JP6512967B2 - 作業車 - Google Patents

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Description

本発明は、エンジンの動力が入力される駆動プーリと、従動プーリと、駆動プーリと従動プーリとに亘って巻回される無端回動体とが備えられる無段変速装置が備えられている作業車に関する。
従来の作業車が、例えば、特許文献1に記載されている。特許文献1に記載の作業車には、駆動回転体(特許文献1では「駆動プーリ」)、従動回転体(特許文献1では「従動プーリ」)、及び、無端回動体(特許文献1では「無端ベルト」)を収容する収容空間が形成されている収容体(特許文献1では「変速ケース」等)が備えられている。
無段変速装置を駆動すると、駆動回転体と無端回動体との間、及び、従動回転体と無端回動体との間に、摩擦による熱が生じる。この熱を逃がすために、収容体の収容空間には、外部から取り込んだ空気を駆動プーリ側から従動プーリ側に向けて流して外部に排出する風路が形成されている。
特開2012−51505号公報(図8)
しかし、上記従来の技術では、駆動プーリの近傍に、収容空間への空気の取り込みを阻害する構造物が存在する等のため、収容空間に取り込まれる冷却用の空気の量が比較的少なくなる傾向があった。このため、収容空間の風路における風量が不足しがちとなって、無段変速装置の冷却が不十分となるおそれがあった。
このような点に鑑み、無段変速装置の冷却を好適に行うことができる作業車の提供が望まれていた。
本発明の作業車は、
エンジンの動力が入力される駆動プーリと、従動プーリと、前記駆動プーリと前記従動プーリとに亘って巻回される無端回動体とが備えられる無段変速装置と、
前記駆動プーリ、前記従動プーリ、及び、前記無端回動体を収容する収容空間が形成されている収容体と、が備えられ、
前記収容空間に、外部から取り込んだ空気を前記従動プーリ側から前記駆動プーリ側に向けて流して外部に排出する風路が形成され
前記収容空間の空気を、前記風路の下手側から外部に送り出す第一排出口と、前記収容空間の空気を、前記駆動プーリと前記従動プーリとの中間位置から外部に送り出す第二排出口と、が前記収容体に形成され、
第一排出口からの空気をオイルパンに向けて送り出す筒状の第一空気導出部材と、前記第二排出口からの空気を機体の後方に向けて送り出す筒状の第二空気導出部材とを備えているものである。
本発明によると、収容体に形成される収容空間に、無段変速装置の駆動プーリ、従動プーリ、及び、無端回動体が収容されている。この収容空間に、外部から取り込んだ空気を従動プーリ側から駆動プーリ側に向けて流して外部に排出する風路が形成されている。従動プーリ側には、空気の取り込みを阻害する構造物が比較的少ないため、従動プーリ側からは収容空間に多量の冷却用の空気を取り込むことが可能である。このため、収容空間に取り込まれる空気の量が多くなり、収容空間の風路における風量が十分なものとすることが可能になり、無段変速装置に生じる熱を好適に逃がすことができる。その結果、無端ベルト等に摩耗等の劣化が生じにくくなり、無段変速装置の長寿命化を図ることができる。
このように、本発明によれば、無段変速装置の冷却を好適に行うことができる。
また、この構成によると、第一排出口からの空気を第一空気導出部材でオイルパンに向けて送り出し、第二排出口からの空気を第二空気導出部材から機体の後方に送り出すことが可能となる。
上記構成において、
前記収容体に、前記駆動プーリ、前記従動プーリ、及び、前記無端回動体を収容する収容ケースと、前記収容ケースに連通され、前記駆動プーリに対する前記エンジンの動力伝達を入り切り可能な遠心クラッチを収容するクラッチケースと、が備えられ、
前記第一排出口が、前記クラッチケースに形成されていると好適である。
本構成によれば、駆動プーリに対するエンジンの動力伝達を入り切り可能な遠心クラッチを収容するクラッチケースを活用して、収容空間から外部に向けて空気を排出する第一排出口を形成している。これにより、従動プーリ側から駆動プーリ側に流れる収容空間の冷却用の空気が、収容ケース内の駆動プーリに十分に接触してから、収容ケースに連通されるクラッチケースの第一排出口から排出されるものとなる。
