JP2005291273A - ベルト式無段変速機の冷却装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】ケーシング内を流れる空気を排出方向に誘導する誘導部を低コストで設けることができるベルト式無段変速機の冷却装置を提供する。
【解決手段】駆動プーリ11および従動プーリ21を覆うケーシング6,60に吸気口63と排気口65とを設け、両プーリ11,21の回転に伴って吸気口63から空気を吸入し、排気口65から空気を排出する。排気口65は従動プーリ21の外周近傍に設けられ、従動プーリ21の外側面には、気流を発生させるフィン21c,21dが設けられている。排気口65に接続される排気ダクト66に、排気口65からケーシング内に突出し、ケーシング内を流れる空気を排出方向に誘導する誘導部66bが一体に形成されている。
【選択図】 図5

Description

本発明はベルト式無段変速機の冷却装置、特に乾式ベルトを用いた無段変速機において、ベルトを空冷するための構造に関するものである。
従来より種々の形式の無段変速機が提案され、一部が実用化されている。無段変速機は、駆動プーリと従動プーリと両プーリ間に巻き掛けられたベルトとを備えており、駆動プーリと従動プーリのプーリ溝幅を逆方向に変化させることにより、変速比を無段階に可変としたものである。そのため、変速ショックがなく、燃費向上を図ることができるという利点がある。
無段変速機には、湿式ベルト(金属ベルト)を用いたタイプと、乾式ベルトを用いたタイプとがある。前者はベルトを油で潤滑しながら駆動するものであるのに対し、後者はベルトを潤滑せず、プーリとの間に働く摩擦力を利用して駆動するものであり、前者に比べて伝達効率がよい。しかし、後者の場合には、ベルトがプーリとの摩擦熱やベルトの屈曲によって発熱するので、常時空冷する必要がある。
特許文献1には、駆動プーリおよび従動プーリと、両プーリ間に巻き掛けられたVベルトとを覆うケーシングに吸気口と排気口とを設け、両プーリの回転に伴って吸気口から空気を吸入し、排気口から空気を排出するベルト式無段変速機の冷却装置が提案されている。
この冷却装置は、プーリの側面に気流を発生させるフィンを設け、吸気口側のケーシングとプーリとの隙間をプーリ回転方向の上流側を狭く、下流側を広くするための逆流防止板を設け、排気口側のケーシングとプーリとの隙間をプーリ回転方向の上流側を広く、下流側を狭くするために逆流防止板を設けることで、吸気口から排気口へと流れる換気流量を増加させ、冷却効果を高めている。
特に、排気口側に設けられる逆流防止板は、フィンに連れてケーシング内に戻ろうとする空気をせき止め、排出方向へ誘導するのに効果がある。
ところが、上記のような逆流防止板をケーシングに一体形成すると、ベルトとの干渉を避けるためにアンダーカット加工などが必要になり、コスト上昇を招く欠点がある。また、別体のプレートをケーシングの内面に固定することも可能であるが、部品数が増え、コスト上昇を招くだけでなく、プレートの緩みや脱落を防止するための対策が必要になる。
特開昭61−262265号公報
そこで、本発明の目的は、ケーシング内を流れる空気を排出方向に誘導する誘導部を、加工工数が少なく、脱落の恐れがなく、且つ任意の形状に形成できるベルト式無段変速機の冷却装置を提供することにある。
上記目的を達成するため、請求項1に記載の発明は、駆動プーリおよび従動プーリと、両プーリ間に巻き掛けられたVベルトとを覆うケーシングに吸気口と排気口とを設け、上記両プーリの回転に伴って吸気口から空気を吸入し、排気口から空気を排出するベルト式無段変速機において、上記排気口は駆動プーリまたは従動プーリのいずれかの外周近傍に設けられており、上記排気口側のプーリの外側面には、気流を発生させるフィンが設けられており、上記排気口には、排気口よりケーシング内に突出し、ケーシング内の空気を排出方向に誘導する誘導部が一体に形成された排気ダクトが装着されていることを特徴とするベルト式無段変速機の冷却装置を提供する。
