JP2019130896A - 画像記録装置およびその制御方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】画像欠けや白スジの発生を低減させること。【解決手段】画像記録装置の搬送手段は、記録媒体を挟持して搬送するための搬送部材を搬送方向において前記記録ヘッドよりも上流側に備え、且つ、記録媒体を挟持して搬送するための搬送部材を前記搬送方向において前記記録ヘッドよりも下流側に備えていない。そして、画像記録装置の制御手段は、後端余白情報が示す後端余白長が第1の長さよりも短い場合、搬送方向における記録媒体の後端が記録ヘッドよりも上流側に備えられた搬送部材を通過した後に、画像を記録するための記録ヘッドの走査が少なくとも1回行われるように、記録ヘッド及び搬送手段を制御する。【選択図】図10

Description

本発明は、画像記録装置およびその制御方法に関する。
パーソナルコンピュータ等のOA機器から出力された画像データに基づいて、紙、布、プラスチックシート等の多種多様な記録媒体に対して記録ヘッドにより画像を記録する記録装置がある。
特許文献1には、記録ヘッドを、記録媒体の搬送方向に対して直交する方向に移動させるキャリッジにセンサを設け、記録媒体の先端位置を検出する記録装置が開示されている。また、特許文献1の記録装置は、搬送ローラ対の上流側にセンサを設け、記録媒体の後端位置を検出する。そして、記録媒体の先端を検出した位置から後端を検出した位置までの搬送量を測定している。キャリッジのセンサと搬送ローラ対の上流側のセンサとの距離、及び、記録媒体の先端を検出した位置から後端を検出した位置までの搬送量から、カット紙となる記録媒体の搬送方向長さが検出される。
特開2017−71194号公報
特許文献1では、記録媒体の搬送方向長さを検出しているが、画像の長さや余白長によっては、記録される画像において画像欠けや白スジが発生する場合がある。
本発明は、画像欠けや白スジの発生を低減させることを目的とする。
本発明の一態様に係る画像記録装置は、走査方向に複数回走査することにより記録媒体上に画像を記録する記録ヘッドと、前記走査方向と交差する搬送方向に前記記録媒体を搬送する搬送手段と、前記搬送方向における後端余白長を示す後端余白情報を含む、前記画像の画像データに基づいて、前記記録ヘッド及び前記搬送手段を制御する制御手段と、を備える画像記録装置であって、前記搬送手段は、前記記録媒体を挟持して搬送するための搬送部材を前記搬送方向において前記記録ヘッドよりも上流側に備え、且つ、前記記録媒体を挟持して搬送するための搬送部材を前記搬送方向において前記記録ヘッドよりも下流側に備えておらず、前記後端余白情報が示す後端余白長が第1の長さよりも短い場合、前記制御手段は、前記搬送方向における前記記録媒体の後端が前記記録ヘッドよりも上流側に備えられた前記搬送部材を通過した後に、前記画像を記録するための前記記録ヘッドの走査が少なくとも1回行われるように、前記記録ヘッド及び前記搬送手段を制御することを特徴とする。
本発明によれば、画像欠けや白スジの発生を低減させることができる。
記録装置の模式的斜視図である。 記録装置の模式的断面図である。 制御構成を示す概略ブロック図である。 構成部品の搬送方向の配置関係を示す図である。 カット紙給紙時の状態の一例を示す模式的断面図である。 カット紙給紙時の状態の一例を示す模式的断面図である。 カット紙の画像記録時の状態の一例を示す模式的断面図である。 記録媒体に画像記録した状態を示す説明図である。 画像記録手順を示すフローチャートである。 カット紙画像記録時の状態の一例を示す模式的断面図である。 画像記録手順を示すフローチャートである。
以下、本発明の実施形態について、図面を参照して説明する。なお、以下の実施形態は本発明を限定するものではなく、また、本実施形態で説明されている特徴の組み合わせの全てが本発明の解決手段に必須のものとは限らない。なお、同一の構成については、同じ符号を付して説明する。
<<実施形態1>>
<画像記録装置の構成>
図1は、画像記録装置100(以下、単に記録装置という)の模式的斜視図である。本実施形態の記録装置100は、記録ヘッド3に設けられた吐出口からインク滴を吐出することにより記録媒体上に画像を記録するインクジェット記録方式の画像記録装置である。そして、記録媒体としてのカット紙(カットシート)およびロール紙等の連続紙(連続シート)の両方に画像を記録することが可能である。記録装置100は、本体部101と、本体部101を支える脚部102とを備える。本体部101の外観部には、種々の記録情報、及び、設定結果等を表示し、記録媒体の情報や記録モード等を設定するため操作パネル103が配されている。
図2は、図1に示す記録装置100をII−II線で切断した模式的断面図である。搬送ローラ1および従動ローラ2は、記録媒体201を挟持し搬送する搬送手段として、記録部の搬送方向Yの上流側に配設された上流搬送ローラ対(以下、単に搬送ローラ対とも言う)31を構成する。搬送ローラ対31は、搬送ローラ1が図3に示す搬送モータ51によって回転駆動されることにより記録媒体201を搬送する。第1センサ21は、搬送ローラ1および従動ローラ2の搬送ローラ対31の搬送方向Yの上流側に配されている。第1センサ21は、発光素子と受光素子を有しており、発光素子から光を照射し、その反射光を受光素子で受光することにより搬送路内における記録媒体201の有無を判別可能としている。
記録ヘッド3には、搬送方向Yに沿ってインクを吐出するための複数の吐出口が設けられている。キャリッジ4は、記録ヘッド3、及び、第2センサ22を搭載し、走査ガイドとしてのキャリッジシャフト5に沿って紙面に垂直な方向に往復移動可能に案内支持されている。第2センサ22は、様々なLEDを搭載しており、記録媒体201の上方から発光素子により光を照射し、その反射光を受光することにより、記録媒体201の有無、及び、厚さ等を検出することができる。これにより透明なフィルム等の紙ではないものまで多くの種類の記録媒体201の端部位置も検出可能となる。
