JP2005338990A - 紙幣識別装置 - Google Patents

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博 小川
Yasuro Yoshioka
康郎 芳岡
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Abstract

【課題】幅の狭い紙幣が挿入された場合、その紙幣の幅方向の位置は定まらず識別手段は、予め定められた規定の場所の特徴を検出することができないので、幅の狭い紙幣を認識できない。
【解決手段】通路の紙幣幅方向に設けられた可動壁25と、この可動壁25に連結された可動壁駆動手段と、この可動壁駆動モータ40の入力に接続された駆動手段制御回路41と、この駆動手段制御回路41の一方の入力に接続されるとともに、紙幣挿入口22と駆動ローラ29との間に設けられた紙幣幅検出センサ26とを有し、前記駆動手段制御回路41は、前記紙幣挿入口22へ挿入された紙幣23の幅を判定し、この結果に基づき、前記可動壁25を移動させる。これにより、幅の広い紙幣23aと、狭い紙幣23bとを共に識別することができる紙幣識別装置を提供することができる紙幣識別装置を提供することができる。
【選択図】図1

Description

本発明は、自動販売機や遊技機器において紙幣の識別等に用いる紙幣識別装置に関するものである。
以下、従来の紙幣識別装置について図面を参照しながら説明する。図10は、従来の紙幣識別装置の断面図である。図10において紙幣の紙幣挿入口1は通路2に連結されており、通路2には搬送手段3が配設されている。この例では搬送手段3はプーリと、このプーリ3aに張られたベルト3bによって構成され、この搬送手段3によって紙幣4が搬送される。また、通路2には紙幣4の識別手段として用いられる磁気センサ5と光学センサ6a,6bが配設されている。
通路2の後方には紙幣収納部への出口(図示せず)があり、識別手段5,6a,6bと出口との間には、一端が支点の周りに回動自在に支持され、他端が通路2に突出した引抜防止爪が設けられている。
以下、従来の紙幣識別装置の動作を説明する。挿入口1から紙幣4が挿入されると、紙幣挿入検出センサ7a,7bが紙幣を検出して駆動手段制御回路(図3)に信号を送り、この駆動手段制御回路(図3)が搬送手段3を駆動し、紙幣を通路2に沿って搬送する。
紙幣が通路2を搬送される間、磁気センサ5と光学センサ6a,6bが紙幣4を走査して予め定められた真券の特性と一致するか否かを調べ、不一致であれば搬送手段3を逆転させて紙幣4を紙幣挿入口1側へ返却し、一致すればさらに後方へ追加搬送する。
なお、この出願の発明に関連する先行技術文献情報としては、例えば、特許文献1が知られている。
特開平5−43587号公報
しかしながらこのような従来の紙幣識別装置では、幅の狭い紙幣が挿入された場合、その紙幣の幅方向の位置は定まらず識別手段は、予め定められた規定の場所の特徴を検出することができないので、幅の狭い紙幣を認識できないという問題を有していた。
そこで本発明は、この問題を解決したもので、幅の広い紙幣と、狭い紙幣とを共に識別することができる紙幣識別装置を提供することを目的としたものである。
この目的を達成するために本発明の紙幣識別装置は、駆動手段制御回路が紙幣幅検出センサからの出力に応じて、紙幣挿入口へ挿入された紙幣が、第1の紙幣と第2の紙幣のいずれであるかを判定し、その判定結果に基づいて可動壁駆動手段を駆動し、通路の紙幣幅方向に設けられた可動壁を移動させて、通路幅を挿入された紙幣の幅に対応する幅とするものであり、これにより、幅の広い紙幣と、狭い紙幣とを共に識別することができる紙幣識別装置を提供することができる。
