JP4386127B2 - 画像形成装置 - Google Patents

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Description

本発明は、画像形成装置に関する。
現在普及している一般的な画像形成装置には、ジョブの実行中に中断事由が生じた場合であっても、復旧後には中断したジョブを適切に再開することを可能とする機能が備わっている。
中断事由には様々なケースが考えられるが、例えば紙切れや紙詰まり(ジャム)等により中断する場合や一日の業務終了時にユーザが実行中のジョブを翌日に継続することにして電源を切ってしまうような場合が起こり得る。
こうした中断事由が生じた場合に、適切に未完了のジョブを再開することができる画像形成装置として、以下の技術が開示されている。
特許文献1によれば、各ジョブの終了時又は所定時間経過時に、ハードディスク等の不揮発メモリにジョブ管理情報を記憶させておく画像形成装置が開示されている。ここでいうジョブ管理情報とは、不揮発メモリ上に記憶されている画像データの記憶領域をジョブごとに管理する情報である。
特許文献1に記載の画像形成装置であれば、ジョブの実行中に中断して電源を切るような場合が生じても、復旧後にジョブ管理情報を不揮発メモリから読み出すことができる。よって、読み出したジョブ管理情報に基づいて未完了のジョブを適切に実行することができる。
また、特許文献2によれば、ジョブ中断時の中断情報を移動端末にて取得及び記憶し、これを他の画像形成装置に転送することで、他の画像形成装置によって未完了のジョブを実行可能とする技術が開示されている。なお、ここでいう中断情報は、画像形成における濃度等の設定や画像形成済みページ数等の情報から構成される。
特許文献2に記載の画像形成装置であれば、ジョブが中断して復旧するまでに長時間かかってしまう場合であっても、未完了のジョブを他の画像形成装置にて迅速に処理することができる。
特開2005−22099号公報 特開2004−318432号公報
しかし、特許文献1及び特許文献2に記載の画像形成装置では、中断したジョブの画像データに現在の日付又は時刻(以下、「日時」という)を示すタイムスタンプデータを合成する設定情報が含まれている場合に問題が生じる。例えば、ジョブが中断した後、翌日に復旧して再開するような場合である。
上述の場合、一つのジョブにおいて、中断の前後で日付の異なるタイムスタンプデータが画像データに合成されて、この合成された合成画像データが画像形成されることとなる。また、同日に復旧した場合であっても時刻の異なるタイムスタンプデータが画像データに合成されることとなる。
ユーザは通常、一つのジョブの画像データには同じタイムスタンプデータを合成することを予定している。よって、復旧後ジョブ再開時に合成されるタイムスタンプデータが中断前と異なるような場合、同一のタイムスタンプデータを合成するべく、再度中断前のジョブを復旧後に実行しなければならなくなる。
これでは、たとえ復旧後に未完了のジョブから再開可能であっても印刷効率の改善は図れず、また印刷損紙の発生を防止することもできない。
本発明の目的は、一つのジョブの画像データには全て同一のタイムスタンプデータを合成することが可能な画像形成装置を提供することである。
請求項1に記載の発明によれば、
タイムスタンプデータを生成する生成部と、
前記生成部で生成された前記タイムスタンプデータとジョブの画像データを合成した合成画像データに基づき用紙に画像を形成する画像形成部と、
不揮発メモリと、
電源をオン/オフするための電源スイッチと、
ジョブの実行を制御する制御部と、
を有する画像形成装置において、
前記制御部は、ジョブを実行中に前記電源スイッチのオフを検知した場合に、ジョブを前記不揮発メモリに保存した後に前記電源をオフする指示情報を受信した場合は、中断させたジョブが完了していれば前記電源をオフし、中断させたジョブが未完了であれば該ジョブのジョブ設定情報に合成画像データの設定情報が含まれるか否かを判断し、該合成画像データの設定情報が含まれていれば前記中断させたジョブの画像データと該画像データに合成する予定であった現在のタイムスタンプデータを前記不揮発メモリに記憶し、電源を遮断することを特徴とする画像形成装置が提供される。
請求項2に記載の発明によれば、請求項1に記載の発明において、
前記制御部は、前記電源の遮断後に、前記電源スイッチのオンを検知した場合、電源を通電し、前記不揮発メモリに記憶している前記中断させたジョブの画像データと該画像データに合成する予定であったタイムスタンプデータを合成して前記中断させたジョブの画像形成を再開することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置が提供される。
請求項3に記載の発明によれば、
タイムスタンプデータを生成する生成部と、
前記生成部で生成された前記タイムスタンプデータとジョブの画像データを合成した合成画像データに基づき用紙に画像を形成する画像形成部と、
不揮発メモリと、
電源をオン/オフするための電源スイッチと、
ジョブの実行を制御する制御部と、
を有する画像形成装置において、