プラテン6は、記録ヘッド3と対向する位置に配され、記録媒体201を裏面(第2面)から案内支持し、記録ヘッド3と記録媒体201とのギャップを保証している。プラテン6上には、画像を記録する領域である画像記録領域が含まれる。プラテン6には複数の吸気孔が形成されており、ダクト7を介して吸引ファン52に接続されている。吸引ファン52を駆動することにより、プラテン6の吸気孔に吸引負圧が発生し、画像記録中の記録媒体201を背面から吸引し、プラテン6上に吸着保持する保持力が生成される。カッタ8は、画像記録領域の搬送方向Yの下流側に設けられ、記録媒体201としてロール状のロール紙が使用されている場合等に、記録媒体201を所定長さに切断することができる。
記録媒体201の先端が搬送ローラ1と従動ローラ2に挟持されると、記録装置100は、搬送モータ51を回転駆動する。これにより記録媒体201の先端が、プラテン6上に所定量搬送される。プラテン6上の画像記録領域において、キャリッジ4が移動しているときに記録ヘッド3により1ライン分の画像を記録すると、記録装置100は、再び記録媒体201を搬送ローラ1と従動ローラ2により搬送方向に所定量だけ搬送する。そして、キャリッジ4を再び移動させて次のラインの画像記録を行う。これを繰り返してページ全体に画像が記録される。即ち、記録ヘッド3は、走査方向に複数回走査することにより記録媒体201上に画像を記録する。
尚、本実施形態の記録装置100は、記録部の搬送方向Yの下流側に排出ローラ対(搬送部材)を備えていない。排出ローラ対を備えることで、記録媒体201の後端が搬送ローラ対31から離れた後であっても記録動作が可能であり、記録媒体の後端近傍まで即ち比較的少ない余白長で画像を記録することができる。しかしながら、画像が記録された面に、排出ローラ対の従動ローラあるいは拍車が直接触れることにより、記録された画像の品位を損ねてしまうおそれがある。このような理由から、本実施形態の記録装置100は、記録部から排出口までの間に、排出ローラ対等の記録媒体201を挟持して搬送するための部材を備えていない。尚、画像の記録が終了した後、搬送ローラ対31の挟持から外れ、プラテン6による吸引力から解放された記録媒体201は、自重により排出口から排出され、バスケット等の積載部(不図示)に保持される。
<ブロック図>
図3は、画像記録システムの制御構成の一実施形態を示す概略ブロック図である。図3を参照して、記録装置100を含む画像記録システムの制御構成についての概略を説明する。
画像記録システムは、コンピュータ300と記録装置100とを含む。図3において、コンピュータ300は、プリンタドライバ301を有する。本実施形態においてプリンタドライバ301は、画像長設定部302を備えている。画像長設定部302は、記録する画像の長さ(図8(a)に示す画像長501。詳細は後述する。)をユーザに設定させるためのものである。
記録装置100は、制御部400を有する。制御部400は、搬送モータ51、吸引ファン52、キャリッジモータ53、及び、記録ヘッド3の制御を行うためのものである。制御部400は、不図示のCPU、ROM、RAM、及び、モータドライバ等を具備しており、主制御部401、搬送制御部402、及び、画像形成制御部403を有する。主制御部401は、用紙長判定部411、及び、画像長特定部412を備えている。主制御部401は、プリンタドライバ301の画像長設定部302で設定された画像長の設定値に応じて、搬送制御部402及び画像形成制御部403に対して指示を与える。
用紙長判定部411は、記録装置100にセットされた用紙長Lを判定するためのものである。用紙長Lの判定方法については後述する。画像長特定部412は、プリンタドライバ301から受信した画像長設定部302の設定値から画像長501を判定するためのものである。すなわち、画像長特定部412は、記録ジョブに含まれている画像データ(情報)を参照して画像長501を特定する。主制御部401は、用紙長判定部411で判定された用紙長と、画像長特定部412で特定された画像長との情報に基づいて、搬送制御部402および画像形成制御部403に指示を出力する。搬送制御部402は、主制御部401からの指示に応じて搬送モータ51を駆動させて記録媒体201を搬送させる。画像形成制御部403は、主制御部401からの指示に応じてキャリッジモータ53と記録ヘッド3とを連携させて、然るべき位置に画像を形成する。
<搬送制御と用紙長の検出>
次に、図4、図5、及び図6を参照して、カット紙給紙時の搬送制御方法及び用紙長の検出方法について説明する。図4は、搬送方向の配置関係を示す図である。図5および図6は、カット紙給紙時の状態の一例を示す模式的断面図である。
図4において、距離L1は、第1センサ21と搬送ローラ対31の挟持点(ニップ部)との距離である。距離L2は、搬送ローラ対31の挟持点と第2センサ22との距離である。距離L3は、搬送ローラ対31の挟持点と記録ヘッド3の最上流吐出口との距離である。距離L4は、記録ヘッド3の搬送方向Yに対する記録可能幅(最上流吐出口〜最下流吐出口の距離)である。距離L5は、記録媒体201を搬送ローラ対31で挟持した状態のまま記録ヘッド3による画像記録が可能な記録媒体201の後端位置と、搬送ローラ対31の挟持点との距離である。なお、図4は説明のための模式図であり、各距離のスケール感は、図に示すものとは限らない。
図5(a)は、カット紙としての記録媒体201を記録装置100にセットした状態を示している。記録媒体201のセット時は、従動ローラ2の離間機構(不図示)により搬送ローラ1と従動ローラ2とによるニップ状態を解放し、その間に記録媒体201が差し込まれる。そして、従動ローラ2の離間機構(不図示)を戻すことにより搬送ローラ1と従動ローラ2とで記録媒体201が挟持されることとなる。なお、搬送ローラ1と従動ローラ2とによる記録媒体201の挟持方法としては、搬送モータ51を記録媒体201の噛み込み方向に回転させた状態で、記録媒体201の先端もしくは後端がニップ部に差し込まれることでも可能である。
