JP5190321B2 - 紙葉類取扱い装置 - Google Patents

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Description

本発明は、顧客等により操作されて紙幣等の紙葉類の払出しや取込みを行う現金自動預金支払機(ATM)等の紙葉類取扱い装置に関する。
従来、現金自動預金支払機(ATM)などで入金する際に、鑑別の結果、折れていたり、切れていたり異物付着や変色などによって装置に受け入れられない紙幣(紙葉類)がある。また、鑑別前の段階で一度に多すぎる紙幣を挿入したために受け入れられない紙幣や変形の度合いが大きくて機構が分離繰り出しできない紙幣がある(繰り出し停止)。
このような紙幣が同時に発生したときには、繰り出し部に残った紙幣と返却のために一時収納部に収納された紙幣を一括して顧客に返す必要がある。別々に返却する場合では、顧客が取り忘れる可能性が高いためである。
これに対し、例えば、2つの収納空間を仕切る仕切り板を壁面に収納して、2つの収納空間を連結する技術が提案された。この仕切り板は、通常、繰り出しのために紙幣をローラなどの搬送手段に押し付ける役割も兼ねるため、上下及び突出/収納の両動作が必要であり、複雑な機構を要する。
また、この場合、仕切り板を壁面に収納する際に、紙幣を巻き込まないように仕切り板を櫛歯状に形成するとともに、櫛歯状に形成した壁面と交差するようにしていた。このため、仕切り板により紙幣をローラに押し付ける際に、部分的な圧力しか付与できないばかりか、櫛歯の隙間に紙幣が挟まってトラブルとなる場合があった。
さらに、特許文献1には、入出金口の後方に位置して押上げバーを有する紙幣の一時貯留部と、紙幣を背面から押圧する押し板とを設け、入金操作時に顧客が取消ボタンを操作したとき、押上げバーを略水平に持ち上げて押し板を一時貯留部に貯留された紙幣の背後に移動させた後、紙幣を一括して入出金口方向に押し出すようにした構成が示されている。
なお、本発明と直接関連するものではないが、特許文献2や特許文献3に紙幣入出金装置に関する技術が提案されている。
特公平3−6556号公報 特許第4078127号公報 特許第2805699号公報
しかしながら、特許文献1では、取消ボタンが操作されると、押上げバーを回動支点を中心として略水平に持ち上げるとともに、押し板を回動支点を中心として回動させながら一時貯留部の後方に移動させる構成を有している。
このため、特許文献1の場合、非常に複雑な機構が必要であった。さらに、押上げバーや押し板は、回動支点を中心として回動する構成であるため、回動に伴い紙幣が挟まれるおそれも考えられる。
本発明は斯かる課題を解決するためになされたもので、返却紙葉類の取り忘れを防止し
て簡素な機構で安定した動作を確保することのできる紙葉類取扱い装置を提供することを目的とする。
前記目的を達成するため、本発明は、第1の収納部の可動底板を境界として当該第1の収納部に隣接配置され、紙葉類を鑑別する鑑別部にて鑑別された受け入れに適さない返却予定の紙葉類を一時的に収納する第2の収納部と、当該第2の収納部に収納された紙葉類を前記第1の収納部の紙葉類と合流させて一括返却可能な返却機構部とを有する。
前記第2の収納部には、前記第1の収納部内に移動して当該第1の収納部の紙葉類を押圧する仕切り板と、前記第2の収納部の紙葉類を載置して前記第1の収納部内に移送する載置板とを有しているので、第1の収納部の紙葉類を仕切り板によって倒れないように押圧した状態で、第2の収納部の紙葉類を第1の収納部内に移送することが可能となり、第1と第2の収納部内の紙葉類が干渉等するおそれはない。こうして、夫々の収納部内の紙葉類を1箇所に合流させて一括返却することが可能となる。
また、前記返却機構部は、前記第1の収納部に収納された紙葉類を挟持して前記第2の収納部の近傍に移動自在な第1の移動機構と、前記仕切り板を前記第2の収納部から前記第1の収納部に移動させると共に前記可動底板を前記境界と退避位置との間で移動させる第2の移動機構と、前記載置板を前記境界と同一位置に移動させ得る第3の移動機構とを有していて、これら第1の移動機構〜第3の移動機構を往復動作のみの単純な動作とし、簡素で安定した動作を可能としている。
本発明によれば、第1の収納部に隣接配置された第2の収納部と、当該第2の収納部に収納された返却予定の紙葉類を第1の収納部の紙葉類と合流させて一括返却可能な返却機構部と、を有することで、返却紙葉類の取り忘れを防止して簡素な機構で安定した動作を確保することができる。
以下、図面に基づき本発明の実施の形態を説明する。
図1は、紙葉類取扱い装置としての現金自動預金支払機(Automated Teller Machine、以下、「ATM」という)10の外観図である。
このATM10は、銀行等の金融機関に設置され、顧客により操作されるもので、入金取引、出金取引、振込振替取引、記帳、残高照会等の取引を行うことができる。顧客は、装置前面の操作部12を操作し、取引種別の選択等、取引に必要な情報を入力する。
操作部12は、例えばカラーディスプレイの表面にタッチキーが配置されている。このカラーディスプレイには、操作を促す案内等の顧客への種々の案内、及び顧客が入力すべき情報が表示される。また、タッチキーは、顧客が指で触った位置を検出し、その位置に対応する入力情報を有効とし、処理を行う。
顧客は、取引を行うために操作部12により取引を選択することができる。なお、紙葉類とは、紙幣の他、小切手、手形、為替などの有価証券、さらには、商品券や図書券などの金券等も含む概念であるが、ここでは紙幣を対象として説明する。
なお、実施の形態を説明する図3、及び図11〜図23は、搬送路の向きに合わせ、実際の運用における設置状態を半時計方向に約20度回転している状態を表している。つまり、実際の各収納部は傾斜した状態となる。
これは、紙葉類の入れやすさ、紙葉類の収納、紙葉類の繰出しにおいて、各収納部を傾斜した状態にすることにより、紙葉類の倒れを防止でき、これにより安定した装置の運用が可能となるためである。
[入金処理]
顧客が入金取引を選択した場合、カード投入口14にカードが挿入されると、カードリーダ部はカードを取り込む。そして、カードに磁気記録された情報を不図示の磁気ヘッドにより読み取る。この情報に基づき、ホストコンピュータと交信してカードの正当性をチェックする。
チェックの結果、カードが正常であれば、次に紙幣の投入を促す案内を表示する。
更に、紙幣の出し入れを行う収納部のシャッタ(図示せず)をオープンして、紙幣の投入を可能とする。
顧客が紙幣収納部に紙幣を投入すると、シャッタをクローズして、紙幣を取り込み、機内のスタッカ(図示せず)に予め設定されている金種ごとに紙幣を収納する。
紙幣の取り込みが終了すると、取引結果を内蔵プリンタで印字し、レシートをカードとともにカード投入口14から排出する。これにより入金取引を終了する。
[出金処理]
顧客が出金取引を選択した場合、カラーディスプレイにキャッシュカードを挿入する案内が表示される。顧客がキャッシュカードをカード投入口14から挿入すると、カードリーダ部はカードを取り込み、キャッシュカードに磁気記録されている店番号、口座番号等の顧客情報を読み取る。
キャッシュカードから読み取った情報に基づき、金融機関のホストコンピュータと交信し、顧客に関する情報、暗証番号等を元帳ファイルから受け取る。
操作部12のカラーディスプレイには、出金金額の入力を促す案内等が表示される。これに従い、顧客は、タッチキーに表示された数字に対応する位置に触れ、出金金額を入力する。出金金額が操作部12より入力され、暗証番号の照合の結果が正常であれば、出金動作が開始される。
出金処理により、紙幣収納部に紙幣が搬送されると、シャッタをオープンして、顧客が紙幣を抜き取るのを待つ。また、レシートはカードリーダに投入されたキャッシュカードとともに、カード投入口14から排出される。
顧客が、カード、レシート、及び紙幣を抜き取ると紙幣収納部のシャッタをクローズして、出金取引を終了する。
図2は、ATM10の概略の構成ブロック図である。
ATM10は、顧客が紙幣を出し入れする第1の収納部16と、紙幣を1枚ずつ分離して繰り出す繰出し部17と、破線で示す搬送路18に沿って搬送されている紙幣の鑑別を行う鑑別部20と、第1の収納部16から繰り出されて鑑別が行われた紙幣を一時的に収納する入金プール部22と、返却予定の紙幣を一時的に収納する第2の収納部19と、第2の収納部19に収納された紙葉を第1の収納部16に残された紙葉と合流させて一括返却する返却機構部21と、を備えている。
鑑別部20では、紙幣の真偽、破損状況、金種、表裏等、紙幣の状況を光学的、磁気的に鑑別する。
また、ATM10は、紙幣を補充するために用いられる係員カセット24と、係員カセット24に収納された紙幣が搬送される複数のスタッカ26と、スタッカ26から繰り出された紙幣のなかで不適切なものを収納するリジェクトボックス28と、第1の収納部16に取り忘れられた紙幣を収納する取り忘れボックス30と、第1の収納部16から投入された紙幣のなかで偽の紙幣(偽造紙幣)と判別したものを収納する偽造紙幣ボックス32と、挿入されたカードの読み取りや顧客に渡す取引明細書への印字を行うCIP(Card reader/Imprinter/Printer)34と、通帳への記帳を行う通帳プリンタ部36と、を備えている。
係員カセット24は、補充の対象となる金種の紙幣が収納された状態でATM10に取り付けられる。複数のスタッカ26には、金種別に紙幣が収納される。係員カセット24に収納された紙幣は、その金種の紙幣を収納すべきスタッカ26に搬送されてそこに収納される。なお、各ボックス28、30、32もATM10に着脱自在となっている。
鑑別部20は、紙幣の画像を読み取るためのイメージセンサ、紙幣の厚みを検出するための厚みセンサ、及び磁気インクで印字された内容を認識するための磁気センサ(図示せず)を備えている。これにより、イメージセンサで読み取った画像のサイズ、その絵柄、厚みセンサで検出した紙幣の厚み、磁気センサで認識した内容を総合的に判断して紙幣の鑑別を行うようになっている。
図3は、紙幣47の挿入待ち状態のATM10の要部の断面側面図である。
詳しくは、第1の収納部16、繰出し部17、第2の収納部19、及び返却機構部21の断面側面図を示している。
第1の収納部16は、後面板としての天井板39、前面板としての床板40、可動底板としての可動板41等を有している。なお、投入される紙幣47の姿勢は特に限定されるものではないが、本実施形態では、紙幣47の長手方向の端縁を可動板41により支持すると共に、紙幣47の表裏面側を天井板39と床板40との間で挟持するような姿勢で挿入される。
天井板39は、紙幣47の繰出し時に繰出し部17に収まるような形状となっている。この天井板39には、機体幅方向の両端に一対のガイドローラ42が設けられている。このガイドローラ42が、機体フレーム38に形成された長穴43に摺動可能に嵌合されている。また、天井板39には搬送ベルト44が取り付けられている。この搬送ベルト44は、駆動ローラ71及び従動ローラ72に巻回されている。駆動ローラ71は不図示の駆動用モータによって駆動される。
同様に、床板40には機体幅方向の両端に一対のガイドローラ45が設けられている。このガイドローラ45が、機体フレーム38に形成された長穴43に摺動可能に嵌合されている。また、床板40には搬送ベルト46が取り付けられている。この搬送ベルト46は、駆動ローラ73及び従動ローラ74に巻回されている。駆動ローラ73は不図示の駆動用モータによって駆動される。
なお、搬送ベルト44と搬送ベルト46は、夫々不図示の駆動用モータにより独立に駆動できるようになっている。これにより、天井板39及び床板40間に紙幣47を挟持したり、床板40によって紙幣47を繰出し部17に押し付けることができるようになっている。
第1の収納部16には、顧客が天井板39と床板40との間に紙幣47を挿入するための開口部49と、天井板39と床板40との間に挟持した紙幣47を搬送路18に送り出すための繰出し口48と、が設けられている。
繰出し部17は、繰出し口48に臨んで紙幣47を繰り出すための繰出しローラ51と、この繰出しローラ51に対向配置され紙幣47を1枚ずつ分離するセパレータ52と、繰出しローラ51と対をなして対向配置された従動ローラ51’と、これら繰出しローラ51、51’の搬送下流側に配置され搬送方向を変更可能なゲート53及び搬送ローラ54,55等を有している。なお、セパレータ52は、放射状に延びる複数の羽根を有する羽根車で構成されている。
第2の収納部19は、第1の収納部16に対し、可動板41を境界として図3の上下に隣接配置されている。この可動板41は、図3に示される位置(ホームポジション)と、この位置から紙幣47の移動方向と平行に所定距離離間した退避位置と、の間で移動自在となっている。
すなわち、可動板41は境界に沿って紙幣47の移動方向(天井板39及び床板40の移動方向)と平行に開閉移動することができる。この可動板41は、その移動方向に延びるスポーク状の複数の棒状部材87を有し、これら複数の棒状部材87が所定間隔で平行に配置されている(図7等参照)。
この第2の収納部19は、搬送路18から受け入れに適さない紙幣47’を取り込む繰込み口58、取り込まれた紙幣47’を収納する収納空間59、この収納空間59から第1の収納部16に上昇して進入し第1の収納部16の紙葉47を押圧可能な仕切り板61、及び取り込まれた紙幣47’を下方から載置する載置板60、を有している。
繰込み口58には、紙幣搬送中に常時回転しているローラ57が設けられている。このローラ57は紙幣を確実に収納部19に収納させるための羽根を有しており、ローラ57により繰出し部17で一定間隔で繰り出され鑑別された紙幣のうち、不良となったものを収納部19に取り込む。収納部19には支点65を中心にプランジャソレノイド66で駆動するガイドアーム56が備えられており、ガイドアーム56は収納部19に紙幣を取り込む際には時計方向に揺動することにより紙幣搬送ガイドとしての役割となり、紙幣取込終了後は反時計方向に揺動することにより、紙幣を上昇させる際のガイドの役割となる。
また、仕切り板61は、その移動方向と平行に延びる櫛歯状の複数の棒状部材87を有し、この複数の棒状部材87が所定間隔で平行に配置されている。この仕切り板61は、第2の収納部19から第1の収納部16内に移動して、第1の収納部16に残された紙幣47の側面を押圧してその紙幣47の倒れを防止する役目を果たしている。
また、載置板60は、可動板41の移動方向と平行に延びる不図示のスポーク状の複数の棒状部材を有し、この複数の棒状部材が所定間隔で平行に配置されている。この載置板60は機体幅方向の両端に一対のガイドローラ62を有し、このガイドローラ62が機体フレーム38に形成された長穴63に摺動可能に嵌合されている。この載置板60には搬送ベルト64が取り付けられている。この搬送ベルト64は駆動ローラ85及び従動ローラ86に巻回されている。また、駆動ローラ85は不図示の駆動用モータによって駆動される。これにより、駆動ローラ85等が回転すると搬送ベルト64が搬送され、載置板60が移動する。
こうして、第1の収納部16と第2の収納部19とは、可動板41を境界として図3の上下に隣接配置されていて、この可動板41を、境界位置と退避位置との間で移動させることにより、第1の収納部16と第2の収納部19との間の境界を開閉することができるようになっている。
返却機構部21は、第1の収納部16に収納された紙幣47を天井板39及び床板40
間に挟持して第2の収納部19の近傍に移動自在な第1の移動機構67と、仕切り板61を第2の収納部19と第1の収納部16との間で移動自在で、かつ可動板41を境界と退避位置との間で移動自在な第2の移動機構68と、載置板60を境界と同一位置に移動自在な第3の移動機構69と、を有している。
第1の移動機構67は、天井板39の搬送ベルト44を駆動する不図示の駆動用モータと、床板40の搬送ベルト46を駆動する不図示の駆動用モータとを有している。搬送ベルト44は駆動ローラ71及び従動ローラ72に巻回され、また、搬送ベルト46は駆動ローラ73及び従動ローラ74に巻回されている。
こうして、夫々の駆動用モータが駆動されると、各ガイドローラ42、45が長穴43にガイドされながら個別に直線的に摺動して天井板39と床板40とが移動する。この場合、一方の駆動用モータの励磁を切って他方の駆動用モータの励磁により天井板39及び床板40を一体的かつ直線的に移動制御することもできる。
第2の移動機構68は、不図示の駆動用モータと、この駆動用モータに駆動され回転軸70の長手方向の両端に固定されたカム75と、このカム75に係合して直線的に昇降移動する仕切り板61とを有している。また、カム75と同軸にギヤ77が設けられている。
カム75には凸部91が形成され、ギヤ77には凸部92が形成されている。そして、凸部91と凸部92が係合することで、カム75とギヤ77が一体的に回転する。ギヤ77は、可動板41に形成されたラックギヤ78と噛み合うようになっている。こうして、可動板41は直線的に移動する。
第3の移動機構69は、載置板60の搬送ベルト64を駆動する不図示の駆動用モータを有している。搬送ベルト64は、駆動ローラ85及び従動ローラ86に巻回されている。そして、駆動用モータが駆動されると、ガイドローラ62が機体フレーム38に形成された長穴63にガイドされながら載置板60が昇降移動する。こうして、載置板60は第2の収納部19の所定の位置と、可動板41の境界位置(ホームポジション)との間を直線的に昇降移動する。
図4〜図6は、第2の移動機構68における可動板41と仕切り板61の動作状態の側面図を示している。
この図4〜図6において、カム75には凹部76と凸部91が形成され、ギヤ77には凸部92が形成されている。一方、仕切り板61の中途部には突出片80が突出されていて、その先端にローラ79が取付けられている。このローラ79がカム75の凹部76に係合している。そして、カム75が矢印A方向に回転すると、仕切り板61はガイド部材81にガイドされながら上昇移動する。
また、可動板41はガイドローラ82,83を有し、このガイドローラ82,83がガイドレール84に摺動自在に嵌合されている。そして、カム75が矢印A方向に回転すると、カム75の凸部91とギヤ77の凸部92が係合して、可動板41はガイドレール84にガイドされながら図の水平方向に移動する。
次に、図7及び図8は、第2の移動機構68における可動板41と仕切り板61の動作状態の平面図を示している。
この図7及び図8において、可動板41は、幅方向に延びる2本の支持軸88,88と、この支持軸88,88に取り付けられた複数の棒状部材87とを有している。この棒状部材87は、所定の長さで可動板41の移動方向と平行に延び、かつ夫々が所定間隔で平行に配置されている。
また、図9及び図10は、第2の移動機構68における可動板41と仕切り板61の動作状態の正面図を示している。
この図9及び図10に示すように、仕切り板61は、所定の長さで幅方向に延びる支持部材90と、この支持部材90に固定され、この支持部材90から可動板41の移動方向と直交方向に延びる複数の棒状部材89とを有している。この棒状部材89は所定間隔で平行に配置されている。なお、図示しないが、載置板60にも可動板41の移動方向と平行に延びる複数の棒状部材を有し、この複数の棒状部材が所定間隔で平行に配置されている。
さらに、仕切り板61の棒状部材89及び載置板60の棒状部材(図示せず)は、可動板41の棒状部材87と干渉しないように各棒状部材が偏倚して配置されている。以上により、可動板41、仕切り板61、及び載置板60を独立に境界位置に向けて移動させたとしても、夫々の棒状部材同士が相互に干渉することはない。このため、可動板41、仕切り板61、及び載置板60を独立に移動させることができる。
次に、図3、図11〜図18に基づき投入した紙幣47の返却動作を説明する。
前述した図3は、紙幣47の第1の収納部16への挿入待ちの状態を示している。
このとき、天井板39及び床板40は、夫々アクセプトポジション(アクセプト),(アクセプト)に移動している。また、天井板39と床板40との間には、開口部49から紙幣47を挿入可能な空間が形成されている。可動板41は、第1の収納部16と第2の収納部19との境界を開閉可能に位置している。また、仕切り板61及び載置板60は第2の収納部19に配置されている。
この状態で、顧客の操作に基づき、第1の収納部16の開口部49を覆うシャッタ(図示せず)が開放され、顧客により第1の収納部16に紙幣47が挿入される。なお、図3では、第1の収納部16は装置が設置される基準面と平行に配置されているように図示されているが、実際には、顧客側の前面が低く後面が高くなるように傾斜配置されている。
図11は、第1の収納部16に挿入された紙幣47を天井板39と床板40で挟持したときのATM10の要部の断面側面図である。
すなわち、図11は、ATM10の要部である第1の収納部16、繰出し部17、第2の収納部19、及び返却機構部21の断面側面図を示している。以下に示す、図12〜図18も同様である。
この挟持動作では、第1の収納部16に収納された紙幣47がその表裏面側(図の左右側)に倒れないように、床板40を天井板39に接近移動させて収納空間を狭くする。この場合、床板40の駆動用モータのみを励磁して床板40を移動させる。こうして、天井板39と床板40との間に紙幣47を挟んだ状態で空間をゼロにする。また、投入された紙幣47の全体の厚さは不図示のセンサによって検出される。
図12は、紙幣47の繰出し時のATM10の要部の断面側面図である。
この繰出し動作では、天井板39と床板40との間に挟持した紙幣47を繰出し口48に移動させる。このとき、天井板39と床板40の駆動用モータを同時に励磁して両者を一体的に移動させる。こうして、天井板39をフィードポジション(フィード)にまで移動させ、床板40を所定のプレス検知位置(プレス検知)に移動させる。
このプレス検知位置(プレス検知)では、床板40を繰出し口48側に移動させて紙幣47を繰出ローラ51に押し当て、繰出ローラ51の動きを検知する。
次いで、セパレータ52を駆動させて紙幣47を繰出し口48から1枚ずつ繰り出す。さらに、繰出ローラ51,51’により、繰出された紙幣47を搬送路18に向けて送り出す。この場合、紙幣47を1枚ずつ繰り出すために、繰出ローラ51とセパレータ52とを同方向に回転させている。なお、紙幣47が繰出し口48側に移動して繰出しを開始すると、第2の収納部19側のローラ57も同時に回転を開始する。
図13は、紙幣の逆転搬送時のATM10の要部の断面側面図である。
すなわち、繰り出し位置の付近で紙幣47のジャム(紙詰まり)が発生した場合の逆転搬送の動作を示している。
例えば、入金一次の繰り出し位置付近(繰出し口48付近)で紙幣47の詰まり(ジャム)が発生した場合は、天井板39と床板40の駆動用モータを励磁して天井板39と床板40を繰出し口48から離れた収納位置(収納)に退避させる。この退避位置は、丁度セパレータ52の羽根の先端が残りの紙幣47に当接する位置になっている。なお、入金一次とは、まだ顧客のお金の状態(顧客が入金を確定させる前の状態)をいう。
床板40がこの位置にあるときに、繰出ローラ51とセパレータ52等を逆転させて詰まった紙幣47を取り除く。なお、取り除けなかった場合は休止となり、顧客が係員を呼んで取出してもらう。
図14は、紙幣のリジェクト時のATM10の要部の断面側面図である。
すなわち、入金一次の繰り出しでリジェクト紙幣(破損紙幣、折れた紙幣等)47’があった場合の動作状態を示す。
この場合、第1の収納部16の繰出し口48から繰出された紙幣47は、搬送路18を通って鑑別部20に送られる。この鑑別部20において、繰出された紙幣47の中にリジェクト紙幣47’が含まれていると鑑別されると、このリジェクト紙幣47’は第2の収納部19に向けて搬送される。
このとき、搬送される紙幣47は繰出し口48に位置していて、ローラ57は図の時計方向に回転している。そして、リジェクト紙幣47’が繰込み口58に搬送されるとローラ57の回転を止め、ガイドアーム56を支点65を中心として時計方向に揺動させる。
図15は、紙幣の総返却時のATM10の要部の断面側面図である。
すなわち、第1の収納部16からの紙幣47の繰出しでジャムが発生したり、入金枚数オーバーがあり、又はリジェクト紙幣47’(破損や折れ)があった場合の総返却の動作を示している。
この場合、リジェクト紙幣47’は第2の収納部19に収納されるが、このリジェクト紙幣47’は、第1の収納部16に残された紙幣47と合流させて一括返却される。このため、第1の収納部16に残された紙幣47は、最初の挿入待ち(図3)の位置付近に移送される。
また、第2の収納部19内のリジェクト紙幣47’は、載置板60に載置されて上昇し、第1の収納部16内に押し込まれる。こうして、第1の収納部16の紙幣47とリジェクト紙幣47’とが合流されて一括返却される。なお、この総返却での詳細な動作については後述する。
図16は、紙幣の取忘れ取込み時のATM10の要部の断面側面図である。
すなわち、返却後に顧客が紙幣を取り忘れた場合の取忘れ取込みの動作を示している。
この場合は、第1の収納部16に取り忘れた紙幣47を、天井板39と床板40との間に挟持して、再度、フィードポジション(フィード)にまで移動させ、床板40を所定のプレス検知位置(プレス検知)に移動させる。さらに、この紙幣47を第1の収納部16の繰出し口48から1枚ずつ繰出して機内に取り込む。
図17は、紙幣の出金時のATM10の要部の断面側面図である。
この場合は、入金プール部22又はスタッカ26内に収納された紙幣を、鑑別部20と繰出しローラ51等を通って第1の収納部16に出金する。なお、スタッカ26からの出金時に受け入れられない紙幣47’があった場合は、その紙幣47’はリジェクトボックス28(図2参照)に収納される。
図18は、紙幣47の返却時のATM10の要部の断面側面図である。
この場合、天井板39と床板40との間に紙幣を挟持して、天井板39はディスペンスポジション(ディスペンス)に移動し、床板40はアクセプトポジション(アクセプト)に移動する。
顧客は、開口部49を覆っている不図示のシャッタを開いて、第1の収納部16に返却された紙幣47を取出すことができる。
次に、図19〜図23に基づき、第1の収納部16の紙幣47と第2の収納部19の紙幣47’とを一括して総返却する場合の各部の動作を詳細に説明する。
図19〜図23は、紙幣の総返却時のATM10の要部の動作を時系列にしたときの断面側面図である。
例えば、入金一次(顧客が入金を確定させる前の状態)の不良券(入金に適さない紙幣)を入れた場合は、その不良券を一時的に第2の収納部19に収納してから顧客に返却する。また、入金一次で入金キャンセルがあった場合にも、その入金した券を一時的に第2の収納部19に収納してから顧客に返却する。
図19は、入金時に第1の収納部16に紙幣47(繰出し不良又は枚数オーバーの紙幣)が残され、第2の収納部19に入金に適さない紙幣47’が収納された状態を示している。
この状態から、第1の収納部16と第2の収納部19の夫々に収納された紙幣47,47’を一括して顧客に返却しようとするものである。なお、この場合、天井板39はフィードポジション(フィード)に位置し、床板40はプレス検知位置(プレス検知)に位置しているものとする。
図20では、第1の移動機構67の不図示の駆動モータを励磁して、搬送ベルト44、46により、天井板39、紙幣47、及び床板40を各アクセプトポジション(図20の右方側)に向けて移動させる。
この場合、第1の収納部16に収納された紙幣47が倒れないように、天井板39と床板40との間に紙幣47を挟んだ状態で空間をゼロにして移動させる。この際、本実施形態では、床板40の駆動用モータの励磁を切り、天井板39の駆動用モータのみを駆動して天井板39、紙幣47、及び床板40を移動させるようにしている。
次に、図21において、第2の移動機構68のカム75を駆動して、第2の収納部19に配置された仕切り板61を上昇移動させる。これにより、仕切り板61は、第1の収納部16と第2の収納部19との境界を通って図21の上方に移動する。
その後、所定のタイミングで可動板41が、境界の位置(ホームポジション)から、これと離間した退避位置に移動する。この退避位置は、紙幣47の移動方向と平行でかつ境界と同一平面上に位置している。なお、図21における可動板41は、退避した後の状態を示している。
このときの仕切り板61と可動板41の動作は、図4〜図6で示したように、カム75が回転することで、仕切り板61が第2の収納部19から第1の収納部16に向けて上方に移動する。そして、この仕切り板61により、第1の収納部16に収納された紙幣47の側面を押さえる。
その後、所定のタイミングで、カム75が回転することでギヤ77が回転する。すると、可動板41がガイドレール84にガイドされながら繰出し口48と反対方向(図21の右方)に移動する。
続いて、図22において、仕切り板61によって紙幣47の側面を押さえた後、天井板39を、床板40から離間する方向のジョイントポイント(ジョイント)に移動させる。こうして、第2の収納部19の紙幣47’を第1の収納部16に入り込ませるための空間を設ける。
次いで、図23において、可動板41を境界から退避させて(開いて)から、第3の移動機構69により載置板60を、第2の収納部19から第1の収納部16との境界に向けて押し上げる(図23の上方に移動させる)。
このとき、若しも、可動板41を境界から退避位置に退避させる前に、載置板60を押し上げようとすると、第2の収納部19の紙幣47’が可動板41に当接してしまうことになる。従って、可動板41を退避させてから載置板60を押し上げるようにする。
その後、図示していないが、カム75を逆方向に駆動して、可動板41を元の位置(境界)に復帰移動させた後(閉めた後)、仕切り板61を第2の収納部19の元の位置に復帰移動させる。なお、駆動の順序はこれに限らない。例えば、仕切り板61を第2の収納部19の元の位置に復帰移動させてから、可動板41を元の位置(境界)に復帰移動させるように制御にしてもよい。こうして、第1の収納部16内において、正常な紙幣47と入金に適さない紙幣47’との合流が完了する。
その後、可動板41を境界に復帰移動させた後(閉めた後)、第3の移動機構69を駆動して載置板60を第2の収納部19の所定位置に戻す(図23の下方に移動させる)。
最後に、顧客は第1の収納部16の開口部49のシャッタ(図示せず)を開けて返却紙幣47,47’を一括して取り出すことができる。
本実施形態によれば、正常な紙幣47と入金に適さない紙幣47’とを合流させて、返却紙幣の取り忘れを防止することができる。
また、本実施形態によれば、第1の移動機構67の天井板39と床板40、第2の移動機構68の可動板41と仕切り板61、及び第3の移動機構69の載置板60の夫々の動作を全て往復動作のみの単純動作として、簡潔で安定した動作を確保することができる。
さらに、第1の収納部16において、紙幣47を繰出し口48側に押し付ける床板40を平面で構成したため、複数の紙幣47を平行に押し付けて均等な圧力を付与することができる。このため、繰出し口48における紙幣47の繰出し不良を防止することができる。
現金自動預金支払機(ATM)の外観図である。 同上の概略の構成ブロック図である。 紙幣の挿入待ち状態のATMの要部の断面側面図である。 第2の移動機構の動作状態の側面図である。 第2の移動機構の動作状態の側面図である。 第2の移動機構の動作状態の側面図である。 第2の移動機構の動作状態の平面図である。 第2の移動機構の動作状態の平面図である。 第2の移動機構の動作状態の正面図である。 第2の移動機構の動作状態の正面図である。 紙幣の挟持時のATMの要部の断面側面図である。 紙幣の繰出し時のATMの要部の断面側面図である。 紙幣の逆転搬送時のATMの要部の断面側面図である。 紙幣のリジェクト時のATMの要部の断面側面図である。 紙幣の総返却時のATMの要部の断面側面図である。 紙幣の取忘れ取込み時のATMの要部の断面側面図である。 紙幣の出金時のATMの要部の断面側面図である。 紙幣の返却時のATMの要部の断面側面図である。 紙幣の総返却時のATMの要部の断面側面図である。 紙幣の総返却時のATMの要部の断面側面図である。 紙幣の総返却時のATMの要部の断面側面図である。 紙幣の総返却時のATMの要部の断面側面図である。 紙幣の総返却時のATMの要部の断面側面図である。
符号の説明
10 現金自動預金支払機
12 操作部
14 カード投入口
16 第1の収納部
17 繰出し部
18 搬送路
19 第2の収納部
20 鑑別部
21 返却機構部
22 入金プール部
24 係員カセット
26 スタッカ
28 リジェクトボックス
30 取り忘れボックス
32 偽造紙幣収納ボックス
34 CIP
36 通帳プリンタ部
38 機体フレーム
39 天井板
40 床板
41 可動板
42 ガイドローラ
43 長穴
44 搬送ベルト
45 ガイドローラ
46 搬送ベルト
47 紙幣
47’ リジェクト紙幣
48 繰出し口
49 開口部
51 繰出しローラ
51’ 繰出しローラ
52 セパレータ
53 ゲート
54 搬送ローラ
55 搬送ローラ
56 ガイドアーム
57 ローラ
58 繰込み口
59 収納空間
60 載置板
61 仕切り板
62 ガイドローラ
63 長穴
64 搬送ベルト
65 支点
66 プランジャソレノイド
67 第1の移動機構
68 第2の移動機構
69 第3の移動機構
70 回転軸
71 駆動ローラ
72 従動ローラ
73 駆動ローラ
74 従動ローラ
75 カム
76 凹部
77 ギヤ
78 ラックギヤ
79 ローラ
80 突出片
81 ガイド部材
82 ガイドローラ
83 ガイドローラ
84 ガイドレール
85 駆動ローラ
86 従動ローラ
87 棒状部材
88 支持軸
89 棒状部材
90 支持部材
91 凸部
92 凸部

Claims (5)

  1. 紙幣等の紙葉類の収納空間を形成する後面板、前面板、及び可動底板を有する第1の収納部と、
    当該第1の収納部から紙葉類を1枚ずつ分離して繰り出す繰出し部と、
    当該繰出し部で繰り出された紙葉類を鑑別する鑑別部と、を有する紙葉類取扱い装置において、
    前記可動底板を境界として前記第1の収納部に隣接配置され、前記鑑別部にて鑑別された受け入れに適さない返却予定の紙葉類を一時的に収納する第2の収納部と、
    当該第2の収納部に収納された紙葉類を前記第1の収納部に残された紙葉類と合流させて一括返却可能な返却機構部と、を有する
    ことを特徴とする紙葉類取扱い装置。
  2. 前記第2の収納部に配置され、
    前記第1の収納部内に移動して当該第1の収納部に残された紙葉類を押圧可能な仕切り板と、
    前記第2の収納部に収納された紙葉類を載置して前記第1の収納部内に移送可能な載置板と、を有する
    ことを特徴とする請求項1に記載の紙葉類取扱い装置。
  3. 前記返却機構部は、
    前記第1の収納部に収納された紙葉類を前記後面板及び前記前面板間に挟持して前記第2の収納部の近傍に移動自在な第1の移動機構と、
    前記仕切り板を前記第2の収納部と前記第1の収納部との間で移動自在で、かつ前記可動底板を前記境界と当該境界から離間した退避位置との間で移動自在な第2の移動機構と、
    前記載置板を前記境界と同一位置に移動自在な第3の移動機構と、を有する
    ことを特徴とする請求項2に記載の紙葉類取扱い装置。
  4. 前記可動底板はその移動方向と平行に延びる複数の棒状部材を有し、当該複数の棒状部材が所定間隔で平行に配置されている
    ことを特徴とする請求項1又は3に記載の紙葉類取扱い装置。
  5. 前記仕切り板はその移動方向と平行に延びる複数の棒状部材を有し、当該複数の棒状部材が所定間隔で平行に配置され、
    前記載置板は前記可動底板の移動方向と平行に延びる複数の棒状部材を有し、当該複数の棒状部材が所定間隔で平行に配置され、
    前記仕切り板及び前記載置板の前記棒状部材は前記可動底板の前記棒状部材と干渉しないように偏倚している
    ことを特徴とする請求項2又は3に記載の紙葉類取扱い装置。
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