JP2007294540A - 固体撮像装置及びその製造方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】反射光を抑制することにより感度を向上できるとともに、反射防止膜としてシリコン窒化膜を採用した場合であっても、暗出力、白キズを十分に抑制することができる固体撮像装置及びその製造方法を提供する。
【解決手段】本発明は、受光部(13)上の反射防止膜(18a,19a)は、ゲート絶縁膜(11)と、シリコン酸化膜(18a)と、シリコン酸化膜(18a)の屈折率より大きくかつ半導体基板(10)の屈折率より小さい屈折率を有するキャップ膜(19a)との積層膜からなり、シリコン酸化膜(18a)及びキャップ膜(19a)の膜厚は、受光部(13)に入射するエネルギー線のうち所定の波長成分を有するエネルギー線に対する受光部(13)からの反射が最小になるように設定されている。
【選択図】図1

Description

本発明は、固体撮像素子及びその製造方法に関し、特に、フォトダイオード上に反射防止膜を備えたMOS型固体撮像装置及び製造方法に関する。
従来から、固体撮像装置として、CCD(Charge Coupled Device)型固体撮像装置が提案されている。CCD型固体撮像装置は、フォトダイオードで生成された信号電荷を、隣接する画素を介して順次転送し、画像信号を出力する構造の固体撮像装置である。本構造は、高速化には不向きであるが、CCD型固体撮像装置の製造に最適化された専用プロセスが使用されるため、高感度かつ低暗出力(低暗電流)のフォトダイオードを形成することができる。このため、S/N比の高い画素を実現することができ、この特徴を生かしてカメラ等に広く用いられてきた。
近年、カメラの撮像能力の高速化が求められており、固体撮像装置においても高速化が要求されている。これに対応するのがMOS型固体撮像装置に代表される増幅型固体撮像装置である。増幅型固体撮像装置は、CCD型固体撮像装置のように信号電荷を順次転送する必要がなく、個々の画素から直接に画像信号を取り出す構造であるため高速化に対応可能である。
しかし、MOS型固体撮像装置を製造する際に、CMOSロジックプロセスをそのまま使用すると、上述のCCDプロセスのようにフォトダイオードの感度・撮像上の白キズ・暗出力(暗電流)に対する施策が施されていないため、画像信号のS/N比が低くなるという問題があった。このため、MOS型固体撮像装置では、フォトダイオードの高感度化及び白キズ低減、低暗出力化が最も重要な課題となっている。
以下、従来のMOS型固体撮像装置の構造について図面を参照しながら説明する。図3はMOS型固体撮像装置の画素部の構造を示す概略断面図である。
図3に示す画素は、フォトダイオード23(以下、受光部23という。)と、転送用トランジスタ31、増幅用トランジスタ32、及びリセット用トランジスタ33の3個のトランジスタを備えている(以下、適宜、これらを能動素子という。)。ここで、転送用トランジスタ31は、受光部23からシリコン基板20に形成された拡散層である検出部24aに信号電荷の転送を行うトランジスタであり、増幅トランジスタ32は検出部24aの電位に応じた信号を出力するトランジスタである。また、リセット用トランジスタ33は、信号電荷により変動した検出部24aの電位を初期電位にリセットするトランジスタである。
図3に示すように、転送用トランジスタ31は、P型シリコン基板20内に形成されたN型の不純物拡散領域である受光部23と、当該受光部23と所定の間隔をおいて形成されたN型の不純物拡散領域である検出部24aと、両不純物拡散領域の間のシリコン基板20の表面にゲート絶縁膜であるシリコン酸化膜21を介して形成されたゲート電極22(以下、転送ゲート電極22という。)とで構成される。ここで、受光部23は転送トランジスタ31のソースを構成し、検出部24aは転送トランジスタ31のドレインを構成している。
なお、図3の例では、転送トランジスタ31は、高不純物濃度を有する検出部24a端部での電界集中を緩和するためのLDD(Lightly Doped Drain)構造を有している。すなわち、検出部24aの受光部23側に当該検出部24aに比べて低い不純物濃度を有するLDD部24bが設けられている。
