JP2007076635A - シートベルト装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】シートベルトの装着操作性を向上することができるシートベルト装置を提供する。
【解決手段】ウェビング3と、ウェビング3に移動可能に設けられ、乗員が把持するための把持部5A及び把持部5Aから延出した係合部5Bを有するタングプレート5と、タングプレート5の係合部5Bが係合可能に挿脱されるバックル6とを備え、タングプレート5の把持部5Aの表側(乗員が把持する際に手のひら側となる側)の表面に皮革製のカバー11を設ける。
【選択図】図2

Description

本発明は、自動車等の乗り物に設けられ、乗員を保護するためのシートベルト装置に関するものである。
一般に、シートベルト装置は、乗員を拘束するためのウェビングと、このウェビングの一方側を引き出し可能に巻き取るリトラクタと、上記ウェビングに設けたタングプレートと、このタングプレートと係合するバックル等とにより構成される。
上記タングプレートは、乗員が把持するための把持部(プレート操作用基部)、及びこの把持部より延出されバックルと係合する係合部(タング部)を有しており、把持部にはその表面を覆うように樹脂製のモールド部が設けられている(例えば、特許文献1参照。)。
このように構成されるシートベルト装置においては、乗員がタングプレートの把持部を把持してリトラクタからウェビングを引き出し、タングプレートの係合部をバックルに挿入して係合させることにより、シートベルトを装着する。これにより、乗員がシート8に拘束されるようになっている。
特開2001−138862号公報
シートベルトの装着は乗員の負傷を抑制するために極めて重要であり、例えば普通乗用車の前部座席では乗員のシートベルト装着が法律で義務付けられている。このような背景から、装着操作のし易いシートベルト装置が常々切望されており、操作性を向上するために種々の工夫がなされたシートベルト装置が開示されている。
ここで、シートベルトを装着する際には、上記したように乗員がタングプレートを把持しウェビングをリトラクタより引き出す。このため、タングプレートの把持のし易さ、すなわちタングプレートのグリップ性は、シートベルトの装着操作性に大きく影響する。また、シートベルトの装着は、タングプレートの係合部をバックルに挿入して係合させることにより行う。このため、タングプレートの挿入口への挿入の容易性も、シートベルトの装着操作性に大きく影響する。
しかしながら、上記従来技術のシートベルト装置は、タングプレートのグリップ性やバックルに対する挿入の容易性等について特に考慮した構造となっておらず、シートベルトの装着操作性の観点においてさらなる改善の余地があった。
本発明の目的は、シートベルトの装着操作性を向上することができるシートベルト装置を提供することにある。
上記目的を達成するために、本願第1発明は、ウェビングと、前記ウェビングに設けられ、乗員が把持するための把持部及び前記把持部から延出した係合部を有するタングプレートと、前記タングプレートの係合部が係合可能に挿脱されるバックルとを備え、前記タングプレートの把持部の一方側の表面にカバーを設けたことを特徴とする。
本発明のシートベルト装置においては、乗員がタングプレートの把持部を把持してタングプレートを引っ張ることによりリトラクタからウェビングを引き出し、タングプレートの係合部をバックルに挿入して係合させることによって、シートベルトを装着する。
ここで本発明においては、タングプレートの把持部の一方側の表面にカバーを設ける。このとき、例えば乗員がタングプレートの把持部を把持したときに手のひら側となる側の表面にカバーを設けるとともに、例えば滑りにくい皮革製のカバーを用いることで、タングプレートの把持部のグリップ性を格段に向上することが可能となる。その結果、シートベルト装着の際の乗員によるウェビングの引き出し操作が容易となるので、シートベルトの装着操作性を向上することができる。
本願第2発明は、上記第1発明において、前記タングプレートは前記把持部を覆うように設けたモールド部を有しており、このモールド部の前記一方側の表面に前記カバーを設けたことを特徴とする。
本発明においては、前記タングプレートの把持部を覆うようにモールド部を設ける。これにより、タングプレートの把持部のグリップ性を向上することが可能となる。その結果、シートベルト装着の際の乗員によるウェビングの引き出し操作が容易となるので、シートベルトの装着操作性を向上することができる。
一般に、タングプレートは高い強度が必要であるため金属製である。本発明においては、この金属製のタングプレートの把持部を覆うように例えば樹脂材から構成されるモールド部を設ける。これにより、タングプレートの把持部のグリップ性を向上することができる。また、モールド部を設けることによって、このモールド部に対しさらにカバーやクッション材や装飾材を設けることができ、グリップ性の相乗効果が得られると共に、見映え性についても向上することが可能となる。
本願第3発明は、上記第1又は第2発明において、前記カバーは前記タングプレート又は前記モールド部に対し着脱可能に設けられていることを特徴とする。
これにより、例えばグリップ性に優れる皮革製のカバーを用いたり、グリップ性が中程度である布製のカバーを用いたりといったように、乗員が用途に応じてカバーを選択(言い換えればグリップ性の高低を選択)することが可能となる。このように、乗員の選択の自由度が増大するので、利便性を向上できる。また、板等の表示手段や装飾材によって多様なデザインをあしらったカバーを用意しておき、所望のデザインのカバーを選択して組付けることが可能となる。したがって、多様なデザインを有するタングプレートを揃えることができる。
