JP3393624B2 - 紙幣処理装置 - Google Patents

紙幣処理装置

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JP3393624B2 JP13741694A JP13741694A JP3393624B2 JP 3393624 B2 JP3393624 B2 JP 3393624B2 JP 13741694 A JP13741694 A JP 13741694A JP 13741694 A JP13741694 A JP 13741694A JP 3393624 B2 JP3393624 B2 JP 3393624B2
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Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【産業上の利用分野】この発明は、自動販売機、両替
機、パチンコ玉貸機、メダル貸機等に使用される紙幣処
理装置に関する。 【0002】 【従来の技術】一般に紙幣を取り扱う自動販売機等の機
器本体内には、投入された紙幣の正偽を判別するととも
に、正貨と見なされた紙幣のみを蓄積収容するようにし
た紙幣処理装置が装着されている。 【0003】この紙幣処理装置は大別すると、紙幣挿入
口から投入された紙幣を装置本体内へ案内する紙幣搬送
路と、搬送された紙幣の正偽を判別する紙幣判別手段
と、正貨とみなされた紙幣をスタッカ内に押し込んで順
次積載収容する紙幣収容手段とから構成されている。 【0004】図28は従来の紙幣処理装置を示す一部破
断概念断面図である。 【0005】この紙幣処理装置1は、側面からみて全体
が略逆L字形に形成された装置本体2から構成されてお
り、その上方左先端には紙幣挿入口3が形成されてい
る。 【0006】なお、この紙幣挿入口3は自動販売機等の
機器の正面を構成する扉(図示せず)に取付けられその
先端が外部に露出するように配置される。 【0007】一方、この紙幣処理装置1の紙幣挿入口3
の直後には、当該紙幣挿入口3から挿入された紙幣を図
面の右側方向へ案内する水平な第1紙幣搬送路4が形成
され、その途中には第1の搬送ベルト5、及びこの搬送
ベルト5に圧接する従動ローラ6、7等からなる紙幣搬
送手段8が配設されている。なお、紙幣の正偽を判別す
る磁気センサ及びホトセンサ等の紙幣判別手段(図示せ
ず)はこの水平な第1紙幣搬送路4に沿って水平に配設
されている。 【0008】このような紙幣処理装置1では、紙幣挿入
口3内に紙幣を挿入すると、紙幣挿入口3内に配設され
た図示せぬ紙幣検出センサーにより投入紙幣の有無が検
出され、その検出信号に基づき時計方向へ正転する第1
の搬送ベルト5の駆動力により、投入紙幣は第1紙幣搬
送路4に沿って図面の右方向へ水平搬送される。 【0009】一方、投入紙幣が第1の搬送ベルト5の正
転により図面の右方向へ水平搬送されると、当該第1の
搬送ベルト5の略中間地点に配設された図示せぬ紙幣判
別手段により投入紙幣の正偽が判定される。 【0010】そして、この紙幣判別手段により投入紙幣
が偽貨と判断されると、第1の搬送ベルト5が反転(反
時計方向へ回転)して、当該投入紙幣を紙幣挿入口3か
ら返却する。 【0011】一方、投入紙幣が紙幣判別手段により正貨
と判断された場合は、その検出信号に基づき、第1の搬
送ベルト5が正転を持続し投入紙幣を第1の搬送路4に
沿ってさらに水平方向へ搬送する。また水平搬送された
投入紙幣は装置本体2の途中で第1紙幣搬送路4に対し
略90度下方へ方向変換されて延設された第2紙幣搬送
路9に沿ってさらに垂直下方へ搬送される。 【0012】具体的には第2紙幣搬送路9に沿って配設
された第2の搬送ベルト10が第1の搬送ベルト5の正
転に従動して時計方向に正転し、正貨と判断された投入
紙幣の先端をスタッカ11の下部側へ搬送する。 【0013】一方、第2紙幣搬送路9には正貨と判断さ
れた投入紙幣を順次スタッカ11内に押し込んで積載収
容する紙幣収容手段12が配設されている。 【0014】この紙幣収容手段12はパンタグラフ構造
のリンク機構13からなり、正貨と判断された投入紙幣
が第2紙幣搬送路9に沿ってスタッカ11の下部側所定
位置まで案内されると、図29で示すようにパンタグラ
フ構造のリンク機構13が図面の右方向へ往復運動して
正貨とみなされた紙幣を1枚ずつスタッカ11内に積載
収容する。 【0015】 【発明が解決しようとする課題】上述した紙幣処理装置