そして、搬送モータ51を回転駆動することにより、搬送方向Yに記録媒体201が搬送される。記録媒体201の後端が第1センサ21の位置まで搬送されると、第1センサ21による判別が、記録媒体201有りから無しに変化する。この判別を受けて搬送制御部402は、搬送モータ51の回転駆動を停止する。図5(b)は、第1センサ21による判別が、記録媒体201有りから無しに変化した状態を示しており、これにより記録媒体201の後端位置が検出される。次いで、搬送制御部402は、搬送ローラ1が逆回転するように搬送モータ51を回転駆動する。これにより搬送方向Yと逆方向に記録媒体201が搬送される。記録媒体201の先端が第2センサ22の位置まで搬送されると、第2センサ22による判別が記録媒体201有りから無しに変化する。この判別を受けて搬送制御部402は、搬送モータの回転駆動を停止する。
図6(a)は、第2センサ22による判別が記録媒体201有りから無しに変化した状態を示しており、これにより記録媒体201の先端位置が検出される。ここで、第1センサ21が記録媒体201の後端を検出した図5(b)に示す位置から、第2センサ22が記録媒体201の先端を検出した図6(a)に示す位置までの搬送量(搬送距離)を、図6(a)に示すように搬送量510とする。ここで、図6(a)に示すように、記録媒体201の用紙長Lは、搬送量510+距離L1+距離L2で検出可能となる(図4も参照)。搬送制御部402は、図6(a)の状態から、引き続き、記録媒体201の先端を搬送ローラ対31の挟持点近傍まで搬送し、記録媒体が図6(b)に示す位置した状態で待機する。
<画像記録時の搬送制御>
ここで、本実施形態において課題となる、記録された画像における画像欠けについて説明する。例えば、A2サイズ(420mm×594mm)のカット紙に画像を記録する場合、記録媒体の搬送方向には、先端余白、画像長、及び後端余白が順に配置される。先端余白及び後端余白は、記録装置若しくはプリンタドライバ等で予め設定(例えば、それぞれ3mmなど)されている。従って、このカット紙を搬送方向に594mm搬送する設定の場合は、記録可能な画像長は588mm(記録媒体の搬送方向長さ(594mm)−先端余白(3mm)−後端余白(3mm))となる。このカット紙に最大の画像長の画像を記録したい場合、プリンタドライバ等から588mmの画像長となるジョブが送信される。ここで、記録装置にセットされるカット紙は、切断公差や環境(温度、湿度)等により搬送方向長さはばらつくことがある。カット紙サイズが大きいほど、カット紙の長さのばらつきも大きくなる。例えば、A2サイズのカット紙が、搬送方向長さ590mmに縮んでいたとする。このとき、A2サイズのカット紙に対応する588mmの画像長となるジョブが送信されると、先端余白(3mm)となる書き出し位置への頭出し量分を搬送し、先端から3mmの位置から画像を記録される。すると、本来588mmの長さの画像の全ての領域を記録するためには後端余白を0mmにしてもカット紙の長さが1mm足りない。そのため、ユーザが所望した画像に対して画像欠けが発生する。
これに対し本実施形態では、カット紙記録において画像欠けが発生しないような搬送制御を行う。図4、図5、図6、図7及び図8を参照して、カット紙の画像記録時の搬送制御方法を説明する。図7は、カット紙の画像記録時の状態の一例を示す模式的断面図である。図8は、記録媒体に画像を記録した状態を示す説明図である。
図7(a)は、記録媒体201に画像を記録している状態を示している。図6(b)に示す記録媒体201の待機位置から、搬送制御部402が搬送モータ51を回転駆動することにより、搬送方向Yに記録媒体201が搬送される。このとき、搬送制御部402は、先端余白長M1、記録ヘッド3の使用吐出口位置、及び、パス(1)の記録長502を考慮した搬送量になるように搬送方向Yに記録媒体201を搬送する。そして、画像形成制御部403の制御により、記録ヘッド3による1ライン分のパス(1)の記録長502分の画像が記録される。ここで、パスとは、キャリッジ4の往動または復動による1ライン分の移動に伴う記録動作を指している。また、パス(1)とは、最初の(1パス目の)記録動作のことを指している。
その後、搬送制御部402は、搬送モータ51を回転駆動することにより、パス(2)の記録長502分だけ搬送方向Yに記録媒体201を搬送し、画像形成制御部403による制御によってパス(2)の記録長502分の画像が記録される。これらをパス(n−1)まで繰り返す。ここで、記録媒体201への最終パスによる画像記録をパス(n)とする。
図7(b)は、記録媒体201に最終パス(n)の画像を記録している状態を示している。図7(b)は、画像欠けが生じていない例を示している。すなわち、図7(b)は、記録媒体201の用紙長Lが、記録ジョブに含まれている、先端余白長M1と、画像長501と、後端余白長M2との合計長さと同じ場合において記録媒体201に最終パス(n)の画像を記録している状態を示している。
最終パス(n)の画像記録前の搬送時、記録媒体201の用紙長Lによっては、第1センサ21で記録媒体201の後端位置が検出される。搬送ローラ1と従動ローラ2との搬送ローラ対31で記録媒体201を挟持した状態で最終パス(n)の画像を記録する場合、記録媒体201の後端が搬送ローラ対31の挟持点を越えないように搬送制御する必要がある。このため、本実施形態で搬送制御部402は、第1センサ21で記録媒体201の後端位置を検出した場合、記録媒体201の後端が、搬送ローラ対31の挟持点から距離L5分だけ上流側となる位置を搬送限界として記録媒体201の搬送制御を行う。図7(b)において、記録媒体201の後端は、搬送ローラ対31の挟持点から距離L5分だけ上流側の搬送限界点に位置している。そして、記録ヘッド3の最上流吐出口から記録長503分の吐出口を使用して画像を記録することにより、画像長501全域が記録可能となる。その際の画像記録状態は図8(a)に示している。図8(a)では、記録媒体201の用紙長Lが、記録ジョブとして受信した、先端余白長M1と、画像長501と、後端余白長M2と、の合計の長さと同じ場合に、記録媒体201に画像が記録された画像記録状態を示している。