本発明の作業車は、
エンジンの動力が入力される駆動プーリと、従動プーリと、前記駆動プーリと前記従動プーリとに亘って巻回される無端回動体とが備えられる無段変速装置と、
前記駆動プーリ、前記従動プーリ、及び、前記無端回動体を収容する収容空間が形成されている収容体と、が備えられ、
前記収容空間に、外部から取り込んだ空気を前記従動プーリ側から前記駆動プーリ側に向けて流して外部に排出する風路が形成され、
前記収容体に、前記駆動プーリ、前記従動プーリ、及び、前記無端回動体を収容する収容ケースと、前記収容ケースに連通され、前記駆動プーリに対する前記エンジンの動力伝達を入り切り可能な遠心クラッチを収容するクラッチケースと、が備えられ、
前記収容空間の空気を、前記風路の下手側から外部に送り出す第一排出口が前記クラッチケースに形成され、前記第一排出口からの空気をオイルパンに向けて送り出す筒状の第一空気導出部材を備えているものである。
本発明によると、収容体に形成される収容空間に、無段変速装置の駆動プーリ、従動プーリ、及び、無端回動体が収容されている。この収容空間に、外部から取り込んだ空気を従動プーリ側から駆動プーリ側に向けて流して外部に排出する風路が形成されている。従動プーリ側には、空気の取り込みを阻害する構造物が比較的少ないため、従動プーリ側からは収容空間に多量の冷却用の空気を取り込むことが可能である。このため、収容空間に取り込まれる空気の量が多くなり、収容空間の風路における風量が十分なものとすることが可能になり、無段変速装置に生じる熱を好適に逃がすことができる。その結果、無端ベルト等に摩耗等の劣化が生じにくくなり、無段変速装置の長寿命化を図ることができる。
このように、本発明によれば、無段変速装置の冷却を好適に行うことができる。
また、この構成によると駆動プーリに対するエンジンの動力伝達を入り切り可能な遠心クラッチを収容するクラッチケースを活用して、収容空間からの空気を第一排出口からの空気を第一空気導出部材でオイルパンに向けて送り出すことが可能となる。
上記構成において、
前記従動プーリの近傍に、外部から前記収容空間に空気を取り込み可能な吸入口が形成され、
前記吸入口の近傍に、前記従動プーリの回転駆動に伴い外部から前記収容空間に向かう風を発生可能なフィンが備えられていると好適である。
本構成によれば、従動プーリの回転駆動に伴いフィンが回転駆動されて、収容空間に向かう風が発生し、従動プーリの近傍の吸入口から収容空間に空気が取り込まれる。フィンが、吸入口の近傍に備えられているので、フィンにより発生される風により、収容空間の従動プーリ側に勢いよく冷却用の空気を取り込むことができる。
上記構成において、
運転座席が備えられる運転部が備えられ、
前記吸入口に接続される空気導入部材が備えられ、
前記空気導入部材に形成される空気導入口が、前記運転座席の後部側箇所に位置していると好適である。
本構成によれば、運転部における運転座席の後部側箇所は、遮蔽物が存在するため、空気に塵埃等が混入することが比較的少ない。この運転座席の後部側箇所の空気を空気導入口から導入し、空気導入部材により導いて、吸入口に供給するようにしている。このため、収容空間に塵埃等が入りにくく、無段変速装置に塵埃等が付着することを回避できる。
多目的車両を示す側面図である。 多目的車両を示す平面図である。 ベルト式無段変速機構の周辺を示す平面視の断面図である。 エンジンの回転速度が小さい場合のベルト式無段変速機構の周辺を示す側面図である。 エンジンの回転速度が大きい場合のベルト式無段変速機構の周辺を示す側面図である。 ベルト式無段変速機構の周辺を示す斜視図である。 ベルト式無段変速機構の周辺を示す側面図である。 ベルト式無段変速機構の周辺を示す正面図である。 別実施形態におけるベルト式無段変速機構への吸気経路を示す斜視図である。
以下、本発明の一例である実施形態について説明する。
