JP5019420B2 - 画像形成装置 - Google Patents

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Description

この発明は、複写機、プリンタ、ファクシミリ、又は、それらの複合機等の画像形成装置に関し、特に、画像形成装置本体に対して着脱自在に設置される装置ユニットを備えた画像形成装置に関するものである。
従来から、複写機、プリンタ等の画像形成装置において、画像形成装置を構成する定着装置、帯電装置、露光装置、現像装置、クリーニング装置、感光体ドラム、転写装置、プロセスカートリッジ等を装置ユニットとして画像形成装置本体に対して着脱自在に設置する技術が広く知られている(例えば、特許文献1参照。)。
このように画像形成装置本体に対して装置ユニットを着脱自在(交換自在)に構成することで、画像形成装置全体のメンテナンス性が向上することになる。
このような画像形成装置では、通常、装置ユニットの故障を検知して、装置の表示部に装置の修理を促す旨の表示(告知)をおこなうことが多い。具体的に、装置ユニットの被駆動部が正常に駆動されていないことが検知されると、装置の表示部に「サービスコール」が表示される(サービスマンによる修理を促す旨の表示である。)。そして、このようにサービスコールが表示された場合には、サービスマンによる修理が完遂するまで、画像形成装置は稼動できないように制御される。
また、装置ユニットが画像形成装置本体に正しく設置されていない場合には、その状態を検知してユーザーに対して装置ユニットの正しい設置を促す旨の表示をおこなうことが多い。ここで、画像形成装置本体への装置ユニットの設置検知は、画像形成装置本体と装置ユニットとの電力のやり取りがおこなわれているかを検知することでおこなわれる。具体的に、画像形成装置本体と装置ユニットとの電力のやり取りをおこなうための双方のコネクタが接続されておらず導通が確認されない場合に、画像形成装置本体に装置ユニットが正しく設置されていないものとされる。そして、その検知結果に基いて、例えば、表示部に「ユニットが正しくセットされていませんので、再度ユニットのセットをおこなってください。」との表示をおこなう。装置ユニットの着脱操作は、サービスマンによらずにユーザーによって比較的容易におこなえるものなので、通常、「サービスコール」とは分けて表示される。
一方、特許文献2等には、電磁誘導加熱方式の定着装置であって、回転部材(定着ベルト)の回転を回転検知手段によって検知する技術が開示されている。
特開平9−80943号公報 特開2005−70321号公報
従来の画像形成装置は、装置ユニットが画像形成装置本体に正しく設置されていないにもかかわらずその状態が正確に検知されずに、その後に装置ユニットの被駆動部が正常に駆動されていないことが検知されてしまい、装置の表示部に「サービスコール」が表示されることがあった。すなわち、ユーザーによる装置ユニットの再セットによって容易に解決する不具合が、わざわざサービスマンによる修理が必要な不具合として認識されて、画像形成装置が無駄に稼動休止(ダウン)してしまっていた。
これは、画像形成装置本体に設置された駆動部のギアと、被駆動部に駆動力を伝達するために装置ユニットに設置されたギアと、の噛合が不充分であっても、画像形成装置本体と装置ユニットとの電力のやり取りをおこなうための双方のコネクタが接続されて導通してしまうことがあることによる。すなわち、双方のギアの噛合が不充分で装置ユニットに駆動力が伝達されない状態であっても装置ユニットが画像形成装置本体に正しく設置されているものと検知してしまい、その後に被駆動部が正常に駆動されていないことを検知して「サービスコール」が表示されてしまう。
特に、定着装置は、ジャム処理をおこなう際に、画像形成装置本体から取出して被駆動部を手回しで回転させてジャム紙を除去した後に、画像形成装置本体に再びセットされるために、上述した双方のギアの噛合不良が生じやすい。したがって、上述した問題は無視できないものになっている。
この発明は、上述のような課題を解決するためになされたもので、ユーザーによる装置ユニットの再セットによって容易に解決する不具合が生じたときに、わざわざサービスマンによる修理を必要とせずに、装置のダウンタイムが軽減される、画像形成装置を提供することにある。
この発明の請求項1記載の発明にかかる画像形成装置は、画像形成装置本体に対して着脱自在に設置される装置ユニットと、前記画像形成装置本体への前記装置ユニットの設置を検知する第1検知手段と、前記装置ユニットの被駆動部を駆動する駆動部と、前記被駆動部の駆動を検知する第2検知手段と、ユーザーに対して装置の異常を告知する告知手段と、を備え、前記装置ユニットは、記録媒体上にトナー像を定着する定着装置又はその一部であり、前記告知手段は、前記第1検知手段によって前記装置ユニットの設置が検知されていて前記第2検知手段によって前記被駆動部の駆動が検知されなかった場合に、メモリに記憶された前記装置ユニットの正しい位置への設置を促す旨の第1の告知をした回数又は当該第1の告知を解除した回数が所定回数に達していないときには前記第1の告知をおこない、前記回数が所定回数に達しているときには装置の修理を促す旨の第2の告知をおこない、前記駆動部の稼動が開始されてから所定時間が経過するまでに前記第2検知手段によって前記被駆動部の駆動が検知されないときに前記第1の告知をおこない、前記第2検知手段によって前記被駆動部の駆動が検知された後に所定時間が経過するまでに当該第2検知手段によって前記被駆動部の駆動が検知されないときに前記第2の告知をおこなうものである。
また、請求項2記載の発明にかかる画像形成装置は、前記請求項1に記載の発明において、前記装置ユニットの着脱操作をおこなう状態になったことを検知する第3検知手段を備え、前記告知手段は、前記第1検知手段によって前記装置ユニットの設置が検知されていて前記第2検知手段によって前記被駆動部の駆動が検知されなかった場合であって、前記メモリに前記第3検知手段による検知が記憶されていないときに前記第2の告知をおこなうものである。
