JP2004296903A - 半導体レーザ装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】レーザ端面に形成される反射膜を構成する誘電体膜の膜厚や屈折率が変動しても反射率を安定に制御でき、用途に応じた所望の反射率を容易に実現できる半導体レーザ装置を提供する
【解決手段】低反射膜10は、レーザチップに接する側から順に、屈折率n1の誘電体膜11、屈折率n2の誘電体膜12、屈折率n3の誘電体膜13、屈折率n4の誘電体膜14で形成され、屈折率n1〜n4は、n2=n4≦n1≦n3の関係を満たす。具体的には、波長λ=660nmの赤色半導体レーザを使用した場合、誘電体膜11には屈折率n1=1.638の酸化アルミニウムAl、誘電体膜12および誘電体膜14には屈折率n2=n4=1.489の酸化珪素SiO、誘電体膜13には屈折率n3=2.063の酸化タンタルTaをそれぞれ使用する。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、光出射面に誘電体反射膜が設けられた半導体レーザ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
半導体レーザにおいて、一般に、ウエハ劈開によって得られる共振器の端面に誘電体膜が形成されている。この端面に形成されるこの誘電体の種類、膜厚、層数を任意に選ぶことで、所望の反射率を得る反射率制御膜を形成することが可能となる。例えば、レーザ光が出射される前端面の反射率を下げ、後端面の反射率を上げることにより高出力化が図られる。
【0003】
しかし、前端面の反射率は単にこの値を低くすれば良いわけではなく、半導体レーザが使用される用途、すなわち要求される特性に応じてその反射率を選定する必要がある。
【0004】
例えば、高出力の半導体レーザにおいて、その光出射前端面の反射率は3%〜15%程度である。仮に7%の反射率を得ようとした場合、反射率の制御性は6%±1%が求められる。通常、半導体レーザにおいてレーザ光が出射される前端面の反射率は、AlやSiO等からなる単層誘電体膜の厚さおよび屈折率によって制御される。
【0005】
図23は、従来の半導体レーザ装置の一例を示す構造図である。レーザチップは、GaAs等の半導体基板1と、活性層2と、活性層2の上方および下方に形成されたクラッド層3と、クラッド層3の上方および下方に形成された電極4などで構成される。
【0006】
半導体レーザ装置は、上述のレーザチップと、レーザ前端面に形成された低反射膜8と、レーザ後端面に形成された高反射膜9などで構成される。
【0007】
一般に、レーザ前端面に用いられる低反射膜8には、真空中でのレーザ発振波長をλとして、λ/4の整数倍±αとなるような光学膜厚を有した単層膜が用いられる。ここで、αは所望の反射率に制御するための修正係数である。
【0008】
半導体レーザの前端面では、レーザ光密度が高くなって、温度が上昇し易い。そのため低反射膜8は、熱拡散板(ヒートスプレッダー)としての役割も果たすように、一般に、膜厚3λ/4±αの酸化アルミニウム膜で形成される。
【0009】
図24は、従来の低反射膜について反射率の波長依存性の一例を示すグラフである。図25は、従来の低反射膜について反射率の膜厚依存性の一例を示すグラフである。ここでは、低反射膜8として、膜厚318.9nm(α=+17nm)の酸化アルミニウム膜(屈折率=1.638)を、発振波長λ=660nmの赤色半導体レーザの前端面に設けている。なお、レーザチップの等価屈折率は3.817である。
【0010】
図25のグラフを見ると、低反射膜8の反射率を6%±1%の範囲に制御したい場合、膜厚設計値da=318.9nmに対して±1%の精度、即ち±3nm程度の精度で低反射膜8の膜厚を制御しなければならないことが判る。このような膜厚精度は、一般に光学薄膜の形成に用いられる蒸着やスパッタでは困難であることから、半導体レーザの製造歩留りの低下を招く。
【0011】
【特許文献1】
特開2001−77456号公報(図1等)
【特許文献2】
特許第3080312号公報(第1図等)
【0012】
【発明が解決しようとする課題】
半導体レーザの低反射膜8を、例えば反射率6±1%の範囲で実現しようとした場合、上記酸化アルミニウム単層膜では膜厚ばらつきを±1%以内に抑えなければならず、反射率制御性が低くなり歩留りが悪化してしまう。
【0013】
本発明の目的は、レーザ端面に形成される反射膜を構成する誘電体膜の膜厚や屈折率が変動しても反射率を安定に制御でき、用途に応じた所望の反射率を容易に実現できる半導体レーザ装置を提供することである。
【0014】
【課題を解決するための手段】
本発明に係る半導体レーザ装置は、レーザチップの光出射面の少なくとも片側に、多層誘電体膜で構成された反射膜を有し、
反射膜は、レーザチップに接する側から順に、屈折率n1の第1誘電体膜、屈折率n2の第2誘電体膜、屈折率n3の第3誘電体膜、屈折率n4の第4誘電体膜を含み、
各屈折率は、n2=n4≦n1≦n3の関係、またはn2=n4≦n3≦n1の関係を満たすことを特徴とする。
【0015】
【発明の実施の形態】
実施の形態1.
図1は、本発明の第1実施形態を示す構造図であり、光軸に沿った垂直断面を示している。レーザチップは、GaAs等の半導体基板1と、活性層2と、活性層2の上方および下方に形成されたクラッド層3と、クラッド層3の上方および下方に形成された電極4などで構成される。
【0016】
半導体レーザ装置は、上述のレーザチップと、レーザ前端面に形成された低反射膜10と、レーザ後端面に形成された高反射膜9などで構成される。
【0017】
低反射膜10は、レーザチップに接する側から順に、屈折率n1および膜厚d1の誘電体膜11、屈折率n2および膜厚d2の誘電体膜12、屈折率n3および膜厚d3の誘電体膜13、屈折率n4および膜厚d4の誘電体膜14で形成されている。
【0018】
本実施形態において、誘電体膜12の屈折率n2と誘電体膜14の屈折率n4とが相等しくなるように材料が選定され、さらに誘電体膜11の屈折率n1は屈折率n2(=n4)以上になるように材料が選定され、さらに誘電体膜13の屈折率n3は屈折率n1以上になるように材料が選定される。即ち、各誘電体膜11〜14の屈折率n1〜n4は、n2=n4≦n1≦n3の関係を満たす。
【0019】
低反射膜10の具体的な構成を例示すると、レーザチップとして発振波長λ=660nmの赤色半導体レーザ(等価屈折率:3.817)を使用した場合、誘電体膜11には屈折率n1=1.638の酸化アルミニウムAl、誘電体膜12および誘電体膜14には屈折率n2=n4=1.489の酸化珪素SiO、誘電体膜13には屈折率n3=2.063の酸化タンタルTaをそれぞれ使用している。
【0020】
さらに、各誘電体膜11〜14の膜厚d1〜d4は、光学長に換算して発振波長の4分の1、即ちλ/4となるように設定しており、具体的には、誘電体膜11の膜厚d1=100.7nm、誘電体膜12の膜厚d2=110.8nm、誘電体膜13の膜厚d3=80.0nm、誘電体膜14の膜厚d4=110.8nm(=d2)にそれぞれ設定している。
【0021】
こうした構成によって低反射膜10は、発振波長λ=660nmで6%の反射率が得られる。
【0022】
図2は、低反射膜10の反射率について波長依存性を示すグラフである。このグラフから、中心波長λ=660nmで6%の反射率を示しており、図24のグラフと比べて、発振波長の変化に対する反射率変化は格段に小さくなり、レーザ発振波長が変動しても低反射膜10は安定した反射率を示すことが判る。
【0023】
図3は、低反射膜10の反射率について第1誘電体膜11の膜厚依存性を示すグラフである。図4は、低反射膜10の反射率について第2誘電体膜12の膜厚依存性を示すグラフである。図5は、低反射膜10の反射率について第3誘電体膜13の膜厚依存性を示すグラフである。図6は、低反射膜10の反射率について第4誘電体膜14の膜厚依存性を示すグラフである。
【0024】
これらのグラフから、膜厚設計値daで6%の反射率を示しており、図25のグラフと比べて、各誘電体膜の膜厚変化に対する反射率変化は格段に小さくなり、膜厚d1〜d4が膜厚設計値daに対して±10%の範囲で変動しても、低反射膜10の反射率はほとんど変化しておらず、最大でも0.3%の反射率変化に抑制できることが判る。
【0025】
次に、発振波長λ=660nmで7%の反射率を示す低反射膜10を得る場合は、上述と同様に、誘電体膜11には屈折率n1=1.638の酸化アルミニウムAl、誘電体膜12および誘電体膜14には屈折率n2=n4=1.489の酸化珪素SiO、誘電体膜13には屈折率n3=2.063の酸化タンタルTaをそれぞれ使用し、各誘電体膜の膜厚について、膜厚d1=100.7nm、膜厚d2=d4=100.0nm、膜厚d3=100.0nmにそれぞれ設定している。
【0026】
図7は、低反射膜10の反射率について波長依存性を示すグラフである。このグラフから、中心波長λ=660nmで7%の反射率を示しており、図24のグラフと比べて、発振波長の変化に対する反射率変化は小さくなり、レーザ発振波長が変動しても低反射膜10は安定した反射率を示すことが判る。
【0027】
図8は、低反射膜10の反射率について第1誘電体膜11の膜厚依存性を示すグラフである。図9は、低反射膜10の反射率について第2誘電体膜12の膜厚依存性を示すグラフである。図10は、低反射膜10の反射率について第3誘電体膜13の膜厚依存性を示すグラフである。図11は、低反射膜10の反射率について第4誘電体膜14の膜厚依存性を示すグラフである。
【0028】
これらのグラフから、膜厚設計値daで7%の反射率を示しており、図25のグラフと比べて、各誘電体膜の膜厚変化に対する反射率変化は格段に小さくなり、膜厚d1〜d4が膜厚設計値daに対して±10%の範囲で変動しても、低反射膜10の反射率はほとんど変化しておらず、最大でも0.8%の反射率変化に抑制できることが判る。
【0029】
このように各誘電体膜11〜14の屈折率n1〜n4は、n2=n4≦n1≦n3の関係を満たすことによって、多層誘電体膜の反射率の波長依存性および膜厚依存性が小さくなり、半導体レーザの製造歩留りを向上させることができる。
【0030】
また、屈折率n1は1.6〜1.9の範囲で、屈折率n2は1.3〜1.6の範囲で、屈折率n3は1.9〜2.3の範囲で、屈折率n4は1.3〜1.6の範囲であり、膜厚d1は(2・h+1)λ/(4・n1)、膜厚d2は(2・i+1)λ/(4・n2)、膜厚d3は(2・j+1)λ/(4・n3)、膜厚d4は(2・k+1)λ/(4・n4)、(h,i,j,kは0以上の整数)に実質上設定することによって、多層誘電体膜を3〜15%の範囲で所望の反射率に調整することができる。
【0031】
また、各屈折率が、n2=n4≦n1≦n3という関係を満たすには、誘電体膜11は、Al,CeF,NdF,MgO,Yのいずれかで形成し、誘電体膜12および誘電体膜14は、SiO,MgF,BaF,CaFのいずれかで形成し、誘電体膜13は、Ta,SiO,ZrO,ZnO,TiO,TiO,ZnS,Nb,HfO,AlNのいずれかで形成することが好ましく、これらの材料を使用することによって所望の反射率を有する多層誘電体膜を容易に実現できる。
【0032】
また、誘電体膜11〜14の屈折率n1〜n4は、n2=n4≦n1≦n3の関係を満たすとともに、膜厚d1〜d4を光学長換算で±30%の範囲で個別に調整することによって、所望の波長において3〜15%の範囲で所望の反射率を実現できる。そのため、用途に応じた仕様変更が容易になり、波長依存性や膜厚依存性を考慮することで半導体レーザ装置の製造歩留りも改善できる。
【0033】
以上の説明では、単一の発振波長を有するレーザ光を発光する半導体レーザ装置について詳述したが、単一のレーザチップ中に互いに異なる発振波長を放射する複数の発光点を有する、いわゆるマルチビームレーザについても上述と同様な低反射膜10を適用することができる。
【0034】
例えば、DVD(デジタルビデオディスク)とCD(コンパクトディスク)の両方の規格に対応可能なレーザチップは、波長660nmのビームと波長780nmのビームを放射する。この場合、2つの波長について所望の反射率を有する多層誘電体膜が望まれる。
【0035】
そこで、各誘電体膜11〜14の各屈折率が、n2=n4≦n1≦n3という関係を満たすとともに、膜厚d1〜d4を、光学長換算で波長の4分の1を中心膜厚として±30%の範囲で調整することによって、所望の波長ごとに所望の反射率を達成することができ、例えば、図12に示すように、波長660nmおよび波長780nmの両方で約6%の反射率を示す多層誘電体膜を実現することができる。
【0036】
また、上述の半導体レーザ装置を単一のパッケージ内に複数配置し、各レーザチップは互いに異なる発振波長を放射するとともに、各レーザチップの光出射面に設ける多層誘電体膜を同一の材料および同一の膜厚で形成する場合も、マルチビームレーザの場合と同様に、誘電体膜11〜14の膜厚d1〜d4を、光学長換算で波長の4分の1を中心膜厚として±30%の範囲で調整することによって、所望の波長ごとに所望の反射率を達成することができる。
【0037】
実施の形態2.
本実施形態において、半導体レーザ装置の構成は図1のものと同様であるが、低反射膜10は、レーザチップに接する側から順に、屈折率n1および膜厚d1の誘電体膜11、屈折率n2および膜厚d2の誘電体膜12、屈折率n3および膜厚d3の誘電体膜13、屈折率n4および膜厚d4の誘電体膜14で形成し、屈折率n1〜n4は、n2=n4≦n3≦n1の関係を満たすように材料が選定される。
【0038】
低反射膜10の具体的な構成を例示すると、レーザチップとして発振波長λ=660nmの赤色半導体レーザ(等価屈折率:3.817)を使用した場合、レーザチップに接する誘電体膜11には屈折率n1=2.063の酸化タンタルTa、誘電体膜12および誘電体膜14には屈折率n2=n4=1.489の酸化珪素SiO、誘電体膜13にはn3=1.638の酸化アルミニウムAlをそれぞれ使用している。
【0039】
さらに、各誘電体膜11〜14の膜厚d1〜d4は、光学長に換算して発振波長の4分の1、即ちλ/4となるように設定しており、具体的には、誘電体膜11の膜厚d1=80.0nm、誘電体膜12の膜厚d2=110.8nm、誘電体膜13の膜厚d3=100.7nm、誘電体膜14の膜厚d4=110.8nm(=d2)にそれぞれ設定している。
【0040】
こうした構成によって低反射膜10は、発振波長λ=660nmで6%の反射率が得られる。
【0041】
図13は、低反射膜10の反射率について波長依存性を示すグラフである。このグラフから、中心波長λ=660nmで6%の反射率を示しており、図24のグラフと比べて、発振波長の変化に対する反射率変化は小さくなり、レーザ発振波長が変動しても低反射膜10は安定した反射率を示すことが判る。
【0042】
図14は、低反射膜10の反射率について第1誘電体膜11の膜厚依存性を示すグラフである。図15は、低反射膜10の反射率について第2誘電体膜12の膜厚依存性を示すグラフである。図16は、低反射膜10の反射率について第3誘電体膜13の膜厚依存性を示すグラフである。図17は、低反射膜10の反射率について第4誘電体膜14の膜厚依存性を示すグラフである。
【0043】
これらのグラフから、膜厚設計値daで6%の反射率を示しており、図25のグラフと比べて、各誘電体膜の膜厚変化に対する反射率変化は格段に小さくなり、膜厚d1〜d4が膜厚設計値daに対して±10%の範囲で変動しても、低反射膜10の反射率はほとんど変化しておらず、最大でも0.3%の反射率変化に抑制できることが判る。
【0044】
このように各誘電体膜11〜14の屈折率n1〜n4は、n2=n4≦n3≦n1の関係を満たすことによって、多層誘電体膜の反射率の波長依存性および膜厚依存性が小さくなり、半導体レーザの製造歩留りを向上させることができる。
【0045】
また、屈折率n1は1.9〜2.3の範囲で、屈折率n2は1.3〜1.6の範囲で、屈折率n3は1.6〜1.9の範囲で、屈折率n4は1.3〜1.6の範囲であり、膜厚d1は(2・h+1)λ/(4・n1)、膜厚d2は(2・i+1)λ/(4・n2)、膜厚d3は(2・j+1)λ/(4・n3)、膜厚d4は(2・k+1)λ/(4・n4)、(h,i,j,kは0以上の整数)に実質上設定することによって、多層誘電体膜を3〜15%の範囲で所望の反射率に調整することができる。
【0046】
また、各屈折率が、n2=n4≦n3≦n1という関係を満たすには、誘電体膜11は、Ta,SiO,ZrO,ZnO,TiO,TiO,ZnS,Nb,HfO,AlNのいずれかで形成し、誘電体膜12および誘電体膜14は、SiO,MgF,BaF,CaFのいずれかで形成し、誘電体膜13は、Al,CeF,NdF,MgO,Yのいずれかで形成することが好ましく、これらの材料を使用することによって所望の反射率を有する多層誘電体膜を容易に実現できる。
【0047】
また、誘電体膜11〜14の屈折率n1〜n4は、n2=n4≦n3≦n1の関係を満たすとともに、膜厚d1〜d4を光学長換算で±30%の範囲で個別に調整することによって、所望の波長において3〜15%の範囲で所望の反射率を実現できる。そのため、用途に応じた仕様変更が容易になり、波長依存性や膜厚依存性を考慮することで半導体レーザ装置の製造歩留りも改善できる。
【0048】
また、DVD及びCD兼用ピックアップのように、単一のレーザチップ中に互いに異なる発振波長を放射する複数の発光点を有する、いわゆるマルチビームレーザについても上述と同様な低反射膜10を適用することができる。
【0049】
また、上述の半導体レーザ装置を単一のパッケージ内に複数配置し、各レーザチップは互いに異なる発振波長を放射するとともに、各レーザチップの光出射面に設ける多層誘電体膜を同一の材料および同一の膜厚で形成する場合も、マルチビームレーザの場合と同様に、所望の波長ごとに所望の反射率を達成することができる。
【0050】
実施の形態3.
本実施形態において、半導体レーザ装置の構成は図1のものと同様であるが、上述の4層構成の低反射膜10に加えて、発光点以外の領域に第5の誘電体膜と第6の誘電体膜を組み合せた多層誘電体膜を部分的に形成することにより、発光点の領域での反射率より小さい低反射膜を形成している。
【0051】
光ディスク用半導体レーザにおいて、光ディスクのトラッキングにいわゆる所謂3ビーム法が用いられることから、光ディスクからの戻り光が半導体レーザチップの発光点以外の領域に照射されることがある。チップ端面に一様な反射膜を形成した場合、発光点以外の反射率は発光点と同じになるため、光ディスクからの戻り光が更にチップ端面で反射して、再び光ディスクに戻ることにより光ピックアップのトラッキング特性に悪影響を及ぼすことがある。このような悪影響を抑えるために、半導体レーザチップの発光点以外の領域ではできるだけ低反射コーティングがなされていることが望ましい。
【0052】
そこで、レーザチップの光出射面において、上述の4層構成の低反射膜に加えて、発光点以外の領域に第5の誘電体膜と第6の誘電体膜を組み合せた多層誘電体膜を部分的に形成することにより、発光点の領域での反射率より小さい低反射膜を簡単に得ることができる。
【0053】
例えば、4層構成の低反射膜10に接する側から順に、屈折率n5および膜厚d5の誘電体膜Q5、屈折率n6および膜厚d6の誘電体膜Q6、屈折率n7(=n5)および膜厚d7(=d5)の誘電体膜Q7、屈折率n8(=n6)および膜厚d8(=d6)の誘電体膜Q8の2ペア積層膜を形成する場合、膜厚d5〜d8を光学長に換算して1/4発振波長の整数倍に実質上設定することによって、反射率を部分的に小さくできる。
【0054】
例えば、誘電体膜Q5として、屈折率n5=1.640の材料で膜厚d5=100.6nmに、誘電体膜Q6として、屈折率n6=1.450の材料で膜厚d6=113.8nmに、誘電体膜Q7として、屈折率n7=1.640の材料で膜厚d7=100.6nmに、誘電体膜Q8として、屈折率n8=1.450の材料で膜厚d8=113.8nmにそれぞれ形成して、2ペア積層膜をを発光点以外の領域に追加形成した場合、図18に示すように、波長660nmで約0%の反射率を示す無反射膜を実現することができる。
【0055】
図19は、上記無反射膜の反射率について誘電体膜Q5の膜厚依存性を示すグラフである。図20は、上記無反射膜の反射率について誘電体膜Q6の膜厚依存性を示すグラフである。図21は、上記無反射膜の反射率について誘電体膜Q7の膜厚依存性を示すグラフである。図22は、上記無反射膜の反射率について誘電体膜Q8の膜厚依存性を示すグラフである。
【0056】
これらのグラフから、膜厚設計値daで0%の反射率を示しており、各誘電体膜の膜厚変化に対する反射率変化は格段に小さくなり、膜厚d5〜d8が膜厚設計値daに対して±10%の範囲で変動しても、反射率はほとんど変化しておらず、最大でも0.5%の反射率変化に抑制できることが判る。
【0057】
なお上述の各実施形態において、多層誘電体膜をレーザチップの光出射面の片側に設けた例を説明したが、本発明に係る多層誘電体膜をレーザチップの共振器端面の両方に設けても構わない。
【0058】
【発明の効果】
以上詳説したように、多層誘電体膜を構成する第1誘電体膜〜第4誘電体膜の屈折率n1〜n4は、n2=n4≦n1≦n3の関係、またはn2=n4≦n3≦n1の関係を満たすことによって、多層誘電体膜の反射率の波長依存性および膜厚依存性が小さくなり、用途に応じた所望の反射率を容易に実現できる。また、そのため半導体レーザの製造歩留りを向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態を示す構造図である。
【図2】低反射膜10の反射率について波長依存性を示すグラフである。
【図3】低反射膜10の反射率について第1誘電体膜11の膜厚依存性を示すグラフである。
【図4】低反射膜10の反射率について第2誘電体膜12の膜厚依存性を示すグラフである。
【図5】低反射膜10の反射率について第3誘電体膜13の膜厚依存性を示すグラフである。
【図6】低反射膜10の反射率について第4誘電体膜14の膜厚依存性を示すグラフである。
【図7】低反射膜10の反射率について波長依存性を示すグラフである。
【図8】低反射膜10の反射率について第1誘電体膜11の膜厚依存性を示すグラフである。
【図9】低反射膜10の反射率について第2誘電体膜12の膜厚依存性を示すグラフである。
【図10】低反射膜10の反射率について第3誘電体膜13の膜厚依存性を示すグラフである。
【図11】低反射膜10の反射率について第4誘電体膜14の膜厚依存性を示すグラフである。
【図12】2つの波長で約6%の反射率を示す多層誘電体膜の波長依存性を示すグラフである。
【図13】低反射膜10の反射率について波長依存性を示すグラフである。
【図14】低反射膜10の反射率について第1誘電体膜11の膜厚依存性を示すグラフである。
【図15】低反射膜10の反射率について第2誘電体膜12の膜厚依存性を示すグラフである。
【図16】低反射膜10の反射率について第3誘電体膜13の膜厚依存性を示すグラフである。
【図17】低反射膜10の反射率について第4誘電体膜14の膜厚依存性を示すグラフである。
【図18】無反射膜の反射率について波長依存性を示すグラフである。
【図19】無反射膜の反射率について誘電体膜Q5の膜厚依存性を示すグラフである。
【図20】無反射膜の反射率について誘電体膜Q6の膜厚依存性を示すグラフである。
【図21】無反射膜の反射率について誘電体膜Q7の膜厚依存性を示すグラフである。
【図22】無反射膜の反射率について誘電体膜Q8の膜厚依存性を示すグラフである。
【図23】従来の半導体レーザ装置の一例を示す構造図である。
【図24】従来の低反射膜について反射率の波長依存性の一例を示すグラフである。
【図25】従来の低反射膜について反射率の膜厚依存性の一例を示すグラフである。
【符号の説明】
1 基板、 2 活性層、 3 クラッド層、 4 電極、 9 高反射膜、
10 低反射膜、 11〜14 誘電体膜。

Claims (12)

  1. レーザチップの光出射面の少なくとも片側に、多層誘電体膜で構成された反射膜を有する半導体レーザ装置において、
    反射膜は、レーザチップに接する側から順に、屈折率n1の第1誘電体膜、屈折率n2の第2誘電体膜、屈折率n3の第3誘電体膜、屈折率n4の第4誘電体膜を含み、
    各屈折率は、n2=n4≦n1≦n3の関係を満たすことを特徴とする半導体レーザ装置。
  2. レーザチップの光出射面の少なくとも片側に、多層誘電体膜で構成された反射膜を有する半導体レーザ装置において、
    反射膜は、レーザチップに接する側から順に、屈折率n1の第1誘電体膜、屈折率n2の第2誘電体膜、屈折率n3の第3誘電体膜、屈折率n4の第4誘電体膜を含み、
    各屈折率は、n2=n4≦n3≦n1の関係を満たすことを特徴とする半導体レーザ装置。
  3. 第1〜第4誘電体膜の各膜厚は、光学長に換算して1/4発振波長の整数倍の厚さに±30%の範囲で設定されていることを特徴とする請求項1または2記載の半導体レーザ装置。
  4. レーザチップの光出射面の少なくとも片側に、多層誘電体膜で構成された反射膜を有し、発振波長λの光を放射する半導体レーザ装置において、
    反射膜は、3〜15%の反射率を有し、レーザチップに接する側から順に、屈折率n1および膜厚d1の第1誘電体膜、屈折率n2および膜厚d2の第2誘電体膜、屈折率n3および膜厚d3の第3誘電体膜、屈折率n4および膜厚d4の第4誘電体膜を含み、
    屈折率n1は1.6〜1.9の範囲で、屈折率n2は1.3〜1.6の範囲で、屈折率n3は1.9〜2.3の範囲で、屈折率n4は1.3〜1.6の範囲であり、
    膜厚d1は(2・h+1)λ/(4・n1)、膜厚d2は(2・i+1)λ/(4・n2)、膜厚d3は(2・j+1)λ/(4・n3)、膜厚d4は(2・k+1)λ/(4・n4)、(h,i,j,kは0以上の整数)に実質上設定されていることを特徴とする半導体レーザ装置。
  5. レーザチップの光出射面の少なくとも片側に、多層誘電体膜で構成された反射膜を有し、発振波長λの光を放射する半導体レーザ装置において、
    反射膜は、3〜15%の反射率を有し、レーザチップに接する側から順に、屈折率n1および膜厚d1の第1誘電体膜、屈折率n2および膜厚d2の第2誘電体膜、屈折率n3および膜厚d3の第3誘電体膜、屈折率n4および膜厚d4の第4誘電体膜を含み、
    屈折率n1は1.9〜2.3の範囲で、屈折率n2は1.3〜1.6の範囲で、屈折率n3は1.6〜1.9の範囲で、屈折率n4は1.3〜1.6の範囲であり、
    膜厚d1は(2・h+1)λ/(4・n1)、膜厚d2は(2・i+1)λ/(4・n2)、膜厚d3は(2・j+1)λ/(4・n3)、膜厚d4は(2・k+1)λ/(4・n4)、(h,i,j,kは0以上の整数)に実質上設定されていることを特徴とする半導体レーザ装置。
  6. 第1誘電体膜は、Al,CeF,NdF,MgO,Yのいずれかで形成され、
    第2誘電体膜および第4誘電体膜は、SiO,MgF,BaF,CaFのいずれかで形成され、
    第3誘電体膜は、Ta,SiO,ZrO,ZnO,TiO,TiO,ZnS,Nb,HfO,AlNのいずれかで形成されることを特徴とする請求項1または4記載の半導体レーザ装置。
  7. 第1誘電体膜は、Ta,SiO,ZrO,ZnO,TiO,TiO,ZnS,Nb,HfO,AlNのいずれかで形成され、
    第2誘電体膜および第4誘電体膜は、SiO,MgF,BaF,CaFのいずれかで形成され、
    第3誘電体膜は、Al,CeF,NdF,MgO,Yのいずれかで形成されることを特徴とする請求項2または5記載の半導体レーザ装置。
  8. レーザチップの光出射面において、発光点以外の領域に第5誘電体膜および第6誘電体膜を組み合せた多層誘電体膜が追加して形成され、発光点以外の領域の反射率が発光点の領域での反射率より小さいことを特徴とする請求項1〜7のいずれかに記載の半導体レーザ装置。
  9. 第5誘電体膜および第6誘電体膜の各膜厚は、光学長に換算して1/4発振波長の整数倍の厚さに±30%の範囲で設定されていることを特徴とする請求項8記載の半導体レーザ装置。
  10. 第5誘電体膜は、Al,CeF,NdF,MgO,Yのいずれかで形成され、
    第6誘電体膜は、SiO,MgF,BaF,CaFのいずれかで形成されることを特徴とする請求項9記載の半導体レーザ装置。
  11. レーザチップは、2つ以上の異なる発振波長を放射する複数の発光点を有することを特徴とする請求項1〜10のいずれかに記載の半導体レーザ装置。
  12. 請求項1〜10のいずれかに記載の半導体レーザ装置が単一のパッケージ内に複数配置され、
    各レーザチップは、互いに異なる発振波長を放射し、
    各レーザチップの光出射面に設けられた多層誘電体膜は、同一の材料および同一の膜厚で形成されていることを特徴とする半導体レーザ装置。
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