JPH1131250A - 紙幣鑑別装置 - Google Patents
紙幣鑑別装置Info
- Publication number
- JPH1131250A JPH1131250A JP9188464A JP18846497A JPH1131250A JP H1131250 A JPH1131250 A JP H1131250A JP 9188464 A JP9188464 A JP 9188464A JP 18846497 A JP18846497 A JP 18846497A JP H1131250 A JPH1131250 A JP H1131250A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- rotating body
- bill
- sensor
- discrimination
- passage
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Landscapes
- Inspection Of Paper Currency And Valuable Securities (AREA)
Abstract
れた引抜手段を検出する際に回転体に対する衝撃を緩和
する。 【解決手段】 本発明による紙幣鑑別装置は、初期位置
において搬送通路3と一致するスリット41を備えかつ
回転可能に取付けられた回転体40と、回転体40を回
転させると共に、角度上の間隙48をもって相対的に駆
動連結された回転体駆動装置70と、鑑別センサ34、
35の出力により紙幣の真贋を判断すると共に、回転体
駆動装置70を制御する鑑別制御回路50と、一端にロ
ーラ61が回転可能に取り付けられかつ軸62により揺
動可能に設けられたレバー60と、レバー60に取り付
けられたローラ61を回転体40の外面に押圧するスプ
リング63と、レバー60の回転を検出する位置センサ
66とを備えている。鑑別制御回路50は紙幣が回転体
40のスリット41を通過した後、回転体駆動装置70
により回転体40を一定時間回転させて、紙幣の引抜手
段を検出する。
Description
特に紙幣に接続された紐、テープ等の引抜手段による紙
幣の不正抜取りを防止する紙幣鑑別装置に関連する。
には紙幣識別機の紙幣引き抜き防止装置が開示されてい
る。この引き抜き防止装置は図18及び図19に示すよ
うに、挿入口207からフレーム201の起立部20
2、203間に挿入された紙幣はベルト211及びロー
ラ212により搬送され、更に紙幣はフレーム201に
設けられた舌片209とプレート205に設けられた舌
片210の間を通過する。舌片209と210とを通過
するとき、紙幣は若干屈曲するが移送に支障を生じな
い。紙幣が排出口208を通過した後に、紙幣に結合し
た釣糸等を手繰って紙幣を挿入口207から外に不正に
引き出そうとすると、紙幣が舌片209、210に係合
して不正引き抜きが防止される。
幣鑑別装置の紙幣通路内に突出するストッパを設け、紙
幣鑑別装置の鑑別信号に基づいて紙幣通路外に回動させ
る紙幣抜取り防止装置が開示されている。この紙幣抜取
り防止装置では真紙幣が送り出し口に向かって通過しな
い限り、ストッパが紙幣通路外に回動されず、抜取り防
止効果が得られる。
及び図19に示す紙幣引き抜き防止装置では、紙幣に接
続された紐又はテープ等の引抜手段を検出することはで
きない。また、舌片209及び210の突出量を大きく
すると、ベルト211による紙幣の搬送中に紙幣が舌片
209又は210に係止して紙幣の搬送が困難となるた
め、舌片209及び210の大きな突出量を確保できな
い。このため、紙幣に付けた釣糸等の引抜手段を強く引
くと、紙幣の不正引き抜きが可能となり、抜取りを阻止
できても舌片209、210により紙幣を損傷する危険
がある。実公平7−20790号公報に示される抜取り
防止装置でも紙幣の不正抜取りを検出することはできな
い。
り付けた回転体を通過した後、回転体を回転させて引抜
手段を検出する紙幣鑑別装置を提供することを目的とす
る。
阻止する回転体を所定の位置で確実に停止する紙幣鑑別
装置を提供することを目的とする。
停止する際にモータの慣性力による回転体又は回転体の
回転駆動装置の損傷を防止する紙幣鑑別装置を提供する
ことを目的とする。
する紙幣鑑別装置を提供することを目的とする。
装置は、ケース(2)と、ケース(2)内に形成されか
つ紙幣が通過する搬送通路(3)と、搬送通路(3)の
一端に設けられた入口(4)から挿入された紙幣を搬送
通路(3)に沿って搬送通路(3)の他端に設けられた
出口(5)に搬送する搬送装置(6)と、搬送通路
(3)に隣接して配置された鑑別センサ(34、35)
とを有する。この紙幣鑑別装置は、初期位置において搬
送通路(3)と一致するスリット(41)を備えかつ回
転可能に取付けられた回転体(40)と、回転体(4
0)を回転させると共に、角度上の間隙(48)をもっ
て相対的に駆動連結された回転体駆動装置(70)と、
鑑別センサ(34、35)の出力により紙幣の真贋を判
断すると共に、回転体駆動装置(70)を制御する鑑別
制御回路(50)と、一端にローラ(61)が回転可能
に取り付けられかつ軸(62)により揺動可能に設けら
れたレバー(60)と、レバー(60)に取り付けられ
たローラ(61)を回転体(40)の外面に押圧するス
プリング(63)と、レバー(60)の回転を検出する
位置センサ(66)とを備えている。鑑別制御回路(5
0)は紙幣が回転体(40)のスリット(41)を通過
した後、回転体駆動装置(70)により回転体(40)
を一定時間回転させる。
(34、35)及び回転体(40)のスリット(41)
を通過させた後、回転体(40)を回転させると、紙幣
に接続された紐、糸、テープ等の引抜手段を回転体(4
0)の周囲に巻き付ける。回転体(40)の回転によ
