JP2013542167A - トリクロロシランの製造法 - Google Patents

トリクロロシランの製造法 Download PDF

Info

Publication number
JP2013542167A
JP2013542167A JP2013538112A JP2013538112A JP2013542167A JP 2013542167 A JP2013542167 A JP 2013542167A JP 2013538112 A JP2013538112 A JP 2013538112A JP 2013538112 A JP2013538112 A JP 2013538112A JP 2013542167 A JP2013542167 A JP 2013542167A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
product
product stream
stc
mixture
reaction
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Ceased
Application number
JP2013538112A
Other languages
English (en)
Inventor
ミュー エッケハート
ラウレーダー ハートヴィヒ
ノヴィツキー ベアント
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Evonik Operations GmbH
Original Assignee
Evonik Degussa GmbH
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Evonik Degussa GmbH filed Critical Evonik Degussa GmbH
Publication of JP2013542167A publication Critical patent/JP2013542167A/ja
Ceased legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C01INORGANIC CHEMISTRY
    • C01BNON-METALLIC ELEMENTS; COMPOUNDS THEREOF; METALLOIDS OR COMPOUNDS THEREOF NOT COVERED BY SUBCLASS C01C
    • C01B33/00Silicon; Compounds thereof
    • C01B33/08Compounds containing halogen
    • C01B33/107Halogenated silanes
    • C01B33/1071Tetrachloride, trichlorosilane or silicochloroform, dichlorosilane, monochlorosilane or mixtures thereof
    • C01B33/10742Tetrachloride, trichlorosilane or silicochloroform, dichlorosilane, monochlorosilane or mixtures thereof prepared by hydrochlorination of silicon or of a silicon-containing material
    • C01B33/10757Tetrachloride, trichlorosilane or silicochloroform, dichlorosilane, monochlorosilane or mixtures thereof prepared by hydrochlorination of silicon or of a silicon-containing material with the preferential formation of trichlorosilane
    • C01B33/10763Tetrachloride, trichlorosilane or silicochloroform, dichlorosilane, monochlorosilane or mixtures thereof prepared by hydrochlorination of silicon or of a silicon-containing material with the preferential formation of trichlorosilane from silicon
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C01INORGANIC CHEMISTRY
    • C01BNON-METALLIC ELEMENTS; COMPOUNDS THEREOF; METALLOIDS OR COMPOUNDS THEREOF NOT COVERED BY SUBCLASS C01C
    • C01B33/00Silicon; Compounds thereof
    • C01B33/08Compounds containing halogen
    • C01B33/107Halogenated silanes
    • C01B33/1071Tetrachloride, trichlorosilane or silicochloroform, dichlorosilane, monochlorosilane or mixtures thereof
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C01INORGANIC CHEMISTRY
    • C01BNON-METALLIC ELEMENTS; COMPOUNDS THEREOF; METALLOIDS OR COMPOUNDS THEREOF NOT COVERED BY SUBCLASS C01C
    • C01B33/00Silicon; Compounds thereof
    • C01B33/08Compounds containing halogen
    • C01B33/107Halogenated silanes
    • C01B33/10773Halogenated silanes obtained by disproportionation and molecular rearrangement of halogenated silanes

Landscapes

  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Inorganic Chemistry (AREA)
  • Silicon Compounds (AREA)
  • Catalysts (AREA)

Abstract

本発明は、a)第一の工程において、四塩化ケイ素とシリコンとを、800℃超〜1450℃の温度で反応させ、b)第二の工程において、そのようにして得られた第一の工程からの生成物流(PS)を冷却し、その際、生成物流(PG2)が発生し、c)任意に第三の工程において、該生成物流(PG2)からSTC及びHCDSを分離し、その際、残留物若しくは残液生成物として生成物混合物(PG3)が発生し、d)任意に第四の工程において、第三の工程からの生成物流PG3からOCTSを分離し、その際、残留物若しくは残液生成物として生成物混合物(PG4)が発生し、e)第五の工程において、第三の工程に由来する生成物流(PG3)又は第四の工程に由来する生成物混合物(PG4)又は生成物流PG2とPG3との混合物又は生成物流PG2とPG4との混合物を塩化水素と反応させ、その際、生成物流(PHS)を得て、かつf)後続の第六の工程において、そのようにして得られた生成物流(PHS)からトリクロロシランを分離し、かつ留まっているSTC含有残液を排出するか又は原料成分としてプロセスの第一の工程に返送することによって、トリクロロシラン及び任意に必要であればHCDS並びにOCTSを製造する方法に関する。

