JP4809272B2 - 遠隔管理システムおよび管理情報取得制御方法 - Google Patents
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Description
(a)仲介装置は、被管理装置に対してポーリング(送信要求があるかどうかの問い合わせ)を行うことにより、その被管理装置の管理情報を取得する。
(b)仲介装置は、管理装置に対してポーリングを行うことにより、被管理装置から取得した管理情報を管理装置へ送信する。ポーリングを行うのは、仲介装置と管理装置との間にファイアウォールが設けられているケースが多く、そのファイアウォールのポートを開けたくないためである。
(1)仲介装置の稼働状態
(2)被管理装置と仲介装置との間の接続、通信状態
そして、上記(1)(2)に示す状態によっては、課金カウンタ値(積算コピー枚数等)の取得ができなくなってしまう場合が発生する。
なお、現状の制約は次の通りである。つまり、現在、被管理装置を「仲介装置機能なし」「仲介装置機能あり」のいずれか一方にしか設定できない。また、一旦、「仲介装置機能なし」又は「仲介装置機能あり」に設定されると、その設定をやり直さないと設定変更はできない。
請求項1の発明による遠隔管理システムは、被管理装置と、それぞれポーリング実行手段を有する第一の仲介装置および第二の仲介装置と、その各仲介装置のいずれかを介して上記被管理装置を遠隔管理する管理装置とを備え、通常は、上記第一の仲介装置の上記ポーリング実行手段が上記被管理装置に対してポーリングを行うことにより該被管理装置の管理情報を取得するようにした遠隔管理システムであって、以下に示すようにしたことを特徴とする。
〔画像形成装置管理システムの構成例〕
まず、この発明の一実施形態である画像形成装置管理システムの構成について、図1を参照して説明する。
図1は、この発明の一実施形態である画像形成装置管理システムの構成例を示す概念図である。
なお、第一の仲介装置200および第二の仲介装置250の機能を併せ持つMFPを備え、それを第一の仲介装置200又は第二の仲介装置250を介さずにファイアウォール500および通信網300を介して管理装置400に通信可能に接続することもできる。また、MFP100の代わりに、あるいはそれに加えて、複写装置やプリンタ,ファクシミリ装置等の他の画像形成装置を用いることもできる。
この管理装置400は、制御装置401,データベース402,通信端末406,モデム407,プロキシサーバ408,および操作者端末409を備え、モデム407以外の各部をLAN等のネットワーク405を介して接続する。
データベース402は、各MFP100の管理に用いる各種パラメタ(各仲介装置と各MFP(被管理装置)との対応関係を示す仲介装置−MFP対応表を含む),プログラム(管理プログラム等),操作者端末409から入力されるデータを記憶するパラメタ記憶エリア403と、各MFP100のカウンタ情報(課金カウンタ値など)を記憶するカウンタ記憶エリア404とによって構成される記憶手段である。
モデム407は、通信網300中の公衆回線およびファイアウォール500を介して第一の仲介装置200又は第二の仲介装置250やMFP100と通信可能に接続するものである。
プロキシサーバ408は、通信網300中のインタネットおよびファイアウォール500を介して第一の仲介装置200又は第二の仲介装置250やMFP100と通信可能に接続すると共に、セキュリティ管理を行うものである。
操作者端末409は、オペレータによる各種データの入力インタフェースである。
第一の仲介装置200,第二の仲介装置250はそれぞれ、CPU201,RTC202,HDD203,SDRAM204,モデム205,PHY206,RS485・I/F207,およびROM208から構成される。
モデム205は、ファイアウォール500および通信網300中の公衆回線を介して管理装置400のモデム407と通信可能に接続する。
HDD203は、不揮発性記憶媒体であるハードディスク装置(記憶手段)であり、後述する管理情報取得機能を起動させるための起動要求(以下単に「起動要求」という)の送信元のMFP100の識別情報(例えば識別子)からなるMFP一覧表や、CPU201が使用するOS(オペレーティングシステム)イメージを含む各プログラムの他、MFP100の更新用ファームウェアを保持することができる。
RS485・I/F207は、MFP100のPI・I/F118(図4)と通信可能に接続するインタフェースである。
さらにまた、仲介装置のWebUI画面表示処理を行え、CE端末と通信可能に接続することにより、WebUIから管理対象となる情報の収集,電源ON/OFFの確認、IPアドレス不明や変更による接続不可状態下の検索を行うことができる。
このMFP100は、複写機,プリンタ,FAX(ファックス)装置,スキャナ装置としての機能(サービス)、つまりコピー機能,プリンタ機能,FAX機能,スキャナ機能を含む各種機能を実現できる画像形成装置であり、図4に示すように、コントローラボード110,操作パネル120,FCU(ファックスコントロールユニット)121,USB(Universal Serial Bus)・I/F122,IEEE(Institute of Electrical and Electronic Engineers)1394・I/F123,プロッタ/スキャナエンジン124,および周辺機125から構成されている。これらの構成が、原稿の画像読み取り,印刷(画像形成),画像情報送信等の画像処理を行うためのハードウェア資源である。
操作パネル120は、MFP100に対して操作を行うオペレータのためのインタフェースであり、データ入力やジョブ実行指示を行うための各種の操作キー(操作スイッチ又は操作ボタンともいう)と、各種情報を表示するLCD又はCRTの文字表示器とを備えている。
USB・I/F122およびIEEE1394・I/F123はそれぞれ、外部機器と直接接続して通信を行うための、USB規格,IEEE1394規格のインタフェース(直接インタフェース)である。
コントローラボード110は、CPU111,ASIC(Application Specific Integrated Circuit)112,SDRAM113,フラッシュメモリ114,HDD115,遠隔管理システム用メモリ116,NIC117,PI・I/F118,およびモデム119等によって構成されている。
ASIC112は、CPU111の制御対象となるデバイスの共有化を図り、アーキテクチャの面からアプリケーション等の開発の高効率化を支援するものである。
SDRAM113は、各種プログラムを記憶するプログラムメモリや、CPU111がデータ処理時に使用するワークメモリ等として使用するメモリである。
HDD115は、不揮発性記憶媒体であり、更新用ファームウェアや実行用ファームウェア等のプログラムを記憶することができる。
遠隔管理システム用メモリ116は、遠隔管理システムにおける各機能を実現するための記憶メモリである。
PI・I/F118は、第一の仲介装置200又は第二の仲介装置250のRS485・I/F207あるいは図示しないラインアダプタ,ファイアウォール500,および通信網300中の公衆回線を介して管理装置400のモデム407と通信可能に接続するインタフェースである。
モデム119は、ファイアウォール500および通信網300中の公衆回線を介して管理装置400のモデム407と通信可能に接続するものである。
このMFP100のソフトウェア構成は、アプリケーションモジュール層,サービスモジュール層,汎用OS層からなる。これらのソフトウェアを構成するプログラムは、フラッシュメモリ114やHDD115に記憶されている。
CPU111は、ASIC112経由でフラッシュメモリ114内のブートプログラムを起動(実行)させてOSイメージを読み出し、SDRAM113にロードしてOSに展開し、その展開したOSを起動させる。その後、必要に応じてフラッシュメモリ114内の各アプリケーションやサービスなどのプログラムを読み出し、SDRAM113にロードして展開し、起動させ、装置の制御を行うことにより、各種機能を実現することができる。
NRS151は、ネットワークを介してデータを送受信する際のデータの変換を行うなど、ネットワークを介した遠隔管理に関する機能およびスケジューラ機能を実現するアプリケーションである。
CSS152は、公衆回線を介した遠隔管理に関する機能を実現するアプリケーションである。
コピーアプリ153,ファックスアプリ154,プリンタアプリ155,スキャナアプリ156,ネットファイルアプリ157,ウェブアプリ158は、それぞれ名前の通りのサービスを実現するためのアプリケーションである。
ECS161は、プロッタ/スキャナエンジン124を制御するモジュールである。
MCS162は、メモリ制御をするモジュールである。
NCS163は、ネットワークとアプリケーションモジュール層の各アプリケーションとの仲介処理を行わせるモジュールである。
FCS164は、ファクシミリ機能を実現するモジュールである。
SCS165は、コマンドの内容に応じたアプリケーションモジュール層の各アプリケーションの起動管理および終了管理を行うモジュールである。
IMH171は、一時的に画像データを入れておくメモリを管理するモジュールである。
DCS166は、HDD115やコントローラボード110上のメモリに記憶している(する)画像ファイル等をSMTP(Simple Mail Transfer Protocol)やFTP(File Transfer Protocol)を用いて送受信するモジュールである。
UCS167は、機器利用者(ユーザ)が登録した宛先情報や宛先情報等のユーザ情報を管理するモジュールである。
まず、第1実施例について、図6も参照して説明する。
この第1実施例における事前条件を以下の(a)(b)に示す通りとする。
(a)第一の仲介装置200,第二の仲介装置250を用意し、それぞれアクティブ,スタンバイにする。
(b)第一の仲介装置200又は第二の仲介装置250がMFP100(例えばMFP100a)に対してポーリング(送信要求があるかどうかの問い合わせ)を行って管理情報を取得する。
(A1)第一の仲介装置200は、MFP100の管理情報を取得するため、そのMFP100に対してポーリングを行う。
(A2)MFP100のNRS151は、そのポーリングを受信した場合に、SCS165に対して管理情報を要求する。
(A3)SCS165は、その要求により、フラッシュメモリ114から管理情報を入手し(読み出し)、それをNRS151へ返信する。
(A4)NRS151は、上記ポーリングのレスポンスとして、受け取った管理情報を第一の仲介装置200へ返信する。
(B1)MFP100のNRS151は、所定期間中に第一の仲介装置200からのポーリングがないと判定した場合(第一の仲介装置200によるポーリングが行われなくなったことを検出した場合)に、第二の仲介装置250へ起動要求を送信する。
(B2)第二の仲介装置250は、その起動要求を受信した場合に、MFP100の管理情報を取得する管理情報取得機能(ポーリング実行手段の機能を含む)を起動させ、MFP100の管理情報を取得するため、MFP100に対してポーリングを行う。
(B4)SCS165は、その要求により、フラッシュメモリ114から管理情報を入手し、それをNRS151へ返信する。
(B5)NRS151は、上記ポーリングのレスポンスとして、受け取った管理情報を第二の仲介装置250へ返信する。
次に、第2実施例について、図7も参照して説明する。
この第2実施例は、上述した第1実施例の制御に、図7によって説明する制御を加えたものである。
この第2実施例における事前条件を以下の(a)(b)に示す通りとする。
(b)第一の仲介装置200又は第二の仲介装置250がMFP100(例えばMFP100a)に対してポーリングを行って管理情報を取得する。
(1)MFP100のNRS151は、所定期間中に第一の仲介装置200からのポーリングがないと判定した場合に、第二の仲介装置250へ起動要求を送信する。
(2)第二の仲介装置250は、その起動要求を受信した後、管理情報取得機能を起動させ、MFP100の管理情報を取得するため、MFP100に対してポーリングを行う。
(4)SCS165は、その要求により、フラッシュメモリ114から管理情報を入手し、それをNRS151へ返信する。
(5)NRS151は、上記ポーリングのレスポンスとして、受け取った管理情報を第二の仲介装置250へ返信する。
(6)MFP100のNRS151は、第一の仲介装置200からのポーリングがあると判定した場合(第一の仲介装置200によるポーリングが行われるようになったことを検出した場合)に、第二の仲介装置250に対して管理情報取得機能をシャットダウン(停止)させるためのシャットダウン要求(以下単に「シャットダウン要求」という)を送信する。
(8)MFP100のNRS151は、SCS165に対して管理情報を要求する。
(9)SCS165は、その要求により、フラッシュメモリ114から管理情報を入手し、それをNRS151へ返信する。
(10)NRS151は、第一の仲介装置200からのポーリングのレスポンスとして、受け取った管理情報を第一の仲介装置200へ返信する。
次に、第3実施例について、図8も参照して説明する。
この第3実施例は、上述した第1実施例の制御に、図8によって説明する制御を加えたものである。
この第3実施例における事前条件を以下の(a)〜(d)に示す通りとする。
(b)第一の仲介装置200又は第二の仲介装置250がMFP100に対してポーリングを行って管理情報を取得する。
(c)第二の仲介装置250は、MFP一覧表の内容に基づいてMFP100に対してポーリングを行う。
(d)複数台のMFP100(ここではMFP100a,100b)を使用するものとする
(1)MFP100aのNRS151は、所定期間中に第一の仲介装置200からのポーリングがないと判定した場合に、第二の仲介装置250に対して起動要求を送信する。
(2)第二の仲介装置250は、その起動要求を受信した場合に、MFP一覧表を参照して管理情報取得機能が起動中か否かを判定し、他にポーリングを行うMFPがない場合には管理情報取得機能が起動中でないと判定して管理情報取得機能を起動させ、今回受信した起動要求の送信元のMFP100aの識別子をMFP一覧表に追加し、その識別子追加後のMFP一覧表の内容に基づいて、MFP100aの管理情報を取得するため、MFP100aに対してポーリングを行う。
(4)SCS165は、その要求により、フラッシュメモリ114から管理情報を入手し、それをNRS151へ返信する。
(5)NRS151は、上記ポーリングのレスポンスとして、受け取った管理情報を第二の仲介装置250へ返信する。
(6)MFP100bのNRS151は、所定期間中に第一の仲介装置200からのポーリングがないと判定した場合に、第二の仲介装置250に対して起動要求を送信する。
(8)第二の仲介装置250は、その判定結果に基づき、管理情報取得機能を起動させない(管理情報取得機能の再起動を禁止する)。
(9)第二の仲介装置250は、MFP100bの識別子をMFP一覧表に追加する。
(10)第二の仲介装置250は、その識別子追加後のMFP一覧表の内容に基づいて、MFP100bの管理情報を取得するため、MFP100bに対してポーリングを行う。
(12)SCS165は、その要求により、フラッシュメモリ114から管理情報を入手し、それをNRS151へ返信する。
(13)NRS151は、上記ポーリングのレスポンスとして、受け取った管理情報を第二の仲介装置250へ返信する。
次に、第4実施例について、図9も参照して説明する。
この第4実施例は、上述した第2実施例の制御に、図9によって説明する制御を加えたものである。
この第4実施例における事前条件を以下の(a)〜(d)に示す通りとする。
(b)第一の仲介装置200又は第二の仲介装置250がMFP100に対してポーリングを行って管理情報を取得する。
(c)第二の仲介装置250は、MFP一覧表の内容に基づいてMFP100に対してポーリングを行う。
(d)複数台のMFP100(ここではMFP100a,100b)を使用するものとする
(1)MFP100aのNRS151は、所定期間中に第一の仲介装置200からのポーリングがないと判定した場合に、第二の仲介装置250に対して起動要求を送信する。
(2)第二の仲介装置250は、その起動要求を受信した場合に、MFP一覧表を参照して管理情報取得機能が起動中か否かを判定し、他にポーリングを行うMFPがない場合には管理情報取得機能が起動中でないと判定して管理情報取得機能を起動させ、今回受信した起動要求の送信元のMFP100aの識別子をMFP一覧表に追加し、その識別子追加後のMFP一覧表の内容に基づいて、MFP100aの管理情報を取得するため、MFP100aに対してポーリングを行う。
(4)SCS165は、その要求により、フラッシュメモリ114から管理情報を入手し、それをNRS151へ返信する。
(5)NRS151は、上記ポーリングのレスポンスとして、受け取った管理情報を第二の仲介装置250へ返信する。
(6)MFP100bのNRS151は、所定期間中に第一の仲介装置200からのポーリングがないと判定した場合に、第二の仲介装置250に対して起動要求を送信する。
(8)第二の仲介装置250は、その判定結果に基づき、管理情報取得機能を起動させない(管理情報取得機能の再起動を禁止する)。
(9)第二の仲介装置250は、MFP100bの識別子をMFP一覧表に追加する。
(10)第二の仲介装置250は、その識別子追加後のMFP一覧表の内容に基づいて、MFP100bの管理情報を取得するため、MFP100bに対してポーリングを行う。
(12)SCS165は、その要求により、フラッシュメモリ114から管理情報を入手し、それをNRS151へ返信する。
(13)NRS151は、上記ポーリングのレスポンスとして、受け取った管理情報を第二の仲介装置250へ返信する。
(15)第二の仲介装置250は、そのシャットダウン要求を受信した場合に、MFP一覧表を参照して管理情報取得機能をシャットダウンが必要か否かを判定し、他にポーリングを行うMFPがない場合には、シャットダウンの必要ありと判定して管理情報取得機能をシャットダウンさせるが、他にポーリングを行うMFPがある場合には、シャットダウンの必要なしと判定して管理情報取得機能のシャットダウンを禁止する。また、MFP100bの識別子をMFP一覧表から削除し、MFP100bへのポーリングを中止させる。
(17)SCS165は、その要求により、フラッシュメモリ114から管理情報を入手し、それをNRS151へ返信する。
(18)NRS151は、第一の仲介装置200からのポーリングのレスポンスとして、受け取った管理情報を第一の仲介装置200へ返信する。
MFP100からシャットダウン要求を受信した場合に、そのシャットダウン要求の送信元のMFP100の識別子をMFP一覧表から削除し、そのMFP100に対するポーリングの実行をシャットダウンさせることにより、第2,3実施例と同様の効果に加え、次の効果も得られる。つまり、第二の仲介装置250の管理情報取得機能の誤ったシャットダウンを防ぐこともできる。
次に、第5実施例について、図10も参照して説明する。
この第5実施例は、上述した第4実施例の制御に、図10によって説明する制御を加えたものである。
この第5実施例における事前条件を以下の(a)〜(f)に示す通りとする。
(b)第一の仲介装置200又は第二の仲介装置250がMFP100に対してポーリングを行って管理情報を取得する。
(c)第二の仲介装置250は、MFP一覧表の内容に基づいてMFP100に対してポーリングを行う。
(d)複数台のMFP100(ここではMFP100a,100b)を使用するものとする
(e)第一の仲介装置200又は第二の仲介装置250が取得した管理情報を管理装置400へ送信する
(f)管理装置400が仲介装置−MFP対応表の内容に基づいてMFP100を管理する。
(1)MFP100aのNRS151は、所定期間中に第一の仲介装置200からのポーリングがないと判定した場合に、第二の仲介装置250に対して起動要求を送信する。
(2)第二の仲介装置250は、その起動要求を受信した場合に、MFP一覧表を参照して管理情報取得機能が起動中か否かを判定し、他にポーリングを行うMFPがない場合には管理情報取得機能が起動中でないと判定して管理情報取得機能を起動させ、今回受信した起動要求の送信元のMFP100aの識別子をMFP一覧表に追加する。
(4)管理装置400は、その通知に基づいて仲介装置−MFP対応表の内容を変更する。
(5)第二の仲介装置250は、MFP一覧表の内容に基づいて、MFP100aの管理情報を取得するため、MFP100aに対してポーリングを行う。
(6)MFP100aのNRS151は、そのポーリングを受信した場合に、SCS165に対して管理情報を要求する。
(8)NRS151は、上記ポーリングのレスポンスとして、受け取った管理情報を第二の仲介装置250へ返信する。
(9)MFP100bのNRS151は、所定期間中に第一の仲介装置200からのポーリングがないと判定した場合に、第二の仲介装置250に対して起動要求を送信する。
(11)第二の仲介装置250は、その判定結果に基づき、管理情報取得機能を起動させない(管理情報取得機能の再起動を禁止する)。
(12)第二の仲介装置250は、MFP100bの識別子をMFP一覧表に追加する。
(13)第二の仲介装置250は、その識別子追加後のMFP一覧表の内容に基づいて、MFP100bの管理情報を取得するため、MFP100bに対してポーリングを行う。
(15)SCS165は、その要求により、フラッシュメモリ114から管理情報を入手し、それをNRS151へ返信する。
(16)NRS151は、上記ポーリングのレスポンスとして、受け取った管理情報を第二の仲介装置250へ返信する。
(18)第二の仲介装置250は、そのシャットダウン要求を受信した場合に、MFP一覧表を参照して管理情報取得機能をシャットダウンが必要か否かを判定し、他にポーリングを行うMFPがない場合には、シャットダウンの必要ありと判定して管理情報取得機能をシャットダウンさせるが、他にポーリングを行うMFPがある場合には、シャットダウンの必要なしと判定して管理情報取得機能のシャットダウンを禁止する。また、MFP100bの識別子をMFP一覧表から削除し、MFP100bへのポーリングを中止させる。
(20)管理装置400は、その通知に基づいて仲介装置−MFP対応表の内容を変更する。
(21)MFP100bのNRS151は、SCS165に対して管理情報を要求する。
(22)SCS165は、その要求により、フラッシュメモリ114から管理情報を入手し、それをNRS151へ返信する。
(23)NRS151は、第一の仲介装置200からのポーリングのレスポンスとして、受け取った管理情報を第一の仲介装置200へ返信する。
110:コントローラボード 111,201:CPU 112:ASIC
113,204:SDRAM 114:フラッシュメモリ 115,203:HDD
116:遠隔管理システム用メモリ 117:NIC 118:PI・I/F
119,205,407:モデム 120:操作パネル 121:FCU
122:USB・I/F 123:IEEE1394・I/F
124:プロッタ/スキャナエンジン 125:周辺機 151:NRSアプリ
152:CSSアプリ 153:コピーアプリ 154:ファックスアプリ
155:プリンタアプリ 156:スキャナアプリ 157:ネットファイルアプリ
158:ウェブアプリ 160:オペレーションコントロールサービス
161:エンジンコントロールサービス 162:メモリコントロールサービス
163:ネットワークコントロールサービス 164:ファクスコントロールサービス
165:システムコントロールサービス 166:デリバリーコントロールサービス
167:ユーザコントロールサービス 170:システムリソースマネージャ
171:イメージメモリハンドラ 172:汎用OS 200:第一の仲介装置
202:RTC 206:PHY 207:RS485・I/F 208:ROM
250:第二の仲介装置 300:通信網 400:管理装置 401:制御装置
402:データベース 403:パラメタ記憶エリア 404:カウンタ記憶エリア
406,通信端末 408:プロキシサーバ 409:操作者端末
500:ファイアウォール
Claims (10)
- 被管理装置と、それぞれポーリング実行手段を有する第一の仲介装置および第二の仲介装置と、その各仲介装置のいずれかを介して前記被管理装置を遠隔管理する管理装置とを備え、通常は、前記第一の仲介装置の前記ポーリング実行手段が前記被管理装置に対してポーリングを行うことにより該被管理装置の管理情報を取得するようにした遠隔管理システムであって、
前記被管理装置に、
前記第一の仲介装置によるポーリングが行われなくなったことを検出するポーリング不可検出手段と、
該ポーリング不可検出手段によって前記ポーリングが行われなくなったことが検出された場合に、前記第二の仲介装置に対して前記ポーリング実行手段を起動させるための起動要求を送信する起動要求送信手段とを設け、
前記第二の仲介装置に、
前記起動要求を受信した場合に、前記ポーリング実行手段を起動させる制御手段を設けたことを特徴とする遠隔管理システム。 - 請求項1記載の遠隔管理システムにおいて、
前記被管理装置に、
前記第一の仲介装置によるポーリングが行われるようになったことを検出するポーリング可検出手段と、
該ポーリング可検出手段によって前記ポーリングが行われるようになったことが検出された場合に、前記第二の仲介装置に対して前記ポーリング実行手段を停止させるための停止要求を送信する停止要求送信手段とを設け、
前記第二の仲介装置の前記制御手段は、
前記停止要求を受信した場合に、前記ポーリング実行手段を停止させることを特徴とする遠隔管理システム。 - 請求項1記載の遠隔管理システムにおいて、
前記第二の仲介装置に、
前記起動要求の送信元の被管理装置の識別情報を記憶する記憶手段を設け、
前記第二の仲介装置の前記制御手段は、
前記被管理装置から前記起動要求を受信した場合に、前記記憶手段の記憶内容に基づいて前記ポーリング実行手段が起動中か否かを判定する状態判定手段と、
該状態判定手段による判定の結果、前記ポーリング実行手段が起動中でない場合には、前記ポーリング実行手段を起動させ、今回受信した前記起動要求の送信元の被管理装置の識別情報を前記記憶手段に記憶すると共に、該被管理装置に対するポーリングを前記ポーリング実行手段に行わせる手段と、
前記状態判定手段による判定の結果、前記ポーリング実行手段が起動中の場合には、前記ポーリング実行手段の再起動を禁止し、今回受信した前記起動要求の送信元の被管理装置の識別情報を前記記憶手段に記憶すると共に、該被管理装置に対するポーリングを前記ポーリング実行手段に行わせる手段とを有することを特徴とする遠隔管理システム。 - 請求項2記載の遠隔管理システムにおいて、
前記第二の仲介装置に、
前記起動要求の送信元の被管理装置の識別情報を記憶する記憶手段を設け、
前記第二の仲介装置の前記制御手段は、
前記被管理装置から前記起動要求を受信した場合に、前記記憶手段の記憶内容に基づいて前記ポーリング実行手段が起動中か否かを判定する状態判定手段と、
該状態判定手段による判定の結果、前記ポーリング実行手段が起動中でない場合には、前記ポーリング実行手段を起動させ、今回受信した前記起動要求の送信元の被管理装置の識別情報を前記記憶手段に記憶すると共に、該被管理装置に対するポーリングを前記ポーリング実行手段に行わせる手段と、
前記状態判定手段による判定の結果、前記ポーリング実行手段が起動中の場合には、前記ポーリング実行手段の再起動を禁止し、今回受信した前記起動要求の送信元の被管理装置の識別情報を前記記憶手段に記憶すると共に、該被管理装置に対するポーリングを前記ポーリング実行手段に行わせる手段と、
前記被管理装置から前記停止要求を受信した場合に、前記記憶手段の記憶内容に基づいて前記ポーリング実行手段の停止が必要か否かを判定する停止要否判定手段と、
該停止要否判定手段による判定の結果、前記ポーリング実行手段の停止が必要な場合にのみ、該ポーリング実行手段を停止させる手段と、
前記被管理装置から前記停止要求を受信した場合に、該停止要求の送信元の被管理装置の識別情報を前記記憶手段から削除し、該被管理装置に対するポーリングの実行を停止させる手段とを有することを特徴とする遠隔管理システム。 - 請求項4記載の遠隔管理システムにおいて、
前記第二の仲介装置の前記制御手段は、
前記停止要求の送信元の被管理装置の識別情報を前記記憶手段から削除した場合に、前記管理装置に対するポーリングを前記ポーリング実行手段に行わせ、該被管理装置の仲介装置が変更した旨を前記管理装置へ通知する手段を有し、
前記管理装置に、
前記第一の仲介装置および前記第二の仲介装置と前記被管理装置との対応関係を記憶する記憶手段と、
該記憶手段の記憶内容に基づいて前記被管理装置を遠隔管理する管理手段と、前記第二の仲介装置からの前記通知に基づいて前記記憶手段の記憶内容を変更する記憶内容変更手段とを設けたことを特徴とする遠隔管理システム。 - 被管理装置と、それぞれポーリング実行手段を有する第一の仲介装置および第二の仲介装置と、その各仲介装置のいずれかを介して前記被管理装置を遠隔管理する管理装置とを備え、通常は、前記第一の仲介装置の前記ポーリング実行手段が前記被管理装置に対してポーリングを行うことにより該被管理装置の管理情報を取得するようにした遠隔管理システムにおける管理情報取得制御方法であって、
前記被管理装置が、
前記第一の仲介装置によるポーリングが行われなくなったことを検出した場合に、前記第二の仲介装置に対して前記ポーリング実行手段を起動させるための起動要求を送信し、
前記第二の仲介装置が、
前記起動要求を受信した場合に、前記ポーリング実行手段を起動させることを特徴とする管理情報取得制御方法。 - 請求項6記載の管理情報取得制御方法において、
前記被管理装置が、
前記第一の仲介装置によるポーリングが行われるようになったことを検出した場合に、前記第二の仲介装置に対して前記ポーリング実行手段を停止させるための停止要求を送信し、
前記第二の仲介装置が、
前記停止要求を受信した場合に、前記ポーリング実行手段を停止させることを特徴とする管理情報取得制御方法。 - 請求項6記載の管理情報取得制御方法において、
前記第二の仲介装置が、
前記被管理装置から前記起動要求を受信した場合に、前記起動要求の送信元の被管理装置の識別情報を記憶する記憶手段の記憶内容に基づいて前記ポーリング実行手段が起動中か否かを判定し、
該ポーリング実行手段が起動中でない場合には、該ポーリング実行手段を起動させ、今回受信した前記起動要求の送信元の被管理装置の識別情報を前記記憶手段に記憶すると共に、該被管理装置に対するポーリングを前記ポーリング実行手段に行わせ、
前記ポーリング実行手段が起動中の場合には、前記ポーリング実行手段の再起動を禁止し、今回受信した前記起動要求の送信元の被管理装置の識別情報を前記記憶手段に記憶すると共に、該被管理装置に対するポーリングを前記ポーリング実行手段に行わせることを特徴とする管理情報取得制御方法。 - 請求項7記載の管理情報取得制御方法において、
前記第二の仲介装置が、
前記被管理装置から前記起動要求を受信した場合に、前記起動要求の送信元の被管理装置の識別情報を記憶する記憶手段の記憶内容に基づいて前記ポーリング実行手段が起動中か否かを判定し、
該ポーリング実行手段が起動中でない場合には、該ポーリング実行手段を起動させ、今回受信した前記起動要求の送信元の被管理装置の識別情報を前記記憶手段に記憶すると共に、該被管理装置に対するポーリングを前記ポーリング実行手段に行わせ、
前記ポーリング実行手段が起動中の場合には、該ポーリング実行手段の再起動を禁止し、今回受信した前記起動要求の送信元の被管理装置の識別情報を前記記憶手段に記憶すると共に、該被管理装置に対するポーリングを前記ポーリング実行手段に行わせ、
前記被管理装置から前記停止要求を受信した場合に、前記記憶手段の記憶内容に基づいて前記ポーリング実行手段の停止が必要か否かを判定し、
前記ポーリング実行手段の停止が必要な場合にのみ、該ポーリング実行手段を停止させると共に、
前記被管理装置から前記停止要求を受信した場合に、該停止要求の送信元の被管理装置の識別情報を前記記憶手段から削除し、該被管理装置に対するポーリングの実行を停止させることを特徴とする管理情報取得制御方法。 - 請求項9記載の管理情報取得制御方法において、
前記第二の仲介装置が、前記停止要求の送信元の被管理装置の識別情報を前記記憶手段から削除した場合に、前記管理装置に対するポーリングを前記ポーリング実行手段に行わせ、該被管理装置の仲介装置が変更した旨を前記管理装置へ通知し、
前記管理装置が、前記第一の仲介装置および前記第二の仲介装置と前記被管理装置との対応関係を記憶する記憶手段の記憶内容に基づいて前記被管理装置を遠隔管理すると共に、前記第二の仲介装置から前記通知を受けた場合に、該通知に基づいて前記記憶手段の記憶内容を変更することを特徴とする管理情報取得制御方法。
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