JP2005122427A - 紙幣識別装置 - Google Patents

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博 小川
Kojiro Iida
幸次郎 飯田
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Abstract

【課題】幅の狭い紙幣が挿入された場合、その紙幣の幅方向の位置は定まらず識別手段は、予め定められた規定の場所の特徴を検出することができないので、幅の狭い紙幣を認識できない。
【解決手段】挿入口22あるいは通路24の少なくとも一方には、紙幣23と紙幣25の夫々を通路24の予め定められた位置へ誘導する紙幣誘導部を有している。これにより、紙幣誘導部において、幅の異なる紙幣夫々に対して幅方向の位置を規制することができるので、幅の狭い紙幣25の幅方向の位置を精度良く制限することができる。従って、幅の広い紙幣23と、狭い紙幣25とを共に識別することができる紙幣識別装置を提供することができる。
【選択図】図1

Description

本発明は、自動販売機や遊技機器において紙幣の識別に用いられる紙幣識別装置に関するものである。
以下、従来の紙幣識別装置について図面を参照しながら説明する。図9は、従来の紙幣識別装置の断面図である。図9において紙幣の挿入口1は通路2に連結されており、通路2には搬送手段3が配設されている。この例では搬送手段3はプーリと、このプーリ3aに張られたベルト3bによって構成され、この搬送手段3によって紙幣4が搬送される。また、通路2には紙幣4の識別手段として用いられる磁気センサ5と光学センサ6a,6bが配設されている。
通路2の後方には紙幣収納部への出口(図示せず)があり、識別手段5,6a,6bと出口との間には、一端が支点の周りに回動自在に支持され、他端が通路2に突出した引抜防止爪が設けられている。
以下、従来の紙幣識別装置の動作を説明する。挿入口1から紙幣4が挿入されると、入り口センサ7a,7bが紙幣を検出して制御手段(図2)に信号を送り、この制御手段(図2)が搬送手段3を駆動し、紙幣を通路2に沿って搬送する。
紙幣が通路2を搬送される間、磁気センサ5と光学センサ6a,6bが紙幣4を走査して予め定められた真券の特性と一致するか否かを調べ、不一致であれば搬送手段3を逆転させて紙幣4を挿入口1側へ返却し、一致すればさらに後方へ追加搬送する。
なお、この出願の発明に関連する先行技術文献情報としては、例えば、特許文献1が知られている。
特開昭56−16287号公報
しかしながらこのような従来の紙幣識別装置では、幅の狭い紙幣が挿入された場合、その紙幣の幅方向の位置は定まらず識別手段は、予め定められた規定の場所の特徴を検出することができないので、幅の狭い紙幣を認識できないという問題を有していた。
そこで本発明は、この問題を解決したもので、幅の広い紙幣と、狭い紙幣とを共に識別することができる紙幣識別装置を提供することを目的としたものである。
この目的を達成するために本発明の紙幣識別装置は、前記挿入口あるいは前記通路の前方の少なくとも一方には、第1の紙幣と第2の紙幣の夫々を前記通路の予め定められた位置へ誘導する紙幣誘導部を有したものである。
これにより、幅の狭い紙幣の幅方向の位置を精度良く制限することができるので、幅の広い紙幣と、狭い紙幣とを共に識別することができる。
本発明の請求項1に記載の発明は、第1の紙幣とこの第1の紙幣より幅の狭い第2の紙幣とを識別する紙幣識別装置において、前記紙幣識別装置は、前記第1の紙幣が挿入される挿入口と、この挿入口に連結して設けられた通路と、この通路に設けられた搬送手段と、前記通路の途中に設けられた識別手段と、前記通路の後方に設けられた出口とを備え、前記挿入口あるいは前記通路の前方の少なくとも一方には、前記第1の紙幣と前記第2の紙幣の夫々を前記通路の予め定められた位置へ誘導する紙幣誘導部を有した紙幣識別装置であり、これにより、紙幣誘導部において、幅の異なる紙幣夫々に対して幅方向の位置を規制することができるので、幅の狭い紙幣の幅方向の位置を精度良く制限することができる。従って、幅の広い紙幣と、狭い紙幣とを共に識別することができる紙幣識別装置を提供することができる。
請求項2に記載の発明は、紙幣誘導部は、第1の紙幣が挿入される第1の通路と、第2の紙幣が挿入される第2の通路とから構成され、前記第2の通路は、第1の通路の上方あるいは下方に並列に設けられるとともに、前記第2の通路の幅は前記第1の紙幣の幅より狭くするとともに、前記第1の通路と前記第2の通路とは少なくとも前記識別手段よりも挿入口側で交わる請求項1に記載の紙幣識別装置であり、幅の狭い第2の紙幣を通過させる第2の通路を有しているので、幅の狭い紙幣の幅方向の位置を精度良く制限することができる。従って、幅の広い紙幣と、狭い紙幣とを共に識別することができる紙幣識別装置を提供することができる。
また、第2の挿入口の幅は、第1の紙幣の幅より小さいので、第1の紙幣が誤って第2の挿入口へ挿入されることを防止することができる。
請求項3に記載の発明は、搬送手段は、第1の通路と第2の通路とが交わる交差部と識別手段との間に設けられた請求項2に記載の紙幣識別装置であり、搬送手段が交差部より後方にあるので、搬送手段は第1の紙幣と第2の紙幣の双方の紙幣を搬送することができる。従って、搬送手段はどちらの紙幣に対しても共用して使用することができるので、それぞれの通路に設ける必要が無く、低価格な紙幣識別装置を実現することができる。
請求項4に記載の発明は、第1の通路の側面に設けられるとともに、紙幣の挿入を検出する2個の入り口センサを設け、これらの入り口センサからの出力が、接続された制御手段を有し、前記2個の入り口センサ間の間隔は、第2の紙幣の幅より広くするとともに、前記制御手段は前記入り口センサの双方で紙幣挿入を検知した場合にのみ、搬送手段を駆動させる請求項2に記載の紙幣識別装置であり、入り口センサの間隔は第2の紙幣の幅よりも大きいので、たとえ第2の紙幣が第1の挿入口へ挿入されても入り口センサは働かない。従って、第2の紙幣が、第1の挿入口側から搬入されることを防止することができる。
請求項5に記載の発明は、入り口センサは、回転自在に軸支された伝達部と、この伝達部の一方にL字状に設けられるとともに前記第1の通路へ突出する感知部と、前記伝達部の他方に設けられた遮蔽板とから成り、この遮蔽板を挟んで設けられたフォトインタラプタの出力が制御手段に接続されるとともに、紙幣の挿入による伝達部の回転によって、前記フォトインタラプタからの出力をオン・オフする請求項4に記載の紙幣識別装置であり、フォトインタラプタは直接紙幣の通貨を感知せず、感知部の動作に連動した遮蔽板の動作によって紙幣の通過を検知するので、紙幣の汚れやごみなどによる紙幣通過の検出の誤動作が発生し難くなる。
請求項6に記載の発明は、2個の入り口センサは、遮蔽板の外面側を互いに対向して配置された請求項5に記載の紙幣識別装置であり、遮蔽板が互いに対向しているので、これらの対向した2枚の遮蔽板を挟むようにフォトインタラプタを挟んでやれば、1個のフォトインタラプタで2個の入り口センサを看視することができる。
請求項7に記載の発明は、第1の通路と第2の通路の夫々に入り口センサを配置した請求項2に記載の紙幣識別装置であり、夫々の通路にセンサが設けてあるので第1の紙幣と第2の紙幣のどちらの紙幣が挿入されたかを検知することができる。
請求項8に記載の発明は、第2の通路に配置した入り口センサと、第1の通路と第2の通路との交差部には設けられるとともに、前記第2の通路を遮断するように付勢された通路切替手段と、この通路切替手段に接続された駆動手段と、この駆動手段を制御する制御手段とを有し、前記制御手段は、第2の紙幣挿入時に前記駆動手段を駆動して前記通路切替手段で第2の通路を開放する請求項2に記載の紙幣識別装置であり、第2の紙幣が挿入された場合に第2の通路が開放されるので、第2の紙幣は第2の挿入口から第2の通路を介して第1の通路へ搬入される。従って、識別手段に対する位置精度を良くすることができる。