Description

本発明は、トリクロロシラン(TCS)の製造法に関し、該製造法においては、任意にさらに付加的にヘキサクロロジシラン(HCDS)及び/又はオクタクロロトリシラン(OCTS)を取得することができる。
今日、TCSは、工業的なシラン化学において重要かつ益々需要が増えている出発化合物である。例えば、モノ不飽和で場合により置換されたオレフィンのヒドロシリル化によってオルガノクロロシランを製造することができ、これはアルコールとのモノエステル化によってオルガノアルコキシシランに変えられることができる。それにTCSから不均化反応によって非常に純粋な形態のモノシランを取得することができ、これはそれ自体が熱処理によって、殊に半導体用途のための多結晶シリコンに加工される。副生成物としては、TCSの不均等化反応に際して並びにシーメンス法に従ったSi製造に際して、四塩化ケイ素(STC)が発生し、これは、例えばアルコールとのエステル化後にテトラアルコキシシランとして、ゾルゲル法のために、沈降シリカの製造に際して、煩雑な精製後にガラス繊維ケーブルの製造のための原料として、又は熱分解法シリカの製造に際しての出発材料成分としても使用されることができる。しかしながら、発生するSTC流の量は、複合システムの枠内で再循環又はその他の利用に供給されなければならないことが多い。
TCSは、工業的に主として、シリコン(Si)、例えば金属シリコンと塩化水素(HCl)とを比較的高い温度で反応させることによって製造される(とりわけDE3640172)。この場合も、比較的大量のSTCが発生する。
そのうえ、TCSは、STCの接触水素化によって取得することができる(とりわけWO2005/102927、WO2005/102928)。
SiとSTCとを1250℃で反応させ、かつ生成物流を急冷することによって高次クロロシラン(n=2〜25若しくは2〜∞であるSinCl2n+2)を得ることが久しく公知であり[Hollemann−Wiberg,Lehrbuch der anorganischen Chemie,81−90 ed.第539頁〜第540頁,(1976)]、またWO2009/143823、WO2009/143824も参照されたい。
とりわけ半導体産業における比較的新しい開発によって、市場では益々HCDS並びにOCTSの需要が増えている。
同様に、高次クロロシランを再び分解して、その際に低次クロロシランが得られることも公知である。分解は、熱又は触媒により行うことができる(とりわけGB575,669)。
本発明の基礎を成している課題は、STCを原料成分として用いることができるトリクロロシランの更なる製造法を提供することであった。そのうえまた、必要とされる場合、プロセスからTCSのほかに付加的にHCDS及び/又はOCTSを取り出すことができる方法を提供することが個別的な関心事であった。
設定課題は、本発明により、特許請求の範囲における記載事項に従って解決される。
意想外にも、トリクロロシラン(TCS)及び任意に、必要とされる場合、ヘキサクロロジシラン(HCDS)及び/又はオクタクロロトリシラン(OCTS)の製造を、四塩化ケイ素(STC)を利用して、都合よく、簡単に、かつ経済的に、
a)第一の工程において、四塩化ケイ素とシリコンとを、800℃超〜1450℃、好ましくは900℃〜1350℃、特に有利には1000℃〜1300℃、殊に1100℃〜1250℃の温度で反応させ、
b)第二の工程において、そのようにして得られた第一の工程からの生成物(PS)を冷却し、その際、生成物流(PG2)が発生し、
c)任意に第三の工程において、生成物流(PG2)からSTC及びHCDSを分離し、その際、残留物若しくは残液生成物として生成物混合物(PG3)が発生し、
d)任意に第四の工程において、第三の工程からの生成物流PG3からOCTSを分離し、その際、残留物若しくは残液生成物として生成物混合物(PG4)が発生し、
e)第五の工程において、第二の工程に由来する生成物流(PG2)又は第三の工程に由来する生成物混合物(PG3)又は第四の工程に由来する生成物混合物(PG4)又は
生成物流PG2とPG3との混合物又は生成物流PG2とPG4との混合物を塩化水素と反応させ、その際、生成物流(PHS)を得て、かつ
f)後続の第六の工程において、そのようにして得られた生成物流(PHS)からトリクロロシランを分離し、かつ留まっているSTC含有残液を排出するか又は原料成分としてプロセスの第一の工程に返送することによって行えることを見出した。
したがって、本発明の対象は、
a)第一の工程において、四塩化ケイ素とシリコンとを、800℃超〜1450℃の温度で反応させ、
b)第二の工程において、そのようにして得られた第一の工程からの生成物流(PS)を冷却し、その際、生成物流(PG2)が発生し、
c)任意に第三の工程において、生成物流(PG2)からSTC及びHCDSを分離し、その際、残留物若しくは残液生成物として生成物混合物(PG3)が発生し、
d)任意に第四の工程において、第三の工程からの生成物流PG3からOCTSを分離し、その際、残留物若しくは残液生成物として生成物混合物(PG4)が発生し、
e)第五の工程において、第二の工程に由来する生成物流(PG2)又は第三の工程に由来する生成物混合物(PG3)又は第四の工程に由来する生成物混合物(PG4)又は
生成物流PG2とPG3との混合物又は生成物流PG2とPG4との混合物を塩化水素と反応させ、その際、生成物流(PHS)を得て、かつ
f)後続の第六の工程において、そのようにして得られた生成物流(PHS)からトリクロロシランを分離し、かつ留まっているSTC含有残液を排出するか又は原料成分としてプロセスの第一の工程に返送することによって、トリクロロシラン及び任意にHCDS並びにOCTSを製造する方法である。
本発明による方法の場合、好ましくは、通例、高合金鋼製、有利にはNi鋼の系列から成る反応器、殊に、付加的にNiのほかにさらにCr及び/又はMo並びにTiも含有する反応器を利用することができる。そのうえ、本発明の場合、有利には、1cm〜2mの直径及び10cm〜10mの高さで10cm3〜20m3の体積を有する反応器が利用される。反応器中へのシリコンの供給は、少量ずつ、すなわち不連続的にか、又は連続的に行ってよい。
