JP2008185054A - 樹脂ブロックベルトを有するベルト式無段変速機およびそれを備えた自動二輪車 - Google Patents

樹脂ブロックベルトを有するベルト式無段変速機およびそれを備えた自動二輪車 Download PDF

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Abstract

【課題】樹脂ブロックベルトに起因する騒音が外部に漏れることを十分に抑制する。
【解決手段】ベルト式無段変速機17は、プライマリシーブ51と、セカンダリシーブ52と、樹脂ブロックベルト55と、変速機ケース61と、を備えている。樹脂ブロックベルト55は、プライマリシーブ51とセカンダリシーブ52とに巻き掛けられている。変速機ケース61は、プライマリシーブ51と、セカンダリシーブ52と、樹脂ブロックベルト55とを収納するベルト室38を区画形成する。変速機ケース61は、排気通路65と、吸気通路98,99と、吸音材36とを有する。吸音材36は、排気通路65を進行する音波が当たるように、排気通路65の内壁に取り付けられている。吸音材36は、排気通路65の延びる方向A1と交差する吸音面36aを有する。
【選択図】図10

Description

本発明は、樹脂ブロックベルトを有するベルト式無段変速機およびそれを備えた自動二輪車に関する。
例えば、特許文献1には、樹脂ブロックベルトを有するベルト式無段変速機を備えた自動二輪車等が開示されている。樹脂ブロックベルトは、従来のゴム製ベルトと比較して耐久性に優れている。よって、樹脂ブロックベルトを用いることによって、ベルト式無段変速機の耐久性を向上させることができる。
特開2002−147582号公報
樹脂ブロックベルトは、ゴムよりも高硬度の樹脂ブロックが複数連結されてなる。このため、樹脂ブロックベルトとプライマリシーブやセカンダリシーブとの衝突音は、従来のゴム製ベルトとプライマリシーブやセカンダリシーブとの衝突音よりも大きい。したがって、樹脂ブロックベルトを用いたベルト式無段変速機からは、従来のゴム製ベルトを用いたベルト式無段変速機からよりも大きな騒音が生じる。
この樹脂ブロックベルトに起因する騒音を抑制するために、例えば、特許文献1に記載のベルト式無段変速機のように、伝動ケースの内外に吸音材を配置することも考えられる。しかしながら、伝動ケースの内外に吸音材を配置したとしても、樹脂ブロックベルトに起因する騒音が外部に漏れることを十分に抑制することは困難である。
本発明は、かかる点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、樹脂ブロックベルトに起因する騒音が外部に漏れることを十分に抑制することにある。
本発明に係る第1のベルト式無段変速機は、プライマリシーブと、セカンダリシーブと、樹脂ブロックベルトと、変速機ケースと、を備えている。樹脂ブロックベルトは、プライマリシーブとセカンダリシーブとに巻き掛けられている。変速機ケースは、プライマリシーブとセカンダリシーブと樹脂ブロックベルトとを収納するベルト室を区画形成する。変速機ケースは、ベルト室の内部と外部とをつなぐ空気通路と、吸音材とを有する。吸音材は、空気通路の内壁に取り付けられている。吸音材は、前記ベルト室の内部から外部に向かって進行する音波が当たるように配置されている。
本発明に係る第2のベルト式無段変速機は、プライマリシーブと、セカンダリシーブと、樹脂ブロックベルトと、変速機ケースと、を備えている。樹脂ブロックベルトは、プライマリシーブとセカンダリシーブとに巻き掛けられている。変速機ケースは、プライマリシーブと、セカンダリシーブと、樹脂ブロックベルトとを収納するベルト室を区画形成する。変速機ケースは、ベルト室に通じる空気通路と、吸音材とを有する。吸音材は、空気通路の内壁に取り付けられている。吸音材は、空気通路の吸音材よりもベルト室側の部分の延びる方向と交差する吸音面を有する。
本発明によれば、樹脂ブロックベルトに起因する騒音が外部に漏れることを十分に抑制することができる。
本発明者らは、樹脂ブロックベルトを有するベルト式無段変速機から発生する騒音の主成分は、複数の樹脂ブロックが順に移動していくことによって生じるピッチノイズであることを見出した。また、このピッチノイズはいわゆる高周波音であることを見出した。そして、一般的に、高周波音は直進性が強く、透過性が弱いという特性を有していることに着目した。その結果、本発明者らは、本発明をなすに至った。
すなわち、本実施形態は、ベルト室に通じる空気通路がまっすぐ延びているような場合には、直進性の高い高周波音は主として空気通路から外部に漏れていることに鑑み、ベルト室の内部と外部とをつなぐ空気通路の内壁に、空気通路を進行する音波が当たるように吸音材を取り付けたものである。このように吸音材を配置することによって、樹脂ブロックベルトに起因する高周波音がベルト室から漏れることを効果的に抑制することができる。
また、本実施形態では、高周波音の漏れを効果的に防ぐ観点から、空気通路に、少なくともひとつの屈曲部を形成している。具体的には、排気通路に、複数の屈曲部を形成している。かつ、その屈曲部に吸音材を配置している。
