周波の交番電流を流すことで、金属部材22の周囲に磁力線が双方向に交互に切り替わるように形成される。このとき、金属部材22表面に渦電流が生じて、金属部材22自身の電気抵抗によってジュール熱が発生する。このジュール熱によって、金属部材22が電磁誘導加熱されて、さらに加熱された金属部材22によって定着ベルト21が加熱される。
ここで、本実施の形態2では、温度センサ40は、補強部材23(保持部材)によって、誘導加熱部50に対して大きな距離をあけて隔絶されているために、温度センサ40が誘導加熱部50によって直接的に加熱される不具合を確実に抑止することができる。
以上説明したように、本実施の形態2においても、前記実施の形態1と同様に、金属部材22の内周面に接触するように温度センサ40(温度検知手段)を設置するとともに、誘導加熱部50(加熱手段)によって温度センサ40が加熱されないように誘導加熱部50と温度センサ40との間に温度センサ40を保持する補強部材23(保持部材)を設置している。これにより、ウォームアップ時間やファーストプリント時間が短くて、定着装置20を高速化した場合であっても定着不良等が生じることなく、定着装置20が大型化・高コスト化されることなく、定着ベルト21の外周面が磨耗劣化しにくく、高精度な定着温度制御が可能になる。
なお、本実施の形態2では、金属部材22を電磁誘導加熱により加熱したが、金属部材22を抵抗発熱体の熱によって加熱することもできる。具体的に、金属部材22の内周面の一部に抵抗発熱体を当接させる。抵抗発熱体は、セラミックヒータ等の面状発熱体であって、その両端部に電源部が接続されている。そして、抵抗発熱体に電流が流されると、抵抗発熱体自身の電気抵抗によって抵抗発熱体が昇温して、当接する金属部材22を加熱する。さらに、加熱された金属部材22によって定着ベルト21が加熱されることになる。
これらの場合にも、前記各実施の形態と同様に、温度センサ40を保持する補強部材23(保持部材)によって、抵抗発熱体と温度センサ40とを隔絶することにより、前記各実施の形態と同様の効果を得ることができる。
なお、前記各実施の形態では、補強部材23を温度センサ40を保持する保持部材としても機能させることで、部品数の削減と省スペース化とを図った。これに対して、このような効果を無視できる場合には、温度センサ40を保持する保持部材を補強部材とは別に設けることもできる。
なお、本発明が前記各実施の形態に限定されず、本発明の技術思想の範囲内において、前記各実施の形態の中で示唆した以外にも、前記各実施の形態は適宜変更され得ることは明らかである。また、前記構成部材の数、位置、形状等は前記各実施の形態に限定されず、本発明を実施する上で好適な数、位置、形状等にすることができる。
1 画像形成装置本体(装置本体)、
20 定着装置、
21 定着ベルト(定着部材)、
22 金属部材(加熱部材)、
23 補強部材(保持部材)、
24 断熱部材、
24a 溝部、
25 ヒータ(加熱手段)、
26 固定部材、
31 加圧ローラ(加圧回転体)、
40 温度センサ(温度検知手段)、
40a 温度検知素子、 40b 板バネ部材、
40c ホルダ、 40d ハーネス、 40e 電極パターン、
50 誘導加熱部(加熱手段)、 P 記録媒体。
特許2008−146010号公報 特許2009−3410号公報

Claims (9)

