JP2010161236A - 光電変換装置の製造方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】光電変換部がエッチングダメージを低減し、光電変換部における保護領域のオフセットの制御精度を向上する。
【解決手段】画素配列領域における転送トランジスタのゲート電極21を形成する第1の工程と、前記転送トランジスタのゲート電極21をマスクとしてイオンを注入し、第1の導電型の半導体領域を形成する第2の工程と、前記転送トランジスのゲート電極21を覆うように絶縁膜30iを形成する第3の工程と、前記転送トランジスタのゲート電極21が前記絶縁膜30iにより覆われた状態で、前記転送トランジスタのゲート電極21と前記絶縁膜30iにおける前記転送トランジスタのゲート電極21の側面を覆う部分とをマスクとしてイオンを注入することにより、反対導電型である第2の導電型の前記保護領域14を形成し、前記半導体領域における前記保護領域14を除いた部分を前記第1の導電型の前記電荷蓄積領域とする第4の工程とを備える。
【選択図】図4

Description

本発明は、光電変換装置の製造方法に関する。
特許文献1には、特許文献1の図1に示すように、固体撮像装置のホトダイオードにおいて、電荷を蓄積するためのn型の半導体領域であるn層104と、そのn層104の上にp型の半導体領域であるp層105とを設けることが記載されている。特許文献1によれば、この構成により、ホトダイオードの受光面における暗電流を抑制できるとされている。
特許文献1には、そのホトダイオードにおいて、n層104から連続して転送MOSトランジスタのゲート領域103(制御電極)の下まで延在するバイパス領域106を設けることが記載されている。このバイパス領域106の幅は、特許文献1の図4に示すように、ホトレジスト609と制御電極603とをマスク材として斜めに(注入角度θ=7°で)BF2イオンを注入することにより制御される。あるいは、このバイパス領域106の幅は、特許文献1の図6に示すように、ホトレジスト1109と制御電極1103とサイドスペーサ1111とをマスク材として斜めに(注入角度θ=7°で)BF2イオンを注入することにより制御される。これにより、特許文献1によれば、バイパス領域の加工精度を向上できるとされている。
特許文献2には、特許文献2の図5(b)に示すように、画素配列領域101におけるゲート電極31,32と周辺回路領域102におけるゲート電極42とを形成後、n型不純物を導入してフォトダイオードの半導体領域33を形成することが記載されている。その後、p型不純物を導入してフォトダイオードを埋め込み構造とするための表面p型領域35を形成する。さらに、ゲート電極をマスクとしたイオン注入によりn型不純物を導入し、ソース、ドレインの一部を構成する半導体領域3,34,44を形成する。
特許文献2には、特許文献2の図5(c)に示すように、画素配列領域101及び周辺回路領域102を覆うように、シリコン窒化膜36を形成し、その上にシリコン酸化膜37を形成することが記載されている。
さらに、特許文献2には、特許文献2の図5(d)に示すように、周辺回路領域102のシリコン窒化膜36及びシリコン酸化膜37をエッチバックすることにより、周辺回路領域102のゲート電極42の側壁にサイドスペーサを形成することが記載されている。このとき、画素配列領域101には、その全面にシリコン窒化膜36及びシリコン酸化膜37が残存している。これにより、画素配列領域のMOSトランジスタにおける電界緩和層の幅を広くするとともに、周辺回路領域102のMOSトランジスタにおける電界緩和層の幅を狭くできる。この結果、特許文献2によれば、画素配列領域のMOSトランジスタのホットキャリアによる特性劣化の抑制と周辺回路領域のMOSトランジスタの高駆動能力実現とを両立することができるとされている。
特開2005−123517号公報 特開2008−041726号公報
特許文献1には、SiO又はSiNからなる膜を半導体基板の全面に塗布した後に所定の部分だけ残してエッチングすることにより、サイドスペーサ1111を形成することが記載されている。具体的には、特許文献1の図7に示すように、SiO又はSiNからなる膜とホトレジストとでホトダイオードをマスキングして保護した状態でエッチングを行うことにより、特許文献1の図6(b)に示すようなサイドスペーサ1111を形成する。これにより、特許文献1によれば、ホトダイオードで生じる暗電流を抑制できるとされている。
しかし、特許文献1の技術では、サイドスペーサ1111を形成する工程が終わった後に、ホトダイオードをマスキングしている膜やホトレジストをエッチングにより除去する際にホトダイオードがエッチングダメージを受ける可能性がある。
ところで、CMOSセンサのような撮像装置において多画素化にともないチップ面積の低減が求められている。それに伴い、周辺回路(周辺領域におけるMOSトランジスタ)を微細化することが要求されている。それに対して、複数の画素が配された画素配列領域では、画素の寸法を微細化することよりも、転送トランジスタによるフォトダイオードからフローティングディフュージョンへの電荷の転送効率を向上することが優先的に求められている。ここで、フォトダイオードが、電荷を蓄積するためのn型の不純物を含む電荷蓄積領域と、その電荷蓄積領域の上に配されp型の不純物を含む保護領域とで構成されている場合を考える。フォトダイオードにおける暗電流低減と転送MOSトランジスタによる電荷の転送効率の向上とを両立するためには、電荷蓄積領域の上における、転送MOSトランジスタのゲート電極から適切なオフセットを有する位置に、保護領域を形成する必要がある。