図1、図2に示される多目的車両(「作業車」の一例)は、荷の運搬やレクリエーション等の多目的な用途に用いられる車両である。多目的車両には、操向可能且つ駆動可能な左右一対の前車輪11と、駆動可能な左右一対の後車輪12と、左右の前車輪11及び左右の後車輪12により走行可能な走行機体が備えられている。走行機体の前後中央部には、運転部13が備えられている。走行機体における運転部13の後部には、荷台14が備えられている。走行機体における荷台14よりも下方には、原動部15が備えられている。
運転部13には、操縦者が着座可能な運転座席16と、搭乗者が着座可能な補助席17と、操舵操作を行うためのステアリングホイール18と、変速操作を行うための変速レバー19と、走行機体の車速を変更するためのアクセルペダル(図示なし)等が備えられている。
運転部13は、保護フレーム21に周囲を囲われて保護されている。保護フレーム21には、左右一対の側面視逆U字状の上部フレーム22、左右一対の側面視U字状の下部フレーム23が備えられている。上部フレーム22と、下部フレーム23とは、夫々、パイプフレームにより構成されている。また、保護フレーム21には、左右の上部フレーム22の前上部間に架設される横向きの前上フレーム24、左右の上部フレーム22の後上部間に架設される横向きの後上フレーム25、上部フレーム22の前側下端部と下部フレーム23の前側上端部とを連結する前連結部材26、上部フレーム22の後側下端部と下部フレーム23の後側上端部とを連結する後連結部材27、等が備えられている。左右の上部フレーム22の間には、運転座席16の後方において、前後向きの面を有する縦向きの窓部材28、及び、前後向きの面を有する縦向きの防護パネル29が、夫々、架設されている。図6〜図8に示されるように、左右の後連結部材27の下端部間には、横向きのパイプフレームにより構成される横フレーム29Aが架設されている。
図1、図2、図7に示される荷台14は、荷を載置可能な載置状態と、荷を排出可能なダンプ状態と、に切り換え可能に構成されている。荷台14は、横向きの軸芯周りに揺動することにより、前端部を上昇させて、後端部側から荷を排出可能なダンプ状態とすることができる。荷台14の状態変更は、例えば、油圧式アクチュエータの駆動により行うことができる。
図1、図2、図6〜図8に示される原動部15には、水冷式のガソリンエンジン(以下、単に、「エンジン30」と称する)、乾式のベルト式無段変速機構31(「無段変速装置」の一例)、ギヤ式変速機構32等が備えられている。
図2、図3に示されるように、エンジン30は、クランク軸33が横向きとなる横置き姿勢で備えられている。図1、図7、図8に示されるように、エンジン30は、クランク軸33が支持されるシリンダブロック34に対して、シリンダヘッド35を連結した構造を有している。シリンダヘッド35は、シリンダブロック34に対して斜め後方上方に向かう姿勢で連結されている。
図2に示されるように、ギヤ式変速機構32は、ミッションケース36に収容されている。ミッションケース36は、エンジン30の後部側に位置している。ベルト式無段変速機構31は、エンジン30及びミッションケース36の側部側に位置している。図3に示されるように、クランク軸33には、出力軸37が一体的に備えられている。
図1、図2から理解されるように、エンジン30の動力は、ベルト式無段変速機構31に伝達され、エンジン30の回転速度に応じて変速される。ベルト式無段変速機構31の出力は、ギヤ式変速機構32に伝達される。ギヤ式変速機構32は、変速レバー19の操作に基づいて、前進一速状態、前進二速状態、中立状態、後進状態に、出力状態を切り換えることが可能に構成されている。ギヤ式変速機構32の出力は、左右の後車輪12に伝達されるように構成されている。また、ギヤ式変速機構32の出力は、動力取出軸38、推進軸39を介して左右の前車輪11に伝達可能に構成されている。ギヤ式変速機構32には、伝動クラッチ(図示なし)が備えられている。伝動クラッチを入り状態にすると、左右の前車輪11及び左右の後車輪12に動力が伝達される状態(四輪駆動状態)となる。一方、伝動クラッチを切り状態にすると、左右の後車輪12のみに動力が伝達される状態(二輪駆動状態)となる。
〔ベルト式無段変速機構の具体構造について〕
図3に示されるように、ベルト式無段変速機構31(「無段変速装置」の一例)には、ベルト巻回径の変更が可能な駆動プーリ40と、ベルト巻回径の変更が可能な従動プーリ41と、駆動プーリ40と従動プーリ41とに亘って巻回される例えばゴム製の無端ベルト42(「無端回動体」の一例)と、が備えられている。
また、ベルト式無段変速機構31には、駆動プーリ40を一体回転させる駆動軸43と、駆動プーリ40のベルト巻回径を変更する巻回径調節機構46と、従動プーリ41を一体回転させる入力軸45と、従動プーリ41に対してベルト巻回径を大きくする方向に付勢力を及ぼすコイルバネ44と、従動プーリ41と一体回転される吸気用フィン47(「フィン」に相当)と、が備えられている。
駆動プーリ40、従動プーリ41、無端ベルト42、駆動軸43、巻回径調節機構46、入力軸45、コイルバネ44、吸気用フィン47は、収容体48内に形成される収容空間Sに収容されている。つまり、収容体48は、駆動プーリ40、従動プーリ41、無端ベルト42、駆動軸43、巻回径調節機構46、入力軸45、コイルバネ44、吸気用フィン47を覆っている。
エンジン30の出力軸37と、駆動軸43との間には、遠心クラッチ49が介装されている。遠心クラッチ49は、駆動プーリ40に対するエンジン30の動力伝達を入り切り可能に構成されている。エンジン30の回転速度が設定値未満の際は、遠心クラッチ49は、遮断状態となり、エンジン30の出力軸37から駆動プーリ40の駆動軸43には動力が伝達されない。一方、エンジン30の回転速度が設定値以上の際は、遠心クラッチ49は、連結状態に達し、エンジン30の出力軸37から駆動プーリ40の駆動軸43に動力が伝達される。
駆動プーリ40には、駆動側固定シーブ50と、駆動側可動シーブ51と、が備えられている。駆動側固定シーブ50は、駆動軸43の基端側(エンジン30に近接する側)に配置されている。駆動側可動シーブ51は、駆動軸43の先端側に配置されている。巻回径調節機構46は、駆動軸43の突出端に備えられている。
従動プーリ41には、従動側可動シーブ52と、従動側固定シーブ53と、が備えられている。従動側可動シーブ52は、入力軸45の基端側(ミッションケース36に近接する側)に配置されている。従動側固定シーブ53は、入力軸45の先端側に配置されている。コイルバネ44は、ミッションケース36と従動側可動シーブ52との間に位置し、従動側可動シーブ52を従動側固定シーブ53に接近させる方向に付勢している。吸気用フィン47は、入力軸45の突出端に取り付けられている。従動プーリ41は、図4、図5における矢印Rにて示されるように、駆動プーリ40とは反対側の箇所において下方から上方に移動するように回転する。
図3〜図5に示されるように、吸気用フィン47は、従動プーリ41の回転駆動に伴い外部から収容空間Sに向かう風を発生可能に構成されている。吸気用フィン47は、入力軸45(従動プーリ41の従動側固定シーブ53)に対して複数の取付ボルト54により連結支持されている。取付ボルト54の着脱により、所望の風量に応じて、サイズの異なる吸気用フィン47への付け替えを容易に行うことができる。
不図示のアクセルペダルの操作により、エンジン30の回転速度が増加するように構成されている。エンジン30の出力軸37の回転速度が設定値から増加するにつれて、巻回径調節機構46の作用により、駆動側可動シーブ51が、駆動側固定シーブ50に接近する方向に移動し、これにより、駆動プーリ40のベルト巻回径が大きくなる。これに伴い、無端ベルト42の張力により、コイルバネ44の付勢力に抗して、従動側可動シーブ52が、従動側固定シーブ53から離間する方向に移動し、これにより、従動プーリ41のベルト巻回径が小さくなる。
また、エンジン30の出力軸37の回転速度が高回転速度から減少する際は、巻回径調節機構46による押圧力が減少し、コイルバネ44の付勢力により、従動側可動シーブ52が、従動側固定シーブ53に接近する方向に移動し、これにより、従動プーリ41のベルト巻回径が大きくなる。これに伴い、無端ベルト42の張力により、巻回径調節機構46の押圧力に抗して、駆動側可動シーブ51が、駆動側固定シーブ50から離間する方向に移動し、これにより、駆動プーリ40のベルト巻回径が小さくなる。
エンジン30の出力軸37の回転速度が設定値以上の低回転速度であり、ベルト式無段変速機構31における減速比が1より大きくなる場合は、図4に示されるように、駆動プーリ40に対して従動プーリ41が減速側となる。これは、走行機体の低速走行時に対応する。
また、エンジン30の出力軸37の回転速度が低回転速度よりも大きな高回転速度であり、ベルト式無段変速機構31における減速比が1より小さくなる場合は、図5に示されるように、駆動プーリ40に対して従動プーリ41が増速側となる。これは、走行機体の高速走行時に対応する。
つまり、エンジン30の回転速度が設定値から大きくなる程、従動プーリ41の回転速度は大きくなり、吸気用フィン47の回転速度も大きくなって、吸気用フィン47の駆動により発生する風の強さも強くなる。
〔収容体について〕
図3に示されるように、収容体48には、収容ケース55と、クラッチケース56と、が備えられている。
収容ケース55には、駆動プーリ40(「駆動回転体」に相当)、従動プーリ41(「従動回転体」に相当)、無端ベルト42が収容されている。
クラッチケース56は、収容ケース55に連結されるとともに、収容ケース55に連通されている。クラッチケース56に、遠心クラッチ49が収容されている。収容ケース55には、ケース本体57と、カバー体58と、が備えられている。
ケース本体57は、走行機体側(ミッションケース36とエンジン30との少なくとも一方)に支持されている。ケース本体57は、走行機体側のエンジン30及びミッションケース36に支持されている。ケース本体57は、駆動プーリ40、従動プーリ41、無端ベルト42、巻回径調節機構46、コイルバネ44、吸気用フィン47よりも機体横内側に位置している。ケース本体57の外周部には、主フランジ面59が形成されている。
カバー体58は、ケース本体57に対してボルト連結され、分離可能に支持されている。カバー体58は、ケース本体57は、走行機体側のエンジン30及びミッションケース36に支持されている。ケース本体57は、駆動プーリ40、従動プーリ41、無端ベルト42、駆動軸43、巻回径調節機構46、入力軸45、コイルバネ44、吸気用フィン47よりも機体横外側に位置している。カバー体58は、駆動プーリ40と、巻回径調節機構46と、従動プーリ41と、の横外側を覆う形状に形成されている。カバー体58の外周部には、副フランジ面60が形成されている。
ケース本体57とカバー体58とは、収容ケース55の主フランジ面59とカバー体58の副フランジ面60とを、ゴム等のシール材を介在させてボルト連結されている。
クラッチケース56は、遠心クラッチ49を取り囲んでいる。クラッチケース56は、エンジン30のシリンダブロック34に連結されるとともに、収容ケース55のケース本体57に連結されている。クラッチケース56は、エンジン30と収容ケース55との中間に挟み込まれる箇所に位置している。
収容ケース55のカバー体58における従動プーリ41の近傍には、外部から収容空間Sに空気を取り込み可能な吸入口61が形成されている。吸気用フィン47は、吸入口61の近傍に備えられている。クラッチケース56の壁面のうちエンジン30側には、収容空間Sから外部に向けて空気を排出可能な第一排出口62が形成されている。収容体48のカバー体58における駆動プーリ40と従動プーリ41との間に位置する部位には、収容空間Sから外部に向けて空気を排出可能な第一排出口62とは異なる第二排出口63が形成されている。
ケース本体57の壁面のうちミッションケース36側(後部側)には、カバー体58と反対側(ミッションケース36側)に膨らむ膨出部64が形成されている。ケース本体57のうちエンジン30側(前部側)には、駆動軸43と直交する姿勢の平坦な縦壁面65が形成されている。
駆動プーリ40と縦壁面65との間には、空気の通流する隙間空間Aが形成されている。縦壁面65には、駆動軸43を挿通する空気通流口66が開口されている。空気通流口66は、駆動軸43を取り囲む領域に形成されている。収容空間S内の空気は、隙間空間A、空気通流口66を通じて、駆動プーリ40側から第一排出口62側に流れるようになっている。
図2〜図8に示されるように、吸入口61には、中空状の空気導入部材67の一端部が接続されている。図2、図6〜図8に示されるように、空気導入部材67における吸入口61とは反対側の他端部には、空気導入口68が形成されている。空気導入口68は、運転座席16の後部側箇所に位置している。説明を加えると、空気導入口68は、荷台14の前方に位置している。図7に示されるように、空気導入口68は、空気導入部材67の上端部の前側において開口されている。空気導入口68は、防護パネル29の後方に位置している。空気導入口68は、横フレーム29Aの上方に位置している。このように、空気導入口68の周辺の領域には、塵埃等の侵入を妨げる遮蔽物が存在している。このため、空気導入口68の位置する箇所には、塵埃等が混入する可能性の少ない比較的清浄な空気が存在している。したがって、空気導入部材67の内部には、空気の流れの抵抗となりうる除塵フィルタ等のエレメントは備えられていない。このため、エレメントによる空気抵抗が生じず、吸入口61に供給される空気の勢いを低下させることがない。
図3に示されるように、第一排出口62は、駆動プーリ40に対して従動プーリ41とは反対側に位置している。図2〜図8に示されるように、第一排出口62には、第一空気導出部材69の一端部が接続されている。図2、図6〜図8に示されるように、第一空気導出部材69における第一排出口62とは反対側の端部には、第一空気導出口70が形成されている。
図2、図3、図6〜図8に示されるように、第二排出口63には、第二空気導出部材74の一端部が接続されている。第二空気導出部材74における第二排出口63とは反対側の端部には、第二空気導出口75が形成されている。第二空気導出口75は、機体後方に向けて開口されている。
図3に示されるように、従動プーリ41とともに回転駆動される吸気用フィン47の作用により、吸入口61から収容空間Sに取り込まれた冷却風は、収容ケース55の内部を冷却するとともに、第一排出口62の方向と、第二排出口63の方向と、に夫々、流動する。つまり、収容体48の収容空間Sには、外部から取り込んだ空気を従動プーリ41側から駆動プーリ40側に向けて流して外部に排出する風路Wが形成されている。
従動プーリ41の駆動回転に伴い吸気用フィン47が負圧を作り出し、この負圧により空気導入口68から吸引された外気が空気導入部材67を介して冷却風として吸入口61から収容ケース55の内部に吸引される。このように吸引された冷却風は、収容ケース55の内部を従動プーリ41側から駆動プーリ40側の方向に流れる。このように空気が流れる際に、従動プーリ41と、駆動プーリ40と、無端ベルト42とに接触して熱を奪い、これらを冷却する。
収容ケース55の内部の収容空間Sの熱を奪った冷却風は、クラッチケース56に形成された第一排出口62から収容空間Sの外部に向けて流れる。また、収容空間Sの余剰の空気は、第二排出口63から排出される。
第一排出口62の断面積と第二排出口63の断面積の合計は、吸入口61の断面積よりも大きく設定されている。つまり、収容空間Sにおける排気断面積は、吸気断面積よりも大きく設定されている。これにより、吸入口61から収容空間Sに取り込まれた空気が、スムーズに第一排出口62または第二排出口63から排出され、吸入口61から外部に向けて空気が逆流することを防止できる。
図8に示されるように、第一空気導出口70は、エンジン30の底部のオイルパン71に向けて開口されている。オイルパン71には、エンジンオイルが貯留されている。オイルパン71の底面には、ひだ状の放熱フィン72が備えられている。このような放熱フィン72が備えられることにより、オイルパン71の冷却効率を向上させることができる。
多目的車両では、移動走行等で走行機体を高速走行させる機会が比較的多い。このような走行機体の高速走行時は、エンジン30の回転速度がある程度の高回転速度となっており、図5に示されるように、ベルト式無段変速機構31において、駆動プーリ40の回転速度よりも従動プーリ41の回転速度の方が大きくなる傾向になる。そして、風を発生させる吸気用フィン47は、従動プーリ41と一体回転するようになっている。このため、比較的利用頻度の高い走行機体の高速走行時に、吸気用フィン47の回転速度が大きくなって、吸入口61を介した収容空間Sへの空気の取り込み量が増加し、ベルト式無段変速機構31の冷却が効率良く行われるものとなる。
また、エンジン30の回転速度が高回転の速度となるときは、従動プーリ41と一体回転する吸気用フィン47が高速回転するため、吸入口61を介した収容空間Sへの空気の取り込み量が増加し、第一排出口62からの空気の排出量が増加する。エンジン30が高回転速度となる際には、オイルパン71に貯留されるエンジンオイルの温度が比較的高い温度となる。つまり、エンジンオイルが高温になる状態に近づく程、エンジン30のオイルパン71に吹き掛けられる空気の風量が増加するようになっているので、エンジンオイルの冷却を合理的に行うことができる。
〔別実施形態〕
以下、本発明の別実施形態について説明する。上記実施形態と下記の各別実施形態とは、矛盾が生じない限り、適宜組み合わせることができる。なお、本発明の範囲は、これら実施形態の内容に限定されるものではない。
〔筒状の下部フレームを利用した吸気について〕
(1)上記実施形態では、運転座席16の後部側箇所に位置している空気導入口68から空気導入部材67を通じて吸入口61に空気を供給するように構成されているものが例示されているが、これに限られない。例えば、図9に示されるように、パイプフレームで構成されている下部フレーム23を活用して空気導入部材が形成されていてもよい。具体的には、下部フレーム23の前側の端面を空気導入口100とし、下部フレーム23の後側の端面をキャップ等の閉塞部材103で閉塞する。そして、この空気導入口100は、塵埃等の混入が少ない比較的清浄な空気の存在する、フロントリッド73(図1参照)で囲まれた空間内に位置している。そして、下部フレーム23の後端部付近の箇所の側部に連通口102を開口し、連通口102と吸入口61との間を、中空状に形成された成型ホース等からなる中空部材104で接続する。これにより、吸気用フィン47が駆動されると、負圧により、空気導入口100から下部フレーム23に清浄な空気が吸い込まれ、連通口102から中空部材104を通じて、吸入口61に清浄な空気が導入される。これにより、既存の構造フレームである下部フレーム23を、ベルト式無段変速機構31の冷却構造として活用可能となり、部材の兼用化を図ることができるとともに、ベルト式無段変速機構31の冷却用の空気として塵埃等の混入が少ない清浄な空気を取り込むことができる。
(2)上記実施形態では、風を発生させるフィンが備えられていない駆動プーリ40が例示されているが、これに限られない。例えば、駆動プーリ40と一体的に回転する排気用フィンが備えられていてもよい。このような排気用フィンを駆動プーリ40に備えることにより、第一排出口62から外部に向けての排気が促進されるものとなる。
(3)上記実施形態では、「無端回動体」としてゴム製の無端ベルト42を用いるベルト式無段変速機構31が例示されているが、これに限られない。例えば、「無端回動体」として金属製の無端ベルトを用いる他のベルト式変速装置や「無端回動体」として複数のチェーンを用いるチェーン式無段変速装置であってもよい。
(4)上記実施形態では、オイルパン71に放熱フィン72が形成されているものが例示されているが、これに限られない。放熱フィン72が形成されていない他のオイルパンであってもよい。
(5)上記実施形態では、収容体48に第一排出口62及び第二排出口63が形成されているものが例示されているが、これに限られない。例えば、第一排出口62の断面積を拡大し、収容体48における第二排出口63を形成しないものとしてもよい。この場合、第一排出口62の断面積は、吸入口61の断面積よりも大きいと好ましい。
(6)上記実施形態では、ケース本体57がエンジン30及びミッションケース36に支持されているものが例示されているが、これに限られない。ケース本体57は、エンジン30のみに支持されていたり、ミッションケース36のみに支持されていてもよい。
本発明は、上記した多目的車両以外にも、トラクタ、草刈機等の種々の作業車において利用可能である。
13 :運転部
16 :運転座席
30 :エンジン
31 :ベルト式無段変速機構(無段変速装置)
40 :駆動プーリ
41 :従動プーリ
42 :無端ベルト(無端回動体)
47 :吸気用フィン(フィン)
48 :収容体
49 :遠心クラッチ
55 :収容ケース
56 :クラッチケース
61 :吸入口
62 :第一排出口
63 :第二排出口
67 :空気導入部材
68 :空気導入口
70 :空気導出口
71 :オイルパン
S :収容空間
W :風路

Claims (5)

  1. エンジンの動力が入力される駆動プーリと、従動プーリと、前記駆動プーリと前記従動プーリとに亘って巻回される無端回動体とが備えられる無段変速装置と、
    前記駆動プーリ、前記従動プーリ、及び、前記無端回動体を収容する収容空間が形成されている収容体と、が備えられ、
    前記収容空間に、外部から取り込んだ空気を前記従動プーリ側から前記駆動プーリ側に向けて流して外部に排出する風路が形成され
    前記収容空間の空気を、前記風路の下手側から外部に送り出す第一排出口と、前記収容空間の空気を、前記駆動プーリと前記従動プーリとの中間位置から外部に送り出す第二排出口と、が前記収容体に形成され、
    第一排出口からの空気をオイルパンに向けて送り出す筒状の第一空気導出部材と、前記第二排出口からの空気を機体の後方に向けて送り出す筒状の第二空気導出部材とを備えている作業車。
  2. 前記収容体に、前記駆動プーリ、前記従動プーリ、及び、前記無端回動体を収容する収容ケースと、前記収容ケースに連通され、前記駆動プーリに対する前記エンジンの動力伝達を入り切り可能な遠心クラッチを収容するクラッチケースと、が備えられ、
    前記第一排出口が、前記クラッチケースに形成されている請求項1に記載の作業車。
  3. エンジンの動力が入力される駆動プーリと、従動プーリと、前記駆動プーリと前記従動プーリとに亘って巻回される無端回動体とが備えられる無段変速装置と、
    前記駆動プーリ、前記従動プーリ、及び、前記無端回動体を収容する収容空間が形成されている収容体と、が備えられ、
    前記収容空間に、外部から取り込んだ空気を前記従動プーリ側から前記駆動プーリ側に向けて流して外部に排出する風路が形成され、
    前記収容体に、前記駆動プーリ、前記従動プーリ、及び、前記無端回動体を収容する収容ケースと、前記収容ケースに連通され、前記駆動プーリに対する前記エンジンの動力伝達を入り切り可能な遠心クラッチを収容するクラッチケースと、が備えられ、
    前記収容空間の空気を、前記風路の下手側から外部に送り出す第一排出口が前記クラッチケースに形成され、前記第一排出口からの空気をオイルパンに向けて送り出す筒状の第一空気導出部材を備えている作業車。
  4. 前記従動プーリの近傍に、外部から前記収容空間に空気を取り込み可能な吸入口が形成され、
    前記吸入口の近傍に、前記従動プーリの回転駆動に伴い外部から前記収容空間に向かう風を発生可能なフィンが備えられている請求項1〜3のいずれか一項に記載の作業車。
  5. 運転座席が備えられる運転部が備えられ、
    前記吸入口に接続される空気導入部材が備えられ、
    前記空気導入部材に形成される空気導入口が、前記運転座席の後部側箇所に位置している請求項に記載の作業車。
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