本願第4発明は、上記第3発明において、前記モールド部は凹部を有し、前記カバーは前記凹部を覆うように前記モールド部に取り付けられることを特徴とする。
これにより、モールド部に凹部を設けない肉厚中実成型品であるタングプレートを用いる場合に比べて、同じ厚さを保有しながら空洞部を有することになるため、タングプレートを軽量化できる。その結果、タングプレートの操作性が向上し、シートベルトの装着操作性をさらに向上することができる。また、凹部を覆うようにカバーを設けることにより、タングプレートの見映え性が低下するのを防止することができる。
本願第5発明は、上記第1乃至第4発明のいずれかにおいて、前記タングプレートは、前記把持部から前記ウェビングの長手方向に延出した第1グリップ部を有することを特徴とする。
本発明においては、タングプレートの把持部からウェビングの長手方向に延出した第1グリップ部を設ける。これにより、例えば乗員が暗闇の中でタングプレートを掴もうとする場合や、目が不自由な乗員である場合等、何らかの理由によりタングプレートの把持部が掴みにくいような場合であっても、第1グリップ部が把持部から延出して設けられているため、乗員は容易に第1グリップ部を掴むことができる。その結果、第1グリップ部を掴んでタングプレートを引っ張り、ウェビングをリトラクタから引き出すことができる。したがって、上記のような理由によりタングプレートが掴みにくい場合であっても、第1グリップ部を掴むことで容易にウェビングの引き出し操作を行えるので、シートベルトの装着操作性を確実に向上することができる。
本願第6発明は、上記第2乃至第5発明のいずれかにおいて、前記カバー又は前記第1グリップ部の表面の少なくとも一部を皮革製としたことを特徴とする。
本発明においては、カバー又は第1グリップ部の表面の少なくとも一部を皮革製とする。すなわち、乗員の手指とカバー又は第1グリップ部とが接触する部分について滑りにくい皮革製とすることで、タングプレートの把持部及び第1グリップ部のグリップ性を確実に向上することができる。
本願第7発明は、上記第6発明において、前記カバー又は前記第1グリップ部の表面の内側にクッション材を設けたことを特徴とする。
これにより、タングプレートの把持部及び第1グリップ部のグリップ性をさらに向上することができ、且つ、触感についても向上することができる。
本願第8発明は、上記第1乃至第7発明のいずれかにおいて、前記タングプレートは、前記把持部の幅方向両端部に前記把持部から突出しないように設けた第2グリップ部を有することを特徴とする。
本発明においては、タングプレートの把持部の幅方向両端部に第2グリップ部を設ける。これにより、乗員がタングプレートの把持部の幅方向両端部を把持する場合のグリップ性を向上することができる。したがって、シートベルト装着の際の乗員によるウェビングの引き出し操作が容易となるので、シートベルトの装着操作性を向上することができる。
また本発明においては、第2グリップ部を把持部から突出しないように設ける。これにより、タングプレートの大型化を抑制しつつ、グリップ性を向上することができる。
本願第9発明は、上記第8発明において、前記第2グリップ部は、乗員の手指と接触する接触面がギザギザ形状に形成されていることを特徴とする。
これにより、乗員の手指と第2グリップ部との滑りを抑制して第2グリップ部のグリップ性を確実に向上することができる。
本願第10発明は、上記第9発明において、前記第2グリップ部を弾性材により構成したことを特徴とする。
本発明においては、タングプレートの把持部の幅方向両端部に設けた第2グリップ部を例えばエラストマー等の弾性材で構成する。これにより、乗員の手指と第2グリップ部との滑りをさらに抑制し、第2グリップ部のグリップ性をさらに向上することができる。
本願第11発明は、上記第10発明において、前記第2グリップ部は前記カバーと異なる色となるように成型されていることを特徴とする。
これにより、第2グリップ部の視認性を向上できるので、乗員は第2グリップ部を容易に把持することができる。これにより、シートベルトの装着操作性を向上できる。さらに、タングプレートのデザイン性を向上することができる。
本願第12発明は、上記第1乃至第11発明のいずれかにおいて、前記タングプレートの把持部の一方側の表面に表示手段を着脱可能に設けたことを特徴とする。
本発明においては、タングプレートの把持部の一方側の表面に表示手段を設ける。これにより、例えばタングプレートのメーカー名を表示する銘板等をタングプレートの表側に設けることが可能であり、宣伝性を向上することができる。さらに、表示手段が着脱可能であるので、必要に応じて表示を変更することができる。
本願第13発明は、上記第1乃至第12発明のいずれかにおいて、前記係合部の先端を丸く形成したことを特徴とする。
これにより、乗員がタングプレートの係合部を挿入口に挿入する際に係合部が引っかかるといった事態を抑制でき、スムーズに挿入することができる。したがって、シートベルト装着の際のタングプレート挿入操作が容易となるので、シートベルトの装着操作性を向上することができる。
本願第14発明は、上記第1乃至第13発明のいずれかにおいて、前記バックルは、前記タングプレートの係合部が挿入される挿入口と、この挿入口の周囲を囲むように設けられ、前記タングプレートの係合部を前記挿入口に導入するガイド手段とを有することを特徴とする。
