JP2007533584A - SiCl4の接触脱ハロゲン水素化によって、HSiCl3を製造するための方法 - Google Patents

SiCl4の接触脱ハロゲン水素化によって、HSiCl3を製造するための方法 Download PDF

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Abstract

本発明は、水素の存在下で、SiClをHSiClに接触脱ハロゲン水素化するための方法に関し、この場合、この方法は、元素周期律表(PTE)の第2主族の元素から選択された少なくとも1種の金属または金属塩を触媒として300〜1000℃の温度で使用する。特に触媒は、これらの条件下で適した金属塩化物を形成する金属または金属塩である。

Description

本発明は、水素の存在下で、四塩化珪素(SiCl)を接触脱ハロゲン水素化することによって、トリクロロシラン(HSiCl)を製造するための方法に関する。
SiClおよびHSiClは、珪素化学における多くの工業的工程で、一緒に形成される。したがって、これら2種の生成物を互いに変換させ、生成物の一つに関するそれぞれの要求を満たすことは必要不可欠である。
さらに、高純度のHSiClは、ソーラーシリコンの製造のための重要な出発材料である。
種々の触媒ならびに水素の存在下でSiClからHSiClに変換する方法については、以前から知られている。
したがって、たとえばEP O 658 359 A2では、水素の存在下で、SiClからHSiClへの接触脱ハロゲン水素化するための方法が開示されており、その際、ニッケル、銅、鉄、コバルト、モリブデン、パラジウム、白金、レニウム、セリウムおよびランタンからなる群から選択された、微分散された遷移金属または遷移金属化合物を、非担持触媒として使用する。この場合、これらは、原子珪素または珪素化合物と一緒になって珪化化合物を形成する能力を有する。問題は、反応の強力な発熱性、反応熱の直接的導入および触媒粒子の焼結の結果として、活性の急速な低下を伴うことである。さらに生成物混合物からの使用された微分散触媒の分離は、かなりコストがかかる。
したがって本発明の課題は、SiClの接触脱ハロゲン水素化によって、HSiClを製造するための他の可能な方法を提供することである。
本発明によれば、この課題は、特許請求の範囲の記載のようにして達成される。驚くべきことに、かなりの変換率[conv.=100% c(HSiCl3)/c0(SiCl4)]を、SiCl/H混合物を、元素周期律表の第2主族の少なくとも1種の元素をベースとし、かつ反応条件下で適した金属塩化物を形成する金属または金属塩上に通過させる場合に、熱力学的変換の付近で、簡単かつ経済的な方法で達成することができることが見いだされ、かつこの接触反応は、適切には300〜1000℃、好ましくは600〜950℃、特に好ましくは700〜900℃の温度で実施する。
特に有利には、Ca、BaおよびSrおよびこれらの塩から成る群から選択された金属成分を使用する。さらに触媒活性系は、担体上に適用されていてもよい。この場合において、安定化した微孔性担体が好ましいが、しかしながら限定されることなく、たとえばSiOをベースとするもの、特に低アルミニウムゼオライトまたは溶出ガラスであってもよい。担体上の金属含量は、有利には0.1〜10質量%である。たとえば、本発明による方法は、有利には加熱可能な固定層反応器または移動層反応器中で実施することができるが、しかしながら、加熱可能な流動層反応器で実施されてもよい。HSiClは、得られる気体生成物混合物から、標的化された、すなわち、少なくとも部分的な凝縮によって単離することができる。しかしながら、気体生成物混合物はさらに直接的に、たとえばエステル化工程中で、アルコールを用いて、ヒドロシリル化中で、熱分解法シリカの製造において、モノシランまたはソーラーシリコンの製造において使用することができるが、この場合、これらは、いくつかの例を挙げているにすぎない。
特に、本発明は、触媒成分として毒性の重金属を回避し、かつ触媒の焼結を減少させ、かつかなり高い機械的強度を達成する。
さらに、本発明によって使用される触媒系は、一般には、不活性化に対して平均を上回る安定性を示す。
したがって、本発明は、水素の存在下で、SiClの接触脱ハロゲン水素化によるHSiClを製造するための方法を提供し、この場合、この方法は、元素周期律表(PTE)の第2主族の元素から選択された少なくとも1種の金属または金属塩を、触媒として300〜1000℃の範囲の温度で使用する。
好ましくは、カルシウム、ストロンチウム、バリウム、塩化カルシウム、塩化スロトンチウム、塩化バリウムまたは前記成分の少なくとも2種の混合物を、本発明による方法において触媒として使用する。
この触媒はそれ自体、片または粗結晶から微粉の形で、好ましくは0.01〜3mmの平均粒径、特にd50=0.05〜3mm(自体公知の方法で測定)を有する塩として使用することができるか、あるいは、担持触媒として使用することができる。
有利には、低アルミニウムゼオライト、溶出ガラス、たとえばヒュームドシリカ、活性炭、孔質シリカ担体またはSiO担体から成る群からの担体に適用された触媒を使用することができる。
このような担持触媒系は、100〜1000mm/gの孔容積および10〜500m/g、好ましくは50〜400m/gのBET表面積を有する微孔質担体をおおよそベースとする。孔容積およびBET表面積は、自体公知の方法によって測定することができる。担体は、自体公知の担体の形、たとえば粉末、顆粒、タブレット、ペレット、押出物、3葉構造物、球体、ビーズ、管、円筒体、プレート、ハネカム体を有していてもよく、この場合、これらは、いくつかの例として挙げられるに過ぎない。このような担体は、好ましくは、100〜2000m/mの幾何学的表面積または0.1〜2kg/l、好ましくは0.2〜1kg/lのかさ密度を有する。
触媒的に活性の材料は、このような担体に自体公知の方法で適用することができ、たとえば、適した溶剤中で金属塩を溶解させ、担体を溶液で浸漬または噴霧によって含浸させ、それを乾燥させ、かつ適切である場合には、熱処理をおこなう。溶剤として、たとえば水、水性溶液またはアルコールを使用することが可能であり、かつ引き続いて、含浸された担体の熱処理の際に塩を使用することが可能であり、適切である場合にはHおよび/またはHClの存在下で、適したアルカリ土類金属塩化物を形成させる。使用することができる塩の制限のない例は、アルカリ土類金属塩化物、アルカリ土類金属水酸化物、アルカリ土類金属炭酸塩およびアルカリ土類金属窒化物である。すぐに使用することができる触媒は、ほぼ水および水素および酸素不含であって、さらにこれらの物質を加熱中に放出しないものでなければならない。担持されたアルカリ土類金属触媒は、たとえば保護ガス下で、担体を溶融アルカリ土類金属と接触させ、その後にこれを冷却することによって得ることができる。金属の担体への適用は、減圧下で実施されてもよく、その結果、溶融金属を、圧力を増加させた後に、担体の孔系中に浸透させることができる。このような金属触媒を本発明による方法で使用する場合には、これを、一般的に相当する、適した触媒的に活性の塩化物に、反応条件下で変換する。
本発明による方法において使用される担持触媒は、元素として算定して0.1〜10質量%の触媒含量を有する。特に好ましくは、担持触媒をベースとして1〜8質量%の触媒含量を有する。
本発明による方法において、1:0.9〜1:20のモル比を有するSiCl/H混合物を、触媒と接触させることは有利である。特に好ましくは、1:1〜1:10、好ましくは1:1.5〜1:8、特に好ましくは1:2〜1:4のモル比を有するSiCl/H混合物を使用する。最後に忘れてはならないのは、ここで使用されるSiClおよび水素は、一般に高い質ないし極めて高い質を有し、安全性の理由からは水素または水素化合物不含でなければならないことである。
本発明による方法において、反応は好ましくは固定層反応器または流動層反応器中または移動層反応器中で実施する。
適切である場合には、その壁または壁の内表面が耐熱性ガラス、特にヒュームドシリカ、耐熱性上薬(glaze)または耐熱性セラミックまたは特殊セラミックを含む反応器を使用する。さらに、反応器のために使用される材料は、本発明による方法において存在する成分に対して、大きく化学的に耐性であるべきである。
本発明による接触反応は、好ましくは600〜950℃、特に好ましくは700〜900℃の温度で、かつ0.1〜100バール(絶対圧)、好ましくは1〜10バール(絶対圧9、特に好ましくは1.5〜2.5バール(絶対圧)で実施する。
本発明による反応を実施するために、本発明による方法は、適切には2000〜30000h−1、好ましくは5000〜15000h−1の空間速度(SV=体積流量/触媒体積)で実施する。
反応器中のガス混合物は、適切には、線速度(LV=体積流量/反応器の断面積)0.01〜10m/s、好ましくは0.02〜8m/s、特に好ましくは0.03〜5m/sを有する。前記および下記に示す反応動態パラメータに基づく体積流量は、それぞれの場合においてSTPである。プロセスエンジニアリング用語において、本発明による反応は、乱流の範囲で実施する。
一般には、本発明による方法は、以下のように実施する:
高められた温度およびクロロシランまたはHClに対して大きく耐性の加熱可能な反応器は、一般的には最初にベーキングにより乾燥され、乾燥したO-不含の保護ガス、たとえばアルゴンまたは窒素で充填し、かつ保護ガス下で触媒を導入する。触媒は、一般的にH流中で、反応温度まで高められた温度で前調製する。しかしながら、触媒はさらに、HSiCl、SiCl、H/HSiCl、H/SiClまたはH/HSiCl/SiClの雰囲気または流下で前調製されてもよい。触媒の前調製は、適切には0.1〜12時間、好ましくは2〜6時間で、300℃を上回る温度で実施する。アルカリ土類金属をそのまま触媒として使用する場合には、前記条件下での前調製は、約0.5〜4時間に亘って、使用されたアルカリ土類金属の溶融点を下回る温度に加熱し、かつこの温度で約1〜10時間に亘って維持することによって実施することができる。その後に温度は、好ましい操作温度まで上昇させることができ、かつ本発明による方法は、種々の触媒粒子を、一般的にはその本来の形状を維持しながら、実施することができる。反応器は、適切には操作条件下で、少なくとも1種の熱電対および少なくとも1種の流量測定器を用いて、モニタリングすることができる。供給混合物を準備するために、SiClを気相に変換し、適切な割合の水素を添加し、かつこれを操作温度で反応器に供給することが可能である。
アウトフロー端部で得られた生成物混合物は、直接的に供給物流として、他の方法に使用することができるか、あるいは、たとえば凝縮によってHSiClを単離するために後処理することができる。この方法で得られた水素またはSiClの量は、有利には再循環される。反応器の出口からの、すなわち、他の利用または後処理の前の生成物混合物は、反応器の入口で熱交換器を介して向流で搬送することで、反応器に入る前に供給物流を予め加熱し、それによって有利にエネルギーを削減することができる。
しかしながら、触媒は、さらに流動層の形で使用することができ、この場合、サイクロンを適切には反応器出口に配置し、触媒または担持触媒を分離除去する。この方法で回収された触媒は、有利には、反応器中に再循環されてもよい。
本発明による方法において、得られた反応生成物、すなわち生成物混合物は、後処理できるか、あるいは、さらに加工することができる。好ましくは、(i)生成物混合物を自体公知の方法で、精留または少なくとも部分的に凝縮し、液体、有利には高純度のHSiClを単離し、かつ得られた任意の水素または四塩化珪素を、本発明に対する供給物流に再循環させるか、あるいは、(ii)有利には、生成物流を出発材料として、直接的に他の使用に提供する。
本発明による方法は、以下の実施例により例証されるが、これに制限されることはない。
実施例
例1:
ZSM5を、0.1N BaCl溶液で含浸させ、引き続いて乾燥させ、かつ水素雰囲気下で1時間に亘って450℃で燃焼させた。10質量%の塩をこの方法で適用した。直径15mmおよび長さ250mmを有するヒュームドシリカ反応器中で、この金属塩を含有するゼオライト1.3gをフリット上に設置した。管状炉を用いて845℃まで電気的に加熱した。H/SiCl混合物を、反応器中7l/hの流量で通過させた。反応器中で達成した変換率を、ガスクロマトグラフィーによってモニタリングした。第1表は、SiClのHSiClへの変換率を、種々のn(H)/n(SiCl)のモル比で示したものである。
Figure 2007533584
例2:
例1に記載したヒュームドシリカ反応器を使用した。平均粒径1.5mmを有する金属性バリウム1gを固体として使用し、かつ前調製した(H/HSiCl雰囲気、700℃で2時間に亘って加熱し、700℃で2時間に亘って維持し(おそらくBa/BaSix/BaCl2/Si相を形成する)、かつ、操作温度まで加熱した)。変換率は、反応温度の関数として7l/hの体積流量および一定のn(H)/n(SiCl)比6:1で測定した。
Figure 2007533584
例3
例1に記載したヒュームドシリカ反応器を使用した。平均粒径0.7mmを有する無水SrCl 1gを固体として使用した。変換率は、反応温度の関数として、7l/hの体積流量および一定のn(H)/n(SiCl)比6:1で測定した。
Figure 2007533584

Claims (10)

  1. 水素の存在下で、四塩化珪素(SiCl)の接触脱ハロゲン水素化によってトリクロロシラン(HSiCl)を製造する方法において、元素周期律表の第2主族の元素から選択された少なくとも1種の金属または金属塩を触媒として、300〜1000℃の範囲の温度で使用することを特徴とする、水素の存在下で、四塩化珪素(SiCl)の接触脱ハロゲン水素化によって、トリクロロシラン(HSiCl)を製造する方法。
  2. 触媒として、カルシウム、ストロンチウム、バリウム、塩化カルシウム、塩化ストロンチウム、塩化バリウムまたは前記成分の少なくとも2種の混合物を使用する、請求項1に記載の方法。
  3. 担持触媒を使用する、請求項1または2に記載の方法。
  4. 低アルミニウムゼオライト、溶出ガラス、ヒュームドシリカ、活性炭、多孔性ケイ質担体またはSiO担体からなる群から選択された担体上に適用された触媒を使用する、請求項1から3までのいずれか1項に記載の方法。
  5. 使用された担持触媒が、元素として算定された0.1〜10質量%の触媒含量を有する、請求項1から4までのいずれか1項に記載の方法。
  6. モル比1:0.9〜1:20を有するSiCl/H混合物を、触媒と接触させる、請求項1から5までのいずれか1項に記載の方法。
  7. 反応を、固定層反応器、流動層反応器または移動層反応器中で実施する、請求項1から6までのいずれか1項に記載の方法。
  8. 触媒反応を、600〜950℃の範囲の温度および0.1〜100バール(絶対圧)の圧力で実施する、請求項1から7までのいずれか1項に記載の方法。
  9. 反応を、2000〜30000h−1の空間速度で実施し、かつガス流が反応器中で0.01〜10m/sの線速度を有する、請求項1から8までのいずれか1項に記載の方法。
  10. HSiClを生成物混合物から単離するか、あるいは、生成物混合物をさらに直接使用する、請求項1から9までのいずれか1項に記載の方法。
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