JP6119494B2 - 画像形成装置 - Google Patents

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Description

本発明は、定着ユニットを装着部に対して安全に脱抜できる画像形成装置に関する。
トナーを用いて電子写真方式でトナー像を像担持体上に形成し、このトナー像を用紙に転写し、この転写トナー像を定着器で用紙に定着して画像を形成する画像形成装置が広く知られている。
このような画像形成装置は、例えば、ベルトユニット、画像形成ユニット、定着ユニット等の複数の内部装置を着脱自在に備えている。これらの内部装置の保守作業時には、内部装置を装置本体の装着部から脱抜して取り外し、修理または新品と交換して装着部に再装着する。
その際、内部装置には重量のあるものが多いので、内部装置を装着部から脱抜して取り出す際には、取り出したとき手から取り落として内部装置を破損するおそれがある。そのような不具合が生じないように、例えば定着ユニットを装置本体外に取り出す際には定着ユニットを載せて引き出した受け台が傾斜して、外部に取り出し易くした構成が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2005−266157号公報
しかしながら、特許文献1の従来技術は、外部に引き出されたときの受け台のレールや受け台そのものの構成が複雑で、工場における組立工程に掛ける負担が大きいという課題がある。
ところで、定着ユニットを装置本体に脱抜する場合には、定着ユニットを脱抜する際の方向が定着ユニットの短手方向か長手方向かのいずれかになるが、それは画像形成装置の全体構造に応じて適宜設計されている。
上記特許文献1の従来技術では、定着ユニットを脱抜する際の方向が搬送される用紙の紙面に直交する方向、つまり、定着ユニットの短手方向に行われる装置を前提としている。
ここで、定着ユニットを特許文献1のように短手方向に脱抜する場合には、一般的に定着ユニットの両端を両手で支えて脱抜する構造が取り易く、手から取り落としたりする機会が比較的少ない。
従って、上記特許文献1では、定着ユニットの長手方向に脱抜、すなわち、搬送される用紙の紙面に沿って定着ユニットを挿脱することに関する記載も無いし、そのような場合に適用する技術思想や課題が存在しない。
一方、定着ユニットを長手方向に脱抜する場合には、手前側に形成される取っ手を片手で掴んで引き出すよう構成することが多く、引き出し操作中に勢い余ってもう一方の手で支える間もなく定着ユニットを装置本体から一気に離間させ、その重量により落下させるという特有の問題が存在した。
そこで、本発明は、定着ユニットを誤り無く装着部から脱抜でき、装置の破損や操作者の怪我を未然に防止できる画像形成装置を提供することを目的とする。
上記の課題を解決するために、本発明に係る画像形成装置は、画像転写部にて未定着トナー像が転写され搬送される記録媒体に前記未定着トナー像を定着させる定着ユニットと、前記定着ユニットを挿脱自在に装着する定着ユニット装着部と、を備え、前記定着ユニット装着部は、前記定着ユニットと係合して前記定着ユニットの装着口から該装着口よりも低位置の装着完了位置までに至り設けられた傾斜する挿脱案内部を有し、前記定着ユニットの挿脱方向が、搬送される前記記録媒体の記録面に沿いかつ搬送方向に直交する方向である、ことを特徴とする。
また、本発明に係る他の態様の画像形成装置は、画像転写部にて未定着トナー像が転写され搬送される記録媒体に前記未定着トナー像を所定の位置で所定のローラにより定着させる定着ユニットと、前記所定の位置を搬送される際の前記記録媒体の記録面に対して前記ローラの長手方向が水平となるように、且つ、前記定着ユニットの挿入方向が前記ローラの長手方向の先端側から挿入される方向となるように、前記定着ユニットを挿脱自在に装着する定着ユニット装着部と、を備え、前記定着ユニット装着部は、前記定着ユニットと係合して前記定着ユニットの装着口から該装着口よりも低位置の装着完了位置までに至り設けられた傾斜する挿脱案内部を有する、ことを特徴とする。
本発明は、定着ユニットを誤り無く装着部から脱抜でき、装置の破損や操作者の怪我を未然に防止できるという効果を奏する。
本発明の実施例1に係る定着ユニット装着部(傾斜する挿脱案内部)を備えたフルカラープリンタ(画像形成装置)の内部構成を説明する断面図である。 実施例1に係る定着ユニット装着部を備えたフルカラープリンタの外観斜視図である。 (a)及び(b)は実施例1に係るフルカラープリンタの前扉を開いて示す定着ユニット装着部近傍の斜視図及び定着ユニットの挿脱方向を説明する図である。 (a)乃至(c)は実施例1に係る定着ユニット装着部を備えたフルカラープリンタ及び該定着ユニットをフルカラープリンタの装置本体(プリンタ1)から取り出し操作する手順を説明する図である。 (a)乃至(c)は従来例に係るフルカラープリンタ及び定着ユニットをプリンタPから取り出し操作する手順を説明する図である。
以下、本発明の実施の形態について、詳細に説明する。
図1は、実施例1に係る傾斜する挿脱案内部からなる定着ユニット装着部を備えたフルカラープリンタ(画像形成装置)の内部構成を説明する断面図である。
図1に示すプリンタ1は、電子写真式で二次転写方式のタンデム型のカラー画像形成装置であり、画像形成部2、転写ベルトユニット3、トナー供給部4、給紙部5、ベルト式熱定着ユニット6、及び両面印刷用搬送ユニット7で構成されている。
上記画像形成部2は、転写ベルトユニット3の転写ベルト8の下部走行面8aに接して同図の右から左へ4個の現像装置9(9k、9c、9m、9y)を多段式に並設して構成される。この画像形成部2は、図1に示す印刷実行時位置から、それより下方の保守位置に、昇降可能にプリンタ1のフレームに保持されている。
上記4個の現像装置9のうち上流側(図の左側)の3個の現像装置9c、9m及び9yは、それぞれ減法混色の三原色であるシアン(C)、マゼンタ(M)、イエロー(Y)の色トナーによるモノカラー画像を形成し、現像装置9kは、主として文字や画像の暗黒部分等に用いられるブラック(K)トナーによるモノクロ画像を形成する。
上記の各現像装置9は、画像を現像するトナーの色を除き全て同じ構成である。したがって、以下イエロー(Y)のトナー用の現像装置9yを例にしてその構成を説明する。
現像装置9は、最上部に感光体ドラム10を備えている。この感光体ドラム10は、その周面が例えば有機光導電性材料で構成されている。この感光体ドラム10の周面に接して又は近傍を取り巻いて、クリーナ11、帯電ローラ12、光書込ヘッド13、及び現像器14の現像ローラ15が配置されている。
現像器14は、外部を覆う筐体16、内部に設けられた隔壁17、現像ローラ15、第1の攪拌搬送スクリュー18、及び第2の攪拌搬送スクリュー19を備えている。第1及び第2の攪拌搬送スクリュー18及び19は、特には図示しないが、スクリュー軸と、このスクリュー軸と一体に構成されて回転するフィンから成る。
この現像器14には、転写ベルトユニット3の上方に配置されているトナー供給部4のトナーカートリッジ21から、同図にK、C、M、Yで示すブラック(K)、シアン(C)、マゼンタ(M)、イエロー(Y)のいずれかのトナーが供給される。
転写ベルトユニット3は、本体装置のほぼ中央で図の左右方向に扁平なループ状になって延在する無端状の上述した転写ベルト8と、この転写ベルト8を掛け渡されて転写ベルト8を図の矢印aで示す反時計回り方向に循環移動させる駆動ローラ22と従動ローラ23を備えている。
駆動ローラ22には、転写ベルト8を介して二次転写ローラ24が圧接し、ここに搬送されて来る転写媒体である用紙に対し、転写ベルト8上の一次転写トナー像を二次転写する二次転写部を形成している。
上記の転写ベルト8には、一次転写ローラ25がユニットと一体に組み込まれている。一次転写ローラ25は感光体ドラム10に対し、転写ベルト8を挟むように配置されている。
一次転写ローラ25は、下方を循環移動する転写ベルト8の下部走行面8aにトナー像を直接転写(一次転写)する。転写ベルト8は、そのトナー像を更に用紙に転写(二次転写)すべく、上記の二次転写部まで搬送する。
また、転写ベルト8には、従動ローラ23に掛け渡されている表面に当接してベルトクリーナ26が配置されている。ベルトクリーナ26の下方にはベルトクリーナ26が転写ベルト8から除去した廃トナーを収容する廃トナー回収容器27が着脱自在に配置されている。
トナー供給部4は、転写ベルト8の上部走行面の上方に配置されている前述した4個のトナーカートリッジ21で構成されている。このトナー供給部4は、特には図示しないが、図1に示す印刷実行時位置から、それより上方の保守位置に、昇降可能にプリンタ1のフレームに保持されている。
トナー供給部4の4個のトナーカートリッジ21は、それぞれブラック(K)、シアン(C)、マゼンタ(M)、イエロー(Y)のトナーを収容している。
これらのトナーカートリッジ21は、プリンタ1に対し前面方向に、すなわち図の紙面奥行き方向手前側に挿脱して着脱自在である。トナーカートリッジ21には図1では断面図のため見えないが、現像器9にトナーを補給するためのトナー排出口が形成されている。
トナー排出口は、トナーカートリッジ21がプリンタ1に装着されたとき、現像器9の後方から上に延びだしているトナー補給路に連通し、このトナー補給路を介して現像器9にトナーを補給する。尚、図1では断面図のため見えないが、トナー補給路は転写ベルトユニット3の後方に回り込んで配置されている。
このトナー供給部4の左方には、ベルトクリーナ26の左方から上方にかけて電装部29が配設されている。電装部29には、複数の電子部品からなる制御装置が搭載された回路基盤が装着されている。
給紙部5は、1個の給紙カセット31を備えている。給紙カセット31の給紙口(図の右方)近傍には、用紙取出ローラ32、給送ローラ33、捌きローラ34、待機搬送ローラ対35が配置されている。
待機搬送ローラ対35の用紙搬送方向(図の鉛直上方向)には、前述した二次転写部が形成されている。この二次転写部の下流(図では上方)側にはベルト式熱定着ユニット6が配置されている。
ベルト式熱定着ユニット6は、定着フレーム6e内に定着ローラ6aと熱ローラ6bを備え、定着ローラ6aと熱ローラ6bには定着ベルト6cが掛け渡されている。また、定着ローラ6aには定着ベルト6cを介し押圧ローラ6dが圧接していて、定着ニップ部を形成している。
ベルト式熱定着ユニット6の更に下流側には、定着後の用紙をベルト式熱定着ユニット6から搬出する搬出ローラ対36、及びその搬出される用紙を装置上面に形成されている排紙トレー37に排紙する排紙ローラ対38が配設されている。
両面印刷用搬送ユニット7は、外面(図の右方外側面)がプリンタ1の内部を側面から外部に開放又は遮蔽する開閉部材を兼ねている。
この両面印刷用搬送ユニット7は、排紙ローラ対38の直前から図の右横方向に分岐する返送開始路39a、それから下方に曲がる返送中間路39b、更に左横方向に曲がって最終的に返送用紙を反転させる返送終端路39cを有する返送路39を備えている。
また、返送路39の途中には、5組の返送ローラ対41(41a、41b、41c、41d、41e)が配置されている。上記返送終端路39cの出口は、給紙部5の給紙カセット31に対応する待機搬送ローラ対35への搬送路に合流している。
図2は、上記のプリンタ1の外観斜視図である。尚、図2には図1と同一の構成部分には図1と同一の番号を付与して示している。図2に示すように、プリンタ1は、前方に前扉42を備え、前扉42の下方つまりプリンタ1の前面底部には、紙カセット31の前面が外部に露出している。
紙カセット31の前面には、握り型の取っ手43が設けられている。この取っ手43の握り手の上下に形成されている空間部の上空間部44の奥に指を差し込んで、上記の前扉42を手前に引くことによって前扉42を開くことができる。
また、プリンタ1の右側面には開閉部材を兼ねる図1に示した両面印刷用搬送ユニット7の外面部が配置されている。この外面部には上方に取っ手45が設けられている。そして、プリンタ1の上面には中央部に前述した排紙トレー37が形成され、手前に操作パネル部46が形成されている。
図3(a)及び(b)はプリンタ1の前扉42を開いて示す定着ユニット装着部近傍の斜視図及びベルト式熱定着ユニット6の挿脱方向を説明する図である。尚、図3(a)及び(b)には、図1、図2に示したと同一の構成部分には図1、図2に示したと同一の番号を付与して示している。
図3(a)に示すように、プリンタ1の前方から前扉42を開くと、前扉42はほぼ水平に開いて位置固定される。転写ベルトユニット3の上方には、4個のトナーカートリッジ221k、21c、21m、21yが交換可能に配置され、その右方にベルト式熱定着ユニット6が配置されている。
また、転写ベルトユニット3の下方には、4個の現像装置9k、9c、9m、9yがメンテナンスのときには脱抜可能なように配置されている。転写ベルトユニット3のフレーム前部には取っ手46が形成されている。また、ベルト式熱定着ユニット6にも図3(a)では定かには見えないが取っ手50(図3(b)及び後述する図4も参照)が設けられている。
図3(b)は、ユーザが、前扉42を矢印bで示すようにプリンタ1の手前に開き、内部のベルト式熱定着ユニット6の取っ手50に手を掛けてベルト式熱定着ユニット6の下面両側端部を詳しくは後述する挿脱案内部としての不図示の案内兼支持レール51に摺接させながら、矢印cで示すように手前に引き出した状態を示している(後述する図4(b)も参照)。
ところで、用紙ジャム発生後や部品交換メンテナンス等でプリンタ1からベルト式熱定着ユニット6を取り出す操作を行う際に、従来では、引き出し操作中に勢い余ってベルト式熱定着ユニット6をプリンタ1から一気に離間させ、その重量により落下させるという特有の課題が存在したことは前述した。
以下、それについて補足説明する。
図5(a)乃至(c)は、従来例に係るプリンタPの定着ユニットFUをプリンタPから取り出し操作する手順を説明する図である。
図5(a)は、定着ユニットFUがプリンタPの設置面52に対し水平に設けられた案内台63上に定着ユニットFUがセットされた状態である。
次に、保守作業等で定着ユニットFUを装着部から脱抜する必要が生じた際には、図5(b)に示すように、プリンタPから作業者の手53により定着ユニットFUの取っ手64を持ち、定着ユニットFUを矢印X方向へ引き出す。
ここで、案内台63が設置面52に水平であることにより、定着ユニットFUを引き出す際に作業者は定着ユニットFUの重量を感じることがない為、定着ユニットFUの長手方向中央部を保持しないことがある。
それにより、定着ユニットFUがプリンタPから完全に離脱した瞬間に定着ユニットFUの長手方向中央部に支えがない為、定着ユニットFUが矢印Y方向に落下し、破損が発生することがあった。
そこで、本例では、定着ユニットを誤り無く装着部から脱抜できる画像形成装置として、特別の工夫が施されている。以下、これについて説明する。
図4(a)乃至(c)は本発明の実施例1に係るプリンタ1の定着ユニットを本体装置から取り出し操作する手順を説明する図である。尚、図4(a)乃至(c)には、図1乃至図4に示したと同一の構成部分には図1乃至図4に示したのと同一の番号を付与して示している。
本発明のプリンタ1では、ベルト式定着ユニット6を支持する案内台としての案内兼支持レール51が、ベルト式定着ユニット6の不図示の装着口よりも垂直方向で低位置の装着完了位置(図4(a)参照)までに至り傾斜して設けられている。すなわち、プリンタ1の水平面に対して10°〜30°の傾きを持って装着口が高くなるよう配設されている。
一方、本発明のベルト式定着ユニット6は、図4(a)に示すように定着フレーム6eの長手方向に沿った断面が平行四辺形に似た形をしており、一方、この定着フレーム6eの内部に配設される定着ローラ6a、熱ローラ6b、定着ベルト6c、押圧ローラ6dは、プリンタ1が設置される設置面52である水平面に沿って、各々が定着フレーム6eに対して配設されている。
しかして、ベルト式定着ユニット6をプリンタ1の装着部から取り出すには、まず図4(b)に示すように、一方の手53で取っ手50を掴み、ベルト式定着ユニット6を矢印cで示すように引き出す。
ここで、ベルト式定着ユニット6を引き出す案内兼支持レール51がプリンタ1に対して10°〜30°の傾きを持って配設されているために、ベルト式定着ユニット6を図4(b)に示すように斜め上方向に引き出す際に、引き出し動作に連れて作業者はベルト式定着ユニット6の重量を感じることになって、図4(c)に示すように、自然にもう一方の手53でベルト式定着ユニット6を支えることになり、図5(b)で示した従来技術の場合と異なり、勢い余ってベルト式定着ユニット6を引き出すようなことがなく、ベルト式定着ユニット6の落下を防ぎ、装置の破損や作業者の怪我を未然に防止することができる。
なお、本発明実施例において、案内兼支持レール51の傾斜角度10°〜30°(プリンタ1の水平面に対する傾斜角)は実用的な装置空間等を考慮して設定されているが、これに限定されるものではなく、より急勾配に設定することも出来る。
また、本発明に関わる定着ユニットとして、ベルト式定着ユニット6で説明したが、定着ユニットとしては、定着ベルトを備えない定着方式やロール式定着以外のオーブン定着方式にも応用できることは言うまでもない。
以上、本発明のいくつかの実施形態を説明したが、本発明は特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。以下に、本願出願の当初の特許請求の範囲に記載された発明を付記する。
[付記1]
画像転写部にて未定着トナー像が転写され搬送される記録媒体に前記未定着トナー像を定着させる定着ユニットと、搬送される前記記録媒体の記録面に沿って前記定着ユニットを挿脱自在に装着する定着ユニット装着部とを備え、
前記定着ユニット装着部は、前記定着ユニットと係合して前記定着ユニットの装着口から該装着口よりも垂直方向で低位置の装着完了位置までに至り設けられた傾斜する挿脱案内部を有する、
ことを特徴とする画像形成装置。
[付記2]
前記定着ユニットは、ユニット本体と、熱ローラを含む複数の定着ローラと、該複数の定着ローラ間に掛け渡された定着ベルトと、該定着ベルトを介して前記定着ローラの一つに圧接する押圧ローラとを備える、
ことを特徴とする付記1記載の画像形成装置。
[付記3]
前記複数の定着ローラと前記押圧ローラとは、前記定着ユニットが前記定着ユニット装着部に装着された際に、それぞれのローラの軸心方向が搬送される前記記録媒体の前記記録面に沿い且つ前記搬送方向と直交する方向に前記ユニット本体に配設されている、
ことを特徴とする付記2記載の画像形成装置。
本発明は、搬送される用紙の紙面に沿って定着ユニットを装着部に対して着脱する画像形成装置に利用することができる。
1 プリンタ(装置本体)
2 画像形成部
3 転写ベルトユニット
4 トナー供給部
5 給紙部
6 ベルト式定着ユニット
6a 定着ローラ
6b 熱ローラ
6c 定着ベルト
6d 押圧ローラ
6e 定着フレーム
7 両面印刷用搬送ユニット
8 転写ベルト
8a 下部走行面
8b 裏面
9(9y、9m、9c、9k) 現像装置
10 感光体ドラム
11 クリーナ
12 帯電ローラ
13 光書込ヘッド
14 現像器
15 現像ローラ
16 筐体
17 隔壁
15 現像ローラ
18 第1の攪拌搬送スクリュー
19 第2の攪拌搬送スクリュー
21(221k、21c、21m、21y) トナーカートリッジ
22 駆動ローラ
23 従動ローラ
24 二次転写ローラ
25 一次転写ローラ
26 ベルトクリーナ
27 廃トナー回収容器
29 電装部
31(31a、31b) 給紙カセット
32 用紙取出ローラ
33 給送ローラ
34 捌きローラ
35 待機搬送ローラ対
36 搬出ローラ対
37 排紙トレー
38 排紙ローラ対
39 返送路
39a 返送開始路
39b 返送中間路
39c 返送終端路
41(41a、41b、41c、41d、41e) 返送ローラ対
42 前扉
43 取っ手
44 上空間部
45 取っ手
46 操作パネル部
47 取っ手
50 取っ手
51 案内兼支持レール
52 設置面
53 作業者の手
63 案内台
64 取っ手
P プリンタ
FU 定着ユニット

Claims (4)

  1. 画像転写部にて未定着トナー像が転写され搬送される記録媒体に前記未定着トナー像を定着させる定着ユニットと、
    前記定着ユニットを挿脱自在に装着する定着ユニット装着部と
    を備え、
    前記定着ユニット装着部は、前記定着ユニットと係合して前記定着ユニットの装着口から該装着口よりも低位置の装着完了位置までに至り設けられた傾斜する挿脱案内部を有し、前記定着ユニットの挿脱方向が、搬送される前記記録媒体の記録面に沿いかつ搬送方向に直交する方向である、
    ことを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記定着ユニットは、ユニット本体と、熱ローラを含む複数の定着ローラと、該複数の定着ローラ間に掛け渡された定着ベルトと、該定着ベルトを介して前記定着ローラの一つに圧接する押圧ローラとを備える、
    ことを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  3. 前記複数の定着ローラと前記押圧ローラとは、前記定着ユニットが前記定着ユニット装着部に装着された際に、それぞれのローラの軸心方向が搬送される前記記録媒体の前記記録面に沿い且つ前記搬送方向と直交する方向に前記ユニット本体に配設されている、ことを特徴とする請求項2記載の画像形成装置。
  4. 画像転写部にて未定着トナー像が転写され搬送される記録媒体に前記未定着トナー像を所定の位置で所定のローラにより定着させる定着ユニットと、
    前記所定の位置を搬送される際の前記記録媒体の記録面に対して前記ローラの長手方向が水平となるように、且つ、前記定着ユニットの挿入方向が前記ローラの長手方向の先端側から挿入される方向となるように、前記定着ユニットを挿脱自在に装着する定着ユニット装着部と、
    を備え、
    前記定着ユニット装着部は、前記定着ユニットと係合して前記定着ユニットの装着口から該装着口よりも低位置の装着完了位置までに至り設けられた傾斜する挿脱案内部を有する、
    ことを特徴とする画像形成装置。
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