JP2007529826A - 対象事項管理ネットワーク - Google Patents

Abstract

【課題】対象事項管理ネットワーキング方法を提供する。
【解決手段】対象事項管理ネットワーキング方法のいくつかの実施形態は、対象事項でのゲートウェイに接続された対象事項管理デバイスをモニターし、対象事項でのゲートウェイに接続された対象事項管理デバイスを制御し、ネットワークオペレーションセンターサーバに関連したアップリンク開始信号を対象事項で受信することを含む。そして、このアップリンク開始信号に応答して、対象事項のゲートウェイから、このゲートウェイとネットワークオペレーションセンターサーバとの間の通信を開始し、次に、このゲートウェイとネットワークオペレーションセンターサーバとの通信の間、対象事項管理デバイスに関連する情報を通信する。
【選択図】図１

Description

（相互参照）
本出願は、以下の米国特許出願に関連し、その利益を主張する。
米国仮出願番号60/553,934、発明名称「対象事項管理のためのビジネス方法」、発明者Reza Raji及びChris Stevens、出願日2004年3月16日。
米国仮出願番号60/553,932、発明名称「対象事項管理ネットワーキング」、発明者Gerry Gutt及びReza Raji、出願日2004年3月16日。
米国仮出願番号60/652,475、発明名称「ネットワーク制御」、発明者Gerry Gutt及びReza Raji、出願日2005年2月11日。
上記の各出願は、ここにその全体の参照によって取り込まれている。
本出願は、以下の米国特許出願にも関連している。
米国特許出願（番号未定）、発明名称「対象事項管理ネットワーキング」、発明者Reza Raji及びGerald Gutt、出願日2005年3月16日。
米国特許出願（番号未定）、発明名称「対象事項管理のためのビジネス方法」、発明者Reza Raji及びChris Stevens、出願日2005年3月16日。
上記の各出願は、ここにその全体の参照によって取り込まれている。

対象事項における売り手、通信サービスの売り手、及び、インターネットポータルにおける売り手といった売り手は、さし当たっての取引を越えた買い手との関係を拡張するための解決策を必要としている。加えて、買い手は、対象事項、通信サービス、又はインターネットポータルのためのさし当たっての取引を越える、付加的な対象事項管理サービスを望んでいる。拡張された対象事項管理サービスに対する要求が存在する。

（参照による併合）
この明細書で言及された全ての刊行物及び特許出願は、あたかも個々の刊行物又は特許出願が個別具体的に示され参照によって取り込まれるかのごとく、同じ範囲への参照によってここに取り込まれている。

図１に、対象事項管理のためのネットワーク全体の例を示す。対象事項110は、スマートスタット112といった対象事項管理デバイスを有する。この対象事項管理デバイスは、対象事項ネットワーク114に接続されており、例えば、RF又は／及びパワーラインネットワークである。対象事項ネットワーク114は、順に、DSL、ケーブル、又はT1ラインといったブロードバンドデバイス119に接続されたゲートウェイ116に接続されている。ゲートウェイ116は、代替的に又は同時に、ダイアルアップモデム118に接続される。対象事項110は、インターネット120に接続されている。インターネット120は、ネットワークオペレーションセンター150でシステムマネージャに接続されている。インターネット120は、また、例えば、対象事項の売り手、通信サービスの売り手、又はインターネットポータルの売り手といった売り手などの、システムマネージャの顧客にも接続されている。インターネット120は、また、対象事項の買い手、通信サービスの買い手、又はインターネットポータルの買い手といった、買い手140にも接続されている。

図２は、家屋の建設業者のブランド表示がされた、対象事項管理のためのインターネットポータルの例を示す。

図3Aから3Hに、対象事項管理のためのポータルインタフェースの詳細画面例を示す。図3Aは、対象事項管理サービスを一覧するメイン画面を示す。図3Bは、セキュリティ管理サービス及び安全性管理サービスを一覧する画面を示す。図3Cは、エネルギ管理サービスを一覧する画面を示す。

図3Dは、他の例であり、ヤフー（登録商標）によって提供されたものといった個人ポータル内などの、第三の部分のウェブポータル内にブランド表示され、組み込まれたシステムによって、如何にサービスが提供されるかを示す。この画面は、その右に、株式窓枠といった通常のヤフー（登録商標）ポータルコンテンツ、その上部にニュース窓枠、その左にカレンダー窓枠、を含む。システム詳細窓枠は、その下部に含まれており、ここでは、ユーザが、家庭又は仕事上のモニタリング及び制御情報にアクセスできる。このシステム窓枠の見た目及び使い勝手は、サービスプロバイダによって適合されうる。

図3Eのシステムポータル一覧ページは、ユーザ対象事項における多様なデバイスの状態のスナップショットを示す。左上部は、画面に示されている対象事項の名前を表示するドロップダウンボックスである。ユーザは、このボックス上をクリックし、異なる対象事項を選択することによって、対象事項を変更することができる。一連のタブによって、ユーザは、詳細、通知、自動、スケジュール、及び、他のシステム機能を作動させるためのシステム画面に切り替えることができる。このページ上の多様な窓枠は、異なった特徴を目立たせている。

状態窓枠は、自身の現在の状態と共に、ユーザ対象事項における異なるデバイスを一覧する。更新待ち状態窓枠には、対象事項へのダウンリンク送信を待っているいずれかの更新待ち状態と同様に、対象事項及びサーバ間の最新の通信時刻が示されている。ユーザ対象事項におけるカメラによって撮影された最新の画像が何枚か示されている（例えば、最新の４枚）。ユーザは、サムネイル画像をクリックして、この写真の拡大版を見ることができ、同様に、このカメラの画像にアクセスでき、ライブ映像を見ることができ、新しい画像の撮影又は写真の削除ができる。この対象事項のためのスケジュール活動が示されている。アラーム履歴には、そのユーザ対象事項における多くの最近のイベント及び活動の記録が示されている。リマインダ窓枠は、家庭又は仕事に関連する特定の活動又は役割を実行するよう、システムがユーザに気づかせるための手段を提供する。ブルーナビゲーションバー上のモードドロップダウンボタンによって、ユーザは、システムモード間の切り替えができる。クイックコントロール・ドロップダウンによって、ユーザは、制御可能な何れかのデバイスを制御することができる（例えば、カメラ、サーモスタット、照明等）。

図3Fに、詳細デバイス情報を示しているポータルの詳細画面を示す。ユーザに対してより詳細なデバイスデータを示すことができる。左の一覧は、システムデバイス及びこれらの現在の状態／値を示す。右上の画像窓枠は、カメラのサムネイル（一覧ページ上には４枚より多く表示される）を示す。右下のサーモスタット窓枠には、サーモスタットのモードと共に、現在温度、冷却及び暖房設定温度を含む温度データの詳細が示されている。

図3Gに自動タブ画面を示す。この画面には、あるデバイスによって引き起こされたイベントが他のデバイスによる１又は複数の動作の引き金となるよう、ユーザがどのように自動化規則をデバイスに対して割り当て可能かが示されている。左欄には、この対象事項ネットワークに属するデバイスに基づいて発生しうる、全ての可能なイベントが示されている。モードにつき１つの、３つの欄は、そのモードについての各イベントに対する動作を識別している。例えば、この図は、ホールの動作センサが遠隔モードで発生するイベントに占有されたとき、会議室カメラは写真を撮影するということを示している。画面の下部には、所望する何れかの動作を作動させるよう、無線キーチェーン遠隔制御ボタンが、ユーザによってプログラムされうるということが示されている。

図3Hに、デバイスの状態を示しているタブ画面を示す。このシステム画面は、ゲートウェイを含む対象事項のネットワークにおける全てのデバイスの一覧を示している。このシステムの各デバイスは、独立した行にある。第１の欄には、そのデバイスの状態に基づいて異なった色（ＯＫの場合は緑、オフラインの場合は黄色、見つからない又は問題がある場合には赤）を示す状態インジケータと共に、そのデバイス名が表示されている。また、そのデバイスから最後の信号を受信した日時を表示する、「最新更新」欄が存在する。３番目の欄（デバイス）には、そのデバイスの型式及びモデル番号が記述されている。そのユーザは、各デバイスに対応する行をクリックすることによって、デバイスに関するより詳細な情報を取得することができる。

図4は、対象事項管理のためのビジネス方法のフロー図である。410において、インターネットポータルは、対象事項の買い手、通信サービスの買い手、及び／又は、インターネットポータルの買い手といった、買い手にアクセスするために利用可能となる。420において、対象事項取引処理、通信サービス取引処理、及び／又は、インターネットポータルサービス取引処理といった、売り手及び買い手との間の、少なくとも取引処理の後に、インターネットポータルを介して対象事項管理サービスが買い手に提供される。430において、このインターネットポータルは、売り手のブランドと共にブランド表示される。図示された段階は、付加、削除、再配置、及び又は、修正が可能である。

図5に、対象事項管理ネットワーキングのための方法のフロー図を示す。510において、対象事項でゲートウェイに接続された対象事項管理デバイスがモニターされる。520において、対象事項でゲートウェイに接続された対象事項管理デバイスが制御される。530において、ネットワークオペレーションセンターサーバに関連したアップリンク開始信号が、対象事項で受信される。540において、アップリンク開始信号に応答して、ゲートウェイ及びネットワークオペレーションセンターサーバ間の通信が、対象事項でゲートウェイから開始される。550において、ゲートウェイとネットワークオペレーションセンターサーバとの通信の間、対象事項管理デバイスに関連する情報が通信される。

不動産開発者及びサービスプロバイダは次のことができる。
１）彼らの競業者からの申し出との差別化を図る
２）新規な付加価値のあるサービスを通して、新しい循環収入を創出する
３）自身の運営経費を低減させる
４）自らの申し出の価値を向上させる
５）自らのブランドの効果及び効力を向上させる
６）知識ベースの業務決定をより迅速化する
７）顧客保持力及び満足度を向上させる

追加のコンテンツがブロードバンド基盤を強化するので、それゆえブロードバンドパイプの効果的価値を向上させる。

不動産開発者／管理者及びサービスプロバイダは、これまで、競合の増大と、自身の顧客に対する制御及びテレメトリサービスを提供するための経験、時間、資源の不足とに直面している。インターネットのための次の発展ステップである。

本システムの構成上／設計上のいくつかの目的は、低コスト、使い易さ、拡張性である。

本構成及び製品／サービス提供は、自宅所有者の要求を満たすのに十分な自由度があるのと同時に、十分に拡張容易、直感的であるので、容易な導入及び最小限のサポートを可能にする。

本システムに対しては、３種類の顧客が想定される。最終的なエンドユーザは、不動産所有者であるが、顧客として、在宅開発者や商業用不動産、例えば、複数のテナントユニット（MTU）所有者及び管理者、サービスプロバイダ（電話会社、ケーブル会社、ＩＰＳ等）及び、自宅所有者又は商業ビルテナントがある。

サービスの実際のユーザは、例えば、ゲートウェイ及びデバイスが備え付けられた対象事項において存在している。このシステムは、十分に直感的であるので、「平均的な」ユーザであれば、設置及び構成段階を実行することができる。

取り付け者は、自宅におけるゲートウェイ及びデバイスを設置し、このゲートウェイを設定し、このゲートウェイをインターネット及び／又は電話線に接続し、及び／又は、必要な如何なるトラブルシューティングをも実行する、人であっても、実体であってもよい。実際の顧客に依存して、取り付け者は、1)サービスプロバイダ又は不動産開発者の設置作業員、2)サービスプロバイダ又は不動産開発者に雇用された外注設置業者、3)エンドユーザによって雇用された外注設置業者、又は、4)エンドユーザである。

この対象事項ゲートウェイは、対象事項デバイスをサーバに接続する、低コスト及びスタンドアロン装置である。このインターネットに対する接続性は、ブロードバンド接続（T1，DSL又はケーブル）を介して、及び／又は、電話回線を介して実現される。ブロードバンド結合は、その持続性及びスループットによって好まれるが、電話接続は、ブロードバンド接続が失われた場合のバックアップオプションとして位置付けることが推奨される。ブロードバンド接続のない対象事項（例えば、別荘）のために、電話のみの接続を使用することもできる。

サービスポータルは、システムへのアクセスと共に対象事項ネットワークに対する直感的なエンドユーザインタフェースを提供し、ネットワーク構成画面、及び、ユーザアカウント情報及び設定を提供する。