  1. 所定方向に走行してトナー像を加熱して溶融するとともに、可撓性を有する無端状の定着ベルトと、
    前記定着ベルトの内周面に対向するように固設されて前記定着ベルトを加熱するとともに、加熱手段によって加熱されるパイプ状の金属部材と、
    前記定着ベルトに圧接して記録媒体が搬送されるニップ部を形成する加圧回転体と、
    前記金属部材の内周面に接触して当該金属部材の温度を検知する温度検知手段と、
    前記加熱手段によって前記温度検知手段が加熱されないように前記加熱手段と前記温度検知手段との間に設置されるとともに、前記温度検知手段を保持する保持部材と、
    を備えたことを特徴とする定着装置。
  2. 前記定着ベルトの内周面側に固設されて、当該定着ベルトを介して前記加圧回転体に圧接して前記ニップ部を形成する固定部材と、
    前記金属部材の内周面側に固設されて前記固定部材に当接して当該固定部材を補強する補強部材と、
    をさらに備え、
    前記保持部材は、前記補強部材であって、前記金属部材の内部を2つの空間に分けるように配設され、
    前記温度検知手段は、前記2つの空間のうち一方の空間に配設されたことを特徴とする請求項1に記載の定着装置。
  3. 前記加熱手段は、ヒータであって、前記2つの空間のうち他方の空間に配設されたことを特徴とする請求項2に記載の定着装置。
  4. 前記2つの空間のうち前記一方の空間は、前記ニップ部に対して前記定着ベルトの走行方向下流側に位置し、
    前記2つの空間のうち前記他方の空間は、前記ニップ部に対して前記定着ベルトの走行方向上流側に位置することを特徴とする請求項3に記載の定着装置。
  5. 前記補強部材は、金属材料で形成され、
    前記温度検知手段は、断熱部材を介して前記補強部材に保持されたことを特徴とする請求項2〜請求項4のいずれかに記載の定着装置。
  6. 前記断熱部材は、絶縁材料で形成されたことを特徴とする請求項5に記載の定着装置。
  7. 前記温度検知手段は、温度検知素子を保持する板バネ部材に接続されるとともに、絶縁被覆層が形成されていないハーネス、電極パターン、電極板のいずれかを具備し、
    前記断熱部材は、前記ハーネス、前記電極パターン、前記電極板のいずれかを保持するための溝部が形成されたことを特徴とする請求項6に記載の定着装置。
  8. 前記金属部材と前記定着ベルトとのクリアランス量が前記ニップ部を除く位置で1mm以下となるように構成されたことを特徴とする請求項1〜請求項7のいずれかに記載の定着装置。
  9. 請求項1〜請求項8のいずれかに記載の定着装置を備えたことを特徴とする画像形成装置。
JP2009208801A 2009-09-10 2009-09-10 定着装置及び画像形成装置 Expired - Fee Related JP5299690B2 (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009208801A JP5299690B2 (ja) 2009-09-10 2009-09-10 定着装置及び画像形成装置
CN201010277147.7A CN102023543B (zh) 2009-09-10 2010-09-07 定影装置以及图像形成装置
US12/878,480 US8385804B2 (en) 2009-09-10 2010-09-09 Fixing device and image forming apparatus employing the fixing device

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009208801A JP5299690B2 (ja) 2009-09-10 2009-09-10 定着装置及び画像形成装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2011059364A true JP2011059364A (ja) 2011-03-24
JP5299690B2 JP5299690B2 (ja) 2013-09-25

Family

ID=43647881

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2009208801A Expired - Fee Related JP5299690B2 (ja) 2009-09-10 2009-09-10 定着装置及び画像形成装置

Country Status (3)

Country Link
US (1) US8385804B2 (ja)
JP (1) JP5299690B2 (ja)
CN (1) CN102023543B (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011113013A (ja) * 2009-11-30 2011-06-09 Brother Industries Ltd 定着装置
JP2012212066A (ja) * 2011-03-31 2012-11-01 Brother Ind Ltd 定着装置
US20150117881A1 (en) * 2013-10-31 2015-04-30 Oki Data Corporation Fixing device and image forming apparatus
JP2018124426A (ja) * 2017-02-01 2018-08-09 コニカミノルタ株式会社 定着装置および画像形成装置