また、請求項3記載の発明にかかる画像形成装置は、前記請求項2に記載の発明において、装置の電源が切断されたときに前記メモリの記憶の有無に係わらず前記装置ユニットの着脱操作をおこなう状態になったものとして制御処理するものである。
また、請求項4記載の発明にかかる画像形成装置は、画像形成装置本体に対して着脱自在に設置される装置ユニットと、前記画像形成装置本体への前記装置ユニットの設置を検知する第1検知手段と、前記装置ユニットの被駆動部を駆動する駆動部と、前記被駆動部の駆動を検知する第2検知手段と、前記装置ユニットの着脱操作をおこなう状態になったことを検知する第3検知手段と、ユーザーに対して装置の異常を告知する告知手段と、を備え、前記装置ユニットは、記録媒体上にトナー像を定着する定着装置又はその一部であり、前記告知手段は、前記第1検知手段によって前記装置ユニットの設置が検知されていて前記第2検知手段によって前記被駆動部の駆動が検知されなかった場合に、メモリに記憶された前記装置ユニットの正しい位置への設置を促す旨の第1の告知をした回数又は当該第1の告知を解除した回数が所定回数に達していないときには前記第1の告知をおこない、前記回数が所定回数に達しているときには装置の修理を促す旨の第2の告知をおこない、前記第1検知手段によって前記装置ユニットの設置が検知されていて前記第2検知手段によって前記被駆動部の駆動が検知されなかった場合であって、前記メモリに前記第3検知手段による検知が記憶されていないときに前記第2の告知をおこなうものである。
また、請求項5記載の発明にかかる画像形成装置は、前記請求項1〜請求項4のいずれかに記載の発明において、前記メモリを、不揮発性メモリとしたものである。
また、請求項6記載の発明にかかる画像形成装置は、前記請求項1〜請求項5のいずれかに記載の発明において、前記メモリに記憶された前記回数は、前記第2の告知の実施にともないリセットされるものである。
また、請求項7記載の発明にかかる画像形成装置は、前記請求項1〜請求項6のいずれかに記載の発明において、前記第1検知手段は、前記画像形成装置本体と前記装置ユニットとの電力のやり取りを検知することで前記画像形成装置本体への前記装置ユニットの設置を検知するものである。
また、請求項8記載の発明にかかる画像形成装置は、前記請求項1〜請求項7のいずれかに記載の発明において、前記所定回数を1回又は2回に設定したものである。
また、請求項9記載の発明にかかる画像形成装置は、前記請求項1〜請求項8のいずれかに記載の発明において、前記定着装置は、磁束を発生させて定着部材を直接的又は間接的に加熱する磁束発生手段と、前記磁束発生手段に対向する回転部材と、を備え、前記第2検知手段は、前記回転部材の回転駆動を検知するものである。
また、請求項10記載の発明にかかる画像形成装置は、前記請求項9に記載の発明において、前記回転部材の回転駆動に連動して回転する被検知板を備え、前記第2検知手段を、前記被検知板の回転を光学的に検知するフォトセンサとしたものである。
本発明は、装置ユニットの設置が検知されていて装置ユニットの被駆動部の駆動が検知されなかった場合に、ユーザーに対しておこなう告知の制御を最適化している。これにより、ユーザーによる装置ユニットの再セットによって容易に解決する不具合が生じたときに、わざわざサービスマンによる修理を必要とせずに、装置のダウンタイムが軽減される、画像形成装置を提供することができる。
以下、この発明を実施するための最良の形態について、図面を参照して詳細に説明する。なお、各図中、同一又は相当する部分には同一の符号を付しており、その重複説明は適宜に簡略化ないし省略する。
実施の形態1.
図1〜図9にて、この発明の実施の形態1について詳細に説明する。
まず、図1にて、画像形成装置全体の構成・動作について説明する。
図1において、1は画像形成装置としてのレーザープリンタの装置本体、3は画像情報に基いた露光光Lを感光体ドラム18上に照射する露光部、4は装置本体1に着脱自在に設置される作像部としてのプロセスカートリッジ、7は感光体ドラム18上に形成されたトナー像を記録媒体Pに転写する転写部、10は出力画像が載置される排紙トレイ、11、12は転写紙等の記録媒体Pが収納された給紙部、13は記録媒体Pを転写部7に搬送するレジストローラ、15は手差し給紙部、19は記録媒体P上の未定着画像(トナー像)を定着する定着装置、を示す。
図1を参照して、画像形成装置における、通常の画像形成時の動作について説明する。
まず、露光部3から、画像情報に基づいたレーザ光等の露光光Lが、プロセスカートリッジ4の感光体ドラム18上に向けて発せられる。感光体ドラム18は図中の反時計方向に回転しており、所定の電子写真プロセス(帯電工程、露光工程、現像工程)を経て、感光体ドラム18上に画像情報に対応したトナー像が形成される。その後、感光体ドラム18上に形成されたトナー像は、転写部7で、レジストローラ13により搬送された記録媒体P上に転写される。
なお、図示は省略するが、プロセスカートリッジ4には、感光体ドラム18、感光体ドラム18上を帯電する帯電部、トナー(現像剤)が収容されていて感光体ドラム18上に形成された静電潜像を現像する現像部、感光体ドラム18上に残存する未転写トナーを除去するクリーニング部、等が一体的に設けられている。
一方、転写部7に搬送される記録媒体Pは、次のように動作する。
まず、画像形成装置本体1の複数の給紙部11、12、15のうち、1つの給紙部が自動又は手動で選択される(例えば、最上段の給紙部11が選択されたものとする。)。
そして、給紙部11に収納された記録媒体Pの最上方の1枚が、搬送経路Kの位置に向けて搬送される。その後、記録媒体Pは、搬送経路Kを通過してレジストローラ13の位置に達する。そして、レジストローラ13の位置に達した記録媒体Pは、感光体ドラム18上に形成されたトナー像と位置合わせをするためにタイミングを合わせて、転写部7に向けて搬送される。
