JP2004342081A - 制御装置、電気機器、制御システム、制御方法及び制御プログラム - Google Patents
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Abstract
【課題】 通信トラフィックを低下させることができるとともに、アプリケーションソフトウエアの開発負担を軽減することができる制御装置、電気機器、制御システム、制御方法及び制御プログラムを提供する。
【解決手段】 基本情報管理部21は、制御部11,12が要求する電気機器の基本情報を一元的に管理し、連携情報管理部22は、制御部11,12が要求する電気機器間の連携情報を一元的に管理し、履歴情報管理部23は、制御部11,12が要求する電気機器の履歴情報を一元的に管理する。
【選択図】 図2
【解決手段】 基本情報管理部21は、制御部11,12が要求する電気機器の基本情報を一元的に管理し、連携情報管理部22は、制御部11,12が要求する電気機器間の連携情報を一元的に管理し、履歴情報管理部23は、制御部11,12が要求する電気機器の履歴情報を一元的に管理する。
【選択図】 図2
Description
本発明は、通信回線を介して接続された複数の電気機器を制御する制御装置、電気機器、制御システム、制御方法及び制御プログラムに関し、特に、宅内通信回線を介して接続された家庭電化製品を制御する制御装置、電気機器、制御システム、制御方法及び制御プログラムに関するものである。
近年、ホームバス規格HBSやECHONET(Energy Conservation and Homecare Network)規格などのホームネットワークシステムが開発されている。このホームネットワークシステムは、家庭内の様々な家庭電化製品、住設機器及び制御装置を宅内通信回線で相互に接続するホームネットワークを形成し、各機器を有機的に連携運転することによって、また、宅外のネットワークとホームネットワークとを相互接続して宅外の端末から家庭電化製品などに運転を指示することによって、省エネルギーや高齢者介護などに対応するとともに安全で快適な暮らしを提供しようとするシステムである。例えば、上記のホームネットワークシステムを用いて、ホームサーバが故障モデルを更新することにより家電機器の使用状況に応じた的確な故障判定を行うリモートメンテナンスシステムが提案されている(例えば、特許文献1参照)。
また、上記のECHONET規格では、アプリケーションソフトウエアが設備系システムの機器を遠隔制御したり、機器の状態をモニタしたりする際の処理を簡単に行うために、通信プロトコル処理、通信プロトコル処理のための情報の保持、自機器又は他機器の状態等の様々な情報の管理を行うECHONET通信ミドルウエアが規定されている。このECHONET通信ミドルウエアとアプリケーションソフトウエアとを仲介する基本API(Application Program Interface)も規定されており、アプリケーションソフトウエアの開発を容易にしている。
特開2002−342185号公報
しかしながら、前記従来の例では、ECHONET通信ミドルウエアを用いた場合、各アプリケーションソフトウエアが個別にECHONET通信ミドルウエアを介して制御対象となる複数の機器と制御情報を通信するため、多数のアプリケーションプログラムを同時に実行させた場合、ネットワークの通信トラフィックが増加する。
また、各アプリケーションソフトウエアが個別に制御情報を管理するため、アプリケーションソフトウエア間で共通の制御情報についてもアプリケーションソフトウエアごとに管理しなければならず、制御情報の増加とともにアプリケーションソフトウエアの開発負荷が増大する。
本発明の目的は、通信トラフィックを低下させることができるとともに、アプリケーションソフトウエアの開発負担を軽減することができる制御装置、電気機器、制御システム、制御方法及び制御プログラムを提供することを目的とする。
本発明に係る制御装置は、通信回線を介して接続された複数の電気機器を制御する制御装置であって、通信回線を介して電気機器と通信する通信手段と、制御情報を用いて電気機器を制御する制御手段と、制御手段と電気機器との間で通信される制御情報を管理する情報管理手段とを備え、情報管理手段は、制御情報のうち電気機器毎に規定されている基本情報を管理する基本情報管理手段と、制御情報のうち電気機器間の連携情報を管理する連携情報管理手段とを備えるものである。
本発明に係る制御装置においては、情報管理手段が、制御情報のうち電気機器毎に規定されている基本情報を管理する基本情報管理手段と、制御情報のうち電気機器間の連携情報を管理する連携情報管理手段とに区分され、基本情報及び連携情報を効率よく取得及び管理することができるので、基本情報及び連携情報を取得する際の通信トラフィックを低下させることができるとともに、制御手段により実行される制御処理に使用されるアプリケーションソフトウエアの開発負担を軽減することができる。
情報管理手段は、制御情報のうち電気機器の履歴情報を管理する履歴情報管理手段をさらに備えることが好ましい。この場合、情報管理手段が、制御情報のうち電気機器毎に規定されている基本情報を管理する基本情報管理手段と、制御情報のうち電気機器間の連携情報を管理する連携情報管理手段と、制御情報のうち電気機器の履歴情報を管理する履歴情報管理手段とに区分され、基本情報、連携情報及び履歴情報を効率よく取得及び管理することができるので、基本情報、連携情報及び履歴情報を取得する際の通信トラフィックを低下させることができるとともに、制御手段により実行される制御処理に使用されるアプリケーションソフトウエアの開発負担を軽減することができる。
基本情報管理手段は、制御情報のうち所定のサービスに用いられる電気機器の基本情報を管理し、連携情報管理手段は、サービスを実行する電気機器間の連携情報を管理することが好ましい。この場合、所定のサービスに用いられる電気機器の基本情報及びサービスを実行する電気機器間の連携情報を効率よく取得及び管理することができるので、基本情報及び連携情報を取得する際の通信トラフィックを低下させることができるとともに、制御手段により実行される制御処理に使用されるアプリケーションソフトウエアの開発負担を軽減することができる。また、所定のサービスに用いられる電気機器の基本情報が管理され、サービスを実行する電気機器間の連携情報が管理されているので、所定のサービスを実行する際に、通信する電気機器を特定することができ、従来のように制御装置に接続されている全ての電気機器に制御指令を同報する必要がなく、サービスに用いられる電気機器のみに制御指令を送信することができ、通信トラフィックを低下させることができる。
制御情報のうち所定のサービスに用いられる電気機器の基本情報と、サービスを実行する電気機器間の連携情報とをサービス情報として管理するサービス情報管理手段をさらに備えることが好ましい。この場合、所定のサービスに用いられる電気機器の基本情報及びサービスを実行する電気機器間の連携情報を効率よく取得及び管理することができるので、基本情報及び連携情報を取得する際の通信トラフィックを低下させることができるとともに、制御手段により実行される制御処理に使用されるアプリケーションソフトウエアの開発負担を軽減することができる。また、所定のサービスに用いられる電気機器の基本情報が管理され、サービスを実行する電気機器間の連携情報が管理されているので、所定のサービスを実行する際に、通信する電気機器を特定することができ、従来のように制御装置に接続されている全ての電気機器に制御指令を同報する必要がなく、サービスに用いられる電気機器のみに制御指令を送信することができ、通信トラフィックを低下させることができる。
基本情報管理手段は、通信手段を介して電気機器から取得した基本情報以外に、制御手段による電気機器の制御に必要となる基本情報がある場合、外部通信回線を介して接続されているサーバ装置から通信手段を用いて当該基本情報を取得することが好ましい。
この場合、通信手段を介して電気機器から取得できない基本情報を、外部通信回線を介してサーバ装置から取得することができるので、詳細な基本情報を取得したり、新たに追加された基本情報を容易に取得することができ、制御手段により実行される制御処理に使用されるアプリケーションソフトウエアのバージョンアップ及び変更等を容易に行うことができる。
制御手段は、第1の制御処理を行う第1の制御手段と、第1の制御処理と異なる第2の制御処理を行う第2の制御手段とを含むことが好ましい。この場合、異なる制御処理に使用される基本情報、連携情報及び履歴情報を効率よく取得及び管理することができるので、複数の制御処理を効率よく行うことができる。
基本情報管理手段は、第1の制御手段により使用される第1の基本情報の取得タイミングと第2の制御手段により使用される第2の基本情報の取得タイミングとの中から共通する取得タイミングを抽出し、抽出した取得タイミングで基本情報を電気機器から通信手段を用いて取得することが好ましい。
この場合、基本情報の共通する取得タイミングを抽出し、抽出した取得タイミングで基本情報を電気機器から取得しているので、基本情報を取得する際の通信トラフィックを低下させることができる。
連携情報管理手段は、第1の制御手段により使用される第1の連携情報の取得タイミングと第2の制御手段により使用される第2の連携情報の取得タイミングとの中から共通する取得タイミングを抽出し、抽出した取得タイミングで連携情報を電気機器から通信手段を用いて取得することが好ましい。
この場合、連携情報の共通する取得タイミングを抽出し、抽出した取得タイミングで連携情報を電気機器から取得しているので、連携情報を取得する際の通信トラフィックを低下させることができる。
履歴情報管理手段は、第1の制御手段により使用される第1の履歴情報の取得タイミングと第2の制御手段により使用される第2の履歴情報の取得タイミングとの中から共通する取得タイミングを抽出し、抽出した取得タイミングで履歴情報を前記電気機器から通信手段を用いて取得することが好ましい。
この場合、履歴情報の共通する取得タイミングを抽出し、抽出した取得タイミングで履歴情報を電気機器から取得しているので、履歴情報を取得する際の通信トラフィックを低下させることができる。
基本情報管理手段は、第1の制御手段により使用される第1の基本情報と第2の制御手段により使用される第2の基本情報との中から共通する基本情報を重複することなく記憶することが好ましい。この場合、複数の制御処理に共通する基本情報を重複することなく記憶しているので、必要最低限の基本情報を用いて各制御処理を円滑に行うことができる。
連携情報管理手段は、第1の制御手段により使用される第1の連携情報と第2の制御手段により使用される第2の連携情報との中から共通する連携情報を重複することなく記憶することが好ましい。この場合、複数の制御処理に共通する連携情報を重複することなく記憶しているので、必要最低限の連携情報を用いて各制御処理を円滑に行うことができる。
連携情報管理手段は、第1の制御手段が第1の連携情報を用いて行う制御処理と第2の制御手段が第2の連携情報を用いて行う制御処理とを重複することなく行うことが好ましい。この場合、複数の制御処理が重複することなく行われるので、各制御処理を効率的に行い、通信トラフィックを低下させることができる。
履歴情報管理手段は、第1の制御手段により使用される第1の履歴情報と第2の制御手段により使用される第2の履歴情報との中から共通する履歴情報を重複することなく記憶することが好ましい。この場合、複数の制御処理に共通する履歴情報を重複することなく記憶しているので、必要最低限の履歴情報を用いて各制御処理を円滑に行うことができる。