仮に、このオフセットが小さすぎると、電荷蓄積領域に蓄積された電荷が転送MOSトランジスタのチャネル領域へ向かう際に保護領域による電位障壁が妨げとなり、電荷の転送効率が低下する。仮に、このオフセットが大きすぎると、電荷蓄積領域における半導体基板の表面に露出する部分が広くなるので、フォトダイオードにおける暗電流が増加する。そこで、このオフセットは、フォトダイオードにおける暗電流低減と転送MOSトランジスタによる電荷の転送効率の向上とを両立するために決められた値になるように、微細に制御する必要がある。
特許文献2には、転送MOSトランジスタのゲート電極31からの表面p型領域のオフセットの制御精度をどのように向上するのかに関して記載がない。
本発明の目的は、光電変換装置において、光電変換部がエッチングダメージを受けることを低減するとともに、転送トランジスタのゲート電極からの光電変換部における保護領域のオフセットの制御精度を向上することにある。
本発明の1つの側面に係る光電変換装置の製造方法は、電荷蓄積領域及び前記電荷蓄積領域の上に配された保護領域を有する光電変換部と、電荷電圧変換部と、前記電荷蓄積領域の電荷を前記電荷電圧変換部へ転送する転送トランジスタと、前記電荷電圧変換部の電圧に応じた信号を出力する出力部とをそれぞれ含む複数の画素が配列されるべき画素配列領域を有する光電変換装置の製造方法であって、半導体基板の上に、前記画素配列領域における前記転送トランジスタのゲート電極を形成する第1の工程と、前記半導体基板の前記画素配列領域に、前記転送トランジスタのゲート電極をマスクとしてイオンを注入することにより、第1の導電型の半導体領域を形成する第2の工程と、前記半導体基板及び前記転送トランジスタのゲート電極を覆うように絶縁膜を形成する第3の工程と、前記半導体基板及び前記転送トランジスタのゲート電極が前記絶縁膜により覆われた状態で、前記半導体基板における前記半導体領域に、前記転送トランジスタのゲート電極と前記絶縁膜における前記転送トランジスタのゲート電極の側面を覆う部分とをマスクとしてイオンを注入することにより、前記第1の導電型に対して反対導電型である第2の導電型の前記保護領域を形成するとともに、前記半導体領域における前記保護領域を除いた部分を前記第1の導電型の前記電荷蓄積領域とする第4の工程とを備えたことを特徴とする。
本発明によれば、光電変換装置において、光電変換部がエッチングダメージを受けることを低減できるとともに、転送トランジスタのゲート電極からの光電変換部における保護領域のオフセットの制御精度を向上することができる。
本発明の実施形態に係る光電変換装置800の概略構成を、図1を用いて説明する。図1は、本発明の実施形態に係る光電変換装置800の構成を示す図である。
光電変換装置800は、画素配列領域100及び周辺領域700を有する。画素配列領域100は、複数の画素が配列されるべき領域である。周辺領域700は、画素配列領域100の周辺に配された領域であって、複数の画素を制御するためのMOSトランジスタをそれぞれ含む複数の制御回路や読み出し経路となる回路が配されるべき領域である。
画素配列領域100には、複数の画素6が行方向及び列方向に配列されている。
各画素6は、光電変換部1、転送トランジスタ2、電荷電圧変換部FD、リセット部3、出力部4、及び選択部5を含む。
光電変換部1は、光に応じた電荷(信号)を発生させて蓄積する。光電変換部1は、例えば、フォトダイオードである。光電変換部1は、後述するように、電荷を蓄積するための電荷蓄積領域11と、電荷蓄積領域11を保護するための保護領域14とを含む(図2参照)。
転送トランジスタ2は、電荷蓄積領域11の電荷を電荷電圧変換部FDへ転送する。転送トランジスタ2は、後述の垂直走査回路500からアクティブレベルの転送制御信号がゲートに供給された際にオンすることにより、電荷蓄積領域11の電荷を電荷電圧変換部FDへ転送する。
電荷電圧変換部FDは、転送された電荷を電圧に変換する。電荷電圧変換部FDは、例えば、フローティングディフュージョンである。
リセット部3は、電荷電圧変換部FDをリセットする。リセット部3は、例えば、リセットトランジスタであり、垂直走査回路500からアクティブレベルのリセット制御信号がゲートに供給された際にオンすることにより、電荷電圧変換部FDをリセットする。
出力部4は、電荷電圧変換部FDの電圧に応じた信号を出力する。出力部4は、例えば、増幅トランジスタであり、列信号線PVに接続された定電流源7とともにソースフォロワ動作を行うことにより、電荷電圧変換部FDの電圧に応じた信号を列信号線PVへ出力する。すなわち、出力部4は、リセット部3により電荷電圧変換部FDがリセットされた状態で電荷電圧変換部FDの電圧に応じたノイズ信号を列信号線PVへ出力する。出力部4は、転送トランジスタ2により電荷蓄積領域11の電荷が電荷電圧変換部FDへ転送された状態で電荷電圧変換部FDの電圧に応じた光信号を列信号線PVへ出力する。