そして、転写工程後の記録媒体Pは、転写部7の位置を通過した後に、搬送経路を経て定着装置19に達する。定着装置19に達した記録媒体Pは、定着ベルトと加圧ローラとの間に送入されて、定着ベルトから受ける熱と加圧ローラから受ける圧力とによってトナー像が定着される。トナー像が定着された記録媒体Pは、定着ベルトと加圧ローラとの間から送出された後に、出力画像として画像形成装置本体1から排出されて、排紙トレイ10上に載置される。
こうして、一連の画像形成プロセスが完了する。
次に、図2〜図4にて、画像形成装置本体1に設置される定着装置19の構成・動作について詳述する。
本実施の形態1の定着装置19は、画像形成装置本体1に対して着脱自在(交換自在)に構成された装置ユニットである。図2に示すように、定着装置19は、誘導加熱部24、定着補助ローラ21、定着ベルト22、支持ローラ23(加熱ローラ)、加圧ローラ30、等で構成される。
ここで、定着補助ローラ21は、ステンレス鋼等からなる芯金の表面に、シリコーンゴム等の弾性層を形成したものである。定着補助ローラ21の弾性層は、肉厚が1〜5mmで、アスカー硬度が30〜60度となるように形成されている。定着補助ローラ21は、定着装置19の筐体の一部として機能する第2保持部20にベアリングを介して固定支持されて、図2の反時計方向に回転駆動される。
支持ローラ23は、鉄、コバルト、ニッケル、ステンレス鋼、又は、それらの合金等の磁性金属材料からなる低熱容量の円筒部を備えている。支持ローラ23の円筒部は、外径が20mmで、肉厚が1mmとなるように形成されている。支持ローラ23は、第2保持部20にベアリングを介して支持されて、図2の反時計方向に回転駆動される。
定着ベルト22(定着部材)は、2つのローラ部材(支持ローラ23、定着補助ローラ21である。)に張架・支持されている。
定着ベルト22は、ポリイミド等からなるベース層、ニッケルや銀等の金属からなる発熱層、シリコーンゴム等からなる弾性層、フッ素化合物等からなる離型層等からなる多層構造のエンドレスベルトである。定着ベルト22の離型層によって、トナーTに対する離型性が担保されている。ここで、定着ベルト22の発熱層として、フッ素系樹脂、ポリイミド樹脂、ポリアミド樹脂、ポリアミドイミド樹脂、PEEK樹脂、PES樹脂、PPS樹脂等の樹脂層とニッケル等の金属層との複数層構造体を用いることもできる。
加圧ローラ30は、アルミニウム、銅等からなる円筒部材上にフッ素ゴム、シリコーンゴム等の弾性層が形成されたものであって、定着ベルト22の外周面に当接してニップを形成する。加圧ローラ30の弾性層は、肉厚が0.5〜2mmで、アスカー硬度が60〜90度となるように形成されている。加圧ローラ30は、定着ベルト22を介して定着補助ローラ21に圧接している。そして、定着ベルト22と加圧ローラ30との当接部(定着ニップ部である。)に、記録媒体Pが搬送される。
なお、本実施の形態1では、加圧ローラ30の内部にヒータ31が設置されている。これにより、定着装置19の昇温効率がさらに高まることになる。加圧ローラ30の外周面にはサーミスタ32が当接されていて、サーミスタ32の検知結果に基いてヒータ31による加熱量が制御される。
誘導加熱部24(磁束発生手段)は、コイル部25(励磁コイル)、コア26(励磁コイルコア)、コイルガイド27、等で構成される。コイル部25は、支持ローラ23に巻装された定着ベルト22の外周部を覆うように配設されたコイルガイド27上に細線を束ねたリッツ線を巻回して幅方向(図2の紙面垂直方向である。)に延設したものである。コイルガイド27は、耐熱性の高い樹脂材料、ガラス等の絶縁体からなる半円筒状部材であって、コイル部25を保持する。コア26は、フェライト等の強磁性体(比透磁率が1000〜3000程度である。)からなる半円筒状部材であって、発熱体に向けて効率のよい磁束を形成するためにセンターコア26aやサイドコア26bが設けられている。コア26は、幅方向に延設されたコイル部25に対向するように設置されている。誘導加熱部24は、定着装置19の筐体の一部として機能する第1保持部29に保持されている。
図2を参照して、定着ベルト22の外周面であって幅方向中央部には、サーモパイル37が対向するように配設されている。サーモパイル37は、定着ベルト22表面の温度を非接触で検知する。そして、サーモパイル7による検知結果に基いて、誘導加熱部24による加熱量を調整する。
また、支持ローラ23の外周面には、サーモスタット38が当接されている。そして、支持ローラ23上の表面温度が所定の温度を超えた場合には、サーモスタット38によって誘導加熱部24への通電が切断される。これにより、誘導加熱部24による支持ローラ23の過熱が制限される。
このように構成された定着装置19は、次のように動作する。
加圧ローラ30の回転駆動によって、定着ベルト22及び定着補助ローラ21は図2中の矢印方向に周回するとともに、支持ローラ23も反時計方向に回転する。定着ベルト22は、誘導加熱部24との対向位置で、誘導加熱部24から発生される磁束によって加熱される。
詳しくは、不図示の電源部からコイル部25に10kHz〜1MHz(好ましくは、20kHz〜800kHzである。)の高周波交番電流を流すことで、定着ベルト22及び支持ローラ23に向けて磁力線が双方向に交互に切り替わるように形成される。このように交番磁界が形成されることで、支持ローラ23表面と定着ベルト22の発熱層とに渦電流が生じて、支持ローラ23及び発熱層の電気抵抗によってジュール熱が発生して、支持ローラ23及び発熱層が加熱される。こうして、定着ベルト22は、発熱した支持ローラ23から受ける熱と、自身の発熱層の発熱と、によって加熱される。
その後、誘導加熱部24によって加熱された定着ベルト22表面は、加圧ローラ30との当接部に達する。そして、搬送される記録媒体P上のトナー像T(トナー)を加熱して溶融する。