以上のように本発明によれば、通路の前記紙幣幅方向に設けられた可動壁と、この可動壁に連結された可動壁駆動手段と、この可動壁駆動手段の入力に接続された駆動手段制御回路と、この駆動手段制御回路の一方の入力に接続されるとともに、前記紙幣挿入口と前記搬送手段との間に設けられた紙幣幅検出センサとを有し、前記駆動手段制御回路は、前記紙幣挿入口へ挿入された紙幣が、前記第1の紙幣と第2の紙幣のいずれであるかの判定結果に基づき、前記可動壁を移動させるものである。これにより、紙幣幅検出センサからの出力に応じて、可動壁駆動手段を駆動し、通路の紙幣幅方向に設けられた可動壁を移動させて、通路幅を挿入された紙幣の幅に対応する幅とするので、幅の広い紙幣と、狭い紙幣とを共に識別することができる紙幣識別装置を提供することができる。
(実施の形態1)
本実施の形態は、2種類以上の幅の異なる紙幣を識別する紙幣識別装置に関するものである。以下、本発明の実施の形態について図面を用いて説明する。図1は実施の形態1における紙幣識別装置の断面図であり、図2は本実施の形態における可動壁の側面図である。なお、本実施の形態において、幅の広い紙幣23a(第1の紙幣の一例として用いた)の幅は、約70mmであり、幅の狭い紙幣(第2の紙幣の一例として用いた)23bの幅は、約63mm(第2の幅の一例として用いた)である。例えばこれは、複数の幅の紙幣が存在する中国紙幣を例に説明する。そしてそれらの紙幣幅は、20元札が約70mmであり、5元札と10元札とが共に63mmである。なお、本実施の形態においては、71mm幅を有した旧5元札も、幅の広い紙幣23aとして識別を行う。
図1において、21は金属製の筐体であり、この金属製の筐体21の側面上方には、紙幣23が挿入される紙幣挿入口22が設けられている。そしてこの紙幣挿入口22の幅は、巾の広い紙幣23aが通過可能なように、72mmの幅としている。
24は、紙幣挿入口22の下流に連結された通路であり、この通路24の側面の両側には紙幣幅方向へ移動可能な可動壁25(図2に示す)を設けている。また、通路24の上壁面24aには、幅の広い紙幣23aの挿入を検知する紙幣幅検出センサ26を設けている。そしてこの紙幣幅検出センサ26の下流に、紙幣挿入検出センサ27が配置されている。可動壁25は、コの字型形状をしており、通路24に沿って設けられる。
29は、通路24の下壁面24bから突出して設けられた駆動ローラ(紙幣搬送手段の一例として用いた)であり、紙幣挿入検出センサ27の下流に配置される。そして、この駆動ローラ29は通路24に突出して設けられた受動ローラ30に対向して設けられ、紙幣23は、これら駆動ローラ29と受動ローラ30によって、挟まれて搬送される。
32は、紙幣23を通路24に沿って搬送し、紙幣出口33から排出する搬送手段であり、この紙幣搬送手段32によって排出された紙幣23は、紙幣収納部34へ収納される。なお、本実施の形態における搬送手段32は、2つのプーリ32aと、このプーリ32aに掛けられたベルト32b及び、このベルト32bに対向して設けられたローラ32cとから構成されている。
35は、2つのプーリ32aの間に設けられた紙幣識別センサ(紙幣識別手段の一例として用いた)である。この紙幣識別センサ35は、通路24の一方の壁面に設けられた表面実装型の発光ダイオード35aと、この発光ダイオードと通路24を隔てて配置された受光素子35bとで構成されている。そしてさらに、本実施の形態においては、発光ダイオードと同じ側の壁面の上方に磁気センサ(図示せず)も配置している。
ここで紙幣収納部34は、紙幣収納庫36と、この紙幣収納庫36内に設けられたバネ37と、このバネの先端に設けられた押え板38と、紙幣出口33から排出された紙幣を紙幣収納庫36へ収納する収納板39とを有している。そして、この収納板39は、矢印A方向へ移動することにより、紙幣出口33から排出された紙幣23を紙幣収納庫36へ収納する。なお、本実施の形態においては、収納板39は、パンタグラフ(図示なし)を介して可動壁駆動モータ40(可動壁駆動手段としても用いている)へ連結することによって動作する構成としてある。