Families Citing this family (106)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5091885B2 (ja) 2009-02-12 2012-12-05 株式会社リコー 定着装置及び画像形成装置
JP5581634B2 (ja) 2009-09-15 2014-09-03 株式会社リコー 定着装置および画像形成装置
JP5333194B2 (ja) * 2009-12-22 2013-11-06 株式会社リコー 定着装置及び画像形成装置
JP5381746B2 (ja) * 2010-01-26 2014-01-08 株式会社リコー 定着装置及び画像形成装置
US8600276B2 (en) 2010-01-27 2013-12-03 Ricoh Company, Limited Heat conduction unit, fixing device, and image forming apparatus
JP5445189B2 (ja) * 2010-02-08 2014-03-19 株式会社リコー 定着装置及び画像形成装置
JP5564981B2 (ja) * 2010-02-25 2014-08-06 株式会社リコー 定着装置及び画像形成装置
JP5494950B2 (ja) * 2010-03-05 2014-05-21 株式会社リコー 定着装置及び画像形成装置
JP2011186040A (ja) * 2010-03-05 2011-09-22 Ricoh Co Ltd 圧縮空気噴射による記録媒体分離を行う定着装置および画像形成装置
JP5600970B2 (ja) * 2010-03-08 2014-10-08 株式会社リコー 定着装置および画像形成装置
JP5440278B2 (ja) 2010-03-10 2014-03-12 株式会社リコー 定着装置および画像形成装置
JP5640405B2 (ja) * 2010-03-12 2014-12-17 株式会社リコー 定着装置および画像形成装置
JP5630040B2 (ja) * 2010-03-15 2014-11-26 株式会社リコー 定着装置、及び画像形成装置
JP5625406B2 (ja) * 2010-03-16 2014-11-19 株式会社リコー 画像形成装置
JP2011191591A (ja) 2010-03-16 2011-09-29 Ricoh Co Ltd 定着装置および画像形成装置
JP5560791B2 (ja) 2010-03-16 2014-07-30 株式会社リコー 熱定着装置及び画像形成装置
JP5447045B2 (ja) * 2010-03-18 2014-03-19 株式会社リコー 定着装置及び画像形成装置
JP5515906B2 (ja) 2010-03-18 2014-06-11 株式会社リコー 定着装置および画像形成装置
JP2011197183A (ja) * 2010-03-18 2011-10-06 Ricoh Co Ltd 定着装置及び画像形成装置
JP5589526B2 (ja) * 2010-03-18 2014-09-17 株式会社リコー 定着装置及び画像形成装置
JP5510721B2 (ja) 2010-05-07 2014-06-04 株式会社リコー 定着装置及び画像形成装置
JP5510058B2 (ja) 2010-05-19 2014-06-04 株式会社リコー 画像形成装置
JP5585223B2 (ja) 2010-06-10 2014-09-10 株式会社リコー 圧縮空気噴射による用紙分離を行う画像形成装置
JP5471916B2 (ja) 2010-07-12 2014-04-16 株式会社リコー 画像形成装置
JP5556527B2 (ja) 2010-07-16 2014-07-23 株式会社リコー 画像形成装置
JP5617431B2 (ja) 2010-08-19 2014-11-05 株式会社リコー 定着装置及び画像形成装置
JP5593973B2 (ja) 2010-08-30 2014-09-24 株式会社リコー 定着装置及び画像形成装置
JP5499999B2 (ja) 2010-08-31 2014-05-21 株式会社リコー 画像形成装置
JP5610148B2 (ja) 2010-10-18 2014-10-22 株式会社リコー 画像形成装置
JP2012088491A (ja) 2010-10-19 2012-05-10 Ricoh Co Ltd 定着ローラ、定着装置及び画像形成装置
JP5707867B2 (ja) 2010-11-01 2015-04-30 株式会社リコー 定着装置および画像形成装置
JP5636889B2 (ja) 2010-11-09 2014-12-10 株式会社リコー 定着装置および画像形成装置
JP2012118481A (ja) 2010-11-10 2012-06-21 Ricoh Co Ltd 定着装置、画像形成装置、及び定着装置の制御方法
JP5625779B2 (ja) 2010-11-12 2014-11-19 株式会社リコー 定着装置および画像形成装置
EP2453316B1 (en) 2010-11-12 2021-03-24 Ricoh Company, Ltd. Fixing device and image forming apparatus incorporating same
JP5747502B2 (ja) 2010-11-12 2015-07-15 株式会社リコー 定着装置及び画像形成装置
