WO2009157249A1 - 紙幣識別装置 - Google Patents

紙幣識別装置 Download PDF

Info

Publication number
WO2009157249A1
WO2009157249A1 PCT/JP2009/057826 JP2009057826W WO2009157249A1 WO 2009157249 A1 WO2009157249 A1 WO 2009157249A1 JP 2009057826 W JP2009057826 W JP 2009057826W WO 2009157249 A1 WO2009157249 A1 WO 2009157249A1
Authority
WO
WIPO (PCT)
Prior art keywords
banknote
bill
width
guide
identification
Prior art date
Application number
PCT/JP2009/057826
Other languages
English (en)
French (fr)
Inventor
量也 千國
Original Assignee
富士電機リテイルシステムズ株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 富士電機リテイルシステムズ株式会社 filed Critical 富士電機リテイルシステムズ株式会社
Priority to CN200980118664.5A priority Critical patent/CN102037498B/zh
Priority to JP2010517810A priority patent/JP5182370B2/ja
Publication of WO2009157249A1 publication Critical patent/WO2009157249A1/ja

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G07CHECKING-DEVICES
    • G07FCOIN-FREED OR LIKE APPARATUS
    • G07F7/00Mechanisms actuated by objects other than coins to free or to actuate vending, hiring, coin or paper currency dispensing or refunding apparatus
    • G07F7/04Mechanisms actuated by objects other than coins to free or to actuate vending, hiring, coin or paper currency dispensing or refunding apparatus by paper currency

Abstract

 一定の識別水準を維持できる紙幣識別装置である。  左調整ガイド(16a)は、左端規制ガイド部(161)とアーム部(162)とがほぼL字状に一体形成され、軸(163)によって回動自在に支持されている。この左調整ガイド(16a)のアーム部(162)は、回動軸によってソレノイド(16c)の連接部(160)と軸着されている。右調整ガイド(16b)は、右端規制ガイド部(165)とアーム部(166)とがほぼL字状に一体形成され、紙幣搬送通路を挟んで左調整ガイド(16a)とは反対側に軸(167)によって回動自在に支持されている。この右調整ガイド(16b)は、アーム部(166)の先端で左調整ガイド(16a)のアーム部(162)先端と、連結軸(168)によって連結されている。ソレノイド(16c)が可動することによってそれぞれ左端規制ガイド部(161)と右端規制ガイド部(165)が等しい角度で反対方向に回動する。