では、紙幣の収容枚数がスタッカの許容範囲内であれば
挿入された紙幣は順次収容されるが、許容範囲を越えた
場合は次の紙幣の受け付けを禁止しなければならない。
図28で示す紙幣処理装置では、スタッカ内で紙幣が満
杯になったことを検出するため、光センサにより構成さ
れた満杯検出スイッチが設けられている。すなわち、図
28の紙幣処理装置においては、図示せぬ発光及び受光
素子からなる光センサがスタッカ11の両側に所定の間
隔で配設されており、収容枚数が増加してリンク機構1
3の一部が前記2つの素子の間を遮ったときに満杯と判
定するような構成となっている。 【0016】しかしながら、このような従来の検出方法
では、光センサのような独立した光学部品が必要となる
うえ、これらの部品を取り付けるためのスペースや工数
が必要となるため、スタッカの形状増大やコストアップ
の原因となっていた。 【0017】この発明は上述した事情に鑑み、スタッカ
の形状増大に基づく紙幣処理装置の大型化の防止と、安
定した紙幣の満杯検出を行うことができる紙幣処理装置
を提供することを目的とする。 【0018】 【課題を解決するための手段】上述した課題を解決する
ため、この発明では、投入紙幣を装置本体内のスタッカ
へ案内する紙幣搬送路と、該紙幣搬送路により搬送され
た紙幣を積載収容するスタッカと、該スタッカの幅方向
の両側に回転自在に配設され、前記スタッカへの紙幣の
収納を行う紙幣案内ドラムと、当該紙幣案内ドラムを同
期回転させる駆動手段とを有する紙幣処理装置におい
て、軸を中心に回動自在に支承されるとともに前記紙幣
案内ドラムと係合する紙幣押圧プレートであって、前記
紙幣案内ドラムの回転に連動して前記軸を中心に先端が
前記スタッカ側へ向けて回転し、該先端により紙幣を前
記スタッカ側へ押圧する紙幣押圧プレートと、該紙幣押
圧プレートが紙幣をスタッカ側へ押圧した時の前記駆動
手段の負荷出力をもとにして、前記スタッカ内での紙幣
の満杯を検出する満杯検出手段を設けている。 【0019】 【0020】 【0021】 【実施例】以下、この発明に係わる紙幣処理装置の一実
施例を図面を参照しながら詳細に説明する。 【0022】図1はこの発明に係わる紙幣処理装置20
の概念断面図である。 【0023】この紙幣処理装置20も従来と同様に全体
が側面からみて略逆L字形状に形成されている。 【0024】この紙幣処理装置20は、紙幣挿入口21
を有するフロントマスク22が固着されたフロントプレ
ート23と、このフロントプレート23に対し、その下
端に配設された軸24を中心に時計方向へ回動自在に支
承された装置本体25とから構成されている。なお、こ
の装置本体25はその上部に配設されたラッチ手段26
によって通常はフロントプレート23と係合しその回動
が規制されている。 【0025】一方、この紙幣処理装置20でも従来と同
様に、紙幣挿入口21に連設し、当該紙幣挿入口21か
ら挿入された投入紙幣を装置本体25内の中間部まで搬
送する第1紙幣搬送路27が形成されている。 【0026】また装置本体25内には、この第1紙幣搬
送路27の終端27aから、搬送紙幣の進行方向を装置
本体25背面に配設されたスタッカ28内に積載収容さ
れる収容紙幣の長手方向(装置本体25の長手方向)に
沿うべく下方へ略90度折れ曲がって形成された第2紙
幣搬送路29が連設されている。 【0027】このうち、紙幣挿入口21に直接連通する
第1紙幣搬送路27は、図示の如くスタッカ28内に積
載収容される収容紙幣の長手方向(装置本体25の長手
方向)に沿って略U字形状に蛇行形成されている。 【0028】このU字形状に蛇行形成された第1紙幣搬
送路27の上流側を構成する水平部27bと立ち下がり
部27cとの間には投入紙幣を装置本体25内に強制搬
送するコックドベルトの搬送ベルト30からなる第1紙
幣搬送手段31が配設されており、また第1紙幣搬送路
27の底部27dには当該第1紙幣搬送路27を開閉す
るシャッタ部32が配設されている。 【0029】またこの第1紙幣搬送路27の下流を構成
する立ち上がり部27eにはこの立ち上がり部27eに
沿って投入紙幣の正偽を判別する紙幣判別手段33が配
設されている。 【0030】従って、上述した第1紙幣搬送路27の構
成によると、当該第1紙幣搬送路27を収容紙幣の長手
方向に沿って略U字形状に蛇行形成したので、当該第1
紙幣搬送路27全体の紙幣搬送路長を短くすることな
く、紙幣挿入口21の先端21aから第2紙幣搬送路2
9の始端(第1紙幣搬送路27の終端27a)までの奥
