JP2010241599A - プリント装置およびシート処理装置の制御方法 - Google Patents

プリント装置およびシート処理装置の制御方法 Download PDF

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Abstract

【課題】 電源投入時の平均的なイニシャライズ時間を短縮すること。
【解決手段】 プリント装置が電源投入されたら、電源オフ中にシート状態が変化したか否かを、電源オフにする前と電源投入されたときのシートの状態の変化から判断する。判断の結果に応じてイニシャライズ処理の実行を制御する。
【選択図】 図5

Description

本発明はシート上にプリントを行なうプリント装置に関する。
特許文献1に開示されるプリント装置は、電源遮断時における処理結果をEEPROM(不揮発性メモリ)に記憶しておく。そして、次の電源投入時には、記憶されている処理結果に従ってイニシャライズ処理(初期化処理)の実行を制御するものである。
特開2000−99214号公報
シート交換等でシート状態(シートの種類や位置など)が変化した場合には、それに応じた処理(シート種類やシート幅の再設定、シート位置合わせ、斜行補正など)が必要である。電源オフ中にユーザーがシート交換したりシート位置をずらすなどしてシート状態が変化することもあるので、電源投入時に上記処理を含めて様々なイニシャライズ処理を実行する。
シート状態の変化がなければ上記処理は本来は必要ない。しかし、電源オフ中にユーザーによってシート状態を変化させる行為がなされたか否かが分からないので、電源投入時には所定のイニシャライズ処理を全て実行するのが一般的である。このような本来は行なわなくてもよいイニシャライズ処理は、装置起動時間の短縮化の妨げになる。
本発明は上述の課題の認識に基づいてなされたもので、従来の装置の改良を目的とする。本発明のより具体的な目的は、電源投入時の平均的なイニシャライズ時間を従来以上に短縮することができるプリント装置やシート処理装置の制御方法の提供である。
上記課題を解決する本発明のプリント装置のある形態は、電源投入時にイニシャライズ処理が行なわれるプリント装置であって、シートを保持する保持部と、搬送ローラ対によってシートを搬送してプリントを行なうプリント部と、前記搬送ローラ対の駆動を含む装置の制御を行なう制御部とを備え、前記制御部は、電源オフの前にシートの先端が所定状態となるようにシートを搬送して停止させ、電源投入されたらシートの先端が前記所定状態であるか判断し、所定状態と判断されたら前記イニシャライズ処理の少なくとも一部を行なわないように制御すること特徴とする。
本発明によれば、電源オフ中にシート状態が変化したか否かに応じてイニシャライズ処理の実行を制御するので、電源投入時の平均的なイニシャライズ時間を短縮することができ、装置の起動時間の短縮化が図れる。
プリント装置の全体構成を示す斜視図 プリント装置内部の主要構造を示す斜視図 プリント部の断面図 終了処理の動作シーケンスを示すフローチャート図 起動処理の動作シーケンスを示すフローチャート図 第2実施形態の動作シーケンスを示すフローチャート図 第2実施形態の起動処理の動作シーケンスを示すフローチャート図
以下に図面を参照しながら本発明の好適な実施形態を説明する。ただし、この実施形態に記載されている構成要素はあくまで例示であり、本発明の範囲をそれらのみに限定する主旨のものではない。
以下、ロール状に巻かれたロールシートあるいは予め定型サイズにカットされたカットシート(以下単にシートという)にプリントを行なうインクジェット方式の大判プリント装置を例に挙げて説明する。本発明のプリント装置は、単機能プリンタ、プリント複合機、複写機、ファクシミリ装置、フィルム現像装置、各種製造装置などのプリント機能を有する装置に広く適用可能である。また、プリント処理以外の処理(加工、記録、塗布、照射、検査、読取りなど)を行なうシート処理装置にも適用可能である。インクジェット方式は、発熱体を用いた方式、ピエゾ素子を用いた方式、静電素子を用いた方式、MEMS素子を用いた方式など、さまざまな方式を用いることができる。また、プリント方式はインクジェット方式に限らず、電子写真方式、熱転写方式などさまざまな方式にも適用可能である。
図1は本実施形態のプリント装置の全体構成を示す斜視図である。装置は大きくは、フレーム101、給送部103、プリント部106、排出部104、操作部107、制御部120より構成される。