プーリの回転に伴い、フィンによって発生した気流は、ケーシング内を流れて排気口から排出される。このとき、空気の一部は排気口から排出されず、フィンに連れてケーシング内に戻ってしまう。この戻ろうとする空気を、排気口よりケーシング内に突出した誘導部がせき止め、排出方向に誘導する。
本発明では、上記の機能を持つ誘導部が、排気口に装着される排気ダクトに一体に形成されている。そのため、ケーシングのアンダーカット加工や、別体の誘導部を取り付ける必要がなくなり、誘導部が脱落する恐れがない。排気ダクトをケーシングに固定すれば、同時に誘導部の取付も完了するので、取付作業が簡単になり、低コストになる。
請求項2のように、排気ダクトに、排気口の外側面に当接し、誘導部のケーシング内への突出量を規定するフランジ部を一体に形成するのがよい。
誘導部の突出量は、排気効率を高め、かつベルトとの干渉を防止するために寸法精度が要求される。排気ダクトに排気口の外側面に当接するフランジ部を一体形成すれば、フランジ部を排気口の外側面に当接させることで、誘導部の突出量は自動的に決まるので、排気効率の向上およびベルトとの干渉防止を実現できる。
さらに、フランジ部は排気口の外側を覆うことになるので、排気口からの水入りを防止できるという効果もある。
本発明によれば、ケーシング内を流れる空気を排出方向に誘導する誘導部を排気ダクトに一体に形成したので、ケーシングのアンダーカット加工や別体の誘導部を取り付ける必要がなく、誘導部が脱落する恐れもない。また、排気ダクトをケーシングに固定すれば、同時に誘導部の取付も完了するので、取付作業が簡単になり、低コストな冷却装置を実現できる。
また、誘導部の形状は任意に選択できるため、ベルトの形状やプーリの形状に対応した最適な形状とすることができ、排気効率が向上するという作用効果がある。
以下に、本発明の実施の形態を、実施例を参照して説明する。
図1〜図6は本発明にかかる無段変速機の一例の具体的構造を示し、図7はその骨格構造を示す。
この実施例の無段変速機はFF横置き式の自動車用変速機であり、大略、エンジン出力軸1によりトーショナルダンパ2を介して駆動される入力軸3、駆動プーリ11を支持する駆動軸10、従動プーリ21を支持する従動軸20、駆動プーリ11と従動プーリ21に巻き掛けられた乾式のVベルト15、第1減速軸30、第2減速軸31、車輪と連結された出力軸32、変速用モータ40(図7参照)、テンショナ装置50などで構成されている。入力軸3,駆動軸10,従動軸20,第1減速軸30、第2減速軸31および出力軸32はいずれも非同軸で、かつ平行に配置されている。図1,図4では駆動プーリ11が従動プーリ21より上方に描かれているが、実際には図3に示すように駆動プーリ11が従動プーリ21より下方に配置されている。
この実施例で用いられるVベルト15は、一対の無端状張力帯と、これら張力帯に長さ方向に係止された多数のブロックとで構成された公知の複合ベルトである。
入力軸3は軸受を介して変速機ケース6によって回転自在に支持され、入力軸3には、駆動軸10のエンジン側端部に設けられたギヤ10aに噛み合う入力ギヤ3aが一体に形成されている。入力ギヤ3aとギヤ10aとの減速比を適切に設定することで、ベルト駆動に適した減速比で駆動軸10を回転させることができる。
駆動プーリ11は、駆動軸10上に固定された固定シーブ11aと、駆動軸10上に軸方向移動自在に支持された可動シーブ11bと、可動シーブ11bの背後に設けられたストローク機構12とを備え、可動シーブ11bおよびストローク機構12はVベルト15よりエンジン側に配置されている。この実施例のストローク機構12は、変速用モータ40による回転入力によって可動シーブ11bを軸方向に移動させるボールネジ機構であり、可動シーブ11bに軸受12aを介して相対回転自在に支持された雌ねじ部材12bと、ケース6に固定された雄ねじ部材12cとを備え、雌ねじ部材12bの外周部には変速ギヤ13が固定されている。