このようなLDD構造24bと検出部24aは、転送ゲート電極22及び絶縁分離部27をマスクとした第1のイオン注入と、サイドウォール34、転送ゲート電極22及び絶縁分離部27をマスクとした第2のイオン注入とを行うことで形成される。ここで、第1のイオン注入は、LDD部24bの不純物濃度に応じたドーズ量で行われ、第2のイオン注入は、検出部24aの不純物濃度に応じたドーズ量で行われる。
なお、絶縁分離部27は、各画素及び各能動素子を電気的に分離するために、LOCOS(Local Oxidation of Silicon)等により設けられたフィールド酸化膜である。また、図3の例では、受光部23は、シリコン基板20の表面近傍に、高不純物濃度のP型不純物領域である表面P型層25が設けられた埋め込みダイオード構造になっている。
さらに、図3において、便宜上、端子41、42、43を示しているが、これらの端子は、実際の固体撮像装置では、各画素を連結する配線に接続されている。ここで、端子41は、増幅用トランジスタ32から信号が出力される出力端子である。また、端子42は、増幅用トランジスタ32及びリセット用トランジスタ33に電源電位を供給する電源端子であり、端子43は、検出部24aに蓄積された信号電荷を一定期間ごとに電源端子42側に排出させる制御信号が入力される制御端子である。
従来のMOS型固体撮像装置では、転送用トランジスタ31のゲート絶縁膜であるシリコン酸化膜21が、通常、シリコン基板20の全面を酸化する熱酸化法により形成される。このため、シリコン酸化膜21は、ゲート電極22の直下のシリコン基板表面だけでなく受光部23のシリコン基板表面にも形成される。シリコン酸化膜21を受光部23上に残す理由は、サイドウォール34を形成する時、受光部23表面に対する異方性エッチングダメージによる暗電流や白キズを防止するために、サイドウォールエッチング時にはレジストにて受光部23を保護するためにシリコン酸化膜21が残る。
このような構造を有する受光部23では、シリコン基板20の屈折率(nSi=約3.5)とシリコン酸化膜21の屈折率(nSiO2=約1.45)とが異なるため、受光部23に入射しようとする光の一部は、シリコン基板20とシリコン酸化膜21との界面(シリコン基板20の表面)でシリコン酸化膜21側に反射され、固体撮像装置の外部に放出されてしまう。このため、受光部23に到達する光量が減少し、画素の感度が低下するという問題があった。
この対策として、受光部23上に反射防止膜を備える構造が提案されている(例えば、特許文献1参照。)。図4は、反射防止膜を備えた従来の固体撮像装置の画素を示す概略断面図である。
図4に示すように、反射防止膜29aは、上記シリコン酸化膜21上に形成される。ここで、反射防止膜29aの端部は、受光部23を確実に被覆するために、ゲート電極22の上部と、受光部23の外周に形成された絶縁分離部27上に設けられ、転送用トランジスタ31の検出側には反射防止膜からなる29bとシリコン酸化膜26bの積層構造からなるサイドウォールが形成される。なお、反射防止膜29a、29bを除く他の構造は、図4に示した固体撮像装置と同一である。
一般に、反射防止膜29aには、シリコン基板20の屈折率より小さく、かつシリコン酸化膜21の屈折率より大きい屈折率を有する材料が使用される。これらの材料としては、例えば、シリコン窒化膜、シリコン酸窒化膜、チタン酸化膜、タンタル酸化膜等がある。ここでは、反射防止膜29aとして、CVD法(Chemical Vapor Deposition)により形成されたシリコン窒化膜(nSiNx=2.0)が形成されている。
このように、シリコン窒化膜からなる反射防止膜29aをシリコン酸化膜21上に設けたことにより、シリコン基板20の表面で反射された光は、シリコン酸化膜21とシリコン窒化膜29aとの界面でシリコン基板20側に反射される。このため、シリコン基板20の表面で反射された光が外部に放出される割合を減少させることができる。
なお、図3、図4のいずれの固体撮像装置においても、その上面にはシリコン酸化膜等からなる層間絶縁膜が形成され、当該層間絶縁膜上には、受光部23以外の領域に光が入射することを防止する遮光膜や、水分等の進入を防止するシリコン窒化膜等からなるパッシベーション膜等が形成される。
特開2000−12822号公報
近年のセル微細化に伴いトランジスタサイズも縮小化してシリコン酸化膜21も薄膜化されているが、直接応力が強いシリコン窒化膜29aを表面P型層25上に直接設けると、白キズや暗電流が発生する。シリコン窒化膜29aの応力が強いと、受光部23や表面P型層25部に結晶欠陥を生じる可能性があるため、固体撮像装置のS/N比が低下する。また、ゲート電極22上に応力の強いシリコン窒化膜29aを被覆すると電極下部に結晶欠陥が生じ、白キズや暗電流が増大するという問題も懸念される。
本発明は、前記従来の問題を解決するため、反射光を抑制することにより感度を向上できるとともに、反射防止膜としてシリコン窒化膜を採用した場合であっても、白キズや暗電流を十分に抑制するともに工程数低減によりウェハコスト下げることができる固体撮像装置及びその製造方法を提供する。
本発明の固体撮像装置は、半導体基板内に形成された受光部及び拡散領域と、前記受光部と拡散領域との間の半導体基板表面にゲート絶縁膜を介して形成されたゲート電極と、前記受光部を被覆する反射防止膜と、前記拡散領域と電気的に接続された読み出し回路とを有する画素が複数配置された固体撮像装置であって、前記受光部上の反射防止膜は、
a.ゲート絶縁膜と、
b.シリコン酸化膜と、
c.前記シリコン酸化膜の上層に形成され、前記シリコン酸化膜の屈折率より大きく、かつ前記半導体基板の屈折率より小さい屈折率を有するキャップ膜
との積層膜からなり、前記シリコン酸化膜及び前記キャップ膜の膜厚は、前記受光部に入射するエネルギー線のうち所定の波長成分を有するエネルギー線に対する前記受光部からの反射が最小になるように設定されていることを特徴とする。
本発明の別の固体撮像装置は、半導体基板内に形成された受光部及び拡散領域と、前記受光部と拡散領域との間の半導体基板表面にゲート絶縁膜を介して形成されたゲート電極と、前記受光部を被覆する反射防止膜と、前記拡散領域と電気的に接続された読み出し回路とを有する画素が複数配置された固体撮像装置であって、前記受光部上の反射防止膜は、
a.ゲート絶縁膜と、
b.シリコン酸化膜と、
c.前記シリコン酸化膜の上層に形成され、前記シリコン酸化膜の屈折率より大きく、かつ前記半導体基板の屈折率より小さい屈折率を有するキャップ膜
との積層膜からなり、前記反射防止膜の端部は前記ゲート電極の近傍でかつオーバーラップしない位置に存在することを特徴とする。
本発明の固体撮像装置の製造方法は、受光部上に反射防止膜を備えかつゲート電極上に反射防止膜を被覆しない固体撮像装置の製造方法において、半導体基板の表面部に受光部を形成する工程と、
前記半導体基板上、かつ、前記受光部に囲むように隣接する位置にゲート絶縁膜を介してゲート電極を形成する工程と、少なくとも前記受光部上のゲート絶縁膜上に、CVD法によりシリコン酸化膜を形成する工程と、前記シリコン酸化膜上に、当該シリコン酸化膜の屈折率より大きく、かつ前記半導体基板の屈折率より小さい屈折率を有するキャップ膜を形成する工程と、前記キャップ膜上にCVD法によりサイドウォールを形成するためのシリコン酸化膜を形成する工程と、前記シリコン酸化膜とキャップ膜、サイドウォールを形成するシリコン酸化膜からなる積層膜上にリソフラフィーにより反射防止膜を形成するマスク部分をパターニングを形成する工程と、前記パターニング後に受光部上の反射防止膜とゲート電極にサイドウォールを一括して形成する工程と、前記サイドウォールを形成後、自己整合的にソースドレイン注入を含むことを特徴とする。
本発明は、前記受光部と拡散領域のゲート電極側面の片側のサイドウォールは、シリコン酸化膜とキャップ膜とサイドウォール形成時のシリコン酸化膜からなる構成である。本構成は、キャップ膜として、特にシリコン窒化膜を採用した場合に好適である。
上記受光部上に形成される反射防止膜の被覆領域は、受光部全面を被覆しており、受光部と拡散領域に跨って形成される転送ゲート電極上や拡散領域であって受光部を囲むように形成された増幅トランジスタやリセットトランジスタのゲート電極上には反射防止膜は被覆しないレイアウトであって、反射防止膜端は、受光部上に囲まれた上記トランジスタのゲート電極側面のサイドウォール部に形成されることが望ましい。
また、他の観点では、本発明は上記固体撮像装置の製造方法を提供する。すなわち、半導体基板の表面部に受光部を形成し、半導体基板上、かつ、前記受光部に囲むように隣接する位置にゲート絶縁膜を介してゲート電極を形成する。また、少なくとも前記受光部上のゲート絶縁膜上に、CVD法によりシリコン酸化膜を形成する。そして、前記シリコン酸化膜上に、シリコン酸化膜の屈折率より大きく、かつ半導体基板の屈折率より小さい屈折率を有するキャップ膜を形成する。更に、キャップ膜上にCVD法によりサイドウォールを形成するためのシリコン酸化膜を形成する。
上記固体撮像素子の製造方法においては、シリコン酸化膜とキャップ膜、サイドウォールを形成するシリコン酸化膜からなる積層膜上にリソグラフィーにより反射防止膜を形成するマスク部分をパターニングを形成する。そして、前記パターニング後に受光部上の反射防止膜とゲート電極にサイドウォールを一括して形成する工程を含む。このとき、一括して形成する手法はドライエッチング法にて行うことが望ましい。更に、サイドウォールを形成後、自己整合的にソースドレイン注入により製造される。また、上記キャップ膜としては、シリコン窒化膜を使用できる。
本発明によれば、受光部上のゲート絶縁膜と反射防止膜の間にシリコン酸化膜を形成し、かつ反射防止膜が被覆する領域は、受光部全面を被覆しており、受光部と拡散領域に跨って形成される転送ゲート電極上や拡散領域であって受光部を囲むように形成された増幅トランジスタやリセットトランジスタのゲート電極上には反射防止膜は被覆しないレイアウトであって、反射防止膜端は、受光部上に囲まれた上記トランジスタのゲート電極側面のサイドウォール部に形成することができる。このため、反射防止膜により感度を向上させることが可能であるとともに、白キズや暗電流を抑制することができるためS/Nが向上した固体撮像素子を提供できる。また、受光部上の反射防止膜とゲート電極側面のサイドウォールを一括して形成する工程を含むため、工程数を削減できウェハの製造コストを安くすることも実現できる。
以下、本発明に係る固体撮像装置を、図面を参照しながら詳細に説明する。図1は、本発明の固体撮像装置の画素部の構造を示す概略断面図である。ここでは、上述の従来固体撮像装置と同様に、拡散領域にアクティブ型の読み出し回路を接続した構造を有する固体撮像装置に適用した例に基づいて本発明を説明する。
図1に示すように、本発明の固体撮像装置は、光電変換により受光部13で生成された信号電荷を、受光部13から拡散領域14aに転送し、当該拡散領域14aで生じる電位変化を出力する方式を採用した固体撮像装置である。
転送トランジスタ31は、ソースである受光部13と、ドレインである拡散領域14aと、受光部13と拡散領域14aとの間の半導体基板10の表面に絶縁膜11を介して設けられたゲート電極12(以下、転送ゲート12という。)とから構成されている。
拡散領域14aは、増幅用トランジスタ32のゲート及び、リセット用トランジスタ33のソースと電気的に接続されており、フローティングディフュージョンを構成している。(以下、拡散領域14aを検出部14aという。)。また、増幅用トランジスタ32のドレイン、及びリセット用トランジスタ33のドレインは共通化され、電源電位が供給される電源端子42に電気的に接続されている。なお、各トランジスタは、上記従来の固体撮像装置と同様の動作を行う。
また、図示していないが、増幅トランジスタ32のソースは、負荷トランジスタ及び負荷抵抗を介して接地電位に選択的に接続される構成になっており、接地電位に接続された場合に、ソースフォロアが構成され、出力信号が出力端子41から出力されるようになっている。
受光部13及び検出部14aは、P型シリコン基板10内にイオン注入等により形成されたN型不純物領域として構成される。受光部13の不純物濃度は、光電変換が可能な濃度であればよいが、10×1015cm-3〜10×1016cm-3程度に調整されることが好ましい。また、受光部13は、基板表面から0.5〜2.0μm程度の深さにわたって形成されていることが適当である。なお、図1では、従来の固体撮像装置と同様に、表面P型層15を設けた埋め込み構造を採用しているが、本発明は、表面P型層15を備えない固体撮像装置にも適用可能である。
一方、検出部14aの不純物濃度は、金属配線によるオーミック接続が可能な濃度であればよいが、10×1020cm-3以上であることが好ましい。また、検出部14aは、基板表面から0.2〜0.4μm程度の深さにわたって形成されていることが適当である。
さらに、検出部14aのゲート電極側端部にはシリコン酸化膜からなるサイドウォール50を設けるとともに、サイドウォール50の直下のシリコン基板10に検出部14aよりも低不純物濃度のN型不純物拡散領域14b(以下、LDD部14bという。)が形成されていることが望ましい。当該LDD部の不純物濃度は10×1018cm-3〜10×1019cm-3程度とすればよい。
本発明に係る固体撮像装置では、キャップ膜19aが、受光部13上に絶縁膜11介して形成されたシリコン酸化膜18a上に形成される。ここで、キャップ膜19aは、少なくとも受光部13を被覆するシリコン窒化膜からなり、当該キャップ膜19aの下層にCVD法により形成されたシリコン酸化膜18aとが積層された構造を有する。
シリコン酸化膜18aは、例えば、アルコキシ系化合物であるテトラエトキシシラン(tetraethoxysilane、Si(OC254、以下、TEOSという。)を有機ソース材料としたCVD法により、受光部13を被覆する領域に成膜される。図1の例では、シリコン酸化膜18aを、転送ゲート12のゲート絶縁膜と共通に形成された絶縁膜11上に成膜している。特に、シリコン酸化膜18aは、TEOS膜に限らずHTO(High Temperateure Oxide)などのシリコン酸化膜でもかまわない。
当該シリコン酸化膜18aは、例えば、ホットウォール減圧CVD法により成膜することができる。このとき、500℃〜700℃の成膜温度において、TEOSに対して十分な酸素を供給することで、Si(OC25)4+12O2→SiO2+8CO2+10H2Oの反応機構により、シリコン酸化膜18aが成膜される。
また、キャップ膜19aであるシリコン窒化膜は、シリコン酸化膜18a上に、例えば、ホットウォール減圧CVD法により形成することができる。この場合、700℃〜800℃の成膜温度において、3SiH2Cl2+4NH3→SiN3+6HCl+6H2 の反応機構により、シリコン窒化膜が成膜される。
上記膜構成にて反射防止膜の役割を果たす膜厚は、例えば、キャップ膜19aの膜厚を40〜60nmとし、ゲート絶縁膜11の膜厚を5〜10nmと反射防止膜のシリコン酸化膜18aの膜厚を20〜25nmとしての合計膜厚を10〜30nm積層すると、反射光の強度を弱めることが可能となり、好ましい。
ところで、シリコン酸化膜18a及びキャップ膜19aの膜厚は上記膜厚に限定されるものではなく、反射を防止する波長に応じて適宜設計すれることが可能である。例えば、可視光領域(380〜780nm)内で比較的平坦な分光特性の反射防止膜を得るには、中心波長の550nmの光を最も反射抑制することが重要である。この場合、反射率を低減させる反射防止膜の光学距離換算膜厚は条件 m+λ/4(m:自然数)を満足し、λ=550nmの場合は、m+137.5nmになる。ここで、シリコン酸化膜の屈折率はnSiO2=1.45であり、シリコン窒化膜の屈折率はnSiNx=2.0であるので、(ゲート絶縁膜11の膜厚+シリコン酸化膜18aの膜厚)×1.45+シリコン窒化膜19aの膜厚×2.0=m+137.5nmの条件を満たす膜厚の組み合わせを選択すれば、550nmの光を反射抑制することができる。
更に、キャップ膜19a上にCVD法によりサイドウォールを形成するためのシリコン酸化膜16aを形成する。この時のシリコン酸化膜膜厚は、トランジスタのサイズにもよるが、厚み30〜120nmで成膜される。
以上のようにシリコン酸化膜18aとキャップ膜19a、サイドウォールを形成するシリコン酸化膜16aからなる積層に成膜された上にリソグラフィーにより反射防止膜を形成するマスク部分をパターニングを形成する。そして、当該レジストパターンをエッチングマスクとして受光部13上のキャップ膜19aとゲート電極12にサイドウォール50を一括してドライエッチング法にて選択的に除去する。このとき、マスク部分特にマスクエッジ部分は、ゲート電極を被覆せず露光装置の重ね合わせのばらつき精度を加味した余裕度分だけゲート電極端から離して形成され、ゲート電極部と反射防止膜端は54のような構造になる。また、サイドウォール50は、シリコン酸化膜18bとキャップ膜19bとシリコン酸化膜16bからなる。更に、サイドウォール50を形成後、自己整合的にソースドレイン注入により検出部14aが形成される。ゲート絶縁膜11の膜厚を5〜10nm、シリコン酸化膜18aの膜厚を20〜25nm、キャップ膜19aの膜厚を35〜55nm、サイドウォールを形成するシリコン酸化膜16aの膜厚を80〜100nmとする。合計膜厚の好ましい範囲は150〜180nmである。
また、図示を省略しているが、画素部の上層には、シリコン酸化膜等からなる層間絶縁膜等を介して、受光部13以外の領域に光が入射することを防止する遮光膜が設けられる。当該遮光膜を構成する材料は、遮光性を有する物質であれば特に限定されないが、アルミニウム、タングステンシリサイド等が一般的である。遮光膜の好ましい膜厚は550〜650nmである。
次に本発明に係る固体撮像装置を、図面を参照しながら詳細に説明する。図2は、本発明の固体撮像装置の画素部のレイアウト図である。
図2に示すように一画素部を示す構成は55からなり、まず活性化領域52が形成され、絶縁分離部17が形成されている。転送トランジスタ12、増幅用トランジスタ32、リセット用トランジスタ33が形成されている。上記のトランジスタはコンタクト部51を通じて配線部と接続され電源端子などに通じている。
反射防止膜形成領域は53のようになり、受光部13を被覆している。この時、反射防止膜形成領域53を取り囲むように配置されているトランジスタ(12、32、33)のゲート電極部と反射防止膜端部の構造は、54のようシリコン酸化膜18aとキャップ膜19aとシリコン酸化膜16aの積層構造を形成し、上記トランジスタのゲート電極部上には、反射防止膜は被覆しない。
その他の反射防止膜形成領域53を取り囲む以外のトランジスタ(12、32、33)のゲート電極側壁部の構造は、50に示すようなシリコン酸化膜18aとキャップ膜19aとシリコン酸化膜16aからなるサイドウォール構造を形成している。
以上のような、反射防止膜53がゲート電極12を被覆しない構造となっている固体撮像装置(図5A)と、従来の、転送ゲート電極上に一部反射防止膜53がオーバーラップして形成されている固体撮像装置(図5B)との感度、暗出力、白キズを測定した。
具体的な測定条件は次のとおりである。
(1)感度:テスターにて動作条件は、2チャンネル全画素読出しモード4.2fps、検査温度60±1℃、光源は標準電球を用いて照度1.42lxにて検査を実施し、全画素部の有効エリアの平均出力値の電圧出力値をもとに判定を実施した。
(2)暗出力:テスターに動作条件は、2チャンネル全画素読出しモード4.2fps、検査温度60±1℃、光源は標準電球を用いて照度0lxにて検査を実施し、全画素部の有効エリアの平均出力値の電圧出力値をもとに判定を実施した。
(3)白キズ:テスターにて動作条件は、2チャンネル全画素読出しモード4.2fps、検査温度60±1℃、照度0lxにて検査を実施し、キズと判定される電圧値を設定した後全画素部の有効エリアの欠陥個数をもとに判定を実施した。
その結果、反射防止膜53の被覆面積が大きい従来の固体撮像装置においては感度特性が、前者の固体撮像装置よりも若干上回ったが、暗出力特性及び白キズ特性は前者の場合よりも悪化していた。結果を表1に示す
Figure 2007294540
この結果より、反射防止膜53の受光部への被覆面積が大きい場合は、受光部の感度特性が向上するが、反射防止膜53がゲート電極(12,32,33)に被覆しない構造であれば、暗出力や白キズ特性が悪化することを防ぐことができるといえる。
以上説明したことから、本発明による固体撮像装置の構造がキャップ膜19aの下に形成されるシリコン酸化膜18aと受光部13を被覆するが、ゲート電極(12、32、33)を被覆しないキャップ膜19aとなっていることにより、反射防止膜の効果により感度を向上させることが可能であるとともに、暗出力や白キズを抑制することができる。また、本発明は、上述のように、キャップ膜19aとして、シリコン窒化膜のような膜を採用した場合に、特に、顕著な効果を得ることができる。また、受光部上の反射防止膜とゲート電極側面のサイドウォールを一括して形成する工程を含むため、工程数を削減できウェハの製造コストを安くすることも実現できる。
本発明に係る固体撮像素子によれば、シリコン酸化膜18aをキャップ膜19aとゲート絶縁膜11に挿入することにより、シリコン基板10からの反射を最小に抑制することができるため、感度特性を向上させることが可能である。また、ギャップ膜19aは、シリコン窒化膜のような膜を採用した場合には応力が強い膜のためにゲート絶縁膜11上の直接成膜すると、ゲート絶縁膜11が薄いため応力を緩和させるバッファー層の役割を果たせず、シリコン基板10への応力が増大し、シリコン基板10への結晶欠陥を誘発して暗出力、白キズ特性を悪化させるが、シリコン酸化膜18aを挿入することにより応力を緩和させるバーファー層の役割を果たし暗出力、白キズ特性の向上に効果がある。
さらに本発明に係る固体撮像素子によれば、ギャップ膜19aはゲート電極12上を被覆しない構造であるために、キャップ膜19aの膜応力の副作用によるゲート電極12下のシリコン基板10に対して結晶欠陥が発生しないためにリーク電流が抑制され暗出力、白キズ特性の向上に効果がある。
さらに本発明に係る固体撮像素子の製造方法によれば、反射防止膜として構成されるゲート絶縁膜11、シリコン酸化膜18a、キャップ膜19aとサイドウォール50にて構成される積層膜をドライエッチングにて一括して形成するために、工程数を削減することができウェハの製造コストを下げる効果もある。
なお、上記説明では、画素が検出部を備え、当該検出部に接続された読み出し回路が増幅器を備えたアンプ回路であるアクティブ型である固体撮像装置を例示して説明したが、上記構成も本発明の技術的範囲を限定するものではない。
本発明は、各画素が、受光部及び拡散領域と、当該受光部と拡散領域との間の半導体基板表面上に形成されたゲート電極と、受光部又は拡散領域と接続した読み出し回路とを備えた固体撮像装置であれば、各画素の回路形式については任意の構成を採用することができる。例えば、画素内の読み出し回路に増幅器を備えていないパッシブ型の固体撮像装置であっても適用可能であり、受光部に読み出し回路が直接接続された固体撮像装置であっても適用可能である。なお、受光部に読み出し回路が直接接続された固体撮像装置では、上記ゲート電極はリセットトランジスタのゲート電極として機能し、上記拡散領域が、リセットトランジスタのドレインとして機能する。
本発明によれば、高いS/N比を有する固体撮像装置を実現することができるという効果を有し、高速かつ高S/N比が要求される、高級一眼レフタイプディジタルスチルカメラを始め、民生用、プロ用ディジタルスチルカメラ用固体撮像装置、ハイビジョン動画撮像を主体とする放送用機器の固体撮像装置等として特に有用である。
本発明に係る一実施例の固体撮像装置の画素部の構造を示す概略断面図。 本発明に係る一実施例の固体撮像装置の画素部のレイアウト図。 従来の固体撮像装置の画素部を示す概略断面図。 従来の固体撮像装置の画素部を示す概略断面図。 図5Aは本発明の一実施例における固体撮像装置の反射防止膜のバターンを示し、図5Bは従来の固体撮像装置の反射防止膜のパターンを示す概略平面図。
符号の説明
10,20 シリコン基板
11,21 ゲート絶縁膜
12,22 転送ゲート電極
13,23 受光部
14a,24a 検出部
14b,24b 検出部のLDD部
15,25 表面P型層
16a,16b,26a,26b シリコン酸化膜
17,27 絶縁分離部
18a,18b シリコン酸化膜
19a,19b,29a,29b シリコン窒化膜(キャップ膜)
31 転送トランジスタ
32 増幅用トランジスタ
33 リセット用トランジスタ
34 従来例のサイドウォール
41,42,43 端子
50 サイドウォール
51 コンタクト部
52 活性化領域
53 反射防止膜形成領域
54 ゲート電極部と反射防止膜端部の構造
55 1画素の構成

Claims (7)

  1. 半導体基板内に形成された受光部及び拡散領域と、前記受光部と拡散領域との間の半導体基板表面にゲート絶縁膜を介して形成されたゲート電極と、前記受光部を被覆する反射防止膜と、前記拡散領域と電気的に接続された読み出し回路とを有する画素が複数配置された固体撮像装置であって、
    前記受光部上の反射防止膜は、
    a.ゲート絶縁膜と、
    b.シリコン酸化膜と、
    c.前記シリコン酸化膜の上層に形成され、前記シリコン酸化膜の屈折率より大きく、かつ前記半導体基板の屈折率より小さい屈折率を有するキャップ膜
    との積層膜からなり、
    前記シリコン酸化膜及び前記キャップ膜の膜厚は、前記受光部に入射するエネルギー線のうち所定の波長成分を有するエネルギー線に対する前記受光部からの反射が最小になるように設定されていることを特徴とする固体撮像装置。
  2. 半導体基板内に形成された受光部及び拡散領域と、前記受光部と拡散領域との間の半導体基板表面にゲート絶縁膜を介して形成されたゲート電極と、前記受光部を被覆する反射防止膜と、前記拡散領域と電気的に接続された読み出し回路とを有する画素が複数配置された固体撮像装置であって、
    前記受光部上の反射防止膜は、
    a.ゲート絶縁膜と、
    b.シリコン酸化膜と、
    c.前記シリコン酸化膜の上層に形成され、前記シリコン酸化膜の屈折率より大きく、かつ前記半導体基板の屈折率より小さい屈折率を有するキャップ膜
    との積層膜からなり、
    前記反射防止膜の端部は前記ゲート電極の近傍でかつオーバーラップしない位置に存在することを特徴とする固体撮像装置。
  3. 前記キャップ膜はシリコン窒化膜である請求項1又は2に記載の固体撮像装置。
  4. 前記反射防止膜は前記ゲート電極の側壁に接している請求項2に記載の固体撮像装置。
  5. 受光部上に反射防止膜を備えかつゲート電極上に反射防止膜を被覆しない固体撮像装置の製造方法において、
    半導体基板の表面部に受光部を形成する工程と、
    前記半導体基板上、かつ、前記受光部に囲むように隣接する位置にゲート絶縁膜を介してゲート電極を形成する工程と、
    少なくとも前記受光部上のゲート絶縁膜上に、CVD法によりシリコン酸化膜を形成する工程と、
    前記シリコン酸化膜上に、当該シリコン酸化膜の屈折率より大きく、かつ前記半導体基板の屈折率より小さい屈折率を有するキャップ膜を形成する工程と、
    前記キャップ膜上にCVD法によりサイドウォールを形成するためのシリコン酸化膜を形成する工程と、
    前記シリコン酸化膜とキャップ膜、サイドウォールを形成するシリコン酸化膜からなる積層膜上にリソフラフィーにより反射防止膜を形成するマスク部分をパターニングを形成する工程と、
    前記パターニング後に受光部上の反射防止膜とゲート電極にサイドウォールを一括して形成する工程と、
    前記サイドウォールを形成後、自己整合的にソースドレイン注入を含むことを特徴とする固体撮像装置の製造方法。
  6. 前記キャップ膜はシリコン窒化膜である請求項5に記載の固体撮像装置の製造方法。
  7. 前記受光部上の反射防止膜とゲート電極にサイドウォールを一括して形成する工程は、ドライエッチング法で行う請求項5に記載の固体撮像装置の製造方法。
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