詳しくは、先に説明した作像プロセスを経てトナー像Tを担持した記録媒体Pが、ガイド板に案内されながら定着ベルト22と加圧ローラ30との間(定着ニップ部である。)に送入される(矢印Y1の搬送方向の移動である。)。そして、定着ベルト22から受ける熱と加圧ローラ30から受ける圧力とによってトナー像Tが記録媒体Pに定着されて、記録媒体Pは定着ベルト22と加圧ローラ30との間から送出される。
定着位置を通過した定着ベルト22表面は、その後に再び誘導加熱部24との対向位置に達する。
このような一連の動作が連続的に繰り返されて、画像形成プロセスにおける定着工程が完了する。
以下、画像形成装置本体1に対する定着装置19の着脱操作について説明する。
図3及び図4を参照して、ユーザーは、把持部45を把持した状態で装置ユニットとしての定着装置19を白矢印方向に操作して、装置本体1への着脱操作をおこなう。詳しくは、装置本体1に定着装置19を装着(セット)する場合、まず、装置本体1のカバー(不図示である。)を開放して、定着装置19を図3及び図4の左方向に押し込む。そうすると、定着装置19は不図示のスライドレールに案内されて、やがて装置本体1のセット位置にて位置決めされる。具体的には、定着装置19の第2保持部20(筐体)に設置された主基準ピン41が装置本体1の係合部67に係合し、定着装置19の第2保持部20に設置された従基準ピン42が装置本体1のレバー65に係合する。
このとき、加圧ローラ30の軸部に設置された従動ギア44が、装置本体1の駆動モータ60のモータ軸に設置された駆動ギア61に噛合する(図6(B)をも参照できる。)。こうして、駆動部としての駆動モータ60から、定着装置19への駆動力の伝達が可能になる。詳しくは、駆動モータ60の駆動力は、駆動ギア61、従動ギア44を介して加圧ローラ30に伝達される。そして、加圧ローラ30と定着ベルト22及び定着補助ローラ21との摩擦力によって、定着ベルト22及び定着補助ローラ21が所定方向に回転駆動される。さらに、定着ベルト22と支持ローラ23との摩擦力によって、被駆動部としての支持ローラ23(回転部材)が所定方向に回転駆動される。
ここで、被駆動部(回転部材)としての支持ローラ23の軸部には、支持ローラ23とともに回転する被検知板47が設置されている。図4を参照して、被検知板47は、プロペラ状に形成されている。そして、装置本体1側(又は保持部20、29側)には、被検知板47のプロペラを挟むように第2検知手段としてのフォトセンサ48が設置されている。第2検知手段としてのフォトセンサ48は、発光素子と受光素子とからなり、被検知板47のプロペラの有無を光学的に検知することで被駆動部としての支持ローラ23の駆動(回転駆動)を検知する。詳しくは、フォトセンサ48の出力の変動(オン・オフ)があるときには支持ローラ23が駆動されているものと判断され、フォトセンサ48の出力の変動(オン・オフ)が所定時間ないときには支持ローラ23が駆動されていないものと判断される。
また、装置本体1に定着装置19がセット(設置)されると、定着装置19に設置されたコネクタ49(ドロワコネクタ)が、装置本体1に設置されたコネクタ63(ドロワコネクタ)に係合する(図7をも参照できる。)。こうして、装置本体1と定着装置19との電力のやり取りが可能になる。詳しくは、装置本体1の電源部から誘導加熱部24や加圧ローラ30のヒータ31への電力供給が可能になり、サーモスタット38やサーモパイル37の信号のやり取りが可能になる。
ここで、本実施の形態1では、図7を参照して、双方のコネクタ49、63が係合したときに、双方の2つのピン49a、49b、63a、63bが電気的に接続されて、装置本体1側の2つのピン63a、63bが導通する。これにより、装置本体1の制御部では、双方のコネクタ49、63の係合を認識して、定着装置19が装置本体1に設置(セット)されたものと判断する。すなわち、コネクタ49、63及び制御部は、装置本体1への定着装置19の設置を検知する第1検知手段として機能することになる。
ここまで、定着装置19を装置本体1に装着する操作について説明したが、定着装置19を装置本体1から取出するときには上述した手順と逆の手順で操作がおこなわれる。
なお、図示は省略するが、定着装置19の着脱操作をおこなうために装置本体1のカバー(ドアー)が開閉された場合には、第3検知手段としてのドアーセンサによって検知される。すなわち、ドアーセンサ(第3検知手段)は、定着装置19の着脱操作をおこなう状態になったことを検知するものである。ドアーセンサーとしては、カバーの開閉に連動して伸縮するプッシュ型センサを用いることができる。
また、図示は省略するが、装置本体1の外装カバー上であって、ユーザーが視認しやすい位置に、告知手段としての表示・操作パネル(表示部)が配設されている。表示・操作パネルは、ユーザーに対して画像形成装置1に関する種々の情報を告知(アナウンス)する告知手段として機能するとともに、画像形成装置1に操作情報を入力するための入力部として機能する。なお、本実施の形態1では、告知手段を文字や記号を用いてユーザーに告知するものとしたが、告知手段を音声を用いてユーザーに告知するものとすることもできる。
以下、本実施の形態1で特徴的な制御について説明する。
図5は、フォトセンサ48(第2検知手段)によって定着装置19の異常が検知されたときに告知手段でおこなわれる制御を示すフローチャートである。
駆動部としての駆動モータ60の駆動が開始されると(ステップS1)、停止されるまで(ステップS2)、装置に異常が発生していないかの検知がおこなわれる(ステップS8以降のフローである。)。
そして、異常が発生することなく駆動モータ60が停止すると(ステップS2)、「変数K」及び「変数C」にそれぞれ「0」が入力されて不図示のメモリに記憶される(ステップS3)。