一方、図8(b)は、記録媒体201の用紙長Lが、記録ジョブとして受信した先端余白長M1と画像長501と後端余白長M2との合計長さよりも短い場合における画像記録状態を示している。最終パス(n)の画像記録前の記録長503分の搬送途中に、記録媒体201の後端位置が搬送限界点となる位置まで搬送されるため、搬送ローラ対31の挟持点から距離L5分だけ上流側の位置で搬送は停止する。そのため、画像長501の画像を記録するためには記録長503分の搬送が必要なのに対し、記録長504分の搬送しかできない状態となっている。そして、記録ヘッド3により画像が記録されるが、記録ヘッド3の最上流吐出口を使用しても、記録長505分(記録長503分−記録長504分)の画像を記録することができない。したがって、記録長505分の画像欠けが発生してしまう。
プリンタドライバ301の画像長設定部302では、所定の用紙長に対応する、先端余白長を示す先端余白情報、画像長を示す画像長情報、および後端余白長を示す後端余白情報が設定される。そして、これらの情報を含む記録ジョブがプリンタドライバ301から主制御部401に送られる。記録媒体の用紙長が、ユーザ(あるいはプリンタドライバ301)が認識している用紙長と一致していれば図8(a)のような画像記録状態になる。しかしながら、記録媒体の用紙長は、切断公差や環境(温度、湿度)等により搬送方向長さにばらつくことがある。この結果、記録媒体の用紙長Lが、ユーザ(あるいはプリンタドライバ301)が認識している用紙長よりも短い場合、図8(b)のような画像記録状態となり、画像欠けが生じる。
なお、図8(b)において記録長505分の長さは、記録ジョブに含まれている先端余白長M1と画像長501と後端余白長M2との合計長さに対する記録媒体201の用紙長Lの差分となる。
そこで、本実施形態では、記録媒体201の用紙長Lが、プリンタドライバ301から受信した記録ジョブに含まれている先端余白長M1と画像長501と後端余白長M2の合計長さより短い場合、図8(c)のように記録媒体201に画像を記録する。すなわち、先端余白長を、記録ジョブに含まれている先端余白長M1よりも短い先端余白長M3とする制御を行う。図8(c)の例において、記録ジョブに含まれている先端余白長M1と画像長501と後端余白長M2との合計長さに対する記録媒体201の用紙長Lの差分の長さは、図8(b)に示す記録長505分と同じとする。搬送制御部402は、パス(1)の画像記録前の搬送時、記録長502分の画像書き出し位置(記録開始位置)が、記録ジョブに含まれている先端余白長M1から記録長505分を除した長さになるように、記録媒体201を搬送する。その際の先端余白長をM3とする。先端余白長M3は、M3=M1−記録長505である。このように、搬送制御部402は、先端余白長を、記録ジョブで受信した先端余白長M1から、先端余白長M3に変更する。具体的には、搬送制御部402は、画像書き出し位置(先端余白長)を、先端余白長M3となるように変更する。先端余白長をM1からM3に変更することにより、変更後の先端余白長M3と画像長501と後端余白長M2との合計長さは、記録媒体201の用紙長Lと同じになる。従って、記録ジョブに含まれる画像長501の画像を、記録媒体201上において全て記録することができるようになる。
<フローチャート>
次に、図9を参照して、本実施形態に係る画像記録における一連の動作について説明する。図9は、画像記録処理を示すフローチャートである。図9は、主制御部401が、プリンタドライバ301から、カット紙の記録ジョブを受信した場合の処理を示している。なお、記録媒体201の用紙長Lは、カット紙の記録ジョブの受信前の時点において図5および図6で説明した制御によって用紙長判定部411で判定されているものとする。
図9のステップS901において、カット紙の記録媒体201が給紙されている状態(すなわち、用紙長判定部411でカット紙の用紙長Lが判定されている状態)で、主制御部401は、カット紙の記録ジョブを受信する。ステップS902において主制御部401は、搬送制御部402を制御し、吸引ファン52を駆動する。ステップS903において主制御部401は、操作パネル103等でユーザによって設定された画像記録モードを確認する。画像記録モードは、先端余白優先モードと画像欠け低減モードとを含む。先端余白優先モードは、記録ジョブとして受信した先端余白長M1で画像を記録するモードである。画像欠け低減モードは、記録ジョブとして受信した先端余白長M1を先端余白長M3に調整することにより、記録媒体201の用紙長Lが短い場合でも、記録ジョブとして受信した画像長501を維持して記録するモードである。画像記録モードが先端余白優先モードの場合、ステップS904に進み、画像欠け低減モードの場合、ステップS912に進む。
先端余白優先モードの場合、ステップS904において搬送制御部402は、搬送モータ51を先端余白がM1になる頭出し搬送量分だけ回転駆動する。次にステップS905において画像形成制御部403は、キャリッジモータ53と記録ヘッド3とを制御し、パス(1)の記録長502分の画像を記録媒体201に記録する。その後、ステップS906において搬送制御部402は、搬送モータ51を記録長502分だけ回転駆動する。ステップS907で搬送制御部402は、記録媒体201の後端位置が搬送限界の位置に搬送されたかを判定する。記録媒体201の後端位置が搬送限界の位置でない場合、ステップS908で記録長502分の画像が記録される。ステップS909において主制御部401は、画像の記録が終了したか、すなわち、最終パス(n)の記録長503分の画像の記録が行われたかを判定する。終了していなければ、ステップS906に戻り、終了している場合、ステップS910に進む。このように、ステップS906の搬送制御とステップS908の画像の記録とが、記録媒体の後端位置が搬送限界の位置となるまで、または、最終パスとなるパス(n)の記録長503分の画像が記録されるまで、繰り返される。ステップS910において搬送制御部402は、吸引ファン52の駆動を停止する。そして、ステップS911に進み、主制御部401は、スタンバイ状態となる。
なお、ステップS906で搬送モータ51を記録長分だけ回転駆動している途中で記録媒体201の後端位置が搬送限界点となる搬送ローラ対31の挟持点から距離L5分だけ上流側の位置に搬送された場合、ステップS915に進む。ステップS915において搬送制御部402は、搬送モータ51の回転駆動を停止する。その場合、ステップS916に進み、画像形成制御部403は、記録媒体201を搬送した分だけ画像を記録する。その際の後端余白長は、搬送限界点から記録ヘッド3の最上流吐出口までの距離(L3+L5)が最小となる(図7(b)参照)。