行き方向の距離(厚さ)L´を大巾に縮めることが可能
となる。 【0031】一方、上述した紙幣挿入口21を形成する
フロントマスク22内には、前記第1紙幣搬送手段31
及びシャッタ手段32の他に、挿入紙幣の始端と終端と
を検出する入口レバー41が配設されており、この入口
レバー41には図示はしないが、その近傍に入口レバー
41による紙幣の挿入、排出を検出する光センサが配設
されている。なお、光センサー40は、紙幣の動作状態
を知らせるモニターランプである。 【0032】なお前記第1紙幣搬送手段31は、一対の
プーリ42、43に巻回する前記搬送ベルト30と、こ
の搬送ベルト30に圧接する従動ローラ44と、この搬
送ベルト30に駆動力を与えるマスク内搬送モータ45
とから構成され、このモータ45の駆動力は複数の歯車
からなる歯車伝達機構46を介し搬送ベルト30へ伝達
される。 【0033】また、前記シャッタ手段32は、その拡大
正面図で示す図2のように、フロントマスク22に固着
された第1プレート50と、この第1プレート50に対
し後述するラック及びピニオン機構51により上下方向
にスライド自在に支承された第2プレート52とから構
成され、この第2プレート52の下端52aには、その
底面図で示す図3のように、互い違いに(千鳥足状に)
姿勢を変えて植設された複数枚のプレート53からなる
シャッタ54が配設されている。 【0034】なおこの複数枚のプレート53のうち中央
に植設されたプレート53aは断面が略くの字形状に形
成され、他は断面が略矩形状に形成されている。 【0035】また、この複数のプレート53からなるシ
ャッタ54は互い違いに姿勢を変えて植設されているの
で、図2で示すように正面からみると、その複数の各プ
レート53によりシャッタ54の幅方向全域がほぼ隙間
なく覆われることとなる。 【0036】一方、図4で示すように前記シャッタ54
に対向する位置の第1紙幣搬送路27(図1)を構成す
る上下シュート55、56には、シャッタ54を構成す
る複数枚のプレート53がそれぞれ出没できるよう、各
複数のプレート53の断面形状に対応する形状をした複
数の孔55a、56aが形成されている。 【0037】次に上述したシャッタ手段32の作用を説
明し、併せてその構造をより詳細に説明する。 【0038】図1の要部拡大破断面図で示す図5のよう
に、第1紙幣搬送路27を拡開する場合は、シャッタモ
ータ57のピニオン57aと、このピニオン57aとに
歯合する第2プレート52に形成されたラック52bと
からなるラック及びピニオン機構51により第2プレー
ト52を上方に所定距離引き上げ、これにより第2プレ
ート52下端のシャッタ54を構成する複数のプレート
53を下シュート56に形成された孔56aから脱出さ
せて上下シュート55、56間に形成される第1紙幣搬
送路27を拡開する。 【0039】一方、第1紙幣搬送路27を閉塞する場合
は、図6で示すように、シャッタモータ57の駆動力に
よりラック及びピニオン機構51を介して第2プレート
52を下方に所定距離引き下げ、これにより第2プレー
ト52下端のシャッタ54を構成する複数のプレート5
3を下シュート56に形成された孔56a内に嵌挿させ
て上下シュート55、56間に形成される第1紙幣搬送
路27を閉塞する。 【0040】なお、上述したシャッタ手段32による
と、開閉操作される第1紙幣搬送路27の上下シュート
55、56には、シャッタ54を構成する複数のプレー
ト53が出没する幅の狭い孔55a、56aを複数個形
成すれば良いので、この複数の孔55a、56aが形成
された上下シュート55、56間を紙幣が通過する場合
は、紙幣の先端が引っ掛かる等の要因に基づく紙幣詰ま
りが起こらないという作用効果がある。 【0041】次に、図1で示す第1紙幣搬送路27下流
の立ち上がり部27eに沿って配設された第2紙幣搬送
手段60と投入紙幣の正偽を判別する紙幣判別手段33
の構成を説明する。 【0042】この第2紙幣搬送手段60は図1で示すよ
うに、駆動軸61に回動自在に支承された駆動プーリ6
2と従動軸63に回動自在に支承された従動プーリ64
との間に巻回されたコックドベルトからなる搬送ベルト
65から構成され、またこの搬送ベルト65には従動ロ
ーラ66、67が圧接している。 【0043】また、立ち上がり部27eの始端には従動
ローラ67に圧接する従動ローラ68が配設されてい
る。 【0044】一方、上述した駆動軸61に対して駆動力
を与える搬送モータ69は装置本体25の最上部に配設