ここで、「変数K」は、装置本体1の表示・操作パネル(告知手段)にユーザーに対して定着装置19の正しい設置を促す旨の告知(これを「第1の告知」とする。)をした回数である。第1の告知は、例えば、「定着装置が正しくセットされていませんので、再度セットをおこなってください。」との文字表示である。ステップS3において、K=0は、第1の告知をおこなった回数が0回であることを意味する初期値である。なお、変数Kは、不揮発性メモリに記憶されるために、装置本体1の電源が切断されても、電源投入時の値が維持される。また、第1の告知は、原則的に、第1検知手段によってコネクタ49、63の導通が確認できなかったときに表示されるものである。
また、「変数C」は、定着装置19の着脱操作をおこなうためのカバーの開閉状態を示すものであって、C=0はカバーが閉鎖されている状態を示し、C=1はカバーの開閉がおこなわれた状態を示す。原則的に、先に説明した第3検知手段としてのドアーセンサがカバーの開放を検知したときに、変数Cに「1」が入力される。したがって、C=1のときには、定着装置19の着脱操作がおこなわれた可能性があることになる。C=1のときには、定着装置19のセット不良(設置不良)が生じている可能性があることになる。一方、駆動モータ60が駆動停止した後、C=0であれば、定着装置19の着脱操作がおこなわれた可能性がないために、定着装置19のセット不良が生じていないことになる。
ステップS3の後に、カバーが開閉されたかがドアーセンサ(第3検知手段)によって判断される(ステップS4)。その結果、先に説明したように、カバーが開閉された場合には変数Cに1が入力され(ステップS5)、カバーが開閉されていない場合にはそのままステップS6に進む。
その後、装置本体1の電源が切断されたかが判断される(ステップS6)。その結果、電源の切断があった場合には変数Cに1が入力され(ステップS7)、電源の切断がない場合にはそのままステップS1以降のフローが繰り返される。このように、電源オフ時にメモリの記憶の有無に係わらず変数Cに1を入力するように制御処理するのは、電源オフ時に定着装置19の着脱操作がおこなわれる可能性があるためである。
次に、ステップS8以降の装置の異常検知について説明する。
駆動モータ60の回転駆動が開始されると、先に説明したフォトセンサ48(第2検知手段)によって、被駆動部としての支持ローラ23の回転(駆動)が検知される(ステップS8)。その結果、支持ローラ23が正常に駆動しているものと判断されると、ステップS8の検知が継続しておこなわれる。なお、フォトセンサ48(第2検知手段)による制御内容の詳細は、後で図8及び図9を用いて説明する。
これに対して、ステップS8で支持ローラ23の回転(駆動)が検知されなかった場合には、C=0であるかが判別される(ステップS9)。その結果、C=0であるものと判別された場合には、定着装置19の着脱操作はおこなわれておらず定着装置19のセット不良の可能性はないものとして、変数Kに「0」を入力して(ステップS10)、表示・操作パネル(告知手段)にユーザーに対して装置の修理を促す旨の告知(これを「第2の告知」とする。)をおこなう(ステップS11)。第2の告知は、サービスコールであって、例えば、「故障が発生しましたので、サービスマンに連絡してください。」との文字表示である。サービスコールが表示された場合には、サービスマンによる修理が完遂するまで、画像形成装置1は稼動できないように制御される。
これに対して、ステップS9でC=0でないものと判別された場合(C=1と判別された場合である。)には、カバーの開閉がおこなわれて定着装置19のセット不良の可能性があるものとして、K=1であるかが判別される(ステップS12)。その結果、K=1であるものと判別された場合(変数Kが所定回数「1」に達している場合である。)には、過去に第1の告知が1度おこなわれていてユーザーが定着装置19の再セットを実施したことが期待できるために、定着装置19のセット不良を原因としない支持ローラ23の駆動不良であるものとして、第1の告知を再度おこなうことなく、変数Kに「0」を入力して(ステップS13)、表示・操作パネル(告知手段)に第2の告知(サービスコール)をおこなう(ステップS14)。
ここで、フォトセンサ48(第2検知手段)によって、支持ローラ23(被駆動部)の駆動不良が検知される原因(支持ローラ23が回転しない原因)は、主として次の4つである。
(1)駆動モータ60から従動ギア44に至る駆動伝達系の破損
(2)定着装置19のセット不良による駆動力の伝達不良
(3)加圧ローラ30に対する定着ベルト22や定着補助ローラ21のスリップ
(4)定着ベルト22に対する支持ローラ23のスリップ
そして、上記4つの原因のうち、原因(2)はわざわざサービスマンによる修理を必要とせずに、ユーザー自身で容易に対応できるものである。これに対して、上記4つの原因のうち、原因(2)以外の原因はいずれもサービスマンによる修理を必要とするものである。したがって、ステップS12で、原因(2)以外の原因であると判断された場合に、第2の告知(サービスコール)をおこなう。
また、第1検知手段49、63によって定着装置19のセット不良検知をおこなっているにも係わらず、その検知ができずに、フォトセンサ48(第2検知手段)によって支持ローラ23の駆動不良が検知される理由は、次のようなものである。
すなわち、装置本体1に設置された駆動ギア61と、定着装置19に設置された従動ギア44と、の噛合が不充分であっても、装置本体1のコネクタ63と定着装置19のコネクタ49とが接続されて導通してしまうことがあることによる。図6(B)に示すように、双方のギア44、61のモジュールは1程度であってその噛み合い高さは1mm程度である。したがって、図6(A)に示すように、装置本体1への定着装置19の装着(矢印方向の移動である。)がおこなわれて、双方のギア44、61の歯先が干渉してその噛合が不充分になり、定着装置19に駆動力が伝達されない状態であっても、双方のコネクタ44、61の接続・導通がされてしまう。したがって、制御上は定着装置19が画像形成装置本体1に正しく設置されているものと検知してしまい、その後に支持ローラ23が正常に駆動されていないことを検知しまう。