また、切替手段は第2の通路を遮蔽するように付勢されているので、第1の紙幣を搬入することができる。さらに、挿入された紙幣を返却する場合には、切替手段は第2の通路を動作させる必要は無く、塞いだ状態のままで良いので、素早く紙幣を返却することができる。
請求項9に記載の発明は、通路切替手段は、駆動手段に連結された回転支軸と、この回転支軸に設けられるとともに前記第2の通路を遮断する通路遮断部とからなる請求項8に記載の紙幣識別装置であり、通路切替手段は樹脂などによって容易に一体で成形することができる。従って、通路切替手段の構造を簡素化することができ、低価格である。また、通路切替手段は、軽量化できるので、通路切替手段の動作の応答を早くすることができ、第2の紙幣の受け入れが素早くなる。
請求項10に記載の発明は、第1の通路と第2の通路の夫々に設けられた入り口センサと、これら入り口センサの出力が接続された制御手段と、この制御手段の出力が接続された駆動手段と、この駆動手段に連結されるとともに、第1の通路あるいは第2の通路のいずれか一方に設けられた少なくとも1つの搬送手段とを有し、前記搬送手段と前記第1の通路あるいは第2の通路を挟んで対向するとともに、第1の紙幣あるいは第2の紙幣を挟んで押圧する第1のゴムローラと、この第1のゴムローラあるいは前記搬送手段のいずれか一方と第1の通路あるいは第2の通路を挟んで対向して設けられるとともに、第1の紙幣あるいは第2の紙幣を挟んで押圧する第2のゴムローラとを有し、前記第1のゴムローラと前記第2のゴムローラと前記搬送手段とは、前記第1の通路と前記第2の通路との交差部の前方に配置された請求項2に記載の紙幣識別装置であり、第2のゴムローラは搬送手段かあるいは第1のゴムローラと対向して設けられている。つまり、搬送手段あるいは第1のゴムローラのどちらか一方は第1の紙幣と第2の紙幣のどちらの紙幣搬送に対しても共用されることとなる。従って、構造が容易となるので、低価格な紙幣識別装置を実現することができる。
また、搬送手段は第1のゴムローラとが対向し、第2のゴムローラが搬送手段かあるいは第1のゴムローラと接触回転することとなるので、搬送手段は第1のゴムローラとの回転方向と、第2のゴムローラの回転方向は反対となる。従って一方の挿入口へ挿入された紙幣を搬送時には、他方からの挿入を排除することができるので、夫々の挿入口から挿入された2枚の紙幣が、第1の通路と第2の通路との交差部の後方の通路で重なって詰まることや、ジャムることを防ぐことができる。
請求項11に記載の発明は、挿入口には、通路へ連結されるとともに、第1の紙幣の幅よりも広い幅を有する第1の傾斜面と、第2の通路へ連結されるとともに、第2の紙幣の幅よりも広い幅を有した第2の傾斜面とを有した請求項2に記載の紙幣識別装置であり、第1の傾斜面と第2の傾斜面によって、第1の紙幣と第2の紙幣夫々を各通路へ誘導することができる。従って、さらに確実に紙幣の位置を規制することができる。
また、傾斜面がガイドとなるので、紙幣を通路へ挿入しやすくなる。
請求項12に記載の発明は、紙幣誘導部は、挿入口に設けられ、前記紙幣誘導部は、第1の紙幣の幅よりも広い幅を有する第1の傾斜面と、前記第1の紙幣の幅より狭い幅であるとともに第2の紙幣の幅よりも広い幅を有した第2の傾斜面とを有し、この第2の傾斜面と前記第1の傾斜面とは、異なった角度とした請求項1に記載の紙幣識別装置であり、紙幣誘導部は挿入口に設けられているので、この挿入口を取り替えるだけで、容易に幅の異なる紙幣の識別をすることができる。従って、幅の異なる他国の紙幣を識別する紙幣識別装置のために、別の紙幣識別装置を準備する必要がないので、部品在庫の管理や、製品在庫の管理などを簡素化させることができる。
請求項13に記載の発明は、通路には少なくとも3つ以上の入り口センサを有し、これらの入り口センサの最も外側に配置された2つの入り口センサ間の距離は、第2の紙幣の幅以上とした請求項11に記載の紙幣識別装置であり、入り口センサのうちの2つのセンサ間の間隔は、第2の紙幣の幅より大きいので、第2の紙幣が挿入されても紙幣が挿入されたことを検知しない。従って、搬送手段が作動しないので、誤って通路から第2の紙幣を取り込むことはない。
