JPH01183729A - メモリの自動初期化機能を備えたプリンタ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、マイクロブロセッ：すで制御されるプリンタ
であって、該プリンタの各種ｉ能の初期状態のデータを
メモリ内に記憶しておき、該メモリに記憶した初期状態
のデータによりプリンタを初期化するプリンタに関する
。

従来の技術 各種プリンタにおいては、プリンタへ電源投入時、プリ
ンタの有する各種機能の初期状態をユーザが選択できる
ようになっている。この各４１　＋ｆｆｉ能とは、例え
ば、 ○　プリンタが接続されるホストコンピュータ等間のイ
ンターフェイス（パラレルインターフェイスかシリアル
インターフェイスか）０　印字される文字がドラフト用
か高品質か等のドツト構成 ０　印字される文字間のビッヂ ○　印字きれる行間のビッヂ ○　用紙長 ○　国別文字コード表 等がある。

これらの各梗機能の設定は、従来、ＤＩＰスイッチと呼
ばれる多ビットのスイッチによって設定されていた。

一方、プリンタの持つ機能は多様化しつつあり、それに
伴って、これら機能を設定するための　ＤＩＲスイッチ
のビット数も増加せざるを得なく、その結果、複雑で使
いにくいものとなり、又、ビット数の多いスイッチはコ
スト高であるため、プリンタを高価にするという欠点が
ある。

そのため、各種機能をＤＩＰスイッヂに代って不揮発性
ＲＡＭに記憶させて設定するようにし、機能の変更は操
作パネル等から不揮発性ＲＡＭの内容を古き替えて行う
ようにしたプリンタが一般的となってきた。

一方、上記不揮発性ＲＡＭは使用前に使用している領域
の全てを初期化する必要がある場合があり、プリンタに
はこの初期化様能が備わっている。

この初期化機能で初期化されたメモリの内容は［［＾Ｃ
ＴＯＲＹ　ＤＥＦＡＵＬＴ　Ｊと呼ばれている。

この不揮発性ＲＡＭを初期化Ｊる必要がある場合とは、
次のような場合である。

（１）工場での生産時に、プリント基板に始めて電源を
入れた時 （２）工場での生産時に、製品を出仙する直前（３）　
　：Ｌ−＋Ｆｌｆｉ　ＩＩＡＣＴＯＲＹ　ＤＥＦＡＵＬ
Ｔ　Ｊ　ニ戻しタイ時 （４）何らかの異常が発生し不揮発性ＲＡＭが揮発した
時 （５）プリンタの機能向上のために制御部を取り苔えた
時 上記（１）の場合は、部品を実装したプリント基板に初
めて電源を入れる場合で、不揮発性ＲＡＭの内容は不定
であるためであり初期化を必要どするしのである。

又、上記（２）の場合は、出荷調整簀により不揮発性Ｒ
ＡＭの内容を書き替えてしまった場合に、出荷時の不揮
発性ＲＡＭの記憶内容を確定りる必要があるからである
。

さらに、上記（３）の場合は、ユーザがプリンタを接続
するホストコンピュータを変更する場合などのプリンタ
の使用環境を変更したとき等の場合であり、また、上記
（４）の場合は当然の事であるが、再度不揮発性ＲＡＭ
にプリンタの各種機能を設定する必要があるから、まず
初期化する必要があるからである。

最後に上記（５）の場合は、マイク［１プ［１ゼツサで
制御されるプリンタにおいては、制御プログラム及びそ
の制御プログラムの制御］−ドが格納されているＲＯＭ
を変更することがある。

これは、例えば−度出向したプリンタであっても、新機
能を盛り込んだ１【ＯＭに変更することによって、機能
アップしたプリンタどして使用できるもので、この場合
、新機能のために使用する不揮発性メモリ内の領域は従
来使用されていなかった領域であるから内容は不定であ
る。従って、制御コードが格納されたＲＯＭを交換した
らＲＯＭに格納されている初期化データを不揮発性ＲＡ
　Ｍに移す初期化操作を行なう必要がある。もし、不揮
発性ＲＡＭの初期化操作を忘れてそのプリンタを使用す
ると、期情以外の動作をすることとなる。

発明が解決しようする課題 従来、このメモリの初期化は通常頻繁に行なわれるもの
ではなく、従って一般ユーザが容易に行なえるものであ
ってはならないので、操作方法を複雑にしであることが
多い。例えば、操作キーが４個稈度あるパネルでは２個
のキーを同時に押すことにより、このメモリの初期化を
行うというように、初期化操作自体を複雑にしているた
め、操作忘れが発生する可能性が高く、このことが不揮
発性ＲＡＭによる機能設定、記憶方式のプリンタの欠貞
となって（〜た。