前記制御部は、ジョブを実行中に前記電源スイッチのオフを検知した場合ジョブを前記不揮発メモリに保存した後に前記電源をオフする指示情報を受信した場合は、中断させたジョブが完了していれば前記電源をオフし、中断させたジョブが未完了であれば該ジョブのジョブ設定情報に合成画像データの設定情報が含まれるか否かを判断し、該合成画像データの設定情報が含まれていれば前記中断させたジョブの画像データと現在のタイムスタンプデータを合成して合成画像データを作成し、中断させたジョブの画像データを前記合成画像データに変更した中断ジョブを形成し、前記合成画像データを有する前記中断ジョブを前記不揮発メモリに記憶し、電源を遮断することを特徴とする画像形成装置が提供される。
請求項4に記載の発明によれば、請求項3に記載の発明において、
前記制御部は、前記電源の遮断後に、前記電源スイッチのオンを検知した場合、電源を通電し、前記不揮発メモリに記憶している前記中断ジョブに基づき画像形成装置を再開することを特徴とする画像形成装置が提供される。
請求項1、2に記載の発明によれば、電源のスイッチがオフされる前に、現在のタイムスタンプデータが不揮発メモリに記憶される。記憶される現在のタイムスタンプデータは、中断したジョブの画像データに合成予定だったタイムスタンプデータであり、中断時の日時を示すものである。
よって、中断していたジョブを再開する際に、不揮発メモリから中断時の日時を示す過去のタイムスタンプデータを読み出して、画像データに合成することができる。これにより、ジョブの画像データに合成される日時は全て同一となり、印刷効率の向上を図り印刷損紙の発生を防止することができる。
また、請求項3、4に記載の発明によれば、電源のスイッチがオフされる前に、現在のタイムスタンプデータをジョブの全ての画像データに合成した合成画像データが不揮発メモリに記憶される。
よって、中断していたジョブを再開する際に、不揮発メモリから合成画像データを読み出して、これをジョブの画像データとして実行することができる。これにより、画像データに合成される日時は全て同一となり、印刷効率の向上を図り印刷損紙の発生を防止することができる。
〔第1の実施形態〕
以下、第1の実施形態における画像形成装置の最適な構成及び動作について、図面を用いて詳細に説明する。第1の実施形態では、ジョブ中断時にタイムスタンプデータを不揮発メモリに記憶させる例について説明する。
まず、図1に、本実施形態における画像形成装置100の概略構成を示す。
画像形成装置100は、本体部10とこれにオプション接続された後処理部20を備えて構成される。
本体部10は、スキャナ部2と、自動原稿給紙部(ADF:Auto Document Feeder)3と、操作表示部4と、画像形成部5を備える。すなわち、本実施形態に係る画像形成装置100は、スキャナ機能、コピー機能、プリンタ機能を備えた、いわゆるデジタル複合機である。
また、本体部10には、給紙機構を有する3つの給紙トレイFT1〜FT3、及び大容量トレイユニットFT4が設けられている。
各給紙トレイFT1〜FT4の近傍には給紙された用紙を検知する給紙センサが設けられている。これらの給紙トレイFT1〜FT4には、それぞれ普通紙、裏紙、再生紙、上質紙、タブ紙等の種類及びサイズが異なる用紙が収容可能となっている。
後処理部20は、本体部10から搬送された用紙に各種後処理を行う、いわゆるフィニッシャーである。例えば、本体部10から搬送された用紙のパンチ処理を行うパンチユニット、ソート処理を行うソートユニット、折り処理を行う折りユニット、裁断処理を行う裁断ユニット、カッティング処理行うカッティングユニット等を備える。
また、後処理部20には、搬送された用紙が排紙される排紙トレイET1、ET2が設けられている。
画像形成装置100において、ADF部3の原稿トレイに載置された原稿は、スキャナ部2の読取箇所であるコンタクトガラスに搬送され、スキャナ部2の光学系によりアナログ画像データが読み取られる。アナログ画像データは、図形や写真等のイメージデータに限らず、文字や記号等のテキストデータ等も含む。
スキャナ部2により読み取られたアナログ画像データは、後述する画像制御部1に出力され、画像制御部1においてA/D変換される。A/D変換されたデジタル画像データ(以下、単に「画像データ」という)は、不揮発メモリ14内の記憶領域に格納され、又は各種画像処理が施された後、画像形成部5に出力される。
そして、画像形成部5において、何れかの給紙トレイFT1〜FT4から給紙された用紙上に、画像データが画像形成される。
この画像形成された後の用紙は、排紙機構により後処理部20に搬送され、所定の後処理が施された後、排紙トレイET1、ET2の何れかに排紙される。
図2は、画像形成装置100の機能的構成を示すブロック図である。
本体部10は、画像制御部1、スキャナ部2、ADF部3、操作表示部4、画像形成部5、プリンタコントローラ部6、電源スイッチ7を備えて構成される。
画像制御部1は、制御部11、ROM(Read Only Memory)12、RAM(Random Access Memory)13、不揮発メモリ14、読取処理部15、書込処理部16、DRAM(Dynamic Random Access Memory)制御IC17、圧縮IC18、伸長IC19、及び画像メモリ19aを備えて構成される。
制御部11は、ROM12に記憶されているシステムプログラムや画像形成処理プログラム、排紙処理プログラム等の各種処理プログラムを読み出してRAM13に展開し、展開したプログラムに従って画像形成装置100の各部の動作を制御する。
また、制御部11は、操作表示部4を介して入力されたジョブに係る各種設定情報(以下、「ジョブ設定情報」という)を後述する不揮発メモリ14に記憶させ又は画像メモリ19aに一時的に記憶させる。また、ジョブ設定情報は、通信ネットワークNを介して外部の情報端末PCから入力される場合もある。
ここでいうジョブとは、一連の画像形成を開始して終了するまでの作業を1ジョブとする単位である。
また、ジョブ設定情報とは、1ジョブについて設定される画像形成条件等の設定情報であり、例えばタイムスタンプデータを画像データに合成する設定情報(以下、「合成画像データの設定情報」という)等がある。
制御部11は、ジョブ実行時に記憶させたジョブ設定情報を読み出し、読み出したジョブ設定情報に基づいて、スキャナ部2から入力された画像データに画像形成処理を実行する。
また、制御部11は、システムクロックデータを生成して記憶する生成部11aを備える。なお、システムクロックデータとは、現在の日時を示す情報である。ジョブ設定情報に合成画像データの設定情報が含まれる場合、システムクロックデータは通常、タイムスタンプデータとして用いられる。
ROM12は、半導体メモリ等の不揮発メモリにより構成され、画像形成装置100に対応するシステムプログラム及びこのシステムプログラム上で実行可能な画像形成処理プログラム、排紙処理プログラム等の各種処理プログラムを記憶する。
これらのプログラムは、コンピュータが読み取り可能なプログラムコードの形態で格納され、制御部11は、このプログラムコードに従った動作を逐次実行する。
RAM13は、制御部11により実行される各種プログラム及びこれらプログラムに係るデータを一時的に記憶するワークエリアを形成し、各種動作設定の情報を記憶する。
また、RAM13は、ジョブ設定情報を一時的に記憶する。なお、このジョブ設定情報は、画像メモリ19aに記憶されることとしてもよい。
不揮発メモリ14は、電源の供給が無くとも情報を記憶可能とする不揮発性のメモリ等により構成される。
不揮発メモリ14は、中断したジョブのジョブ設定情報、ジョブの画像データを記憶する。また、ジョブ設定情報に、合成画像データの設定情報が含まれる場合には、現在のタイムスタンプデータを記憶する。或いは、タイムスタンプデータと画像データとを合成した合成画像データを記憶する。
読取処理部15は、スキャナ部2から入力されたアナログ画像データに、アナログ信号処理、A/D変換処理、シェーディング処理等の各種処理を施した画像データを生成し、圧縮IC18に出力する。
書込処理部16は、伸長IC19から入力される画像データに基づいてPWM(Pulse Width Modulation)信号を生成し、画像形成部5へ出力する。
DRAM制御IC17は、制御部11の制御に基づいて、圧縮IC18による画像データの圧縮処理及び伸長IC19による圧縮データの伸長処理を制御するとともに、画像メモリ19aにおける画像データの入出力制御を行う。
また、DRAM制御IC17は、スキャナ部2により読み取られた画像データの記憶が指示されると、読取処理部15から入力された画像データの圧縮処理を圧縮IC18に実行させて、圧縮画像データを画像メモリ19aの圧縮メモリに記憶させる。
また、圧縮メモリに記憶された圧縮画像データの画像形成が指示されると、圧縮メモリから圧縮画像データを読み出し、伸長IC19で伸長処理を実行させてページメモリに記憶させる。さらに、ページメモリに記憶させた画像データを読み出して書込処理部16に出力する。
圧縮IC18は、DRAM制御IC17の制御により、入力された画像データの圧縮処理を施す。
伸長IC19は、DRAM制御IC17の制御により、入力された圧縮画像データに伸長処理を施す。
画像メモリ19aは、揮発性メモリであるDRAM(Dynamic Random Access Memory)で構成され、圧縮メモリ、ページメモリを有する。
圧縮メモリは、圧縮画像データを記憶するためのメモリであり、ページメモリは画像形成前に画像形成に係る被圧縮画像データを一時的に格納するためのメモリである。
また、画像メモリ19aは、ジョブ設定情報を一時的に記憶する。なお、このジョブ設定情報は、RAM13に記憶されることとしてもよい。
スキャナ部2は、CCD等のイメージセンサ201と、スキャナ制御部202を備えて構成される。
スキャナ制御部202は、制御部11からの制御信号に基づいて、スキャナ部2の各部を駆動制御する。具体的には、コンタクトガラスに載置された原稿面の露光走査を実行させ、反射光をCCD201において結像させて画像を読み取る。そして、この結像された光信号を光電変換してアナログ画像データを生成させ、読取処理部15へ出力する。
ADF部3は、制御部11からの制御信号に基づいて、ADF部3の制御を行うADF制御部301を備え、原稿トレイ(図示省略)に載置された原稿をスキャナ部2のコンタクトガラス上に1枚ずつ自動給送する。