Description

紙幣識別装置
 本発明は、横幅の異なる複数種類の紙幣を識別判定して収納する紙幣識別装置に関し、とくに自動販売機等において投入された紙幣を識別して収納処理を行う紙幣識別装置に関する。
 自動販売機(以下、自販機という。)においては、挿入された紙幣を紙幣識別装置内に搬送して識別を行い、正しく識別できた場合には収納し、正しく識別できなかった場合は返却する。日本の紙幣は、千円札、2千円札、5千円札、万円札のいずれも、その短手方向の長さ(横幅)が76mmの同一寸法であり、長手方向だけが150mm~160mmの範囲で金種毎に異なっている。紙幣識別装置内で紙幣を収納する際、紙幣横幅が76mmと一定であることから、収納部の横幅を例えば77~80mm程度に設定して、各収納部での空間にわずかな隙間を持たせ、紙幣が良好に整列された状態を維持するようにしている。
 このように、従来の紙幣識別装置はそこに搬入される紙幣の横幅は一定であり、搬入紙幣を搬送する通路幅も一定寸法で構成されていた。
 ところで、短手方向の寸法が金種によって異なる紙幣としては、ユーロ紙幣や中国紙幣等が知られている。このようなサイズの異なる紙幣を取り扱う自販機では、紙幣識別装置に幅の狭い紙幣が投入された場合、その紙幣の幅方向の位置が定まらないと、識別手段では予め定められた規定の場所の特徴を検出することができないので、幅の狭い紙幣を認識できない。
 そこで、例えば特許文献1には通路の紙幣幅方向に設けられた可動壁と、この可動壁に連結された可動壁駆動手段と、この可動壁駆動モータの入力に接続された駆動手段制御回路と、この駆動手段制御回路の一方の入力に接続されるとともに、紙幣挿入口と駆動ローラとの間に設けられた紙幣幅検出センサとを有し、駆動手段制御回路は、紙幣挿入口へ挿入された紙幣の幅を判定し、この結果に基づき可動壁を移動させる発明が開示されている。
特開2005-338990号公報(段落番号[0011]~[0053]、図1)
 こうして、中国紙幣等のような横幅が異なる紙幣の真贋等を一台で識別する紙幣識別装置においては、一定幅の紙幣搬送通路で紙幣を搬送しようとすれば、横幅の小さい紙幣が通路の一方側に片寄った状態で、あるいは紙幣自体が搬送方向に対して傾いた状態で搬送されるおそれがあった。そのため、紙幣の表面所定位置から光学的あるいは磁気的に紙幣情報を読み取って、その紙幣を収納するか返却するかの判定を行う際に、紙幣識別部で一定の識別水準を維持することが難しいという問題があった。
 また、従来のように通路幅自体を紙幣幅方向に可動壁で変更するものでは、構成が複雑になってコストが高くなる。また、連続して異なる紙幣を投入する場合には、対処できなくなるおそれがあった。
 本発明はこのような点に鑑みてなされたものであり、自販機等の紙幣入口部から横幅の小さい紙幣が挿入された場合でも、その紙幣を通路の中央位置で搬送するようにして一定の識別水準を維持できる紙幣識別装置を提供することを目的とする。
 本発明では、上記問題を解決するために、横幅の異なる複数種類の紙幣を識別判定して収納する紙幣識別装置が提供される。この紙幣識別装置は、前記紙幣の最大横幅と対応する通路幅に形成された紙幣入口部と、前記紙幣入口部への投入紙幣の左右側端部を検出する紙幣横幅センサと、前記投入紙幣の横幅に応じてガイド幅を可変設定して前記投入紙幣の左右位置を制御する紙幣位置制御機構と、前記投入紙幣の表面所定位置から紙幣情報を読み取って、前記投入紙幣を収納するか、あるいは前記紙幣入口部に返却するかの判定を行う紙幣識別部と、から構成される。
 この紙幣識別装置では、紙幣識別部に投入紙幣を搬送する際、紙幣横幅センサによる検出結果に基づいて紙幣位置制御機構で当該紙幣の搬送開始位置を調整するようにしたので、紙幣投入時の紙幣状態を調整して紙幣の片寄りと傾きをなくすことができる。
 本発明の紙幣識別装置によれば、横幅の小さい紙幣が片側に寄った状態、あるいは斜めに傾斜した状態で投入された場合でも、通路横幅を調整して搬送路の中央にガイドされた状態で紙幣の搬送ができる。また、既存の装置の変更をできるだけ少なくしたので、低コストで短手方向の長さが異なる複数種類の紙幣を取り扱うことができる。
 本発明の上記および他の目的、特徴および利点は本発明の例として好ましい実施の形態を表す添付の図面と関連した以下の説明により明らかになるであろう。
実施の形態に係る紙幣識別装置の外観構成を示す斜視図である。 図1の紙幣識別装置を3部分に分解した状態で示す分解斜視図である。 図1の紙幣識別装置内部の紙幣通路を示す縦断面図である。 図3のA-A線に沿って紙幣位置制御機構等の構成を示す断面矢視図である。 調整ガイドの構成および紙幣横幅センサ等との位置関係を示す斜視図である。 図4の紙幣挿入口側から見た調整ガイド等の正面図である。 広幅紙幣に一致するようにガイド幅を設定した状態を示す平面図である。 狭幅紙幣に一致するようにガイド幅を設定した状態を示す平面図である。 調整ガイドと下ガイド板の位置関係を示す斜視図である。 調整ガイドと下ガイド板の構成を示す平面図である。
 以下、図面を参照してこの発明の実施の形態について説明する。
 図1は、実施の形態に係る紙幣識別装置の外観構成を示す斜視図、図2は、図1の紙幣識別装置を3部分に分解した状態で示す分解斜視図である。
 紙幣識別装置1は、正面の本体フレーム部2と、その背後に固着された紙幣識別部3および紙幣収納部4の3部分から構成され、自販機の前面扉等に内側から固着される。本体フレーム部2の前面下部には、フロントマスク10が自販機の前面扉から露出されるように配置されている。このフロントマスク10は、投入される紙幣の最大横幅に対応する幅で紙幣挿入口11を有し、自販機前面扉の内側にボルト等で固着するためのボルト挿通溝10a~10dが形成されている。
 紙幣識別部3および紙幣収納部4は、本体フレーム部2の背面部に分離可能に装着されている。紙幣識別部3には、本体フレーム部2と合体したときフロントマスク10の紙幣挿入口11と連通する紙幣搬送通路12が形成されている。また、この紙幣搬送通路12に沿って、紙幣を搬送するための紙幣搬送機構13や搬送信号等を指令する紙幣識別回路14等が配置されている。
 フロントマスク10の紙幣挿入口11から挿入された紙幣は、紙幣識別部3の識別センサでその真贋と金種が識別され、自販機での商品取引が実行される。自販機から商品が提供された時点で、紙幣搬送通路12内に保留されていた紙幣は、紙幣識別部3の上方に配置された紙幣収納部4まで搬送される。お客が自販機の返金レバー等の操作を行い、あるいは紙幣識別部3で偽券とされた場合には、紙幣搬送通路12内の紙幣は紙幣挿入口11に逆送される。
 つぎに、紙幣識別装置内部の紙幣通路について説明する。
 図3は、図1の紙幣識別装置内部の紙幣通路を示す縦断面図、図4は、図3のA-A線に沿って紙幣位置制御機構等の構成を示す断面矢視図である。
 ここでは、識別判定して収納する紙幣として、短手方向の寸法(横幅)が金種によって異なる中国紙幣を想定している。そこで、紙幣識別部3の紙幣入口および紙幣搬送通路12は、それぞれ横幅が例えば中国紙幣の最大横幅(70mm)を持つ10元や20元紙幣に対応して71mmに設定され、そこに投入された紙幣に応じて、ガイド幅を可変設定するための紙幣位置制御機構が設けられている。
 紙幣搬送通路12には、複数の搬送ローラ12a~12cと、図示しない制御部によって駆動制御される複数の駆動ローラ13a~13c等が配置されている。また、紙幣搬送通路12の紙幣挿入口11近傍には、投入紙幣の左右側端部を検出するために紙幣横幅センサ15が配置されている。また、投入された紙幣の左右位置を制御するための紙幣位置制御機構16、および当該紙幣の投入を検知して駆動ローラ13a~13cを起動するための起動センサ17が配置され、紙幣識別回路14に所定の信号を送るように構成されている。
 紙幣位置制御機構16は、図4に示すように紙幣識別部3の紙幣入口の直近で、左右に所定間隔Lだけ離間して配置された軸周りに回動する左右調整ガイド16a,16bと、これらの左右調整ガイド16a,16bを回動制御するソレノイド16cとで構成されている。詳細は後述するが、図4に示す紙幣識別部3では最大横幅を持つ紙幣に対応する位置まで開いた状態で左右調整ガイド16a,16bを示しており、紙幣の搬送開始位置を紙幣識別回路14の識別センサ取り付け位置との関係で調整している。
 紙幣収納部4はスタッカ部18とプッシャ部19からなり、スタッカ部18では押さえばね18aによってプッシャ部19側に押さえ板18bを押し付けて、紙幣を整列して収納するように構成されている。紙幣搬送通路12を上方に向かって搬送された紙幣20は、プッシャ部19に到達すると、スタッカ部18の押さえ板18b上に押し込まれ、その後、必要に応じて自販機の前面扉を開いて、そこに収納された紙幣を紙幣識別装置1の裏側から回収できるようになっている。
 つぎに、紙幣位置制御機構16の構成と搬入紙幣の紙幣位置制御について説明する。
 図5は、調整ガイドの構成および紙幣横幅センサ等との位置関係を示す斜視図、図6は、図4の紙幣挿入口側から見た調整ガイド等の正面図である。
 紙幣位置制御機構16では、ソレノイド16cがコネクタ端子16dを介して紙幣識別回路14と接続され、一対の紙幣横幅センサ15a,15bによって投入された紙幣の側端部を検出して左右調整ガイド16a,16bが回動制御される。ソレノイド16cには左右調整ガイド16a,16bのガイド幅を可変設定するために、その可動軸先端に連接部160が固着されている。左右調整ガイド16a,16bにより搬送開始位置が調整された紙幣は、一対の起動センサ17a,17bで検知されたとき駆動ローラ13aにより搬送が開始される。
 左調整ガイド16aは、左端規制ガイド部161とアーム部162とがほぼL字状に一体形成され、図示しない紙幣識別部3の筐体内で軸163によって回動自在に支持されている。この左調整ガイド16aのアーム部162は、図6に示す回動軸164によってソレノイド16cの連接部160と軸着されている。
 右調整ガイド16bは、右端規制ガイド部165とアーム部166とがほぼL字状に一体形成され、紙幣搬送通路12(図3参照)を挟んで左調整ガイド16aとは反対側に軸167によって回動自在に支持されている。この右調整ガイド16bは、アーム部166の先端で左調整ガイド16aのアーム部162先端と、図6に示す連結軸168によって連結されている。したがって、左右調整ガイド16a,16bは、ソレノイド16cが可動することによってそれぞれ左端規制ガイド部161と右端規制ガイド部165が等しい角度で反対方向に回動するから、紙幣の搬送開始位置を制御することができる。
 ここで、左右端の規制ガイド部161,165は、搬送される紙幣の表裏面に対向する上ガイド部161a,165aおよび下ガイド部161b,165bが張り出していて、紙幣の左右端面を上下から挟み込むように構成されている。
 図7は、広幅紙幣に一致するようにガイド幅を設定した状態を示す平面図である。
 いま、紙幣横幅センサ15a,15bが横幅の大きいサイズW1の広幅紙幣20aを検知したとすると、ソレノイド16cが動作してばね169に抗して連接部160を引き込み、左右端の規制ガイド部161,165の搬入方向先端部におけるガイド幅が横幅W1に等しくなるように設定される。これにより投入された広幅紙幣20aは、その左右両端の位置規制が行われて、駆動ローラ13aおよび従動ローラ12aにより搬送が開始される。
 このため、紙幣は紙幣識別回路14の識別センサ取り付け位置に対して常に一定の関係で搬送され、その表面所定位置の紙幣情報を確実に読み取ることができる。このとき、紙幣情報を読み取るための識別センサは、磁気センサ、あるいは光学センサのいずれであってもよい。
 なお、紙幣横幅センサ15a,15bのうち左右片方だけで紙幣を検知したときは、紙幣が斜向して挿入されたか、あるいは以下に説明する狭幅紙幣であると判断し、即時にソレノイド16cを動作させないで、一対の起動センサ17a,17bで紙幣を検知するまで待機する。
 つぎに、中国紙幣の1元や5元紙幣等のように、横幅が63mmである狭幅紙幣が搬入される場合の紙幣位置制御について説明する。
 図8は、狭幅紙幣に一致するようにガイド幅を設定した状態を示す平面図である。
 横幅の小さいサイズW2の狭幅紙幣20bが投入されたとき、紙幣横幅センサ15a,15bでは同時に紙幣の両側端部を検出することはない。したがって、狭幅紙幣20bに対してはソレノイド16cが可動せず、ばね169により連接部160がアーム部162,166を図8に示すように押し出した状態で保持される。そのため、左右端の規制ガイド部161,165が動作しないまま、狭幅紙幣20bは紙幣搬送通路12の中央部にガイドされてさらに押し込まれ、起動センサ17a,17bが狭幅紙幣20bを検知したとき、駆動ローラ13aおよび従動ローラ12aにより搬送が開始される。
 以上の図5ないし図8では、紙幣搬送通路12の上下ガイド板を示さない状態で、紙幣位置制御機構16の構成と動作を説明した。実際には、つぎに説明するような下ガイド板が紙幣搬送通路12に設けられている。
 図9は、調整ガイドと下ガイド板の位置関係を示す斜視図、図10は、調整ガイドと下ガイド板の構成を示す平面図である。
 下ガイド板21は、濡れた紙幣が挿入された場合でも、紙幣が附着しないように複数のリブ21aが紙幣の搬送方向に並行して形成されている。各リブ21aの前後端は傾斜面21bとなっている。この下ガイド板21は、左右側面に複数の嵌合突起21cを備えていて、図示しない紙幣識別部3の筐体壁面の嵌合孔に嵌め込まれて固定される。左右調整ガイド16a,16bの上ガイド部161a,165aには、紙幣横幅センサ15a,15bに対応して紙幣検知用の透明乱反射防止部161c,165cが設けられている。また、下ガイド板21の開孔部21dは、起動センサ17a,17bに対応するものである。
 図10には、狭幅紙幣の検知時に、規制ガイド部161,165の搬入方向先端部の間隔がW2となるように左右調整ガイド16a,16bが回動した状態を、2点鎖線16aa,16bbによって示している。狭幅紙幣に対応して左右端が閉じた場合には問題とならないが、規制ガイド部161,165が開いた場合に下ガイド板21のガイド面21eのスペースに搬入紙幣の端部が入り込まないように、ガイド面21eに隣接してリブ21aを設けている。また、規制ガイド部161,165の先端部分161d,165dの肉厚を薄く形成して、リブ21aのガイド面21eとの段差を小さくしている。
 以上、この発明の紙幣識別装置1では横幅の違う紙幣20が挿入された場合でも、安定して紙幣を搬送し、あるいは返却することができるだけでなく、紙幣識別回路14の識別センサによって紙幣を確実に識別することができる。また、実施の形態では2種類の横幅についてだけ説明したが、紙幣横幅センサ15a,15bを増設し、ソレノイド16cの駆動を精密に制御することで、3種類あるいはそれ以上の横幅を区別して対処することも可能である。
 上記については単に本発明の原理を示すものである。さらに、多数の変形、変更が当業者にとって可能であり、本発明は上記に示し、説明した正確な構成および応用例に限定されるものではなく、対応するすべての変形例および均等物は、添付の請求項およびその均等物による本発明の範囲とみなされる。
 1 紙幣識別装置
 2 本体フレーム部
 3 紙幣識別部
 4 紙幣収納部
 10 フロントマスク
 11 紙幣挿入口
 12 紙幣搬送通路
 13 紙幣搬送機構
 14 紙幣識別回路
 15 紙幣横幅センサ
 16 紙幣位置制御機構
 16a,16b 左右調整ガイド
 16c ソレノイド
 17 起動センサ
 18 スタッカ部
 19 プッシャ部
 20 紙幣
 20a 広幅紙幣
 20b 狭幅紙幣

Claims (9)

  1.  横幅の異なる複数種類の紙幣を識別判定して収納する紙幣識別装置において、
     前記紙幣の最大横幅と対応する通路幅に形成された紙幣入口部と、
     前記紙幣入口部への投入紙幣の左右側端部を検出する紙幣横幅センサと、
     前記投入紙幣の横幅に応じてガイド幅を可変設定して前記投入紙幣の左右位置を制御する紙幣位置制御機構と、
     前記投入紙幣の表面所定位置から紙幣情報を読み取って、前記投入紙幣を収納するか、あるいは前記紙幣入口部に返却するかの判定を行う紙幣識別部と、
     を備え、前記紙幣識別部に前記投入紙幣を搬送する際、前記紙幣横幅センサによる検出結果に基づいて前記紙幣位置制御機構で当該紙幣の搬送開始位置を調整するようにしたことを特徴とする紙幣識別装置。
  2.  前記紙幣横幅センサは、前記投入紙幣の短手方向の長さ(横幅)に対応して前記紙幣入口部に配置されていることを特徴とする請求の範囲第1項記載の紙幣識別装置。
  3.  前記紙幣位置制御機構は、前記紙幣入口部の内側直近で左右に所定間隔Lだけ離間して配置された軸周りに回動する左右の調整ガイドを有し、
     前記投入紙幣の広狭2通りの横幅をW1(=L),W2(<W1)とするとき、前記調整ガイドを、その搬入方向先端部の間隔が横幅W1あるいはW2に等しくなるように回動制御して、前記ガイド幅を可変設定するようにしたことを特徴とする請求の範囲第1項記載の紙幣識別装置。
  4.  前記調整ガイドには、それぞれ前記投入紙幣の表裏面に対向するガイド面が形成されていることを特徴とする請求の範囲第3項記載の紙幣識別装置。
  5.  前記紙幣入口部から前記紙幣識別部までの搬送通路内には紙幣搬送ローラが設けられ、
     前記紙幣位置制御機構は、前記紙幣搬送ローラより前記紙幣入口部に近い位置に設けられていることを特徴とする請求の範囲第1項記載の紙幣識別装置。
  6.  前記紙幣位置制御機構から前記紙幣識別部までの搬送通路内には、搬送開始位置が調整された紙幣を検知する起動センサが設けられ、
     前記紙幣搬送ローラは、前記起動センサで前記紙幣を検知したときの起動指令によって駆動されることを特徴とする請求の範囲第5項記載の紙幣識別装置。
  7.  前記紙幣識別部の識別センサにより偽券と判定されれば、前記紙幣位置制御機構のガイド幅を最大に設定するとともに、前記紙幣搬送ローラを逆転させて前記投入紙幣を前記紙幣入口部に返却するようにしたことを特徴とする請求の範囲第5項記載の紙幣識別装置。
  8.  前記識別センサは、前記投入紙幣から磁気情報あるいは光学情報を読み取るためのセンサであることを特徴とする請求の範囲第7項記載の紙幣識別装置。
  9.  前記紙幣識別部の識別センサにより正券と判定され商品の取引が行われた後に前記投入紙幣を整列収納する紙幣収納部を備え、
     前記紙幣収納部はスタッカ部、および前記スタッカ部に前記投入紙幣を押し込むためのプッシャ部を有することを特徴とする請求の範囲第1項記載の紙幣識別装置。
PCT/JP2009/057826 2008-06-27 2009-04-20 紙幣識別装置 WO2009157249A1 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
CN200980118664.5A CN102037498B (zh) 2008-06-27 2009-04-20 纸币识别装置
JP2010517810A JP5182370B2 (ja) 2008-06-27 2009-04-20 紙幣識別装置

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008-168109 2008-06-27
JP2008168109 2008-06-27

Publications (1)

Publication Number Publication Date
WO2009157249A1 true WO2009157249A1 (ja) 2009-12-30

Family

ID=41444319

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
PCT/JP2009/057826 WO2009157249A1 (ja) 2008-06-27 2009-04-20 紙幣識別装置

Country Status (3)

Country Link
JP (1) JP5182370B2 (ja)
CN (1) CN102037498B (ja)
WO (1) WO2009157249A1 (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2015129746A1 (ja) 2014-02-26 2015-09-03 富士電機株式会社 紙幣識別装置
JP6520067B2 (ja) * 2014-11-20 2019-05-29 富士電機株式会社 紙葉類識別装置
CN204833440U (zh) * 2015-07-29 2015-12-02 山东新北洋信息技术股份有限公司 识读组件及纸币清分机

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005338990A (ja) * 2004-05-25 2005-12-08 Matsushita Electric Ind Co Ltd 紙幣識別装置
JP2008134679A (ja) * 2006-11-27 2008-06-12 Matsushita Electric Ind Co Ltd 紙幣識別装置

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE4001716A1 (de) * 1990-01-22 1991-07-25 Nsm Ag Pruefgeraet fuer banknoten
JP2004013499A (ja) * 2002-06-06 2004-01-15 Nippon Conlux Co Ltd 紙幣処理装置

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005338990A (ja) * 2004-05-25 2005-12-08 Matsushita Electric Ind Co Ltd 紙幣識別装置
JP2008134679A (ja) * 2006-11-27 2008-06-12 Matsushita Electric Ind Co Ltd 紙幣識別装置

Also Published As

Publication number Publication date
CN102037498A (zh) 2011-04-27
JP5182370B2 (ja) 2013-04-17
JPWO2009157249A1 (ja) 2011-12-08
CN102037498B (zh) 2013-09-25

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR100789636B1 (ko) 스택롤러 및 스택가이드의 위치감지장치 및 그 방법
JP2007034602A (ja) 紙葉類識別装置
JP2006143383A (ja) 紙幣取扱装置、及び紙幣収納ユニット
US8246046B2 (en) Sheet handling device
EP1958903B1 (en) Medium delivery device, medium processing apparatus and check delivery device
US8556251B2 (en) Paper sheet handling machine with moving plates and conveyor assemblies
EP3485467B1 (en) A center de-skew subassembly to center align documents
JP5388265B2 (ja) 紙葉類処理装置
JP2727372B2 (ja) 紙幣と磁気カードの搬送装置
JP5182370B2 (ja) 紙幣識別装置
EP2146331A1 (en) Paper money processor
KR20100109347A (ko) 반송 방향 전환 장치 및 지엽류 반송 장치
JP6064597B2 (ja) 自動取引装置
US7708273B2 (en) Paper sheet processing apparatus
WO2016194541A1 (ja) 媒体鑑別装置、及び、媒体取扱装置
JP4254596B2 (ja) 紙幣識別装置
US8582186B2 (en) Device for inputting one or several value documents
JP2011048428A (ja) 紙幣識別装置
JP3956256B2 (ja) 紙葉類識別方法及び紙葉類識別装置
WO2017221523A1 (ja) 媒体処理装置及び媒体取引装置
JP7226098B2 (ja) 媒体処理装置及び媒体取引装置
JP5190321B2 (ja) 紙葉類取扱い装置
JP4975361B2 (ja) 紙葉類識別装置
JP2753050B2 (ja) 冊子類の改頁装置
EP3484714B1 (en) Dual side printing with one print head

Legal Events

Date Code Title Description
WWE Wipo information: entry into national phase

Ref document number: 200980118664.5

Country of ref document: CN

121 Ep: the epo has been informed by wipo that ep was designated in this application

Ref document number: 09769959

Country of ref document: EP

Kind code of ref document: A1

WWE Wipo information: entry into national phase

Ref document number: 2010517810

Country of ref document: JP

NENP Non-entry into the national phase

Ref country code: DE

122 Ep: pct application non-entry in european phase

Ref document number: 09769959

Country of ref document: EP

Kind code of ref document: A1