JP2009523678A - エレベータ制御に用いるビデオ補助式システム - Google Patents

エレベータ制御に用いるビデオ補助式システム Download PDF

Info

Publication number
JP2009523678A
JP2009523678A JP2008550283A JP2008550283A JP2009523678A JP 2009523678 A JP2009523678 A JP 2009523678A JP 2008550283 A JP2008550283 A JP 2008550283A JP 2008550283 A JP2008550283 A JP 2008550283A JP 2009523678 A JP2009523678 A JP 2009523678A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
elevator
video
passenger
control system
data
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2008550283A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5318584B2 (ja
Inventor
リン,リン
ション,ジュ
フィン,マシュー,アラン
ペング,ペイ‐ヤン
カン,ペンジュ
アタラ,マウロ
ミスラ,メグナ
ネッター,クリスチャン,マリア
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Otis Elevator Co
Original Assignee
Otis Elevator Co
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Otis Elevator Co filed Critical Otis Elevator Co
Publication of JP2009523678A publication Critical patent/JP2009523678A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5318584B2 publication Critical patent/JP5318584B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B66HOISTING; LIFTING; HAULING
    • B66BELEVATORS; ESCALATORS OR MOVING WALKWAYS
    • B66B1/00Control systems of elevators in general
    • B66B1/34Details, e.g. call counting devices, data transmission from car to control system, devices giving information to the control system
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B66HOISTING; LIFTING; HAULING
    • B66BELEVATORS; ESCALATORS OR MOVING WALKWAYS
    • B66B1/00Control systems of elevators in general
    • B66B1/02Control systems without regulation, i.e. without retroactive action
    • B66B1/06Control systems without regulation, i.e. without retroactive action electric
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B66HOISTING; LIFTING; HAULING
    • B66BELEVATORS; ESCALATORS OR MOVING WALKWAYS
    • B66B1/00Control systems of elevators in general
    • B66B1/34Details, e.g. call counting devices, data transmission from car to control system, devices giving information to the control system
    • B66B1/46Adaptations of switches or switchgear
    • B66B1/468Call registering systems
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B66HOISTING; LIFTING; HAULING
    • B66BELEVATORS; ESCALATORS OR MOVING WALKWAYS
    • B66B3/00Applications of devices for indicating or signalling operating conditions of elevators
    • GPHYSICS
    • G05CONTROLLING; REGULATING
    • G05DSYSTEMS FOR CONTROLLING OR REGULATING NON-ELECTRIC VARIABLES
    • G05D1/00Control of position, course or altitude of land, water, air, or space vehicles, e.g. automatic pilot
    • GPHYSICS
    • G05CONTROLLING; REGULATING
    • G05DSYSTEMS FOR CONTROLLING OR REGULATING NON-ELECTRIC VARIABLES
    • G05D3/00Control of position or direction
    • G05D3/12Control of position or direction using feedback
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B66HOISTING; LIFTING; HAULING
    • B66BELEVATORS; ESCALATORS OR MOVING WALKWAYS
    • B66B2201/00Aspects of control systems of elevators
    • B66B2201/40Details of the change of control mode
    • B66B2201/46Switches or switchgear
    • B66B2201/4607Call registering systems
    • B66B2201/4638Wherein the call is registered without making physical contact with the elevator system

Abstract

エレベータ制御システム(24)が、ビデオ監視システムから受信した乗客データに基づいて、エレベータの配車およびドア制御を行う。ビデオ監視システムは、少なくとも1つのビデオカメラ(12)からのビデオ入力を受信するように接続されたビデオプロセッサ(16)を含む。ビデオプロセッサ(16)は、ビデオカメラの視野内にいる対象物を追跡し、追跡対象物の各々に関連した乗客データのパラメータを計算する。エレベータ制御装置(24)は、ビデオプロセッサ(16)から送られた乗客データに部分的に基づいて、エレベータ配車装置(26)、ドア制御装置(28)、セキュリティシステム(30)に送る。また、セキュリティシステムは、アクセス制御システム(14)からのデータに部分的に基づいて作動する。

