JP6428332B2 - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置 Download PDF

Info

Publication number
JP6428332B2
JP6428332B2 JP2015022595A JP2015022595A JP6428332B2 JP 6428332 B2 JP6428332 B2 JP 6428332B2 JP 2015022595 A JP2015022595 A JP 2015022595A JP 2015022595 A JP2015022595 A JP 2015022595A JP 6428332 B2 JP6428332 B2 JP 6428332B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
process cartridge
support frame
image forming
forming apparatus
wall
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2015022595A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2016145894A (ja
Inventor
佐藤 正吾
正吾 佐藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Brother Industries Ltd
Original Assignee
Brother Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Brother Industries Ltd filed Critical Brother Industries Ltd
Priority to JP2015022595A priority Critical patent/JP6428332B2/ja
Priority to US15/016,638 priority patent/US9671749B2/en
Publication of JP2016145894A publication Critical patent/JP2016145894A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6428332B2 publication Critical patent/JP6428332B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
    • G03G21/00Arrangements not provided for by groups G03G13/00 - G03G19/00, e.g. cleaning, elimination of residual charge
    • G03G21/16Mechanical means for facilitating the maintenance of the apparatus, e.g. modular arrangements
    • G03G21/18Mechanical means for facilitating the maintenance of the apparatus, e.g. modular arrangements using a processing cartridge, whereby the process cartridge comprises at least two image processing means in a single unit
    • G03G21/1839Means for handling the process cartridge in the apparatus body
    • G03G21/1842Means for handling the process cartridge in the apparatus body for guiding and mounting the process cartridge, positioning, alignment, locks

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Computer Vision & Pattern Recognition (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Electrophotography Configuration And Component (AREA)
  • Color Electrophotography (AREA)

Description

本発明は、電子写真方式が採用される画像形成装置に関する。
従来から知られている電子写真方式の画像形成装置は、装置本体と、装置本体内に配置され、現像剤像を担持するように構成される像担持体とを備えている。
このような画像形成装置は、例えば、装置本体と、感光体ドラムを有し、装置本体に対して取り外し可能な複数のカートリッジと、複数のカートリッジを支持して装置本体の内側と外側との間を移動するトレイとを備えている(例えば、特許文献1参照)。
特開2010−217813号公報
特許文献1に記載の画像形成装置では、トレイは、トレイに支持されたカートリッジをベルトから離間する方向に付勢するための離間付勢手段を備えている。
しかし、トレイは、カートリッジとは異なり、定期的に交換されるものではないので、定期的にメンテナンスすることが困難である。
そのため、トレイが離間付勢手段を備えていると、離間付勢手段が破損するおそれがある。
本発明の目的は、感光ドラムと位置決め部との係合が解除されるようにプロセスカートリッジを付勢するための付勢部が破損することを抑制できる画像形成装置を提供することにある。
本発明の画像形成装置は、位置決め部を有する装置本体と、軸線方向に延びる回転軸線を有する感光ドラムを含むプロセスカートリッジと、プロセスカートリッジを支持するための支持フレームとを備える。支持フレームは、軸線方向と直交するスライド方向において、装置本体内の内方位置と、装置本体外の外方位置との間を移動可能である。プロセスカートリッジは、プロセスカートリッジが支持された支持フレームが内方位置に位置している状態で、第1位置と、第2位置との間を移動可能である。第1位置は、感光ドラムと位置決め部とが係合して感光ドラムが前記装置本体に対して位置決めされる位置である。第2位置は、感光ドラムと位置決め部との係合が解除される位置である。プロセスカートリッジは、プロセスカートリッジが支持された支持フレームが内方位置に位置している状態で、支持フレームを付勢してプロセスカートリッジを第1位置から第2位置へ移動させるように構成されている付勢部を備える。
このような構成によれば、感光ドラムと位置決め部との係合が解除されるようにプロセスカートリッジを付勢するための付勢部が、プロセスカートリッジに設けられている。
そのため、プロセスカートリッジをメンテナンスするときに、同時に、付勢部もメンテナンスすることができる。
その結果、付勢部を定期的にメンテナンスすることができ、付勢部が破損することを抑制できる。
本発明によれば、付勢部を定期的にメンテナンスすることができ、付勢部が破損することを抑制できる。
図1は、本発明の画像形成装置の第1実施形態のプリンタを示す中央断面図である。 図2は、図1に示すプリンタのA−A断面図である。 図3は、図1に示すプロセスフレームの前上方から見た斜視図である。 図4Aは、図1に示すプロセスカートリッジの左側面図である。図4Bは、図1に示すプロセスカートリッジの右側面図である。 図5は、図2に示すプリンタのB−B断面図である。 図6は、図5に示すプリンタのC−C断面図である。 図7は、図5に示すプリンタのD−D断面図である。なお、図7では、プロセスフレームを明確に示すために、プロセスカートリッジを省略している。 図8は、図5に示すプリンタのC−C断面に相当し、フロントカバーが閉位置から開位置へ移動する途中であって、駆動側直動カムおよび給電側直動カムのそれぞれが押圧位置に位置し、本体カップリングおよび本体電極のそれぞれが退避位置に位置した状態を示す。 図9は、図2に示すプリンタのB−B断面に相当し、フロントカバーが開位置に位置し、プロセスカートリッジが第2位置に位置した状態を示す。 図10は、図1に示すプリンタのA−A断面に相当し、図9と同じ状態を示す。 図11は、図1に示すプロセスユニットが装置本体から引き出された状態を示す。
1.プリンタ
図1に示すように、画像形成装置の一例としてのプリンタ1は、中間転写方式のカラープリンタである。
プリンタ1は、装置本体2と、感光ドラム16を有する4つのプロセスカートリッジ13と、4つのプロセスカートリッジ13を支持するための支持フレーム12と、感光ドラム16上に静電潜像を形成するためのスキャナユニット4と、感光ドラム16上のトナー像を用紙Pに転写するための転写ユニット5と、用紙P上のトナー像を用紙Pに定着するための定着ユニット6とを備えている。
装置本体2は、略ボックス形状を有している。装置本体2は、装置本体2の内外を前後方向(スライド方向)に連通するように、装置本体2の前端部に配置されている開口7を有している。開口7は、支持フレーム12の通過を許容する。
装置本体2は、開口7を開閉するためのフロントカバー8と、用紙Pを収容するための給紙トレイ9と、トナー像が定着された用紙Pを支持するための排紙トレイ11とを有している。フロントカバー8は、開口7を閉鎖するように、装置本体2の前端部に配置されている。フロントカバー8は、上下方向(直交方向)に延びる略平板形状を有している。フロントカバー8は、その下端部を支点として、開口7を閉鎖する閉位置(図1参照)と、閉位置から前方へ傾倒し、開口7を開放する開位置(図9参照)との間を揺動するように構成されている。フロントカバー8は、カバーの一例である。
給紙トレイ9は、装置本体2の底部に配置されている。給紙トレイ9は、用紙Pを収容するように構成されている。給紙トレイ9内の用紙Pは、各種ローラの回転により、所定のタイミングで1枚ずつ、後述する中間転写ベルト29と後述する二次転写ローラ23との間に給紙される。
排紙トレイ11は、装置本体2の上端部に配置されている。排紙トレイ11は、装置本体2の上面から下方へ凹んでいる。
支持フレーム12は、後で詳述するが、前後方向に延びる略枠形状を有している。支持フレーム12は、プロセスカートリッジ13の上下方向略中央部分を支持している。
4つのプロセスカートリッジ13は、前後方向に互いに間隔を隔てて配置されている。プロセスカートリッジ13は、ドラムユニット14と、現像ユニット15とを備えている。
ドラムユニット14は、感光ドラム16と、感光ドラム16の表面を帯電するための帯電ローラ17と、感光ドラム16の表面をクリーニングするためのドラムクリーナ34とを備えている。
現像ユニット15は、感光ドラム16にトナーを供給して感光ドラム16の表面に形成された静電潜像を現像するための現像ローラ18と、現像ローラ18にトナーを供給するための供給ローラ19と、現像ローラ18に担持されたトナーの層厚を一定厚さに規制するための層厚規制ブレード20と、トナーを収容するためのトナー収容部21とを備えている。
スキャナユニット4は、装置本体2の上端部において、支持フレーム12の上方に配置されている。スキャナユニット4は、帯電ローラ17によって帯電された感光ドラム16の表面を露光して、感光ドラム16の表面に画像データに基づく静電潜像を形成するように構成されている。
転写ユニット5は、中間転写ベルト29と、感光ドラム16の表面のトナー像を中間転写ベルト29に転写するための複数の一次転写ローラ28と、中間転写ベルト29の表面のトナー像を用紙Pに転写するための二次転写ローラ23と、中間転写ベルト29の表面をクリーニングするためのベルトクリーナ24と、ベルトクリーナ24によってクリーニングされた転写残トナーや紙粉を収容するための廃トナー収容部33とを備えている。中間転写ベルト29と、複数の一次転写ローラ28とは、支持フレーム12の下方に配置されている。二次転写ローラ23は、ベルトユニット22の後方に配置され、中間転写ベルト29に接触している。ベルトクリーナ24は、ベルトユニット22の後端部の上方に配置されている。廃トナー収容部33は、装置本体2の下端部に配置されている。
定着ユニット6は、二次転写ローラ23の上方に配置されている。定着ユニット6は、加熱ローラ6Aと、加熱ローラ6Aの後端部に圧接される加圧ローラ6Bとを備えている。加熱ローラ6Aおよび加圧ローラ6Bは、トナー像を用紙Pに熱定着するように構成される。
2.支持フレーム
支持フレーム12は、図3に示すように、平面視略矩形の枠形状を有している。支持フレーム12は、開口7を介して、装置本体2内に位置する内方位置(図1参照)と、装置本体外に位置する外方位置(図12参照)との間を、前後方向(スライド方向)に沿って水平に移動するように構成されている。支持フレーム12は、第1被ガイド41Lと、第2被ガイド41Rと、5つのビーム部材42と、フロントビーム43と、2つのころ44とを備えている。
第1被ガイド41Lは、支持フレーム12の左端部に配置されている。支持フレーム12の左端部は、第1端部の一例である。また、第2被ガイド41Rは、支持フレーム12の右端部に配置されている。支持フレーム12の右端部は、第2端部の一例である。第1被ガイド41Lおよび第2被ガイド41Rは、前後方向に延びる略棒形状、より具体的には略角柱形状を有している。また、第1被ガイド41Lおよび第2被ガイド41Rは、上下方向において、互いに同じ位置に配置されている。第1被ガイド41Lは、後述する左方のガイド部65の第1ガイド溝65A内に嵌まっており、支持フレーム12が移動するときに、後述する左方のガイド部65によってガイドされる。また、第2被ガイド41Rは、後述する右方のガイド部65の第1ガイド溝65A内に嵌まっており、支持フレーム12が移動するときに、後述する右方のガイド部65によってガイドされる。第2被ガイド41Rは、5つの嵌合穴45を有している。5つの嵌合穴45は、第2被ガイド41Rの前端部から後端部にわたって、前後方向に互いに間隔を隔てて配置されている。嵌合穴45は、第2被ガイド41Rの左面から右方へ向かって凹んでいる。嵌合穴45は、側面視略矩形状を有している。なお、第1被ガイド41Lも、第2被ガイド41Rと同様に、5つの嵌合穴を有している。
5つのビーム部材42は、第1被ガイド41Lと第2被ガイド41Rとの間において、前後方向に互いに等しい間隔を隔てて配置されている。ビーム部材42は、左右方向に延びる略棒形状、より具体的には略角柱形状を有している。ビーム部材42の右端部は、第2被ガイド41Rの対応する嵌合穴45に嵌まっている。ビーム部材42の左端部は、第1被ガイド41Lの対応する嵌合穴45に嵌まっている。これにより、第1被ガイド41Lと第2被ガイド41Rとの間の空間は、前後方向に4つに分割されている。言い換えると、4つの開口12Aが、第1被ガイド41Lと第2被ガイド41Rとの間に画定されている。
フロントビーム43は、最前方のビーム部材42の前方において、第1被ガイド41Lの前端部と第2被ガイド41Rの前端部との間に配置されている。フロントビーム43は、左右方向に延びる略角柱形状を有している。フロントビーム43の左端部は、第1被ガイド41Lの前端部に連続している。また、フロントビーム43の右端部は、第2被ガイド41Rの前端部に連続している。
2つのころ44のうちの左方のころ44は、第1被ガイド41Lの後端部の左面に回転可能に支持されている。また、2つのころ44のうちの右方のころ44は、第2被ガイド41Rの後端部の右面に回転可能に支持されている。ころ44は、左右方向に厚みを有する略円板形状を有している。図2に示すように、左方のころ44は、後述する左方のガイド部65の第2ガイド溝65B内に嵌まっている。また、右方のころ44は、後述する右方のガイド部65の第2ガイド溝65B内に嵌まっている。
3.プロセスカートリッジ
4つ(複数)のプロセスカートリッジ13が支持された支持フレーム12が内方位置にある状態における、複数のプロセスカートリッジ13のうちの一つのプロセスカートリッジ13について説明する。なお、4つ(複数)のプロセスカートリッジ13は、内部に収容されるトナーの色を除いて同一の構成である。プロセスカートリッジ13は、図1および図2に示すように、左右方向に延びる略角柱形状を有している。プロセスカートリッジ13は、感光ドラム16が支持フレーム12よりも下方に配置されるように、支持フレーム12の開口12Aに上下方向に挿通されている。
すなわち、プロセスカートリッジ13は、左右方向において第1被ガイド41Lと第2被ガイド41Rとの間に配置されるとともに、前後方向において、2つのビーム部材42の間に配置されている。また、左右方向から見て、プロセスカートリッジ13のうち、支持フレーム12よりも下方に配置されている下方部分13A、および、支持フレーム12よりも上方に配置されている上方部分13Bは、支持フレーム12から露出している。
また、プロセスカートリッジ13は、感光ドラム16が中間転写ベルト29に接触する第1位置(図2参照)と、感光ドラム16が中間転写ベルト29から離間する第2位置(図10参照)との間を移動可能である。
プロセスカートリッジ13は、上記したように、ドラムユニット14と、現像ユニット15とを備えている。
(1)ドラムユニット
ドラムユニット14は、図2および図6に示すように、上端部が開放された略ボックス形状を有している。ドラムユニット14は、2つの側壁46と、前壁47と、後壁48とをさらに備えている。
2つの側壁46のうちの左方の側壁46は、図2および図4Aに示すように、ドラムユニット14の左端部に配置されている。また、2つの側壁46のうちの右方の側壁46は、図2および図4Bに示すように、ドラムユニット14の右端部に配置されている。側壁46は、側面視略矩形の平板形状を有している。側壁46は、感光ドラムを支持するためのドラム支持部49と、現像ユニット15を支持するための現像支持部51とを有している。ドラム支持部49は、側壁46の下端部において、前後方向中央よりも少し前方に配置されている。ドラム支持部49は、左右方向に延びる略円筒形状を有し、側壁46を左右方向に貫通している。現像支持部51は、側壁46の上端部の前後方向略中央に配置されている。現像支持部51は、側面視略円形状を有し、側壁46を左右方向に貫通している。右方の側壁46は、後述する現像電極56を露出するための露出開口52を有している。露出開口52は、左右方向に貫通しており、右方の側壁46の下端部において、ドラム支持部49の後方に配置されている。露出開口52は、現像支持部51を中心とする側面視略円弧形状に湾曲するように、前方から後方へ向かうにつれて上方へ延びている。
前壁47は、図1および図6に示すように、左方の側壁46の前端部と、右方の側壁46の前端部との間に配置されている。前壁47の左端部は、左方の側壁46の前端部に接続されている。また、前壁47の右端部は、右方の側壁46の前端部に接続されている。前壁47は、図4Aに示すように、支持フレーム12と係合するための係合リブ47Aを備えている。係合リブ47Aは、前壁47の上下方向略中央に配置されている。係合リブ47Aは、前壁47の前面から前方へ突出し、左右方向に延びる略平板形状を有している。係合リブ47Aは、前方のビーム部材42の後端部の上面に当接している。
後壁48は、図1および図6に示すように、左方の側壁46の後端部と右方の側壁46の後端部との間に配置されている。後壁48は、左右方向に延びる略平板形状を有している。後壁48の左端部は、左方の側壁46の後端部に接続されている。また、後壁48の右端部は、右方の側壁46の後端部に接続されている。後壁48は、図4Aに示すように、支持フレーム12と係合するための係合リブ48Aを備えている。係合リブ48Aは、後壁48の上下方向略中央に配置されている。係合リブ48Aは、後壁48の後面から後方へ突出し、左右方向に延びる略平板形状を有している。係合リブ48Aは、後方のビーム部材42の前端部の上面に当接している。
ドラムユニット14は、図2、図4Aおよび図4Bに示すように、さらに、2つの突出部40と、支持フレーム12を付勢するための2つの付勢部50と、を備えている。
2つの突出部40のうちの左方の突出部40は、左方の側壁46の左右方向外面から外方へ突出している。また、2つの突出部40のうちの右方の突出部40は、右方の側壁46の左右方向外面から外方へ突出している。突出部40は、前後方向に延びる略ボックス形状を有している。左方の突出部40は、上下方向に投影したときに、支持フレーム12の第1被ガイド41Lと重なる。また、右方の突出部40は、上下方向に投影したときに、支持フレーム12の第2被ガイド41Rと重なる。突出部40は、前後方向に延びる上壁40Aと、上壁40Aの前端から下方に延びる前壁40Bと、上壁40Aの後端から下方に延びる後壁40Cと、前壁40Bの下端から後方へ向けて延びる係合部40Dと、後壁40Cの下端から前方へ向けて延びる係合部40Eとを有している。係合部40Dと係合部40Eは、前後方向において間隔を隔てて配置されている。なお、上壁40Aは、突出部40の第1壁の一例である。前壁40Bは、突出部40の第2壁の一例である。後壁40Cは、突出部40の第3壁の一例である。係合部40Dは、突出部40の第1係合部の一例である。係合部40Eは、突出部40の第2係合部の一例である。
2つの付勢部50のうちの左方の付勢部50は、左方の側壁46の外表面の上下方向略中央に設けられている。また、2つの付勢部50のうちの右方の付勢部50は、右方の側壁46の外表面の上下方向略中央に設けられている。付勢部50は、支持フレーム12と接触させるための当接部材53と、当接部材53を付勢するための2つの圧縮ばね54とを有している。
当接部材53は、前後方向に延び、上端部が開放された略ボックス形状を有している。当接部材53は、前後方向に延びる下壁53Aと、下壁53Aの前端から上方に延びる前壁53Bと、下壁53Aの後端から上方に延びる後壁53Cと、前壁53Bの上端から前方へ向けて延びる係合部53Dと、後壁53Cの上端から前方へ向けて延びる係合部53Eとを有している。下壁53Aは、支持フレーム12のサイドフレーム41の左右方向内端部の上面に当接している。係合部53Dは、平板状であり、突出部40の係合部40Dと係合可能である。係合部53Eは、平板状であり、突出部40の係合部40Eと係合可能である。当接部材53は、圧縮ばね54を圧縮して、係合部53D,53Eが係合部40D,40Eと係合しない圧縮位置(図5参照)と、圧縮ばね54の圧縮が解除されて、係合部53D,53Eが係合部40D,40Eに係合している圧縮解除位置(図9参照)との間を移動可能である。なお、下壁53Aは、当接部材53の第1壁の一例である。前壁53Bは、当接部材53の第2壁の一例である。後壁53Cは、当接部材53の第3壁の一例である。係合部53Dは、当接部材53の第1係合部の一例である。係合部53Eは、当接部材53の第2係合部の一例である。
圧縮ばね54は、上下方向に延びるコイルばねである。2つの圧縮ばね54は、前後方向に間隔を隔てて配置されている。2つの圧縮ばね54のうちの前方の圧縮ばね54は、第1圧縮ばねの一例である。2つの圧縮ばね54のうちの後方の圧縮ばね54は、第2圧縮ばねの一例である。圧縮ばね54の上端部は、突出部40の上壁40Aの下面に接触している。圧縮ばね54の下端部は、当接部材53の下壁53Aの上面に接触している。これにより、圧縮ばね54は、突出部40に対して、当接部材53を、下方へ向かって付勢している。言い換えると、圧縮ばね54は、当接部材53に対して、突出部40を上方へ向かって付勢している。すなわち、2つの圧縮ばね54は、突出部40を、前後方向両端部にわたって、上方へ付勢している。
上記した感光ドラム16は、図2および図4Aに示すように、ドラム本体16Aと、2つのフランジ部材16Bとを備えている。
ドラム本体16Aは、左右方向(軸線方向)に延びる略円筒形状を有している。ドラム本体16Aは、その表面において感光層を有している。すなわち、感光ドラム16の回転軸線A(図2参照)は、左右方向に延びている。
2つのフランジ部材16Bのうちの左方のフランジ部材は、ドラム本体16Aの左端部に相対回転不能に嵌まるとともに、左方の側壁46のドラム支持部49に回転可能に嵌まっている。また、2つのフランジ部材16Bのうちの右方のフランジ部材は、ドラム本体16Aの右端部に相対回転不能に嵌まるとともに、右方の側壁46のドラム支持部49に回転可能に嵌まっている。フランジ部材16Bは、左右方向に延びる略円柱形状を有している。左方のフランジ部材16Bは、カップリング凹部16Cと、2つの突部16Dとを有している。カップリング凹部16Cは、左方のフランジ部材16Bの左面から右方へ凹んでいる。カップリング凹部16Cは、側面視略円形状を有している。2つの突部16Dは、カップリング凹部16C内において、カップリング凹部16Cの径方向に互いに間隔を隔てて配置されている。突部16Dは、カップリング凹部16Cの内周面から径方向内方へ突出し、側面視略矩形状を有している。
(2)現像ユニット
現像ユニット15は、図2および図6に示すように、現像フレーム55と、現像ローラ18および供給ローラ19に対して電気的に接続されている現像電極56とを備えている。
現像フレーム55は、左右方向に延びる略ボックス形状を有している。現像フレーム55は、その内部にトナー収容部21(図1参照)を有し、現像ローラ18、供給ローラ19および層厚規制ブレード20を支持している。また、現像フレーム55は、2つの揺動軸55Aを有している。2つの揺動軸55Aのうちの左方の揺動軸55Aは、左方の側壁46の現像支持部51に回転可能に嵌まっている。また、2つの揺動軸55Aのうちの右方の揺動軸55Aは、右方の側壁46の現像支持部51に回転可能に嵌まっている。なお、現像ユニット15は、現像ローラ18が感光ドラム16に接触する位置(図1参照)と、現像ローラ18が感光ドラム16から離間する位置(図示せず)との間を、左方の揺動軸55Aと右方の揺動軸55Aとを支点として揺動可能である。
現像電極56は、図4Bおよび図6に示すように、現像フレーム55の右端部において、右方から見たときに右方の側壁46の露出開口52から露出されるように支持されている。現像電極56は、前後方向に延びる側面視略長穴形状を有している。
3.装置本体の詳細
装置本体2は、図1および図2に示すように、外フレーム61と、内フレーム62と、プロセスカートリッジ13に駆動力を供給するための駆動部63と、プロセスカートリッジ13に電力を供給するための給電部64と、支持フレーム12を案内するための2つのガイド部65と、プロセスカートリッジ13を押圧するための2つの押圧部60とをさらに備えている。
(1)外フレームおよび内フレーム
外フレーム61は、装置本体2の外装を構成する。外フレーム61は、略ボックス形状を有している。外フレーム61は、上記した排紙トレイ11を備えている。
内フレーム62は、外フレーム61の内方に配置されている。内フレーム62は、前後方向に延び、前後両端部が開放された略角筒形状を有している。内フレーム62は、2つの側板66と、上板67と、下板68と、感光ドラム16を装置本体2に対して位置決めするための2つのドラム位置決め板69とを備えている。
2つの側板66のうちの左方の側板66は、図2および図6に示すように、左方の外フレーム61の側壁の右方に間隔を隔てて配置されている。また、2つの側板66のうちの右方の側板66は、右方の外フレーム61の側壁の左方に間隔を隔てて配置されている。側板66は、上下方向に延びる略平板形状を有している。
上板67は、図2に示すように、内フレーム62の上端部に配置されている。上板67は、左右方向に延びる略平板形状を有している。上板67は、左方の側板66の上端部と、右方の側板66の上端部との間に架設されている。上板67は、スキャナユニット4を支持している。
下板68は、内フレーム62の下端部に配置されている。下板68は、左右方向に延びる略平板形状を有している。下板68は、給紙トレイ9よりも上方において、左方の側板66の下端部と、右方の側板66の下端部との間に架設されている。
2つのドラム位置決め板69のうちの左方のドラム位置決め板69は、図2および図5に示すように、内フレーム62の下端部において、左方の側板66の右方に間隔を隔てて配置されている。2つのドラム位置決め板69のうちの右方のドラム位置決め板69は、内フレーム62の下端部において、右方の側板66の左方に間隔を隔てて配置されている。ドラム位置決め板69は、上下方向に延びる略平板形状を有している。ドラム位置決め板69の下端部は、下板68の上面に接合されている。なお、ドラム位置決め板69は、位置決め部の一例である。ドラム位置決め板69は、4つの位置決め凹部69Aを有している。
4つの位置決め凹部69Aは、ドラム位置決め板69の上端部において、互いに前後方向に等しい間隔を隔てて配置されている。位置決め凹部69Aは、ドラム位置決め板69の上端縁から下方へ向かって凹んでいる。位置決め凹部69Aは、上端部が開放された側面視略U字形状を有している。位置決め凹部69Aは、プロセスカートリッジ13のドラム支持部49を受け入れて、感光ドラム16を前後方向において位置決めする。
(2)駆動部
駆動部63は、図2および図6に示すように、左方の側板66の上下方向略中央に支持されている。駆動部63は、4つのドラム駆動ギア71と、4つの本体カップリング70と、直動カム72とを備えている。4つのドラム駆動ギア71は、図示しないモータからの駆動力を受け取り、回転するように構成されている。
本体カップリング70は、直動カム72の前後方向への移動に伴って、感光ドラム16のカップリング凹部16Cに係合する進出位置(図2および図6参照)と、感光ドラム16のカップリング凹部16Cとの係合が解除される退避位置(図8および図10参照)との間を移動可能である。感光ドラム16は、本体カップリング70が進出位置にあるときに、ドラム駆動ギア71からの駆動力を受け取り、回転するように構成されている。
(3)給電部
給電部64は、右方の側板66の上下方向略中央に支持されている。給電部64は、電源基板75と、直動カム76と、4つの本体電極77と、を備えている。
本体電極77は、直動カム76の前後方向ヘの移動に伴って、現像電極56に接触する進出位置(図2および図6参照)と、現像電極56との接触が解除される退避位置(図8および図10参照)との間を移動可能である。現像電極56は、本体電極77が進出位置にあるときに、電源基板75からの電力を受け取るように構成されている。
(4)ガイド部
2つのガイド部65のうちの左方のガイド部65は、図2および図7に示すように、左方の側板66の右方において、駆動部63の上方に配置されている。また、2つのガイド部65のうちの右方のガイド部65は、右方の側板66の左方において、給電部64の上方に配置されている。ガイド部65は、前後方向に延びる略角柱形状を有している。ガイド部65は、第1ガイド溝65Aと、第2ガイド溝65Bと、2つのころ65Dとを備えている。
第1ガイド溝65Aは、ガイド部65の左右方向内面から左右方向外方に向かって凹み、前後方向に延びている。第1ガイド溝65Aは、断面視略矩形状を有している。第1ガイド溝65Aの前端部は、前方へ開放されている。
第2ガイド溝65Bは、第1ガイド溝65Aの左右方向内面から左右方向外方に向かって凹み、前後方向に延びている。第2ガイド溝65Bは、断面視略矩形状を有している。第2ガイド溝65Bの前端部は、閉鎖されている。
2つのころ65Dは、図10に示すように、第1ガイド溝65Aの前端部において、互いに前後方向に間隔を隔てて配置されている。ころ65Dは、左右方向に延びる軸線について回転可能な略円板形状を有している。ころ65Dの上端部は、第1ガイド溝65Aの下方の内面よりも上方に突出している。
(5)押圧部
2つの押圧部60のうちの左方の押圧部60は、図2および図5に示すように、左方のガイド部65よりも上方に配置され、上板67の左端部に支持されている。2つの押圧部60のうちの右方の押圧部60は、右方のガイド部65よりも上方に配置され、上板67の右端部に支持されている。押圧部60は、プロセスカートリッジ13の突出部40に当接して、突出部40を押圧する押圧位置(図2参照)と、プロセスカートリッジ13の突出部40から離間して、突出部40に対する押圧を解除する押圧解除位置(図10参照)との間を移動可能である。押圧部60は、押圧バー79と、4つのリンク部材80と、回動部材81と、引張ばね82(図1参照)とを有している。
押圧バー79は、前後方向に延びる略角柱形状を有している。押圧バー79は、4つの収容部79Aと、4つの押圧部材83と、8つの圧縮ばね84とを有している。
4つの収容部79Aは、前後方向に互いに間隔を隔てて配置されている。収容部79Aは、プロセスカートリッジ13の付勢部50の上方に配置されている。収容部79Aは、押圧バー79の下面から上方へ凹み、前後方向に延びる凹部である。収容部79Aは、下端部が開放された側断面視略矩形状を有している。
押圧部材83は、収容部79Aに嵌まっている。押圧部材83は、前後方向に延び、上端部が開放された略ボックス形状を有している。
圧縮ばね84は、収容部79Aに、圧縮状態で配置されている。圧縮ばね84は、上下方向に延びるコイルばねである。圧縮ばね84の上端部は、収容部79Aの上壁の内面、すなわち下面に接触している。圧縮ばね84の下端部は、押圧部材83の下壁の内面、すなわち上面に接触している。これにより、圧縮ばね84は、押圧部材83を下方へ向かって付勢している。なお、圧縮ばね84の付勢力は、プロセスカートリッジ13の付勢部50の圧縮ばね54の付勢力よりも強い。
4つのリンク部材80は、押圧バー79の上方に配置されている。リンク部材80の下端部は、押圧バー79の上端部に回転可能に連結されている。リンク部材80の上端部は、上板67に回転可能に連結されている。
回動部材81は、図1に示すように、装置本体2の前上端部に配置されている。回動部材81は、回動軸81Aと、第1連結部81Bと、第2連結部81Cとを備えている。回動軸81Aは、左右方向に延びる略円柱形状を有し、側板66に回転可能に支持されている。第1連結部81Bは、回動軸81Aから後方に延びる略平板形状を有している。第2連結部81Cは、回動軸81Aから下方に延びる略平板形状を有している。第2連結部81Cは、押圧バー79の前端部に回転可能に連結されている。
引張ばね82は、上下方向に延びるコイルばねである。引張ばね82の上端部は、第1連結部81Bに連結されている。引張ばね82の下端部は、フロントカバー8の後面に連結されている。引張ばね82は、フロントカバー8の閉位置から開位置への移動に伴って、自然長よりも長く伸びる。
4.プロセスカートリッジの離脱動作および装着動作
プロセスカートリッジ13が装置本体2から離脱される際の動作について説明する。
図1を参照して、装置本体2の押圧部60の引張ばね82は、フロントカバー8が閉位置から開位置へ移動した際に、前下方へ引っ張られる。すると、図9に示すように、押圧部60の回動部材81は、第1連結部81Bが引張ばね82の付勢力によって前下方へ引っ張られることにより、回動軸81Aを中心として、左側面視反時計回りに回動する。これにより、押圧部60の押圧バー79は、第2連結部81Cによって前上方へ引っ張られて、前上方へ平行に移動する。すると、押圧部材83は、プロセスカートリッジ13の突出部40から前上方へ離間する。これにより、押圧部60は、押圧解除位置に位置する。
このとき、プロセスカートリッジ13の付勢部50の当接部材53が支持フレーム12のサイドフレーム41の上面に当接しているので、突出部40は、圧縮ばね54の付勢力により、当接部材53に対して上方へ付勢される。
これにより、プロセスカートリッジ13は、付勢部50の付勢力により、第1位置から第2位置へ向かって上方へ移動する。なお、プロセスカートリッジ13の第1位置から第2位置への移動に伴って、付勢部50の当接部材53は、相対的に、圧縮位置から圧縮解除位置へ移動する。言い換えると、プロセスカートリッジ13は、付勢部50の当接部材53が圧縮位置から圧縮解除位置へ移動するときにサイドフレーム41の上面を押圧する反力で、第1位置から第2位置へ移動する。
すると、図10に示すように、プロセスカートリッジ13のドラム支持部49が装置本体2の位置決め凹部69Aから外れ、複数のプロセスカートリッジ13の感光ドラム16は、左右方向にわたって一定の上下方向距離を隔てるように、中間転写ベルト29から上方へ離間する。
次いで、図11に示すように、プロセスカートリッジ13が支持された支持フレーム12は、装置本体2から前方へ引き出され、外方位置に移動する。
その後、図11に破線で示すように、プロセスカートリッジ13は、支持フレーム12から上方へ引き抜かれる。
これにより、装置本体2からのプロセスカートリッジ13の離脱が完了する。
また、プロセスカートリッジ13が装置本体2に装着される際の動作について説明する。
プロセスカートリッジ13は、支持フレーム12の開口12Aに、上方から挿入される。これにより、プロセスカートリッジ13は、支持フレーム12に支持される。次いで、図9に示すように、プロセスカートリッジ13が支持された支持フレーム12は、装置本体2内へ押し込まれ、内方位置に移動する。
次いで、引張ばね82は、フロントカバー8が開位置から閉位置へ移動した際に、復元する。すると、回動部材81は、図示しないコイルばねの付勢力により、回動軸81Aを中心として、左側面視時計回りに回動する。
これにより、押圧バー79は、第2連結部81Cによって後下方へ押圧されて、後上方へ平行に移動する。すると、押圧部材83は、突出部40の上面に当接し、突出部40の上面を下方へ押圧する。これにより、押圧部60は、押圧位置に位置する。
すると、プロセスカートリッジ13は、付勢部50の圧縮ばね54の付勢力に抗して、第2位置から第1位置へ向かって下方へ移動する。
すると、図2に示すように、プロセスカートリッジのドラム支持部49が位置決め凹部69Aに係合し、プロセスカートリッジ13の感光ドラム16は、中間転写ベルト29の上面に接触する。
これにより、装置本体2へのプロセスカートリッジ13の装着が完了する。
6.作用効果
(1)このプリンタ1によれば、図5および図9に示すように、感光ドラム16とドラム位置決め板69との係合が解除されるように、支持フレーム12を付勢してプロセスカートリッジ13を移動させるための付勢部50が、プロセスカートリッジ13に設けられている。
そのため、プロセスカートリッジ13をメンテナンスするときに、同時に、付勢部50もメンテナンスすることができる。
その結果、付勢部50を定期的にメンテナンスすることができ、付勢部50が破損することを抑制できる。
(2)このプリンタ1によれば、図2に示すように、付勢部50は、プロセスカートリッジ13の側壁の左右方向外方に配置されている。
そのため、付勢部50を、支持フレーム12のサイドフレーム41に容易に作用させるとともに、押圧部60のそれぞれを付勢部50に作用させることができる。
(3)このプリンタ1によれば、図10に示すように、プロセスカートリッジ13が第2位置に位置している状態において、感光ドラム16のフランジ部材16Bと、ドラム位置決め板69との上下方向距離は、左右方向において一定である。
そのため、プロセスカートリッジ13を、左右方向において水平に維持しながら、上下方向へ移動させることができる。
これにより、感光ドラム16とドラム位置決め板69との左右方向における相対配置を維持しながら、プロセスカートリッジ13を、第1位置と第2位置との間で移動させることができる。
その結果、感光ドラム16のフランジ部材16Bを、ドラム位置決め板69の位置決め凹部69Aに確実に係合することができる。
(4)このプリンタ1によれば、図2に示すように、プロセスカートリッジ13を第2位置から第1位置へ押圧する押圧部60を備えている。
そのため、支持フレーム12が内方位置に位置している状態において、プロセスカートリッジ13を確実に第1位置に位置させることができる。
(5)このプリンタ1によれば、押圧部60の押圧力は、付勢部50の付勢力よりも大きい。
そのため、プロセスカートリッジ13を第1位置に確実に位置させることができる。
(6)このプリンタ1によれば、図2に示すように、付勢部50の圧縮ばね54、および、押圧部60の両方を、プロセスカートリッジ13の突出部40に作用させることができる。
そのため、付勢部50の圧縮ばね54と押圧部60とを別々の部分に作用させる場合と比べて、部品点数の低減を図ることができる。また、突出部40に反対方向から作用することで、プロセスカートリッジ13の挙動を安定させることができる。具体的には、上下の力の合力がねじれる方向に働くことを防止することができる。
(7)このプリンタ1によれば、図9に示すように、付勢部50圧縮ばね54は、前後方向にわたって、突出部40を付勢している。
そのため、圧縮ばね54は、前後方向において安定に、突出部40を付勢することができる。プロセスカートリッジ13が前後方向に傾いて持ち上がることがない。
(8)このプリンタ1によれば、図1および図11に示すように、支持フレーム12は、内方位置と外方位置との間を水平に移動する。
そのため、簡易な構成で、支持フレーム12を、内方位置と外方位置との間で移動させることができる。
(9)このプリンタ1によれば、図2に示すように、支持フレーム12の第1被ガイド41Lおよび第2被ガイド41Rは、左右方向において互いに同じ上下方向位置に位置している。
そのため、支持フレーム12を、左右方向において安定に、装置本体2に支持することができる。
(10)このプリンタ1によれば、図4Aおよび図4Bに示すように、付勢部50は、前後方向に並ぶ2つの圧縮ばね54を備えている。
そのため、前後方向にわたって、突出部40を安定に付勢できる。
7.変形例
上記した実施形態では、付勢部50の圧縮ばね54、および、押圧部60の両方が、プロセスカートリッジ13の突出部40に作用しているが、付勢部50の圧縮ばね54、および、押圧部60は、プロセスカートリッジ13の別の部分に作用してもよい。例えば、図2を参照して、押圧部60を側壁46の上端部に作用させることもできる。この場合、側壁46の上端部は、被押圧部の一例である。
この変形例によれば、圧縮ばね54および押圧部60のそれぞれを、突出部40、および、側壁46の上端部のそれぞれに、別々に作用させることができる。
そのため、圧縮ばね54および押圧部60を同じ部分に作用させる場合と比べて、圧縮ばね54や押圧部60の配置の自由度を確保することができる。
1 プリンタ
2 装置本体
7 開口
8 フロントカバー
12 支持フレーム
13 プロセスカートリッジ
16 感光ドラム
40 突出部
40A 上壁
40B 前壁
40C 後壁
40D 係合部
40E 係合部
41L 第1被ガイド
41R 第2被ガイド
46 側壁
49 ドラム支持部
50 付勢部
53 当接部材
53A 下壁
53B 前壁
53C 後壁
53D 係合部
53E 係合部
54 圧縮ばね
60 押圧部
79A 収容部
83 押圧部材
84 圧縮ばね
69 ドラム位置決め板
69A 位置決め凹部

Claims (17)

  1. 位置決め部を有する装置本体と、
    軸線方向に延びる回転軸線を有する感光ドラムを含むプロセスカートリッジと、
    前記プロセスカートリッジを支持するための支持フレームであって、前記軸線方向と直交するスライド方向において、前記装置本体内の内方位置と、前記装置本体の外方位置との間を移動可能な支持フレームと、を備え、
    前記プロセスカートリッジは、
    前記プロセスカートリッジが支持された前記支持フレームが前記内方位置に位置している状態で、前記感光ドラムと前記位置決め部とが係合して前記感光ドラムが前記装置本体に対して位置決めされる第1位置と、前記感光ドラムと前記位置決め部との係合が解除される第2位置との間を移動可能であり、
    前記プロセスカートリッジが前記支持フレームに支持された状態で前記支持フレームに当接する付勢部であって、前記プロセスカートリッジが支持された前記支持フレームが前記内方位置に位置している状態で、前記付勢部が前記支持フレームを押圧する反力で、前記プロセスカートリッジを前記第1位置から前記第2位置へ向かって移動させるように構成されている付勢部を備えることを特徴とする、画像形成装置。
  2. 前記プロセスカートリッジは、前記感光ドラムを支持する側壁を有し、
    前記付勢部は、前記側壁の前記軸線方向外方に配置されていることを特徴とする、請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記プロセスカートリッジが前記第2位置に位置している状態において、前記感光ドラムと前記位置決め部との前記軸線方向および前記スライド方向と直交する直交方向における距離は、前記軸線方向において一定であることを特徴とする、請求項1または2に記載の画像形成装置。
  4. 前記装置本体は、前記プロセスカートリッジが前記第2位置から前記第1位置へ向かう方向へ、前記プロセスカートリッジを押圧するように構成される押圧部を備えることを特徴とする、請求項1から3のいずれか一項に記載の画像形成装置。
  5. 前記装置本体の前記押圧部の押圧力は、前記プロセスカートリッジの前記付勢部の付勢力よりも大きいことを特徴とする、請求項4に記載の画像形成装置。
  6. 前記プロセスカートリッジは、前記感光ドラムを支持する側壁と、前記側壁から前記軸線方向に突出する突出部と、を備え、
    前記プロセスカートリッジが前記第1位置に位置しているときに、
    前記付勢部は、前記突出部を付勢し、
    前記押圧部は、前記付勢部が前記突出部を付勢する方向と反対方向に、前記突出部を押圧することを特徴とする、請求項4または5に記載の画像形成装置。
  7. 前記付勢部は、前記プロセスカートリッジが前記第1位置に位置しているときに、前記スライド方向にわたって、前記突出部を付勢することを特徴とする、請求項6に記載の画像形成装置。
  8. 前記付勢部は、
    第1圧縮ばねと、
    前記支持フレームと当接可能であり、前記第1圧縮ばねと接触するとともに前記側壁に対して相対的に移動可能である当接部材と、を備えることを特徴とする、請求項6または7に記載の画像形成装置。
  9. 前記付勢部は、さらに、前記第1圧縮ばねに対してスライド方向に並んで配置される第2圧縮ばねを備えていることを特徴とする、請求項8に記載の画像形成装置。
  10. 前記当接部材は、
    前記スライド方向に延びる第1壁であって、第1端と、前記スライド方向において前記第1端と反対側の第2端とを有する第1壁と、
    前記第1端から前記スライド方向および前記軸線方向と直交する直交方向に延びる第2壁と、
    前記第2端から前記直交方向に延びる第3壁と、
    前記第2壁から前記スライド方向に延びるとともに前記突出部と係合可能な第1係合部と、
    前記第3壁から前記第1係合部が延びる方向とは反対の方向に延びるとともに前記突出部と係合可能な第2係合部と、を有することを特徴とする、請求項8または9に記載の画像形成装置。
  11. 前記突出部は、
    前記スライド方向に延びる第1壁であって、第1端と、前記スライド方向において前記第1端と反対側の第2端とを有する第1壁と、
    前記第1端から前記スライド方向および前記軸線方向と直交する直交方向の反対の方向に延びる第2壁と、
    前記第2端から前記直交方向の反対の方向に延びる第3壁と、
    前記第2壁から前記当接部材の第1係合部が延びる方向の反対の方向に延びるとともに前記当接部材の第1係合部と係合可能な第1係合部と、
    前記第3壁から前記当接部材の第2係合部が延びる方向の反対の方向に延びるとともに前記当接部材の第2係合部と係合可能な第2係合部と、を有することを特徴とする、請求項8〜10のいずれか一項に記載の画像形成装置。
  12. 前記押圧部は、前記プロセスカートリッジと当接可能な押圧部材と、前記押圧部材を押圧する圧縮ばねと、前記圧縮ばねを収容する収容部と、を備えていることを特徴とする、請求項4〜11のいずれか一項に記載の画像形成装置。
  13. 前記装置本体は、前記支持フレームが通過する開口を開閉可能なカバーを有し、
    前記押圧部は、前記カバーの開閉に連動して、前記プロセスカートリッジを押圧する押圧位置と、前記プロセスカートリッジへの押圧を解除する押圧解除位置との間を移動可能であることを特徴とする、請求項4〜12のいずれか一項に記載の画像形成装置。
  14. 前記支持フレームは、前記内方位置と前記外方位置との間を水平に移動するように構成されることを特徴とする、請求項1〜13のいずれか一項に記載の画像形成装置。
  15. 前記支持フレームは、第1端部と、前記軸線方向において前記第1端部と反対側の第2端部とを有し、
    前記支持フレームは、
    前記支持フレームの前記第1端部に配置され、前記支持フレームが移動するときに前記装置本体にガイドされるように構成される第1被ガイドと、
    前記支持フレームの前記第2端部に配置され、前記支持フレームが移動するときに前記装置本体にガイドされるように構成される第2被ガイドと、を有し、
    前記第1被ガイドと前記第2被ガイドは、前記軸線方向および前記スライド方向と直交する直交方向における位置が同じになるように配置されていることを特徴とする、請求項1〜14のいずれか一項に記載の画像形成装置。
  16. 前記位置決め部は、平板形状を有することを特徴とする、請求項1〜15のいずれか一項に記載の画像形成装置。
  17. 前記プロセスカートリッジは、前記感光ドラムを支持するドラム支持部を有し、
    前記位置決め部は、前記ドラム支持部を受け入れる位置決め凹部を有することを特徴とする、請求項1〜16のいずれか一項に記載の画像形成装置。
JP2015022595A 2015-02-06 2015-02-06 画像形成装置 Active JP6428332B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015022595A JP6428332B2 (ja) 2015-02-06 2015-02-06 画像形成装置
US15/016,638 US9671749B2 (en) 2015-02-06 2016-02-05 Image forming apparatus including cartridge and urging member