本発明に係る制御方法は、通信回線を介して複数の電気機器に接続された制御装置を制御する制御方法であって、制御装置が、通信回線を介して電気機器と通信する通信ステップと、制御装置が、制御情報を用いて電気機器を制御する制御ステップと、制御装置が、電気機器との間で通信される制御情報を管理する情報管理ステップとを含み、情報管理ステップは、制御装置が、制御情報のうち電気機器毎に規定されている基本情報を管理する基本情報管理ステップと、制御装置が、制御情報のうち電気機器間の連携情報を管理する連携情報管理ステップとを含むものである。
本発明に係る制御方法においては、情報管理ステップが、制御情報のうち電気機器毎に規定されている基本情報を管理する基本情報管理ステップと、制御情報のうち電気機器間の連携情報を管理する連携情報管理ステップとに区分され、基本情報及び連携情報を効率よく取得及び管理することができるので、基本情報及び連携情報を取得する際の通信トラフィックを低下させることができるとともに、制御ステップの実行に使用されるアプリケーションソフトウエアの開発負担を軽減することができる。
本発明に係る制御プログラムは、通信回線を介して接続された複数の電気機器を制御する制御装置の制御プログラムであって、通信回線を介して電気機器と通信する通信手段と、制御情報を用いて電気機器を制御する制御手段と、制御手段と電気機器との間で通信される制御情報を管理する情報管理手段として制御装置を機能させ、情報管理手段は、制御情報のうち電気機器毎に規定されている基本情報を管理する基本情報管理手段と、制御情報のうち電気機器間の連携情報を管理する連携情報管理手段とを備えるものである。
本発明に係る制御プログラムを制御装置において実行することにより、情報管理手段が、制御情報のうち電気機器毎に規定されている基本情報を管理する基本情報管理手段と、制御情報のうち電気機器間の連携情報を管理する連携情報管理手段とに区分され、基本情報及び連携情報を効率よく取得及び管理することができるので、基本情報及び連携情報を取得する際の通信トラフィックを低下させることができるとともに、制御手段により実行される制御処理に使用されるアプリケーションソフトウエアの開発負担を軽減することができる。
本発明に係る電気機器は、通信回線を介して接続された複数の制御装置によって制御される電気機器であって、通信回線を介して制御装置と通信する通信手段と、制御情報を用いて制御装置によって制御されるための制御手段と、制御手段と制御装置との間で通信される制御情報を管理する情報管理手段とを備え、情報管理手段は、制御情報のうち当該電気機器に対して規定されている基本情報を管理する基本情報管理手段と、制御情報のうち制御装置間の連携情報を管理する連携情報管理手段とを備えるものである。
本発明に係る電気機器においては、情報管理手段が、制御情報のうち当該電気機器に対して規定されている基本情報を管理する基本情報管理手段と、制御情報のうち制御装置間の連携情報を管理する連携情報管理手段とに区分され、基本情報及び連携情報を効率よく取得及び管理することができるので、基本情報及び連携情報を取得する際の通信トラフィックを低下させることができるとともに、制御手段により実行される制御処理に使用されるアプリケーションソフトウエアの開発負担を軽減することができる。
情報管理手段は、制御情報のうち電気機器の履歴情報を管理する履歴情報管理手段をさらに備えることが好ましい。この場合、情報管理手段が、制御情報のうち電気機器毎に規定されている基本情報を管理する基本情報管理手段と、制御情報のうち制御装置間の連携情報を管理する連携情報管理手段と、制御情報のうち電気機器の履歴情報を管理する履歴情報管理手段とに区分され、基本情報、連携情報及び履歴情報を効率よく取得及び管理することができるので、基本情報、連携情報及び履歴情報を取得する際の通信トラフィックを低下させることができるとともに、制御手段により実行される制御処理に使用されるアプリケーションソフトウエアの開発負担を軽減することができる。
基本情報管理手段は、制御情報のうち所定のサービスに用いられる電気機器の基本情報を管理し、連携情報管理手段は、サービスを実行する制御装置間の連携情報を管理することが好ましい。この場合、所定のサービスに用いられる電気機器の基本情報及びサービスを実行する制御装置間の連携情報を効率よく管理することができるので、制御手段により実行される制御処理に使用されるアプリケーションソフトウエアの開発負担を軽減することができる。また、所定のサービスに用いられる電気機器の基本情報が管理され、サービスを実行する制御装置間の連携情報が管理されているので、所定のサービスが実行される際に、通信する制御装置を特定することができ、従来のように電気機器に接続されている全ての制御装置に制御結果を同報する必要がなく、サービスに用いられる制御装置のみに制御結果を送信することができ、通信トラフィックを低下させることができる。
制御情報のうち所定のサービスに用いられる電気機器の基本情報と、サービスを実行する制御装置間の連携情報とをサービス情報として管理するサービス情報管理手段をさらに備えることが好ましい。この場合、所定のサービスに用いられる電気機器の基本情報及びサービスを実行する制御装置間の連携情報を効率よく管理することができるので、制御手段により実行される制御処理に使用されるアプリケーションソフトウエアの開発負担を軽減することができる。また、所定のサービスに用いられる電気機器の基本情報が管理され、サービスを実行する制御装置間の連携情報が管理されているので、所定のサービスが実行される際に、通信する制御装置を特定することができ、従来のように電気機器に接続されている全ての制御装置に制御結果を同報する必要がなく、サービスに用いられる制御装置のみに制御結果を送信することができ、通信トラフィックを低下させることができる。
基本情報管理手段は、通信手段を介して制御装置から取得したサービス情報に対応する基本情報がある場合、外部通信回線を介して接続されているサーバ装置から通信手段を用いて当該サービス情報を取得することが好ましい。
この場合、通信手段を介して制御装置から取得できないサービス情報を、外部通信回線を介してサーバ装置から取得することができるので、新たに追加されたサービス情報を容易に取得することができ、制御手段により実行される制御処理に使用されるアプリケーションソフトウエアのバージョンアップ及び変更等を容易に行うことができる。
制御手段は、第1の制御処理を行う第1の制御手段と、第1の制御処理と異なる第2の制御処理を行う第2の制御手段とを含むことが好ましい。この場合、異なる制御処理に使用される基本情報、連携情報及び履歴情報を効率よく取得及び管理することができるので、複数の制御処理を効率よく行うことができる。
基本情報管理手段は、第1の制御手段により実行される第1のサービスに用いられる基本情報と、第2の制御手段により実行される第2のサービスに用いられる基本情報とを識別して記憶し、連携情報管理手段は、第1の制御手段により実行される第1のサービスに用いられる連携情報と、第2の制御手段により実行される第2のサービスに用いられる連携情報とを識別して記憶することが好ましい。この場合、複数のサービスに用いられる基本情報及び連携情報が識別されて記憶されるので、各サービスに対応する基本情報及び連携情報を用いて各制御処理を円滑に行うことができる。
本発明に係る制御方法は、通信回線を介して接続された複数の制御装置によって制御される電気機器を制御する制御方法であって、電気機器が、通信回線を介して制御装置と通信する通信ステップと、電気機器が、制御情報を用いて制御装置によって制御されるための制御ステップと、電気機器が、制御手段と制御装置との間で通信される制御情報を管理する情報管理ステップとを含み、情報管理ステップは、電気機器が、制御情報のうち当該電気機器に対して規定されている基本情報を管理する基本情報管理ステップと、電気機器が、制御情報のうち制御装置間の連携情報を管理する連携情報管理ステップとを含むものである。
本発明に係る制御方法においては、情報管理ステップが、制御情報のうち当該電気機器に対して規定されている基本情報を管理する基本情報管理ステップと、制御情報のうち制御装置間の連携情報を管理する連携情報管理ステップとに区分され、基本情報及び連携情報を効率よく取得及び管理することができるので、基本情報及び連携情報を取得する際の通信トラフィックを低下させることができるとともに、制御手ステップの実行に使用されるアプリケーションソフトウエアの開発負担を軽減することができる。
本発明に係る制御プログラムは、通信回線を介して接続された複数の制御装置によって制御される電気機器の制御プログラムであって、記通信回線を介して制御装置と通信する通信手段と、制御情報を用いて制御装置によって制御されるための制御手段と、制御手段と制御装置との間で通信される制御情報を管理する情報管理手段として電気機器を機能させ、情報管理手段は、制御情報のうち当該電気機器に対して規定されている基本情報を管理する基本情報管理手段と、制御情報のうち制御装置間の連携情報を管理する連携情報管理手段とを備えるものである。
本発明に係る制御プログラムを電気機器において実行することにより、情報管理手段が、制御情報のうち当該電気機器に対して規定されている基本情報を管理する基本情報管理手段と、制御情報のうち制御装置間の連携情報を管理する連携情報管理手段とに区分され、基本情報及び連携情報を効率よく取得及び管理することができるので、基本情報及び連携情報を取得する際の通信トラフィックを低下させることができるとともに、制御手段により実行される制御処理に使用されるアプリケーションソフトウエアの開発負担を軽減することができる。
本発明に係る制御システムは、通信回線を介して接続された複数の制御装置によって電気機器を制御する制御システムであって、制御装置は、通信回線を介して電気機器と通信する通信手段と、制御情報を用いて電気機器を制御する制御手段と、制御手段と電気機器との間で通信される制御情報を管理する情報管理手段とを備え、情報管理手段は、制御情報のうち電気機器毎に規定されている基本情報を管理する基本情報管理手段と、制御情報のうち電気機器間の連携情報を管理する連携情報管理手段とを備え、電気機器は、通信回線を介して制御装置と通信する通信手段と、制御情報を用いて制御装置から制御されるための制御手段と、制御手段と制御装置との間で通信される制御情報を管理する情報管理手段とを備え、情報管理手段は、制御情報のうち当該電気機器に対して規定されている基本情報を管理する基本情報管理手段と、制御情報のうち制御装置間の連携情報を管理する連携情報管理手段とを備えるものである。
本発明に係る制御システムにおいては、制御装置の情報管理手段が、制御情報のうち電気機器毎に規定されている基本情報を管理する基本情報管理手段と、制御情報のうち電気機器間の連携情報を管理する連携情報管理手段とに区分され、電気機器の情報管理手段が、制御情報のうち当該電気機器に対して規定されている基本情報を管理する基本情報管理手段と、制御情報のうち制御装置間の連携情報を管理する連携情報管理手段とに区分され、基本情報及び連携情報を効率よく取得及び管理することができるので、基本情報及び連携情報を取得する際の通信トラフィックを低下させることができるとともに、制御手段により実行される制御処理に使用されるアプリケーションソフトウエアの開発負担を軽減することができる。
本発明に係る制御方法は、通信回線を介して接続された複数の制御装置によって電気機器を制御する制御方法であって、制御装置が、通信回線を介して電気機器と通信する通信ステップと、制御装置が、制御情報を用いて電気機器を制御する制御ステップと、制御装置が、制御手段と電気機器との間で通信される制御情報を管理する情報管理ステップとを含み、情報管理ステップは、制御装置が、制御情報のうち電気機器毎に規定されている基本情報を管理する基本情報管理ステップと、制御装置が、制御情報のうち電気機器間の連携情報を管理する連携情報管理ステップとを含み、電気機器が、通信回線を介して制御装置と通信する通信手段と、電気機器が、制御情報を用いて制御装置から制御されるための制御ステップと、電気機器が、制御手段と制御装置との間で通信される制御情報を管理する情報管理ステップとを含み、情報管理ステップは、電気機器が、制御情報のうち当該電気機器に対して規定されている基本情報を管理する基本情報管理ステップと、電気機器が、制御情報のうち制御装置間の連携情報を管理する連携情報管理ステップとを含むものである。