そこで、本発明の目的は、制御コードが格納されたＲＯ
Ｍを新機能のものに交換した場合、不揮発性ＲＡＭの初
期化を自動的に１回行なうことにより、初期化操作のし
忘れを防止するプリンタを提供することにある。

課題を解決するための手段 第１図は、本発明が上記課題を解決するために採用した
手段のブロック図で、本発明は、マイクロプロセッサで
制御され、該マイクロプロセラりの制御プログラムが格
納されたＲＯＭ１を交換可能なプリンタにおいて、読み
書き可能で電源を切っても内容が保持される不揮発性メ
モリ２を設け、上記ＲＯＭＩには、当該ＲＯＭ１に格納
された１、ＩＩ御プログラムを識別するための識別コー
ド１ａと初期化データ１ｂが格納され、上記不揮発性メ
モリ２には上記ＲＯＭ１に格納された識別コード１ａと
初期化データ１ｂを同一配列で記憶する記憶領域２ａ、
２ｂを設け、電源投入時に上記ＲＯＭ１及び不揮発性メ
モリ２に記憶されている識別コード１ａ、２ａを比較し
、一致しないときには上記ＲＯＭ１に記憶する識別コー
ド１ａ及び初期化データ１ｂをＥ２不揮発性メモリ２の
対応する領域２ａ、２ｂへ転送書込むυｌ１１１部３を
設けることによって上記課題を解決した。

作　　用 電源投入時には、組込まれている制御プログラムを記憶
するＲＯＭ１の識別コード１ａと、上記不揮発性メモリ
２に記憶する識別コード２ａが比較され、不一致の場合
には、不揮発性メモリ２に初期化データ及び識別］−ド
が転送され占込まれ　　　−るので、新規機能を組込ｌ
υだ新バージ］ンのＲＯＭ１に交換された場合において
も、不揮発性メ■す２には常に現在組込まれているＲＯ
Ｍ１の初期化データが不揮発性メモリ２に格納されるこ
とになるため、何ら初期化のための操作を行う必要がな
い。又、−度初期化されれば、ＲＯＭ１を交換しないか
ぎり初期化は行われず、以後操作パネル等から従来と同
様不揮発性メモリ２の初期化データを変更づることは自
由どなる。

実施例 第２図は、本発明の一実施例のプリンタ制御部の要部ブ
【コック図である。

第２図中、１０はプリンタを制御するマイクロプロセッ
サ（以下、ＣＰＵという）で、該ＣＰＵ１０には、デー
タバス、アドレスバス及びルリ御仁号バスよりなる内部
バス１５によって、ＲＯＭ１１、ＲＡＭ１２．不揮発性
メ七りであるＥ”ＦＲＯＭ１３．入出力ボート１４が接
続されている。

＝Ｌ記ＲＯＭ１１は制ｔｌｌＩ盤に扱き差し可能に形成
され交換できるようになっており、該ＲＯＭ１１には、
ＣＰＵ１０を制御する制御７０グラム、その制御プログ
ラムを識別するための版数（バージョン番号）をも含め
た識別コード、及び印字される文字のフォントが格納さ
れ、ざらに、１２１８０Ｍ１３の自動初期化を行う後述
するプログラム、及び初期化するデータが記憶されてい
る。

また、上記ＲＡＭ１２は、ＣＰＵ１０の作業エリヤ、レ
ジスタ類、フラグ類及びプリンタ制別に必要な一時記憶
されるデータを記憶するために利用される。

１２１８０Ｍ１３は、プリンタへの７Ｆ２Ｆ２大投入お
ける各種機能の初期状態を記憶するためのもので、ＣＰ
Ｕ１０から読み書き可能で、電源を切ちても内容は保持
されるものであれば、１２１８０Ｍ１３の代りに、不揮
発性ＲＡＭや電池でバックアップされるＲＡＭのような
読み書き可能な不揮発性メモリでもよい。

また、入出力ボート１４はプリンタの各種アクヂュエイ
タ、ゼンサに接続されている。

そして、上記ＲＯＭ１１内には第３図に示すようなデー
タテーブルＲＯＭＴＢＬ１．ＲＯＭＴＢＬ２が設けられ
ている。第１のデータデープルＲＯＭＴＢＬ１には、Ｒ
ＯＭ１１に格納されている制御プログラムを識別するた
めのＲＯＭの種類及び版数を示す識別コードとしての文
字列データ、例えば、第３図ではｒＰＯＯＩＪが格納さ
れ、この文字列の終りには終了を示すＮＬＪＬＬコード
が格納されている。また、第２のデータテーブルＲＯＭ
ＴＢＬ２には１２１８０Ｍ１３を初期化するためのデー
タが格納されており、例λば、接続されるインターフェ
イスのデータａ（０：パラレル、１ニジリアル）、印字
される文字のドツト構成を示すデータｂ（０ニドラフト
、１：ｎ品質）、文字間ピッチのデータｃ（１０：１０
ＣＰＩ。