Description

本発明は、概して、エレベータ制御の分野に関し、詳しくは、エレベータの配車、ドア制御、アクセス制御に関し、さらにはセキュリティシステムとの統合に関する。
エレベータの性能は、多くのファクタに由来する。一般のエレベータの乗客にとって最も重要なファクタは、時間である。時間に基づくパラメータが小さくなるほど、エレベータのサービスに関する乗客の満足度が向上する。乗客にとってエレベータの性能に関わる全体の時間は、3つの時間に細分化することができる。
第1の時間は、乗客がエレベータの乗り場でエレベータが来るのを待つ時間であり、これを、以下、「待ち時間」と呼ぶことにする。一般に、待ち時間は、乗客がエレベータの呼びボタンを押したときから、乗客のいる階にエレベータが到着するときまでの時間である。待ち時間を短縮する方法は、複合アルゴリズムを使って乗客の要求するサービスを予測することや、エレベータを適当な階に配車する所要時間を短縮することである。
第2の時間は、「ドア一時停止時間」すなわちドアが開いている時間であり、乗客がエレベータに乗り降りすることが可能な時間である。待っている乗客の全員がエレベータかごに乗り降りした後のエレベータのドアが開かれたままの時間を短縮することは有益である。
第3の時間は、「乗車時間」すなわち乗客がエレベータ内で過ごす時間である。多くの乗客がエレベータに乗っている場合、乗車時間は、多くの中間の階に停止する時間も含む。
乗客がエレベータの乗り場で費やす待ち時間を短縮するために、多くのアルゴリズムが発達している。例えば、いくつかのエレベータ制御システムにおいては、どの階にエレベータを配車するか、どの階にエレベータを停止させるか、を1日の時刻に応じて決めるために乗客の流出入データを用いる。一般に、呼びボタンを押してエレベータの配車を要求することにより、1つのエレベータが要求階に配車される。エレベータの収容人数よりも多くの人が要求階で待っている状況では、少なくとも幾人かの乗客は、第1のエレベータが去ってから呼びボタンを再び押して第2のエレベータを要求し、要求階に配車されるまで待たなければならない。これにより、少なくとも幾人かの乗客の全体の待ち時間が長引いてしまう。同様の状況において、満員に収容された乗客を運んでいる特定のエレベータかごが、エレベータサービスが要求される階ごとに停止する場合がある。この場合、新しい乗客は一人もエレベータに乗り込むことができないので、エレベータ乗り場で待っている乗客の待ち時間を長引かせてしまうとともに、エレベータに乗っている乗客の乗車時間を不必要に長引かせてしまう。
また、エレベータシステムの多くが、アクセス制御システムおよびセキュリティシステムに統合されている。これらのシステムの目的は、認証されていない人間がセキュリティ領域にアクセスできないように、必要な応じて検知することである。エレベータは、建物内の多くの位置へのアクセスポイントとして動作するので、エレベータドアおよびエレベータかごは、アクセスの制限を実行する位置として適している。従来のアクセス制御システムを打ち破る「カードパスバック方式」や「ピギーバック方式」などの多くの方式が企てられている。カードパスバック方式とは、(一般には、読み取りカードを使って)認証されたユーザが、自分のカードを認証されていないユーザに提供して、認証されたユーザと認証されていないユーザが共にセキュリティ領域へアクセスできるようにしてしまう行為である。ピギーバック方式とは、認証されていないユーザが認証されたユーザから提供してもらった認証を使って、セキュリティ領域へアクセスしようとする行為である(認証されたユーザが知っている場合も知らない場合もある)。
従って、改良されたセキュリティシステムないしアクセス制御システムを提示するとともに、乗客が待たされる時間を短縮することができるエレベータシステムを設計することが有用である。
本発明においては、ビデオ監視システムが、エレベータ制御システムに乗客データを提供する。ビデオ監視システムは、エレベータドアの外側領域を監視するように設置された少なくとも1つのビデオカメラからビデオ入力を受信するように接続されたビデオプロセッサを含む。ビデオプロセッサは、ビデオカメラによって提供された連続的なビデオ映像を使って、エレベータドアの外側に存在する対象物を追跡する。ビデオプロセッサは、受信したビデオ入力に基づいて、追跡対象物の各々に関連した多くのパラメータを計算する。これらのパラメータは、エレベータ制御システムに送信される。エレベータ制御システムは、これらのパラメータを使って、エレベータかごの配車装置とエレベータドアの開閉制御装置とを効率よく作動させる。
図1Aおよび図1Bは、本発明の、ビデオ補助式エレベータ制御システム10aおよびアクセス制御システム10b(「エレベータシステム」)をそれぞれ概略的/機能的に示すブロック図である。図1Aにおいては、エレベータシステム10aは、ビデオカメラ12、アクセス制御システム14、ビデオプロセッサ16、エレベータかご18、エレベータドア20、エレベータ乗り場呼びボタン22、エレベータかご制御パネル23、および制御システム24を含む。制御システム24は、エレベータ配車装置26、ドア制御装置28およびセキュリティシステム30に制御信号を提供する。ビデオカメラ12の主目的がセキュリティシステム30の一部である場合があり、その場合は、ビデオプロセッサ16は、本発明の目的のために既存のカメラ12を使用する。図1Bにおいては、エレベータシステム10bは、エレベータかご18の内部に関してビデオプロセッサ16にビデオ入力を提供するために、エレベータかご18の内部に配置された第2のビデオカメラ32をさらに備える。ビデオカメラ12のように、ビデオカメラ32が本発明における使用以外を主な目的とする場合には、ビデオプロセッサ16は、本発明の目的のために既存のカメラを使用する。
図1Aおよび図1Bの両方において、制御システム24は、エレベータかご18、エレベータ呼びボタン22およびビデオプロセッサ16から受信した入力信号に基づいて、エレベータの配車装置26、ドア制御装置28およびセキュリティシステム30に制御信号を送信する。制御システム24は、図1Aおよび図1Bにおいては単一のブロックで示されているが、他の実施例においては、エレベータの配車、ドア制御装置および/またはセキュリティシステムのそれぞれに対して独立した制御装置を使用してもよい。エレベータ配車装置26に送信される制御信号は、エレベータかご18の(1つまたは複数の)目的階を決定する。ドア制御部28に送信される制御信号は、エレベータドア20が開いているか閉じているかを判断する。セキュリティシステム30へ送信される制御信号は、ビデオプロセッサ16が検知した認証されていない乗客ないし対象物の存在あるいはセキュリティ上の問題を、セキュリティシステムに対して警告する。
エレベータ呼びボタン22からの入力は、エレベータドア20付近にエレベータサービスを待っている乗客が存在することを制御システム24に知らせる。この入力の仕方は、乗客がエレベータドア20に達して外部の呼びボタン22を押し、彼/彼女のいる階にエレベータサービスを要求するという、たいていのエレベータシステムに共通のものである。この呼びに応答して、制御システム24は、適切な階にエレベータかご18を配車する。乗客は、エレベータかご18に乗り込むと、所望の階の位置に対応する制御パネル23上のボタンを押し、制御システム24は、所望の階にエレベータかご18を配車する。
ビデオプロセッサ16は、制御システム24にエレベータの乗客に関する追加的な情報を与えるように、制御システム24に乗客データを送信する。本発明の実施例の全体に亘って使われる「対象物」という用語は、概して、ビデオプロセッサが背景として識別しない種々の物体のことを指す。一般に、「対象物」という用語は、ビデオカメラの視野領域において有益な情報を提供するように設計されたビデオ処理アルゴリズムが注目する点である。「乗客」という用語は、エレベータの乗客または潜在的にエレベータの乗客となり得る(人、カート、荷物などを含む)対象物を総称する。実際には、多くの場合、対象物は乗客である。しかし、図3を参照して説明するように、ビデオプロセッサ16は、ある場合においては、ある対象物が乗客ではない可能性があると判断し、それを人以外のものとして分類する。一実施例においては、ビデオプロセッサ16は、乗客として分類された対象物のみに対応するデータ(乗客データ)を制御システム24に送信する。他の実施例においては、対象物が乗客であるか否かの分類に関わりなく、乗客データが計算されて制御システム24に提供される。
制御システム24は、ビデオプロセッサ16から提供された乗客データを、エレベータかご18およびエレベータ呼びボタン22から提供されたデータと組み合わせて使用し、エレベータシステム10の性能(例えば、待ち時間、ドア一時停止時間および乗車時間)を向上させる。例えば、ビデオプロセッサ16が早期に乗客を検知することにより、乗客が呼びボタン22を押す前に、制御システム24がエレベータかご18を特定の階へ配車させることができる。
図1Aに示すように、ビデオプロセッサ16は、ビデオカメラ12からビデオの映像を受信し、アクセス制御システム14からアクセス制御データを受信する。ビデオカメラ12は、エレベータドア20の外側の通行を監視する方向に向けられている。ビデオカメラ12の向きは、エレベータドア20の位置および開閉方向に基づいて決めることができる。図1Aに示すように、ビデオカメラ12の視野内に存在する対象物を監視することができるように、ビデオカメラ12は、エレベータドア20を横切ることを優先して配置される。あるいは、ビデオカメラ12が一台のみである場合(図1A参照)、そのカメラをエレベータかご18の内部に配置することにより、図1Aに示される視野R1と実質的に同じ視野を得ることができるが、これはエレベータドア20が開いるときだけである。ビデオカメラ12が捕捉したビデオデータは、ビデオプロセッサ16に提供されてビデオ解析される。多くのビデオ解析法を採用することができる。例えば、IntelliVision Company社製のIntelligent Video(登録商標)というソフトウェアは、ビデオプロセッサ16がビデオカメラ12の視野内に存在する対象物を追跡して種類別に分類することができるビデオ内容解析(VCA)を提供する。追跡は、第1の位置において検知された対象物と第2の位置において検知された対象物とが同一のものであるか否かを識別して関連付ける能力として定義される。対象物を追跡する能力によって、ビデオプロセッサ16が特定の対象物の方向や速度などの計算を実行することができる。ビデオプロセッサ16は、追跡された対象物の各々について、位置、速度、方向および加速度などの多くの変数を計算する。分類は、人、動物または鞄であるか否かなどについて対象物の種類を識別する能力として定義される。ビデオプロセッサ16は、追跡対象物が乗客である可能性を判断し、乗客として分類された対象物に関して乗客データを計算する。
図1Bに示すように、エレベータかご18内に配置された追加的なビデオカメラ32は、エレベータかご18の内部に関するビデオ入力をビデオプロセッサ16に送信する。ビデオプロセッサ16は、送信されたビデオ入力に基づいて多くのパラメータを計算し、これらのパラメータは、次に、制御システム24に送信される。例えば、ビデオプロセッサ16は、エレベータかご18内の乗客数や他の使用パラメータの数値を測定するとともに、後から乗ってくる乗客のためのエレベータかごの空きスペースを測定する。制御システム24は、これらのパラメータを使って、エレベータかご18の配車ならびにエレベータドア20のドア制御に関して判断する。例えば、ビデオプロセッサ16が、後から乗ってくる乗客のための空きスペースがエレベータかご18にないと判断した場合、制御システム24は、待っている乗客がいる階をとばしてエレベータかご18を運行させる。こうして、満員に収容されたエレベータが乗車階に停止することによってエレベータかご内の乗客の乗車時間を長引かせてしまう状況を回避するとともに、他のエレベータが配車されるまで待たなければならない乗客の待ち時間を長引かせてしまう状況を回避することができる。
図1Aおよび図1Bに示すように、ビデオプロセッサ16は、ビデオカメラ12の視野を2つの領域R1,R2に分割する。領域R1は、ビデオカメラ12の視野と同一の広がりをもち、ビデオプロセッサ16が対象物を追跡する領域を画定する。領域R2は、エレベータの乗客がエレベータかご18の到着を待つときの領域とほぼ同一の広がりをもつ、エレベータドア20の周囲の領域を画定する。R2の範囲内だけで対象物を追跡し続けるのではなく、ビデオプロセッサ16は、(エレベータかご18の内側からではなく)適当な軌跡で領域R2へ侵入する対象物が恐らくはエレベータを待っている乗客であると判断する。これにより、ビデオプロセッサ16は、エレベータかご18を待っている乗客数の正確なカウントを維持することができる。
図1Aおよび図1Bにおいては、アクセス制御システム14は、対象物ないし乗客についての認証つまりアクセスステータスに関する入力をビデオプロセッサ16に提供する。アクセス制御を実施するために、乗客ステータスの遠隔認証、エレベータドア認証およびエレベータかご認証を含むいくつかの方法を使うことができる。遠隔認証では、無線認識票カードを使用して、乗客がエレベータドア20に近づくときに、アクセス制御システム14が乗客認証を判定することができる。エレベータドア認証では、乗客がエレベータかご18に乗り込む前に、エレベータドア20において乗客認証を判定する。認証を実行するためには、認証を受ける人のみが知り得るもの(例えば、パスワード、認証を受ける人の持ち物(例えば、機械で読み取り可能な認識カード)、あるいは認証を受ける人が誰であるかを示すもの(例えば、指紋、声または顔などの生物学的な認証特徴)を使うことなどの1つまたは複数の周知の手段を用いることができる。ビデオプロセッサ16が、アクセス制御システム14の認証機能を追加的に実行し得るので、顔を認識することが特に有利となり得る。
図1Bに示すようにビデオカメラ32があることによって、ビデオプロセッサ16は、(ビデオプロセッサ16がエレベータドア20の外側で待っている乗客に認証を関連付ける図1Aのシステムと対比して)エレベータかご18の内側にいる乗客に認証を関連付けることができる。ビデオプロセッサ16は、エレベータ乗客の各々に関連付けられた認証データを制御システム24に送信する。図4を参照して以下に詳細に説明するように、制御システム24は、送られてきた認証データに基づいて、セキュリティ侵害を検知することができ、これを防ぐことができる可能性がある。
ビデオプロセッサ16は、ビデオカメラ12(および図1Bに示すビデオカメラ32)からのビデオ入力と、アクセス制御システム14からの認証データと、に基づいて乗客として分類された追跡対象物の各々についての乗客データを制御システム24に提供する。ビデオプロセッサ16から制御システム24へ提供される乗客データパラメータのリストを以下に示すが、これらに限定しない。
(1)推定到着時刻
(2)到着の確率
(3)共分散
(4)対象物の種類(人、鞄、車椅子など)
(5)対象物の寸法(占められる床の寸法)
(6)エレベータを待っている乗客の数
(7)対象物の認証
これらのパラメータの各々の有用性を示すために、図1Aに示す乗客P1,P2,P3に関連して以下に説明する。この例においては、乗客P1は、領域R2内においてエレベータドア20の外側で待っており、乗客P2は、領域R1内においてエレベータドア20に向かって歩いており、乗客P3は、領域R1内においてエレベータドア20から離れるように歩いている。ビデオプロセッサ16は、乗客として分類された対象物の各々について、制御システム24に一式の乗客データを提供する。上記に説明したように、他の実施例においては、ビデオプロセッサ16は、対象物が乗客として分類されているか否かに関わらず、(位置、速度、方向、加速度などの)乗客データを制御システム24に提供する。
[推定到着時刻、到着の確率および共分散]
推定到着時刻は、識別された対象物が、例えばエレベータドア20などの特定の位置に到着するまでの所要時間の予測である。到着の確率は、識別された対象物がエレベータドア20などの特定の位置に到着する確率である。共分散は、推定到着時刻および到着の確率についての信頼度を示す統計上の数値である。これら3つのパラメータの各々は、互いに密接に関連するので、これらを一緒に説明する。
図2Aおよび図2Bは、ビデオプロセッサ16が、共分散、推定到着時刻および到着の確率をどのように計算するかの実施例を示す。図2Aは、x−y座標系に画定されたエレベータドア33を示す。x−y座標系にバウンディングボックス34t,34t-1,34t-2,34t-3で示される4つの時刻において、1つの対象物が追跡されている。追跡対象物がバウンディングボックス内に含まれるように、各バウンディングボックスが画定されている。一実施例においては、ビデオプロセッサ16が、特定のフレーム内で関連した協調した動きを示すものと識別したすべての画素を含むように、各バウンディングボックスがつくられている。各バウンディングボックス34t,34t-1,34t-2,34t-3の中心に、それぞれ、重心35t,35t-1,35t-2,35t-3を確定する。各バウンディングボックスの中心に重心を確定することにより、位置、速度、方向などの対象物パラメータを計算するための点を提供することができる。重心を使って対象物パラメータを計算することにより、視野内に存在する対象物の実際の位置を決めるときの誤差を小さくする。この問題は、特に人々の動きを追跡するときに関連がある。
ビデオプロセッサ16は、重心35t,35t-1,35t-2,35t-3に関して計算された対象物パラメータ(例えば、位置、速度、方向など)に基づいて、ライン36で示される対象物の予測経路を決定する。ライン36で示される予測経路は、追跡対象物の最も確率の高い未来の位置を確定する。追跡対象物の現在の位置(すなわち重心35t)と、予想経路によって決められる位置までの距離と、を含む対象物パラメータに基づいて、ビデオプロセッサ16は、追跡対象物がx−y座標系の特定の点に到達するときの推定時刻を確定する。到達時刻の推定は、対象物がエレベータ呼びボタン22またはエレベータドア20に近づくにつれて遅くなることまで見越すことなどの、対象物の動きをさらに複雑な場合まで予測してもよい。従って、推定到着時刻は、エレベータドア33の位置を示すx−y座標に追跡対象物が到達する最も確率の高い時刻である。到着の確率は、エレベータドア33の位置を示すx−y座標に追跡対象物が移動する確率である。
図2Bは、エレベータドア33(図2Aを参照)に到着しようとする追跡対象物に関連した共分散を2次元で表示したものである。軸38は、エレベータドア33の位置の広がりと同じ広がりとなるように、x−y座標軸系に確定されている。軸39は、図2Aのライン36によって示される乗客の予想経路に沿って、x−y座標軸系に確定されている。共分散は、ビデオプロセッサ16が到着の確率や推定到着時間を計算するときに用いる信頼度ないし確実性を確定する。
一実施例においては、共分散分布は、ターゲットの動力学、状態の推定、不確定な伝播、およびプロセスにおける統計上の定常性などを含むファクタに基づいて、拡張カルマンフィルタ(EKF)を用いて計算される。ターゲットの動力学とは、周囲環境に関して追跡対象物に与えられる物理的束縛などの、追跡対象物がどのように動き得るかというモデルを含む(すなわち、追跡対象物が視野内に位置する柱を通り抜けることはできない)。状態の推定には、それ以前の時点での対象物に関連した対象物パラメータ(例えば、位置、速度、方向)が含まれる。すなわち、追跡対象物が以前の状態のパラメータによって示される方向を何回も変える場合、追跡対象物が特定の方向へ動くことについての信頼度が低下する。不確定な伝播は、データの測定プロセスやデータのばらつきなどの周知の不確定要素を考慮している。プロセスにおける統計的な定常性とは、基礎となるプロセスに関してつくられた過去の統計的推測が同じままであると想定することである。
共分散分布は、グラフ上において、追跡対象物が移動する場所に関しての計算ならびに追跡対象物が特定の位置に到着する時刻に関しての計算についての信頼度を示す。軸38に沿って取られた共分散プロファイルは、追跡対象物が未来に存在する位置についての確率を提供する。追跡対象物の最も確率の高い位置は、共分散分布のピークによって確定される。追跡対象物の予想経路が(図2Aに示すように)変化することに伴って、共分散分布のピークが変化する。軸39に沿って取られた共分散分布プロファイルは、目的対象物がエレベータドア33に到達する時刻についての確率ないし信頼度を提供する。共分散分布のピークは、追跡対象物がエレベータドア33に到達するときの最も確率の高い時刻を示す。
(例えば、到着や時刻などの)特定の推定に関する信頼度は、共分散分布の尖鋭度によって確定される。すなわち、平坦な分布は、特定の推定についての信頼度が低いことを示し、鋭いピークは、特定の推定についての信頼度が高いことを示す。例えば、図1Aに示すように、乗客P2がエレベータドア20へ向かって移動するにつれて共分散分布の尖鋭度が鋭くなり、乗客P2が特定の時刻にエレベータドアに到着することの信頼度と、乗客P2がエレベータドア20へ到着することの信頼度と、が増大する。
乗客P3などのエレベータドア20から離れていく乗客に対しては、乗客P3がエレベータドア20に到達することに関する共分散分布は、乗客P3が特定の時刻にエレベータドア20に到着することの信頼度が低いことを示すだけでなく、乗客P3がエレベータドア20に到着することの信頼度が低い(平坦な分布)ことを示す。
(乗客P1などの)乗客がエレベータドア20に到達したとき、乗客は、一般には、動きを止める。推定到着時刻の共分散は、位置、速度および方向に基づくので、既に動いていない乗客の場合(すなわち、速度=0、方向=未決定)、共分散の計算による推定到着時刻に関する信頼度は失われる(低い尖鋭度)。この問題を解決するために、図1Aに示すように、エレベータドア20の周囲に領域R2が確定されている。ビデオプロセッサ16は、領域R2に侵入するすべての追跡対象物が実際にエレベータの乗客になることを想定する。ビデオプロセッサ16は、それらの追跡対象物を、待っている乗客であると特定し、推定到着時刻をゼロとする。ビデオプロセッサ16は、待っている乗客の数の追跡を継続しつつ、このパラメータを乗客データパラメータの一部としてエレベータ制御装置24に提供する。
平均推定到着時刻、到着の確率、および推定到着時刻の共分散を提供することにより、乗客が呼びボタン22を押す以前に(例えば、乗客P2についての推定到着時刻、到着の確率および共分散の計算に応じて)、制御システム24がエレベータ18かごを乗り場階に配車することができるようにする。さらに、制御システム24は、追加の乗客がエレベータドア20に到着すると予想されるか否かに基づいて、いつエレベータドア20を閉めるべきかを決めることができる。例えば、ビデオプロセッサ16が、高レベルの信頼度で、乗客(例えば、乗客P2)が所定の時間内にエレベータドア20に到達すると判断した場合、制御システム24は、時間を延長してエレベータドア20を開け続けることを決める。逆についても言え、ビデオプロセッサ16が他の乗客(例えば、乗客P3)についての推定到着時刻を高レベルの信頼度で判断しない場合、制御システム24は、エレベータドア20を閉じるように命令し、ドアの一時停止時間と、既にエレベータかご18内にいる乗客の待ち時間と、を短縮する。
動いている対象物の未来の位置を予測することは、例えば、Madhaven R.,およびSchlendoff,C.,による「Moving Object Prediction for Off−road Autonomous Navigation」(Proc,SPIE Aerosense Conf.2003年4月21日〜25日、フロリダ州オーランド)と、Ferryman,J.M.,Maybank,S.J.およびWorral,A.D.,による「Visual Surveillance For Moving Vehicles」(Intl.J.of Computer Vision,v.37,n.2,p.167〜p.197,2000年6月)と、にさらに詳細に説明されている。これらの論文は、伸張カルマンフィルタ(EKF)および隠れマルコフモデル(HMMs)などのアルゴリズムを用いて対象物の未来の状態(時刻および位置)ならびに関連する不確実性(共分散)について予測することに関して記述している。
[対象物の分類]
また、ビデオプロセッサ16は、ビデオカメラ12の視野内における追跡対象物に関する分類データを制御システム24に提供する。例えば、ビデオプロセッサ16は、人、カート、動物などの様々な対象物を識別する能力がある。これにより、対象物がエレベータの乗客であるか否かに関するデータを制御システム24に提供し、制御システム24が特定の対象物に対して特別な処置を行うことができるようにする。例えば、ビデオププロセッサ16は、乗客P2はカートを押している人であると判断した場合、人がカートを押してエレベータかごへ乗り込む可能性が最も高いという理由で、この人およびカートは共に潜在的な乗客であると考える。ビデオプロセッサ16が、乗客P2は人に付き添われていない犬であると判断した場合、ビデオプロセッサ16は、乗客P2は潜在的なエレベータの乗客ではないと判断する。従って、制御システム24は、乗客P2の位置および方向に関わらず、エレベータかご18が配車されないようにする。一実施例においては、ビデオプロセッサ16は、乗客以外のものとして分類された対象物に関連する乗客データを制御システム24に提供しない。
対象物を分類することにより、制御システム24が、エレベータドア20を開閉させるときに特別な状況を考慮することができる。例えば、ビデオプロセッサ16は、車椅子に乗っている人がエレベータドア20に近づいていると判断した場合、エレベータドア20を長時間開いた状態にさせることができる。
対象物の分類の一例としては、Dick,A.R.,およびBrooks,M.J,による「Issues in Automated Visual Surveillanace」(Proc 7th Intl. Conf.on Digital Image Computing:Techniques and Applications(DICTA 2003),p.195〜p.204,203年12月10日〜12日,Sydney,Australia、およびMadhaven,R.,およびSchlendoff,C.,による「Moving Object Prediction for Off−road Autonomous Navigation」(Aerosense Conf.2003年4月21日〜25日,フロリダ州オーランド)という論文に記述されている。
[推定される対象物の床面積]
ビデオプロセッサ16は、追跡対象物の各々によって占められると推定される床面積を制御システム24に提供する。ビデオカメラ12の向きに応じて、ビデオプロセッサ16が様々なアルゴリズムを使用することにより、特定の対象物によって占められると推定される床面積を画定することができる。ビデオカメラ12をエレベータドア20の外側領域の上方に設置した場合、ビデオプロセッサ16は、単一のピクセルマッピングアルゴリズムを利用して、特定の対象物によって占められると推定される床面積を画定することができる。ビデオカメラ12が異なる向きに設置された場合、確率アルゴリズムを使用して、対象物の検知された特徴(例えば、高さ、形状など)に基づいて床面積を推定することができる。他の実施例においては、エレベータドア20の外側領域において複数の見通しの利く場所を提供するために、複数のカメラが採用される。複数のカメラを使用することは、ビデオプロセッサ16が各々の追跡対象物に必要とされる床面積を正確に推定するために、各々のカメラの間でのマッピングを必要とする。
追跡対象物によって占められると推定される床面積を提供することによって、制御システム24は、乗客の要求を満たすために追加のエレベータかご(複数のエレベータかごが使用されていることを想定している)が必要であるか否かを判断することができる。例えば、ビデオプロセッサ16が、乗客P1,P2はエレベータの乗客であると判断し、さらに、乗客P1はエレベータかご18内の利用可能な床スペースの全体を占めてしまうほどのカートを押していると判断した場合、制御システム24は、乗客P2に対して第2のエレベータかごが配車されるようにする。
他の実施例においては、制御システム24は、(例えば、図1Bに示すように、ビデオカメラ32がエレベータかご18内に設置された場合、)エレベータかご18内における利用可能な床スペースに関する入力をさらに受信する。ビデオプロセッサ16が、エレベータかご18内に利用可能なスペースが存在しないと判断した場合、待っている乗客のための空間がエレベータかご18内に存在するようになるまで、制御システム24は、エレベータかご18が待っている乗客のいる階をとばして運行するようにさせる。
空きスペースの推定の一例としては、P.Merkus,X.Desurmont,E.G.T Jaspers,R.G.J.Wijnhoven,O.Caignart,J−F DelaigleおよびW.Favoreel,による「Candela−Integrated Storage,Analysis and Distribution of Video Content for Intelligent Information Systems」 (http://www.hitech-projects.com/euprojects/candela/pr/ewimtfinal2004.pdf.) という論文に記述されている。
[待っている乗客の数]
また、ビデオプロセッサ16は、エレベータかご18を待っている乗客数に関する情報を制御システム24に提供する。上記のように、追跡対象物が領域R2内に侵入するとき、ビデオプロセッサ16は、その追跡対象物が実際にエレベータの乗客になることを想定する。適当な軌跡で、エレベータかご18の内部からではなく領域R2に侵入する追跡対象物の各々に対して、ビデオプロセッサ16は、待っている乗客パラメータのカウント数をインクリメントして制御システム24に提供する。このパラメータを制御システム24に提供することにより、制御システム24は、特定の階に追加のエレベータかごを配車するべきか否かを判断することができる。待っている乗客数のパラメータは、制御システム24が、エレベータドア24をいつ閉めるべきかを判断するために使用することもできる。例えば、ビデオプロセッサ16が、乗客P1,P2はエレベータかご18を待っていると判断した場合、制御システム24は、両方の乗客がエレベータかご18に乗り込むことが検知されるまでエレベータドア20を開いたままに保つことをドア制御装置28に命令する。
[対象物ID(認証)]
ビデオプロセッサ16は、アクセス制御システム14から認証データを受信し、追跡対象物の各々に関連する認証データを制御システム24に提供する。ビデオプロセッサ16は、追跡される各対象物に関連する認証データをアクセス制御システム14にも提供し、アクセス制御システム14がセキュリティ侵害を検知すること又は検知したセキュリティ侵害を避けることを可能にする。
設定されたアクセス制御システム14の型式に依存して、乗客がエレベータドア22に到達する前に、エレベータドア22、またはエレベータかご18内などの所定の位置において、乗客認証を行うことができる。乗客がエレベータに乗り込むこと又は特定の乗り場階に入ることの承認が得られると、ビデオプロセッサ16は、アクセス制御システム14から受信した認証データを特定の乗客に関連させる。設定されたアクセス制御システムの型式に依存して、制御システム24は、ビデオプロセッサ16から提供された対象物IDを使用することによって、「ピギーバッキング」や「カードパスバック」などの検知されたセキュリティ侵害を回避し、またはこれらのセキュリティ侵害をセキュリティシステムに報知する。特定の乗客の各々を認証ステータスに明確に関連付けることにより、制御システム24は、潜在的なセキュリティ侵害を検知することができ、これらの潜在的なセキュリティ侵害に対処することができる。
図3は、ビデオプロセッサ16による乗客データ(対象物IDデータを含まず)の計算を示すフローチャートである。ビデオプロセッサ16は、エレベータドア20の外側の領域(図1Aおよび図1Bに示す)を監視する(ステップ40)。ビデオプロセッサ16は、対象物がビデオカメラ12の視野(特には領域R1)に侵入したか否かを判断する(ステップ42)。一実施例においては、ビデオプロセッサ16は、動作検知アルゴリズムを使って、対象物がビデオカメラ12の視野に侵入したか否かを判断する。他の実施例においては、ビデオプロセッサ16は、無線認識(RFID)タグを携行する対象物が存在する場合に警報を受ける。ビデオプロセッサ16は、対象物がビデオカメラ12の視野に侵入していないと判断した場合には、ステップ40における監視を継続する。ビデオカメラ12の視野内に対象物が検知された場合、ビデオプロセッサ16は、対象物の「追跡」を開始する(ステップ44)。乗客データを制御システム24に提供するために必要な計算を実行するために、ビデオプロセッサ16は、周知の追跡プロセスを使用して、様々な時刻(および様々な位置)の地点における対象物を識別かつ関連付けることができる必要がある。すなわち、対象物が検知されると、ビデオプロセッサ16は、対象物の速度や方向などに関する有用な計算を実行するために、対象物がビデオカメラ12の視野内へ移動してくるときに、その対象物を追跡し続けることができなければならない。
ステップ46で対象物の追跡が確認された場合、ビデオプロセッサ16は、追跡対象物に関連した対象物パラメータを計算する(ステップ48)。ビデオプロセッサ16によって計算される対象物パラメータとしては、追跡対象物の、位置、速度、方向、寸法、分類および加速度などがあるが、これらに限定しない。ステップ48で判断された対象物の分類を使用して、その対象物が潜在的な乗客であるか否かを判断する(ステップ50)。例えば、人に付き添われていない犬であると識別された対象物は、潜在的な乗客ではないものとして分類される。ビデオプロセッサ16は、対象物が潜在的な乗客ではないと判断した場合、その対象物の監視かつ追跡を継続する(ステップ48)が、その対象物に関連した乗客データのパラメータを制御システム24に提供することはしない。
ビデオプロセッサ16は、対象物が潜在的な乗客であると判断した場合、ビデオプロセッサ16は、推定到着時刻、および共分散などの到着パラメータの確率を含む乗客データを計算する(ステップ52)。上記のように、推定到着時刻および到着パラメータ(並びに他の乗客データのパラメータ)の確率は、ステップ48でビデオプロセッサ16によって計算された対象物パラメータに基づいて、ビデオプロセッサ16によって確定される。ビデオプロセッサ16は、制御システム24に乗客データ(例えば、推定到着時刻、共分散、到着の確率、寸法、分類など)を提供する(ステップ54)。ビデオプロセッサ16は、乗客の推定到着時刻がゼロに等しいか否かを調べる(ステップ56)。乗客の推定到着時刻がゼロに等しい場合(例えば、追跡対象物が領域R2に侵入した場合)、ビデオプロセッサ16は、その乗客がエレベータを待っているものと判断し、現在エレベータを待っている乗客数のカウントをインクリメントする(ステップ58)。ビデオプロセッサ16は、制御システム24に、エレベータドア20の外側で待っている乗客の数を提供する(ステップ60)。推定到着時刻がゼロではない場合、ビデオプロセッサ16は、対象物パラメータの追跡および計算を継続する。
図4は、エレベータシステム10a,10bにアクセス制御を提供する本発明のビデオ補助式システムによって採用される方法を示すフローチャートである。エレベータシステムのアクセス制御は、提供するアクセス制御の方式によって異なる。例えば、一実施例においては、エレベータかご18は、セキュリティ保護された階のみに経路を提供する。この実施例においては、エレベータドア20が閉まるときにエレベータかご18内にいる乗客の皆が独自の認証を得ている必要がある。ビデオプロセッサ16が、認証されていない乗客がいることを制御システム24に知らせた場合、保安員に通報されて認証されていないユーザが拘束されるまで、エレベータかご18は、気密空間(すなわち人間トラップ)として働くことができる。代替例においては、認証されていないユーザがエレベータかご18内で検知された場合、エレベータかごのドア20は閉まることができない。他の実施例においては、エレベータかご18は、いくつかのセキュリティ保護された階を移動するだけでなく、保護されていない階つまり公共の他の階を移動する。この実施例においては、認証されたユーザおよび認証されていないユーザは共にエレベータかご18に乗り込むことが許されているが、認証されたユーザのみがセキュリティ保護された階でエレベータかご18から降りることを許される。ビデオプロセッサ16が、認証されていない乗客が認証を必要とする階へ降りようとするのを検知した場合、ビデオプロセッサ16は、制御システム24へ信号を送り、この信号を受けた制御システム24は、セキュリティシステム30へ信号を送る。
いずれのアクセス制御が実施される場合にも、アクセス制御を提供する第1のステップは、乗客の認証を判定することである。図4は、遠隔認証66a、エレベータドア認証66b、エレベータかご認証66cを含む乗客認証を判定する3つの方法を示す。これらの方法の各々においては、認証は、(例えば、キーパッド入力、声認識、アクセスカードの読み取りなどを使った)協働的なものであるか、(例えば、RFIDタグ、顔認識などを使った)受動的なものである。上記のように、認証されたものとして乗客が特定されると、この認証データはビデオプロセッサ16へ送信され、ビデオプロセッサ16は、ビデオカメラ12またはビデオカメラ32の視野内にいる特定の乗客に明確に認証を関連付ける。
遠隔認証法66aでは、乗客は、エレベータドア20に近づくときに、遠隔的に認証されるように特定される。遠隔的に認証されるようにユーザを特定するための多くの方法が存在する。例えば、一実施例においては、RFIDタグを使用して、対象物または乗客が認証されるように特定する。エレベータドア認証法66bでは、エレベータドア20の位置において認証が行われる。この方法は、乗客の認証を判定することにおいて、読み取りカード、声認識、またはキーパッド入力を利用することができる。エレベータかご認証法66cでは、エレベータかご18の内部で認証が行われ、読み取りカード、声認識またはキーパッド入力を利用することができる。
遠隔認証66aまたはエレベータドア認証66bを採用した場合、アクセス制御システム14は、ビデオプロセッサ16に認証データを提供し(ステップ68a)、ビデオプロセッサ16がエレベータかご18の外側にいる特定の乗客に明確に認証を関連付けることを可能にする。エレベータかご認証66cを採用した場合、アクセス制御システム14は、ビデオプロセッサ16に認証データを提供し(ステップ68b)、ビデオプロセッサ16がエレベータかご18の内側にいる特定の乗客に明確に認証を関連付けることを可能にする。この実施例においては、ビデオプロセッサ16がエレベータかご18の内部から受信したビデオ入力を使って特定のユーザに認証を関連付けることができるように、エレベータかご18内にビデオカメラを設けること(図1Bに示す)が有益である。代替例においては、エレベータかご18の外側に設けられたビデオカメラ12から受信したビデオ入力によって、ビデオプロセッサ16がエレベータかご18に乗り込む人の数を測定することができ、従って、検知されるべき所定の認証の数を特定することができる。これらの方法の各々においては、ビデオプロセッサ16は、監視される乗客に認証を明確に特定することができるので、単一の認証で2人以上の乗客を認識させようとする行為(カードパスバックやピッギーバック)を検知することができる。
(第1の方法または第2の方法のいずれかの方法を使って)エレベータかご18の外側で認証を判定する場合、ビデオプロセッサ16は、(認証された及び認証されていない)乗客がエレベータかご18に乗り込むときに、彼らを監視または追跡する(ステップ70)。
乗客がエレベータかご18に乗ると、制御システム24は、(認証データを得るためにいずれの方法が採用された場合にも)ビデオプロセッサ16から送られた認証データを使用して、相乗りなどのセキュリティ侵害を検知する。エレベータかご18がセキュリティ保護された階のみに移動する実施例においては、ドアが閉まる際にエレベータかご18内にいる乗客の各々を、特定の認証に明確に特定付ける必要がある。ドアが閉まる際にエレベータかご18内に認証されていない乗客がいる場合、制御システム24は、セキュリティシステムを変更する(ステップ74)。一実施例においては、制御システム24は、保安員が到着するまでエレベータドア20を閉じたままにすることによって、気密空間として作動することができる。他の実施例においては、認証されていないユーザがエレベータかご18から去るまで、制御システム24は、エレベータかご18がセキュリティ保護された階へ配車されないようにする。エレベータかご18がアクセスする階の幾つかがセキュリティ保護されている(他の階はセキュリティ保護されていない)実施例においては、認証されていないユーザが許可された階で降りたか否かを判断するために、エレベータかご18内で乗客を監視し続ける必要がある。これは、エレベータかご18内にビデオ監視によって(図1B参照)、または、エレベータかご18が空であるかを検知する手段によって行うことができる(例えば、エレベータかご18の重量を監視する)。エレベータかご18内にビデオ監視を採用した場合、ビデオプロセッサ16は、乗客の各々に認証ステータスを関連付けることができる。ビデオプロセッサ16が、承認を得ていない乗客がセキュリティ保護された階に降りると判断した場合、制御システム24は、その安全性侵害を報知する(ステップ74)
図5は、隣り合って配置された一対のエレベータかごを採用する本発明の実施例を示す。他の実施例においては、2つ以上のエレベータかごを採用することもできるが、簡明にするために、一対のエレベータかご18a,18bのみを図5に示している。図1Aに関して上記に説明したように、ビデオロセッサ16は、ビデオカメラ12からビデオデータを受信し、アクセス制御システム14からアクセス制御データを受信する。ビデオプロセッサ16は、多くの計算を実行し、制御システム24に一式の乗客データを提供する。ビデオプロセッサ16から受信した乗客データに基づいて、制御システム24は、エレベータ配車装置26、エレベータドア制御装置28およびセキュリティシステム30に制御信号を送る。エレベータ配車装置26およびエレベータドア制御装置28は、エレベータかご18a,18bのうちの少なくとも1つを配車するとともに、ビデオプロセッサ16から受信した乗客データに基づいてエレベータドアを開閉させることができる。上記のように、ビデオカメラ12は、領域R1にいる対象物を監視かつ追跡し、制御システム24に乗客データのパラメータを提供する。追跡対象物が領域R2aまたは領域R2bに到達したとき、ビデオプロセッサ16は、追跡対象物の到着時刻をゼロと評価し、これらの領域内において、追跡対象物が実際にエレベータを待っていると想定する。例えば、ビデオプロセッサ16は、2人の乗客(乗客P1および乗客P2)がエレベータかご18aを待っていて、1人の乗客(乗客P4)がエレベータかご18bを待っていることを制御システム24に示す。しかし、領域R2aと領域R2bとの交差点でエレベータを待つ乗客P3が存在するときには問題が生じる。このとき、乗客P3がエレベータかご18a,18bのいずれかを待っているか否かを判断することは難しい。従って、一実施例においては、ビデオプロセッサ16は、乗客P3を計算上2つの部分に分割する。乗客P3の半分はエレベータかご18aを待っていると想定し、乗客P3の残りの半分はエレベータかご18bを待っていると想定する。従って、ビデオプロセッサ16は、2人半の乗客がエレベータかご18aを待っていて、1人半の乗客がエレベータかご18bを待っていることを制御システム24に示す。乗客P3が、エレベータかご18aまたはエレベータかご18bの両方に乗り込むことは現実的ではないが、この解決法は、乗客P3の意図を予想することなく、乗客P3の存在を考慮に入れる。
好ましい実施例を参照して本発明について記述したが、当業者であれば、本発明の趣旨および範囲を逸脱することなく、形態および詳細にいくつかの変更がなされ得ることを理解されるであろう。
本発明によるビデオ補助式のエレベータおよびアクセス制御システムの概略的/機能的ブロック図。 本発明のビデオ補助式のエレベータおよびアクセス制御システムの概略的/機能的ブロック図。 平均推定到着時間、到着確率および共分散の計算を示す図。 2次元の図で共分散を示す図。 ビデオプロセッサによるパラメータの処理を示すフローチャート。 本発明によって実施されるアクセス制御法のフローチャート。 本発明によるビデオ補助のエレベータおよびアクセス制御システムの他の実施例の概略的/機能的なブロック図。

Claims (22)

  1. エレベータドアおよび視野に含まれる周囲領域のビデオ映像を捕捉するビデオカメラと、
    前記ビデオカメラから前記ビデオ映像を受信するように接続され、前記ビデオカメラから受信したビデオ映像を使って対象物を追跡し、前記追跡対象物に関連した乗客データを計算するビデオ処理装置と、
    前記ビデオ処理装置から乗客データを受信するように接続され、前記ビデオ処理装置から送信された乗客データに基づいて、エレベータ配車機能およびエレベータドア制御機能のうちの少なくとも一方を制御するエレベータ制御装置と、
    を備えたビデオ補助式エレベータ制御システム。
  2. 前記ビデオ処理装置が、前記追跡対象物に関しての、位置、寸法、方向、加速度、速度および対象物分類を含む対象物パラメータのうちの少なくとも1つを計算することを特徴とする請求項1に記載のビデオ補助式エレベータ制御システム。
  3. 前記ビデオ処理装置が前記エレベータ制御装置に前記対象物パラメータを提供することを特徴とする請求項2に記載のビデオ補助式エレベータ制御システム。
  4. 前記ビデオ処理装置が前記対象物パラメータに基づいた乗客データを計算し、エレベータ制御装置に送信される前記乗客データは、推定到着時刻、到着の確率、共分散、およびエレベータを待っている乗客の数のうちの少なくとも1つを含むことを特徴とする請求項2に記載のビデオ補助式エレベータ制御システム。
  5. 前記追跡対象物が乗客として分類された場合に前記ビデオ処理装置が前記乗客データを計算することを特徴とする請求項4に記載のビデオ補助式エレベータ制御システム。
  6. 前記ビデオプロセッサが、ビデオカメラの視野を第1の領域と第2の領域とに分割し、前記第2の領域が前記エレベータドアに近接した周囲領域として画定されることを特徴とする請求項4に記載のビデオ補助式エレベータ制御システム。
  7. 前記ビデオプロセッサが、前記第2の領域に侵入する追跡対象物の数に基づいて、エレベータを待っている乗客数のパラメータをインクリメントすることを特徴とする請求項6に記載のビデオ補助式エレベータ制御システム。
  8. 前記ビデオ処理装置に認証データを提供するように接続されたアクセス制御システムを備え、前記ビデオ処理装置が前記認証データを前記追跡対象物に関連させるとともに前記追跡対象物の認証ステータスを前記エレベータ制御装置に提供することを特徴とする請求項1に記載のビデオ補助式エレベータ制御システム。
  9. 前記ビデオ処理装置が、前記追跡対象物に関連した認証データを前記アクセス制御システムに提供することを特徴とする請求項8に記載のビデオ補助式エレベータ制御システム。
  10. エレベータかごの内部のビデオ映像を捕捉する第2のビデオカメラを備え、前記ビデオ処理装置が、該第2のビデオカメラによって提供されるビデオ映像を使って前記エレベータかご内の乗客を追跡するとともに、前記エレベータかご内の前記乗客に関する利用状況データおよび乗客データのパラメータを計算することを特徴とする請求項1に記載のビデオ補助式エレベータ制御システム。
  11. 前記ビデオ処理装置によって計算される前記利用状況データが、前記エレベータかご内の乗客の数と、前記エレベータかご内で利用可能な床スペースと、のうちの少なくとも一方を含むことを特徴とする請求項10に記載のビデオ補助式エレベータ制御システム。
  12. 前記ビデオ処理装置に認証データを提供するように接続されたアクセス制御装置を備え、前記ビデオ処理装置が、前記エレベータかご内の乗客に認証データを関連づけるとともに、前記エレベータかご内の乗客の認証ステータスを前記エレベータ制御装置に提供することを特徴とする請求項11に記載のビデオ補助式エレベータ制御システム。
  13. エレベータ制御において使用されるビデオ補助データを提供する方法であって、
    エレベータドアの外側のエレベータ乗り場に位置する対象物を検知するステップと、
    少なくとも1つのビデオカメラから受信した連続的なビデオ映像に基づいて前記対象物を追跡するステップと、
    前記追跡対象物に関連した乗客データを計算するステップと、
    前記乗客データをエレベータ制御装置に提供するステップと、
    を含み、
    前記エレベータ制御装置が、前記提供された前記乗客データに基づいて、エレベータかごの配車、エレベータドアの開、エレベータドアの閉、の少なくとも1つを行うことを特徴とする方法。
  14. 前記対象物を検知するステップが、前記対象物が前記少なくとも1つのビデオカメラの視野に侵入したときを検知するために動作検知アルゴリズムを採用することを含む請求項13に記載の方法。
  15. 前記対象物を検知するステップが、前記対象物が前記少なくとも1つのビデオカメラの視野に侵入したときを判断するために無線認識(RFID)デバイスを使用することを含む、請求項13に記載の方法。
  16. 前記乗客データを計算するステップが、前記追跡対象物の、位置、寸法、速度、方向、加速度および対象物分類を含む対象物パラメータのうちの少なくとも1つを計算することを含む、請求項13に記載の方法。
  17. 前記乗客データを計算するステップが、前記追跡対象物に関して計算される前記対象物パラメータに基づいた、前記対象物の推定到着時刻、到着の確率、共分散、およびエレベータを待っている乗客の数を含む乗客データのパラメータのうちの少なくとも1つを計算することを含む、請求項16に記載の方法。
  18. 前記エレベータを待っている乗客の数を計算することが、前記エレベータドアを取り囲む第1の領域に侵入する追跡対象物の数を測定することを含み、前記第1の領域は、エレベータの乗客が一般にエレベータサービスを待つ領域を画定することを特徴とする、請求項17に記載の方法。
  19. 前記エレベータ制御装置が受信した前記乗客データに基づいて特定の階にエレベータかごを配車させることをさらに含み、乗客が呼びボタンを押してエレベータサービスを要求する前に、前記エレベータ制御装置が前記エレベータかごを特定の階へ配車させることを特徴とする、請求項17に記載の方法。
  20. 前記エレベータ制御装置によって受信された前記乗客データに基づいて前記エレベータドアの開閉を制御することをさらに含み、前記乗客データが前記エレベータドアに追加の乗客が近づいていることを示す場合に前記エレベータ制御装置が前記エレベータドアを開いたままにし、前記乗客データが前記エレベータドアに追加の乗客が近づいていないことを示す場合に前記エレベータ制御装置が前記エレベータドアを閉めることを特徴とする、請求項17に記載の方法。
  21. 前記エレベータかご内に設置された第2のビデオカメラから受信したビデオ映像を使ってエレベータかごの内部を監視することと、
    前記第2のビデオカメラから受信した前記ビデオ映像に基づいて前記エレベータかご内において利用可能な推定の床スペースを計算することと、
    前記計算された推定の床スペースを前記エレベータ制御装置に提供することと、
    をさらに含み、
    前記エレベータ制御装置が、前記利用可能な推定の床スペースと、特定の階でエレベータサービスを待っている乗客の数と、に基づいてエレベータを作動させることを特徴とする請求項17に記載の方法。
  22. アクセス制御装置から受信した認証データを前記追跡対象物に関連させることによって前記追跡対象物の認証ステータスを判断することと、
    前記追跡対象物の認証ステータスを前記エレベータ制御装置に提供することと、
    をさらに含む請求項13に記載の方法。
JP2008550283A 2006-01-12 2006-01-12 エレベータ制御に用いるビデオ補助式システム Expired - Fee Related JP5318584B2 (ja)