操作表示部4は、LCD(Liquid Crystal Display)401と、操作表示制御部402と、その他図示しない操作キー群とを備えて構成される。
LCD401は、操作表示制御部402からの表示制御信号に従って、画面上に各種設定画面や画像の状態表示、各機能の動作状況等の表示を行う。
また、LCD401の画面上には、透明電極を格子状に配置した感圧式(抵抗膜圧式)のタッチパネルが構成されており、手指やタッチペン等で操作された力点のXY座標を電圧値で検出し、検出された位置信号を操作信号として操作表示制御部402に出力する。
操作表示制御部402は、制御部11からの制御信号に基づいて、LCD401における表示制御を行う。例えば、画像形成条件を入力するための基本画面や、各種処理結果等をLCD401に表示させる。また、操作表示制御部402は、操作キー群又はLCD401上のタッチパネルから入力された操作信号を制御部11に出力する。
画像形成部5は、LD(Laser Diode)部501と、画像形成制御部502とを備えて構成される。画像形成部5は、書込処理部106から入力された画像データに基づいて用紙に画像を形成する。
LD部501は、LD、感光体ドラム、帯電部、露光部、現像部、転写部、クリーニング部、及び定着部等を備える。また、LD部501内の搬送経路に従って用紙を搬送するための給紙ローラ、レジストローラ、排紙ローラをはじめとする各種ローラ、搬送路切換板、及び反転部等を備える。
LD部501の搬送部は、画像形成制御部502からの制御に基づいて、当該ジョブで指定された用紙を給紙トレイFT1〜FT4の何れかから給紙して、給紙された用紙を搬送経路上に搬送する。
また、LD部501の搬送経路上には、複数のセンサが設けられている。これらのセンサは、用紙が通過する際に検出信号を発生し、これを画像形成制御部502に出力する。
画像形成制御部502は、制御部11からの制御信号を受信して、LD部501の各部の動作を制御する。
また、画像形成制御部502は、搬送経路上に設けられたセンサからの検出信号に基づいて、ジョブごとに給紙した用紙の枚数をカウントし、制御部11に出力する。更に、画像形成制御部502は、制御部11及び後処理制御部21間のデータ通信の中継を行う。
画像形成部5では、画像形成制御部502からの指示に基づいて、感光体ドラム表面を帯電部により帯電させる。そして、書込処理部16から入力されたPWM信号に基づいて、LD部501により感光体ドラム表面にレーザ光を照射して静電潜像を形成する。次に、現像部において感光体ドラム表面の静電潜像を含む領域にトナーを付着させ、転写部により用紙にトナーを転写して画像を形成する。転写された画像を定着部で定着させた後、画像形成済みの用紙を排紙ローラにより後処理部20へ搬送する。
プリンタコントローラ部6は、コントローラ制御部601、DRAM制御IC602、画像メモリ603、LANIF604等を備えて構成される。
コントローラ制御部601は、各部の動作を統括的に制御し、LANIF604を介して、外部の情報端末PCから入力されるデータをジョブとして、画像制御部1に配信する。
DRAM制御IC602は、LANIF604により受信されたデータの画像メモリ603への格納や、画像メモリ603からのデータの読み出しを制御する。
また、DRAM制御IC602は、画像制御部1のDRAM制御IC107とPCI(Peripheral Components Interconnect)バスで接続されており、コントローラ制御部601からの指示に従って、画像形成対象のデータを画像メモリ603から読み出してDRAM制御IC17に出力する。
画像メモリ603は、DRAMから構成され、入力されたデータを一時的に格納する。
LANIF604は、NIC(Network Interface Card)やモデム等のネットワークに接続するための通信インタフェースであり、情報端末PCからネットワークを介してデータを受信し、DRAM制御IC602に出力する。
電源スイッチ7は、スイッチによる副電源のオン/オフ及び主電源によるオン/オフを切り替えて、オン/オフ信号を制御部11へ出力する。
RAM13や画像メモリ19aは、電源スイッチ7から電源を供給された状態において情報を記憶可能で、電源の供給が停止されると記憶されている情報は消滅する。
一方、不揮発メモリ14は、電源スイッチ7からの電源を供給されていない状態でも情報を記憶維持できる。
後処理部20は、画像形成制御部502を介して制御部11から入力される制御信号に基づいて、後処理部20の各部の制御を行う後処理制御部21を備える。
後処理制御部21は、図示しないCPUと、後処理部20に対応するシステムプログラムと、システムプログラム上で実行可能な各種処理プログラムを記憶するプログラムメモリ(ROM)と、システムメモリ(RAM)とにより構成されている。
後処理制御部21のCPUは、入力された制御信号に基づいて、ROMに記憶されたプログラムとの協働により各部を駆動制御することで、例えばパンチ処理、ソート処理、折り処理、裁断処理、カッティング処理等を行う。また、画像形成部5から排紙された用紙等を所定の排紙トレイET1、ET2に排紙させる。
次に、本実施形態における画像形成装置100の処理動作について説明する。
なお、以下に説明する処理では、制御部11がROM12に記憶されている各種のプログラムと協働して行う。
まず、図3を参照して、ジョブの再開処理について説明する。
図3に示す処理の前提として、何らかの中断事由が生じたことにより実行中のジョブが一時中断されて主電源の電源スイッチ7がオフにされたものとする。そして、以下に説明する処理は、その後復旧した際に制御部11が行う処理である。
画像形成装置100の主電源がユーザによりオンにされると、制御部11は電源オンを検知して画像形成装置100の各部に電源を供給させる(ステップS1)。
制御部11は、不揮発メモリ14に予め記憶されているジョブ設定情報があるか否かを判断する(ステップS2)。
なお、制御部11がジョブ設定情報を不揮発メモリ14に記憶する処理については、後述する図4において説明する。
不揮発メモリ14に記憶されているジョブ設定情報がない場合(ステップS2;NO)、制御部11は再開するジョブがないものと判断し、本処理を終了する。
なお、この後、制御部11は操作表示部4等からジョブの実行指示を受信するまで待機状態となる。
一方、不揮発メモリ14に記憶されているジョブ設定情報がある場合(ステップS2;YES)、制御部11は不揮発メモリ14からジョブ設定情報を読み出して、RAM13に展開する(ステップS3)。そして、本処理を終了する。
なお、この後、制御部11はRAM13に展開したジョブ設定情報に基づいて、ジョブを実行することとなる。この処理については後述する図9において説明する。
次に、図4を参照して、第1のジョブ設定情報の記憶処理について説明する。
図4に示す処理は、ジョブの実行中に紙切れや紙詰り(ジャム)等の中断事由が生じてから、不揮発メモリ14にジョブ設定情報が記憶されるまでの処理である。
制御部11は、ジョブの実行中にジャム等の中断事由を検出すると、実行中のジョブを中断させる(ステップS11)。
そして、制御部11は、副電源をオフにする(ステップS12)。
制御部11は、副電源をオフにさせた後、主電源オフ前に、不揮発メモリ14にジョブ設定情報を記憶させるか否かについて判断する(ステップS13)。
ここで、制御部11は、ジョブ設定情報を記憶させるか否かを選択可能に表示する指示入力画面を操作表示部4に表示させる。
図5に、ジョブ設定情報を記憶させるか否かを選択可能に表示した指示入力画面D1を示す。
指示入力画面D1には、「このまま電源をOFFする」ボタンB1と、「ジョブをHDD保存後、電源OFF」ボタンB2との2つのボタンが表示される。
「このまま電源をOFFとする」と表示されたボタンB1をユーザが押下すると、制御部11は、中断させたジョブのジョブ設定情報を不揮発メモリ14に記憶させずに各部への電源供給をオフとすることになる。
「ジョブをHDD保存後、電源OFF」と表示されたボタンB2をユーザが押下すると、制御部11は、中断させたジョブのジョブ設定情報を不揮発メモリ14に記憶させた後に各部への電源供給をオフとすることになる。
ユーザにより何れかのボタンB1、B2が押下されると、制御部11はここで生成される指示情報に従って以降の処理を行うこととなる。
制御部11は、「このまま電源をOFFとする」ボタンB1が押下されて、その指示情報を受信した場合(ステップS13;NO)、画像形成装置100の主電源をオフにして(ステップS18)、本処理を終了する。
一方、制御部11は、「ジョブをHDD保存後、電源OFF」ボタンB2が押下されて、その指示情報を受信した場合(ステップS13;YES)、中断させたジョブが未完了であるか否かについて判断する(ステップS14)。
中断させたジョブが完了している場合(ステップS14;NO)、つまり一つのジョブが完了した時点で中断事由が生じたような場合であって他に実行待ちのジョブが無い場合、制御部11は、電源スイッチ7に主電源をオフにさせ(ステップS18)、本処理を終了する。
一方、中断させたジョブが未完了の場合(ステップS14;YES)、制御部11は中断させたジョブのジョブ設定情報に合成画像データの設定情報が含まれるか否かについて判断する(ステップS15)。
以下、合成画像データを設定する際に表示される設定画面について、図6〜図8を参照して説明する。
図6〜図8に、合成画像データの設定の際に表示される設定画面D11〜D33を示す。なお、以下に示す設定画面は操作表示部4に表示される。
図6に、設定画面D11を示す。
設定画面D11は、基本画面(図示省略)にある応用設定ボタンB11がユーザにより押下された場合に表示される設定画面である。設定画面D11には、応用設定領域R11が基本画面に重畳して表示される。
応用設定領域R11には、ページ編集領域R12及び画像応用領域R13が表示される。ページ編集領域R12には、画像形成した後に用紙に対して行う後処理の内容がボタン上に表示される。また、画像応用領域R13には、画像データに対して行う後処理の内容がボタン上に表示される。
ユーザは後処理の内容が表示されたボタンを押下することにより、更に詳細な後処理の内容を選択することができる。
ユーザにより「スタンプ/オーバレイ」ボタンB12が押下されると、制御部11は操作表示部4により設定画面D22に切り替え表示させる。
図7に、設定画面D22を示す。
設定画面D22には、画像データに合成するスタンプ画像の種類や態様が、選択可能に表示される。
設定画面D22に表示されたスタンプ画像の種類及び態様のうち、ユーザにより「日付、時刻」ボタンB21が押下されると、制御部11は操作表示部4により設定画面D33に切り替え表示させる。
図8に、設定画面D33を示す。
設定画面D33には、合成画像データにおけるタイムスタンプデータの種類、表示態様及び表示位置が、選択可能に表示される。種類選択ボタンB31等のこれらがユーザにより選択された後、OKボタンB32が押下されると、合成画像データの設定情報が決定される。
決定された設定情報は、制御部11によりジョブ設定情報に含められることとなる。
図4に戻り、中断させたジョブのジョブ設定情報に合成画像データの設定情報が含まれない場合(ステップS15;NO)、制御部11は未完了のジョブのジョブ設定情報を不揮発メモリ14に記憶させる(ステップS17)。
一方、中断させたジョブのジョブ設定情報に合成画像データの設定情報が含まれる場合(ステップS15;YES)、制御部11は現在のタイムスタンプデータを不揮発メモリ14に記憶させる(ステップS16)。
なお、ここで記憶させる現在のタイムスタンプデータは、制御部11により生成部11aから読み出されて不揮発メモリ14に記憶されることとなる。また、「現在の」とは、ジョブの中断時の日時を示す。
制御部11は、タイムスタンプデータを不揮発メモリ14に記憶させた後(ステップS16)、中断させたジョブのジョブ設定情報を不揮発メモリ14に記憶させる(ステップS17)。
そして、制御部11は電源スイッチ7に画像形成装置100の主電源をオフにさせ(ステップS18)、本処理を終了する。
次に、図9を参照して、ジョブ実行処理について説明する。
なお、以下に説明する処理の前提として、画像形成装置100の主電源オフ時に、制御部11は未完了のジョブのジョブ設定情報を不揮発メモリ14に記憶させているものとする。また、ジョブ設定情報に合成画像データの設定情報が含まれる場合には、タイムスタンプデータについても不揮発メモリ14に記憶させているものとする(図4;ステップS16、S17参照)。
画像形成装置100の主電源がオンにされると、制御部11は主電源オンを検知して画像形成装置100の各部に電源を供給させる(ステップS21)。
そして、制御部11は不揮発メモリ14に記憶されているジョブ設定情報を読み出してRAM13に展開する。
制御部11は、RAM13に展開したジョブ設定情報に合成画像データの設定情報が含まれるか否か判断する(ステップS22)。
つまり、図8に示した設定画面D33において、ユーザにより合成画像データの設定がされたか否かについて判断する。
ジョブ設定情報に合成画像データの設定情報が含まれない場合(ステップS22;NO)、制御部11はこのジョブ設定情報に基づいて、画像データの画像形成処理を実行する(ステップS25)。
ジョブ設定情報に合成画像データの設定情報が含まれる場合(ステップS22;YES)、制御部11はタイムスタンプデータを不揮発メモリ14から読み出して、RAM13に展開する(ステップS23)。
ここで、図10を参照して、タイムスタンプデータの取得処理について説明する。
制御部11は、タイムスタンプデータが不揮発メモリ14に記憶されているか否かについて判断する(ステップS31)。
タイムスタンプデータが不揮発メモリ14に記憶されていない場合(ステップS31;NO)、制御部11は生成部11aからシステムクロックデータを読み出してRAM13に展開する(ステップS32)。
つまり、システムクロックデータが示す日時情報がタイムスタンプデータとして画像データに合成されることとなる(図9;ステップS24参照)。なお、ここでの処理は、ジョブが中断しない通常の場合であって、ジョブ設定情報に合成画像データの設定情報が含まれる場合に行われる。
一方、タイムスタンプデータが不揮発メモリ14に記憶されている場合(ステップS31;YES)、制御部11はタイムスタンプデータを読み出してRAM13に展開する(ステップS33)。
ここで、不揮発メモリ14に記憶されているタイムスタンプデータが示す日時は、ジョブが中断した際の日時であり、復旧後の日時とは異なる日時である。
以上のように、制御部11は、ROM12又は不揮発メモリ14から、システムクロックデータ又はタイムスタンプデータを読み出して、RAM13に展開することにより(ステップS32、S33)、本処理を終了する。
図9に戻り、制御部11は、RAM13に展開したタイムスタンプデータを用いて、合成画像データを生成する(ステップS24)。
制御部11は、生成した合成画像データの画像形成処理を実行する(ステップS25)。なお、ここでいう画像形成処理には、給紙処理、画像形成処理、排紙処理が含まれる。
制御部11は、合成画像データの画像形成処理を実行した後、設定部数分の画像形成処理が完了したか否かについて判断する(ステップS26)。
設定部数の情報はジョブ設定情報に含まれる。よって、制御部11はジョブ設定情報に基づいて画像形成すべき設定部数が完了したか否かの判断が可能となる。
設定部数分の画像形成処理が完了していない場合(ステップS26;NO)、制御部11は処理をステップS25へ移行し、異なる画像データ又は合成画像データについて画像形成処理を再度実行する(ステップS25)。
一方、設定部数分の画像形成処理が完了した場合(ステップS26;YES)、制御部11は本処理を終了する。
以上の図3、図4、図9の処理を経ることにより、排紙される用紙イメージについて以下に説明する。
図11に、実行中のジョブが中断して再開した場合の用紙イメージを示す。
用紙Pに表示されている「P1」〜「P20000」は、排紙された用紙Pのページ数を示している。また、「2007.8.8」は用紙Pに画像形成されたタイムスタンプデータTを示している。
まず、上段について説明する。
ジョブは、2007年8月8日に開始され、5000ページ目を実行した後に中断している。よって図11に示すように、1ページ目から5000ページ目までの用紙には、ジョブ実行時の日付を示すタイムスタンプデータTが画像形成されている。
ジョブが中断した際に、ジョブ設定情報、ジョブの画像データ、タイムスタンプデータTが不揮発メモリ14に記憶される。なお、ここで記憶されるタイムスタンプデータTは中断時の日時を示すものである。つまり、2007年8月8日である。そして、上述したジョブ設定情報等が不揮発メモリ14に記憶された後、主電源がオフにされている。
次に、下段について説明する。
ジョブは、中断してから1日経過した2007年8月9日に再開されている。そして、5001ページ目から20000ページ目までが排紙されている。ここで、排紙される用紙Pには、不揮発メモリ14に予め記憶しているタイムスタンプデータTが画像形成される。つまり、ジョブ中断時の日時である「2007年8月8日」を示すタイムスタンプデータTが画像形成される。
なお、図11では、ジョブが中断してから1日経過後に再開した例を説明しているが、これに限られない。例えば、ジョブの再開が中断してから2日経過後や5日経過後であっても、再開したジョブで排紙される用紙にはジョブ中断時の日時である「2007年8月8日」を示すタイムスタンプデータが画像形成されることとなる。
以上のように、第1の実施形態によれば、現在のタイムスタンプデータが不揮発メモリ14に予め記憶され、この記憶されたタイムスタンプデータが復旧後に実行するジョブの画像データに合成される。
これにより、中断時と異なる日を跨いで中断していたジョブを実行するような場合であっても、一つのジョブの画像データには同じ日時を示すタイムスタンプデータを合成することができる。
また、タイムスタンプデータは、画像形成装置100の主電源オフ時に不揮発メモリ14へ記憶される。これにより、ユーザは復旧後に合成されるタイムスタンプデータがいつの時点の日時を示しているのかについて容易に把握することができる。また、復旧後にジョブが実行される実際の日時とタイムスタンプデータが示す日時との差異を可能な限り小さくすることができる。
〔第2の実施形態〕
以下、第2の実施形態における画像形成装置の最適な構成及び動作について、図面を用いて詳細に説明する。第2の実施形態では、ジョブ中断時にタイムスタンプデータをジョブの画像データに合成させて合成画像データを生成し、これを不揮発メモリに記憶させる例について説明する。
また、第2の実施形態に係る画像形成装置は、第1の実施形態における画像形成装置100や本体部10等の構成は同一であり、一部の動作のみが異なるだけである。よって、第2実施形態に係る画像形成装置については、第1実施形態に係る画像形成装置100と同一の符号を付して構成についての詳細な説明を省略し、異なる動作部分のみを説明する。
図12を参照して、第2のジョブ記憶処理について説明する。
図12に示す処理は、ジョブの実行中に紙切れや紙詰り(ジャム)等の中断事由が生じてから、不揮発メモリ14にジョブ設定情報が記憶されるまでの処理である。
制御部11が行うステップS41〜S45までの処理については、図4のステップS11〜S15と同様であるため、以下ステップS45以降の処理について説明する。
中断させたジョブのジョブ設定情報に合成画像データの設定情報が含まれない場合(ステップS45;NO)、制御部11は未完了のジョブのジョブ設定情報を不揮発メモリ14に記憶させる(ステップS49)。
一方、中断させたジョブのジョブ設定情報に合成画像データの設定情報が含まれる場合(ステップS45;YES)、制御部11は現在のタイムスタンプデータと画像データとを合成して合成画像データを生成する(ステップS46)。
制御部11は、生成した合成画像データをジョブの画像データとして不揮発メモリ14に記憶させる(ステップS47)。そして、制御部11はジョブ設定情報に含まれる合成画像データの設定をオフにする(ステップS48)。
このステップS47、S48の処理により、ジョブ復旧後に制御部11はジョブ設定情報に基づいて、合成画像データをジョブの画像データとして画像形成することとなる。
制御部11は、ステップS48の処理を経たジョブ設定情報を不揮発メモリ14に記憶させる(ステップS49)。
そして、制御部11は電源スイッチ7に画像形成装置100の主電源をオフにさせ(ステップS50)、本処理を終了する。
図12の処理においてジョブ設定情報を不揮発メモリ14に記憶させてから主電源をオフとした場合には、復旧後、制御部11はジョブ設定情報に基づいて、画像データを画像形成することとなる。ここで、中断前のジョブ設定情報に合成画像データの設定情報が含まれる場合、復旧後には合成画像データがジョブの画像データとして画像形成されることとなる。
上述の処理により、中断したジョブが再開されて排紙される排紙イメージは図11に示す排紙イメージと同様であるが、タイムスタンプデータの代わりに合成画像データが中断時に不揮発メモリ14に記憶される点で異なる。
以上のように、第2の実施形態によれば、主電源オフ時に合成画像データが生成されて、これがジョブの画像データとして不揮発メモリ14に記憶される。そして、この合成画像データが復旧後に実行するジョブの画像データとして画像形成される。
これにより、中断時と異なる日を跨いで中断していたジョブを実行するような場合であっても、一つのジョブの画像データには同じ日時を示すタイムスタンプデータを合成することができる。
また、タイムスタンプデータは、画像形成装置100の主電源オフ時に画像データに合成され、これが復旧後に画像形成される。これにより、ユーザは合成画像データが示す日時がいつの時点の日時を示しているのかについて容易に把握することができる。また、復旧後にジョブが実行される実際の日時と合成画像データが示す日時との差異を可能な限り小さくすることができる。
画像形成装置の概要構成の一例を示す図である。 画像形成装置の機能ブロック図である。 ジョブ再開処理を説明するフローチャートである。 第1のジョブ記憶処理を説明するフローチャートである。 指示入力画面の一例を示す図である。 設定画面の一例を示す図である。 設定画面の一例を示す図である。 設定画面の一例を示す図である。 ジョブ実行処理を説明するフローチャートである。 タイムスタンプデータ取得処理を説明するフローチャートである。 排紙イメージの一例を説明する図である。 第2のジョブ記憶処理を説明するフローチャートである。
符号の説明
100 画像形成装置
11a 生成部
5 画像形成部
14 不揮発メモリ
7 電源スイッチ
11 制御部

Claims (4)

  1. タイムスタンプデータを生成する生成部と、
    前記生成部で生成された前記タイムスタンプデータとジョブの画像データを合成した合成画像データに基づき用紙に画像を形成する画像形成部と、
    不揮発メモリと、
    電源をオン/オフするための電源スイッチと、
    ジョブの実行を制御する制御部と、
    を有する画像形成装置において、
    前記制御部は、ジョブを実行中に前記電源スイッチのオフを検知した場合に、ジョブを前記不揮発メモリに保存した後に前記電源をオフする指示情報を受信した場合は、中断させたジョブが完了していれば前記電源をオフし、中断させたジョブが未完了であれば該ジョブのジョブ設定情報に合成画像データの設定情報が含まれるか否かを判断し、該合成画像データの設定情報が含まれていれば前記中断させたジョブの画像データと該画像データに合成する予定であった現在のタイムスタンプデータを前記不揮発メモリに記憶し、電源を遮断することを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記制御部は、前記電源の遮断後に、前記電源スイッチのオンを検知した場合、電源を通電し、前記不揮発メモリに記憶している前記中断させたジョブの画像データと該画像データに合成する予定であったタイムスタンプデータを合成して前記中断させたジョブの画像形成を再開することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. タイムスタンプデータを生成する生成部と、
    前記生成部で生成された前記タイムスタンプデータとジョブの画像データを合成した合成画像データに基づき用紙に画像を形成する画像形成部と、
    不揮発メモリと、
    電源をオン/オフするための電源スイッチと、
    ジョブの実行を制御する制御部と、
    を有する画像形成装置において、
    前記制御部は、ジョブを実行中に前記電源スイッチのオフを検知した場合ジョブを前記不揮発メモリに保存した後に前記電源をオフする指示情報を受信した場合は、中断させたジョブが完了していれば前記電源をオフし、中断させたジョブが未完了であれば該ジョブのジョブ設定情報に合成画像データの設定情報が含まれるか否かを判断し、該合成画像データの設定情報が含まれていれば前記中断させたジョブの画像データと現在のタイムスタンプデータを合成して合成画像データを作成し、中断させたジョブの画像データを前記合成画像データに変更した中断ジョブを形成し、前記合成画像データを有する前記中断ジョブを前記不揮発メモリに記憶し、電源を遮断することを特徴とする画像形成装置。
  4. 前記制御部は、前記電源の遮断後に、前記電源スイッチのオンを検知した場合、電源を通電し、前記不揮発メモリに記憶している前記中断ジョブに基づき画像形成装置を再開することを特徴とする請求項3に記載の画像形成装置。
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