JP2009533202A5 - - Google Patents

Claims (20)

1. 遠位末端を有する管状壁であって、該遠位末端が、外表面、内表面、遠位末端表面、および該遠位末端表面を通って伸長するポートを含み、管状壁遠位末端の内表面が、前記ポートに通じている内部の腔（internal cavity）を少なくとも部分的に囲む、管状壁；
   遠位末端を含む、内部の腔内に配置されたコード；ならびに
   管状壁の遠位末端表面の遠位に配置され、かつ前記ポート内に配置された伸長部を含むインプラントであって、該伸長部が、前記コードの遠位末端に取り外し可能に嵌合するように構成された、インプラント
   を含む、治療用インプラントの送達および回収用装置。
2. 伸長部が伸長軸を含み、該伸長部が、管状壁の遠位末端表面に対して伸長軸の周りを回転可能である、請求項1記載の装置。
3. 伸長軸が、管状壁の縦軸に対して既定の角度で配置される、請求項2記載の装置。
4. 内部の腔内で管状壁の縦軸の方向に移動可能である伸長部が、嵌合部材が完全に内部の腔内に配置された近位末端を含む、請求項1〜3のいずれか一項記載の装置。
5. 管状壁が、内部の腔を取り囲む連続的な内部放射状表面を有する同心円の環状部分をさらに含む、請求項1〜4のいずれか一項記載の装置。
6. 管状壁、近位末端、遠位末端、遠位末端ポート、管腔（lumen）、遠位末端ポートの近位の規定の距離にある中間壁であって管状壁から管腔内に部分的に伸長する中間壁、を有するチューブ；
   管腔内に配置され、かつ中間壁を越えて遠位に伸長するコード；ならびに
   遠位末端ポートを通って伸長する伸長部を含むインプラントであって、該伸長部が管腔内の前記コードに取り外し可能に嵌合するように構成された、インプラント
   を含む、治療用インプラントの送達および回収用装置。
7. コードの一部が、管腔に配置された遠位表面を有する拡大部分を有する、請求項6記載の装置。
8. チューブが、近位末端と遠位末端との間の中央部をさらに含み、該中央部が、管状壁の柔軟性を増加させるよう構成される、管状壁を少なくとも部分的に通って伸長する少なくとも一区分を含む、請求項6または7記載の装置。
9. 少なくとも一区分が、管状壁の削られた区分、溝、間隙、穴、螺旋状の刻み目、および減らした厚みからなる群より選択される、請求項8記載の装置。
10. チューブが縦軸をさらに含み、管状壁が近位末端および遠位末端で該縦軸を取り囲み、管状壁が中央部の一部で部分的に該縦軸を取り囲む、請求項8または9記載の装置。
11. 管状壁が、管状壁の近位部分の長さに及ぶ第一の柔軟性プロフィール、管状壁の中央部の長さに及ぶ第二の柔軟性プロフィール、および管状壁の遠位部分の長さに及ぶ第三の柔軟性プロフィールを有し、第三の柔軟性プロフィールの柔軟性が遠位部分の長さにわたって変化する、請求項8〜10いずれか一項記載の装置。
12. 少なくとも一区分に配置された放射線不透過性のマーカーをさらに含む、請求項8〜11のいずれか一項記載の装置。
13. 患者の血管系内に送達されるように構成された送達チューブ；
    管状壁軸を有する柔軟な管状壁を含み、かつ近位末端、遠位末端、それらを通る管腔を有する位置付けチューブであって、該位置付けチューブが、前記送達チューブの内部に配置されるように構成され、該遠位末端が、少なくとも部分的に内部の腔を囲む遠位壁を有し、かつポートが内部の腔と通じている、位置付けチューブ；
    前記位置付けチューブと嵌合し、かつオペレータによって作動されるように構成されたアクチュエータ；
    前記アクチュエータに連結した近位末端と、ポートに向かって遠位方向におよびポートから離れて近位方向に移動するように構成された遠位末端とを有する、前記位置付けチューブの管腔を通って伸長するコード；ならびに
    前記ポートに配置されるよう構成された近位伸長部を有するインプラント
    を含む、患者内でインプラントを位置付けるための装置であって、
    コード遠位末端がポートに向かって遠位方向に移動する場合、近位伸長部がコード遠位末端と嵌合するように構成され、かつコード遠位末端がポートから離れて近位方向に移動する場合、近位伸長部が放出されるように構成されている、装置。
14. コード遠位末端が、ポート内へ遠位方向に移動するよう構成されている、請求項13記載の装置。
15. ポートが、管状壁軸に直交する開放部を含み、該開放部の寸法が、管状壁の内部直径より小さい、請求項13または14記載の装置。
16. ポートが、管状壁の内部直径より小さい軸方向直交開放部寸法を有し、
    コードが、前記ポートの開放部寸法より小さい軸方向直交寸法を有し、かつ
    インプラント近位伸長部が、前記コードの寸法と該伸長部の寸法との合計が開放部寸法より大きくなるように大きさを決められかつ構成された軸方向直交寸法を有する、
    請求項15記載の装置。
17. コード遠位末端が、遠位壁の近位表面を有するアバットメント内に遠位方向に移動してポートの一部を閉塞するように構成される、請求項13〜16のいずれか一項記載の装置。
18. 近位伸長部がボールを含む、請求項13〜17のいずれか一項記載の装置。
19. インプラントが神経コイルを含む、請求項13〜18のいずれか一項記載の装置。
20. 位置付けチューブを送達チューブ内に挿入することおよび送達チューブを通ってスライドさせることを容易にするために該位置付けチューブにスライド外部表面を提供することを目的として該位置付けチューブの周りに位置付けられた位置付けチューブスリーブをさらに含む、請求項13〜19のいずれか一項記載の装置。