JP5625860B2 (ja) 2010-12-14 2014-11-19 株式会社リコー 定着装置及び画像形成装置
JP5696835B2 (ja) 2010-12-14 2015-04-08 株式会社リコー 定着装置及び画像形成装置
JP5625865B2 (ja) 2010-12-16 2014-11-19 株式会社リコー 定着装置及び画像形成装置
JP5589820B2 (ja) 2010-12-17 2014-09-17 株式会社リコー 定着装置及び画像形成装置
JP5640750B2 (ja) 2011-01-07 2014-12-17 株式会社リコー 定着装置、画像形成装置、定着制御方法
JP5625924B2 (ja) 2011-01-11 2014-11-19 株式会社リコー 電磁誘導加熱方式定着装置と画像形成装置
JP5669010B2 (ja) 2011-01-11 2015-02-12 株式会社リコー 定着装置及びその定着装置を備えた画像形成装置
JP5825545B2 (ja) 2011-01-11 2015-12-02 株式会社リコー 定着装置および画像形成装置
JP5796303B2 (ja) 2011-02-16 2015-10-21 株式会社リコー 定着装置及び画像形成装置
JP5760505B2 (ja) 2011-02-25 2015-08-12 株式会社リコー 定着装置及び画像形成装置
JP2012185295A (ja) 2011-03-04 2012-09-27 Ricoh Co Ltd 定着装置および画像形成装置
JP5768507B2 (ja) 2011-03-17 2015-08-26 株式会社リコー 定着装置および画像形成装置
US8447221B2 (en) 2011-04-04 2013-05-21 Ricoh Company, Ltd. Fixing device and image forming apparatus incorporating same
JP5828375B2 (ja) 2011-05-25 2015-12-02 株式会社リコー 画像形成装置
JP5821292B2 (ja) 2011-05-31 2015-11-24 ブラザー工業株式会社 定着装置
JP5884299B2 (ja) 2011-05-31 2016-03-15 ブラザー工業株式会社 定着装置
JP5884300B2 (ja) 2011-05-31 2016-03-15 ブラザー工業株式会社 定着装置
JP5786461B2 (ja) * 2011-05-31 2015-09-30 ブラザー工業株式会社 定着装置
JP5773151B2 (ja) 2011-08-17 2015-09-02 株式会社リコー 定着装置及び画像形成装置
JP5879859B2 (ja) * 2011-09-20 2016-03-08 ブラザー工業株式会社 定着装置
US8938193B2 (en) * 2011-11-29 2015-01-20 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Fuser unit
JP6069828B2 (ja) 2011-12-05 2017-02-01 株式会社リコー 定着装置および画像形成装置
JP5737629B2 (ja) 2011-12-26 2015-06-17 株式会社リコー 定着装置及び画像形成装置
JP6136220B2 (ja) 2011-12-27 2017-05-31 株式会社リコー 定着装置、及び、画像形成装置
JP6136221B2 (ja) 2011-12-27 2017-05-31 株式会社リコー 定着装置、及び、画像形成装置
US9063480B2 (en) 2011-12-28 2015-06-23 Ricoh Company, Limited Fixing device, image forming device, and separating member
JP5904325B2 (ja) 2011-12-28 2016-04-13 株式会社リコー 定着装置及び画像形成装置
JP5796711B2 (ja) 2011-12-28 2015-10-21 株式会社リコー 定着装置及び画像形成装置
JP5928783B2 (ja) 2012-01-11 2016-06-01 株式会社リコー 定着装置および画像形成装置
JP5761524B2 (ja) 2012-01-13 2015-08-12 株式会社リコー 定着装置及び画像形成装置
JP5737520B2 (ja) 2012-01-13 2015-06-17 株式会社リコー 定着装置及び画像形成装置
JP5796714B2 (ja) 2012-01-13 2015-10-21 株式会社リコー 定着装置及び画像形成装置
JP6024108B2 (ja) 2012-01-19 2016-11-09 株式会社リコー 定着装置及び画像形成装置
JP5970828B2 (ja) 2012-01-19 2016-08-17 株式会社リコー 分離部材、定着装置、及び画像形成装置
JP6333511B6 (ja) 2012-01-23 2023-11-08 株式会社リコー 定着装置及び画像形成装置
JP5967468B2 (ja) 2012-01-24 2016-08-10 株式会社リコー 定着装置、及び、画像形成装置
JP5943231B2 (ja) 2012-01-26 2016-07-05 株式会社リコー 定着装置、及び、画像形成装置
JP6035668B2 (ja) 2012-01-27 2016-11-30 株式会社リコー 定着装置、及び、画像形成装置
