JP2010122465A - 画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】カートリッジの交換を行う際に、意図せず支持部材が装置本体から脱離することを防止する。
【解決手段】
ドラム1を支持し、装置本体の外側に位置する外側位置と装置本体の内側に位置する内側位置とを取り得るトレイ35と、トレイ35の装置本体からの離脱を規制する係止機構(ストッパ62L,62R、係止部34b)と、を有し、トレイ35が、内側位置から外側位置に移動させる際に使用者が触れる取手部35aとは異なる位置に、係止機構によるトレイ35の装置本体からの脱離規制を解除する規制解除操作部(後取手部35h、解除レバー61)を備える。
【選択図】図5

Description

本発明は、シート等の記録材上に画像を形成する機能を備えた、例えば、複写機、プリンタなどの画像形成装置に関するものである。
画像形成装置本体に対するカートリッジの交換方式として、特許文献1には、次のような構成が記載されている。カートリッジにおいては、側面カバーに連動して前進、後退しつつ上下される昇降板に対し、2段階に伸縮可能なガイド部材を介して支持されている。そして、側面カバーを開放することによってカートリッジを画像形成位置より引出し位置に上昇しつつ移動したあと、カートリッジを直接引出す。この引出しによって、停止位置を含む特定した位置に任意に移動して、各機材の着脱ならびにジャム紙の処理を可能にしている。
また、特許文献2には、複数のカートリッジを箱状の引出し部(支持部材)に収容し、引出し部を本体ケーシングから前面に引出した状態で各カートリッジを交換できるようにした構成が記載されている。
さらに、特許文献3には、次のような構成が記載されている。それは、複数のカートリッジを収容する引出し部を、本体ケーシングから前面に引出して各カートリッジの交換を行う引出し位置に移動し、さらに引出し方向よりも上側に向けて移動させることにより、引出し部を装置本体から離脱可能にした構成である。
特開平8−220824号公報 特開2003−107838号公報 特開2007−121983号公報
このような画像形成装置により、カートリッジの交換の作業性が向上し、また、引出し部が装置本体から脱離可能なため、装置本体前面の開口部を大きく取ることができる。このため、装置本体内部に残留したジャム紙の処理が容易となる。
しかしながら、上記従来例では特別な操作をしなくても、引出し部を装置本体から脱離させることが可能であるため、ユーザが意図せずに引出し部を装置本体から外してしまい、カートリッジ及び引出し部を落下させるおそれがある。
本発明は上記の従来技術を更に発展させたものであり、カートリッジの交換を行う際に、意図せず支持部材が装置本体から脱離することを防止することを目的とする。
上記目的を達成するために本発明にあっては、
記録材に画像を形成する画像形成装置であって、
装置本体と、
電子写真感光体を支持し、前記装置本体の外側に位置する外側位置と、前記装置本体の内側に位置する内側位置と、を取り得る支持部材と、
前記支持部材の前記装置本体からの離脱を規制する係止機構と、
を有する画像形成装置において、
前記支持部材が、前記内側位置から前記外側位置に移動させる際に使用者が触れる取手
部とは異なる位置に、前記係止機構による前記支持部材の前記装置本体からの脱離規制を解除する規制解除操作部を備えることを特徴とする。
本発明によれば、カートリッジの交換を行う際に、意図せず支持部材が装置本体から脱離することを防止することが可能となる。
以下に図面を参照して、この発明を実施するための最良の形態を例示的に詳しく説明する。ただし、この実施の形態に記載されている構成部品の寸法、材質、形状それらの相対配置などは、発明が適用される装置の構成や各種条件により適宜変更されるべきものであり、この発明の範囲を以下の実施の形態に限定する趣旨のものではない。
本発明は、プロセスカートリッジを着脱可能であって、記録材に画像を形成するための電子写真画像形成装置に関するものである。
ここで、電子写真画像形成装置とは、電子写真画像形成方式を用いて記録材に画像を形成するものである。そして、電子写真画像形成装置の例としては、例えば電子写真複写機、電子写真プリンタ(例えばレーザービームプリンタ、LEDプリンタ等)、フアクシミリ装置及びワードプロセッサ等が含まれる。
また、プロセスカートリッジとは、電子写真感光体と、この電子写真感光体に作用する帯電手段、現像手段等のプロセス手段とを一体的にカートリッジ化し、このカートリッジを画像形成装置本体に対して着脱可能とするものである。
前記プロセスカートリッジは、使用者自身によって画像形成装置本体に対する着脱を行うことができるから、画像形成装置本体のメンテナンスを容易に行うことができるものである。
(画像形成装置の全体的な概略構成)
図1は、本実施例の画像形成装置100の外観を示す概略斜視図である。図2は、本実施例の画像形成装置100の概略構成を示す縦断面図であり、画像形成装置100を左側から見た状態を示している。画像形成装置100は、電子写真プロセスを用いた、4色フルカラーのレーザプリンタであり、パソコン・イメージリーダ・相手方ファクシミリ装置等の外部ホスト装置(不図示)から入力する電気的画像信号に基いて記録材(用紙等)に対する画像形成を実行する。
以下の説明において、画像形成装置100本体(以下、装置本体とも記す)に関して、前側(正面側、図1にFで示す)とは装置本体に対して開閉可能に設けられたドア31が配設された側である。後側とはそれとは反対側(図1にRで示す)である。前後方向とは、装置本体後側から前側に向かう方向(前方向)と、その逆の方向(後方向)である。左右とは装置本体を前側から見た場合の左または右をいう。左右方向とは、右から左に向かう方向(左方向)と、その逆の方向(右方向)である。上下方向に関しては、画像形成装置が設置された状態における鉛直方向の上下をいうものとする。
装置本体内には、後側から前側にかけて、第1から第4の4つのプロセスカートリッジ(以下、カートリッジとも記す)PY・PM・PC・PKを水平方向に並べて配設(インライン構成、タンデム型)してある。各カートリッジは、収容させたトナーの色が異なるだけで、互いに同様の構成のものである。本実施例の各カートリッジは、それぞれ、第1
の像担持体としての電子写真感光体(以下、ドラムとも記す)1と、ドラム1に作用するプロセス手段をカートリッジ枠体5(図9,10参照)内に一体的に組み付けたものである。ここで、ドラム1に作用するプロセス手段として、帯電器2、現像器3、クリーニング器4が設けられている。帯電器2には接触帯電ローラが適用されている。現像器3は現像ローラ3aを有し、現像剤容器内には現像剤(トナー)が収容されている。クリーニング器4は例えばブレード式のものである。
