JP2005301999A - 遠隔管理システムとその被管理装置,通信制御方法,プログラム,および記録媒体 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 画像形成装置100a−fでは、XML形式で記載した動作要求(SOAPリクエスト)を含む通信要求(HTTPリクエスト)を仲介装置101a−c又は管理装置102へ送信し、動作要求に対する正常な動作応答(SOAPレスポンス)を受信できなかった場合に、その動作要求を送信に電子メールに含めて管理装置102へ送信する。また、動作要求に対する正常な動作応答を受信できなかった場合に、その旨を示す電子メールをユーザ(管理者,庶務担当,IT担当など)が所有するユーザメール端末へ送信してその表示部に表示させることもできる。
【選択図】図3
Description
また、この特許文献2には、ローカルプロセッサがファイアウォールの内側に配置されている場合において、ローカルプロセッサからファイアウォールの外側のリモートプロセッサに通信要求を送信し、リモートプロセッサがこの通信要求に対する応答としてローカルプロセッサに対してコマンドを送信するようにすることにより、ファイアウォールの外側から内側に向けてコマンドを送信できるようにする技術も開示されている。
さらに、仲介装置のLAN(ネットワーク)ケーブルが抜けているケース、仲介装置の電源がOFFになっているケースといったように仲介装置のダウン状態が発生した場合にも、コマンドが被管理装置や仲介装置から管理装置まで届かないことになる。
そして、通信できない状態になると、管理装置から被管理装置や仲介装置の情報取得、被管理装置や仲介装置からのコール発信(異常通報)ができなくなる。
請求項5の発明による被管理装置は、請求項4の被管理装置において、上記メール送信手段に、正常な動作応答を受信できなかった動作要求の種別に応じて上記電子メールの送信先を変更する手段を備えたものである。
請求項10の発明による被管理装置は、請求項9の被管理装置において、上記メール送信手段に、正常なSOAPレスポンスを受信できなかったSOAPリクエストの種別に応じて上記電子メールの送信先を変更する手段を備えたものである。
請求項15の発明による遠隔管理システムは、請求項14の遠隔管理システムにおいて、上記被管理装置のメール送信手段に、正常な動作応答を受信できなかった動作要求の種別に応じて上記電子メールの送信先を変更する手段を備えたものである。
請求項20の発明による遠隔管理システムは、請求項19の遠隔管理システムにおいて、上記被管理装置のメール送信手段に、正常なSOAPレスポンスを受信できなかったSOAPリクエストの種別に応じて上記電子メールの送信先を変更する手段を備えたものである。
請求項24の発明による通信制御方法は、請求項21〜23のいずれかの通信制御方法において、上記動作要求に対する正常な動作応答を受信できなかった場合に、その旨を示す電子メールを当該被管理装置の利用者が所有する端末装置へ送信するステップを追加したものである。
請求項28の発明による通信制御方法は、請求項25〜27のいずれかの被管理装置において、上記SOAPリクエストに対する正常なSOAPレスポンスを受信できなかった場合に、その旨を示す電子メールを当該被管理装置の利用者が所有する端末装置へ送信するステップを追加したものである。
請求項33の発明によるプログラムは、請求項32のプログラムにおいて、上記コンピュータに、上記メール送信機能を実現させるためのプログラムは、正常な動作応答を受信できなかった動作要求の種別に応じて上記電子メールの送信先を変更する機能をも実現させるためのものである。
請求項39の発明による記録媒体は、請求項29〜38のいずれかのプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体である。
まず、この発明による電子装置を被管理装置とする遠隔管理システムの構成例について説明する。
図1は、その遠隔管理システムの構成の一例を示す概念図である。なお、ここでは、通信機能を持ち、管理装置によって管理される電子装置を説明の便宜上「被管理装置」と云う。
ところで、この遠隔管理システムにおいて、設置環境A,B内の仲介装置101と被管理装置10は、互いにLAN(ローカルエリアネットワーク)によって接続し、これを介して通信可能としている。また、設置環境A,B,Cには、セキュリティ面を考慮し、ファイアウォール104(104a,104b,104c)を設置する。このファイアウォール104は、プロキシサーバによって構成する。
なお、仲介装置101と被管理装置10との接続は、LANに限らず、RS−485規格等に準拠したシリアル接続や、SCSI(Small Computer System Interface)規格等に準拠したパラレル接続等によって行ってもよい。例えば、RS−485規格の場合には、仲介装置101に直列に5台までの被管理装置10を接続することができる。
例えば、図1に示す設置環境Aでは、管理装置102とHTTP(Hyper Text Transfer Protocol)による直接的なコネクションを確立できる仲介装置101aが被管理装置10aおよび10bを従える単純な階層構造になっているが、同図に示す設置環境Bでは、4台の被管理装置10を設置するため、1台の仲介装置101を設置しただけでは負荷が大きくなる。
なお、図示はしていないが、仲介機能付被管理装置11の下位に更に被管理装置10を接続することもできる。
また、各被管理装置10,11に、LAN経由でパーソナルコンピュータ等の端末装置や他の電子装置(外部装置)を接続することもできる。
管理装置102は、各仲介装置101の制御管理、更にはこの仲介装置101を介した被管理装置10の制御管理を行うためのアプリケーションプログラムを実装している。そして、被管理装置10も含め、この遠隔管理システムにおけるこれら各ノードは、RPC(remote procedure call)により、相互の実装するアプリケーションプログラムのメソッドに対する処理の依頼である「動作要求」を送信し、この依頼された処理の結果である「動作応答」を取得することができるようになっている。
図2(A)は、被管理装置10で管理装置102に対する動作要求が発生したケースである。このケースでは、被管理装置10が被管理装置側動作要求aを生成し、これを仲介装置101を経由して受け取った管理装置102がこの動作要求に対する動作応答aを返すというモデルになる。また、図に示す仲介装置101が複数であるケースも想定できる(例えば被管理装置が図1に示した被管理装置10e又は10fである設置環境Bの場合)。なお、被管理装置側動作要求aは、管理装置102に送信される動作要求であるから、管理装置「宛て」の動作要求と言うことができる。
なお、ここではRPCによる引数並びに戻り値の受け渡しのプロトコルとしてSOAP(Simple Object Access Protocol)を採用し、上記の動作要求や動作応答は、ここではSOAPメッセージとして記載するようにしている。
そして、実際に動作要求や動作応答を転送するための通信プロトコルとしては、システムの構成に合わせて適当なものを採用することができ、例えばHTTP(Hyper Text Transfer Protocol)やSMTP(Simple Mail Transfer Protocol)を採用することができる。ここでは、通信プロトコルにHTTPを採用する場合の例を示す。
さらに、図1に示す仲介装置101における物理的構成について簡単に説明すると、当該仲介装置101は、CPU,ROM,RAM,不揮発性メモリ,PHY(物理メディアインタフェース)等によって構成されている。その構成についても、追って詳細に説明する。
図3は、その画像形成装置遠隔管理システムの構成の一例を示す概念図であるが、被管理装置10を画像形成装置100に、仲介機能付被管理装置11を仲介機能付画像形成装置(以下単に「画像形成装置」ともいう)110に変更した点が図1と相違するのみであるので、システムの全体構成についての説明は省略する。
画像形成装置100は、複写(コピー)機,プリンタ,ファクシミリ(FAX)装置,スキャナ装置,文書管理装置等としての機能および外部装置と通信を行う機能を備えたデジタル複合機であり、それらの機能に係るサービスを提供するためのアプリケーションプログラムを実装しているものである。また、画像形成装置110は、画像形成装置100に仲介装置101の機能を併せ持たせたものである。
図4(A)は、画像形成装置100で管理装置102に対する動作要求が発生したケースである。このケースでは、画像形成装置100が画像形成装置側動作要求a(以下「画像機器コマンド」とも呼ぶ)を生成し、これを仲介装置101を経由して受け取った管理装置102がこのコマンドに対する動作応答a(以下「コマンド応答」あるいは単に「応答」とも呼ぶ)を返すというモデルになる。また、図に示す仲介装置101が複数であるケースも想定できる。なお、応答を即座に返せないときに遅延通知a′を返信することは、図2(A)のケースと同様である。
ただし、画像形成装置100は遅延通知に対応していないため、遅延通知a′の送信は仲介装置101までとして、所定時間内に画像形成装置100に動作応答aを返せない場合には処理をタイムアウトさせるようにしている。
このように、動作要求及び動作応答は、RPCのレベルでは、画像形成装置100と管理装置102との間および仲介装置101と管理装置102との間で対称に取り扱われるものである。しかし、通信のレベルでは対称ではない。
まず、図5に画像形成装置100と仲介装置101との間の通信シーケンスの例を示す。
この図に示すように、画像形成装置100と仲介装置101とは、通信要求であるHTTPリクエストと、その通信要求に対する通信応答であるHTTPリクエストとを、互いに送受信することによって通信を行っている。そして、画像形成装置100と仲介装置101との間にはファイアウォールがないため、画像形成装置100と仲介装置101のどちらがHTTPリクエストを送信しても(通信サーバとして機能しても)通信を行うことができる。例えば、仲介装置101が送信したHTTPリクエストXに対して画像形成装置100がHTTPレスポンスXを返すこともできるし、画像形成装置100が送信したHTTPリクエストZに対して仲介装置101がHTTPレスポンスZを返すこともできるという具合である。
また、逆に画像形成装置100が画像機器コマンドを仲介装置101を介して管理装置102に送信する場合には、画像形成装置100がHTTPリクエストに画像機器コマンドを記載して仲介装置101に送信し(HTTPリクエストZ)、仲介装置101は、この画像機器コマンドに対する応答を、そのHTTPリクエストに対するHTTPレスポンスに記載して送信する(HTTPレスポンスZ)。
すなわち、画像形成装置100がHTTPリクエストに画像機器コマンドを記載して仲介装置101に送信し(HTTPリクエストZ′)、これに対して仲介装置101はHTTPレスポンスにコマンドの受付通知を記載して返信し(HTTPレスポンスZ)、コマンドを管理装置102に転送して応答を待つ。そして、画像機器コマンドに対する応答を管理装置102から受信すると、これをHTTPリクエストに記載して画像形成装置100に送信する(HTTPリクエストW)。これによって画像形成装置100は画像機器コマンドに対する応答を取得でき、HTTPレスポンスに応答の受信通知を記載して返信する(HTTPレスポンスW)、という手順である。
しかし、以下の説明においては、上記のHTTPレスポンスZに応答を記載する手順を採用した場合について説明する。
仲介装置101と管理装置102との間には、ファイアウォール104があるため、この図に示すように、通信は常に、仲介装置101から通信要求としてHTTPリクエストを管理装置102に送信し、管理装置102からこの通信要求に対する通信応答としてHTTPレスポンスを仲介装置101に返すという手順で行われる。例えば、仲介装置101が送信したHTTPリクエストXに対して管理装置102がHTTPレスポンスXを返し、同じくHTTPリクエストYに対してHTTPレスポンスYを返すという具合である。
ここで、画像機器宛ての管理装置コマンドDに対して仲介装置101が返す遅延通知は、画像形成装置100が生成したものではなく、後述するように、仲介装置101が生成したものである。
図7は、画像形成装置100のハードウェア構成例を示すブロック図である。
画像形成装置100は、複写機,プリンタ,ファクシミリ装置,スキャナ装置,文書管理装置等としの機能を備えたデジタル複合機として構成しており、図7に示すように、CPU201,ASIC(Application Specific Integrated Circuit)202,SDRAM203,フラッシュメモリ(不揮発性メモリ)204,NRS用メモリ205,PHY(物理メディアインタフェース)206,NVRAM(不揮発性メモリ)207,操作部209,HDD(ハードディスクドライブ)210,モデム211,PI(パーソナルインタフェース)212,FCU(ファックスコントロールユニット)213,USB(Universal Serial Bus)214,IEEE(Institute of Electrical and Electronic Engineers)1394_215,エンジンインタフェース(I/F)216,およびエンジン部217を備えている。これらの構成が、画像読み取り,画像形成,画情報送信等の画像処理を行うためのハードウェア資源である。なお、エンジン部217を構成するプロッタエンジンおよびスキャナエンジンを含む複数のエンジンユニットはそれぞれ、内部に異常等の事象を検出するためのセンサを備えている。
ASIC202は、CPUインターフェース,SDRAMインターフェース,ローカルバスインタフェース,PCIインタフェース,MAC(Media Access Controller)、HDDインタフェースなどからなる多機能デバイスボードであり、CPU201の制御対象となるデバイスの共有化を図り、アーキテクチャの面からアプリ(アプリケーションソフト)や共通システムサービスの開発の高効率化を支援するものである。
SDRAM203は、OS(オペレーティングシステム)を含む各種プログラムを記憶するプログラムメモリや、CPU201がデータ処理を行う際に使用するワークメモリ等として使用するメインメモリである。なお、このSDRAM203の代わりに、DRAMやSRAMを使用してもよい。
PHY206は、LANを介して外部装置と通信を行うためのインタフェースであり、IEEE(Institute of Electrical and Electronic Engineers)802.11b規格(無線LAN対応),IEEE1394規格,IEEE802.3規格(イーサネット(登録商標)対応)に準拠したインタフェース(通信手段)を用いることができる。
HDD210は、電源のオン・オフに関係なくデータを記憶保存する記憶手段(記録媒体)である。このHDD210に、上述したフラッシュメモリ204内のプログラムやそれ以外のデータ、あるいはNVRAM207内のデータを記憶しておくこともできる。また、定期的に収集,更新,送信等の処理を行う対象となるデータも、このHDD210に記憶させておくとよい。
PI212は、RS485規格に準拠したインタフェースを備え、図示しないラインアダプタを介して公衆回線に接続している。なお、このPI212を用いて画像形成装置100と仲介装置101とを接続することも可能である。
FCU213は、FAX装置又はモデム機能(FAX通信機能)を有するデジタル複写機やデジタル複合機等の画像形成装置および管理装置102等の外部装置との通信を公衆回線経由で制御する。
エンジンI/F216は、エンジン部217をPCIバスに接続するためのインタフェースである。
エンジン部217は、原稿の画像を読み取るスキャナエンジン(画像読取手段)、そのスキャナエンジンによって読み取られた画像データあるいは外部装置から受信したデータに基づいて用紙等の記録媒体上に画像形成を行うプロッタエンジン(画像形成手段)や、原稿をスキャナエンジンの画像読取位置へ自動給送する自動原稿給送装置(ADF)、プロッタエンジンで画像形成された用紙に対してソート,穴開け,ステープル処理等の後処理を行う後処理装置装置などに相当する。
図8は、画像形成装置100のソフトウェア構成の一例を示すブロック図である。
この画像形成装置100のソフトウェア構成は、アプリケーションモジュール層,サービスモジュール層,汎用OS層からなる。そして、これらのソフトウェアを構成するプログラムはフラッシュメモリ204やNRS用メモリ205に記憶され、必要に応じて読み出されてCPU201によって実行される。そしてCPU201は、これらのプログラムを必要に応じて実行することにより、この発明による通信要求送信手段(HTTPリクエスト送信手段)およびメール送信手段としての機能を実現することができる。
OCS300は、操作部209を制御するモジュールである。
ECS301は、ハードウェアリソース等のエンジン部217を制御するモジュールである。
MCS302は、メモリ制御をするモジュールであり、例えば、画像メモリの取得および開放、HDD210の利用等を行う。
NCS303は、LAN(ネットワーク)とアプリケーションモジュール層の各アプリケーションプログラムとの仲介処理を行わせるモジュールである。
SCS306は、コマンド(命令)の内容に応じたアプリケーションモジュール層の各アプリケーションプログラムの起動管理および終了管理を行うモジュールである。
SRM307は、システムの制御およびリソースの管理を行うモジュールである。
IMH308は、一時的に画像データを入れておくメモリを管理するモジュールである。
UCS317は、ユーザ(機器利用者)が登録した宛先情報や宛名情報等のユーザ情報を管理するモジュールである。
コピーアプリ309は、コピーサービスを実現するためのアプリケーションプログラムである。
ファクスアプリ310は、ファクスサービスを実現するためのアプリケーションプログラムである。
スキャナアプリ312は、スキャナサービスを実現するためのアプリケーションプログラムである。スキャナサービスとは、スキャナエンジンに原稿の画像を読み取らせ、その画像データをメモリ(SDRAM203,NVRAM207,又はHDD210)に記憶させるスキャン動作を制御することである。
ネットファイルアプリ313は、ネットファイルサービスを実現するためのアプリケーションプログラムである。
メール通知アプリ318は、この発明によるメールサービスを実現するためのアプリケーションプログラムである。
NRS305およびCSS315は、それぞれ異なる方式による遠隔管理に関する機能(管理装置102との通信に係わる機能)をまとめたモジュールである。
汎用OS320は、UNIX(登録商標),Linux(登録商標),Windows(登録商標)等のオペレーティングシステムを使用することができる。オペレーティングシステムは、サービスモジュール層やアプリケーションモジュール層のプログラムなどを実行させる処理を司る。ここで、UNIXやLinuxを用いれば、オープンソースゆえの安全性が担保され、ソースコード入手の容易性などの利点がある。
図9は、NRS305の構成の一例を示す機能ブロック図である。同図に示すように、NRS305は、SCS306とNCS303との間で処理を行っている。ウェブサーバ機能部500は、外部から受信した動作要求に関する応答処理を行う。
ウェブクライアント機能部501は、外部への動作要求を発行する処理を行う。
libsoap502は、SOAPを処理するライブラリであり、libxml503は、XML形式で記載されたデータを処理するライブラリである。
libgwww504は、HTTPを処理するライブラリであり、libgw_ncs505は、NCS303との間の処理をするライブラリである。
図10は、仲介装置101のハードウェア構成例を示すブロック図である。
この仲介装置101は、図10に示すように、CPU52,SDRAM53,フラッシュメモリ54(不揮発性メモリ),RTC(内部時計であるリアルタイムクロック回路)55,Op−Port(操作部接続ポート)56,PHY57,モデム58,HDD制御部59,拡張I/F60,RS232I/F(インタフェース)61,RS485I/F62,HDD63等を備えている。
SDRAM53は、OSを含む各種プログラムを記憶するプログラムメモリや、CPU52がデータ処理を行う際に使用するワークメモリ等として使用するメインメモリである。
RTC55は計時のための回路であり、Op−Port56は図示しない操作部における操作を検出する回路である。
拡張I/F60は、無線LANボードや拡張メモリ等の拡張ボードを接続するためのI/Fである。
そして、この仲介装置101はPHY57を介してLAN上の画像形成装置100と接続され、またインタネット103に接続されている。また、画像形成装置100とは、RS232I/F61およびRS485I/F62を介しても接続可能である。なお、SDRAM53の代わりに、DRAMやSRAMを使用してもよい。また、フラッシュメモリ54の代わりに、EEPROM等の他の不揮発性メモリを使用してもよい。
図11は、管理装置102の概略構成例を示すブロック図である。
この管理装置102は、モデム121,通信端末122,プロキシ(Proxy)サーバ123,操作者端末124,データベース125,および制御装置126等によって構成されている。
通信端末122は、モデム121による通信を制御するものである。
プロキシサーバ123は、インタネット103を介して機器利用者側の仲介装置101との通信(データ送受信)およびセキュリティ管理を行う。このプロキシサーバ123も、通信手段としての機能を果たす。
データベース125は、図示しないデータベースサーバのハードディスク装置等の記憶装置に存在し、仲介装置101,画像形成装置110等のIPアドレスや電話番号、それらの装置から受信した異常情報等のデータ、操作者端末124から入力されたデータ等の各種データを記憶する。
なお、管理装置102の構成はこれに限られることはなく、例えば1台のPC(パーソナルコンピュータ)等の情報処理装置を用いて構成することもできる。
図12は、図3に示した管理装置102,仲介装置101,および画像形成装置100間で行われるデータ送受信の際の通信シーケンスの一例を示す図である。
その画像形成装置100のNRS305は、仲介装置101から課金カウンタ取得要求のSOAPリクエストを含むHTTPリクエストをNCS303によって受信する(NCS303から課金カウンタ取得要求のSOAPリクエストを受け取る)と、そのSOAPリクエストに記述されている課金カウンタ取得要求をSCS306へ通知する(S604)。
SCS306は、NRS305から課金カウンタ取得要求を受け取ると、NVRAM207(HDD210でもよい)に格納されている課金カウンタのデータ(トータルカウンタ値)を読み取る(S605)。そして、その読み取った課金カウンタのデータを課金カウンタ取得応答としてNRS305へ引き渡す(S606)。
仲介装置101は、該当する画像形成装置(自己に接続されている画像形成装置)100から課金カウンタ取得応答のSOAPレスポンスを含むHTTPレスポンスを受信すると、そのHTTPレスポンスをインタネット103経由で管理装置102へ送信する(S608)。
このように、上記通信シーケンスにより、データの送受信が行われる。
図13は、画像形成装置100から管理装置102へデータを送信する場合の通信シーケンスの一例を示す図である。
この例においては、まず、画像形成装置100のOCS300は、操作部209上の図示しないユーザコールキーが押下された旨をSCS306へ通知する(S701)。
そのSCS306は、OCS300からユーザコールキーが押下された旨の通知を受けると、ユーザコールの発行要求(発行依頼)をNRS305へ通知する(S702)。このとき、ユーザコールの発行要求に、画像形成装置100の識別情報である機種機番を付加する。同時に、ユーザコールの内容をNVRAM207(HDD210でもよい)に保存(記憶)する。
仲介装置101は、ユーザコールキーが押下された画像形成装置(該当する画像形成装置)100からユーザコールのSOAPリクエストを含むHTTPリクエストを受信すると、そのSOAPリクエストに自己の識別情報である識別子を付加して、そのSOAPリクエストを含むHTTPリクエストを生成し、インタネット103経由で管理装置102に対してユーザコールを行う(S704)。通常は、自己の識別子を付加したユーザコールのSOAPリクエストを含むHTTPリクエストはインタネット103経由で管理装置102へ通報される。
ここで、ステップS704の処理後のパターンを以下の(A)から(C)に分けて説明する。
該当する画像形成装置100のNRS305は、仲介装置101からコール結果のSOAPレスポンスを含むHTTPレスポンスをNCS303によって受信する(NCS303からコール結果のSOAPレスポンスを受け取る)と、そのSOAPレスポンスに記述されているコール結果をSCS306へ通知する(S707)。
その不具合としては、例えば、プロキシサーバ123のダウンがある。
OCS300は、SCS306からコール結果を受け取ると、その内容を示すメッセージを操作部209上の文字表示器に表示する(S708)。
SCS306は、NRS305からコール結果を受け取ると、それをOCS300へ通知すると共に、そのコール結果の内容をNVRAM207の先に保存したユーザコールの内容に付加する。このとき、コール結果の内容はユーザコールの失敗を示すものでなので、その失敗の理由もNVRAM207に保存する。この場合のユーザコール失敗の理由は、コール結果の内容から特定できる。例えば、コール結果に付加されている失敗理由を特定するための情報が仲介装置101でタイムアウト検出した旨を示す情報であった場合には、仲介装置101と管理装置102との間の通信路上の不具合あるいはセンタの営業時間外が失敗理由と特定できる。
OCS300は、SCS306からコール結果を受け取ると、その内容を示すメッセージを操作部209上の文字表示器に表示する(S711)。
その不具合としては、例えば、画像形成装置100と仲介装置101との間のLANケーブルの抜け、仲介装置101のダウンがある。
OCS300は、SCS306からコール結果を受け取ると、その内容を示すメッセージを操作部209上の文字表示器に表示する(S713)。
以上、ユーザコールに関する処理(制御)について説明したが、SCコールやサプライコール等の他のコールに関する制御も略同様である。また、実際には、それらのコールに関する制御には後述するメール通知処理も含まれるが、それについては追って詳細に説明する。
「タイプC」のSCは、異常発生時にも操作部209上へのSC表示は行わず、内部的にSCの発生のロギングのみを行うものである。例えば、通信が不能になった場合が該当する。
上記判定の基準情報は、上述したNVRAM207(又はHDD210)の所定の格納領域に格納されていることが考えられる。なお、スキャナエンジンのSC,プロッタエンジンのSCのように、ユニット別の事象も種類の異なる事象として扱うものとする。
図16は、画像形成装置遠隔管理システムを構成する各装置とそれらによるSCコールに関する処理の流れの一例を示す図である。
なお、図15,図16における複数の丸付き数字は処理等の順番を示すステップ番号であり、その各丸付き数字の一部と後述する図17における丸付き数字が対応している。
また、ここでは仲介装置101がタイムアウト検出機能を備えていないものとする。
SCS306は、いずれかのエンジンユニットからSCが発生した旨の通知を受けることにより、そのSCを検出(判定)し、その内容(SCの種類や箇所に対応するSC番号等)を判別して、SCコールの発行依頼(発行要求)をNRS305へ通知する(ステップS2)。このとき、そのSCコールの発行依頼に、SCの内容と画像形成装置100の識別情報である機種機番を付加する。同時に、SCコールの内容をNVRAM207(HDD210でもよい)に保存する。
図17は、SCコール(異常通報)発行時にNVRAM207に記憶されるSCコールの内容とそのコールの結果の一例を示す図である。
この例では、コール種別が「SCコール」、SC番号が「120」、コール結果が「センタ失敗」となっている。そのうち、コール種別「SCコール」およびSC番号「120」は、SCコールの内容を示している。コール結果「センタ失敗」は、サービスセンタ内の管理装置102における何らかの不具合によってSCコールが失敗したことを示している。このコール結果は、SCコールの発行直後ではなく、その後のコール結果判明時にNVRAM207に記憶される(先に記憶されたSCコールに付加される)が、これについては後述する。
図18は、サプライコール(サプライ発注)発行時にNVRAM207に記憶されるサプライコールの内容とそのコールの結果の一例を示す図である。
この例では、コール種別が「サプライコール」、サプライ種類が「トナー」、コール結果が「通信路失敗」となっている。そのうち、コール種別「サプライコール」およびサプライ種類「トナー」は、サプライコールの内容を示している。コール結果「通信路失敗」は、仲介装置101と管理装置102との間の通信路上の不具合あるいは画像形成装置100と仲介装置101との間の通信路上の不具合によってサプライコールが失敗したことを示している。このコール結果も、上述と同様に、サプライコールの発行直後ではなく、その後のコール結果判明時にNVRAM207に記憶される。
NRS305は、SCS306からSCコールの発行依頼を受けると、そのSCコールのSOAPリクエスト(SCコールの発行依頼に付加されたSCの内容と機番情報を含む)を生成し、それを含む送信処理の依頼をNCS303に通知してHTTPリクエストに変換させ、それ(SCコールのSOAPリクエストを含むHTTPリクエスト)をLAN600経由で仲介装置101へ送信させる(ステップS3,S4)。
仲介装置101は、SCが発生した(該当する)画像形成装置100からSCコールのSOAPリクエストを含むHTTPリクエストを受信すると、そのSOAPリクエストに自己の識別情報である識別子を付加して、そのSOAPリクエストを含むHTTPリクエストを生成し、インタネット103経由で管理装置102に対してユーザコールを行う。この場合、通常は、自己の識別子を付加したSCコールのSOAPリクエストを含むHTTPリクエストは、例えば図21に示すようなフォーマットでインタネット103経由で管理装置102へ通報される。
図21はSCコールのSOAPリクエスト(仲介装置101の識別子は除く)のフォーマット例を、図22にその主要部分(データ)の構成をそれぞれ示す図である。
SCコールのSOAPリクエストは、前述したように構造化言語によるXML形式で記述することができる。
なお、管理装置102側では、SC番号とSCタイプとの対応関係を記憶しておけば、SC番号をキーとしてSCタイプを判断することができるが、SCコールのSOAPリクエストにSCタイプを含めてもよい。
管理装置102は、ユーザ先の仲介装置101からSCコールのSOAPリクエストを含むHTTPリクエストを受信し、その受信が正常に終了した場合にはSCコールが成功した旨を示すコール結果のSOAPレスポンスを含むHTTPレスポンスを、正常に終了しなかった場合にはSCコールが失敗した旨を示すコール結果(失敗理由を特定するための情報を付加する)のSOAPレスポンスを含むHTTPレスポンスをそれぞれ生成し、それをインタネット103経由で通報元の仲介装置101へ送信する。
該当する画像形成装置100のNRS305は、SCコールのSOAPリクエストを含む送信処理依頼をNCS303へ通知してから所定時間を経過するまでの間に、NCS303からコール結果のSOAPレスポンスを受け取ると、そのSOAPレスポンスに記述されているコール結果をSCS306へ通知する。このとき、NCS303へ通知したSCコールのSOAPリクエストのSOAPボディに記載されているSCコールの内容をSOAP電文のままSCS306へ通知する処理も行う。なお、そのSOAP電文の通知は必ずしも行う必要はない。
そのNRS305は、NCS303からコール結果のSOAPレスポンスを受信すると、そのSOAPレスポンスに記述されているコール結果をSCS306へ通知する。このとき、NCS303へ通知したSCコールのSOAPリクエストのSOAPボディに記載されているSCコールの内容をSOAP電文のままSCS306へ通知するか、そのSOAP電文に上記SOAPレスポンスに記述されているコール結果を加えてSCS306へ通知する処理も行うが、そのSOAP電文通知は必ずしも行う必要はない。
そのメール通知アプリ318は、SCS306からSCコールの内容とSOAP電文を受け取ると、そのSCコールの内容に含まれているコール結果とNVRAM207内のデータ(メール通知に関する設定内容)とに基づいて、今回受け取ったSCコールの内容はメール通知対象か否かを判断する。
図23は、NVRAM207に記憶(保存)されているメール通知に関する設定内容(一部分)の一例を示す図である。
このメール通知に関する設定内容は、種々のメールイベントとメール通知の有効/無効の設定状態と宛先(メール通知先)とからなる。
その各メールイベントに対して、メール通知の有効/無効の設定と宛先(管理者,庶務担当,IT担当のうちのいずれか1つ又は複数)を独立して設定することができる。
各メールイベントに対しては、複数の宛先グループを設定してその内容をNVRAM207に記憶することもできる。
各宛先グループはそれぞれ、宛先グループ番号と宛先グループ名称と宛先とからなる。それらのうち、宛先グループ名称は、デフォルト名称としてグループ1〜4が設定されるが、図24に示すようにグループ1〜3を任意の名称(ここでは管理者,庶務担当,IT担当)に変更することができる。また、宛先グループ(管理者,庶務担当,IT担当)毎にそれぞれ複数の宛先のアドレスを入力することができる。但し、メール通知を行う際に使用できるアドレス(設定できるアドレス)は、宛先グループ毎に1つのみである。また、上述したように、各コール失敗およびライン外れに対してはそれぞれ、管理装置102に対して確実にメール通知が行われるように、ここでは宛先グループ「5」に対してセンタのアドレスがデフォルト設定されている。なお、そのデフォルト設定を他の宛先グループ番号に対して行っていてもよい。また、宛先グループを増やすこともできる。
SCS306は、今回受け取ったSCコールの内容がメール通知対象(メール通知有効)であれば、次の処理を行う。
すなわち、メール本文を生成するため、SCS306から受信したSCコールの内容に対応するメール本文をHTTP・GETでローカルホスト(local host)に相当するウェブアプリ314のメール本文生成用URLから取得する(ステップS9)。
ここで、そのメール本文生成用URLについて、図19,図20を参照して説明する。
このURLのうち、「127.0.0.1」はローカルホスト(local host)を示しており、メール通知アプリ318に予め設定されている。なお、「127.0.0.1」を「local host」としてもよい。「event_type=NRS_ML_SC_CENTER_FAILURE&event_sc_no=120」は、図17によって説明したSCコールの内容とそのコールの結果(センタ失敗)を示している。
このURLのうち、「NRS_ML_SUPPLY_COMMUNICATION_PATH_FAILURE&event_supply_kind=TONER」は、図18によって説明したサプライコールの内容とそのコールの結果(通信路失敗)を示している。
メール通知アプリ318は、SCS306から受信したSCコールの内容(コール結果を含む)に基づいて図19によって説明したようなメール本文生成用URLを生成し、それをHTTP・GETコマンドでウェブアプリ314へ送信する。ウェブアプリ314は、HTTP・GETコマンドでメール本文生成用URLを受け取ると、そのURLから対応するページ情報をメール本文として取得し、それをメール通知アプリ318へ送信する。よって、メール通知アプリ318は、SCS306から受信したSCコールの内容に対応するメール本文を取得することができる。
図26は、XML形式のメール本文の一例を示す図である。
メール通知アプリ318は、SCS306からSCコールの内容と共にSOAP電文を受信している場合には、例えば図26に示すように、そのSOAP電文をXML形式のメール本文に貼り付けることもできる。XML形式のメール本文は、管理装置102で処理できるため、管理装置102へ通知するとよい。
メール通知アプリ318は、SCS306から受信したSCコールの内容に対応するページ情報をメール本文として取得した後、NVRAM207から対応するメール通知先(宛先)のアドレスを取得し(ステップS10)、メール通知(メール送信)依頼をDCS316へ通知する(ステップS11)。このとき、そのメール通知依頼に、先に取得したメール通知先のアドレスとメール本文とを付加する。
DCS316は、メール通知アプリ318からメール通知依頼を受けると、NCS303に対してメール通知処理を行う(ステップS12)。このとき、メール通知依頼に付加されているメール通知先のアドレスとメール本文とをNCS303へ通知する。
NCS303は、DCS316から受け取ったメール通知先のアドレスとメール本文とを含むEメール(電子メール)をLAN600経由でSMTP(Simple Mail Transfer Protocol)サーバ601へ送信(通知)する。
なお、SMTPサーバ601およびPOPサーバ602は、画像形成装置100とファイアウォール104との間ではなく、ファイアウォール104とインタネット103との間に設置されていてもよい。また、SMTPサーバ702およびPOPサーバ703は、ファイアウォール701と管理装置102との間ではなく、ファイアウォール701とインタネット103との間に設置されていてもよい。
なお、図27の丸付き数字(ステップ番号)は、図15〜図17の丸付き数字に対応している。
画像形成装置100では、エンジン部217で異常(SC)が発生すると、対応するセンサによってそのSCを検出し、SCが発生した旨をSCS306へ通知する(ステップS1)。
NRS305は、SCS306からのSCコールの発行依頼により、そのSCコールのSOAPリクエストを生成し(SCコールの発行依頼をSOAPリクエストに変換し)、それを含む送信処理をNCS303に依頼する(ステップS3)。
それによって、NCS303は、SCコールのSOAPリクエストをHTTPリクエストに変換させ、LAN600経由で示す仲介装置101へ送信してSCコールを行わせる(ステップS4)。
メール通知アプリ318は、SCS306からSCコールの内容とSOAP電文を受け取ると、そのSCコールの内容に含まれているコール結果とNVRAM207内のデータとに基づいて、今回受け取ったSCコールの内容(イベント種別)はメール通知対象か否かを判断し、メール通知対象でなければ処理を終了する。
その後、NVRAM207から対応するメール通知先(宛先)のアドレスを取得し(ステップS10)、先に取得したメール通知先のアドレスとメール本文とを含むメール通知依頼をDCS316へ通知する(ステップS11)。
NCS303は、DCS316から受け取ったメール通知先のアドレスとメール本文とを含むEメールをLAN600経由でSMTPサーバ601へ送信する。
以上、メール通知処理を含むSCコールに関する処理について説明したが、そのメール通知処理はサプライコールやユーザコール等の他のコールの発行時にも同様に行うことができる。
ユーザメール端末603(図16)のWebブラウザ(CPU)は、キーボード又はマウス(ポインティングデバイス)等の操作によって図28に示すようなメール通知設定画面を表示部に表示することができる。
また、編集したい宛先グループ(通知先リスト)の編集ボタン802をマウス等でクリックして、宛先の名称および複数のアドレスを入力するためのボックスを表示させることにより、キーボード等で宛先の名称および複数のアドレスを変更可能に入力することができる。
さらに、各宛先グループ毎に設定可能な全アドレス(入力済みアドレス)をダイアログボックス803に対するクリック操作によって表示させ、いずれかのアドレスをクリックして選択することにより、そのアドレスを設定してダイアログボックス803に表示させることができる。
メール通知設定画面に対する操作によって設定された内容は、適用ボタン804をクリックすることによって有効となり、画像形成装置100のNVRAM207に保存される。
図30は、この画像形成装置100における各ソフトウェアによるメール通知設定処理の一例を示すフローチャートである。
なお、図29,図30における複数の丸付き数字は処理等の順番を示すステップ番号である。
メール通知アプリ318は、そのメール通知設定情報を受け取ると、NVRAM207からメール通知に関する設定内容を読み出す。
ウェブアプリ314は、メール通知アプリ318によって読み出されたメール通知に関する設定内容を取得し、それを先に取得したメール通知設定画面情報に加え、そのメール通知設定画面情報を応答としてNCS303およびLAN600経由でユーザメール端末603のWebプラウザへ通知する。
そして、メール通知設定画面(Webページ)に対する操作(ユーザ操作)によって上述したようなメール通知に関する設定がなされ、最後に適用ボタン804がマウス等でクリックされると、その設定された内容を有効にして、そのメール通知に関する設定内容をHTTP・POST(処理完了を知らせるための情報)としてLAN600および画像形成装置100のNCS303を介してウェブアプリ314へ通知する。
メール通知アプリ318は、そのメール通知に関する通知内容を受け取ると、それをNVRAM207に保存する。このとき、いままで保存されていた古い設定内容は上書きによって消去され、新たな設定内容に更新されることになる。
このメール通知アプリ318は、メール通知に関する通知内容の保存が終了すると、図示は省略するが、メール通知に関する設定が完了した旨を示す情報(メール通知設定完了情報)をウェブアプリ314へ通知する。
ユーザメール端末603のWebプラウザは、そのメール通知設定完了情報を受け取ると、それをメール通知設定画面に表示して、操作者に対してメール通知に関する設定が完了した旨を知らせる。
(1)動作要求(SOAPリクエスト)を含む通信要求(HTTPリクエスト)を仲介装置又は管理装置へ送信し、動作要求に対する正常な動作応答(SOAPレスポンス)を受信できなかった場合(通信失敗時)に、その動作要求を送信にHTTPではなくSMTP等の他のプロトコルを用いる電子メール(Eメール)に含めて管理装置へ送信することにより、画像形成装置がファイアウォールや仲介装置の内側に配置されている場合でも、動作要求を確実に管理装置へ送信することができる。
(2)動作要求をXML形式で記載することにより、その動作要求(SOAP電文)をメール本文とすることができるため、管理装置では、画像形成装置から動作要求がHTTPおよび電子メールのいずれで送られてきた場合でも、その各動作要求を同様に扱う(処理する)ことができる。よって、処理負担を軽減することができる。
(4)正常な動作応答を受信できなかった動作要求(コール結果)の種別に応じて上記電子メールの送信先を変更可能にすれば、通信失敗時の対処を効率良く行うことができる。
このようなプログラムは、はじめからコンピュータに備えるROMあるいはHDD等の記憶手段に格納しておいてもよいが、記録媒体であるCD−ROMあるいはフレキシブルディスク,SRAM,EEPROM,メモリカード等の不揮発性記録媒体(メモリ)に記録して提供することもできる。そのメモリに記録されたプログラムをコンピュータにインストールしてCPUに実行させるか、CPUにそのメモリからこのプログラムを読み出して実行させることにより、上述した各手順を実行させることができる。
さらに、ネットワークに接続され、プログラムを記録した記録媒体を備える外部機器あるいはプログラムを記憶手段に記憶した外部機器からダウンロードして実行させることも可能である。
101:仲介装置 102:管理装置 103:インタネット
104,701:ファイアウォール 122:通信端末 123:プロキシサーバ
124:操作者端末 125:データベース 126:制御装置 201:CPU
202:ASIC 203:SDRAM 204:フラッシュメモリ
205:NRS用メモリ 206:PHY 207:NVRAM 209:操作部
210:HDD 217:エンジン部 300:OCS 301:ECS
302:MCS 303:NCS 304:FCS 305:NRS
306:SCS 307:SRM 308:IMH 309:コピーアプリ
310:ファクスアプリ 311:プリンタアプリ 312:スキャナアプリ
313:ネットファイルアプリ 314:ウェブアプリ 315:CSS
316:DCS 317:UCS 318:メール通知アプリ 320:汎用OS
600,700:LAN 601,702:SMTPサーバ
602,703:POPサーバ 603:ユーザメール端末
Claims (39)
- 管理装置によりネットワークを介して遠隔管理可能な被管理装置であって、
前記管理装置に対する動作要求を含む通信要求を該管理装置へ送信する通信要求送信手段と、
前記動作要求に対する正常な動作応答を受信できなかった場合に、該動作要求を電子メールに含めて前記管理装置へ送信するメール送信手段と
を設けたことを特徴とする被管理装置。 - 管理装置によりネットワークおよびファイアウォールを介して遠隔管理可能な被管理装置であって、
前記管理装置に対する動作要求を含む通信要求を該管理装置へ送信する通信要求送信手段と、
前記動作要求に対する正常な動作応答を受信できなかった場合に、該動作要求を電子メールに含めて前記管理装置へ送信するメール送信手段と
を設けたことを特徴とする被管理装置。 - 管理装置によりネットワークおよび仲介装置を介して遠隔管理される被管理装置であって、
前記管理装置に対する動作要求を含む通信要求を前記仲介装置へ送信する通信要求送信手段と、
前記動作要求に対する正常な動作応答を受信できなかった場合に、該動作要求を電子メールに含めて前記管理装置へ送信するメール送信手段と
を設けたことを特徴とする被管理装置。 - 請求項1乃至3のいずれか一項に記載の被管理装置において、
前記メール送信手段は、前記動作要求に対する正常な動作応答を受信できなかった場合に、その旨を示す電子メールを当該被管理装置の利用者が所有する端末装置へ送信する手段を有することを特徴とする被管理装置。 - 請求項4記載の被管理装置において、
前記メール送信手段は、正常な動作応答を受信できなかった動作要求の種別に応じて前記電子メールの送信先を変更する手段を有することを特徴とする被管理装置。 - 管理装置によりネットワークを介して遠隔管理される被管理装置であって、
前記管理装置に対するSOAPリクエストを含むHTTPリクエストを該管理装置へ送信するHTTPリクエスト送信手段と、
前記SOAPリクエストに対する正常なSOAPレスポンスを受信できなかった場合に、該SOAPリクエストを電子メールに含めて前記管理装置へ送信するメール送信手段と
を設けたことを特徴とする被管理装置。 - 管理装置によりネットワークおよびファイアウォールを介して遠隔管理される被管理装置であって、
前記管理装置に対するSOAPリクエストを含むHTTPリクエストを該管理装置へ送信するHTTPリクエスト送信手段と、
前記SOAPリクエストに対する正常なSOAPレスポンスを受信できなかった場合に、該SOAPリクエストを電子メールに含めて前記管理装置へ送信するメール送信手段と
を設けたことを特徴とする被管理装置。 - 管理装置によりネットワークおよび仲介装置を介して遠隔管理可能な被管理装置であって、
前記管理装置に対するSOAPリクエストを含むHTTPリクエストを前記仲介装置へ送信するHTTPリクエスト送信手段と、
前記SOAPリクエストに対する正常なSOAPレスポンスを受信できなかった場合に、該SOAPリクエストを電子メールに含めて前記管理装置へ送信するメール送信手段と
を設けたことを特徴とする被管理装置。 - 請求項6乃至8のいずれか一項に記載の被管理装置において、
前記メール送信手段は、前記SOAPリクエストに対する正常なSOAPレスポンスを受信できなかった場合に、その旨を示す電子メールを当該被管理装置の利用者が所有する端末装置へ送信する手段を有することを特徴とする被管理装置。 - 請求項9記載の被管理装置において、
前記メール送信手段は、正常なSOAPレスポンスを受信できなかったSOAPリクエストの種別に応じて前記電子メールの送信先を変更する手段を有することを特徴とする被管理装置。 - 管理装置によりネットワークを介して被管理装置を遠隔管理する遠隔管理システムであって、
前記被管理装置に、
前記管理装置に対する動作要求を含む通信要求を該管理装置へ送信する通信要求送信手段と、
前記動作要求に対する正常な動作応答を受信できなかった場合に、該動作要求を電子メールに含めて前記管理装置へ送信するメール送信手段と
を設け、
前記管理装置に、
前記被管理装置から前記通信要求を受信し、該受信が正常に終了した場合にはその旨を示す動作応答を含む通信応答を、該受信が正常に終了しなかった場合にはその旨を示す動作応答を含む通信応答をそれぞれ前記被管理装置へ送信する通信制御手段
を設けたことを特徴とする遠隔管理システム。 - 管理装置によりネットワークおよびファイアウォールを介して被管理装置を遠隔管理する遠隔管理システムであって、
前記被管理装置に、
前記管理装置に対する動作要求を含む通信要求を該管理装置へ送信する通信要求送信手段と、
前記動作要求に対する正常な動作応答を受信できなかった場合に、該動作要求を電子メールに含めて前記管理装置へ送信するメール送信手段と
を設け、
前記管理装置に、
前記被管理装置から前記通信要求を受信し、該受信が正常に終了した場合にはその旨を示す動作応答を含む通信応答を、該受信が正常に終了しなかった場合にはその旨を示す動作応答を含む通信応答をそれぞれ前記被管理装置へ送信する通信制御手段
を設けたことを特徴とする遠隔管理システム。 - 管理装置によりネットワークおよび仲介装置を介して被管理装置を遠隔管理する遠隔管理システムであって、
前記被管理装置に、
前記管理装置に対する動作要求を含む通信要求を前記仲介装置へ送信する通信要求送信手段と、
前記動作要求に対する正常な動作応答を受信できなかった場合に、該動作要求を電子メールに含めて前記管理装置へ送信するメール送信手段と
を設け、
前記仲介装置に、
前記被管理装置から受信した前記動作要求を含む通信要求を前記管理装置へ送信し、該動作要求に対する正常な動作応答を受信できなかった場合に、その旨を示す動作応答を含む通信応答を前記被管理装置へ送信する通信制御手段
を設け、
前記管理装置に、
前記仲介装置から通信要求を受信し、該受信が正常に終了した場合にはその旨を示す動作応答を含む通信要求を、該受信が正常に終了しなかった場合にはその旨を示す動作応答を含む通信要求をそれぞれ前記仲介装置へ送信する通信制御手段
を設けたことを特徴とする遠隔管理システム。 - 請求項11乃至13のいずれか一項に記載の遠隔管理システムにおいて、
前記被管理装置のメール送信手段は、前記動作要求に対する正常な動作応答を受信できなかった場合に、その旨を示す電子メールを当該被管理装置の利用者が所有する端末装置へ送信する手段を有することを特徴とする遠隔管理システム。 - 請求項14記載の遠隔管理システムにおいて、
前記被管理装置のメール送信手段は、正常な動作応答を受信できなかった動作要求の種別に応じて前記電子メールの送信先を変更する手段を有することを特徴とする遠隔管理システム。 - 管理装置によりネットワークを介して被管理装置を遠隔管理する遠隔管理システムであって、
前記被管理装置に、
前記管理装置に対するSOAPリクエストを含むHTTPリクエストを該管理装置へ送信するHTTPリクエスト送信手段と、
前記SOAPリクエストに対する正常なSOAPレスポンスを受信できなかった場合に、該SOAPリクエストを電子メールに含めて前記管理装置へ送信するメール送信手段と
を設け、
前記管理装置に、
前記被管理装置から上記HTTPリクエストを受信し、該受信が正常に終了した場合にはその旨を示すSOAPレスポンスを含むHTTPレスポンスを、該受信が正常に終了しなかった場合にはその旨を示すSOAPレスポンスを含むHTTPレスポンスをそれぞれ前記被管理装置へ送信するHTTP通信制御手段
を設けたことを特徴とする遠隔管理システム。 - 管理装置によりネットワークおよびファイアウォールを介して被管理装置を遠隔管理する遠隔管理システムであって、
前記被管理装置に、
前記管理装置に対するSOAPリクエストを含むHTTPリクエストを該管理装置へ送信するHTTPリクエスト送信手段と、
前記SOAPリクエストに対する正常なSOAPレスポンスを受信できなかった場合に、該SOAPリクエストを電子メールに含めて前記管理装置へ送信するメール送信手段と
を設け、
前記管理装置に、
前記被管理装置から上記HTTPリクエストを受信し、該受信が正常に終了した場合にはその旨を示すSOAPレスポンスを含むHTTPレスポンスを、該受信が正常に終了しなかった場合にはその旨を示すSOAPレスポンスを含むHTTPレスポンスをそれぞれ前記被管理装置へ送信するHTTP通信制御手段
を設けたことを特徴とする遠隔管理システム。 - 管理装置によりネットワークおよび仲介装置を介して被管理装置を遠隔管理する遠隔管理システムであって、
前記被管理装置に、
前記管理装置に対するSOAPリクエストを含むHTTPリクエストを前記仲介装置へ送信するHTTPリクエスト送信手段と、
前記SOAPリクエストに対する正常なSOAPレスポンスを受信できなかった場合に、該SOAPリクエストを電子メールに含めて前記管理装置へ送信するメール送信手段と
を設け、
前記仲介装置に、
前記被管理装置から受信した前記SOAPリクエストを含むHTTPリクエストを前記被管理装置へ送信し、該SOAPリクエストに対する正常なSOAPレスポンスを受信できなかった場合に、その旨を示すSOAPレスポンスを含むHTTPレスポンスを前記被管理装置へ送信するHTTP通信制御手段
を設け、
前記管理装置に、
前記仲介装置から上記HTTPリクエストを受信し、該受信が正常に終了した場合にはその旨を示すSOAPレスポンスを含むHTTPリクエストを、該受信が正常に終了しなかった場合にはその旨を示すSOAPレスポンスを含むHTTPリクエストをそれぞれ前記仲介装置へ送信するHTTP通信制御手段
を設けたことを特徴とする遠隔管理システム。 - 請求項16乃至18のいずれか一項に記載の遠隔管理システムにおいて、
前記被管理装置のメール送信手段は、前記SOAPリクエストに対する正常なSOAPレスポンスを受信できなかった場合に、その旨を示す電子メールを当該被管理装置の利用者が所有する端末装置へ送信する手段を有することを特徴とする遠隔管理システム。 - 請求項19記載の遠隔管理システムにおいて、
前記被管理装置のメール送信手段は、正常なSOAPレスポンスを受信できなかったSOAPリクエストの種別に応じて前記電子メールの送信先を変更する手段を有することを特徴とする遠隔管理システム。 - 管理装置によりネットワークを介して遠隔管理可能な被管理装置における通信制御方法であって、
前記管理装置に対する動作要求を含む通信要求を該管理装置へ送信するステップと、
前記動作要求に対する正常な動作応答を受信できなかった場合に、該動作要求を電子メールに含めて前記管理装置へ送信するステップと
からなることを特徴とする通信制御方法。 - 管理装置によりネットワークおよびファイアウォールを介して遠隔管理可能な被管理装置における通信制御方法であって、
前記管理装置に対する動作要求を含む通信要求を該管理装置へ送信するステップと、
前記動作要求に対する正常な動作応答を受信できなかった場合に、該動作要求を電子メールに含めて前記管理装置へ送信するステップと
からなることを特徴とする通信制御方法。 - 管理装置によりネットワークおよび仲介装置を介して遠隔管理可能な被管理装置における通信制御方法であって、
前記管理装置に対する動作要求を含む通信要求を前記仲介装置へ送信するステップと、
前記動作要求に対する正常な動作応答を受信できなかった場合に、該動作要求を電子メールに含めて前記管理装置へ送信するステップと
からなることを特徴とする通信制御方法。 - 請求項21乃至23のいずれか一項に記載の通信制御方法において、
前記動作要求に対する正常な動作応答を受信できなかった場合に、その旨を示す電子メールを当該被管理装置の利用者が所有する端末装置へ送信するステップを追加したことを特徴とする通信制御方法。 - 管理装置によりネットワークを介して遠隔管理可能な被管理装置における通信制御方法であって、
前記管理装置に対するSOAPリクエストを含むHTTPリクエストを該管理装置へ送信するステップと、
前記SOAPリクエストに対する正常なSOAPレスポンスを受信できなかった場合に、該SOAPリクエストを電子メールに含めて前記管理装置へ送信するステップと
からなることを特徴とする通信制御方法。 - 管理装置によりネットワークおよびファイアウォールを介して遠隔管理可能な被管理装置における通信制御方法であって、
前記管理装置に対するSOAPリクエストを含むHTTPリクエストを該管理装置へ送信するステップと、
前記SOAPリクエストに対する正常なSOAPレスポンスを受信できなかった場合に、該SOAPリクエストを電子メールに含めて前記管理装置へ送信するステップと
からなることを特徴とする通信制御方法。 - 管理装置によりネットワークおよび仲介装置を介して遠隔管理可能な被管理装置における通信制御方法であって、
前記管理装置に対するSOAPリクエストを含むHTTPリクエストを前記仲介装置へ送信するステップと、
前記SOAPリクエストに対する正常なSOAPレスポンスを受信できなかった場合に、該SOAPリクエストを電子メールに含めて前記管理装置へ送信するステップと
からなることを特徴とする通信制御方法。 - 請求項25乃至27のいずれか一項に記載の通信制御方法において、
前記SOAPリクエストに対する正常なSOAPレスポンスを受信できなかった場合に、その旨を示す電子メールを当該被管理装置の利用者が所有する端末装置へ送信するステップを追加したことを特徴とする被管理装置。 - 管理装置によりネットワークを介して遠隔管理可能な被管理装置のコンピュータに、
前記管理装置に対する動作要求を含む通信要求を該管理装置へ送信する通信要求送信機能と、
前記動作要求に対する正常な動作応答を受信できなかった場合に、該動作要求を電子メールに含めて前記管理装置へ送信するメール送信機能と
を実現させるためのプログラム。 - 管理装置によりネットワークおよびファイアウォールを介して遠隔管理可能な被管理装置のコンピュータに、
前記管理装置に対する動作要求を含む通信要求を該管理装置へ送信する通信要求送信機能と、
前記動作要求に対する正常な動作応答を受信できなかった場合に、該動作要求を電子メールに含めて前記管理装置へ送信するメール送信機能と
を実現させるためのプログラム。 - 管理装置によりネットワークおよび仲介装置を介して遠隔管理可能な被管理装置のコンピュータに、
前記管理装置に対する動作要求を含む通信要求を前記仲介装置へ送信する通信要求送信機能と、
前記動作要求に対する正常な動作応答を受信できなかった場合に、該動作要求を電子メールに含めて前記管理装置へ送信するメール送信機能と
を実現させるためのプログラム。 - 請求項29乃至31のいずれか一項に記載のプログラムにおいて、
前記コンピュータに、前記メール送信機能を実現させるためのプログラムは、前記動作要求に対する正常な動作応答を受信できなかった場合に、その旨を示す電子メールを当該被管理装置の利用者が所有する端末装置へ送信する機能をも実現させるためのプログラム。 - 請求項32記載のプログラムにおいて、
前記コンピュータに、前記メール送信機能を実現させるためのプログラムは、正常な動作応答を受信できなかった動作要求の種別に応じて前記電子メールの送信先を変更する機能をも実現させるためのプログラム。 - 管理装置によりネットワークを介して遠隔管理可能な被管理装置のコンピュータに、
前記管理装置に対するSOAPリクエストを含むHTTPリクエストを該管理装置へ送信するHTTPリクエスト送信機能と、
前記SOAPリクエストに対する正常なSOAPレスポンスを受信できなかった場合に、該SOAPリクエストを電子メールに含めて前記管理装置へ送信するメール送信機能と
を実現させるためのプログラム。 - 管理装置によりネットワークおよびファイアウォールを介して遠隔管理可能な被管理装置のコンピュータに、
前記管理装置に対するSOAPリクエストを含むHTTPリクエストを該管理装置へ送信するHTTPリクエスト送信機能と、
前記SOAPリクエストに対する正常なSOAPレスポンスを受信できなかった場合に、該SOAPリクエストを電子メールに含めて前記管理装置へ送信するメール送信機能と
を実現させるためのプログラム。 - 管理装置によりネットワークおよび仲介装置を介して遠隔管理可能な被管理装置のコンピュータに、
前記管理装置に対するSOAPリクエストを含むHTTPリクエストを前記仲介装置へ送信するHTTPリクエスト送信機能と、
前記SOAPリクエストに対する正常なSOAPレスポンスを受信できなかった場合に、該SOAPリクエストを電子メールに含めて前記管理装置へ送信するメール送信機能と
を実現させるためのプログラム。 - 請求項34乃至36のいずれか一項に記載のプログラムにおいて、
前記コンピュータに、前記メール送信機能を実現させるためのプログラムは、前記SOAPリクエストに対する正常なSOAPレスポンスを受信できなかった場合に、その旨を示す電子メールを当該被管理装置の利用者が所有する端末装置へ送信する機能をも実現させるためのプログラム。 - 請求項37記載のプログラムにおいて、
前記コンピュータに、前記メール送信機能を実現させるためのプログラムは、正常なSOAPレスポンスを受信できなかったSOAPリクエストの種別に応じて前記電子メールの送信先を変更する機能をも実現させるためのプログラム。 - 請求項29乃至38のいずれか一項に記載のプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
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