シート105は、フレーム101の手前側に設けられたホルダ(シート保持部)に回転自在にセットされる。シート105としては、様々なシート種類やシート幅のものが使用可能であり、その交換(ホルダへの着脱)はユーザーによって行なわれる。ユーザーは、新しいシート105をホルダにセットしたらシートの先端を給送部103に差し込む。なお、給送部103にはカットシートを差し込むこともでき、ロールシートとカットシートのいずれかを選択的に使用することができる。
給送部103はホルダに保持されたシート105を引き出しながらプリント部106に供給する。プリント部106は供給されたシートを搬送してインクジェット方式でプリントを行なう。排出部104はプリント後のシートを排出する。操作部107は、ユーザーがプリントの各種設定を行う入力ボタン、電源のオン/オフを行なう電源スイッチ(電源ボタン)、および各種のステータス等を表示するディスプレイを備える。制御部120は、CPU、メモリ、各種のI/Oインターフェースを備え、装置全体の各種動作部の駆動制御や、後述する動作シーケンスの制御を含めて装置全体の制御を司る。
プリント部106は、シートを副走査方向(図中Y方向)に搬送する搬送機構と、プリントヘッド111を搭載して主走査方向(図中X方向)に往復移動するキャリッジを備える。このように、本実施形態の装置は主走査と副走査によってプリントを行なう所謂シリアルプリント装置であるが、固定された長尺のライン型プリントヘッドを用いたラインプリント装置であってもよい。
搬送機構は、シート105を挟持して副走査方向に搬送する搬送ローラ対としての、LFローラ108とこれに付勢して従動回転する複数個のピンチローラ109を有する。プリント位置においてシートはプラテン110の上に吸引保持される。プラテン110のシート搬送方向の終端(下流側)付近には、シートをカットするためのカッタが設けられている。メンテナンスのために開閉可能なカバー115を開けると、ユーザーはプリント装置内部にアクセスすることができる。
図2はプリント装置内部の主要構造を示す斜視図である。プラテン110は支持フレームの役割を果たす筐体112の上に支持されている。プラテン110は、プリント位置においてプリントヘッド111とシート105とが適切な間隔で対向するように、シート105を下方から案内支持する支持面を備えている。また、プラテン110はその支持面にシート105を負圧で吸着させることができるように、支持面に多数の空気吸引孔が設けられている。
この空気吸引孔に負圧を供給するために、筐体112は密閉された内部空間を有するダクト構造となっており、内部空間とプラテン110の空気吸引孔がつながっている。筐体112のダクトを通じて空気吸引孔に負圧を供給するため、負圧発生源である吸引ユニット113が、筐体112のダクトに接続されている。吸引ユニット113はファンを備え、ファンが回転してダクト内の空気を外部に排気することで、ダクト内に負圧を発生させる。
図3はプリント部の断面図であり、搬送ローラ対(LFローラ108とピンチローラ109)の挟持位置にシート105の先端が位置し、先端が挟持された状態を示す。シート端センサ122(第2センサ)は、搬送されてくるシート105の端部(先端、後端)および検出位置におけるシートの有無を検出して信号出力する。検出位置は、搬送ローラ対の挟持位置の手前(挟持位置よりもシート搬送方向の上流側)の所定位置である。シート端センサ122は光学的あるいは物理的な手法でシートのエッジを検出するもので、不図示のピンチローラホルダに取り付けられている。搬送ローラ対の挟持の開閉は不図示のレバーの操作により行なうことができる。
一方、キャリッジ102には、対向するプラテン110上のシート105の有無を検出するマルチセンサ121(第1センサ)が搭載されている。キャリッジ102の主走査方向の移動に伴ってマルチセンサ121での検出位置は主走査方向では変化する。しかし、キャリッジ102は副走査方向には移動しないため、副走査方向での検出位置は一定となる。その検出位置は、搬送ローラ対の挟持位置よりも、副走査方向(Y方向)に所定距離(距離L)だけシート搬送方向の下流側に離れたプラテン110上での所定位置である。
なお、搬送ローラ対の挟持位置とプラテン110の支持面の高さ位置が異なる場合は、副走査方向における距離は距離Lであるが、挟持位置から検出位置までのシートの長さは距離Lよりも若干長くなる。
マルチセンサ121は、発光色が異なる複数の発光素子(例えば赤色・緑色2つのLED)および受光素子からなる光学センサであり、発光素子からの光で照射された検出位置からの反射光を受光素子で受光して、検出位置にシートがあるか否かを検出して信号出力する。マルチセンサ121は、シートの表面反射率や表面状態を検出してシートの種類やシート幅など、更にはセンサとシートの間隔を検出してシート厚(シートの厚さ)を判別することができる。このようにマルチセンサ121は、シートに関する複数の異なる情報を検出することができる多目的センサであり、検出部の一部をなしている。
(実施例1)
次に、以上の構成のプリント装置の動作シーケンスについて説明する。これらの動作シーケンスは制御部120の制御によって実行される。
図4は、通電中のプリント装置の電源が落とされる際の終了処理の動作シーケンスを示すフローチャートである。プリント装置の電源が落とされるのには2通りが想定される。一つは、ユーザーが操作部107上の電源スイッチを操作(電源ボタンを押す)して電源オフを指示する通常終了である(ステップS11)。もう一つは、ユーザーがいきなり電源プラグをコンセントから抜いたり、あるいは停電によって突然通電停止になる異常終了である(ステップS12)。異常終了の場合はステップS16に移行してそのまま電源オフとなる。
電源スイッチが操作された通常終了の場合は、以下の手順によって電源オフの前にシートの先端位置を所定の状態にする。まず、ステップS13でシート端センサ122の出力からシートの有無を検出する。シート無しが検出されたらそのままステップS16に移行して電源オフとなる。なお、ステップS13の判断を省略して、通常終了の場合には必ず以下のステップS14以降を実行するようにしてもよい。
ステップS13でシート有りが検出されたら、ステップS14に移行する。ステップS14では、シート先端を搬送ローラ対の挟持位置まで移動させる。そしてステップS15では、図3に示すように、ちょうどシート先端が挟持位置に挟持された状態でシート搬送を停止させる。
図3の状態になるように停止させる方法は2つある。第一の方法においては、マルチセンサ121を作動させながらシートを上流方向に戻す方向に移動させる。そして、マルチセンサ121の検出の出力がシート有りから無しに変化したタイミングから、副走査方向に距離Lに相当する距離だけ戻した位置で停止させるように搬送制御する。
なお、マルチセンサ121の最初の検出がシート無しであったら、シートをいったん下流側に搬送して検出がシート有りに切り替わるまで送り、その後に上記の手順で搬送制御する。第二の方法においては、シートをカッタでカットしてから、搬送方向におけるカット位置(プラテン110の後端付近)から、搬送ローラ対の挟持位置までの距離(固定値)だけシートを戻した位置で停止させるように搬送制御する。その後、ステップS16に移行して電源オフとする。
図3に示す状態は、後述するように、ユーザーが電源オフの間にロールシート交換をしたかしないかを判断するための基準状態(シートの先端が所定状態)である。なお、図3の状態よりも、シート先端が副走査方向で距離Lよりも小さい所定の距離Sだけ下流側まで達した状態でシートの先端を挟持した状態を基準状態(シートの先端が所定状態)としてもよい。この場合は、後述の説明の中での「距離L」は、「距離L−距離S」と読み替えるものとする。
図5は、電源投入時のシート給送に関する起動処理の動作シーケンスを示すフローチャートである。なお、プリント装置の起動時には、プリントヘッドの回復動作などのプリントに関するイニシャライズ処理等もあるが、それらはシート交換の有無にかかわらず行なうので、ここでは説明は省略する。
ステップS17では、ユーザーが電源スイッチを操作(電源ボタンを押す)して電源投入する。ステップS18では、シート端センサ122の出力からシートの有無を検出する。シート無しが検出されたらシート給送に関する全てのイニシャライズ処理を省略して、本シーケンスは終了して、プリントに関するイニシャライズ処理等を行なう。
一方、ステップS18でシート有りが検出されたら、ステップS19に移行する。ステップS19は、マルチセンサ121で検出しながら、副走査方向に距離L(図3参照)よりも大きな距離だけシートを搬送する(S19)。ステップS20では、マルチセンサ121にてプラテン110上でのシートの有無を検出して、その出力信号からシート無しから有りに切り替わるタイミングを見る。
ちょうど距離Lだけ搬送したタイミングで検出がシート有りに切り替わったら、シート先端が図3の所定状態で挟持されていたということであり、電源オフ中にシート交換がなされなかったと判断される。なぜなら、シート交換の際にユーザーがシート先端を正確に搬送ローラ対に挟持させるようにセットすることは考えにくく、交換されなかったと判断するのが合理的だからである。交換されなかったと判断されたら、ステップS21にて、所定のイニシャライズ処理の一部を行なわずに(一部動作を省略して)イニシャライズを実行する。所定のイニシャライズ処理のうち行なわない一部の動作とは、シート交換した際に必要な以下(1)〜(3)の少なくともいずれか一つ、好ましくは全部の動作である。
(1)セットされたシートの位置を整える動作。シートをセットした際にシートが本来の位置に対して斜めに傾いた状態でセットしてしまう場合があるのでそれを補正する。シートの傾きを自動的に補正する斜行補正技術については種々の手法が周知であるので、ここでは具体的な説明は省略する。
(2)セットされたシートのシート種類を設定する動作。マルチセンサ121によってシートの表面反射率や表面状態を検出してシートの種類を判別して自動設定する方法や、ユーザーが操作部107からシートの種類を入力して設定する方法がある。
(3)セットされたシートのシート幅を設定する動作。マルチセンサ121を主走査方向にスキャンしてシート幅を検出して自動設定する方法や、ユーザーが操作部107からシートサイズを入力して設定する方法がある。
一方、ステップS20において距離L相当以外のタイミングでシート有りが検出されたら、シート先端が図3の所定状態ではなかったということである。上述の理由から、電源オフ中にユーザーによってロールシート交換がなされたと判断される。なお、最初からシート有りが検出されたら、最初からシート先端がプラテン110上にあるということなので、電源オフ中にユーザーによってシート交換がなされたと判断される。
交換されたと判断された場合は、ステップS22にて、上述の(1)〜(3)の動作を含む所定のイニシャライズ処理を全て実行する。そして、本シーケンスは終了して、プリントに関するイニシャライズ処理等を行なう。
以上のように本実施形態によれば、電源オフの前に、シートの先端が所定状態となるようにシートを搬送して停止させる。そして、電源投入されたら、シートの先端が所定状態であるか判断し、所定状態と判断されたら前記イニシャライズ処理の少なくとも一部を行なわないように制御するものである。
別の見方で表現するなら、プリント装置が電源投入されたら、電源オフ中にシートが交換されたか否かを、電源オフにする前と電源投入されたときのシートの状態の変化から判断する。そして、交換されたと判断したら所定のイニシャライズ処理を実行し、交換されなかったと判断したら前記所定のイニシャライズ処理の少なくとも一部を行なわないように制御するものである。これにより、不要なイニシャライズ処理を省略して、装置の起動時間を短縮することができる。また、上述の所定状態とは、シートの先端が搬送ローラ対に挟持された状態であり、これを基準としてユーザーがシートを交換したか否か判断するので、高い精度での判別が可能である。
(実施例2)
第2の実施例であるプリント装置の動作シーケンスについて説明する。これらの動作シーケンスは主に制御部120の制御指令によって実行される。プリント装置の構成は上述したものと同じである。
図6はシートを新たにセットした際に各種シート情報を記憶するシーケンスを示すフローチャートである。ステップS300では、ユーザーはシートをホルダにセットして、シートの先端を給送部103に差し込む。制御部120はシートがホルダにセットされたこと、およびシート先端が給送部103に差し込まれたことをセンサの検出によって認識する。
ステップS301では、前記認識に基づいて操作部107のディスプレイにセットしたシートのシート種類を入力するための画面を表示し、ユーザーに対して給送したシートに対応する種類の選択を促す。ユーザーが操作部107から入力した情報は、後のステップS312で記憶部(制御部120の不揮発性メモリ)に記憶される。
ステップS302では、操作部107のディスプレイにセットしたシートのシート残量を入力するための画面を表示し、ユーザーに対してシート残量(ロールシートの残り長さ)の情報の入力を促す。ユーザーが操作部107から入力した情報は後のステップS312で記憶部に記憶される。残量が不明な場合は入力をスキップすることができる。また、使用するシートがカットシートの場合はこのステップは不要である。
ステップS303では、給送部103に差し込まれたシートを一定量だけ下流側(ロールシートが引き出される側)に搬送する。この搬送によって、ユーザーによるシートのセット位置(シート先端位置)にばらつきがあっても、シート先端がマルチセンサ121の検出可能位置に来るよう確実に送り込まれる。
ステップS304では、マルチセンサ121での検出のための調整を行なう。マルチセンサ121を搭載するキャリッジ102を移動させ、シート上とプラテン110上のそれぞれにおいてマルチセンサ121で検出を行なう。シートとプラテン110のそれぞれにおけるマルチセンサ121の受光光量から適切な検出閾値や、シートの色情報(色相、彩度)の情報を得ることができる。使用するシート種類および検出した色情報に基づいて、シート端部検出に使用する発光素子の色や、シート端部を検出するための受光光量の閾値を決定する。例えば、普通紙の端部検出には緑色LEDを、透明フィルムの端部検出には赤外LEDが適するが、各LEDの受光光量から取得した色情報も加味して決定する。閾値は、例えば上述のシートとプラテン110のそれぞれにおけるマルチセンサ121の受光光量の中間の値を設定する。
ステップS305では、マルチセンサ121を用いて、プラテン110上のシートの実際のシート厚を測定する。測定で取得されたシート厚の情報は、後のステップS312で記憶部に記憶される。
ステップS306では、シートの基準端部位置を仮検出する。基準端部位置とは、シート幅方向においてキャリッジ102のホームポジション側(図1のシート右側)の端部の位置である。シート幅方向において、ホームポジションとは逆側(図1のシート左端)の端部位置は非基準端部位置である。キャリッジ102をホームポジションから反対側に向けて走査移動して、マルチセンサ121の検出位置を変化させる。キャリッジ102の移動中にマルチセンサ121の検出出力が変化する位置が基準端部位置である。キャリッジ102の位置情報は、検出出力が変化したタイミングにおける、キャリッジエンコーダあるいはキャリッジの制御指令値から得ることができる。
ステップS307では、シートの先端位置を検出する。マルチセンサ121の測定位置が、ステップS306で検出した基準端部位置から一定の距離だけ非基準側へ移動した位置に来るように、キャリッジ102を移動させる。次いで、シートを逆搬送(送り戻し)しながらマルチセンサ121の検出出力が変化する位置、すなわちシート先端位置をサーチする。シート先端位置の情報は、検出出力が変化したタイミングにおける、LFローラ108に取り付けられたロータリエンコーダあるいはLFローラ108の制御指令値から得ることができる。検出で取得されたシート先端位置の情報は、後のステップS312で記憶部に記憶される。
ステップS308では、シートの斜行状態を検出するために基準端部位置を再度検出する。検出位置はシート先端から上流側に所定距離(例えば150mm)だけ離れた位置である。150mmだけシートを搬送して、上述と同様にマルチセンサ121で基準端部位置を検出する。
ステップS309では、所定距離(例えば300mm)だけシートを搬送する。
ステップS310では、基準端部位置を再度検出する。すなわち、ステップS310ではステップS308よりも、上流側に所定距離だけ離れた位置において基準端部位置を検出するものである。ステップS308とステップS310のそれぞれの検出結果を比較することで、シートの斜行状態を検出することが出来る。両者が一致していれば斜行はなく、不一致であれば斜行していると判断される。不一致の差分および大小関係から、斜行の量と方向の情報が得られる。ステップS310で取得された基準端部位置の情報は、後のステップS312で記憶部に記憶される。
ステップS311では、非基準端部位置に向けてキャリッジ102を移動させながら、シートの非基準端部位置を検出する。キャリッジ102の移動中にマルチセンサ121の検出出力が変化する位置が非基準端部位置である。キャリッジ102の位置情報は、検出出力が変化したタイミングにおける、キャリッジエンコーダあるいはキャリッジの制御指令値から得ることができる。ステップS311で取得された非基準端部位置の情報は、後のステップS312で記憶部に記憶される。
更に制御部120は、ステップS310で取得された基準端部位置とステップS311で取得された非基準端部位置の差分を計算する。この差分はシート幅の情報である。以上の検出動作の後、LFローラ108を逆回転させて、シート先端がLFローラのニップ位置に来るまで、シートを送り戻す。
ステップS312では、上述のように取得した各種のシート情報を記憶部に記憶する。記憶部は例えば制御部120が有する不揮発性メモリであり、シート情報を記憶し電源オフ状態でも記憶を維持する。本例では、操作部から入力されたシート種類、シート残量、および上述のように検出されたシートの先端位置、シートの基準端部位置、シートの非基準端部位置、シート厚、シートの色情報をシート情報として記憶する。更に、上述のように計算されたシート幅に関する情報とシートの斜行状態に関する情報もシート情報として記憶する。マルチセンサ121による検出の調整値(使用する発光素子の色、閾値、シートに対するセンサの最適高さ位置など)もシート情報として記憶する。更に、シート給送の搬送に関する内部的なフラグも記憶する。こうして、本シーケンスを終了する。
なお、上述のシート情報は、プリント装置の動作中に変化する場合がある。従って、シート情報が変化した時点で若しくは電源オフ時にまとめて最新のシート情報を記憶部に上書き記憶するようにする。
次に、図7のフローチャートを用いて、第2実施形態におけるプリント装置の電源投入後のイニシャライズ処理に関するシーケンスを説明する。ここでは、各種のイニシャライズ処理のうちシート給送動作に関する部分を抜き出して説明する。これらの動作シーケンスは主に制御部120の制御指令によって実行される。
ステップS400でプリント装置の電源が投入される。ステップS401では、電源オフの前に記憶部に記憶されたシート情報を読み出す。なお、この読み出しは以降の各ステップにおいて必要になったときに必要な情報のみ読み出すようにしてもよい。
ステップS402では、上述の図6のステップ304と同様に、マルチセンサ121での検出のための調整を行なう。そして、取得された現在の調整値と、記憶部に記憶されている電源オフ前の調整値とを比較する。比較の結果が一致していたらステップS403に移行し、不一致であるならステップS409に移行する。比較が不一致であるのは、電源オフ状態の間にシート状態が変化した(シートが交換されたか位置がずらされたかのいずれか)可能性が高い。従って、ステップS409に移行した場合は、イニシャライズとして通常のシート給送動作(給紙動作)を行なう。なお、測定には環境変動や経時変化等による誤差があるため、一致と判断する際には厳密な一致ではなく誤差分を見込んでマージンを持って一致と判断する。これは以下のステップS403からステップS407での判断においても同様である。
ステップ403では、上述の図6のステップ305と同様に、マルチセンサ121を用いてシートのシート厚を測定する。そして、取得された現在のシート厚と、記憶部に記憶されている電源オフ前のシート厚とを比較する。比較の結果が一致していたらステップS404に移行し、不一致であるなら電源オフ状態の間にシート状態が変化したと判断してステップS409に移行する。
ステップS404では、上述の図6のステップ306と同様に、マルチセンサ121を用いてシートの基準端部位置を検出する。そして、取得された現在の基準端部位置と、記憶部に記憶されている電源オフ前の基準端部位置とを比較する。比較の結果が一致していたらステップS405に移行し、不一致であるなら電源オフ状態の間にシート状態が変化したと判断してステップS409に移行する。
ステップS405では、上述の図6のステップ311と同様に、マルチセンサ121を用いてシートの非基準端部位置を検出する。そして、取得された現在の非基準端部位置と、記憶部に記憶されている電源オフ前の非基準端部位置とを比較する。比較の結果が一致していたらステップS406に移行し、不一致であるなら電源オフ状態の間にシート状態が変化したと判断してステップS409に移行する。
ステップS406では、ステップS404で取得された基準端部位置とステップ405で取得された非基準端部位置との差分を計算してシート幅を検出する。そして、このシート幅と、記憶部に記憶されている電源オフ前のシート幅とを比較する。比較の結果が一致していたらステップS407に移行し、不一致であるなら電源オフ状態の間にシート状態が変化したと判断してステップS409に移行する。
ステップS407では、上述の図6のステップ307と同様に、シートの先端位置を検出する。そして、この先端位置と、記憶部に記憶されている電源オフ前の先端位置とを比較する。比較の結果が一致していたらステップS408に移行し、不一致であるなら電源オフ状態の間にシート状態が変化したと判断してステップS409に移行する。
ステップS408では、必要に応じてシート先端を電源投入時(電源オフ前と同じ)の位置に戻す。以上のステップS402からステップS407の判断が全て「一致」であれば、電源オフ状態でシート状態の変化はなかったとみなされる。
ステップS410では、電源オフ前のシート情報を記憶部から読み出して、電源オフ直前と同じ状態に復帰させる。復帰するシート情報は、シートの先端位置、シートの基準端部位置、シートの非基準端部位置、シート幅、シート厚、シート種類、シート斜行状態、シートの色情報、内部的なフラグ等である。これらは、図6で示したシート給送に伴なって取得またはセットされる値である。
なお、ステップS408でシート先端位置を電源投入時の位置に戻さない場合には、電源オフ直前の値に状態変化量分を加味して復帰させる。すなわち、記憶部により記憶された値に検出部での検出のためのシート状態の変化を加味してシート情報を復帰させる。
以上のように、電源オフ状態でシート状態の変化はなかった場合には、イニシャライズ処理の一つであるシート給送動作を省略することができる。動作の一部を省略してイニシャライズを行なえば、その分だけ電源投入時のプリント装置の起動時間の短縮化を図ることができる。なお、電源オフ状態でシート状態の変化はなかった場合に、シート給送動作を全て省略するのではなく、一部を省略するようにしてもよい。例えば、ステップ410の後に、基準端部および非基準端部を検出する動作のみを行ない、他のシート給送動作は省略するようにしてもよい。これは、シート幅が大きいと使用中にシートの伸縮で基準端部位置、非基準端部位置が大きく変動することがあるためである。
以上のステップS402からステップS407は、電源オフ状態でのシート状態の変化を判別するための一例であって、これらを全て行なうことは必須ではない。少なくとも1つの判断を行なえばよい。
例えば、図7において、ステップS402からステップS406までを省略して、ステップS407のシート先端検出でのみシート状態の変化を判別するようにしてもよい。判断のための動作が単純であるほど、初期化に要する時間はより短時間で済む。
シート先端検出の場合、シート先端位置に前のプリント動作における画像の一部残っている場合がある。例えば、フチ無しプリントではシートを画像内でその後端で切断する。そのため、切断後にはシート先端(例えば3mmの範囲)に画像の一部が残される。あるいは、画像と画像の間に、シート切断のため切断の基準となるカットマークをプリントする場合がある。この場合も、切断後にはシート先端(例えば1.5mmの範囲)にカットマークの一部が残される。このように、シート先端に前回の最後の画像のプリントに伴なう残存プリント部が残される場合には、シート先端位置の比較において一致と判断する基準を緩和すればよい。すなわち、残存プリント部に相当する長さだけ、一致と判断するマージンを拡げればよい。
また、ロールシートでは、シートに連続して複数の画像をプリントして、後にまとめて単位長さ毎にカットする場合がある。この場合、プリント途中に電源オフされると再び電源投入した際にはシート先端を検出することはできない。つまり、電源投入された際に検出部での検出ができない所定モードが存在する。しかし、装置内部の搬送経路に残されたシートが電源オフの最中に交換されることは考えにくいので、電源オフ中にシート状態の変化はないと見なしても構わない。そこで、連続プリントの最中に電源オフされて再び電源投入されるモードにおいては、検出部での検出およびシート給送動作を実行せず、記憶部に記憶されているシート情報を復帰させるだけでもよい。
以上の本実施形態によれば、電源オフよりも前にシート情報を記憶部に記憶するとともに、電源投入されたら検出部で検出されたシート情報の少なくとも一部と記憶部に記憶されている内容とを比較する。そして、比較の結果に応じて前記イニシャライズ処理を異ならせるように制御する。このため、電源投入後の平均的なイニシャライズ時間を短縮することができる。
102 キャリッジ
105 シート
106 プリント部
107 操作部(電源スイッチを含む)
108 LFローラ
109 ピンチローラ
110 プラテン
111 プリントヘッド
120 制御部
121 マルチセンサ
122 シート端センサ

Claims (20)

  1. 電源投入時にイニシャライズ処理が行なわれるプリント装置であって、
    シートを保持する保持部と、
    搬送ローラ対によってシートを搬送してプリントを行なうプリント部と、
    前記搬送ローラ対の駆動を含む装置の制御を行なう制御部と
    を備え、
    前記制御部は、電源オフの前にシートの先端が所定状態となるようにシートを搬送して停止させ、電源投入されたらシートの先端が前記所定状態であるか判断し、所定状態と判断されたら前記イニシャライズ処理の少なくとも一部を行なわないように制御する
    こと特徴とするプリント装置。
  2. 前記イニシャライズ処理の少なくとも一部は、セットされたシートの位置を整える動作、セットされたシートのシート種類を設定する動作、セットされたシートのシート幅を設定する動作の少なくともいずれかを含むことを特徴とする、請求項1記載のプリント装置。
  3. 前記所定状態とは、シートの先端が前記搬送ローラ対に挟持された状態であることを特徴とする、請求項1または2記載のプリント装置。
  4. 所定位置においてシートの有無を検出するセンサを有し、前記制御部は前記センサの出力を用いて前記搬送ローラ対の駆動を制御することを特徴とする、請求項3記載のプリント装置。
  5. 前記所定位置は、前記搬送ローラ対の挟持位置よりも所定距離だけ下流側の位置であることを特徴とする、請求項4記載のプリント装置。
  6. 前記制御部は、電源投入されたら、前記センサで検出しながらシートを前記下流の方向に移動させ、前記所定距離だけ搬送したタイミングで前記センサの検出がシート無しからシート有りに切り替わったら、前記所定状態と判断することを特徴とする、請求項5記載のプリント装置。
  7. 前記制御部は、電源オフの前に、シートの先端が前記搬送ローラ対に挟持された状態となるように、前記センサの出力を用いて前記搬送ローラ対の駆動を制御することを特徴とする、請求項5または6記載のプリント装置。
  8. 前記センサは、シートに関する異なる情報を検出することができる多目的センサであることを特徴とする、請求項4から7のいずれかに記載のプリント装置。
  9. 前記イニシャライズ処理の少なくとも一部は、セットされたシートのシート種類を設定する動作、セットされたシートのシート幅を設定する動作の少なくともいずれかを含み、前記多目的センサは、前記シート種類と前記シート幅の少なくとも一方の情報の検出に用いられることを特徴とする、請求項8記載のプリント装置。
  10. 前記搬送ローラ対の挟持位置よりも上流側でシートの有無を検出する、第1センサとしての前記センサとは異なる第2センサを有し、前記制御部は前記第1センサおよび前記第2センサの出力を用いて前記搬送ローラ対の駆動を制御することを特徴とすることを特徴とする、請求項4から9のいずれかに記載のプリント装置。
  11. 電源投入時にイニシャライズ処理が行なわれるプリント装置であって、
    シートを搬送してプリントを行なうプリント部と、
    シート情報の少なくとも一部を検出する検出部と、
    前記シート情報を記憶し電源オフ状態でも記憶を維持する記憶部と、
    電源オフよりも前に前記シート情報を前記記憶部に記憶するとともに、電源投入されたら前記検出部で検出された前記シート情報の少なくとも一部と前記記憶部に記憶されている内容とを比較し、前記比較の結果に応じて前記イニシャライズ処理を異ならせるように制御する制御部と
    を有することを特徴とするプリント装置。
  12. 前記制御部は、前記検出部で検出された前記シート情報の少なくとも一部と前記記憶部に記憶されている内容とが一致しない場合には所定のイニシャライズ処理を実行し、一致する場合には一部の動作を行なわずに前記所定のイニシャライズ処理を実行するように制御すること特徴とする、請求項11記載のプリント装置。
  13. 前記制御部は、前記一致しない場合は、前記イニシャライズ処理としてシート給送動作を実行するよう制御し、
    前記一致した場合は、電源オフ前の記憶部により記憶された内容で前記シート情報を復帰、または記憶部により記憶された値に前記検出部での検出のためのシート状態の変化を加味して前記シート情報を復帰して、前記シート給送動作を実行しないまたは一部を省略して実行するように制御する
    ことを特徴とする、請求項12記載のプリント装置。
  14. 前記制御部は、シートがセットされた際に前記検出部で前記シート情報を検出して、検出した前記シート情報を前記記憶部に記憶するように制御することを特徴とする、請求項11から13のいずれかに記載のプリント装置。
  15. 前記電源投入された際に前記検出部での検出ができない所定モードを有し、前記所定モードでは前記シート給送動作を実行しないことを特徴とする、請求項13または14記載のプリント装置。
  16. 前記シート情報は、シート種類、シート残量、シートの先端位置、シートの基準端部位置、シートの非基準端部位置、シート幅、シート厚、シート斜行状態、シートの色情報の少なくともいずれかであることを特徴とする、請求項11から15のいずれかに記載のプリント装置。
  17. 前記シート情報は前記シートの先端位置であり、シート先端に前回のプリントに伴なう残存プリント部が残される場合には、前記比較で一致と判断する基準を緩和することを特徴とする、請求項11から16のいずれかに記載のプリント装置。
  18. 前記シートはロール状に巻かれたロールシートであることを特徴とする、請求項1から17のいずれかに記載のプリント装置。
  19. 前記プリント部は、インクジェット方式でプリントを行なうことを特徴とする、請求項1から18のいずれかに記載のプリント装置。
  20. シート処理装置の制御方法であって、
    前記プリント装置が電源投入されたら、電源オフ中にシート状態が変化したか否かを、前記電源オフにする前と前記電源投入されたときの前記シートの状態の変化から判断するステップと、
    前記判断の結果に応じてイニシャライズ処理の実行を制御するステップと、
    を有することを特徴とするシート処理装置の制御方法。
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