り、回転体(40)とカバー部材(47)との間の極め
て僅かなクリアランス(47a)に引抜手段が強制的に
入り込むため、回転体(40)の回転が妨害され、回転
体(40)の回転速度が低下する。従って、引抜手段の
ない正規の状態での回転速度又は所定角度への回転に要
する回転時間と、引抜手段が接続された状態での回転体
(40)の回転速度又は所定角度への回転に要する回転
時間とを比較して、回転体(40)の回転速度が遅いか
又は回転時間が長いと、回転体(40)の周囲に存在す
る引抜手段を検出することができる。
部(65)に嵌合するレバー(60)のローラ(61)
によって回転体(40)はスリット(41)が搬送通路
(3)に整合する初期位置に位置決めされると共に、回
転体(40)は一方向にのみ回転するので、初期位置に
ある回転体(40)を強制的に回転して引抜手段を回転
体(40)から除去することができない。
的に回転可能に回転駆動装置(70)に駆動連結される
ので、回転体(40)の外面に形成された半円形の切欠
部(65)にローラ(61)が嵌合するとき、回転体
(40)は回転駆動装置(70)の回転速度よりスプリ
ング(63)により回転速度が増加してローラ(61)
が切欠部(65)に嵌合され、先行する回転体(40)
と回転駆動装置(70)との間の回転角度方向に間隙
(48)が形成される。ローラ(61)が切欠部(6
5)に嵌合されると、回転体(40)の回転が機械的に
停止される。このため、位置センサ(66)はレバー
(60)の初期位置を検出し、位置センサ(66)から
発生する信号が鑑別制御回路(50)に付与され、鑑別
制御回路(50)の出力停止により、回転体モータ(7
1)の作動が停止される。従って、回転体モータ(7
1)の作動が停止した状態で、回転駆動装置(70)が
間隙(48)の分を回転する間に回転駆動装置(70)
の慣性力は減少し、回転駆動装置(70)が回転体(4
0)に当接するときの衝撃力が緩和される。また、回転
体(40)のスリット(41)が搬送通路(3)に整合
する初期位置に回転体(40)が確実に位置決めされ
る。
(70)は回転体モータ(71)と、回転体モータ(7
1)に駆動連結された歯車(45)とを備え、回転体
(40)は歯車(45)と同軸上に回転可能に配置さ
れ、回転体(40)と歯車(45)とは回転角度方向に
一定角度だけ相対的に回転可能に連結される。歯車(4
5)は一対の突起(45a)を有し、回転体(40)は
歯車(45)の突起(45a)が嵌合されかつ円弧状に
形成された一対の切欠部(40a)とを有する。
を収容しかつ搬送通路(3)の前部通路(3a)を有す
る前部ハウジング(2a)と、前部通路(3a)に連続
して形成された後部通路(3b)を有しかつ前部ハウジ
ング(2a)に隣接して配置された後部ハウジング(2
b)とを備えている。回転体(40)及び回転駆動装置
(70)は前部ハウジング(2a)又は後部ハウジング
(2b)のいずれかに配置される。後部ハウジング(2
b)は前部ハウジング(2a)に対して着脱可能に設け
られる。
タッカ装置内の紙幣の不正な抜き取りを防止するため、
紙幣が入口(4)に挿入される前の待機状態では、回転
体(40)のスリット(41)は搬送通路(3)に整合
しない状態に保持される。また、回転体(40)のスリ
ット(41)及び出口センサ(36)を通じて紙幣を移
動した後、回転体(40)を回転して、出口センサ(3
6)により引抜手段の存在の有無を検出する。出口セン
サ(36)により引抜手段の存在を検出したとき、鑑別
制御回路(50)は警報機(80)に警報信号を発生す
る。
置の実施の形態を図1〜図17について説明する。
ース2と、ケース2内に形成されかつ紙幣が通過する搬
送通路3とを備えている。搬送通路3はケース2の一端
に設けられた入口4と、他端に設けられた出口5との間
に形成される。搬送通路3に沿って紙幣を搬送する搬送
装置6は、搬送モータ7と、搬送モータ7の出力軸8に
取り付けられたピニオン9と、ピニオン9に接続された
中間大歯車10と、中間大歯車10の軸11に接続され
た中間小歯車12と、中間小歯車12に接続された駆動
歯車13と、駆動歯車13の軸14に接続された駆動プ
ーリ15とを備えている。駆動プーリ15に捲回された
駆動ベルト16は、3個のローラ17、18及び19の
プーリ部並びにプーリ20にも捲回される。プーリ20
に駆動ベルト16を捲回させて、駆動ベルト16が部分
的に下方に迂回される。また、駆動ベルト16は緊張プ
ーリ21により押圧される。支持レバー22の一端は軸
22aによりフレーム2に回転可能に取り付けられ、緊
張プーリ21は支持レバー22の他端に回転可能に取り
付けられる。軸22aに捲回されたトーションスプリン
グ23の一端は支持レバー22に係止され、トーション
スプリング23の他端はピン24に係止される。支持レ
バー22はトーションスプリング23により付勢され、
緊張プーリ21は駆動ベルト16を内側に押圧して緊張
力を付与する。各ローラ17〜19に対向して押圧ロー
ラ25〜27が回転可能に配置され、搬送すべき紙幣を
ローラ17、18、19と押圧ローラ25〜27との間
に挟持して確実に出口5に向かって搬送通路3に沿い搬
送する。
搬送エンコーダ30は、周方向に一定角度間隔で複数の
切欠部32が形成されたディスク31を備えている。搬
送エンコーダ30は、図示しないホトカプラを備え、ホ
トカプラから生ずる光が切欠部32により透過されるこ
とを検出して、マイクロコンピュータにより構成された
図7に示す鑑別制御回路50に出力を送出する。鑑別制
御回路50は単位時間当たりのホトカプラの出力を計数
して、搬送モータ7の回転数及び回転速度を検出するこ
とができる。
別センサ34及び磁気鑑別センサ35の出力を受信して
真紙幣か否か判断し、真紙幣と判断したとき、出口セン
