JP2007500444A - 高量子効率のための角度を持たせたピンフォトダイオードとその製法 - Google Patents

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Abstract

ゲート構造の電気的活性部分から横方向にずらされている第一の導電型の表面層と、角度を持たせた注入により形成された第二の導電型の電荷収集領域とを備えたピンフォトダイオードが開示される。電荷収集領域の注入角度は、電荷収集領域が画素センサセルの転送ゲートの近傍短部とコンタクトがとられ、従って、ゲートオーバラップ領域及び望ましくないバリア電位を最小限に抑えるように調整することができる。

Description

この発明は、半導体装置の分野に関し、特に、量子効率の高い改良されたフォトダイオードに関する。
半導体産業では、現在、とりわけ、電荷結合素子(CCD)、フォトダイオードアレイ、電荷注入素子、ハイブリッド・フォーカルプレーン・アレイ等の様々なタイプの半導体撮像素子が用いられている。
CCD技術には本質的に限界があり、コスト高であることから、CMOS撮像素子が益々安価な撮像装置に用いられている。CMOS撮像素子回路は画素セルのハイブリッド・フォーカルプレーン・アレイを備え、各セルは、基板下部に光学的に発生する電荷を蓄積するための、基板のドープ領域を覆うフォトダイオード、フォトゲート又はフォトコンダクタのいずれかを含む。各セルには読み出し回路が接続され、これは、ソースフォロア出力トランジスタのゲートに接続された電荷センスノード、典型的には、浮遊拡散ノードを有するフォトダイオード、フォトゲート又はフォトコンダクタ近傍の基板上に形成された電荷転送部を含む。撮像素子は、基板の電荷蓄積領域から浮遊拡散ノードへ電荷を転送するための少なくとも一つのトランジスタを含むこともあり、さらに、電荷転送前に拡散ノードを所定電荷レベルにリセットするためのトランジスタを有する。
従来のCMOS撮像素子では、画素セルの活性要素が、(1)光子から電荷への変換、(2)像電荷の蓄積、(3)電荷増幅を伴う浮遊拡散ノードへの電荷転送、(4)浮遊拡散ノードへの転送前の浮遊拡散ノードの既知の状態へのリセット、読み出しのための画素選択、そして、(6)画素電荷を表す信号の出力及び増幅という必要な動作を行う。浮遊拡散ノードの電荷は、ソースフォロア出力トランジスタにより、画素出力電圧に変換される。CMOS撮像画素の感光要素は、典型的には、空乏化pn接合フォトダイオード又はフォトゲート下部の電界誘起空乏領域のいずれかである。
CMOS撮像回路の例、並びに、撮像回路の様々なCMOS要素の動作の詳細が、例えば、Rhodesの米国特許No.6,204,524,Rhodesらの米国特許No.6,310,366、そして、Rhodesの米国特許No.6,326,652に記載されており、それらは、参照よりこの開示に含まれる。
CMOSセンサ画素4トランジスタ(4T)セル10の例の半導体ウエハの一部分の概略上面図が図1に示されている。以下に記載されるように、CMOSセンサ画素セル10は基板の下部部分に光学的に発生した電荷を蓄積する領域21を含む。この領域21は、図2に示されるように、基板20内のpnp構造の一部として形成されるピンフォトダイオード11として形成される。ピンフォトダイオードは「ピン」と称され、これは、フォトダイオードが完全に空乏化されるとフォトダイオード内の電位がある一定値に固定されるからである。しかし、CMOSセンサ画素セル10は、光学的に発生した電荷のための初期蓄積領域21として、ピンフォトダイオード以外の、フォトゲート、フォトコンダクタ又は他の画像を電荷に変換する装置をも含むことが理解されるところである。
図1のCMOS画像センサ10は電荷蓄積領域21内に発生した光電電荷を浮遊拡散ノード(センスノード)25に転送するための転送ゲート30を有する。浮遊拡散ノード25はさらにソースフォロアトランジスタのゲート50に接続されている。ソースフォロアトランジスタは、ゲート60を有する行選択アクセストランジスタに出力信号を与え、出力信号を選択的に端子32にもたらす。ゲート40を有するリセットトランジスタ40が、電荷蓄積領域21からの各電荷転送前に、浮遊拡散ノード25を規定された電荷レベルにリセットする。
電荷蓄積領域21は、p型層24,n型層26、そして、p型基板20を有するピンフォトダイオード11として形成される。ピンフォトダイオード11は、二つのp型領域20、24、そして、ある固定電圧で完全に空乏化されるn型フォトダイオード領域26を含む。好ましくはn導電型の、不純物がドープされたソース/ドレイン領域22(図1)がトランジスタゲート40,50、60の片側に設けられる。転送ゲート30近傍の浮遊拡散ノード25も好ましくはn型である。ピンフォトダイオードの例、並びに、様々なフォトダイオード要素の動作の詳細が、例えば、とりわけ、Geeらの米国特許No.6,320,617,Stevensらの米国特許No.6,306,676、そして、Leeらの米国特許No.5,903,021に記載されている。
図2は、さらに、電荷蓄積領域21近傍の活性層20に形成されたトレンチ分離領域15を示している。トレンチ分離領域15、典型的には、従来のSTIプロセス又はシリコン局部酸化(LOCOS)プロセスを用いて形成される。CMOS画像センサ10上に形成された半透明又は透明の絶縁層55も図2に示されている。例えば、絶縁層55内の、ソース/ドレイン領域22を導通されるためのコンタクト32(図1)、浮遊拡散ノード25、そして、ゲートに接続される他の配線、そして、CMOS画像センサ10内の他の接続部分が従来の処理方法を用いて形成される。
通常、図1、2のCMOS画像センサセル10のようなCMOS画像センサでは、入射光により領域26に電子が集まる。ゲート50を有するソースフォロアトランジスタにより生成される最大出力信号は領域26より引き抜かれる電子数に比例する。電子を獲得する領域26の電子容量又は許容量が大きくなると最大出力信号も増加する。ピンフォトダイオードの電子容量は、通常、画像センサのドーピングレベル並びに活性層内に注入されるドーパントに依存する。
フォトダイオードの暗電流を少なくすることはCMOS画像センサの製造において重要なことである。暗電流は、通常、ピンフォトダイオード11の電荷収集領域21でのリークに起因し、これはCMOS画像センサのドーピング注入状態に強く依存する。電気的接続領域23(図2)のドーパント濃度が高くなると、通常、暗電流が増加する。さらには、フォトダイオード空乏領域内部又は近傍の欠陥及びトラップ部位が発生した暗電流の大きさに大きく影響する。フォトダイオード空乏領域内部又は近傍のトラップ部位から電流が発生し、空乏領域内の電界が高いためにバンド間トンネリングによりキャリアが生じ、フォトダイオードの側方横壁から接合にリークが生じ、そして、生じたストレス及びトラップにより助長されたトンネリング等の分離角部からリークが生じると暗電流は発生するものである。
図2のピンフォトダイオード11に関わる一般的な問題は、転送ゲートオーバラップ領域27(図2)内でゲートによりドレインリーク(GIDL)が生じると暗電流が発生するということである。転送ゲートオーバラップ領域27はゲート30下部にあり、n型フォトダイオード空乏領域26と拡散ノード25との間を電気的に接続させる。転送ゲートオーバラップ領域27(図2)があるために、この領域に不要なバリア電位が発生し、これが、フォトダイオード11が完全に空乏化されたときのフォトダイオード11からの最大電荷転送に影響を与える。
CMOS画像素子は、一般的に、領域26に完全には電荷を収集し、蓄積することはできないということから、信号対雑音比が悪く、ダイナミックレンジが狭いという問題がある。光子により発生した電子が領域26に集まるため画素電気信号は非常に小さいので、画素は高信号対雑音比並びに高ダイナミックレンジであることが要求される。
従って、CMOS画像素子で用いられ、暗電流が小さく、フォトダイオード近傍のゲート構造下部のオーバラップ領域内で生じる不要なバリア電位が小さい、改良されたアクティブ画素フォトセンサが望まれる。これらの改良点を有するアクティブ画素フォトセンサを製造する方法も望まれる。
一つのアスペクトによれば、この発明は、所定の距離だけ画素センサの転送ゲートの電気的活性部分から横方向にずらされたピン層を有するピンフォトダイオードを提供する。角度を持たせた注入により形成された電荷収集領域とピン層がコンタクトがとられている。電荷収集領域が画素センサセルの転送ゲートの近傍短部とコンタクトがとられ、従って、ゲートオーバラップ領域及び望ましくないバリア電位を最小限に抑えるように電荷収集領域の注入角度を調整することができる。
他のアスペクトによれば、この発明は、所定の距離だけ画素センサセルの転送ゲートの電気的活性部分から横方向にずらされた基板の領域に所望のドーパントを注入することにより、ピンフォトダイオードの第一の導電型のピン表面層を形成する方法を提供する。角度を持たせた注入により、横方向にずらされたピン層下部にこれとコンタクトがとられるように、第二の導電型のドープ領域が形成される。第二の導電型の所望のドーパントは零度とは異なる角度で注入され、ここで、零度とはシリコン基板に対して垂直と定義される。
この発明のこれらの、そして、さらなる特徴並びに効果が、添付図面及びこの発明の実施形態に関して提供された以下の詳細な記載によりさらに明らかになる。
以下の詳細な説明では添付図面を参照するが、これら図面はこの発明を実施できる特定の実施形態の一部を成し、そして、これら実施形態を図示するものである。これら実施形態は当業者がこの発明を実施できるのに足りる程度に記載されており、さらに、他の実施形態も実施可能であり、そして、この発明の精神と範疇から逸脱することなく、構造、理論並びに電気的な変更が可能であることが理解されるところである。
文言「ウエハ」及び「基板」は、シリコン、シリコン・オン・インシュレータ(SOI)又はシリコン・オン・サファイヤ(SOS)技術、ドープ並びに未ドープ半導体、基礎半導体基体により支持されたシリコンのエピタキシャル層、そして、その他の半導体構造を含む半導体を基礎とする材料として理解されるところである。さらに、以下の記載において「ウエハ」又は「基板」が引用された場合は、基礎半導体構造又は基体内又は上に領域又は接合を形成するために事前の処理工程が行われていてもよい。さらに、半導体は、シリコンを基礎とする必要はなく、とりわけ、シリコン・ゲルマニウム、シリコン・オン・インシュレータ、シリコン・オン・サファイヤ、ゲルマニウム、又は、ガリウムヒ素を基礎とすることもできる。
文言「画素」は電磁気放射を電気信号に変換するフォトセンサ及びトランジスタを含む絵素ユニットセルを意味する。説明の都合上、ある代表画素が図示並びに記載されているが、通常、撮像素子では、すべての画素が一様に同時に製造されるものである。
ここで図面を参照すると、同様な要素に同様な参照番号が付与されており、図9及び13は実施形態の二例のとして画素センサセル100(図9)及び200(図13)を図示しており、これらは、各々、ゲート構造130の活性領域から横方向にずらされ、ある角度からの注入により形成された電荷収集領域126,226とコンタクトかとられたピン表面層188,288を有するピンフォトダイオード199,299を有する。
図9に示された構造の製造プロセスが、ここで、図3乃至9を参照して説明される。図3では、図2と同じく、断面図に沿って基板110が描かれている。例的目的として基板110はシリコン基板である。しかし、上述の如く、この発明は他の半導体基板にも等しく適用できるものである。
図3は、さらに、基板110内に形成された分離領域155を示しており、分離領域155は、例えばSiO又はSiO等のシリコン酸化物でもよい酸化物材料、オキシナイトライド、窒化シリコン、シリコンカーバイド等の窒化物材料、高温ポリマー等の誘電体材料、又は、他の適切な誘電体材料が充填されている。しかし、好ましい実施形態では、分離領域155はシャロートレンチ分離領域で、誘電体材料は、狭いトレンチに非常に効果的に充填される材料である、高密度プラズマ(HDP)酸化物である。従って、簡単に言えば、この出願では分離領域155はシャロートレンチ分離領域155と称される。このシャロートレンチ分離領域155は約1、000乃至約4、000オングストローム、さらに好ましくは、約2、000オングストロームの深さを有する。
さらに図3に示されているのはシリコン基板110上に形成された多層転送ゲートスタック130である。転送ゲートスタック130は、シリコン基板110上に成長又は堆積された第一のシリコン酸化物131,ドープされたポリシリコン又は他の適切な導電材料の導電層132,そして、第二の絶縁層133を備え、第二の絶縁層133は、例えば、シリコン酸化物(二酸化シリコン)、窒化物(窒化シリコン)、オキシナイトライド(シリコンオキシナイトライド)、ON(酸化物−窒化物)、NO(窒化物−酸化物)、又は、ONO(酸化物−窒化物−酸化物)で形成されてもよい。第一、第二の絶縁層131,133、そして、導電層132は、例えば、とりわけ、化学気相成長法(CVD)又はプラズマ励起化学気相成長法(PECVD)等の従来の堆積法で形成されてもよい。
この発明の実施形態では、以下においては、側部に側壁スペーサが無い転送ゲートスタック130について記載されるが、この発明はこの実施形態に限定されるものではないことが理解されるべきである。従って、この発明は、転送ゲートの両側に形成された絶縁側壁スペーサを有するゲートスタックの形成も意図するものである。必要であれば、側壁スペーサは、例えば、とりわけ、二酸化シリコン、窒化シリコン、シリコンオキシナイトライド、ON、NO、ONO、又は、TEOSで形成されてもよい。
必要であれば、多層転送ゲートスタック130の導電層132と第二の節煙層133との間にシリサイド層(図示されない)が形成されてもよい。有利なことに、このさらに形成されるシリサイド層は撮像素子回路設計において他のすべてのトランジスタのゲート構造が有してもよいものである。このシリサイド層は、チタニウムシリサイド、タングステンシリサイド、コバルトシリサイド、モリブデンシリサイド、又は、タンタルシリサイドでもよい。この加えられた導電層は、TiN/W又はWN/W等のバリア層/耐熱性金属でもよく、又は、完全にWNで形成されてもよい。
さらに図3に示されるように、STI領域155及び転送ゲート130を含む基板110上に絶縁層121が形成されてもよい。絶縁層121は、好ましくは、酸化又は堆積法により、約10オングストローム乃至約3、000オングストローム、さらに好ましくは、約20オングストローム乃至約1、000オングストロームの厚みに形成された酸化層でもよい。この発明の実施形態は、以下においては、転送ゲート130を含む基板110上部に形成された絶縁層121について記載されるが、この発明は、さらに、以下に記載される絶縁層121の形成が無い実施形態をも意図していることが理解されるべきである。
例的目的としてp型である第一導電型のドープ層又はウェル120も図3に示されている。当技術分野で知られているように、画素セルの活性領域直下の基板領域内にp型ドーパントを注入することにより、基板110内にp型ウェル120が形成されてもよい。p型ウェル120は、シャロートレンチ分離(STI)155並びにゲートスタック130の形成に続いて形成されてもよい。しかし、p型ウェル120は、シャロートレンチ分離(STI)155且つ又はゲートスタック130の形成の前に形成されてもよいことが理解されるべきである。p型ウェル120のドーズ量は、約1x1011乃至約3x1014原子/cmの範囲、そして、好ましくは、約1x1012乃至約3x1013原子/cmの範囲である。
(STI)領域155並びにゲートスタック130の形成に続いて、次に、第一のフォトレジスト層177が図3の構造上部に、図4に示されるように、約1、000乃至約20、000オングストロームの厚みに形成される。第一のフォトレジスト層177がパターニングされて、基板110上部領域の、電荷蓄積領域が形成される、ゲート構造130の略端部と分離領域155との間に第一の開口178が得られる。
図4に示されているように、開口178の一側上で、第一のフォトレジスト層177が完全に分離領域155を覆い、そして、フォトダイオードが形成されるフォトダイオード領域101まで延在するように、第一のフォトレジスト層177がパターニングされる。開口178の他側上では、第一のフォトレジスト層177はゲート構造130に一部のみを覆う。このようにして、ゲート構造130の電気的活性部分を表すゲート導電体132の側壁からの所定の第一のオフセット距離D(図4)だけ、第一のフォトレジスト層177はゲート構造130を覆わない。所定の第一のオフセット距離Dは、約100オングストローム乃至約6、000オングストローム、さらに好ましくは、約300オングストローム乃至約2、000オングストロームである。
図5は図4の構造の上面図を示している。
例的目的としてn型である第二導電型のド−パントを用いて第一の角度を持たせたド−パント注入179(図4)が行われて、画素セルの活性領域直下の基板110のフォトダイオード領域101内の第一の開口178を介してイオンが注入されて、図6に示されるように、n型領域126を形成する。注入されたnドープ領域126は転送ゲート130の端部と合わされて、光学的に発生する電子を集めるための、感光電荷記憶領域を形成する。
この発明の目的のため、文言「角度を持たせた注入」は、シリコン基板に垂直な零度以外の入射角で基板110に注入が行われることと定義され、零度はシリコン基板に垂直な角度である。従って、文言「角度を持たせた注入」は、基板に対して零度より大きく90度より小さい入射角で注入が行われることを意味する。
第一の角度を持たせたド−パント注入179(図4)は、イオン注入器内に基板110を置き、10KeV乃至1MeV、さらに好ましくは、30KeV乃至300KeVのエネルギで、第一の開口178(図4)を介して、基板110内に適切なn型ドーパントイオンを注入してnドープ領域126を形成する。図4に示されるように、砒素、アンチモン又は燐等のn型ドーパントイオンが、例えば、ゲート構造130と(x,y)平面に対して右から左方向に注入されてもよい。nドープ領域126(図6)における注入ドーズ量は、約1x1011乃至約1x1014原子/cmの範囲、そして、好ましくは、約5x1011乃至約1x1013原子/cmの範囲である。必要であれば、多重エネルギ注入によりnドープ領域126のプロファイルを調整してもよい。
ド−パント注入179の角度は、n型領域126がゲート構造130の端部と略一致するように、そして、STI領域155から第二のオフセット距離D(図6)だけ離れるように調整されてもよい。第二のオフセット距離Dは、約0オングストローム乃至約5、000オングストローム、さらに好ましくは、約500オングストローム乃至約3、000オングストロームである。
第一の角度を持たせたド−パント注入179の角度は注入エネルギ並びに第一のオフセット距離D(図4)によって変わる。従って、第一のオフセット距離Dは注入角度並びに注入エネルギによって厳密に制御することができる。第一の角度を持たせたド−パント注入179は基板110に対して約0乃至約60度、さらに好ましくは、約3乃至約30度で行われてもよい。
第一の角度を持たせた注入179(図4)に続いて、第一のフォトレジスト層177が、酸素プラズマ等の従来の技術により除去される。この点での構造が図6に示されている。
次に、第二のフォトレジスト層167(図7)が約1、000オングストローム乃至約20、000オングストロームの厚みで絶縁層121上に形成される。第二のフォトレジスト層167(図7)がマスクを用いてパターニングされ、第二の開口168を得る。このようにして、第二の開口168の一方の片側では、第二のフォトレジスト層167がゲート130とオーバラップする。第二の開口168の他方の片側では、第二のフォトレジスト層167が距離DだけSTI領域155(図7のSTI最右部領域)上に延在する。第三のオフセット距離D(図7)は、約0オングストローム乃至約5、000オングストローム、さらに好ましくは、約300オングストローム乃至約1、500オングストロームでもよい。角度を持たせた注入の結果、p型インプラント289がトランジスタ130のゲート端部から距離x=D=t+Htanθだけ離れ、ここで“t”は絶縁層121の側壁厚みで、“H”はトランジスタゲートスタック130上の絶縁層121の厚みを含むゲートスタックの高さである。距離Dは、約0オングストローム乃至約5、000オングストローム、さらに好ましくは、約300オングストローム乃至約3、000オングストロームである。
図8は図7の構造の上面図を示している。
例的目的としてp型である第一導電型のド−パントを用いて第二の角度を持たせたド−パント注入189(図7)が行われて、第二の開口168(図7)を介してイオンが注入されて、図9に示されるように、画素セルの活性領域直下の基板領域内で、距離DだけSTI領域155と横方向にオーバラップして、p型ピン表面層188を形成する。第二の角度を持たせたド−パント注入189が、例えば、ゲート構造130と(x,y)平面に対して左から右方向に、基板110に対する入射角が約0乃至約60度、さらに好ましくは、約0乃至約30度で行われてもよい。
図9に見られるように、注入されたp型ピン表面層188は、分離領域155の端部と合わされ且つコンタクトがとられ、そして、インプラント187の注入角度に応じて、オフセット距離Dだけゲートスタック130から横方向にずらされている。このように、ゲート構造130から横方向にずれることにより、p型ピン表面層188は転送ゲート領域近傍に如何なるバリアが形成されるのを防ぎ、さらに、如何なる転送ゲートオーバラップ領域の発生をも排除し、翻って、電荷収集領域126から浮遊拡散領域125への電荷転送に影響し、さらには、p型ウェル120を介して基板への電気的接続を良好にする。
イオン注入は、イオン注入器内に基板を置き、500eV乃至100keV、好ましくは、1KeV乃至30KeVのエネルギで、第二の開口168(図7)を介して、基板110内に適切なp型ドーパントイオンを注入してpドープ領域188を形成する。ボロン、ベリリウム、インヂウム又はマグネシウム等のp型ドーパントが第二インプラントとして用いられてもよい。p型ピン表面層188(図9)における注入ドーズ量は、約1x1012乃至約1x1014原子/cmの範囲、さらに好ましくは、約4x1012乃至約4x1013原子/cmの範囲である。
図7の第二の角度を持たせた注入189に続いて、第二のフォトレジスト層167が、例えば、酸素プラズマ等の従来の技術により除去され、図9に示されるような、領域188及び126を備えたpnpフォトダイオード199の形成が完了する。浮遊拡散領域125が、さらに、当分野で知られている方法で、電荷収集領域126と対向して、ゲート構造130近傍に形成される。
電荷収集領域126及びピン表面層188形成のための角度を持たせた注入の結果、従来の零度注入に比べ、角度を有して注入され横方向にずらされたピン表面層188、そして、角度を有して注入された電荷収集領域126により、フォトダイオード199内のイオン注入チャネリングが減少する。さらに、角度を持たせた注入により形成されたn型ドープ領域126が転送ゲート130の端部と合わされ、通常、転送ゲート130下部に発生する転送ゲートオーバラップ領域の発生を排除する。従って、n型電荷収集領域126から浮遊拡散領域125への電荷転送に影響を与える如何なる望ましくないバリア電位をも排除される。
リセットトランジスタ、ソースフォロアトランジスタ、そして、行選択トランジスタを含む画素センサセル100の装置がよく知られている方法により形成される。画素セル100内のゲート線と他の接続部分とを接続するコンタクト及び配線の形成に従来の処理工程が用いられてもよい。例えば、表面全体が、二酸化シリコン、BSG、PSG、又は、BPSG等の表面安定化層により覆われてもよく、表面安定化層は、必要に応じて、CPMにより平坦化され、エッチングされてコンタクトホールを形成し、コンタクトホールは金属化されて、リセットゲート、転送ゲート、そして、他の画素ゲート構造にコンタクトをもたらす。さらに、他の回路構造への従来の導体及び絶縁体の多層が画素センサセル構造間接続に用いられてもよい。
図10乃至13はこの発明のさらに他の実施形態を示し、ここでは、電荷収集領域226(図13)のみが角度を持たせた注入により形成される。図10の構造は図7の構造に類似するが、しかし、図10の構造では、ピン層288(図11)の形成には、表面直進p型注入(約零度の角度での注入と定義される)が行われ、第一の実施形態のような角度を持たせた注入189ではない。
直進注入169(図10)は、図11に示されるように、基板表面直下で、側壁絶縁物121の厚みに相当するゲート構造130から距離“t”だけ横方向にずらされた基板110の領域にボロン又はインヂウム等のp型イオンを注入するように実施される。p型ド−パントイオンが、500eV乃至約100keV、さらに好ましくは、約1keV乃至30keVのエネルギで、開口168を介して、基板110内に注入され、約10オングストローム乃至約3、000オングストローム、さらに好ましくは、約20オングストローム乃至約1、000オングストロームのオフセット距離“t”だけゲートスタック130の電気的に活性領域から横方向にずらされたp型ピン表面層288を形成する。これは堆積された絶縁層121の厚みを調整することにより達成される。p型ピン層288(図11)における注入ドーズ量は、約1x1012乃至約1x1014原子/cmの範囲、さらに好ましくは、約4x1012乃至約4x1013原子/cmの範囲である。
図12,13は、n型ドープ領域126(図6乃至9)の形成について上述した方法に類似の方法によるn型ドープ領域226の形成について示している。そこで、ゲート130に対して右から左方向の角度を有したドーパント注入179a(図12)がフォトレジスト層177(図12)内に形成された開口178を介して行われる。角度を有したドーパント注入179aは、例的目的としてn型の、第二導電型のドーパントを用いて行われ、画素セルの活性領域及び横方向にずらされたピン層288基板直下に、図13に見られるように、n型ドープ領域226を形成する。第一の実施形態では、注入されたn型ドープ領域126が転送ゲート130と合わされ、光学的に発生する電子を集めるための感光電荷記憶領域を形成する。
角度を持たせたド−パント注入179a(図12)は、イオン注入器内に基板110を置き、10KeV乃至1MeV、さらに好ましくは、30keV乃至300keVのエネルギで、開口178を介して、基板110内に適切なn型ドーパントイオンを注入して、p型ピン層288下部に位置するnドープ領域226を形成する。砒素、アンチモン又は燐等のn型ドーパントがゲート構造130に対して右から左方向に注入される。nドープ領域226(図13)における注入ドーズ量は、約1x1011乃至約1x1014原子/cmの範囲、そして、好ましくは、約5x1011乃至約1x1013原子/cmの範囲である。必要であれば、多重エネルギ注入によりnドープ領域226のプロファイルを調整してもよい。
上述の実施形態において、角度を持たせたド−パント注入179aに続いて、フォトレジスト層177が従来の技術により除去され、図13に示されるような、領域288及び226により形成されたpnpフォトダイオード299の形成が完了する。
上述の実施形態では、各ピン層188,288近傍に形成されたn型電荷収集領域を有するpnpフォトダイオード199(図9)及び299(図13)等のpnpフォトダイオードについて記載されたが、この発明はこの実施形態に限定されるものではないことが理解されるべきである。そこで、この発明は、角度を持たせた注入により形成されたp型電荷収集領域を備えたnpnフォトダイオードにも等しく適用できるものである。従って、転送ゲートがPMOSトランジスタに対応するように、すべての構造のドーパント並びに導電型タイプが当然ながら変化する。この発明はさらにpn又はnpフォトダイオード、即ち、「ピン」又は「表面」層を含まないフォトダイオードにも適用できる。
この発明は画素センサセル100(図9)及び200(図13)等の4T画素セルについて記載されたが、この発明は3トランジスタ(3T)セル、5トランジスタ(5T)セル、又は、6トランジスタ(6T)セルにも等しく適用できるものである。当分野で知られているように、3T画素セルは転送トランジスタが無いという点で4T画素セルと異なる。5T画素セルはシャッタトランジスタ又はCMOSフォトゲートトランジスタが追加されるという点で4T画素セルと異なる。例えば、図14乃至16は、リセットトランジスタゲート40の活性領域から横方向にずらされ、角度を持たせた注入により形成された電荷収集領域326とコンタクトがとられたピン表面層388を備えたピンフォトダイオード399を有する3T画素セル300(図16)の形成について示している。ピン表面層388並びに電荷収集領域326は、図3乃至13を参照して説明されたピン表面層188、288並びに電荷収集領域126、226の形成方法と類似の方法で行われる。図14は部分的に図5に類似しており、電荷収集領域326形成前の、フォトレジスト層177内の開口378の概略上面図を示している。図15は部分的に図8に類似しており、電荷収集領域326の形成に続き且つ表面層388形成前の、フォトレジスト層167内の開口368の概略上面図を示している。