本発明においては、バックルの挿入口の周囲を囲むようにタングプレートの係合部を挿入口に導入するガイド手段を設ける。これにより、乗員がタングプレートをバックルに挿入する際、タングプレートの係合部がガイド手段によってバックルの挿入口にガイドされ、乗員はタングプレートをバックルに容易に挿入することができる。このようにして、シートベルト装着の際のタングプレート挿入操作が容易となるので、シートベルトの装着操作性を向上することができる。
本願第15発明は、上記第14発明において、前記ガイド手段は、前記挿入口に向かって傾斜した傾斜面を前記挿入口の四方に有することを特徴とする。
これにより、乗員がタングプレートをバックルに挿入する際、タングプレートの係合部が挿入口の四方に設けられた傾斜面によってバックルの挿入口にガイドされるので、乗員はタングプレートをバックルに容易に挿入することができる。
本願第16発明は、上記第15発明において、前記ガイド手段は、前記挿入口に向かって傾斜した傾斜面のうち少なくとも1つに、金属または金属調の材料で構成した傾斜面を有することを特徴とする。
これにより、ガイド手段の傾斜面のうち金属または金属調の材料で構成した傾斜面(例えば身体密着側の傾斜面)について、その面強度(硬度)とタングプレートに対する潤滑性(滑りやすさ)を向上できる。したがって、タングプレートのバックルへの挿入性を向上できる。また、乗員がタングプレートをバックルに挿入する際、金属または金属調の材料で構成した傾斜面の光の反射を利用してガイド手段の視認性を向上することができる。これにより、タングプレートの係合部をバックルの挿入口に円滑に挿入していくことができるので、シートベルトの装着操作性を向上することができる。
本願第17発明は、上記第1乃至第16発明のいずれかにおいて、前記バックルのケーシングの表面に装飾材を設けたことを特徴とする。
これにより、例えばバックルのケーシングの全表面あるいは表側(身体密着側と反対側)の表面を例えば本革、合皮の装飾材で覆うことにより、シートベルト装着時に乗員がバックルのケーシングを把持した際に、本革、合皮の装飾材を手のひら側に位置させて、バックルのグリップ性を向上することが可能となる。また、このように例えばケーシングの全表面あるいは表側の表面を本革、合皮の装飾材で覆うことにより、バックルの装飾性を向上できる。さらに、この装飾材を、ケーシングに対してインサートモールドによる一体成型若しくは接着剤等により設けることができ、特にインサートモールドによる一体成型により設けるときは、生産性と見栄え性を効果的に向上させることが可能となる。
本発明によれば、シートベルトの装着操作性を向上することができる。
以下、本発明の一実施の形態を図面を参照しつつ説明する。本実施形態は、本発明を自動車のシートベルト装置に適用した例である。
図1は、本実施形態のシートベルト装置の全体構造を表すシート周辺部分の斜視図である。
図1において、シートベルト装置100は、車室内側のセンターピラー1の下部に固設されたリトラクタ2と、このリトラクタ2から繰り出されるウェビング3と、上記センターピラー1の上部に取り付けられたスルーリング4と、上記ウェビング3に移動可能に設けられたタングプレート5と、このタングプレート5が係合可能に挿脱されるバックル6と、緊急時に上記バックル6を引き込むことによりウェビング3のテンションの低下を抑制するプリテンショナ7とを備えている。
リトラクタ2から車体上方へと繰り出されたウェビング3は、スルーリング4を通過した後に車体下方に延出され、センターピラー1とシート8との間の車体内壁に端部3aが固定されている。
タングプレート5は、ウェビング3のスルーリング4と端部3aとの間の部分にウェビング3に沿って移動自在に設けられている。このタングプレート5がシート8の車体内側から上方に突出するバックル6に係合することで、乗員がシート8に拘束される。
図2は、タングプレート5の全体構造を表す斜視図、図3はその上面図、図4はその下面図、図5はその側面図、図6は図3中VI-VI断面による側断面図である。
これら図2〜図6において、タングプレート5は、乗員が把持するための把持部5Aと、把持部5Aから延出され、バックル6と係合する係合部5Bとを有している。
係合部5Bは、把持部5Aから延出された金属製のタングプレート芯材9から構成されている。このタングプレート芯材9には係合孔9aが形成されており、バックル6に挿入された際に、この係合孔9aにバックル6の図示しない係合部5B材が嵌合することにより、タングプレート5とバックル6とが係合するようになっている。
タングプレート芯材9(係合部5B)の先端9bの両角部9b1,9b1は面取りしてあり、これら両角部9b1,9b1の間は外側にふくらんだ曲面となるように形成されている。その結果、タングプレート芯材9(係合部)の先端9bは丸い形状となっており、バックル6の挿入口15(後述)にスムーズに挿入できるように図られている。
把持部5Aは、タングプレート芯材9(の把持部部分)と、このタングプレート芯材9(の把持部部分)を覆うように設けられ樹脂材から構成されるモールド部10と、このモールド部10の一方側(図2中上側、図3中紙面手前側、図5及び図6中左側。以下「表側」と記載。)の表面に設けられたカバー11と、タングプレート把持部5Aの略中央部に設けられた銘板12(表示手段)と、上記モールド部10の幅方向両端部(図3及び図4中左右両端部)にそれぞれ設けられ、把持部5Aから突出しない形状に形成されたグリップ部13,13(第2グリップ部)とを備えている。