されており、この搬送モータ69が駆動されると装置本
体25の側方に配設された図示せぬ歯車伝達機構を介し
て駆動軸61が回動する。 【0045】このように駆動軸61が回転駆動すると、
搬送ベルト65と従動ローラ66、67間、及び従動ロ
ーラ67と従動ローラ68間に挟持された投入紙幣は第
1紙幣搬送路27の終端27aへ向け強制的に搬送され
ることとなる。 【0046】なお、第2紙幣搬送手段60の駆動軸61
と従動軸63との間には、投入紙幣の正偽を判別する前
記紙幣判別手段33が配設されている。 【0047】この紙幣判別手段33は第1紙幣搬送路2
7内を通過する投入紙幣の濃淡と磁気の変化を検出する
光センサ70と磁気センサ71とから構成され、この光
センサ70と磁気センサ71の出力信号に基づいて投入
紙幣の正偽が判別される。 【0048】なお、光センサー70は第1紙幣搬送路2
7を挾み所定の間隔を設けて配設された発光及び受光素
子70a、70bからなり、また磁気センサ71は磁気
ヘッド71aとこの磁気ヘッド71aに圧接するプレッ
シャローラ71bとから構成されている。 【0049】次に、第1紙幣搬送路27内を搬送された
投入紙幣を、スタッカ28の長手方向(装置本体25の
長手方向)に沿って搬送すべく、第1紙幣搬送路27の
終端27aから下方へ略90度折れ曲るように形成され
た第2紙幣搬送路29について説明するとともに、この
第2紙幣搬送路29に沿って配設された第3紙幣搬送手
段80と、この第2紙幣搬送路29内を搬送された紙幣
を一枚ずつスタッカ28内に積載収容する紙幣収容手段
90について説明する。 【0050】第2紙幣搬送路29に沿って配設された第
3紙幣搬送手段80の各構成部品は、その一部が前記第
2紙幣搬送手段60の構成部品と共用している。 【0051】すなわち第3紙幣搬送手段80は図1で示
すように、駆動軸61に回動自在に支承された駆動プー
リ62と、従動軸63に回動自在に支承された従動プー
リ64と、この駆動及び従動プーリ62、64間に巻回
されたコックドベルトからなる搬送ベルト65により構
成されている。 【0052】また第3紙幣搬送手段80は、装置本体2
5からスタッカ28を取り外した状態の背面図で示す図
7のように、従動プーリ64外側の従動軸63に回動自
在に支承された従動プーリ81と、従動軸63の中間部
に一端が回動自在に支承されたシュートプレート82
と、このシュートプレート82の先端に回動自在に支承
された従動軸83と、この従動軸83に回動自在に支承
された従動プーリ84と、この従動プーリ84と前記従
動プーリ81間に巻回されたコックドベルトとからなる
搬送ベルト85とから構成されている。なお、前記シュ
ートプレート82は後述する紙幣収容手段90の一部を
構成するものであって、このシュートプレート82は図
1で示すようにその背面と装置本体25のバックプレー
ト25aとの間に張設されたコイルスプリング86によ
って、常時当該バックプレート25a側に付勢され図1
で示す初期位置に停止している。 【0053】このような第3紙幣搬送手段80による
と、図1で示すように、装置本体25の最上部に配設さ
れた搬送モータ69により駆動軸61が回動すると、こ
の駆動軸61に従動して搬送ベルト65と搬送ベルト8
5がそれぞれ同一方向へ回動し、第1紙幣搬送路27の
終端27aに搬送された投入紙幣を、第3紙幣搬送手段
80により強制的に第2紙幣搬送路29に沿って搬送す
ることとなる。 【0054】なお、図1に示す各紙幣搬送手段の各プー
リ及び搬送ベルトは、当該プーリを支承する軸の両側に
対向して各一対ずつ配設されている。 【0055】なお図1で符号200は、第2紙幣搬送路
29の上流に配設され、当該第2紙幣搬送路29内を搬
送される投入紙幣の始端と後端とを検出する出口レバー
である。 【0056】次に、前記第2紙幣搬送路29内を搬送さ
れた紙幣を一枚ずつスタッカ28内に積載収容する紙幣
収容手段90について説明する。 【0057】この紙幣収容手段90は、図7で示すよう
に、装置本体25内の両サイド長手方向に配設され、そ
の上下端を軸として一方向に回転自在に支承された一対
の紙幣案内ドラム91、92と、この紙幣案内ドラム9
1、92を互いに逆方向に同位相で回転させる駆動装置
93とから構成されている。 【0058】このうち、紙幣案内ドラム91、92の周
面には格子状のリブ91a、92aが形成され、その長
手方向、即ち前記第2紙幣搬送路29に沿った方向に
は、当該第2紙幣搬送路29内を搬送された投入紙幣を
案内するスリット(後述する)が形成されている。 【0059】また、その紙幣案内ドラム91、92の中
央部には円周方向に沿って切り欠91b、92bが形成
され、その切り欠91b、92b内には前記シュートプ
レート82の先端両側に形成された突起82a、82b
が係合している。 【0060】一方、紙幣案内ドラム91、92を駆動す
る駆動装置93は、図7のAA拡大断面で示す図8のよ
うに、スタックモータ94と、このスタックモータ94
のピニオン94aに歯合する歯車伝動装置95からな
り、この歯車伝動装置95のうち、両側に配設された軸
96、97には、ウオームギャ98、99が形成され、
このウオームギャ98、99には、前記紙幣案内ドラム
91、92の下端と嵌合する突起101a、102aが
形成された一対のウォームホイール101、102が歯
合している。また、スタックモータ94には後述する満
杯検出装置103が接続されている。 【0061】このような駆動装置93によると、このス
タックモータ94が一方向に回転すると、前記歯車伝動
装置95およびウォームギャ98、99を介してウォー
ムホイール101、102が図示の矢印のように互いに
逆方向に同位相で回転し、同時にこのウォームホイール
101、102の突起101a、102aと嵌合する紙
幣案内ドラム91、92も互いに逆方向に同位相で回転
する。 【0062】次に、上述した紙幣収容手段90の作用を
説明し、併せて構成をより詳細に説明する。 【0063】図9は図7のBB概念断面図で、特にスタ
ッカ28を装置本体の背面に装着した状態を示してい
る。 【0064】紙幣案内ドラム91、92の周面にはその
軸方向、つまり第2紙幣搬送路29の搬送方向に沿って
それぞれ紙幣案内溝91c、92cが形成されている。
またこの紙幣案内ドラム91、92の初期位置では、図
9で示すように互いに紙幣案内溝91c、92cを対向
させるように停止させ、その先端側から紙幣を紙幣案内
溝91c、92c内に案内すべく待機している。 【0065】一方、このような紙幣案内ドラム91、9
2の紙幣案内溝91c、92c内に前記第3紙幣案内手
段80によって図9で示すように紙幣100が案内さ
れ、所定位置に到達すると、紙幣案内ドラム91、92
は矢印のように互いに逆方向に同位相で回転を開始す
る。 【0066】このように紙幣案内ドラム91、92が矢
印のように互いに逆方向(図9では紙幣案内ドラム91
は反時計方向、紙幣案内ドラム92は時計方向)で、し
かも同位相で回転すると、図10及び図11で示すよう
に、紙幣100は、紙幣案内溝91c、92cによって
スタッカ28側に平行移動され、スタッカ28内に配設
されたスタックバネ28aの押圧力に抗してスタッカプ
レート28bと紙幣案内ドラム91、92の外周面との
間に押圧挟持される。なお、その際、同時に紙幣案内ド
ラム91、92の切り欠91b、92b部分に形成され
た紙幣案内溝91c、92cに突起82a、82bが係
合する第2紙幣搬送路29のシュートプレート82が紙
幣案内ドラム91、92の回転に応じて、スタッカ28
側に移動するので、紙幣100はスタッカ28内へ確実
に押し込め収容される。 【0067】一方、紙幣案内溝91c、92c内に案内
された紙幣100をスタッカ28側へ収容した後も、紙
幣案内ドラム91、92は図12で示すように同一方向
へ回転し続けるが、その際、図13で示すように、一定
回転角度以上回転すると、紙幣案内ドラム91、92に
形成された切り欠91b、92bにより紙幣案内溝91
c、92cとシュートプレート突起82a、82bとの
係合が解除され、さらにコイルスプリング86の吸引力
により、シュートプレート82は瞬時に次の投入紙幣を
案内する初期位置に復帰する。 【0068】なお、紙幣案内ドラム91、92はこの図
13で示す位置から、さらに回転し、図9で示す位置に
至るとその回転を停止し、次の投入紙幣をスタッカ28
内に収容する初期位置に復帰する。 【0069】次に、スタックモータ94に接続された満
杯検出装置103について説明する。図14は満杯検出
装置103の機能的な構成を示すブロック図である。こ
の満杯検出装置103は、スタックモータ94の駆動時
に生じる負荷出力(例えば負荷電流、負荷電圧など)を
計測する計測手段104と、計測された負荷出力の計測
値が設定値を越えたかどうかを判定する判定手段105
と、判定手段105の判定結果に従って、外部モニタ装
置107に対して満杯検出信号を出力する通知手段10
6により構成されている。図14の機能ブロックは、例
えばCPU(中央処理装置)、ROM、RAMなどを主
