JPH10105768A - 紙幣識別装置 - Google Patents

紙幣識別装置

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JPH10105768A
JPH10105768A JP8277345A JP27734596A JPH10105768A JP H10105768 A JPH10105768 A JP H10105768A JP 8277345 A JP8277345 A JP 8277345A JP 27734596 A JP27734596 A JP 27734596A JP H10105768 A JPH10105768 A JP H10105768A
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JP
Japan
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bill
motor
pulley
paper money
transport
Prior art date
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Pending
Application number
JP8277345A
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English (en)
Inventor
Hirohiko Aiba
博彦 相場
Hiroshi Aoki
浩 青木
Hitoshi Shiozawa
仁 塩沢
Yukihiro Yui
幸宏 油井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Miyota KK
Original Assignee
Miyota KK
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 小型、薄型で紙幣の挿入と搬送が安定し
ている紙幣識別装置を提供する。 【解決手段】 紙幣搬送に必要な構成要素として、すく
なくとも搬送ベルト、搬送ベルト回転用プーリー、プー
リー固定軸、モーター、モーターの回転をプーリー固定
軸に伝達する手段を有する紙幣識別装置において、紙幣
挿入口の近傍にモーターを配置し、其の奥に複数の搬送
ベルトが紙幣の搬送方向に平行に配置し、前記モーター
は複数の搬送ベルトの配置の中心線上に配置され、紙幣
識別センサを前記搬送ベルトの中間に配置する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、紙幣識別装置に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】紙幣類の識別センサとして光センサを使
用することが多くなってきている。光学的に紙幣等のパ
ターンを読み取り、予め記憶手段に格納しておいた識別
すべき紙幣類のパターンのデータと比較して真贋を識別
する方式である。識別方式については例えば、特開平6
−203242号公報に記載されている。
【0003】図1は識別対象紙幣の真贋を検査・識別す
るまでの従来行われている手順のフロー図であり、当フ
ロー図に従って紙幣真贋の識別判定迄の手順を説明す
る。識別対象紙幣2が紙幣識別装置に挿入され、識別対
象紙幣2が発光素子1の光のあたるエリアに到達した所
で発光素子1より発光された光が識別対象紙幣2に達
し、その反射、又は透過した光を受光素子3で受光し、
その光量を電圧変換回路4にて変換し、検出信号パター
ンとして取り出し、予め記憶されている標準紙幣の検出
信号パターンと識別対象紙幣2の検出信号パターンとを
電圧変動比較回路5にて比較し、識別対象紙幣2の識別
を行い、紙幣真贋判定回路6にて真贋の判定を行う。
【0004】図8は従来技術による紙幣識別装置の構成
要素配置を示す平面図であり、図9は従来技術による別
の紙幣識別装置の構成要素配置を示す平面図である。図
8中の矢印方向から挿入口10に紙幣2が挿入され、搬
送ベルト13、14に達すると紙幣2が引き込まれる構
造である。搬送ベルト13、14を回転させるプーリー
30、31は紙幣挿入方向の奥にあり、プーリー固定軸
32をモーター29からの回転伝達により駆動してプー
リー30、31を回転している。プーリー固定軸35に
固定されたプーリー33、34は搬送ベルト13、14
の動きにより回転する従属プーリーである。図示してい
ないが前後のプーリー間には搬送ベルトを避けてセンサ
ー等が配置されているため、モーター29は搬送ベルト
14の横に配置されている。図9ではモーター29が紙
幣識別装置の奥(紙幣挿入口から見て)の中央に配置さ
れ、搬送ベルト13、14を回転させるプーリー30、
31は紙幣挿入方向の奥でモーター29の手前に配置さ
れている。モーター軸36とプーリー固定軸32に夫々
歯車37、38が配置されプーリー固定軸32が駆動さ
れている。搬送ベルト13、14は紙幣挿入口のすぐ近
くにあり、紙幣2を挿入するとすぐに搬送ベルト13、
14に到達し紙幣2が紙幣識別装置内に引き込まれる構
造である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】2本の搬送ベルトを回
転させるためにプーリー固定軸の片側に歯車を配置し、
其の歯車にモーターの回転を歯車を介して伝達している
ために、プーリー固定軸に負荷が不均一に加わる。この
ため、プーリー固定軸のねじれ、反りが片側に集中す
る。また、搬送ベルトの駆動開始タイミングにずれが生
じる。
【0006】図8の例ではモーターがベルトの横に配置
されるので紙幣識別装置が大型化する。紙幣識別機は自
動販売機等でも小型化が望まれているが、特にパチンコ
の球貸機等では薄型化も要求されている。図9の例では
大型化は避けられるが、紙幣が挿入されるとすぐに搬送
ベルトで引き込まれるのでケースで紙幣をガイドしてい
る部分が短く斜めに引き込まれ搬送できずに戻された
り、紙幣を損傷する可能性がある。
【0007】
【課題を解決するための手段】紙幣搬送に必要な構成要
素として、すくなくとも搬送ベルト、搬送ベルト回転用
プーリー、プーリー固定軸、モーター、モーターの回転
をプーリー固定軸に伝達する手段を有する紙幣識別装置
において、紙幣挿入口の近傍にモーターを配置し、其の
奥に複数の搬送ベルトを紙幣の搬送方向に平行に配置
し、前記モーターは複数の搬送ベルトの配置の中心線上
に配置し、紙幣識別センサは前記搬送ベルトの中間に配
置する。
【0008】搬送ベルトの駆動プーリー固定軸は紙幣挿
入口側に配置する。
【0009】伝達手段はモーター軸とプーリー固定軸中
央に設けたウォームとウォームホイールとする。
【0010】
【発明の実施の形態】実施の形態について図面を参照し
て説明する。図2は本発明に係る紙幣識別装置の外観図
で斜視図である。紙幣識別装置は上部8と下部9で構成
されていて、上部8と下部9の間が紙幣搬送路となって
いる。図3はA−A断面図である。図4は背面図、図5
は上部8を外した下部9の平面図、図6は上部8の背面
図、図7はB−B断面図である。10は紙幣の挿入口で
あり、紙幣挿入口10の奥には紙幣が挿入されたことを
検知する光センサ11、12が配置され、その奥には紙
幣の通路が続いている。(本明細書において挿入口を入
口とし紙幣識別装置の中を奥または奥側という。)挿入
された紙幣は2本の搬送ベルト13、14とローラー1
5、16、17、18により搬送されて奥に送り出され
る。3個の光センサ19、20、21は反射型のセンサ
であり、夫々紙幣の表面に光を照射し、紙幣の表面で反
射された光を受光し紙幣の印刷情報を読み取る。中央の
光センサ20の手前には受光素子22が配置され、受光
素子22に対応した下方には発光素子23が配置されて
いる。発光素子23の光は紙幣を透過し、受光素子22
で光を受光して紙幣の情報を読み取る。読み取り情報に
より紙幣の真贋を判定し、真性の紙幣はさらに奥に搬送
され搬出口7から搬出される。贋物と判定されたものは
搬送ベルト13、14が逆回転し、紙幣を挿入口10か
ら戻す。ローラー24、25は搬送ベルトの張りを調整
するためのものである。2個の爪26、27は紙幣の引
き抜きを防止するためのものであり、爪28は紙幣が搬
出口から出たことを検知する終端センサである。
【0011】ローラー15、16、24、25は表面に
ゴムを巻いたものであるが、ローラー17、18はポリ
アセタール等の硬質材料を使用している。ゴムを巻いて
あるのは紙幣との摩擦抵抗を大きくして搬送を確実にす
るためであり、ローラー17、18を硬質材料にしてい
るのは図7に示すように搬送路は直線でなく段差を設け
ているためで、搬送ベルト13、14が上部8に接触せ
ずに搬送路に沿った動きを確実に行うようにするためで
ある。
【0012】テンションローラーである24、25は搬
送ベルト13、14の弛み側に位置するよう考慮されて
いる。これは搬送ベルト13、14に適正な張りを与え
ることと、プーリー47、48における搬送ベルト1
3、14のジャンピング防止のためである。
【0013】反射型の各センサ11、12、19、2
0、21は十字型の穴の中央に固定してある。これは反
射型センサの表面にゴミが堆積するのを防ぐためであ
り、反射型センサから四方に延びる穴にゴミが落ちるよ
うになっている。また、センサ位置をケースで決めるこ
とでセンサの配置精度をあげるためでもある。識別用の
反射型センサ19、20、21は、搬送ベルト13、1
4の長手方向の中間部に配置している。これにより、紙
幣が挿入口より紙幣識別装置の中央まで入り、上部8の
ケースの搬送路の側壁49で充分ガイドされて位置決め
されるので、上部8のケースに位置決め固定されている
反射型センサとの相対位置が正確になり、読み取り位置
が正確になる。
【0014】図3、図4に示すように、モーター29は
挿入口10近傍下部に紙幣の搬送方向と平行にモーター
軸36が奥にして配置されている。モーター軸36には
ウォーム39とエンコーダー40が取付けられている。
ウォーム39はプーリー固定軸44に固定されたウォー
ムホイール41と噛み合いモーター29の回転をプーリ
ー固定軸44に伝達している。プーリー45、46、4
7、48は外周に歯が付いており(図示せず)、歯付き
ベルト13、14の歯がプーリー46、48、45、4
7の歯と噛み合ってモーターの回転とのタイミングがず
れないようになっている。モーター29、モーター軸3
6、プーリー45、46、搬送ベルト13、14は紙幣
搬送方向中央を中心線としてほぼ線対称に配置されてい
る。本構造を採ることにより、モーター29からの回転
力が左右の搬送ベルトに均一に伝達されるため、プーリ
ー固定軸44や軸受にねじれや反り等の負荷がかからな
い。また、左右の搬送ベルトの駆動開始タイミングにず
れが生じるのを防げる。
【0015】回転の伝達にウォームとウォームホイール
(ウォームギア)を使用しているので、減速比の割に小
さくでき、薄型化を可能にしている。回路基板42には
切欠き43が設けられており、切欠き部43にエンコー
ダー40が配置されている。この構造により、エンコー
ダー40の配置が容易になり、紙幣識別装置の薄型化が
可能になっている。
【0016】搬送ベルト13、14の駆動は紙幣挿入口
10側のプーリー45、46にしてある。紙幣を搬送す
るには搬送面で搬送ベルト13、14に張力が働いてい
る方が安定した搬送ができる。即ち、プーリー47、4
8を搬送ベルト13、14の駆動プーリーにした方が搬
送面の搬送ベルト13、14に張力がかかり搬送ベルト
13、14に弛みが発生しないが、従来技術のように、
モーター29を紙幣識別装置の奥側に配置するかモータ
ー29の回転を奥側に伝達する手段が必要となる。本発
明では搬送ベルト13、14の駆動を紙幣挿入口10側
のプーリー45、46にして、搬送ベルト13、14に
張力を与えるためのローラー24、25を設けた。この
構造により、紙幣の挿入口10より搬送ベルトまでの距
離が稼げ、紙幣識別装置を大型化することなく紙幣を安
定した状態で搬送できるようになった。
【0017】
【発明の効果】本発明は、以上説明をしたような構造を
採用しているため、 1 安定した紙幣の挿入と搬送が可能となった。 2 小型で薄型の紙幣識別装置が製造できた。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来の識別対象紙幣の真贋を検査・識別・判定を
行う手順を示すフロー図である。
【図2】紙幣識別装置の外観図。
【図3】図2のA−A断面図。
【図4】図2の紙幣識別装置の背面図。
【図5】図2の紙幣識別装置の上部8を外した平面図。
【図6】図2の紙幣識別装置の上部8の背面図。
【図7】図2のB−B断面図。
【図8】従来技術による紙幣識別装置の構成要素配置を
示す平面図。
【図9】従来技術による紙幣識別装置の構成要素配置を
示す平面図。
【符号の説明】
1 発光素子 2 識別対象紙幣 3 受光素子 4 電圧変換回路 5 電圧変動比較回路 6 紙幣真贋判定回路 7 搬出口 8 上部 9 下部 10 挿入口 11 光センサ 12 光センサ 13 搬送ベルト 14 搬送ベルト 15 ローラー 16 ローラー 17 ローラー 18 ローラー 19 光センサ 20 光センサ 21 光センサ 22 受光素子 23 発光素子 24 ローラー 25 ローラー 26 爪 27 爪 28 爪 29 モーター 30 プーリー 31 プーリー 32 プーリー固定軸 33 プーリー 34 プーリー 35 プーリー固定軸 36 モーター軸 37 歯車 38 歯車 39 ウォーム 40 エンコーダー 41 ウォームホイール 42 回路基板 43 切欠き 44 プーリー固定軸 45 プーリー 46 プーリー 47 プーリー 48 プーリー 49 搬送路の側壁
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 油井 幸宏 長野県北佐久郡御代田町大字御代田4107番 地5 ミヨタ株式会社内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 紙幣搬送に必要な構成要素として、すく
    なくとも搬送ベルト、搬送ベルト回転用プーリー、プー
    リー固定軸、モーター、モーターの回転をプーリー固定
    軸に伝達する手段を有する紙幣識別装置において、紙幣
    挿入口の近傍にモーターが配置され、其の奥に複数の搬
    送ベルトが紙幣の搬送方向に平行に配置され、前記モー
    ターは複数の搬送ベルトの配置の中心線上に配置され、
    紙幣識別センサは前記搬送ベルトの中間に配置されてい
    ることを特徴とする紙幣識別装置。
  2. 【請求項2】 搬送ベルトの駆動プーリー固定軸は紙幣
    挿入口側であることを特徴とする請求項1記載の紙幣識
    別装置。
  3. 【請求項3】 伝達手段はモーター軸とプーリー固定軸
    中央に設けたウォームとウォームホイールであることを
    特徴とする請求項1または2記載の紙幣識別装置。
JP8277345A 1996-09-28 1996-09-28 紙幣識別装置 Pending JPH10105768A (ja)

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JP8277345A JPH10105768A (ja) 1996-09-28 1996-09-28 紙幣識別装置

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JP8277345A JPH10105768A (ja) 1996-09-28 1996-09-28 紙幣識別装置

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JPH10105768A true JPH10105768A (ja) 1998-04-24

Family

ID=17582238

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JP8277345A Pending JPH10105768A (ja) 1996-09-28 1996-09-28 紙幣識別装置

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JP (1) JPH10105768A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006350837A (ja) * 2005-06-17 2006-12-28 Aruze Corp 紙幣処理装置
JP2009042946A (ja) * 2007-08-08 2009-02-26 Mamiya Op Co Ltd 紙葉類識別機
JP2016001449A (ja) * 2014-06-12 2016-01-07 三和ニューテック株式会社 金券識別装置

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2006350837A (ja) * 2005-06-17 2006-12-28 Aruze Corp 紙幣処理装置
JP2009042946A (ja) * 2007-08-08 2009-02-26 Mamiya Op Co Ltd 紙葉類識別機
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