JP2004280066A - プロセスカートリッジおよび画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 コスト上昇などを招くことなく着脱時での操作性を向上させると共にカートリッジ内に収容されている機器が着脱操作の際に損傷されるのを防止できる構成を備えたプロセスカートリッジおよび画像形成装置を提供する。
【解決手段】 潜像担持体25Kおよびこれに対する画像形成処理手段のいずれがおよびまたは両方を内部に纏めて収容し、上記潜像担持体25Kの長手方向に平行する着脱方向に移動可能な構成を備えたプロセスカートリッジPCであって、カートリッジの筐体の一部に滑り止め部からなる把持部100を設け、着脱時、該把持部100とこれの裏面とを直接掴んで支える構成を備えていることを特徴とする。
【選択図】 図3

Description

本発明は、プロセスカートリッジおよび画像形成装置に関し、さらに詳しくは、画像形成に関わる少なくとも一つのプロセス手段が纏めて収納されているプロセスカートリッジをその収納位置と引き出し位置とに移動させるための構成に関する。
複写機やプリンタあるいはファクシミリ装置や印刷機などの画像形成装置においては、潜像担持体である感光体に対して形成された静電潜像を現像装置により可視像処理し、可視像をシートなどに転写することにより記録出力を得ることができる。
感光体は単一色のみを対象として1個設ける構成だけでなく、複数の色毎の画像を形成するために複数設けた構成があり、後者の場合にはフルカラー画像を含む多色画像を形成する場合に用いられる。
例えばフルカラー画像を得る方式としては、色分解色に対する補色関係にある色のトナーなどの現像剤を用いて感光体毎に形成された色画像を搬送されてくるシートに対して順次重畳転写する方式あるいは感光体毎の色画像を中間転写体に対して順次転写した後、中間転写体上で重畳転写された画像をシートに対して一括転写する方式がある。
一方、複数の感光体を用いる場合の構成の一つとして、上記方式のうちで後者の方式を採用する構成には、色毎の画像を形成可能な感光体をこの感光体からの画像が重畳転写される中間転写体としてのベルトの展張方向に沿って並置した、いわゆる、タンデム構造が知られている(例えば、特許文献1)。
画像形成装置では、画像形成処理に使用される機器類、いわゆる作像機器類の交換や保守点検などが行われる関係上、上記特許文献1にも記載されているように作像機器を収納位置から外部操作が可能な引き出し位置に引き出せる構成が採用されている。また、引き出した状態で保守作業をするのでなく、作像機器を纏めて収納したカートリッジ、いわゆる、プロセスカートリッジをそのまま外部に取り出すようにした構成もある(例えば、特許文献2)。
プロセスカートリッジを画像形成装置の筐体内から取り出す際、および挿入する際には、プロセスカートリッジに収納されている作像機器のうちで、外部からの損傷を受けることが望ましくない機器、特に感光体に対しては、外部から人の手が触れたりしないようにこれを覆うようにした構成が採用されている(例えば、特許文献2)。
画像形成装置からのプロセスカートリッジの取り出しに際して、特許文献2に示されている場合と違って、プロセスカートリッジ内に収納されている例えば、感光体ドラムの軸方向ではなく、この軸方向と直角な方向に取り出すようにした構成も提案されている(例えば、特許文献3)。
特開2002−14596号公報(段落「0015」欄、図2) 特開2002−297002号公報(段落「0030」欄、図1) 特開2002−196647号公報(段落「0050」欄、「0054」欄、図3)
しかし、特許文献2に示されている構成では、プロセスカートリッジの着脱操作時、カートリッジ内に手を差し入れることが必要となり、感光体ドラム表面はシャッター部材により覆われることで外部からの接触が避けられているものの、内部に差し入れられた手が触れる虞がある。また、感光体ドラムの配置位置と関係のない場所で手を差し入れる場合でも、内部に収納されている作像機器に手が触れる可能性がある。
特許文献3に示された構成では、プロセスカートリッジを掴むための構成が設けられているものの、着脱方向が画像形成装置の上下方向であり、そのためのスペースが必要となる。近年、画像形成装置の設置スペースに関しては省スペース化が望まれており、この要望に対しては画像形成装置の上方空間を開放しておかなければならないことから比較的小型の画像形成装置のみが対象となり、オフィス等を対象とする大量の画像形成が可能な大型機種、換言すれば、上下左右の空間スペースを余分にとれないような機種には不向きである。
特許文献3に示されている構成では、カートリッジを掴む構成として、カートリッジ上壁面に設けられた凹部およびこれの反対側の面を掴むことができる構成であるとともに、凹部およびこれと反対側の面同士が傾斜した面であり、さらには着脱方向が感光体の軸方向と平行ではなく斜め方向であることから、着脱の際に凹部およびこれと反対側の面の傾斜方向が着脱方向と平行に近い状態となり、掴んでいる指先側が常に下向きに近い状態となっている。このため、重力による指先からの滑落や抜け落ちを防止するにはかなりの掴み力を付加しなければならない。
また、掴む位置がカートリッジの水平方向中心に対して片側のみであるので、掴んでいる箇所を支点としてモーメントが発生した場合にそのモーメントが手指に作用することとなり、これにより、装着の際のガイドに装填するまでのカートリッジの姿勢維持が難しくなり、これをなくすには滑落とは別に姿勢維持のための労力負担が増加することになる。
本発明の目的は、上記従来のプロセスカートリッジにおける問題に鑑み、コスト上昇などを招くことなく着脱時での操作性を向上させると共にカートリッジ内に収容されている機器が着脱操作の際に損傷されるのを防止できる構成を備えたプロセスカートリッジおよび画像形成装置を提供することにある。
請求項1記載の発明は、潜像担持体および少なくとも一のプロセス手段を内部に纏めて収容し、上記潜像担持体の長手方向に平行する着脱方向に移動されるプロセスカートリッジであって、カートリッジの筐体の一部に滑り止め部からなる把持部を設け、着脱時、該把持部とこれの裏面とを直接掴んで支えることができることを特徴としている。
請求項2記載の発明は、請求項1記載のプロセスカートリッジにおいて、上記把持部は、上記潜像担持体の露出面と同じ側の面に設けられていることを特徴としている。
請求項3記載の発明は、請求項1または2記載のプロセスカートリッジにおいて、上記把持部は、上記潜像担持体の露出面に対して段差を持たせた面に設けられていることを特徴としている。
請求項4記載の発明は、請求項1乃至3のうちの一つに記載のプロセスカートリッジにおいて、上記把持部は、上記着脱方向に平行する上記筐体の長手方向において、該着脱方向に沿った収納位置から引き出し位置に向け移動する方向の前方側に設けられていることを特徴としている。
請求項5記載の発明は、請求項1乃至4のうちの一つに記載のプロセスカートリッジにおいて、上記把持部は、上記潜像担持体の露出面と同じ側の面における水平方向において該潜像担持体の中心位置を挟んで該潜像担持体の収容空間外壁と相対する位置に設けられていることを特徴としている。
請求項6記載の発明は、請求項1乃至5のうちの一つに記載のプロセスカートリッジにおいて、上記把持部が位置する面および潜像担持体の露出面に対する裏側に位置する上記筐体の底面は、平滑面で構成されていることを特徴としている。
請求項7記載の発明は、請求項1乃至6のうちの一つに記載のプロセスカートリッジにおいて、上記着脱方向に沿った引き出し位置への移動方向前方側に位置する筐体壁面には、該筐体の移動時に掴まれる取っ手が設けられていることを特徴としている。
請求項8記載の発明は、請求項7記載のプロセスカートリッジにおいて、上記把持部と取っ手とは、水平方向において上記潜像担持体の中心位置を挟んで相反する位置にそれぞれ設けられていることを特徴としている。
請求項9記載の発明は、請求項8記載のプロセスカートリッジにおいて、上記把持部と潜像担持体の中心位置との間の距離は、上記取っ手と潜像担持体の中心位置との間の距離よりも長く設定されていることを特徴としている。
請求項10記載の発明は、請求項1乃至9のうちの一つに記載のプロセスカートリッジにおいて、上記把持部は、筐体本体の表面に対して刻設若しくは貼り付けにより他の部分とは摩擦力を大きくすることができる構成とされていることを特徴としている。
請求項11記載の発明は、請求項10記載のプロセスカートリッジにおいて、上記把持部は、上記筐体本体における他の部分の表面と区別可能な構成を備えていることを特徴としている。
請求項12記載の発明は、請求項1乃至11のうちの一つに記載のプロセスカートリッジを画像形成装置に備えたことを特徴としている。
請求項13記載の発明は、請求項12記載の画像形成装置において、上記プロセスカートリッジが単一若しくは複数配置されて、単一色若しくは多色画像を形成可能な構成とされていることを特徴としている。
請求項1記載の発明によれば、潜像担持体の長手方向に着脱されるプロセスカートリッジの筐体の一部が滑り止め部からなる把持部が設けられ、これの裏面とを掴むことで直接プロセスカートリッジを掴むことができるので、把手などの別部材を用いなくてもプロセスカートリッジの着脱操作が可能となり、筐体そのものの構造を利用するだけで良いことによりコスト上昇を抑えたプロセスカートリッジを得ることができる。
請求項2記載の発明によれば、把持部が潜像担持体の露出面と同じ側の面に設けられているので、露出面を直接視認することができる。これにより、露出面への接触を必然的に避けることが容易となるので、露出面との接触防止のための構成を不要にすることが可能となる。
請求項3記載の発明によれば、把持部が露出面と同じ側の面で段差を持たせた位置に設けてあるので、露出面への直接接触を避けることが可能となる。
請求項4記載の発明によれば、把持部がプロセスカートリッジの移動方向前側に設けられているので、引き出し当初からプロセスカートリッジを支えることができ、引き出し時でのカートリッジのガタツキや不用意な滑落などの挙動が不安定となるのを防止して引き出し操作を容易化することが可能となる。
請求項5および8記載の発明によれば、潜像担持体の中心位置を挟んで請求項5では潜像担持体の収容位置と相反する位置に把持部が、また請求項7では、把持部と相反する位置に取っ手が設けられているので、潜像担持体の中心位置を挟んで両側で筐体を支えることができる。これにより、潜像担持体の中心位置を基準とした一方への重両負担の増加を抑えて均衡させることになるので、筐体の支持負担が一方にのみ集中するのを防止して掴み持ちしやすい状態を得ることが可能となる。
請求項6記載の発明によれば、筐体における把持部が位置する面およびこの面の裏側に位置する筐体底面は平滑な面とされているので、掴んだ際の底面に障害物がない状態となり、掴みやすい状態とすることができる。これにより、掴む状態を制約されることがないので、着脱操作性を向上させることが可能となる。
請求項7記載の発明によれば、潜像担持体若しくは画像形成処理手段の長手方向延長線上近傍に取っ手を設け、取っ手と把持部とでカートリッジを支えることができる。しかも、取っ手によるカートリッジの移動操作と把持部によるカートリッジの支持操作とを両方の手で独立して行えるので、カートリッジ移動の際にかかる手指への負担を軽減して操作性を向上させることが可能となる。
請求項9記載の発明によれば、潜像担持体の中心位置と把持部との間の距離が潜像担持体の中心位置と取っ手との間の距離よりも長くされているので、潜像担持体の露出面と同じ側の面に位置する把持部が取っ手の位置よりも潜像担持体から離れていることになる。これにより、把持部を掴む際には露出面に触れにくい状態を得やすくなるので、不用意に人指が露出面から潜像担持体に触れたりする危険を低減させることができる。この結果、潜像担持体への接触を避けるために強制的な遮蔽手段などを露出面に設ける必要がなくなり、異常画像の発生とともにコスト上昇を抑えることが可能となる。
請求項10記載の発明によれば、把持部の構成として、筐体表面に対して刻設、若しくは貼り付けにより筐体本体の表面に対して摩擦力を大きくすることができる構成とされているので、掴んだ際の滑り止め部としての機能を発揮させて特別な把手などを要しないで着脱時での滑落防止を行うことが可能となる。
請求項11記載の発明によれば、把持部が他の部分の表面と区別可能な構成を備えているので、掴む場所であることを容易に識別させることができるので、不用意に露出面への接触が発生するのを防止することが可能となる。
請求項12および13記載の発明によれば、画像形成装置での保守点検などのメンテナンス時にプロセスカートリッジの着脱操作が容易となり、さらに、着脱操作の際に不用意に潜像担持体などの露出面への接触を防止できるので、露出面への損傷による不良画像の発生を防止することが可能となる。
以下、図面に示す実施例により、本発明を実施するための最良の形態について説明する。
図1は、本発明の実施例に係るプロセスカートリッジを用いる画像形成装置の一例を示す模式図であり、同図に示す画像形成装置は、タンデム方式を採用してフルカラー画像を形成可能なカラープリンタである。なお、本発明では、図1に示すプリンタに限らず、複写機、ファクシミリ装置あるいは印刷機なども画像形成装置として含んでいる。
図1において、画像形成装置1は、次に挙げる各装置を備えている。
原稿画像に応じた各色の画像を形成する作像装置21Y、21C、21M、21Kと、各作像装置21Y、21C、21M、21Kに対向して配置された転写装置22と、各作像装置21Y、21C、21M、21Kと転写装置22とが対向する転写領域に記録シートを供給するシート供給手段としての手差しトレイ23、給紙装置24に装備されている給紙カセット24Aと、該手差しトレイ23あるいは給紙カセット24から搬送されてきた記録シートを作像装置21Y、21C、21M、21Kによる作像タイミングに合わせて供給するレジストローラ33と、転写領域において転写後のシート状媒体の定着を行う定着装置10である。
定着装置10は、詳細を説明しないが、記録シートの搬送路を挟んで対向当接可能な加熱ローラおよび加圧ローラを用いて熱および圧力の作用により画像を溶融軟化および浸透の各過程を経て記録シートに定着する熱ローラ定着方式が用いられている。
転写装置22は、転写体として複数のローラに掛け回されているベルト(以下、これを転写ベルトという)22Aが用いられ、各作像装置における感光体ドラムと対向する位置には転写バイアスを印加する転写バイアス手段22Y、22C、22M、22Kがそれぞれ配置されてトナーと逆極性の転写バイアスを作用させることにより各作像装置において形成されたトナー像を順次、重畳転写するようになっている。
転写装置22には、転写ベルト22A上に重畳転写されたトナー像を記録シートに対して一括転写するための二次転写バイアス手段22Fが記録シートの搬送経路上に配置されている。
画像形成装置1は、一般にコピー等に用いられる普通紙と、OHPシートや、カード、ハガキといった90K紙、坪量約100g/m相当以上の厚紙や、封筒等の、用紙よりも熱容量が大きないわゆる特殊シートとの何れをも記録シートとして用いることが可能である。
図1において、各作像装置21Y、21C、21M、21Kは、それぞれイエロー、シアン、マゼンタおよび黒の各色の現像を行うものであり、用いるトナーの色は異なるが、その構成が同様であるから、作像装置21Kの構成を各作像装置21Y、21C、21M、21Kの代表として説明する。
作像装置21Kは、静電潜像担持体としての感光体ドラム25K、感光体ドラム25Kの回転方向に沿って順に配置されているプロセス手段としての帯電装置27K、現像装置26K、クリーニング装置28Kを有し、帯電装置27Kと現像装置26Kとの間で書き込み装置29からの書き込み光29Kにより色分解された色に対応する画像情報に応じた静電潜像を形成する構成が用いられる。静電潜像担持体としては、ドラム状の他に、ベルト状とする場合もある。これら感光体ドラムの周囲に配置されている画像形成用、換言すれば、作像用機器は纏めて図2に示す筐体を備えたユニット構造からなるプロセスカートリッジ(便宜上、符号PCで示す)内に収納されている。なお、本実施例のプロセスカートリッジでは、感光体ドラム25K、クリーニング装置28Kとを筐体内に一体的に纏めたが、これに限定されない。つまり、帯電装置、現像装置、クリーニング装置から選ばれる少なくとも一つのプロセス手段と静電潜像担持体である感光体ドラムとを一体的に纏めたプロセスカートリッジに対して本発明を適用しても良い。
図1に示す画像形成装置1は、転写装置22が斜めに延在させてあるので、水平方向での転写装置22の占有スペースを小さくすることができる。
上記構成を備えた画像形成装置1では、次の行程および条件に基づき画像形成が行われる。なお、以下の説明では、各作像装置を代表して符号21Kで示した黒トナーを用いて画像形成が行われる作像装置を対象として説明するが、他の作像装置も同様であることを前置きしておく。
画像形成時において感光体ドラム25Kは、図示されないメインモータにより回転駆動され、帯電装置27Kに印加されたACバイアス(DC成分はゼロ)により除電され、その表面電位が略−50Vの基準電位に設定される。
次に感光体ドラム25Kは、帯電装置27KにACバイアスを重畳したDCバイアスを印加されることによりほぼDC成分に等しい電位に均一に帯電されて、その表面電位がほぼ−500V〜−700V(目標帯電電位はプロセス制御部により決定される)に帯電される。
感光体ドラム25Kは、一様帯電されると書き込み行程が実行される。書き込み対象となる画像は、図示しないコントローラ部からのデジタル画像情報に応じて書き込み装置29を用いて静電潜像形成のために書き込まれる。つまり、書き込み装置29では、デジタル画像情報に対応して各色毎で2値化されたレーザダイオード用発光信号に基づき発光するレーザ光源からのレーザ光がシリンダレンズ(図示されず)、ポリゴンモータ29A、fθレンズ29B、第1〜第3ミラー、およびWTLレンズを介して、各色の画像を担持する感光体ドラム、この場合には、便宜上、感光体ドラム25K上に照射され、照射された部分の感光体ドラム表面での表面電位が略−50Vとなり、画像情報に対応した静電潜像が作像される。
感光体ドラム25K上に形成された静電潜像は、現像装置26Kにより色分解色と補色関係にある色のトナーを用いて可視像処理されるが、現像行程では、現像スリーブにACバイアスを重畳したDC:−300V〜−500Vが印加されることにより、書き込み光の照射により電位が低下した画像部分にのみトナー(Q/M:−20〜−30μC/g)が現像され、トナー像が形成される。
現像行程により可視像処理された各色のトナー画像は、レジストローラ33によりレジストタイミングを設定されて繰り出される記録シートに転写されることになる。
転写ベルト22Aは、各作像装置での感光体ドラムに対向する位置で転写装置22に装備されている転写バイアス手段22Y、22C、22M、22BKによるトナーと逆極性のバイアス印加によって感光体ドラムからトナー像を静電転写され、重畳転写されたトナー像が二次転写バイアス手段22Fにより記録シートに一括転写される。
各色の転写工程を経た記録シートは、転写ベルトユニットの駆動側ローラ(便宜上、図1において符号22A1で示す)で転写ベルト22Aから曲率分離され、定着装置10に向けて搬送され、定着ベルト22Aと加圧ローラとにより構成される定着ニップを通過することにより、トナー像が記録シートに定着されて、排紙トレイ32へと排出される。
図1に示した画像形成装置1では、定着後に排出される記録シートの片面への画像形成だけでなく両面への画像形成を行うことができるようになっており、両面への画像形成時には、定着後の記録シートが反転循環経路RPに搬送され、この循環路末端に位置して手差しトレイ23からのシート繰り出しを兼ねる繰り出しローラRP1によってレジストローラ33に向け繰り出されるようになっている。片面および両面への画像形成時での記録シートの搬送路の切り換えは、定着装置10の後方に配置されている搬送路切り換え爪RP2によって行われる。
上述した帯電電位をはじめとする各物性は、上記値に限ることはなく、色彩や濃度などに応じて変更できること勿論である。また、図1において、符号T1〜T4は現像装置で使用されるトナーの補給タンクを示している。
図2は、プロセスカートリッジPCの構成を説明するための図であり、同図において、プロセスカートリッジPCは、例えば、樹脂成形された筐体で構成され、いま、黒画像を作成するための作像装置を対象として説明すると、転写ベルト22Aに対向する筐体壁部には、感光体ドラム25Kの一部を露出させるための開口PC1および書き込み装置29K側に対向する筐体壁部には、書き込み光29Kの導入口PC2がそれぞれ形成されている。
プロセスカートリッジPCは、感光体ドラム25Kの長手方向に相当する軸方向に着脱方向が設定されており、本実施形態では、図2を示す紙面に対して直角方向が着脱方向として設定されていることになり、保守点検や新しいプロセスカートリッジへの交換などの際に紙面手前側に引き出すことができるようになっている。
図3は、プロセスカートリッジPCを上方から見た外観図であり、同図においてプロセスカートリッジPCには、筐体の一部にプロセスカートリッジPCをそのまま掴むことができる滑り止め部で構成された把持部100が設けられている。
把持部100は、開口PC1と同じ側の面に設けられており、図2および図3においては、感光体ドラム25Kが露出する面、つまり、現像装置26Kの配置位置に対向するプロセスカートリッジPCの上壁上面PC3に刻設されて凹凸状とされた滑り止め部として設けられている。これにより、把持部100が位置する上壁上面PC3とこの面の裏面に相当するプロセスカートリッジPCの底面とに手指をおくことによりプロセスカートリッジPCを直接掴むことができる部分として用いられ、その際に手指が滑るのを把持部100により阻止できるようになっている。
把持部100は、開口PC1と同じ側の面に設けられているとともに、開口PC1が位置する面から段差を持たせた面に設けられている。
本実施形態では、このような段差を持たせることができる面として、図3に示すように、上述した現像装置26Kが配置されている位置の上面が設定される。
現像装置26Kは、現像スリーブ(便宜上、図2において符号26K1で示す)に対して現像剤を供給する供給ローラ26K2およびこれに隣り合わせて攪拌ローラ(便宜上、図2において符号26K3で示す)が並置され、さらに現像装置26Kの配置位置が感光体ドラム25Kの回転方向において露出面よりも前側に位置していることから現像スリーブ26K1に対して供給ローラ26K2および攪拌ローラ26K3の並置位置を低い位置とすることができる。このような各ローラの配置構成を利用して感光体ドラム25Kの露出面に対して段差を持たせることができるようになっている。これにより、外部に露出する感光体ドラム25Kと同じ向きの面に把持部100を設けた場合でも、感光体ドラム25Kの存在を直接視認することができるので、感光体ドラム25Kの露出面に手を触れることなく把持部100を掴むことができる。
把持部100は、図3において矢印Fで示すプロセスカートリッジPCの引き出し方向前側において上壁上面PC3に設けられている。これにより、プロセスカートリッジPCが感光体ドラム25Kの軸方向と平行に引き出される際にプロセスカートリッジPCが上記軸方向の全ての範囲が引き出される前に、ユーザーは把持部100を掴むことができる。この結果、プロセスカートリッジPCを引き出す際にプロセスカートリッジPCを引き出し当初から支えることができ、プロセスカートリッジPCを不用意に引き摺るような事態によるがたつきをなくして内部に纏められている機器への振動障害などを防止できる。
プロセスカートリッジPCを引き出すための構成としては、感光体ドラム25Kの支軸が支持されているプロセスカートリッジPCの側壁のうちで、引き出し方向前側に位置する側壁(便宜上、図3において符号PC4で示す)に設けられた突片状の取っ手101が用いられ、この取っ手101を掴んで引くことによりプロセスカートリッジPCを引き出せるようになっている。
上述したとおり、把持部100は上述したとおりプロセスカートリッジPCの上面PC3に設けられ、取っ手101はプロセスカートリッジPCの側壁PC4に設けられ、把持部100と取っ手101とは、感光体ドラム25Kの回転軸を通る垂直面に対し、それぞれ反対側に設けられる。従って、プロセスカートリッジPCを着脱操作するときには、感光体ドラム25Kの両側から支えられることになるので、支える際の重量負担を均衡させることができ、片側のみで支えた場合のように重量が集中的に付加されることによる支持負担の増加を解消することができる。
また、上記のように構成されたプロセスカートリッジPCの取り出しのときには、まず右手などの一方の手で取っ手101を摘んで装置から引き出し、さらにプロセスカートリッジPCが少し引き出した時に他方の左手で把持部100を掴むことで、安定的に扱うことができるのである。
ところで、把持部100がプロセスカートリッジPCにおける感光体ドラム25Kの回転軸を通る垂直面を境にして片側にのみ設けられていることにより、仮に把持部100のみを掴んだ場合には、掴んでいる位置を支点としてプロセスカートリッジPCにモーメントが発生する。しかし、このモーメントが発生した場合でも、引き出し方向が傾斜する方向ではなく感光体ドラム25Kの軸方向であるので、掴んだ指先方向に着脱する場合のようなプロセスカートリッジPCの移動がないので、不用意に指先から抜け落ちるようなことがない。
上記構成においては、図3に示すように、取っ手101と感光体ドラム25Kの中心軸までの距離Xと、把持部100と感光体ドラム25Kの中心軸までの距離Yとでは、「X<Y」の関係が成り立っている。
このような関係とすることにより、取っ手101を引き出してから把持部100を掴むときには、感光体ドラム25Kの露出面から離れた把持部100を掴むことになるので、より確実に露出面への接触を避けることが出来る。この結果として、感光体ドラム25Kには、この露出面を覆うためのシャッターなどを設けなくても、操作者の手が触れることを防止できるので、異常画像の発生を防止すると共にユーザーの手を汚すことも防止できるのである。
図5は、取っ手101の他の実施例となる、取っ手201を採用したプロセスカートリッジPC100である。取っ手201は、回転軸205を中心として収納位置(図5)と把持位置(図6)とを回動する(図6において矢印Rで示す状態)構成となっている以外は、基本的に取っ手101と同じ構成となっている。操作者は、取っ手201が把持位置にあるとき、くりぬき状の把持孔208を摘んで引き抜くことができる。
本実施形態は以上のような構成であるから、プロセスカートリッジPCを画像形成装置に対して着脱する際には、感光体ドラム25Kの軸方向に沿って移動させることになる。これにより、画像形成装置上方への着脱と違って、オペレータが画像形成時に立つ側に引き出すことができるようになるので、着脱のための空間として余分な画像形成装置周辺、特に上方にスペースを準備する必要がない。
プロセスカートリッジPCを引き出す際には、取っ手101を掴んで引き出すと、引き出し方向手前側に位置する把持部100が露呈し、取っ手101と把持部100および把持部100の裏面側に位置するプロセスカートリッジPCの底面とを掴むことでプロセスカートリッジPCを直接掴むことができ、しかも、両手で支えられるので、仮にプロセスカートリッジPCの重量バランスが悪い場合でも引き出しの際のガタツキなどの挙動が不安定となることがなく、操作が容易となる。
さらに、感光体ドラム25Kの露出面と同じ向きの面に把持部100が設けられていても、その位置が感光体ドラム25Kの露出面から離れているので、把持部100を掴む際に感光体ドラム25Kに直接手が触れることがないばかりでなく、感光体ドラム25Kの位置を確認できることにより不用意に感光体ドラム25Kの露出面に手を置くような事態を未然に防止することができる。なお、露出面を有する機器としては、感光体ドラム25Kに限らず、現像装置26Kにおける現像スリーブ(図2において符号26K1で示した部材)等の画像形成処理手段を対象とすることも可能である。
本実施形態では、プロセスカートリッジPCを直接掴むことができる把持部100を備えていることにより、把手などの別部材をプロセスカートリッジPCに付設する必要がない。これにより、構成の簡略化に加えて重量バランスを妨げないような位置しか把手を設けることができないというような構造上の制約を受けることがないので、操作性の改善に加えて加工コストの上昇を抑えることが可能となる。
本実施形態では、把持部100の裏面においても把持部100と同様な機能を発揮する構成が設けられている。
図4は、プロセスカートリッジPCを下方から見た外観図であり、同図において現像装置26Kの上壁上面PC3に設けられている把持部100と対向する底面側には、複数刻設された凹部で構成されている滑り止め部102が設けられている。これにより、把持部100とこれの裏面側に位置する底面を掴んだ際に底面側での滑り止め部102とによりプロセスカートリッジPCの不用意な滑落をより効果的に防止することができる。特に、掴む際の力が弱い場合には把持部100と滑り止め部102とに手指が引っかかりやすくなるので有効となり、例えば、オペレータ自身がプロセスカートリッジPCを引き出す際には掴む際の手指の力加減が分からないことが多いが、この構成では、過剰な掴み力を作用させなくても滑落を防止できるので、掴む際の労力負担を軽減することができる。
本実施形態における把持部100および滑り止め部102は、刻設することにより滑り止めを機能としているが、この構成に限らず、他の部分よりも摩擦係数を大きくしたテープやゴムなどを貼り付けたりすることも可能である。また、感光体ドラム25Kの露出面と同じ向きの面に設けられている把持部100は、この位置がプロセスカートリッジPCを掴む際の場所であることを表示する部分と兼用することも可能である。表示する部分として用いる場合には、色表示や文字表示あるいは刻設形態を図3に示した直線状とするのでなく曲線や文字型などにすることも可能である。
取っ手101に関しても、突片とした場合にはこれの両面を掴む構成であるが、これに限らず、指掛け孔を設けること、また、平面視においてチャンネル形状あるいはリング形状さらには握りができる形状などとすることが可能である。
本発明の実施形態によるプロセスカートリッジが適用される画像形成装置の一例を示す模式図である。 図1に示した画像形成装置におけるプロセスカートリッジの内部構造を説明するための図である。 図2に示したプロセスカートリッジを上方から見た外観図である。 図2に示したプロセスカートリッジを下方から見た外観図である。 図2に示したプロセスカートリッジの構成における一部変形例を示すために上方から見た外観図である。 図5に示した一部変形例における作用を説明するための部分的な図である。
符号の説明
1 画像形成装置
21 作像装置
25 感光体ドラム
26 現像装置
27 帯電装置
100 把持部
101 取っ手
102 滑り止め部
PC プロセスカートリッジ
PC1,PC2 開口
PC3 上壁上面
PC4 側壁

Claims (13)

  1. 潜像担持体および少なくとも一のプロセス手段を内部に纏めて収容し、上記潜像担持体の長手方向に平行する着脱方向に移動されるプロセスカートリッジであって、
    カートリッジの筐体の一部に滑り止め部からなる把持部を設け、着脱時、該把持部とこれの裏面とを直接掴んで支えることができることを特徴とするプロセスカートリッジ。
  2. 請求項1記載のプロセスカートリッジにおいて、
    上記把持部は、上記潜像担持体の露出面と同じ側の面に設けられていることを特徴とするプロセスカートリッジ。
  3. 請求項1または2記載のプロセスカートリッジにおいて、
    上記把持部は、上記潜像担持体の露出面に対して段差を持たせた面に設けられていることを特徴とするプロセスカートリッジ。
  4. 請求項1乃至3のうちの一つに記載のプロセスカートリッジにおいて、
    上記把持部は、上記着脱方向に平行する上記筐体の長手方向において、該着脱方向に沿った収納位置から引き出し位置に向け移動する方向の前方側に設けられていることを特徴とするプロセスカートリッジ。
  5. 請求項1乃至4のうちの一つに記載のプロセスカートリッジにおいて、
    上記把持部は、上記潜像担持体の露出面と同じ側の面における水平方向において該潜像担持体の中心位置を挟んで該潜像担持体の収容空間外壁と相対する位置に設けられていることを特徴とするプロセスカートリッジ。
  6. 請求項1乃至5のうちの一つに記載のプロセスカートリッジにおいて、
    上記把持部が位置する面および潜像担持体の露出面に対する裏側に位置する上記筐体の底面は、平滑面で構成されていることを特徴とするプロセスカートリッジ。
  7. 請求項1乃至6のうちの一つに記載のプロセスカートリッジにおいて、
    上記着脱方向に沿った引き出し位置への移動方向前方側に位置する筐体壁面には、該筐体の移動時に掴まれる取っ手が設けられていることを特徴とするプロセスカートリッジ。
  8. 請求項7記載のプロセスカートリッジにおいて、
    上記把持部と取っ手とは、水平方向において上記潜像担持体の中心位置を挟んで相反する位置にそれぞれ設けられていることを特徴とするプロセスカートリッジ。
  9. 請求項8記載のプロセスカートリッジにおいて、
    上記把持部と潜像担持体の中心位置との間の距離は、上記取っ手と潜像担持体の中心位置との間の距離よりも長く設定されていることを特徴とするプロセスカートリッジ。
  10. 請求項1乃至9のうちの一つに記載のプロセスカートリッジにおいて、
    上記把持部は、筐体本体の表面に対して刻設若しくは貼り付けにより他の部分とは摩擦力を大きくすることができる構成とされていることを特徴とするプロセスカートリッジ。
  11. 請求項10記載のプロセスカートリッジにおいて、
    上記把持部は、上記筐体本体における他の部分の表面と区別可能な構成を備えていることを特徴とするプロセスカートリッジ。
  12. 請求項1乃至11のうちの一つに記載のプロセスカートリッジを備えていることを特徴とする画像形成装置。
  13. 請求項12記載の画像形成装置において、
    上記プロセスカートリッジが単一若しくは複数配置されて、単一色若しくは多色画像を形成可能な構成とされていることを特徴とする画像形成装置。
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