要構成要素とする回路により構成することができる。 【0070】判定手段105で設定される設定値は、ス
タッカ28で紙幣が満杯になったときにスタックモータ
94で生じる負荷出力の計測値をもとにして設定され
る。ただし、この設定値はスタッカの容量などに応じて
適宜設定することができる。 【0071】なお、満杯検出装置103は紙幣処理装置
20内の所定位置(例えば駆動装置93内など)に設置
されるが、紙幣処理装置20と電気的に接続することが
できれば、どのような場所に設置されていてもよい。例
えば、紙幣処理装置20が装着される自動販売機等の機
器本体内にある図示せぬ制御装置内に設置することもで
きる。 【0072】次に、上述した構成の紙幣処理装置20全
体の作用を説明し、併せて構成をより詳細に説明する。 【0073】まず、図1と同一部分を同一符号で示す図
15のように、入口レバー41は、その紙幣挿入口21
を監視しており、そのレバーの回動による状態を検出す
るセンサにより、異常があればシャッタ手段32により
第1紙幣搬送路27を閉塞して投入紙幣の進入を規制
し、また正常状態と判断すればシャッタ手段32により
第1紙幣搬送路27を拡開し投入紙幣の進入を許容す
る。 【0074】次に、紙幣処理装置20の紙幣挿入口21
内に投入紙幣100が挿入され、入口レバー41が反時
計方向へ回転すると、そのレバーの回動により入口セン
サがONし、投入紙幣100の進入が検出される。 【0075】すると、この入口レバー41の回動による
紙幣検出信号に基づき第1紙幣搬送手段31のマスク内
搬送モータ45が駆動されて搬送ベルト30を反時計方
向に回転させ、これにより投入紙幣100を搬送ベルト
30と従動ローラ44との間に把持して第1紙幣搬送路
27に沿って装置本体25内に搬送する。なお、前記入
口レバー41の回動による紙幣検出信号に基づき第1紙
幣搬送手段31の他に第2及び第3紙幣搬送手段60、
80も同様に駆動され、投入紙幣100を装置本体25
内に搬送する。 【0076】一方、投入紙幣100の正偽は、図16で
示すように紙幣100の先端100aが出口レバー20
0を時計方向に回転させつつ搬送され、さらに投入紙幣
100の後端100bがシャッタ手段32の下端に至る
間に、紙幣判別手段33の検出信号に基づいて判別され
る。そして、図16に示す投入紙幣100の搬送位置に
おいて、当該紙幣100が紙幣判別手段33により正貨
と判断されると、当該正貨と見なされた紙幣100は第
3紙幣搬送手段80によりさらに第2紙幣搬送路29の
下流に搬送される。また図16に示す投入紙幣100の
搬送位置において、当該紙幣100が紙幣判別手段33
により偽貨と判断されると、第1乃至第3紙幣搬送手段
31、60、80がそれぞれ逆転し、投入紙幣100を
紙幣挿入口21から返却する。 【0077】一方、投入紙幣100が正貨と判定され
て、その先端100aが図17で示すように、紙幣収容
手段90の紙幣案内ドラム91、92内に案内される
と、投入紙幣100の後端100bは引き抜き防止レバ
ーを兼ねる出口レバー200を越えた位置にまで移動す
る。 【0078】この図17で示すように、紙幣100の後
端100bが出口レバー200を越えた位置に至ると、
出口レバー200は図示せぬ復帰スプリングの弾発力に
よって反時計方向に回転し、第2紙幣搬送路29を塞ぐ
初期位置に復帰するので、この図17で示す投入紙幣1
00の搬送位置から当該投入紙幣100を引き抜くこと
は出来ないこととなる。 【0079】また図17で示すように、紙幣の有無を検
出する出口レバー200が初期位置に復帰すると、その
検出信号に基づきシャッター手段32が駆動され、その
先端のシャッタ54により、第1紙幣搬送路27が閉塞
されて紙幣の連続投入が規制されるとともに、一旦、全
ての紙幣搬送手段の駆動が停止する。 【0080】この出口レバー200の初期位置復帰によ
る検出信号により投入紙幣100の後端100bが出口
レバー200の位置を通過し、紙幣100の全体が紙幣
収容手段90の紙幣案内ドラム91、92に形成された
紙幣案内溝91c、92c(図9)内に案内されたこと
が検出されると、この検出信号に基づき紙幣収容手段9
0の駆動部93が駆動され、投入紙幣100のスタッカ
28内への収容作業が開始される。 【0081】紙幣収容手段90の駆動部93が駆動され
ると、紙幣案内ドラム91、92の紙幣案内溝91c、
92c(図9)内に案内された投入紙幣100は、紙幣
案内ドラム91、92の一方向への回転に応じて、図1
8で示すようにスタッカ28内へ平行移動される。その
際、紙幣案内ドラム91、92の回転に連動して、第2
紙幣搬送路29の一部を構成するシュートプレート82
も軸63を中心に反時計方向へ回転し、投入紙幣100
をスタッカ28側へ押出す。 【0082】このようにして、図19で示すように、投
入紙幣100が紙幣案内ドラム91、92の外周面とス
タッカプレート28bとの間に押出され挟持された後、
紙幣案内ドラム91、92が更に回転して初期位置に復
帰すると、図20で示すようにシュートプレート82も
コイルスプリング86の吸引力により初期位置に復帰
し、またその初期位置復帰を検出する図示せぬ検出セン
サの信号に基づいて、シャッタ手段32のシャッタ54
も第1紙幣搬送路27を拡開する初期位置に復帰し、次
の投入紙幣の受入態勢となる。 【0083】さて、正貨の紙幣100が上述した手順に
より紙幣スタッカ28内に順次積載収容されると、積載
された紙幣100の厚みが増加するため、図21で示す
ように、スタッカ側へ移動した時のシュートプレート8
2の抵抗が大きくなる。先に説明したように、シュート
プレート82は紙幣案内ドラム91、92に連動してい
るため、シュートプレート82の抵抗が大きくなると、
紙幣案内ドラム91、92を回転させているスタックモ
ータ94の負荷出力が増大することになる。紙幣の収容
とともにスタックモータ94の負荷出力が所定値を越え
ると、満杯検出装置103によりスタッカ28内に積載
された紙幣が満杯の状態であることが検出され、外部モ
ニタ装置107に通知される。 【0084】このように、スタッカ28内に積載された
紙幣が満杯の状態であることが検出され、外部モニタ装
置107に通知された後は、図22で示すように、装置
本体25内からスタッカ28を下端に配設された図示せ
ぬ支承軸を中心に時計方向へ回転させてスタッカ28の
上面を拡開し、積載された投入紙幣の束である札束30
0を矢印の如く上方へ引き出し回収する。 【0085】なお、この図22で示すように、スタッカ
28内に積載収容された札束300を上方に引き出し回
収する際に、札束300が散乱しないよう、スタッカ2
8の両側方には、札束300の両側方を一部拘束する散
乱防止用のボックスレバー110が配設されている。 【0086】このボックスレバー110は、スタッカ2
8の平面図で示す図23のように、スタッカ28の両側
方に対向して一対設けられており、その構造は軸111
を中心に回動自在に支承されたL字形状のレバー112
から構成されている。 【0087】また、図25で示すようにスタッカ28上
部を装置本体25から外すと、軸111に巻回されたコ
イルバネ113の押圧力により、図24で示すようにレ
バー112の先端部112aが札束300の上面に進入
して札束300上面を両側から拘束し、これにより札束
300をスタッカ28の上方から矢印の如く引き抜く際
に散乱しないように規制している。 【0088】なお、このボックスレバー110のレバー
後端112bは、図23で示すようにスタッカ28を装
置本体25内に装着すると図25で示す装置本体25内
に配設された円板形状のボックスレバーガイド114に
当接し、そのためボックスレバー110はボックスレバ
ーガイド114の外形に沿い軸111を中心に矢印の如
く回転して、そのレバー先端部112aがスタッカープ
レート28bの上面から退避する。従って、投入紙幣の
収納時に、このボックスレバー110が紙幣収納の邪魔
になることはない。 【0089】なお、上記紙幣処理装置20では、図26
で示すように装置本体25は下端の軸24を中心にフロ
ントプレート23に対し開閉自在なので、第1紙幣搬送
通路27の紙幣詰まり等の保守点検時に、ラッチ手段2
6による装置本体25とフロントプレート23との係合
を解除し、軸24を中心に装置本体25を時計方向へ回
転させれば、装置本体25とフロントプレート23との
間が拡開し、そのため第1紙幣搬送通路27が解放され
るので、その作業性を向上させることができ、さらに第
1紙幣搬送通路27の下シュート56を時計方向へ回転
させれば、シャッタ54下面に位置する第1紙幣搬送通
路27が拡開し、その部分の保守点検性も一層向上させ
ることができることとなる。 【0090】また上記実施例では、図1で示すようにフ
ロントマスク22内に第1紙幣搬送手段31を配設する
ようにしたが、この発明は上記実施例に限定されること
なく、図1と同一部分を同一符号で示す図27の紙幣処
理装置20のように、フロントマスク400内から第1
紙幣搬送手段31を削除し、第1紙幣搬送路27を略L
字形状に蛇行形成することも可能で、このように構成す
ると紙幣挿入口21の先端21aから第2紙幣搬送路2
9の始端(第1紙幣搬送路27の終端27a)までの奥
行き方向の距離L´´(L´´<L´)を一層縮め、紙
幣処理装置20の奥行方向に対する厚さを一層薄く形成
することができる。 【0091】 【発明の効果】以上説明したように、この発明に係わる
紙幣処理装置によれば、パンタグラフ式のリンク機構に
よる紙幣収容手段を使用することなく、軸を中心に回動
自在に支承されるとともに紙幣案内ドラムと係合する紙
幣押圧プレートを使用し、紙幣案内ドラムの回転に連動
して軸を中心に紙幣押圧プレートの先端をスタッカ側へ
向け回転させ、その先端により紙幣をスタッカ側へ押圧
した時の駆動手段の負荷出力をもとにしてスタッカ内で
の紙幣の満杯を検出するようにしたから、スタッカの形
状増大に基づく紙幣処理装置の大型化を防止して、紙幣
処理装置の薄形化とコンパクト化を達成することができ
るとともに、紙幣の安定した満杯検知を可能にした紙幣
処理装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】 【図1】図1はこの発明に係わる紙幣処理装置の概念断
面図。 【図2】図2はシャッタ部の概念底面図。 【図3】図3はシャッタ部の概念底面図。 【図4】図4は搬送路の平面図。 【図5】図5はシャッタ部の概念断面図。 【図6】図6はシャッタ部の概念断面図。 【図7】図7は装置本体の背面図。 【図8】図8は紙幣収納部を構成する駆動部の概念概念
図。 【図9】図9は紙幣収納部の作用を示す概念断面図。 【図10】図10は紙幣収納部の作用を示す概念断面
図。 【図11】図11は紙幣収納部の作用を示す概念断面
図。 【図12】図12は紙幣収納部の作用を示す概念断面
図。 【図13】図13は紙幣収納部の作用を示す概念断面
図。 【図14】図14は満杯検出装置の機能的な構成を示す
ブロック図。 【図15】図15はこの発明に係わる紙幣処理装置の作
用を示す概念断面図。 【図16】図16はこの発明に係わる紙幣処理装置の作
用を示す概念断面図。 【図17】図17はこの発明に係わる紙幣処理装置の作
用を示す概念断面図。 【図18】図18はこの発明に係わる紙幣処理装置の作
用を示す概念断面図。 【図19】図19はこの発明に係わる紙幣処理装置の作
用を示す概念断面図。 【図20】図20はこの発明に係わる紙幣処理装置の作
用を示す概念断面図。 【図21】図21はこの発明に係わる紙幣処理装置の作
用を示す概念断面図。 【図22】図22はこの発明に係わる紙幣処理装置の作
用を示す概念図。 【図23】図23はボックスレバーを示すスタッカの平
面図。 【図24】図24はボックスレバーを示すスタッカの平
面図。 【図25】図25はボックスレバーを示す紙幣処理装置
の概念側面図。 【図26】図26はこの発明に係わる紙幣処理装置の作
用を示す概念断面図。 【図27】図27はこの発明に係わる紙幣処理装置の他
の実施例を示す概念断面図。 【図28】図28は従来の紙幣処理装置を示す概念断面
図。 【図29】図29は従来の紙幣処理装置の作用を示す概
念断面図。 【符号の説明】 20…紙幣処理装置 27…第1紙幣搬送路 28…スタッカ 29…第2紙幣搬送路 103…満杯検出装置

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】投入紙幣を装置本体内のスタッカへ案内す
    る紙幣搬送路と、該紙幣搬送路により搬送された紙幣を
    積載収容するスタッカと、該スタッカの幅方向の両側に
    回転自在に配設され、前記スタッカへの紙幣の収納を行
    う紙幣案内ドラムと、当該紙幣案内ドラムを同期回転さ
    せる駆動手段とを有する紙幣処理装置において、 軸を中心に回動自在に支承されるとともに前記紙幣案内
    ドラムと係合する紙幣押圧プレートであって、前記紙幣
    案内ドラムの回転に連動して前記軸を中心に先端が前記
    スタッカ側へ向けて回転し、該先端により紙幣を前記ス
    タッカ側へ押圧する紙幣押圧プレートと、 該紙幣押圧プレートが紙幣をスタッカ側へ押圧した時の
    前記駆動手段の負荷出力をもとにして、前記スタッカ内
    での紙幣の満杯を検出する満杯検出手段を設けたことを
    特徴とする紙幣処理装置。
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