選択部5は、画素6を選択状態/非選択状態にする。選択部5は、例えば、選択トランジスタであり、垂直走査回路500からアクティブレベルの転送制御信号がゲートに供給された際にオンすることにより、画素6を選択状態にする。選択部5は、垂直走査回路500からノンアクティブレベルの転送制御信号がゲートに供給された際にオフすることにより、画素6を非選択状態にする。
周辺領域700には、上記のように、複数の制御回路が配される。複数の制御回路は、垂直走査回路500、定電流源ブロック200、列アンプブロック300、保持容量ブロック400、水平走査回路600、及び出力アンプブロック450が配される。
垂直走査回路500は、画素配列領域100を垂直方向(列方向)に走査することにより、信号を読み出すべき行(読み出し行)を選択し、その選択した読み出し行から信号(ノイズ信号、光信号)が読み出されるようにする。垂直走査回路500は、複数のMOSトランジスタを含む。
定電流源ブロック200は、画素配列領域100における複数の列に接続された複数の列信号線PVに対応して、複数の定電流源7を含む。各定電流源7は、例えば、MOSトランジスタを含む。
列アンプブロック300は、複数の列信号線PVに対応して、複数の列アンプ部AMを含む。複数の列アンプ部AMは、行方向に配列されている。
各列アンプ部AMは、例えば、差動増幅器8、クランプ容量9、帰還容量10、クランプ制御スイッチCSを含む。各列アンプ部AMは、差動増幅器8のオフセットを第1の信号として出力する。また、各列アンプ部AMは、クランプ動作を行うことにより、光信号とノイズ信号との差分信号に差動増幅器8のオフセットが重畳された信号を第2の信号として出力する。クランプ制御スイッチCSは、例えば、MOSトランジスタを含む。
保持容量ブロック400は、複数の列アンプ部AMに対応して、複数の列信号保持部18を含む。複数の列信号保持部18は、行方向に配列されている。
各列信号保持部18は、第1の書込トランジスタ412、第2の書込トランジスタ413、第1の保持容量414、第2の保持容量415、第1のトランジスタ16、及び第2のトランジスタ17を含む。
第1の書込トランジスタ(MOSトランジスタ)412は、オンした際に、列アンプ部AMから出力された第1の信号を第1の保持容量414へ書き込む。その後、第1の書込トランジスタ412がオフすると、第1の保持容量414は第1の信号を保持する。
第2の書込トランジスタ(MOSトランジスタ)413は、オンした際に、列アンプ部AMから出力された第2の信号を第2の保持容量415へ書き込む。その後、第2の書込トランジスタ413がオフすると、第2の保持容量415は第2の信号を保持する。
第1の転送トランジスタ(MOSトランジスタ)16は、オンした際に、第1の保持容量414に保持された第1の信号を第1の出力線421経由で出力アンプ19へ転送する。
第2の転送トランジスタ(MOSトランジスタ)17は、オンした際に、第2の保持容量415に保持された第2の信号を第2の出力線422経由で出力アンプ19へ転送する。
水平走査回路600は、保持容量ブロック400を水平方向(行方向)に走査することにより、保持容量ブロック400に保持された読み出し行の信号における各列の信号が順次に出力アンプ19へ転送されるようにする。すなわち、水平走査回路600は、各列の第1のトランジスタ16及び第2のトランジスタ17を順次にオンさせる。
出力アンプブロック450は、第1の出力線421、第2の出力線422、及び出力アンプ19を含む。出力アンプ19は、第1の出力線421を介して伝達された第1の信号と第2の出力線422を介して伝達された第2の信号との差分をとるCDS処理を行うことにより、画像信号を生成して出力する。出力アンプ19は、例えば、複数のMOSトランジスタを含む。
次に、本発明の実施形態に係る光電変換装置800の断面構成を、図2を用いて説明する。図2は、本発明の実施形態に係る光電変換装置800の断面構成を示す図である。
光電変換装置800は、半導体基板SB、ゲート電極21、ゲート電極51、絶縁膜30、絶縁膜40、サイドウォールスペーサ56を備える。
半導体基板SBは、半導体領域SR、ウエルWL、素子分離部61、光電変換部1、電荷電圧変換部FD、半導体領域52、及びLDD領域53を含む。半導体領域SR、ウエルWL、及び素子分離部61は、画素配列領域100及び周辺領域700に配されている。光電変換部1、及び電荷電圧変換部FDは、画素配列領域100に配されている。半導体領域52、及びLDD領域53は、周辺領域700に配されている。
半導体領域SRは、半導体基板SBの表面SBaから深い位置に配されている。半導体領域SRは、第1の導電型(例えば、N型)の不純物(例えば、リン)を低濃度で含む。
ウエルWLは、半導体基板SBにおける半導体領域SRの上(表面SBa側)に配されている。ウエルWLは、第2の導電型(例えば、P型)の不純物(例えば、ボロン)を低濃度で含む。第2の導電型は、第1の導電型に対して反対導電型である。
素子分離部61は、ウエルWLにおける複数の素子(例えば、光電変換部1、転送トランジスタ2におけるソース・ドレイン、MOSトランジスタにおけるソース・ドレイン)を分離するように配されている。素子分離部61は、例えば、STI型の素子分離構造又はLOCOS型の素子分離構造をしている。
光電変換部1は、電荷蓄積領域11及び保護領域14を含む。
電荷蓄積領域11は、電荷を蓄積するための領域であり、第1の導電型(例えば、N型)の不純物(例えば、リン)をウエルWLより高い濃度で含む。