ここで、図1、図2に示すように、可動壁25は通路24に沿う形状であり、その始端25aは紙幣幅検出センサ26と、紙幣挿入検出センサ27との間の位置となるように設けられている。そして、可動壁25は、紙幣収納庫36を貫き、筐体21の下端部に設けられ駆動モータ収納室21a内まで敷かれる。なお、可動壁25の断面は、コの字型の形状であり、その間隔25bは通路24の間隔24cと略等しくしてある。
図3は、本実施の形態1における紙幣識別装置の回路ブロック図である。図3において、図1と同じものについては同じ番号を付し、その説明は簡略化している。41は、制御回路(駆動手段制御回路の一例として用いた)であり、紙幣幅検出センサ26の出力と、紙幣挿入検出センサ27の出力が接続される。
次に、紙幣搬送手段32のプーリ32aは紙幣搬送モータ42により駆動される。そして、この紙幣搬送モータ42は、制御回路41から紙幣搬送モータ駆動回路43を介して駆動される。なお、44は、紙幣搬送モータ42に連結して紙幣搬送モータ42の回転を検知するための同期パルス発生手段であり、制御回路41に接続されている。
次に、受光素子35bの出力信号は、入力信号の強さに対して対数の関係で出力される対数増幅回路45に接続され、この対数増幅回路45の出力はリニア増幅回路46と、AD変換手段47とをこの順に介して制御回路41に接続される。また、対数増幅回路45の基準電流はDA変換手段48を介して制御回路41から供給されている。なお、制御回路41としては多数の入出力ポートを有する1チップマイコンが使用されることが一般的である。
さらに、制御回路41の出力は、モータ駆動回路49へ接続され、このモータ駆動回路49の出力が可動壁駆動モータ40へ接続される。この可動壁駆動モータ40の回転は、複数の減速歯車機構を介して、減速される。そして、この回転運動を、クランク機構によって直線運動へと変換し、可動壁25を移動させている。なお、本実施の形態において、可動壁25間の間隔は、70mmと71mm幅の紙幣23aに対して72mmとし、63mm幅の紙幣23bに対して64mmとする。またこの可動壁25には、この可動壁25の位置を検出するために2つの可動壁位置検知フォトインタラプタ(図示せず)が設けられ、これらの可動壁位置検知フォトインタラプタの出力は、制御回路41へと接続される。これらの可動壁位置検知フォトインタラプタによって可動壁25の間隔が64mmであるか72mmであるかを検知する。そして、制御回路41はこの可動壁位置検知フォトインタラプタの出力と、紙幣幅検出センサ26、紙幣挿入検出センサ27からの出力に応じ、可動壁25を移動させるかどうかを判定している。
なお本実施の形態では、可動壁25間の間隔を検知するために、可動壁位置検知フォトインタラプタを2つ用いた。これにより、可動壁位置検知フォトインタラプタの位置などの変更によって、可動壁25の間隔を任意の間隔に設定することができる。従って容易に他の幅の紙幣へも容易に対応することができる。
また、可動壁位置検知フォトインタラプタを3個以上設ければ、3種類以上の幅の紙幣へも対応が可能となる。あるいは逆に可動壁位置検知フォトインタラプタは1個のみでも良く、この場合低価格な紙幣識別装置を実現することができる。
次に、このように構成された本発明の実施の形態における紙幣識別装置の動作について図面を用いて説明する。図4は、本発明の実施の形態における紙幣挿入口22近傍の要部断面図であり、図4(a)は、幅の広い紙幣が挿入された状態であり、図4(b)は幅が狭い紙幣が挿入された状態を示している。図5は、同、通路の要部断面図であり、図5(a)は、幅の広い紙幣が挿入された状態であり、図5(b)は幅が狭い紙幣が挿入された状態を示している。
まず、図4(a)、図5(a)を用いて幅の広い紙幣23aが挿入された場合について説明する。幅の広い紙幣23aが紙幣挿入口22から通路24へ挿入されると、紙幣幅検出センサ26から幅の広い紙幣23aが挿入された旨を示す信号が制御回路41へ出力される。
このとき、可動壁位置検知フォトインタラプタからの信号が72mm間隔である旨を示していた場合、制御回路41は、可動壁駆動モータ40を起動しない。一方、可動壁位置検知フォトインタラプタからの信号が64mm間隔である旨を示していた場合、制御回路41は、可動壁駆動モータ40を起動し、可動壁25を移動させる。そして、制御回路41は、引き続き可動位置検知フォトインタラプタからの信号の読み込みを継続し、可動壁25間の間隔が72mmとなった旨の信号が入力されると、可動壁駆動モータ40を停止する。
その次に、制御回路41は、紙幣挿入検出センサ27から紙幣が挿入された旨の信号が入力されると、紙幣搬送モータ(図示せず)を起動し、駆動ローラ29や搬送手段32(図1に示す)などによって、紙幣23aを紙幣識別センサ35の位置まで取り込む。
次に、図4(b)、図5(b)を用いて幅の狭い紙幣23bが挿入された場合について説明する。幅の狭い紙幣23bが挿入された場合には、紙幣幅検出センサ26から信号は出力されず、紙幣挿入検出センサ27からのみ信号が出力される。これによって、制御回路41は、幅の狭い紙幣23bが挿入されたと判定する。この判定の次に、制御回路41は、可動壁位置検出フォトインタラプタから信号を読み取り、可動壁25間の間隔が64mmであるのか72mmであるのかを判定する。そして、間隔が64mmであった場合には、可動壁駆動モータ40を起動せず、間隔が72mmであった場合には、可動壁駆動モータ40を起動し、可動壁25を移動させる。そして、制御回路41は、引き続き可動壁位置検出フォトインタラプタからの信号の読み込みを継続し、間隔が64mmとなった旨の信号を検出すると、可動壁駆動モータ40を停止する。
このようにして制御回路41は、可動壁25が挿入された紙幣23の幅に対応した位置にあると判定した後に、紙幣搬送モータを起動し、駆動ローラ29や搬送手段32(図1に示す)などによって、紙幣23を紙幣識別センサ35の位置まで取り込む。
そしてこのようにして紙幣識別センサ35の位置まで搬送された紙幣23aあるいは23bに対し、紙幣識別センサ35で紙幣情報を検出する。そして、制御回路41が検出したデータと、基準値格納手段50に予め格納された真券と判定すべき値とを比較することで、紙幣の真偽判定を行っている。
次に、本実施の形態1における紙幣幅検出センサ26と紙幣挿入検出センサ27との詳細について図面を用いて説明する。図6は、紙幣幅検出センサ26、紙幣挿入検出センサ27の断面図である。図7(a)は、紙幣23が未挿入状態の断面図であり、図7(b)は、幅の広い紙幣23aが挿入状態の断面図である。図6、図7(a)、図7(b)において、図1と同じものについては、同じ番号とし、その説明は簡略化する。
図6、図7(a)、図7(b)を用いて紙幣幅検出センサ26を説明する。まず図6において、紙幣幅検出センサ26、紙幣挿入検出センサ27は、2つの検出センサ27a,27bとで構成され、共に回転軸51によって回転自在に軸支された伝達部52a,52bと、この伝達部52a,52bの一方の端にL字状に設けられた感知部53a,53bと、伝達部52a,52bの他方の端に設けられた遮蔽板54a,54bとから成り、これらの遮蔽板54a,54bの外面側54cと54dが互いに対向するように配置されている。そして、これら2組の遮蔽板54a,54bの内面側54eと54fを挟むようにフォトインタラプタ55が設けられ、このフォトインタラプタ55の出力は制御回路41へ接続されている。なお、この場合2組の紙幣挿入検出センサ27aと27bの伝達部52aと52bとの中心軸は一直線上となるように配置される。
次に図7(a)、(b)を用いて紙幣幅検出センサ26、紙幣挿入検出センサ27の動作について説明する。図7(a)は、紙幣23が未挿入の状態であり、この状態においては感知部53a,53bが共に通路24へ突出した状態となる。これにより、遮蔽板54a,54bは、フォトインタラプタ55を遮った状態となる。なお、本実施の形態1においては、フォトインタラプタ55は発光ダイオードと受光素子によって構成されている。
図7(b)は紙幣幅検出センサ26、紙幣挿入検出センサ27が紙幣23を検出した状態である。紙幣23が挿入されると、この紙幣23によって感知部53a,53bが回転軸51を中心に回転し、通路24から退避する。そして、この感知部53a,53bの動作によって遮蔽板54a,54bも回転し、フォトインタラプタ55の受光素子は、フォトインタラプタ55の発光ダイオードの光を受光することとなる。従って、フォトインタラプタ55からセンサが幅の広い紙幣23aを検出した旨の信号が出力され、これによって制御回路41は、通路24へ紙幣23が挿入されたことを検知することができる。
なお、ここで紙幣幅検出センサ26は、幅の広い紙幣23aのみを検知し、幅の狭い紙幣23bは検出しない構成としておくことが重要である。つまり、幅の広い紙幣23aが挿入された場合にのみ感知部53a,53bが回転するようにしなければならない。そこで、感知部53aと感知部53bとの間の間隔56は、幅の狭い紙幣23bの幅以上とするとともに、幅の広い紙幣23aの幅以下とすることが必要である。本実施の形態においてこの感知部53aと感知部53bとの間の間隔56は65mmとしている。これにより、幅の狭い紙幣23bに対しては、遮蔽板53a,53b双方が回転することはなく、依然としてフォトインタラプタ55の光軸は遮られたままとなる。
一方、幅の広い紙幣23aに対しては、感知部53aと53bの双方が紙幣挿入を検知し、双方の感知部53a,53bが回転し、フォトインタラプタ55の光軸が開放された状態となる。この構成により、紙幣幅検出センサ26は、幅の広い紙幣23aが挿入された場合にのみ信号を出力することとなる。そして制御回路41は、通路24に幅の広い紙幣23aが挿入されたことを検知することができることとなる。
次に、紙幣挿入検出センサ27は、紙幣幅検出センサ26と略同じ構成を有している。ただし、この紙幣挿入検出センサ27における感知部同士の間隔56は約30mmとしている。つまり、幅の広い紙幣23a、幅の狭い紙幣23bに係わらず、紙幣23が挿入されると、感知部53a,53bは回転する。これにより、フォトインタラプタ55が開放され、紙幣挿入検出センサ27は紙幣23が挿入された旨の信号を制御回路41へ出力する。従って制御回路41は、通路24に紙幣23が挿入されたことを検知することができるものである。
以上のようにして、制御回路41は、紙幣幅検出センサ26によって幅の広い紙幣23aが挿入されたことを検出し、紙幣挿入検出センサ27によって紙幣23が挿入されたことを検出することができる。これにより、制御回路41は、幅の広い紙幣23aであるのか、幅の狭い紙幣23bであるのかを判定することができるものである。そしてこの制御回路41は、これらセンサからの信号と、可動壁位置検出フォトインタラプタの出力によって、可動壁25間の間隔を挿入された紙幣幅に対応するように制御する。
なお、本実施の形態においては、紙幣幅検出センサ26と紙幣挿入検出センサ27を用いて2種類の幅の紙幣を識別する構成としたが、これは紙幣幅検出センサとして光通過型のセンサを通路24を横断するように設けても良い。これによって、3種類以上の幅の紙幣を検出することができる。
では次にこの可動壁25を移動させるための構成について図面を用いて詳細に説明する。図8は、本実施の形態の可動壁駆動手段における減速機構部であり、図9は、同、可動壁駆動手段における駆動部を示している。図8、図9において図1と同じものは同じ番号とし、その説明は簡素化している。
図8(a)において、可動壁駆動モータ40の回転は、歯車61,62によって回転方向を変化させ、この歯車62と噛み合わせた歯車63によって減速する。そして、この歯車63の回転支軸64には、可動アーム65が回動自在に軸支される。この可動アーム65には、歯車63に一体化された歯車66と噛み合う歯車67,68とが取り付けられている。さらに、歯車67と噛み合う歯車69と、歯車68と噛み合う歯車70とを有した構成となっている。そしてこの歯車69上にピン71を有している。
なお、本実施の形態においては、歯車63が図示B方向(図8(a)に示す)へ回転した場合、この回転によって可動アーム65もB方向へ回転し、歯車68と歯車70とが噛み合い、歯車70は矢印C方向へ回転する。
一方、歯車63が図示D方向(図8(b)に示す)へ回転した場合、この回転によって可動アーム65もD方向へ回転し、歯車67と歯車69とが噛み合い、歯車69は矢印E方向へ回転する。なお、この歯車69の回転運動はパンタグラフを介して紙幣収納板39へ伝達している。
次に図9において、ピン71は、スライダ72上に設けられたスライダ溝73へ係合している。これによって、クランクスライダ機構を構成し、歯車69の回転運動を往復運動へと変換している。さらに、スライダ72の両端にはピン74を設け、このピン74を可動壁25に設けたカム溝75へ係合させる。なお、このカム溝75は、テーパを持ったクランク形状を成している。これにより、歯車69が半回転する度に可動壁25の間隔を幅の広い紙幣23aに対応する幅と、幅の狭い紙幣23bに対応する幅とへ移動する。
以上の構成によって、可動壁駆動モータ40によって、歯車63をB方向へ回転させることで、歯車70を回転させ、この歯車70に設けたピン71と、スライダ72とからなるクランクスライダによって回転運動を往復運動へと変換する。そして、スライダ72に設けたピン74と、カム溝75とからなるカム機構によって、運動方向を変換することで、可動壁25の幅を変化させている。
以上のような構成により、制御回路41は、紙幣幅検出センサ26と紙幣挿入検出センサからの出力によって紙幣幅を判定し、この判定結果によって可動壁駆動モータを回転させ、可動壁を移動させる。これによって、通路幅を挿入された紙幣の幅に対応する幅とすることができるので、紙幣識別センサ35は、幅の広い紙幣23a、狭い紙幣23bのそれぞれに対して、常に略一定の位置を検出することができる。従って、幅の異なる紙幣を精度良く識別することができる。
また、駆動ローラ29は、通路24の略中央部に1つだけ設けている。これにより、紙幣23は駆動ローラ29との接点を中心に回転することができるので、例え紙幣23bが傾いて挿入された場合も、駆動壁25に沿って真直ぐに引き込むことができる。
さらに、可動壁25の始端25aは、紙幣幅検出センサ26と紙幣挿入検出センサ27との間の位置から開始し、制御回路41は、紙幣挿入検出センサ27の出力信号を判定した後に可動壁25を移動させている。これにより、幅の狭い紙幣23bが偏った位置で挿入されても可動壁25が紙幣23bの先端を所定の位置へ移動させるので、幅の狭い紙幣23bを精度良く識別できる。
さらにまた、紙幣幅検出センサ26と、紙幣挿入検出センサ27、駆動ローラ29とは、紙幣挿入口22側よりこの順に並べて配置しておく。これにより、制御回路41は、紙幣幅検出センサ26と、紙幣挿入検出センサ27からの信号によって紙幣23の幅を判定することができ、そしてこの判定結果に基づいて可動壁を移動させるとともに、駆動ローラ29で紙幣23を取り入れることができる。
また、本実施の形態において可動壁25は、紙幣挿入口22から紙幣収納部34までの間を連続した一本の樹脂成型品で形成している。従ってスライダ72や歯車69は1つで良く小型、かつ低価格な紙幣識別装置を実現することができる。
なお、この可動壁25を、2つ以上に分割し、それぞれの可動壁25に対してカム溝75を設け、これらのカム溝75にスライダ72及び歯車69を連結し、これらの歯車69に対して可動部駆動モータ40からの動力を伝達する構成とすれば良い。これにより、可動壁25の始端から可動壁25の終端までを略同時に移動させることができる。それに加えて分割されたそれぞれの可動壁25に対して駆動機構を有しているので、可動壁25の始端から可動壁25の終端までの間の通路幅を確実に変化させることができる。
さらに、それらの分割された可動壁25それぞれに可動壁駆動モータを連結してやれば、それぞれの可動壁25を独立に駆動させることができる。例えば可動壁25を駆動ローラ29と搬送手段32との間で分割してやれば、紙幣識別センサで幅の広い紙幣23aを識別している状態でも、紙幣挿入口22から幅の狭い紙幣23bが挿入されると、紙幣挿入口22側の可動壁のみを移動させることができる。従って、紙幣挿入口22近傍の可動壁25の間隔を次に識別する紙幣の幅に合わせることができるので、素早く次の紙幣の位置決めができることとなり、例え異なった幅の紙幣が挿入された場合でも素早く紙幣を取り込むことができる。
本発明にかかる紙幣識別装置は、幅の広い紙幣と、狭い紙幣とを共に識別することができるという効果を有し、特に自動販売機や遊技機器等における紙幣の識別に用いる紙幣識別装置等に対して利用すると有用である。
本発明の実施の形態1における紙幣識別装置の断面図 同、可動壁の側面図 同、紙幣識別装置の回路ブロック図 (a)同、幅の広い紙幣挿入時における挿入口付近の要部断面図、(b)同、幅の狭い紙幣挿入時における挿入口付近の要部断面図 (a)同、幅の広い紙幣挿入時における通路の要部断面図、(b)同、幅の狭い紙幣挿入時における通路の要部断面図 同、紙幣幅検出センサの断面図 (a)同、紙幣幅検出センサの動作図、(b)同、紙幣幅検出センサの動作図 同、減速部の上面図 同、駆動部の上面図 従来の紙幣識別装置の断面図
符号の説明
22 紙幣挿入口
24 通路
25 可動壁
26 紙幣幅検出センサ
27 紙幣挿入検出センサ
29 駆動ローラ
33 紙幣出口
40 可動壁駆動モータ
41 制御回路

Claims (6)

  1. 第1の幅を有する第1の紙幣と、この第1の紙幣の幅よりも小さな第2の幅を有した第2の紙幣とを、共に識別する紙幣識別装置において、前記紙幣識別装置は、前記第1の紙幣と第2の紙幣とが挿入される紙幣挿入口と、この紙幣挿入口がその一方端に連結された通路と、この通路の他方端に設けられた紙幣出口とを有し、前記通路における前記紙幣印刷面に対向する側壁には、紙幣挿入検出センサと、この紙幣挿入検出センサの下流に設けられた紙幣搬送手段と、この紙幣搬送手段と前記紙幣出口との間に設けられた紙幣識別手段とを備え、前記紙幣識別装置は、前記通路の前記紙幣の幅方向に設けられた可動壁と、この可動壁に連結された可動壁駆動手段と、この可動壁駆動手段の入力に接続された駆動手段制御回路と、この駆動手段制御回路の一方の入力に接続されるとともに、前記紙幣挿入口と前記搬送手段との間に配置された紙幣幅検出センサとを有し、前記駆動手段制御回路は、前記紙幣挿入口へ挿入された紙幣が、前記第1の紙幣と第2の紙幣のいずれであるかの判定結果に基づき、前記可動壁を移動させる紙幣識別装置。
  2. 紙幣幅検出センサは、紙幣幅方向の通路両端部近傍に設けると共に、前記紙幣幅検出センサ間の間隔は、第2の紙幣の幅以上とするとともに、第1の紙幣の幅以下とした請求項1に記載の紙幣識別装置。
  3. 駆動手段制御回路は、紙幣幅検出センサと紙幣挿入検出センサのうちの紙幣挿入検出センサのみからの信号を検知した場合に、可動壁の間隔を狭くする請求項2に記載の紙幣識別装置。
  4. 紙幣挿入検出センサは、紙幣幅検出センサと紙幣搬送手段との間に配置した請求項1に記載の紙幣識別装置。
  5. 可動壁は、紙幣幅検出センサと紙幣挿入検出センサとの間の位置から開始するとともに、紙幣出口近傍まで敷設し、前記可動壁は、前記紙幣挿入検出センサからの信号によって移動が開始する請求項1に記載の紙幣識別装置。
  6. 紙幣搬送手段は、通路における紙幣幅方向の略中央に設けた請求項5に記載の紙幣識別装置。
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