システム全体のいくつかの実施形態は、次の段階を通して実施される。
１）テレメトリサービスに対する顧客要求が確立される
２）顧客は、（ウェブ又は電話を介して）システムを注文する
３）顧客は、（サービスプロバイダ、建設業者等を介して）システムを獲得する
４）サービスプロバイダ／建設業者によって、又は、自宅所有者又はシステム管理者によって）確立される
５）ゲートウェイが登録される（サービスプロバイダ／建設業者によって、又は、自宅所有者によって）
６）ゲートウェイは、ネットワーク／デバイス情報をサーバに送信する。
７）自宅所有者は、自身の家を設定する（アラーム、通知、結合等）
８）将来のデバイスが、システム管理者による事前設定を介するか、又は、ポータル上の設定画面を通じたエンドユーザを介するかの何れかによってシステムに追加される。
これらの各段階については、以下に詳述する。

（顧客要求の確立）
これは、不動産開発者、サービスプロバイダセールスチャンネル、又はシステム管理者による直接広告を通して実行される。

（顧客によるシステム管理者からのシステム注文）
顧客は、どのような種類のデバイスが必要であり、それぞれを対象事項の何処に存在するかを特定する（例えば、リビングルームのサーモスタット、ロビーの動作センサ、等）。そして、顧客に出荷される各デバイスのための実際の一意なＩＤと共にこの情報を含めるよう、システム管理者によってユーザアカウントが追加される。

（顧客によるシステム獲得）
このゲートウェイ及びデバイスは、いくつかの方法によって顧客により獲得される。
１）不動産建設業者／開発者／管理者、又はサービスプロバイダによって、事前に設置される。
２）エンドユーザにより直接購入される。

デバイスの選択は、顧客によって設計された特定のサービス及び機能性に依存する。

いったん、顧客がゲートウェイ及びデバイスを獲得すると、これらデバイスは、物理的に対象事項に設置される。この仕事は、取り付け作業員の手助けを伴って実行されるか、或いは、狭い対象事項であればエンドユーザによって実行される。

（サービスアカウントの確立）
この処置は、個人情報（氏名、支払いオプション、等）を使用するので、一般にエンドユーザによって実行される。アカウント登録は、システム管理者ウェブサイトへのユーザロギングと、氏名入力による新規アカウント、住所、電話番号、支払い詳細、及び／又は、エンドユーザ所有のゲートウェイ上に印刷されたゲートウェイシリアル番号の確立とを含む。

いくつかの場合において、システム管理者サービスアカウントは、既にゲートウェイシリアル番号と共に事前確立されており、エンドユーザは、個人及び支払い情報を伴ったアカウントを単に更新するだけである。このシナリオは、エンドユーザにとって、何れの面倒なシリアル番号やキーを取扱う必要性を排除するものであり、実際には、より個人化段階にあるものである。

１つのユーザアカウントにつき、複数のゲートウェイの取り扱いが可能である。

（ゲートウェイ登録）
この段階は、ユーザの自宅における実際のゲートウェイを伴ったシステム管理者サーバ（先の段階において確立された）上のユーザアカウントの連合を含むものである。このゲートウェイは、自宅内のブロードバンドネットワーク又は電話回線に接続されている。

この段階では、取り付け作業員は、例えば、ゲートウェイ上のシンクボタンを押下するなどして、このゲートウェイからデフォルト（最初の）ＩＰアドレスを使用するシステム管理者サーバへのアップリンク通信を開始する。あるいは、ダイアルアップのみの接続の場合は、ゲートウェイによる使用料無料番号ダイヤルである。

サーバとの接続を確立し、対応するユーザアカウントを特定すると（例えば、先の段階において確立された）、このゲートウェイは、システム管理者サーバＩＰアドレス（この地点からの、全ゲートウェイ上のサーバ通信に対して使用される）を獲得し、その状態を未登録から登録済へ変更する。

ゲートウェイが、開発者又はサービスプロバイダによって事前取り付けされている場合には、この段階は既に実行済である。

ゲートウェイは、この登録処理が完了するまでは、何れの機能も実行することはできない（ゲートウェイの状態で表示されているように）。

（ゲートウェイによるサーバへのネットワーク／デバイス情報送信）
これは、通常の基準に基づいて実行され、常にゲートウェイから開始される。サーバは、ゲートウェイ及びサーバ間のアップリンク通信開始のための間隔を指示する。

（自宅所有者による自宅設定（アラーム、通知、結合、等））
これは、ユーザが多様なモニタリング、ロギング、及び通知オプションを選択することによる、システム管理者ポータルの通常の使用である。

（システムに対する将来のデバイスの追加）
エンドユーザは、システム管理者から追加のデバイスを獲得でき、この場合において、これらは顧客に出荷される前に、システム管理者によってエンドユーザに追加される。

代替的に、エンドユーザは、サードバーティソースからデバイスを購入することができ、この場合において、彼らはシステム管理者ポータルインタフェースを使用してデバイスを手動で追加（又は、交換）することができる。

加えて、システム管理者ゲートウェイは、RFメッセージ（例えば、GE Interlogix社）又はサービスPINメッセージ（例えば、LonWorks技術のデバイス）を受信することにより「発見する」デバイスのための設備を有することができる。

（概要）
本システムの部分について、ゲートウェイ、サーバ及びウェブポータルインタフェースを含め、全体として述べる。

（システム概要）
最も高いレベルでは、本システムは、そのユーザに対し、対象事項デバイスモニタリングや毎月の購読料金といった料金の管理のための、ホスト化され、管理されたサービスを提供する。この対象事項マーケットには、住宅、商業用MTU、並びに、スモールビジネスが含まれる。

従来の複雑性、及び、かかるシステムの取り付け及び維持のための費用は、システム管理者プラットフォームに代表される。収益成績のアプリケーションサービスプロバイダ（ASP）事業として、本システムは、信頼性、拡張性、セキュリティ、対費用効果、使い勝手、及び柔軟性を与える。

この「システム」という用語は、ポータル、サーバ、ゲートウェイ、及びデバイスを意味するものである。

（信頼性）
本システムは高度の信頼性を与える。これは、ネットワークオペレーションセンター（NOC）の２４−７オペレーション及びそれが含むサーバソフトウェアと、ゲートウェイ及び制御デバイスの信頼性及び耐故障性とを含む。

（拡張性）
本システム、特にNOCは、多くのゲートウェイ（一実施形態において数百万）及びデバイス（一実施形態において数千万）で構成されるような規模にすることが可能である。始めからこのように使用されるわけではないが、かかる拡張性を可能とするための必要な構成上の設備が、本システムに組み込まれている。

（セキュリティ）
収益成績のサービス提供として、本システムは、システムの通常の作動に伴う計画的及び非計画的な介入に対するセキュリティを与える。本システムは、外部の非認証アクセス（インターネット又はデバイスネットワーク媒介の何れかを通る）に対する合理的な免疫となる。本システムは、（NOCサーバ、ゲートウェイ、又はデバイスの）スプーフィングに対する合理的な保護を提供する。

（対コスト効果）
過去の同種のシステムは、対象事項デバイス、ゲートウェイの高額費用、並びに、高く及び／又は予測できない取り付け費用に苦労していた。本システム取り付け処理は、取り付け費用を最小化するため、でなければ排除するために、簡潔なものとなっている。

（使い易さ）
本ゲートウェイ及びデバイス取り付け処理は、実施形態によれば、多種多様なユーザ設定、及び、ポータルによって与えられた通常使用のメニュ／画面と同様に、直感的であり、使い易い。これによって、ユーザによる本システムの選択及び継続使用が容易になる。

（柔軟性）
本システムは、非常に柔軟性に富んでいるので、将来その必要性が生じるはずの、異なったデバイスネットワーキングプロトコル／技術を容易に扱える。加えて、ウェブインタフェースを含む本システムは、異なったマーケット及び適用に採用されうる。

（変動ロギング）
本システムは、例えば30日間まで、ユーザによって特定された何れのデバイス変動をも記録することができる。ユーザは、構成された時点での各変動のロギング間隔を定義する。このロギング機能は、ローカルデバイス側上のゲートウェイによって扱うことができ、データは、規則的な間隔でサーバに転送される。全ての変動に対する全体的な変動記録は、サーバ側に保存される。

例えば30日間よりも長期（但し、例えば180日間を越えない）のデータのロギングは、例えば僅かな費用を支払うことによってユーザに与えられる。

本システムにより、少なくとも、例えば１ゲートウェイ当り１０の変動をロギングが可能である。何れの変動に対する最小のロギング間隔は、例えば、5分である。ロギング間隔は、例えば、5，15，30，60，180分、同様に、6，12，24時間、及び、週に一度といった間隔で与えられる。

（活動ロギング及びトラッキング）
本システムは、全ユーザ、システム、デバイス実行の、少なくとも、例えば14日間の履歴記録を提供する必要がある。実行には、システム又はユーザの何れかによってもたらされたデバイス変動、システム又はネットワーク設定に対する変更を含む（例えば、変動の変化、ロギングへの割り込み、デバイスの追加、ユーザ通知、等）。ユーザは、その原因、その発生日時に関するシステム活動を遡ることができる。過去の活動は、変動、デバイス、カテゴリ、又は日付によって検索することができる。

（システムモード）
本システムは、「自宅」、「留守」、「睡眠」、「休暇」等といった、ユーザ定義のモードを提供可能である。ユーザネットワークのモードは、変動の変化が生じたときにシステムによってとられる行動（報告する、アラームする、イベント発生、通知する、等）の決定における要因の役割を果たす。

システムモードは、次のような手段を介して、ユーザによって変更可能である。
１）ポータルインタフェースを介して
２）ユーザによるスケジュール設定を通じて
３）結合（モード変更に括り付けられた変動の変化−例えば、RF遠隔制御）を介して

本システムは、ユーザプロファイル（自宅所有者、仕事、別荘、等）に基づいた、一組のデフォルトモードを与える。これらのデフォルトモードは、いつでもユーザによって変更又は追加可能な開始地点である。

（アラーミング）
ユーザは、離散状態（例えば、二つからなるオン／オフ）を伴う変動に対するアラーム条件を指定することができる。これらアラームは、ゲートウェイによってサーバに実時間で報告される（つまり、ピッと即座に）。そして、サーバは、ユーザアラーム設定に基づいて、順番にデータを参照し、ユーザに通知するか否かを決定する。

アラーム条件は、変動の値又は状態、並びに、システムモードに基づいて決定される。

（エベント発生）
非臨界のイベントについて、本システムは、ユーザによって指定された何れの変動の状態に関しても、非実時間方式でユーザに通知することができる。ユーザのイベント発生のために選択された変動は、いずれの種類でもよい（離散あるいは連続）。ゲートウェイは、規則的にスケジュールされたアップロードで、変動状態／値の変化を伴ってサーバを更新する。サーバは、継続的に変動データを参照し、ユーザイベント発生設定に基づいて、ユーザに通知を行うか否かを決定する。

イベント発生条件は、変動の値又は状態、並びに、システムモードに基づいて決定される。

（ユーザ通知）
本システムは、次の手段を介してユーザアラーミング及びイベント発生を提供することができる。すなわち、電子メール、テキストメッセージング、ペーパー及び／又はボイス電話呼び出し（ボイス合成）である。

（デバイスデータモニタリング及び制御）
ユーザは、サーバポータルを介して、モニタリング及び制御のための何れのデバイス変動をも指定することができる。例えば、単一ゲートウェイによって最大255のデバイスがサポートされる。例えば、最大512の変動が単一ゲートウェイによってサポートされる。

ユーザは、特定の変動更新（例えば、毎週火曜日の午前8時にサーモスタットの電源を切る）をスケジュールすることができる。スケジュールされたイベントは、キャンセル可能である（ゲートウェイ−サーバプロトコルがこれをサポート可能である）。スケジュールされた変動更新は、タイムスタンプ及び変動IDごとに許可される。もし、タイムスタンプ及び変動IDが、既存のスケジュールされた変動変化と一致すれば、この保留中の変動変化は新しい値で上書きされる。スケジュールされた各更新が異なるタイムスタンプを有する限り、与えられた変動は、複数のスケジュールされた値を持つことができる。

ゲートウェイへ中継されなかった、何れの保留中のダウンリンク変動変化コマンドも、ポータルインタフェースを介していつでもキャンセル可能である。

（デバイスネットワークサポート）
本システムは、全てとまではいかないが、そのほとんどのデバイスネットワーキングプロトコルがサポートされた、オープンアーキテクチャをサポート可能である。本システムによってサポートされるデバイスプロトコルの具体例としては、GE Interlogix社のRF、及び、Echelon社のLonWorksパワーライン(PL & FT)が含まれ、対象事項において取り付けられる新たな配線を不要とすることによって、取り付け負担を平易なものにしている。

LonWorksフリー技術のツイストペア媒体（FT-10）は、より良い支援商業アプリケーションに対するオプションとしてサポートされる（例えば、オフィスビル）。

本技術に関わらず、全てのデバイスは、次の属性を有する。
１）一意のID（グローバル）
２）不揮発性。何れの関連データ又は状態も喪失してはならない。
３）ネットワーク上の低バッテリー指示（バッテリー作動の場合）
４）不正変更検知（セキュリティ高感度の場合）

（RF）
本システムは、レシーバ先端と対話するための複数のセンサに対する、低レベルの単純な一方向性のプロトコルを含む。プロトコル要求及びフットプリントは相対的に小さく、そのようなものとして、RFデバイスは比較的低コストであり小型である。これらは、また、ユーザによるシステムの簡単な取り付け及び保守のために、バッテリー交換の必要なしに、何年も機能することができる。

双方向RF送受信機は、本システムによってサポートされる。これにより、ユーザによる遠隔デバイス（例えば、サーモスタット）の制御、並びに、モニタリングが可能になる。

本システムによって、以下のRFデバイスがサポートされる。
１）ドア及び窓センサ
２）動きセンサ
３）煙アラーム
４）水センサ
５）凍結センサ
６）接触閉鎖センサ（例えば、外部コネクタピンを伴った、ITI DWS）
７）一酸化炭素アラーム
８）熱センサ
９）サーモスタット
１０）RF遠隔制御

（PL）
パワーラインソルーションは、現存する住宅のパワーライン配線上の通信に対し、堅牢で信頼性のある仕組みを提供する。

本システムによって、以下のPLデバイスがサポートされる。
１）サーモスタット（例えば、RCS）
２）負荷コントローラ（例えば、Halen Smart）
３）リレーアクチュエータ（例えば、Comap）
４）フォトカメラ、例えば、モノクロで低解像度のもの（動きセンサを伴った）

（FT）
フリーテクノロジソルーションは、商業用アプリケーションに対し、対費用効果の高い伝達媒体を提供する。多くのサードパーティLonWorksデバイスが、通信のためにこの伝達媒体を使用する。

（他のデバイス）
以下は、本システムによってサポートされる、他のいくつかのデバイスの非網羅的な一覧である。
１）小型のデータ／メッセージディスプレイ − テキストメッセージ、ニュース、天気、株、写真等のため
２）ドア錠前制御
３）プール／温泉コントローラ
４）天気ステーション
５）照明制御
６）時代遅れ又は使用禁止のモニタリング
７）灌漑コントローラ（Bibija）
８）VCRプログラミング

（カメラ）
本システムはカメラをサポートする。例えば、Axis，Panasonic，Veo，D-Link、そして、Linksysといった売り手から入手可能のもの、あるいは、遠隔監視及びモニタリング用に製造された他のカメラといった、標準的な、すぐに使えるIPカメラ（ウェブカメラとも呼ばれている）が使用できる。

監視カメラは、スタンドアロンのウェブサーバを含み、一意のIPアドレスがこのカメラに割り当てられる。かかるカメラのユーザは、典型的には、このカメラのIPアドレスを使用して標準ウェブサーバを介してカメラのウェブページにアクセスすることによって、カメライメージを取り扱う。いくつかの場合において、このIPカメラは、ローカルDHCPサーバ（通常、ユーザのルータ／ファイアウォールに存在している）からアドレスを折衝するDHCPクライアントを使用することによって、ローカルIPアドレスを獲得する。

実施形態によれば、このゲートウェイは、カメラ画像を、他のセンサ又はデバイスデータであるものとして処理する。「スナップ」画像に対するユーザコマンドは、ゲートウェイと（ゲートウェイによって開始された）サーバとの間のスケジュールされた通信中に、システムのポータル／サーバから局所対象事項ゲートウェイへ送信される。代替的に、局所又は遠隔カメラに対する画像「スナップ」コマンドは、ローカルデバイスネットワーク上のセンサ（例えば、動き検出、遠隔制御等）によって開始される。そして、ゲートウェイは、順にIPネットワーク（有線又は無線）上のカメラと交信してイメージを処理し、そのイメージをシステムのバックエンドサーバまで通過させ、カメラに対するパススルーエージェントして効果的に作動する。

このゲートウェイ（カメラ画像を含んでいる）からのデータは、ゲートウェイから、（ウェブブラウザによって使用される）標準的なHTTPプロトコルを使用してサーバへと送出されるので、ユーザネットワークの追加の構成は無効にされる。さらに、ユーザのファイアウォール（ポート転送、DMZ等）の調整も、無効にされる（つまり、より簡便な取り付け及び強化されたセキュリティとなる）。

加えて、ユーザは、対象事項から直接にではなく、システムサーバから画像を取得するので、このプッシュメカニズムは、インターネットからのカメラアクセスに関連する全ての発行、つまり、上述したファイアウォール及びダイナミックIP発行を排除する。

本システムのユーザポータルインタフェースは、異なるカメラからの複数の画像を同じユーザインタフェースページ（例えば、ウェブページ）に表示することにより、このユーザに対する統一ユーザインタフェースとして動作する。

本システムのIPカメラは、これらがインターネット（遠隔の場合）又はローカルIPネットワーク（局所の場合）に接続されている限り、物理的にどこにでも配置することができる。

システムのサーバ（ローカルカメラ又はネットワークに対するもの）から画像が供給されるという事実によって、外部から直接ホームネットワークにアクセスすることの潜在的なセキュリティの露出は、回避される。加えて、非認証ユーザがサーバ上の画像にアクセスすることを阻止するために、追加のセキュリティ基準を設置することができる（例えば、SSL）。

（デバイス低バッテリー通知）
本システムは、ウェブポータルを介して、バッテリーで作動するデバイス（例えば、GE Interlogix社のデバイス）の、何れの低バッテリー状態をもユーザに通知することができる。

（サーバ側結合）
本システムは、アップリンク接続を通って収集された多様な情報に基づいて、多様な制御情報ダウンリンクを送信することができる。このルールに基づく交換は、ゲートウェイ及びサーバ間の同一のアップリンク−ダウンリンク（要求−応答）交換基本単位内で発生する。ユーザは、かかる結合に対して、実際の「ルール」を指定する（例えば、対象事項において2時間動きがなければ、サーモスタットをオフにする）。

この基本単位通信要因によって、本実施は、拡張性に強い影響を与える。

（局所結合）
局所結合によって、デバイス間の一層の実時間相互作用が可能になる。この機能性は、サーバの関与なしには実現し得ない（ローカルルールの初期構成を除く）。デバイスレベルで使用される、異なる技術を与えられたこの局所結合は、ゲートウェイを通る経路で送られる必要がある。

（ゲートウェイ・ショルダータップ）
サーバは、ユーザが、実時間で（次のゲートウェイアップリンク接続を待つのではなく）変動変化をデバイスに伝達させることを要求した場合に、ゲートウェイを「呼び出す」ことができる。

（異なるユーザ間でのデバイス共有）
本システムは、単一のデバイスを複数のユーザで管理するための手段を提供する。例えば、不動産共有区域におけるセキュリティゲート又はプール温度センサは、その複合体における全ての住民によってアクセス可能であるべきである。

（ゲートウェイ）
本ゲートウェイは、対象事項デバイスネットワーク及びバックエンドサーバ間の中心リンクである。それは、このサーバの軽薄で低コストのクライアントであってよく、システム全体の基本機能及び目的を損なうことなく、ハードウェア及びソフトウェアの最小量を利用するものである。

（インターネット接続性）
本ゲートウェイは、ブロードバンドネットワーク（イーサネット（登録商標）DSL又はケーブルモデム）及び電話ネットワークへの、両方の接続を提供することができる。この電話ネットワーク接続は、ブロードバンドネットワークアクセスがダウンし、ゲートウェイに対し、サーバへの重要なアラーム情報アップリンクを報告する必要性が生じた場合の、第2の余剰経路を与える。この電話接続は、また、システムに対し、利用可能なブロードバンド接続が存在しない対象事項（例えば、第2の又は別荘におけるような）をサポートするための手段も提供する。

本ゲートウェイは、ユーザが電話を拾った場合に、処理中の何れのデータ呼び出しも中止することができ、直ちに発信音を提供する。加えて、本ゲートウェイは、電話がユーザによって使用されている場合（通話中）には、データ呼び出しを開始しないようにすることもできる。

本ゲートウェイは、ゲートウェイに対する外部電力が不足した場合に、外へ電話することができる。

（サーバとの通信）
このゲートウェイは、サーバとの全ての通信を開始することができる。ゲートウェイ通信は、所定のスケジュール（例えば、30分ごと）に基づくか又は局所対象事項アラーム（ユーザによって選択された）によるかの何れかによって、開始することができる。

ゲートウェイは、（後にシステムによって変更されない限り）全ての後続アップリンク接続のために使用することができる、自身に割り当てられたゲートウェイサーバアドレスを取得するために、その第１アップリンク接続に関し共通サーバと交信することができる。ゲートウェイが、自身の指名ゲートウェイサーバに接続できないという場合には、そのゲートウェイサーバアドレスをリフレッシュするために、デフォルトの初期ゲートウェイと交信するようフォールバック可能である。

所定の呼び出し開始スケジュールは、サーバによってプログラム可能であり、異なるブロードバンドの間隔及び電話間隔で提供可能である（例えば、ブロードバンドに対しては30分ごとで、電話に対しては90分ごと）。

ゲートウェイに対してゲートウェイサーバ通信開始を割り当てることによって、システムは、以下の利点を享受することができる。
１）ゲートウェイは、この時点で単純なHTTPクライアント（ウェブブラウザと同様の）となったので、全てでないとしても、一般に、多くの発行がルータに属し、ファイアウォール及びNATが排除される。
２）ゲートウェイ内へのアクセスを拒否できるので、外部のハッカーに対するセキュリティが大幅に向上する。このゲートウェイは、対話可能な相手を知っており（サーバ）、必要であれば対話を行う。

プッシュオンリー手法で起こりうる不都合は、サーバの「実時間」デバイス制御の提供不能である。これは、ショルダータップ機構を通して最小にされる、比較的小さな不都合にすることができる。

（ゲートウェイ・ショルダータップ）
このゲートウェイは、電話回線上で検知された電話リング信号に基づいてアップリンク通信を開始する設備を有することができる。このサーバからのショルダータップにより、サーバは、次のゲートウェイアップリンク接続を待機する必要なしに、変動変化をゲートウェイに伝えることができる。
電話回線ショルダータップの障害は、電話回線上の不定期のリンギングである。実際にリングする電話なしに、入ってくるリングを検知することは困難である。

これは、思うに、かなり良好である。
１）多くのユーザ変動変化要求（制御）は、実時間内に完了される必要はなく、次にスケジュールされたゲートウェイアップリンクシンクで生じうる。
２）実時間に制御されている対象事項（例えば、自宅）は、ほとんど多くの場合、非占有である。
３）ショルダータップは、せいぜい、一度だけしか電話をリングせず、それゆえ、ユーザは、その電話を取る前に二度目のリングを待つことができる。
４）ユーザは、そのゲートウェイ専用の第２の電話回線を提供することを選択できる。

IP上でのショルダータップの実施は、より複雑な取り付けプロセスを伴うもう一つの実施形態である（例えば、ルータ／ファイアウォール構成、オープニングポート等）。ゲートウェイ及びサーバ間のIP接続を継続して維持することは、不確実になる場合があり、サーバに重い負荷をかける場合がある。

（構成）
本ゲートウェイは、特別な技能なしに、取り付け可能である。NOCサーバは、構成の複雑性を処理することができる。

いったん電源差し込み口に差し込まれれば、ブロードバンド及び／又は電話ネットワークと同様に、ゲートウェイには次のことができる。
１）利用可能なブロードバンド接続が存在するか否か判定する
２）もし、存在すれば、ローカルDHCPサーバからアドレスを取得する
３）この電話接続が作動可能であることを確認する
４）初めてこのサーバと交信し、これに関連するユーザアカウントが存在するか否かをみるために調べる（これは、ハッキング排除のための確かな調査になりうる）
５）関連するユーザアカウントが見つからなければ、ユーザに通知する（例えば、前面パネルのLEDを明滅させる）

（デバイス発見）
ゲートウェイは、例えば、前面パネルの押しボタンを介して、デバイス発見モードに移行可能である。デバイスは、通常、次の手段により、システムに紹介され、ユーザに割り当てられる。
１）ユーザに出荷する前にシステムマネージャによって
２）ポータルデバイス登録画面を介して、ユーザ／取り付け作業員によって

この発見モードは、デバイス登録の第三の方法である。この発見モードにより、ゲートウェイは、ネットワークに追加された新しいデバイスを察知し、発見することができるが、かかる機能に対する要求は、これまでに存在するはずのものである。新しいデバイスが発見されると、さらなる処理と登録のために、情報がサーバに通される。そして、ユーザは、システムのポータルを通してデバイス登録処理を完了する（例えば、名前の割り当て、アラーミング等）。

ユーザが、デイバスの追加を指定可能であるならば、それは、ユーザによってポータル上で直ちに構成可能である。自動構成は、セットデフォルトに付属している。コピーするための、他の同様のデバイスを指定することができる。

（自動復旧）
本ゲートウェイは、自己持続的、かつ、自律的でありうる。
長い期間、ゲートウェイ及びサーバ間の通信が失敗した場合にも、ゲートウェイは、そのタスクを継続することができる（例えば、多様なモニタリング、ロギング等）。

長時間にわたる電力不足又はシステムリセットがあった場合にも、ゲートウェイは、適当な「ブートアップ」期間（つまり、2〜3分を越えない）の後、通常の作動を再開することができる。ブートアップの間、ハードウェアバッファは、例えばRF信号を受信することができる。

電力不足が原因で発生しなかった、何れの保留中のスケジュールされたイベントも、いったんゲートウェイが通常の作動を再開すれば実行されて、ユーザにより定義された元の順序で発生する。

ゲートウェイソフトウェアが「停止」した場合にも、ゲートウェイは、組み込みのウォッチドッグモニタリング機能を通して、自力で復旧することができる。

（ルールベースの「結合」）
（ゲートウェイ電力遮断）
本ゲートウェイは、サーバに対して（ブロードバンド又は電話の何れかを介して）自身の最終の状態（電力状態を含む）を報告するために、電力欠乏後、少なくとも、例えば5分間は作動可能である。本ゲートウェイは、バッテリーがその寿命に達したとき（例えば、典型的には、2〜3年）に、ゲートウェイの補修に対する要求を排除するために、再充電可能なバッテリーを使用しない場合がある。

本ゲートウェイは、何れの関連データ（例えば、デバイスデータ、ログデータ、日付及び時刻）を喪失することなしに、電力遮断に持ちこたえることができる。

ゲートウェイ及びデバイスが電力欠如においても作動可能な適用のために、ユーザは、無停電電源装置（UPS）を入手し、使用することができる。

（遠隔ファームウェアアップデート）
本ゲートウェイは、WAN接続（インターネット又はPSTN）を介してファームウェアアップグレードを受信可能である。本ゲートウェイは、ファームウェアダウンロード中に中断が発生した場合（例えば、ネットワーク接続喪失）に復旧するための設備を有することができる。

このゲートウェイファームウェアアップグレードは、ゲートウェイサーバ交換中にサーバからダウンロードされたスケジュールに基づいてゲートウェイから開始される、自動化された処理である。このアップグレード処理は、何れのユーザ相互作用又は関与を含めなくてよく、ユーザが最もシステム使用を望まない時（例えば、夜間）に実行することができる。

（変動ロギング）
本ゲートウェイは、例えば15分ごとの例えば10の変動記録のためのデータの１日分を記録するための十分な蓄積を提供できる。このゲートウェイがゲートウェイのデータをアップロードする機会を得る前にローカルゲートウェイログが最大になった場合には、本ゲートウェイは、追加のデータロギングを停止し、次のアップリンク接続で、「ログ最大」エラーをサーバへ報告することができる。

（セキュリティ）
以下に対する保護を確実にするために、本ゲートウェイによって、適切なセキュリティ対策が提供される。
１）ゲートウェイ／ユーザに関係のない、近隣のネットワーク及びデバイスとの不注意な通信
２）WAN側（インターネット及びPSTN）からシステム内への意図的な外部ハッキング
３）デバイスネットワーク側（PL又はRF）内への意図的な外部ハッキング

（電力消費）
本ゲートウェイは、電力供給に関連するコストを低減するために最小限の作動電力を使用すると同時に、電力喪失直後に本ゲートウェイの作動を維持するための回路構成を使用することができる。

（形成要因）
本ゲートウェイは、消費者アプリケーション及び商業的建築アプリケーション（学校等）を含む複数の市場において十分に一般的な、視覚的に魅力ある筐体に格納することができる。

（使い易さ）
本ゲートウェイは、最も簡単で実行可能な取り付け処理を使用することができる。本ゲートウェイは、いったん電力が接続されればNOC（ブロードバンド及び／又はPSTN）とどのように通信したらよいかを「見つけ出す」ことができる。これが実行されるために、ユーザの関与は必要とされない。

（ユーザインタフェース）
本ゲートウェイのユーザインタフェースは、以下のLED及びスイッチを含む。
POWER LED
COMM LED: ゲートウェイ及びサーバ間通信事象
DEVICE LED: デバイス通信（PL又はRF）事象。このLEDは、デバイス発見機能のためにも使用される。
ERROR LED: 異なる明滅間隔を使用して異なるエラーを表示する（ログエラー、シンクエラー、通信エラー）
SYNCH スイッチ: ゲートウェイサーバアップリンク通信を開始する

（ゲートウェイローカルリセット）
本ゲートウェイは、それがユーザによって局所的にリセットされるための方法を提供することができる。このゲートウェイリセット機能を実行すると、本ゲートウェイは、デバイス、変動、ユーザ又は構成変動をその中に一切持たない、工場内デフォルト設定になる。

本ゲートウェイに対するリセット作動は、例えば、SYNCHスイッチを20秒間押し続けるなどによって実行される。

（機関認証）
本ゲートウェイは、FCCパート15（レベルB）及びパート6S認証に従うよう設計されている。

もし、外部タムラ電力供給が使用されない場合は、ゲートウェイ設計は、適切な地域安全機関認証（つまり、UL，CSA，CE，そして、TUV）のための基準に適合する。

（エラー報告）
本システムは、以下の状況が発生したときにユーザ及び／又は管理者へエラーを報告することができる。
１）ダウンリンク変動アップデートが失敗した
２）ゲートウェイシンクが遅延又は外れた
３）変動集計値を失った
４）変動ログが最大になった
５）ブロードバンド又は電話回線接続がダウンした

（サーバ）
本サーバは、ユーザ（顧客）と／のために通信し、１又は複数の対象事項における多様なデバイスへのアクセス及び制御のためにアクセスする、ホスト化され、信頼性があり、安全な「サーバ・イン・ザ・スカイ」を対象事項ゲートウェイに対して提供する。

（信頼性）
NOC設備は、管理されたホスティングサービスによって実行され、そして、このように、電力障害のための供給及びセキュリティ（盗難）は、ホスティングサービスを提供している売り手を介して実施される。しかしながら、NOCサーバソフトウェアアーキテクチャは、特定のバックアップ機能をサポート可能である。

全てのユーザ、システム、ネットワーク、ゲートウェイ、及び、NOCサーバに含まれるデバイスデータは、通常のスケジュールによりバックアップされる（例えば、１日１度）。

NOCサーバハードウェアが機能不全になったとき、そのハードウェアは、最小のユーザ休止時間で、速やかに、かつ、簡便に交換可能である。

（セキュリティ）
本サーバは、ゲートウェイと安全な方法で通信できる。
認証のためのID／パスワードと同様に、データは、ゲートウェイ及びサーバ間を転送される際に暗号化可能である。

（拡張性）
サーバソフトウェアは、時代とともに多くの数のゲートウェイをサポートできるよう、拡張可能である。この拡張性により、サーバは、ゲートウェイの数が比較的少ないときに、最初に小さなフットプリントを有することもできる。

（プラットフォーム）
サーバ及びモジュール間のインタフェースは、最大の自由度及び拡張性を与えるために、XMLにすることができる。使用されるオペレーティングシステム又はプログラム言語プラットフォームのために強要される要求は、一切ない。

（サーバAPI）
本サーバは、サードパーティアプリケーションがこのサーバの機能へ完全なアクセスをすることができるAPIを提供可能である（XML及びSOAPを介して）。

（ポータル）
本ポータルは、ウェブ、WAP及びPDAアクセスポイントをサポート可能である。本ポータルの重要な特性は、使い易さである。

（専用化）
本ポータルは、使用されるアプリケーション（例えば、住宅用、商業用等）及びデバイス（例えば、セキュリティ、エネルギ、安全性等）に基づいて、ユーザに対し、自動専用化UIを与える。

第２の特徴として、本ポータルにより、ユーザは、その特定の要求に応じて自らのポータルを簡単に専用化することもできる。

最後に、システム管理要員又は認証されたエージェントは、ポータルを特定の顧客（例えば、電話会社）や顧客のクラス（例えば、家屋の建設業者の自宅所有者）用にさらに専用化することができる。この処理では、顧客のポータル上に特定の「スキン」を被せることができる。

（ユーザアカウント画面）
これらの画面により、エンドユーザは、アカウントを公開し、そのエンドユーザのゲートウェイを登録することができる。画面には、取得請求／支払い情報及び他のユーザ情報（例えば、住所、第１の連絡先、電話番号等）を含めることができる。

加えて、これは、ユーザがゲートウェイID（ゲートウェイ上の）を入力するところである場合があり、それゆえ、本システムは、ローカルユーザアカウントと物理ユーザネットワーク／ゲートウェイとの間を関連付けることができる。

タイムゾーン、アップリンク間隔と同様に、ユーザ通知オプション（電子メール、電話、ページ、テキストメッセージング等）をここで選択することもできる。

WAPポータルインタフェースを専用化するためのオプションが提供されうるので、ユーザは、本サービスにアクセス中のWAPデバイス上に与えられた変動及び機能性を選択することができる。

（デバイス登録画面）
システム管理者によっては、もう事前登録されないと仮定すれば、ユーザは、他のソースから取得されたデバイスを登録することができる。ユーザは、一意のデバイスID、デバイス名等を入力することができる。

ローカルユーザネットワークからデバイスを削除する能力を与えることができる。削除されたデバイスに関する履歴（ログデータ、アクショントラッキング等）は、そのデバイス削除から例えば30日後にシステムから除去することができる。

本ゲートウェイは、何かが成功するか否かを知ることができ、そして、これをサーバに報告する。同様に、サーバがゲートウェイ上で実行する各「コマンド」は、ゲートウェイがこれを伴って行ったところの結果（例えば、成功、失敗等）が復帰したときに、トラックバックされる。

本ゲートウェイは、アップリンク変化を報告するのと同様に、ダウンリンク変化を報告することができる。問題の変動のこの状態変化（例えば、サーモスタット設定温度の変化）は、他の何れかの変動と同様に、そのタイムスタンプに加えてログに現れる。

本ポータルは、この変化を設定可能であり、そして、その変化が生じた後に、ログにおいて報告されたものを修正することができる。例えば、照明をつけるようポータルが要求されたとき、これが「一度、しかも、一度だけ」起こったことを保障され、もしこれが失敗した場合には、これを知ることができる。

ローカルユーザネットワーク内のデバイスを交換する能力も提供されうる。交換されたデバイスのための古いログデータは、分断されることなくそのデバイスデータの中に保持される（つまり、そのログは、新しいデバイスから値取得を開始できる）。また、ダウンリンク値は、新しいデバイス上に設定されるので、これらの初期設定は、そのログの中にも現れうる。

（ネットワーク構成画面）
これは、ユーザがデバイスネットワークを構成し、優先及び選択（例えば、どの変動をモニターすべきか、ロギングオプション等）を設定する画面である。

ここで、変動グルーピングを生成するための設備もまた提供される（つまり、「何れか」又は「全て」の機能（OR又はAND）の何れか、例えば、全てのドア／ウィンドウセンサ状態といった、ユーザによって選択された全ての同種の変動の集まりをあらわす、単一の変動を定義する）。

イベント発生及びアラーミングに対する変動がモニターされるところのユーザ選択も、同様にここで実行される。

（通常使用画面）
これらは、日々の基礎においてユーザによって最も頻繁に使用される、メイン画面を意味する。提供される典型的な機能性としては、ネットワーク一覧、変動モニタリング、変動制御、変動ロギング、システム活動ログ、システム状態、アラーム等が含まれる。

（WAPインタフェース）
本ポータルは、また、WAPデバイスをサポートするための簡素化されたインタフェースも提供する。この機能性は、ウェブポータルによって提供されるモニタリング及び制御サービスの制限されたサブセットである場合がある。
このWAPポータルインタフェースの専用化は、通常のウェブインタフェース画面を通して実行することができる。

（PDAインタフェース）
本ポータルは、また、PDA上で動作するブラウザをサポートするための簡素化されたインタフェースも提供する。この機能性は、ウェブポータルによって提供されるモニタリング及び制御サービスの制限されたサブセットである場合がある。

このPDAポータルインタフェースの専用化は、通常のウェブインタフェース画面を通して実行することができる（上記参照）。

（許諾レベル）
サーバと連合する本ポータルは、相互アカウント（例えば、異なる対象事項）及びアカウント内（例えば、母親、父親、及び、子供）ソルーションの両方のための、構成可能なユーザアクセス及び許可レベルを提供することができる。

（他の特徴）
１）バックグラウンドのアラーム及びイベントを報告するアイコントレーにおけるデスクトップアプリケーション
２）大きな対象事項のためのサポート（複数のゲートウェイを伴った単一ユーザ）
３）ゲートウェイごとの複数のユーザ／位置に対するサポート
４）ルールベースの局所結合
５）IPSec（例えば、HiFnチップを介した）
６）本ゲートウェイによるLonWorksフリー技術（FT-10）デバイスに対するサポート

（制御ネットワーク）
制御ネットワークの実施形態は、互いにネットワーク化された、センサ及びアクチュエータデバイスの集まりからなる。

センサデバイスは、それらの周囲について何かを検知し、ネットワーク上で何を検知したかを報告するデバイスである。センサデバイスの例としては、ドア／ウィンドウセンサ、動き探知器、煙探知器、及び遠隔制御がある。

アクチュエータデバイスは、ネットワーク上のコマンドを受信し、何かしらの物理的動作を行うデバイスである。アクチュエータデバイスには、調光器、機器コントローラ、侵入者警報サイレン、及びカメラが含まれる。いくつかのデバイスは、コマンドに応答した後そのコマンドの結果をネットワーク上に返送するという点で、センサとしても動作する。例えば、調光器は、それが設定された値を返信する。カメラは、写真を撮影するよう命令された後に画像を返信する。

制御ネットワークの実施形態の核心は、センサデバイスがアクチュエータデバイスに結合されているところのアーキテクチャにある。例えば、照明スイッチは、調光器アクチュエータを通してランプを点灯することができる。ドア／ウィンドウセンサ又は煙探知器は、アラームのトリガとなる。他のデバイスもまた、多様な方法で制御することができる。

図6に、制御ネットワーク環境の例を示す。ここには、デバイスを伴った３つの異なったネットワークが記載されている（GEセキュリティ、LonWorks、IP）。LonWorksネットワークは、照明スイッチ及びランプを含み、GEネットワークは、いくつかのドアセンサ及びアラームコントローラを有し、そして、IPネットワークは、接続されたいくつかのIPカメラを有している。

ネットワーク中央のコンピュータが、多様なネットワークをブリッジするために使用され、特に、相互運用性を与えているが、利用可能な既存の技術と共に、高価なカスタムソフトウェアを要求するカスタムソルーションを必要としている点に留意すべきである。他の点では、この３つの制御ネットワークは独立している。

図7に、これら記載した概念を使用するアーキテクチャの一実施形態を示す。

ここには、対象事項における３つの同じローカルネットワーク（IP，LonWorks，GEセキュリティ）が見られる。しかし、現在、これらは全てシステムゲートウェイによって互いに接続されている。さらに、本システムゲートウェイは、インターネットに接続され、これを通して、新しいデータを送出し、制御及び構成情報を取得するためにシステムサーバと定期的に交信している。クライアントは、多種多様なデバイス上で通常のブラウザを使用してシステムサーバにアクセスすることによって、彼らの対象事項をモニターし、制御することができる。

対象事項では、異なるデバイス技術間の相互運用を実現するための、或いは、遠隔モニタリング及び制御を与えるための、PCまたはカスタムプログラミングの使用は避けられる場合がある点に留意すべきである。その代わり、実施形態において、両方の機能は本システムゲートウェイによって実行される。これらは、実施形態によれば、多様なデバイス技術とのインタフェースを持つよう設計され、残りのシステム（サーバ及びクライアント）が技術的中立になるのに役立つ抽象化層（アブストラクションレイヤ）を提供する。

（センサ／アクチュエータデバイス抽象化）
センサ及びアクチュエータデバイスは、ゲートウェイハードウェアレベルで抽象化されるので、異なる製造メーカからの異なるデバイスをシームレスに取り扱うことができる。実施形態は、３つの異なる通信技術（GEデバイスのための非ライセンス帯RF、IPカメラのためのインターネットプロトコル、LonWorksモジュールのための電力線）を使用して、いくつかの異なる製造メーカ（例えば、GE Security社，Axis Communications社，Axsys Systems社）のデバイスをサポートすることができる。

（ゲートウェイデバイス）
本発明の実施形態によれば、ゲートウェイデバイスは、ハードウェア抽象化機能を実行する。本ゲートウェイは、サポートされた全てのデバイス技術と通信することを要求されるハードウェア及びソフトウェアを含む。本ゲートウェイ上のソフトウェアは、デバイスから受信した生のデータを、インデックス化されたデータポイントに変換する。本ゲートウェイは、データポイントインデックス及びタイムスタンプがタグ付けされた各データを、サーバに定期的に送信する。

実施形態において、本サーバは、データ蓄積及びユーザインタフェースのための実質的な作動を実行する。

（ゲートウェイ − サーバデータインタフェース）
本システムの実施形態は、サーバとゲートウェイとの間で、デバイス属性値モデルを使用する。各デバイスは、自身の能力を公表した、いくつかの属性をサポートする。例えば、ドアセンサの実施形態は、状態属性（開又は閉）及びバッテリーレベル属性（低又は正常）を有する。両方のデバイス及びそれらの属性は、ゲートウェイが構成されたときにインデックスを付与され、全ての実質的データ交換がこのインデックスを使用して、含まれる属性を認定する。このインデックス化された属性IDは、「インデックス化データポイント」と呼ばれることもある。

物理的及び論理的にデータがどのように転送されるかを示す。

ドアセンサが、ドア開放を探知すると、そのハードウェアID及び生の値とともにメッセージをゲートウェイに送信する。本ゲートウェイは、データを解釈し、これをインデックス化データポイント値に変換して、デバイス＃１、属性＃０、設定１（真）として、サーバへ送信する。このデバイスIDは、構成デバイスインデックス（１）に変換され、変更された属性は、その属性インデックス（０）によって識別される点に留意されたい。

第２の事例において、クライアントが写真を撮影することを望んだ場合には、サーバは、そのカメラのデバイスインデックス（２）及びそのカメラの写真属性のインデックス（１）によってインデックス化された値（この場合、所望の写真名）を送信する。この場合、本ゲートウェイは、このカメラへのウェブサービスを開始し、画像にアクセス（及びアップロード）し、そして、この作動の結果を再びインデックス化されたデータポイントとしてサーバに返送する。

実施形態によれば、このカメラ及びドアセンサは、共に、デバイス＋プロパティモデルを使用して、サーバ・ゲートウェイプロトコルにおいて、そしてサーバによって、同じように取り扱われる。

（共通デバイス定義フォーマット）
本サーバ基盤においては、デバイスデータは、インデックス化されたデータポイント値として取り扱われる。このデータがユーザに与えられると、再解釈される。デバイス定義ファイルは、サーバソフトウェアが、デバイス形式又は技術と無関係の、単一、共通のコードモジュールによってこの再解釈を処理することを可能にするための仕組みである。

物理的デバイスは、デバイスの、デバイス特有及び技術特有の視点を、抽象化された一般的な視点に変換するのに必要な情報を与える、共通デバイス定義ファイルフォーマットを使用して定義される。

（機能型及び属性抽象化）
クライアントが、デバイス独立及び技術独立の手法においてセンサ／アクチュエータデバイスの検査及び操作を可能とするために、デバイス能力は、各々が１または複数の属性を定義する、標準的な機能型にマップされている。これにより、クライアントソフトウェアが、例えば、どんな物理デバイス型が与えられ、どのようなネットワーキング技術が使用されているかを必ずしも知ることなく、システムに対し温度測定を要求することができるようになる。

（生データ型）
デバイス定義における各属性には、その生データ型がタグ付けされている。これは、デバイスから受信され、ゲートウェイのそばを通り過ごす生データのフォーマットである。これは、デバイスからゲートウェイを通過した生のデータと比較して、通常は同じフォーマットでないという点に留意されたい。

この生データは、ブーリアン（ディジタル）属性に対して、記号「１」又は記号「０」の何れかである。アナログ属性に対しては、この値のフォーマットは、デバイスの型に依存して、大きく変更可能である。この生フォーマット型は、デバイス型定義において蓄積され、必要なとき変換するためにサーバによって使用されるので、本ゲートウェイは、可能な限りの多種多様なフォーマットを取り扱うことについての責任を負う必要はない。

（標準データ型）
デバイス定義ファイルにおける各属性は、さらに、標準データ型にタグ付けされる。これは、デフォルトでサーバデータベースに蓄積され、クライアントに報告される型である（実際のデータベースフィールド型は、「標準型」という記号であり、ここで使用されるように、データベースのデータ型に言及したものではく、この記号がどのようにフォーマットされるかに言及したものである点に留意されたい）。

（フォーマッタ変換クラス）
本サーバは、生及び標準フォーマット間の変換を行う、一組のフォーマッタクラスを有する。これらは、生及び標準データ型記号列に基づいて、要求通りに、デバイス定義より選択され、直接インスタンス生成される。このように、データを管理するサーバコードは、全てのデータ型に対して同一であり、新規のフォーマッタ変換クラスの生成を含む新しいデータ型をサポートしている。同様に、異なった標準フォーマット間での変換を行う、一組のフォーマッタクラスが存在する。

（データ変換データフロー）
図9に、どのようにデータ変換が処理されるかを示す。生データはゲートウェイによって送信される。このサーバは、どの生データコンバータを起動するかを決定するためにデバイス定義を使用し、コンバータを呼び出し、このデータベースにおける標準データを蓄積する。その後、このデータが読まれ、サーバがこのデータベースからの標準データにアクセスし、選択的に、これをクライアントの仕様に再フォーマットし、そして、フォーマットされた値をクライアントに返信する。

（連合的結合）
結合は、一つのデバイス（センサ）の出力を他のデバイス（アクチュエータ）に「接続する」方法である。

（ゲートウェイ結合）
まず、問題のデバイスが同じ技術を使用するか否かに関わらず、連合的結合は、その「接続」機構として、そのゲートウェイ自身を使用する。このゲートウェイは、センサから信号を受信し、これを解釈し、アクチュエータへ適切なメッセージを中継する。

ゲートウェイ結合は、連合的結合なしに、実施することができる。しかしながら、それは、出発地点デバイスのデータフォーマットから目的地点デバイスのデータフォーマットへのデータ変換を実行するコードを含む、ゲートウェイを伴う場合がある。例えば、もしスイッチが照明コントローラに連結されたとすると、そのスイッチを切り替えることは、その照明を点灯させる原因となる。

（連合的結合）
本ゲートウェイは、ソースデバイス属性の値によって結合（接続）が引き起こされる、連合的結合のフォームを実行する。結合は、出発地点のデバイス属性＋値を、目的地点のデバイス属性＋値にマップするテーブルの中に保たれている。例えば、数字の値を（例えば、１から１０まで）送信する遠隔制御を考えてみると良い。結合エントリは、個々の値を異なる目的デバイスにマップすることができるので、各値は、異なった照明を点灯させることができる。さらに、結合エントリは、目標デバイス属性に送信される必要がある特定の値を含む。

ゲートウェイ上で定義されている各連合的結合は、次のものを含む。
出発地点のデバイス属性のインデックス
目的地点のデバイス属性のインデックス
出発地点の属性値
目的地点の属性値

センサの連結データポイントが変化を報告すると、ゲートウェイは、そのデータ値に一致する何れかの結合が存在するかを検査する。もし、存在すれば、その目的地デバイス属性へ、従って目的地デバイスハードウェアへ、適切な目的地データが送信される。

図10に、ゲートウェイ結合機構を示す。この図に示された段階は、次の通りである。
1. ユーザは、on-1 ボタンを押下し、リモートは「prop 2 = 1」を送信する。
2. ゲートウェイは、テーブルにおいて「prop 2 = 1」を見いだし、Device 2 prop 0に「prop 0 = 8fff」を送信する。
3. ユーザは、on-2 ボタンを押下し、リモートは「prop 2 = 2」を送信する。
4. ゲートウェイは、テーブルにおいて「prop 2 = 2」を見いだし、Device 3 prop 0に「prop 0 = 08fff」を送信する。
5. ユーザは、off-1 ボタンを押下し、リモートは「prop 1 = 1」を送信する。
6. ゲートウェイは、テーブルにおいて「prop 1 = 1」を見いだし、Device 2 prop 0 に「prop 0 = 0000」を送信する。

（ゲートウェイデータ抽象化）
出発地点及び目的地点データは、テーブルにおいて非類型化記号として指定されるので、ゲートウェイは、データ意味論の知識を含まない記号比較を実行することができる。ゲートウェイは、再び、必ずしも意味論的知識を使用することなく、目的地記号を目的地デバイスに通す。

（ユーザデータ抽象化）
本システムの実施形態において、ユーザは、そのデータの意味論を知るが、その生データフォーマットを知ることはできない。ゆえに、ユーザには、「私が自分のリモート上の、ボタン上の照明を押下するときは、私がその照明を最大限に明るくしたいときである」ということが分かっている。結合の中に含まれたセンサ及びアクチュエータ両方からのデータは、標準データユニットに規格化されるので、ユーザは、これら標準データフォーマットを使用して所望の結合を指定することができ、そして、システムは、これら選択を受信することとなる（上記の事例において、リモート「照明」ボタン＝「オン」によって、照明が「１００％」に設定される）。

（サーバデータ抽象化）
サーバがセンサ／アクチュエータデータを処理する場合のように、デバイス定義ファイルによって駆動される、フォーマット変換クラスを使用する結合の場合においても同様である。このサーバは、連結されている値の意味論的知識を必ずしも使用しない。

（ゲートウェイデバイス抽象化）
センサ及びアクチュエータデータに加えて、与えられた対象事項のために管理されるシステムレベルのデータが存在する。いくつかの例としては、エラーログ、使用ログ、ゲートウェイエラーアラート、システムに対する変化トラッキング等がある。このゲートウェイは、擬似デバイスとして扱われる。

この設計において、システムデータは、このゲートウェイ擬似デバイスに属する属性として報告される。システム属性は、このように公表されるので、これらは、別々のロギング／レポーティング機構を要求するのではなく、サーバ基盤によって透明性をもって処理される（ロギング、レポーティング等）。新規のシステム属性は、変更なしにサーバコードに追加できるので（新しいシステム変動を、単に、ゲートウェイデバイスモデルに追加するだけで足りる）、これは、サーバ設計の弾力性を拡張するものである。

（カメラスナップショット：属性を介した画像の抽象化）
カメラからのデータ（つまり、「カメラ」機能型）は、比較的大きなバイナリファイルである。この実施形態は、簡素な属性値モデルには適合せず、かつ、実施形態においては、この画像は記号によっては表現されない。実施形態は、カメラを処理し、そして、適切なところでの他のデバイスのように、カメラ属性はユーザになおカメラ機能（静止画及び映像）を提供する。実施形態では、このカメラに対する特別な属性を生成してこれを実行する。

カメラは、そのカメラ画像にリンクされた、「スナップショット」と名付けられた属性を含む。この属性は次を実行する。１）この属性に対する書き込みにより、カメラがスナップショットを撮影して、これをサーバにアップロードし、そして、２）属性は、その属性が変化したときに記録される。この属性の値は、そのスナップショット画像の名前である。これは、名前を与えられた画像を取り出すために、サーバによって使用される。

（スナップショット撮影）
クライアントは、スナップショット属性にゲートウェイに送信される記号値を書き込む。これにより、ゲートウェイにおけるカメラコードが、このカメラからスナップショットを取得し、これをサーバにアップロードする。最後に、この属性の更新が成功したことを（サーバに）報告する。ゲートウェイが、このカメラインタフェースを処理するために特別なコードを要求するのに対し、デバイス属性データは、他の何れかのデバイス属性と全く同じように処理される。図11に、カメラスナップショットシナリオを示す。

（ロギング画像）
画像スナップショットを表現するために、通常の属性を使用することによって、そのスナップショットの時刻、名前等は、他の属性のために使用される通常のロギング機構を使って記録することができる。クライアントソフトウェアは、この保存されたイメージのサムネイルを表示するために、この履歴ログを使用する。サーバの場合と同様に、このクライアントソフトウェアは、画像の一覧を取得するために特別なコードを必要としない（実施形態によれば、サムネイル及び画像を表示するために、特別なコードを使用するにも関わらず）。

（スナップショット結合）
スナップショットは、属性割り当てによって引き起こされるので、その割り当てもまた、結合に依存して生じる。このように、このスナップショット属性機能を関連結合能力に連合することにより、報告されたセンサデータに基づいてスナップショットを撮影するための方法を導くことができる。

図11に、カメラスナップショット結合機構を示す。その段階を以下に示す。
1. ユーザは、リモート上の「撮影」ボタンを押下し、リモートは、「Device 1 Prop 0 = 1」を送信する。
2. ゲートウェイは、テーブルにおいて結合を見つける（Dev 4 Prop 0 = Snap_#）
3. 末尾の # はカメラコードを示し、ランダムな数字が添えられる
4. ゲートウェイカメラコードは、データ更新を取得し、カメラに対してHTTP GETを開始する
5. ゲートウェイカメラコードは、サーバに画像を送信する
6. ゲートウェイは、他の何れかの更新されたデータと同様に、更新データを報告する。

（カメラ統合）
本サーバ及びゲートウェイの実施形態は、静止画及び映像カメラの取り付け及び使用を簡単にするいくつかの特徴を組み入れている。

（カメラ型抽象化）
付加デバイスの場合と同様に、カメラもゲートウェイ上で抽象化されるので、クライアントもサーバ基盤も、必ずしもカメラ型の特別な知識を必要とせず、ゆえに、全てのカメラも実施形態に従って同様に取り扱うことができる。
（注：このクライアントアプリケーション（我々のケースにおいては、ポータル）は、ユーザに対し映像及び静止画を透明的に提示するために、いくつかの特定のカメラ知識を使用する場合がある）

（統合された静止画及び映像）
このカメラの静止画及び映像は、ユーザインタフェースの中で統合されるので、ユーザは、決して、何れのカメラ特有のウェブページを見ることもない。図12に、カメラ環境を示す。

（ファイアウォールプルーフ静止画像）
実施形態によれば、サポートされたIP付加カメラからの画像は、ユーザのルータがポートを開いてカメラに対しカメラリクエストを転送しなければ、ユーザ自身のローカルネットワークからは見えない。しかしながら、そのゲートウェイは、カメラと同じファイアウォールの後ろにあるので、そのカメラからの画像を取得し、これをHTTPポート80（常時開いている）を介してサーバへ転送する。このように、この画像は、インターネット上でユーザにより利用可能になる（ユーザ名／パスワードによって保護されている）。

（統合されたビデオダイナミックDNS置き換え）
カメラからの映像を見ることは、TCPリクエストをカメラに転送するためにクライアントがルータ設定を変更することを含む。そこで、ポータルにより、クライアントは、クライアントのシステムのインターネットアドレスをこのクライアントが必ずしも知ることなく、映像にアクセスすることができる。このゲートウェイは、サーバと通常の通信を行い、サーバは、最新版にゲートウェイの現在のWANアドレスを保存する。クライアントが、そのクライアントのカメラからの映像を見たいときには、サーバがゲートウェイのWANアドレスを映像イメージリンク（hrefタグ）の中に挿入する。もし、ユーザのIPアドレスがしばしば変わる場合には、ユーザは、そのユーザのカメラの映像を何処からでもアクセスすることができる。

（取り付け）
市場のネットワークカメラは、多様な取り付け方法を伴って登場する。本ゲートウェイの実施形態は、カメラハードウェアを自動的に設定することによって、クライアントを巻き込む必要性を排除している。

カメラ設定の間、ゲートウェイは、プライベート管理者パスワードを生成し、そして、実質的にカメラ画像（静止画又は映像）を取得するために使用されるランダムパスワードを伴った、閲覧専用ユーザを生成する。本ゲートウェイは、そのIPアドレス（ユーザのルータによって割り当てられた）を取得するために、ローカルネットワーク上のカメラを探索する。本ゲートウェイ自身は、DHCPを介して自動的に設定されるので、そのルータがDHCP割り当てアドレスのために使用されるサブネット及び近似のアドレス範囲が分かっている。

（設定）
実施形態によれば、カメラ設定能力は、カメラ設定属性を介して公開される。もし、ユーザが、カメラのアドレス又はクライアントのユーザ名／パスワードを変更したいならば、そのユーザは、システムポータル上の１つの場所において変更することができる。それらの変更は、ゲートウェイまで通されて（カメラ設定属性最新版として）、そこにおいてゲートウェイがそのカメラハードウェアを再設定することとなる。異なるカメラ型間の相違は、ゲートウェイソフトウェアによって処理される。これらの属性は、他の属性として処理及び記録される。

（補助を推進するルータポート）
遠隔映像鑑賞をサポートするための、ルータのポートフォワーディングテーブルの設定は、以下のものを含むことができる。
１）ポートフォワーディングが呼び出されたことの確認する
２）ルータの設定ウェブページの検索する
３）サーバアドレスとして何を入力すべきかを解決する
４）サーバポートとして何を入力すべきかを解決する
５）そこに何を置くべきかについて知る
６）正しく動作しているか否かを知る
本システムの実施形態は、これらの事項を取り扱う。ユーザは、そのユーザのルータを設定するために、ユーザ自身のネットワーク（図12における「ローカルクライアント」例）からログオンしている点に留意されたい。

（ポートフォワーディング要求確認）
ユーザが、システムポータルからカメラにアクセスするとき、システムサーバは、そのカメラがインターネットからアクセス可能かどうかを検査するためのテストを実行する。もし可能であれば、そのカメラページは、映像を表示するページへのリンクを含む。もしカメラがアクセス不可能であれば、映像リンクは、代わりに、そのルータのポートフォワーディングを設定する段階を通してユーザを誘導するカメラ補助ページを開く。

（ルータのウェブページの捜査）
本ゲートウェイは、カメラと同じ内部ネットワーク上にあるので、そのルータのアドレスが何であるか分かっている（それは、DHCP割り当てにおいて後ろへ通過させた、デフォルトゲートウェイである）。本ポータルは、カメラ補助ページ上で、ユーザの要求をそのユーザのルータの設定ウェブページへと導くリンクを生成する。

（アドレス、ポート、そして、これらを何処へ置くべきか）
カメラのアドレス及びポートは、属性を介して利用可能であるので、このポータルはこれらの属性を読み出し、これら属性をカメラ補助ページ上の説明文の中に含めることができる。このページには、ルータヘルプページへのリンクを含めることができ、ここにおいて、ユーザは、ユーザのルータを選択し、これを設定するために何をすべきかについての特定のヘルプを取得することができる。

（デバイステスト）
このカメラ補助ページは、そのポートフォワーディングが成功したか否かをテストするためのボタンを有している。これは、そのサーバのテストカメラアクセスAPIを使用して確認を行い、通過又は失敗の何れかのメッセージを表示してユーザに知らせる。

（多様な実施形態）
以上に加えて、以下に、本発明の多様な実施形態を例示する。

対象事項管理ネットワーキングのための方法のいくつかの実施形態は、対象事項でゲートウェイに接続された対象事項管理デバイスをモニターし、対象事項でゲートウェイに接続された対象事項管理デバイスを制御し、ネットワークオペレーションセンターサーバに関連したアップリンク開始信号を前記対象事項で受信し、前記アップリンク開始信号に応答して、前記対象事項で前記ゲートウェイから、前記ゲートウェイと前記ネットワークオペレーションセンターサーバとの間の通信を初期化し、前記ゲートウェイと前記ネットワークオペレーションセンターサーバとの通信の間、前記対象事項管理デバイスに関連する情報を通信することを含む。

アップリンク開始信号電話及び／又はブロードバンド接続を介して受信されうる。ゲートウェイは、少なくともHTTPメッセージ及び／又は少なくともXMLメッセージを伴って、ゲートウェイとネットワークオペレーションセンターサーバとの間の通信を開始することができる。対象事項管理デバイスは、対象事項のエネルギ、対象事項のセキュリティ、及び／又は、対象事項の安全性を管理することができる。多くの実施形態は、通信サービスプロバイダ及びインターネットポータルプロバイダといったサービスプロバイダ（ISP、電話会社、ユーティリティ等）と同様に、不動産開発者、所有者、及び管理者のためのホスト化ソリューションを提供する。いくつかの実施形態は、顧客に対するテレメトリサービス（例えば、エネルギ管理、セキュリティ、安全性、アクセス、健康モニタリング、メッセージング等）の配送のための、完全で、直ちに作動可能であり、信頼性のある、及び／又は、対コスト効果のあるソルーションを提供する。

本発明の実施形態は、対象事項管理のためのビジネス方法を教示する。対象事項管理のためのビジネス方法のいくつかの実施形態は、対象事項の買い手、通信サービスの買い手、及び／又は、インターネットポータルの買い手といった買い手にアクセス可能なインターネットポータルを形成し、対象事項取引処理、通信サービス取引処理、及び／又は、インターネットポータルサービス取引処理といった、売り手と買い手との間の取引処理の少なくとも後に、インターネットポータルを介して対象事項管理サービスを買い手提供することを含む。

実施形態によれば、本インターネットポータルは、売り手のブランド表示とともに、ブランド表示することができる。対象事項の売り手の例として、家屋の建設業者、対象事項の建設業者、及び、対象事項の管理者が含まれる。対象事項の買い手の例として、家屋の購入者、対象事項の購入者、対象事項のテナントが含まれる。通信サービスの売り手として、インターネットサービスプロバイダ、電話会社、衛星テレビ会社、及び、ケーブルテレビ会社が含まれる。通信サービスの買い手の例として、インターネットサービスプロバイダの顧客、電話会社の顧客、衛星テレビ会社の顧客、及び、ケーブルテレビ会社の顧客が含まれる。対象事項管理サービスは、対象事項のエネルギ、対象事項のセキュリティ、及び／又は、対象事項の安全性を管理することができる。

本発明の実施形態は、システムを教示する。本システムは、対象事項管理デバイスのネットワーク、ネットワーク及び対象事項管理デバイスに結合されたゲートウェイ、通信媒体によってゲートウェイに結合されたサーバ、そして、通信媒体に結合されたポータルを含む。ポータルは、対象事項管理デバイスとの通信を提供する。

本発明の多様な実施形態単体によれば、又は、多様な組み合わせにおいて、この通信媒体は、インターネットから構成され、このポータルは、インターネットポータルから構成され、及び／又は、このポータルは対象事項に関連した商品の売り手の名前と共にブランド表示される。商品は建物から構成され、及び／又は、売り手は、その対象事項を賃貸する団体から構成される。この売り手は、併せて、又は、代替的に、不動産管理組織から構成される。このサーバは、ネットワークオペレーションセンター内に含まれていてもよい。そのロジックは、本発明の多様な実施形態、ソフトウェア、ハードウェア、或いは、ソフトウェア及びハードウェアの組み合わせに従って、構成することができる。

本発明に対する他の実施形態は、ゲートウェイを教示する。このゲートウェイは、対象事項管理デバイスのネットワークに結合されたインタフェースと、異なる対象事項管理デバイスからのデータを受信するロジックと、サーバに結合された通信媒体に結合されたインタフェースとを含む。このサーバは、その通信媒体に結合されたポータルに結合される。そのポータルは、対象事項管理デバイスとの通信を提供する。

本発明の多様な実施形態単体によれば、又は、多様な組み合わせにおいて、通信媒体は、インターネットから構成され、ポータルは、ポータルへのインターネットから構成され、及び／又は、このポータルは、対象事項に関連する商品の売り手の名前とともにブランド表示することができる。商品は建物から構成され、売り手はその対象事項を賃貸する団体から構成され、売り手は不動産管理組織から構成され、及び／又は、サーバはネットワークオペレーションセンター内に含まれるようにしてもよい。

本発明の他の実施形態は、対象事項管理システムを教示する。この対象事項管理システムは、対象事項管理デバイスのネットワークと、対象事項管理デバイスのネットワークに結合されたゲートウェイとを含む。このゲートウェイは、異なる対象事項管理デバイスからのデータを受信するロジックと、サーバに結合された通信媒体に結合されたインタフェースとを含む。このサーバは、通信媒体に結合されたポータルに結合され、このポータルは、対象事項管理デバイスとの通信を提供する。ロジックは、本発明の多様な実施形態、ソフトウェア、ハードウェア、或いは、ソフトウェア及びハードウェアの組み合わせに従って、構成することができる。

本発明の他の実施形態は、対象事項管理デバイスのネットワークと、対象事項管理デバイスのネットワークに結合されたゲートウェイと、通信媒体によってゲートウェイに結合されたサーバと、この通信媒体に結合されたポータルとを含むシステムを教示する。このポータルは、管理デバイスとの通信を提供する。

本発明の多様な実施形態単体によれば、又は、多様な組み合わせにおいて、共通フォーマットは各型のデバイスのための一組の属性を含み、このフォーマットは各デバイスのためのインデックスと、各デバイスの各属性のためのインデックスとを含み、このネットワークはネットワークオペレーションセンターから構成され、対象事項管理デバイスのネットワークは少なくともカメラを含み、本システムは異なる対象事項管理デバイスからの共通フォーマットにおける抽象化データを再解釈するロジックを含み、本サーバはこの抽象化データを再解釈するためのデバイス定義ファイルを含み、本システムは標準属性を定義する一組の標準機能型を含み、この標準属性は温度を含み、本システムはそこからの測定値が受信されるところのデバイスの型を特定することなしに、それぞれの属性に対応する測定を要求するクライアントソフトウェアを含み、本サーバはそのサーバに蓄積されたデータの型で、ゲートウェイからサーバへ通過させるデータのフォーマット間の変換を行う一組のフォーマッタクラスを含み、このフォーマッタクラスは動的にインスタンス生成され、本システムはそれぞれの対象事項管理デバイスのためのデバイス定義を含み、及び／又は、本サーバはネットワークオペレーションセンター内に含まれる。

本発明の実施形態は、対象事項管理デバイスのネットワークに結合されたインタフェースと、共通フォーマットを使用して異なる対象事項管理デバイスからのデータを抽象化するロジックと、サーバに結合された通信媒体と結合されたインタフェースと、を含むゲートウェイを教示する。このサーバは、通信媒体に結合されたポータルに結合され、このポータルは、対象事項管理デバイスとの通信を提供する。本ゲートウェイは、ここで述べた多様なシステムの多様な側面と相互作用するロジックを含む。

本発明における他の実施形態は、ゲートウェイを教示し、以下のものを含む。すなわち、対象事項管理デバイスのネットワークに結合されたインタフェースと、データのソースからなる少なくとも第１のデバイス及びデータの受信者からなる少なくとも第２のデバイスを含むネットワークと、共通フォーマットを使用して異なる対象事項管理デバイスからのデータを抽象化するロジックと、データのソースを最小に構成する第１のデバイスから、データの受信者を構成する第２のデバイス上のデータへデータをマップするロジックと、サーバに結合された通信媒体に結合されたインタフェースと、である。ここにおいて、このサーバは通信媒体に結合されたポータルに結合され、このポータルは対象事項管理デバイスとの通信を提供する。

本発明の多様な実施形態によれば、多様な組み合わせにおいて、又は、代替的に、このマッピングは、第１のデバイスの属性と、第２のデバイスの対応する属性とに基づくものであり、このマッピングはサーバにおけるテーブルに蓄積され、このマッピングは、第１のデバイスの属性のインデックスと第２のデバイスの属性のインデックスとの対応関係に基づいており、ゲートウェイは、もし、対応データのソースを構成するデバイスからの対応データが変化したならば、データの受信者を構成する対応デバイス上に、何れかの対応属性が存在するか否かを検査するロジックを含み、及び／又は、このロジックは、ハードウェア、ソフトウェア、或いは、ハードウェア及びソフトウェアの組み合わせから構成される。

本発明の他の実施形態は、システムを教示し、次のものを含む。すなわち、１又は複数の対象事項管理デバイスの組と、その１又は複数の対象事項管理デバイスの組は少なくともカメラを含み、対象事項管理デバイスにおける１又は複数のネットワークの組に接続されたゲートウェイと、そのゲートウェイは一般的な異なるデバイスに対して共通フォーマットを使用して対象事項管理デバイスからのデータを抽象化するロジックを含み、通信媒体によってゲートウェイに結合されたサーバと、その通信媒体に結合されたポータルと、である。そのポータルは、少なくとも、１又は複数の対象事項管理デバイスの組におけるデバイスとの通信を提供する。

本発明の多様な実施形態によれば、代替的に、又は、多様な組み合わせにおいて、システムは、HTTPプロトコルを使用してゲートウェイからサーバへデータを転送するロジックを含み、そのゲートウェイからのデータは、カメラからの画像を含み、そのゲートウェイは、１又は複数の対象事項管理デバイスの組からサーバへデータをプッシュするロジックを含み、そのシステムは、サーバから供給されたそのカメラからの画像を表示させるためのロジックを含み、そのシステムは、アップリンク開始信号に応答して、ゲートウェイからサーバへ、そのカメラからの画像を転送させるロジックを含み、そのアップリンク通信信号は、電話を介して受信され、そのアップリンク通信信号は、電話呼び出しの応答要求なしに、電話を介して受信され、そのアップリンク通信信号は、ブロードバンド接続を介して受信され、対象事項管理デバイスの１又は複数のネットワークの組における少なくとも１つのデバイスが対象事項のエネルギを管理し、対象事項管理デバイスの１又は複数のネットワークの組における少なくとも１つのデバイスが対象事項のセキュリティを管理し、対象事項管理デバイスの１又は複数のネットワークの組における少なくとも１つのデバイスが対象事項の安全性を管理し、そのカメラは、少なくともカメラに特有の属性と少なくとも他の型のデバイスに共通の少なくとも属性とを含み、カメラに特有のその属性によりそのカメラは写真撮影を行い、カメラに特有のその属性によりカメラにより撮影された写真はサーバへアップロードされ、そのシステムは、１又は複数の対象事項管理デバイスの組における他のデバイスの状態に基づいて写真を撮影するロジックを含み、その組における他のデバイスは、動きセンサを構成し、そのシステムは、複数の異なる型のカメラを含み、ここにおいて、ゲートウェイは、サーバに送付するために異なる型のカメラから共通フォーマットへデータを抽象化するロジックを含み、そのシステムは、ゲートウェイを通信媒体へ結合するルータを含み、そのカメラは、インターネットプロトコル（IP）カメラを構成し、そして、そのカメラからの画像は、そのゲートウェイがサーバへ画像を転送開始した場合に限り、通信媒体を通って提供される。

本発明の他の実施形態は、システムを教示し、次のものを含む。すなわち、１又は複数の対象事項管理デバイスの組と、少なくともカメラを含む１又は複数の対象事項管理デバイスの組と、対象事項管理デバイスの１又は複数のネットワークの組に結合されたゲートウェイと、通信媒体によってゲートウェイに結合されたサーバと、そして、その通信媒体に結合されたポータルとであり、このポータルは１又は複数の対象事項管理デバイスの少なくとも１つのデバイスとの通信を提供する。このゲートウェイは、１又は複数の対象事項管理デバイスからサーバへデータをプッシュするロジックを含む。

本発明の多様な実施形態によれば、代替的に、又は、多様な組み合わせにおいて、通信媒体からの１又は複数の対象事項管理デバイスの組に対する直接的なアクセスを許さず、システムは、アップリンク開始信号に応答してカメラからの画像をゲートウェイからサーバへ転送させるロジックを含み、このアップリンク通信信号は電話を介して受信され、このアップリンク通信信号は電話呼び出しの応答要求なしに電話を介して受信され、このアップリンク通信信号は、ブロードバンド接続を介して受信され、対象事項管理デバイスの１又は複数のネットワークの組における少なくとも１つのデバイスは、対象事項のセキュリティを管理し、そのカメラは、少なくともカメラに特有の属性と少なくとも他の型のデバイスに共通する少なくとも属性とを含み、カメラに特有の属性により、そのカメラは写真を撮影し、システムは、１又は複数の対象事項管理デバイスの組における他のデバイスの状態に基づいて写真を撮影するロジックを含み、このシステムは複数の異なる型のカメラを含み、ゲートウェイは異なる型のカメラからのデータをサーバに送付するために共通フォーマットに抽象化するロジックを含み、及び／又は、このカメラはインターネットプロトコル（IP）カメラを構成する。

本発明の他の実施形態は、ゲートウェイを教示し、次のものを含む。すなわち、１又は複数の対象事項管理デバイスの組に結合されたインタフェースと、少なくともカメラを含む１又は複数の対象事項管理デバイスの組と、そして、サーバに結合された通信媒体と結合されたインタフェースとであり、ここにおいて、このサーバは、通信媒体に結合されたポータルに結合され、このポータルは、対象事項管理デバイスとの通信を提供し、そして、１又は複数の対象事項管理デバイスからサーバへデータをプッシュするロジックを含む。

ゲートウェイ、サーバ、システムのコンポーネント、及び／又は、上述の他の側面は、互いに作動するコンピューティングコンポーネント及びデバイスの何れかの集合を含む。これらの品目のコンポーネントは、また、サブシステムのコンポーネント、又は、より大規模なコンピュータシステム又はネットワーク内のコンポーネントでもありうる。このコンポーネントは、また、何れかの数のコンポーネント（不図示）、例えば、何れかの数の組み合わせにおける他のバス、コントローラ、メモリデバイス及びデータ入力／出力（IO）デバイスに結合されうる。さらに、これらの品目の共通コンポーネントは、本発明の多様な実施形態による他のプロセッサベース・コンポーネントの多様な数又は組み合わせの中で配置される。

ゲートウェイ、サーバ、システム及び他の品目の側面がここで言及され、特定用途向け集積回路（ASIC）と同様に、フィールドプログラマブルゲートアレイ（FPGA）、プログラマブルアレイロジック（PAL）デバイス、電気的プログラマブルロジック及びメモリデバイス及び標準セルベースデバイス、といったプログラマブルロジックデバイス（PLD）を含む、多様な回路の何れかの中にプログラムされた機能として実施できる。これら品目の側面を実施するための他のいくつかの可能性は、メモリを伴ったマイクロコントローラ（例えば、イー・イー・ピー・ロム（EEPROM））、内蔵マイクロプロセッサ、ファームウェア、ソフトウェア等、を含む。さらに、ゲートウェイ、サーバ、及び、他の要素の側面は、ソフトウェアベースの回路エミュレーション、離散ロジック（連続及び組み合わせ）、カスタムデバイス、ファジー（ニューラル）ロジック、量子デバイス、そして、上記デバイス型の何れかの混成物を有するマイクロプロセッサに包含されうる。もちろん、根本的なデバイス技術も、多様なコンポーネント型において提供される。例えば、相補型金属酸化膜半導体（CMOS）のような金属酸化物半導体電界効果トランジスター（MOSFET）技術、エミッタ結合ロジック（ECL）のようなバイポーラ技術、アナログ及びディジタルが混成されたポリマー技術（例えば、シリコン結合型ポリマーと金属結合型ポリマー金属構造）等がある。

ここで開示された多様な機能又は処理は、多様なコンピュータ読み取り可能な媒体に含まれるデータ及び／又は命令として記述することができ、それらの振る舞いの観点から、レジスタ転送、ロジックコンポーネント、トランジスター、設計幾何学、及び／又は、他の特性がある。このようなフォーマットされたデータ及び／又は命令が組み入れられたコンピュータ読み取り可能媒体としては、次に述べるものに限定されないが、多様な形式での不揮発性記憶媒体（例えば、光、磁気、又は、半導体記憶媒体）、及び、かかるフォーマットされたデータ及び／又は命令を、無線、光、又は有線信号媒体、又はこれらの組み合わせを通って転送するために使用される搬送波を含む。搬送波による、かかるフォーマットされたデータ及び／又は命令の転送例としては、これらに限定されるものではないが、１又は複数の転送プロトコル（例えば、HTTP、FTP、SMTP等）を介したインターネット及び／又は他のコンピュータネットワーク上の転送（アップロード、ダウンロード、電子メール等）が含まれる。１又は複数のコンピュータ読み取り可能媒体を介してコンピュータシステム内で受信されたとき、このようなデータ、及び／又は、コンポーネントの命令ベースの式、及び／又は、ICSのもとでの処理は、１又は複数の他のコンピュータプログラムの実行と共にコンピュータシステム内の処理エンティティ（例えば、１又は複数のプロセッサ）によって処理される。

文脈が明らかに反対を要求しない限り、記述及び特許請求の範囲の全体にわたって、「構成する」、「からなる」、及びこれと同様の文言は、排他的又は網羅的な意味とは反対の包括的な意味として、すなわち、「含んでいるが、これに限定されるものではない」との意味で解釈されるべきである。単数形あるいは複数形で使用された文言は、それぞれ、複数形あるいは単数形をも含む。加えて、「ここに」、「以下に」、「上記」、「下記」、及び、この適用についての同趣旨の文言は、全体としてこの適用を参照するものであって、この適用の何れか特定の部分を参照ものではない。「又は」との文言が、２又はそれより多い事項のリストについて使用されたときは、その文言は、後に続くその文言の解釈の全てを包含する。つまり、そのリストの何れかの事項、そのリストの事項の全部、及び、そのリストの項目のあらゆる組み合わせである。

本システムの図解された実施形態の上記記載は、網羅的な意図ではなく、或いは、システムを開示された厳密な形式に制限する意図ではない。同時に、本システムの特定の実施形態及び本システムに対する例示が、説明の目的でここに記載されているが、関連技術分野における当業者が認識できるように、本システムの範囲において多くの均等な修正が可能である。ここに与えられた本システムの教示は、上記のシステム及び方法に対してだけではなく、他の処理システム及び方法にも適用可能である。

上記の多様な実施形態の要素及び作用は、さらなる実施形態を与えるために組み合わせ可能である。上記の詳細記述の観点から本システムに対してこれら及び他の変更を加えることができる。

一般に、以下の特許請求の範囲において使用された用語は、本システムを、明細書及び特許請求の範囲において開示された特定の実施形態に限定するものと解釈すべきではなく、特許請求の範囲に基づいて作動する全ての処理システムを含むものと解釈すべきである。したがって、本システムは、この開示によって限定されるのではなく、代わりに、本システムの範囲は、特許請求の範囲によって完全に規定されるべきである。

本システムの特定の側面は、特定の特許請求の範囲の形式において以下に与えられているが、本発明者は、あらゆる数の特許請求の範囲の形式において本システムの多様な側面を意図するものである。例えば、本システムの１つの側面だけが、機械読み取り可能な媒体に組み込まれるものとして説明されていたとしても、他の側面も同様に機械読み取り可能な媒体に組み込むことができる。従って、本発明者は、本システムの他の側面のためのこうした追加請求項の形式を追求するために、本出願の出願後も追加請求項を加える権利を確保するものである。

対象事項管理ためのネットワーク全体の例を示す。 家屋の建設業者のブランド表示がされた、対象事項管理のためのインターネットポータルの例を示す。 対象事項管理のためのポータルインタフェースの詳細画面例を示す。 対象事項管理のためのポータルインタフェースの詳細画面例を示す。 対象事項管理のためのポータルインタフェースの詳細画面例を示す。 本発明の実施形態による、対象事項管理のためのインターネットポータル（ブランド表示がされたポータル）のスクリーンショットを示す。 本発明の実施形態による、メインポータル一覧ページのスクリーンショットを示す。 本発明の実施形態による詳細デバイス情報を示すポータルのスクリーンショットを示す。 本発明の実施形態による自動タブスクリーンを示す。 本発明の実施形態によるシステムタブスクリーンを示す。 対象事項管理のためのビジネス方法のフロー図を示す。 対象事項管理ネットワーキングのための方法のフロー図を示す。 制御ネットワーク環境の例を示す。 ゲートウェイを伴った制御ネットワークのブロック図である。 ゲートウェイを通って物理的及び論理的に転送されるデータを示すフロー図である。 データ変換を示すフロー図である。 ゲートウェイ結合機構を示す図である。 カメラスナップショットシナリオを示す図である。 カメラ環境を示す図である。

符号の説明

１１０ 対象事項
１１２ スマートスタット
１１４ 対象事項ネットワーク
１１６ ゲートウェイ
１１８ モデム
１１９ ブロードバンドデバイス
１２０ インターネット
１４０ 買い手
１５０ ネットワークオペレーションセンター

Claims (37)

1. 対象事項管理ネットワークのための方法であって、
   対象事項におけるゲートウェイに接続された対象事項管理デバイスをモニターし、
   対象事項のけるゲートウェイに接続された対象事項管理デバイスを制御し、
   ネットワークオペレーションセンターサーバに関連したアップリンク開始信号を前記対象事項において受信し、
   前記アップリンク開始信号に応答して、前記対象事項における前記ゲートウェイから、前記ゲートウェイと前記ネットワークオペレーションセンターサーバとの間の通信を初期化し、
   前記ゲートウェイと前記ネットワークオペレーションセンターサーバとの通信の間、前記対象事項管理デバイスに関連付けられた情報を通信する
   ことからなる方法。
2. 請求項１に記載の方法において、前記アップリンク開始信号は、電話を介して受信されることを特徴とする方法。
3. 請求項１に記載の方法において、前記アップリンク開始信号は、ブロードバンド接続を介して受信されることを特徴とする方法。
4. 請求項１に記載の方法において、前記ゲートウェイは、少なくともＨＴＴＰメッセージによって、前記ゲートウェイと前記ネットワークオペレーションセンターサーバとの通信を初期化することを特徴とする方法。
5. 請求項１に記載の方法において、前記ゲートウェイは、少なくともＸＭＬメッセージによって、前記ゲートウェイと前記ネットワークオペレーションセンターサーバとの通信を初期化することを特徴とする方法。
6. 請求項１に記載の方法において、前記対象事項管理デバイスは、前記対象事項のエネルギを管理することを特徴とする方法。
7. 請求項１に記載の方法において、前記対象事項管理デバイスは、前記対象事項のセキュリティを管理することを特徴とする方法。
8. 請求項１に記載の方法において、前記対象事項管理デバイスは、前記対象事項の安全性を管理することを特徴とする方法。
9. 対象事項管理のためのビジネス方法であって、
   対象事項インターネットポータルを、対象事項における買い手がアクセス可能な状態とし、
   少なくとも対象事項における売り手と前記対象事項における買い手との間の対象事項における取引処理後に、前記インターネットポータルを介して対象事項管理サービスを前記対象事項の買い手に提供する
   ことからなる方法。
10. 請求項９に記載の方法であって、
    前記対象事項の売り手のブランド表示とともに、前記インターネットポータルをブランド表示する
    ことをさらに含む方法。
11. 請求項９に記載の方法において、前記対象事項における売り手は、家屋の建設業者である方法。
12. 請求項９に記載の方法において、前記対象事項における買い手は、家屋の購入者である方法。
13. 請求項９に記載の方法において、前記対象事項における売り手は、該対象事項の建設業者である方法。
14. 請求項９に記載の方法において、前記対象事項における買い手は、該対象事項の購入者である方法。
15. 請求項９に記載の方法において、前記対象事項における売り手は、該対象事項の管理者である方法。
16. 請求項９に記載の方法において、前記対象事項における買い手は、該対象事項のテナントである方法。
17. 請求項９に記載の方法において、前記対象事項管理サービスは、前記対象事項のエネルギを管理するものである方法。
18. 請求項９に記載の方法において、前記対象事項管理サービスは、前記対象事項のセキュリティを管理するものである方法。
19. 請求項９に記載の方法において、前記対象事項管理サービスは、前記対象事項の安全性を管理するものである方法。
20. 対象事項管理のためのビジネス方法であって、
    インターネットポータルを、通信サービスの買い手がアクセス可能な状態とし、
    少なくとも通信サービスの売り手と前記通信サービスの買い手との間の対象事項に対する通信サービスにおける取引処理後に、前記インターネットポータルを介して対象事項管理サービスを前記通信サービスの買い手に提供する
    ことからなる方法。
21. 請求項２０に記載の方法であって、
    前記通信サービスの売り手のブランド表示とともに、前記インターネットポータルをブランド表示する
    ことをさらに含む方法。
22. 請求項２０に記載の方法において、前記通信サービスの売り手は、インターネットサービスプロバイダである方法。
23. 請求項２０に記載の方法において、前記通信サービスの買い手は、前記インターネットサービスプロバイダの顧客である方法。
24. 請求項２０に記載の方法において、前記通信サービスの売り手は、電話会社である方法。
25. 請求項２０に記載の方法において、前記通信サービスの買い手は、前記電話会社の顧客である方法。
26. 請求項２０に記載の方法において、前記通信サービスの売り手は、衛星テレビ会社である方法。
27. 請求項２０に記載の方法において、前記通信サービスの買い手は、前記衛星テレビ会社の顧客である方法。
28. 請求項２０に記載の方法において、前記通信サービスの売り手は、ケーブルテレビ会社である方法。
29. 請求項２０に記載の方法において、前記通信サービスの買い手は、ケーブルテレビ会社の顧客である方法。
30. 請求項２０に記載の方法において、前記対象事項管理サービスは、前記対象事項のエネルギを管理する方法。
31. 請求項２０に記載の方法において、前記対象事項管理サービスは、前記対象事項のセキュリティを管理する方法。
32. 請求項２０に記載の方法において、前記対象事項管理サービスは、前記対象事項の安全性を管理する方法。
33. 対象事項管理のためのビジネス方法であって、
    インターネットポータルを、該インターネットポータルの買い手がアクセス可能な状態とし、
    少なくともインターネットポータルの売り手と前記インターネットポータルの買い手との間の対象事項に対するインターネットポータルサービスにおける取引処理後に、前記インターネットポータルを介して対象事項管理サービスを前記インターネットポータルの買い手に提供する
    ことからなる方法。
34. 請求項３３に記載の方法であって、
    前記インターネットポータルの売り手のブランド表示とともに、前記インターネットポータルをブランド表示する
    ことをさらに含む方法。
35. 請求項３３に記載の方法において、前記対象事項管理サービスは、前記対象事項のエネルギを管理するものである方法。
36. 請求項３３に記載の方法において、前記対象事項管理サービスは、前記対象事項のセキュリティを管理するものである方法。
37. 請求項３３に記載の方法において、前記対象事項管理サービスは、前記対象事項の安全性を管理するものである方法。

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