JPH07128975A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JPH07128975A
JPH07128975A JP5272311A JP27231193A JPH07128975A JP H07128975 A JPH07128975 A JP H07128975A JP 5272311 A JP5272311 A JP 5272311A JP 27231193 A JP27231193 A JP 27231193A JP H07128975 A JPH07128975 A JP H07128975A
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JP
Japan
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toner
linear velocity
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image carrier
conveying means
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JP5272311A
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English (en)
Inventor
Toshihiro Sugiyama
敏弘 杉山
Kazuhiro Yuasa
一弘 湯浅
Shuichi Endo
修一 遠藤
Iwao Matsumae
巌 松前
Yoshiaki Tanaka
善朗 田中
Hiroshi Hosokawa
浩 細川
Mugijirou Uno
麦二郎 宇野
Koji Saito
廣司 齋藤
Eiji Takenaka
英二 竹中
Tetsuo Yamanaka
哲夫 山中
Eisaku Murakami
栄作 村上
Satoru Komatsubara
悟 小松原
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Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Publication date
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    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
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    • G03G15/00Apparatus for electrographic processes using a charge pattern
    • G03G15/06Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for developing
    • G03G15/08Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for developing using a solid developer, e.g. powder developer
    • G03G15/0806Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for developing using a solid developer, e.g. powder developer on a donor element, e.g. belt, roller
    • G03G15/0808Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for developing using a solid developer, e.g. powder developer on a donor element, e.g. belt, roller characterised by the developer supplying means, e.g. structure of developer supply roller
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  • Magnetic Brush Developing In Electrophotography (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 一成分系トナーを用いながら逆帯電トナーに
よる弊害をなくし、かつ良好な画像を形成することがで
きる画像形成装置を提供する。 【構成】 一成分系トナーを用いた電子写真画像形成装
置において、トナー量規制部材1と、第一及び第二トナ
ー搬送手段2,3と、像担持体4とを備え、第一トナー
搬送手段2上でトナー量規制部材1によりトナー量の規
制を行った後、第二トナー搬送手段3にトナーを転移付
着され、この第二トナー搬送手段2によりトナーを像担
持体4上に現像する。第一トナー搬送手段の線速
(v1)及び第二トナー搬送手段の線速(v2)をv1
2≧1の関係とし、第二トナー搬送手段上のトナー量
(単位面積あたりのトナー量)を第一トナー搬送手段上
のトナー量よりも多くする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ファクシミリ、複写
機、プリンター等の記録装置に適用し得る画像形成装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、この種の記録装置では、トナー
として一成分系トナーを用いることができれば、現像装
置を小型化でき、また、保守が基本的には不要である等
の利点を有することが知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、トナーとし
て一成分系トナーを用いると、前記利点がある反面、信
頼性が低いとか、トナーを均一に帯電させることが困難
であり、所望の極性とは逆極性に帯電した逆帯電トナー
が存在する等の欠点を有する。この逆帯電トナーが存在
すると、この逆帯電トナーが地肌部に付着して地汚れの
原因となる。
【0004】均一に帯電したトナーによって、現像剤担
持体上のトナー層を形成する必要があるが、均一な帯電
を行うためには現像剤担持上のトナー量をあまり多くす
ることはできない。また、現像剤担持体と像担持体との
線速比を大きくすると、スキャベンジング力が大きくな
り過ぎてしまったり、像担持体とトナーの摩擦帯電等に
よる不具合が発生しやすくなる。
【0005】トナー量規制部材と第一トナー搬送手段と
でトナーを摩擦帯電する場合でも、電荷注入による帯電
の場合でも、均一に帯電させられるトナー量(第一トナ
ー搬送手段上の単位面積あたりのトナー量)には限度が
ある。限度を超えると、逆極性に帯電したトナーの割合
が増加する。そのため、均一に帯電させるためには、必
ずしも第一トナー搬送手段上のトナー量を像担持体上で
必要なトナー量と同じにできるとは限らない。
【0006】よって現状では、「現像剤担持体上のトナ
ー量」と「現像剤担持体と像担持体との線速比」とのバ
ランスをとって設計しなければならず、それが結果とし
て必ずしも良好な画像を形成することとはならなかっ
た。
【0007】本発明の目的は、一成分系トナーを用いな
がら逆帯電トナーによる弊害をなくし、かつ良好な画像
を形成することができる画像形成装置を提供することに
ある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的は、一成分系ト
ナーを用いた電子写真画像形成装置において、トナー量
規制手段と、第一トナー搬送手段及び第二トナー搬送手
段と、像担持体とを備え、前記第一トナー搬送手段上で
前記トナー量規制部材によりトナー量の規制を行った
後、前記第二トナー搬送手段にトナーを転移付着し、こ
の第二トナー搬送手段によりトナーを前記像担持体上に
現像するようにし、前記第一トナー搬送手段及び第二ト
ナー搬送手段が連れ回り方向に回転し、かつ前記第一ト
ナー搬送手段の線速(V1)及び前記第二トナー搬送手
段の線速(V2)がv1/v2≧1の関係である第1の手
段により達成される。
【0009】上記目的は、第1の手段において、前記第
一及び第二トナー搬送手段の線速比が2≦v1/v2≦7
の関係である第2の手段により達成される。
【0010】上記目的は、一成分系トナーを用いた電子
写真画像形成装置において、トナー量規制手段と、第一
トナー搬送手段及び第二トナー搬送手段と、像担持体と
を備え、前記第一トナー搬送手段上で前記トナー量規制
部材によりトナー量の規制を行った後、前記第二トナー
搬送手段にトナーを転移付着し、この第二トナー搬送手
段によりトナーを前記像担持体上に現像するようにし、
前記第一トナー搬送手段及び第二トナー搬送手段が逆回
り方向に回転し、かつ前記第一トナー搬送手段の線速
(V1)及び前記第二トナー搬送手段の線速(V2)がv
1/v2≦−1の関係である第3の手段により達成され
る。
【0011】上記目的は、第3の手段において、前記第
一及び第二トナー搬送手段の線速比が−7≦v1/v2
−2の関係である第4の手段により達成される。
【0012】
【作用】前記第1の手段にあっては、一成分系トナーを
用いた電子写真画像形成装置において、トナー量規制手
段と、第一トナー搬送手段及び第二トナー搬送手段と、
像担持体とを備え、第一トナー搬送手段上でトナー量規
制部材によりトナー量の規制を行った後、第二トナー搬
送手段にトナーを転移付着させ、この第二搬送手段によ
りトナーを像担持体上に現像するため、逆帯電トナーに
よる地汚れが発生しない。また、第一トナー搬送手段の
線速(v1)及び第二トナー搬送手段の線速(v2)をv
1/v2≧1の関係としたため、第二トナー搬送手段上の
トナー量(単位面積あたりのトナー量)を第一トナー搬
送手段上のトナー量よりも多くできる。よって、第一ト
ナー搬送手段から直接像担持体へトナーを転移付着させ
る場合に比べて、第二トナー搬送手段の線速と像担持体
との線速比を小さくすることができ、スキャベンジング
力が大きくなり過ぎる、接触現像の場合にはトナーが像
担持体との間で異常な摩擦帯電をする等の問題が低減で
きる。
【0013】前記第2の手段にあっては、第一トナー搬
送手段及び第二トナー搬送手段の線速比を2≦v1/v2
≦7の関係としたため、第1の手段の効果が増し、第二
トナー搬送手段と像担持体との線担持体との線速比を適
正な値にできる。その結果、逆帯電トナーによる地汚れ
がなくなるだけでなく、より良好な画像を形成できる。
【0014】前記第3の手段にあっては、一成分系トナ
ーを用いた電子写真画像形成装置において、トナー量規
制手段と、第一トナー搬送手段及び第二トナー搬送手段
と、像担持体とを備え、第一トナー搬送手段上でトナー
量規制部材によりトナー量の規制を行った後、第二トナ
ー搬送手段にトナーを転移付着させ、この第二トナー搬
送手段によりトナーを像担持体上に現像するため、逆帯
電トナーによる地汚れが発生しない。また、第一トナー
搬送手段の線速(V1)及び第二トナー搬送手段の線速
(V)をv/v2≦−1の関係としたため、第二ト
ナー搬送手段上のトナー量(単位面積あたりのトナー
量)を第一トナー搬送手段上のトナー量よりも多くでき
る。よって、第一トナー搬送手段から直接像担持体へト
ナーを転移付着させる場合に比べて、第二トナー搬送手
段の線速と像担持体との線速比を小さくすることがで
き、スキャベンジング力が大きくなり過ぎる、接触現像
の場合にはトナーが像担持体との間で異常な摩擦帯電を
する等の問題が低減できる。
【0015】前記第4の手段にあっては、第一トナー搬
送手段及び第二トナー搬送手段の線速比を−7≦v1
2≦−2の関係としたため、第3の手段の効果が増
し、第二トナー搬送手段と像担持体との線速比を適正な
値にできる。その結果、逆帯電トナーによる地汚れがな
くなるだけでなく、より良好な画像を形成できる。
【0016】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。図1〜図5は本発明の第1の実施例を説明するた
めのもので、図1は第1の実施例を適用する画像形成装
置の概略構成を示す説明図、図2は図1のトナー転移状
態のモデルを示す説明図、図3は磁性一成分現像に適用
した概略構成を示す説明図、図4は第1の実施例の磁性
一成分現像における概略構成を示す説明図、図5は第1
の実施例の非磁性一成分現像に適用した概略構成を示す
説明図である。
【0017】まず、非磁性一成分現像における画像形成
装置を図1及び図2を参照して説明する。一成分系トナ
ーを用いた電子写真画像形成装置は、図1に示すよう
に、トナー量規制部材1と、第一トナー搬送手段2及び
第二トナー搬送手段3と、像担持体4とを備え、第一ト
ナー搬送手段2上でトナー量規制部材1によりトナー量
の規制を行った後、第二トナー搬送手段3にトナーを転
移付着させ、この第二トナー搬送手段3によりトナーを
像担持体4上に現像する。
【0018】なお、5は転写器、6はレーザー書き込み
部、7は帯電器、8は除電光、9はクリーニング部であ
る。
【0019】次に、前記画像形成装置によるトナー転移
を図2を参照して説明する。図2に示すように、トナー
量規制部材1によりトナー量の規制を行い、同時にトナ
ー量規制部材1と第一トナー搬送手段2とでトナーを摩
擦帯電する。摩擦帯電されたトナーは電界の力により第
一トナー搬送手段2から第二トナー搬送手段3へと転移
付着する。ここで、極わずか含まれた逆帯電トナー(及
び未帯電トナー)〔図2で●で示す〕が電界から受ける
力の向きは逆であるため、第一トナー搬送手段2から第
二トナー搬送手段3へと転移付着することはない。
【0020】正規の極性に帯電したトナー〔図2で−を
○で囲った印で示す〕のみを、選択的に第二トナー搬送
手段2へと転移付着させたために、第二トナー搬送手段
2上には正規帯電したトナーのみのトナー層が形成され
ている。よって、静電潜像を形成した像担持体4と第二
トナー搬送手段2との間で電界を形成し、トナーを転移
付着させた場合、地肌部にトナーが付着することはな
い。
【0021】前記画像形成装置は非磁性一成分現像で説
明したが、図3に示すような磁性一成分現像による画像
形成装置にも適用できる。図1と同一部分には同一符号
を付してある。この磁性一成分現像における画像形成装
置では、像担持体4は図3に示すようにベルト状であ
り、また、第一トナー搬送手段2は磁界発生層を有して
いる。このような磁性一成分現像における画像形成装置
に適用した場合にも、前記非磁性一成分現像と同様の作
用効果を奏する。
【0022】ところで、トナー量規制部材1と第一トナ
ー搬送手段2とでトナーを摩擦帯電する場合でも、電荷
注入による帯電の場合でも、均一に帯電させられるトナ
ー量(第一トナー搬送手段2上の単位面積あたりのトナ
ー量)には限度がある。限度を超えると、逆極性に帯電
したトナーの割合が増加する。そのため、均一に帯電さ
せるためには、必ずしも第一トナー搬送手段2上のトナ
ー量を像担持体4上で必要なトナー量と同じにできると
は限らない。次に、このような課題を解決する第1の実
施例を図4及び図5を参照して説明する。なお、図1な
いし図3と同一部分には同一符号を付してある。
【0023】図4(あるいは図5)に示すように、第一
トナー搬送手段2及び第二トナー搬送手段3が、連れ回
り方向にそれぞれ駆動され回転する場合、第一トナー搬
送手段2の線速(V1)を第二トナー搬送手段3の線速
(V2)よりも速くすることにより(v1/v2≧1)、
第二トナー搬送手段3上のトナー量(単位面積あたりの
トナー量)を第一トナー搬送手段3上のトナー量よりも
多くできる。
【0024】そのため、仮に第二トナー搬送手段3と像
担持体4との線速比(v2/v3)が一定ならば、第一ト
ナー搬送手段2と第二トナー搬送手段3の線速比(v1
/v2)によって、像担持体4上のトナー量を制御する
ことができる。
【0025】よって、第二トナー搬送手段3と像担持体
4との線速比(v2/v3)は、必要とするスキャベンジ
ング力、トナーと像担持体4との摩擦帯電特性等によっ
て決定することができる。
【0026】第二トナー搬送手段3と像担持体4との線
速差が原因で発生する異常画像、必要とするスキャンベ
ンジング力のバランスをとると、第二トナー搬送手段3
と像担持体4との線速比(v2/v3)は通常1.1前後
が適当であった。したがって、十分な画像濃度を得るた
めに必要な像担持体4上のトナー量が1mg/cm2前後、均
一な帯電に適した第一トナー搬送手段2上のトナー量が
0.3mg/cm2前後(トナー量を極端に減らした設定にする
と、トナーが破砕したり、トナー量規制部材1にトナー
固着が発生する)であるため、第一トナー搬送手段2と
第二トナー搬送手段3の線速比を2≦v1/v2≦7とす
ることにより、逆帯電トナーによる地汚れがなくなるだ
けでなく、第二トナー搬送手段3と像担持体4との線速
比(v2/v3)を適正な値にできる。その結果、逆帯電
トナーによる地汚れがなくなるだけでなく、より良好な
画像を形成できる。
【0027】前記第1の実施例について実験を行ったの
で、以下説明する。より均一な帯電に適した第一トナー
搬送手段2上のトナー量は、0.2〜0.5〔mg/cm2〕(図4
の例:磁性トナー,磁性体量による)、また、0.15〜0.
4〔mg/cm2〕(図5の例:非磁性トナー)であった。ま
た、第二トナー搬送手段3と像担持体4との線速差によ
るスキャンベンジング力、トナーの摩擦帯電の適正化を
図ると適当な線速比は、1.0<v2/v3≦1.3であった。
また、十分な画像濃度に必要な像担持体4上のトナー量
は、0.8〜1.2以上〔mg/cm2〕(図4の例:磁性トナー,
磁性体量による)、また、1.2〜1.8以上〔mg/cm2〕(図
5の例:非磁性トナー)であった。以上の条件の組合せ
により、2≦v1/v2≦7とすると特に効果が大となっ
た。
【0028】図6及び図7は本発明の第2の実施例を説
明するためのもので、図6は第2の実施例を適用する画
像形成装置の非磁性一成分現像における概略構成を示す
説明図、図7は磁性一成分現像に適用した概略構成を示
す説明図である。なお、前記実施例と同一部分には同一
符号を付してある。
【0029】図6(あるいは図7)に示すように、第一
トナー搬送手段2及び第二トナー搬送手段3が、逆回り
方向にそれぞれ駆動され回転する場合、第一トナー搬送
手段2の線速(V1)を第二トナー搬送手段3の線速
(V2)よりも速くすることにより(v1/v2≦−
1)、第二トナー搬送手段3上のトナー量(単位面積あ
たりのトナー量)を第一トナー搬送手段2上のトナー量
よりも多くできる。
【0030】そのため、仮に第二トナー搬送手段3と像
担持体4との線速比(v2/v3)が一定ならば、第一ト
ナー搬送手段2と第二トナー搬送手段3の線速比(v1
/v2)によって、像担持体4上のトナー量を制御する
ことができる。
【0031】よって、第二トナー搬送手段3と像担持体
4との線速比(v2/v3)は、必要とするスキャンベン
ジング力、トナーと像担持体4との摩擦帯電特性等によ
って決定することができる。
【0032】第二トナー搬送手段3と像担持体4との線
速差が原因で発生する異常画像、必要とするスキャベン
ジング力のバランスをとると、第二トナー搬送手段3と
像担持体4との線速比(v2/v3)は通常1.1が適当
であった。したがって、十分な画像濃度を得るために必
要な像担持体4上のトナー量が1mg/cm2前後、均一な帯
電に適した第一トナー搬送手段2上のトナー量が0.3mg/
cm2前後(トナー量を極端に減らした設定にすると、ト
ナーが破砕したり、トナー量規制部材1にトナー固着が
発生する)であるため、第一トナー搬送手段2と第二ト
ナー搬送手段3の線速比を−7≦v1/v2≦−2とする
ことにより、逆帯電トナーによる地汚れがなくなるだけ
でなく、第二トナー搬送手段3と像担持体4との線速比
(v2/v3)を適正な値にできる。その結果、逆帯電ト
ナーによる地汚れがなくなるだけでなく、より良好な画
像を形成できる。
【0033】前記第2の実施例について実験を行ったの
で、以下説明する。より均一な帯電に適した第一トナー
搬送手段2上のトナー量は、0.2〜0.5〔mg/cm2〕(図7
の例:磁性トナー,磁性体量による)、また、0.15〜0.
4〔mg/cm2〕(図6の例:非磁性トナー)であった。ま
た、第二トナー搬送手段3と像担持体4との線速差によ
るスキャンベンジング力、トナーの摩擦帯電の適正化を
図ると適当な線速比は、1.0<v2/v3≦1.3であった。
また、十分な画像濃度に必要な像担持体4上のトナー量
は、0.8〜1.2以上〔mg/cm2〕(図7の例:磁性トナー,
磁性体量による)、また、1.2〜1.8以上〔mg/cm2〕(図
6の例:非磁性トナー)であった。以上の条件の組合せ
により、−7≦v1/v2≦−2とすると特に効果が大と
なった。
【0034】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、第一トナ
ー搬送手段上でトナー量規制部材によりトナー量の規制
を行った後、第二トナー搬送手段にトナーを転移付着さ
せ、この第二トナー搬送手段によりトナーを像担持体上
に現像するので、逆帯電トナーによる地汚れが発生しな
い。また、第一トナー搬送手段の線速(v1)及び第二
トナー搬送手段の線速(v2)をv1/v2≧1の関係と
したため、第二トナー搬送手段上のトナー量(単位面積
あたりのトナー量)を第一トナー搬送手段上のトナー量
よりも多くできる。したがって、請求項1の効果に加え
て、第一トナー搬送手段から直接像担持体へトナーを転
移付着させる場合に比べて、第二トナー搬送手段の線速
と像担持体との線速比を小さくすることができ、スキャ
ベンジング力が大きくなり過ぎる、接触現像の場合には
トナーが像担持体との間で異常な摩擦帯電をする等の問
題を低減できる。
【0035】請求項2記載の発明によれば、第一トナー
搬送手段及び第二トナー搬送手段の線速比を2≦v1
2≦7の関係としたため、請求項1の効果が増し、第
二トナー搬送手段と像担持体との線担持体との線速比を
適正な値にできる。その結果、逆帯電トナーによる地汚
れがなくなるだけでなく、より良好な画像を形成でき
る。
【0036】請求項3記載の発明によれば、第一トナー
搬送手段上でトナー量規制部材によりトナー量の規制を
行った後、第二トナー搬送手段にトナーを転移付着さ
せ、この第二トナー搬送手段によりトナーを像担持体上
に現像するので、逆帯電トナーによる地汚れが発生しな
い。また、第一トナー搬送手段の線速(V1)及び第二
トナー搬送手段の線速(V2)をv1/v2≦−1の関係
としたため、第二トナー搬送手段上のトナー量(単位面
積あたりのトナー量)を第一トナー搬送手段上のトナー
量よりも多くできる。したがって、第一トナー搬送手段
から直接像担持体へトナーを転移付着させる場合に比べ
て、第二トナー搬送手段の線速と像担持体との線速比を
小さくすることができ、スキャベンジング力が大きくな
り過ぎる、接触現像の場合にはトナーが像担持体との間
で異常な摩擦帯電をする等の問題を低減できる。
【0037】請求項4記載の発明によれば、第一トナー
搬送手段及び第二トナー搬送手段の線速比を−7≦v1
/v2≦−2の関係としたため、請求項3の効果が増
し、第二トナー搬送手段と像担持体との線速比を適正な
値にできる。その結果、逆帯電トナーによる地汚れがな
くなるだけでなく、より良好な画像を形成できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施例を適用する画像形成装置の概略構
成を示す説明図である。
【図2】図1のトナー転移状態のモデルを示す説明図で
ある。
【図3】磁性一成分現像の画像形成装置の概略構成を示
す説明図である。
【図4】第1の実施例に係る画像形成装置の磁性一成分
現像における概略構成を示す説明図である。
【図5】第1の実施例に係る画像形成装置の非磁性一成
分現像における概略構成を示す説明図である。
【図6】第2の実施例に係る画像形成装置の非磁性一成
分現像における概略構成を示す説明図である。
【図7】第2の実施例に係る画像形成装置の磁性一成分
現像における概略構成を示す説明図である。
【符号の説明】
1 トナー量規制部材 2 第一トナー搬送手段 3 第二トナー搬送手段 4 像担持体 V1 第一トナー搬送手段の線速 V2 第二トナー搬送手段の線速
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 松前 巌 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株式 会社リコー内 (72)発明者 田中 善朗 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株式 会社リコー内 (72)発明者 細川 浩 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株式 会社リコー内 (72)発明者 宇野 麦二郎 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株式 会社リコー内 (72)発明者 齋藤 廣司 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株式 会社リコー内 (72)発明者 竹中 英二 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株式 会社リコー内 (72)発明者 山中 哲夫 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株式 会社リコー内 (72)発明者 村上 栄作 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株式 会社リコー内 (72)発明者 小松原 悟 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株式 会社リコー内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一成分系トナーを用いた電子写真画像形
    成装置において、 トナー量規制手段と、第一トナー搬送手段及び第二トナ
    ー搬送手段と、像担持体とを備え、前記第一トナー搬送
    手段上で前記トナー量規制部材によりトナー量の規制を
    行った後、前記第二トナー搬送手段にトナーを転移付着
    し、この第二トナー搬送手段によりトナーを前記像担持
    体上に現像するようにし、 前記第一トナー搬送手段及び第二トナー搬送手段が連れ
    回り方向に回転し、かつ前記第一トナー搬送手段の線速
    (V1)及び前記第二トナー搬送手段の線速(V2)がv
    1/v2≧1の関係であることを特徴とする画像形成装
    置。
  2. 【請求項2】 請求項1において、前記第一トナー搬送
    手段及び第二トナー搬送手段の線速比が2≦v1/v2
    7の関係であることを特徴とする画像形成装置。
  3. 【請求項3】 一成分系トナーを用いた電子写真画像形
    成装置において、 トナー量規制手段と、第一トナー搬送手段及び第二トナ
    ー搬送手段と、像担持体とを備え、前記第一トナー搬送
    手段上で前記トナー量規制部材によりトナー量の規制を
    行った後、前記第二トナー搬送手段にトナーを転移付着
    し、この第二トナー搬送手段によりトナーを前記像担持
    体上に現像するようにし、 前記第一トナー搬送手段及び第二トナー搬送手段が逆回
    り方向に回転し、かつ前記第一トナー搬送手段の線速
    (V1)及び前記第二トナー搬送手段の線速(V2)がv
    1/v2≦−1の関係であることを特徴とする画像形成装
    置。
  4. 【請求項4】 請求項3において、前記第一トナー搬送
    手段及び第二トナー搬送手段の線速比が−7≦v1/v2
    ≦−2の関係であることを特徴とする画像形成装置。
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