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015022595A JP6428332B2 (ja) 2015-02-06 2015-02-06 画像形成装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2016145894A JP2016145894A (ja) 2016-08-12
JP6428332B2 true JP6428332B2 (ja) 2018-11-28

Family

ID=56566837

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2015022595A Active JP6428332B2 (ja) 2015-02-06 2015-02-06 画像形成装置

Country Status (2)

Country Link
US (1) US9671749B2 (ja)
JP (1) JP6428332B2 (ja)

Family Cites Families (37)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5677858A (en) * 1980-05-21 1981-06-26 Canon Inc Corona discharger
JPH09304994A (ja) 1996-05-13 1997-11-28 Casio Electron Mfg Co Ltd 画像形成装置
JPH11344905A (ja) 1998-06-03 1999-12-14 Mita Ind Co Ltd 作像ユニットおよびこれを用いた画像形成装置
JP2000321843A (ja) * 1999-05-07 2000-11-24 Konica Corp カラー画像形成装置
JP2001337580A (ja) 2000-05-30 2001-12-07 Canon Inc 電子写真画像形成装置及びプロセスカートリッジ及びのせ枠
JP2002062735A (ja) 2000-06-09 2002-02-28 Canon Inc 現像装置
JP3926734B2 (ja) 2002-11-25 2007-06-06 株式会社リコー ユニット支持装置および画像形成装置
JP4345018B2 (ja) 2005-09-30 2009-10-14 ブラザー工業株式会社 画像形成装置およびタンデム型プロセスユニット
US7486907B2 (en) 2006-01-11 2009-02-03 Canon Kabushiki Kaisha Electrophotographic image forming apparatus including a tray for carrying a process cartridge
JP5004833B2 (ja) 2007-05-23 2012-08-22 キヤノン株式会社 電子写真画像形成装置
JP4458378B2 (ja) * 2007-06-29 2010-04-28 キヤノン株式会社 プロセスカートリッジ及び電子写真画像形成装置
JP4187262B1 (ja) 2007-10-09 2008-11-26 キヤノン株式会社 電子写真画像形成装置及びプロセスカートリッジ
JP4600535B2 (ja) 2008-06-27 2010-12-15 ブラザー工業株式会社 画像形成装置
JP2010072308A (ja) * 2008-09-18 2010-04-02 Canon Inc 画像形成装置、及びカートリッジ
JP4916557B2 (ja) 2008-09-29 2012-04-11 キヤノン株式会社 カラー電子写真画像形成装置
JP4514239B2 (ja) 2008-09-29 2010-07-28 キヤノン株式会社 カラー電子写真画像形成装置
JP4549426B2 (ja) * 2008-09-29 2010-09-22 キヤノン株式会社 電子写真画像形成装置
JP2010122465A (ja) * 2008-11-19 2010-06-03 Canon Inc 画像形成装置
JP4592114B2 (ja) 2009-03-19 2010-12-01 キヤノン株式会社 カラー電子写真画像形成装置
JP4678889B2 (ja) 2009-08-27 2011-04-27 キヤノン株式会社 電子写真画像形成装置
US8755718B2 (en) * 2010-06-04 2014-06-17 Canon Kabushiki Kaisha Image forming apparatus
JP5350455B2 (ja) * 2010-12-16 2013-11-27 キヤノン株式会社 電子写真画像形成装置
EP2469349B1 (en) * 2010-12-24 2019-10-09 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Process unit and image-forming device using process unit
JP5838609B2 (ja) 2011-06-27 2016-01-06 ブラザー工業株式会社 画像形成装置
JP5838611B2 (ja) 2011-06-27 2016-01-06 ブラザー工業株式会社 画像形成装置
JP5838610B2 (ja) 2011-06-27 2016-01-06 ブラザー工業株式会社 画像形成装置
JP5875328B2 (ja) 2011-11-01 2016-03-02 キヤノン株式会社 画像形成装置およびカートリッジ
JP6128754B2 (ja) 2012-05-21 2017-05-17 キヤノン株式会社 画像形成装置
JP6041534B2 (ja) 2012-05-28 2016-12-07 キヤノン株式会社 画像形成装置
JP6312381B2 (ja) 2012-09-05 2018-04-18 キヤノン株式会社 画像形成装置
JP6202911B2 (ja) 2012-09-07 2017-09-27 キヤノン株式会社 画像形成装置、プロセスカートリッジ
JP6245945B2 (ja) 2012-11-20 2017-12-13 キヤノン株式会社 開閉機構及びそれを有する画像形成装置
GB2522520B (en) 2012-11-28 2016-02-24 Canon Kk Image forming apparatus
JP6021611B2 (ja) 2012-11-28 2016-11-09 キヤノン株式会社 画像形成装置
JP6112839B2 (ja) * 2012-11-28 2017-04-12 キヤノン株式会社 画像形成装置
JP6007787B2 (ja) 2012-12-27 2016-10-12 ブラザー工業株式会社 画像形成装置
US20150192890A1 (en) * 2014-01-09 2015-07-09 Canon Kabushiki Kaisha Electrophotographic image forming apparatus

Also Published As

Publication number Publication date
US20160231701A1 (en) 2016-08-11
JP2016145894A (ja) 2016-08-12
US9671749B2 (en) 2017-06-06

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7965962B2 (en) Developing device having gears with moveable positions
CN106200335B (zh) 图像形成设备
JP2017138387A (ja) 画像形成装置
JP5403018B2 (ja) 感光体カートリッジおよびプロセスカートリッジ
JP2016033621A (ja) 画像形成装置
JP2009244555A (ja) 現像カートリッジ
JP6409603B2 (ja) 画像形成装置
JP2017102150A (ja) 画像形成装置
JP6409661B2 (ja) 画像形成装置およびドラムユニット
JP6083175B2 (ja) 画像形成装置
JP6112057B2 (ja) ドラムユニット
JP6390457B2 (ja) 画像形成装置
JP6428332B2 (ja) 画像形成装置
JP6421602B2 (ja) 画像形成装置
JP2013156566A (ja) 画像形成装置
US8611806B2 (en) Electrophotographic image forming apparatus using intermediate image transfer endless belt
EP2073074B1 (en) Developer cartridge and developing device
JP6481395B2 (ja) 画像形成装置
JP6149780B2 (ja) 感光体カートリッジおよび画像形成装置
JP6323008B2 (ja) 感光体カートリッジおよびプロセスカートリッジ
JP2011008102A (ja) 画像形成装置
JP6421678B2 (ja) 画像形成装置およびドラムユニット
JP3167175U (ja) 現像カートリッジ
JP6544001B2 (ja) 画像形成装置
JP2016194584A (ja) 画像形成装置およびドラムユニット

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20170908

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20180523

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20180529

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20180717

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20181002

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20181015

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6428332

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150