騒音が外部に漏れることをより低減するために、変速機ケースの内外に吸音材を貼り付けてもよい。しかし、高周波音は、直進性が高く、かつ物体に対する透過性が比較的低い。よって、上記のように、空気通路に、空気通路を通る空気の主流が当たるように吸音材を配置することによって、樹脂ブロックベルトに起因する騒音が外部に漏れることを効果的に抑制できる。このため、変速機ケースの内外に吸音材を貼り付けなくとも、比較的高い騒音抑制効果が得られる。つまり、空気通路の内壁に、空気通路を通る空気の主流が当たるように吸音材を取り付け、変速機ケースの内外に吸音材を貼り付けないようにすることによって、ベルト室からの騒音を効果的に抑制すると共に、より小型なベルト式無段変速機が実現される。また、吸音材は保温効果を有するところ、変速機ケースの内外に吸音材を貼り付けないようにすることによって、変速機ケース内の冷却効果も促進される。その結果、ベルト式無段変速機の寿命も長くなる。
以下、本実施形態に係る自動二輪車1について、図1〜図13を参照しながら詳細に説明する。なお、本実施形態では、本発明を実施した鞍乗型車両の例として、図1に示すオフロードタイプの自動二輪車1を挙げて説明する。しかし、本発明に係る鞍乗型車両は、これに限定されるものではなく、例えば、オフロードタイプ以外の自動二輪車であってもよい。具体的には、本発明に係る鞍乗型車両は、モータサイクルタイプの自動二輪車、スクータータイプの自動二輪車、所謂モペットタイプの自動二輪車等であってもよい。また、本発明に係る鞍乗型車両は、自動二輪車以外の鞍乗型車両であってもよい。具体的には、本発明に係る鞍乗型車両は、例えば、All Terrain Vehicle(ATV)等であってもよい。
《自動二輪車1の概略構成》
図1は本実施形態に係る自動二輪車1の側面図である。まず、図1を参照しながら、自動二輪車1の概略構成について説明する。なお、下記説明において、前後左右の方向は、シート3に着座した乗員から視た方向をいうものとする。
自動二輪車1は、車体フレーム2と、車体カバー14と、シート3とを備えている。車体カバー14は、車体フレーム2の一部を覆うように取り付けられている。シート3は、車体カバー14に取り付けられている。
車体フレーム2は、ステアリングヘッドパイプ4と、ダウンチューブ5と、メインパイプ6とを備えている。ダウンチューブ5は、ステアリングヘッドパイプ4から下方に向かって延び、中途部において折れ曲がり、中途部からは略水平に延びている。メインパイプ6は、ダウンチューブ5よりも上方において、ステアリングヘッドパイプ4から後方に向かって延びている。
メインパイプ6の下端部には、ピボット軸10が取り付けられている。このピボット軸10には、後方に向かって延びるリアアーム9が揺動可能に取り付けられている。リアアーム9の後方端部には後輪13が回転可能に取り付けられている。一方、ステアリングヘッドパイプ4の下端は、フロントフォーク11に接続されている。フロントフォーク11の下端部には、前輪12が回転自在に取り付けられている。
図2に示すように、メインパイプ6の中途部には、後方に向かって延びる一対のシートレール7が接続されている。また、各シートレール7の中央よりやや後方部分には、バックステー8が接続されている。バックステー8は、シートレール7との接続部より前方斜め下方に向かって延びている。バックステー8の先端はメインパイプ6の下端部に接続されている。
図1および図2に示すように、ダウンチューブ5とメインパイプ6との間には、ダウンチューブ5とメインパイプ6とに取り付けられたエンジンユニット15が配置されている。エンジンユニット15は、図3に示すように、エンジン16、ベルト式無段変速機17等が一体となったものである。このエンジンユニット15において生じた駆動力がチェーンベルト等の図示しない動力伝達手段を介して後輪13に伝達されるようになっている。なお、以下の説明において、ベルト式無段変速装置17は、CVT17という。
《エンジンユニット15の構成》
図3は、エンジンユニット15の断面を示す図である。図3に示すように、エンジンユニット15は、エンジン16と、CVT17と、遠心クラッチ18と、減速機構19と、を備えている。なお、ここでは、エンジン16を4サイクル単気筒エンジンとして説明する。しかし、エンジン16は、例えば2サイクルエンジンであってもよい。また、多気筒エンジンであってもよい。
エンジン16は、クランクケース80と、シリンダ21と、シリンダヘッド22とを備えている。シリンダ21は、クランクケース80に取り付けられている。シリンダヘッド22は、シリンダ21の先端部に取り付けられている。
シリンダ21内には、ピストン25が摺動可能に挿入されている。このピストン25には、コンロッド26の一端部が連結されている。コンロッド26の他端部は、クランクピン28に連結されている。クランクピン28は、クランク軸23の左側クランクアーム27aと右側クランクアーム27bとのそれぞれに形成された貫通孔に挿入されて固定されている。
シリンダヘッド22には、シリンダ21の内部空間につながる凹部22aと、凹部22aにつながる図示しない吸気ポートと図示しない排気ポートとが形成されている。凹部22aは燃焼室の一部を構成している。シリンダヘッド22には、凹部22aに点火部が露出するように、点火プラグ29が取り付けられている。
上記吸気ポートには、図1および図2に示すように、吸気管40が接続されている。図2に示すように、吸気管40はシリンダヘッド22から後方に延びている。吸気管40の後方端には、エアチャンバ43が接続されている。エアチャンバ43には、吸気口43aが形成されている。この吸気口43aからエアチャンバ43内に外気が吸入される。エアチャンバ43に吸入された外気は、吸気管40および吸気ポートを介して燃焼室に供給される。
一方、上記排気ポートには、図1および図2に示すように、排気管41が接続されている。排気管41は、図2に示すように、シリンダヘッド22の前方に接続されている。排気管41は、シリンダヘッド22から前方に延び、ダウンチューブ5を跨いだ後、エンジンユニット15の前方を下方に延び、さらにエンジンユニット15の下方を後方に向けて延びている。排気管41の後方端には、マフラ42が接続されている。
図3に示すように、シリンダ21内の左側部には、クランクケース80の内部とシリンダヘッド22の内部とをつなぐカムチェーン室31が形成されている。このカムチェーン室31には、タイミングチェーン32が配置されている。タイミングチェーン32は、クランク軸23とカム軸33とに巻き掛けられている。このため、クランク軸23の回転に伴ってカム軸33が回転する。そして、カム軸33が回転することによって、図示しない吸気バルブおよび排気バルブが開閉される。
クランクケース80は、左側に位置する第1ケースブロック81と、右側に位置する第2ケースブロック82と、クラッチカバー83とにより構成されている。第1ケースブロック81と第2ケースブロック82とは、車幅方向に沿って互いに付き合わされている。第2ケースブロック82の後半部には、左側に向かって窪んだ凹部82aが形成されている。クラッチカバー83は、この凹部82aを塞いでいる。なお、この凹部82aとクラッチカバー83により区画形成された空間は、遠心クラッチ18が配置されるクラッチ室を構成している。
クランクケース80内には、クランク軸23が収容されている。クランク軸23は、車幅方向に水平に延びている。クランク軸23は、軸受24aを介して第1ケースブロック81に支持されている。また、クランク軸23は、軸受24bを介して第2ケースブロック82に支持されている。
第1ケースブロック81の前半部の左側には、発電機ケース35が取り付けられている。この発電機ケース35と第1ケースブロック81とによって発電機室が区画形成されている。発電機室には発電機34が収容されている。発電機34は、発電機室内においてクランク軸23に取り付けられている。発電機34は、ステータ34aと、ロータ34bとを備えている。ロータ34bは、クランク軸23と共に回転するスリーブ39に固定されている。ステータ34aは、発電機ケース35に固定されている。このため、ロータ34bは、クランク軸23の回転に伴って、ステータ34aに対して相対的に回転する。これにより、発電が行われる。
第2ケースブロック82の右側には、CVT17を収容する変速機ケース61が取り付けられている。変速機ケース61は、CVT17を収容するベルト室38を区画形成している。変速機ケース61は、第2ケースブロック82の右側に位置する樹脂製の内側ケース62と、内側ケース62の右側に位置する外側ケース63とを有する。
CVT17は、プライマリシーブ51と、セカンダリシーブ52とを備えている。プライマリシーブ51は、クランク軸23に取り付けられている。詳細には、クランク軸23の右側端部は、第2ケースブロック82および内側ケース62を貫通し、ベルト室38にまで延びている。プライマリシーブ51は、このクランク軸23の右側端部に取り付けられている。なお、以下の説明において、クランク軸23の右側部分を「プライマリシーブ軸23a」と称呼することがある。プライマリシーブ軸23aは、厳密には、軸受24bよりも右側の部分により構成されている。
詳細には、プライマリシーブ51は、プライマリ固定シーブ体51aと、プライマリ可動シーブ体51bとを備えている。プライマリ固定シーブ体51aは、プライマリシーブ軸23aの右側端に固定されている。プライマリ可動シーブ体51bは、プライマリ固定シーブ体51aよりも左側において、プライマリシーブ軸23aに取り付けられている。プライマリ可動シーブ体51bは、プライマリシーブ軸23aに対して、その軸方向に変位可能である。
プライマリ固定シーブ体51aの左側面は、右側に向かって広がるテーパ状に形成されている。一方、プライマリ可動シーブ体51bの右側面は、左側に向かって広がるテーパ状に形成されている。これらプライマリ固定シーブ体51aの左側面とプライマリ可動シーブ体51bの右側面とによって、径方向外側に向かって幅広となる略V字状のベルト溝51cが形成されている。なお、プライマリ固定シーブ体51aの右側面には送風用の複数の羽根60が形成されている。
プライマリ可動シーブ体51bの左側面には、カム面56が形成されている。プライマリ可動シーブ体51bの左側には、カム面56に対向するようにカムプレート57が配置されている。カムプレート57は、プライマリシーブ軸23aに固定されている。また、カムプレート57とプライマリ可動シーブ体51bとは係合している。これにより、プライマリ可動シーブ体51bもまたプライマリシーブ軸23aに対して相対的に回転不能となっている。カム面56とカムプレート57との間には、径方向内外に移動可能なローラウエイト58が配置されている。
セカンダリシーブ52は、プライマリシーブ51の後方に位置する。セカンダリシーブ52は、セカンダリシーブ軸53に取り付けられている。セカンダリシーブ52は、セカンダリ固定シーブ体52aと、セカンダリ可動シーブ体52bとを備えている。セカンダリ固定シーブ体52aは、セカンダリシーブ軸53に固定されている。セカンダリ可動シーブ体52bは、セカンダリ固定シーブ体52aよりも右側において、セカンダリシーブ軸53に取り付けられている。セカンダリ可動シーブ体52bは、セカンダリシーブ軸53の軸方向に変位可能である。
セカンダリ固定シーブ体52aの右側面は、左側に向かって広がるテーパ状に形成されている。一方、セカンダリ可動シーブ体52bの左側面は、右側に向かって幅広となるテーパ状に形成されている。これらセカンダリ固定シーブ体52aの右側面とセカンダリ可動シーブ体52bの左側面とによって、径方向外側に向かって広がる略V字状のベルト溝52cが形成されている。
セカンダリ可動シーブ体52bの右側には、圧縮コイルスプリング59が配置されている。セカンダリ可動シーブ体52bは、この圧縮コイルスプリング59によって左側に付勢されている。すなわち、セカンダリ可動シーブ体52bは、この圧縮コイルスプリング59によってセカンダリ固定シーブ体52a側に付勢されている。
樹脂ブロックベルト55は、プライマリシーブ51のベルト溝51cと、セカンダリシーブ52のベルト溝52cとに巻き掛けられている。樹脂ブロックベルト55は、断面略V字状の所謂樹脂ブロックベルトである。具体的に、樹脂ブロックベルト55は、図4(a)に示すように、複数の樹脂ブロック55aを備えている。複数の樹脂ブロック55aは、輪帯状に配列されており、可撓性を有する一対の連結体55bによって相互に連結されている。詳細には、各樹脂ブロック55aは、相互に対向する一対の凹部55cを有している。この凹部55cに連結体55bが嵌め込まれることによって、複数の樹脂ブロック55aが連結されている。
図3に示すように、セカンダリシーブ軸53は、内側ケース62とクラッチカバー83とを貫通してクラッチ室にまで延びている。遠心クラッチ18は、クラッチ室において、セカンダリシーブ軸53に取り付けられている。遠心クラッチ18は、例えば図3に示すような湿式多板式のものであってもよい。
また、遠心クラッチ18には、減速機構19が噛合している。セカンダリシーブ軸53の回転は、遠心クラッチ18を介して減速機構19に伝達される。そして、動力伝達手段(図示せず)を介して、減速機構19の出力軸(図示せず)から、図1に示す後輪13へトルクが伝達される。
《ベルト室38への吸気および排気》
次に、ベルト室38への吸気および排気について、図5等を参照しながら詳細に説明する。図5は、第2ケースブロック82の右側面図である。図6は、クラッチカバー83が取り付けられた第2ケースブロック82の右側面図である。図7は、クラッチカバー83および内側ケース62が取り付けられた第2ケースブロック82の右側面図である。図8は、クラッチカバー83、内側ケース62および外側ケース63が取り付けられた第2ケースブロック82の前方斜め下から視たときの斜視図である。図9は、クラッチカバー83、内側ケース62および外側ケース63が取り付けられた第2ケースブロック82の右側面図である。図10は、図9に示すX−X矢視図である。図11は、図10に示すXI−XI矢視図である。なお、図10は、説明の便宜上、第2ケースブロック82、クラッチカバー83および変速機ケース61のみを描画している。
−第2ケースブロック82および変速機ケース61等の詳細構造−
図5に示すように、第2ケースブロック82の前半部分には、プライマリシーブ軸23aが挿入される開口82eが区画形成されている。一方、第2ケースブロック82の後半部分には、クラッチ室が形成される凹部82aが形成されている。この凹部82aは、図3および図6に示すように、クラッチカバー83によって塞がれている。クラッチカバー83の中心部には、セカンダリシーブ軸53が挿入される開口83aが形成されている。
凹部82aの下方には、複数の線条凸部(リブ)82bが形成されている。複数の線条凸部82bは、略水平方向に一列に配列されている。厳密には、複数の線条凸部82bは、やや後方斜め上がり方向に一列に配列されている。各線条凸部82bは、上下方向に延びている。かつ、各線条凸部82bは、第2ケースブロック82の右側面からさらに右側に向かって突出している。すなわち、各線条凸部82bは、第2ケースブロック82の右側面から内側ケース62に向かって突出している。図11に示すように、複数の線条凸部82bは、内側ケース62に当接している。これにより、比較的強度が低い樹脂製の内側ケース62が支持されている。
図11に示す断面において、内側ケース62の隣接する線条凸部82bに当接する部分相互間は、アーチ状に窪んでいる。
第2ケースブロック82の複数の線条凸部82bの直下部分には、膨出部82cが形成されている。膨出部82cは、線条凸部82bの右先端よりも右側に膨出している。言い換えれば、膨出部82cは、線条凸部82bの右先端よりも外側に膨出している。膨出部82cは、前後方向に関して、複数の線条凸部82bが形成された領域よりも広域にわたって形成されている。
図3および図7に示すように、第2ケースブロック82の右側には、内側ケース62が配置されている。この内側ケース62により、開口82eおよび開口83aと、膨出部82cと、複数の線条凸部82bが形成された領域の下部とを除く第2ケースブロック82の右側のほぼ全体が被覆されている。図10に示すように、内側ケース62と第2ケースブロック82との間には、空間が形成されている。内側ケース62の上部には、その空間と、ベルト室38とを連通させる複数の連通口62aが形成されている(図3も参照)。これにより、ベルト室38は、連通口62a、内側ケース62と第2ケースブロック82との間の空間を介して外気と連通している。本実施形態では、この内側ケース62と第2ケースブロック82との間の空間が、排気通路65を構成している。排気通路65は、図10に示すように、膨出部82cによって右側に曲げられており、ラビリンス構造となっている。すなわち、排気通路65は、複数の屈曲部65bを有している。なお、本実施形態では、排風通路65は、複数の屈曲部65bを有しているが、排風通路65は、1または複数の湾曲部を有していてもよい。排風通路65は、1または複数の屈曲部と共に1または複数の湾曲部を有していてもよい。
図10に示すように、内側ケース62のさらに右側には、外側ケース63が配置されている。この外側ケース63と内側ケース62とによって、ベルト室38が区画形成されている。
外側ケース63の下部後側部分には、内側ケース62の下端よりも下方に延びる延設部63aが形成されている。延設部63aと第2ケースブロック82とは、相互に離間している。延設部63aは、上下方向に関して、膨出部82cに対向する位置にまで延びている。言い換えれば、延設部63aは、線条凸部82bと車幅方向に対向する部分と、線条凸部82bの下方に設けられた膨出部82cに対向する部分とを備えている。
この延設部63aによって、排気通路65は、屈曲部65bよりも下流側の部分において下方に曲げられている。すなわち、排気通路65は、屈曲部65bよりも下流側の部分に位置する屈曲部65cを備えている。なお、屈曲部65cは、湾曲部であってもよい。
延設部63aの内側面(左側面)には、吸音材36が取り付けられている。言い換えれば、延設部63aの左側面には、吸音材36が取り付けられている。この吸音材36は、線条凸部82bの突出方向に交差する吸音面36aを有している。具体的には、面材に形成された吸音材36は、線条凸部82bの突出方向と交差するように配置されている。なお、吸音面36aは、線条凸部82bの突出方向と直交していてもよい。また、吸音面36aは、線条凸部82bの突出方向と鋭角または鈍角をなしていてもよい。
なお、高い吸音効率を得る観点から、吸音材36は、内部に多数の空間を有するものであることが好ましい。例えば、吸音材36は、発泡性材料、グラスウールやスチールウールなどによって形成することができる。発泡性材料の具体例としては、発泡ウレタンなどの発泡樹脂、発泡ゴム等が挙げられる。
一方、外側ケース63の延設部63aよりも前方の部分には、図8および図9に示すように、膨出部63bが形成されている。この膨出部63bは、上下方向に関して、膨出部82cの上端よりも下方にまで膨出している。また、膨出部63bは、正面視において、延設部63aと第2ケースブロック82との間の空間を覆うように形成されている。
図3に示すように、外側ケース63の上面には、吸気口78が形成されている。吸気口78には吸気ダクト71が接続されている(図1、図2および図8も共に参照)。吸気ダクト71は、図1および図2に示すように、変速機ケース61から上向きに延び、中途部から後方に向かって水平に延びている。吸気ダクト71の後方側端部にはエアチャンバ94が接続されている。エアチャンバ94は、吸入した外気を浄化する機能を有する。具体的には、エアチャンバ94は、吸入した外気に含まれる塵や埃等を除去する機能を有する。
図12(a),(b)はエアチャンバ94を2分割した展開図である。図13はエアチャンバ94の断面図である。図12に示すように、エアチャンバ94は、相互に対向するように組み合わされた第1ケーシング95および第2ケーシング96によって構成されている。
図12(b)に示すように、第1ケーシング95の内部には、壁部95bおよび95cが形成されている。これら壁部95bおよび95cによって、蛇行して延びる第1吸気通路98が形成されている。
一方、第2ケーシング96の内部には、図12(a)に示すように、壁部96a、96bおよび96cが形成されている。壁部96aは、第2ケーシング96の内部を2つの領域に区画している。第2ケーシング96には、第2ケーシング96内の上側の内部領域100に開口する吸気口94aが形成されている。内部領域100は、第1ケーシング95側の第1吸気通路98の基端部98aと連通している(図12(b)参照)。
第2ケーシング96内の下側の内部領域には、壁部96bおよび96cが形成されている。これら壁部96bおよび96cによって、第2ケーシング96内の下側の内部領域に、蛇行して延びる第2吸気通路99が形成されている。図13に示すように、この第2吸気通路99と上記第1吸気通路98とは、エアクリーナー97を介して対面している。
なお、壁部96bは壁部95bに対応した形状を有している。一方、壁部96cは壁部95cに対応した形状を有している。このため、第1吸気通路98と第2吸気通路99とは、鏡像関係にある。
−ベルト室38への吸気および排気動作−
上述のように、ベルト室38に配置されたプライマリ固定シーブ体51aの左側面には、複数の羽根60が形成されている(図3参照)。この複数の羽根60は、プライマリシーブ軸23aの回転と共に旋回する。言い換えれば、この複数の羽根60は、クランク軸23の回転と共に旋回する。その結果、ベルト室38への吸引力が発生し、この複数の羽根60の旋回によりエアチャンバ94から吸入された外気がベルト室38に吸入される。
具体的には、まず吸気口94aからエアチャンバ94内に外気が吸入される。吸気口94aから吸入された外気は、内部領域100を経由して、第1吸気通路98の基端部98aに導かれる(図12および図13参照)。基端部98aに導かれた空気は、基端部98aから先端部98bへと流れると共に、その一部がエアクリーナー97を通過して第2吸気通路99に流入する。第2吸気通路99に流入した空気は、第2吸気通路99の先端部に形成された開口101を経由して吸気ダクト71に供給される(図1および図2参照)。
吸気ダクト71に供給された空気は、ベルト室38の前半部分に供給される(主として図3および図10参照)。すなわち、吸気ダクト71に供給された空気は、プライマリシーブ51が配置された部分に供給される。この吸入された外気によってCVT17が冷却される。ベルト室38に供給された空気は、ベルト室38内を流通した後、連通口62aから、内側ケース62と第2ケースブロック82との間に形成された排気通路65を経由して排出される。
排出される空気は、まず排気通路65を下方に進む(図10参照)。その後、屈曲部65bにおいて、排出される空気の流れ方向が変えられる。すなわち、下方に流れてきた空気は、壁部82fに当たって、右向きの流れに変えられる。その後、排出される空気は、屈曲部65cにおいて、吸音材36の吸音面36aに当たって、さらに流れる方向が下向きに変えられる。そして、排気口65aから排出される。
このように、吸音材36は、排気通路65を通る空気が当たるように排気通路65の内壁に取り付けられている。詳細には、吸音材36は、屈曲部65cを構成する延設部63aの内壁に取り付けられている。
吸音材36は、吸音面36aを有している。吸音面36aは、排気通路65の吸音材36よりもベルト室38側の部分の延びる方向と交差している。言い換えれば、吸音面36aは、排気通路65の吸音材36よりもベルト室38側の部分の延びる方向と平行ではない。具体的に、吸音面36aは、排気通路65の吸音材36よりもベルト室38側の部分の延びる方向と直交していてもよい。また、吸音面36aは、排気通路65の吸音材36よりもベルト室38側の部分の延びる方向と鋭角または鈍角をなしていてもよい。なお、本実施形態において、排気通路65の吸音材36よりもベルト室38側の部分とは、具体的には、屈曲部65bと屈曲部65cとの間の部分である。
なお、複数の線条凸部82bは、排気通路65の延びる方向に沿って延びている。
《作用および効果》
以上説明したように、本実施形態では、吸音材36は、線条凸部82bの突出方向に角度をなす吸音面36aを有している。言い換えれば、図10に示すように、吸音材36は、屈曲部65bと屈曲部65cとの間に位置する、排気通路65の吸音材36よりもベルト室38側の上流側の部分の延びる方向A1と交差する吸音面36aを有している。吸音材36は、ベルト室38の内部から外部に向かって進行する音波が当たるように配置されている。また、排気の流れとの関係でいえば、吸音材36は、排気通路65を通る空気が当たるように配置されている。
このため、吸音材36によって、樹脂ブロックベルト55に起因する直進性の高い高周波音が効果的に吸収される。その結果、樹脂ブロックベルト55に起因する高周波音が排気通路65から漏れることが効果的に抑制される。また、高周波音は、物体に対する透過性が低いため、外側ケース63等を透過して外部に漏れにくい。したがって、樹脂ブロックベルト55に起因する騒音が外部に漏れることを効果的に抑制することができる。
上記効果は、吸音材36がベルト室38の内部から外部に向かって進行する音波が当たるように配置されていれば得られる。このため、吸音面36aは、ベルト室38の内部から外部に向かって進行する音波の進行方向と必ずしも直交している必要はない。具体的には、吸音面36aは、排気通路65の吸音材36よりもベルト室38側の部分の延びる方向と必ずしも直交している必要はない。例えば、吸音面36aが、ベルト室38の内部から外部に向かって進行する音波の進行方向と鋭角または鈍角をなしている場合であっても、上記効果は得られる。言い換えれば、吸音面36aが、排気通路65の吸音材36よりもベルト室38側の部分の延びる方向と鋭角または鈍角をなしている場合であっても、上記効果は得られる。
なお、樹脂ブロックベルト55に起因する騒音が外部に漏れることをより効果的に抑制する観点からは、外側ケース63の内側や外側にも吸音材を配置することが好ましい。これによって、外側ケース63を透過する高周波音が外部に漏れることをより確実に抑制することができるからである。しかしながら、上述のように、高周波音は、物体に対する透過性が低い。このため、外側ケース63の内側や外側に吸音材を配置しなくても、樹脂ブロックベルト55に起因する騒音が外部に漏れることを効果的に抑制することができる。つまり、外側ケース63の内側や外側に吸音材を配置せず、CVT17、ひいてはエンジンユニット15を大型化させることなく、かつ樹脂ブロックベルト55に起因する騒音が外部に漏れることを効果的に抑制することができる。
さらに、外側ケース63の内側や外側に、保温性を有する吸音材を配置する必要がないため、外側ケース63を介した放熱効率も比較的高くなる。その結果、CVT17の冷却効率を向上させることができる。
吸音材36は、本実施形態のように、排気側に配置されることが好ましい。通常、吸気側には、吸音能力を兼ね備えたエアフィルタ79が配置されるため、吸気側からは高周波音が漏れにくいからである。また、吸気通路から漏れるベルト室38内の騒音よりも、排気が行われる排気通路を経由して外部に漏れるベルト室38内の騒音の方が比較的大きいためである。
なお、吸音材36は、延設部63a以外の場所に配置されていてもよい。吸音材36は、排気通路65のうち、屈曲部65bや屈曲部65cといった排出される空気の流れが変わる部分の外側コーナーの内壁部に配置されていることが好ましい。例えば、吸音材36は、第2ケースブロック82の壁部82fに配置されていてもよい。また、吸音材36を壁部82fと延設部63aの内壁との両方に配置するようにしてもよい。そうすることによって、より高い防音効果を実現することができる。
本実施形態では、吸音材36が配置されると共に、排気通路65がラビリンス構造になっている。具体的には、排気通路65には、複数の屈曲部65b、65cが形成されている。このため、排気通路65へ入った高周波音は、複数の屈曲部65b、65cにおいて、壁に当たって減衰する。具体的には、排気通路65へ入った高周波音は、第2ケースブロック82の壁部82fに当たって減衰する。したがって、樹脂ブロックベルト55に起因する騒音が外部に漏れることがさらに効果的に抑制されている。この騒音抑制効果は、排気通路65に入った高周波音がCVT17の構成部材の壁部に衝突すれば得られるものである。したがって、本実施形態の屈曲部65b、65cに変えて湾曲部を形成するようにしても上記騒音抑制効果を得ることができる。また、特に高い騒音抑制効果を実現する観点から、排気通路65に、屈曲部や湾曲部を複数形成することが特に好ましい。
また、吸音能力を有するエアクリーナーによって覆われている吸気通路98,99も、本実施形態のように、ラビリンス構造であることが好ましい。これによれば、吸気通路98,99からの高周波音の漏れを、より効果的に抑制することができる。
図11に示すように、本実施形態では、樹脂製で比較的強度が低い内側ケース62が線条凸部82bによって支持されている。これにより内側ケース62の耐久性が向上されている。内側ケース62の耐久性を向上させる方法としては、例えば、内側ケース62の輪郭に沿って前後に延びる線条凸部を形成することも考えられる。その場合、排気通路65を確保するために、線条凸部にスリットを設ける必要がある。しかし、この構成では、十分に大きな排気通路65を確保することが困難である。また、大きな排気通路65を確保しようとしてスリットの幅を広げると、線条凸部の耐久性が低下し、その結果、内側ケース62の耐久性も低下してしまう。一方、本実施形態のように、排気通路65の延びる方向と略平行に延びる線条凸部82bを設けた場合は、比較的大きな排気通路65を確保しつつ、内側ケース62の高い耐久性も担保することができる。
さらに、本実施形態では、内側ケース62の隣接する線条凸部82bに当接する部分相互間は、アーチ状に窪んでいる。これにより、さらに広い排気通路65が確保されている。
本実施形態のように、排気の流れに沿った線条凸部82bを設けることによって、排気の整流効果を得ることができる。その結果、排気音を抑制することができる。排気の整流効果をより向上させる観点からは、線条凸部82bの配列ピッチを小さくすることが好ましい。一方、排気通路65の開口面積を大きくする観点からは線条凸部82bのピッチは広い方が好ましい。排気通路65の開口面積を大きくするために、線条凸部82bをひとつのみ形成してもよい。
本実施形態では、図7、図9および図10に示すように、排気通路65とベルト室38とを連通させる連通口62aは、ベルト室38の上部に開口している。このため、例え、排気口65aから水や泥が排気通路65に侵入しても、それら水や泥がベルト室38には侵入しにくくなっている。また、排気口65aは、膨出部(下方膨出部)82cによって下方が覆われている。このため、飛び跳ねた水や泥が排気口65aから排気通路65へ侵入することが効果的に抑制されている。さらに、正面視において、排気口65aは、膨出部63bおよび膨出部82d(前方膨出部)によって覆われている。このため、前輪12によって跳ね上げられた水や泥が排気口65aから排気通路65へ侵入することが特に効果的に抑制されている。
また、側面視において、セカンダリシーブ52の中心は、プライマリシーブ51の中心よりも上方に位置している。このため、排気口65aが地面から比較的高いところに位置している。このため、飛び跳ねた水や泥が排気口65aから排気通路65へ侵入することが効果的に抑制されている。
(変形例1〜4)
上記実施形態では、吸音材36が延設部63aに取り付けられている例について説明した。しかしながら、吸音材36の取り付け位置は、ベルト室38から外部に向かって進行する音波が当たるような位置である限りにおいて、特に限定されるものではない。
例えば、図14に示すように、複数の屈曲部を有する排気通路65の内部に立設部37を形成し、その立設部37のベルト室38側の表面に吸音材36を取り付けてもよい。
また、図15に示すように、例えば、まっすぐに伸びる排気通路65の内部に複数の立設部37を千鳥状に配置し、各立設部37のベルト室38側の表面に吸音材36を取り付けてもよい。この場合、排気通路65の立設部37が設けられた部分よりもベルト室38側に位置する部分の延びる方向A2から視たときに、排気通路65の流路が複数の吸音材36によって覆われるように複数の吸音材36を配置することが好ましい。なお、本変形例では、排気通路65の立設部37が設けられた部分よりもベルト室38側に位置する部分の延びる方向A2は、排気通路65の延びる方向と一致する。
また、図16に示すように、例えば、複数の湾曲部を有し、蛇行する排気通路65の湾曲部の内壁に吸音材36を取り付けてもよい。この場合、吸音材36は、図16に示すように、排気通路65の吸音材36が設けられた部分よりもベルト室38側に位置する部分の延びる方向に対して略垂直な吸音面36bを有していることが好ましい。これによれば、吸音面36bによって直進性の高い高周波音を効果的に吸音することができる。
また、図17に示すように、例えば、複数の屈曲部を有する排気通路65の各屈曲部に吸音材36を取り付けてもよい。吸音材36を複数取り付けることによって、高周波音を効果的に吸音することができる。
本発明は、ベルト式無段変速機および自動二輪車に有用である。
本発明を実施した自動二輪車の右側面図である。 本発明を実施した自動二輪車の中央部分の右側面図である。 エンジンユニットの断面図である。 (a)は樹脂ブロックベルトの断面図であり、(b)は樹脂ブロックベルトの側面図である。 第2ケースブロック右側面図である。 クラッチカバーが取り付けられた第2ケースブロックの右側面図である。 クラッチカバーおよび内側ケースが取り付けられた第2ケースブロックの右側面図である。 クラッチカバー、内側ケースおよび外側ケースが取り付けられた第2ケースブロックの前方斜め下から視たときの斜視図である。 クラッチカバー、内側ケースおよび外側ケースが取り付けられた第2ケースブロックの右側面図である。 図9に示すX−X矢視図である。 図10に示すXI−XI矢視図である。 エアチャンバを2分割した展開図である。 図12に示すXIII−XIII矢視図である。 変形例1における吸音材の配置を説明するための概略図である。 変形例2における吸音材の配置を説明するための概略図である。 変形例3における吸音材の配置を説明するための概略図である。 変形例4における吸音材の配置を説明するための概略図である。
符号の説明
1 自動二輪車
2 車体フレーム
15 エンジンユニット
16 エンジン
17 ベルト式無段変速機(CVT)
23 クランク軸
23a プライマリシーブ軸
36 吸音材
36a 吸音面
38 ベルト室
51 プライマリシーブ
52 セカンダリシーブ
53 セカンダリシーブ軸
55 樹脂ブロックベルト
61 変速機ケース
62 内側ケース
63 外側ケース
63a 延設部
63b 膨出部
65 排気通路
65a 排気口
65b、65c 屈曲部
71 吸気ダクト
78 吸気口
80 クランクケース
81 第1ケースブロック
82 第2ケースブロック
82b 線条凸部
82c、82d 膨出部
83 クラッチカバー
94 エアチャンバ

Claims (13)

  1. プライマリシーブと、
    セカンダリシーブと、
    前記プライマリシーブと前記セカンダリシーブとに巻き掛けられた樹脂ブロックベルトと、
    前記プライマリシーブと、前記セカンダリシーブと、前記樹脂ブロックベルトとを収納するベルト室を区画形成する変速機ケースと、
    を備え、
    前記変速機ケースは、
    前記ベルト室の内部と外部とをつなぐ空気通路と、
    前記空気通路の内壁に、前記ベルト室の内部から外部に向かって進行する音波が当たるように取り付けられた吸音材と、
    を有するベルト式無段変速機。
  2. プライマリシーブと、
    セカンダリシーブと、
    前記プライマリシーブと前記セカンダリシーブとに巻き掛けられた樹脂ブロックベルトと、
    前記プライマリシーブと、前記セカンダリシーブと、前記樹脂ブロックベルトとを収納するベルト室を区画形成する変速機ケースと、
    を備え、
    前記変速機ケースは、
    前記ベルト室に通じる空気通路と、
    前記空気通路の内壁に取り付けられた吸音材と、
    を有し、
    前記吸音材は、前記空気通路の前記吸音材よりもベルト室側の部分の延びる方向と交差する吸音面を有するベルト式無段変速機。
  3. 前記空気通路は排気通路である請求項1または2に記載のベルト式無段変速機。
  4. 前記変速機ケースは、
    前記ベルト室に通じる吸気通路と、
    前記吸気通路に配置され、前記吸気通路を通る空気を透過させるエアフィルタと、
    をさらに有する請求項3に記載のベルト式無段変速機。
  5. 前記空気通路は、少なくともひとつの屈曲部または湾曲部を有する請求項1または2に記載のベルト式変速装置。
  6. 前記吸音材は、前記屈曲部または前記湾曲部の内壁に配置されている請求項5に記載のベルト式無段変速機。
  7. エンジンと、
    エンジンを収納するクランクケースと、
    をさらに備え、
    前記変速機ケースは、前記クランクケースとの間に前記空気通路を区画形成するように、前記クランクケースの側面に取り付けられており、
    前記変速機ケースには、前記ベルト室と前記空気通路とを連通させる連通口が形成されている請求項1または2に記載のベルト式無段変速機。
  8. 前記変速機ケースは、
    外側ケースと、
    前記外側ケースよりも前記クランクケース寄りに配置され、前記外側ケースと共に前記ベルト室を区画形成する一方、前記クランクケースと共に前記空気通路を形成する内側ケースと、
    をさらに有し、
    前記クランクケースには、前記空気通路内において、前記空気通路の延びる方向に沿って延びると共に前記内側ケースに向かって突出する1または複数の線条凸部が形成されている請求項7に記載のベルト式無段変速機。
  9. 前記1または複数の線条凸部は前記内側ケースに当接している請求項8に記載のベルト式無段変速機。
  10. 前記変速機ケースは、前記空気通路の開口よりも下方に位置し、正面視において、前記空気通路よりも外側にまで膨出する下方膨出部をさらに有する請求項7に記載のベルト式無段変速機。
  11. 前記空気通路は、前記プライマリシーブの中心よりも後方に位置し、
    前記クランクケースは、前記空気通路よりも前方に位置すると共に、前記空気通路の開口よりも下方に膨出し、かつ正面視において前記空気通路よりも外側にまで膨出する前方膨出部を有する請求項7に記載のベルト式無段変速機。
  12. 請求項1または2に記載のベルト式無段変速機を備えた自動二輪車。
  13. 前記セカンダリシーブの中心は、前記プライマリシーブの中心よりも上方に位置する請求項12に記載の自動二輪車。
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