サ36の出力を受信した後、回転体モータ71を駆動す
ると共に、真紙幣と判断しないとき、搬送モータ7を逆
転して紙幣を入口4に返却する判別手段と、基準パルス
を発生するパルス発生手段と、回転体40の回転中にパ
ルス発生手段の基準パルス数を計数して、紙幣を搬送す
る前後での回転体40の回転時間及び回転速度を記憶す
る記憶手段と、記憶手段に記憶されかつ紙幣を搬送する
前後での回転体40の回転時間及び回転速度を比較して
紙幣の搬送後の回転体40の回転時間又は回転速度が紙
幣の搬送前の回転時間又は回転速度に比較して基準範囲
外にあるとき警報出力を発生する比較手段とを備えてい
る。
紙幣を検出する入口センサ33が入口4の近傍で搬送通
路3に隣接して取り付けられる。また、例えば実公平7
−20790号公報に示されるように、入口センサ33
の奥に光鑑別センサ34と磁気鑑別センサ35が取り付
けられ、搬送通路3の出口近傍には出口センサ36が取
り付けられる。入口センサ33は例えば発光ダイオード
と受光トランジスタからなるホトカプラにより構成され
る。光鑑別センサ34は発光部から生じた赤外線を紙幣
の表面で反射させ又は紙幣を透過させた後、受光して紙
幣の光学的パターン(光学的特徴)を認識することがで
きるホトカプラである。磁気鑑別センサ35は紙幣に印
刷されたインキの磁気成分(磁気的特徴)を検出する磁
気ヘッド又はホールセンサである。光鑑別センサ34及
び磁気鑑別センサ35の出力はそれぞれ鑑別制御回路5
0に送出される。出口センサ36は回転可能に軸着され
たベンドレバー37と、ベンドレバー37に隣接して取
り付けられたホトカプラ38とを備えている。搬送通路
3内の紙幣がベンドレバー37の一端に当接するとベン
ドレバー37は紙幣により回転され、これによりベンド
レバー37の他端がホトカプラ38の光を遮断又は透過
する。従って、出口センサ36のホトカプラ38は紙幣
の先端と後端の通過を検出して、鑑別制御回路50に出
力を送出することができる。出口5に隣接して配置され
る図示しないスタッカ装置は、出口5から排出される紙
幣を積層状態で順次収容する。
転体40が回転可能にかつ搬送通路3の長さ方向に対し
てほぼ直角に取り付けられる。図1及び図3に示すよう
に、回転体40はほぼ円柱形に形成されかつ外周部に複
数の段部44が形成された回転体本体42と、回転体本
体42に円柱形の長さ方向に沿って形成されたスリット
41と、回転体本体42の中心に配置されたシャフト4
3と、回転体本体42とシャフト43との間に配置され
たワンウェイクラッチ43aとを備えている。回転体本
体42の周囲には回転体本体42の段部44と相補的形
状を有する一対のカバー部材47が回転体本体42の外
側を包囲して設けられる。一対のカバー部材47は搬送
通路3を形成して一定間隔離間して配置される。回転体
40とカバー部材47との間には0.5mm程度の小さ
なクリアランス47aが形成され、紙幣が搬送通路3を
通過するときにクリアランス47aに侵入してジャミン
グが発生するのを防止するため段部44が形成される。
回転体駆動装置70によって回転される回転体40は、
ワンウェイクラッチ43aによって図2で時計方向にの
み回転されて、ローラ61と半円形の切欠部65との係
合が解除され、回転体40は反時計方向には回転されな
い。
に、搬送通路3及びスリット41を通り紙幣を出口5に
向かって搬送することができる。スリット41は、搬送
方向に向かって狭くなるテーパ部46を有する。テーパ
部46により、スリット41を通過した紙幣を出口5に
向かって搬送通路3に円滑に案内し、ジャミングの発生
を防止して紙幣を確実に搬送すると共に、樹脂により成
形される回転体本体42の製造時の型抜きを容易にする
ことができる。シャフト43の両端は各軸受部43aに
回転可能に支持される。
40が初期位置にあるとき、回転体40の外周の一部に
形成された半円形の切欠部65には、中央部で軸62に
より回動自在に支持されたレバー60のローラ61が係
合する。ローラ61は軸61aによりレバー60の一端
60aに回転可能に支持される。スプリング63の一端
63aはレバー60の他端60b付近に接続され、スプ
リング63の他端63bはケース2に接続される。ロー
ラ61が回転体40の外面に常時当接して半円形の切欠
部65に係合するように、レバー60は、スプリング6
3の弾力により支軸62回りに付勢される。ホトカプラ
等により構成される非接触型の位置センサ66はレバー
60の他端60b付近に取り付けられ、ローラ61が半
円形の切欠部65に係止した状態又はレバー60の回動
状態を検出する。ローラ61が切欠部65内に配置され
ると、レバー60の他端60bが位置センサ66を構成
するホトカプラの光を遮断するため、位置センサ66は
「0」出力を発生する。回転体40が回転して、ローラ
61が切欠部65から離間すると、レバー60の他端6
0bが位置センサ66から離れるため、位置センサ66
は「1」の出力を発生する。
動装置70は、回転体モータ71と、回転体モータ71
の出力軸に取り付けられたピニオン72と、ピニオン7
2に噛合する大歯車73と、大歯車73の軸74に固定
される小歯車75と、回転体40のシャフト43に取り
付けられた歯車45と小歯車75とに噛合する中間歯車
76とを備えている。回転体モータ71を駆動すると、
回転体40の半円形の切欠部65に嵌合したレバー60
のローラ61は、スプリング63の弾力に抗して回転体
40の回転に伴って切欠部65に押し出される。これに
より、半円形の切欠部65とローラ61の係合が解除さ
れレバー60がスプリング63の弾力に抗して図2で支
軸62の回りで時計方向に回動する。
対の円弧状の切欠部40aと、切欠部40aの端部に形
成された連結部40bとを備えている。回転体40の各
切欠部40aには歯車45に形成された一対の突起45