従動プーリ21は、従動軸20上に固定された固定シーブ21aと、従動軸20上に軸方向移動自在に支持された可動シーブ21bと、可動シーブ21bの背後に設けられたストローク機構22とを備え、可動シーブ21bとストローク機構22はVベルト15より反エンジン側に配置されている。このストローク機構22も駆動プーリ11のストローク機構12と同様の構成を有するボールネジ機構であり、可動シーブ21bに軸受22aを介して相対回転自在に支持された雌ねじ部材22bと、ケース6に固定された雄ねじ部材22cとを備え、雌ねじ部材22bの外周部には変速ギヤ23が固定されている。
従動軸20の従動プーリ21よりエンジン側の部位には、前後進切替機構24が設けられ、その両側には前進用ギヤ25と後進用ギヤ26とが回転自在に支持されている。前後進切替機構24を図7の左側へシフトすると前進(D)位置になり、右側へシフトすると後進(R)位置となる。従動軸20のエンジン側の軸端部には発進クラッチ27が設けられ、発進クラッチ27は前後進切替機構24のハブ24aを従動軸20に対して断接する。前進用ギヤ25は第1減速軸30のギヤ30aに噛み合い、第1減速軸30のギヤ30bは第2減速軸31のギヤ31aに噛み合い、さらに第2減速軸31のギヤ31bは差動装置33のリングギヤ33aに噛み合っている。また、後進用ギヤ26はアイドラギヤ28を介して第1減速軸30のギヤ30bに噛み合っている。そして、差動装置33を介して車輪に連結された出力軸32を駆動している。
上記入力軸3の入力ギヤ3a、駆動軸10のギヤ10a、前後進切替機構24、前進用ギヤ25、後進用ギヤ26、発進クラッチ27、第1減速軸30(ギヤ30a,30b)、第2減速軸31(ギヤ31a,31b)および差動装置33は、ケース6のエンジン側に形成されたギヤ室6a内に収容されている。このギヤ室6aは油で潤滑されている。
一方、駆動プーリ11と従動プーリ21は、ギヤ室6aと隔壁6cで仕切られたケース6のプーリ室6b内に配置されている。プーリ室6bは無潤滑空間であり、空冷されている。
ケース6の外側部に変速用モータ40(図7参照)が取り付けられている。変速用モータ40の出力ギヤ41は第1変速軸45の一端に設けられた減速ギヤ45aに噛み合っている。第1変速軸45はプーリ室6b内に架け渡して設けられている。第1変速軸45の他端部に設けられたギヤ45bは従動プーリ21の可動シーブ21bの移動ストローク分の長さを有する平歯車であり、従動プーリ21に設けられた変速ギヤ23と噛み合っている。第1変速軸45のギヤ45bを回転させると、変速ギヤ23が追随回転することでボールネジ機構22の作用により、可動シーブ21bを軸方向へ移動させることができる。つまり、変速用モータ40によって従動プーリ21のプーリ溝幅(ベルト巻き掛け径)を連続的に変化させることができる。
従動プーリ21の変速ギヤ23は、ケース6に架け渡して設けられた第2変速軸46の第1アイドラギヤ46aとも噛み合い、さらに第2変速軸46の第2アイドラギヤ46bは駆動プーリ11の変速ギヤ13と噛み合っている。これらアイドラギヤ46a,46bも、第1変速軸45のギヤ45bと同様に、可動シーブ11b,21bの移動ストローク分の長さを有する平歯車で構成されている。第2変速軸46は、図3に示すように、駆動プーリ11と従動プーリ21との間であって、かつVベルト15の周回内に配置されている。変速用モータ40の回転力は、第1変速軸45,従動プーリ21の変速ギヤ23,第2変速軸46を介して駆動プーリ11の変速ギヤ13へと伝達される。そのため、駆動プーリ11の可動シーブ11aと従動プーリ21の可動シーブ21aは互いに同期し、かつ互いにプーリ溝幅(ベルト巻き掛け径)を逆方向に変化させながら軸方向へ移動することができる。
次に、Vベルト15にベルト張力を与える機構、すなわちテンショナ装置50について説明する。
上記のようにプーリ11,21のプーリ溝幅(ベルト巻き掛け径)は変速用モータ40によって相反方向に可変されるが、それだけでは伝達トルクによってVベルト15とプーリ11,21との間に滑りが発生してしまう。そこで、Vベルト15に滑りを発生させないだけのベルト張力を与えるため、図3に示されるようなテンショナ装置50が設けられている。テンショナ装置50はVベルト15の緩み側を内側に向かって押圧するテンションローラ51と、このテンションローラ51をリンク52を介して支持する揺動自在なテンショナアーム53とを備えている。このように外側から内側に向かってVベルト15を押圧することで、所定のベルト張力を得るとともに、プーリ11,21に対するVベルト15の巻き付け長さを長くし、伝達効率を高めている。
ここでは、テンションローラ51をリンク52を介してテンショナアーム53に取り付けたが、テンションローラ51をテンショナアーム53に直接取り付けてもよいことは勿論である。
また、テンションローラ51はVベルト15に対して外側から圧接するものに限らず、内側から圧接するものでもよい。
テンショナアーム53の基端部は、軸53aを介して変速機ケース6に揺動自在に取り付けられている。テンショナアーム53の中間部には、軸54を介してピン55の基端部が回転自在に取り付けられている。ピン55の棒状の先端部は、プーリ室6bの下部に設けられた油圧シリンダ56のピストンロッド57の中空部に挿入され、中空部の底部に当接している。油圧シリンダ56の油圧を調整することで、テンショナアーム53の回動付勢力を制御し、ベルト駆動に適した最適なベルト張力に調整することができる。油圧シリンダ56内には圧縮バネ58が配置されており、圧縮バネ58のばね力は、たとえ油圧シリンダ56の油圧がフェールした場合でも、走行に必要な最低限のベルト張力を付与できるばね力に設定されている。
この実施例では、ベルト15に最低限の張力を付与するため、油圧シリンダ56内に圧縮バネ58を配置したが、テンショナアーム53を揺動付勢するためのバネを別に配置してもよい。この場合、バネとしては圧縮ばね以外に、引張バネや捩りバネを用いてもよい。
また、この実施例では、テンションローラ51がVベルト15を外側から内側に向かって押圧する例について説明したが、テンションローラ51がVベルト15を内側から外側に向かって押圧する場合でも適用可能である。
次に、上記無段変速機の冷却装置について説明する。
図1,図4に示すように、ケース6の反エンジン側の側壁を構成するケースカバー60には、駆動軸10の反エンジン側の軸端部を回転自在に支持した第1ベアリング70を保持する保持部61と、従動軸20の反エンジン側の軸端部を回転自在に支持した第2ベアリング71を保持する保持部62とが設けられている。図2に示すように、保持部61の周囲には、駆動軸10を中心として環状に配列された複数の吸気口63が設けられている。
駆動プーリ11の固定シーブ11aおよび可動シーブ11bの外側面(背面)にはフィン11c,11dが形成されており、中でも固定シーブ11aの外側面のフィン11cは広幅に形成されている。吸気口63は固定シーブ11aの外側面に対面しており、フィン11cより内径側に配置されている。そのため、フィン11cによる遠心ポンプの作用により、吸気口63から外気が吸い込まれ、Vベルト15の外側へと送り込まれる。フィン11cは、ケースカバー60の内壁面と近接しているため、ケースカバー60とフィン11cとの隙間が狭くなり、フィン11cの回転による遠心ポンプ作用を効果的に働かせることができる。
ケースカバー60の外側面には、空気取入口64aから取り込んだ外気を吸気口63へ均等に導くための樹脂製の吸気ダクト64が固定されている。この実施例の空気取入口64aは、多量の空気が取り入れられるように広い面積に格子状に形成され、かつ変速機ケース6の側方へ開口している。
ケース6とケースカバー60との接合部であって、従動プーリ21の外周部近傍には、従動プーリ21のほぼ接線方向に開口する排気口65(図3,図5参照)が形成されている。この排気口65には樹脂製の排気ダクト66(図6参照)が接続されている。排気ダクト66には、排気口65に嵌合される筒型の嵌合部66aが形成され、この嵌合部66aのプーリ回転方向下流側には、ケース6内に突出し、その先端が従動プーリ21の外周部に近接する誘導部66bが一体に形成されている。誘導部66bは、ケース6内を流れた空気のケース6内への逆戻りを抑制し、排出方向に誘導する役割を有する。誘導部66bは、最大変速比(Low)の時でも従動プーリ21およびVベルト15と干渉せず、かつプーリ21およびVベルト15の外周にできるだけ近接するように、その外形形状に合わせてアンダーカットされている。
排気ダクト66には、排気口65の外側面に当接するフランジ66cが一体に形成され、誘導部66bのケース6内への突出量を規定している。排気ダクト66には取付座66dが2箇所に設けられており、これら取付座66dはケース6の外側面にボルトで締結される。このとき、フランジ部66cが排気口65を塞ぐ形となるので、雨水やシャワー水が排気口65からケース6内に入るのを防止できる。なお、フランジ部66cと排気口65の外側面との間にパッキング等を介装すれば、さらに水入りを確実に防止できる。
従動プーリ21の固定シーブ21aおよび可動シーブ21bの外側面(背面)にもフィン21c,21dが形成されている。これらフィン21c,21dの回転により、プーリ室6b内を流れた空気は排気口65から外部へ排出される。このとき、空気の一部は排気口65から排出されずにフィン21c,21dに連れてプーリ室6b内に戻ろうとするが、この空気を排気口65のプーリ回転方向下流側からケース6内に突出した誘導部66bがせき止め、排出方向に誘導するため、空気を排気口65から効率よく排出することができる。
排気ダクト66は、排気口65との接続部近傍で横方向に屈曲しており、中間部がケース6の外側面に沿って横方向へ伸び、その先端には下方へ開口した開口部66eが形成されている(図6参照)。そのため、水等が排気ダクト66を通って排気口65に流れ込むのを防止できる。
従動プーリ21の固定シーブ21aの背後には、隔壁6cを介してギヤ室6aが設けられている。ギヤ室6aには潤滑油が封入されているため、油温上昇により、隔壁6cも温度上昇する。固定シーブ21aと隔壁6cとの間の空間であって、特に駆動プーリ11寄りの空間は、新気の流通が少ないため、熱がこもりやすく、その熱でプーリ室6bの室温も上昇してしまう。
そこで、この実施例では図4,図5に示すように、従動プーリ21の固定シーブ21aと対面する隔壁6cの側面に凹部80を設け、この凹部80に案内板81を架け渡して固定してある。案内板81は固定シーブ21aのフィン21cとほぼ対向する位置に固定され、案内板81とフィン21cとの隙間は、1〜3mm程度の微小な隙間に設定されている。案内板81で仕切られた凹部80の一方の開口80aはフィン21cの内径側に開口しており、他方の開口80bは駆動プーリ側に開口している。そのため、フィン21cの回転に伴う遠心ポンプの作用により、図4,図5に矢印で示すように、空気は駆動プーリ側の開口80bから凹部80に入り、従動プーリ側の開口80aから固定シーブ21aの内径側に吸い出される。さらに、固定シーブ21aの外径側へと流れ、従動プーリ21の回転に伴って排気口65へと排気される。
このように固定シーブ21aと隔壁6cとの間の空間に新気が導かれ、換気流量が増加するため、固定シーブ21aおよび隔壁6cが冷却され、さらにはギヤ室6aに封入された潤滑油の油温も低下する。そのため、プーリ室6b全体の冷却効果を高めることができる。
上記のように、この無段変速機の冷却装置は、駆動プーリ11のフィン11cとハウジングカバー60の内壁面との隙間が狭いので、フィン11cの遠心ポンプ作用により、駆動プーリ11の内周側から外周側への空気の流れのみが発生し、吸気口63から空気を効率よく吸い込むことができる。
吸気口63から吸い込まれた空気は、駆動プーリ11の半径方向外側へ押し出され、Vベルト15の外側へと送り込まれる。そして、Vベルト15の動きにつれて従動プーリ21方向へ流れる。
さらに、従動プーリ21のフィン21c,21dの攪拌作用によって、空気はフィン21c,21dの回転につれて回転するが、排気ダクト66に設けられた誘導部66bによってプーリ室6b内に逆戻りする空気量が制限されるので、プーリ室6b内で温められた空気を排気口65から効率よく外部へ排気できる。
上記のように吸気口63からの吸気量および排気口65からの排気量が共に増加するので、プーリ室6bの換気流量が増加し、Vベルト15およびプーリ11,21を効果的に冷却できる。
本発明は上記実施例に限定されるものではない。
上記実施例では、ケースカバー60に、駆動プーリ11の軸心を中心として環状に複数の吸気口63を設けたが、単一の吸気口63を設けてもよい。
上記実施例では、吸気口63を駆動プーリ11の近傍に設け、排気口65を従動プーリ21の近傍に設けたが、これとは逆に、吸気口63を従動プーリ21の近傍に設け、排気口65を駆動プーリ11の近傍に設けてもよい。
また、上記実施例では、各プーリに設けられたストローク機構および変速用モータと、Vベルトをテンションローラで押圧してベルト張力を得るテンショナ装置とを組み合わせた無段変速機について説明したが、これに限るものではなく、公知のあらゆる方式の乾式無段変速機に適用できる。
本発明にかかる無段変速機の一例の展開断面図である。 図1に示す無段変速機の側面図である。 図1に示す無段変速機のプーリ室の断面図である。 図2のA−A線断面図である。 変速機ケースの内側面図である。 排気ダクトの下方から見た斜視図および上方からみた斜視図である。 図1の無段変速機のスケルトン図である。
符号の説明
6 ケース(ケーシング)
10 駆動軸
11 駆動プーリ
15 Vベルト
20 従動軸
21 従動プーリ
21a 固定シーブ
21c フィン
60 ケースカバー(ケーシング)
63 吸気口
64 吸気ダクト
65 排気口
66 排気ダクト
66b 誘導部
66c フランジ部

Claims (2)

  1. 駆動プーリおよび従動プーリと、両プーリ間に巻き掛けられたVベルトとを覆うケーシングに吸気口と排気口とを設け、上記両プーリの回転に伴って吸気口から空気を吸入し、排気口から空気を排出するベルト式無段変速機において、
    上記排気口は駆動プーリまたは従動プーリのいずれかの外周近傍に設けられており、
    上記排気口側のプーリの外側面には、気流を発生させるフィンが設けられており、
    上記排気口には、排気口よりケーシング内に突出し、ケーシング内の空気を排出方向に誘導する誘導部が一体に形成された排気ダクトが装着されていることを特徴とするベルト式無段変速機の冷却装置。
  2. 上記排気ダクトには、上記排気口の外側面に当接し、上記誘導部のケーシング内への突出量を規定するフランジ部が一体に形成されていることを特徴とする請求項1に記載のベルト式無段変速機の冷却装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8205710B2 (en) * 2007-01-26 2012-06-26 Yamaha Hatsudoki Kabushiki Kaisha Belt-type continuously variable transmission having resin block belt and motorcycle including belt-type continuously variable transmission

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