なお、定着装置19の装着時に双方のギア44、61が図6(A)のような状態になりにくくするために、双方のギア44、61の歯の頂点を薄くR状に形成したり、従動ギア44に回転方向の遊びをもたせることもできる。
一方、ステップS12にて、K=1でないものと判別された場合(変数Kが所定回数「1」に達していない場合である。)には、過去に第1の告知がおこなわれていなくてユーザーが定着装置19の再セットを実施していない可能性があり、定着装置19のセット不良を原因とした支持ローラ23の駆動不良であるものとして、変数Kに「1」を加算して(ステップS15)、表示・操作パネル(告知手段)に第1の告知(セット不良)をおこなう(ステップS16)。
その後、カバーの開閉を確認して(ステップS17)、カバー開閉が確認されたら変数Cに「1」を入力して(ステップS18)、第1の告知(セット不良)の表示を解除する(ステップS19)。
なお、本実施の形態1では、ステップS12にて、定着装置19の再セットを実施していない可能性の有無を判断するための、変数Kの所定回数を「1」に設定しているが、その所定回数を「2」に設定することもできる。これは、第1の告知を1〜2回程度おこなえば、ユーザーが定着装置19の再セットを正しく実施することが充分に期待できるためである。その際、2回目の第1の告知としては、例えば、「定着装置をもう一度再セットしてください。」等の表示をおこなうことができる。
以上説明したように、本実施の形態1では、第1検知手段によって定着装置19のセットが検知されていて第2検知手段によって支持ローラ23の駆動が検知されなかった場合に、メモリに記憶された第1の告知をした回数Kが所定回数(「1」)に達していないときには第1の告知をおこない、回数Kが所定回数(「1」)に達しているときには第2の告知をおこなっている。これにより、定着装置のセット不良による定着装置(支持ローラ23)の駆動不良によって、わざわざサービスマンによる修理を要求する不具合を効率的に抑止することができる。
次に、図8及び図9にて、なお、フォトセンサ48(第2検知手段)による制御内容を詳述する。
図8(A)に示すように、定着装置19に異常が発生していないときには、駆動モータ60の稼動にともない、フォトセンサ48は被検知板47を検知して、その出力信号はオン・オフが規則的に繰り返されたものになる。
これに対して、上述の原因(2)(定着装置19のセット不良による駆動力の伝達不良)が発生すると、図8(B)に示すように、フォトセンサ48の出力信号はオフ(又はオン)のまま変動しない。
さらに、上述の原因(1)(駆動モータ60から従動ギア44に至る駆動伝達系の破損)や、原因(3)(加圧ローラ30に対する定着ベルト22や定着補助ローラ21のスリップ)や、原因(4)(定着ベルト22に対する支持ローラ23のスリップ)が発生すると、図8(C)に示すように、フォトセンサ48の出力信号は不規則に変動(オフ・オン)する。これは、これらの原因による支持ローラ23の駆動不良が、不規則に生じるものであるためである。
したがって、本実施の形態1では、駆動モータ60の稼動が開始されてから所定時間が経過するまでにフォトセンサ48によって支持ローラ23の駆動が検知されないときには第1の告知をおこない、フォトセンサ48によって支持ローラ23の駆動が検知された後(正常な駆動が検知された後)に所定時間が経過するまでにフォトセンサ48によって支持ローラ23の駆動が検知されないときに第2の告知をおこなっている。
具体的には、図9に示すように、駆動モータ60の駆動が開始されると(ステップS21)、1秒単位でフォトセンサ48による支持ローラ23の回転駆動の検知が繰り返される(ステップS22)。そして、支持ローラ23の回転駆動がされていないことが検知されると、その時間t(駆動モータ60の駆動開始から非回転を検知するまでの時間である。)が1.2秒以内であるかが判断される(ステップS23)。
その結果、時間tが1.2秒以内であると判断された場合には、フォトセンサセンサ48の出力信号の波形が図8(B)のようなものであったものとして、第1の告知(セット不良)をおこなう。これに対して、時間tが1.2秒以上であると判断された場合には、フォトセンサセンサ48の出力信号の波形が図8(C)のようなものであったものとして、第2の告知(サービスコール)をおこなう。
このような制御をおこなうことで、フォトセンサ48(第2検知手段)によって検知された異常の原因を切り分けて、ユーザーに対して最適な告知をおこなうことができる。
以上説明したように、本実施の形態1では、定着装置19(装置ユニット)の設置が検知されていて定着装置19の支持ローラ23(被駆動部)の駆動が検知されなかった場合に、ユーザーに対しておこなう告知の制御を最適化している。これにより、ユーザーによる定着装置19の再セットによって容易に解決する不具合が生じたときに、わざわざサービスマンによる修理を必要とせずに、画像形成装置のダウンタイムを軽減することができる。
なお、本実施の形態1では、本発明が適用される装置ユニットを定着装置19としたが、プロセスカートリッジ4、露光部3、転写部13等の装置ユニットに対しても当然に本発明を適用することができる。また、本実施の形態1では、定着装置を電磁誘導加熱方式のものとしたが、熱ヒータ方式等の別方式の定着装置に対しても本発明を適用することができる。また、定着装置19の一部(例えば、第2保持部20)が装置ユニットとして装置本体1に着脱される場合にも、本発明を適用することができる。そして、それら場合も、本実施の形態1と同様の効果を得ることができる。
さらに、第1検知手段、第2検知手段、第3検知手段は、当然に本実施の形態1のものに限定されることはなく、種々の構成のものを用いることができる。
実施の形態2.
図10にて、この発明の実施の形態2について詳細に説明する。
図10は、実施の形態2における画像形成装置の告知手段でおこなわれる制御を示すフローチャートであって、前記実施の形態1における図5に相当する図である。本実施の形態2における制御は、第1の告知を解除した回数Sに基いて第1の告知又は第2の告知をおこなっている点が、第1の告知をおこなった回数Kに基いて第1の告知又は第2の告知をおこなっている前記実施の形態1のものとは相違する。
図10に示すように、駆動モータ60の回転駆動が開始されると(ステップS31)、前記実施の形態1と同様に、その回転駆動が停止されるまで(ステップS32)、支持ローラ23の回転(駆動)が検知される(ステップS33)。その結果、支持ローラ23が正常に駆動しているものと判断されると、ステップS33の検知が継続しておこなわれる。
これに対して、ステップS33で支持ローラ23の回転(駆動)が検知されなかった場合には、C=0であるかが判別される(ステップS34)。その結果、C=0であるものと判別された場合には、定着装置19のセット不良の可能性はないものとして、表示・操作パネルに第2の告知をおこなう(ステップS35)。
これに対して、ステップS34でC=0でないものと判別された場合には、定着装置19のセット不良の可能性があるものとして、S=1であるかが判別される(ステップS36)。なお、「変数S」は、表示・操作パネル上にて第1の告知を解除した回数である。
その結果、S=1であるものと判別された場合(変数Sが所定回数「1」に達している場合である。)には、過去に第1の告知が1度解除されていてユーザーが定着装置19の再セットを実施したことが期待できるために、定着装置19のセット不良を原因としない支持ローラ23の駆動不良であるものとして、第1の告知を再度おこなうことなく、変数Sに「0」を入力して(ステップS37)、表示・操作パネルに第2の告知(サービスコール)をおこなう(ステップS38)。
これに対して、ステップS36にて、S=1でないものと判別された場合(変数Sが所定回数「1」に達していない場合である。)には、過去に第1の告知の解除がおこなわれていなくてユーザーが定着装置19の再セットを実施していない可能性があり、定着装置19のセット不良を原因とした支持ローラ23の駆動不良であるものとして、表示・操作パネルに第1の告知(セット不良)をおこなう(ステップS39)。
その後、カバーの開閉を確認して(ステップS40)、カバー開閉が確認されたら変数Cに「1」を入力する(ステップS41)。さらに、変数Sに「1」を加算して(ステップS42)、第1の告知(セット不良)の表示を解除する(ステップS43)。
このように、本実施の形態2では、第1検知手段によって定着装置19のセットが検知されていて第2検知手段によって支持ローラ23の駆動が検知されなかった場合に、メモリに記憶された第1の告知を解除した回数Sが所定回数(「1」)に達していないときには第1の告知をおこない、回数Sが所定回数(「1」)に達しているときには第2の告知をおこなっている。これにより、定着装置のセット不良による定着装置(支持ローラ23)の駆動不良によって、わざわざサービスマンによる修理を要求する不具合を効率的に抑止することができる。
以上説明したように、本実施の形態2でも、前記実施の形態1と同様に、定着装置19(装置ユニット)の設置が検知されていて定着装置19の支持ローラ23(被駆動部)の駆動が検知されなかった場合に、ユーザーに対しておこなう告知の制御を最適化している。これにより、ユーザーによる定着装置19の再セットによって容易に解決する不具合が生じたときに、わざわざサービスマンによる修理を必要とせずに、画像形成装置のダウンタイムを軽減することができる。
なお、本発明が前記各実施の形態に限定されず、本発明の技術思想の範囲内において、前記各実施の形態の中で示唆した以外にも、前記各実施の形態は適宜変更され得ることは明らかである。また、前記構成部材の数、位置、形状等は前記各実施の形態に限定されず、本発明を実施する上で好適な数、位置、形状等にすることができる。
特に、前記各実施の形態では、本発明における定着装置をモノクロ画像形成装置に搭載したが、本発明における定着装置をカラー画像形成装置に搭載することもできる。
この発明の実施の形態1における画像形成装置を示す全体構成図である。 図1の画像形成装置に設置される定着装置を示す断面図である。 定着装置を示す上面図である。 定着装置を示す別の概略図である。 告知手段でおこなわれる制御を示すフローチャートである。 画像形成装置本体の駆動ギアと定着装置の従動ギアとが噛合する状態を示す概略図である。 画像形成装置本体のコネクタと定着装置のコネクタとを示す概略図である。 第2検知手段の出力信号を示す図である。 第2検知手段でおこなわれる制御を示すフローチャートである。 この発明の実施の形態2における画像形成装置の告知手段でおこなわれる制御を示すフローチャートである。
符号の説明
1 画像形成装置本体(装置本体)、
19 定着装置(装置ユニット)、
21 定着補助ローラ、 22 定着ベルト、
23 支持ローラ(回転部材)、
24 誘導加熱部、 30 加圧ローラ、
44 従動ギア、
47 被検知板、 48 フォトセンサ(第2検知手段)、
49 コネクタ(定着装置側コネクタ)、
60 駆動モータ(駆動部)、 61 駆動ギア、
63 コネクタ(装置本体側コネクタ)。

Claims (10)

  1. 画像形成装置本体に対して着脱自在に設置される装置ユニットと、
    前記画像形成装置本体への前記装置ユニットの設置を検知する第1検知手段と、
    前記装置ユニットの被駆動部を駆動する駆動部と、
    前記被駆動部の駆動を検知する第2検知手段と、
    ユーザーに対して装置の異常を告知する告知手段と、
    を備え、
    前記装置ユニットは、記録媒体上にトナー像を定着する定着装置又はその一部であり、
    前記告知手段は、
    前記第1検知手段によって前記装置ユニットの設置が検知されていて前記第2検知手段によって前記被駆動部の駆動が検知されなかった場合に、メモリに記憶された前記装置ユニットの正しい位置への設置を促す旨の第1の告知をした回数又は当該第1の告知を解除した回数が所定回数に達していないときには前記第1の告知をおこない、前記回数が所定回数に達しているときには装置の修理を促す旨の第2の告知をおこない、
    前記駆動部の稼動が開始されてから所定時間が経過するまでに前記第2検知手段によって前記被駆動部の駆動が検知されないときに前記第1の告知をおこない、前記第2検知手段によって前記被駆動部の駆動が検知された後に所定時間が経過するまでに当該第2検知手段によって前記被駆動部の駆動が検知されないときに前記第2の告知をおこなうことを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記装置ユニットの着脱操作をおこなう状態になったことを検知する第3検知手段を備え、
    前記告知手段は、前記第1検知手段によって前記装置ユニットの設置が検知されていて前記第2検知手段によって前記被駆動部の駆動が検知されなかった場合であって、前記メモリに前記第3検知手段による検知が記憶されていないときに前記第2の告知をおこなうことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 装置の電源が切断されたときに前記メモリの記憶の有無に係わらず前記装置ユニットの着脱操作をおこなう状態になったものとして制御処理することを特徴とする請求項2に記載の画像形成装置。
  4. 画像形成装置本体に対して着脱自在に設置される装置ユニットと、
    前記画像形成装置本体への前記装置ユニットの設置を検知する第1検知手段と、
    前記装置ユニットの被駆動部を駆動する駆動部と、
    前記被駆動部の駆動を検知する第2検知手段と、
    前記装置ユニットの着脱操作をおこなう状態になったことを検知する第3検知手段と、
    ユーザーに対して装置の異常を告知する告知手段と、
    を備え、
    前記装置ユニットは、記録媒体上にトナー像を定着する定着装置又はその一部であり、
    前記告知手段は、
    前記第1検知手段によって前記装置ユニットの設置が検知されていて前記第2検知手段によって前記被駆動部の駆動が検知されなかった場合に、メモリに記憶された前記装置ユニットの正しい位置への設置を促す旨の第1の告知をした回数又は当該第1の告知を解除した回数が所定回数に達していないときには前記第1の告知をおこない、前記回数が所定回数に達しているときには装置の修理を促す旨の第2の告知をおこない、
    前記第1検知手段によって前記装置ユニットの設置が検知されていて前記第2検知手段によって前記被駆動部の駆動が検知されなかった場合であって、前記メモリに前記第3検知手段による検知が記憶されていないときに前記第2の告知をおこなうことを特徴とする画像形成装置。
  5. 前記メモリは、不揮発性メモリであることを特徴とする請求項1〜請求項4のいずれかに記載の画像形成装置。
  6. 前記メモリに記憶された前記回数は、前記第2の告知の実施にともないリセットされることを特徴とする請求項1〜請求項5のいずれかに記載の画像形成装置。
  7. 前記第1検知手段は、前記画像形成装置本体と前記装置ユニットとの電力のやり取りを検知することで前記画像形成装置本体への前記装置ユニットの設置を検知することを特徴とする請求項1〜請求項6のいずれかに記載の画像形成装置。
  8. 前記所定回数を1回又は2回に設定したことを特徴とする請求項1〜請求項7のいずれかに記載の画像形成装置。
  9. 前記定着装置は、磁束を発生させて定着部材を直接的又は間接的に加熱する磁束発生手段と、前記磁束発生手段に対向する回転部材と、を備え、
    前記第2検知手段は、前記回転部材の回転駆動を検知することを特徴とする請求項1〜請求項8のいずれかに記載の画像形成装置。
  10. 前記回転部材の回転駆動に連動して回転する被検知板を備え、
    前記第2検知手段は、前記被検知板の回転を光学的に検知するフォトセンサであることを特徴とする請求項9に記載の画像形成装置。
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