一方、画像記録モードが画像欠け低減モードの場合、ステップS912において主制御部401は、記録媒体201の用紙長Lと、記録ジョブに含まれる先端余白長M1と画像長501と後端余白長M2との合計長さと、を比較する。記録媒体201の用紙長Lは、記録媒体201の給紙時に測定されているものである。用紙長Lが、先端余白長M1と画像長501と後端余白長M2との合計長さと同じ場合、ステップS904に進む。そして、前述のように、搬送制御部402は、搬送モータ51を先端余白がM1になる頭出し搬送量分だけ回転駆動し、ステップS905で画像形成制御部403は、パス(1)の記録長502分の画像を記録する。
一方、用紙長Lが、先端余白長M1と画像長501と後端余白長M2との合計長さと同じでない場合、ステップS913に進む。そして、先端余白長M1を、先端余白長M1と画像長501と後端余白長M2との合計長さと、用紙長Lとの差分に応じた先端余白長M3になるように搬送制御部402は、搬送モータ51を回転駆動する。即ち、搬送制御部402は、先端余白長を、先端余白長M3となるように決定する。そして、搬送制御部402は、先端余白が、決定した先端余白長M3になる頭出し搬送量分だけ搬送モータ51を回転駆動する。次いで、ステップS914で画像形成制御部403は、パス(1)の記録長502分の画像を記録する。そして、ステップS906に進み、先端余白優先モードで説明した処理と同様の処理が行われる。
ステップS913において、より具体的には、用紙長Lが、先端余白長M1と画像長501と後端余白長M2との合計長さより短い場合、その差分だけ先端余白長M1を短くした先端余白長M3になるように搬送モータ51を回転駆動する。一方、用紙長Lが、先端余白長M1と画像長501と後端余白長M2との合計長さより長い場合、その差分分だけ先端余白長M1を長くした先端余白長M3になるように搬送モータ51を回転駆動する。
このように、本実施形態では、画像欠け低減モードの場合、記録媒体201の後端位置から画像書き出し位置(記録開始位置)までの距離を、画像長501と後端余白長M2との合計長さ分確保できるように、先端余白長を調整している(図7、図8参照)。
なお、用紙長Lが、先端余白長M1と画像長501と後端余白長M2との合計長さより長い場合、その差分の分だけ先端余白長M1を長くした先端余白長M3になるように搬送モータ51を回転駆動する例を説明したが、これに限られない。用紙長Lが、先端余白長M1と画像長501と後端余白長M2との合計長さより長い場合、図8(b)で説明したような画像欠けは生じないので、先端余白長を調整後の先端余白長M3ではなく、記録ジョブに含まれる先端余白長M1にしてもよい。
また、用紙長判定部411による用紙長Lの判定が、カット紙の記録ジョブを受信する前の、カット紙が給紙された時点で行われている場合を例に挙げて説明したが、これに限られない。例えば、ステップS903で画像欠け低減モードと判定された場合に、ステップS912の判定を行う前に、用紙長Lの判定が行われても良い。
以上説明したように、本実施形態では、記録ジョブとして受信した先端余白長M1と画像長501と後端余白長M2との合計長さと、記録媒体201の用紙長Lとを比較する処理が行われる。そして、用紙長Lのほうが短いと判定すると、先端余白長が短くなるように書き出し位置(記録開始位置)への頭出し搬送量を調整している。そのため、用紙長Lが短い場合でも画像長501の画像欠けを低減することができる。このように、本実施形態の記録装置は、記録媒体の搬送方向の用紙長がばらついた場合でも、画像欠けを低減することが可能となる。
なお、本実施形態では、インクを吐出する複数の吐出口(ノズル)が第1方向に配列した吐出口列(ノズル列)を有する記録ヘッドを記録媒体に対して第1方向と交差する第2方向に移動させながら記録媒体に画像を記録する記録動作を行う。また、第1方向に記録媒体を搬送する搬送動作を行う。この記録動作と搬送動作と、を交互に繰り返す。これにより記録媒体に画像を記録する形態(シリアル型の記録装置)を説明した。しかしながら、本発明はこの例に限られるものではない。インクを吐出する複数の吐出口が記録媒体の幅に対応した距離分、第2方向に配置した吐出口列を有する記録ヘッドに対し、第1方向に記録媒体を搬送する搬送動作を行うことにより、記録媒体に画像を記録する形態(ライン型の記録装置)でもよい。
<<実施形態2>>
実施形態1では、記録媒体201の後端が、搬送ローラ対31の挟持点から距離L5分だけ上流側となる位置を搬送限界とし、搬送ローラ対31により記録媒体201が挟持された状態で最終パスの画像が記録される形態を説明した。本実施形態では、この搬送限界を超えて記録媒体201を搬送し、搬送ローラ対31で記録媒体201が挟持されていない状態で最終パスの画像が記録される形態を説明する。即ち、搬送ローラ対31を通過した後に、記録ヘッドの走査が少なくとも1回行われる形態を説明する。このような構成により、実施形態1における後端余白長よりも、さらに短い後端余白長で画像を記録することができる。実施形態1と同じ構成要素に関しては、同一符号を用い、その説明は割愛する。
図10は、本実施形態におけるカット紙の画像記録時の状態の一例を示す模式的断面図である。図10を参照して、カット紙の画像記録時の搬送制御方法を説明する。
図10においては、後端余白長M2が、距離L3(搬送ローラ対31の挟持点と記録ヘッド3の最上流吐出口との距離)より短い状態で記録媒体201に画像が記録されている。後端余白長M2が、距離L3より短い状態とは、図10に示すように、記録媒体201が、搬送ローラ対31によって挟持されていない状態である。つまり、実施形態1で説明した搬送限界点(記録媒体201の後端位置が搬送ローラ対31の挟持点から距離L5分だけ上流側にある位置)を越えて記録媒体201が搬送され、搬送ローラ対31で記録媒体201が挟持されない状態で画像が記録される。このような場合、記録媒体201は、最終パス(n)の記録長503分の搬送途中において、搬送ローラ1と従動ローラ2との挟持から解放された状態での搬送になる。
搬送ローラ1と従動ローラ2との挟持から解放された状態での搬送力は、搬送ローラ1が回転することによる搬送ローラ1と記録媒体201の後端部との摩擦力、および、挟持から解放される際の慣性力となり、搬送力が小さく不安定となる。そのため、搬送ローラ1と従動ローラ2との挟持から解放された状態での搬送の場合、搬送モータ51による回転量を大きく設定したり、吸引ファン52による記録媒体保持力を弱めたりする。このように、搬送ローラ1と記録媒体201の後端部との摩擦力と、慣性力とで搬送可能な位置Eまで記録媒体201の後端位置が搬送される。したがって、後端余白長M2<距離L3(搬送ローラ対31の挟持点と記録ヘッド3の最上流吐出口との距離)の場合の最終パス(n)の画像記録位置(記録長503)は、記録媒体201の後端位置(搬送可能な位置E)によって決まる。以下、説明のため、距離L3よりも後端余白長M2が短いときの後端余白長のことを後端余白長M21という。
搬送ローラ1と従動ローラ2との挟持による搬送に比べると、挟持から放出される際の搬送量の調整の精度が高くない。すなわち、記録媒体201の後端を搬送ローラ対31の挟持点から搬送可能な位置Eの間の任意の位置に搬送することが困難である。例えば、挟持から放出される際の搬送量は、mm単位での制御は可能であるが、搬送ローラ1と従動ローラ2との挟持による搬送よりも調整の精度が高くない。
ここで、図10に示すように、最終パス(n)の記録長503となる記録媒体201の先端側記録位置を、先端側記録位置503Tとする。最終パス(n)の記録長503の先端側記録位置503Tは、記録媒体201の後端から後端余白長M21+記録長503の距離だけ離れている。言い換えると、最終パス(n)の記録長503の先端側記録位置503Tは、記録媒体201の先端から用紙長L−(後端余白長M21+記録長503)の位置となり、用紙長Lの影響を受けることになる。このように、本実施形態において画像後端における画像記録においては、記録媒体201の後端位置に基づいた位置に画像が記録されるように搬送制御が行われる。すなわち、最終パス(n)では、記録媒体201の後端位置(搬送可能な位置E)に基づいた記録が行われる。
一方、パス(1)からパス(n―1)の画像記録位置(記録長502)は、先端余白長M1によって決まる。すなわち、パス(1)の記録長502は、記録媒体201の先端から、先端余白長M1になる頭出し搬送量分だけ記録媒体201を搬送した後にパス(1)の記録長502が記録される。その後は、次のパスの記録長502分を搬送し画像が記録される。この搬送動作と記録動作とが繰り返される。このため、パス(1)からパス(n―1)の画像記録位置(記録長502)は、先端余白長M1によって決まることになる。ここで、例えば、最終パスの一つ前のパス(n―1)の記録長502となる記録媒体201の先端側記録位置を、図10に示すように先端側記録位置502Tとする。パス(n―1)の記録長502の先端側記録位置502Tは、記録媒体201の先端から先端余白長M1+(記録長502×パス数(n―2))の位置となる。ここで、最終パスの一つ前のパス(n―1)の記録長502となる記録媒体201の後端側記録位置を、図10のように後端側記録位置502Bとする。すると、後端側記録位置502Bは、先端余白長M1+(記録長502×パス数(n―1))となる。
ここで、最終パスの一つ前のパス(n―1)と最終パス(n)との関係について説明する。パス(n―1)の後端側記録位置502Bとパス(n)の先端側記録位置503Tとがずれた場合、記録画像にスジが入ってしまう恐れがある。例えば、パス(n)の先端側記録位置503Tが、パス(n―1)の後端側記録位置502Bよりも記録媒体201の先端側に位置してしまうと、パス(n―1)の記録長502とパス(n)の記録長503との一部が重なってしまう。一方、パス(n)の先端側記録位置503Tが、パス(n―1)の後端側記録位置502Bよりも記録媒体201の後端側に位置してしまうと、パス(n―1)の記録長502とパス(n)の記録長503とに隙間が生じる。その隙間には画像が記録されない。このため、記録媒体201が白い場合、白いスジが発生してしまう。このようなスジの発生を抑制するためには、パス(n−1)の後端側記録位置502Bおよびパス(n)の先端側記録位置503Tのうちの少なくとも一方を調整することが考えられる。
ここで、パス(n―1)の後端側記録位置502Bは、前述したように先端余白長M1+(記録長502×パス数(n―1))である。したがって、パス(n―1)の後端側記録位置502Bを調整するためには、先端余白長M1を変更しなければならない。これに対して、最終パス(n)の先端側記録位置503Tは、前述したように用紙長L−(後端余白長M21+記録長503)である。したがって、パス(n)の先端側記録位置503Tを調整するためには、後端余白長M21を変更しなければならない。つまり、スジの発生を抑制するためには、先端余白長M1または後端余白長M21を変更する必要がある。ここで、後端余白長M21を変更することについては、前述したように、搬送ローラ1と従動ローラ2との挟持から解放される状態での搬送であるので、制御が困難である。そのため、本実施形態では、先端余白長M1を、用紙長L−(後端余白長M21+画像長501)となる位置に変更し、画像を記録している。すなわち、最終パス(n)の先端側記録位置503Tではなく、パス(n−1)の後端側記録位置502Bを変更することでパス(n―1)の後端側記録位置502Bと最終パス(n)の先端側記録位置503Tとの位置関係を調整する。これにより、記録画像におけるスジの発生を抑制することができる。なお、先端余白長M1を用紙長L−(後端余白長M21+画像長501)となる位置に変更する際の「後端余白長M21」とは、前述したように、記録媒体201の後端位置(搬送可能な位置E)によって決まるものである。