例えば、本発明による方法の場合、第一の工程において、好ましくは、少なくとも50質量%のSi、好ましくは60〜100質量%のSi、特に有利には80〜99質量%のSi、殊に90、91、92、93、94、95、96、97、98質量%のSiのSi含有率を有するシリコン品質が用いられる。有利なのは、金属シリコン、フェロシリコン、純粋な若しくは高純度なシリコンの系列からのシリコン品質であり、その際、これらは、好適には、塊状若しくは小片状から微粉末状にいたる形態で、好ましくは、<30cm、特に有利には1μm〜20cmの粒径を有し、例えば、シリコンの炭素熱製造法若しくはテルミット製造法からの、又はそれどころかモノシラン熱分解若しくはクロロシラン熱分解からの、又は半導体製造若しくはチップ製造のスライス残留物からのものが存在していてよいが、しかしこれらに限定されない。シリコンは反応器中への装入前に粉砕によって所望の粒度に調節してもよい。そのうえ、シリコンは反応器中への装入前に、好適には、不活性ガス、例えば窒素又はアルゴンによって、本質的に水不含かつ酸素不含に洗浄される。
反応器中へのSTCの計量供給は、好ましくは連続的に行い、その際、STCは、低温で、すなわち液体の形態で、又は予熱されて、すなわち液状若しくはガス状で反応器中に送ってよい。STC流を予熱するために、好ましくは、プロセスにおいて発生する余熱を利用することができる。反応器中でSTCを、加熱されたシリコンに通すか、又は好ましくはシリコンの加熱配置、例えば固定床若しくは流動層に導入してよく、例えば、加熱かつシリコンが装入された反応器に下からSTCを流してよい。
反応器の加熱は、例えば電気的又は間接的にガスバーナーによって、例えば熱交換器システムを介して行ってよい。
本発明による方法の第一の工程は、好ましくは、固定床反応器又は流動層反応器中で0.1〜10bar、好ましくは0.2〜1.5bar、特に有利には0.3〜1.2bar、極めて有利には0.4〜0.9bar、殊に0.5〜0.7barの圧力で、かつ本質的に酸素及び水の排除下で実施される。
その際、STCとSiとの第一の工程における反応は触媒の存在下で実施してよく、その際、触媒は、好ましくは、元素周期律表の遷移金属又は第1主族〜第5主族の少なくとも1つの元素又は少なくとも1つの元素の化合物の群から選択されており、好ましくはFe、Co、Ni、Cr、Mo、W、Ti、Zr、Zn、Cd、Cu、Na、K、Mg、Ca、B、Al、C、Ge、Sn、Pb、P、As、Sbから、例えば、元素の形態で、合金として、塩化物として、ケイ化物として選択されるが、しかしこれらに限定されず、いくつかの可能性のみが挙げられる。加えて、触媒はシリコンに、その調製に際して及び/又は反応器に入れる際に添加してよい。
本発明による方法の第二の工程において、第一の工程からの生成物流(PS)は熱交換器の使用下で冷却され、かつ/又は液体STCの供給によって急冷され、その際、結果生じる生成物流(PG2)は、好ましくは50℃より高い温度、好ましくは220℃より高い温度を有し、その際、STC若しくはHCDS及びOCTSが、好ましくは気相で留まり、かつ凝縮物の分離後にHCDS及びOCTSが分別して分離されることができる。好適には、PG2は、可能な限り凝縮物における熱/エネルギー損失を回避するか若しくは僅かに保つために、なお加圧状態にある。
任意に、第三の工程において、分留されたSTC及びHCDSを生成物流(PG2)から分離し、そうしてHCDSを付加的な有価生成物として取得し、STCを第一及び/又は第二の工程に返送し、かつ残留物若しくは残液生成物(PG3)を任意に第四の工程又は第五の工程に供給してよい。
本発明による方法の価値を付加的に高めるための更なる選択肢として、好ましくは、第四の工程において第三の工程からの残留物(PG3)からOCTSの分留によって更なる有価生成物を分離し、かつ留まっている残留物若しくは残液生成物(PG4)を第五の工程に供給してよい。
そのうえまた、本発明による方法の場合、第五の工程における反応は、有利には20〜200℃、特に有利には50〜150℃、殊に80〜120℃の温度と、好ましくは10mbar〜10bar、特に有利には100mbar〜2bar、殊に800mbar〜1.2barの圧力とで実施し、その際、HClを、通例はガス状で、過剰量で用いる。そのうえ、この変換若しくは反応は、任意に触媒の存在下で実施してよい。
ここで本発明による方法において、好ましくは、窒素含有触媒として、有機基で官能化された、アミノ官能化された触媒、殊にアミノアルキル官能化された触媒を用いてよく、これは好ましくはさらにポリマーであり、かつ担体材料に化学的に固定されている。選択的に、固体不溶性かつ/又は高沸点の窒素含有化合物も触媒として用いてよい。担体材料として、通例、アミノ官能化された触媒が結合することのできる反応性基を持つ全ての材料が考慮に入れられる。好ましくは、担体材料は、成形体の形態で、例えば球状、ロッド状又は粒状で存在する。
特に有利な窒素含有触媒は、以下の及び/又はそれらより加水分解及び/又は縮合によって誘導された窒素含有触媒、例えば、
− アルキル官能化された第二級、第三級及び/若しくは第四級アミノ基を有するアミノ官能化された化合物、殊に一般式V
(Cz2z+1O)3Si(CH2dN(Cg2g+12 (V)
で示され、zは1〜4であり、gは1〜10であり、かつdは1〜3であるアミノアルコキシシラン又は特に有利にはその少なくとも1つの加水分解生成物及び/又は縮合生成物又はそれより誘導された、担体材料に化学的に結合したモノマー若しくはオリゴマーアミノシラン、特に有利には、式V中で、互いに無関係にz=1〜4、殊に1若しくは2、d=3若しくは2かつg=1〜18であるもの、又は
− 式VI又はVII
NHk3-k (VI)で示され、k=0、1若しくは2であり、ここで、基Rは、同じか若しくは異なっており、1〜20個の炭素原子を有する脂肪族直鎖状若しくは分枝鎖状又は脂環式又は芳香族の炭化水素に相当し、好ましくは、Rは少なくとも2個の炭素原子を有し、又は
[NHl1 4-l+- (VII)で示され、l=0、1、2若しくは3であり、ここで、基R1は、同じか若しくは異なっており、1〜18個の炭素原子を有する脂肪族直鎖状若しくは分枝鎖状又は脂環式又は芳香族の炭化水素に相当し、好ましくは、R1は少なくとも2個の炭素原子を有し、かつZはアニオン、好ましくはハロゲン化物イオンである、前記式VI又はVIIの炭化水素置換アミン、又は
− 第三級アミン基を有するジビニルベンゼン架橋ポリスチレン樹脂
である。
特に有利なのは、一般式Vの少なくとも1つのアミノアルコキシシランを基礎とする触媒又は加水分解及び/若しくは縮合によって得られた触媒であり、これは有利には担体に化学的に固定されており、好ましくは担体に共有結合しており、殊にシリケート性担体に固定されている。本発明により特に有利には、触媒はジイソブチルアミノプロピルトリメトキシシラン又はその加水分解生成物及び/若しくは縮合生成物であり、かつ好ましくはシリケート性担体材料上で用いられ、例えば、沈降法シリカ又は熱分解法シリカを基礎とする担体上で用いられるが、しかしこれらに限定されない。適切には、全ての触媒は本発明による方法において水不含で又は本質的に水不含で用いられる。それゆえ、前述の触媒はその使用前に本方法において好ましくは乾燥され、並びに本質的に水が除去される。
本発明による方法の第六の工程によれば、TCSの分離後に(好ましくは、これは分留によって行う)、本質的にSTCを含有する残留物若しくは残液生成物をプロセスに、殊に第一の工程及び/又は第二の工程に返送してよい。
一般的に、本発明による方法は、以下の通り実施することができる:
図1は、本発明の有利なプロセススキームを表す。
通例、反応器にシリコンを、不活性ガス、例えば窒素で洗浄して入れ、加熱し、それから四塩化ケイ素(STC)を加え、その際、STCは、液状若しくはガス状で供給してよい。不活性ガスの流を同時に返送してよい。少量ずつ若しくは連続的に、反応に応じて、シリコンを後から計量供給してよい。そうして、STC、殊にクロロシランプロセスからの発生するSTC返送流(ここで、かかる流は、場合により高沸点物を含有していてもよい)を、シリコン、例えば金属シリコン及び/又はソーラーシリコン/半導体シリコン製造からのシリコン廃棄物と熱により反応させてよい。反応に際して生じるハロゲン化されたポリシランを、引き続き反応ゾーンから取り出すか若しくは凝縮し、これは、例えばSiCl4による急冷によって行う。そのようにして得られたハロゲン化されたポリシランの混合物を、HClと触媒の存在下で反応させトリクロロシランとSiCl4を得て、そしてTCSを分離してよい。TCSは、好ましくは再びモノシラン、シリコン(殊に半導体適用のために)又は官能性シランの製造のために用いることができる。留まっているSiCl4を、好ましくは再び本発明によるプロセスにSiとの反応のために返送してよい。任意に、本発明による方法の場合、SiとSTCとの反応後に得られたハロゲン化されたポリシランの混合物から分留若しくは凝縮によってまず未反応のSiCl4並びに生成物ヘキサクロロジシラン及び/又はオクタクロロトリシランを分離することができる。その際に取得されたSiCl4はSiとの反応に返送、すなわち循環させる。そのようにして取得されたヘキサクロロジシラン及びオクタクロロトリシランは、半導体産業において用いられる生成物であり、これらは水素化されたポリシランを製造するための原料としても役立ち得る。蒸留残液は、通例、4以上のオリゴマー化度を有するハロゲン化された高次ポリシランから成り、それからHClの添加下で、触媒、好ましくは窒素含有触媒、特に有利には有機基で官能化された、アミノ官能化された触媒、殊にアミノアルキル官能化された触媒(これは、好ましくはさらにポリマーであり、かつ担体材料に化学的に固定されている)、殊にシリカ担持ジイソブチルアミノプロピルトリメトキシシランの存在下で分解し、かつ例えば分留によって分離してトリクロロシランとSiCl4を得る。そのようにして得られたTCSは、好ましくはモノシラン、多結晶シリコン又は官能性シランの製造のために使用することができる。留まったSiCl4を、好ましくは再び本発明による方法のSiとの反応に返送する。
しかし、本発明による方法の場合、SiとSTCとの反応から得られたハロゲン化されたポリシランの混合物も少なくとも部分的に前述の任意のプロセス工程に供給することができる。
そのため、本発明による方法は、好都合かつ経済的に、様々の化学プロセスにおいて発生するSTCを再びTCSに変え、そのうえまた必要な場合にはHCDS及び/又はOCTSを取得することを可能にする。
本発明を、以下の実施例によって詳細に説明するが、これらは本発明の対象を限定するものではない。
本発明の方法の実施形態の概略的なプロセススキームを示す図 実施例による試験の概略的な実験内容を示す図
1.SiCl4と金属シリコンとの反応
シリコン塊(金属シリコン、Si含有率>98%、直径約5mm)に、炭化ケイ素管内でSiCl4蒸気を約50mbarの圧力で送った。反応管を1150℃に電気加熱し、そして反応ゾーンから発生するガスを、水冷された冷却区間により素早く冷却した。凝縮を、第一の段階においてブライン冷却(−25℃)下で行った。少量のSiCl4を、真空ポンプの保護のために第二の段階において液体窒素で凝縮した。第一の凝縮段階で得られた凝縮物を連続的に取り出した。得られた凝縮物の組成をGCによって調べた。
Figure 2013542167
2.四塩化ケイ素の蒸留分離
実施例1により得られたクロロシラン混合物1070gを、低沸点留分(SiCl4)の分離のために初期蒸留した。そのために、クロロシラン混合物を、115cmの塔(Sulzer LAB−EX 金属充填物)及び強力冷却装置を備えた蒸留装置中で80℃の塔底温度及び350mbarの減圧にて、SiCl4がもはや留出しなくなるまで蒸留する(塔頂温度約26℃)。
留出液の質量:452.6g
残液の質量:615.4g
Figure 2013542167
3.ヘキサクロロジシラン及びオクタクロロトリシランの蒸留分離
実施例2に従って蒸留残液中で得られたクロロシラン混合物を、Si2Cl6の分離のために、上記蒸留装置中でさらに蒸留した。約105℃の塔底温度及び11mbarの圧力で、35〜42℃の塔頂温度にてSi2Cl6を留出させた。約108℃の塔底温度及び<1mbarの圧力で、51〜57℃の塔頂温度にてSi3Cl8が蒸留した。
質量:留分1:82.2g;留分2:330.1g;残液195.7g
Figure 2013542167
4.クロロシラン混合物の分解
理想的な反応式
Figure 2013542167
実施:
135gのNaClを、HClの製造のために、滴下漏斗及び排気管を備えた1Lの三ツ口フラスコに初めに装入し(反応容器1)、そして270mlの濃H2SO4を滴下漏斗に注入した。撹拌装置、ガス導入管及び還流冷却装置を備えた2Lの三ツ口フラスコ(反応容器3)に、指示薬(フェノールフタレイン)を混ぜたナトリウムメトキシド溶液(30%)を初めに装入した。このフラスコを、反応全体を通して氷冷した。
ガス導入管、温度計、排気管及び留出液受器を有するカラムヘッドを備えた250mlの四ツ口フラスコに、下記の触媒球24gを初めに装入し、そして主にオクタクロロトリシランを含有する混合物72.5g(組成はGCの表を参照されたい、SiCl4を、実施例1により得られたクロロシラン混合物から、すでに実施例2に従って留去し、かつSi2Cl6の最も大きな部分を、実施例3に従って留去した)を加えた。
反応フラスコ(2)を油浴により90℃に加熱し、そして硫酸を塩化ナトリウムに滴下した。滴下速度は、試験期間全体を通して、約3l/hのHClの定常流となるように調整した。ガス状塩化水素をガス導入管によりフラスコの下部で触媒小球に吹き込んだ。ガス流を、還流冷却装置を介して中和のために、冷却されたナトリウムメトキシド溶液に導入した。
20分の反応期間後、反応フラスコ中で還流が始まり、そして液体を蒸留受器に溜めた。
2時間の反応期間後、試験を中断した。受器には6.8gの留出液が集まった。
受器中の留出液、反応フラスコ中に残留した液体(残液)及び出発材料のGC試験を実施した。
Figure 2013542167
オクタクロロトリシランを、適した触媒の存在下でHClを用いてトリクロロシランと四塩化ケイ素とに分解することができる。反応は、中間体として安定な中間生成物のヘキサクロロジシランを介して行われる。
5.実施例3による蒸留残液の分解
理想的な反応式:
Figure 2013542167
実施:
210gのNaClを、HClの製造のために、滴下漏斗及び排気管を備えた1Lの三ツ口フラスコに初めに装入し(反応容器1)、そして420mlの濃H2SO4を滴下漏斗に注入した。撹拌装置、ガス導入管及び還流冷却装置を備えた2Lの三ツ口フラスコ(反応容器3)に、指示薬(フェノールフタレイン)を混ぜたナトリウムメトキシド溶液(30%)を初めに装入した。このフラスコを、反応全体を通して氷冷した。
ガス導入管、温度計、セプタム、排気管及び留出液受器を有するカラムヘッドを備えた250mlの四ツ口フラスコに、下記の触媒球24gを初めに装入し、そして主にデカクロロテトラシラン及び高次オリゴマーを含有する混合物96.6g(組成はGCの表を参照されたい、SiCl4、Si2Cl6及びSi3Cl8を、実施例1により得られたクロロシラン混合物から、すでに実施例2及び実施例3に従って留去した)を加えた。
反応フラスコ(2)を油浴によりまず85℃に、1時間後に95℃に加熱し、そして硫酸を塩化ナトリウムに滴下した。滴下速度は、試験期間全体を通して、約2.5l/hのHClの定常流となるように調整した。ガス状塩化水素をガス導入管によりフラスコの下部で触媒小球に吹き込んだ。ガス流を、還流冷却装置を介して中和のために、冷却されたナトリウムメトキシド溶液に導入した。
2時間の反応期間後、反応フラスコ中で非常に弱い還流が始まった。約3時間からゆっくりと液体が留出し、かつ蒸留受器に溜めた。
4時間の反応期間後、試験を中断した。受器には6.0gの留出液が集まった。
1、2及び4時間の反応期間後、セプタムを介してサンプルを反応フラスコから取り出した(残液1〜3)。受器中の留出液、反応フラスコからのサンプル及び出発材料のGC試験を実施した。
Figure 2013542167
*残液サンプル1〜3においては、メインシグナル間で、同様に分解反応中に形成された部分的に水素化されたクロロシランオリゴマー種に起因する微量のシグナルが現れた。それによって100%までの誤差が説明される。
**ヘキサクロロジシランを、HClによる長い連続的なストリッピングに基づき、明らかに高い沸点にも関わらず相応して受器中に溜めた。
デカクロロテトラトリシランを、適した触媒の存在下でHClを用いてトリクロロシランと四塩化ケイ素とに分解することができる。反応は、中間体として安定な中間生成物のオクタクロロトリシラン及びヘキサクロロジシランを介して行われる。
6.担持された触媒の製造:
600gの含水エタノール(H2O含有率=5%)及び54gの3−ジイソブチルアミノプロピルトリメトキシシランに、300gの触媒担体(SiO2球、φ約5mm)を初めに装入した。反応混合物を123〜128℃の油浴温度で5時間加熱した。冷却後、上澄み液体を吸引し、球を600gの無水エタノールで洗浄した。1時間後、液体を再び吸引した。球を305〜35mbarの圧力及び110〜119℃の浴温度で1時間、事前に乾燥し、引き続き<1mbarで9.5時間乾燥した。
1 HCl製造のための反応容器
1a H2SO4を有する滴下漏斗
1b NaCl
1c ロータメーター
2 触媒及び分解されるべきポリシラン混合物を有する反応容器
2a 油浴を有する加熱板
2b 冷却装置
2c 蒸留受器
3 易揮発性分解生成物を処理するためのナトリウムメトキシド溶液を有する反応容器
3a 撹拌装置
3b 冷却装置
3c 排ガス処理

Claims (11)

  1. a)第一の工程において、四塩化ケイ素とシリコンとを、800℃超〜1450℃の温度で反応させ、
    b)第二の工程において、そのようにして得られた第一の工程からの生成物流(PS)を冷却し、その際、生成物流(PG2)が発生し、
    c)任意に第三の工程において、生成物流(PG2)からSTC及びHCDSを分離し、その際、残留物若しくは残液生成物として生成物混合物(PG3)が発生し、
    d)任意に第四の工程において、第三の工程からの生成物流PG3からOCTSを分離し、その際、残留物若しくは残液生成物として生成物混合物(PG4)が発生し、
    e)第五の工程において、第二の工程に由来する生成物流(PG2)又は第三の工程に由来する生成物混合物(PG3)又は第四の工程に由来する生成物混合物(PG4)又は生成物流PG2とPG3との混合物又は生成物流PG2とPG4との混合物を塩化水素と反応させ、その際、生成物流(PHS)を得て、かつ
    f)後続の第六の工程において、そのようにして得られた生成物流(PHS)からトリクロロシランを分離し、かつ留まっているSTC含有残液を排出するか又は原料成分としてプロセスの第一の工程に返送することによる、トリクロロシランの製造法。
  2. 第一の工程を、固定床反応器又は流動層反応器中で、0.1〜10barの圧力にて、かつ本質的に酸素及び水の排除下で実施することを特徴とする、請求項1記載の方法。
  3. 第一の工程からの前記生成物流PSを、0.1cm/s〜1m/sの流速で送ることを特徴とする、請求項1又は2記載の方法。
  4. 第一の工程におけるSTCとSiとの前記反応を、触媒の存在下で実施、その際、該触媒を、元素周期律表の遷移金属又は第1主族〜第5主族の少なくとも1つの元素又は少なくとも1つの元素の化合物から選択していることを特徴とする、請求項1から3までのいずれか1項記載の方法。
  5. 第一の工程における前記反応器に、少なくとも50質量%のSiのSi含有率を有する少なくとも1つのシリコン品質で連続的又は不連続的に加えることを特徴とする、請求項1から4までのいずれか1項記載の方法。
  6. 第二の工程において、第一の工程からの前記生成物流(PS)を熱交換器の使用下で冷却し、かつ/又は液体STCの供給によって急冷し、その際、結果生じる前記生成物流(PG2)が、好ましくは50℃より高い温度、好ましくは220℃より高い温度を有することを特徴とする、請求項1から5までのいずれか1項記載の方法。
  7. 第三の工程において、分留によってSTC及びHCDSを前記生成物流(PG2)から分離し、STCを第一の工程及び/又は第二の工程に返送し、かつ残留物若しくは残液生成物(PG3)を任意に第四の工程又は第五の工程に供給することを特徴とする、請求項1から6までのいずれか1項記載の方法。
  8. 第四の工程において、第三の工程からの前記残留物(PG3)から分留によってOCTSを分離し、かつ留まっている残留物若しくは残液生成物(PG4)を第五の工程に供給することを特徴とする、請求項1から7までのいずれか1項記載の方法。
  9. 第五の工程における前記反応を、20℃〜200℃の温度で、10mbar〜10barの圧力で実施し、その際、HClを過剰量で用い、かつ前記反応を任意に触媒の存在下で実施することを特徴とする、請求項1から8までのいずれか1項記載の方法。
  10. 前記反応を、シリカに担持されているジイソブチルアミノプロピルトリメトキシシランの存在下で実施することを特徴とする、請求項9記載の方法。
  11. 第六の工程において、TCSの分離後に、本質的にSTCを含有する残留物若しくは残液生成物をプロセスに返送することを特徴とする、請求項1から10までのいずれか1項記載の方法。
JP2013538112A 2010-11-09 2011-10-13 トリクロロシランの製造法 Ceased JP2013542167A (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
DE102010043646A DE102010043646A1 (de) 2010-11-09 2010-11-09 Verfahren zur Herstellung von Trichlorsilan
DE102010043646.1 2010-11-09
PCT/EP2011/067847 WO2012062526A1 (de) 2010-11-09 2011-10-13 Verfahren zur herstellung von trichlorsilan

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2013542167A true JP2013542167A (ja) 2013-11-21

Family

ID=44862964

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2013538112A Ceased JP2013542167A (ja) 2010-11-09 2011-10-13 トリクロロシランの製造法

Country Status (7)

Country Link
US (1) US20140017155A1 (ja)
EP (1) EP2637969A1 (ja)
JP (1) JP2013542167A (ja)
CN (1) CN103180247A (ja)
DE (1) DE102010043646A1 (ja)
TW (1) TW201233627A (ja)
WO (1) WO2012062526A1 (ja)

Families Citing this family (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE102010043648A1 (de) 2010-11-09 2012-05-10 Evonik Degussa Gmbh Verfahren zur selektiven Spaltung höherer Silane
DE102011004058A1 (de) 2011-02-14 2012-08-16 Evonik Degussa Gmbh Monochlorsilan, Verfahren und Vorrichtung zu dessen Herstellung
DE102013207447A1 (de) 2013-04-24 2014-10-30 Evonik Degussa Gmbh Verfahren und Vorrichtung zur Herstellung von Octachlortrisilan
CN106698441A (zh) * 2015-08-03 2017-05-24 新特能源股份有限公司 一种多晶硅生产中的残液及渣浆的处理方法
CN105417547A (zh) * 2015-12-15 2016-03-23 宁波盛优科技服务有限公司 液相催化转化聚合氯硅烷的方法
JP2022527291A (ja) 2019-03-29 2022-06-01 モメンティブ パフォーマンス マテリアルズ インコーポレイテッド シーメンス法の副生成物混合物をクロロモノシランに安全に変換するための低温方法
CN113401907B (zh) * 2020-03-16 2023-03-07 新疆新特晶体硅高科技有限公司 一种多晶硅合成中的四氯化硅提纯分离方法及装置

Citations (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US575669A (en) * 1897-01-19 robson
US3565590A (en) * 1968-07-11 1971-02-23 Texas Instruments Inc Method and apparatus for producing trichlorosilane
JPS5433896A (en) * 1977-06-13 1979-03-12 Texas Instruments Inc Conversion of silicon tetrahalide into triholosilane
JPH02172811A (ja) * 1988-12-26 1990-07-04 Mitsubishi Kakoki Kaisha Ltd トリクロロシランの製造方法
WO2005102927A1 (en) * 2004-04-23 2005-11-03 Degussa Ag PROCESS FOR PREPARING HSiCI3 BY CATALYTIC HYDRODEHALOGENATION OF SiCI4
WO2005102928A1 (de) * 2004-04-23 2005-11-03 Degussa Ag VERFAHREN ZUR HERSTELLUNG VON HSiCl3 DURCH KATALYTISCHE HYDRODEHALOGENIERUNG VON SiCl4
WO2009143823A2 (de) * 2008-05-27 2009-12-03 Rev Renewable Energy Ventures, Inc. Halogeniertes polysilan und plasmachemisches verfahren zu dessen herstellung
WO2009143824A1 (de) * 2008-05-27 2009-12-03 Rev Renewable Energy Ventures, Inc. Halogeniertes polysilan und thermisches verfahren zu dessen herstellung

Family Cites Families (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB575669A (en) 1941-09-26 1946-02-28 British Thomson Houston Co Ltd Improvements in and relating to solid, porous contact masses for chemical reactions
DE3640172C1 (en) 1986-11-25 1988-08-18 Huels Troisdorf Reactor of nickel-containing material for reacting granular Si-metal-containing material with hydrogen chloride to form chlorosilanes
DE3711444A1 (de) * 1987-04-04 1988-10-13 Huels Troisdorf Verfahren und vorrichtung zur herstellung von dichlorsilan
DE3805282A1 (de) * 1988-02-19 1989-08-31 Wacker Chemitronic Verfahren zur entfernung von n-dotierenden verunreinigungen aus bei der gasphasenabscheidung von silicium anfallenden fluessigen oder gasfoermigen stoffen
EP2067745B1 (en) * 2007-11-30 2017-07-12 Mitsubishi Materials Corporation Method for separating and recovering conversion reaction gas
EP2243300B1 (en) * 2008-02-11 2013-04-10 Koninklijke Philips Electronics N.V. Autostereoscopic image output device
KR101573933B1 (ko) * 2008-02-29 2015-12-02 미쓰비시 마테리알 가부시키가이샤 트리클로로실란의 제조 방법 및 제조 장치

Patent Citations (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US575669A (en) * 1897-01-19 robson
US3565590A (en) * 1968-07-11 1971-02-23 Texas Instruments Inc Method and apparatus for producing trichlorosilane
JPS5433896A (en) * 1977-06-13 1979-03-12 Texas Instruments Inc Conversion of silicon tetrahalide into triholosilane
JPH02172811A (ja) * 1988-12-26 1990-07-04 Mitsubishi Kakoki Kaisha Ltd トリクロロシランの製造方法
WO2005102927A1 (en) * 2004-04-23 2005-11-03 Degussa Ag PROCESS FOR PREPARING HSiCI3 BY CATALYTIC HYDRODEHALOGENATION OF SiCI4
WO2005102928A1 (de) * 2004-04-23 2005-11-03 Degussa Ag VERFAHREN ZUR HERSTELLUNG VON HSiCl3 DURCH KATALYTISCHE HYDRODEHALOGENIERUNG VON SiCl4
JP2007533584A (ja) * 2004-04-23 2007-11-22 デグサ ゲーエムベーハー SiCl4の接触脱ハロゲン水素化によって、HSiCl3を製造するための方法
WO2009143823A2 (de) * 2008-05-27 2009-12-03 Rev Renewable Energy Ventures, Inc. Halogeniertes polysilan und plasmachemisches verfahren zu dessen herstellung
WO2009143824A1 (de) * 2008-05-27 2009-12-03 Rev Renewable Energy Ventures, Inc. Halogeniertes polysilan und thermisches verfahren zu dessen herstellung

Also Published As

Publication number Publication date
US20140017155A1 (en) 2014-01-16
TW201233627A (en) 2012-08-16
EP2637969A1 (de) 2013-09-18
CN103180247A (zh) 2013-06-26
WO2012062526A1 (de) 2012-05-18
DE102010043646A1 (de) 2012-05-10

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2013542167A (ja) トリクロロシランの製造法
US4276424A (en) Methods for the production of organic polysilanes
JP5726294B2 (ja) ジオルガノジハロシランの調製方法
US5292909A (en) Catalytic conversion of direct process high-boiling component to chlorosilane monomers in the presence of hydrogen chloride and hydrogen
JP5721848B2 (ja) 高次シランの選択的分解法
JP4878377B2 (ja) 多結晶シリコンの堆積方法
TW201643114A (zh) 受碳化合物污染的氯矽烷或氯矽烷混合物的後處理方法
JP5317707B2 (ja) クロロシラン統合プラント内での高沸点化合物の再利用方法
JPH0789708A (ja) 水素ガスの存在下での直接法高沸点成分のシランモノマーへの転化
JPH03109390A (ja) 多有機基置換シラン及びモノアルキル化シランの製造方法
US5321147A (en) Conversion of direct process high-boiling component to chlorosilane monomers in the presence of chlorine
US8722915B2 (en) Preparation of organohalosilanes
KR20170091623A (ko) 공정 배출가스 흐름 내에 함유된 클로로실란 혼합물로부터 헥사클로로디실란의 회수 방법
CN113943319B (zh) 用有机硅副产物制备二甲基二氯硅烷的工艺
JP4485631B2 (ja) 濃アルキル・シルアルキレン含有残渣におけるシルアルキレンの再分配法
JPS6337117B2 (ja)
JP5426033B2 (ja) オルガノシランの製造方法
JP5657493B2 (ja) ホウ素化合物の不純物を減じたトリクロロシラン製造方法
KR102618387B1 (ko) 할로실란 함유 조성물내 보론 화합물의 함량을 감소시키는 방법
DE102009047234A1 (de) Verfahren zur Konvertierung von Siliciumtetrachlorid mit Gemischen aus Methan und Wasserstoff
CN219291372U (zh) 一种电子级四甲基硅烷的制备装置
JP7304443B2 (ja) 少なくとも1つの部分水素化クロロジシランを、固体の非官能性吸着体と反応させて、ヘキサクロロジシランを入手する方法
CN101959895A (zh) 由直接合成烷基氯硅烷的残余物制备烷基氯硅烷的方法
KR100855672B1 (ko) 고비점 잔류물로부터 모노실란 제조 방법
KR20150027905A (ko) 메틸클로로실란의 직접합성법에서 부산물로 생성되는 고비점 잔류물의 연속적 재분배 방법

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20140313

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20140407

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20140611

A602 Written permission of extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602

Effective date: 20140618

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20140902

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20150316

A045 Written measure of dismissal of application [lapsed due to lack of payment]

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A045

Effective date: 20150727