１２：１２ＣＰＩ）、行間ピッチのデータｄ（６：６Ｌ
Ｐ１．８：８ＬＰＩ）、用紙長のデータｅ（６６：６６
行、７２ニア２行）・・・等が格納されている。

一方、Ｅ２ＰＲＯＭ１３内には第４図に示すように第１
．第２のデータテーブルＥＥＴＢＬ１゜ＥＥＴＢＬ２が
設けられており、第１のデータテーブルＥＥＴＢＬ１に
は、制御プログラムを識別するためのコードとしてＲＯ
ＭのｍＲコード及び版数が記憶されており、このデータ
テーブルＥＥＴＢＬＩの配列は第３図に示すＲＯＭ１１
内の第１のデータテーブルＲＯＭＴＢＬ１の配列と同じ
になっている。また、第２のデータテーブルＥＥＴ８し
２はプリンタの各種機能の電源投入時における初期状態
を決定するためのデータを格納するもので、その配列ａ
　／　、　ｂＬ　、　ｃ　／　、　ｄ　Ｔ　、　ｅ　Ｊ
・・・及びバイト数は第３図に示すＲＯＭＩＩ内の第２
のデータテーブルＲＯＭＴＢＬ２の配列ａ、ｂ。

ｃ、ｄ、ｅ・・・及びバイト数と同一とされている。

また、ＲＡＭ１２には第５図に示すようにプリンタの各
種機能の選択された状態を記憶するデータテーブルＲＡ
ＭＴＢＬ２が設けられており、該テータテーブ７１．Ｒ
ＡＭＴＢＬ２の配列ａ”、ｂ“。

Ｃ″、　（ｊ″ｌ　ｅ”　”・は、データテーブルＲＯ
ＭＴＢＬ２の配列ａ、ｂ、ｃ、ｄ、ｅ・”及Ｔｊデータ
テーブルＥＥＴＢＬ２の配列ａ’　、ｂ’　、Ｃ’　、
　　　　　　−ｄ’　、ｅ’・・・と同一となっており
、バイト数も、データデープルＲＯＭｒＢＬ２．ＥＥＴ
ＢＬ２と同じとされている。

以上のような構成において、プリンタに電源が投入され
たとき、ＣＰＵ１０は、ＲＯＭＩＩに格納されている１
２１８０Ｍ１３の自動初期化を行うプログラムより、第
６図に示すシスデム初期化ルーチン処理を行う。

まず、ＣＰＵ１１はＲＯＭ１１内の第１のデータテーブ
ルＲＯＭＴＢＬ１とＥ２ＰＲＯＭ１３内の第１のデータ
テーブルＥＥＴＢＬ１の内容を比較する。即ち、ＲＯＭ
１１とＥ２ＰＲＯＭ１３に記憶する１１１１１１ブＯグ
ラムを識別するためのＲＯＭ認識コード及び版数のデー
タが一致しているか否か比較判断しくステップ８１．８
２）、一致していれば、ＲＯＭ１１は今まで使用してき
たＲＯＭと同一であるのでステップＳ５へ移行する。ま
た、・一致しない場合には、ＲＯＭＩＩが差し換えられ
たことを意味し、そのときは、ＲＯＭ１１の第２のデー
タデープルＲＯＭＴＢＬ２に格納されているデータ、即
ち、Ｅ２ＦＲＯＭ１３を初期化するためのデータを１２
１８０Ｍ１３の第２のデータテーブルＥＥＴＢＬ２に転
送し書込む（ステップ８３）。これにより、１２１８０
Ｍ１３の初期化が行われたこととなる。次に、ＲＯＭの
認識コードと版数のデータであるＲＯＭ１１内の第１の
データテーブルＲＯＭＴＢＬ１のデータを１２１８０Ｍ
１３の第１のデータテーブルＥ　Ｅ　Ｔ　Ｂ　ｌ−１に
転送し書込む（ステップ８４）。その結果、ＲＯＭＴＢ
Ｌｌの内容とＥＥＴＢＬｌの内容、及びＲＯＭＴＢＬ２
の内容とＥＥＴＢＬ２の内容は同一のものとなる。

次に、ＣＰＵｌ０は１２１８０Ｍ１３の第２のデータテ
ーブルＥＥＴＢＬ２の内容をＲＡＭ１２内のデータテー
ブルＲＡＭＴＢＬ２に転送しくステップＳ５）、初期化
処理は終了し、他のシステムの初期化処理等へ移行する
。