保護領域14は、電荷蓄積領域11を保護するように、半導体基板SBにおける電荷蓄積領域11の上(表面SBa側)に配されている。保護領域14におけるゲート電極21に面した境界14aは、ゲート電極21の側面21aを含む平面からのゲート長方向におけるオフセットOF1を有する位置に配されている。このオフセットOF1は、後述のように、絶縁膜30の厚さを制御することにより制御されたものである。すなわち、保護領域14は、ゲート電極21と絶縁膜30におけるゲート電極21の側面21aを覆う部分30aとをマスクとして自己整合的に形成されたものである。
保護領域14は、例えば2層構造をしており、第1の層12及び第2の層13を含む。第1の層12は、電荷蓄積領域11の上(表面SBa側)に配されている。第1の層12は、第2の導電型(例えば、P型)の不純物(例えば、ボロン)を第1の濃度で含む。第2の層13は、第1の層12の上(表面SBa側)に配されている。第2の層13は、第2の導電型の不純物を、第1の濃度より高い第2の濃度で含む。すなわち、表面SBa側の不純物濃度を高く、かつ、電荷蓄積領域11側の不純物濃度が低くになるように、第1の層12及び第2の層13を配置する。
これにより、半導体基板SBの表面SBaから生じる暗電流を低減しつつ、電荷転送の際における保護領域14による電位障壁を低くすることが可能となる。また、電荷蓄積領域11側の不純物濃度が低いことで電荷蓄積領域11の飽和電荷を低減してしまうことを抑制している。すなわち、保護領域14を2層構造にすることにより、電荷転送効率の向上と暗電流低減との両立が容易になる。
なお、2回のイオン注入を要するので、製造コストと性能とのバランスを考慮し、構造を選択することができる。例えば、保護領域14は、1層構造でも良い。
電荷電圧変換部FDは、電荷蓄積領域11から転送された電荷を一時的に保持するための領域であり、第1の導電型(例えば、N型)の不純物(例えば、リン)をウエルWLより高い濃度で含む。
半導体領域52は、電荷を一時的に保持するための領域であり、第1の導電型(例えば、N型)の不純物(例えば、リン)をウエルWLより高い濃度で含む。半導体領域52は、上記のMOSトランジスタにおけるソース電極又はドレイン電極として機能する。半導体領域52は、後述するように、ゲート電極51とサイドウォールスペーサ56とをマスクとして自己整合的に形成されたものである。
LDD領域53は、ゲート電極51に電圧が印加された際におけるゲート電極51と半導体領域52との電界を緩和するための領域であり、第1の導電型の不純物を半導体領域52より低い濃度で含む。LDD領域53は、後述するように、ゲート電極51をマスクとして自己整合的に形成されたものである。
ゲート電極21は、画素配列領域100における半導体基板SBの表面SBaの上に配されている。ゲート電極21は、上記の転送トランジスタ2におけるゲート電極である。ゲート電極21の側面21aに隣接する位置には、サイドウォールスペーサが配されていない。
ゲート電極51は、周辺領域700における半導体基板SBの表面SBaの上に配されている。ゲート電極51は、上記のMOSトランジスタにおけるゲート電極である。ゲート電極51の側面51aに隣接する位置には、サイドウォールスペーサ56が配されている。
絶縁膜30は、画素配列領域100における半導体基板SB及びゲート電極21を覆うように延びている。絶縁膜30は、周辺領域700に配されていない。絶縁膜30は、例えば、シリコン窒化物で形成されている。
絶縁膜40は、画素配列領域100における絶縁膜30を覆うように延びている。絶縁膜40は、周辺領域700に配されていない。絶縁膜40は、例えば、シリコン酸化物で形成されている。
サイドウォールスペーサ56は、周辺領域700における半導体基板SBの表面SBaの上であってゲート電極51の側面51aに隣接する位置に配されている。サイドウォールスペーサ56は、第1の膜54及び第2の膜55を含む。第1の膜54は、ゲート電極51の側面51aに隣接して配されている。第2の膜55は、第1の膜54に隣接して配されている。第1の膜54は、絶縁膜30と同じ材料で形成されており、例えば、シリコン窒化物で形成されている。第2の膜55は、絶縁膜40と同じ材料で形成されており、例えば、シリコン酸化物で形成されている。なお、絶縁膜30と半導体基板SB及びゲート電極21との間、及び第1の膜54とゲート電極51との間にシリコン酸化物からなる膜を設けてもよい。
次に、本発明の実施形態に係る光電変換装置800の製造方法を、図3〜図5を用いて説明する。図3〜図5は、本発明の実施形態に係る光電変換装置800の製造方法を示す工程断面図である。
図3のAに示す工程(第1の工程)では、STI技術やLOCOS技術などにより、半導体基板SBに素子分離部61を形成する。そして、半導体基板SBにイオンを注入することにより、第2の導電型(例えば、P型)の不純物(例えば、ボロン)を低濃度で含むウエルWLを形成する。半導体基板SBにおけるイオンが注入されなかった領域は、第1の導電型(例えば、N型)の不純物(例えば、リン)を低濃度で含む半導体領域SRとなる。
その後、半導体基板SBの上に、ゲート電極及びゲート電極となるべきポリシリコン層を形成する。ポリシリコン層の上に、ゲート電極及びゲート電極に対応したパターンを有するレジストパターンを形成する。そのレジストパターンをマスクとして、半導体基板SBの上に、画素配列領域100における転送トランジスタ2のゲート電極21と周辺領域700におけるMOSトランジスタのゲート電極51とを形成する。
そして(第2の工程)、半導体基板SB、ゲート電極21、及びゲート電極51の上に、周辺領域700の全面を覆い画素配列領域700における光電変換部1を形成すべき領域に対応した開口パターンを有するレジストパターンを形成する。半導体基板SBの画素配列領域700に、開口パターン及びゲート電極21をマスクとしてイオンを注入することにより、第1の導電型の不純物を含む半導体領域11iを形成する。半導体領域11iは、電荷蓄積領域11となるべき半導体領域である。半導体領域11iは、図3のAに示すように、ゲート電極21の斜め上方からゲート電極21下に向かうように傾斜した角度でイオンを注入することにより形成することが好ましい。
図3のBに示す工程では、半導体基板SB、ゲート電極21、及びゲート電極51の上に、電荷電圧変換部FDに対応した第1の開口パターンとLDD領域53に対応した第2の開口パターンとを有するレジストパターンを形成する。そして、半導体基板SBの画素配列領域100に、第1の開口パターン及びゲート電極21をマスクとしてイオンを注入することにより、第1の導電型の不純物を含む電荷電圧変換部FDを形成する。また、半導体基板SBの周辺領域700に、第2の開口パターン及びゲート電極51をマスクとしてイオンを注入することにより、第1の導電型の不純物を低濃度で含む半導体領域53iを形成する。半導体領域53iは、LDD領域53となるべき半導体領域である。
その後(第3の工程)、低圧CVD技術(低圧CVD法)により、半導体基板SB、画素配列領域100におけるゲート電極21、及び周辺領域700におけるゲート電極51を覆うように絶縁膜30iを形成する。絶縁膜30iは、例えば、シリコン窒化物で形成する。低圧CVD技術によって形成される絶縁膜30iは、半導体基板SB上及びゲート電極(21,51)側壁など異なる箇所で成膜される膜厚がほぼ同一となること、またその膜厚均一性が良好なことなどの利点が知られている。絶縁膜30iは、光電変換部1の受光面における光の反射を防止する反射防止膜として機能させることを考慮し、その膜厚を40nm〜55nmとすることが好適である。
特許文献1には、画素部における転送MOSトランジスタなどのMOSトランジスタと周辺回路におけるMOSトランジスタとを同じプロセスで形成することにより、固体撮像装置の全てを低電圧系で構成することが記載されている。これにより、特許文献1によれば、低電圧動作が可能なラインセンサを得ることができるとされている。
ここで、仮に、画素配列領域100におけるゲート電極21の側面に隣接した位置と周辺領域700におけるゲート電極51の側面に隣接した位置とにサイドウォールスペーサを形成すると仮定する。この場合、絶縁膜30i及び後述する絶縁膜40iを全面的にエッチング(エッチバック)することにより、画素配列領域100及び周辺領域700におけるサイドウォールスペーサを形成することになる。このサイドウォールスペーサは、上方及び側方からのエッチングにより形成されるので、傾斜した側面を有する。上方からのエッチングに比べて側方からのエッチングは、そのエッチング量の制御が難しく、その傾斜した側面の傾斜角を高精度に制御することは困難である。このため、画素配列領域100におけるゲート電極21とサイドウォールスペーサとをマスクとしてイオンを注入した場合、ゲート電極21に対する保護領域14の位置を高精度に制御することが困難である。すなわち、ゲート電極21のゲート長方向におけるゲート電極21の側面21aを含む平面からの保護領域14の境界のオフセットOF1を高精度に制御することが困難である。
それに対して、図4のCに示す工程(第4の工程)では、絶縁膜30iの上に、保護領域14を形成すべき領域に対応した開口パターンRP1aを有するレジストパターンRP1を形成する。半導体基板SBにおける半導体領域11iに、レジストパターンRP1とゲート電極21と絶縁膜30iにおけるゲート電極21の側面21aを覆う部分30aとをマスクとしてイオンを注入する。すなわち、半導体基板SB、ゲート電極21、及びゲート電極51を絶縁膜30iで覆った状態で、レジストパターンRP1とゲート電極21とゲート電極21の側面21aを覆う部分30aとをマスクとしてイオンを注入する。このとき、ゲート電極21の上方から半導体領域11iへ向かうように、半導体基板の法線PLに対する0度より大きく10度より小さい角度でイオンを注入する。これにより、半導体領域11i内に第2の導電型の不純物を含む保護領域14を形成するとともに、半導体領域11iにおける保護領域14を除いた部分を、第1の導電型の不純物を含む電荷蓄積領域11とする。
ここで、0〜10°の小さな傾斜角度でイオンを注入するので、レジストパターンRP1の端面RP1bのゲート電極21の側面21aを含む平面からの距離D1が十分に確保されていれば、シャドーイングを抑えることができる。また、絶縁膜30iの厚さに応じて、ゲート電極21のゲート長方向におけるゲート電極21の側面21aを含む平面からの保護領域14の境界のオフセットOF1を制御する。すなわち、絶縁膜30iの厚さを制御することにより、オフセットOF1を高精度に制御することができる。
また、保護領域14を2層構造にする場合、第1の層12と第2の層13とを2回のイオン注入工程(第1の注入工程、第2の注入工程)によって形成をする。第1の注入工程では、第1の条件でイオンを注入することにより、保護領域14の一部として、電荷蓄積領域11の上に配されるべき第2の導電型の不純物を第1の濃度で含む第1の層を形成する。第2の注入工程では、第2の条件でイオンを注入することにより、保護領域14の他の一部として、第1の層12の上に配され第2の導電型の不純物を第1の濃度より高い第2の濃度で含む第2の層13を形成する。第2の注入工程は、例えば、第1の注入工程の後に行う。これにより、第2の層13が第1の層12より浅くなるように、第1の層12及び第2の層13を含む保護領域14を形成する。また、第2の層13の不純物濃度が第1の層12の不純物濃度より濃くなるように、第1の層12及び第2の層13を含む保護領域14を形成する。
なお、第1の注入工程及び第2の注入工程におけるイオン注入の角度は、同一でもよい。あるいは、第1の注入工程におけるイオン注入の角度を第2の注入工程におけるイオン注入の角度より大きくしてもよい。これにより、ゲート電極21の側面21aを含む平面からの第1の層12の境界のオフセットOF1aを、ゲート電極21の側面21aを含む平面からの第2の層13の境界のオフセットOF1bより小さくなるように制御できる。この結果、電荷の転送路への保護領域による電位障壁の影響を小さくすることが可能となり、電荷の転送効率をさらに向上することができる。
そして、レジストパターンRP1を除去する。
図4のDに示す工程(第5の工程)では、絶縁膜30iを覆うように絶縁膜(他の絶縁膜)40iを形成する。このとき、絶縁膜40iの厚さを制御することにより、周辺領域700における後述するサイドウォールスペーサ56の幅W1を調整することが可能となる(図5のE参照)。絶縁膜40iは、例えば、シリコン酸化物で形成する。
ここで、仮に、画素配列領域100におけるゲート電極21の側面に隣接した位置と周辺領域700におけるゲート電極51の側面に隣接した位置とにサイドウォールスペーサを形成されていると仮定する。この場合、画素配列領域100及び周辺領域700におけるサイドウォールスペーサの幅は、ともに、上記のオフセットOF1に対応した大きさで形成されていることになる。この場合、サイドウォールスペーサ56の幅W1を必要以上に大きくしなければらないので、周辺領域700におけるMOSトランジスタの微細化が困難になる。
それに対して、図5のEに示す工程(第6の工程)では、絶縁膜40iの上に、画素配列領域100を覆い周辺領域700に対応した開口パターンRP2aを有するレジストパターンRP2を形成する。その開口パターンRP2aをマスクとしてエッチングを行う。すなわち、ゲート電極51の側面51aを覆う部分が残るように、絶縁膜30iの周辺領域700における部分と絶縁膜40iの周辺領域700における部分とをエッチングする。これにより、画素配列領域100における絶縁膜30及び絶縁膜40を形成するとともに、第1の膜54及び第2の膜55を含むサイドウォールスペーサ56を形成する。第1の膜54は、絶縁膜30iの周辺領域700における部分のうちエッチングされずに残った部分である。第2の膜55は、絶縁膜40iの周辺領域700における部分のうちエッチングされずに残った部分である。すなわち、画素配列領域100における要求される制約の影響を受けることなく、周辺領域700におけるサイドウォールスペーサ56の幅W1を狭くすることができるので、周辺領域700におけるMOSトランジスタの微細化が容易になる。
図5のFに示す工程では、半導体領域52に対応した開口パターンを有するレジストパターンを形成する。その開口パターンとゲート電極51とサイドウォールスペーサ56とをマスクとしてイオンを注入する。これにより、第1の導電型の不純物を高濃度に含む半導体領域52を形成するとともに、半導体領域53iにおけるイオンが注入されなかった部分を、第1の導電型の不純物を低濃度に含むLDD領域53とする。
この後、画素配列領域100における絶縁膜40と周辺領域700における半導体基板、ゲート電極51、及びサイドウォールスペーサ56とを覆うように、層間絶縁膜(図示せず)を形成する。その層間絶縁膜に、電荷電圧変換部FDや半導体領域52を露出するコンタクトホールを形成し、その後、コンタクトホールに金属を埋め込んでコンタクトプラグを形成する。更に、金属配線形成、カラーフィルタ、マイクロレンズなどを形成し、光電変換装置とする。
以上のように、本実施形態によれば、半導体基板SB、ゲート電極21、及びゲート電極51を絶縁膜30iで覆った状態で、レジストパターンRP1とゲート電極21とゲート電極21の側面21aを覆う部分30aとをマスクとしてイオンを注入する。これにより、保護領域を形成する。すなわち、画素配列領域における絶縁膜30や絶縁膜40のパターニングする工程が不要となるため、光電変換部1に対するエッチングダメージを低減することができる。
また、ゲート電極21と絶縁膜30iにおけるゲート電極21の側面を覆う部分30aとをマスクとして、自己整合的に光電変換部1における保護領域14を形成する。すなわち、絶縁膜30iの厚さを制御することにより、ゲート電極21の側面21aを含む平面からのゲート長方向における保護領域14の境界のオフセットOF1を制御する。これにより、転送トランジスタのゲート電極の側面を含む平面からのゲート長方向における保護領域の境界のオフセットOF1の制御精度を向上することができる。
したがって、光電変換装置において、光電変換部がエッチングダメージを受けることを低減できるとともに、転送トランジスタのゲート電極からの光電変換部における保護領域のオフセットの制御精度を向上することができる。
また、画素配列領域においてサイドウォールサペーサを形成せずに、周辺領域においてMOSトランジスタのゲート電極に隣接した位置にサイドウォールスペーサを形成する。これにより、画素配列領域における要求される制約の影響を受けることなく、周辺領域におけるサイドウォールスペーサの幅を狭くすることができるので、周辺領域におけるMOSトランジスタを微細化することが容易になる。
したがって、周辺領域におけるMOSトランジスタを微細化することができるとともに、画素配列領域における転送トランジスタからの保護領域のオフセットの制御精度を向上することができる。
また、ゲート電極と絶縁膜におけるゲート電極の側面を覆う部分とをマスクとしてイオン注入を行うので、光電変換部における保護領域を半導体基板に対して垂直に近い角度でイオン注入して形成することができる。そのため、保護領域の製造ばらつきを低減でき、半導体基板の表面で発生する暗電流によるノイズを低減することが可能となる。従って、より小さい画素寸法の光電変換装置の製造に適した製造方法を提供することができる。
さらに、上記ような製造方法によって、少ない工数で、画素配列領域における光電変換部の保護領域及び周辺領域におけるトランジスタのLDD構造をそれぞれ制御よく形成することが可能となる。
次に、本発明の光電変換装置を適用した撮像システムの一例を図6に示す。
撮像システム90は、図6に示すように、主として、光学系、撮像装置86及び信号処理部を備える。光学系は、主として、シャッター91、レンズ92及び絞り93を備える。撮像装置86は、光電変換装置800を含む。信号処理部は、主として、撮像信号処理回路95、A/D変換器96、画像信号処理部97、メモリ部87、外部I/F部89、タイミング発生部98、全体制御・演算部99、記録媒体88及び記録媒体制御I/F部94を備える。なお、信号処理部は、記録媒体88を備えなくても良い。
シャッター91は、光路上においてレンズ92の手前に設けられ、露出を制御する。
レンズ92は、入射した光を屈折させて、撮像装置86の光電変換装置800の撮像面(画素配列領域100)に被写体の像を形成する。
絞り93は、光路上においてレンズ92と光電変換装置800との間に設けられ、レンズ92を通過後に光電変換装置800へ導かれる光の量を調節する。
撮像装置86の光電変換装置800は、光電変換装置800の撮像面に形成された被写体の像を画像信号に変換する。撮像装置86は、その画像信号を光電変換装置800から読み出して出力する。
撮像信号処理回路95は、撮像装置86に接続されており、撮像装置86から出力された画像信号を処理する。
A/D変換器96は、撮像信号処理回路95に接続されており、撮像信号処理回路95から出力された処理後の画像信号(アナログ信号)を画像信号(デジタル信号)へ変換する。
画像信号処理部97は、A/D変換器96に接続されており、A/D変換器96から出力された画像信号(デジタル信号)に各種の補正等の演算処理を行い、画像データを生成する。この画像データは、メモリ部87、外部I/F部89、全体制御・演算部99及び記録媒体制御I/F部94などへ供給される。
メモリ部87は、画像信号処理部97に接続されており、画像信号処理部97から出力された画像データを記憶する。
外部I/F部89は、画像信号処理部97に接続されている。これにより、画像信号処理部97から出力された画像データを、外部I/F部89を介して外部の機器(パソコン等)へ転送する。
タイミング発生部98は、撮像装置86、撮像信号処理回路95、A/D変換器96及び画像信号処理部97に接続されている。これにより、撮像装置86、撮像信号処理回路95、A/D変換器96及び画像信号処理部97へタイミング信号を供給する。そして、撮像装置86、撮像信号処理回路95、A/D変換器96及び画像信号処理部97がタイミング信号に同期して動作する。
全体制御・演算部99は、タイミング発生部98、画像信号処理部97及び記録媒体制御I/F部94に接続されており、タイミング発生部98、画像信号処理部97及び記録媒体制御I/F部94を全体的に制御する。
記録媒体88は、記録媒体制御I/F部94に取り外し可能に接続されている。これにより、画像信号処理部97から出力された画像データを、記録媒体制御I/F部94を介して記録媒体88へ記録する。
以上の構成により、光電変換装置800において良好な画像信号が得られれば、良好な画像(画像データ)を得ることができる。
なお、本発明は前述の実施形態に限定されることなく、適宜変更可能である。例えば、ウエルWLは第2導電型ではなく第1導電型(例えば、N型)の不純物を低濃度で含む領域でもよい。また、ウエルWLはイオンを注入することによって形成しても、半導体領域SR上にエピタキシャル成長によって形成してもよい。更に、電荷蓄積領域となるべき半導体領域11iは、ゲート電極21の形成前に、レジストパターンをマスクに用いて形成してもよい。
本発明の実施形態に係る光電変換装置800の構成を示す図。 本発明の実施形態に係る光電変換装置800の断面構成を示す図。 本発明の実施形態に係る光電変換装置800の製造方法を示す工程断面図。 本発明の実施形態に係る光電変換装置800の製造方法を示す工程断面図。 本発明の実施形態に係る光電変換装置800の製造方法を示す工程断面図。 第1実施形態に係る光電変換装置を適用した撮像システムの構成図。
90 撮像システム
800 光電変換装置

Claims (10)

  1. 電荷蓄積領域及び前記電荷蓄積領域の上に配された保護領域を有する光電変換部と、電荷電圧変換部と、前記電荷蓄積領域の電荷を前記電荷電圧変換部へ転送する転送トランジスタと、前記電荷電圧変換部の電圧に応じた信号を出力する出力部とをそれぞれ含む複数の画素が配列されるべき画素配列領域を有する光電変換装置の製造方法であって、
    半導体基板の上に、前記画素配列領域における前記転送トランジスタのゲート電極を形成する第1の工程と、
    前記半導体基板の前記画素配列領域に、第1の導電型の半導体領域を形成する第2の工程と、
    前記半導体基板及び前記転送トランジスタのゲート電極を覆うように絶縁膜を形成する第3の工程と、
    前記半導体基板及び前記転送トランジスタのゲート電極が前記絶縁膜により覆われた状態で、前記半導体基板における前記半導体領域に、前記転送トランジスタのゲート電極と前記絶縁膜における前記転送トランジスタのゲート電極の側面を覆う部分とをマスクとしてイオンを注入することにより、前記第1の導電型に対して反対導電型である第2の導電型の前記保護領域を形成するとともに、前記半導体領域における前記保護領域を除いた部分を前記第1の導電型の前記電荷蓄積領域とする第4の工程と、
    を備えたことを特徴とする光電変換装置の製造方法。
  2. 前記光電変換装置は、前記画素配列領域の周辺に配された領域であって前記複数の画素を制御するためのMOSトランジスタを含む制御回路が配されるべき周辺領域をさらに有し、
    前記第1の工程では、前記半導体基板の上に、前記転送トランジスタのゲート電極に加えて、前記周辺領域における前記MOSトランジスタのゲート電極を形成し、
    前記第3の工程では、前記半導体基板、前記転送トランジスタのゲート電極、及び前記MOSトランジスタのゲート電極を覆うように前記絶縁膜を形成し、
    前記第4の工程の後に、前記絶縁膜を覆うように他の絶縁膜を形成する第5の工程と、
    前記MOSトランジスタのゲート電極の側面を覆う部分が残るように、前記絶縁膜の前記周辺領域における部分と前記他の絶縁膜の前記周辺領域における部分とをエッチングすることにより、前記MOSトランジスタのゲート電極の側面に隣接した位置にサイドウォールスペーサを形成する第6の工程と、
    をさらに備えた
    ことを特徴とする請求項1に記載の光電変換装置の製造方法。
  3. 前記第3の工程では、前記絶縁膜をシリコン窒化物で形成し、
    前記第5の工程では、前記他の絶縁膜をシリコン酸化物で形成する
    ことを特徴とする請求項2に記載の光電変換装置の製造方法。
  4. 前記第4の工程では、前記絶縁膜の厚さを制御することにより、前記転送トランジスタのゲート電極の前記側面を含む平面からのゲート長方向における前記保護領域の境界のオフセットを制御する
    ことを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の光電変換装置の製造方法。
  5. 前記第4の工程では、前記ゲート電極の上方から前記半導体領域へ向かうように、前記半導体基板の法線に対する、0度より大きく10度より小さい角度でイオンを注入する
    ことを特徴とする、請求項1から4のいずれか1項に記載の光電変換装置の製造方法。
  6. 前記第4の工程は、
    第1の条件でイオンを注入することにより、前記保護領域の一部として、前記第2の導電型の不純物を第1の濃度で含む第1の層を形成する第1の注入工程と、
    第2の条件でイオンを注入することにより、前記保護領域の他の一部として、前記第1の層の上に配される、前記第2の導電型の不純物を前記第1の濃度より高い第2の濃度で含む第2の層を形成する第2の注入工程と、
    を含む
    ことを特徴とする請求項1から5のいずれか1項に記載の光電変換装置の製造方法。
  7. 前記転送トランジスタのゲート電極の前記側面を含む平面からのゲート長方向における前記第1の層の境界のオフセットは、前記転送トランジスタのゲート電極の前記側面を含む平面からのゲート長方向における前記第2の層の境界のオフセットより大きい
    ことを特徴とする請求項6に記載の光電変換装置の製造方法。
  8. 前記絶縁膜は、前記光電変換部の受光面における光の反射を防止する反射防止膜として機能する
    ことを特徴する請求項1から7のいずれか1項に記載の光電変換装置の製造方法。
  9. 前記第3の工程では、低圧CVD法により、前記絶縁膜を形成する
    ことを特徴とする請求項1から8のいずれか1項に記載の光電変換装置の製造方法。
  10. 前記第2の工程では、前記転送トランジスタのゲート電極をマスクとしてイオンを注入することにより、前記第1の導電型の半導体領域を形成する
    ことを特徴とする請求項1から9のいずれか1項に記載の光電変換装置の製造方法。
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