銘板12とカバー11とモールド部10は、一体成型されている。この場合、銘板12とカバー11とモールド部10は、単一色で全て一体成型されている構成と、銘板12をインサート材として銘板12とカバー11とをインサート成型し、さらにモールド部10と合わせて2色一体成型されている構成と、銘板12をインサート材として銘板12とカバー11とをインサート成型することと、このインサート成型とモールド部10との2色成型とを同時に行い一体成型されている構成のいずれであっても良い。このように銘板12とカバー11とモールド部10とを一体成型とすることで、生産性と見映え性の両方を向上することができる。
モールド部10には、係合部5Bの反対側(図3〜図6中上側)及び他方側(図2中下側、図4中紙面手前側、図5及び図6中右側。以下「裏側」と記載。)にそれぞれウェビング3を挿通するための挿通孔10a,10bが形成されており、これら挿通孔10a,10bにウェビング3が挿通され摺動することにより、タングプレート5がウェビング3に対し移動可能となっている。
カバー11は、例えば本革、合皮、木、布等の装飾材で覆われることが好ましく、特に、滑りにくい素材である本革または合皮製で覆われることが好ましい。カバー11は、モールド部10の表側の表面にのみ、インサートモールドによる一体成型若しくは接着剤等により設けられている。カバー11をインサートモールドによる一体成型により設けるときは、生産性と見栄えを効果的に向上させることができる。これにより、シートベルト装着時に乗員がタングプレート5の把持部5Aを把持した際に、カバー11が手のひら側に位置するようになっており、タングプレート5のグリップ性を向上できるようになっている。
銘板12は例えばタングプレート5のメーカー名等を表示するものであり、タングプレート5の把持部5Aの略中央部に接着剤等により固定されている。なお、この銘板12の設置部分にはカバー11は設けられておらず、銘板12はモールド部10に対して接着されるようになっている(図6参照)。このような構成により、銘板12はカバー11に影響を与えることなく接着をはがして交換できるようになっている。
グリップ部13は、上記したようにモールド部10の幅方向両端部3aにそれぞれ配置され、把持部5Aから突出しないように設けられている(言い換えれば、モールド部10の輪郭形状内にほぼ収まるように設けられている)。このグリップ部13は弾性材(本実施形態ではエラストマー)で構成されており、且つ、グリップ部13の表面、すなわち乗員の手指と接触する接触面は、ギザギザ形状に形成されている。
これにより、シートベルト装着時に乗員がタングプレート把持部5Aの幅方向両端部3aを把持した際に、乗員の手指とグリップ部13との滑りを抑制し、タングプレート5のグリップ性を向上できるようになっている。また、グリップ部13はカバー11と異なる明るい色(例えばオレンジ色や黄色等)となるように成型されており、これにより乗員がグリップ部13の位置を容易に視認できるようになっている。
図7はバックル6の全体構造を表す斜視図、図8はバックル6を挿入口方向から見た正面図、図9はその側面図である。
これら図7〜図9において、バックル6は、ケーシング14と、このケーシング14の前方側(図8中紙面手前側、図9中左側)に設けられ、タングプレート5の係合部5Bが挿入される挿入口15と、上記ケーシング14の前方側に進退可能に設けられ、バックル6とタングプレート係合部5Bとの係合を解除する解除ボタン16と、上記挿入口15を挟んで解除ボタン16の反対側となる位置において前方に突出するように設けられ、挿入口15に向かって傾斜した傾斜面17aを有する突出部17とを有している。この突出部17は、図9に示すように、解除ボタン16よりも外方へ突出していて、傾斜面17aにタングプレート係合部5Bを合わせ易くなっている。
ケーシング14は、全表面あるいは表側(身体密着側と反対側)の表面が、例えば本革、合皮の装飾材で覆われることが好ましい。この装飾材は、ケーシング14に対してインサートモールドによる一体成型若しくは接着剤等により設けられている。ケーシング14をインサートモールドによる一体成型により設けるときは、生産性と見栄えを効果的に向上させることができる。これにより、シートベルト装着時に乗員がバックル6のケーシング14を把持した際に、本革、合皮の装飾材が手のひら側に位置するようになっており、バックル6のグリップ性を向上できるようになっている。
解除ボタン16の前方側の挿入口15側には、挿入口15に向かって傾斜した傾斜面16aが形成されている。また、挿入口15の左右両側(図7及び図8中左右両側)には、挿入口15に向かって傾斜した傾斜面18,19がそれぞれ設けられている。このように、バックル6には挿入口15の四方を囲むように傾斜面16a,17a,18,19が設けられており、これにより、乗員がタングプレート係合部5Bを挿入口15に挿入する際に、係合部5Bが上記傾斜面16a,17a,18,19によってガイドされるようになっている。特に、傾斜面17aについては、金属または金属調とする装飾材で構成するのが好ましい。傾斜面17aは、シートベルト装置100を装着しようとする者により身体密着側であって装着するに際して見える側であり、またタングプレート5の係合部5Bが当接して滑って入り込ませるガイド作用を有することから、上記のように傾斜面17aについて金属または金属調とする装飾材で構成すると、その面強度(硬度)とタングプレート5に対する潤滑性(滑りやすさ)を向上でき、タングプレートのバックルへの挿入性を向上できる。また、乗員がタングプレート係合部5Bをバックル6に挿入する際に、金属または金属調の材料で構成した傾斜面の光の反射を利用して挿入口15の視認性を向上することができる。これにより、タングプレート係合部5Bをバックル挿入口15に円滑に挿入していくことができるので、シートベルトの装着操作性を向上することができる。
なお、傾斜面16a,17a,18,19は、請求項12記載のタングプレート5の係合部5Bを挿入口15に導入するガイド手段を構成する。
以上説明した構成である本実施形態のシートベルト装置100によれば、以下の効果を奏する。
すなわち、シートベルト装置100においては、乗員がタングプレート5の把持部5Aを把持しタングプレート5を引っ張ることによりリトラクタ2からウェビング3を引き出し、タングプレート5の係合部5Bをバックル6の挿入口15に挿入して係合させることにより、シートベルトを装着する。
ここで本実施形態においては、タングプレート把持部5Aのモールド部10の表側の表面に、滑りにくい皮革製のカバー11を設ける。これにより、乗員がタングプレート把持部5Aを把持したときに手のひら側にカバー11が接触することとなり、タングプレート5の把持部5Aのグリップ性を格段に向上することができる。その結果、シートベルト装着の際の乗員によるウェビング3の引き出し操作が容易となるので、シートベルトの装着操作性を向上することができる。
また、本実施形態のようにカバー11をタングプレート5の表側の表面にのみ設ける構成とすることにより、次のような効果も得ることができる。すなわち、カバー11をタングプレート5の表側の表面のみに設けることで、乗員は手触りによりタングプレート5の裏表の向きを把握することが可能となる。これにより、例えば乗員が暗闇の中でシートベルトを装着する場合や、目が不自由な乗員がシートベルトを装着する場合であっても、乗員は向きを間違えることなく正しくシートベルトを装着することができる。このように、本実施形態によれば、シートベルトの誤装着を抑制する効果をも得ることができる。
さらに、本実施形態のように皮革性のカバー11をタングプレート5の表側に設けることにより、タングプレート5の見映え性についても向上することができる。
また、本実施形態では特に、タングプレート把持部5Aの幅方向両端部3aに表面がギザギザ形状に形成されたグリップ部13,13を設ける。これにより、シートベルト装着時に、乗員がタングプレート把持部5Aの幅方向両端側を把持した場合に、乗員の手指とグリップ部13との滑りが抑制され、タングプレート5のグリップ性を格段に向上することができる。したがって、ウェビング3の引き出し操作が容易となり、シートベルトの装着操作性を向上できる。さらに、本実施形態ではグリップ部13をタングプレート把持部5Aから突出しないように設けるので、タングプレート5の大型化を招くことなくグリップ性を向上することができる。
また、本実施形態では特に、グリップ部13の材料としてエラストマーを用いる。これにより、例えばグリップ部13の材料として弾性材であるゴムを用いた場合に比べ、同等の柔軟性を保持しつつ、耐久性・リサイクル性を向上することができる。
また、本実施形態では特に、グリップ部13をカバー11と異なる明るい色となるように成型する。これにより、グリップ部13の視認性を向上できるので、乗員がグリップ部13を容易に把持することができる。したがって、これによってもシートベルトの装着操作性を向上できる。
また、本実施形態では特に、タングプレート5の把持部5Aの表側の中央付近に銘板12を設ける。これにより、本実施形態のようにタングプレート5のメーカ名等を表示することが可能となり、装飾性、宣伝性を向上することができる。また、銘板12の表示形態(字体、色彩等)を工夫することで、タングプレート5のデザイン性を向上することもできる。さらに本実施形態では、銘板12を交換可能に設ける。これにより、例えばメーカーの会社名が変更された場合等、必要に応じて適宜表示を変更することができる。また、流行に合わせて銘板12の表示の字体、色彩等を変更し、デザイン性をさらに向上することも可能となる。
また、本実施形態では特に、タングプレート係合部5Bの先端を丸い形状に形成する。これにより、乗員がタングプレート係合部5Bを挿入口15に挿入する際に係合部5Bが引っかかるといった事態を抑制でき、スムーズに挿入することができる。したがって、シートベルト装着の際のタングプレート挿入操作が容易となるので、シートベルトの装着操作性を向上することができる。
また、本実施形態では特に、バックル6の挿入口15の四方を囲むように挿入口15に向かって傾斜した傾斜面16a,17a,18,19を設ける。これにより、乗員がシートベルトを装着する際、タングプレート係合部5Bが傾斜面16a,17a,18,19によって挿入口15にガイドされるので、乗員はタングプレート5をバックル6に容易に挿入することができる。その結果、シートベルト装着の際のタングプレート挿入操作が容易となるので、シートベルトの装着操作性を向上することができる。
なお、本発明は、上記実施形態に限られるものではなく、その趣旨及び技術思想を逸脱しない範囲で種々の変形が可能である。以下、そのような変形例を順を追って説明する。
(1)カバー11内側にクッション材20を設けたタングプレート5の変形例
図10は一変形例のタングプレート5’の側断面図である。この図10に示すように、本変形例のタングプレート5’の把持部5A’は、モールド部10と、このモールド部10の表側の表面に設けられたカバー11と、モールド部10とカバー11との間に設けられたクッション材20とを有している。上記実施形態においては、タングプレート把持部5Aのモールド部10の表側にカバー11を直接設けるようにしたが(図6参照)、本発明は、これに限らず、図10に示すように、モールド部10とカバー11との間に例えばウレタン材等のクッション材20を設けるようにしてもよい。カバー11は、革張りとするのが良い。
以上のような構成である本変形例によれば、タングプレート5’の把持部5A’のグリップ性をさらに向上することができ、且つ、触感についても向上することができる。また、手指等、乗員の身体を誤ってタングプレート把持部5A’にぶつけた場合のケガや、タングプレート把持部5A’がセンターピラー等の車体部品にぶつかった場合のタングプレート自身及び車体部品の損傷を抑制できる。さらに、その際の衝突音の抑制効果をも得ることができる。
図11はさらに他の変形例のタングプレート5”の側断面図である。この図11に示すように、本変形例のタングプレート5”の把持部5A”は、モールド部10を有している。モールド部10には銘板12が設けられている。図6に示すタングプレート5では、タングプレート把持部5Aのモールド部10の表側にカバー11を直接設けるようにし、また、図10に示すタングプレート5’では、モールド部10とカバー11との間に例えばウレタン材等のクッション材20を設けるようにしたが、この実施形態においては、図11に示すように、把持部5A”の表側にモールド部10を設け、カバーは設けていない。
銘板12とモールド部10は、一体成型されている。この場合、銘板12とモールド部10は、単一色で全て一体成型(インサート成型含む)されている構成と、銘板12をインサート材として銘板12とモールド部10とをインサート成型する構成と、銘板12とモールド部10とが2色成型されている構成のいずれであっても良い。このように銘板12とモールド部10とを一体成型とすることで、生産性と見映え性の両方を向上することができる。
以上のような構成である本変形例によれば、タングプレート5”の把持部5A”は、モールド部10を設けたので、このモールド部を設けない場合に比べて、グリップ性を向上することができ、且つ、触感についても向上することができる。また、タングプレート5”の把持部5A”は、モールド部10を設けたので、このモールド部を設けない場合に比べて、手指等、乗員の身体を誤ってタングプレート把持部5A”にぶつけた場合のケガや、タングプレート把持部5A”がセンターピラー等の車体部品にぶつかった場合のタングプレート自身及び車体部品の損傷を抑制できる。さらに、その際の衝突音の抑制効果をも得ることができる。
(2)突出したグリップを設けたタングプレートの変形例
上記実施形態においては、タングプレート把持部5Aの幅方向両端部3aに把持部5Aから突出しない形状に形成されたグリップ部13を設けるようにしたが、これに限らず、把持部5Aから突出した形状のグリップ21を設けるようにしてもよい。図12は本変形例のタングプレート5''''の全体構造を表す斜視図であり、図13はその上面図、図14はその側面図である。
これら図12〜図14に示すように、本変形例のタングプレート5''''は、乗員が把持するための把持部5A''''と、把持部5A''''から延出され、バックル6と係合する係合部5B''''と、ウェビング3の長手方向に略沿いつつ把持部5A''''の表側に向かって湾曲しながら延出したグリップ21(第1グリップ部)とを有している。
係合部5B''''は、把持部5A''''から延出された金属製のタングプレート芯材9''''から構成されている。このタングプレート芯材9''''(係合部)の先端9b''''の両角部9b1'''',9b1''''は上記実施形態と同様に面取りしてあり、バックル6の挿入口15にスムーズに挿入できるように図られている。
把持部5A''''は、タングプレート芯材9''''(の把持部部分)と、このタングプレート芯材9''''(の把持部部分)を覆うように設けられ樹脂材から構成されるモールド部10''''と、このモールド部10''''の表側(図12中上側、図13中紙面手前側、図14中上側)の表面に設けられたカバー11''''とを有している。タングプレート芯材9''''(の把持部部分)及びモールド部10''''には、ウェビング3を挿通するための挿通孔10a'''',10b''''が形成されており、これら挿通孔10a'''',10b''''にウェビング3が挿通され摺動することにより、タングプレート5''''がウェビング3に対し移動可能となっている。カバー11''''は前述のカバー11と同様に皮革製であり、モールド部10''''の表側の表面にのみ接着剤等により設けられている。
グリップ21は、タングプレート把持部5A''''に一体的に設けられており、把持部5A''''から係合部5B''''の反対側に向かってウェビング3の長手方向に略沿いつつ把持部5A''''の表側にやや湾曲しながら延出している。このグリップ21の表面は革貼りとなっており、グリップ21のグリップ感を向上できるようになっている。また、グリップ21の内部にはウレタン材等のクッション材20が設けられており、触感の向上及びケガ、損傷、衝突音の抑制効果等を得られるようになっている。
以上のような構成である本変形例によれば、タングプレート5''''の表側にカバー11''''を設けるので、上記実施形態と同様にタングプレート5''''のグリップ性を向上してシートベルトの装着操作性を向上できるとともに、突出したグリップ21を設けることによって以下の効果を得ることができる。
すなわち、例えば乗員が暗闇の中でタングプレート5''''を掴もうとする場合や、目が不自由な乗員である場合等、何らかの理由によりタングプレート5''''の把持部5A''''が掴みにくいような場合であっても、グリップ21が把持部5A''''から突出しているため容易に掴むことができる。これにより、乗員はグリップ21を掴んでタングプレート5''''を引っ張り、ウェビング3をリトラクタ2から引き出すことができる。したがって、上記のような理由によりタングプレート5''''が掴みにくいような場合であっても、グリップ21を掴むことで容易にウェビング3の引き出し操作を行えるので、シートベルトの装着操作性を確実に向上することができる。
また、本変形例のグリップ21はウェビング3の長手方向に沿うように突出しているため、例えばタングプレート5''''の幅方向(すなわちウェビング3の長手方向に直角な方向)に突出するようにグリップ21を設ける場合に比べて出っ張りを少なくでき、タングプレート5の小型化を図れるとともに収納性を向上できる。また、グリップ21が表側に湾曲した形状であるため、シートベルト装着時に乗員に不快感を与えることがない。さらに、グリップ21を皮革製の表面内部にクッション材20を設けた構成とするので、例えばグリップ21を合成樹脂等により構成する場合に比べて軽量化できる。また、グリップ21をタングプレート5''''と一体的に形成するので、例えばタングプレート5とは別体のグリップ21を取り付けて用いる場合に比べてグリップ21の脱落や付け忘れを抑制できる。
なお、本変形例においても、上記変形例(1)で述べたようにカバー11''''の内側にクッション材20を設けるようにしても良いのは言うまでもない。
(3)モールド部に凹部を設け、カバーを着脱可能な構成とした場合
図15は他の変形例のタングプレート5”’の分解状態の斜視図、図16はその正面図、図17はその側面図、図18はその下面図である。
図15乃至図18に示す本変形例では、タングプレート5”’は、手のひら側の部分に周縁部10a”’によって囲まれる凹部10b”’を有するモールド部10”’と、上記周縁部10a”’の内面側の複数箇所(ここでは2箇所)に設けられた係合孔22に対してそれぞれ係合離脱自在な略爪形状の係合片23を複数(ここでは2個)有し、モールド部10”’に対し着脱可能なカバー11”’とを有している。
カバー11”’は、モールド部10”’に対し上記凹部10b”’を覆うように取り付けられる。また、カバー11”’には、銘板12がインサート成型により設けられていて、モールド部10”’からカバー11”’を取り外すと、銘板12もカバー11”’と共に一体的に取り外される。
本変形例の構成によれば、このモールド部本体とカバー11”’は、このようなカバーを設けない肉厚中実成型品であるモールド部とする場合(図6、図10、及び図11のモールド部を参照)に比べて、同じ厚さを保有しながら、空洞部(凹部10b”’)を有することになるから軽量化することができるとともに、銘板12によって多様なデザインをあしらったカバー11”’を用意することができるので、所望のデザインのカバーを選択して組付けることで、多様なデザインを有するタングプレート5”’を揃えることができる。
(4)グリップ部の変形例
上記実施形態においては、タングプレート把持部5Aの幅方向両端部3aに設けたグリップ部13,13を共に同一の色(例えばオレンジ色)に成型するようにしたが、これに限らず、互いに異なる色としてもよい。これにより、グリップ部13の視認性を向上できるのみでなく、乗員はグリップ部13の色の位置からタングプレート5の姿勢(裏表等)を一見して把握できる。したがって、シートベルトの誤装着を抑制できる。さらに、色使いが多様となるのでデザイン性を向上できる。なおこのとき、グリップ部13の色として蛍光色を用いれば、暗闇においてもグリップ部13の位置を把握できる。さらに、上記実施形態においては、同一形状のグリップ部13,13をタングプレート把持部5Aの幅方向両端部3aに設けるようにしたが、例えば表面のギザギザの数を異ならせる等、異なる表面形状を有するグリップ部13を両端にそれぞれ設けるようにすれば、乗員は手触りによりタングプレート5の向きを把握することが可能となり、シートベルトの誤装着を抑制できる。
(5)銘板(表示手段)の変形例
上記実施形態においては、銘板12によりメーカー名を表示するようにしたが、これに限らず、例えばそのシートに着席する乗員の名前や、シートベルト装着を促す注意喚起メッセージ等を表示するようにしてもよい。また、文字表示に限らず、色彩や模様を表示させてタングプレートのデザイン性を向上するようにしてもよい。また、上記実施形態では銘板を接着によりモールド部に固定するようにしたが、これに限らず、例えば嵌め込みによる固定や、ねじによる固定としてもよい。
なお、以上説明した一実施の形態及び変形例においては、本発明を自動車に適用した例を示したが、これに限られず、例えば鉄道や航空機等、他の乗り物のシートベルト装置に適用してもよい。
本発明のシートベルト装置の一実施の形態の全体構造を表すシート周辺部分の斜視図である。 本発明のシートベルト装置の一実施の形態を構成するタングプレートの全体構造を表す斜視図である。 本発明のシートベルト装置の一実施の形態を構成するタングプレートの全体構造を表す上面図である。 本発明のシートベルト装置の一実施の形態を構成するタングプレートの全体構造を表す下面図である。 本発明のシートベルト装置の一実施の形態を構成するタングプレートの全体構造を表す側面図である。 本発明のシートベルト装置の一実施の形態を構成するタングプレートの全体構造を表す側断面図である。 本発明のシートベルト装置の一実施の形態を構成するバックルの全体構造を表す斜視図である。 本発明のシートベルト装置の一実施の形態を構成するバックルを挿入口の方向から見た正面図である。 本発明のシートベルト装置の一実施の形態を構成するバックルの全体構造を表す側面図である。 カバーの内側にクッション材を設けた変形例におけるタングプレートの全体構造を表す側断面図である。 グリップを設けた変形例のタングプレートの全体構造を表す側断面図である。 突出した形状のグリップを設けた変形例におけるタングプレートの全体構造を表す斜視図である。 突出した形状のグリップを設けた変形例におけるタングプレートの全体構造を表す上面図である。 突出した形状のグリップを設けた変形例におけるタングプレートの全体構造を表す側面図である。 モールド部に凹部を設け、カバーを着脱可能に構成した変形例におけるタングプレートの全体構造を表す斜視図である。 モールド部に凹部を設け、カバーを着脱可能に構成した変形例におけるタングプレートの全体構造を表す上面図である。 モールド部に凹部を設け、カバーを着脱可能に構成した変形例におけるタングプレートの全体構造を表す側面図である。 モールド部に凹部を設け、カバーを着脱可能に構成した変形例におけるタングプレートの全体構造を表す正面図である。
符号の説明
3 ウェビング
5 タングプレート
5A 把持部
5B 係合部
6 バックル
9b 先端
10 モールド部
10b”’ 凹部
11 カバー
11”’ カバー
12 銘板(表示手段)
13 グリップ部(第2グリップ部)
15 挿入口
16a 傾斜面(ガイド手段)
17a 傾斜面(ガイド手段)
18,19 傾斜面(ガイド手段)
20 クッション材
21 グリップ(第1グリップ部)
100 シートベルト装置

Claims (17)

  1. ウェビングと、
    前記ウェビングに設けられ、乗員が把持するための把持部及び前記把持部から延出した係合部を有するタングプレートと、
    前記タングプレートの係合部が係合可能に挿脱されるバックルとを備え、
    前記タングプレートの把持部の一方側の表面にカバーを設けたことを特徴とするシートベルト装置。
  2. 請求項1記載のシートベルト装置において、
    前記タングプレートは前記把持部を覆うように設けたモールド部を有しており、このモールド部の前記一方側の表面に前記カバーを設けたことを特徴とするシートベルト装置。
  3. 請求項1又は2記載のシートベルト装置において、
    前記カバーは前記タングプレート又は前記モールド部に対し着脱可能に設けられていることを特徴とするシートベルト装置。
  4. 請求項3記載のシートベルト装置において、
    前記モールド部は凹部を有し、前記カバーは前記凹部を覆うように前記モールド部に取り付けられることを特徴とするシートベルト装置。
  5. 請求項1乃至請求項4のいずれかに記載のシートベルト装置において、
    前記タングプレートは、前記把持部から前記ウェビングの長手方向に延出した第1グリップ部を有することを特徴とするシートベルト装置。
  6. 請求項1乃至請求項5のいずれかに記載のシートベルト装置において、
    前記カバー又は前記第1グリップ部の表面の少なくとも一部を皮革製としたことを特徴とするシートベルト装置。
  7. 請求項6記載のシートベルト装置において、
    前記カバー又は前記第1グリップ部の表面の内側にクッション材を設けたことを特徴とするシートベルト装置。
  8. 請求項1乃至請求項7のいずれかに記載のシートベルト装置において、
    前記タングプレートは、前記把持部の幅方向両端部に前記把持部から突出しないように設けた第2グリップ部を有することを特徴とするシートベルト装置。
  9. 請求項8記載のシートベルト装置において、
    前記第2グリップ部は、乗員の手指と接触する接触面がギザギザ形状に形成されていることを特徴とするシートベルト装置。
  10. 請求項9記載のシートベルト装置において、
    前記第2グリップ部を弾性材により構成したことを特徴とするシートベルト装置。
  11. 請求項10記載のシートベルト装置において、
    前記第2グリップ部は前記カバーと異なる色となるように成型されていることを特徴とするシートベルト装置。
  12. 請求項1乃至請求項11のいずれかに記載のシートベルト装置において、
    前記タングプレートの把持部の一方側の表面に表示手段を着脱可能に設けたことを特徴とするシートベルト装置。
  13. 請求項1乃至請求項12のいずれかに記載のシートベルト装置において、
    前記係合部の先端を丸く形成したことを特徴とするシートベルト装置。
  14. 請求項1乃至請求項13のいずれかに記載のシートベルト装置において、
    前記バックルは、前記タングプレートの係合部が挿入される挿入口と、この挿入口の周囲を囲むように設けられ、前記タングプレートの係合部を前記挿入口に導入するガイド手段とを有することを特徴とするシートベルト装置。
  15. 請求項14記載のシートベルト装置において、
    前記ガイド手段は、前記挿入口に向かって傾斜した傾斜面を前記挿入口の四方に有することを特徴とするシートベルト装置。
  16. 請求項15記載のシートベルト装置において、
    前記ガイド手段は、前記挿入口に向かって傾斜した傾斜面のうち少なくとも1つに、金属または金属調の材料で構成した傾斜面を有することを特徴とするシートベルト装置。
  17. 請求項1乃至請求項16のいずれかに記載のシートベルト装置において、
    前記バックルのケーシングの表面に装飾材を設けたことを特徴とするシートベルト装置。
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