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
PCT/US2006/001376 WO2007081345A1 (en) 2006-01-12 2006-01-12 Video aided system for elevator control

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2009523678A true JP2009523678A (ja) 2009-06-25
JP5318584B2 JP5318584B2 (ja) 2013-10-16

Family

ID=38256630

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2008550283A Expired - Fee Related JP5318584B2 (ja) 2006-01-12 2006-01-12 エレベータ制御に用いるビデオ補助式システム

Country Status (7)

Country Link
US (1) US8020672B2 (ja)
JP (1) JP5318584B2 (ja)
KR (1) KR100999084B1 (ja)
CN (1) CN101356108B (ja)
GB (1) GB2447829B (ja)
HK (1) HK1129092A1 (ja)
WO (1) WO2007081345A1 (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013529586A (ja) * 2010-06-30 2013-07-22 インベンテイオ・アクテイエンゲゼルシヤフト エレベータアクセス管理システム
WO2018198205A1 (ja) * 2017-04-25 2018-11-01 三菱電機株式会社 エレベーターの防犯運転装置
JP2020019649A (ja) * 2018-08-03 2020-02-06 東芝エレベータ株式会社 エレベータの共連れ同乗防止システム
JP2022115168A (ja) * 2021-01-28 2022-08-09 フジテック株式会社 エレベータの制御システム

Families Citing this family (140)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1666398B1 (de) * 2004-12-01 2013-06-19 Inventio AG Verfahren zur Beförderung von Personen in einem Gebäude
EP1666399B1 (de) * 2004-12-01 2012-10-31 Inventio AG Verfahren zur Beförderung von Personen in einem Gebäude
EP1854754A4 (en) * 2005-03-02 2012-05-02 Mitsubishi Electric Corp PICTURE MONITOR FOR ONE ELEVATOR
ES2534035T3 (es) * 2005-09-30 2015-04-16 Inventio Ag Instalación de ascensor para el transporte de usuarios del ascensor en un área edificada
US20080228384A1 (en) * 2007-03-17 2008-09-18 Erickson Clinton W Navigational system for a personal mobility device
US8693737B1 (en) * 2008-02-05 2014-04-08 Bank Of America Corporation Authentication systems, operations, processing, and interactions
CN102046506B (zh) 2008-07-07 2013-07-17 三菱电机株式会社 电梯控制装置及电梯控制方法
CN102066225B (zh) * 2008-08-27 2013-05-15 三菱电机株式会社 电梯监视装置
CN101456501B (zh) * 2008-12-30 2014-05-21 北京中星微电子有限公司 一种控制电梯按钮的方法及装置
FI121878B (fi) * 2009-06-03 2011-05-31 Kone Corp Hissijärjestelmä
FI121421B (fi) * 2009-07-28 2010-11-15 Marimils Oy Järjestelmä hissien ohjaamiseksi hissijärjestelmässä
FI122222B (fi) * 2009-12-22 2011-10-14 Kone Corp Hissijärjestelmä
JP2011195258A (ja) * 2010-03-18 2011-10-06 Toshiba Elevator Co Ltd エレベータシステム
KR101135188B1 (ko) * 2010-04-21 2012-04-16 주식회사 에스원 영상정보를 이용한 승강기 제어 장치 및 방법
CN101830387B (zh) * 2010-04-21 2012-10-31 宁波微科光电有限公司 电梯再开门的视频监控装置
FI122260B (fi) * 2010-05-10 2011-11-15 Kone Corp Menetelmä ja järjestelmä kulkuoikeuksien rajoittamiseksi
EP2605990B1 (en) * 2010-08-19 2021-08-04 Kone Corporation Passenger flow management system
CN103097270B (zh) * 2010-09-10 2015-04-29 三菱电机株式会社 电梯的运转装置
FI122875B (fi) * 2010-12-30 2012-08-15 Kone Corp Kuljetusjärjestelmä
US20120175192A1 (en) * 2011-01-11 2012-07-12 Utechzone Co., Ltd. Elevator Control System
KR101257460B1 (ko) 2011-04-13 2013-04-23 삼성테크윈 주식회사 감시카메라를 이용한 엘리베이터 조작 시스템
JP5811934B2 (ja) * 2011-09-09 2015-11-11 三菱電機株式会社 滞留度検出装置及び乗客コンベア
CN103010874B (zh) * 2011-09-26 2015-09-23 联想(北京)有限公司 一种电梯调度方法及系统
CN102502369A (zh) * 2011-11-06 2012-06-20 浙江大学城市学院 一种基于多视频源的多电梯联动调度装置及其控制方法
WO2013112134A1 (en) * 2012-01-24 2013-08-01 Otis Elevator Company Elevator passenger interface including images for requesting additional space allocation
TW201336767A (zh) * 2012-03-07 2013-09-16 Hon Hai Prec Ind Co Ltd 智慧型電梯系統及控制方法
CN102633168A (zh) * 2012-04-17 2012-08-15 中山市卓梅尼控制技术有限公司 轿厢视频识别防捣乱系统
CN102633171A (zh) * 2012-04-17 2012-08-15 中山市卓梅尼控制技术有限公司 电梯外呼防捣乱系统
CN102674095A (zh) * 2012-05-24 2012-09-19 西南交通大学 一种基于双目视觉乘客检测的电梯节能调度控制方法
JP5932521B2 (ja) * 2012-06-28 2016-06-08 株式会社日立製作所 エレベータ監視装置及び監視方法
FI124166B (fi) * 2013-01-08 2014-04-15 Kone Corp Hissin kutsunantojärjestelmä ja menetelmä hissikutsujen antamiseksi hissin kutsunantojärjestelmässä
CN112607540A (zh) * 2013-02-07 2021-04-06 通力股份公司 电梯服务的个性化
DE102013209368A1 (de) * 2013-05-21 2014-11-27 Hella Kgaa Hueck & Co. Verfahren zur Steuerung eines Aufzugs und Aufzug
WO2014195564A1 (en) * 2013-06-07 2014-12-11 Kone Corporation A method in allocation of an elevator and an elevator system
TW201504130A (zh) * 2013-07-17 2015-02-01 Hon Hai Prec Ind Co Ltd 電梯控制系統及方法
US10005639B2 (en) 2013-08-15 2018-06-26 Otis Elevator Company Sensors for conveyance control
WO2015034459A1 (en) * 2013-09-03 2015-03-12 Otis Elevator Company Elevator dispatch using facial recognition
KR101654040B1 (ko) 2013-09-10 2016-09-05 주식회사 케이티 사용자의 스텝 패턴 입력을 이용하는 전자 기기의 자동 설정 장치, 자동 설정 시스템 및 전자 기기의 자동 설정 방법
CN105764827B (zh) * 2013-10-04 2018-02-02 通力股份公司 基于行走者速度的确定用于电梯分配的系统和方法
US9481548B2 (en) * 2013-10-09 2016-11-01 King Fahd University Of Petroleum And Minerals Sensor-based elevator system and method using the same
KR101580637B1 (ko) 2013-10-28 2015-12-28 주식회사 케이티 엘리베이터 보안 시스템
CN105829223B (zh) * 2013-12-17 2019-09-03 奥的斯电梯公司 利用移动装置的电梯控制
US10189677B2 (en) * 2013-12-23 2019-01-29 Edward A. Bryant Elevator control system with facial recognition and authorized floor destination verification
US9440818B2 (en) 2014-01-17 2016-09-13 Thyssenkrupp Elevator Corporation Elevator swing operation system and method
US9463955B2 (en) 2014-02-14 2016-10-11 Thyssenkrupp Elevator Corporation Elevator operator interface with virtual activation
CN105939950B (zh) * 2014-03-07 2019-09-10 通力股份公司 群呼管理
CN105096406A (zh) * 2014-04-30 2015-11-25 开利公司 用于建筑能耗设备的视频分析系统和智能楼宇管理系统
US20150329316A1 (en) * 2014-05-13 2015-11-19 Wen-Sung Lee Smart elevator control device
WO2016073067A1 (en) * 2014-11-03 2016-05-12 Otis Elevator Company Elevator passenger tracking control and call cancellation system
WO2016089932A1 (en) * 2014-12-02 2016-06-09 Otis Elevator Company Method and system for indoor wayfinding based on elevator information
WO2016092144A1 (en) * 2014-12-10 2016-06-16 Kone Corporation Transportation device controller
EP3234875B1 (en) * 2014-12-15 2019-10-16 Otis Elevator Company An intelligent building system for implementing actions based on user device detection
CN104590960A (zh) * 2015-01-16 2015-05-06 沙洲职业工学院 一种箱型电梯的红外自动检测及控制装置
US9957132B2 (en) * 2015-02-04 2018-05-01 Thyssenkrupp Elevator Ag Elevator control systems
US10689226B2 (en) * 2015-02-04 2020-06-23 Otis Elevator Company Position determining system for multicar ropeless elevator system
SG11201706271UA (en) * 2015-02-23 2017-09-28 Inventio Ag Elevator system with adaptive door control
CN106144862B (zh) * 2015-04-03 2020-04-10 奥的斯电梯公司 用于乘客运输门控制的基于深度传感器的乘客感测
CN106144798B (zh) 2015-04-03 2020-08-07 奥的斯电梯公司 用于乘客运输控制的传感器融合
CN106144795B (zh) 2015-04-03 2020-01-31 奥的斯电梯公司 通过识别用户操作用于乘客运输控制和安全的系统和方法
CN106144801B (zh) 2015-04-03 2021-05-18 奥的斯电梯公司 用于特殊乘客运输工具负载状况的基于深度传感器的感测
CN106144861B (zh) 2015-04-03 2020-07-24 奥的斯电梯公司 用于乘客运输控制的基于深度传感器的乘客感测
CN106144797B (zh) 2015-04-03 2020-11-27 奥的斯电梯公司 用于乘客运输的通行列表产生
US10239728B2 (en) * 2015-04-09 2019-03-26 Carrier Corporation Intelligent building system for providing elevator occupancy information with anonymity
EP3297943A1 (en) * 2015-05-21 2018-03-28 Otis Elevator Company Lift call button without contact
US10370220B2 (en) * 2015-05-28 2019-08-06 Otis Elevator Company Flexible destination dispatch passenger support system
CN106315316A (zh) * 2015-06-16 2017-01-11 奥的斯电梯公司 一种电梯系统及其控制方法
CN106256744B (zh) 2015-06-19 2019-12-10 奥的斯电梯公司 电梯乘坐用户管理方法及系统
CN107055231A (zh) * 2016-01-04 2017-08-18 奥的斯电梯公司 Mcrl系统中的门厅人群控制调度
JP5969147B1 (ja) * 2016-01-13 2016-08-17 東芝エレベータ株式会社 エレベータの乗車検知システム
JP6092433B1 (ja) * 2016-01-13 2017-03-08 東芝エレベータ株式会社 エレベータの乗車検知システム
CN107044448A (zh) 2016-02-05 2017-08-15 开利公司 消音器、具有其的离心压缩机及制冷系统
US11001473B2 (en) 2016-02-11 2021-05-11 Otis Elevator Company Traffic analysis system and method
WO2017186305A1 (en) 2016-04-29 2017-11-02 Kone Corporation Elevator entry control system and method
US11834295B2 (en) * 2016-05-18 2023-12-05 Mitsubishi Electric Corporation Elevator operation managing device and elevator operation managing method that allocates a user to a car based on boarding and destination floors
US10407275B2 (en) * 2016-06-10 2019-09-10 Otis Elevator Company Detection and control system for elevator operations
CN107662860B (zh) * 2016-07-27 2020-03-06 杭州海康威视数字技术股份有限公司 一种电梯调度方法及装置
CN106219370A (zh) * 2016-08-31 2016-12-14 合肥同益信息科技有限公司 一种智能电梯控制系统
US10268166B2 (en) * 2016-09-15 2019-04-23 Otis Elevator Company Intelligent surface systems for building solutions
US20180111793A1 (en) * 2016-10-20 2018-04-26 Otis Elevator Company Building Traffic Analyzer
US10259683B2 (en) 2017-02-22 2019-04-16 Otis Elevator Company Method for controlling an elevator system
CN106976768A (zh) * 2017-05-25 2017-07-25 广州日滨科技发展有限公司 一种电梯控制系统及方法
US10676315B2 (en) * 2017-07-11 2020-06-09 Otis Elevator Company Identification of a crowd in an elevator waiting area and seamless call elevators
CN109279466B (zh) * 2017-07-21 2021-08-17 奥的斯电梯公司 电梯乘客的异常移动的自动检测
US10650545B2 (en) * 2017-08-07 2020-05-12 Standard Cognition, Corp. Systems and methods to check-in shoppers in a cashier-less store
US11023850B2 (en) 2017-08-07 2021-06-01 Standard Cognition, Corp. Realtime inventory location management using deep learning
US10853965B2 (en) 2017-08-07 2020-12-01 Standard Cognition, Corp Directional impression analysis using deep learning
US11232687B2 (en) 2017-08-07 2022-01-25 Standard Cognition, Corp Deep learning-based shopper statuses in a cashier-less store
US11250376B2 (en) 2017-08-07 2022-02-15 Standard Cognition, Corp Product correlation analysis using deep learning
US10474991B2 (en) 2017-08-07 2019-11-12 Standard Cognition, Corp. Deep learning-based store realograms
US11200692B2 (en) 2017-08-07 2021-12-14 Standard Cognition, Corp Systems and methods to check-in shoppers in a cashier-less store
US10474988B2 (en) 2017-08-07 2019-11-12 Standard Cognition, Corp. Predicting inventory events using foreground/background processing
US10445694B2 (en) 2017-08-07 2019-10-15 Standard Cognition, Corp. Realtime inventory tracking using deep learning
EP3450371B1 (en) 2017-08-30 2021-04-14 KONE Corporation Elevator system with a mobile robot
EP3498644B1 (en) 2017-12-12 2021-08-18 Otis Elevator Company Method and apparatus for effectively utilizing cab space
US10961082B2 (en) * 2018-01-02 2021-03-30 Otis Elevator Company Elevator inspection using automated sequencing of camera presets
US11161714B2 (en) 2018-03-02 2021-11-02 Otis Elevator Company Landing identification system to determine a building landing reference for an elevator
US11097921B2 (en) 2018-04-10 2021-08-24 International Business Machines Corporation Elevator movement plan generation
US10837215B2 (en) * 2018-05-21 2020-11-17 Otis Elevator Company Zone object detection system for elevator system
CN110510486B (zh) * 2018-05-21 2023-03-14 奥的斯电梯公司 电梯门控制系统、电梯系统和电梯门控制方法
US11124390B2 (en) 2018-05-22 2021-09-21 Otis Elevator Company Pressure sensitive mat
JP7078461B2 (ja) * 2018-06-08 2022-05-31 株式会社日立ビルシステム エレベーターシステムおよびエレベーターの群管理制御方法
US11724907B2 (en) 2018-06-14 2023-08-15 Otis Elevator Company Elevator floor bypass
US20190382235A1 (en) * 2018-06-15 2019-12-19 Otis Elevator Company Elevator scheduling systems and methods of operation
US11667498B2 (en) * 2018-06-29 2023-06-06 Otis Elevator Company Auto adjust elevator door system
US10282852B1 (en) 2018-07-16 2019-05-07 Accel Robotics Corporation Autonomous store tracking system
AU2019308228B2 (en) 2018-07-16 2021-06-03 Accel Robotics Corporation Autonomous store tracking system
US11394927B2 (en) 2018-07-16 2022-07-19 Accel Robotics Corporation Store device network that transmits power and data through mounting fixtures
US10282720B1 (en) * 2018-07-16 2019-05-07 Accel Robotics Corporation Camera-based authorization extension system
US10373322B1 (en) 2018-07-16 2019-08-06 Accel Robotics Corporation Autonomous store system that analyzes camera images to track people and their interactions with items
US10535146B1 (en) 2018-07-16 2020-01-14 Accel Robotics Corporation Projected image item tracking system
US11106941B2 (en) 2018-07-16 2021-08-31 Accel Robotics Corporation System having a bar of relocatable distance sensors that detect stock changes in a storage area
US10909694B2 (en) 2018-07-16 2021-02-02 Accel Robotics Corporation Sensor bar shelf monitor
US11069070B2 (en) 2018-07-16 2021-07-20 Accel Robotics Corporation Self-cleaning autonomous store
US11332345B2 (en) * 2018-08-09 2022-05-17 Otis Elevator Company Elevator system with optimized door response
US20200055691A1 (en) * 2018-08-14 2020-02-20 Otis Elevator Company Last-minute hall call request to a departing cab using gesture
CN110950206B (zh) 2018-09-26 2022-08-02 奥的斯电梯公司 乘客的移动检测系统、检测方法、呼梯控制方法、可读存储介质及电梯系统
WO2020071930A1 (en) * 2018-10-05 2020-04-09 Motorola Solutions, Inc Systems, devices, and methods to electronically lure people at a building
US20200130987A1 (en) * 2018-10-24 2020-04-30 Otis Elevator Company Reassignment based on piggybacking
US11673766B2 (en) 2018-10-29 2023-06-13 International Business Machines Corporation Elevator analytics facilitating passenger destination prediction and resource optimization
US11738969B2 (en) * 2018-11-22 2023-08-29 Otis Elevator Company System for providing elevator service to persons with pets
KR102570058B1 (ko) * 2018-12-17 2023-08-23 현대자동차주식회사 차량 및 그 제어방법
JP7136680B2 (ja) * 2018-12-25 2022-09-13 株式会社日立製作所 エレベーターシステム
EP3677532A1 (en) * 2018-12-28 2020-07-08 Otis Elevator Company System and method for assigning elevator service based on a detected number of passengers
US11649136B2 (en) * 2019-02-04 2023-05-16 Otis Elevator Company Conveyance apparatus location determination using probability
CN110127467B (zh) * 2019-04-02 2022-11-18 日立楼宇技术(广州)有限公司 电梯控制方法、装置、系统和存储介质
CN110104511B (zh) * 2019-04-02 2022-03-08 日立楼宇技术(广州)有限公司 电梯运行控制方法、装置、系统和存储介质
US20200324998A1 (en) * 2019-04-11 2020-10-15 Otis Elevator Company Management of elevator service
US11232575B2 (en) 2019-04-18 2022-01-25 Standard Cognition, Corp Systems and methods for deep learning-based subject persistence
JP7200866B2 (ja) * 2019-07-19 2023-01-10 トヨタ自動車株式会社 情報処理装置、情報処理システム、プログラム、および情報処理方法
CA3157512A1 (en) * 2019-10-16 2021-04-22 Locomation, Inc. Vision-based follow the leader lateral controller
CN111302166B (zh) * 2020-02-27 2022-07-15 日立电梯(中国)有限公司 电梯管控系统
US11361468B2 (en) 2020-06-26 2022-06-14 Standard Cognition, Corp. Systems and methods for automated recalibration of sensors for autonomous checkout
US11303853B2 (en) 2020-06-26 2022-04-12 Standard Cognition, Corp. Systems and methods for automated design of camera placement and cameras arrangements for autonomous checkout
CN112047212B (zh) * 2020-08-31 2022-08-12 日立楼宇技术(广州)有限公司 电梯运行控制方法、装置、计算机设备和存储介质
JP7437279B2 (ja) * 2020-09-28 2024-02-22 株式会社日立製作所 エレベーター及びエレベーター制御方法
CN112149588A (zh) * 2020-09-28 2020-12-29 北京工业大学 一种基于行人姿态估计的电梯智能调度方法
CN112408126A (zh) * 2020-11-07 2021-02-26 快住智能科技(苏州)有限公司 一种基于无线蓝牙控制的梯控系统
CN112320522A (zh) * 2020-11-12 2021-02-05 深兰人工智能芯片研究院(江苏)有限公司 基于智能识别的电梯控制系统和方法
KR102513726B1 (ko) * 2020-11-12 2023-03-24 네이버랩스 주식회사 보안 검사 방법 및 시스템
JP7036244B2 (ja) * 2021-02-02 2022-03-15 フジテック株式会社 乗車検知システムおよび乗車検知方法

Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61291386A (ja) * 1985-06-17 1986-12-22 三菱電機株式会社 エレベ−タの運転装置
JPH0741260A (ja) * 1993-07-29 1995-02-10 Shimizu Corp エレベータ総合最適運行システム
JP2003022309A (ja) * 2001-07-06 2003-01-24 Hitachi Ltd 動線情報を基にした施設管理装置
JP2005089098A (ja) * 2003-09-17 2005-04-07 Toshiba Elevator Co Ltd エレベータの群管理制御装置
JP2005126184A (ja) * 2003-10-23 2005-05-19 Mitsubishi Electric Corp エレベーターの制御装置
WO2005118452A1 (en) * 2004-05-26 2005-12-15 Otis Elevator Company Passenger guiding system for a passenger transportation system

Family Cites Families (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5197155A (en) * 1975-02-21 1976-08-26 Erebeetano jokyakudeetashushusochi
US4662479A (en) * 1985-01-22 1987-05-05 Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha Operating apparatus for elevator
JPH07106839B2 (ja) 1989-03-20 1995-11-15 株式会社日立製作所 エレベーター制御システム
KR100204101B1 (ko) 1990-03-02 1999-06-15 가나이 쓰도무 화상처리장치
JPH0578048A (ja) 1991-09-19 1993-03-30 Hitachi Ltd エレベーターホールの待ち客検出装置
US5387768A (en) * 1993-09-27 1995-02-07 Otis Elevator Company Elevator passenger detector and door control system which masks portions of a hall image to determine motion and court passengers
CN1127442C (zh) * 1998-01-19 2003-11-12 三菱电机株式会社 电梯管理控制装置
JP3243234B2 (ja) 1999-07-23 2002-01-07 松下電器産業株式会社 混雑度計測方法、計測装置、およびそれを用いたシステム
JP2001302121A (ja) 2000-04-19 2001-10-31 Mitsubishi Electric Corp エレベータ装置
DE10146459B4 (de) 2001-09-20 2005-03-03 Deutsche Post Ag Verfahren zur Zutrittssicherung, Vorrichtung zur Zutrittskontrolle und Aufzugskabine
AU2003221893A1 (en) 2002-04-08 2003-10-27 Newton Security Inc. Tailgating and reverse entry detection, alarm, recording and prevention using machine vision
AU2003209905B2 (en) 2003-03-20 2008-11-13 Inventio Ag Monitoring a lift area by means of a 3D sensor
US7353915B2 (en) * 2004-09-27 2008-04-08 Otis Elevator Company Automatic destination entry system with override capability

Patent Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61291386A (ja) * 1985-06-17 1986-12-22 三菱電機株式会社 エレベ−タの運転装置
JPH0741260A (ja) * 1993-07-29 1995-02-10 Shimizu Corp エレベータ総合最適運行システム
JP2003022309A (ja) * 2001-07-06 2003-01-24 Hitachi Ltd 動線情報を基にした施設管理装置
JP2005089098A (ja) * 2003-09-17 2005-04-07 Toshiba Elevator Co Ltd エレベータの群管理制御装置
JP2005126184A (ja) * 2003-10-23 2005-05-19 Mitsubishi Electric Corp エレベーターの制御装置
WO2005118452A1 (en) * 2004-05-26 2005-12-15 Otis Elevator Company Passenger guiding system for a passenger transportation system

Cited By (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013529586A (ja) * 2010-06-30 2013-07-22 インベンテイオ・アクテイエンゲゼルシヤフト エレベータアクセス管理システム
JP2016172644A (ja) * 2010-06-30 2016-09-29 インベンテイオ・アクテイエンゲゼルシヤフトInventio Aktiengesellschaft エレベータアクセス管理システム
WO2018198205A1 (ja) * 2017-04-25 2018-11-01 三菱電機株式会社 エレベーターの防犯運転装置
JPWO2018198205A1 (ja) * 2017-04-25 2019-11-07 三菱電機株式会社 エレベーターの防犯運転装置
CN110536854A (zh) * 2017-04-25 2019-12-03 三菱电机株式会社 电梯的防范运转装置
CN110536854B (zh) * 2017-04-25 2020-12-29 三菱电机株式会社 电梯的防范运转装置
JP2020019649A (ja) * 2018-08-03 2020-02-06 東芝エレベータ株式会社 エレベータの共連れ同乗防止システム
JP2022115168A (ja) * 2021-01-28 2022-08-09 フジテック株式会社 エレベータの制御システム
JP7151802B2 (ja) 2021-01-28 2022-10-12 フジテック株式会社 エレベータの制御システム

Also Published As

Publication number Publication date
KR20080078711A (ko) 2008-08-27
HK1129092A1 (en) 2009-11-20
GB0813729D0 (en) 2008-09-03
GB2447829A (en) 2008-09-24
US20090057068A1 (en) 2009-03-05
JP5318584B2 (ja) 2013-10-16
CN101356108A (zh) 2009-01-28
KR100999084B1 (ko) 2010-12-07
WO2007081345A1 (en) 2007-07-19
CN101356108B (zh) 2012-12-12
GB2447829B (en) 2011-11-09
US8020672B2 (en) 2011-09-20

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5318584B2 (ja) エレベータ制御に用いるビデオ補助式システム
CN106144798B (zh) 用于乘客运输控制的传感器融合
JP5448817B2 (ja) 目的階登録配車運転においてセキュリティ保護の追跡を匿名で行う乗客指標付けシステム
CN106144861B (zh) 用于乘客运输控制的基于深度传感器的乘客感测
CN106144801B (zh) 用于特殊乘客运输工具负载状况的基于深度传感器的感测
CN106144862B (zh) 用于乘客运输门控制的基于深度传感器的乘客感测
CN106144797B (zh) 用于乘客运输的通行列表产生
CN104828664B (zh) 自动调试系统和方法
CN106144816B (zh) 基于深度传感器的乘客检测
EP2300949B1 (en) Video-based system and method of elevator door detection
CN106144795B (zh) 通过识别用户操作用于乘客运输控制和安全的系统和方法
CN106144796B (zh) 用于空乘客运输外壳确定的基于深度传感器的乘客感测
CN109311622B (zh) 电梯系统以及轿厢呼叫估计方法
EP3889090B1 (en) Inferred elevator car assignments based on proximity of potential passengers
GB2479495A (en) Video aided system for elevator control.
RU2378178C1 (ru) Система управления лифтами и способ автоматизации управления лифтами
KR20230072585A (ko) 자율주행버스의 하차 대상자 인지를 통한 정차시간 결정 방법 및 장치

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20111020

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20111025

RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20120118

RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20120118

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20121002

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20121225

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20130702

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20130710

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5318584

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees