JP4809272B2 - 遠隔管理システムおよび管理情報取得制御方法 - Google Patents

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Description

この発明は、画像形成装置等の被管理装置と、その被管理装置の管理情報を取得するために、その被管理装置に対してポーリングを行うポーリング実行手段をそれぞれ有する第一の仲介装置および第二の仲介装置と、その各仲介装置のいずれかを介して被管理装置を遠隔管理する管理装置とを備えた遠隔管理システム、およびその遠隔管理システムにおける管理情報取得制御方法に関する。
従来から、通信機能を備えたプリンタ,ファクシミリ(FAX)装置,デジタル複写機,スキャナ装置,デジタル複合機等の画像処理装置を始め、ネットワーク家電,自動販売機,医療機器,電源装置,空調システム,ガス・水道・電気等の計量システム等に通信機能(通信手段)を持たせた電子装置を被管理装置とし、サービスセンタ(管理センタ)の管理装置が公衆回線やインタネット等の通信回線および仲介装置を介してこれらの被管理装置を遠隔管理する遠隔管理システムが提案されている(例えば特許文献1,2参照)。
特開2004−139579号公報 特開2004−140809号公報
このような遠隔管理システムでは、以下の(a)(b)に示す制御が行われている。
(a)仲介装置は、被管理装置に対してポーリング(送信要求があるかどうかの問い合わせ)を行うことにより、その被管理装置の管理情報を取得する。
(b)仲介装置は、管理装置に対してポーリングを行うことにより、被管理装置から取得した管理情報を管理装置へ送信する。ポーリングを行うのは、仲介装置と管理装置との間にファイアウォールが設けられているケースが多く、そのファイアウォールのポートを開けたくないためである。
このような遠隔管理システムにおいて、仲介装置経由による被管理装置と管理装置とのやり取りは、以下の(1)(2)に示す状態に左右される。
(1)仲介装置の稼働状態
(2)被管理装置と仲介装置との間の接続、通信状態
そして、上記(1)(2)に示す状態によっては、課金カウンタ値(積算コピー枚数等)の取得ができなくなってしまう場合が発生する。
なお、現状の制約は次の通りである。つまり、現在、被管理装置を「仲介装置機能なし」「仲介装置機能あり」のいずれか一方にしか設定できない。また、一旦、「仲介装置機能なし」又は「仲介装置機能あり」に設定されると、その設定をやり直さないと設定変更はできない。
この発明は、上記の点に鑑みてなされたものであり、被管理装置が検知した通信結果(ポーリング有無)をトリガーにし、予備(内蔵)の仲介装置である第二の仲介装置を起動できるようにすることにより、被管理装置の管理情報(機器の場合は課金カウンタ値など)を取得できないケースを回避することを目的とする。
この発明は、上記の目的を達成するため、遠隔管理システムおよび管理情報取得制御方法を提供する。
請求項1の発明による遠隔管理システムは、被管理装置と、それぞれポーリング実行手段を有する第一の仲介装置および第二の仲介装置と、その各仲介装置のいずれかを介して上記被管理装置を遠隔管理する管理装置とを備え、通常は、上記第一の仲介装置の上記ポーリング実行手段が上記被管理装置に対してポーリングを行うことにより該被管理装置の管理情報を取得するようにした遠隔管理システムであって、以下に示すようにしたことを特徴とする。
すなわち、上記被管理装置に、上記第一の仲介装置によるポーリングが行われなくなったことを検出するポーリング不可検出手段と、該ポーリング不可検出手段によって上記ポーリングが行われなくなったことが検出された場合に、上記第二の仲介装置に対して上記ポーリング実行手段を起動させるための起動要求を送信する起動要求送信手段とを設け、上記第二の仲介装置に、上記起動要求を受信した場合に、上記ポーリング実行手段を起動させる制御手段を設けたものである。
請求項2の発明による遠隔管理システムは、請求項1の遠隔管理システムにおいて、上記被管理装置に、上記第一の仲介装置によるポーリングが行われるようになったことを検出するポーリング可検出手段と、該ポーリング可検出手段によって上記ポーリングが行われるようになったことが検出された場合に、上記第二の仲介装置に対して上記ポーリング実行手段を停止させるための停止要求を送信する停止要求送信手段とを設け、上記第二の仲介装置の上記制御手段が、上記停止要求を受信した場合に、上記ポーリング実行手段を停止させるものである。
請求項3の発明による遠隔管理システムは、請求項1の遠隔管理システムにおいて、上記第二の仲介装置に、上記起動要求の送信元の被管理装置の識別情報を記憶する記憶手段を設け、上記第二の仲介装置の上記制御手段に、上記被管理装置から上記起動要求を受信した場合に、上記記憶手段の記憶内容に基づいて上記ポーリング実行手段が起動中か否かを判定する状態判定手段と、該状態判定手段による判定の結果、上記ポーリング実行手段が起動中でない場合には、上記ポーリング実行手段を起動させ、今回受信した上記起動要求の送信元の被管理装置の識別情報を上記記憶手段に記憶すると共に、該被管理装置に対するポーリングを上記ポーリング実行手段に行わせる手段と、上記状態判定手段による判定の結果、上記ポーリング実行手段が起動中の場合には、上記ポーリング実行手段の再起動を禁止し、今回受信した上記起動要求の送信元の被管理装置の識別情報を上記記憶手段に記憶すると共に、該被管理装置に対するポーリングを上記ポーリング実行手段に行わせる手段とを備えたものである。
請求項4の発明による遠隔管理システムは、請求項2の遠隔管理システムにおいて、上記第二の仲介装置に、上記起動要求の送信元の被管理装置の識別情報を記憶する記憶手段を設け、上記第二の仲介装置の上記制御手段に、上記被管理装置から上記起動要求を受信した場合に、上記記憶手段の記憶内容に基づいて上記ポーリング実行手段が起動中か否かを判定する状態判定手段と、該状態判定手段による判定の結果、上記ポーリング実行手段が起動中でない場合には、上記ポーリング実行手段を起動させ、今回受信した上記起動要求の送信元の被管理装置の識別情報を上記記憶手段に記憶すると共に、該被管理装置に対するポーリングを上記ポーリング実行手段に行わせる手段と、上記状態判定手段による判定の結果、上記ポーリング実行手段が起動中の場合には、上記ポーリング実行手段の再起動を禁止し、今回受信した上記起動要求の送信元の被管理装置の識別情報を上記記憶手段に記憶すると共に、該被管理装置に対するポーリングを上記ポーリング実行手段に行わせる手段と、上記被管理装置から上記停止要求を受信した場合に、上記記憶手段の記憶内容に基づいて上記ポーリング実行手段の停止が必要か否かを判定する停止要否判定手段と、該停止要否判定手段による判定の結果、上記ポーリング実行手段の停止が必要な場合にのみ、該ポーリング実行手段を停止させる手段と、上記被管理装置から上記停止要求を受信した場合に、該停止要求の送信元の被管理装置の識別情報を上記記憶手段から削除し、該被管理装置に対するポーリングの実行を停止させる手段とを備えたものである。
請求項5の発明による遠隔管理システムは、請求項4の遠隔管理システムにおいて、上記第二の仲介装置の上記制御手段に、上記停止要求の送信元の被管理装置の識別情報を上記記憶手段から削除した場合に、上記管理装置に対するポーリングを上記ポーリング実行手段に行わせ、該被管理装置の仲介装置が変更した旨を上記管理装置へ通知する手段を備え、上記管理装置に、上記第一の仲介装置および上記第二の仲介装置と上記被管理装置との対応関係を記憶する記憶手段と、該記憶手段の記憶内容に基づいて上記被管理装置を遠隔管理する管理手段と、上記第二の仲介装置からの上記通知に基づいて上記記憶手段の記憶内容を変更する記憶内容変更手段とを設けたものである。
請求項6の発明による管理情報取得制御方法は、被管理装置と、それぞれポーリング実行手段を有する第一の仲介装置および第二の仲介装置と、その各仲介装置のいずれかを介して上記被管理装置を遠隔管理する管理装置とを備え、通常は、上記第一の仲介装置の上記ポーリング実行手段が上記被管理装置に対してポーリングを行うことにより該被管理装置の管理情報を取得するようにした遠隔管理システムにおける管理情報取得制御方法であって、上記被管理装置が、上記第一の仲介装置によるポーリングが行われなくなったことを検出した場合に、上記第二の仲介装置に対して上記ポーリング実行手段を起動させるための起動要求を送信し、上記第二の仲介装置が、上記起動要求を受信した場合に、上記ポーリング実行手段を起動させるものである。
請求項7の発明による管理情報取得制御方法は、請求項6の管理情報取得制御方法において、上記被管理装置が、上記第一の仲介装置によるポーリングが行われるようになったことを検出した場合に、上記第二の仲介装置に対して上記ポーリング実行手段を停止させるための停止要求を送信し、上記第二の仲介装置が、上記停止要求を受信した場合に、上記ポーリング実行手段を停止させるものである。
請求項8の発明による管理情報取得制御方法は、請求項6の管理情報取得制御方法において、上記第二の仲介装置が、上記被管理装置から上記起動要求を受信した場合に、前記起動要求の送信元の被管理装置の識別情報を記憶する記憶手段の記憶内容に基づいて上記ポーリング実行手段が起動中か否かを判定し、該ポーリング実行手段が起動中でない場合には、該ポーリング実行手段を起動させ、今回受信した上記起動要求の送信元の被管理装置の識別情報を上記記憶手段に記憶すると共に、該被管理装置に対するポーリングを上記ポーリング実行手段に行わせ、上記ポーリング実行手段が起動中の場合には、該ポーリング実行手段の再起動を禁止し、今回受信した上記起動要求の送信元の被管理装置の識別情報を上記記憶手段に記憶すると共に、該被管理装置に対するポーリングを上記ポーリング実行手段に行わせるものである。
請求項9の発明による管理情報取得制御方法は、請求項7の管理情報取得制御方法において、上記第二の仲介装置が、上記被管理装置から上記起動要求を受信した場合に、上記起動要求の送信元の被管理装置の識別情報を記憶する記憶手段の記憶内容に基づいて上記ポーリング実行手段が起動中か否かを判定し、該ポーリング実行手段が起動中でない場合には、該ポーリング実行手段を起動させ、今回受信した上記起動要求の送信元の被管理装置の識別情報を上記記憶手段に記憶すると共に、該被管理装置に対するポーリングを上記ポーリング実行手段に行わせ、上記ポーリング実行手段が起動中の場合には、該ポーリング実行手段の再起動を禁止し、今回受信した上記起動要求の送信元の被管理装置の識別情報を上記記憶手段に記憶すると共に、該被管理装置に対するポーリングを上記ポーリング実行手段に行わせ、上記被管理装置から上記停止要求を受信した場合に、上記記憶手段の記憶内容に基づいて上記ポーリング実行手段の停止が必要か否かを判定し、上記ポーリング実行手段の停止が必要な場合にのみ、該ポーリング実行手段を停止させると共に、上記被管理装置から上記停止要求を受信した場合に、該停止要求の送信元の被管理装置の識別情報を上記記憶手段から削除し、該被管理装置に対するポーリングの実行を停止させるものである。
請求項10の発明による管理情報取得制御方法は、請求項9の管理情報取得制御方法において、上記第二の仲介装置が、上記停止要求の送信元の被管理装置の識別情報を上記記憶手段から削除した場合に、上記管理装置に対するポーリングを上記ポーリング実行手段に行わせ、該被管理装置の仲介装置が変更した旨を上記管理装置へ通知し、上記管理装置が、上記第一の仲介装置および上記第二の仲介装置と上記被管理装置との対応関係を記憶する記憶手段の記憶内容に基づいて上記被管理装置を遠隔管理すると共に、上記第二の仲介装置から上記通知を受けた場合に、該通知に基づいて上記記憶手段の記憶内容を変更するものである。
この発明によれば、被管理装置が、第一の仲介装置によるポーリングが行われなくなったことを検出した場合に、第二の仲介装置に対してポーリング実行手段を起動させるための起動要求を送信し、その第二の仲介装置が、上記起動要求を受信した場合に、ポーリング実行手段を起動させることにより、被管理装置に対してポーリングを行い、その被管理装置の管理情報を取得することができる。したがって、被管理装置の管理情報を取得できないケースを回避することができる。
以下、この発明を実施するための最良の形態を図面に基づいて具体的に説明する。なお、この実施形態では、遠隔管理システムとして、複数台のデジタル複合機(以下「MFP」という)を被管理装置とする画像形成装置管理システムを用いた例について説明する。
〔画像形成装置管理システムの構成例〕
まず、この発明の一実施形態である画像形成装置管理システムの構成について、図1を参照して説明する。
図1は、この発明の一実施形態である画像形成装置管理システムの構成例を示す概念図である。
この画像形成装置管理システムは、複数台のMFP100(100a,100b,100c)を被管理装置とする遠隔管理システムであり、各MFP100と接続される(被管理装置側から見た)外部装置として、各MFP100とLAN(ローカルエリアネットワーク)等のネットワーク1を介して通信可能に接続される第一の仲介装置200,第二の仲介装置250、および第一の仲介装置200,第二の仲介装置250と通信網300(公衆回線又はインタネット)との間に介挿されたファイアウォール500、更に第一の仲介装置200又は第二の仲介装置250とファイアウォール500および通信網300を介して通信可能に接続されるサーバ装置として機能する管理装置400を備え、その管理装置400が、通信網300,ファイアウォール500,および第一の仲介装置200又は第二の仲介装置250を介して各MFP100を遠隔管理するようにしている。
各MFP100,第一の仲介装置200,第二の仲介装置250,およびファイアウォール500は機器利用者(ユーザ)側のオフィス等に、管理装置400はサービスセンタ(管理センタ)にそれぞれ設置されている。第一の仲介装置200は、通常、使用する仲介装置である。第二の仲介装置250は、予備の仲介装置である。
なお、第一の仲介装置200および第二の仲介装置250の機能を併せ持つMFPを備え、それを第一の仲介装置200又は第二の仲介装置250を介さずにファイアウォール500および通信網300を介して管理装置400に通信可能に接続することもできる。また、MFP100の代わりに、あるいはそれに加えて、複写装置やプリンタ,ファクシミリ装置等の他の画像形成装置を用いることもできる。
このような画像形成装置管理システムにおいて、遠隔管理を実現するため、各装置にRPC(Remote Procedure Call)により、相互実装するアプリケーション(アプリケーションプログラム)のメソッドに対する処理の要求、応答を送受信できるようにしている。また、RPCを実現するために、SOAP(Simple Object Access Protocol)、HTTP(Hyper Text Transfer Protocol)、FTP(File Transfer Protocol)などのプロトコルを利用することができる。
また、上記の接続環境において、第一の仲介装置200又は第二の仲介装置250と通信網300との間にファイアウォール500があるため、管理装置400が直接に第一の仲介装置200又は第二の仲介装置250に対して要求を送信する際に、ファイアウォール500にはじかれるという問題点がある。このため、第一の仲介装置200又は第二の仲介装置250より定期的に管理装置400に対してポーリングを行い、ファイアウォール500のHTTPレスポンスが通過できる特性を利用し、HTTPレスポンスに要求を載せるという策を用いて解決する。以降の説明では、管理装置400から第一の仲介装置200又は第二の仲介装置250に要求を送信する場合は、全て、第一の仲介装置200又は第二の仲介装置250からの定期ポーリングを行った後、HTTPレスポンスに要求を載せて送信するものとする。
図2は、図1の管理装置400の構成例を示すブロック図である。
この管理装置400は、制御装置401,データベース402,通信端末406,モデム407,プロキシサーバ408,および操作者端末409を備え、モデム407以外の各部をLAN等のネットワーク405を介して接続する。
制御装置401は、図示しないCPU,ROM,RAM等から構成させるマイクロコンピュータを備え、CPUがROMやデータベース402内のプログラムを必要に応じて実行し、管理装置400を全体的に制御することにより、この発明に関わる機能である管理手段および記憶内容変更手段としての機能やカウンタ情報等の受信機能を含む各機能を実現することができる。
データベース402は、各MFP100の管理に用いる各種パラメタ(各仲介装置と各MFP(被管理装置)との対応関係を示す仲介装置−MFP対応表を含む),プログラム(管理プログラム等),操作者端末409から入力されるデータを記憶するパラメタ記憶エリア403と、各MFP100のカウンタ情報(課金カウンタ値など)を記憶するカウンタ記憶エリア404とによって構成される記憶手段である。
通信端末406は、モデム407の通信制御を行うものである。
モデム407は、通信網300中の公衆回線およびファイアウォール500を介して第一の仲介装置200又は第二の仲介装置250やMFP100と通信可能に接続するものである。
プロキシサーバ408は、通信網300中のインタネットおよびファイアウォール500を介して第一の仲介装置200又は第二の仲介装置250やMFP100と通信可能に接続すると共に、セキュリティ管理を行うものである。
操作者端末409は、オペレータによる各種データの入力インタフェースである。
図3は、図1の第一の仲介装置200,第二の仲介装置250の構成例を示すブロック図である。
第一の仲介装置200,第二の仲介装置250はそれぞれ、CPU201,RTC202,HDD203,SDRAM204,モデム205,PHY206,RS485・I/F207,およびROM208から構成される。
RTC202は、リアルタイムクロックの略で、内部時計である。
モデム205は、ファイアウォール500および通信網300中の公衆回線を介して管理装置400のモデム407と通信可能に接続する。
HDD203は、不揮発性記憶媒体であるハードディスク装置(記憶手段)であり、後述する管理情報取得機能を起動させるための起動要求(以下単に「起動要求」という)の送信元のMFP100の識別情報(例えば識別子)からなるMFP一覧表や、CPU201が使用するOS(オペレーティングシステム)イメージを含む各プログラムの他、MFP100の更新用ファームウェアを保持することができる。
PHY206は、LAN等のネットワーク1を介してMFP100と通信可能に接続したり、通信網300中のインタネットを介して管理装置400のプロキシサーバ408と通信可能に接続するインタフェースである。なお、図示しないCE(カスタマ・エンジニア)端末がPHY206を通じて当該仲介装置のWebUIを表示させることができる。
RS485・I/F207は、MFP100のPI・I/F118(図4)と通信可能に接続するインタフェースである。
第一の仲介装置200,第二の仲介装置250はそれぞれ、CPU201がROM208内のブートプログラムを起動させ、HDD203内のOSイメージを読み出し、SDRAM204にロードしてOSに展開し、その展開したOSを起動させる。その後、必要に応じてHDD203内の他のプログラムを読み出し、SDRAM204にロードして展開する。そして、その展開したプログラムを必要に応じて実行し、装置の制御を行うことにより、この発明に関わる機能であるポーリング実行手段および制御手段(状態判定手段,停止要否判定手段を含む)としての機能を含む各機能を実現することができる。
それによって、MFP100に対し、状態情報,カウンタ情報,ファームウェアバージョン情報等の管理情報の収集(取得)、電源ON/OFFの確認、IPアドレス不明や変更による接続不可状態下の検索、ファームウェア更新、コマンドの実行等の要求をメソッド単位で送信する処理や、MFP100からの上記メソッドに対する応答を受信し、管理装置400に通報する処理を行うことができる。また、MFP100から定期的,即時的,又は不定期的に、異常通報,サプライ通報,起動通報,カウンタ未収集通報等の情報を受信し、それを管理装置400に通報する処理を行うこともできる。更に、スケジューラ処理,ファイル送受信処理,および保持するファームウェアの取捨処理を行うこともできる。
そして、これらの機能を実現する際のパラメタを設定することができる。例えば、情報の収集タイミング,ファームウェア更新タイミング,コマンド実行タイミング,通報タイミングなどのパラメタを設定することができる。
さらにまた、仲介装置のWebUI画面表示処理を行え、CE端末と通信可能に接続することにより、WebUIから管理対象となる情報の収集,電源ON/OFFの確認、IPアドレス不明や変更による接続不可状態下の検索を行うことができる。
図4は、図1のMFP100(100a,100b,100c)のハードウェア構成例を示すブロック図である。
このMFP100は、複写機,プリンタ,FAX(ファックス)装置,スキャナ装置としての機能(サービス)、つまりコピー機能,プリンタ機能,FAX機能,スキャナ機能を含む各種機能を実現できる画像形成装置であり、図4に示すように、コントローラボード110,操作パネル120,FCU(ファックスコントロールユニット)121,USB(Universal Serial Bus)・I/F122,IEEE(Institute of Electrical and Electronic Engineers)1394・I/F123,プロッタ/スキャナエンジン124,および周辺機125から構成されている。これらの構成が、原稿の画像読み取り,印刷(画像形成),画像情報送信等の画像処理を行うためのハードウェア資源である。
コントローラボード110は、MFP100の各部を統括的に制御するものである。その制御により、各種機能を実現することができる。
操作パネル120は、MFP100に対して操作を行うオペレータのためのインタフェースであり、データ入力やジョブ実行指示を行うための各種の操作キー(操作スイッチ又は操作ボタンともいう)と、各種情報を表示するLCD又はCRTの文字表示器とを備えている。
FCU121は、外部機器、例えばFAX装置又はモデム機能(FAX通信機能)を有するデジタル複写機や他のMFP等の画像形成装置との通信を公衆回線経由で制御するものである。
USB・I/F122およびIEEE1394・I/F123はそれぞれ、外部機器と直接接続して通信を行うための、USB規格,IEEE1394規格のインタフェース(直接インタフェース)である。
プロッタ/スキャナエンジン124は、原稿の画像を読み取るスキャナ(画像読取手段)、およびスキャナによって読み取った画像情報あるいは外部機器から受信した印刷情報を可視画像として用紙(他の記録媒体でもよい)上に印刷するプロッタ(画像形成手段)に相当するものである。なお、図示しないPC(パーソナルコンピュータ)等の外部機器から受信した印刷情報が印刷用の画像情報でなく、文字コードや描画情報であれば、それらをコントローラボード110によって印刷用の画像情報に変換される。
周辺機125は、原稿をスキャナの画像読取位置へ自動給送する自動原稿給送装置(ADF)や、プロッタ/スキャナエンジン124によって印刷がなされた用紙に対してソート(仕分け),パンチ(穴開け),ステープル処理等の後処理を行う後処理装置などに相当するものである。
コントローラボード110は、CPU111,ASIC(Application Specific Integrated Circuit)112,SDRAM113,フラッシュメモリ114,HDD115,遠隔管理システム用メモリ116,NIC117,PI・I/F118,およびモデム119等によって構成されている。
CPU111は、ASIC112を介してデータ処理(各機能の制御)を行う演算処理手段である。このCPU111は、SDRAM113,フラッシュメモリ114内のプログラムを必要に応じて実行し、装置の制御を行うことにより、この発明に関わる機能であるポーリング不可検出手段,起動要求送信手段,ポーリング可検出手段,および停止要求送信手段としての機能を含む各機能を実現することができる。
ASIC112は、CPU111の制御対象となるデバイスの共有化を図り、アーキテクチャの面からアプリケーション等の開発の高効率化を支援するものである。
SDRAM113は、各種プログラムを記憶するプログラムメモリや、CPU111がデータ処理時に使用するワークメモリ等として使用するメモリである。
フラッシュメモリ114は、ブートプログラムやOSイメージの他に、各種不揮発性を求めるデータ(機種機番、IPアドレス等の管理情報)を記憶する不揮発性メモリ(NV−RAM)である。
HDD115は、不揮発性記憶媒体であり、更新用ファームウェアや実行用ファームウェア等のプログラムを記憶することができる。
遠隔管理システム用メモリ116は、遠隔管理システムにおける各機能を実現するための記憶メモリである。
NIC117は、LAN等のネットワーク1(図1)を介して第一の仲介装置200又は第二の仲介装置250と、あるいは更に通信網300中のインタネットを介して管理装置400のプロキシサーバ408と通信可能に接続するインタフェースである。
PI・I/F118は、第一の仲介装置200又は第二の仲介装置250のRS485・I/F207あるいは図示しないラインアダプタ,ファイアウォール500,および通信網300中の公衆回線を介して管理装置400のモデム407と通信可能に接続するインタフェースである。
モデム119は、ファイアウォール500および通信網300中の公衆回線を介して管理装置400のモデム407と通信可能に接続するものである。
図5は、図1のMFP100のソフトウェア構成の一例を示すブロック図である。
このMFP100のソフトウェア構成は、アプリケーションモジュール層,サービスモジュール層,汎用OS層からなる。これらのソフトウェアを構成するプログラムは、フラッシュメモリ114やHDD115に記憶されている。
CPU111は、ASIC112経由でフラッシュメモリ114内のブートプログラムを起動(実行)させてOSイメージを読み出し、SDRAM113にロードしてOSに展開し、その展開したOSを起動させる。その後、必要に応じてフラッシュメモリ114内の各アプリケーションやサービスなどのプログラムを読み出し、SDRAM113にロードして展開し、起動させ、装置の制御を行うことにより、各種機能を実現することができる。
アプリケーションモジュール層のソフトウェアは、コントローラボード110上のCPU(コントローラCPU)111を、ハードウェア資源を動作させて所定の機能を実現させる複数のアプリケーション制御手段として機能させるためのプログラムによって構成され、サービスモジュール層のソフトウェアは、CPU111を、ハードウェア資源と各アプリケーション制御手段との間に介在し、複数のアプリケーション制御手段からのハードウェア資源に対する動作要求の受付,その動作要求の調停,およびその動作要求に基づく動作の実行制御を行うサービス制御手段として機能させるためのプログラムによって構成される。
アプリケーションモジュール層には、NRSアプリ(以下単に「NRS」という)151、CSSアプリ(以下単に「CSS」という)152、コピーアプリ153,ファックスアプリ154,プリンタアプリ155,スキャナアプリ156,ネットファイルアプリ157,ウェブアプリ158を実装している。また、サービスモジュール層には、オペレーションコントロールサービス(OCS)160,エンジンコントロールサービス(ECS)161,メモリコントロールサービス(MCS)162,ネットワークコントロールサービス(NCS)163,ファクスコントロールサービス(FCS)164,システムコントロールサービス(SCS)165,システムリソースマネージャ(SRM)170,イメージメモリハンドラ(IMH)171,デリバリーコントロールサービス(DCS)166,ユーザコントロールサービス(UCS)167を実装している。更に、汎用OS層には、汎用OS172を実装している。
これらを更に詳述する。
NRS151は、ネットワークを介してデータを送受信する際のデータの変換を行うなど、ネットワークを介した遠隔管理に関する機能およびスケジューラ機能を実現するアプリケーションである。
CSS152は、公衆回線を介した遠隔管理に関する機能を実現するアプリケーションである。
コピーアプリ153,ファックスアプリ154,プリンタアプリ155,スキャナアプリ156,ネットファイルアプリ157,ウェブアプリ158は、それぞれ名前の通りのサービスを実現するためのアプリケーションである。
OCS160は、操作パネル120を制御するモジュールである。
ECS161は、プロッタ/スキャナエンジン124を制御するモジュールである。
MCS162は、メモリ制御をするモジュールである。
NCS163は、ネットワークとアプリケーションモジュール層の各アプリケーションとの仲介処理を行わせるモジュールである。
FCS164は、ファクシミリ機能を実現するモジュールである。
SCS165は、コマンドの内容に応じたアプリケーションモジュール層の各アプリケーションの起動管理および終了管理を行うモジュールである。
SRM170は、システムの制御およびリソースの管理を行うモジュールである。
IMH171は、一時的に画像データを入れておくメモリを管理するモジュールである。
DCS166は、HDD115やコントローラボード110上のメモリに記憶している(する)画像ファイル等をSMTP(Simple Mail Transfer Protocol)やFTP(File Transfer Protocol)を用いて送受信するモジュールである。
UCS167は、機器利用者(ユーザ)が登録した宛先情報や宛先情報等のユーザ情報を管理するモジュールである。
汎用OS172は、UNIX(登録商標),LINUX(登録商標),Windows(登録商標)などのオペレーティングシステムを使用することができる。オペレーティングシステムは、サービスモジュール層やアプリケーションモジュール層のプログラムなどを実行させる処理を司る。ここで、UNIXやLINUXを用いれば、オープンソースゆえの安全性が担保され、ソースコード入手の容易性などの利点がある。
以下、このように構成された画像形成装置管理システムにおけるこの発明に関わる制御の各実施例について、図6〜図10も参照して具体的に説明する。なお、各実施例に第一の仲介装置200および第二の仲介装置250を外付けの仲介装置として記述しているが、MFP100に第一の仲介装置200又は第二の仲介装置250の機能を併せ持たせた仲介装置付きMFPの場合も同等である。
〔第1実施例〕
まず、第1実施例について、図6も参照して説明する。
この第1実施例における事前条件を以下の(a)(b)に示す通りとする。
(a)第一の仲介装置200,第二の仲介装置250を用意し、それぞれアクティブ,スタンバイにする。
(b)第一の仲介装置200又は第二の仲介装置250がMFP100(例えばMFP100a)に対してポーリング(送信要求があるかどうかの問い合わせ)を行って管理情報を取得する。
図6は、この画像形成装置管理システム内で行われるデータ送受信の際の通信シーケンスの第1例を示す図である。なお、以下に示すSCS165,NRS151等のプログラムによる処理は、実際にはMFP100のCPU111がそれらのプログラムに従って動作することによって実行するが、説明の都合上、それらのプログラムが処理を実行するものとする。以後も、プログラムが何らかの処理を行うものとして説明を行う場合には、同様とする。
第一の仲介装置200がMFP100に対してポーリングを行える場合、以下の(A1)〜(A4)の制御が行われる。
(A1)第一の仲介装置200は、MFP100の管理情報を取得するため、そのMFP100に対してポーリングを行う。
(A2)MFP100のNRS151は、そのポーリングを受信した場合に、SCS165に対して管理情報を要求する。
(A3)SCS165は、その要求により、フラッシュメモリ114から管理情報を入手し(読み出し)、それをNRS151へ返信する。
(A4)NRS151は、上記ポーリングのレスポンスとして、受け取った管理情報を第一の仲介装置200へ返信する。
第一の仲介装置200がMFP100に対してポーリングを行えない場合、以下の(B1)〜(B5)の制御が行われる。
(B1)MFP100のNRS151は、所定期間中に第一の仲介装置200からのポーリングがないと判定した場合(第一の仲介装置200によるポーリングが行われなくなったことを検出した場合)に、第二の仲介装置250へ起動要求を送信する。
(B2)第二の仲介装置250は、その起動要求を受信した場合に、MFP100の管理情報を取得する管理情報取得機能(ポーリング実行手段の機能を含む)を起動させ、MFP100の管理情報を取得するため、MFP100に対してポーリングを行う。
(B3)MFP100のNRS151は、そのポーリングを受信した場合に、SCS165に対して管理情報を要求する。
(B4)SCS165は、その要求により、フラッシュメモリ114から管理情報を入手し、それをNRS151へ返信する。
(B5)NRS151は、上記ポーリングのレスポンスとして、受け取った管理情報を第二の仲介装置250へ返信する。
このように、MFP100が、アクティブな第一の仲介装置200によるポーリングが行われなくなったことを検出した場合に、スタンバイしている第二の仲介装置250(予備用の仲介装置)に対して管理情報取得機能(ポーリング実行手段の機能を含む)を起動させるための起動要求を送信し、その第二の仲介装置250が、起動要求を受信した場合に、管理情報取得機能を起動させることにより、MFP100に対してポーリングを行い、そのMFP100の管理情報を取得することができる。したがって、MFP100の管理情報を取得できない状況を回避することができる。つまり、MFP100の課金カウンタ値等の管理情報の未取得率を削減できることによるコスト効果を期待できる。
〔第2実施例〕
次に、第2実施例について、図7も参照して説明する。
この第2実施例は、上述した第1実施例の制御に、図7によって説明する制御を加えたものである。
この第2実施例における事前条件を以下の(a)(b)に示す通りとする。
(a)第一の仲介装置200,第二の仲介装置250を用意し、それぞれアクティブ,スタンバイにする。
(b)第一の仲介装置200又は第二の仲介装置250がMFP100(例えばMFP100a)に対してポーリングを行って管理情報を取得する。
図7は、この画像形成装置管理システム内で行われるデータ送受信の際の通信シーケンスの第2例を示す図である。
(1)MFP100のNRS151は、所定期間中に第一の仲介装置200からのポーリングがないと判定した場合に、第二の仲介装置250へ起動要求を送信する。
(2)第二の仲介装置250は、その起動要求を受信した後、管理情報取得機能を起動させ、MFP100の管理情報を取得するため、MFP100に対してポーリングを行う。
(3)MFP100のNRS151は、そのポーリングを受信した場合に、SCS165に対して管理情報を要求する。
(4)SCS165は、その要求により、フラッシュメモリ114から管理情報を入手し、それをNRS151へ返信する。
(5)NRS151は、上記ポーリングのレスポンスとして、受け取った管理情報を第二の仲介装置250へ返信する。
(6)MFP100のNRS151は、第一の仲介装置200からのポーリングがあると判定した場合(第一の仲介装置200によるポーリングが行われるようになったことを検出した場合)に、第二の仲介装置250に対して管理情報取得機能をシャットダウン(停止)させるためのシャットダウン要求(以下単に「シャットダウン要求」という)を送信する。
(7)第二の仲介装置250は、そのシャットダウン要求を受信した場合に、管理情報取得機能をシャットダウンさせる。
(8)MFP100のNRS151は、SCS165に対して管理情報を要求する。
(9)SCS165は、その要求により、フラッシュメモリ114から管理情報を入手し、それをNRS151へ返信する。
(10)NRS151は、第一の仲介装置200からのポーリングのレスポンスとして、受け取った管理情報を第一の仲介装置200へ返信する。
このように、MFP100が、第一の仲介装置200によるポーリングが行われるようになったことを検出した場合に、第二の仲介装置250に対して管理情報取得機能をシャットダウンさせるためのシャットダウン要求を送信し、その第二の仲介装置が、シャットダウン要求を受信した場合に、管理情報取得機能をシャットダウンさせることにより、元の状態に戻すことができる。
〔第3実施例〕
次に、第3実施例について、図8も参照して説明する。
この第3実施例は、上述した第1実施例の制御に、図8によって説明する制御を加えたものである。
この第3実施例における事前条件を以下の(a)〜(d)に示す通りとする。
(a)第一の仲介装置200,第二の仲介装置250を用意し、それぞれアクティブ,スタンバイにする。
(b)第一の仲介装置200又は第二の仲介装置250がMFP100に対してポーリングを行って管理情報を取得する。
(c)第二の仲介装置250は、MFP一覧表の内容に基づいてMFP100に対してポーリングを行う。
(d)複数台のMFP100(ここではMFP100a,100b)を使用するものとする
図8は、この画像形成装置管理システム内で行われるデータ送受信の際の通信シーケンスの第3例を示す図である。
(1)MFP100aのNRS151は、所定期間中に第一の仲介装置200からのポーリングがないと判定した場合に、第二の仲介装置250に対して起動要求を送信する。
(2)第二の仲介装置250は、その起動要求を受信した場合に、MFP一覧表を参照して管理情報取得機能が起動中か否かを判定し、他にポーリングを行うMFPがない場合には管理情報取得機能が起動中でないと判定して管理情報取得機能を起動させ、今回受信した起動要求の送信元のMFP100aの識別子をMFP一覧表に追加し、その識別子追加後のMFP一覧表の内容に基づいて、MFP100aの管理情報を取得するため、MFP100aに対してポーリングを行う。
(3)MFP100aのNRS151は、そのポーリングを受信した場合に、SCS165に対して管理情報を要求する。
(4)SCS165は、その要求により、フラッシュメモリ114から管理情報を入手し、それをNRS151へ返信する。
(5)NRS151は、上記ポーリングのレスポンスとして、受け取った管理情報を第二の仲介装置250へ返信する。
(6)MFP100bのNRS151は、所定期間中に第一の仲介装置200からのポーリングがないと判定した場合に、第二の仲介装置250に対して起動要求を送信する。
(7)第二の仲介装置250は、その起動要求を受信した場合に、MFP一覧表を参照して管理情報取得機能が起動中か否かを判定するが、MFP100bの識別子とは別にMFP100aの識別子が存在するため、管理情報取得機能が既に起動されていると判定する。
(8)第二の仲介装置250は、その判定結果に基づき、管理情報取得機能を起動させない(管理情報取得機能の再起動を禁止する)。
(9)第二の仲介装置250は、MFP100bの識別子をMFP一覧表に追加する。
(10)第二の仲介装置250は、その識別子追加後のMFP一覧表の内容に基づいて、MFP100bの管理情報を取得するため、MFP100bに対してポーリングを行う。
(11)MFP100bのNRS151は、そのポーリングを受信した場合に、SCS165に対して管理情報を要求する。
(12)SCS165は、その要求により、フラッシュメモリ114から管理情報を入手し、それをNRS151へ返信する。
(13)NRS151は、上記ポーリングのレスポンスとして、受け取った管理情報を第二の仲介装置250へ返信する。
このように、第二の仲介装置250が、MFP100から起動要求を受信した場合に、MFP一覧表(起動要求の送信元のMFP100の識別子を記憶するメモリの記憶内容)に基づいて管理情報取得機能が起動中か否かを判定し、起動中でなければ管理情報取得機能を起動させ、今回受信した起動要求の送信元のMFP100(例えばMFP100a)の識別子をMFP一覧表に追加(記憶)すると共に、そのMFP100に対するポーリングを管理情報取得機能に行わせ、管理情報取得機能が起動中の場合には、管理情報取得機能の再起動を禁止し、今回受信した起動要求の送信元のMFP100(例えばMFP100b)の識別子をMFP一覧表に追加すると共に、そのMFP100に対するポーリングを管理情報取得機能に行わせることにより、MFP100が複数台設置されている場合に、第二の仲介装置250の管理情報取得機能の不必要な再起動を防ぐことができる。
〔第4実施例〕
次に、第4実施例について、図9も参照して説明する。
この第4実施例は、上述した第2実施例の制御に、図9によって説明する制御を加えたものである。
この第4実施例における事前条件を以下の(a)〜(d)に示す通りとする。
(a)第一の仲介装置200,第二の仲介装置250を用意し、それぞれアクティブ,スタンバイにする。
(b)第一の仲介装置200又は第二の仲介装置250がMFP100に対してポーリングを行って管理情報を取得する。
(c)第二の仲介装置250は、MFP一覧表の内容に基づいてMFP100に対してポーリングを行う。
(d)複数台のMFP100(ここではMFP100a,100b)を使用するものとする
図9は、この画像形成装置管理システム内で行われるデータ送受信の際の通信シーケンスの第4例を示す図である。
(1)MFP100aのNRS151は、所定期間中に第一の仲介装置200からのポーリングがないと判定した場合に、第二の仲介装置250に対して起動要求を送信する。
(2)第二の仲介装置250は、その起動要求を受信した場合に、MFP一覧表を参照して管理情報取得機能が起動中か否かを判定し、他にポーリングを行うMFPがない場合には管理情報取得機能が起動中でないと判定して管理情報取得機能を起動させ、今回受信した起動要求の送信元のMFP100aの識別子をMFP一覧表に追加し、その識別子追加後のMFP一覧表の内容に基づいて、MFP100aの管理情報を取得するため、MFP100aに対してポーリングを行う。
(3)MFP100aのNRS151は、そのポーリングを受信した場合に、SCS165に対して管理情報を要求する。
(4)SCS165は、その要求により、フラッシュメモリ114から管理情報を入手し、それをNRS151へ返信する。
(5)NRS151は、上記ポーリングのレスポンスとして、受け取った管理情報を第二の仲介装置250へ返信する。
(6)MFP100bのNRS151は、所定期間中に第一の仲介装置200からのポーリングがないと判定した場合に、第二の仲介装置250に対して起動要求を送信する。
(7)第二の仲介装置250は、その起動要求を受信した場合に、MFP一覧表を参照して管理情報取得機能が起動中か否かを判定するが、MFP100bの識別子とは別にMFP100aの識別子が存在するため、管理情報取得機能が既に起動されていると判定する。
(8)第二の仲介装置250は、その判定結果に基づき、管理情報取得機能を起動させない(管理情報取得機能の再起動を禁止する)。
(9)第二の仲介装置250は、MFP100bの識別子をMFP一覧表に追加する。
(10)第二の仲介装置250は、その識別子追加後のMFP一覧表の内容に基づいて、MFP100bの管理情報を取得するため、MFP100bに対してポーリングを行う。
(11)MFP100bのNRS151は、そのポーリングを受信した場合に、SCS165に対して管理情報を要求する。
(12)SCS165は、その要求により、フラッシュメモリ114から管理情報を入手し、それをNRS151へ返信する。
(13)NRS151は、上記ポーリングのレスポンスとして、受け取った管理情報を第二の仲介装置250へ返信する。
(14)MFP100bのNRS151は、第一の仲介装置200からのポーリングがあると判定した場合に、第二の仲介装置250に対してシャットダウン要求を送信する。
(15)第二の仲介装置250は、そのシャットダウン要求を受信した場合に、MFP一覧表を参照して管理情報取得機能をシャットダウンが必要か否かを判定し、他にポーリングを行うMFPがない場合には、シャットダウンの必要ありと判定して管理情報取得機能をシャットダウンさせるが、他にポーリングを行うMFPがある場合には、シャットダウンの必要なしと判定して管理情報取得機能のシャットダウンを禁止する。また、MFP100bの識別子をMFP一覧表から削除し、MFP100bへのポーリングを中止させる。
(16)MFP100bのNRS151は、SCS165に対して管理情報を要求する。
(17)SCS165は、その要求により、フラッシュメモリ114から管理情報を入手し、それをNRS151へ返信する。
(18)NRS151は、第一の仲介装置200からのポーリングのレスポンスとして、受け取った管理情報を第一の仲介装置200へ返信する。
このように、第二の仲介装置250が、MFP100から起動要求を受信した場合に、MFP一覧表の内容に基づいて管理情報取得機能が起動中か否かを判定し、起動中でなければ管理情報取得機能を起動させ、今回受信した起動要求の送信元のMFP100(例えばMFP100a)の識別子をMFP一覧表に追加すると共に、そのMFP100に対するポーリングを管理情報取得機能に行わせ、管理情報取得機能が起動中の場合には、管理情報取得機能の再起動を禁止し、今回受信した起動要求の送信元のMFP100(例えばMFP100b)の識別子をMFP一覧表に追加すると共に、そのMFP100に対するポーリングを管理情報取得機能に行わせ、MFP100からシャットダウン要求を受信した場合に、MFP一覧表の内容に基づいて管理情報取得機能のシャットダウンが必要か否かを判定し、シャットダウンが必要な場合にのみ管理情報取得機能をシャットダウンさせると共に、
MFP100からシャットダウン要求を受信した場合に、そのシャットダウン要求の送信元のMFP100の識別子をMFP一覧表から削除し、そのMFP100に対するポーリングの実行をシャットダウンさせることにより、第2,3実施例と同様の効果に加え、次の効果も得られる。つまり、第二の仲介装置250の管理情報取得機能の誤ったシャットダウンを防ぐこともできる。
〔第5実施例〕
次に、第5実施例について、図10も参照して説明する。
この第5実施例は、上述した第4実施例の制御に、図10によって説明する制御を加えたものである。
この第5実施例における事前条件を以下の(a)〜(f)に示す通りとする。
(a)第一の仲介装置200,第二の仲介装置250を用意し、それぞれアクティブ,スタンバイにする。
(b)第一の仲介装置200又は第二の仲介装置250がMFP100に対してポーリングを行って管理情報を取得する。
(c)第二の仲介装置250は、MFP一覧表の内容に基づいてMFP100に対してポーリングを行う。
(d)複数台のMFP100(ここではMFP100a,100b)を使用するものとする
(e)第一の仲介装置200又は第二の仲介装置250が取得した管理情報を管理装置400へ送信する
(f)管理装置400が仲介装置−MFP対応表の内容に基づいてMFP100を管理する。
図10は、この画像形成装置管理システム内で行われるデータ送受信の際の通信シーケンスの第5例を示す図である。
(1)MFP100aのNRS151は、所定期間中に第一の仲介装置200からのポーリングがないと判定した場合に、第二の仲介装置250に対して起動要求を送信する。
(2)第二の仲介装置250は、その起動要求を受信した場合に、MFP一覧表を参照して管理情報取得機能が起動中か否かを判定し、他にポーリングを行うMFPがない場合には管理情報取得機能が起動中でないと判定して管理情報取得機能を起動させ、今回受信した起動要求の送信元のMFP100aの識別子をMFP一覧表に追加する。
(3)第二の仲介装置250は、MFP100aの仲介装置が変更した旨の通知(MFP一覧表の内容を含む)を管理装置400へ送信する。
(4)管理装置400は、その通知に基づいて仲介装置−MFP対応表の内容を変更する。
(5)第二の仲介装置250は、MFP一覧表の内容に基づいて、MFP100aの管理情報を取得するため、MFP100aに対してポーリングを行う。
(6)MFP100aのNRS151は、そのポーリングを受信した場合に、SCS165に対して管理情報を要求する。
(7)SCS165は、その要求により、フラッシュメモリ114から管理情報を入手し、それをNRS151へ返信する。
(8)NRS151は、上記ポーリングのレスポンスとして、受け取った管理情報を第二の仲介装置250へ返信する。
(9)MFP100bのNRS151は、所定期間中に第一の仲介装置200からのポーリングがないと判定した場合に、第二の仲介装置250に対して起動要求を送信する。
(10)第二の仲介装置250は、その起動要求を受信した場合に、MFP一覧表を参照して管理情報取得機能が起動中か否かを判定するが、MFP100bの識別子とは別にMFP100aの識別子が存在するため、管理情報取得機能が既に起動されていると判定する。
(11)第二の仲介装置250は、その判定結果に基づき、管理情報取得機能を起動させない(管理情報取得機能の再起動を禁止する)。
(12)第二の仲介装置250は、MFP100bの識別子をMFP一覧表に追加する。
(13)第二の仲介装置250は、その識別子追加後のMFP一覧表の内容に基づいて、MFP100bの管理情報を取得するため、MFP100bに対してポーリングを行う。
(14)MFP100bのNRS151は、そのポーリングを受信した場合に、SCS165に対して管理情報を要求する。
(15)SCS165は、その要求により、フラッシュメモリ114から管理情報を入手し、それをNRS151へ返信する。
(16)NRS151は、上記ポーリングのレスポンスとして、受け取った管理情報を第二の仲介装置250へ返信する。
(17)MFP100bのNRS151は、第一の仲介装置200からのポーリングがあると判定した場合に、第二の仲介装置250に対してシャットダウン要求を送信する。
(18)第二の仲介装置250は、そのシャットダウン要求を受信した場合に、MFP一覧表を参照して管理情報取得機能をシャットダウンが必要か否かを判定し、他にポーリングを行うMFPがない場合には、シャットダウンの必要ありと判定して管理情報取得機能をシャットダウンさせるが、他にポーリングを行うMFPがある場合には、シャットダウンの必要なしと判定して管理情報取得機能のシャットダウンを禁止する。また、MFP100bの識別子をMFP一覧表から削除し、MFP100bへのポーリングを中止させる。
(19)第二の仲介装置250は、MFP100bの仲介装置が変更した旨の通知(MFP一覧表の内容を含む)を管理装置400へ送信する。
(20)管理装置400は、その通知に基づいて仲介装置−MFP対応表の内容を変更する。
(21)MFP100bのNRS151は、SCS165に対して管理情報を要求する。
(22)SCS165は、その要求により、フラッシュメモリ114から管理情報を入手し、それをNRS151へ返信する。
(23)NRS151は、第一の仲介装置200からのポーリングのレスポンスとして、受け取った管理情報を第一の仲介装置200へ返信する。
このように、第二の仲介装置250が、シャットダウン要求の送信元のMFP100の識別子をMFP一覧表から削除した場合に、管理装置400に対するポーリングを管理情報取得機能に行わせ、MFP100の仲介装置が変更した旨を管理装置400へ通知し、管理装置400が、仲介装置−MFP対応表の内容(各仲介装置とMFP100との対応関係を記憶するメモリの記憶内容)に基づいてMFP100を遠隔管理すると共に、第二の仲介装置250から上記通知を受けた場合に、その通知に基づいて仲介装置−MFP対応表の内容を変更することにより、管理装置400がMFP100に対してポーリングを行える仲介装置を経由して、MFP100の管理(MFP100へのコマンド送信等)を行うことができる。
以上、遠隔管理システムの例として、管理装置により第一の仲介装置又は第二の仲介装置を介してMFPを遠隔管理する画像形成装置管理装置システムについて説明したが、この発明はこれに限られるものではなく、MFP以外の画像形成装置を遠隔管理する画像形成装置管理装置システムには勿論、ネットワーク家電,自動販売機,医療機器,電源装置,空調システム,ガス・水道・電気等の計量システム,AV機器,遊戯機器などや、ネットワークに接続可能なコンピュータ等も含め、各種電子装置を被管理装置とし、それらの被管理装置を第一の仲介装置又は第二の仲介装置を介して遠隔管理する遠隔管理システムにも適用可能である。また、第一の仲介装置と第二の仲介装置の機能を有する被管理装置を管理装置により遠隔管理する遠隔管理システムにも、この発明を適用可能である。
以上の説明から明らかなように、この発明によれば、被管理装置の管理情報を取得できないケースを回避することができる。したがって、被管理装置の管理情報の未取得率を削減できる遠隔管理システムを提供できる。
この発明の一実施形態である画像形成装置管理システムの構成例を示す概念図である。 図1の管理装置400の構成例を示すブロック図である。 図1の第一の仲介装置200,第二の仲介装置250の構成例を示すブロック図である。 図1のMFP100のハードウェア構成例を示すブロック図である。 同じくソフトウェア構成の一例を示すブロック図である。
図1に示した画像形成装置管理システム内で行われるデータ送受信の際の通信シーケンスの第1例を示す図である。 同じくデータ送受信の際の通信シーケンスの第2例を示す図である。 同じくデータ送受信の際の通信シーケンスの第3例を示す図である。 同じくデータ送受信の際の通信シーケンスの第4例を示す図である。 同じくデータ送受信の際の通信シーケンスの第5例を示す図である。
符号の説明
1,405:ネットワーク 100a,100b,100c:MFP
110:コントローラボード 111,201:CPU 112:ASIC
113,204:SDRAM 114:フラッシュメモリ 115,203:HDD
116:遠隔管理システム用メモリ 117:NIC 118:PI・I/F
119,205,407:モデム 120:操作パネル 121:FCU
122:USB・I/F 123:IEEE1394・I/F
124:プロッタ/スキャナエンジン 125:周辺機 151:NRSアプリ
152:CSSアプリ 153:コピーアプリ 154:ファックスアプリ
155:プリンタアプリ 156:スキャナアプリ 157:ネットファイルアプリ
158:ウェブアプリ 160:オペレーションコントロールサービス
161:エンジンコントロールサービス 162:メモリコントロールサービス
163:ネットワークコントロールサービス 164:ファクスコントロールサービス
165:システムコントロールサービス 166:デリバリーコントロールサービス
167:ユーザコントロールサービス 170:システムリソースマネージャ
171:イメージメモリハンドラ 172:汎用OS 200:第一の仲介装置
202:RTC 206:PHY 207:RS485・I/F 208:ROM
250:第二の仲介装置 300:通信網 400:管理装置 401:制御装置
402:データベース 403:パラメタ記憶エリア 404:カウンタ記憶エリア
406,通信端末 408:プロキシサーバ 409:操作者端末
500:ファイアウォール

Claims (10)

  1. 被管理装置と、それぞれポーリング実行手段を有する第一の仲介装置および第二の仲介装置と、その各仲介装置のいずれかを介して前記被管理装置を遠隔管理する管理装置とを備え、通常は、前記第一の仲介装置の前記ポーリング実行手段が前記被管理装置に対してポーリングを行うことにより該被管理装置の管理情報を取得するようにした遠隔管理システムであって、
    前記被管理装置に、
    前記第一の仲介装置によるポーリングが行われなくなったことを検出するポーリング不可検出手段と、
    該ポーリング不可検出手段によって前記ポーリングが行われなくなったことが検出された場合に、前記第二の仲介装置に対して前記ポーリング実行手段を起動させるための起動要求を送信する起動要求送信手段とを設け、
    前記第二の仲介装置に、
    前記起動要求を受信した場合に、前記ポーリング実行手段を起動させる制御手段を設けたことを特徴とする遠隔管理システム。
  2. 請求項1記載の遠隔管理システムにおいて、
    前記被管理装置に、
    前記第一の仲介装置によるポーリングが行われるようになったことを検出するポーリング可検出手段と、
    該ポーリング可検出手段によって前記ポーリングが行われるようになったことが検出された場合に、前記第二の仲介装置に対して前記ポーリング実行手段を停止させるための停止要求を送信する停止要求送信手段とを設け、
    前記第二の仲介装置の前記制御手段は、
    前記停止要求を受信した場合に、前記ポーリング実行手段を停止させることを特徴とする遠隔管理システム。
  3. 請求項1記載の遠隔管理システムにおいて、
    前記第二の仲介装置に、
    前記起動要求の送信元の被管理装置の識別情報を記憶する記憶手段を設け、
    前記第二の仲介装置の前記制御手段は、
    前記被管理装置から前記起動要求を受信した場合に、前記記憶手段の記憶内容に基づいて前記ポーリング実行手段が起動中か否かを判定する状態判定手段と、
    該状態判定手段による判定の結果、前記ポーリング実行手段が起動中でない場合には、前記ポーリング実行手段を起動させ、今回受信した前記起動要求の送信元の被管理装置の識別情報を前記記憶手段に記憶すると共に、該被管理装置に対するポーリングを前記ポーリング実行手段に行わせる手段と、
    前記状態判定手段による判定の結果、前記ポーリング実行手段が起動中の場合には、前記ポーリング実行手段の再起動を禁止し、今回受信した前記起動要求の送信元の被管理装置の識別情報を前記記憶手段に記憶すると共に、該被管理装置に対するポーリングを前記ポーリング実行手段に行わせる手段とを有することを特徴とする遠隔管理システム。
  4. 請求項2記載の遠隔管理システムにおいて、
    前記第二の仲介装置に、
    前記起動要求の送信元の被管理装置の識別情報を記憶する記憶手段を設け、
    前記第二の仲介装置の前記制御手段は、
    前記被管理装置から前記起動要求を受信した場合に、前記記憶手段の記憶内容に基づいて前記ポーリング実行手段が起動中か否かを判定する状態判定手段と、
    該状態判定手段による判定の結果、前記ポーリング実行手段が起動中でない場合には、前記ポーリング実行手段を起動させ、今回受信した前記起動要求の送信元の被管理装置の識別情報を前記記憶手段に記憶すると共に、該被管理装置に対するポーリングを前記ポーリング実行手段に行わせる手段と、
    前記状態判定手段による判定の結果、前記ポーリング実行手段が起動中の場合には、前記ポーリング実行手段の再起動を禁止し、今回受信した前記起動要求の送信元の被管理装置の識別情報を前記記憶手段に記憶すると共に、該被管理装置に対するポーリングを前記ポーリング実行手段に行わせる手段と、
    前記被管理装置から前記停止要求を受信した場合に、前記記憶手段の記憶内容に基づいて前記ポーリング実行手段の停止が必要か否かを判定する停止要否判定手段と、
    該停止要否判定手段による判定の結果、前記ポーリング実行手段の停止が必要な場合にのみ、該ポーリング実行手段を停止させる手段と、
    前記被管理装置から前記停止要求を受信した場合に、該停止要求の送信元の被管理装置の識別情報を前記記憶手段から削除し、該被管理装置に対するポーリングの実行を停止させる手段とを有することを特徴とする遠隔管理システム。
  5. 請求項4記載の遠隔管理システムにおいて、
    前記第二の仲介装置の前記制御手段は、
    前記停止要求の送信元の被管理装置の識別情報を前記記憶手段から削除した場合に、前記管理装置に対するポーリングを前記ポーリング実行手段に行わせ、該被管理装置の仲介装置が変更した旨を前記管理装置へ通知する手段を有し、
    前記管理装置に、
    前記第一の仲介装置および前記第二の仲介装置と前記被管理装置との対応関係を記憶する記憶手段と、
    該記憶手段の記憶内容に基づいて前記被管理装置を遠隔管理する管理手段と、前記第二の仲介装置からの前記通知に基づいて前記記憶手段の記憶内容を変更する記憶内容変更手段とを設けたことを特徴とする遠隔管理システム。
  6. 被管理装置と、それぞれポーリング実行手段を有する第一の仲介装置および第二の仲介装置と、その各仲介装置のいずれかを介して前記被管理装置を遠隔管理する管理装置とを備え、通常は、前記第一の仲介装置の前記ポーリング実行手段が前記被管理装置に対してポーリングを行うことにより該被管理装置の管理情報を取得するようにした遠隔管理システムにおける管理情報取得制御方法であって、
    前記被管理装置が、
    前記第一の仲介装置によるポーリングが行われなくなったことを検出した場合に、前記第二の仲介装置に対して前記ポーリング実行手段を起動させるための起動要求を送信し、
    前記第二の仲介装置が、
    前記起動要求を受信した場合に、前記ポーリング実行手段を起動させることを特徴とする管理情報取得制御方法。
  7. 請求項6記載の管理情報取得制御方法において、
    前記被管理装置が、
    前記第一の仲介装置によるポーリングが行われるようになったことを検出した場合に、前記第二の仲介装置に対して前記ポーリング実行手段を停止させるための停止要求を送信し、
    前記第二の仲介装置が、
    前記停止要求を受信した場合に、前記ポーリング実行手段を停止させることを特徴とする管理情報取得制御方法。
  8. 請求項6記載の管理情報取得制御方法において、
    前記第二の仲介装置が、
    前記被管理装置から前記起動要求を受信した場合に、前記起動要求の送信元の被管理装置の識別情報を記憶する記憶手段の記憶内容に基づいて前記ポーリング実行手段が起動中か否かを判定し、
    該ポーリング実行手段が起動中でない場合には、該ポーリング実行手段を起動させ、今回受信した前記起動要求の送信元の被管理装置の識別情報を前記記憶手段に記憶すると共に、該被管理装置に対するポーリングを前記ポーリング実行手段に行わせ、
    前記ポーリング実行手段が起動中の場合には、前記ポーリング実行手段の再起動を禁止し、今回受信した前記起動要求の送信元の被管理装置の識別情報を前記記憶手段に記憶すると共に、該被管理装置に対するポーリングを前記ポーリング実行手段に行わせることを特徴とする管理情報取得制御方法。
  9. 請求項7記載の管理情報取得制御方法において、
    前記第二の仲介装置が、
    前記被管理装置から前記起動要求を受信した場合に、前記起動要求の送信元の被管理装置の識別情報を記憶する記憶手段の記憶内容に基づいて前記ポーリング実行手段が起動中か否かを判定し、
    該ポーリング実行手段が起動中でない場合には、該ポーリング実行手段を起動させ、今回受信した前記起動要求の送信元の被管理装置の識別情報を前記記憶手段に記憶すると共に、該被管理装置に対するポーリングを前記ポーリング実行手段に行わせ、
    前記ポーリング実行手段が起動中の場合には、該ポーリング実行手段の再起動を禁止し、今回受信した前記起動要求の送信元の被管理装置の識別情報を前記記憶手段に記憶すると共に、該被管理装置に対するポーリングを前記ポーリング実行手段に行わせ、
    前記被管理装置から前記停止要求を受信した場合に、前記記憶手段の記憶内容に基づいて前記ポーリング実行手段の停止が必要か否かを判定し、
    前記ポーリング実行手段の停止が必要な場合にのみ、該ポーリング実行手段を停止させると共に、
    前記被管理装置から前記停止要求を受信した場合に、該停止要求の送信元の被管理装置の識別情報を前記記憶手段から削除し、該被管理装置に対するポーリングの実行を停止させることを特徴とする管理情報取得制御方法。
  10. 請求項9記載の管理情報取得制御方法において、
    前記第二の仲介装置が、前記停止要求の送信元の被管理装置の識別情報を前記記憶手段から削除した場合に、前記管理装置に対するポーリングを前記ポーリング実行手段に行わせ、該被管理装置の仲介装置が変更した旨を前記管理装置へ通知し、
    前記管理装置が、前記第一の仲介装置および前記第二の仲介装置と前記被管理装置との対応関係を記憶する記憶手段の記憶内容に基づいて前記被管理装置を遠隔管理すると共に、前記第二の仲介装置から前記通知を受けた場合に、該通知に基づいて前記記憶手段の記憶内容を変更することを特徴とする管理情報取得制御方法。
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