第1のカートリッジPYは、現像器3にイエロー(Y)のトナーを収容させてあり、ドラム1面(ドラム1の表面)にY色トナー像を形成する。第2のカートリッジPMは、現像器3にマゼンタ(M)のトナーを収容させてあり、ドラム1面にM色トナー像を形成する。第3のカートリッジPCは、現像器3にシアン(C)のトナーを収容させてあり、ドラム1面にC色トナー像を形成する。第4のカートリッジPKは、現像器3にブラック(K)のトナーを収容させてあり、ドラム1面にK色トナー像を形成する。
カートリッジPY・PM・PC・PKの上方部には、スキャナユニット11が配設されている。このスキャナユニット11は、外部ホスト装置から入力する各色の画像情報に対応して変調したレーザ光Lを出力し、カートリッジ枠体5の上面に設けられた露光窓6(図2,5,7参照)を通して、各カートリッジのドラム面を走査露光する。
カートリッジPY・PM・PC・PKの下方部には、静電吸着搬送ベルトユニット(以下、ベルトユニット)12が配設されている。このベルトユニット12は、誘電体製で、可撓性を有するエンドレスベルト(以下、ベルトとも記す)13と、このベルト13を懸回張設して循環移動させるテンションローラ14及び駆動ローラ15と、を有する。
テンションローラ14は装置本体内の後側に配設されている。駆動ローラ15は装置本体内の前側に配設されている。駆動ローラ15には、ベルト13を介して吸着ローラ16が当接している。各カートリッジのドラム1は、その下面が、ベルト13の上行側ベルト部分の上面に接している。ベルト13の内側には、上行側ベルト部分を介して各カートリッジのドラム1に対向するように4個の転写ローラ17が配設されている。
ベルトユニット12の下方部には、給送ユニット18が配設されている。この給送ユニット18は、給送トレイ19、給送ローラ20、分離パッド21、搬送ローラ対22等を有する。給送トレイ19は装置本体前側から出し入れ自在に設けられている(フロントローディング)。
装置本体内の後側の上部には、定着装置23と排出ローラ対24が配設されている。装置本体の上面には排出トレイ25が設けられている。定着装置23は、本実施例では定着フィルムアセンブリ23aと加圧ローラ23bを有するものを用いている。排出ローラ対24は排出ローラ24aと排出コロ24bにより構成されている。
装置本体内の装着位置に装着されている状態にある各カートリッジは、押圧部材により押圧されて所定の位置決め部に固定された状態で保持されている。また、そのカートリッジの駆動入力部に対して装置本体側の駆動出力部が結合している。また、そのカートリッジの電気接点に対して装置本体側の給電系統が導通化している。
フルカラー画像を形成するための動作は次のとおりである。
所定の制御タイミングで給送ローラ20が駆動される。これにより、給送ローラ20と分離パッド21との協働で、給送トレイ19上に積載されている記録材(例えば用紙)Pが1枚分離給送されて、搬送ローラ対22のニップ部に導入される。搬送ローラ対22に
は図示しない記録材検知センサが設けられており、搬送ローラ対22に記録材Pが到達したことを検知する。記録材検知センサにより搬送ローラ対22に到達した記録材Pが検知され、所定の時間が経過した後、搬送ローラ対22が駆動され、記録材Pが吸着ローラ16とベルト13とのニップ部に導入される。
一方、第1〜第4の各カートリッジPY・PM・PC・PKのドラム1は、図2において矢印で示す時計方向に所定の制御速度で回転駆動される。ベルト13も図2において矢印で示す反時計方向(ドラム回転に順方向)にドラム1の速度に対応した速度で回転駆動される。そして、スキャナユニット11も駆動される。
記録材Pは、吸着ローラ16とベルト13とのニップ部を挟持搬送されていく過程で、吸着ローラ16により印加される静電バイアスにより帯電される。これにより、記録材Pがベルト13に静電吸着され、ベルト13の回転にともなって各カートリッジPY・PM・PC・PKとベルト13とのニップ部に搬送される。
搬送ローラ対22に設けられた記録材検知センサにより記録材Pが検出されると、各カートリッジにおいてそれぞれ所定の制御タイミングで帯電ローラがドラム1の表面を所定の極性・電位に一様に帯電する。スキャナユニット11は各ドラム1の表面を各色の画像信号に応じて変調されたレーザ光Lで走査露光する。これにより、各ドラム1の表面に対応色の画像信号に応じた静電潜像が形成される。形成された静電潜像が現像器3によりトナー像として現像される。
上記のような電子写真画像形成プロセス動作により、第1のカートリッジPYのドラム1にはフルカラー画像のイエロー成分に対応するY色トナー像が形成され、そのトナー像がベルト13により搬送される記録材P上に転写される。
第2のカートリッジPMのドラム1にはフルカラー画像のマゼンタ成分に対応するM色トナー像が形成され、そのトナー像が、記録材P上にすでに転写されているY色トナー像に重畳されて転写される。
第3のカートリッジPCのドラム1にはフルカラー画像のシアン成分に対応するC色トナー像が形成され、そのトナー像が、記録材P上にすでに転写されているY色+M色トナー像に重畳されて転写される。
第4のカートリッジPKのドラム1にはフルカラー画像のブラック成分に対応するK色トナー像が形成され、そのトナー像が、記録材P上にすでに転写されているY色+M色+C色トナー像に重畳されて転写される。
かくして、記録材P上にY色+M色+C色+K色の4色フルカラーの未定着トナー像が合成形成される。
各カートリッジにおいて、記録材Pに対するトナー像の転写後のドラム1面に残留した転写残トナーはクリーニング器4により除去される。
記録材Pはベルト13の面から分離されて定着装置23へ導入され、定着ニップ部で加熱・加圧される。これにより、各色トナー像の混色及び記録材Pへの定着がなされる。そして記録材Pは、定着装置23を出て、フルカラー画像形成物として排出ローラ対24で排出トレイ25上に排出される。
(カートリッジ交換方式)
図3は、ドア31が開いた状態の画像形成装置の外観を示す概略斜視図である。図4は、図3に示す状態の画像形成装置の概略構成を示す縦断面図であり、画像形成装置を左側から見た状態を示している。
第1〜第4の各カートリッジPY・PM・PC・PKは、画像形成に使用されるにつれて、それぞれ、現像器3に収容されている現像剤(トナー)が消費される。そして、カートリッジを購入した使用者(ユーザ)にとって満足できる品質の画像を形成することが出来なくなる程度まで現像剤が消費された際に、カートリッジとしての商品価値が喪失する。
そこで、例えば、個々のカートリッジの現像剤残量を検知する手段(不図示)を具備させて、制御部において、検知残量値を、予め設定したカートリッジ寿命予告や寿命警告のための閾値と比較させる。そして、検知残量値が閾値よりも少ない残量値となったカートリッジについては、表示部に、そのカートリッジについての寿命予告あるいは寿命警告を表示させる。これにより使用者に、交換用のカートリッジの準備を促す、あるいはカートリッジの交換を促して、出力画像の品質を維持するようにしている。
本実施例の画像形成装置において、カートリッジの交換は、ユーザビリティ向上のために、カートリッジを引出しトレイに乗せ、フロントアクセスにより交換する方式である。
すなわち、画像形成装置の前面側には、装置本体内へカートリッジを挿入させる、及び、装置本体からカートリッジを取り出すために、カートリッジを通過させる開口(開口部)30(図2参照)が設けられている。
そして、この開口30を閉じる閉鎖位置と、開口30を開放する開放位置と、の間を移動可能な開閉部材としてのドア31が設けられている。
本実施例においては、このドア31は、ドア下辺側の横軸(ヒンジ軸)32を中心に装置本体に対して開閉(回転)可能である。すなわち、ドア31を、ヒンジ軸32を中心に立て起こし方向に回転させることで、図1,2に示すように、装置本体に対して閉じ込んだ状態にすることができる。このように、ドア31を閉状態とすることにより開口30が閉鎖される。また、ヒンジ軸32を中心に装置本体の手前側に倒すように回転させて、図3,4に示すように、装置本体から開いた状態にすることができる。これにより、装置本体前面の開口30が大きく開放される。ここで、図に示す31aはドア31に設けた開閉用指掛け部である。
また、装置本体の骨格となるメインフレームの左フレーム81L(図17,18参照)の内側と右フレーム81Rの内側には、前後方向を長手方向とする左右一対のトレイ保持部材34L,34Rが対向するように配設されている。ここで、図17,18は、装置本体の骨格となるメインフレームの概略構成について示す斜視図である。
そして、このトレイ保持部材34L,34Rの間には、支持部材としてのカートリッジトレイ(枠型部材、以下、トレイ)35が、前後方向に水平にスライド移動可能に保持されている。カートリッジPY・PM・PC・PKはこのトレイ35に支持されている。
そして、ドア31の開き回転に連動して、上記のトレイ保持部材34L,34Rが、前方向と上方に所定量移動する。これにより、トレイ保持部材34L,34Rはその前側部が、図3,4のように、開口30から装置本体外方に所定量突出した位置に引出される。
また、このトレイ保持部材34L,34Rの移動に連動して、各カートリッジPY・P
M・PC・PKの駆動入力部に対する装置本体側の駆動出力部の結合が解除された状態になる(駆動解除)。さらには、各カートリッジを位置決め固定している押圧部材の押圧が解除される(押圧解除)。また、各カートリッジの電気接点に対する装置本体側の給電系統の導通が解除される(給電解除)。また、トレイ35の位置決め固定が解除される。
そこで、開口30から露呈している、トレイ35の前枠片部分に設けられた取手部35aに手指を掛けて、引出しを開けるように、トレイ35をトレイ保持部材34L,34Rに対して滑走させて(摺動させて、引出して)前方向に水平にスライド移動させる。そして、トレイ35を、図5,6に示すように、開口30から装置本体外側の所定の引出し位置(外側位置)まで十分に引出す。ここで、図5は、図3に示す状態から更にトレイ35を引出した状態の画像形成装置の外観を示す概略斜視図である。図6は、図4に示す状態から更にトレイ35を引出した状態の画像形成装置の概略構成を示す縦断面図であり、画像形成装置を左側から見た状態を示している。
これにより、トレイ35に保持されている第1〜第4の4つのカートリッジPY・PM・PC・PKの全体が開口30を通過して装置本体外側に露出し、全カートリッジの上面が開放される。トレイ35には、トレイ35の引出し方向への移動を規制する係止部材としてのストッパ62L,62Rが備えられている。トレイ35は、所定量(全カートリッジの上面が開放されるのに十分な量)引出され、ストッパ62L,62Rと、トレイ保持部材34に設けられた係止部34bとが当接することにより、それ以上の引出し移動が阻止される。また、トレイ35は、所定の引出し位置まで水平に引出されている状態がトレイ保持部材34L・34Rにより安定に保たれる。
トレイ35は、個々のカートリッジを真上に取り出し可能に支持している。また、トレイ35は、個々のカートリッジを真下に向かって移動させて装着することによって支持する。すなわち、トレイ35は、図6に示す2点鎖線のように、個々のカートリッジを上下方向に移動させることで、個々のカートリッジを着脱可能となっている。図6に示す2点鎖線のように、交換すべき使用済みのカートリッジは、トレイ35から上方に持ち上げて抜き外すことができる。そして、新しいカートリッジは、トレイ35に対して上から嵌め入れることができる。
各カートリッジPY・PM・PC・PKのドラム1の下部には、ドラム1の表面を保護するためのドラムカバー58(図9,10参照)が設けられている。ドラムカバー58は、トレイ35にドラム1が支持された状態で、ドラム1のうちトレイ35から露出する露出部分を保護するカバー部材に相当し、前記露出部分を開閉可能に設けられている。そして、ドラムカバー58は、後述するように、カートリッジをトレイ35から上方に持ち上げて抜き外す過程で、自動的に閉じ動作するように設けられている。また、逆に、トレイ35に上から嵌め入れてトレイ35に乗せる過程で、カバーが自動的に開き動作するように設けられている。
上記構成において、トレイ35は、カートリッジが有するドラム1の軸線方向と交差する方向に移動可能に設けられた支持部材である。トレイ35は、開口30を通過してカートリッジを装置本体の外側において着脱出来る引出し位置(外側位置)と、カートリッジを装置本体の内側に装着するための装着位置と、ドラム1に静電潜像を形成できる潜像形成位置(内側位置)と、を取り得る部材である。
また、左右のトレイ保持部材34L,34Rは、支持部材としてのトレイ35を、カートリッジを着脱出来る引出し位置に移動する前に、トレイ35を装着位置から上方向に移動させ、また、装着位置へ向かって下方向に移動させる手段である。換言すれば、トレイ保持部材34L,34Rは、トレイ35を支持する部材であって、トレイ35を引出し位
置と装着位置との間で移動させるための第1支持位置と、トレイ35を潜像形成位置に位置させるための第2支持位置とを取り得る。そして、ドア31が閉じる動作に連動して、トレイ保持部材34L,34Rは、第1支持位置から第2支持位置に移動する。
また、トレイ35に設けられたストッパ62L,62Rと、トレイ保持部材34(装置本体側)に設けられた係止部34bとは、トレイ35の装置本体からの離脱を規制する係止機構を構成する。
図9,10は、カートリッジの外観を示す概略斜視図であり、図9は駆動側から見た図、図10は非駆動側から見た図である。
カートリッジは、ドラム1の軸線方向を左右方向とし、この左右方向を長手方向とする横長の箱型形状のアセンブリである。ドラム1は、カートリッジ枠体5の右側面部と左側面部にそれぞれ配設された軸受部51,52間に回転可能に支持される。右軸受部51にはドラム駆動入力部としてのカップリング嵌合部53が設けられている。また、右側面部には、現像ローラ3aを駆動するための現像駆動入力部としてのカップリング嵌合部54が設けられている。左側面部には、カートリッジ電気接点55が設けられている。カートリッジの左側面部と右側面部には、カートリッジ枠体5の天井板部分それぞれを左右方向に延長して張り出させた庇部56が設けられている。また、ドラム1の下部にはドラム表面を保護するためのドラムカバー58が設けられている。ドラムカバー58は、不図示の付勢手段により、閉状態となるように付勢されている。上記のカートリッジにおいて、カップリング嵌合部53,54が設けられた右側面部が駆動側であり、その反対側の左側面部が非駆動側である。
図11は、本実施例におけるトレイ35の外観を示す概略斜視図である。このトレイ35は、前後左右の4つの枠片部35b,35c,35d,35eを結合させて矩形の大枠部を構成させている。そして、その大枠部内を3枚の仕切り板35fで前後方向に略等分に4つに仕切って、後枠35c側から前枠35b側へ順に、第1〜第4の小枠部35(1)〜35(4)を形成させている。この小枠部35(1)〜35(4)がそれぞれ第1〜第4のカートリッジPY・PM・PC・PKを保持させる部分である。また、小枠部35(1)〜35(4)の右枠35eには、それぞれ、現像駆動カップリングが出入りする孔部35gが配設されている。
また、トレイ35は、カートリッジが有するカートリッジ電気接点55(図10参照)に電気的に接続する中間電気接点72a〜72d(図17,18参照)を有している。この中間電気接点72a〜72dは、装置本体に設けられた本体側電気接点75a〜75d(図18参照)と電気的に接続することが可能である。これについては後述する。
また、トレイ35の後枠35cには、後取手部35h、ストッパ62L,62R、および、操作部材としての解除レバー61が設けられている。ここで、後取手部35hは、トレイ35を装置本体から取り外す際に使用者が掴むためのものである。ストッパ62L,62Rは、装置本体からトレイ35が外れることを防止するためのものである。解除レバー61は、使用者に操作されることで、ストッパ62L,62Rによるトレイ35の引出し方向への移動の規制を解除するためのものである。解除レバー61の操作により、ストッパ62L,62Rをトレイ35の内部に退避させることで、トレイ35を装置本体から取り外し、装置本体内部に残留した記録材を処理することが可能となる。装置本体内部のジャム処理方法については後述する。
ここで、後取手部35h、解除レバー61は、規制解除操作部を構成している。規制解除操作部は、トレイ35を潜像形成位置(内側位置)から引出し位置(外側位置)に移動
させる際に使用者が触れる取手部35aとは異なる位置に、係止機構によるトレイ35の装置本体からの脱離規制を解除するように構成されている。また、トレイ35の後枠35cに設けられた後取手部35h、解除レバー61は、トレイ35が潜像形成位置(内側位置)にある状態では使用者が触れられず、かつトレイ35が引出し位置(外側位置)にある状態では使用者が操作可能な位置にある。また、後取手部35h、解除レバー61は、トレイ35が潜像形成位置(内側位置)から引出し位置(外側位置)まで移動する移動方向(引出方向)の下流側の端部に配置されている。
さらに、トレイ35の右枠35eには、各カートリッジに備えられたドラムカバー58を押し上げてドラムカバー58を開状態とするためのカバー押上げ部材68が備えられている。カバー押上げ部材68は、各カートリッジに対応するトレイ35の小枠部35(1)〜35(4)内にそれぞれ1つずつ備えられており、右枠35eに対して回転可能となるように支持されている。各カバー押上げ部材68は、連結ロッド65を介してストッパ62Rと連結されており、ストッパ62Rの上下方向の移動に連動して、カバー押上げ部材68が回転するように構成されている。
各カートリッジは、トレイ35の対応する小枠部内に上から挿入され、左右側の庇部56の下面がトレイ35の左右枠35d,35eの上面に受け止められることで、トレイ35に乗って支持される。すなわち、トレイ35は、各カートリッジを真上に取り出し可能に支持(保持)しており、装着する際には、各カートリッジを真下に向かって移動させることによって支持する。トレイ35は各カートリッジをそれぞれラフに保持している。この構成により、プロセスカートリッジの交換を容易にすることができる。
トレイ35の左右枠35d,35eがそれぞれ左右のトレイ保持部材34L,34Rの内側に設けられた前後方向のガイド溝部34a(図3,5,6,7,8参照)に嵌入して係合している。これにより、トレイ35は、左右のトレイ保持部材34L,34R間に支持されるとともに、ガイド溝部34aを滑走してトレイ保持部材34L,34Rに対して前後方向に水平にスライド移動可能となる。
図5,6に示すようにトレイ35を引出し位置に引出して、トレイ35に保持されているカートリッジのうち交換すべきカートリッジについて交換した後、トレイ35を逆に十分に押し込み移動させて装置本体内部に収納し、図3,4に示す引出し前の状態に戻す。そして、開かれているドア31を、図1,2に示すように、閉じ込む。
このドア31の閉じ動作に連動して、トレイ保持部材34L,34Rが後方向と下方に所定量移動することで、各カートリッジは装着位置に位置することとなる。そして、このトレイ保持部材34L,34Rの移動に連動して、各カートリッジは押圧部材により押圧されて所定の位置決め部に固定された状態に保持され、各カートリッジのドラム1の下面がベルト13に対して所定の位置で接触する。そのカートリッジの駆動入力部に対して装置本体側の駆動出力部が結合する。そのカートリッジの電気接点に対して装置本体側の給電系統が導通化する。
(本体内ジャム紙処理方式)
図7は、図5に示す状態から更にトレイ35を引出した状態の画像形成装置の外観を示す概略斜視図である。図8は、図6に示す状態から更にトレイ35を引出した状態の画像形成装置の概略構成を示す縦断面図であり、画像形成装置を左側から見た状態を示している。
反りや折れ目がある記録材に画像を印刷しようとした場合、記録材の端部がガイドやローラに引っ掛かり、図1に示した記録材搬送経路上でジャムが発生して正常に記録材が装
置本体外に排出されない場合がある。また、画像印刷動作中に装置本体の電源が切られると、装置本体内部に記録材が残留する場合がある。このように、装置本体内に記録材が残留した状態では、次の印刷(画像形成)動作を正常に開始することができない。
そこで、例えば、搬送ローラ対22や排出ローラ対24に設置された記録材検知センサ(不図示)を用いて、印刷動作中のジャム発生の有無、あるいは印刷動作開始前の装置本体内部に残留した記録材の有無を検知する。ジャムや装置本体内に残留記録材がある場合には、表示部に本体内記録材残留発生を知らせる表示を行う。これにより使用者に、本体内残留記録材の処理を行うように促す。
本実施例の画像形成装置においては、カートリッジの交換を引出しトレイによるフロントアクセス方式で行っている。このため、装置本体内部に残留した記録材の処理を行うためには引出しトレイを装置本体から取り外し、装置本体前面の開口部から装置本体内部に使用者の手が入るようにする必要がある。
ただし、使用者がカートリッジの交換のため引出しトレイを引出そうとした際に、引出しトレイが意図せず装置本体から外れると、引出しトレイが落下してしまう可能性がある。