本発明に係る制御方法においては、制御装置における情報管理ステップが、制御情報のうち電気機器毎に規定されている基本情報を管理する基本情報管理ステップと、制御情報のうち電気機器間の連携情報を管理する連携情報管理ステップとに区分され、電気機器における情報管理ステップが、制御情報のうち当該電気機器に対して規定されている基本情報を管理する基本情報管理ステップと、制御情報のうち制御装置間の連携情報を管理する連携情報管理ステップとに区分され、基本情報及び連携情報を効率よく取得及び管理することができるので、基本情報及び連携情報を取得する際の通信トラフィックを低下させることができるとともに、制御ステップの実行に使用されるアプリケーションソフトウエアの開発負担を軽減することができる。
本発明によれば、情報管理手段が、制御情報のうち電気機器毎に規定されている基本情報を管理する基本情報管理手段と、制御情報のうち電気機器間の連携情報を管理する連携情報管理手段とに区分され、基本情報及び連携情報を効率よく取得及び管理することができるので、基本情報及び連携情報を取得する際の通信トラフィックを低下させることができるとともに、制御手段により実行される制御処理に使用されるアプリケーションソフトウエアの開発負担を軽減することができる。また、各電気機器におけるサービスの識別が確実となることで制御ソフトウエアの記述が簡素化され、宅内制御システムにおけるアプリケーションの開発負担を大いに低減することができる。
以下、本発明の一実施の形態による制御装置であるコントローラを用いたホームネットワークシステムについて図面を参照しながら説明する。
(第1の実施形態)
図1は、本発明の第1の実施形態によるホームネットワークシステムの構成を示すブロック図である。
図1は、本発明の第1の実施形態によるホームネットワークシステムの構成を示すブロック図である。
図1において、ホームネットワークシステムは、GWコントローラ101、複数の電気機器102〜105及び宅内通信回線106を備える。GWコントローラ101、複数の電気機器102〜105及び宅内通信回線106は、一般住宅、集合住宅等に設置される。GWコントローラ101は、宅内通信回線106を介して電気機器102〜105と通信可能に接続され、制御情報を用いて電気機器102〜105の動作を制御する。電気機器102〜105は、いわゆる家庭電化製品だけでなく住設機器や住環境を測定・検知するセンサなども含めた、ホームネットワークに接続可能な機器であり、本明細書では、これらの機器を総称する用語として「電気機器」を使用することとする。また、制御情報は、後述する基本情報、連携情報及び履歴情報等から構成される情報を意味する。
GWコントローラ101は、宅外通信回線300を介してサーバ200に通信可能に接続され、サーバ200は、GWコントローラ101の要求に応じて複数の電気機器102〜105等の基本情報等を提供する。
サーバ200は、公知のサーバコンピュータ等から構成され、通信処理部201、制御部202及び基本情報記憶部203を備える。基本情報記憶部203には、各種電気機器の基本情報がデータベースとして予め記憶され、その内容が適宜更新されている。制御部202は、GWコントローラ101からの要求に応じて該当する電気機器の基本情報を基本情報記憶部203から読み出し、通信処理部201を用いてGWコントローラ101へ基本情報を送信する。
宅外通信回線300は、電話回線およびディジタル回線などの交換回線や専用回線などによる宅外の通信網である。なお、宅外通信回線300としては、上記の例に特に限定されず、種々の広域ネットワークを用いることができ、専用回線、他の公衆回線、インターネット等を用いてもよく、また、有線及び無線のいずれの方式を用いてもよい。
図2は、図1に示すGWコントローラ101の構成を示すブロック図である。なお、以下の説明では、図1に示す電気機器102〜105がそれぞれ、給湯器、空調機(エアコン)、赤外線センサ、警報機である場合を例に具体的に説明する。
GWコントローラ101は、宅内通信回線106を介して給湯器102、空調機103、赤外線センサ104及び警報機105と通信可能に接続される。GWコントローラ101は、CPU(中央演算処理装置)、ROM(リードオンリーメモリ)、RAM(ランダムアクセスメモリ)、ゲートウェイ(GW)、操作部及び液晶表示装置等から構成され、所定のプログラムをCPU等で実行することにより、制御部11,12、制御I/O(入力/出力)部13、情報管理部20及び通信処理部31として機能する。なお、GWコントローラ101には、必要に応じてハードディスクドライブ及びメモリーカード等の記憶装置を付加してもよい。また、制御部及び電気機器の数は、上記の例に特に限定されず、実行される制御処理に応じて種々の変更が可能である。
制御部11,12及び制御I/O(入力/出力)部13は、所定の制御アプリケーションソフトウエアをCPU等で実行することにより実現される。情報管理部20は、所定の連携ミドルウエアをCPU等で実行することにより、基本情報管理部21、連携情報管理部22及び履歴情報管理部23として機能する。
通信処理部31は、所定の通信ミドルウエア及び下位通信ソフトウエアをCPU等で実行することにより実現され、宅内通信回線106を介して家電機器102〜105との通信を制御する。また、通信処理部31は、宅外通信回線300を介してサーバ200との通信を制御するゲートウェイ機能も有する。なお、通信処理部として、家電機器102〜105との通信機能とゲートウェイ機能とを個別に設けてもよい。また、後述するように、家電機器102〜105が給湯器102、空調機103、赤外線センサ104及び警報機105の場合は、通信処理部31は、宅外への通信を行うことは少ない。
本実施の形態では、通信処理部31の通信ミドルウエア及び下位通信ソフトウエアとして、公知のECHONET規格におけるECHONET通信ミドルウエア及び下位通信ソフトウエアを用いることとし、給湯器102、空調機103、赤外線センサ104及び警報機105は、ECHONETで規格化された通信インターフェースを有し、機器単独でホームネットワークに接続可能なフルECHONET機器である。
なお、給湯器102、空調機103、赤外線センサ104及び警報機105は、ホームネットワークに接続可能な機器であればよく、上記の例に特に限定されず、フレックスECHONET機器等であってもよい。また、通信ミドルウエア及び下位通信ソフトウエアは、上記のECHONET規格におけるECHONET通信ミドルウエア及び下位通信ソフトウエアに特に限定されず、他の通信ミドルウエア及び下位通信ソフトウエアを用いてもよい。
制御部11は、例えば、省エネルギーアプリケーションソフトウエアをCPU等で実行することにより実現され、所定の省エネルギー制御処理を実行する。制御部12は、例えば、セキュリティアプリケーションソフトウエアをCPU等で実行することにより実現され、所定のセキュリティ制御処理を実行する。制御I/O(入力/出力)部13は、所定の制御I/O用アプリケーションソフトウエアをCPU等で実行することによりグラフィカル・ユーザー・インターフェースとして機能し、ユーザによる制御情報の入力及び制御結果の表示等に使用される。
基本情報管理部21は、通信処理部31を用いて、給湯器102、空調機103、赤外線センサ104及び警報機105から各電気機器の基本情報を取得して管理する。基本情報は、電気機器の動作を制御するために電気機器毎に規定された電気機器の機能等に関する情報である。電気機器から送信される基本情報としては、各機器の品種、保有機能、メーカ名及び品番等があり、例えば、空調機103の場合、オン/オフ、温度、湿度、方向設定、タイマ等に関する情報が該当する。なお、これらの基本情報は、各機器の製造時に機器内部の所定のメモリに予め記憶される。
基本情報管理部21が上記の基本情報を取得するタイミングとして、給湯器102、空調機103、赤外線センサ104及び警報機105が宅内通信回線106に初めて接続されたとき、接続を解除される故障時及び廃棄時等がある。また、空調機103、赤外線センサ104及び警報機105が制御部11の省エネルギーアプリケーションソフトウエアを提供するメーカの製品であり、給湯器102が他社製品の場合、給湯器102は管理対象外の機器となり、基本情報管理部21が給湯器102から基本情報を取得するタイミングは、給湯器102が宅内通信回線106に初めて接続されたときのみに限定してもよい。
例外的に、赤外線センサ104では、ほぼ定期的に電池交換が行われるので、電池交換による動作中断時及び復帰時に基本情報を取得したり、空調機103では、夏期及び冬期以外の中間期等において通信処理部を含めて各機器の電源が完全に切断されるので、空調機103が宅内通信回線106に再接続されたときに、基本情報を取得するようにしてもよい。
基本情報管理部21は、給湯器102、空調機103、赤外線センサ104及び警報機105から送信された基本情報だけでは制御部11,12等の制御処理に不充分な場合、サーバ200から各電気機器のさらに詳細な基本情報を取得して管理する。サーバ200から取得される基本情報としては、電気機器に付属するリモコン及び操作ボタン等により実現される機能に関する情報以外のものが該当し、例えば、空調機103の場合、内蔵された室温センサの計測値を読み出す機能を利用するための方法(コマンド)、リモコンで設定できる温度範囲に関する情報が該当する。この場合、この温度範囲に関する基本情報を用いて、制御I/O部13によりグラフィカル・ユーザー・インターフェースとして液晶表示装置に設定温度の最大値及び最小値を表示することができる。
連携情報管理部22は、各制御部11,12が宅内通信回線106に接続されている電気機器のどの基本情報に基づいて他の電気機器のどの機能をどのようなタイミングで使用しているかを特定するための電気機器間の連携動作を表す連携情報を管理する。
例えば、制御部11が省エネルギー制御処理を実行する場合、赤外線センサ104の人感検知情報により室内における居住者の在又は不在を検出し、不在時に空調機103の設定温度を緩和して省エネルギー運転を行わせ、居住者の入室まで待機する制御が行われる。制御部12がセキュリティ制御処理を実行する場合、赤外線センサ104の人感検知情報により侵入者の存在を検出し、警報機105により警報音を発生させて居住者に通報したり、GWコントローラ101を経由して警備会社に通報する制御が行われる。
上記の省エネルギー制御処理では、空調機103のコンプレッサの連続動作時に能力変更を頻繁に行うことは効率及び寿命の観点から有り得ないため、早くても1分ごとに赤外線センサ104から人感検知情報を取得すれば、空調機103による室内の温度制御を適切に行うことができる。一方、セキュリティ制御処理では、赤外線センサ104が侵入者を検知した場合、すぐにGWコントローラ101を経由して警備会社に通報する必要がある。このように、各制御処理では赤外線センサ104からの人感検知情報の送信タイミングが異なるが、連携情報管理部22は、各制御部11,12の連携情報を基に赤外線センサ104に対する共通の取得タイミングを決定し、赤外線センサ104との送信回数を削減する。
また、宅内通信回線106に新たに接続された電気機器が有する機能と、既に接続されている電気機器が有する機能とが連携されて融合した新機能が提供される場合がある。例えば、当初、空調機103が宅内通信回線106に接続されていたときに、セキュリティ用途に購入された赤外線センサ104及び警報機105が宅内通信回線106に新たに接続された場合、赤外線センサ104は、上記の省エネルギー制御処理及びセキュリティ制御処理に使用することができ、このようにして新機能に柔軟に対応することができる。
一方、赤外線センサ104が、居住者が動くときにしか居住者を検出できない場合、居住者がほぼ不動の状態でテレビジョンを視聴していても、赤外線センサ104では居住者を検出できない。このとき、宅内通信回線106にテレビジョンが接続されていれば、テレビジョンのリモコン操作を検出することにより居住者の在又は不在を検出し、上記の省エネルギー制御処理を実行することができる。
また、赤外線センサ104だけでは火災通報を行うことはできないが、例えば、空調機103の室温センサによる室温センシング機能を併用することにより、警報機105による火災通報を行うことができるので、居住者の不在時に警報機105を防犯用途だけでなく、防災用途にも使用することができる。この場合、基本情報管理部21は、空調機103の室温センサによる室温センシング機能を動作させるためのコマンド等の基本情報をサーバ200から取得する。
上記の連携情報は、制御I/O部13においても使用され、例えば、赤外線センサ104が宅内に複数設置されている場合、どの赤外線センサが侵入者を検出したかを液晶表示装置に表示することにより、居住者は侵入口を直感的に且つ即座に知ることができる。上記の複数の赤外線センサを省エネルギー処理にも併用している場合、居住者は、どの赤外線センサが設置された部屋において不在時に空調機103を連続運転させるような無駄な設定が行われているかを一目で判断することができ、すぐに注意したり、運転を強制的に停止させたりする等の対処を行うことができる。
履歴情報管理部23は、履歴情報を各電気機器から取得して管理する。履歴情報は、各電気機器の運転状況、故障状態等を表す運転履歴情報である。ここで、宅内通信回線106に接続されている全ての家電機器の履歴情報を収集して記憶したのでは、宅内通信回線106の通信負荷が増大するともに、データ容量が膨大となるため、蓄積すべき履歴情報の種類及び収集タイミング等を適切に設定する必要がある。
例えば、空調機103、赤外線センサ104及び警報機105が制御部11の省エネルギーアプリケーションソフトウエアを提供するメーカの製品であり、給湯器102が他社製品の場合、給湯器102の履歴管理は不要であり、履歴情報管理部23は、空調機103、赤外線センサ104及び警報機105の履歴情報を管理する。
空調機103の場合、空調機103の故障予測にコンプレッサの運転時間等の履歴情報が必要なとき、履歴情報管理部23は、オン/オフに関する基本情報の取得時にまとめて履歴情報を取得したり、故障の予兆がある場合には特別に故障予測に必要な詳細な履歴情報を選別して通常より高い頻度で履歴情報を取得する。
赤外線センサ104の場合、比較的故障が少ないため、履歴情報として管理する項目が少なく、内蔵されている電池の寿命に関する履歴情報が管理される。このため、履歴情報管理部23は、赤外線センサ104に対して数日に1回程度の履歴情報を取得する。警報機105の場合、異常時に必ず動作する必要があるため、常時動作可能かを確認する必要があり、履歴情報管理部23は、定期的に警報機105から履歴情報を取得して動作確認を行う。
上記の履歴情報は、制御I/O部13においても使用され、例えば、制御I/O部13がグラフィカル・ユーザー・インターフェースとして液晶表示装置に故障した電気機器や故障の予兆のある電気機器を表示することにより、高齢者や子供でも故障した電気機器や故障の予兆のある電気機器を非常に容易に特定することができる。
なお、制御I/O部13に液晶表示装置だけでなく、USB(Universal Serial Bus)等の汎用通信ポートが設けられている場合、この汎用通信ポートを用いて、メンテナンス業者が運転履歴を表す履歴情報をメンテナンス用小型携帯端末に記憶させるようにしてもよい。この場合、制御部11,12毎に個別に管理されている履歴情報を個別に指定して記憶する場合に比して、必要な履歴情報を効率的に収集することができる。
本実施の形態では、通信処理部31が通信手段の一例に相当し、制御部11,12及び制御I/O部13が制御手段の一例に相当し、情報管理部20が情報管理手段の一例に相当し、基本情報管理部21が基本情報管理手段の一例に相当し、連携情報管理部22が連携情報管理手段の一例に相当し、履歴情報管理部23が履歴情報管理手段の一例に相当する。
次に、上記のように構成されたGWコントローラ101の動作について説明する。図3は、図2に示すGWコントローラ101の基本情報取得処理を説明するためのフローチャートである。
図3に示すように、GWコントローラ101の制御部11,12及び制御I/O部13は、自身の処理に使用する各基本情報の取得項目データ及び取得タイミングデータを基本情報管理部21へ出力し、基本情報管理部21は、各基本情報の取得項目データ及び取得タイミングデータを解析する(ステップS1)。
次に、基本情報管理部21は、解析結果を基に、記憶する基本情報が重複しないように取得する基本情報を決定するとともに、共通する取得タイミングを抽出して必要最低限の取得タイミングを決定する(ステップS2)。
次に、基本情報管理部21は、決定された取得タイミングになっているか否かを判断し(ステップS3)、取得タイミングになっている場合、通信処理部31を用いて各電気機器に基本情報を要求する(ステップS4)。
次に、給湯器102、空調機103、赤外線センサ104及び警報機105は、基本情報要求を受理し(ステップS11)、内部に記憶している自身の基本情報をGWコントローラ101へ送信する(ステップS12)。
次に、GWコントローラ101の通信処理部31は、送信された基本情報を受信し(ステップS5)、基本情報管理部21は、受信した基本情報を電気機器ごとに記憶する(ステップS6)。
次に、基本情報管理部21は、制御部11,12及び制御I/O部13が要求する基本情報として他の基本情報が必要か否かを判断し(ステップS7)、他の基本情報が必要でない場合は処理を終了し、他の基本情報が必要な場合は、必要な基本情報をサーバ200に要求する(ステップS8)。
次に、サーバ200の通信処理部201は、基本情報の送信要求を受信し、制御部202は、要求された基本情報を基本情報記憶部203から読み出す(ステップS21)。次に、制御部202は、読み出した基本情報を通信処理部201を用いて送信する(ステップS22)。
次に、GWコントローラ101の通信処理部31は、送信された基本情報を受信し(ステップS9)、受信した基本情報を電気機器ごとに記憶し(ステップS10)、処理を終了する。上記の処理により取得した基本情報は、基本情報管理部21により管理され、制御部11,12及び制御I/O部13が実行する制御処理に使用される。
このように、基本情報管理部21が各電気機器の基本情報を一元的に管理しているので、基本情報の共通する取得タイミングを抽出して必要最低限の取得タイミングで基本情報を電気機器から取得し、基本情報を取得する際の通信トラフィックを低下させることができるとともに、複数の制御処理に共通する基本情報を重複することなく記憶し、必要最低限の基本情報を用いて各制御処理を円滑に行うことができる。
また、各電気機器から取得できない基本情報をサーバ200から取得することができるので、詳細な基本情報を取得したり、新たに追加された基本情報を容易に取得することができ、制御部11,12及び制御I/O部13により実行される制御処理に使用されるアプリケーションソフトウエアのバージョンアップ及び変更等を容易に行うことができる。
図4は、図2に示すGWコントローラ101の連携情報取得処理を説明するためのフローチャートである。図4に示すように、GWコントローラ101の制御部11,12及び制御I/O部13は、自身の処理に使用する各連携情報の取得項目データ及び取得タイミングデータを連携情報管理部22へ出力し、連携情報管理部22は、各連携情報の取得項目データ及び取得タイミングデータを解析する(ステップS31)。
次に、連携情報管理部22は、解析結果を基に、記憶する連携情報が重複しないように取得する連携情報を決定するとともに、共通する取得タイミングを抽出して必要最低限の取得タイミングを決定する(ステップS32)。
次に、連携情報管理部22は、決定された取得タイミングになっているか否かを判断し(ステップS33)、取得タイミングになっている場合、通信処理部31を用いて該当する電気機器に連携情報を要求する(ステップS34)。
次に、給湯器102、空調機103、赤外線センサ104及び警報機105のうち該当する電気機器は、連携情報要求を受理し(ステップS41)、要求された連携情報をGWコントローラ101へ送信する(ステップS42)。
次に、GWコントローラ101の通信処理部31は、送信された連携情報を受信し(ステップS35)、連携情報管理部22は、受信した連携情報を記憶する(ステップS36)。上記の処理により取得した連携情報は、連携情報管理部22により管理され、制御部11,12及び制御I/O部13が実行する制御処理に使用される。
このように、連携情報管理部22が電気機器間の連携情報を一元的に管理しているので、連携情報の共通する取得タイミングを抽出して必要最低限の取得タイミングで連携情報を電気機器から取得し、連携情報を取得する際の通信トラフィックを低下させることができるとともに、複数の制御処理に共通する連携情報を重複することなく記憶し、必要最低限の連携情報を用いて各制御処理を円滑に行うことができる。
図5は、図2に示すGWコントローラ101の履歴情報取得処理を説明するためのフローチャートである。図5に示すように、GWコントローラ101の制御部11,12及び制御I/O部13は、自身の処理に使用する各履歴情報の取得項目データ及び取得タイミングデータを履歴情報管理部23へ出力し、履歴情報管理部23は、各履歴情報の取得項目データ及び取得タイミングデータを解析する(ステップS51)。
次に、履歴情報管理部23は、解析結果を基に、記憶する履歴情報が重複しないように取得する履歴情報を決定するとともに、共通する取得タイミングを抽出して必要最低限の取得タイミングを決定する(ステップS52)。
次に、履歴情報管理部23は、決定された取得タイミングになっているか否かを判断し(ステップS53)、取得タイミングになっている場合、通信処理部31を用いて該当する電気機器に履歴情報を要求する(ステップS54)。
次に、給湯器102、空調機103、赤外線センサ104及び警報機105のうち該当する電気機器は、履歴情報要求を受理し(ステップS61)、要求された履歴情報をGWコントローラ101へ送信する(ステップS62)。
次に、GWコントローラ101の通信処理部31は、送信された履歴情報を受信し(ステップS55)、履歴情報管理部23は、受信した履歴情報を記憶する(ステップS56)。上記の処理により取得した履歴情報は、履歴情報管理部23により管理され、制御部11,12及び制御I/O部13が実行する制御処理に使用される。
このように、履歴情報管理部23が電気機器の履歴情報を一元的に管理しているので、履歴情報の共通する取得タイミングを抽出して必要最低限の取得タイミングで履歴情報を電気機器から取得し、履歴情報を取得する際の通信トラフィックを低下させることができるとともに、複数の制御処理に共通する履歴情報を重複することなく記憶し、必要最低限の履歴情報を用いて各制御処理を円滑に行うことができる。
図6は、図2に示すGWコントローラ101による通信回数の削減効果及びアプリケーション開発負担の低減効果を説明するための模式図である。なお、図6では、説明を容易にするために通信処理部31の図示を省略している。
図6に示す例は、省エネルギー制御処理において、給湯器102、空調機103、赤外線センサ104及び警報機105から基本情報を取得し、空調機103及び赤外線センサ104から連携情報を取得し、空調機103、赤外線センサ104及び警報機105から履歴情報を取得し、一方、セキュリティ制御処理において、給湯器102、空調機103、赤外線センサ104及び警報機105から基本情報を取得し、空調機103、赤外線センサ104及び警報機105から連携情報を取得し、空調機103、赤外線センサ104及び警報機105から履歴情報を取得する場合を示している。
図2に示すGWコントローラ101の場合、図6の(a)に示すように、制御部11が省エネルギー制御処理を実行し、基本情報の取得タイミングデータ及び取得項目データを基本情報管理部21へ出力し、連携情報の取得タイミングデータ及び取得項目データを連携情報管理部22へ出力し、履歴情報の取得タイミングデータ及び取得項目データを履歴情報管理部23へ出力する。また、制御部12がセキュリティ制御処理を実行し、基本情報の取得タイミングデータ及び取得項目データを基本情報管理部21へ出力し、連携情報の取得タイミングデータ及び取得項目データを連携情報管理部22へ出力し、履歴情報の取得タイミングデータ及び取得項目データを履歴情報管理部23へ出力する。
次に、基本情報管理部21は、制御部11,12からの各基本情報の取得タイミングデータ及び取得項目データを解析して給湯器102、空調機103、赤外線センサ104及び警報機105から基本情報を取得する。連携情報管理部22は、制御部11,12からの各連携情報の取得タイミングデータ及び取得項目データを解析して空調機103、赤外線センサ104及び警報機105から連携情報を取得する。履歴情報管理部23は、制御部11,12からの各履歴情報の取得タイミングデータ及び取得項目データを解析して空調機103、赤外線センサ104及び警報機105から履歴情報を取得する。
この結果、GWコントローラ101では、図6の(a)に示すように、基本情報管理部21、連携情報管理部22及び履歴情報管理部23と、給湯器102、空調機103、赤外線センサ104及び警報機105との間の通信回数は10回となる。
一方、比較例として示す図6の(b)に示す例では、各制御部41,42がそれぞれ内部に基本情報管理部、連携情報管理部及び履歴情報管理部を備え、制御部41が省エネルギー制御処理を実行し、制御部41の基本情報管理部が給湯器102、空調機103、赤外線センサ104及び警報機105から基本情報を取得し、制御部41の連携情報管理部が空調機103及び赤外線センサ104から連携情報を取得し、制御部41の履歴情報管理部が空調機103、赤外線センサ104及び警報機105から履歴情報を取得する。また、制御部42がセキュリティ制御処理を実行し、制御部42の基本情報管理部が給湯器102、空調機103、赤外線センサ104及び警報機105から基本情報を取得し、制御部42の連携情報管理部が空調機103、赤外線センサ104及び警報機105から連携情報を取得し、制御部42の履歴情報管理部が空調機103、赤外線センサ104及び警報機105から履歴情報を取得する。
この結果、図6の(b)に示す例では、制御部41,42と、給湯器102、空調機103、赤外線センサ104及び警報機105との間の通信回数は19回となる。したがって、本実施の形態では、通信回数を約2分の1に削減することができるとともに、アプリケーションの開発負担を大いに低減することができ、宅内通信回線106が低速且つ低容量の通信媒体である場合、非常に有益である。また、実装する機器のメモリ等のリソースも少なくなり、より大規模な又はより多くの制御アプリケーションを搭載することも可能となる。
なお、上記の説明では、基本情報管理部21、連携情報管理部22及び履歴情報管理部23をGWコントローラ101内に具備したが、この例に特に限定されず、電気機器102〜105内に基本情報管理部21、連携情報管理部22及び履歴情報管理部23を具備するようにしてもよい。
また、上記の説明では、基本情報等をGWコントローラ101側から要求して取得する場合を説明したが、この例に特に限定されず、基本情報等を送信するタイミングが変更されない場合に電気機器102〜105側から自発的にGWコントローラ101へ送信するようにしてもよい。この場合、自律分散ネットワークを構築することができ、今後益々有益なものとなる。
(第2の実施形態)
次に、本発明の第2の実施形態について、図面を参照しながら説明する。第1の実施形態では、GWコントローラ101が基本情報管理部21、連携情報管理部22及び履歴情報管理部23を備えているが、第2の実施形態では、さらに電気機器が、基本情報管理部、連携情報管理部及び履歴情報管理部を備えるものである。
次に、本発明の第2の実施形態について、図面を参照しながら説明する。第1の実施形態では、GWコントローラ101が基本情報管理部21、連携情報管理部22及び履歴情報管理部23を備えているが、第2の実施形態では、さらに電気機器が、基本情報管理部、連携情報管理部及び履歴情報管理部を備えるものである。
図7は、本発明の第2の実施形態によるホームネットワークシステムの構成を示すブロック図である。なお、図7において、図1に示すホームネットワークシステムと同じ構成要素については同じ符号を用い、説明を省略する。
図7において、ホームネットワークシステムは、GWコントローラ401、コントローラ402、複数の電気機器111〜118及び宅内通信回線106を備える。コントローラ401、複数の電気機器111〜118及び宅内通信回線106は、一般住宅、集合住宅等に設置される。GWコントローラ401及びコントローラ402は、宅内通信回線106を介して電気機器111〜118と通信可能に接続され、制御情報を用いて電気機器111〜118の動作を制御する。電気機器111〜118は、いわゆる家庭電化製品だけでなく住設機器や住環境を測定・検知するセンサなども含めた、ホームネットワークに接続可能な機器である。また、制御情報は、後述する基本情報、連携情報、履歴情報及びサービス情報等から構成される情報を意味する。
GWコントローラ401は、宅外通信回線300を介してサーバ200に通信可能に接続され、宅外/宅内との通信が可能なゲートウェイ機能を有する。コントローラ402は、宅内通信回線106を介して宅内のGWコントローラ401及び電気機器111〜118と通信可能に接続され、宅外/宅内との通信が可能なゲートウェイ機能を有していない。
サーバ200は、公知のサーバコンピュータ等から構成され、通信処理部201、制御部202、基本情報記憶部203及びサービス情報記憶部204を備える。基本情報記憶部203には、各種電気機器の基本情報がデータベースとして予め記憶され、その内容が適宜更新されている。サービス情報記憶部204には、各サービスを実現するために用いられる電気機器の基本情報と、サービスアプリケーションを実行する電気機器間の連携情報とがデータベースとして予め記憶され、その内容が適宜更新されている。なお、サービス情報とは、各サービスを実現するために用いられる電気機器の基本情報と、サービスを実現する電気機器間の連携情報とを表す。制御部202は、GWコントローラ401からの要求に応じて該当する電気機器の基本情報を基本情報記憶部203から読み出し、通信処理部201を用いてGWコントローラ401へ基本情報を送信する。また、制御部202は、GWコントローラ401からの要求に応じて該当するサービス情報をサービス情報記憶部204から読み出し、通信処理部201を用いてGWコントローラ401へサービス情報を送信する。
図8は、本発明の第2の実施形態における宅内制御システムのGWコントローラの構成を示すブロック図である。なお、図8において、図2に示すGWコントローラ101と同じ構成要素については同じ符号を用い、説明を省略する。また、以下の説明では、図7に示す電気機器111〜118がそれぞれ、発電給湯機、食器洗い機、IHジャー、照明、風呂、人感センサ(赤外線センサ)、洗濯/乾燥機、エアコン(空調機)である場合を例に具体的に説明する。
図8において、宅内制御システムは、GWコントローラ401、コントローラ402、複数の電気機器111〜118及び宅内通信回線106を備える。GWコントローラ401、コントローラ402、複数の電気機器111〜118及び宅内通信回線106は一般住宅、集合住宅等に設置される。なお、コントローラ402は、通信処理部31がゲートウェイ機能を有していないだけで、他の構成はGWコントローラ401と同じであるので説明を省略する。
GWコントローラ401は、宅内通信回線106を介して電気機器111〜118と通信可能に接続され、制御情報を用いて電気機器111〜118の動作を制御する。電気機器111〜118は、いわゆる家庭電化製品だけでなく住設機器や住環境を測定・検知するセンサなども含めた、ホームネットワークに接続可能な機器である。
GWコントローラ401は、宅外通信回線300を介してサーバ200に通信可能に接続され、サーバ200は、GWコントローラ401の要求に応じて、サービス情報や、複数の電気機器111〜118等の基本情報等を提供する。
GWコントローラ401は、宅内通信回線106を介して発電給湯機111、食器洗い機112、IHジャー113、照明114、風呂115、人感センサ116、洗濯/乾燥機117及びエアコン118と通信可能に接続される。GWコントローラ401は、CPU(中央演算処理装置)、ROM(リードオンリーメモリ)、RAM(ランダムアクセスメモリ)、ゲートウェイ、操作部及び液晶表示装置等から構成され、所定のプログラムをCPU等で実行することにより、制御部11,12、制御I/O(入力/出力)部13、情報管理部20及び通信処理部31として機能する。なお、GWコントローラ401には、必要に応じてハードディスクドライブ及びメモリーカード等の記憶装置を付加してもよい。また、制御部及び電気機器の数は、上記の例に特に限定されず、実行される制御処理に応じて種々の変更が可能である。
制御部11,12及び制御I/O(入力/出力)部13は、所定の制御アプリケーションソフトウエアをCPU等で実行することにより実現される。情報管理部20は、所定の連携ミドルウエアをCPU等で実行することにより、基本情報管理部21、連携情報管理部22、及び履歴情報管理部23として機能する。
通信処理部31は、所定の通信ミドルウエア及び下位通信ソフトウエアをCPU等で実行することにより実現され、宅内通信回線106を介して家電機器111〜118との通信を制御する。また、通信処理部31は、宅外通信回線300を介してサーバ200との通信を制御するゲートウェイ(GW)機能も有する。なお、通信処理部として、家電機器111〜118との通信機能とゲートウェイ機能とを個別に設けてもよい。
本実施の形態では、通信処理部31の通信ミドルウエア及び下位通信ソフトウエアとして、公知のECHONET規格におけるECHONET通信ミドルウエア及び下位通信ソフトウエアを用いることとし、発電給湯機111、食器洗い機112、IHジャー113、照明114、風呂115、人感センサ116、洗濯/乾燥機117及びエアコン118は、ECHONETで規格化された通信インターフェースを有し、機器単独でホームネットワークに接続可能なフルECHONET機器である。
制御部11は、例えば、CPU等で実現され、アプリケーションソフトウエアである発電給湯サービスソフトウエアを実行することにより、所定の発電給湯制御処理を行う。制御部12は、例えば、防犯通報アプリケーションソフトウエアをCPU等で実行することにより実現され、所定の防犯通報制御処理を実行する。制御I/O(入力/出力)部13は、所定の制御I/O用アプリケーションソフトウエアをCPU等で実行することによりグラフィカル・ユーザー・インターフェースとして機能し、ユーザによる制御情報の入力及び制御結果の表示等に使用される。
基本情報管理部21は、GWコントローラ401にプリセットされているアプリケーションを実行することによって実現される機能やサービスに用いられる基本情報、或いは、通信回線300を経てサーバ200より入手される新しいアプリケーションを実行することによって実現されるサービスに用いられる基本情報を取得して管理する。基本情報は、後述する各電器機器が保有する機能を組み合わせて実現できるサービスやアプリケーションのことを定義するもので、それを実行できる各種基本情報も含めて、所定のフォーマットやプログラム解釈できるXML等のプログラム言語で表現されている。
例えば、基本情報管理部21は、発電給湯サービスを実現するために用いられる風呂115が有する基本情報のうちのオン/オフ、出湯温度及び沸き上げ流量に関する情報を当該発電給湯サービスに対応付けて記憶する。同様に、基本情報管理部21は、発電給湯サービスを実現するために用いられる食器洗い機112が有する基本情報のうちのオン/オフ及び出湯温度に関する情報を当該発電給湯サービスに対応付けて記憶する。すなわち、基本情報管理部21は、各サービスを実現するために用いられる各電気機器の基本情報をサービスごとに管理する。
また、基本情報管理部21は、通信処理部31を用いて、発電給湯機111、食器洗い機112、IHジャー113、照明114、風呂115、人感センサ116、洗濯/乾燥機117及びエアコン118から各電気機器の基本情報を取得して管理する。基本情報は、電気機器の動作を制御するために電気機器毎に規定された電気機器の機能等に関する情報である。電気機器から送信される基本情報としては、各機器の品種、保有機能、メーカ名及び品番等があり、例えば、風呂115の場合、オン/オフ、出湯温度、沸き上げ流量等に関する情報が該当する。なお、これらの基本情報は、各機器の製造時に機器内部の所定のメモリに予め記憶される。
連携情報管理部22は、各制御部11,12が宅内通信回線106に接続されている電気機器のどの基本情報に基づいて他の電気機器のどの機能をどのようなサービスで使用しているかを特定するための電気機器間の連携動作を表す連携情報を管理する。
履歴情報管理部23は、履歴情報を各電気機器から取得して管理する。履歴情報は、各電気機器の運転状況、故障状態等を表す運転履歴情報である。
次に、図9は、本発明の第2の実施形態における宅内制御システムの家電機器の構成を示すブロック図である。
図9において、宅内制御システムは、ゲートウェイ機能を有するGWコントローラ401に加えて、ゲートウェイ機能のないコントローラ402、複数の電気機器のうちの一つである風呂115を備える。コントローラ402、電気機器115及び宅内通信回線106は一般住宅、集合住宅等に設置される。GWコントローラ401は、宅外とも繋がるが、コントローラ402は宅内通信回線106を介して電気機器115等と通信可能に接続され、制御情報を用いて電気機器115等の動作を制御する。ここで、電気機器115は一例であり、他の家庭電化製品、住設機器や住環境を測定・検知するセンサなども含めた、ホームネットワークに接続可能な機器である。電気機器115は、宅内通信回線106を介してGWコントローラ401、コントローラ402及び他の電気機器111〜114,116〜118と通信可能に接続される。電気機器115は、CPU(中央演算処理装置)、ROM(リードオンリーメモリ)、RAM(ランダムアクセスメモリ)及びゲートウェイ等から構成され、所定のプログラムをCPU等で実行することにより、制御部41,42、情報管理部50及び通信処理部61として機能する。なお、電気機器115には、必要に応じて操作部及び液晶表示装置や、ハードディスクドライブ及びメモリーカード等の記憶装置を付加してもよい。また、制御部及びコントローラの数は、上記の例に特に限定されず、実行される制御処理に応じて種々の変更が可能である。さらに、電気機器115は、必要に応じてGWコントローラ401と同様の制御I/O部を付加してもよい。
制御部41,42は、所定の制御アプリケーションソフトウエアをCPU等で実行することにより実現される。情報管理部50は、制御部41,42とGWコントローラ401及びコントローラ402との間で通信される制御情報を管理し、所定の連携ミドルウエアをCPU等で実行することにより、基本情報管理部51、連携情報管理部52及び履歴情報管理部53として機能する。
通信処理部61は、所定の通信ミドルウエア及び下位通信ソフトウエアをCPU等で実行することにより実現され、宅内通信回線106を介してGWコントローラ401及びコントローラ402との通信を制御する。
制御部41は、例えば、CPU等で実現され、発電給湯サービスソフトウエアを実行することにより、所定の発電給湯制御処理を行う。制御部42は、例えば、CPU等で実現され、給湯制御サービスソフトウエアを実行することにより、所定の給湯制御処理を行う。
基本情報管理部51は、制御情報のうち電気機器に規定されている基本情報を管理する。また、基本情報管理部51は、制御情報のうち所定のサービスに用いられる電気機器の基本情報を管理する。例えば、基本情報管理部51は、発電給湯サービスに用いられる風呂115が有する基本情報のうちのオン/オフ、出湯温度及び沸き上げ流量に関する情報を当該発電給湯サービスに対応付けて記憶する。連携情報管理部52は、制御情報のうちサービスソフトウエアを実行するコントローラ間の連携情報を管理する。履歴情報管理部53は、制御情報のうち電気機器の履歴情報を管理する。
図9において、連携情報管理部52は、コントローラ402から送られるサービスに基づく基本情報に従って制御される。その際、電気機器115としては、どのようなサービスを実現するためにどのコントローラからどの機能をアサインして運転するかを記録する。具体的には後述の図12にて説明するが、従来の電気機器は特定のコントローラからの制御指令に対して、双方向通信しつつ運転されるが、その際にはブロードキャストによる通信が多く通信トラフィックが増加しがちであった。特に、コントローラが複数存在する環境では、どのコントローラからの通信であるか、或いはどのコントローラへの通信であるかを十分に特定していなかったため、無駄な通信トラフィックが存在していた。
しかしながら、本実施形態では、連携情報管理部52が、どのようなサービスを実現するためにどのコントローラからどの機能が用いられるのかを特定するので、コントローラが複数存在する環境でも、どのコントローラからの通信であるか、或いはどのコントローラへの通信であるかを認識することができ、通信トラフィックを低下させることができる。
また、異なるコントローラが、勝って気ままなタイミングで制御処理を同一の電気機器に働きかけることがある。この場合、連携情報管理部52がそれらをマージして、全く同一の制御指令の場合は共通であると判断し、2つの制御指令を1つの制御指令に変換して通信する。この結果、ネットワーク上を流れる通信トラフィックを低減することができる。
本発明では、電気機器115側にもGWコントローラ401及びコントローラ402側と同様に情報管理部50を設けることにより、効率的に通信を行いコントロールできるように構成している。
次に、上記のように構成された制御システムの動作について説明する。図10は、図8に示すGWコントローラ401のサービス情報取得処理を説明するためのフローチャートである。
図10に示すように、GWコントローラ401の制御部11,12及び制御I/O部13は、自身の処理に使用するサービスを設定する(ステップS71)。
次に、基本情報管理部21は、新たなサービス情報を取得する必要があるか否かを判断し(ステップS72)、新たなサービス情報を取得する場合、通信処理部31を用いてサーバ200にサービス情報を要求する(ステップS73)。ここで、新たなサービス情報を取得しない場合、ステップS76に移行する。
次に、サーバ200の通信処理部201は、基本情報の送信要求を受信し、制御部202は、要求されたサービス情報をサービス情報記憶部204から読み出す(ステップS81)。次に、制御部202は、読み出したサービス情報を通信処理部201を用いて送信する(ステップS82)。
次に、GWコントローラ401の通信処理部31は、送信されたサービス情報を受信する(ステップS74)。基本情報管理部21は、受信したサービス情報の中から所定のサービスに用いられる電気機器の基本情報をサービスごとに記憶し、連携情報管理部22は、受信したサービス情報の中からサービスを実行する電気機器間の連携情報を記憶する(ステップS75)。上記の処理により取得したサービス情報は、基本情報管理部21及び連携情報管理部22により管理され、制御部11,12及び制御I/O部13が実行する制御処理に使用される。
次に、GWコントローラ401の通信処理部31は、サーバ200より取得したサービス情報を、当該サービスを実現するために用いられる各電気機器に送信する(ステップS76)。次に、電気機器111〜118の通信処理部61は、サービス情報を受信する(ステップS91)。基本情報管理部51は、受信したサービス情報の中から所定のサービスを実現するために用いられる電気機器の基本情報をサービスごとに記憶し、連携情報管理部52は、受信したサービス情報の中からサービスアプリケーションを実行するコントローラ間の連携情報を記憶する(ステップS92)。上記の処理により取得したサービス情報は、基本情報管理部51及び連係情報管理部52により管理され、サービスを実現するために用いられる電気機器の基本情報が、当該サービスに対応付けられて管理されることとなる。
なお、上記GWコントローラ側の処理は、電気機器がゲートウェイ機能を有する場合、電気機器側において行ってもよく、電気機器が個々にサービス情報をサーバ200から取得してもよい。また、図10に示すサービス情報取得処理は、GWコントローラ401がサーバ200から取得したサービス情報を電気機器に送信するものであるが、本発明は特にこれに限定されず、GWコントローラ401がサーバ200から取得したサービス情報を他のコントローラ402に送信してもよい。
図11は、図8に示すGWコントローラ401のサービス実行処理を説明するためのフローチャートである。
図11に示すように、GWコントローラ401の制御部11,12及び制御I/O部13は、サービスを実現するためのサービスアプリケーションの実行を開始する(ステップS101)。サービスアプリケーションは、例えば、制御I/O部13を介してユーザによって開始指示の入力がなされることにより実行される。
次に、基本情報管理部21は、実行するサービスアプリケーションに用いられる電気機器の基本情報を読み出すとともに、連係情報管理部22は、サービスアプリケーションを実行する電気機器間の連携情報を読み出す(ステップS102)。通信処理部31は、読み出した基本情報及び連係情報から当該サービスを実現するために用いられる基本情報を有する電気機器に対して制御指令を送信する(ステップS103)。
次に、電気機器111〜118の通信処理部61は、GWコントローラ401から送信された制御指令を受信する(ステップS111)。ここで、複数のコントローラからの制御指令を受信した場合又は一つのコントローラから複数のサービスアプリケーションに基づく複数の制御指令を受信した場合、連携情報管理部52は、複数の制御指令のうち同一の制御指令が有るか否かを判断し、同一の制御指令がある場合、一つの制御指令として統合して制御する。電気機器111〜118の基本情報管理部51は、受信した制御指令に基づいて、実行するサービスアプリケーションに用いられる電気機器の基本情報を読み出す(ステップS112)。
次に、制御部41,42は、読み出した基本情報から当該サービスを実現するために用いられる基本情報を特定し、制御指令に基づく制御を実行する(ステップS113)。次に、通信処理部61は、サービスアプリケーションが実行された制御結果をGWコントローラ401に送信する(ステップS114)。GWコントローラ401の通信処理部31は、制御結果を受信し(ステップS104)、サービス実行処理を終了する。
なお、上述のサービス実行処理は、GWコントローラ401と電気機器111〜118との間で実現されるサービスについて説明しているが、本発明は特にこれに限定されず、ゲートウェイ機能を有さないコントローラ402と電気機器111〜118との間で実現されるサービスについても適用可能である。
図12は、複数のコントローラと複数の電気機器との間で実現されるサービスについて説明するための模式図である。図12では、複数のコントローラと複数の電気機器との間で実施されるサービスを複数想定して記載している。なお、図12では、発電給湯機111、食器洗い機112、IHジャー113、照明114、風呂115、人感センサ116、洗濯/乾燥機117及びエアコン118を複数の電気機器の一例として説明する。
GWコントローラ401は、風呂115、人感センサ116、洗濯/乾燥機117及びエアコン118に対して、各々給湯制御サービス121、防犯通報サービス122、洗濯コースサービス123及びテレコンサービス124を実施する。なお、給湯制御サービス121、防犯通報サービス122、洗濯コースサービス123及びテレコンサービス124は、GWコントローラ401の制御部11が給湯制御サービスアプリケーション、防犯通報サービスアプリケーション、洗濯コースサービスアプリケーション及びテレコンサービスアプリケーションを実行することによってそれぞれ実施されるサービスである。
一方、コントローラ402は、発電給湯機111、食器洗い機112、IHジャー113、照明114、風呂115、洗濯/乾燥機117及びエアコン118に対して発電給湯サービス125を実施する。なお、発電給湯サービス125は、コントローラ402の制御部が発電給湯サービスアプリケーションを実行することによって実施されるサービスである。ここで、人感センサ116は、発電給湯サービス125の対象とはならない機能のみを有する家電機器であることとなる。
このように、実際の事業を考えた場合にゲートウェイ機能のあるGWコントローラ401から普及する場合もあるが、単にホームネットワークと言った宅内に閉じたサービスとしても発電や給湯を行える燃料電池コージェネのような機器の本体コントローラとしてコントローラ402を想定した場合、多くの家庭内にある電気機器群が制御対象、或いは運転情報による負荷情報提供が可能となる。ここで、GWコントローラ401からは、宅外からの複数のサービス情報をダウンロードし、複数のサービスを実現するために直接家電機器群を制御することが多いと言える。
つまり、宅内には、複数のコントローラが共存しており、電気機器から見た場合には、一つの電気機器が複数のコントローラのサービスに基づく各機能にアクセスされて運転されることが多くなる。その場合、各コントローラと各電気機器との通信情報を、実現するサービスやそのために使用する機能が何かを管理し把握することによって、通信トラフィックの急増を防止できる。
具体的に、風呂115は、コントローラ402からの発電給湯サービス125によって給湯制御が行われ、GWコントローラ401からの給湯制御サービス121によってリモコン端末的に使用されてモニタリングやコントロールが行われる。したがって、風呂115は、コントローラ402とGWコントローラ401との二つの通信経路を介して制御される。この場合、発電給湯サービス125と給湯制御サービス121とが同じ給湯関連サービスであるため、風呂115は、二つのコントローラからの制御指令を受け付けることによって混乱する虞がある。しかしながら、第2の実施形態における制御システムでは、基本情報管理部51が発電給湯サービス125に用いられる基本情報と給湯制御サービス121に用いられる基本情報とを管理しているので、発電給湯サービス125を実現する制御部41と給湯制御サービス121を実現する制御部42とが互いにどの基本情報を用いるかを識別することができ、二つのコントローラからの制御指令を受け付けることによって生じる混乱を避けることができる。また、連携情報管理部52が、サービスを実現するコントローラ間の連携情報を管理しているので、マルチキャストであっても最小限必要な通信のみを行うことが可能となり、効率的な通信を図ることができる。また、風呂115から、本来コントローラ402に渡すべき給湯関連の情報をGWコントローラ401経由で渡すようなケースも避けることが可能となる。
このように、基本情報管理部51が各電気機器の基本情報を一元的に管理しているので、基本情報の共通する取得タイミングを抽出して必要最低限の取得タイミングで基本情報を電気機器から取得し、基本情報を取得する際の通信トラフィックを低下させることができるとともに、複数の制御処理に共通する基本情報を重複することなく記憶し、必要最低限の基本情報を用いて各制御処理を円滑に行うことができる。また、異なるコントローラから同一の電気機器への制御指令の重複を低減でき、制御処理する際の通信トラフィックを低下させることができる。
さらに、図13は、一つのコントローラと複数の電気機器との間で実施されるサービスについて説明するための模式図である。図13では、単一のコントローラ402が複数のサービスを実現する。コントローラ402は、複数のサービスの中から特定のサービスのみが必要とする電気機器とのみ通信する。具体的には、家庭内の電気機器の使用電力量をモニタリングすることで発電給湯機111を運転する場合、電気機器の使用電力量を予測することができれば、発電給湯機111の立ち上がり時間を効率的に短縮することができ、省エネルギー化を図ることができる。このように、各電気機器の使用電力量を予測して発電給湯機111の運転を制御することを発電給湯予測制御サービスと呼ぶ。
また、個別に電気機器が使用される場合、各電気機器の電力負荷をモニタリングしておき、発電給湯機111、食器洗い機112及び洗濯/乾燥機117のように同時間帯での運転が生じる場合には、いずれかの電気機器を使用する時間帯をシフトさせるサービスが有望である。同時間帯での複数の電気機器の使用を制限することによって、制御処理する際の通信トラフィックを低下させることができる。このように、同時間帯に複数の電気機器の運転が生じる場合に各電気機器を使用する時間帯をずらすことを負荷平準化制御サービスと呼ぶ。
図13に示すように、コントローラ402は、発電給湯機111、食器洗い機112、IHジャー113、照明114、風呂115、洗濯/乾燥機117及びエアコン118に対して、それぞれ発電給湯予測制御サービス126を実施する。なお、発電給湯予測制御サービス126は、コントローラ402の制御部が発電給湯予測制御サービスアプリケーションを実行することによって実現されるサービスである。
また、コントローラ402は、発電給湯機111、食器洗い機112及び洗濯/乾燥機117に対して、それぞれ負荷平準化制御サービス127を実施する。なお、負荷平準化制御サービス127は、コントローラ402の制御部が負荷平準化制御サービスアプリケーションを実行することによって実現されるサービスである。
このように、ホームネットワークの管理制御のフレームワークとして、基本情報管理部51が、サービスを実現するために用いられる電気機器の基本情報を一元的に管理しており、かつ連携情報管理部52が、どのコントローラが保有するサービスアプリケーションとどの機能で動作しているかを把握している。その結果、通信トラフィックを低下させることができるとともに、複数の制御処理に共通する連携情報を重複することなく記憶し、必要最低限の連携情報を用いて、通信トラフィックを低減できる意味で各制御処理を効率的に行うことができる。
したがって、本実施の形態では、通信回数の削減することができるとともに、各電気機器におけるサービスの識別が確実となることで制御ソフトウエアの記述が簡素化され、宅内制御システムにおけるアプリケーションの開発負担を大いに低減することができる。
なお、上記の説明では、基本情報管理部21、連携情報管理部22及び履歴情報管理部23をGWコントローラ401内に具備し、電気機器との通信に効果的に使用しているが、コントローラ間の情報交換のための通信や、コントロ−ラを介さずに電気機器間でのみの通信も対象であり、この例に特に限定されない。
また、上記の説明では、発電給湯予測制御サービス、負荷平準化制御サービスは主に発電された電気の需要と供給に関するサービスであったが、給湯に関しても同様のサービスは考えられ、この例に特に限定されない。
また、良くあるケースとしては上記の説明のように、基本情報等をGWコントローラ401側から要求して取得する場合を説明したが、本発明は特にこの例に限定されず、基本情報等を送受信するタイミングが変更されていない場合に例えば電気機器115側から自発的に、かつ必要であればGWコントローラ401へ、さらには他の電気機器111〜114,116〜118に送信するようにしてもよい。この場合、自律分散ネットワークを構築することができ、今後益々有益なものとなる。
さらに、本実施形態において、GWコントローラ401及びコントローラ402は、基本情報管理部21、連携情報管理部22及び履歴情報管理部23を備えて構成されるが、本発明は特にこれに限定されず、基本情報管理部21及び連携情報管理部22のみを備えて構成してもよい。また、本実施形態において、基本情報管理部21は、制御情報のうち所定のサービスを実現するために用いられる電気機器の基本情報を管理し、連携情報管理部22は、サービスを実現する電気機器間の連携情報を管理するとしているが、本発明は特にこれに限定されず、制御情報のうち所定のサービスを実現するために用いられる電気機器の基本情報と、サービスを実現する電気機器間の連携情報とをサービス情報として管理するサービス情報管理部を、基本情報管理部21、連携情報管理部22及び履歴情報管理部23とは別に設けてもよい。
さらにまた、本実施形態において、電気機器115は、基本情報管理部51、連携情報管理部52及び履歴情報管理部53を備えて構成されるが、本発明は特にこれに限定されず、基本情報管理部51及び連携情報管理部52のみを備えて構成してもよい。また、本実施形態において、基本情報管理部51は、制御情報のうち所定のサービスを実現するために用いられる電気機器の基本情報を管理し、連携情報管理部52は、サービスを実現するコントローラ間の連携情報を管理するとしているが、本発明は特にこれに限定されず、制御情報のうち所定のサービスを実現するために用いられる電気機器の基本情報と、サービスを実現するコントローラ間の連携情報とをサービス情報として管理するサービス情報管理部を、基本情報管理部51、連携情報管理部52及び履歴情報管理部53とは別に設けてもよい。
かかる構成によれば、サービス情報、基本情報及び連携情報を管理することにより、無駄な通信情報の無駄な経路での発信が回避でき、電気機器運転時の通信量減少により、通信負荷が低減できる。また、各電気機器が複数のコントローラとの通信を識別できることが可能となり、効率的で確実なサービスの実現が可能となる。
本発明に係る制御装置、電気機器、制御システム、制御方法及び制御プログラムは、通信トラフィックを低下させることができるとともに、アプリケーションソフトウエアの開発負担を軽減することができ、通信回線を介して接続された複数の電気機器を制御する制御装置、電気機器、制御システム、制御方法及び制御プログラム等として有用である。
11,12 制御部
13 制御I/O部
20 情報管理部
21 基本情報管理部
22 連携情報管理部
23 履歴情報管理部
31 通信処理部
101 GWコントローラ
102〜105 電気機器
106 宅内通信回線
200 サーバ
201 通信処理部
202 制御部
203 基本情報記憶部
300 宅外通信回線
13 制御I/O部
20 情報管理部
21 基本情報管理部
22 連携情報管理部
23 履歴情報管理部
31 通信処理部
101 GWコントローラ
102〜105 電気機器
106 宅内通信回線
200 サーバ
201 通信処理部
202 制御部
203 基本情報記憶部
300 宅外通信回線
Claims (26)
- 通信回線を介して接続された複数の電気機器を制御する制御装置であって、
前記通信回線を介して前記電気機器と通信する通信手段と、
制御情報を用いて前記電気機器を制御する制御手段と、
前記制御手段と前記電気機器との間で通信される制御情報を管理する情報管理手段とを備え、
前記情報管理手段は、
前記制御情報のうち前記電気機器毎に規定されている基本情報を管理する基本情報管理手段と、
前記制御情報のうち前記電気機器間の連携情報を管理する連携情報管理手段とを備えることを特徴とする制御装置。 - 前記情報管理手段は、前記制御情報のうち前記電気機器の履歴情報を管理する履歴情報管理手段をさらに備えることを特徴とする請求項1記載の制御装置。
- 前記基本情報管理手段は、前記制御情報のうち所定のサービスに用いられる前記電気機器の基本情報を管理し、
前記連携情報管理手段は、前記サービスを実行する前記電気機器間の連携情報を管理することを特徴とする請求項1又は2記載の制御装置。 - 制御情報のうち所定のサービスに用いられる前記電気機器の基本情報と、前記サービスを実行する前記電気機器間の連携情報とをサービス情報として管理するサービス情報管理手段をさらに備えることを特徴とする請求項1又は2記載の制御装置。
- 前記基本情報管理手段は、前記通信手段を介して前記電気機器から取得した基本情報以外に、前記制御手段による前記電気機器の制御に必要となる基本情報がある場合、外部通信回線を介して接続されているサーバ装置から前記通信手段を用いて当該基本情報を取得することを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の制御装置。
- 前記制御手段は、
第1の制御処理を行う第1の制御手段と、
前記第1の制御処理と異なる第2の制御処理を行う第2の制御手段とを含むことを特徴とする請求項2〜5のいずれかに記載の制御装置。 - 前記基本情報管理手段は、前記第1の制御手段により使用される第1の基本情報の取得タイミングと前記第2の制御手段により使用される第2の基本情報の取得タイミングとの中から共通する取得タイミングを抽出し、抽出した取得タイミングで基本情報を前記電気機器から前記通信手段を用いて取得することを特徴とする請求項6記載の制御装置。
- 前記連携情報管理手段は、前記第1の制御手段により使用される第1の連携情報の取得タイミングと前記第2の制御手段により使用される第2の連携情報の取得タイミングとの中から共通する取得タイミングを抽出し、抽出した取得タイミングで連携情報を前記電気機器から前記通信手段を用いて取得することを特徴とする請求項6又は7記載の制御装置。
- 前記履歴情報管理手段は、前記第1の制御手段により使用される第1の履歴情報の取得タイミングと前記第2の制御手段により使用される第2の履歴情報の取得タイミングとの中から共通する取得タイミングを抽出し、抽出した取得タイミングで履歴情報を前記電気機器から前記通信手段を用いて取得することを特徴とする請求項6〜8のいずれかに記載の制御装置。
- 前記基本情報管理手段は、前記第1の制御手段により使用される第1の基本情報と前記第2の制御手段により使用される第2の基本情報との中から共通する基本情報を重複することなく記憶することを特徴とする請求項6〜9のいずれかに記載の制御装置。
- 前記連携情報管理手段は、前記第1の制御手段により使用される第1の連携情報と前記第2の制御手段により使用される第2の連携情報との中から共通する連携情報を重複することなく記憶することを特徴とする請求項6〜10のいずれかに記載の制御装置。
- 前記連携情報管理手段は、前記第1の制御手段が第1の連携情報を用いて行う制御処理と前記第2の制御手段が第2の連携情報を用いて行う制御処理とを重複することなく行うことを特徴とする請求項6〜11のいずれかに記載の制御装置。
- 前記履歴情報管理手段は、前記第1の制御手段により使用される第1の履歴情報と前記第2の制御手段により使用される第2の履歴情報との中から共通する履歴情報を重複することなく記憶することを特徴とする請求項6〜12のいずれかに記載の制御装置。
- 通信回線を介して複数の電気機器に接続された制御装置を制御する制御方法であって、
前記制御装置が、前記通信回線を介して前記電気機器と通信する通信ステップと、
前記制御装置が、制御情報を用いて前記電気機器を制御する制御ステップと、
前記制御装置が、前記電気機器との間で通信される制御情報を管理する情報管理ステップとを含み、
前記情報管理ステップは、
前記制御装置が、前記制御情報のうち前記電気機器毎に規定されている基本情報を管理する基本情報管理ステップと、
前記制御装置が、前記制御情報のうち前記電気機器間の連携情報を管理する連携情報管理ステップとを含むことを特徴とする制御方法。 - 通信回線を介して接続された複数の電気機器を制御する制御装置の制御プログラムであって、
前記通信回線を介して前記電気機器と通信する通信手段と、
制御情報を用いて前記電気機器を制御する制御手段と、
前記制御手段と前記電気機器との間で通信される制御情報を管理する情報管理手段として前記制御装置を機能させ、
前記情報管理手段は、
前記制御情報のうち前記電気機器毎に規定されている基本情報を管理する基本情報管理手段と、
前記制御情報のうち前記電気機器間の連携情報を管理する連携情報管理手段とを備えることを特徴とする制御装置の制御プログラム。 - 通信回線を介して接続された複数の制御装置によって制御される電気機器であって、
前記通信回線を介して前記制御装置と通信する通信手段と、
制御情報を用いて前記制御装置によって制御されるための制御手段と、
前記制御手段と前記制御装置との間で通信される制御情報を管理する情報管理手段とを備え、
前記情報管理手段は、
前記制御情報のうち当該電気機器に対して規定されている基本情報を管理する基本情報管理手段と、
前記制御情報のうち前記制御装置間の連携情報を管理する連携情報管理手段とを備えることを特徴とする電気機器。 - 前記情報管理手段は、前記制御情報のうち前記電気機器の履歴情報を管理する履歴情報管理手段をさらに備えることを特徴とする請求項16記載の電気機器。
- 前記基本情報管理手段は、前記制御情報のうち所定のサービスに用いられる前記電気機器の基本情報を管理し、
前記連携情報管理手段は、前記サービスを実行する前記制御装置間の連携情報を管理することを特徴とする請求項16又は請求項17記載の電気機器。 - 前記制御情報のうち所定のサービスに用いられる前記電気機器の基本情報と、前記サービスを実行する前記制御装置間の連携情報とをサービス情報として管理するサービス情報管理手段をさらに備えることを特徴とする請求項16又は請求項17記載の電気機器。
- 前記基本情報管理手段は、前記通信手段を介して前記電気機器から取得したサービス情報以外に、前記制御手段による前記電気機器の制御に必要となるサービス情報がある場合、外部通信回線を介して接続されているサーバ装置から前記通信手段を用いて当該サービス情報を取得することを特徴とする請求項19記載の電気機器。
- 前記制御手段は、第1の制御処理を行う第1の制御手段と、前記第1の制御処理と異なる第2の制御処理を行う第2の制御手段とを含むことを特徴とする請求項16〜20のいずれかに記載の電気機器。
- 前記基本情報管理手段は、前記第1の制御手段により実行される第1のサービスに用いられる基本情報と、前記第2の制御手段により実行される第2のサービスに用いられる基本情報とを識別して記憶し、
前記連携情報管理手段は、前記第1の制御手段により実行される第1のサービスに用いられる連携情報と、前記第2の制御手段により実行される第2のサービスに用いられる連携情報とを識別して記憶することを特徴とする請求項21記載の電気機器。 - 通信回線を介して接続された複数の制御装置によって制御される電気機器を制御する制御方法であって、
前記電気機器が、前記通信回線を介して前記制御装置と通信する通信ステップと、
前記電気機器が、制御情報を用いて前記制御装置によって制御されるための制御ステップと、
前記電気機器が、前記制御手段と前記制御装置との間で通信される制御情報を管理する情報管理ステップとを含み、
前記情報管理ステップは、
前記電気機器が、前記制御情報のうち当該電気機器に対して規定されている基本情報を管理する基本情報管理ステップと、
前記電気機器が、前記制御情報のうち前記制御装置間の連携情報を管理する連携情報管理ステップとを含むことを特徴とする制御方法。 - 通信回線を介して接続された複数の制御装置によって制御される電気機器の制御プログラムであって、
前記通信回線を介して前記制御装置と通信する通信手段と、
制御情報を用いて前記制御装置によって制御されるための制御手段と、
前記制御手段と前記制御装置との間で通信される制御情報を管理する情報管理手段として前記電気機器を機能させ、
前記情報管理手段は、
前記制御情報のうち当該電気機器に対して規定されている基本情報を管理する基本情報管理手段と、
前記制御情報のうち前記制御装置間の連携情報を管理する連携情報管理手段とを備えることを特徴とする電気機器の制御プログラム。 - 通信回線を介して接続された複数の制御装置によって電気機器を制御する制御システムであって、
前記制御装置は、
前記通信回線を介して前記電気機器と通信する通信手段と、
制御情報を用いて前記電気機器を制御する制御手段と、
前記制御手段と前記電気機器との間で通信される制御情報を管理する情報管理手段とを備え、
前記情報管理手段は、
前記制御情報のうち前記電気機器毎に規定されている基本情報を管理する基本情報管理手段と、
前記制御情報のうち前記電気機器間の連携情報を管理する連携情報管理手段とを備え、
前記電気機器は、
前記通信回線を介して前記制御装置と通信する通信手段と、
制御情報を用いて前記制御装置から制御されるための制御手段と、
前記制御手段と前記制御装置との間で通信される制御情報を管理する情報管理手段とを備え、
前記情報管理手段は、
前記制御情報のうち当該電気機器に対して規定されている基本情報を管理する基本情報管理手段と、
前記制御情報のうち前記制御装置間の連携情報を管理する連携情報管理手段とを備えることを特徴とする制御システム。 - 通信回線を介して接続された複数の制御装置によって電気機器を制御する制御方法であって、
前記制御装置が、前記通信回線を介して前記電気機器と通信する通信ステップと、
前記制御装置が、制御情報を用いて前記電気機器を制御する制御ステップと、
前記制御装置が、前記制御手段と前記電気機器との間で通信される制御情報を管理する情報管理ステップとを含み、
前記情報管理ステップは、
前記制御装置が、前記制御情報のうち前記電気機器毎に規定されている基本情報を管理する基本情報管理ステップと、
前記制御装置が、前記制御情報のうち前記電気機器間の連携情報を管理する連携情報管理ステップとを含み、
前記電気機器が、前記通信回線を介して前記制御装置と通信する通信手段と、
前記電気機器が、制御情報を用いて前記制御装置から制御されるための制御ステップと、
前記電気機器が、前記制御手段と前記制御装置との間で通信される制御情報を管理する情報管理ステップとを含み、
前記情報管理ステップは、
前記電気機器が、前記制御情報のうち当該電気機器に対して規定されている基本情報を管理する基本情報管理ステップと、
前記電気機器が、前記制御情報のうち前記制御装置間の連携情報を管理する連携情報管理ステップとを含むことを特徴とする制御方法。
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