JP6051741B2 (ja) 2012-01-31 2016-12-27 株式会社リコー 定着装置および画像形成装置
JP5751428B2 (ja) 2012-01-31 2015-07-22 株式会社リコー 定着装置及び画像形成装置
JP5963105B2 (ja) 2012-02-02 2016-08-03 株式会社リコー 定着装置及び画像形成装置
JP6019779B2 (ja) 2012-02-09 2016-11-02 株式会社リコー 定着装置及び画像形成装置
JP5896281B2 (ja) 2012-02-09 2016-03-30 株式会社リコー 画像形成装置
JP6423994B2 (ja) 2012-02-09 2018-11-14 株式会社リコー 定着装置及び画像形成装置
JP6003619B2 (ja) 2012-02-09 2016-10-05 株式会社リコー 定着装置及び画像形成装置
JP6201312B2 (ja) 2012-02-09 2017-09-27 株式会社リコー 画像形成装置
JP6032525B2 (ja) 2012-02-09 2016-11-30 株式会社リコー 画像形成装置
JP6209311B2 (ja) 2012-02-09 2017-10-04 株式会社リコー 定着装置及び画像形成装置
JP5995132B2 (ja) 2012-02-09 2016-09-21 株式会社リコー 定着装置及び画像形成装置
US9026024B2 (en) 2012-02-09 2015-05-05 Ricoh Company, Ltd. Fixing device capable of minimizing damage of endless rotary body and image forming apparatus incorporating same
JP6103679B2 (ja) 2012-02-09 2017-03-29 株式会社リコー 定着装置及び画像形成装置
JP5850326B2 (ja) 2012-02-09 2016-02-03 株式会社リコー 定着装置および画像形成装置
JP5948923B2 (ja) 2012-02-09 2016-07-06 株式会社リコー 定着装置及び画像形成装置
JP2013164463A (ja) 2012-02-09 2013-08-22 Ricoh Co Ltd 定着装置及び画像形成装置
JP6019785B2 (ja) 2012-02-09 2016-11-02 株式会社リコー 定着装置及び画像形成装置
JP6135051B2 (ja) 2012-02-09 2017-05-31 株式会社リコー 定着装置及び画像形成装置
JP2013195857A (ja) 2012-03-22 2013-09-30 Ricoh Co Ltd 定着装置、及び、画像形成装置
JP5950152B2 (ja) 2012-03-22 2016-07-13 株式会社リコー 定着装置、及び、画像形成装置
JP2014013377A (ja) 2012-06-06 2014-01-23 Ricoh Co Ltd 定着装置および画像形成装置
JP2015084082A (ja) 2013-09-17 2015-04-30 株式会社リコー 定着装置及び画像形成装置
US9874839B2 (en) 2015-06-23 2018-01-23 Ricoh Company, Ltd. Fixing device and image forming apparatus
JP6583716B2 (ja) 2015-07-07 2019-10-02 株式会社リコー 定着装置及び画像形成装置
US10067449B2 (en) 2015-07-09 2018-09-04 Ricoh Company, Ltd. Fixing device and image forming apparatus
JP6657814B2 (ja) 2015-11-09 2020-03-04 株式会社リコー 定着装置及び画像形成装置
US11369431B2 (en) * 2016-06-11 2022-06-28 Boston Scientific Scimed Inc. Inductive double flat coil displacement sensor
US10295940B2 (en) * 2017-06-14 2019-05-21 Canon Kabushiki Kaisha Belt unit and image heating apparatus having a belt unit that includes an insulating holder portion that provides insulation between an exposed portion of a leaf spring and a stay
JP7370221B2 (ja) * 2019-11-01 2023-10-27 東芝テック株式会社 加熱装置および画像処理装置
JP2023008288A (ja) 2021-07-05 2023-01-19 株式会社リコー 画像形成装置
JP2023008286A (ja) 2021-07-05 2023-01-19 株式会社リコー 接離装置、定着装置及び画像形成装置
US12013652B2 (en) 2022-03-17 2024-06-18 Ricoh Company, Ltd. Heating device, fixing device, and image forming apparatus including a rotator holder and reflector

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005031133A (ja) * 2003-07-07 2005-02-03 Canon Inc 定着装置
JP2008292551A (ja) * 2007-05-22 2008-12-04 Kyocera Mita Corp 定着装置
JP2009003410A (ja) * 2007-05-22 2009-01-08 Ricoh Co Ltd 定着装置、画像形成装置、及び、加熱部材

Family Cites Families (81)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04122969A (ja) * 1990-09-14 1992-04-23 Canon Inc 加熱装置
JPH11133784A (ja) * 1997-10-29 1999-05-21 Minolta Co Ltd 定着装置
US6131009A (en) * 1998-10-27 2000-10-10 Ricoh Company, Ltd. Fusing device, method and computer readable medium for an image forming apparatus using controlled rotation of fusing and pressure rollers
CN1313893C (zh) * 1999-10-26 2007-05-02 松下电器产业株式会社 像加热装置及图象形成装置
JP2002049267A (ja) * 2000-05-23 2002-02-15 Ricoh Co Ltd 定着装置及びこれを有する画像形成装置
JP3795770B2 (ja) * 2000-06-30 2006-07-12 株式会社リコー 定着装置および画像形成装置
JP2002049272A (ja) 2000-08-04 2002-02-15 Ricoh Co Ltd 定着装置及びこれを有する画像形成装置
JP4634669B2 (ja) * 2000-10-16 2011-02-16 株式会社リコー 定着装置及び画像形成装置
JP3957968B2 (ja) * 2000-11-24 2007-08-15 株式会社リコー 定着装置及びこれを有する画像形成装置
JP3880424B2 (ja) * 2001-03-29 2007-02-14 株式会社リコー 画像形成装置
JP2002372885A (ja) * 2001-06-18 2002-12-26 Ricoh Co Ltd 液体塗布装置および画像形成装置
JP2003076189A (ja) * 2001-06-22 2003-03-14 Ricoh Co Ltd 定着装置および画像形成装置
JP2003007447A (ja) * 2001-06-26 2003-01-10 Canon Inc 加熱装置、像加熱装置及び画像形成装置
DE60306827T2 (de) * 2002-03-01 2007-02-15 Ricoh Co., Ltd. Fixiervorrichtung mit einem Abtrennungselement und diese Vorrichung enthaltendes Bilderzeugungsgerät
US6864461B2 (en) * 2002-03-28 2005-03-08 Minolta Co., Ltd. Fixing device for image forming apparatus
JP3691026B2 (ja) * 2002-04-12 2005-08-31 株式会社リコー 定着装置及び画像形成装置
JP4099098B2 (ja) * 2002-05-31 2008-06-11 株式会社リコー 定着装置・画像形成装置
JP3954919B2 (ja) * 2002-07-26 2007-08-08 株式会社リコー 画像形成装置
US7070182B2 (en) * 2002-12-18 2006-07-04 Ricoh Company, Limited Sheet separating mechanism, fixing device, and image forming apparatus
JP4122969B2 (ja) * 2002-12-26 2008-07-23 旭硝子株式会社 液晶表示装置および液晶表示装置の製造方法
US7151907B2 (en) * 2003-07-30 2006-12-19 Ricoh Company Limited Fixing device, image forming apparatus using the same and process cartridge
JP4439885B2 (ja) * 2003-11-25 2010-03-24 株式会社リコー 定着装置及び画像形成装置
JP2005189461A (ja) * 2003-12-25 2005-07-14 Ricoh Co Ltd ベルト定着装置,画像形成装置及びその画像形成装置において使用するトナー
JP2005316080A (ja) * 2004-04-28 2005-11-10 Ricoh Co Ltd ローラ及びそのローラを用いる定着装置並びに画像形成装置
JP2005338724A (ja) * 2004-05-31 2005-12-08 Fuji Xerox Co Ltd 定着装置および画像形成装置
JP4732027B2 (ja) * 2004-06-30 2011-07-27 株式会社リコー 定着装置及び画像形成装置
US7925177B2 (en) * 2004-07-21 2011-04-12 Ricoh Co, Ltd. Image fixing apparatus stably controlling a fixing temperature, and image forming apparatus using the same
JP2006154487A (ja) * 2004-11-30 2006-06-15 Ricoh Co Ltd 定着装置、画像形成装置及び定着装置の制御方法
JP4264410B2 (ja) * 2004-11-30 2009-05-20 株式会社リコー 定着装置および画像形成装置
JP2006201564A (ja) * 2005-01-21 2006-08-03 Ricoh Co Ltd 定着装置および画像形成装置
US7546049B2 (en) * 2005-01-21 2009-06-09 Ricoh, Ltd. Image forming device with a control means to correct the fixing control temperature
JP4883914B2 (ja) * 2005-01-24 2012-02-22 株式会社リコー 定着装置及びこれを用いる画像形成装置
JP4609104B2 (ja) * 2005-02-15 2011-01-12 富士ゼロックス株式会社 定着装置および画像形成装置
US20060257183A1 (en) * 2005-05-12 2006-11-16 Masanao Ehara Image forming apparatus
JP4841179B2 (ja) * 2005-06-17 2011-12-21 株式会社リコー 定着装置及び画像形成装置
JP4689370B2 (ja) * 2005-06-30 2011-05-25 株式会社リコー 定着装置および画像形成装置
JP4728059B2 (ja) * 2005-07-15 2011-07-20 株式会社リコー 定着装置および画像形成装置
JP4798699B2 (ja) * 2005-09-12 2011-10-19 株式会社リコー 画像形成装置、およびその定着制御方法
JP4756967B2 (ja) * 2005-09-14 2011-08-24 キヤノン株式会社 画像加熱装置
JP2007079187A (ja) * 2005-09-15 2007-03-29 Ricoh Co Ltd 画像形成装置
US7515850B2 (en) * 2005-09-30 2009-04-07 Ricoh Company Ltd. Sheet conveying apparatus and image forming apparatus
JP2007206265A (ja) * 2006-01-31 2007-08-16 Ricoh Co Ltd 定着装置及び画像形成装置
JP4933161B2 (ja) * 2006-06-08 2012-05-16 キヤノン株式会社 画像加熱装置
JP4818826B2 (ja) * 2006-06-19 2011-11-16 株式会社リコー 定着装置および画像形成装置
JP5019420B2 (ja) * 2006-08-04 2012-09-05 株式会社リコー 画像形成装置
JP2008065264A (ja) * 2006-09-11 2008-03-21 Ricoh Co Ltd 定着装置及び画像形成装置
US8116670B2 (en) * 2006-11-14 2012-02-14 Ricoh Company, Ltd. Fixing device and image forming apparatus using the same
JP2008146010A (ja) 2006-11-14 2008-06-26 Ricoh Co Ltd 定着装置及び画像形成装置
JP2008158482A (ja) * 2006-11-28 2008-07-10 Ricoh Co Ltd 定着装置及び画像形成装置
EP1927902B1 (en) * 2006-11-28 2015-10-14 Ricoh Company, Ltd. Fixing Device and Image forming Apparatus Including the Fixing Device
JP4999444B2 (ja) * 2006-12-20 2012-08-15 株式会社リコー 定着装置及び画像形成装置
JP2008216825A (ja) * 2007-03-07 2008-09-18 Ricoh Co Ltd 定着装置、これを用いた画像形成装置
JP5163931B2 (ja) * 2007-03-08 2013-03-13 株式会社リコー 定着装置及び画像形成装置
JP5177348B2 (ja) * 2007-03-12 2013-04-03 株式会社リコー 定着装置、これを用いた画像形成装置
JP2008233790A (ja) * 2007-03-23 2008-10-02 Ricoh Co Ltd 定着装置、これを用いた画像形成装置
JP2008261953A (ja) * 2007-04-10 2008-10-30 Ricoh Co Ltd 画像形成装置
US8428499B2 (en) * 2007-05-22 2013-04-23 Ricoh Company, Ltd. Image forming apparatus, and fixing apparatus having a heating member to heat a fixing member
US8244168B2 (en) * 2007-06-25 2012-08-14 Ricoh Company, Ltd. Image forming apparatus with movable transfer device
JP5121406B2 (ja) * 2007-11-13 2013-01-16 株式会社リコー 画像形成装置
JP5015675B2 (ja) * 2007-06-27 2012-08-29 株式会社リコー 加熱装置および定着装置ならびに画像形成装置
JP2009069397A (ja) * 2007-09-12 2009-04-02 Ricoh Co Ltd 定着装置および画像形成装置
JP5262073B2 (ja) * 2007-11-13 2013-08-14 株式会社リコー 定着装置及び画像形成装置
JP2009145417A (ja) * 2007-12-11 2009-07-02 Ricoh Co Ltd 定着装置及び画像形成装置
JP5065871B2 (ja) * 2007-12-11 2012-11-07 株式会社リコー 定着装置及び画像形成装置
EP2075645B1 (en) * 2007-12-26 2014-11-05 Ricoh Company, Ltd. Image forming apparatus, and method of controlling warming-up time of image forming apparatus
JP5173464B2 (ja) * 2008-02-08 2013-04-03 キヤノン株式会社 画像形成装置
JP5286869B2 (ja) * 2008-03-25 2013-09-11 株式会社リコー 定着装置、画像形成装置
JP5552732B2 (ja) * 2008-03-31 2014-07-16 株式会社リコー 定着装置及び画像形成装置
JP2009258517A (ja) * 2008-04-18 2009-11-05 Sharp Corp 定着装置およびそれを備える画像形成装置
JP5648263B2 (ja) * 2008-05-30 2015-01-07 株式会社リコー 画像形成装置
JP5365908B2 (ja) * 2008-06-16 2013-12-11 株式会社リコー 定着装置及び画像形成装置
JP2010066347A (ja) * 2008-09-09 2010-03-25 Ricoh Co Ltd 定着装置及び画像形成装置
JP5177412B2 (ja) * 2008-09-19 2013-04-03 株式会社リコー 画像形成装置
JP5387884B2 (ja) * 2008-10-14 2014-01-15 株式会社リコー 定着装置及び画像形成装置
JP5170842B2 (ja) * 2008-10-14 2013-03-27 株式会社リコー 定着装置及び画像形成装置
JP2010134389A (ja) * 2008-12-08 2010-06-17 Oki Data Corp 定着装置及び画像形成装置
JP5201478B2 (ja) * 2009-02-09 2013-06-05 株式会社リコー 定着装置及び画像形成装置
JP5348561B2 (ja) 2009-05-15 2013-11-20 株式会社リコー 定着装置及び画像形成装置
JP5360686B2 (ja) 2009-05-27 2013-12-04 株式会社リコー 定着装置及び画像形成装置
JP5440006B2 (ja) 2009-07-29 2014-03-12 株式会社リコー 定着装置及び画像形成装置
JP5464411B2 (ja) 2009-07-29 2014-04-09 株式会社リコー 定着装置及び画像形成装置

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005031133A (ja) * 2003-07-07 2005-02-03 Canon Inc 定着装置
JP2008292551A (ja) * 2007-05-22 2008-12-04 Kyocera Mita Corp 定着装置
JP2009003410A (ja) * 2007-05-22 2009-01-08 Ricoh Co Ltd 定着装置、画像形成装置、及び、加熱部材

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011113013A (ja) * 2009-11-30 2011-06-09 Brother Industries Ltd 定着装置
JP2012212066A (ja) * 2011-03-31 2012-11-01 Brother Ind Ltd 定着装置
US8918040B2 (en) 2011-03-31 2014-12-23 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Fuser unit
US20150117881A1 (en) * 2013-10-31 2015-04-30 Oki Data Corporation Fixing device and image forming apparatus
US9280104B2 (en) * 2013-10-31 2016-03-08 Oki Data Corporation Fixing device and image forming apparatus
JP2018124426A (ja) * 2017-02-01 2018-08-09 コニカミノルタ株式会社 定着装置および画像形成装置

Also Published As

Publication number Publication date
US20110058862A1 (en) 2011-03-10
CN102023543B (zh) 2013-09-04
US8385804B2 (en) 2013-02-26
JP5299690B2 (ja) 2013-09-25
CN102023543A (zh) 2011-04-20

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5299690B2 (ja) 定着装置及び画像形成装置
JP5403264B2 (ja) 定着装置及び画像形成装置
JP5418913B2 (ja) 定着装置及び画像形成装置
JP5625406B2 (ja) 画像形成装置
JP5510886B2 (ja) 定着装置および画像形成装置
JP5464411B2 (ja) 定着装置及び画像形成装置
JP5445188B2 (ja) 定着装置及び画像形成装置
JP5381746B2 (ja) 定着装置及び画像形成装置
JP5408553B2 (ja) 定着装置及び画像形成装置
JP5472605B2 (ja) 定着装置及び画像形成装置
JP6136221B2 (ja) 定着装置、及び、画像形成装置
JP2011064767A (ja) 定着装置及び画像形成装置
JP2011169997A (ja) 定着装置及び画像形成装置
JP5091885B2 (ja) 定着装置及び画像形成装置
JP6136220B2 (ja) 定着装置、及び、画像形成装置
JP2011064726A (ja) 定着装置および画像形成装置
JP2008146010A (ja) 定着装置及び画像形成装置
JP2013195857A (ja) 定着装置、及び、画像形成装置
JP5354385B2 (ja) 定着装置及び画像形成装置
JP6741220B2 (ja) 定着装置、及び、画像形成装置
JP5472618B2 (ja) 定着装置及び画像形成装置
JP5459488B2 (ja) 定着装置及び画像形成装置
JP5381745B2 (ja) 定着装置及び画像形成装置
JP6390933B2 (ja) 定着装置、及び、画像形成装置
JP5541612B2 (ja) 定着装置、及び、画像形成装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20120705

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20130520

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20130523

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20130605

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 5299690

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees