JP5262495B2 - 電子機器,遠隔管理システム,制御方法,プログラム,および記録媒体 - Google Patents
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Description
このような画像形成装置では、アプリケーションに関する課金用のカウンタ情報(アプリケーションの実行回数を示す)を記憶用リソースに保持するようにしているが、アプリケーションをアンインストールすることによってそのアプリケーションを削除すると、対応する(そのアプリケーションに関する課金用の)カウンタ情報も削除するようにしている。
そこで、カウンタ情報が消滅しないように、上述したような情報保持方法を採用できれば良いが、以下の(a)(b)に示すような理由によって記憶用リソースには限りがあるため、その情報保持方法をできるだけ採用したくない。
(a)大容量記憶装置(ハードディスク装置)を持たない画像形成装置がある。
(b)カウンタ情報を装着可能な大容量記憶装置に保持したくない。
この発明による電子機器は、アプリケーションプログラムのインストール又はアンインストールを実行するインストール/アンインストール実行手段と、上記アプリケーションプログラムの実行回数を計測する実行回数計測手段と、該実行回数計測手段によって計測された上記アプリケーションプログラムの実行回数をカウンタ情報として保持するカウンタ情報記憶手段と、該カウンタ情報記憶手段に保持されている上記カウンタ情報を、該カウンタ情報に基づいて使用料を課金する管理装置へ送信するカウンタ情報送信手段とを有する電子機器であって、次のようにしたことを特徴とする。
また、上記フラグ設定手段が、上記カウンタ情報記憶手段に保持されている上記カウンタ情報に変化があった場合に、上記フラグを未送信に設定するとよい。
この発明による記録媒体は、上記プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体である。
また、電子機器が、上記カウンタ情報の送信が失敗した場合に、そのカウンタ情報をカウンタ情報記憶手段に別途保持した後、上記アンインストールを実行すると共に、上記カウンタ情報の送信を再度行い、その送信が成功した後、上記カウンタ情報記憶手段に別途保持したカウンタ情報を削除する。そうすれば、上記カウンタ情報の通報が成功するまで、そのカウンタ情報の消滅を防止することができます。また、上記カウンタ情報の通報が失敗しても、アプリケーションのアンインストールを実行することができます。
まず、この発明の一実施形態である画像形成装置管理システムの構成について、図1を参照して説明する。
図1は、この発明の一実施形態である画像形成装置管理システムの構成例を示す概念図である。
この実施形態では、顧客先のネットワーク環境に応じ、複合機100が通信網(公衆回線網やインタネット等のネットワークを含む)200を介して遠隔サーバ300およびアプリダウンロードサーバ400に通信可能に接続する。なお、複合機100の代わりに、複写装置やプリンタ,ファクシミリ装置等の他の画像形成装置など、各種の電子機器を使用することができる。
遠隔サーバ300は、各複合機100を遠隔管理するものであり、各複合機100からそれぞれ送信されるカウンタ情報を受信し、その受信したカウンタ情報に基づいて複合機100の使用料の課金を算出し、課金を行うことができる。
アプリダウンロードサーバ400は、各複合機100へアプリケーションをダウンロードすることができる。
次に、図1の複合機100のハードウェア構成について、図2を用いて具体的に説明する。
図2は、図1の複合機100のハードウェア構成例を示すブロック図である。
操作パネル120は、複合機100に対して操作を行うオペレータのためのインタフェースであり、データ入力やジョブ実行指示を行うための各種の操作キー(操作スイッチ又は操作ボタンともいう)と、各種情報を表示するLCD又はCRTの文字表示器とを備えている。
USB・I/F122およびIEEE1394・I/F123はそれぞれ、外部機器と直接接続して通信を行うための、USB規格,IEEE1394規格のインタフェース(直接インタフェース)である。
コントローラボード110は、CPU111,ASIC(Application Specific Integrated Circuit)112,SDRAM113,フラッシュメモリ114,HDD115,遠隔管理システム用メモリ116,NIC101,およびモデム102等によって構成されている。
SDRAM113は、各種プログラムを記憶するプログラムメモリや、CPU111がデータ処理時に使用するワークメモリ等として使用するメモリである。
フラッシュメモリ114は、ブートプログラムやOSイメージの他に、各種不揮発性を求めるデータ(機種機番、IPアドレス等の管理情報)を記憶する不揮発性メモリ(NV−RAM)である。
遠隔管理システム用メモリ116は、遠隔管理システムにおける各機能(遠隔管理機能)を実現するための各種情報を記憶する不揮発性メモリである。その遠隔管理機能を実現するための情報には、遠隔サーバ300やアプリダウンロードサーバ400の宛先情報を含む管理装置400との通信経路を示す情報(通信経路情報)が含まれる。
モデム102は、通信網200中の公衆回線を介して遠隔サーバ300と通信可能に接続するものである。
次に、図1の複合機100のソフトウェア構成について、図3を用いて具体的に説明する。なお、以下に示す各プログラムによる処理は、実際にはCPU111がそれらのプログラムに従って動作することによって実行するが、説明の都合上、それらのプログラムが処理を実行するものとする。以後も、プログラムが何らかの処理を行うものとして説明を行う場合には、同様とする。
複合機100は、図2のプロッタ/スキャナエンジン124、フラッシュメモリ114又はHDD115に相当する記憶部181、およびそれら以外のハードウェアリソースである他のハードウェアリソース182(NIC101,モデム102,FCU121,USB・I/F122,IEEE1394・I/F123等)を備えると共に、プラットホーム190およびアプリケーション191から構成されるソフトウェア群を備えている。
なお、プラットホーム190は、予め定義された関数によりアプリケーション191から処理要求を受信可能とするアプリケーションプログラムインタフェース(API)を有する。
SRM170のプロセスは、SCS165と共にシステムの制御およびリソースの管理を行うものである。
SRM170のプロセスは、プロッタ/スキャナエンジン124,記憶部181,他のハードウェアリソース182等のハードウェア資源を利用する上位層からの要求に従って調停を行い、実行制御する。
また、SRM170は、上位層からの要求に対してハードウェア資源の利用スケジューリングを行い、要求内容(例えば、プロッタによる紙搬送や作像動作、メモリ確保、ファイル生成など)を直接実施している。
OCS160は、操作パネル120からキー押下を入力イベントとして取得し、取得したキーに対応した入力イベント関数をSCS165に送信するOCSプロセスの部分と、アプリケーション191またはコントロールサービスからの要求により操作パネル120に各種画面を描画出力する描画関数やその他操作パネル120に対する制御を行う関数などが予め登録されたOCSライブラリの部分とから構成される。このOCSライブラリは、アプリケーション191およびコントロールサービスの各モジュールにリンクされて実装されている。なお、OCS160の全てをプロセスとして動作させるように構成しても良く、あるいはOCS160の全てをOCSライブラリとして構成しても良い。
MCS162のプロセスは、画像メモリの取得および解放、ハードディスク装置(HDD)の利用、画像データの圧縮および伸張などを行う。
NCS163のプロセスは、ネットワークI/Oを必要とするアプリケーションに対して共通に利用できるサービスを提供するためのプロセスであり、ネットワーク側から各プロトコルによって受信したデータを各アプリケーション191に振り分けたり、アプリケーション191からデータをネットワーク側に送信する際の仲介を行う。具体的には、ftpd,httpd,lpd,snmpd,telnetd,smtpdなどのサーバデーモンや、同プロトコルのクライアント機能などを有している。
SCS165のプロセスは、アプリ管理,操作部制御,システム画面表示,LED表示,リソース管理,割り込みアプリ制御などを行う。
アプリケーション191の各プロセス、コントロールサービスの各プロセスは、関数呼び出しとその戻り値送信およびメッセージの送受信によってプロセス間通信を行いながら、コピー,プリンタ,スキャナ,ファクシミリなどの画像形成処理に関するユーザサービスを実現している。
また、複合機100には、複合機100の顧客、サードベンダなどの第三者がコントロールサービス層の上のアプリケーション層に外部アプリを開発して搭載することが可能となっている。図2では、外部アプリ157,158,・・・を搭載した例を示している。
また、各アプリケーション191は、アプリケーション毎にインストール(追加)またはアンインストール(削除)を実行することができる。
この複合機100では、プラットホームに位置するアプリ起動制御モジュール166は、この発明に関わるインストール/アンインストール実行手段を構成し、外部アプリ157,158,・・・はアプリダウンロードサーバ400からダウンロードして、記憶部181内のアプリ記憶部133(図4参照)にインストールし、そのインストールした外部アプリを起動してアプリケーション層で動作させるようになっている。
アプリ起動制御モジュール166は、外部アプリ157,158,・・・の起動をリストで管理し、ライセンス認証されている場合に、記憶部181内のアプリ記憶部133にインストールされている外部アプリ157,158,・・・を起動するものである。
次に、図3のアプリ起動制御モジュール166の機能的構成について、図4を用いて説明する。
図4は、図3のアプリ起動制御モジュール166の機能的構成例を示すブロック図である。
このアプリ起動制御モジュール166は、入力イベント処理部221,インストール処理部222,アンインストール処理部223,アプリダウンロード部224,通信制御部225,および表示処理部226によって構成される。
次に、図3の外部アプリ157,158,・・・の実行回数を示すカウンタ情報の構成について、図5を用いて説明する。
図5は、図3の外部アプリ157,158,・・・の実行回数を示すカウンタ情報の構成例を示すブロック図である。
この例のカウンタ情報140では、カウンタ値144が対応する外部アプリの実行回数を示している。
図6は、カウンタ情報未通報フラグを説明するための図である。
このカウンタ情報未通報フラグ(以下単に「未通報フラグ」ともいう)148は、カウンタ情報が通報(送信)済みか未通報であるかを示すフラグであり、図4の記憶部181内のフラグ記憶部131に記憶される。
〔第1実施例〕
まず、第1実施例について、図7を参照して具体的に説明する。
図7は、図1の複合機100によるアプリのインストールおよびアンインストールをそれぞれ実行する際の処理のシーケンスの第1例を示す図である。
まず、アプリ起動制御モジュール166によるアプリのアンインストールを実行する際の処理について説明する。
ユーザが、複合機100のユーザ入力部としての操作パネル120上を操作することにより、利用したいアプリを選択する。
次に、そのアプリの実行により、そのアプリがカウンタ領域であるカウンタ情報記憶部132を記憶部181内に作成する(ステップS5)。そして、そのカウンタ情報記憶部132の作成が完了すると、その作成が完了した旨をアプリ起動制御モジュール166へ送信する(ステップS6)。
次に、その取得した既存カウンタ情報を含む既存カウンタ情報保持要求をアプリへ送付する(ステップS8)。
アプリ起動制御モジュール166は、既存カウンタ情報の保持が完了した旨を受信すると、フラグ記憶部131内の未通報フラグ148をリセットした(未通報に設定した)後、アプリインストールが完了した旨を遠隔サーバ300へ通報する(ステップS11,S12)。
次に、アプリ起動制御モジュール166によるアプリのアンインストールを実行する際の処理について説明する。
アプリ起動制御モジュール166は、アプリのアンインストール処理の所定要因を検知し、アプリのアンインストール処理が必要になった場合、フラグ記憶部131内の未通報フラグをチェックする(ステップS21)
そして、そのカウンタ情報の通報が成功した場合には、フラグ記憶部131内の未通報フラグをセットした(通報済みに設定した)後、アプリを削除する(ステップS24,S25)。
アプリを削除した後は、カウンタ情報記憶部132内のカウンタ情報を削除し、アプリのアンインストールが完了した旨を遠隔サーバ300へ通報する(ステップS26,S27)。
また、アプリケーションのアンインストールを実行する際にカウンタ情報記憶部内のカウンタ情報を削除するが、アプリケーションのアンインストールを実行した後、そのアプリケーションの再インストールを実行する場合に、遠隔サーバからカウンタ情報を取得し、それを初期値としてカウンタ情報記憶部に設定することにより、正確なカウンタ情報を維持することができる。
さらにまた、カウンタ情報記憶部に保持されているカウンタ情報に変化があった場合に、未通報フラグを未通報に設定することにより、カウンタ情報の通報が済んだ後に変化したカウンタ情報の未通報を防止することができる。
次に、第2実施例について、図8を参照して説明する。
図8は、図1の複合機100によるアプリのインストールおよびアンインストールをそれぞれ実行する際の処理のシーケンスの第2例を示す図である。
アプリ起動制御モジュール166は、図7に示した第1実施例の処理に加え、次の処理を行う。
すなわち、カウンタ情報の通報が失敗した際に(ステップS231)、その通報をリトライし(再度行い)(ステップS232)、その通報が成功するまで(ステップS233)、アプリの実行(実際にはアプリのアンインストールの実行)を禁止する(ステップS234)。
その後、アプリを削除し、カウンタ情報記憶部132内のカウンタ情報を削除した後、アプリのアンインストールが完了した旨を遠隔サーバ300へ通報する(ステップS25〜S27)。
また、アンインストール要因によるアプリケーションの使用を不可にすることができる。
次に、第3実施例について、図9を参照して説明する。
図9は、図1の複合機100によるアプリのインストールおよびアンインストールをそれぞれ実行する際の処理のシーケンスの第3例を示す図である。
アプリ起動制御モジュール166は、図7に示した第1実施例の処理に加え、次の処理を行う。
続いて、フラグ記憶部131内の未通報フラグをセットし(通報済みに設定し)、アプリを削除し、カウンタ情報記憶部132内のカウンタ情報を削除した後、アプリのアンインストールが完了した旨を遠隔サーバ300へ通報する(ステップS25〜S27)。
また、カウンタ情報の通報が失敗した場合に(ステップS231)、ステップS235,S236等の処理とは別に、その通報をリトライし(ステップS232)、その通報が成功した場合に(ステップS233)、別途作成したカウンタ情報記憶部132を削除する。(ステップS237)
次に、第4実施例について、図10を参照して説明する。
図10は、図1の複合機100によるアプリのインストールおよびアンインストールをそれぞれ実行する際の処理のシーケンスの第4例を示す図である。
アプリ起動制御モジュール166は、図9に示した第3実施例の処理に加え、次の処理を行う。
そのアプリは、既存カウンタ情報保持要求を受け取ると、それに含まれている既存カウンタ情報をステップS5で作成したカウンタ情報記憶部132に初期値として保持する(ステップS9)。
そのアプリは、既存カウンタ情報保持要求を受け取ると、それに含まれている既存カウンタ情報をステップS5で作成したカウンタ情報記憶部132に初期値として保持する(ステップS9)。
このプログラムは、電子機器を制御するコンピュータ(CPU)に、この発明に関わるインストール/アンインストール実行手段,実行回数計測手段,カウンタ情報送信手段,制御手段,フラグ設定手段,カウンタ情報取得手段,および初期値設定手段としての機能を実現させるためのプログラムであり、このようなプログラムをコンピュータに実行させることにより、上述したような効果を得ることができる。
さらに、ネットワークに接続され、プログラムを記録した記録媒体を備える外部機器あるいはプログラムを記憶手段に記憶した外部機器からダウンロードして実行させることも可能である。
112:ASIC 113:SDRAM 114:フラッシュメモリ
115:HDD 116:遠隔管理システム用メモリ 120:操作パネル
121:FCU 122:USB・I/F 123:IEEE1394・I/F
124:プロッタ/スキャナエンジン 125:周辺機 131:フラグ記憶部
132:カウンタ情報記憶部 133:アプリ記憶部 140:カウンタ情報
141:機器識別子 142:アプリ識別子 143:カウンタ識別子
144:カウンタ値 145:カウンタ計測日時 151:コピーアプリ
152:ファックスアプリ 153:プリンタアプリ 154:スキャナアプリ
155:ネットファイルアプリ 156:ウェブアプリ
157,158,・・・:外部アプリ
160:オペレーションパネルコントロールサービス
161:エンジンコントロールサービス 162:メモリコントロールサービス
163:ネットワークコントロールサービス
164:ファックスコントロールサービス 165:システムコントロールサービス
166:アプリ起動制御モジュール 170:SRM 171:汎用OS
181:記憶部 182:他のハードウェアリソース 190:プラットホーム
191:アプリケーション 200:通信網 221:入力イベント処理部
222:インストール処理部 223:アンインストール処理部
224:アプリダウンロード部 225:通信制御部 226:表示処理部
300:遠隔サーバ 400:アプリダウンロードサーバ
Claims (9)
- アプリケーションプログラムのインストール又はアンインストールを実行するインストール/アンインストール実行手段と、前記アプリケーションプログラムの実行回数を計測する実行回数計測手段と、該実行回数計測手段によって計測された前記アプリケーションプログラムの実行回数をカウンタ情報として保持するカウンタ情報記憶手段と、該カウンタ情報記憶手段に保持されている前記カウンタ情報を、該カウンタ情報に基づいて使用料を課金する管理装置へ送信するカウンタ情報送信手段とを有する電子機器であって、
前記カウンタ情報が送信済みであるか未送信であるかを示すフラグを保持するフラグ記憶手段と、
前記インストール/アンインストール実行手段によって前記アンインストールを実行させる前に、前記フラグを参照して、該フラグが送信済みに設定されている場合には、前記インストール/アンインストール実行手段によって前記アンインストールを実行させ、前記フラグが未送信に設定されている場合には、前記カウンタ情報記憶手段に保持されている前記カウンタ情報を前記カウンタ情報送信手段によって前記管理装置へ送信させる制御手段と、
該制御手段によって前記カウンタ情報送信手段による前記カウンタ情報の送信が成功した場合に、前記フラグを送信済みに設定するフラグ設定手段とを設け、
前記制御手段は、前記カウンタ情報送信手段による前記カウンタ情報の送信が失敗した場合に、該カウンタ情報を前記カウンタ情報記憶手段に別途保持させた後、前記インストール/アンインストール実行手段によって前記アンインストールを実行させる手段と、前記カウンタ情報送信手段による前記カウンタ情報の送信が失敗した場合に、該送信を再度行わせ、該送信が成功した後、前記カウンタ情報記憶手段に別途保持させたカウンタ情報を削除する手段とを有することを特徴とする電子機器。 - 請求項1に記載の電子機器において、
前記フラグ設定手段は、前記インストールの完了時に、前記フラグを未送信に設定することを特徴とする電子機器。 - 請求項1又は2記載の電子機器において、
前記フラグ設定手段は、前記カウンタ情報記憶手段に保持されている前記カウンタ情報に変化があった場合に、前記フラグを未送信に設定することを特徴とする電子機器。 - 請求項1乃至3のいずれか一項に記載の電子機器において、
前記インストール/アンインストール実行手段によって前記アプリケーションプログラムのアンインストールが実行された後、該アプリケーションプログラムの再インストールが実行される場合に、前記管理装置から前記カウンタ情報を取得するカウンタ情報取得手段と、
該カウンタ情報取得手段によって取得した前記カウンタ情報を初期値として前記カウンタ情報記憶手段に設定させる初期値設定手段とを設けたことを特徴とする電子機器。 - 請求項1乃至3いずれか一項に記載の電子機器において、
前記インストール/アンインストール実行手段によって前記アプリケーションプログラムのアンインストールが実行された後、該アプリケーションプログラムの再インストールが実行される場合に、前記カウンタ情報記憶手段に別途保持されたカウンタ情報の有無をチェックし、該カウンタ情報がある場合には該カウンタ情報を、該カウンタ情報がない場合には、前記管理装置から前記カウンタ情報をそれぞれ取得するカウンタ情報取得手段と、
該カウンタ情報取得手段によって取得した前記カウンタ情報を初期値として前記カウンタ情報記憶手段に設定させる初期値設定手段とを設けたことを特徴とする電子機器。 - 請求項1乃至5のいずれか一項に記載の電子機器と、該電子機器を管理する管理装置とを備えた遠隔管理システムであって、
前記管理装置は、前記電子機器から送信されるカウンタ情報を受信するカウンタ情報受信手段と、該カウンタ情報受信手段によって受信したカウンタ情報に基づいて使用料を課金する課金手段とを設けたことを特徴とする遠隔管理システム。 - アプリケーションプログラムのインストール又はアンインストールを実行するインストール/アンインストール実行手段と、前記アプリケーションプログラムの実行回数を計測する実行回数計測手段と、該実行回数計測手段によって計測された前記アプリケーションプログラムの実行回数をカウンタ情報として保持するカウンタ情報記憶手段と、該カウンタ情報記憶手段に保持されている前記カウンタ情報を、該カウンタ情報に基づいて使用料を課金する管理装置へ送信するカウンタ情報送信手段と、前記カウンタ情報が送信済みであるか未送信であるかを示すフラグを保持するフラグ記憶手段とを有する電子機器における制御方法であって、
前記インストール/アンインストール実行手段によって前記アンインストールを実行させる前に、前記フラグを参照して、該フラグが送信済みに設定されている場合には、前記インストール/アンインストール実行手段によって前記アンインストールを実行させ、前記フラグが未送信に設定されている場合には、前記カウンタ情報記憶手段に保持されている前記カウンタ情報を前記カウンタ情報送信手段によって前記管理装置へ送信させる制御工程と、
該制御工程によって前記カウンタ情報送信手段による前記カウンタ情報の送信が成功した場合に、前記フラグを送信済みに設定するフラグ設定工程とを有し、
前記制御工程は、前記カウンタ情報送信手段による前記カウンタ情報の送信が失敗した場合に、該カウンタ情報を前記カウンタ情報記憶手段に別途保持させた後、前記インストール/アンインストール実行手段によって前記アンインストールを実行させる工程と、前記カウンタ情報送信手段による前記カウンタ情報の送信が失敗した場合に、該送信を再度行わせ、該送信が成功した後、前記カウンタ情報記憶手段に別途保持させたカウンタ情報を削除する工程とを有することを特徴とする制御方法。 - アプリケーションプログラムのインストール又はアンインストールを実行するインストール/アンインストール実行手段と、前記アプリケーションプログラムの実行回数を計測する実行回数計測手段と、該実行回数計測手段によって計測された前記アプリケーションプログラムの実行回数をカウンタ情報として保持するカウンタ情報記憶手段と、該カウンタ情報記憶手段に保持されている前記カウンタ情報を、該カウンタ情報に基づいて使用料を課金する管理装置へ送信するカウンタ情報送信手段と、前記カウンタ情報が送信済みであるか未送信であるかを示すフラグを保持するフラグ記憶手段とを有する電子機器を制御するコンピュータに、
前記インストール/アンインストール実行手段によって前記アンインストールを実行させる前に、前記フラグを参照して、該フラグが送信済みに設定されている場合には、前記インストール/アンインストール実行手段によって前記アンインストールを実行させ、前記フラグが未送信に設定されている場合には、前記カウンタ情報記憶手段に保持されている前記カウンタ情報を前記カウンタ情報送信手段によって前記管理装置へ送信させる制御機能と、
該制御機能によって前記カウンタ情報送信手段による前記カウンタ情報の送信が成功した場合に、前記フラグを送信済みに設定するフラグ設定機能とを実現するためのプログラムであり、
前記制御機能は、前記カウンタ情報送信手段による前記カウンタ情報の送信が失敗した場合に、該カウンタ情報を前記カウンタ情報記憶手段に別途保持させた後、前記インストール/アンインストール実行手段によって前記アンインストールを実行させる機能と、前記カウンタ情報送信手段による前記カウンタ情報の送信が失敗した場合に、該送信を再度行わせ、該送信が成功した後、前記カウンタ情報記憶手段に別途保持させたカウンタ情報を削除する機能とを有することを特徴とするプログラム。 - 請求項8記載のプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
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