aが嵌合される。突起45aは歯車45の軸方向に突出
し、切欠部40a内で回転角度方向に一定角度相対的に
回転可能に配置される。
入力端子には、入口センサ33と、光鑑別センサ34
と、磁気鑑別センサ35と、出口センサ36と、位置セ
ンサ66とが接続される。鑑別制御回路50の各出力端
子には、搬送モータ7と、搬送エンコーダ30と、回転
体モータ71と、回転体エンコーダ77と、警報機80
とが接続される。回転体モータ71の出力軸に取り付け
られる回転体エンコーダ77は、周方向に一定角度間隔
で複数の切欠部79が形成されたディスク78を備えて
いる。回転体エンコーダ77は、図示しないホトカプラ
を備え、ホトカプラから生ずる光が切欠部79により遮
断されることを検出して、鑑別制御回路50に出力を送
出する。鑑別制御回路50は単位時間当たりのホトカプ
ラの出力を計数して、回転体モータ71の回転数及び回
転速度を検出することができる。
を図8について説明する。
み、鑑別制御回路50は入口4に紙幣が投入されるか否
かを検出するために待機している。紙幣が入口4に挿入
される前の待機状態では、回転体40のスリット41は
搬送通路3に整合しない図4に示す直角な状態に保持さ
れている。搬送通路3の一端に設けられた入口4に紙幣
を投入すると、入口センサ33が紙幣の挿入を検出して
鑑別制御回路50に出力を送出する。次に、ステップ1
02において鑑別制御回路50は搬送モータ7を駆動し
て搬送通路3に沿って紙幣を搬送すると共に、ステップ
103において光鑑別センサ34及び磁気鑑別センサ3
5をオンする。その後、鑑別制御回路50は、ステップ
104において回転体モータ71を駆動してステップ1
05において位置センサ66がオンしたか否か判断す
る。スプリング63の弾力によりレバー60のローラ6
1が回転体40の半円形の切欠部65に係合し、位置セ
ンサ66によりローラ61の半円形の切欠部65への係
合を検出し、鑑別制御回路50に出力を送出する。位置
センサ66がオンした後、鑑別制御回路50はステップ
106において回転体モータ71の駆動及び回転体エン
コーダ77の作動を停止する。このとき、ローラ61が
切欠部65に係合する回転体40の初期位置では、回転
体40のスリット41が搬送通路3に整合する。ステッ
プ107では回転体40の回転体エンコーダ77から送
出された1回転に要する回転時間及び回転速度を記憶手
段に記憶する。続いて、紙幣は搬送通路3及び回転体4
0のスリット41を通過して出口5に向かって移動され
る。
センサ34及び磁気鑑別センサ35を通過するとき、鑑
別制御回路50は光鑑別センサ34及び磁気鑑別センサ
35の出力を受信して、搬送される紙幣が真紙幣か否か
紙幣の真贋を判断する(ステップ108)。紙幣の光学
的特徴及び磁気的特徴から鑑別制御回路50が真紙幣を
判断すると、ステップ109において出口センサ36が
紙幣の通過を検出したか否かを検出する。搬送される紙
幣の先端が出口センサ36のベンドレバー37を通過す
るとき、紙幣の先端はベンドレバー37を回転させて、
出口センサ36のホトカプラ38は紙幣の先端を検出し
た検出出力を発生する。また、紙幣の後端がベンドレバ
ー37を通過すると、ベンドレバー37は自重により初
期の位置に復帰するので、ホトカプラ38は紙幣の後端
の通過を検出した出力を発生する。ステップ109にお
いて出口センサ36が紙幣の通過を検出したことを検出
すると、紙幣は出口センサ36及び出口5を完全に通過
し、ステップ110において搬送モータ7が停止され
る。
し、搬送モータ7が停止した後、ステップ111におい
て、鑑別制御回路50は回転体モータ71に出力を送出
して回転体40を1回転させる。判別制御回路50はス
テップ112において回転体40が1回転したか否か判
断し、回転体40が360度の角度で1回転すると、位
置センサ66がレバー60の位置を検出し、回転体モー
タ71の作動を停止する。ステップ112において回転
体40を1回転させるのは、紙幣をスタッカ装置内に収
納した後に回転体40を1回転させて、1回転に要する
時間をステップ107において記憶手段に記憶した回転
時間及び回転速度と比較するためである。
き、出口センサ36は、図10に示すように出力を発生
するが、紙幣が出口センサ36を完全に通過した時点で
鑑別制御回路50の出力により回転体モータ71が付勢
されて、図6(2)に示すように、歯車45の突起45
aが回転体40の連結部40bを駆動するから回転体4
0が回転される。このとき、図5(2)に示すように、
ローラ61がスプリング63の弾力に抗して回転体40
の径方向外側に移動して、レバー60の他端60bは位
置センサ66から離間するので、位置センサ66が
「1」出力を発生する。回転体40が更に回転されて、
図5(3)及び図6(3)に示すようにローラ61が切
欠部65の手前に回転されたとき、ローラ61はスプリ
ング63の弾力によって切欠部65の端部を回転方向に
押圧する。このため、図5(4)で示すように、ローラ
61が切欠部65内に嵌合されたとき、図6(4)に示
すように回転体40は歯車45より先に回転して、歯車
45の突起45aと回転体40の連結部40bとの間に
角度上の間隙48が形成される。図5(4)に示す状態
では、位置センサ66の出力が「1」から「0」となる
(図10)ので、回転体モータ71の作動が停止され
る。従って、回転体モータ71の作動が停止した状態
で、回転体モータ71、大歯車73及び中間歯車76を
含む回転駆動装置70の慣性力は、突起45aが間隙4
8の分を回転する間に減少し、図5(5)及び図6
(5)に示すように、歯車45の突起45aが回転体4
0の連結部40bに当接せずに、間隙48が残存するの
で、連結部40bに対する突起45aの衝撃力を発生せ
ずに図5(1)に示す初期位置に回転体40を確実に保
持することができる。このように、回転体40のスリッ
ト41が搬送通路3に整合する初期位置に回転体40が
確実に位置決めされる。
ーダ77のパルス幅が所定の時間間隔であるか否か(ス
テップ113)及び回転体40の1回転に要する時間が
ステップ107において記憶した回転時間及び回転速度
と比較して基準範囲内にあるか否か(ステップ114)
判断する。
の引抜手段が接続されていると、図4に示すように、紙
幣に接続された引抜手段は搬送通路3及び回転体40の
スリット41内に延びるので、ステップ112において
回転体40を1回転すると、引抜手段は回転体40とカ
バー部材47との間の小さなクリアランス47a内に挟
持されかつ回転体40の外周に巻き付く。引抜手段が回
転体40とカバー部材47との間に挟持されるとき、引
抜手段によって回転体40の回転が妨害されるため、回
転体エンコーダ77のパルスに異常が発生するか又は紙
幣搬送前の回転速度に比べて、回転体40の回転速度が
低下する。従って、ステップ113において回転体エン
コーダ77のパルス幅が所定の時間間隔でないとき又は
ステップ114において回転体40の1回転に要する時
間がステップ107において記憶した回転時間と比較し
て基準範囲内にないときは、鑑別制御回路50は引抜手
段が紙幣に接続されたものと判断して、ステップ125
において、警報機80に警報信号を送出して警報機80
を作動した後、ステップ126に進む。回転体40の外
周に巻き付いた引抜手段は、ケース2を開放した後、回
転体40を回転させて取り除くことができる。ステップ
113において回転体エンコーダ77のパルス幅が所定
の時間間隔のとき及びステップ114において回転時間
が基準範囲内にあるときは、鑑別制御回路50は引抜手
段が紙幣に接続されていないと判断して、ステップ11
5に進む。
ータ71を作動して回転体40を0.75回転(3/4
回転)させ、鑑別制御回路50は回転体40が所定時間
回転してステップ116にて3/4回転したと判断する
と、ステップ117において回転体モータ71の作動を
停止する。この状態では、回転体40のスリット41が
搬送通路3に対して直角な状態となり、回転体40は搬
送通路3を塞ぐため、入口4からの工具の不正な挿入及
びスタッカ装置内の紙幣の不正な抜き取りを防止するこ
とができる。また、ステップ118において、鑑別制御
回路50は出口センサ36がオンとなっているか否か判
断する。紙幣がスタッカ装置内に収容されていれば、出
口センサ36はオフ状態に保持されるが、引抜手段によ
って引き抜かれる紙幣は出口センサ36を通過し又は隣
接して配置されるので、ステップ118において出口セ
ンサ36がオン状態の場合は紙幣が引抜手段によって引
き抜かれるものと判断してステップ125において警報
信号を発生する。ステップ118におて出口センサ36
がオフ状態のときは、ステップ119においてスタッカ
装置内に紙幣を収納した後、ステップ126に進む。
0が真紙幣を判断しないとき、ステップ120及び12
1において搬送モータ7を停止かつ逆転し、紙幣を入口
4に向かって返却する。ステップ122において入口セ
ンサ33がオフとなったとき、鑑別制御回路50は搬送
モータ7の駆動を停止(ステップ123)して、紙幣の
排出を完了(ステップ124)し、ステップ126に進
む。
回路により構成した形態を示す。入口センサ33が紙幣
の挿入を検出すると、ワンショットマルチバイブレータ
等のパルス成形回路130はR/Sフリップフロップ1
31をセット状態に切換え、オアゲート132を通じて
回転体モータ71を駆動する。回転体モータ71の駆動
中はアンドゲート140に回転体エンコーダ77のパル
スが付与されるから、回転体エンコーダ77のパルスが
オン状態のとき、パルス発生器141のパルス数が第1
のカウンタ142により計数される。第1のカウンタ1
42は、パルス発生器141の基準パルスを計数して、
回転体エンコーダ77が発生する各パルスのパルス幅を
計数することにより、回転体40の回転速度の変化をリ
アルタイムで測定する。また、第1のカウンタ142は
回転体40が1回転するまで回転体モータ71の回転に
要する全時間を計数する。判別回路143は光鑑別セン
サ34及び磁気鑑別センサ35の出力を受信して、紙幣
が所定の光学的特徴又は磁気的特徴を備えているか否か
判断する。判別回路143は真紙幣と判断すると、OK
端子から出力を発生し、パルス成形回路144を介して
出口センサ36が出力を発生したときに、アンドゲート
145がオンとなり、R/Sフリップフロップ146が
セットされる。回転体エンコーダ77のパルスがオン状
態のとき、R/Sフリップフロップ146の出力によ
り、第2のカウンタ148はアンドゲート147を通じ
てパルス発生器141のパルス数は第2のカウンタ14
8により計数される。第2のカウンタ148は、紙幣が
スリット41を通過した後に、パルス発生器141が発
生する各パルスのパルス幅を計数することにより、単位
時間当たりのパルス発生器の基準パルスを計数して、回
転体40の回転速度の変化をリアルタイムで測定する。
また、紙幣がスリット41を通過した後の、第2のカウ
ンタ148は回転体40が1回転するまで回転体モータ
71の回転に要する全時間を計数する。回転体40が1
回転すると、位置センサ66が出力を発生してパルス成
形回路133のパルスによりR/Sフリップフロップ1
46がリセットされ、回転体モータ71の駆動が停止さ
れる。比較手段150は第1のカウンタ142に記憶さ
れた紙幣搬送前の回転体40の回転速度及び全回転時間
と第2のカウンタ148に記憶された紙幣搬送後の回転
体40の回転速度及び全回転時間とを比較する。比較手
段150は、第2のカウンタ148に記憶された回転体
40の回転速度及び全回転時間が第1のカウンタ142
に記憶された回転体40の回転速度及び全回転時間に比
べて、所定の回転時間の基準内にないとき、警報機80
を作動する。判別回路143から真紙幣と判断されない
とき、NG端子から出力を発生し、R/Sフリップフロ
ップ149をセットして、搬送モータ7を逆転する。入
口4に紙幣が戻され、入口センサ33から出力が生ずる
と、R/Sフリップフロップ149はリセットされる。
グ2a内に鑑別センサ34、35を収容し、搬送通路3
の前部通路3aを形成する例を示したが、必ずしも前部
ハウジング2a内に回転体40又は回転駆動装置70を
配置する必要はなく、ケース2とケース2から排出され
た紙幣を収納するスタッカ装置までの搬送通路のいずれ
かの場所に回転体40又は回転駆動装置70を設けるこ
とが可能である。例えば、ケース2とスタッカ装置との
間の連結部に回転体40回転駆動装置70を設けること
が可能である。図12〜図18は、前部通路3aに連続
して形成された後部通路3bを有する後部ハウジング2
bを前部ハウジング2aに隣接して配置し、後部ハウジ
ング2b内に回転体40及び回転駆動装置70を配置し
た例を示す。後部ハウジング2bは前部ハウジング2a
に対して嵌合式に装着してフック等により係止して着脱
可能に設けられる。
ング2bに回転体40を設け、回転体40の後部に出口
センサ36及び紙幣の端部を検出する端部センサ39を
設ける。回転体40のスリット41を通過する後部通路
3bは出口センサ36の後方に延びる。また、後部通路
3bの入口を構成するガイド部材3cは後部ハウジング
2bから前方に突出して、前部ハウジング2a内の前部
通路3aと連結されて円滑な搬送通路3を形成する。図
13及び図14に示すように、出口センサ36の外側に
スタッカ装置80が設けられ、スタッカ装置80内に紙
幣90を収納する際に端部センサ39によって紙幣90
の位置を確認する。引抜手段が紙幣90に接続されてい
ないとき、紙幣90は出口センサ36の奥に配置され、
出口センサ36では検出されない。
回路50は出口センサ36がオンとなっているか否か判
断する。紙幣がスタッカ装置80内に収容されていれ
ば、出口センサ36はオフ状態に保持されるが、図14
に示すように、引抜手段91によって引き抜かれる紙幣
90又は引抜手段91が出口センサ36を通過し又は隣
接して配置されるので、ステップ119において出口セ
ンサ36がオン状態の場合は紙幣90が引抜手段91に
よって引き抜かれるものと判断してステップ125にお
いて警報信号を発生する。出口センサ36がオフ状態の
ときはステップ126に進む。
れず、変更が可能である。例えば、ステップ112で
は、1回転に要する回転体40の回転時間又は回転速度
を計数したが、所定の回転角度で回転体40を回転させ
て引抜手段を検出するように検出してもよい。また、前
記の例では、ステップ107で回転体40の1回転に要
する時間と速度を記憶手段に記憶した後、ステップ11
2において回転体40を1回転させて1回転に要する時
間をステップ107において記憶手段に記憶した回転時
間及び回転速度と比較したが、ステップ107を省略し
て、ステップ113と114において予めプログラム制
御によって組み込まれた基準パルス幅及び基準時間に対
して回転体40を1回転させたときのパルス幅と回転時
間とを比較してもよい。
形成してもよい。回転体40と切欠部40aの代わり
に、歯車45に円弧状の切欠部を形成したり、回転体4
0に形成した突起と回転体駆動装置70の歯車45に形
成した突起45aとを突起対突起で接触させてもよい。
71及び大歯車73を含む回転駆動装置70では、中間
歯車76を省略して回転体40のシャフト43に取り付
けられた歯車45に小歯車75を直接噛合してもよい。
された引抜手段を回転体に巻き付いた引抜手段の存在を
検出でき、紙幣の不正抜取及び紙幣鑑別装置の不正使用
を確実に防止することができる。また、紙幣の引き抜き
を防止する回転体を所定の位置で確実に停止することが
できると共に、回転体を所定の位置に停止する際にモー
タの慣性力による回転体又は回転体の回転駆動装置の損
傷を防止することができる。
動作図
明による紙幣鑑別装置のブロック図
フローチャート
による紙幣鑑別装置の回路図
の動作を示すタイミングチャート
図
の形態を示す断面図
断面図
断面図
体の長さ方向に沿う断面図
示す側面図
ハウジング、 2b・・後部ハウジング、 3・・搬送
通路、 3a・・前部通路、 3b・・後部通路、 4
・・入口、 5・・出口、 6・・搬送装置、 34・
・光鑑別センサ、 35・・磁気鑑別センサ、 36・
・出口センサ、 40・・回転体、 41・・スリッ
ト、 44・・段部、 45・・歯車、 45a・・突
起、 46・・テーパ部、 47・・カバー部材、 5
0・・鑑別制御回路、 60・・レバー、 61・・ロ
ーラ、 62・・軸、 65・・半円形の切欠部、 6
0a・・中央部、 63・・スプリング、 65・・切
欠部、 66・・位置センサ、 70・・回転体駆動装
置、 71・・回転体モータ、
Claims (8)
- 【請求項1】 ケースと、ケース内に形成されかつ紙幣
が通過する搬送通路と、搬送通路の一端に設けられた入
口から挿入された紙幣を搬送通路に沿って搬送通路の他
端に設けられた出口に搬送する搬送装置と、搬送通路に
隣接して配置された鑑別センサとを有する紙幣鑑別装置
において、 初期位置において搬送通路と一致するスリットを備えか
つ回転可能に取付けられた回転体と、 回転体を回転させると共に、角度上の間隙をもって相対
的に駆動連結された回転体駆動装置と、 鑑別センサの出力により紙幣の真贋を判断すると共に、
回転体駆動装置を制御する鑑別制御回路と、 一端にローラが回転可能に取り付けられかつ軸により揺
動可能に設けられたレバーと、 レバーに取り付けられたローラを回転体の外面に押圧す
るスプリングと、 レバーの回転を検出する位置センサとを備え、 鑑別制御回路は紙幣が回転体のスリットを通過した後、
回転体駆動装置により回転体を一定時間回転させること
を特徴とする紙幣鑑別装置。 - 【請求項2】 回転駆動装置は回転体モータと、回転体
モータに駆動連結された歯車とを備え、回転体は歯車と
同軸上に回転可能に配置され、回転体と歯車とは回転角
度方向に間隙をもって相対的に回転可能に連結される請
求項1に記載の紙幣鑑別装置。 - 【請求項3】 歯車は一対の突起を有し、回転体は歯車
の突起が嵌合されかつ円弧状に形成された一対の切欠部
を有する請求項2に記載の紙幣鑑別装置。 - 【請求項4】 ケースは鑑別センサを収容しかつ搬送通
路の前部通路を有する前部ハウジングと、前部通路に連
続して形成された後部通路を有しかつ前部ハウジングに
隣接して配置された後部ハウジングとを備え、 回転体及び回転駆動装置は前部ハウジング又は後部ハウ
ジングのいずれかに配置される請求項1に記載の紙幣鑑
別装置。 - 【請求項5】 後部ハウジングは前部ハウジングに対し
て着脱可能に設けられる請求項4に記載の紙幣鑑別装
置。 - 【請求項6】 紙幣が入口に挿入される前の待機状態で
は、回転体のスリットは搬送通路に整合しない状態に保
持される請求項1〜請求項5のいずれか1項に記載の紙
幣鑑別装置。 - 【請求項7】 回転体のスリット及び出口センサを通じ
て紙幣を移動した後、回転体を回転して、出口センサに
より引抜手段の存在の有無を検出する請求項1〜請求項
6のいずれか1項に記載の紙幣鑑別装置。 - 【請求項8】 出口センサにより引抜手段の存在を検出
したとき、鑑別制御回路は警報機に警報信号を発生する
請求項7に記載の紙幣鑑別装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18846497A JP3817342B2 (ja) | 1997-07-14 | 1997-07-14 | 紙幣鑑別装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18846497A JP3817342B2 (ja) | 1997-07-14 | 1997-07-14 | 紙幣鑑別装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1131250A true JPH1131250A (ja) | 1999-02-02 |
JP3817342B2 JP3817342B2 (ja) | 2006-09-06 |
Family
ID=16224181
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP18846497A Expired - Fee Related JP3817342B2 (ja) | 1997-07-14 | 1997-07-14 | 紙幣鑑別装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3817342B2 (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP2079059A1 (en) | 2005-01-12 | 2009-07-15 | Japan Cash Machine Co., Ltd. | Device for validating valuable papers |
JP2015023971A (ja) * | 2013-07-25 | 2015-02-05 | 株式会社オーイズミ | 遊技媒体識別装置 |
JP2016177585A (ja) * | 2015-03-20 | 2016-10-06 | ネッツエスアイ東洋株式会社 | 紙幣収納庫 |
JP2016212676A (ja) * | 2015-05-11 | 2016-12-15 | Necマグナスコミュニケーションズ株式会社 | 紙幣収納庫 |
JP6445722B1 (ja) * | 2018-01-25 | 2018-12-26 | 日本金銭機械株式会社 | 不正検知機構、紙葉搬送装置、及び紙葉取扱装置 |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP7083944B1 (ja) * | 2021-05-27 | 2022-06-13 | 日本金銭機械株式会社 | 不正防止機構、紙葉搬送装置、及び紙葉取扱装置 |
-
1997
- 1997-07-14 JP JP18846497A patent/JP3817342B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (12)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP2079059A1 (en) | 2005-01-12 | 2009-07-15 | Japan Cash Machine Co., Ltd. | Device for validating valuable papers |
US7789211B2 (en) | 2005-01-12 | 2010-09-07 | Japan Cash Machines Co., Ltd. | Device for validating valuable papers |
JP2015023971A (ja) * | 2013-07-25 | 2015-02-05 | 株式会社オーイズミ | 遊技媒体識別装置 |
JP2016177585A (ja) * | 2015-03-20 | 2016-10-06 | ネッツエスアイ東洋株式会社 | 紙幣収納庫 |
JP2016212676A (ja) * | 2015-05-11 | 2016-12-15 | Necマグナスコミュニケーションズ株式会社 | 紙幣収納庫 |
JP6445722B1 (ja) * | 2018-01-25 | 2018-12-26 | 日本金銭機械株式会社 | 不正検知機構、紙葉搬送装置、及び紙葉取扱装置 |
WO2019146168A1 (ja) * | 2018-01-25 | 2019-08-01 | 日本金銭機械株式会社 | 不正検知機構、紙葉搬送装置、及び紙葉取扱装置 |
TWI687900B (zh) * | 2018-01-25 | 2020-03-11 | 日商日本金錢機械股份有限公司 | 不正當行為偵測機構、紙張搬運裝置、以及紙張操作裝置 |
CN111602180A (zh) * | 2018-01-25 | 2020-08-28 | 日本金钱机械株式会社 | 不正当检测机构、纸张输送装置以及纸张处理装置 |
AU2018404713B2 (en) * | 2018-01-25 | 2021-02-11 | Japan Cash Machine Co., Ltd. | Illegal-act detecting mechanism, paper sheet transport device, and paper sheet handling device |
EP3745364A4 (en) * | 2018-01-25 | 2021-10-20 | Japan Cash Machine Co., Ltd. | FRAUD DETECTION DEVICE, SHEET OF PAPER CARRIER AND SHEET OF PAPER HANDLING DEVICE |
US11922752B2 (en) | 2018-01-25 | 2024-03-05 | Japan Cash Machine Co., Ltd. | Illegal-act detecting mechanism, paper sheet transport device, and paper sheet handling device |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3817342B2 (ja) | 2006-09-06 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
EP0471300B1 (en) | Automatic teller machine | |
US6179110B1 (en) | Bank note discriminating apparatus and bank note drawing means detecting method | |
JP2000113276A (ja) | 紙幣処理装置 | |
US5547061A (en) | Currency-identifying apparatus | |
JP3213660B2 (ja) | 紙幣識別装置 | |
JP3817342B2 (ja) | 紙幣鑑別装置 | |
US7364157B2 (en) | Compact backnote dispensing device with banknote length sensor | |
JP3739465B2 (ja) | 紙幣鑑別装置及び紙幣引抜手段検出方法 | |
KR100314307B1 (ko) | 지폐감별장치 및 지폐인출수단 검출방법 | |
JPS6327246Y2 (ja) | ||
JP2009251740A (ja) | 紙幣処理装置、紙幣取扱装置、及び蓋部材の開放検知方法 | |
WO2019146168A1 (ja) | 不正検知機構、紙葉搬送装置、及び紙葉取扱装置 | |
JP2003223665A (ja) | 紙幣識別装置 | |
JP3129031B2 (ja) | 引き抜き防止機能付き紙幣鑑別装置 | |
JP7083944B1 (ja) | 不正防止機構、紙葉搬送装置、及び紙葉取扱装置 | |
JP3393624B2 (ja) | 紙幣処理装置 | |
JP3220242B2 (ja) | 紙幣識別装置 | |
JP2558983Y2 (ja) | 紙幣取扱装置 | |
JPS62274390A (ja) | 入出金口のシヤツタ装置 | |
JP4427136B2 (ja) | 硬貨保留機構及び硬貨処理装置 | |
JPH0745813Y2 (ja) | 紙幣識別装置 | |
JPH10105768A (ja) | 紙幣識別装置 | |
JPS6035717B2 (ja) | 紙幣検定器 | |
JPH0816893A (ja) | 紙幣識別装置 | |
JPH01131985A (ja) | 紙弊識別機 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20040708 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20060525 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20060605 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20060612 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110616 Year of fee payment: 5 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110616 Year of fee payment: 5 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140616 Year of fee payment: 8 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |