JP2005128004A - 記録材判別装置および画像形成装置並びにその方法 - Google Patents

記録材判別装置および画像形成装置並びにその方法 Download PDF

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Abstract

【課題】 記録材の種類を判別することでユーザビリティの向上を図りつつ、様々な種類の記録材においても最適な定着処理条件で定着等を行うこと。
【解決手段】 映像読取センサ123は、反射用LED301、記録材304に対して反対側に設置された透過光量検出用のLED303、CMOSエリアセンサ211、および結像レンズ1113を備える。反射用LED301を光源とする光は、記録材304の表面に向けて照射され、記録材304からの反射光は、レンズ303を介し集光されてCMOSエリアセンサ211に結像する。LED301は、LED光が記録材304表面に対し、所定の角度をもって斜めより光を照射させるよう配置されている。
【選択図】 図3

Description

本発明は、記録材判別装置および画像形成装置並びにその方法に関し、より詳細には、記録材の表面からの反射光および記録材の透過光量を検出してその種類を判別する記録材判別装置および画像形成装置並びにその方法に関する。
複写機、レーザープリンタ等の画像形成装置は、記録材に現像部により現像された像を転写して所定の定着処理条件において加熱及び加圧することにより上記現像剤像を定着させる。この所定の定着条件は、記録材の材質、厚さ、または表面処理などによって大きく異なるため、複数の種類の記録材を使用する際は、記録材の種類に応じたきめ細かな設定が必要である。
従来、かかる画像形成装置においては、例えば、画像形成装置本体に設けられた操作パネル等を用いて記録材のサイズや種類(記録材が紙の場合は紙種)をユーザに設定させ、その設定に応じて定着処理条件(例えば、定着温度や定着装置を通過する記録材の搬送速度)を変更していた。近年ではさらに画像形成装置内部に記録材を判別するセンサを用いて記録材の種類を自動的に判別し、判別された種類に対応して現像条件、転写条件あるいは定着条件を可変制御する技術が提案されている。
このような自動的に記録材の種類を検出する技術には、例えば、記録材の表面画像をCCDセンサによって撮像し、この情報をフラクタル次元情報に変換して記録材の表面平滑度を検出する方式、記録材の表面画像をCCDセンサ若しくはCMOSエリアセンサによって撮像しその光の大小関係から記録材の粗度を検出し表面平滑度から紙種を判別する方法、または記録材端部に出来る影の長さから記録材の厚みを検出する方法が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
さらに、記録材を透過させた光の光量を測定することにより、その光量の大小に基づいて記録材の材厚を判定し、定着条件等を変更する技術が提案されている(例えば、特許文献2参照)。
特開2002−182518号公報 特開2003−186264号公報
しかしながら、上記の記録材の表面平滑度を検出する方法では、同様の表面平滑度をもつが紙繊維の圧縮状態が異なる記録材、例えば普通紙と厚紙とを判定しようとすると、正しく判定することができない場合がある。このような場合、現像条件、定着条件、転写条件をその記録紙に適した設定にできないため、定着性が悪くなるといった課題がある。
一方、上記の記録材の材厚を判定する方法では、記録材表面の平滑度が分からないことから、グロス紙等は普通紙に比べ光を通しにくいことから材厚が同様の厚さでも厚めに判定されてしまうため適切な条件の設定ができない。
さらに、近年では記録材の種類が多様になっているにも拘らず、印字品質に対する要求はより高くなっているため、多種多様な記録材を正確に判別することが要求されている。
本発明は、このような問題に鑑みて為されたものであり、様々な種類の記録材を自動判別するとともに、適切な条件において画像形成を行う記録材判別装置および画像形成装置並びにその方法を提供することを目的とする。
このような目的を達成するため、本発明の記録材判別装置は、記録材の表面から反射する反射光を読み取ることにより記録材表面の映像を得る映像読取装置を含み、映像読取装置によって得られた記録材表面の映像を用いて記録材の第1の属性を判定する反射光判定ユニットと、記録材を透過する透過光を用いて記録材の第2の属性を判定する透過光判定ユニットと、第1の属性と第2の属性とに基づいて記録材の種類を判別する判別ユニットとを備えたことを特徴とする。
また、本発明の記録材判別方法は、映像読取装置によって、記録材の表面から反射する反射光を読み取ることにより記録材表面の映像を得て、得られた記録材表面の映像を用いて記録材の第1の属性を判定する反射光判定ステップと、記録材を透過する透過光を用いて記録材の第2の属性を判定する透過光判定ステップと、第1の属性と第2の属性とに基づいて記録材の種類を判別する判別ステップとを備えたことを特徴とする。
さらに、本発明の画像形成装置は、潜像を担持する潜像担持体と、潜像担持体に現像剤を付与することにより潜像を現像剤像として可視化する現像部と、所定方向に搬送される記録材に現像部による現像剤像を転写する転写部と、転写部によって現像剤像を転写された記録材を所定の定着処理条件において加熱および加圧することにより現像剤像を記録材に定着させる定着装置とを備えた画像形成装置において、記録材の表面から反射する反射光を読み取ることにより記録材表面の映像を得る映像読取装置を含み、転写部による転写の前に映像読取装置によって得られた記録材表面の映像を用いて記録材の第1の属性を判定する反射光判定ユニットと、記録材を透過する透過光を用いて、記録材の第2の属性を判定する透過光判定ユニットと、定着装置によって、転写部による転写の前に得られた第1の属性と第2の属性とに基づいて記録材の種類を判別し、判別された種類に対応する定着処理条件により現像剤像を記録材に定着させる制御部とを備えたことを特徴とする。
また、本発明の画像形成装置は、潜像を担持する潜像担持体と、潜像担持体に現像剤を付与する現像部と、記録材に現像剤像を転写する転写部と、加熱および加圧することにより現像剤像を記録材に定着させる定着装置と、現像部に潜像を現像剤像として可視化させ、転写部に所定方向に搬送させた記録材に可視化された像を転写させ、定着装置に転写された記録材を所定の定着処理条件において定着させ、定着された記録材を排出する制御部を備えた画像形成装置において、記録材の表面から反射する反射光を得るため記録材に所定の光を照射する第1の照射部材と、記録材を透過する透過光を得るため記録材に所定の光を照射する第2の照射部材と、記録材からの反射光または透過光を受光して映像として読み取り、および光量を検出する読取装置と、を備え、制御部は、転写部で転写させる前に、第1の照射部材と第2の照射部材とに記録材へ光を照射させ、読取装置に第1の照射部材により得られた反射光を映像として読み取らせ、および第2の照射部材により得られた透過光の光量を検出させて、映像と透過光の光量とに基づいて記録材の種類を判別し、判別された種類に対応する定着処理条件により現像剤像を記録材に定着させることを特徴とする。
さらに、本発明の記録材判別装置は、記録材の表面から反射する反射光を読み取って記録材の第1の属性を判定する反射光判定ユニットと、記録材を透過する透過光を読み取って記録材の第2の属性を判定する透過光判定ユニットと、記録材の種類を判別する判別ユニットとを備え、判別ユニットは、透過光判定ユニットの判定結果に基づいて、透過光判定ユニットと反射光判定ユニットとを用いて記録材の種類を判別するか、透過光判定ユニットを用いないで反射光判定ユニットを用いて記録材の種類を判別するかを決定することを特徴とする。
また、本発明の記録材判別方法は、記録材の表面から反射する反射光を読み取って記録材の第1の属性を判定する反射光判定ユニットと、記録材を透過する透過光を読み取って記録材の第2の属性を判定する透過光判定ユニットとを備えた記録材判別装置の制御方法であって、透過光判定ユニットによって、記録材の種類を判定する判定ステップと、判別ステップの判別結果に基づいて、反射光判定ユニットと透過光判定ユニットとを用いて記録材の種類を判別する第1の判別方法と、透過光判定ユニットを用いないで反射光判定ユニットを用いて記録材の種類を判別する第2の判別方法とを選択する選択ステップとを備えたことを特徴とする。
さらに、本発明の画像形成装置は、潜像を担持する潜像担持体と、潜像を現像する現像部と、記録材に現像剤像を転写する転写部と、転写部によって転写された記録材上の現像剤像を定着させる定着装置とを備えた画像形成装置において、記録材の表面から反射する反射光を読み取って、転写部による転写の前に記録材の第1の属性を判定する反射光判定ユニットと、記録材を透過する透過光を読み取って、記録材の第2の属性を判定する透過光判定ユニットと、記録材の種類を判別する判別ユニットとを備え、判別ユニットは、透過光判定ユニットの判定結果に基づいて、透過光判定ユニットと反射光判定ユニットとを用いて記録材の種類を判別するか、透過光判定ユニットを用いないで反射光判定ユニットを用いて記録材の種類を判別するかを決定することを特徴とする。
また、本発明の記録材判別装置は、記録材の表面から反射する反射光を得るため記録材に所定の光を照射する第1の照射部材と、記録材を透過する透過光を得るため記録材に所定の光を照射する第2の照射部材と、記録材からの反射光または透過光を読み取る読み取り装置と、第1の照射部材と第2の照射部材とに記録材へ光を照射させ、読み取り装置の読み取り結果に基づいて記録材の種類を判別する判別ユニットとを備え、判別ユニットは、記録材が所定の記録材であるかどうかによって、第1の照射部材と第2の照射部材を用いて記録材の種類を判別するか、第2の照射部材を用いないで第1の照射部材を用いて記録材の種類を判別するかを決定することを特徴とする。
本発明によれば、記録材の表面から反射する反射光を読み取ることにより記録材表面の映像を得る映像読取装置を含み、映像読取装置によって得られた記録材表面の映像を用いて記録材の第1の属性を判定する反射光判定部と、記録材を透過する透過光を用いて記録材の第2の属性を判定する透過光判定部とを備え、第1の属性と第2の属性とに基づいて記録材の種類を判別するため、記録材の種類を正確に判別することができるのでユーザビリティの向上を図りつつ、様々な種類の記録材においても最適な定着処理条件で定着等を行って良好な定着画像を得ることができる。
本発明の記録材判別装置およびその方法は、図1に示すような一般的な画像形成装置で用いられる。図1において、画像形成装置101は、用紙カセット102、給紙ローラ103、転写ベルト駆動ローラ104、転写ベルト105、イエロー、マゼンタ、シアン、ブラックの各感光ドラム106〜109、各色用の転写ローラ110〜113、イエロー、マゼンタ、シアン、ブラックの各カートリッジ114〜117、イエロー、マゼンタ、シアン、ブラックの各光学ユニット118〜121、および定着ユニット122、用紙カセット内の用紙の有無を検知する紙有無センサ118、用紙を搬送するための搬送ローラ225を備えている。
画像形成装置101は、一般に電子写真プロセスを用い記録材上にイエロー、マゼンタ、シアン、ブラックの画像を重ねて転写し、定着ローラを含む定着ユニット122によって転写されたトナー画像を温度制御することにより熱定着させるが、これに限られない。また、各色の光学ユニット118〜121は、各感光ドラム106〜109の表面をレーザビームによって露光走査して潜像を形成するよう構成され、これら一連の画像形成動作は搬送される記録材上のあらかじめ決まった位置から画像が転写されるよう同期がとられる。
さらに、画像形成装置101は、記録材である記録紙を給紙および搬送する給紙モータを備え、給紙された記録紙は、転写ベルト104から定着ユニット122へと搬送されながらその表面上に所望の像を形成する。
画像読み取りセンサ123は、後述するが、CMOSエリアセンサ、反射用LED、などから構成されており、記録紙が転写ベルトまで搬送される前に配置され、搬送されてきた記録材は表面に光を照射され、その反射光は集光され結像されて、上記CMOSエリアセンサによって、記録材表面の特定エリアの画像が読み出される。
以下に図2を参照すると、画像形成装置101のコントローラである制御CPU210は、定着ユニット122に対して低電圧電源222を介して所定の電力を供給することよって所望の熱量を発生させて記録材に与えることによって、記録材上のトナー画像を融着し定着させる。
次に、図2を参照して、本発明の記録材判別装置およびその方法を用いる画像形成装置の一実施形態の制御CPUの動作について説明する。図2は、制御CPU210が制御する各ユニットの構成を示す図である。図2において、CPU210は、CMOSエリアセンサ211、並びに、ポリゴンミラー、モータおよびレーザ発光素子などを含む各色用の光学ユニット212〜215に、ASIC223を介して接続されており、感光ドラム面上にレーザを走査することにより所望の潜像を描くため、ASICに対して制御信号を出力することによって光学ユニットの制御を行う。同様に、CPU210は、記録材を搬送するために給紙ローラ103及び搬送ローラ225を駆動するための給紙モータ216、記録材を給紙する給紙ローラの駆動開始時にオンして給紙ローラ103を駆動させるための給紙ソレノイド217、記録材を保持するカセット102が所定位置にセットされているか否かを検知する紙有無センサ218、電子写真プロセスに必要な1次帯電、現像、1次転写、2次転写バイアスを制御する高電圧電源219、感光ドラムおよび転写ローラを駆動するドラム駆動モータ220、転写ベルトおよび定着ユニットのローラを駆動するためのベルト駆動モータ221、並びに定着ユニット122および低電圧電源ユニット222を制御する。さらに、制御CPU210は、定着ユニット122に設けられたサーミスタ(図示せず)により温度をモニタし、定着温度を一定に保つ制御を行う。
また、制御CPU210は、バス等(図示せず)を介してメモリ224に接続されており、メモリ224には、以上の制御および本明細書に記載される各実施形態において制御CPU210が行う処理のすべてまたは一部を実行するためのプログラムおよびデータが格納される。すなわち、制御CPU210は、メモリ224に格納されたプログラムおよびデータを用いて本発明の各実施形態の動作を実行する。
ASIC223は、制御CPU210の指示に基づいてCMOSエリアセンサ211および光学ユニット212〜215内部のモータ速度制御、給紙モータの速度制御を行う。モータの速度制御は、モータ(図示せず)からのタック信号(モータが回転されるごとにモータから出力されるパルス信号)を検出して、タック信号の間隔が所定の時間となるようモータに対し加速または減速信号を出力して行う。このように、制御回路は ASIC 223のハードウエアによる回路で構成したほうが、CPU210の制御負荷の低減が図れるメリットがある。
制御CPU210は、ホストコンピュータ(図示せず)から指示されたプリントコマンドを受信すると、紙有無センサ218によって記録材の有無を判断し、記録材が有る場合は、給紙モータ216、ドラム駆動モータ220、およびベルト駆動モータ221を駆動するとともに、給紙ソレノイド217を駆動して記録材を所定位置まで搬送する。
記録材がCMOSエリアセンサ211を含む画像読み取りセンサ123の位置まで搬送されると、制御CPUは給紙モータ216などを制御して記録材を一時停止させる。そして、制御CPU210はASIC 223に対してCMOSエリアセンサ211に撮像を行わせるための指示信号を出力する、その信号指示に基づいてCMOSエリアセンサ211は記録材の表面画像を撮像する。このときASIC 223は、Sl_selectをアクティブとした後、所定のタイミングで所定のパルスのSYSCLKを出力して、CMOSエリアセンサ211からSl_outを経由し出力される撮像データを取り込む。
一方、CMOSエリアセンサ211のゲイン設定は、あらかじめ制御CPU210が取り決めた値をASIC 223内部のレジスタにセットすることによって、ASIC 223がSl_selectをアクティブとした後、所定のタイミングで所定のパルスのSYSCLKを出力させて、CMOSエリアセンサ211に対し、Sl_inを経由してゲインを設定する。
ASIC 223は、以下に説明する本発明の記録材判別装置およびその方法を実現するための回路702を備え、記録材の属性を判別するため後述する演算の演算結果は、制御回路702内部のレジスタAおよびレジスタBに格納される。そして、CPU 210は、制御回路702内部のレジスタAおよびレジスタBに格納された演算結果を読み込み、給紙された記録材の種類を判別し、その結果に応じて画像形成条件を変更するよう制御する。なお、記録材の種類の判別が終了すれば、一時停止していた記録材の搬送が再開されて画像形成が開始される。
CPU210が実行する各種の画像形成条件の制御としては、以下のようなものが挙げられる。
例えば、CPU210は、記録材の種類が普通紙よりも光沢度の高いグロス紙の場合は、普通紙よりも現像バイアスを上げ(感光ドラムの表面電位に対する電位差を大きくし)、記録材の表面に付着するトナー量を増加させて記録材上の画像の光沢度を増加させる制御を行う。これは、グロス紙を用いてプリントする場合、記録材上の画像の光沢度を高くすることが望まれているからである。なお、現像バイアス(電圧)とは、図1に示すようにCPU210の指示に基づいて、高電圧電源219から現像ローラに印加される電圧をいう。
また、CPU 210は、給紙された記録材の種類に応じて定着ユニット222の定着温度(定着ユニット222内の不図示のヒータが維持すべき目標温度)を変更するよう制御する。普通紙よりも厚みがある厚紙の場合、厚紙は普通紙より熱容量が大きいため普通紙と同じ定着温度にて厚紙にトナー像を定着させようとしても定着性が悪くなってしまうという問題がある。そこで、CPU210は、記録材が厚紙であると判別した場合、普通紙における定着温度よりも高い定着温度として、厚紙に対するトナーの定着性を良くするよう制御する。
さらに、CPU 210は、給紙された記録材の種類を判別し、その結果に応じて記録材の搬送速度を変更するように制御する。搬送速度の制御は、速度を実際に制御しているASIC223の速度制御レジスタ値をCPU 210によって設定しなおすことによって実現する。具体的には、記録材の種類が普通紙よりも厚みがある厚紙の場合、厚紙は普通紙より熱容量が大きいため普通紙と同じ搬送速度にて厚紙にトナー像を定着させようとしても定着性が悪くなってしまうという問題がある。そこで、CPU210は記録材の種類が厚紙であると判別した場合は、単位時間あたりに厚紙に供給される熱量が大きくなるように、記録材の搬送速度を普通紙を通紙する場合の搬送速度よりも遅く設定する。
また、坪量が異なる記録材に対し定着温度条件を変え、例えば、比較的厚みのある記録材では、熱容量が大きいので定着温度を高めに制御し、一方、比較的厚みが少ない、つまり熱容量が小さい記録材は、定着温度を低めにして定着することもできる。または、記録材の坪量によって記録材搬送速度を変えて制御することもできる。
さらに、OHTあるいはグロス紙などの場合、これらを判別して定着温度を高く設定して、記録材の表面に付着するトナーの定着性を上げ、グロスを高めて画質の向上を図ることもできる。
このように本実施形態では、CMOSエリアセンサによって撮像した記録材の表面画像から、ASICによるハード回路により演算を行い、その結果からCPUは、高電圧電源の現像バイアス条件、若しくは定着ユニットの定着温度、または記録材の搬送速度を変更するように制御することができる。
[第1実施形態]
次に、本願発明の一実施形態による記録材判別装置について説明する。図3は、記録材の表面平滑性及び反射光量及び透過光量を検出するための概略構成を示す模式図であり、本発明を最もよく表す図である。
映像読取センサ123は、図3に示すように、反射用LED301、記録材304に対して反対側に設置された透過光量検出用の透過用LED302、CMOSエリアセンサ211、および結像レンズ303を備える。なお、ここで、センサ211としてはCMOSエリアセンサではなくCCDセンサを用いることも可能である。
反射用LED301を光源とする光は、記録材304の表面に向けて照射される。本実施形態では光源をLEDとしたが、例えばキセノン管やハロゲンランプ等を用いることもできる。記録材304からの反射光は、レンズ303を介し集光されてCMOSエリアセンサ211に結像する。これによって記録材304の表面の映像を読み取ることができる。
本実施形態では、LED301は、LED光が記録材304表面に対し、図3に示すように所定の角度をもって斜めより光を照射させるよう配置されている。
(記録材の種類の判別)
図4は、映像読取センサ123のCMOSエリアセンサ211によって読み取られる記録材304の表面のアナログ画像とCMOSエリアセンサ211からの出力を8×8ピクセルにデジタル処理したデジタル画像との対比を示す図である。ここで、デジタル処理はCMOSエリアセンサ211からのアナログ出力をA/D変換によって8ビットのピクセルデータに変換することによって行われる。
図4において、記録材A401は表面の紙の繊維が比較的がさついている所謂ラフ紙、記録材B402は一般に使用される所謂普通紙、記録材C403は紙の繊維の圧縮が十分になされているグロス紙であり、それぞれの表面拡大映像である。CMOSエリアセンサ211に読み込まれたこれらの映像401〜403が、デジタル処理されて図4に示す映像404〜406となる。このように、記録材の種類によって表面の映像は異なる。これは、主に紙の表面における繊維の状態が異なるために起こる現象である。
これとは別に、記録材の反射光量は、一般にそれぞれの画素に入力された光の合計もしくは平均値から算出されるが、これに替えて別の実施例では、1受光画素の結果のみを用いることもできる。
上述のように、CMOSエリアセンサ211で記録材表面を読み込んだ結果の映像をデジタル処理した像により、記録材の紙繊維の表面状態を識別することができ、これに加え反射光量も算出することによって、より正確な記録材の判別が可能となる。
上記記録材表面の識別するために、記録材の表面の一部を8×8ピクセルからなる映像として読み込む。次いで、この映像において記録材の搬送方向に直交する方向の1ラインについて最大濃度となる画素の濃度Dmaxと最低濃度となる画素の濃度Dminを検出し、各ラインについてDmax−Dminを平均処理する。そして、平均処理して得られたDmax−Dminの値によって、その記録材の属性である材質(平滑度)を判定することができる。
すなわち、記録材Aのように表面の紙繊維がガサついている場合、繊維の影が多く発生し、その結果、明るい個所と暗い個所の差が大きくなるため、Dmax−Dminは大きくなる。一方、記録材Cのように繊維が十分圧縮され平滑度の高い記録材の表面の映像は、繊維の影が少ないのでDmax−Dminは小さくなる。この比較によって、記録材の材質を判定し、種類を判別するための情報の一部とするのである。
同様に図4において、映像407は、薄紙である記録紙Dの透過用LED302から照射され記録材を透過してきた光の光照射領域における表面拡大映像であり、映像408は、一般的に使用される所謂普通紙である記録紙Eの透過用LED302による光照射領域の表面拡大映像であり、映像409は、厚紙である記録紙Fの透過用LED302による光照射領域の表面拡大映像である。CCDセンサ211に読み込まれたこれらの映像407〜409が、デジタル処理され図4の映像410〜412となる。
このように、記録紙の種類によって、透過光量およびその映像は異なってくる。これは、主に紙の表面における繊維の状態および紙の繊維の圧縮状態が異なるために起こる現象である。
上述の制御プロセッサは、CMOSエリアセンサ211からの映像サンプリング処理、ゲイン及びフィルタ演算処理をリアルタイムにて処理する必要があるため、デジタルシグナルプロセッサを用いることが望ましい。
次に、記録材304の透過率測定方法について説明する。透過用LED302を光源とする光は、記録材304に向けて映像読取センサ123の反対側から、記録材上の映像読取センサ123の読取エリアに入射するように照射される。
図5は、透過用LED302を用いて、映像読取センサ123のCMOSエリアセンサ211によって読み取られる記録材304の表面を、CMOSエリアセンサ211からの出力を8×8ピクセルにデジタル処理して示した図である。記録材304の透過光は、レンズ303を介し集光されてCMOSエリアセンサ211に入射する。このとき、通常は、センサのエリア全体、もしくは所定の範囲において各画素に入力した光量の合計値または平均値を透過光量とするが、1受光画素の結果のみを用いることもできる。
図6は、記録材の坪量と透過光の関係を示す図である。例えば、厚紙のように坪量の多い記録材は透過光量が少ない、一方薄紙のような坪量の低い記録材は透過光量が多い。この特性によって、記録材の属性の1つである材厚を透過光量に基づいて判定し、記録材の種類を判別する情報の1つとするのである。
本実施形態で想定する記録材の種類には、以下のようなものがあり、次に説明するように表面の状態や材厚によってその種類を判別する。なお、以下に述べる坪量とは、記録材の単位体積あたりの重量をいう。
(1)薄紙(坪量:単位面積あたりの重量〜64g/m
(2)普通紙(坪量:65〜105g/m
(3)厚紙1(坪量:106〜135g/m
(4)厚紙2(坪量:136g/m〜)
(5)グロス紙
(6)グロスフィルム
(7)OHT
記録材からの反射光量によって判定されるのは、(1)〜(6)および(7)という2組であるが、これは(7)は透明で光の透過率が高いためである。
記録材の反射光から得られた映像による濃淡比から判定されるのは、(1)〜(4)、(5)、および(6)という3組である。ここで、本実施形態では、この判定のため濃淡比を検出する際、反射光量によって正規化する。すなわち、2次元画像の全体の光量に差があるとDmax−Dminの値も変わってきてしまうので、2次元画像全体の光量の平均値が一致するように正規化する。
透過光量によって判定されるのは、(1)、(2)、(3)、および(4)の4種であり、一定の光量を紙の背面から照射した場合の透過光の受光光量は、(1)>(2)>(3)>(4)となるが、これは(1)〜(4)の坪量がそれぞれ異なっているためである。ここで、本実施形態においては、8×8ピクセルからなる全画素の透過光量の平均値を用いて判定を行う。
以上の判定を組み合わせることによって、(1)〜(7)の多様な記録材を正確に判別することができる。
(記録材判別機能の実装)
以上の動作を行うためのCMOSエリアセンサ211の制御回路について図7を参照して説明する。図7は、CMOSエリアセンサ211の制御回路を示すブロック図である。図7において、判断部であるCPU210は、制御回路702、CMOSエリアセンサ211、インターフェース制御回路704、演算回路705、レジスタA706、レジスタB707、および制御レジスタ708を備える。
次に動作について説明する。CPU 210は、制御レジスタ708に対してCMOSエリアセンサ211の動作指示を与えると、CMOSエリアセンサ211によって記録材表面画像の撮像が開始される。つまり、Sl_selectをアクティブにすることによってCMOSエリアセンサ211に電荷の蓄積が開始される。インターフェース回路704から、Sl_selectによってCMOSエリアセンサ211を選択し、所定のタイミングにてSYSCLKを生成すると、CMOSエリアセンサ211からSl_out信号を経由して、撮像されたデジタル画像データが送信される。
インターフェース回路704を経由して受信した撮像データは、制御回路702にて演算が実行され、その演算結果がレジスタA 706およびレジスタB 707に格納される。CPU 210は、上記2つのレジスタの値から記録材の属性を判定する。
なお、レジスタA706に格納される値は、CMOSエリアセンサ211が映像として取得した記録材の表面の一部について、8ライン分のDmax−Dminを平均した値であり、この映像を取得する間、LED301は記録材の表面を照射している。また、レジスタB707に格納される値は、CMOSエリアセンサ211が映像として取得した記録材の表面の一部について、8×8ピクセルの各ピクセルの光量を平均した値であり、この映像を取得する間、透過用LED302は記録材の裏面を照射している。
次に、図8を用いてセンサ回路ブロック図について説明する。図8は、CMOSエリアセンサの回路ブロック図を示す図である。図8において、CMOSエリアセンサ211は、CMOSエリアセンサ部801を備え、例えば8×8画素分のセンサがエリア状に配置される。CMOSエリアセンサ211は、さらに垂直方向シフトレジスタ802および803、出力バッファ804、水平方向シフトレジスタ805、システムクロック806、およびタイミングジェネレータ807を備える。
次に動作について説明する。Sl_select信号813をアクディブとすると、CMOSエリアセンサ部801は受光した光に基づく電荷の蓄積を開始する。次に、システムクロック806を与えると、タイミングジェネレータ807によって、垂直方向シフトレジスタ802および803において読みだす画素の列が順次選択され、出力バッファ804にデータが順次格納される。
出力バッファ804に格納されたデータは、水平方向シフトレジスタ805によって、A/Dコンバータ808ヘと転送される。A/Dコンバータ808でデジタル変換された画素データは、出力インターフェース回路809によって所定のタイミングで制御され、Sl_select信号813がアクティブの期間、Sl_out 信号810に出力される。
一方、制御回路811によって、Sl_in信号812のA/D変換ゲインを変更するよう制御することができる。例えば、撮像した画像のコントラストが得られない場合は、CPUはゲインを変更して常に最良なコントラストで撮像することができる。
このように、反射用LED301と、透過用LED302との2つの照射手段を用いることによって、様々な記録材の表面状態、反射率および透過率を検出することができ記録材の種類の判別が可能となる。
(第1実施例)
図9を用いて第1実施例による画像形成装置101に備えられた定着処理条件制御を実行する制御プロセッサによる制御フローを説明する。先ず、反射用LED301を点灯させ(S901)、CMOSエリアセンサ211が記録紙の映像を読み込む(S902)。上記反射用LED301を点灯させて行われる映像の読み込みは複数回行われ、上記記録紙上の複数箇所において映像が読み込まれる。この動作は、複数回読み取った映像に基づいて、LEDの光量ムラなどのノイズを補正するための補正データを求めるショーディング動作である。シェーディング動作を実行したのちに、もう1度映像を読み取る動作を行う。
反射用LED301を消灯させた後(S903)、ゲイン調整のためのゲイン演算およびフィルタ演算のための定数を調整する(S904)。このゲイン演算及びフィルタ演算は、制御プロセッサによってプログラマブルに処理される。例えば、ゲイン演算は、CMOSエリアセンサ211からのアナログ出力のゲインを調整することによって行う。このゲイン調整動作は予め設定された値を選択することによって行われる。すなわち、記録材の表面より反射される反射光量が多い場合、または逆に少なすぎる場合には、記録材表面の映像が効果的に読み取れないため映像の変化が導けないので、アナログ出力のゲインを調整して光量が適切な値になるように調整する。また、フィルタ演算は上述したシェーディング動作で得られた補正データを用いて実行される。CMOSエリアセンサ211からのアナログ出力をA/D変換し8ビット、256階調のデジタルデータとしたときに、そのデジタルデータからシェーディング動作で得られた補正データの値を減算することによって行う。このようにして、CMOSエリアセンサ211からの出力のノイズ成分を(LEDの光量ムラなどの成分)除去する。
次の映像比較演算を行う上で十分な映像情報が得られるか否かを判定し(S905)、十分な映像情報が得られると判定された場合には後述の映像比較演算し(S906)、この映像比較演算結果に基づき紙種を判定する(S907)。十分な映像情報が得られるかどうかは、例えばメモリ224内に予め映像情報のしきい値を設定しておき、得られた映像情報とその値とを比較することによって判定している。
次に、上述の映像比較演算の方法について説明する。映像比較演算においては、記録材表面の映像を読み込みその映像において記録材の搬送方向に直交する方向の1ラインについて、最大濃度の画素の濃度値Dmaxと最低濃度の画素の濃度値Dminを検出し、各ラインについてDmax−Dminを平均処理する。すなわち、記録紙Aのように表面の紙繊維ががさついている場合には繊維の影が多く発生する。その結果、明るい箇所と暗い箇所の差が大きく出るため、Dmax−Dminは大きくなる。一方、記録紙Cのような平滑度の高い表面では、繊維の影が少なく、Dmax−Dminは小さくなる。
このように、Dmax−Dminを演算し、その結果をあらかじめEEPROM等のメモリ(図示せず)に記憶してあるリファレンス値と比較することにより、記録材の種類を判定する。なお、ここでいうリファレンス値とは、記録材の種類がグロスフィルムであるか、グロス紙であるか、普通紙等(普通紙、厚紙1、厚紙2又は薄紙)の平滑度の低い用紙であるかを判別するための値であり、リファレンス値R1〜R3(R1<R2<R3)に基づいて以下のように判定する。
(A) Dmax−Dmin≦R1 ・・・グロスフィルムと判定
(B) R1<Dmax−Dmin≦R2・・・グロス紙と判定
(C) R2<Dmax−Dmin≦R3・・・普通紙等(普通紙、厚紙1、厚紙2又は薄紙)と判定
上述の映像比較演算の結果、グロスフィルムまたはグロス紙と判定された場合、透過光量により記録材の厚み判定する必要がないので、透過用LED302を点灯するまでもなく、その紙種に応じた定着温度を設定する(S908)。
しかし、普通紙等(普通紙、厚紙1、厚紙2又は薄紙)と判定された場合、紙の平滑度(記録材の表面の繊維状態)だけでは、薄紙、普通紙、厚紙を正確に判別することができない。そこで、紙繊維の圧縮状態から記録材の厚みを調べるため、透過用LED302を点灯させ(S909)、CMOSエリアセンサ211が透過用LED302の光照射領域内の表面画像を読み込み(S910)、全ピクセルの平均値を演算する。すなわち、記録紙Dのように繊維の圧縮が小さい場合、透過光量の平均値が高く、記録紙Fのように繊維の圧縮が高い場合には透過光量の平均値が低くなるため、各平均値を比較することによりその透過特性の判定が可能となる。
透過用LED302を消灯後(S911)、この平均値をあらかじめEEPROM等のメモリに記憶してあるリファレンス値と比較し(S912)、その結果に基づき薄紙、普通紙、厚紙1および厚紙2を判定する。ここで、リファレンス値R4〜R6(R4<R5<R6)に基づいて以下のように判定する。
(D) 全ピクセルの平均値≦R4・・・厚紙2と判定
(E) R4<全ピクセルの平均値≦R5・・・厚紙1と判定
(F) R5<全ピクセルの平均値≦R6・・・普通紙と判定
(G) R6<全ピクセルの平均値・・・薄紙と判定
なお、上述の制御プロセッサは、CMOSエリアセンサ211からの映像サンプリング処理、並びにゲインおよびフィルタ演算処理をリアルタイムで処理する必要があるため、デジタルシグナルプロセッサを用いることが望ましい。
以上説明したように、本実施例によれば、先ず記録紙表面の紙繊維の状態を検出し、次に記録紙からの透過光量を検出し、以上の検出結果から記録材の種類を判別することができる。また、記録材の種類を判別後、その記録材に対応した所定の定着ユニット122の温度制御条件を読み込み、記録紙表面の状態(粗さ)や紙繊維の圧縮状態に応じた最適な定着温度の条件を設定することによって良好な定着画像を得ることができる。
(第2実施例)
次に、本発明の第2実施例について説明する。尚、第1実施例と同様の構成に関しては、同一符号を付しその説明を省略する。図10は、本実施例の制御を説明するためのフローチャートである。第1実施例と同様に、LED302を点灯させ(S1001)、CMOSエリアセンサ211がLED302の光照射領域内の表面画像を読み込み(S1002)、演算を行って全画素の受光した光量の平均値を算出する。
LED302を消灯後(S1003)、この平均値をあらかじめEEPROM等のメモリに記憶してあるリファレンス値と比較し(S1004)、その結果に基づき薄紙、普通紙、または厚紙であるかを判定する(S1005)。この判定結果から、薄紙または普通紙と判定されれば、反射光の映像による判定は必要ないため、その紙種に応じた定着温度を設定する(S1006)。
一方、厚紙と判定された場合は、LED301を点灯させ記録紙の表面画像を撮像して読み込む(S1007)。撮像した画像に基づきEEPROM等のメモリに記憶してあるリファレンス値と比較することで、グロス紙もしくは厚紙かを判定する(S1013)。なおS1008〜S1012の処理は実施例1における図9のS902〜S905と同様であるため説明は省略する。
上述したように、本実施例によれば、第1実施例とは異なる順番で判定処理を実行しても(すなわち、最初に記録紙からの透過光量を検出し、その後記録紙表面の紙繊維の状態を検出する)、同様に記録材の種類を判別することができる。そして第1実施例と同様に記録紙表面の状態(粗さ)や紙繊維の圧縮状態に応じた最適な定着温度の条件を設定することで、良好な定着画像を得ることができる。ただし、第1実施例の場合最初のステップでグロス紙以外と判定された場合は、次の判定処理を実行する必要があるのに対し、本実施例においては、グロス紙以外の例えば、薄紙または普通紙と判定されればそれ以上判定処理を続ける必要がない。したがって、本実施例によれば、グロス紙をほとんど使用しない場合には、短時間で処理を終了できるという利点がある。この利点を活用して装置によっては、ユーザが手動または自動で本実施例のような動作を切り替える構成とすることもできる。
(第3実施例)
次に、本発明の第3実施例について説明する。第1、第2実施例と同様の構成に関しては、同一符号を付して、その説明を省略する。本実施例では、画像読み取りセンサ(CMOSエリアセンサ)の構造または紙種判別制御フローは同様である。上述の第1および2実施例では記録材の透過光量の演算方法において、透過用LED302の光量むらを無視して透過光量を求めたのに対し、本実施例では光量むらを考慮して記録材の透過光量を演算する。
図11に、記録紙がない状態でLED302を照射した場合受光した光をCMOSエリアセンサ211で読み取り、デジタル処理した後の画像を示す。また、本実施例における制御フローを図12に示す。
図12においてS1201〜S1203の動作については実施例1のS901〜S903と同様であるため説明は省略する。
図11のような記録材を透過させずに受光した光から得られた画像において、各画素の間の光量を比較する(S1204)。各画素iの出力値の差分(ΔPi=(ΔPijのうち最大のもの)、ここでΔPij=Pi-Pjであり、PiおよびPjはそれぞれ画素iにおける濃度および画素iに隣接する画素における濃度)がある一定の値Qより小さい画素領域を抽出する(S1205)。その一定値Qよりも小さい画素領域において、光量の平均値を求め、それを透過光量のレファレンス値としてEEPROM等のメモリに記憶しておく。
次に、記録紙が透過用LED302の照射領域内に到達するまでに、透過用LED302のゲイン調整を行う(S1206)。ゲイン調整は、CMOSエリアセンサ211からのアナログ出力のゲインを調整することによって行う。すなわち、記録材の透過光量が多すぎるあるいは少なすぎると、記録材の透過光量が十分に読み取れないため、透過光量の変化を適切に検出することができないためゲイン調整を行う。そして、上記ゲイン調整を行い、記録紙が透過用LED302の照射領域内にある状態で撮像し映像を読み込み(S1207)、上記で抽出した光量むらの少ない画素領域において透過光量の平均値を求めることにより、光量むらの影響を受けずに記録紙の透過光量を求めて、求めた透過光量と予め記憶されているリファレンス値とを比較して(S1208)、記録材の種類を判定し(S1209)、判定結果に基づいて定着温度の設定を行う(S1210)。
以上により、あらかじめ記録してある透過光量のレファレンス値と相対比較することで、薄紙、普通紙、厚紙をより正確に判別することができる。
[第2実施形態]
本実施形態は、上記第1実施形態に比べてさらに詳細に記録材の種類を判別する方法を提供するものである。
なお、本実施形態における画像形成装置、CPUが制御する各ユニットの構成、回路ブロック図は第1実施形態と同様であるため、同様の構成に関しては説明は省略する。
図15は本実施形態における記録材の種類を判別するフローチャートである。
第1の実施形態においては、反射光量に基づいてOHTであるかいなかを半別しているが、本実施形態では、最初に透過用LEDを発光させて、記録材がOHPシートであるかないかを判別し、その後、OHPであるか否かによって判別方法を切り替えて記録材の種類を判別することを特徴としている。
まず透過用LED302を点灯させて(S1401)、CMOSエリアセンサ211で記録材の映像を読み込む(S1402)。その後、透過用LED302を消灯させた後、制御回路702によって処理されて得られた光量をリファレンス値と比較する(S1405)。ここでリファレンス値とは、透過してくる光量の所定値であり、OHTかどうかを判別するために予め設定されている値(例えば、メモリ224に設定)である。そして、リファレンス値よりも大きいかどうか、つまり、OHTであるかどうかを判別する(S1406)。
その結果、光量がリファレンス値よりも大きい場合にはOHTであると判別する。その場合には、次に、反射用LED301を点灯させて(S1407)、CMOSエリアセンサ211でOHTの表面の映像を読み込む(S1408)。映像の読み込みは記録材を少しずつ搬送・停止しながら複数回行われて、複数箇所の映像が読み込んでシェーディング動作を行って、その後記録材を停止させて映像を読み込む。そして、その後反射用LED301を消灯させた後(S1409)、CMOSエリアセンサからのアナログ出力の光量のゲイン調整処理及びアナログ出力のA/D変換結果のノイズ除去処理であるフィルタ演算処理を実行する(S1410)。
このゲイン調整及びフィルタ演算処理は、第1の実施形態における図9のS904と同じ処理になるが、OHTの場合には反射されてくる光量がそれ以外の記録材に比べて少ないために、OHT以外の記録材に比べてよりCMOSエリアセンサ211から出力が得られるようにゲイン調整している。次にこの演算結果から十分な映像情報が得られるか否かを判定し(S1411)、十分な映像情報が得られると判定された場合には、この処理の結果得られた、映像演算結果に基づいて映像比較処理を行う(S1412)。S1411で十分な映像情報が得られないと判定された場合には、反射用LED301を点灯させて映像の読み取りを再度実行する。
ここで、S1412の映像比較処理について説明する。OHTの種類を判別する場合にも、記録材の表面状態をCMOSエリアセンサで映像として読み取って判別することができる。インクジェット用のOHTは、レーザビームプリンタ用のOHTに比べて、その表面の凹凸が大きく、その数も多くなっているため、CMOSエリアセンサで読み取った映像を処理して得られた平滑度は、インクジェットOHTのほうがレーザビームプリンタ用OHTよりも低い値になる。この判別結果を図15に示す。
図16の縦軸は読み取った映像を処理して得られた凹凸のピッチ数であり、横軸は凹凸の深さを示している。凹凸のピッチ数は、例えば読み取った映像をデジタル値(2値)に変換して映像の各ラインごとにエッジ数を抽出して全ライン数分のエッジ数を積分して得た値である。また凹凸の深さは、映像の各ラインごとの濃度の最大値Dmaxと最小値Dminとを抽出して各ラインの最大値Dmaxと最小値Dminとの差の値を平均化処理して得た値である。なお、これらの処理は制御回路702及びCPU201で実行される。
図16には、レーザビームプリンタ用のOHT判別結果と、インクジェット用のOHTの判別結果とが示されている。図のAの領域の値に相当するOHTは、凹凸のピッチが粗く凹凸の深さが浅いものであり、レーザビームプリンタ用のOHTと判別され、図のBの領域の値に相当するOHTは凹凸のピッチが細かく凹凸の深さが深いものはインクジェット用のOHTと判別される。
なお、このようにOHTの種類を判別するのは、インクジェット用のOHTをレーザビームプリンタに搬送して印字した場合に、インクジェット用のOHTにはインクを受容するための多数の凹凸部を有する受容層があるために、その受容層が加熱されて溶けることによってOHTが定着ユニットの定着ローラに巻きついて紙詰まりが発生するという不具合が起きるからである。したがってOHTの種類、つまり、インクジェット用のOHTかどうかを判別する必要がある。
S1412の映像比較の結果に基づき、インクジェット用のOHTあると判別されれば(S1413)、画像形成動作を停止して(S1414)、CPUが警告信号を出力して(S1415)、警告信号に基づき画像形成装置の操作パネル(不図示)などに警告表示を行ってユーザに通知することによって、インクジェット用のOHTに印字して定着部で巻きついてしまって紙詰まりが発生する不具合を未然に防止することができる。一方、S1413において、インクジェット用のOHTではないと判別された場合(レーザビームプリンタ用のOHTの場合)には、OHTに応じた定着温度の条件を設定して画像形成動作を制御する。
また、S1406においてOHTでないと判別された場合には、第1実施形態で説明した図9のS901からS913までのフローチャートに基づく記録材の種類の判別を行う、図9のフローチャートについては第1実施形態で詳細に説明しているので省略するが、ここでは、反射用LED301と透過用LED302とを順に点灯させて、記録材の表面状態の映像と透過光量とに基づいて、記録材の種類を判別する。
つまり、本実施形態においては、最初に、透過用LEDを発光させて、記録材がOHPシートであるか否かを判別し、その後、OHPである場合には、透過用LEDを点灯させないで、反射用LEDを点灯させてOHTの種類を判別し、OHT以外の記録材である場合には、反射用LED及び透過用LEDを点灯させて記録材の種類を判別するようにして判別方法を切り替えて記録材の種類を判別している。
なお、最初の透過用LEDの発光時間と、その後、OHT以外の記録材である場合の透過用LEDの発光時間は異なっており、最初の透過用LEDの発光時間のほうがその後の透過用LEDの発光時間よりも短くなっている。それは、最初の透過用LEDの発光では、OHTかどうかを判別できればよく、OHTである場合とそうでない場合(例えば普通紙)とでは、明らかに透過光量に大きな差があるため(OHTの方が透過光量が大幅に多い)、その後の、OHT以外の記録材の厚みを検知するための発光時間よりも短い発光時間で判別可能であるからである。
また、最初にOHTかどうかを透過用LEDを発光させて判別するのは、以下の理由による。透過光と反射光とを用いての記録材を判別する場合には、その判別の中でも特にOHTの種類を判別するための時間が長くなることが分かっている。それは、OHTの場合は表面から反射されてくる光量が、OHT以外の記録材よりは大幅に少ないため、LEDを長時間発光させることによって反射してくる光を長時間検出しないとその表面画像を正確に判別することができないからである。
また、OHTとそれ以外の記録材の場合とでは、上述したCMOSエリアセンサ211からのゲイン調整の設定値が異なっている。OHTからの反射光量は、それ以外の記録材の反射光量に比べるとかなり少ないために、同じレベルでゲイン調整したのでは、いずれかの場合の映像の識別が困難となるからである。例えば、OHTの場合のゲイン調整設定でそれ以外の記録材の映像を撮像した場合には、反射光量が多いためにCMOSエリアセンサからの出力が飽和して判別が困難となる。逆に、OHT以外の場合のゲイン調整設定でOHTからの映像を撮像した場合には、得られる出力が小さすぎて判別が困難となる。
従って、OHTとそれ以外の場合とを、まず透過用LEDを発光させて判別してから、夫々に応じたゲイン調整を行うのである。
また、記録材の表面画像を検出する場合には、LEDの光量ムラやLEDの取付け誤差を補正するために、記録材を少しずつ動かしながら複数回測定した反射光に基づいて表面画像を検出して、検出した複数回分の表面画像に基づいて補正用データを求めるシェーディング動作を行う必要がある。このシェーディング動作においても、OHTの場合は、反射光の光量がOHT以外の記録材よりは大幅に少ないため、LED発光時間及び検出時間を長くする必要がある。
図17は本実施形態の記録材判別に要する時間を示したものである。図17に示されているように、OHTの種類の判別にはシェーディング動作(B1:1.2秒)とOHT表面画像検出(B2:0.3秒)が必要であり、トータル1.5秒必要であるのに対して、OHTの種類の判別には、シェーディング動作(A1:0.5秒)と表面画像検出(A2:0.15秒)と透過光量検出(A3:0.35秒)が必要となり、トータルとしては1.0秒の時間がかかる。
ここで、例えばシェーディング動作の時間を比較すると、OHTの場合は、OHT以外の場合に比べて2倍以上(A1:0.5秒<B1:1.2秒)の時間が必要であることがわかる。なお、図17に示されているとおり、OHTであるかどうかを判別するための透過用LEDの発光時間(検出時間)は、他の処理の時間よりも大幅に短い時間(0.08秒)となっている。
このように、OHTの種類の判別に処理時間が必要であることから、まず、OHTかどうかを透過用LED用いて短時間で判別し、その後、OHTである場合とOHT以外の場合とで判別方法を切り替える制御を行うである。
ここで、例えば、透過光を用いたOHT以外の記録材の厚み検出処理(A3)をOHTかどうかの判別と兼用することも考えられる。そうした場合にはOHT以外の記録材を識別するのにかかる時間は短縮できるが、逆にOHTの種類を判別するまでにかかる時間がより長くなってしまう(A3:0.35秒+B1:1.2秒+B2:0.3秒=1.85秒)。これでは、OHTの種類を判別して、その結果レーザビームプリンタ用のOHTであると判別した場合の印字開始までの時間長くなってしまい生産性が良くない。また、インクジェットOHTであると判別した場合の装置停止までの時間が長くなるため、エラー発生を示すまでに時間がかかってしまう。
従って、上述したように、(1)透過用LED発光によるOHT判別、(2)OHTかどうかによって、動作させるLEDを反射用LED及び透過用LEDを用いるか、透過用LEDを用いないで反射用LEDを用いるかを決定することによって、記録材の識別するための時間、特にOHTの種類を判別する時間を短縮できるという効果がある。
以上、本実施形態によれば、薄紙、普通紙、厚紙、グロス紙、グロスフィルム及びOHTの種類も判別することができ、より多くの記録材の種類を判別することが可能になる。
また、本実施形態によれば、記録材の種類を判別する時間を短縮することが可能になる。
[第3実施形態]
図13を用いて、本発明の第3実施形態について説明する。なお、動作方法や制御方法は、上述の第1実施形態と同じであるため、第1実施形態と同一の部分については同一符号を用いて説明を省略し第1実施形態と異なる構成についてのみ説明する。
図13は、第3実施形態の概略構成を示す模式的断面図である。図13において、センサユニット1301は、反射用LED301、透過用LED1303、およびセンサチップ211が実装された基板1302およびレンズ303を含む。このとき、反射用LED301は、図13に示すように、基板1302に対して斜めに実装されている。但し、LEDを斜めに実装せずに不図示のライトガイドで斜めに照射させることもできる。
基板1302に実装された透過用LED1303から出力された光は、ライトガイド1304により反射を繰り返し、記録材に対しセンサの反対側から光を照射する。これにより、第1実施形態における、透過用LED302と同等の効果を達成することができる。
本実施形態により、電気部品を記録材に対して1方向に集中して配置することができるため、コストダウンを図ることができる他、ライトガイド1304側に配線する必要がないので配線経路の制約や取り付け性の制約を緩和させることができる。
[第4実施形態]
図14を用いて、本発明の第4実施形態について説明する。なお、動作方法や制御方法は、上述の第1実施形態と同じであるので、第1実施形態と同一の部分については同一符号を用いて説明を省略し第1実施形態と異なる構成についてのみ説明する。
図14は、第4実施形態の概略構成を示す模式的断面図である。図14においてセンサユニット1401には、透過・反射兼用LED1403とセンサチップ211とが実装された基板1403を有し、さらにレンズ303およびプリズム1404を有する。
基板1402に実装された透過・反射兼用LED1403から出力された光はプリズム1404により、反射用の光と透過用光に分けられ、反射用の光は検出エリアを照明し、透過用の光は光ライトガイド1405により反射を繰り返し、記録材304に対しセンサの反対側から光を照射する。これにより、第1実施形態における、透過用LED302と同等の効果を達成させることができる。
本実施形態により、電気部品を記録材に対して1方向に集中して配置することができ、且つ光源を1つにすることができるため、コストダウンを図ることができるとともに、配線経路の制約や取り付け性の制約を緩和させることができる。
本発明の一実施形態で用いられる画像形成装置を示す概略図である。 本発明の一実施形態による制御CPUが制御する各ユニットの構成を示す図である。 記録材の表面平滑性及び反射光量及び透過光量検出を行うための概略構成を示す模式図である。 映像読取センサによって読み取られる記録材表面のアナログ画像とアナログ出力を8×8ピクセルにデジタル処理したデジタル画像との対比を示す図である。 透過用LEDを用いて、映像読取センサによって読み取られる記録材の像を8×8ピクセルにデジタル処理して示した図である。 記録材の坪量と透過光の関係を示す図である。 本発明の一実施形態によるCMOSエリアセンサの制御回路を示すブロック図である。 本発明の一実施形態によるCMOSエリアセンサの回路ブロック図を示す図である。 第1実施例による画像形成装置に備えられた定着処理条件制御を実行する制御プロセッサによる制御フローを示すフローチャートである。 第2実施例による画像形成装置に備えられた定着処理条件制御を実行する制御プロセッサによる制御フローを示すフローチャートである。 記録紙がない状態でLEDを照射した場合受光した光をCMOSエリアセンサで読み取り、デジタル処理した後の画像を示す図である。 第3実施例による画像形成装置に備えられた定着処理条件制御を実行する制御プロセッサによる制御フローを示すフローチャートである。 第3実施形態の概略構成を示す模式的断面図である。 第4実施形態の概略構成を示す模式的断面図である。 第2実施形態における記録材判別の制御フローを示すフローチャートである。 第2実施形態におけるOHTの種類の判別結果を表す図である。 第2実施形態における記録材判別に要する時間を示す図である。
符号の説明
101 画像形成装置
102 用紙カセット
103 給紙ローラ
104 転写ベルト駆動ローラ
105 転写ベルト
106〜109 イエロー、マゼンタ、シアン、ブラックの各感光ドラム
110〜113 各色用の転写ローラ
114〜117 イエロー、マゼンタ、シアン、ブラックの各カートリッジ
118〜121 イエロー、マゼンタ、シアン、ブラックの各光学ユニット
122 定着ユニット
123 画像読取センサ
210 制御CPU
211 CMOSセンサ
212〜215 ポリゴンミラー、モータおよびレーザ
216 給紙モータ
217 給紙ソレノイド
218 紙有無センサ
219 高電圧電源
220 ドラム駆動モータ
221 ベルト駆動モータ
222 低電圧電源
223 ASIC
224 メモリ
301 反射用LED
302 透過用LED
303 レンズ
304 記録材
702 制御回路
704 インターフェース制御回路
705 演算回路
706 レジスタA
707 レジスタB
708 制御レジスタ
801 CMOSセンサ部分
802、803 垂直方向シフトレジスタ
804 出力バッファ
805 水平方向シフトレジスタ
806 システムクロック
807 タイミングジェネレータ
808 A/Dコンバータ
809 出力インターフェース回路
810 Sl_out 信号
811 制御回路
812 Sl_in信号
813 Sl_select信号
1301、1401 センサユニット
1302、1402 基板
1303、1403 LED
1304、1405 ライトガイド
1404 プリズム

Claims (54)

  1. 記録材の表面から反射する反射光を読み取ることにより記録材表面の映像を得る映像読取手段を含み、該映像読取手段によって得られた前記記録材表面の映像を用いて該記録材の第1の属性を判定する反射光判定手段と、
    前記記録材を透過する透過光を用いて前記記録材の第2の属性を判定する透過光判定手段と
    を備え、前記第1の属性と前記第2の属性とに基づいて前記記録材の種類を判別することを特徴とする記録材判別装置。
  2. 前記第1の属性は、前記記録材の表面の平滑度であり、前記反射光判定手段は、前記記録材表面の映像の所定の領域内で算出した濃淡比から前記第1の属性を判定することを特徴とする請求項1に記載の記録材判別装置。
  3. 前記濃淡比は、前記映像読取手段に含まれる画素毎に前記所定の領域内の隣接する画素間の濃度差を求め、該濃度差に基づいて算出することを特徴とする請求項2に記載の記録材判別装置。
  4. 前記第2の属性は、前記記録材の材厚であり、前記透過光判定手段は、前記透過光の光量に基づいて前記第2の属性を判定することを特徴とする請求項1、2または3に記載の記録材判別装置。
  5. 前記記録材の表面から反射する反射光の光量を検出して、当該検出された光量を用いて第3の属性を判定する反射光量判定手段をさらに備え、
    前記第1の属性と、前記第2の属性と、前記第3の属性とに基づいて前記記録材の種類を判別することを特徴とする請求項1ないし4のいずれかに記載の記録材判別装置。
  6. 記録材の表面から反射する反射光を得るため該記録材に所定の光を照射する第1の照射手段と、
    前記記録材を透過する透過光を得るため前記記録材に所定の光を照射する第2の照射手段と、
    前記記録材からの反射光または透過光を受光して映像として読み取り、および光量を検出する読み取り手段と、
    前記第1の照射手段と前記第2の照射手段とに前記記録材へ光を照射させ、前記読み取り手段に前記第1の照射手段により得られた反射光を映像として読み取らせ、および前記第2の照射手段により得られた透過光の光量を検出させて、該映像と該透過光の光量とに基づいて前記記録材の種類を判別する制御手段と
    を備えたことを特徴とする記録材判別装置。
  7. 前記制御手段は、前記記録材表面の映像の所定の領域内で算出した濃淡比から前記記録材の表面の平滑度を判定し、当該判定された平滑度と前記透過光の光量とに基づいて前記記録材の種類を判別することを特徴とする請求項6に記載の記録材判別装置。
  8. 前記濃淡比は、前記読み取り手段に含まれる画素毎に前記所定の領域内の隣接する画素間の濃度差を求め、該濃度差に基づいて算出することを特徴とする請求項7に記載の記録材判別装置。
  9. 前記制御手段は、前記透過光の光量を用いて前記記録材の材厚を判定し、前記映像と当該判定された材厚とに基づいて前記記録材の種類を判別することを特徴とする請求項6、7または8に記載の記録材判別装置。
  10. 前記制御手段は、前記記録材を透過させずに前記第2の照射手段に光を照射させ、当該記録材を透過させずに照射された光を前記読み取り手段にて直接受光し映像として読み取らせ、前記所定の領域に含まれる画素から光量むらのない画素を選択して、該光量むらのない画素のみを用いて前記記録材の種類を判別することを特徴とする請求項6ないし9のいずれかに記載の記録材判別装置。
  11. 前記光量むらのない画素は、前記記録材を透過させずに前記第2の照射手段に光を照射させて得られた映像において、隣接する画素との濃度差が所定の値より低い画素であることを特徴とする請求項10に記載の記録材判別装置。
  12. 前記読み取り手段は前記記録材の表面から反射する反射光の光量をさらに検出し、
    前記制御手段は前記読み取り手段により読み取られた映像と、検出された透過光の光量と、検出された反射光の光量とに基づいて前記記録材の種類を判別することを特徴とする請求項8ないし11のいずれかに記載の記録材判別装置。
  13. 前記第1の照射手段および前記読み取り手段の前記記録材をはさんで反対側に配置され、入射した光を所望の方向に導くライトガイドをさらに備え、
    前記第2の照射手段は前記第1の照射手段および読み取り手段と同じ側に配置され、前記ライトガイドは、前記第2の照射手段から照射された光を入射光として受光し当該受講した光が前記記録材を透過して前記読み取り手段に入射するように調整されたことを特徴とする請求項8ないし12のいずれかに記載の記録材判別装置。
  14. 前記読み取り手段は、CMOSエリアセンサまたはCCDセンサであることを特徴とする請求項8ないし13のいずれかに記載の記録材判別装置。
  15. 前記読み取り手段は、前記読み取った映像をデジタル情報に変換して出力することを特徴とする請求項8ないし14のいずれかに記載の記録材判別装置。
  16. 映像読取手段によって、記録材の表面から反射する反射光を読み取ることにより記録材表面の映像を得て、当該得られた前記記録材表面の映像を用いて該記録材の第1の属性を判定する反射光判定ステップと、
    前記記録材を透過する透過光を用いて前記記録材の第2の属性を判定する透過光判定ステップと、
    前記第1の属性と前記第2の属性とに基づいて前記記録材の種類を判別する判別ステップと
    を備えたことを特徴とする記録材判別方法。
  17. 前記第1の属性は、前記記録材の表面の平滑度であり、前記反射光判定ステップは、前記記録材表面の映像の所定の領域内で算出した濃淡比から前記第1の属性を判定することを特徴とする請求項16に記載の記録材判別方法。
  18. 前記濃淡比は、前記映像読取手段に含まれる画素毎に前記所定の領域内の隣接する画素間の濃度差を求め、該濃度差に基づいて算出することを特徴とする請求項17に記載の記録材判別方法。
  19. 前記第2の属性は、前記記録材の材厚であり、前記透過光判定ステップは、前記透過光の光量に基づいて前記第2の属性を判定することを特徴とする請求項16、17または18に記載の記録材判別方法。
  20. 前記記録材の表面から反射する反射光の光量を検出して、当該検出された光量を用いて第3の属性を判定する反射光量判定ステップをさらに備え、
    前記第1の属性と、前記第2の属性と、前記第3の属性とに基づいて前記記録材の種類を判別することを特徴とする請求項16ないし19のいずれかに記載の記録材判別方法。
  21. 前記反射光量判定ステップにより前記記録材の第3の属性を判定した後、前記反射光判定ステップおよび前記透過光判定ステップによって前記記録材の第1の属性および第2の属性を判定することを特徴とする請求項20に記載の記録材判別方法。
  22. 前記反射光量判定ステップにより検出された反射光の光量を用いて、前記反射光判定ステップにおいて映像を読み取る際の映像読取手段のゲインを調整するゲイン調整ステップをさらに備えたことを特徴とする請求項21に記載の記録材判別方法。
  23. 前記反射光判定ステップにより前記記録材の第1の属性を判定した後、前記透過光判定ステップによって前記記録材の第2の属性を判定することを特徴とする請求項16ないし22のいずれかに記載の記録材判別方法。
  24. 前記透過光判定ステップにより前記記録材の第2の属性を判定した後、前記反射光判定ステップによって前記記録材の第1の属性を判定することを特徴とする請求項16ないし22のいずれかに記載の記録材判別方法。
  25. 潜像を担持する潜像担持体と、該潜像担持体に現像剤を付与することにより前記潜像を現像剤像として可視化する現像手段と、所定方向に搬送される記録材に該現像手段による該現像剤像を転写する転写手段と、該転写手段によって前記現像剤像を転写された前記記録材を所定の定着処理条件において加熱および加圧することにより前記現像剤像を記録材に定着させる定着手段とを備えた画像形成装置において、
    前記記録材の表面から反射する反射光を読み取ることにより記録材表面の映像を得る映像読取手段を含み、前記転写手段による転写の前に該映像読取手段によって得られた前記記録材表面の映像を用いて該記録材の第1の属性を判定する反射光判定手段と、
    前記記録材を透過する透過光を用いて、前記記録材の第2の属性を判定する透過光判定手段と、
    前記転写手段による転写の前に得られた前記第1の属性と前記第2の属性とに基づいて前記記録材の種類を判別し、当該判別された種類に対応する前記定着処理条件を設定する制御手段と
    を備えたことを特徴とする画像形成装置。
  26. 前記第1の属性は、前記記録材の表面の平滑度であり、前記反射光判定手段は、前記記録材表面の映像の所定の領域内で算出した濃淡比から前記第1の属性を判定することを特徴とする請求項25に記載の画像形成装置。
  27. 前記濃淡比は、前記映像読取手段に含まれる画素毎に前記所定の領域内の隣接する画素間の濃度差を求め、該濃度差に基づいて算出することを特徴とする請求項26に記載の画像形成装置。
  28. 前記第2の属性は、前記記録材の材厚であり、前記透過光判定手段は、前記透過光の光量に基づいて前記第2の属性を判定することを特徴とする請求項25、26または27に記載の画像形成装置。
  29. 前記記録材の表面から反射する反射光の光量を検出して、当該検出された光量を用いて第3の属性を判定する反射光量判定手段をさらに備え、
    前記第1の属性と、前記第2の属性と、前記第3の属性とに基づいて前記記録材の種類を判別することを特徴とする請求項25ないし28のいずれかに記載の画像形成装置。
  30. 潜像を担持する潜像担持体と、該潜像担持体に現像剤を付与することにより前記潜像を現像剤像として可視化する現像手段と、記録材に現像剤像を転写する転写手段と、加熱および加圧することにより前記現像剤像を記録材に定着させる定着手段とを備えた画像形成装置において、
    記録材の表面から反射する反射光を得るため該記録材に所定の光を照射する第1の照射手段と、
    前記記録材を透過する透過光を得るため前記記録材に所定の光を照射する第2の照射手段と、
    前記記録材からの反射光または透過光を受光して映像として読み取り、および光量を検出する読み取り手段と、
    前記転写手段で転写させる前に、前記第1の照射手段と前記第2の照射手段とに前記記録材へ光を照射させ、前記読み取り手段に前記第1の照射手段により得られた反射光を映像として読み取らせ、および前記第2の照射手段により得られた透過光の光量を検出させて、該映像と該透過光の光量とに基づいて前記記録材の種類を判別し、当該判別された種類に対応する前記定着処理条件を設定する制御手段と
    を備えたことを特徴とする画像形成装置。
  31. 前記制御手段は、前記記録材表面の映像の所定の領域内で算出した濃淡比から前記記録材の表面の平滑度を判定し、当該判定された平滑度と前記透過光の光量とに基づいて前記記録材の種類を判別することを特徴とする請求項30に記載の画像形成装置。
  32. 前記濃淡比は、前記読み取り手段に含まれる画素毎に前記所定の領域内の隣接する画素間の濃度差を求め、該濃度差に基づいて算出することを特徴とする請求項31に記載の画像形成装置。
  33. 前記制御手段は、前記透過光の光量を用いて前記記録材の材厚を判定し、前記映像と当該判定された材厚とに基づいて前記記録材の種類を判別することを特徴とする請求項30、31または32に記載の画像形成装置。
  34. 前記制御手段は、前記記録材を透過させずに前記第2の照射手段に光を照射させ、当該記録材を透過させずに照射された光を前記読み取り手段にて直接受光し映像として読み取らせ、前記所定の領域に含まれる画素から光量むらのない画素を選択して、該光量むらのない画素のみを用いて前記記録材の種類を判別することを特徴とする請求項30ないし33のいずれかに記載の画像形成装置。
  35. 前記光量むらのない画素は、前記記録材を透過させずに前記第2の照射手段に光を照射させて得られた映像において、隣接する画素との濃度差が所定の値より低い画素であることを特徴とする請求項34に記載の画像形成装置。
  36. 前記読み取り手段は前記記録材の表面から反射する反射光の光量をさらに検出し、
    前記制御手段は前記読み取り手段により読み取られた映像と、検出された透過光の光量と、検出された反射光の光量とに基づいて前記記録材の種類を判別することを特徴とする請求項32ないし35のいずれかに記載の画像形成装置。
  37. 前記第1の照射手段および前記読み取り手段の前記記録材をはさんで反対側に配置され、入射した光を所望の方向に導くライトガイドをさらに備え、
    前記第2の照射手段は前記第1の照射手段および読み取り手段と同じ側に配置され、前記ライトガイドは、前記第2の照射手段から照射された光を入射光として受光し当該受講した光が前記記録材を透過して前記読み取り手段に入射するように調整されたことを特徴とする請求項32ないし36のいずれかに記載の画像形成装置。
  38. 前記読み取り手段は、CMOSエリアセンサまたはCCDセンサであることを特徴とする請求項32ないし37のいずれかに記載の画像形成装置。
  39. 前記読み取り手段は、前記読み取った映像をデジタル情報に変換して出力することを特徴とする請求項32ないし37のいずれかに記載の画像形成装置。
  40. 記録材の表面から反射する反射光を読み取って前記記録材の第1の属性を判定する反射光判定ユニットと、
    前記記録材を透過する透過光を読み取って前記記録材の第2の属性を判定する透過光判定ユニットと、
    前記記録材の種類を判別する判別ユニットとを備え、
    前記判別ユニットは、前記透過光判定ユニットの判定結果に基づいて、前記透過光判定ユニットと前記反射光判定ユニットとを用いて前記記録材の種類を判別するか、前記透過光判定ユニットを用いないで前記反射光判定ユニットを用いて前記記録材の種類を判別するかを決定することを特徴とする記録材判別装置。
  41. 前記判別ユニットは、前記透過光判定ユニットによって前記記録材が所定の種類の記録材であると判定された場合、前記透過光判定ユニットを用いないで前記反射光判定ユニットを用いて前記記録材の種類を判別すると決定し、前記記録材が所定の種類の記録材でないと判定された場合、前記透過光判定ユニットと前記反射光判定ユニットとを用いて前記記録材の種類を判別すると決定することを特徴とする請求項40に記載の記録材判別装置。
  42. 前記所定の種類の記録材は、OHTを含むことを特徴とする請求項40または41に記載の記録材判別装置。
  43. 前記反射光を読み取って記録材表面の映像をさらに得て、前記透過光を読み取り、前記記録剤を透過する透過光量を得るための読み取り装置をさらに備えたことを特徴とする請求項40、41または42に記載の記録材判別装置。
  44. 記録材の表面から反射する反射光を読み取って前記記録材の第1の属性を判定する反射光判定ユニットと、前記記録材を透過する透過光を読み取って前記記録材の第2の属性を判定する透過光判定ユニットとを備えた記録材判別装置の制御方法であって、
    前記透過光判定ユニットによって、前記記録材の種類を判定する判定ステップと、
    前記判別ステップの判別結果に基づいて、前記反射光判定ユニットと前記透過光判定ユニットとを用いて前記記録材の種類を判別する第1の判別方法と、前記透過光判定ユニットを用いないで前記反射光判定ユニットを用いて前記記録材の種類を判別する第2の判別方法とを選択する選択ステップと、
    を備えたことを特徴とする記録材判別方法。
  45. 前記選択ステップは、
    前記判定ステップにおいて前記記録材が所定の種類の記録材であると判定した場合、前記第2の判別方法を選択し、前記記録材が所定の種類の記録材でないと判定した場合、前記第1の判別方法を選択するステップを含むことを特徴とする請求項44に記載の記録材判別方法。
  46. 前記所定の種類の記録材は、OHTを含むことを特徴とする請求項44または45に記載の記録材判別方法。
  47. 潜像を担持する潜像担持体と、前記潜像を現像する現像部と、記録材に現像剤像を転写する転写部と、前記転写部によって転写された前記記録材上の現像剤像を定着させる定着装置とを備えた画像形成装置において、
    前記記録材の表面から反射する反射光を読み取って、前記転写部による転写の前に前記記録材の第1の属性を判定する反射光判定ユニットと、
    前記記録材を透過する透過光を読み取って、前記記録材の第2の属性を判定する透過光判定ユニットと、
    前記記録材の種類を判別する判別ユニットと
    を備え、前記判別ユニットは、前記透過光判定ユニットの判定結果に基づいて、前記透過光判定ユニットと前記反射光判定ユニットとを用いて前記記録材の種類を判別するか、前記透過光判定ユニットを用いないで前記反射光判定ユニットを用いて前記記録材の種類を判別するかを決定することを特徴とする画像形成装置。
  48. 前記判別ユニットは、前記透過光判定ユニットによって前記記録材が所定の種類の記録材であると判定された場合、前記透過光判定ユニットを用いないで前記反射光判定ユニットを用いて前記記録材の種類を判別すると決定し、前記記録材が所定の種類の記録材でないと判定された場合、前記透過光判定ユニットと前記反射光判定ユニットとを用いて前記記録材の種類を判別すると決定することを特徴とする請求項47に記載の画像形成装置。
  49. 前記所定の種類の記録材は、OHTを含むことを特徴とする請求項47または48に記載の画像形成装置。
  50. 前記反射光を読み取って記録材表面の映像をさらに得て、前記透過光を読み取って前記記録剤を透過する透過光量を得るための読み取り装置をさらに備えたことを特徴とする請求項47、48または49に記載の画像形成装置。
  51. 前記判別ユニットにより判別された前記記録材の種類に応じて前記定着装置における定着条件を設定するコントローラをさらに備えたことを特徴とする請求項47ないし50のいずれかに記載の画像形成装置。
  52. 記録材の表面から反射する反射光を得るため該記録材に所定の光を照射する第1の照射部材と、
    前記記録材を透過する透過光を得るため前記記録材に所定の光を照射する第2の照射部材と、
    前記記録材からの反射光または透過光を読み取る読み取り装置と、
    前記第1の照射部材と前記第2の照射部材とに前記記録材へ光を照射させ、前記読み取り装置の読み取り結果に基づいて前記記録材の種類を判別する判別ユニットと
    を備え、前記判別ユニットは、前記記録材が所定の記録材であるかどうかによって、前記第1の照射部材と前記第2の照射部材を用いて前記記録材の種類を判別するか、前記第2の照射部材を用いないで前記第1の照射部材を用いて前記記録材の種類を判別するかを決定することを特徴とする記録材判別装置。
  53. 前記所定の記録材は、OHTを含むことを特徴とする請求項52に記載の記録材判別装置。
  54. 前記読み取り装置は、前記反射光を読み取って記録材表面の映像をさらに得て、前記透過光を読み取って前記記録剤を透過する透過光量を得ることを特徴とする請求項52または53に記載の記録材判別装置。
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