このように、プリンタの制御プログラムが格納されたＲ
ＯＭ１１を新しいものと交換した後、最初にプリンタに
電源を投入したときは、ＣＰ　ｔＪｌｏはステップ３１
．Ｓ２．８３．ＳＡ、８５の処理を行うが、ＲＯＭ１１
の交換が行われず、甲にプリンタの電源を切り、次に投
入したときは、１２１８０Ｍ１３の第１のデータテーブ
ルＥＥＴ８１１の内容はＲＯＭ１１の第１のデータテー
ブルＲＯＭＴＢＬ１の内容と同じであるので、ステップ
Ｓ１．Ｓ２．Ｓ５の処理を行うのみである。

このようにして、プリンタの各種機能の初期化データは
データテーブルＲＯＭＴＢＬ２から、Ｅ２ＰＲＯＭ初期
化処理でデータテーブルＥＥＴＢＬ２にコピーされ、さ
らにデータ５−１ルＥＥＴＢＬ２の内容がＲＡＭ１２内
のデータテーブルＲＡＭ７８Ｌ２にコピーされることと
なる。イして、データテーブルＩＥＥＴＢＬ２の内容は
、図示しない操作キーによって、従来と同様にユーザの
希望するものに変更されるものであり、また、ＲＡＭ１
２のデータテーブルＲＡＭＴＢＬ２の内容はホストコン
ピュータからのコマンドや操作キ−で変更されることと
なる。また、プリンタが実際に作動するときの機能選択
は］くへＭ１２内のＲΔＭＴ［’３Ｌ２のデータが参照
されて行われる。

例えば、ＲＡＭＴＢＬ２のアドレスｂ″がｒＯＪならば
、ドラフト文字が印字され、「１」ならば高品質文字が
印字されることとなる。

なお、プリンクへ電源投入時に上述したように作動する
ので、部品を実装した基板に初めて電源を投入した場合
には、Ｅ２ＰＲＯＭ１３の第１のデータフ−プルＥＥＴ
［３Ｌ１は不定であるので、ＲＯＭＩＩの第１のデータ
デープルＲＯＭＴＢＬ１ト１．ｔ　一致ｔス、［Ｊ＋的
にＥ”　ＰＲＯＭ１３を初期化する確率が極めて高くな
る。

発明の効果 本発明においては、制御プロゲラ与を格納したＲＯＭが
交換されても自動的に不揮発性メモリの初１ｇｊ化が行
われ、何ら操作を行う必要がないから、プリンタが予期
しない動作を行うことがなく、ＲＯＭの新バージョンへ
の交換を容易にする。

【図面の簡単な説明】

第１図は、本発明が、本発明の課題を解決するために採
用した手段のブロック図、第２図は本発明の一実施例の
制御部の要部ブロック図、第３図は同実施例におけるＲ
ＯＭに設けられたデータテーブルの構成を示す図、第４
図は同実施例における１２１８０Ｍに設けられたデータ
フ−プルの構成を承１図、第５図は同実施例におけるＲ
ＡＭに設けられたデータテーブルの構成を示ず図、第６
図は、同実施例の初期化ルーチンの７０−チｐ　−トで
ある。 １０・・・マイクロブロヒッ（Ｊ（ＣＰＵ）、１１・・
・ＲＯＭ、１２・・・ＲＡＭ。 １３・・・１２１８０Ｍ、１４・・・入出力ボート、Ｒ
ＯＭＴＢＬｌ、ＲＯＭＴＢＬ２．ＥＥＴＢＬｌ。 ＥＥＴＢＬ２．ＲΔＭＴＢ２・・・データテーブル。 特許出願人　　シチズン時計株式会社 第　１　図 第　２　図 第　６　図 ｐス月イヒメム天！△

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 　マイクロプロセッサで制御され、該マイクロプロセッ
   サの制御プログラムが格納されたＲＯＭを交換可能なプ
   リンタにおいて、読み書き可能で電源を切っても内容が
   保持される不揮発性メモリを設け、上記ＲＯＭには、当
   該ＲＯＭに格納された制御プログラムを識別するための
   識別コードと初期化データが格納され、上記不揮発性メ
   モリには上記ＲＯＭに格納された識別コードと初期化デ
   ータを同一配列で記憶する記憶領域を設け、電源投入時
   に上記ＲＯＭ及び不揮発性メモリに記憶されている識別
   コードを比較し、一致しないときには上記ＲＯＭに記憶
   する識別コード及び初期化データを上記不揮発性メモリ
   の対応する領域へ転送し書込む制御部を有することを特
   徴とするメモリの自動初期化機能を備えたプリンタ。