なお、記録ジョブには、実施形態1で説明したように、先端余白長M1、画像長501、後端余白長M2が含まれている。本実施形態では、説明の便宜上、記録ジョブに含まれている後端余白長を、後端余白長M22という。本実施形態では、記録ジョブに含まれている後端余白長M22が、距離L3(搬送ローラ対31の挟持点と記録ヘッド3の最上流吐出口との距離)より短いかを主制御部401が判定する。そして、後端余白長M22が距離L3より短い場合、主制御部401は、搬送ローラ対31から放出された後に最終パスの記録を行う放出搬送モードを実行することを決定する。そして、先端余白長M1を用紙長L−(後端余白長M21+画像長501)となる位置に設定する。このときの「後端余白長M21」は、記録ジョブに含まれているものではなく、前述したように、記録媒体201の後端位置(搬送可能な位置E)によって定まるものである。尚、記録ジョブに後端余白長を示す数値が含まれている場合に限られず、例えば、記録される画像の位置に関する情報等であってもよく、放出搬送モードの実行を指示する情報であってもよい。
<フローチャートの説明>
図11は、本実施形態におけるフローチャートの一例を示す図である。本実施形態で説明した記録モードは、実施形態1で説明した画像欠け低減モードと、先端余白優先モードとは別に、放出搬送モードとして設定可能である。図9と同様の処理については同じ符号を付し説明を省略する。
ステップS1103において主制御部401は、操作パネル103等でユーザによって設定された画像記録モードを確認する。画像欠け低減モードと先端余白優先モードについては実施形態1で説明した通りである。本実施形態では、主制御部401は、記録ジョブに含まれている後端余白長M22が、予め不図示のメモリ等に記憶されている距離L3(搬送ローラ対31の挟持点と記録ヘッド3の最上流吐出口との距離)より短いかを判定する。そして、後端余白長M22が、距離L3より短い場合、放出搬送モードを実行することを決定し、ステップS1111に進む。
ステップS1111において搬送制御部402は、搬送モータ51を、先端余白がM4となる頭出し搬送量分だけ回転駆動する。ここで、先端余白長M4は、前述したように、用紙長L−(後端余白長M21+画像長501)である。そしてステップS1112において画像の記録が行われる。
ステップS1106において最終パスかの判定が行われ、最終パスでない場合、ステップS1108に進み、搬送制御部402は搬送モータを次のパスの記録長分、駆動しステップS1109において画像の記録が行われ、最終パスと判定されるまで繰り返す。
最終パスと判定された場合、ステップS1107において搬送制御部402は、記録ジョブに含まれている後端余白長M2が、距離L3より短いかを判定する。後端余白長M2が距離L3より短くない場合、他のパスと同様にステップS1108に進む。一方、記録ジョブに含まれている後端余白長M2(すなわち、後端余白長M22)が、距離L3より短い場合、ステップS1121に進み、搬送ローラ1と従動ローラ2との挟持から解放される状態での搬送が行われる。具体的には、最終パスの記録長503と放出搬送長分の搬送が行われる。即ち、ステップS1121においては、記録ジョブに含まれている後端余白長M22が、距離L3(例えば20mm)よりも短い場合、その値に関わらず、後端余白長は固定値(例えば10mm)に変更されることになる。そして、ステップS1109に進み、画像の記録が行われる。
そして、最終パスの記録が終了すると、ステップS910において吸引ファン52の駆動を停止する。前述したように、画像の記録中は、プラテン6に接続された吸引ファン52の吸引力により記録媒体201が保持され、プラテン6前方より垂れ下がっている状態となる。そして、吸引ファンの駆動が停止すると、記録媒体201は、プラテン6による吸引力から解放される。本実施形態の記録装置100は、プラテン6による吸引保持が停止されてから積載部に保持されるまでの間に記録媒体201を挟持して搬送するための部材を有していないため、記録媒体201は、自重によって排出口より排出され、積載部に保持される。
以上説明したように、本実施形態では、搬送ローラ1と従動ローラ2とで記録媒体201が挟持されていない状態で画像を記録する場合において、先端余白長を用紙長L−(後端余白長M21+画像長501)に変更し、画像を記録する。そのため、パス(n―1)の記録長502と最終パス(n)の記録長503との位置関係が適正になり、記録画像におけるスジの発生を抑制することができる。また、実施形態1の構成に比べて少ない後端余白長で画像を記録し、画像欠けの発生を抑制することができる。
尚、本実施形態では、最終パスの1つ前のパス(n−1)までは記録媒体201が搬送ローラ対31に挟持され、搬送ローラ対31から放出され、挟持されていない状態で最終パスを記録する構成で説明した。しかし、記録媒体201が搬送ローラ対31から放出された後、記録媒体201と記録ヘッド3との相対的な位置関係が変わらない状態であれば、その走査回数は1回に限るものではなく複数回でもよい。すなわち、記録媒体201が放出された後に、最終パスを含む少なくとも1回の走査で画像を記録する。このとき、1回の走査でインクを吐出する吐出口を一部に制限し、複数回の走査で画像の記録を完成させる構成であってもよい。また、記録媒体201が搬送ローラ対に挟持された状態で画像を記録する上でも、単位領域に対して複数回の走査によって画像を記録する、いわゆるマルチパス記録を行ってもよい。
尚、本実施形態の記録装置100はインクジェット方式の記録装置を例に挙げて説明したが、本発明はインクジェット記録方式に限られるものではなく、記録ヘッドの複数回の走査で画像が記録されるものであれば、他の記録方式であっても構わない。
<その他の実施形態>
本発明は、上述の実施形態の1以上の機能を実現するプログラムを、ネットワーク又は記憶媒体を介してシステム又は装置に供給し、そのシステム又は装置のコンピュータにおける1つ以上のプロセッサがプログラムを読出し実行する処理でも実現可能である。また、1以上の機能を実現する回路(例えば、ASIC)によっても実現可能である。
3 記録ヘッド
21 第1センサ
22 第2センサ
31 搬送ローラ対
201 記録媒体

Claims (16)

  1. 走査方向に複数回走査することにより記録媒体上に画像を記録する記録ヘッドと、
    前記走査方向と交差する搬送方向に前記記録媒体を搬送する搬送手段と、
    前記搬送方向における後端余白長を示す後端余白情報を含む、前記画像の画像データに基づいて、前記記録ヘッド及び前記搬送手段を制御する制御手段と、
    を備える画像記録装置であって、
    前記搬送手段は、前記記録媒体を挟持して搬送するための搬送部材を前記搬送方向において前記記録ヘッドよりも上流側に備え、且つ、前記記録媒体を挟持して搬送するための搬送部材を前記搬送方向において前記記録ヘッドよりも下流側に備えておらず、
    前記後端余白情報が示す後端余白長が第1の長さよりも短い場合、前記制御手段は、前記搬送方向における前記記録媒体の後端が前記記録ヘッドよりも上流側に備えられた前記搬送部材を通過した後に、前記画像を記録するための前記記録ヘッドの走査が少なくとも1回行われるように、前記記録ヘッド及び前記搬送手段を制御することを特徴とする画像記録装置。
  2. 前記後端余白情報が示す後端余白長が第1の長さよりも短い場合、前記制御手段は、前記記録媒体に記録される前記画像の前記搬送方向の後端と、前記記録媒体の前記搬送方向の後端と、の長さが、前記第1の長さよりも短い第2の長さになるように、前記記録ヘッド及び前記搬送手段を制御することを特徴とする請求項1に記載の画像記録装置。
  3. 前記画像データは、前記画像の前記搬送方向における画像長を示す画像長情報をさらに含み、
    前記制御手段は、前記後端余白情報及び前記画像長情報に基づいて先端余白長を設定し、設定された前記先端余白長で前記画像が記録されるように前記記録ヘッド及び前記搬送手段を制御することを特徴とする請求項2に記載の画像記録装置。
  4. 前記制御手段は、前記搬送方向における前記記録媒体の長さから、前記画像長と前記第2の長さを除いた長さを、前記先端余白長に設定することを特徴とする請求項3に記載の画像記録装置。
  5. 前記搬送方向における前記記録媒体の長さを検出する検出手段を更に備えることを特徴とする請求項4に記載の画像記録装置。
  6. 前記後端余白情報が示す後端余白長が前記第1の長さよりも長い場合、前記制御手段は、前記記録ヘッドよりも上流側に設けられた前記搬送部材に前記記録媒体が挟持された状態で、前記画像の前記搬送方向の先端から後端までが記録されるように、前記記録ヘッド及び前記搬送手段を制御する請求項1から5のいずれか一項に記載の画像記録装置。
  7. 前記制御手段は、前記記録媒体上の単位領域に対する前記記録ヘッドの前記複数回の走査で画像が記録されるように、前記記録ヘッド及び前記搬送手段を制御することを特徴とする請求項1から6のいずれか一項に記載の画像記録装置。
  8. 前記記録ヘッドよりも前記搬送方向において上流側に備えられた搬送部材はローラ対であることを特徴とする請求項1から7のいずれか一項に記載の画像記録装置。
  9. 前記第2の長さは、前記記録ヘッドよりも上流側に備えられた前記搬送部材による放出によって前記記録媒体が搬送された位置に対応する後端余白長であることを特徴とする請求項2から5のいずれか一項に記載の画像記録装置。
  10. 前記記録ヘッドと対向する位置に配され、前記記録媒体を裏面から支持するプラテンをさらに備えることを特徴とする請求項1から9のいずれか一項に記載の画像記録装置。
  11. 前記プラテンにおいて、前記記録媒体を保持するための保持力を生成する生成手段をさらに備えることを特徴とする請求項10に記載の画像記録装置。
  12. 前記生成手段は、吸引ファンを用いて前記プラテンに吸引力を生成することを特徴とする請求項11に記載の画像記録装置。
  13. 前記記録ヘッドにより前記記録媒体に対する前記画像の記録動作が終了した後、前記生成手段が前記保持力の生成を停止することにより前記記録媒体が自重によって排出されることを特徴とする請求項11または12に記載の画像記録装置。
  14. 前記検出手段は、前記記録ヘッドよりも上流側に備えられた前記搬送部材よりも前記搬送方向の上流側で前記記録媒体を検出する第一の検出手段と、当該搬送部材よりも前記搬送方向の下流側で前記記録媒体を検出する第二の検出手段と、を有し、
    前記検出手段は、前記第一の検出手段で検出した前記記録媒体の後端の位置と、前記第二の検出手段で検出した前記記録媒体の先端の位置と、前記第一の検出手段で前記記録媒体の後端を検出した位置から前記第二の検出手段で前記記録媒体の先端を検出した位置までの搬送量と、に基づいて前記記録媒体の長さを検出することを特徴とする請求項5に記載の画像記録装置。
  15. インクを吐出する複数の吐出口が前記搬送方向に設けられた前記記録ヘッドを前記記録媒体に対して前記走査方向に走査させながら前記記録媒体に画像を記録する記録動作と、前記搬送手段が前記搬送方向に前記記録媒体を搬送する搬送動作と、を繰り返すことにより前記記録媒体に画像を記録するインクジェット記録装置であることを特徴とする請求項1から14のいずれか一項に記載の画像記録装置。
  16. 走査方向に複数回走査することにより記録媒体に画像を記録する記録ヘッドと、前記走査方向と交差する搬送方向に前記記録媒体を搬送する搬送手段と、を備える画像記録装置のための制御方法であって、
    前記搬送手段は、前記記録媒体を挟持して搬送するための搬送部材を前記搬送方向において前記記録ヘッドよりも上流側に備え、且つ、前記記録媒体を挟持して搬送するための搬送部材を前記搬送方向において前記記録ヘッドよりも下流側に備えておらず、
    前記画像の画像データに含まれる後端余白情報が示す前記搬送方向における後端余白長が第1の長さよりも短い場合、前記搬送方向における前記記録媒体の後端が前記記録ヘッドよりも上流側に備えられた前記搬送部材を通過した後に、前記画像を記録するための前記記録ヘッドの走査が少なくとも1回行われるように前記記録ヘッド及び前記搬送手段が制御されることを特徴とする画像記録装置の制御方法。
JP2018239680A 2018-01-31 2018-12-21 画像記録装置およびその制御方法 Active JP6797886B2 (ja)

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