このため、本実施例では、前述したように、トレイ35にストッパ62L,62Rを設け、トレイ保持部材34L,34Rの係止部34bに当接させることにより、カートリッジ交換時にトレイ35が装置本体から脱落してしまうことを防止している。
トレイ35を装置本体から外す際には、使用者は、カートリッジ交換のためにトレイ35を引出した状態(図5,6参照)で、トレイ35の後枠35cに設けられた解除レバー61を握り、ストッパ62L,62Rをトレイ35の内部に退避させる。
これにより、図7,8に示すように、トレイ35はさらに引出し方向に引出され、装置本体から取り外すことが可能となる。この際、ストッパ62Rの移動に連動してカバー押上げ部材68が回転し、各カートリッジのドラムカバー58は自動的に閉状態となる。ストッパ62Rとカバー押上げ部材68との連動については後述する。
図12は、解除レバー61とストッパ62L,62Rの連結機構部分を示す概略斜視図である。
解除レバー61の回転軸部61bは、装置本体に対して左右方向に水平に配列され、その左右両端部が、トレイ35の左右枠35d,35e間に回転可能に軸支されて保持されている。回転軸部61bの中央部には、使用者が指をかける操作部61aが設けられている。操作部61aは、トレイ35の後枠35cに設けられた後取手部35hの下部から、トレイ35の外部側に露出している。また、回転軸部61bの左右両端部寄りには、アーム部61cが同じ位相で配設されている。左右それぞれのアーム部61cの先端部分には、横向き軸61dがそれぞれトレイ35の外側に突き出すように形成されている。
ストッパ62L,62Rは、トレイ35の後枠35cに対し、上下方向(トレイ35が移動する方向に直交する方向)にスライド可能となるように、トレイ35の本体部から突出した位置(以下、第1位置とも記す)で支持されている。そして、左側の横向き軸61dはストッパ62Lに設けられた横長孔62aに、右側の横向き軸61dはストッパ62Rに設けられた横長孔62aに、それぞれ嵌入して係合されている。ここで、回転軸部61b、アーム部61c、横向き軸61d、及び、横長孔62aは、解除レバー61が操作されることによりストッパ62L,62Rを第1位置から移動させる移動手段を構成して
いる。
これにより、解除レバー61が図12に示す矢印の方向に回転すると、左右のストッパ62L,62Rはトレイ35の後枠35cに設けられた溝に沿って下向きに移動する。すると、左右のストッパ62L,62Rは、トレイ保持部材34L・34Rの係止部34bに当接しない位置(以下、第2位置とも記す)に退避する。すなわち、使用者が解除レバー61の操作部61aを掴むことで、解除レバー61が図12に示す矢印の方向に回転し、左右のストッパ62L,62Rはトレイ保持部材34L,34Rの係止部34bに当接しない位置に退避することとなる。
また、ストッパ62L,62Rは、付勢手段としてのバネ63により下側から上向きに(第1位置に向けて)付勢されている。このため、使用者が解除レバー61の操作部61aから手を離すと、ストッパ62L,62Rが上向きに移動し、解除レバー61は図12に示す矢印とは逆の方向に回転する。そして、解除レバー61およびストッパ62L,62Rは元の位置(第1位置)に戻り、ストッパ62L,62Rがトレイ保持部材34L,34Rの係止部34bに当接する状態となる。
図13は、トレイ35を装置本体から取り外し、装置本体内に残留した記録材を処理する際の操作を説明するための図である。図13(a)は、図3,4に示すドア31の開状態で、トレイ35が装置本体前面の方向に移動して、図5,6に示す引出し位置まで引出される途中の状態における、トレイ35の後枠35c周辺の装置本体の断面を示す概略図である。図13(b)は、図13(a)の状態からトレイ35がさらに装置本体前面の方向に引出された状態を示す概略断面図である。図13(c)は、図13(b)の状態で、トレイ35の後枠35cに設けられた解除レバー61が、回転軸部61bを中心に時計方向に回転する場合を示す概略断面図である。図13(d)は、図13(c)に示す状態からトレイ35がさらに引出された状態を示す概略断面図である。
図13(a)の状態からトレイ35がさらに装置本体前面の方向に引出されると、図13(b)に示すように、トレイ35の後枠35cに設けられたストッパ62L,62Rがトレイ保持部材34L,34Rに設けられた係止部34bに突き当たる。これにより、装置本体前面の方向へのトレイ35の移動が阻止される。この状態で、使用者はカートリッジの交換を行うことができる。ここで、係止部34bは、トレイ35が潜像形成位置(内側位置)から引出し位置(外側位置)まで移動する移動方向から見た場合に、第1位置に位置するストッパ62L,62Rに重なるように設けられているということもできる。そして、係止部34bは、トレイ35が引出し位置に位置した場合に、第1位置に位置するストッパ62L,62Rに係合する。
装置本体内に残留した記録材を処理する際には、使用者は、図13(b)の状態で、トレイ35の後枠35cに設けられた解除レバー61の操作部61aを掴み、図13(c)に示すように、回転軸部61bを中心に解除レバー61を時計方向に回転させる。解除レバー61に設けられた横向き軸61dは、ストッパ62L,62Rに設けられた横長孔62aに嵌入されているため、解除レバー61の回転に伴って、ストッパ62L,62Rはバネ63の付勢力に反して下方向に押し下げられる。すると、ストッパ62L,62Rは、トレイ保持部材34L,34Rに設けられた係止部34bと干渉しない高さまで下がる。
これにより、装置本体前面方向へのトレイ35の移動の規制が無くなり、図13(d)に示すように、さらにトレイ35が引出され、2点鎖線で示すように、装置本体からトレイ35を取り外すことが可能となる(図7,8参照)。
装置本体からトレイ35を取り外すことにより、装置本体前面の開口30から装置本体内部に手を入れて、ベルトユニット12上や定着装置23前に残留した記録材を取り除くことが可能となる。
上述のように、装置本体からトレイ35を取り外すには、使用者はトレイ35の後枠35cに設けられた解除レバー61の操作部61aを掴みながら、トレイ35の前枠35bに設けられた取手部35aに手を掛け装置本体前方向に引出すという操作が必要になる。
このため、トレイ35が装置本体から意図せずに外れることは無い。また、トレイ35を両手で確実に支えながら取り外すことになる。よって、使用者がトレイ35を落下させるようなことはなくなり、トレイ35が落下することでトレイ35やカートリッジに不具合が生じてしまうことを防止することが可能になる。また、ストッパ62Rの移動に連動して各カートリッジのドラムカバー58が自動的に閉状態となるため、ドラム1の表面に使用者の手や物が触れることを防止することができる。よって、使用者の手や物が触れることでドラム1の表面に傷がつくことにより画像品質を損なうことを防止できる。
図14は、装置本体から取り外したトレイ35を、再び装置本体内に戻す操作を説明するための図である。図14(a)は、ストッパ62L,62Rが係止部34bよりも装置本体前方向に位置する状態を示す概略断面図である。図14(b)は、図14(a)の状態から、トレイ35が装置本体後ろ方向に押し込まれ、ストッパ62L,62Rが係止部34bに当接した状態を示す概略断面図である。図14(c)は、図14(b)の状態から、トレイ35が装置本体後ろ方向にさらに押し込まれた状態を示す概略断面図である。
上述の方法により装置本体内部に残留した記録材を取り除いた後、図14(a)に示すように、トレイ35の左右枠35d,35eを左右のトレイ保持部材34L,34Rの内側に設けた前後方向のガイド溝部34aに嵌入して係合させる。トレイ35の後枠35cに設けられたストッパ62L,62Rは、バネ63により上方向に付勢されている。このため、使用者が解除レバー61の操作部61aから手を離すと、ストッパ62L,62Rは、図13(d)に示した、トレイ保持部材34L,34Rに設けられた係止部34bと干渉しない高さにある状態から、初期の高さの状態に自動的に戻る。すなわち、使用者が操作部61aから手を離すと、ストッパ62L,62Rは、係止部34bに干渉する初期の高さにある状態に自動的に戻る。これに伴って解除レバー61も、回転軸部61bを中心に図14(a)において反時計方向に回転し、元の位置に戻る。
図14(a)の状態から、トレイ35をトレイ保持部材34L,34Rの内側に設けられた前後方向のガイド溝部34aに沿って装置本体後ろ方向に押し込むと、次のようになる。まず、図14(b)に示すように、ストッパ62L,62Rの傾斜面62bと、トレイ保持部材34L,34Rに設けられた係止部34bの傾斜面34cとが当接する。そして、トレイ35を装置本体後ろ方向にさらに押し込むと、係止部34bがストッパ62L,62Rを下に押し下げる力が作用し、ストッパ62L,62Rがトレイ35の内部に退避する。よって、ストッパ62と係止部34bとが当接しても、トレイ35の装置本体後ろ方向への移動が阻止されることは無い。ここで、ストッパ62L,62Rの傾斜面62bと、係止部34bの傾斜面34cとは、図14(a)の状態から、トレイ35が装置本体後ろ方向に移動する移動動作に伴ってストッパ62L,62Rを第1位置から第2位置に向けて移動させるガイド面に相当する。装置本体後ろ方向は、潜像形成位置(内側位置)から引出し位置(外側位置)まで移動する移動方向の下流側から潜像形成位置に向かう方向である。本実施例では、ガイド面を、ストッパ62L,62R側と係止部34b側との双方に設けるものであるが、これに限るものではない。すなわち、ガイド面は、ストッパ62L,62R側と係止部34b側とのうち少なくともいずれか一方に設けられるものであればよい。
したがって、取り外したトレイ35を装置本体に戻す際には、トレイ35をトレイ保持部材34L,34Rの内側に設けられた前後方向のガイド溝部34aに沿って装置本体後ろ方向にスライドさせるのみで、図14(c)に示した状態に戻すことができる。また、ストッパ62L,62Rは、バネ63L,63Rにより付勢されることにより、解除レバー61が操作されていない状態では、常にトレイ35の引出しを規制する位置にある。よって、トレイ35の装置本体からの脱着を行った後、トレイ35の規制をする必要がなくなるため、トレイ35の規制を忘れることで、カートリッジを交換しようとした際に意図せずトレイ35が装置本体から外れることを防止できる。
図15は、ストッパ62Rとカバー押上げ部材68との連結機構部分の概略構成を示す斜視図である。
ストッパ62Rの横長孔62aの下部には、横向き軸62cがトレイ35の外側に突き出すように形成されている。一方、トレイ35の右枠35eの内部には、連結ロッド65が装置本体前後方向にスライド可能となるように備えられている。連結ロッド65の後端部には、カム溝65aが形成されている。そして、ストッパ62Rの横向き軸62cが連結ロッド65のカム溝65aに嵌入して係合させてある(図16参照)。
各カートリッジが対応するトレイ35の小枠内部の右枠35eには、各カートリッジのドラムカバー58を押し上げるカバー押上げ部材68が備えられている。カバー押上げ部材68は、回転軸68aを中心に回転可能となるように、右枠35eに支持されている。カバー押上げ部材68には2つのアームが備えられており、一方のアームの端部には横向き軸68bが形成されている。
連結ロッド65には、カバー押上げ部材68の横向き軸68bに対応する位置に縦長孔65bが形成されており、各カートリッジに対応したカバー押上げ部材68の横向き軸68bが、連結ロッド65の縦長孔65bに嵌入して係合されている。カバー押上げ部材68のもう一方のアーム68cが、各カートリッジのドラムカバー58に設けられた突起部58aを押し上げることにより、ドラムカバー58が閉状態から開状態となる。
また、トレイ35の右枠35eの後端部付近には、連結ロッド65の移動を規制するロック部材66が備えられている。ロック部材66は、連結ロッド65に向かって突出した横向き軸66aを具備している。横向き軸66aが連結ロッドに設けられたロック溝65cに係合することにより、連結ロッド65の前後方向への移動が規制される。ここで、ストッパ62R、連結ロッド65、及び、カバー押上げ部材68は、解除レバー61の動作と、ドラムカバー58の開閉動作を連動させる連動手段を構成している。
図16は、トレイ35にカートリッジを挿入する際、または、装置本体からトレイ35を取り外す際の、カートリッジのドラムカバー58の開閉動作を説明するための図である。図16(a)は、図5,6に示すトレイ35を引出しまで引出した状態を示す図である。
ドラムカバー58は、不図示の付勢手段により閉状態となるように付勢されている。このため、カートリッジをトレイ35に挿入していない状態では、図16(a)に1点鎖線で示すように、ドラムカバー58はドラム1の下部に位置し、ドラム1の表面を保護した状態となっている。トレイ35の上側からカートリッジを挿入すると、ドラムカバー58に設けられた突起部58aが、カバー押上げ部材68のアーム68cに突き当たり、上方向に押し上げられる。これにより、ドラムカバー58は図16(a)において反時計方向に回転してドラム1を露出した開状態となる。
図16(b)は、解除レバー61を掴んでストッパ62Rをトレイ35の内部に退避させた状態を示す図である。
ストッパ62Rに設けられた横向き軸62cは、連結ロッド65の後端部に設けられた斜めのカム溝65aに係合している。このため、ストッパ62Rが下方向に移動すると、連結ロッド65は装置本体前方向に移動する。連結ロッド65に設けられた縦長孔65bには、カバー押上げ部材68の横向き軸68bが係合されているため、連結ロッド65が前方向に移動すると、カバー押上げ部材68が回転軸68aを中心として時計方向に回転する。このため、ドラムカバー58を押し上げていたアーム68cが下がり、ドラムカバー58が閉状態となる。このとき、連結ロッド65に設けられたロック溝65cは、ロック部材66に設けられた横向き軸66aの下部に移動する。ロック部材66は、付勢手段67により下方向に付勢されているが、ロック部材66はトレイ保持部材34Rに突き当たっているため下方向に移動せず、連結ロッド65はロックされていない状態にある。
図16(c)は、トレイ35を装置本体から取り外した状態を示す図である。
トレイ35がトレイ保持部材34Rから離間することにより、ロック部材66がトレイ35に対して下方向に移動し、横向き軸66aが連結ロッド65のロック溝65cに係合する。このため、連結ロッド65の前後方向の移動が規制され、使用者が解除レバー61から手を離しても、ドラムカバー58は閉状態のまま維持される。
図16(d)は、取り外されたトレイ35を再び装置本体に装着する場合について説明するための図である。
図16(c)に示す状態からトレイ35を再びトレイ保持部材34Rのガイド溝部34aに嵌入すると、ロック部材66が押し上げられて、連結ロッド65の移動規制が解除される。そして、ストッパ62Rを上方向に規制するバネ63Rの付勢力により、連結ロッド65は装置本体後ろ側に移動する。このため、カバー押上げ部材68は図16(d)において反時計方法に回転し、ドラムカバー58は開状態となるように押し上げられる。
本実施例では、ドラムカバー58はカートリッジに設けられているが、トレイ35の仕切り板35fにドラムカバーを設け、解除レバー61の操作に連動させてドラム1を保護するようにしても良い。
上述のように、装置本体からトレイ35を取り外す際には、使用者はトレイ35の前枠35bの取手部35aと、後枠35cの後取手部35hを同時に掴みながら、装置本体前方向に引出す、という操作が必要になる。このため、使用者が意図せずトレイ35が外れることはなく、かつ使用者がトレイ35を取り外そうとした際には、トレイ35を両手で確実に支えながら取り外すことになる。
以上説明したように、本実施例によれば、画像形成装置の使用者がカートリッジ交換のためにトレイ35を引出しても、規制解除操作部を操作しない限りはトレイ35が装置本体から脱離することは無くなる。
また、規制解除操作部を操作するという簡単な操作により容易にトレイ35を装置本体から取り外すことができ、規制解除操作部を掴むことにより、使用者に確実にトレイ35を保持させることができる。
よって、意図せずトレイ35が装置本体から脱落することでトレイ35やカートリッジ
に不具合が生じてしまうことを防止することが可能になる。
したがって、カートリッジ交換や装置本体内部に残留した記録材を取り除くジャム処理といったメンテナンスの作業性を向上することが可能となる。
また、トレイ35を装置本体から取り外す操作に連動して、ドラムカバー58が自動的にドラム1を保護する状態にすることができる。このため、トレイ35を取り外した場合であっても、ドラム表面が傷ついたり、汚れたりすることはない。したがって、ドラム表面が傷ついたり、汚れたりすることに起因して画像品質が損なわれるようなことが無い。
以下に、本発明の実施例2に係る画像形成装置について説明する。
本実施例に係る画像形成装置の構成は、上述の実施例1に対して、トレイ35の構成と、装置本体からトレイ35を取り外す方法が異なっている。よって、本実施例においては、実施例1に対して異なる構成部分、すなわち、トレイ35の構成および装置本体からトレイ35を取り外す方法についてのみ説明することとし、実施例1と同様の構成部分については、その説明を省略する。
図19は、本実施例におけるトレイ35の外観を示す概略斜視図である。
トレイ35の左右枠35d,35eには、それぞれ解除レバー64L,64Rが設けられている。
本実施例が実施例1と異なるのは、装置本体内部に記録材が残留した際にストッパ62L,62Rをトレイ35の内部に退避させ、トレイ35の引出し方向への移動の規制を解除するための操作部が、トレイ35の左右枠35d,35eに設けられている点である。その他の構成については実施例1と同様である。
図20は、解除レバー64Lとストッパ62Lとの連結機構部分の概略構成を示す斜視図である。以下、トレイ35の左枠35dに設けられた連結機構部分について説明するが、解除レバー64R、およびストッパ62Rを備えた右枠35eの連結機構部分についても同様である。
解除レバー64Lは、トレイ35の左枠35dの内部に、回転軸64bにて回転可能となるように軸支され保持されている。解除レバー64Lの装置本体前側の端部には、使用者が指をかける操作部64aが設けられている。
操作部64aは、トレイ35の左枠35dに設けられた開口部35iより、トレイ35の外部に露出している。また、解除レバー64Lの装置本体後側の端部には、横向き軸64cがトレイ35の内側に突き出すように形成されている。
ストッパ62Lは、トレイ35の後枠35cに対し、上下方向にスライド可能となるように支持されている。また、ストッパ62Lには横長孔62aが形成されている。そして、解除レバー64Lの横向き軸64cがストッパ62Lの横長孔62aに嵌入して係合されている。
これにより、解除レバー64が回転軸64bを中心に図20に示す矢印の方向に回転すると、ストッパ62Lは、トレイ35の後枠35cに設けられた溝に沿って下向きに移動し、トレイ保持部材34Lの係止部34bに当接しない位置に退避する。すなわち、使用
者が解除レバー64Lの操作部64aを掴むことで、解除レバー64が回転軸64bを中心に図20に示す矢印の方向に回転し、ストッパ62Lは、トレイ保持部材34Lの係止部34bに当接しない位置に退避することとなる。
また、ストッパ62L,62Rはそれぞれ、バネ63L,63Rにより下側から上向きに付勢されている。このため、使用者が解除レバー64の操作部64aから手を離すとストッパ62L,62Rが上向きに移動し、解除レバー64は図20に示す矢印とは逆の方向に回転する。そして、解除レバー64およびストッパ62L,62Rは元の位置に戻り、ストッパ62L,62Rがトレイ保持部材34L,34Rの係止部34bに当接する状態となる。
装置本体内部に残留した記録材を取り除くためトレイ35を装置本体から取り外す際には、使用者は、まずトレイ35をカートリッジ交換位置まで引出す。この状態で、使用者は、トレイ35の左右枠35d,35eに設けられた解除レバー64L,64R部分を掴み、解除レバー64L,64Rそれぞれの操作部64aに指をかけて上方に押し上げる。これにより、上述のようにストッパ62L,62Rは、トレイ保持部材34L,34Rの係止部34bに当接しない位置に退避するため、トレイ35をさらに装置本体前側に引出して装置本体から取り外すことが可能になる。
上述のように、装置本体からトレイ35を取り外す際には、使用者はトレイ35の左右枠35d,35eに設けられた解除レバー64L,64Rそれぞれの操作部64aを同時に掴みながら、装置本体前方向に引出す、という操作が必要になる。このため、使用者が意図せずトレイ35を外すことはなく、かつ使用者がトレイ35を取り外そうとした際には、トレイ35を両手で確実に支えながら取り外すことになる。
よって、本実施例においても、実施例1同様、トレイ35が落下することでトレイ35やカートリッジに不具合が生じてしまうことを防止することが可能になる。
取り外したトレイ35を装置本体に戻す操作は、実施例1と同様であり、トレイ35をトレイ保持部材34L,34Rの内側に設けられた前後方向のガイド溝部34aに沿って装置本体後ろ方向にスライドさせるのみである。すなわち、取り外したトレイ35を装置本体に戻す場合には、解除レバー64を操作する必要は無い。
本実施例では、使用者による操作部とストッパとの連結を、リンク機構を用いて行っているが、これに限るものではなく、カムやラックアンドピニオン等の他の機構を用いても良い。
また、本実施例では、ストッパの解除のための操作部を、トレイ35のうち左右両側(トレイ35が潜像形成位置(内側位置)から引出し位置(外側位置)まで移動する移動方向と直交する方向の両端部)に設けているが、左右どちらか片側のみにしても良い。
本実施例では、解除レバーとドラムカバーとの連結についての説明は省略しているが、本実施例においても実施例1と同様に、解除レバー64L,64Rの操作に連動させて、自動的にドラムカバー58を閉状態とすることが可能である。
実施例1の画像形成装置の外観を示す概略斜視図である。 実施例1の画像形成装置の概略構成を示す縦断面図である。 実施例1における、前面のドアが開いた状態の画像形成装置の外観を示す概略斜視図である。 図3に示す状態の画像形成装置の概略構成を示す縦断面図である。 図3に示す状態から更にトレイを引出した状態の画像形成装置の外観を示す概略斜視図である。 図4に示す状態から更にトレイを引出した状態の画像形成装置の概略構成を示す縦断面図である。 図5に示す状態から更にトレイを引出した状態の画像形成装置の外観を示す概略斜視図である。 図6に示す状態から更にトレイを引出した状態の画像形成装置の概略構成を示す縦断面図である。 カートリッジを駆動側から見た場合の外観を示す概略斜視図である。 カートリッジを非駆動側から見た場合の外観を示す概略斜視図である。 実施例1におけるトレイの外観を示す概略斜視図である。 実施例1において、解除レバーとストッパの連結機構部分を示す概略斜視図である。 実施例1において、トレイを装置本体から取り外し、装置本体内に残留した記録材を処理する際の操作を説明するための図である。 実施例1において、装置本体から取り外したトレイを、再び装置本体内に戻す操作を説明するための図である。 実施例1において、ストッパとカバー押上げ部材との連結機構部分の概略構成を示す斜視図である。 実施例1において、カートリッジのドラムカバーの開閉動作を説明するための図である。 装置本体の骨格となるメインフレームの概略構成について示す斜視図である。 装置本体の骨格となるメインフレームの概略構成について示す斜視図である。 実施例2におけるトレイの外観を示す概略斜視図である。 実施例2における、解除レバーとストッパとの連結機構部分の概略構成を示す斜視図である。
符号の説明
1 ドラム
34b 係止部
35 トレイ
61 解除レバー
61b 回転軸部
61c アーム部
61d 横向き軸
62a 横長孔
62L,62R ストッパ
100 画像形成装置

Claims (8)

  1. 記録材に画像を形成する画像形成装置であって、
    装置本体と、
    電子写真感光体を支持し、前記装置本体の外側に位置する外側位置と、前記装置本体の内側に位置する内側位置と、を取り得る支持部材と、
    前記支持部材の前記装置本体からの離脱を規制する係止機構と、
    を有する画像形成装置において、
    前記支持部材が、前記内側位置から前記外側位置に移動させる際に使用者が触れる取手部とは異なる位置に、前記係止機構による前記支持部材の前記装置本体からの脱離規制を解除する規制解除操作部を備えることを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記係止機構は、
    前記支持部材に設けられ、前記支持部材の本体部から突出した第1位置から移動可能に保持される係止部材と、
    前記支持部材が前記内側位置から前記外側位置に移動する移動方向から見た場合に、前記第1位置に位置する前記係止部材に重なるように前記装置本体に設けられ、前記支持部材が前記外側位置に位置した場合に、前記第1位置に位置する前記係止部材に係合する係止部と、
    を有し、
    前記規制解除操作部は、使用者に操作される操作部材を有し、
    前記操作部材が操作されることにより前記係止部材を前記第1位置から移動させる移動手段であって、前記支持部材が前記外側位置に位置した場合に前記係止部と係合しない第2位置に前記係止部材を移動させる移動手段が設けられていることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記係止部材を前記第1位置に向けて付勢する付勢手段を有し、
    前記操作部材が使用者に操作され前記係止部材が前記第1位置から移動した状態で、前記操作部材から使用者の手が離れた場合、前記付勢手段は前記係止部材を前記第1位置に移動させることを特徴とする請求項2に記載の画像形成装置。
  4. 前記外側位置よりも前記移動方向の下流側から前記内側位置に前記支持部材を移動させる移動動作が行われることで、前記第1位置に位置する前記係止部材が前記係止部に当接した場合に、前記移動動作に伴って前記係止部材を前記第1位置から前記第2位置に向けて移動させるガイド面が、前記係止部材と前記係止部とのうち少なくともいずれか一方に設けられていることを特徴とする請求項2又は3に記載の画像形成装置。
  5. 前記支持部材に前記電子写真感光体が支持された状態で、前記電子写真感光体のうち前記支持部材から露出する露出部分を保護するカバー部材であって、前記露出部分を開閉可能に設けられたカバー部材と、
    前記操作部材の動作と前記カバー部材の開閉動作とを連動させる連動手段と、
    を有し、
    前記連動手段は、前記操作部材が操作され前記支持部材が前記第1位置から前記第2位置に移動する動作に連動して、前記カバー部材により前記露出部分を開状態から閉状態とすることを特徴とする請求項2乃至4のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  6. 前記操作部材は、前記支持部材が前記内側位置にある状態では使用者が触れられず、かつ前記支持部材が前記外側位置にある状態では使用者が操作可能な位置にあることを特徴とする請求項2乃至5のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  7. 前記操作部材は、前記支持部材のうち前記移動方向の下流側の端部に配置されていることを特徴とする請求項6に記載の画像形成装置。
  8. 前記規制解除操作部は、前記支持部材のうち前記移動方向と直交する方向の両端部、又は片側の端部に配置されていることを特徴とする請求項6に記載の画像形成装置。
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