JP2009209230A - 熱伝導性シリコーングリース組成物 - Google Patents

熱伝導性シリコーングリース組成物 Download PDF

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Abstract

【課題】液状の熱伝導性シリコーングリース組成物を発熱体と放熱体の間に流し込んだ後に硬化させ、熱伝導率を向上させつつも、ディスペンス性能を維持した熱伝導性シリコーングリース組成物を提供する。
【解決手段】(A)1分子中に2個以上のアルケニル基含有オルガノポリシロキサン、
(B)一般式(1)で示されるオルガノハイドロジェンポリシロキサン、
(C)一般式(2)で示されるオルガノハイドロジェンポリシロキサン、
(D)10W/m℃以上の熱伝導率を有する熱伝導性充填剤、
(E)白金及び白金化合物からなる群より選択される触媒、
(F)アセチレン化合物、窒素化合物、有機りん化合物、オキシム化合物及び有機クロロ化合物より選択される制御剤、
(G)前記成分を分散又は溶解できる沸点が80〜360℃の揮発性溶剤
を含有してなり、25℃の粘度が50〜1,000Pa・sである熱伝導性シリコーングリース組成物。
【選択図】なし

Description

本発明は、揮発性溶剤を含有した熱伝導性シリコーングリース組成物に関する。
現在、半導体業界のみならず自動車業界や家電メーカーなどの様々な分野で電装化が進んでおり、半導体装置が分野に拘わらず導入され始めている。現在主流となっている半導体装置の構造は、ICパッケージとICパッケージの表面の熱を逃がすための放熱体とで構成されている。そして、その間に、熱伝導性シリコーン組成物を流し込み、圧力をかけた状態で熱硬化させて、ミクロ的に存在するICパッケージ表面や放熱体の表面にある凹凸を埋めながら発熱体と放熱体を接続している(特開2002−327116号公報:特許文献1)。この際、放熱シートや放熱グリースを用いることも可能である。しかしながら、放熱シートを用いた場合には、このミクロ的に存在する凹凸を完全には埋めることができないので、結果として断熱効果の大きい空気を一緒に挟み込んでしまうことになり、発熱量の大きいICパッケージでは十分な放熱効果は得られない。また放熱シートの表面に粘着層を設けて、空気が入り込まないように工夫したものがあるが、これもまた発熱量の大きいICパッケージで使用される場合には同様な理由で不十分であると言える。
このような空気を完全に排除するためには、液状である放熱グリースが向いているのであるが、この放熱グリースは上述した熱伝導性シリコーン組成物と異なり、装着後に硬化することはできないので、長時間使用すると成分であるシリコーンオイルが染み出てしまったり、最悪な場合には放熱グリース自体がICパッケージと放熱体の間から逃げ出してしまったりするという欠点がある。なお、このような問題を回避するために液状シリコーン組成物をポッティング剤や接着剤を用いて、発熱体と放熱体を接続する手法もあるが(特開昭61−157569号公報、特開平8−208993号公報:特許文献2,3)、この手法にも幾つか問題点がある。それは、熱伝導性を付与する充填剤含有量を上げることができないために組成物として熱伝導性が不足してしまうということや、硬化後に発熱体から受ける熱や外からの水分によって柔軟性を失い、経時で剥離を起こしてしまうことなどである。
このような上述した問題点を全て解決できる手法として現在主流となっているのが、液状の熱伝導性シリコーン組成物を発熱体と放熱体の間に流し込んだ後に硬化させるというものである。しかしながら、この熱伝導性シリコーン組成物の高熱伝導性をもってしてもなお不足するという状況になってきている。これは時代の要求に応えるために、半導体装置中のICチップの性能を更に進化させなくてはならないという背景に拠る。つまり、これが意味することはICチップの性能が向上するのに伴い、その発熱量も非常に大きなものとなってくるということである。そこで、当然のことであるがそのICパッケージから生じた熱を以前にも増して更に効率よく逃がさなければICパッケージの性能の低下や破壊を引き起こしてしまうことになる。このような状況を防ぐためにも、発熱体と放熱体とを接続する材料の熱伝導性を更に高めることが益々肝要になってきた訳である。
熱伝導率を高める手法の中の一つに、熱伝導性フィラーの充填率を上げるという手法があるが、この手法を単純に適用しても、シリコーン組成物の粘度が急激に上昇してしまい、ディスペンス性を急激に悪化させてしまうという問題が生じてしまう。そこで、熱伝導性を向上させつつも、ディスペンス性も良好なままに保った熱硬化性熱伝導性シリコーングリース組成物の開発が切に望まれていた。
特開2002−327116号公報 特開昭61−157569号公報 特開平8−208993号公報
本発明は、上記事情に鑑みなされたもので、液状の熱伝導性シリコーングリース組成物を発熱体と放熱体の間に流し込んだ後に硬化させるという手法を更に発展させ、熱伝導率を向上させつつも、ディスペンス性能を維持した熱伝導性シリコーングリース組成物を提供することを目的とする。
本発明者らは、上記目的を達成するために鋭意研究を重ねた結果、揮発性溶剤を少量併用することで、充填剤の充填量を今まで以上に増量させ、その組成物の熱伝導率も向上させることができ、なお且つ熱伝導性シリコーングリース組成物の粘度を低いままに維持することができることを見出し、本発明をなすに至った。
本発明の熱伝導性シリコーングリース組成物は、高熱伝導率を有しながらも吐出性能も高く、更には硬化後も柔らかく、長時間の環境試験後もそのままその柔らかさを維持できる特徴を有する。
従って、本発明は、下記に示す熱伝導性シリコーングリース組成物を提供する。
〔1〕 (A)1分子中に少なくとも2個のアルケニル基を有する、25℃の動粘度が10〜100,000mm2/sのオルガノポリシロキサン: 100質量部、
(B)下記一般式(1)
Figure 2009209230
(式中、R1は独立に炭素数1〜6のアルキル基である。n,mは0.01≦n/(n+m)≦0.3を満足する正数である。)
で示されるオルガノハイドロジェンポリシロキサン、
(C)下記一般式(2)
Figure 2009209230
(式中、R2は独立に炭素数1〜6のアルキル基である。pは5〜1,000の範囲の正数である。)
で示されるオルガノハイドロジェンポリシロキサン:
{成分(B)と成分(C)の合わせたSi−H基の個数}/{成分(A)のアルケニ
ル基の個数}が0.6〜1.5の範囲であり、かつ{成分(C)由来のSi−Hの個
数}/{成分(B)由来のSi−Hの個数}が1.0〜10.0の範囲となる量、
(D)10W/m℃以上の熱伝導率を有する熱伝導性充填剤:
800〜2,000質量部、
(E)白金及び白金化合物からなる群より選択される触媒:
白金原子として成分(A)の0.1〜500ppmとなる配合量、
(F)アセチレン化合物、窒素化合物、有機りん化合物、オキシム化合物及び有機クロロ化合物より選択される制御剤: 0.01〜1質量部、
(G)前記成分(A)〜(F)を分散又は溶解できる沸点が80〜360℃の揮発性溶剤: 0.1〜40.0質量部
を含有してなり、25℃の粘度が50〜1,000Pa・sである熱伝導性シリコーングリース組成物。
〔2〕 更に、下記一般式(3)
3 a4 bSi(OR54-a-b (3)
(式中、R3は炭素数6〜15のアルキル基、R4は炭素数1〜8の1価炭化水素基、R5は独立に炭素数1〜6のアルキル基であり、aは1〜3の整数、bは0〜2の整数、かつa+bは1〜3の整数である。)
で示されるオルガノシランを(A)成分100質量部に対して0.01〜30.0質量部含む〔1〕記載の熱伝導性シリコーングリース組成物。
〔3〕 更に、下記一般式(4)
Figure 2009209230
(式中、R6は独立に非置換又は置換の1価炭化水素基であり、R7は独立にアルキル基、アルコキシアルキル基、アルケニル基又はアシル基であり、qは5〜100の整数であり、cは1〜3の整数である。)
で示されるオルガノポリシロキサンを(A)成分100質量部に対して0.01〜30.0質量部含む〔1〕又は〔2〕記載の熱伝導性シリコーングリース組成物。
〔4〕 沸点が80〜360℃の揮発性溶剤が、イソパラフィン系溶剤であることを特徴とする〔1〕〜〔3〕のいずれかに記載の熱伝導性シリコーングリース組成物。
本発明によれば、揮発性溶剤を少量併用することで、組成物の粘度を低いままに維持しつつも、充填剤の充填量を今まで以上に増加させ、その組成物の硬化物の熱伝導率も向上させることができる熱伝導性シリコーングリース組成物が得られる。
本発明の熱伝導性シリコーングリース組成物は、ペースト状で伸展性があるために、ICパッケージと放熱体との間に介在させ、その上から放熱体を圧接固定した際に、ICパッケージ及び放熱体の表面に凹凸が存在する場合でも、その隙間を押圧により該組成物で均一に埋めることができる。更に、ICパッケージによる発熱等により硬化密着し、また経時で柔軟性が失われることがないため、剥がれたりすることなく、放熱効果を確実に発揮することができ、電子部品全体の信頼性を向上させることができる。
以下にこれを詳述する。
本発明の熱伝導性シリコーングリース組成物は、
(A)1分子中に少なくとも2個のアルケニル基を有する、25℃の動粘度が10〜100,000mm2/sのオルガノポリシロキサン、
(B)下記一般式(1)
Figure 2009209230
(式中、R1は独立に炭素数1〜6のアルキル基である。n,mは0.01≦n/(n+m)≦0.3を満足する正数である。)
で示されるオルガノハイドロジェンポリシロキサン、
(C)下記一般式(2)
Figure 2009209230
(式中、R2は独立に炭素数1〜6のアルキル基である。pは5〜1,000の範囲の正数である。)
で示されるオルガノハイドロジェンポリシロキサン、
(D)10W/m℃以上の熱伝導率を有する熱伝導性充填剤、
(E)白金及び白金化合物からなる群より選択される触媒、
(F)アセチレン化合物、窒素化合物、有機りん化合物、オキシム化合物及び有機クロロ化合物より選択される制御剤、
(G)前記成分(A)〜(F)を分散又は溶解できる沸点が80〜360℃の揮発性溶剤
を含有してなり、25℃の粘度が50〜1,000Pa・sのものである。
成分(A)のオルガノポリシロキサンは、ケイ素原子に直結したアルケニル基を1分子中に少なくとも2個有するもので、直鎖状でも分岐状でもよく、またこれら2種以上の異なる粘度の混合物でもよい。アルケニル基としては、ビニル基、アリル基、1−ブテニル基、1−ヘキセニル基などが例示されるが、合成のし易さ、コストの面からビニル基が好ましい。ケイ素原子に結合するアルケニル基は、オルガノポリシロキサンの分子鎖の末端、途中のいずれに存在してもよいが、柔軟性の面では両末端にのみ存在することが好ましい。
ケイ素原子に結合する残余の有機基としては、メチル基、エチル基、プロピル基、ブチル基、ヘキシル基、ドデシル基などのアルキル基、フェニル基などのアリール基、2−フェニルエチル基、2−フェニルプロピル基などのアラルキル基が例示され、更にクロロメチル基、3,3,3−トリフルオロプロピル基などの置換炭化水素基も例として挙げられる。これらのうち、合成のし易さ、コストの面から90モル%以上がメチル基であることが好ましい。
オルガノポリシロキサンの25℃における動粘度は、10mm2/sより低いと組成物の保存安定性が悪くなるし、100,000mm2/sより大きくなると得られる組成物の伸展性が悪くなるため、10〜100,000mm2/sの範囲であることが好ましく、より好ましくは100〜50,000mm2/sの範囲である。なお、本発明において、動粘度はオストワルド粘度計により測定した25℃における値である。
成分(B)のオルガノハイドロジェンポリシロキサンは、下記一般式(1)で示されるものである。
Figure 2009209230
(式中、R1は独立に炭素数1〜6のアルキル基である。n,mは0.01≦n/(n+m)≦0.3を満足する正数である。)
上記一般式(1)で示されるオルガノハイドロジェンポリシロキサンのn/(n+m)は0.01より小さいと架橋により組成を網状化できないし、0.3より大きいと初期硬化後の未反応Si−H基残存が多くなり、水分などにより余剰の架橋反応が経時で進んでしまい、組成物の柔軟性が失われるため、0.01〜0.3の範囲、好ましくは0.05〜0.2の範囲がよい。
1は、メチル基、エチル基、プロピル基、ブチル基、ヘキシル基等から選択される炭素数1〜6のアルキル基であり、これらのうち、合成のし易さ、コストの面から90モル%以上がメチル基であることが好ましい。
成分(C)のオルガノハイドロジェンポリシロキサンは、下記一般式(2)で示されるものである。
Figure 2009209230
(式中、R2は独立に炭素数1〜6のアルキル基である。pは5〜1,000の範囲の正数である。)
上記一般式(2)で示されるオルガノハイドロジェンポリシロキサンのpは5より小さいと揮発成分となりやすく、電子部品に用いることは好ましくないし、1,000より大きいと粘度が高くなり、扱いが難しくなるため、5〜1,000の範囲、好ましくは10〜100の範囲がよい。
2は、メチル基、エチル基、プロピル基、ブチル基、ヘキシル基等から選択される炭素数1〜6のアルキル基であり、これらのうち、合成のし易さ、コストの面から90モル%以上がメチル基であることが好ましい。
成分(B)及び成分(C)の配合量は、成分(A)中のアルケニル基の数に対し、成分(B)及び成分(C)中のSi−H基の数、即ち{成分(B)と成分(C)の合わせたSi−H基の個数}/{成分(A)のアルケニル基の個数}が、0.6〜1.5の範囲がよく、好ましくは0.7〜1.4の範囲がよい。0.6より小さいと十分な網状構造をとれず、硬化後に必要な硬さが得られず、1.5より大きいと未反応のSi−H基が水分などにより余剰の架橋反応を起こして硬くなり、組成物の柔軟性が失われる。
また、成分(B)と成分(C)の割合は、{成分(C)由来のSi−Hの個数}/{成分(B)由来のSi−Hの個数}が、1.0〜10.0の範囲がよく、好ましくは1.2〜8.0の範囲がよい。上記割合が10.0より大きいと硬化が不十分となる。
成分(D)の熱伝導性充填剤は、本発明に熱伝導性を付与するためのものである。本発明の充填剤は、その充填剤のもつ熱伝導率が10W/m℃より小さいと、熱伝導性シリコーングリース組成物の熱伝導率そのものが小さくなるため、充填剤の熱伝導率は10W/m℃以上、特に15〜10,000W/m℃が好ましい。
熱伝導性充填剤としては、アルミニウム粉末、銅粉末、銀粉末、ニッケル粉末、金粉末、アルミナ粉末、酸化亜鉛粉末、酸化マグネシム粉末、窒化アルミニウム粉末、窒化ホウ素粉末、窒化珪素粉末、ダイヤモンド粉末、カーボン粉末、インジウム、ガリウムなどが挙げられるが、熱伝導率が10W/m℃以上であれば如何なる充填剤でもよく、1種単独で用いても2種以上を混ぜ合わせてもよい。
熱伝導性充填剤の平均粒径は、0.1μmより小さいとグリース状にならず伸展性に乏しいものとなる場合があるし、100μmより大きいと放熱グリースの均一性が乏しくなる場合があるため、0.1〜100μmの範囲が好ましく、より好ましく1〜80μmの範囲がよい。充填剤の形状は、不定形でも球形でも如何なる形状でも構わない。なお、この平均粒径は、レーザー光回折法による粒度分布測定における体積平均値D50(即ち、累積体積が50%になるときの粒子径又はメジアン径)として測定することができる。
熱伝導性充填剤の充填量は、800質量部より少ないと所望する熱伝導率が得られないし、2,000質量部より大きいとグリース状にならず、伸展性の乏しいものとなるため、800〜2,000質量部の範囲であり、好ましくは1,000〜1,900質量部の範囲である。
成分(E)の白金及び白金化合物から選ばれる触媒は、成分(A)のアルケニル基と成分(B)及び成分(C)のSi−H基との間の付加反応の促進成分である。この成分(E)は、例えば白金の単体、塩化白金酸、白金−オレフィン錯体、白金−アルコール錯体、白金配位化合物などが挙げられる。
成分(E)の配合量は、成分(A)の質量に対し白金原子として0.1ppmより小さくても触媒としての効果がなく、500ppmを超えても特に硬化速度の向上は期待できないため、0.1〜500ppmの範囲であり、特に10〜400ppmの範囲が好ましい。
成分(F)の制御剤は、成分(E)の触媒活性を抑制し、室温でのヒドロシリル化反応の進行を抑え、シェルフライフ、ポットライフを延長させるものである。反応制御剤としては公知のものを使用することができ、アセチレン化合物、各種窒素化合物、有機りん化合物、オキシム化合物、有機クロロ化合物等が利用できる。
成分(F)の配合量は、成分(A)100質量部に対して0.01質量部より小さいと十分なシェルフライフ、ポットライフが得られず、1質量部より大きいと硬化性が低下するため、0.01〜1質量部の範囲であり、特に0.1〜0.8質量部の範囲が好ましい。これらはシリコーン樹脂への分散性をよくするためにトルエン、キシレン、イソプロピルアルコール等の有機溶剤で希釈して使用することもできる。
成分(G)の揮発性溶剤は、前記成分(A)、(B)、(C)、(D)、(E)及び(F)を分散又は溶解する沸点80〜360℃のものであれば特に制限はなく、例えば、トルエン、キシレン、イソパラフィンなどが挙げられるが、作業性、健康面の観点から、イソパラフィン系の溶剤が好ましい。
なお、揮発性溶剤の沸点は、80〜360℃であるものとし、好ましくは沸点260〜360℃であるものとする。揮発性溶剤の沸点が80℃未満であると、揮発が速くなりすぎて作業中に組成物の粘度が上昇する不具合が生じる。一方、沸点が360℃を超えるとシリコーングリース組成物中に溶剤が残存しやすくなり、ボイドが発生する等して熱特性が低下する。
上記揮発性溶剤の配合量は、成分(A)100質量部に対して0.1〜40質量部であり、好ましくは10〜30質量部である。配合量が0.1質量部未満であると、シリコーングリース組成物の粘度を十分に下げることができず、40質量部を超えると、硬化しにくくなる。
ところで、熱伝導性シリコーングリース組成物の熱伝導率は、基本的に熱伝導性充填剤の配合量と相関があり、熱伝導性充填剤の配合量を多くするほど熱伝導率が向上する。一方で、熱伝導性充填剤の配合量が多いと熱伝導性シリコーングリース組成物自体の粘度が高くなるため、作業性や取扱い性等を考慮すると、熱伝導性充填剤の配合量には上限がある。そこで、少量の成分(G)を配合することで、熱伝導性シリコーングリース組成物の粘度を急激に下げ、従来の組成物より熱伝導性充填剤の配合量が多くても作業性、取扱い性を確保することができる。
本発明の組成物には、充填剤とシリコーン成分の濡れ性を向上させる下記一般式(3)
3 a4 bSi(OR54-a-b (3)
(式中、R3は炭素数6〜15のアルキル基、R4は炭素数1〜8の1価炭化水素基、R5は独立に炭素数1〜6のアルキル基であり、aは1〜3の整数、bは0〜2の整数、a+bは1〜3の整数である。)
で表されるオルガノシランを付加的に用いることが更に有効である。
濡れ性向上剤として用いられるオルガノシランの上記一般式(3)のR3の具体例としては、例えば、ヘキシル基、オクチル基、ノニル基、デシル基、ドデシル基、テトラデシル基等の炭素数6〜15のアルキル基が挙げられる。炭素数が6より小さいと充填剤との濡れ性が十分でなく、15より大きいとオルガノシランが常温で固化するので、取扱いが不便な上、得られた組成物の低温特性が低下する。
また、上記式中のR4は、炭素数1〜8の飽和又は不飽和の1価炭化水素基であり、このような基としては、例えば、メチル基、エチル基、プロピル基、ヘキシル基、オクチル基等のアルキル基、シクロペンチル基、シクロヘキシル基等のシクロアルキル基、ビニル基、アリル基等のアルケニル基、フェニル基、トリル基等のアリール基、2−フェニルエチル基、2−メチル−2−フェニルエチル基等のアラルキル基、3,3,3−トリフロロプロピル基、2−(ノナフルオロブチル)エチル基、2−(ヘプタデカフルオロオクチル)エチル基、p−クロロフェニル基等のハロゲン化炭化水素基などが挙げられるが、特にメチル基、エチル基が好ましい。
5は、メチル基、エチル基、プロピル基、ブチル基、ペンチル基、ヘキシル基などの炭素数1〜6のアルキル基であり、特にメチル基、エチル基が好ましい。
また、aは1、2又は3であるが、特に1であることが好ましい。
前記一般式(3)で表されるオルガノシランの具体例としては、下記のものを挙げることができる。
613Si(OCH33
1021Si(OCH33
1225Si(OCH33
1225Si(OC253
1021Si(CH3)(OCH32
1021Si(C65)(OCH32
1021Si(CH3)(OC252
1021Si(CH=CH2)(OCH32
1021Si(CH2CH2CF3)(OCH32
このオルガノシランを使用する場合の配合量は、成分(A)100質量部に対して0.01質量部より少ないと濡れ性の乏しいものとなる場合があるし、30質量部より多くしても効果が増大することがなく、不経済であるので、0.01〜30質量部の範囲が好ましく、より好ましくは10〜25質量部である。
本発明の組成物には、充填剤とシリコーン成分の濡れ性を向上させる、下記一般式(4)で表されるオルガノポリシロキサンを付加的に用いることも有効である。
Figure 2009209230
(式中、R6は独立に非置換又は置換の1価炭化水素基であり、R7は独立にアルキル基、アルコキシアルキル基、アルケニル基又はアシル基であり、qは5〜100の整数であり、cは1〜3の整数である。)
濡れ性向上剤として用いられるオルガノポリシロキサンの上記一般式のR6は、独立に非置換又は置換の1価炭化水素基であり、好ましくは炭素数が1〜18のもので、その例としては、直鎖状アルキル基、分岐鎖状アルキル基、環状アルキル基、アルケニル基、アリール基、アラルキル基、ハロゲン化アルキル基等が挙げられる。直鎖状アルキル基としては、例えば、メチル基、エチル基、プロピル基、ヘキシル基、オクチル基等が挙げられる。分岐鎖状アルキル基としては、例えば、イソプロピル基、イソブチル基、tert−ブチル基、2−エチルヘキシル基等が挙げられる。環状アルキル基としては、例えば、シクロペンチル基、シクロヘキシル基等が挙げられる。アルケニル基としては、例えば、ビニル基、アリル基等が挙げられる。アリール基としては、例えば、フェニル基、トリル基等が挙げられる。アラルキル基としては、例えば、2−フェニルエチル基、2−メチル−2−フェニルエチル基等が挙げられる。ハロゲン化アルキル基としては、例えば、3,3,3−トリフルオロプロピル基、2−(ノナフルオロブチル)エチル基、2−(ヘプタデカフルオロオクチル)エチル基等が挙げられる。好ましくはメチル基、フェニル基である。
上記R7は独立にアルキル基、アルコキシアルキル基、アルケニル基又はアシル基で、好ましくは炭素数1〜5である。アルキル基としては、例えば、R6について例示したのと同様の直鎖状アルキル基、分岐鎖状アルキル基、環状アルキル基が挙げられる。アルコキシアルキル基としては、例えば、メトキシエチル基、メトキシプロピル基が挙げられる。アシル基としては、例えば、アセチル基、オクタノイル基が挙げられる。R7はアルキル基であることが好ましく、特にはメチル基、エチル基であることが好ましい。
qは5〜100の整数である。cは1〜3の整数であり、好ましくは3である。
前記一般式で表されるオルガノポリシロキサンの具体例としては、下記のものを挙げることができる。
Figure 2009209230
このオルガノポリシロキサンを使用する場合の配合量は、成分(A)100質量部に対して0.01質量部より少ないと濡れ性の乏しいものとなる場合があるし、30質量部より多くしても効果が増大することがなく、不経済であるので、0.01〜30質量部の範囲が好ましく、より好ましくは10〜25質量部である。
また、本発明には、上記した成分以外に、必要に応じて、CPUなどのICパッケージとヒートシンク等の放熱体とを化学的に接着、固定するために接着助剤等を入れてもよいし、劣化を防ぐために酸化防止剤等を入れてもよい。
本発明の熱伝導性シリコーングリース組成物は、上記成分(A)〜(G)、及び必要に応じて一般式(3)のオルガノシラン、一般式(4)のオルガノポリシロキサン、その他の添加剤等を常法に準じて混合することにより調製でき、1液付加タイプとして長期低温保存できる。
本発明の半導体装置組立て時には、この熱伝導性シリコーングリース組成物は市販されているシリンジに詰めてCPU等のICパッケージ表面上に塗布、貼り合わせられる。このため、25℃における粘度が50Pa・sより低いと塗布時に液垂れを起こしてしまうし、1,000Pa・sより高いと塗布効率が悪くなるため、50〜1,000Pa・sの範囲で使用可能であるが、好ましくは100〜400Pa・sがよい。なお、本発明において、粘度は回転粘度計により25℃で測定した値である。
ディスペンスされた後、ICパッケージからの発熱によって硬化し、硬化後はこの組成物はタック性を有するのでずれたり、また経時においても安定した柔軟性を有することから基材から剥がれたりすることはない。更に、ディスペンス後、積極的に加熱硬化させてもよい。この場合、加熱硬化条件としては特に限定されるものではなく、例えば100〜150℃、10〜120分間程度とすることができる。
以下、実施例及び比較例を示し、本発明を具体的に説明するが、本発明は下記の実施例に制限されるものではない。なお、下記においてMeはメチル基を示す。
[実施例1〜9、比較例1〜9]
まず、本発明組成物を形成する以下の各成分を用意した。
成分(A)
A−1:両末端がジメチルビニルシリル基で封鎖され、25℃における動粘度が600mm2/sのジメチルポリシロキサン
成分(B)下記式で表されるオルガノハイドロジェンポリシロキサン
B−1:
Figure 2009209230
B−2:
Figure 2009209230
B−3(比較用):
Figure 2009209230
B−4(比較用):
Figure 2009209230
成分(C)下記式で表されるオルガノハイドロジェンポリシロキサン
C−1:
Figure 2009209230
C−2:
Figure 2009209230
成分(D)
下記のアルミニウム粉末、アルミナ粉末及び酸化亜鉛粉末を、5リットルゲートミキサー(井上製作所(株)製、商品名:5リットルプラネタリミキサー)を用い、下記表1の混合比で室温にて15分間混合し、D−1〜5を得た。
平均粒径4.9μmのアルミニウム粉末(熱伝導率:237W/m℃(300K))
平均粒径15.0μmのアルミニウム粉末(熱伝導率:237W/m℃(300K))
平均粒径15.0μmのアルミナ粉末(熱伝導率:36W/m℃(300K))
平均粒径1.0μmの酸化亜鉛粉末(熱伝導率:116W/m℃(300K))
Figure 2009209230
成分(E)
E−1:白金−ジビニルテトラメチルジシロキサン錯体のA−1溶液、白金原子として1質量%含有
成分(F)
F−1:1−エチニル−1−シクロヘキサノールの50質量%トルエン溶液
成分(G)
G−1:IPソルベント2835(イソパラフィン系溶剤、出光興産株式会社製商品名) 沸点270−350℃
(使用したオルガノシラン)
オルガノシラン(1):C613Si(OCH33
オルガノシラン(2):C1021Si(OCH33
(使用したオルガノポリシロキサン)
オルガノポリシロキサン(1):
Figure 2009209230
成分(A)〜(G)を以下のように混合してシリコーン組成物を得た。
即ち、5リットルゲートミキサー(井上製作所(株)製、商品名:5リットルプラネタリミキサー)に、表2、3に示す配合量で成分(A)、(B)、(C)、(G)を量り取り、更に成分(D)を量り取り、必要に応じてオルガノシランやオルガノポリシロキサンを加え、室温で1時間混合した。次に、成分(F)をそれぞれ表2、3に示す配合量で加え、15分室温にて混合した。その後、更に成分(E)をそれぞれ表2、3に示す配合量で加え、均一になるように15分室温混合した。
得られた組成物を用いて、熱伝導率、粘度、塗布性、硬度を下記に示す評価方法により測定した。これらの結果を表2,3に示す。
熱伝導率:
試験片の厚みをマイクロメータ(株式会社ミツトヨ製)で測定し、予め測定してあったアルミニウム板2枚分の厚みを差し引いて、該組成物の厚みを算出した。このような方法で試験片の厚みが異なるサンプルをそれぞれ数点作製した。その後、それぞれのサンプルを125℃中で90分放置することで硬化させ、よく冷えるのを待ってから再度該組成物の厚みを算出した。上記試験片を用いて該組成物の熱抵抗(単位:mm2−K/W)をレーザーフラッシュ法に基づく熱抵抗測定器(ネッチ社製、キセノンフラッシュアナライザー;LFA447 NanoFlash)により25℃において測定した。それぞれ厚みの異なる熱抵抗値を組成物ごとにプロットし、そこから得られた直線の傾きの逆数から熱伝導率を算出した。
粘度:
組成物の絶対粘度は25℃における値を示し、その測定はマルコム粘度計(タイプPC−1T)を用いた。
塗布性:
製造した熱伝導性シリコーングリース組成物をEFDシリンジ30ccに詰めた。その後、ディスペンサーとしてMUSASHI ENGINEERING,INC.製のML606−GXを使用し、吐出圧は0.50MPaとして、吐出試験を行った。「吐出性能が良好なもの」は○、「吐出が難しいもの」は×として評価結果を示す。
硬度測定:
組成物の硬化物の経時での柔軟性を硬度測定することで評価した。10mm厚の型に流し込み、125℃で1時間加熱して、厚み10mmのシート状のゴム成形物を作製した。この成形物を25℃に戻し、初期硬度を測定した。次いで、温度130℃、湿度100%、2気圧の条件下に100時間放置した後、25℃に戻し、再び硬度を測定した。なお、硬度の測定は、高分子計器(株)製AskerC(低硬さ用)を使用した。
Figure 2009209230
Figure 2009209230

Claims (4)

  1. (A)1分子中に少なくとも2個のアルケニル基を有する、25℃の動粘度が10〜100,000mm2/sのオルガノポリシロキサン: 100質量部、
    (B)下記一般式(1)
    Figure 2009209230
    (式中、R1は独立に炭素数1〜6のアルキル基である。n,mは0.01≦n/(n+m)≦0.3を満足する正数である。)
    で示されるオルガノハイドロジェンポリシロキサン、
    (C)下記一般式(2)
    Figure 2009209230
    (式中、R2は独立に炭素数1〜6のアルキル基である。pは5〜1,000の範囲の正数である。)
    で示されるオルガノハイドロジェンポリシロキサン:
    {成分(B)と成分(C)の合わせたSi−H基の個数}/{成分(A)のアルケニ
    ル基の個数}が0.6〜1.5の範囲であり、かつ{成分(C)由来のSi−Hの個
    数}/{成分(B)由来のSi−Hの個数}が1.0〜10.0の範囲となる量、
    (D)10W/m℃以上の熱伝導率を有する熱伝導性充填剤:
    800〜2,000質量部、
    (E)白金及び白金化合物からなる群より選択される触媒:
    白金原子として成分(A)の0.1〜500ppmとなる配合量、
    (F)アセチレン化合物、窒素化合物、有機りん化合物、オキシム化合物及び有機クロロ化合物より選択される制御剤: 0.01〜1質量部、
    (G)前記成分(A)〜(F)を分散又は溶解できる沸点が80〜360℃の揮発性溶剤: 0.1〜40.0質量部
    を含有してなり、25℃の粘度が50〜1,000Pa・sである熱伝導性シリコーングリース組成物。
  2. 更に、下記一般式(3)
    3 a4 bSi(OR54-a-b (3)
    (式中、R3は炭素数6〜15のアルキル基、R4は炭素数1〜8の1価炭化水素基、R5は独立に炭素数1〜6のアルキル基であり、aは1〜3の整数、bは0〜2の整数、かつa+bは1〜3の整数である。)
    で示されるオルガノシランを(A)成分100質量部に対して0.01〜30.0質量部含む請求項1記載の熱伝導性シリコーングリース組成物。
  3. 更に、下記一般式(4)
    Figure 2009209230
    (式中、R6は独立に非置換又は置換の1価炭化水素基であり、R7は独立にアルキル基、アルコキシアルキル基、アルケニル基又はアシル基であり、qは5〜100の整数であり、cは1〜3の整数である。)
    で示されるオルガノポリシロキサンを(A)成分100質量部に対して0.01〜30.0質量部含む請求項1又は2記載の熱伝導性シリコーングリース組成物。
  4. 沸点が80〜360℃の揮発性溶剤が、イソパラフィン系溶剤であることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の熱伝導性シリコーングリース組成物。
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