この発明に従って製造された画素を有するCMOS撮像素子が接続された、プロセサをベースにした典型的なシステム600が図17に示されている。プロセサをベースにしたシステムは、CMOS撮像素子を含むことができるデジタル回路を有するシステムの例である。制限されることなしに、そのようなシステムは、コンピュータシステム、カメラシステム、スキャナ、マシン・ビジョン、カー・ナビゲーション、ビデオフォーン、監視システム、自動焦点システム、スタートラッカーシステム、動き検出システム、画像安定化システム、そして、高解像度テレビ用データ圧縮システムを含み、これらはすべてこの発明を適用できるものである。
コンピュータシステム等のプロセサをベースにしたシステムは、例えば、通常、中央処理ユニット(CPU)644を備え、これは、例えば、マイクロプロセサであり、バス652を介して入出力(I/O)装置646と通信を行う。CMOS撮像素子642がバス652を介してシステムと通信を行う。コンピュータシステム600は、さらに、ランダムアクセスメモリ(RAM)648を含み、そして、フロッピーディスクドライブ654,そして、コンパクトディスク(CD)ROMドライブ656又はフラッシュメモリカード657等の周辺機器をも含んでもよく、これらはバス652を介してCPU)644と通信を行う。プロセサ654,CMOS画像センサ642、そして、メモリ648を単一のICチップに集積することも望ましい。
この発明がCMOS画像素子の一部としての4T画像セルに言及して記載されたが、この発明は、CMOS画像素子の一部としての、各ピン層188,288近傍に形成されたn型電荷収集領域を有するpnpフォトダイオード199(図9)及び299(図13)等のフォトダイオードにも等しく適用できるものである。例えば、図18は、図5のフォトダイオードn型注入領域178に類似のフォトダイオードn型注入領域178を示しているCCD画像素子700の上面図を示している。図19は、図18のCCD画像素子700の一部、並びに、図8のフォトダイオードp型注入領域168に類似のフォトダイオードp型注入領域168を示している。
上記記載並びに図面は、この発明の特徴及び効果を達成する実施形態の例を説明するのみと考えるべきものである。特定処理条件並びに構造に対する変更並びに置き換えがこの発明の精神並びに範疇から逸脱することなく可能である。従って、この発明は上記記載並びに図面によって限定されるものと考えるものではなく、添付請求項の範囲によってのみ限定されるものと考えるべきものである。
CMOS画像センサ画素の一例の上面図である。 図1のCMOS画像センサの線2−2‘についての概略断面図である。 この発明のピンフォトダイオードの製造並びに処理の一段階を示す CMOS画像センサ画素の概略断面図である。 図3に示された段階の次の処理段階における図3のCMOS画像センサの一部分の概略断面図である。 図4のCMOS画像センサ画素の上面図である。 図4に示された段階の次の処理段階における図3のCMOS画像センサ画素の概略断面図である。 図6に示された段階の次の処理段階における図3のCMOS画像センサ画素の概略断面図である。 図7のCMOS画像センサ画素の上面図である。 図7に示された段階の次の処理段階における図3のCMOS画像センサ画素の概略断面図である。 図4に示された段階の次の処理段階における、そして、この発明の他の実施形態による図4のCMOS画像センサ画素の概略断面図である。 図10に示された段階の次の処理段階における図4のCMOS画像センサ画素の概略断面図である。 図11に示された段階の次の処理段階における図4のCMOS画像センサ画素の概略断面図である。 図12に示された段階の次の処理段階における図4のCMOS画像センサ画素の概略断面図である。 図5に示されたものと部分的に類似する製造段階における、この発明の一実施形態により形成された3T画素センサセルの上面図である。 図8に示されたものと部分的に類似する、図14に示された段階の次の製造段階における、図14の3T画素センサセルの上面図である。 図15に示された段階の次の製造段階における、線2−2‘についての図14の3T画素センサセルの概略断面図である。 この発明により製造されたCMOS画像センサを実装したコンピュータ処理システムの概略ダイアグラムである。 図5に示されたものと類似する製造段階におけるCCD画像センサの概略上面図である。 図8に示されたものと類似する製造段階における図18のCCD画像センサの概略部分図である。

Claims (62)

  1. 撮像装置において用いられるフォトダイオードであって、
    基板内に形成され、約0オングストローム乃至約5、000オングストロームの距離だけ電荷転送トランジスタのゲートの電気的活性部分から横方向にずらされている第一の導電型の第一の層と、
    光学的に発生する電荷を蓄積するために前記第一の層下部に形成された第二の導電型の電荷収集領域とを備え、前記電荷収集領域は前記トランジスタゲートの近傍にあり、前記ゲートが前記電荷収集領域に蓄積された電荷を前記第二の導電型のドープ領域に転送するフォトダイオード。
  2. 前記第一の層は約300オングストローム乃至約3、000オングストロームだけ前記電気的活性部分から横方向にずらされている請求項1に記載のフォトダイオード。
  3. 前記第一の層は表面層である請求項1に記載のフォトダイオード。
  4. 前記第一の層は前記基板内に形成された分離領域とコンタクトがとられている請求項1に記載のフォトダイオード。
  5. 前記第一の導電型はp型で、前記第二の導電型はn型である請求項1に記載のフォトダイオード。
  6. 前記第一の層は約1x1012乃至約1x1014原子/cmの注入ドーズ量でp型ドーパントによりドープされている請求項5に記載のフォトダイオード。
  7. 前記電荷収集領域は約1x1011乃至約1x1014原子/cmの注入ドーズ量でn型ドーパントによりドープされている請求項5に記載のフォトダイオード。
  8. 前記フォトダイオードはpnpフォトダイオードである請求項1に記載のフォトダイオード。
  9. 前記撮像装置は3T、4T、5T、又は、6T撮像装置のいずれか一つである請求項1に記載のフォトダイオード。
  10. 前記撮像装置はCCD撮像装置である請求項1に記載のフォトダイオード。
  11. 半導体基板上に形成されたトランジスタのゲート構造と、
    第一の導電型のピン層及び該ピン層下部に位置する第二の導電型のドープ領域を備え、前記ピン層が約0オングストローム乃至約5、000オングストロームの距離だけ前記ゲートの電気的活性部分から横方向にずらされており、前記ドープ領域がゲート側壁により前記ゲートの前記電気的活性部分から離れている、前記ゲート近傍のフォトダイオードとを備えた画像画素。
  12. 前記ピン層は約300オングストローム乃至約3、000オングストロームの距離だけ前記ゲートから横方向にずらされている請求項11に記載の画像画素。
  13. 前記ピン層は前記半導体基板内に形成された分離領域の近傍であり、且つ、前記分離領域とコンタクトがとられている請求項11に記載の画像画素。
  14. 前記第一の導電型はp型で、前記第二の導電型はn型である請求項11に記載の画像画素。
  15. 前記ピン層はボロン、ベリリウム、インヂウム、そして、マグネシウムより成る群から選ばれたドーパントによりドープされている請求項11に記載の画像画素。
  16. 前記ピン層は約1x1012乃至約1x1014原子/cmの注入ドーズ量でボロンによりドープされている請求項11に記載の画像画素。
  17. 前記フォトダイオードはpnpフォトダイオードである請求項11に記載の画像画素。
  18. 前記フォトダイオードはCCD撮像装置の一部である請求項11に記載の画像画素。
  19. 前記フォトダイオードはCCD撮像装置の一部である請求項11に記載の画像画素。
  20. 転送トランジスタのゲートの近傍にあり、前記ゲートはシリコン基板上に形成されている、第一の導電型の表面層と、
    前記表面層下部に位置する第二の導電型のドープ領域とを備え、前記ドープ領域の少なくとも一部が前記ゲートと前記表面層との間に位置し、前記ピン層は約0オングストローム乃至約5、000オングストロームの距離だけ前記ゲートから横方向にずらされている画像センサのフォトダイオード。
  21. 前記表面層は約300オングストローム乃至約3、000オングストロームの距離だけ前記ゲートから横方向にずらされている請求項20に記載のフォトダイオード。
  22. 前記表面層は前記シリコン基板内に形成された分離領域の近傍であり、且つ、前記分離領域とコンタクトがとられている請求項22に記載のフォトダイオード。
  23. 前記表面層及び前記ドープ領域は共に前記第一の導電型のドープ領域内に位置している請求項20に記載のフォトダイオード。
  24. 前記表面層は約1x1012乃至約1x1014原子/cmの注入ドーズ量で燐によりドープされている請求項20に記載のフォトダイオード。
  25. 前記画像センサはCMOS撮像装置である請求項20に記載のフォトダイオード。
  26. 前記画像センサはCCD撮像装置である請求項20に記載のフォトダイオード。
  27. プロセサと該プロセサに結合されたCMOS撮像装置とを備えたCMOS撮像システムであって、前記CMOS撮像装置は、
    基板内に形成されたフィールド分離領域と、
    前記フィールド分離領域近傍の画素とを備え、該画素は転送トランジスタのゲート近傍のpnpフォトダイオードを備え、該pnpフォトダイオードはp型表面層と該p型表面層下部に位置するn型ドープ領域とを備え、前記p型表面層が約0オングストローム乃至約5、000オングストロームの距離だけ前記ゲートの電気的活性部分から横方向にずらされているCMOS撮像システム。
  28. 前記p型表面層は約300オングストローム乃至約3、000オングストロームだけ前記ゲートの前記電気的活性部分から横方向にずらされている請求項27に記載のシステム。
  29. 前記p型表面層は前記フィールド酸化領域の近傍であり、且つ、前記フィールド酸化領域とコンタクトがとられている請求項27に記載のシステム。
  30. 前記p型表面層及び前記n型ドープ領域は共にp型ドープ領域内に位置している請求項27に記載のシステム。
  31. 前記p型表面層は約1x1012乃至約1x1014原子/cmの注入ドーズ量でボロンによりドープされている請求項27に記載のシステム。
  32. 画素センサセル用フォトダイオードの製造方法であって、
    基板上にトランジスタのゲートを形成し、
    前記基板内に第一の導電型の第一のドープ層を形成し、該第一のドープ層は所定の距離だけ前記ゲートの電気的活性部分から横方向にずらされ、
    第一の方向に、そして、前記第一のドープ層下部の前記基板の第一の領域において零度とは異なる前記基板に対する入射角度で第二の導電型のイオンを注入して、前記基板内で且つ前記第一のドープ層下部に、前記第二の導電型のドープ層を形成する方法。
  33. 前記第一のドープ層は、前記第一の導電型のイオンを零度とは異なる前記基板に対する入射角度で注入して形成される請求項32に記載の方法。
  34. 前記第一のドープ層は、前記第一の導電型のイオンを略零度程度の前記基板に対する入射角度で注入して形成される請求項32に記載の方法。
  35. 前記第一の方向は前記ゲートに対し、そして、前記基板内に対し右から左方向である請求項32に記載の方法。
  36. 前記第一のドープ層における注入ドーズ量は約1x1012乃至約1x1014原子/cmの範囲である請求項32に記載の方法。
  37. 前記第一のドープ層は、約0オングストローム乃至約5、000オングストロームだけ前記ゲートの前記電気的活性部分から横方向にずらされるように形成される請求項32に記載の方法。
  38. 前記第一のドープ層は、約300オングストローム乃至約3、000オングストロームだけ前記ゲートの前記電気的活性部分から横方向にずらされるように形成される請求項37に記載の方法。
  39. 前記第一のドープ層を形成する行為は、前記基板及び前記ゲート上にフォトレジスト層を形成し、該フォトレジスト層をパターニング並びにエッチングして前記基板の第二の領域を露出させ、該第二の領域は前記ゲートと少なくとも一つの分離領域との間に位置し、前記第二の領域は前記ゲートから前記所定距離ずらされる請求項32に記載の方法。
  40. 前記第二の導電型のドープ領域を形成する行為は、前記基板及び前記ゲート上にフォトレジスト層を形成し、該フォトレジスト層をパターニング並びにエッチングして、前記ゲートの側壁と少なくとも一つの分離領域との間に前記基板の前記第一の領域を露出させる請求項32に記載の方法。
  41. 前記第二の導電型のイオンを注入する行為は、前記ゲートと少なくとも一つの分離領域との間に位置する前記基板の前記第一の領域に零度とは異なる前記入射角度でドーパントを向けさせる請求項32に記載の方法。
  42. 前記ドープ領域の注入ドーズ量は約1x1011乃至約1x1014原子/cmである請求項32に記載の方法。
  43. 前記第一の導電型はp型で、前記第二の導電型はn型である請求項32に記載の方法。
  44. 前記フォトダイオードはpnpフォトダイオードである請求項32に記載の方法。
  45. 前記フォトダイオードはCMOS撮像装置の一部である請求項32に記載の方法。
  46. 前記フォトダイオードはCCD撮像装置の一部である請求項32に記載の方法。
  47. フォトダイオードの製造方法であって、
    シリコン基板内に少なくとも一つのシャロートレンチ分離領域を形成し、
    前記シリコン基板上に前記少なくとも一つのシャロートレンチ分離領域から離れてトランジスタゲートを形成し、
    前記シリコン基板内に第一の導電型の第一のドープ層を形成し、
    第一の方向に、そして、前記シリコン基板に対して零度とは異なる入射角度でイオンを注入して、前記第一のドープ層内に前記第一の導電型の第二のドープ層を形成し、該第二のドープ層は前記分離領域とコンタクトがとられ、そして、前記トランジスタゲートの電気的活性領域から所定距離だけ横方向にずらされ、
    第二の方向に、そして、前記シリコン基板に対して零度とは異なる入射角度でイオンを注入して、前記第一のドープ層内に第二の導電型のドープ領域を形成する方法。
  48. 前記第二のドープ層の注入ドーズ量は約1x1012乃至約1x1014原子/cmである請求項47に記載の方法。
  49. 前記第二のドープ層は、約0オングストローム乃至約5、000オングストロームだけ前記トランジスタゲートの前記電気的活性部分から横方向にずらされる請求項47に記載の方法。
  50. 前記第二のドープ層は、約300オングストローム乃至約3、000オングストロームだけ前記トランジスタゲートの前記電気的活性部分から横方向にずらされる請求項49に記載の方法。
  51. 前記ドープ領域を形成する行為は、前記第二のドープ層と前記転送ゲートとの間に少なくとも前記ドープ領域の一部を形成する請求項47に記載の方法。
  52. 前記ドープ領域の注入ドーズ量は約1x1011乃至約1x1014原子/cmの範囲である請求項47に記載の方法。
  53. 前記第一の方向は前記第二の方向と反対である請求項47に記載の方法。
  54. 前記フォトダイオードはCMOS撮像装置の一部である請求項47に記載の方法。
  55. 前記フォトダイオードはCCD撮像装置の一部である請求項47に記載の方法。
  56. pnpフォトダイオードの製造方法であって、
    基板内に少なくとも一つのフィールド酸化領域を形成し、
    前記基板上に前記少なくとも一つのフィールド酸化領域から離れてトランジスタゲートを形成し、
    前記基板内に第一のp型ドープ層を形成し、
    前記トランジスタゲート及び前記フィールド酸化領域上にフォトレジスト層を形成し、
    前記フォトレジスト層をパターニングして、第一の位置と第二の位置との間に延在する第一の開口を形成し、前記第一の位置はフォトダイオード領域上の第一の点に対応し、前記第二の位置は前記フィールド酸化領域上の第二の点に対応し、
    前記第一の開口を介して第一の角度を持たせた注入を行い、前記第一のp型ドープ層内にp型表面層を形成し、該p型表面層は前記基板上に形成されたゲート構造の電気的活性領域から横方向にずらされ、
    第二の角度を持たせた注入を行い、前記第一のp型ドープ層内にn型ドープ領域を形成し、該n型ドープ領域は前記第一のp型表面層下部に位置する方法。
  57. 前記p型表面層は所定の距離だけ前記トランジスタゲートの前記電気的活性部分から横方向にずらされる請求項56に記載の方法。
  58. 前記所定の距離は約0オングストローム乃至約5、000オングストロームである請求項56に記載の方法。
  59. 前記p型表面層の注入ドーズ量は約1x1012乃至約1x1014原子/cmである請求項56に記載の方法。
  60. 前記n型ドープ領域の注入ドーズ量は約1x1011乃至約1x1014原子/cmである請求項56に記載の方法。
  61. 前記pnpフォトダイオードはCMOS撮像装置の一部である請求項56に記載の方法。
  62. 前記pnpフォトダイオードはCCD撮像装置の一部である請求項56に記載の方法。
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