以上のように本発明によれば、挿入口あるいは前記第1の通路の少なくとも一方には、前記第1の紙幣と前記第2の紙幣の夫々を前記第1の通路の予め定められた位置へ誘導する紙幣誘導部を有している。これにより、紙幣誘導部において、幅の異なる紙幣夫々に対して幅方向の位置を規制することができるので、幅の狭い紙幣の幅方向の位置を精度良く制限することができる。従って、幅の広い紙幣と、狭い紙幣とを共に識別することができる紙幣識別装置を提供することができる。
(実施の形態1)
本発明は、2種類以上の幅の異なる紙幣を識別する紙幣識別装置に関するものである。
以下、本発明の実施の形態について図面を用いて説明する。図1は実施の形態1における紙幣識別装置の要部断面図である。図1において、21は金属製の筐体である。この金属製の筐体21の側面上方には、紙幣が挿入される挿入口22が設けられている。
なお、この挿入口22には、幅が70mmの幅広の紙幣23(第1の紙幣の一例として用いた)を通路24へ誘導する誘導面22a(第1の傾斜面の一例として用いた)と、幅が62mmの狭い幅の紙幣25(第2の紙幣の一例として用いた)を通路26(第2の通路の一例として用いた)へ誘導する誘導面22bとを有している。
なお、通路24の幅は、72mmとし、通路26の幅は63mmとしている。また、これら誘導面22a,22bに対向した面22c,22dと、誘導面22a,22bとは通路24あるいは通路26に向かってその幅が小さくなる方向へ傾斜をしている。
そして、通路24の上面には、紙幣23の挿入を検知する入り口センサ27が設けられ、通路26の上面には、紙幣25の挿入を検知する入り口センサ28が設けられている。29は、通路24と通路26との間に設けられた駆動ローラ(駆動手段の一例として用いた)であり、この駆動ローラ29は通路24に設けられたローラ30(第1のゴムローラあるいは第2のゴムローラの一例として用いた)及び、通路26に設けられたローラ31(第1のゴムローラあるいは第2のゴムローラの一例として用いた)との双方に対向して設けられる。なお、これら駆動ローラ29とローラ30によって、紙幣23を挟んで押圧することで、紙幣23を搬送する。また、駆動ローラ29とローラ31とによって、紙幣25を挟んで押圧することで、紙幣25を搬送する。
24aは、通路24における通路26との交差部であり、24bはこの交差部24aの後方に連結して設けられた通路24の共通通路部である。また32は、共通通路部24bに沿って紙幣25を出口(図示せず)を介して収納部(図示せず)へ搬送する搬送手段であり、ここでは2つのプーリ32a(一方は図示せず)と、このプーリ32aに掛けられたベルト32b及び、プーリ32aとの間に紙幣23あるいは紙幣25を挟むように配置されたローラ32cとから構成されている。
33は、搬送手段32の出口側に設けられた紙幣の識別手段である。この識別手段33は、通路24bの一方の壁面に設けられた表面実装型の発光ダイオード33aと、この発光ダイオード33aと通路24bを隔てて対向した位置に、受光素子として表面実装型のフォトダイオード33bが装着されている。なお、本実施の形態1においては、さらに発光ダイオードと同じ側の壁面の上方に磁気センサも配置している。
図2は、本実施の形態1における紙幣識別装置の回路ブロック図である。図2において、図1と同じものについては同じ番号を付し、その説明は簡略化している。41は、制御手段であり、入り口センサ27,28の出力が供給され、紙幣23あるいは紙幣25が挿入されたことを検出するものである。また、この制御手段41の入力には、発光ダイオード33aの入力も接続されている。
次に、搬送手段32のプーリ32aはモータ42により駆動される。そして、このモータ42は、制御手段41からモータ駆動回路43を介して駆動される。なお、44は、モータ42に連結してモータ42の回転を検知するための同期パルス発生手段であり、制御手段41に接続されている。
次に、フォトダイオード33bの出力信号は、入力信号の強さに対して対数の関係で出力される対数増幅回路45に接続され、この対数増幅回路45の出力はリニア増幅回路46と、AD変換手段47とをこの順に介して制御手段41に接続される。また、対数増幅回路45の基準電流はDA変換手段48を介して制御手段41から供給されている。なお、制御手段41としては多数の入出力ポートを有する1チップマイコンが使用されることが一般的である。
次に、このように構成された本発明の実施の形態1における紙幣識別装置の動作を説明する。まず、入り口センサ27あるいは入り口センサ28が、紙幣23あるいは紙幣25の挿入を検知すると、制御手段41はモータ42を起動して搬送手段32,29を駆動し、紙幣23や紙幣25を引き込む。
搬送手段32が搬送する紙幣23あるいは25に対し、識別手段33で情報を検出する。そして、制御手段41が検出したデータと、基準値格納手段49に予め格納された真券と判定すべき値とを比較することで、紙幣の真偽判定を行っている。
ここで、通路24側の入り口センサ27は、紙幣23の挿入のみを検知する構成としておくことが重要である。そこで以下に本実施の形態1における入り口センサ27について図面を用いて詳細に説明する。
図3は、入り口センサ27の断面図である。図4(a)は、紙幣23が未挿入状態の入り口センサの動作説明図であり、図4(b)は、紙幣23が挿入状態の入り口センサの動作説明図である。図3、図4(a)、図4(b)において、図1と同じものについては、同じ番号を付し、その説明は簡略化する。
図3、図4(a)、図4(b)において、入り口センサ27は、入り口センサ27a,27bとで構成され、共に回転軸51によって回転自在に軸支された伝達部52と、この伝達部52の一方の端にL字状に設けられた感知部53a,53bと、伝達部52a,52bの他方の端に設けられた遮蔽板54a,54bとから成り、これらの遮蔽板54a,54bの外面側54cと54dが互いに対向するように配置されている。そして、これら2組の遮蔽板54a,54bの内面側54eと54fを挟むようにフォトインタラプタ55が設けられ、このフォトインタラプタ55の出力は制御手段41へ接続されている。。なお、この場合2組の入り口センサ27aと入り口センサ27bの伝達部52aと52bとの中心軸は一直線上となるように配置される。
次に図4(a)、図4(b)を用いて入り口センサ27a,27bの動作について説明する。図4(a)は、紙幣23が未挿入の状態であり、感知部53a,53bが共に通路24へ突出した状態となる。ここで、本実施の形態1においては、フォトインタラプタ55は発光ダイオードと受光素子によって構成され、この状態では遮蔽板54a,54bによってフォトインタラプタ55が遮られる。
次に紙幣23が挿入されると、紙幣23によって感知部53a,53bが回転軸51を中心に回転し、通路24から退避する。この感知部53a,53bの動作によって遮蔽板54a,54bも回転し、フォトインタラプタ55の受光素子は、フォトインタラプタ55の発光ダイオードの光を受光することとなる。従って、通路24へ紙幣23が挿入されたことを検知することができる。
なお、ここで、幅の狭い紙幣25が誤って通路24へ挿入された場合に、この入り口センサ27が紙幣25の挿入を検知しないようにすることが必要である。そこで、本実施の形態1においては、感知部53aと53bの幅寸法56を紙幣25の幅よりも大きくしている。つまり、この幅寸法56を紙幣25の幅より広くすることで、幅の狭い紙幣25は、双方の感知部53aと53bとを共に押し下げることはなくなる。
つまり、紙幣25が通路24へ挿入されたような場合において、入り口センサ27a,27bのいずれか一方が紙幣25の挿入を検知したとしても、検知した側の遮蔽板のみが回転するだけであるので、依然としてフォトインタラプタ55の光軸は遮られたままとなる。一方、幅の広い紙幣23によって、感知部53aと53bの双方が紙幣挿入を検知した場合、双方の感知部53a,53bが回転し、フォトインタラプタ55の光軸が開放された状態となる。フォトインタラプタ55は、光軸が開放されたことを検知すると、制御手段41へ通路24に紙幣23が挿入されたことを検知した旨の信号を出力する。なお、本実施の形態1において、幅寸法56は63mmとしている。
そしてこの信号を受け取った制御手段41は、モータ42を回転させ、駆動ローラ29と搬送手段32とを動作させ、紙幣23を搬入する。この場合、駆動ローラ29は、A方向(図1)に回転させる。これによって、通路26側においては、紙幣23を排出する方向に回転し、通路24側で紙幣23を搬送中は、新たな紙幣25が通路26へ搬入されることを防ぐことができる。なお、制御手段41は、識別手段33によって紙幣の識別が完了するまでの間は、入り口センサ27から紙幣の挿入があった旨の信号を無視する。
以上の構成によって、通路24から幅の広い紙幣23のみが挿入され、幅の狭い紙幣25は通路26側から搬入されることとなる。従って、幅の異なる夫々の紙幣23,25に対し通路を専用化することで、紙幣の幅方向の位置を規制することができるので、紙幣23,25の双方に対して幅方向の位置を精度良く制限することができる。従って、幅の広い紙幣と、狭い紙幣とを共に識別することができる紙幣識別装置を提供することができる。
また、本実施の形態1においては、駆動ローラ29とゴムローラ30,31とが交差部24aより挿入口22側に設けられているので、紙幣はこの駆動ローラ29の回転によってのみ共通通路24bへ搬送される。従って、誤って一度に双方の通路へ紙幣を挿入しても、一方の紙幣のみを受け付けることができる。
さらに、交差部24aに、通路切替手段50(図2)を設け、入り口センサが検知した側の通路が開放となるようにしてやれば、確実に一方に挿入された紙幣のみを受付することができる。この場合、通路切替手段50は、樹脂製の回転支軸と、この回転支軸と一体に成形された通路遮蔽部とから構成されている。そして、通路遮蔽部は、通常は通路26を塞ぐ方向に付勢して保持されており、入り口センサ28が紙幣25の挿入を検知した場合に、回転支軸を中心に回転して、通路26を開放する。
なお、この通路切替手段50は樹脂成型などで一体に作成することができるので、低価格に実現できるとともに、通路切替手段50を軽量化することができる。また、軽量化することにより、通路切替手段50の応答を早くすることができ、紙幣の受け入れが素早くなる。
また、紙幣23あるいは紙幣25を挿入口22へ返却する場合は、通路切替手段50は通路26を塞ぐ方向のままとしておく。通路24の幅は広いので、紙幣23,25のどちらの紙幣も挿入口22より返却することができる。また、通路26の幅は、紙幣23の幅よりも狭くしているので、通路26へ紙幣23が挿入されることはない。
(実施の形態2)
図5は、本実施の形態2における紙幣識別装置の断面図であり、図6は同正面図である。図5、図6において図1と同じものについては、同じ番号を付し、その説明を簡略化してある。
61は、筐体21の側面上方に設けられた挿入口である。この挿入口61には紙幣23の幅よりも広い幅を有した傾斜面61aを設け、この傾斜面61aの下方に、紙幣25の幅よりも広く、かつ紙幣23の幅よりも狭い幅を有した傾斜面61bが設けられている。なお、傾斜面61aは下方へ傾斜しており、この傾斜面61aとこの傾斜面61aの裏面61cとの傾斜角度を、略同一とすることで、紙幣25を挿入し易くなる。
なお、傾斜面61aと対向した傾斜面61dとは手前から奥方向へ向かって高さが狭くなる角度で配置されている。また、傾斜面61bと傾斜面61cとも手前から奥方向へ向かって高さが狭くなる角度で配置されている。これによって、紙幣23あるいは紙幣25を通路24,26へ挿入し易くなる。
ここで挿入口61の傾斜面61aと61cとの間の壁62の先端62aを通路24に突出させることによって、通路26を形成している。
なお、本実施の形態2においては、入り口センサ28は、通路24と通路26の交差部24aに、通路26の下面から上方に向けて、通路26と通路24の双方を横断するように設けている。一方、本実施の形態2において、入り口センサ27は、共通通路部24bに2個設けられており、それらの入り口センサ27bの間隔は紙幣25の幅よりも広くしている。
従って、本実施の形態2において、傾斜面61bに沿って挿入された紙幣25は、入り口センサ28によって検知されることとなる。一方、傾斜面61aに沿って、通路24へ挿入された紙幣23は、入り口センサ27,28の双方で検知される。以上の構成によって、紙幣25は、傾斜面61bに沿って通路に挿入された場合にのみ搬入され、誤って通路24側へ挿入されても検知しないので、その紙幣25が通路24側から搬入されてしまうことはない。
(実施の形態3)
図7は、本実施の形態3における紙幣識別装置の断面図であり、図8は、その正面図である。図7、図8において図6、図7と同じものについては、同じ番号を付し、その説明を簡略化してある。
71は、筐体21の側面上方に設けられた挿入口である。この挿入口71には紙幣23の幅よりも広い幅を有した傾斜面71aと、紙幣25の幅よりも広く、かつ紙幣23の幅よりも狭い幅を有した傾斜面71bが設けられている。なお、傾斜面71a,71bは、ともに下方へ傾斜し、これら傾斜面71a,71bの先端は、通路72へ連絡されている。この通路72は、その入り口がTの字状であり、幅広通路部72aの幅は、紙幣23の幅よりも広く、幅細通路部72bの幅は、紙幣25の幅より狭くしている。なお、本実施の形態3における幅広通路部の幅は、72mmであり、幅細通路部の幅は、63mmとしている。
なお、本実施の形態3においては、入り口センサ73は、幅細通路部72bの下面から上方に向けて、幅広通路部72aと幅細通路部72bとの双方を横断するように設けている。一方、入り口センサ74は、共通通路72に2個設けられており、それらの入り口センサ72の間隔75は、紙幣25の幅よりも広くしている。
従って、本実施の形態3において、傾斜面71bに沿って幅細通路72bへ挿入された紙幣25は、入り口センサ73によって検知されることとなる。一方、傾斜面71aに沿って、幅広通路72aへ挿入された紙幣23は、入り口センサ73,74の双方で検知される。以上の構成によって、紙幣25は、傾斜面61bに沿って通路に挿入された場合にのみ搬入され、誤って通路24側へ挿入されても検知しないので、その紙幣25が通路24側から搬入されてしまうことはない。従って、夫々の紙幣23,25が挿入される位置の精度を良くすることができるので、安定した識別が可能となる。
本発明にかかる紙幣識別装置は、幅の広い紙幣と、狭い紙幣とを共に識別することができるという効果を有し、特に自動販売機や遊技機器等における紙幣の識別に用いる紙幣識別装置等に対して利用すると有用である。
本発明の実施の形態1における紙幣識別装置の断面図 同、ブロック図 同、入り口センサの前方からの断面図 (a)同、紙幣未挿入時の側面から見た断面図、(b)同、紙幣挿入時の側面から見た断面図 同、実施の形態2における紙幣識別装置の断面図 同、正面図 同、実施の形態3における断面図 同、正面図 従来の紙幣識別装置の断面図
符号の説明
22 挿入口
23 紙幣
24 通路
25 紙幣
26 通路
32 搬送手段
33 識別手段

Claims (13)

  1. 第1の紙幣とこの第1の紙幣より幅の狭い第2の紙幣とを識別する紙幣識別装置において、前記紙幣識別装置は、前記第1の紙幣が挿入される挿入口と、この挿入口に連結して設けられた通路と、この通路に設けられた搬送手段と、前記通路の途中に設けられた識別手段と、前記通路の後方に設けられた出口とを備え、前記挿入口あるいは前記通路の前方の少なくとも一方には、前記第1の紙幣と前記第2の紙幣の夫々を前記通路の予め定められた位置へ誘導する紙幣誘導部を有した紙幣識別装置。
  2. 紙幣誘導部は、第1の紙幣が挿入される第1の通路と、第2の紙幣が挿入される第2の通路とから構成され、前記第2の通路は、第1の通路の上方あるいは下方に並列に設けられるとともに、前記第2の通路の幅は前記第1の紙幣の幅より狭くするとともに、前記第1の通路と前記第2の通路とは少なくとも前記識別手段よりも挿入口側で交わる請求項1に記載の紙幣識別装置。
  3. 搬送手段は、第1の通路と第2の通路とが交わる交差部と識別手段との間に設けられた請求項2に記載の紙幣識別装置。
  4. 第1の通路の側面に設けられるとともに、紙幣の挿入を検出する2個の入り口センサを設け、これらの入り口センサからの出力が、接続された制御手段を有し、前記2個の入り口センサ間の間隔は、第2の紙幣の幅より広くするとともに、前記制御手段は前記入り口センサの双方で紙幣挿入を検知した場合にのみ、搬送手段を駆動させる請求項2に記載の紙幣識別装置。
  5. 入り口センサは、回転自在に軸支された伝達部と、この伝達部の一方にL字状に設けられるとともに前記第1の通路へ突出する感知部と、前記伝達部の他方に設けられた遮蔽板とから成り、この遮蔽板を挟んで設けられたフォトインタラプタの出力が制御手段に接続されるとともに、紙幣の挿入による伝達部の回転によって、前記フォトインタラプタからの出力をオン・オフする請求項4に記載の紙幣識別装置。
  6. 2個の入り口センサは、遮蔽板の外面側を互いに対向して配置された請求項5に記載の紙幣識別装置。
  7. 第1の通路と第2の通路の夫々に入り口センサを配置した請求項2に記載の紙幣識別装置。
  8. 第2の通路に配置した入り口センサと、第1の通路と第2の通路との交差部には設けられるとともに、前記第2の通路を遮断するように付勢された通路切替手段と、この通路切替手段に接続された駆動手段と、この駆動手段を制御する制御手段とを有し、前記制御手段は、第2の紙幣挿入時に前記駆動手段を駆動して前記通路切替手段で第2の通路を開放する請求項2に記載の紙幣識別装置。
  9. 通路切替手段は、駆動手段に連結された回転支軸と、この回転支軸に設けられるとともに前記第2の通路を遮断する通路遮断部とからなる請求項8に記載の紙幣識別装置。
  10. 第1の通路と第2の通路の夫々に設けられた入り口センサと、これら入り口センサの出力が接続された制御手段と、この制御手段の出力が接続された駆動手段と、この駆動手段に連結されるとともに、第1の通路あるいは第2の通路のいずれか一方に設けられた少なくとも1つの搬送手段とを有し、前記搬送手段と前記第1の通路あるいは第2の通路を挟んで対向するとともに、第1の紙幣あるいは第2の紙幣を挟んで押圧する第1のゴムローラと、この第1のゴムローラあるいは前記搬送手段のいずれか一方と第1の通路あるいは第2の通路を挟んで対向して設けられるとともに、第1の紙幣あるいは第2の紙幣を挟んで押圧する第2のゴムローラとを有し、前記第1のゴムローラと前記第2のゴムローラと前記搬送手段とは、前記第1の通路と前記第2の通路との交差部の前方に配置された請求項2に記載の紙幣識別装置。
  11. 挿入口には、通路へ連結されるとともに、第1の紙幣の幅よりも広い幅を有する第1の傾斜面と、第2の通路へ連結されるとともに、第2の紙幣の幅よりも広い幅を有した第2の傾斜面とを有した請求項2に記載の紙幣識別装置。
  12. 紙幣誘導部は、挿入口に設けられ、前記紙幣誘導部は、第1の紙幣の幅よりも広い幅を有する第1の傾斜面と、前記第1の紙幣の幅より狭い幅であるとともに第2の紙幣の幅よりも広い幅を有した第2の傾斜面とを有し、この第2の傾斜面と前記第1の傾斜面とは、異なった角度とした請求項1に記載の紙幣識別装置。
  13. 通路には少なくとも3つ以上の入り口センサを有し、これらの入り口センサの最も外側に配置された2つの入り口センサ間の距離は、第2の紙幣の幅以上とした請求項11に記載の紙幣識別装置。
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