JP6149780B2 - 感光体カートリッジおよび画像形成装置 - Google Patents

感光体カートリッジおよび画像形成装置 Download PDF

Info

Publication number
JP6149780B2
JP6149780B2 JP2014071829A JP2014071829A JP6149780B2 JP 6149780 B2 JP6149780 B2 JP 6149780B2 JP 2014071829 A JP2014071829 A JP 2014071829A JP 2014071829 A JP2014071829 A JP 2014071829A JP 6149780 B2 JP6149780 B2 JP 6149780B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pair
cleaning roller
cleaning
bearings
levers
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2014071829A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2015194568A (ja
Inventor
晃治 阿部
晃治 阿部
出口 英明
英明 出口
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Brother Industries Ltd
Original Assignee
Brother Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Brother Industries Ltd filed Critical Brother Industries Ltd
Priority to JP2014071829A priority Critical patent/JP6149780B2/ja
Priority to US14/666,061 priority patent/US9213307B2/en
Publication of JP2015194568A publication Critical patent/JP2015194568A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6149780B2 publication Critical patent/JP6149780B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
    • G03G21/00Arrangements not provided for by groups G03G13/00 - G03G19/00, e.g. cleaning, elimination of residual charge
    • G03G21/16Mechanical means for facilitating the maintenance of the apparatus, e.g. modular arrangements
    • G03G21/1661Mechanical means for facilitating the maintenance of the apparatus, e.g. modular arrangements means for handling parts of the apparatus in the apparatus
    • G03G21/169Mechanical means for facilitating the maintenance of the apparatus, e.g. modular arrangements means for handling parts of the apparatus in the apparatus for the cleaning unit
    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
    • G03G21/00Arrangements not provided for by groups G03G13/00 - G03G19/00, e.g. cleaning, elimination of residual charge
    • G03G21/16Mechanical means for facilitating the maintenance of the apparatus, e.g. modular arrangements
    • G03G21/18Mechanical means for facilitating the maintenance of the apparatus, e.g. modular arrangements using a processing cartridge, whereby the process cartridge comprises at least two image processing means in a single unit
    • G03G21/1803Arrangements or disposition of the complete process cartridge or parts thereof
    • G03G21/1817Arrangements or disposition of the complete process cartridge or parts thereof having a submodular arrangement
    • G03G21/1821Arrangements or disposition of the complete process cartridge or parts thereof having a submodular arrangement means for connecting the different parts of the process cartridge, e.g. attachment, positioning of parts with each other, pressure/distance regulation
    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
    • G03G21/00Arrangements not provided for by groups G03G13/00 - G03G19/00, e.g. cleaning, elimination of residual charge
    • G03G21/16Mechanical means for facilitating the maintenance of the apparatus, e.g. modular arrangements
    • G03G21/18Mechanical means for facilitating the maintenance of the apparatus, e.g. modular arrangements using a processing cartridge, whereby the process cartridge comprises at least two image processing means in a single unit
    • G03G21/1803Arrangements or disposition of the complete process cartridge or parts thereof
    • G03G21/1817Arrangements or disposition of the complete process cartridge or parts thereof having a submodular arrangement
    • G03G21/1825Pivotable subunit connection
    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
    • G03G21/00Arrangements not provided for by groups G03G13/00 - G03G19/00, e.g. cleaning, elimination of residual charge
    • G03G21/0005Arrangements not provided for by groups G03G13/00 - G03G19/00, e.g. cleaning, elimination of residual charge for removing solid developer or debris from the electrographic recording medium
    • G03G21/0058Arrangements not provided for by groups G03G13/00 - G03G19/00, e.g. cleaning, elimination of residual charge for removing solid developer or debris from the electrographic recording medium using a roller or a polygonal rotating cleaning member; Details thereof, e.g. surface structure

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Computer Vision & Pattern Recognition (AREA)
  • Electrophotography Configuration And Component (AREA)
  • Cleaning In Electrography (AREA)

Description

本発明は、電子写真方式が採用される画像形成装置、および、その画像形成装置に収容されるように構成される感光体カートリッジに関する。
従来より、電子写真方式が採用される画像形成装置に収容され、感光ドラムを備えるドラムカートリッジが知られている。ドラムカートリッジでは、画像形成動作中は感光ドラムの表面に現像剤像が担持され、この現像剤像が記録媒体に転写される。
このようなドラムカートリッジとして、例えば、感光ドラムの表面を清掃するためのクリーニングユニットを備えるドラムカートリッジが知られている。このドラムカートリッジでは、クリーニングユニットは、感光ドラムの表面に当接する1次クリーニングローラを備える。そして、画像形成動作が開始されて感光ドラムが回転すると、感光ドラム上の紙粉が1次クリーニングローラによって回収される(例えば、特許文献1参照)。
特開2013−97151号公報
しかるに、上記特許文献1に記載のドラムカートリッジでは、記録媒体が1次クリーニングローラと感光ドラムとの間に挟まった場合に、記録媒体を取り出し難いという不具合が生じる。具体的には、記録媒体が湾曲等している場合において画像形成動作を行うと、搬送される記録媒体が、感光ドラムの転写位置を通過して、1次クリーニングローラと感光ドラムとの間に入り込むことがある。そうすると、これらの間に入り込んだ記録媒体を取り出し難いという不具合が生じる。
そこで、本発明の目的は、クリーニング部材と感光体との間に記録媒体が入り込んだ場合に、記録媒体を容易に取り除くことができる画像形成装置、および、その画像形成装置に収容される感光体カートリッジを提供することにある。
(1)本発明の感光体カートリッジは、第1軸線を中心として回転可能な感光体と、第1軸線方向に延び、感光体の表面に当接して感光体の表面を清掃する接触位置と感光体の表面から離間する離間位置との間を移動するように構成されるクリーニング部材と、クリーニング部材と係合してクリーニング部材を接触位置から離間位置に移動させ、クリーニング部材との係合を解除してクリーニング部材を離間位置から接触位置に移動させるように構成されるレバーと、を備える。
このような構成によれば、クリーニング部材は、接触位置と離間位置との間を移動するように構成される。また、レバーは、クリーニング部材と係合してクリーニング部材を接触位置から離間位置に移動させ、クリーニング部材との係合を解除してクリーニング部材を離間位置から接触位置に移動させるように構成される。
そのため、クリーニング部材と感光体との間に記録媒体が入り込んだ場合に、レバーをクリーニング部材に係合させることにより、クリーニング部材を接触位置から離間位置に移動させて、記録媒体を容易に取り除くことができる。
また、レバーは、クリーニング部材を備える感光体カートリッジに備えられる。
そのため、レバーをクリーニング部材に係合させる設計が容易になる。
(2)また、感光体カートリッジは、感光体およびクリーニング部材を収容する筐体をさらに備えてもよい。筐体は、第1係合部を備えてもよい。レバーは、第1係合部と係合する第2係合部を備え、第2係合部が第1係合部と係合し、第1軸線と平行な第2軸線を中心として回動することにより、クリーニング部材を接触位置と離間位置との間で移動させるように構成されてもよい。
このような構成によれば、レバーは、第2軸線を中心として回動することにより、クリーニング部材を接触位置と離間位置との間で移動させるように構成される。
そのため、レバーを円滑に移動させることができ、クリーニング部材を接触位置と離間位置との間で円滑に移動させることができる。
(3)また、レバーは、クリーニング部材と係合するように構成される第3係合部と、第2係合部に対して第3係合部と反対側に位置する把持部とをさらに備えてもよい。
このような構成によれば、レバーは、把持部を操作することにより、第2係合部を中心として回動する。そして、レバーは、第2係合部に対して把持部と反対側に位置する第3係合部がクリーニング部材に対して接触し、または、クリーニング部材との係合を解除する。
そのため、レバーを操作しやすい構成にできる。
(4)また、第3係合部は、クリーニング部材との係合状態を保つ保持部を備えてもよい。
このような構成によれば、保持部によって、レバーとクリーニング部材との係合状態を保つことができる。
そのため、保持部によって、クリーニング部材が離間位置に位置する状態を保つことができる。
その結果、クリーニング部材と感光体との間に記録媒体が入り込んだ場合に、記録媒体を一層確実に取り除くことができる。
(5)また、感光体カートリッジは、クリーニング部材を感光体に向けて押圧する押圧部材をさらに備えてもよい。クリーニング部材が離間位置に位置する状態において第1軸線方向に投影したときに、第2係合部と第3係合部とは押圧部材がクリーニング部材を押圧する押圧方向に沿って並んでいてもよい。
このような構成によれば、押圧部材の押圧力により、クリーニング部材と第3係合部とを確実に係合させて、クリーニング材を確実に離間位置に位置させることができる。
また、クリーニング部材と第3係合部との係合状態を解除すれば、押圧部材の押圧力により、クリーニング部材を確実に接触位置に位置させることができる。
(6)また、筐体は、押圧方向に沿って延び、クリーニング部材の接触位置と離間位置との間の移動をガイドするように構成されるガイド部を有してもよい。
このような構成によれば、ガイド部によってクリーニング部材を接触位置と離間位置との間を円滑に移動させることができる。
(7)また、レバーの第3係合部は、フックであってもよい。
このような構成によれば、レバーをクリーニング部材に係合しやすい構成にできる。
(8)また、レバーは、第1軸線方向におけるクリーニング部材の両端部に対応して1対が位置してもよい。
このような構成によれば、第1軸線方向におけるクリーニング部材の両端部に対して、1対のレバーを係合させることができる。
そのため、第1軸線方向に投影したときに、クリーニング部材を均一な状態で、感光体に対して接触させ、または、離間させることができる。
(9)また、感光体カートリッジは、1対のレバーを連結する連結部をさらに備えてもよい。連結部は、1対のレバーと一体であってもよい。
このような構成によれば、連結部によって1対のレバーを一体的に移動させることができる。
そのため、1対のレバーのそれぞれをクリーニング部材に確実に係合させ、または、その係合状態を確実に解除できる。
(10)また、把持部は、1対のレバーのうちいずれか一方に位置していてもよい。
このような構成によれば、把持部を操作して1対のレバーのうちいずれか一方を移動させることにより、1対のレバーのうちいずれか他方を移動させることができる。
そのため、把持部の操作性を向上できる。
(11)また、クリーニング部材は、第1軸線と平行な第3軸線を中心として回転可能であってもよい。感光体カートリッジは、感光体の第1軸線方向の一端部に位置し、感光体に駆動力を入力する感光体ギアと、クリーニング部材の第3軸線方向の一端部に位置し、クリーニング部材に駆動力を入力するクリーニングギアと、感光体ギアからクリーニングギアへ駆動を伝達するように構成される複数の中間ギアと、複数の中間ギアの内の2つを含むオルダムカップリングと、をさらに備えてもよい。
このような構成によれば、感光体カートリッジは、感光体の第1軸線方向の一端部に位置する感光体ギアと、クリーニング部材の第3軸線方向の一端部に位置するクリーニングギアと、複数の中間ギアと、複数の中間ギアの内の2つを含むオルダムカップリングとを備える。
そのため、感光体とクリーニング部材とが相対的に移動しても、オルダムカップリンにより感光体ギアからクリーニングギアに駆動を伝達できる。
その結果、クリーニング部材を安定的に駆動できる。
(12)また、感光体カートリッジは、画像形成装置の装置本体に収容されるように構成されてもよい。レバーは、クリーニング部材が離間位置に位置する状態で装置本体に収容されたときに、装置本体内の部材と当接してクリーニング部材を接触位置に移動させる当接部を備えてもよい。
このような構成によれば、レバーは、装置本体内の部材と当接してクリーニング部材を接触位置に移動させる当接部を備える。
そのため、クリーニング部材が離間位置に位置する状態で装置本体に収容されても、当接部が装置本体内の部材と当接し、クリーニング部材を接触位置に移動させることができる。
その結果、装置本体に収容された状態において、クリーニング部材を確実に感光体に接触させることができる。
(13)本発明の画像形成装置は、感光体カートリッジと、感光体カートリッジを離脱可能に収容する装置本体と、を備える。装置本体は、被当接部を備える。レバーは、クリーニング部材が離間位置に位置する状態で装置本体に収容されたときに、被当接部と当接してクリーニング部材を接触位置に移動させる当接部を備える。
このような構成によれば、レバーは、装置本体の被当接部と当接してクリーニング部材を接触位置に移動させる当接部を備える。
そのため、クリーニング部材が離間位置に位置する状態で感光体カートリッジが装置本体に収容されても、感光体カートリッジの当接部が装置本体の被当接部と当接し、クリーニング部材を接触位置に移動させることができる。
その結果、感光体カートリッジが装置本体に収容された状態において、クリーニング部材を確実に感光体に接触させることができる。
本発明の画像形成装置および感光体カートリッジでは、クリーニング部材と感光体との間に記録媒体が入り込んだ場合に、記録媒体を容易に取り除くことができる。
図1は、本発明の画像形成装置の一実施形態としてのプリンタを示す側断面図である。 図2は、図1に示すプリンタのドラムカートリッジの背面図である。 図3は、図2に示すドラムカートリッジのA−A断面図である。 図4は、図2に示すドラムカートリッジの後方部の平面図であって、カバーフレームを外した状態を示す平面図である。 図5は、図2に示すドラムカートリッジの後方部を左後方から見た斜視図であって、レバーが第1位置に位置する状態を示す斜視図である。 図6Aは、図2に示すドラムカートリッジの駆動ユニットを右後方から見た分解斜視図である。図6Bは、図2に示すドラムカートリッジの駆動ユニットの平面図である。 図7は、図2に示すドラムカートリッジのレバーを左後方から見た斜視図である。 図8Aは、図2に示すドラムカートリッジにおいて、感光ドラムと1次クリーニングローラとが接触した状態を示す側面図である。図8Bは、図2に示すドラムカートリッジにおいて、感光ドラムと1次クリーニングローラとが離間した状態を示す側面図である。 図9は、図2に示すドラムカートリッジの後方部を左後方から見た斜視図であって、レバーが第2位置に位置する状態を示す斜視図である。 図10は、図2に示すドラムカートリッジの後方部の断面図であって、レバーが第2位置に位置する状態を示す断面図である。 図11Aは、図2に示すドラムカートリッジの後方部の断面図であって、第2位置に位置するレバーが装置本体に接触する状態を示す断面図である。図11Bは、図2に示すドラムカートリッジの後方部の断面図であって、装置本体に接触したレバーが第1位置に位置する状態を示す断面図である。 図12Aは、図2に示すドラムカートリッジの第2実施形態を示す斜視図であって、ドラムカートリッジのレバーを示す斜視図である。図12Bは、図2に示すドラムカートリッジの第3実施形態を示す斜視図であって、ドラムカートリッジのレバーを示す斜視図である。
1.プリンタの全体構成
図1に示すように、画像形成装置の一例としてのプリンタ1は、電子写真方式のモノクロプリンタである。プリンタ1は、装置本体2と、プロセスカートリッジ3と、スキャナユニット4と、定着ユニット5とを備えている。なお、プリンタ1の方向について言及する場合には、水平方向に載置した状態を基準とする。すなわち、図1の紙面右方がプリンタ1の前方であり、紙面左方がプリンタ1の後方である。また、図1の紙面上方がプリンタ1の上方であり、紙面下方がプリンタ1の下方である。また、プリンタ1を前方から見たときを左右の基準とする。すなわち、図1の紙面手前がプリンタ1の左方であり、紙面奥がプリンタ1の右方である。また、左右方向は、第1軸線方向および第3軸線方向の一例である。
装置本体2は、略ボックス形状を有している。装置本体2は、開口部6と、フロントカバー7と、給紙トレイ8と、排紙トレイ9とを有している。
開口部6は、装置本体2の前端部に位置している。開口部6は、プロセスカートリッジ3の通過を許容するように、装置本体2の内外を前後方向に連通している。
フロントカバー7は、装置本体2の前端部に位置している。フロントカバー7は、略平板形状を有している。フロントカバー7は、上下方向に延び、その下端部を支点として装置本体2の前壁に揺動可能に支持されている。フロントカバー7は、開口部6を開放または閉鎖するように構成されている。
給紙トレイ8は、装置本体2の底部に位置している。給紙トレイ8は、用紙Pを収容するように構成されている。
排紙トレイ9は、装置本体2の上壁の後側半分に位置している。排紙トレイ9は、用紙Pが載置されるように、装置本体2の上面から下方へ凹んでいる。
プロセスカートリッジ3は、装置本体2の上下方向略中央に収容されている。プロセスカートリッジ3は、開口部6を介して装置本体2に対して収容され、または、装置本体2から離脱するように構成されている。すなわち、プロセスカートリッジ3は、装置本体2に離脱可能に収容されている。プロセスカートリッジ3は、感光体カートリッジの一例としてのドラムカートリッジ11と、現像カートリッジ30とを備えている。
ドラムカートリッジ11は、感光体の一例としての感光ドラム13と、スコロトロン型帯電器14と、転写ローラ15と、1次クリーニングローラ16と、2次クリーニングローラ17と、スポンジスクレーパ23と、仕切壁24と、紙粉貯留室26とを有している。
感光ドラム13は、ドラムカートリッジ11の後方部において、回転可能に支持されている。
スコロトロン型帯電器14は、感光ドラム13の上方において、感光ドラム13と間隔を隔てて位置している。
転写ローラ15は、ドラムカートリッジ11の後方部において、回転可能に支持されている。転写ローラ15は、感光ドラム13の下方に位置しており、その上端部は、感光ドラム13の下端部と接触している。
1次クリーニングローラ16は、ドラムカートリッジ11の後方部において、回転可能に支持されている。1次クリーニングローラ16は、感光ドラム13の後方に位置しており、その前下端部は、感光ドラム13の後上端部と接触している。
2次クリーニングローラ17は、ドラムカートリッジ11の後方部において、回転可能に支持されている。2次クリーニングローラ17は、1次クリーニングローラ16の後方に位置しており、その前下端部は、1次クリーニングローラ16の後上端部と接触している。
スポンジスクレーパ23は、ドラムカートリッジ11の後上方部に位置している。詳しくは、スポンジスクレーパ23は、2次クリーニングローラ17の上方に位置している。スポンジスクレーパ23は、2次クリーニングローラ17の上端部に接触している。
仕切壁24は、ドラムカートリッジ11の後下方部に位置している。詳しくは、仕切壁24は、2次クリーニングローラ17の下方に間隔を隔てて位置している。仕切壁24は、正面視略矩形の平板形状を有している。仕切壁24の上端部には、フィルム25が取り付けられている。フィルム25は、仕切壁12の上端部から上方に向かって延びており、その先端部が2次クリーニングローラ17の下端部に接触している。
紙粉貯留室26は、ドラムカートリッジ11の後方部に位置している。詳しくは、ドラムカートリッジ11において、2次クリーニングローラ17、スポンジスクレーパ23、仕切壁24およびフィルム25の後方に紙粉貯留室26が区画されている。
現像カートリッジ30は、感光ドラム13の前方において、ドラムカートリッジ11に収容されている。現像カートリッジ30は、現像ローラ31と、供給ローラ32と、層厚規制ブレード33と、トナー収容部34とを備えている。
現像ローラ31は、現像カートリッジ30の後端部において、回転可能に支持されている。現像ローラ31の後端部は、感光ドラム13の前端部に接触している。
供給ローラ32は、現像カートリッジ30の後端部において、回転可能に支持されている。供給ローラ32は、現像ローラ31の前下方に位置しており、その後上端部は、現像ローラ31の前下端部に接触している。
層厚規制ブレード33は、現像ローラ31の前上方に位置している。層厚規制ブレード33は、現像ローラ31の前端部に接触している。
トナー収容部34は、供給ローラ32および層厚規制ブレード33の前方に位置している。トナー収容部34は、トナーを収容するように構成されている。トナー収容部34は、アジテータ35を備えている。
アジテータ35は、トナー収容部34内において、現像カートリッジ30に回転可能に支持されている。
スキャナユニット4は、プロセスカートリッジ3の上方に位置している。スキャナユニット4は、感光ドラム13に向けて画像データに基づくレーザービームを出射するように構成されている。
定着ユニット5は、プロセスカートリッジ3の後方に位置している。定着ユニット5は、加熱ローラ36と、加熱ローラ36の後下端部に圧接される加圧ローラ37とを備えている。
プリンタ1が画像形成動作を開始すると、スコロトロン型帯電器14は、感光ドラム13の表面を一様に正極性に帯電する。スキャナユニット4は、画像データに基づいて感光ドラム13の表面を露光する。これにより、画像データに基づく静電潜像が、感光ドラム13の表面に形成される。
また、アジテータ35は、トナー収容部34内のトナーを撹拌して、供給ローラ32に供給する。供給ローラ32は、アジテータ35によって供給されたトナーを現像ローラ31に供給する。このとき、トナーは、現像ローラ31と供給ローラ32との間で正極性に摩擦帯電され、現像ローラ31に担持される。層厚規制ブレード33は、現像ローラ31に担持されたトナーの層厚を一定厚さに規制する。
そして、現像ローラ31に担持されたトナーは、感光ドラム13表面の静電潜像に供給される。これにより、トナー像が、感光ドラム13の表面に担持される。
用紙Pは、給紙トレイ8から、各種ローラの回転により、所定のタイミングで1枚ずつ、感光ドラム13と転写ローラ15との間に給紙される。感光ドラム13表面のトナー像は、用紙Pが感光ドラム13と転写ローラ15との間を通過するときに、用紙Pに転写される。
その後、用紙Pは、加熱ローラ36と加圧ローラ37との間を通過するときに加熱および加圧される。これにより、用紙P上のトナー像は、用紙Pに熱定着される。その後、用紙Pは、排紙トレイ9に排紙される。
また、1次クリーニングローラ16および2次クリーニングローラ17は、感光ドラム13の表面電位よりも高い正極性に帯電される。より詳しくは、2次クリーニングローラ17が1次クリーニングローラ16よりも高い正極性となるように帯電される。
そして、感光ドラム13上に付着している紙粉は、1次クリーニングローラ16と接触する際に、1次クリーニングローラ16上に回収される。すなわち、1次クリーニングローラ16は、感光ドラム13の表面を清掃している。そして、1次クリーニングローラ16上に回収された紙粉は、2次クリーニングローラ17と接触する際に、2次クリーニングローラ17上に回収される。
その後、2次クリーニングローラ17上に回収された紙粉は、スポンジスクレーパ23によって掻き取られ、紙粉貯留室26に貯留される。
2.ドラムカートリッジの詳細
図2および図3に示すように、ドラムカートリッジ11は、ベースフレーム20とカバーフレーム21と、クリーニングユニット22とを備えている。ベースフレーム20とカバーフレーム21とが筐体の一例を構成している。
(1)ベースフレーム
ベースフレーム20は、平面視略矩形の有底枠形状を有し、1対の側壁41と、前壁42と、後壁43と、下壁44とを一体的に備えている。
1対の側壁41のそれぞれは、ベースフレーム20の左右方向両端部のそれぞれに位置している。1対の側壁41のそれぞれは、側面視略矩形の平板形状を有している。1対の側壁41のそれぞれは、前後方向に延びている。
前壁42は、1対の側壁41の前端部間に架設されている。前壁42は、正面視略矩形の平板形状を有しており、左右方向に延びている。前壁42は、ドラムカートリッジ把持部45を備えている。
後壁43は、1対の側壁41の後端部間に架設されている。後壁43は、正面視略矩形の平板形状を有しており、左右方向に延びている。
下壁44は、1対の側壁41の下端部、前壁42の下端部、および、後壁43の下端部の間に架設されている。下壁44は、平面視略矩形の平板形状を有しており、左右方向に延びている。下壁44の後端部は、上方に向かって突出している。
下壁44の後方部には、1対の下ガイドリブ46が位置している。詳しくは、1対の下ガイドリブ46のそれぞれは、下壁44の後方部の左右方向両端部から上方に向かって突出している。1対の下ガイドリブ46のそれぞれは、側面視略矩形の板形状を有している。1対の下ガイドリブ46のそれぞれの上端縁が下ガイド部46Aである。左右方向に投影したときに、1対の下ガイドリブ46のそれぞれの下ガイド部46Aは、後上方と前下方とを結ぶ方向に沿って傾斜している。
(2)カバーフレーム
カバーフレーム21は、平面視略矩形の板形状を有し、ベースフレーム10の後方部の上端を被覆している。カバーフレーム21は、1対の上ガイドリブ47を備えている。
1対の上ガイドリブ47のそれぞれは、カバーフレーム21の後方部の左右方向両端部に位置している。1対の上ガイドリブ47のそれぞれは、側面視略矩形の板形状を有しており、カバーフレーム21から下方に向かって延びている。1対の上ガイドリブ47のそれぞれの下端縁が上ガイド部47Aである。左右方向に投影したときに、1対の上ガイドリブ47のそれぞれの上ガイド部47Aは、後上方と前下方とを結ぶ方向に沿って傾斜している。1対の上ガイドリブ47のそれぞれの上ガイド部47Aは、1対の下ガイドリブ46のそれぞれの下ガイド部46Aの上方に間隔を隔てて位置している。左右方向に投影したときに、1対の上ガイドリブ47のそれぞれの上ガイド部47Aと、1対の下ガイドリブ46のそれぞれの下ガイド部46Aとは、平行に延びている。1対の上ガイドリブ47のそれぞれの上ガイド部47Aと、1対の下ガイドリブ46のそれぞれの下ガイド部46Aとがガイド部を構成している。
カバーフレーム21とベースフレーム20の後方部との間には、上記した感光ドラム13が位置している。すなわち、感光ドラム13は、カバーフレーム21とベースフレーム20の後方部とによって収容されている。
図3に示すように、感光ドラム13は、左右方向に延びるドラム軸13Aと、ドラム軸13Aの外周面を被覆する略筒形状のドラム本体13Bとを備えている。感光ドラム13は、ドラム軸13Aの左右方向両端部が1対の側壁41に回転可能に支持されることで、左右方向に延びる第1軸線L1を中心として回転可能である。
(3)クリーニングユニット
クリーニングユニット22は、カバーフレーム21とベースフレーム20の後方部との間に位置している。詳しくは、クリーニングユニット22は、カバーフレーム21とベースフレーム20の後方部との間において、感光ドラム13の後方に位置している。図3おおび図5に示すように、クリーニングユニット22は、クリーニングフレーム50と、上記した1次クリーニングローラ16と、上記した2次クリーニングローラ17と、1対のベアリング51とを備えている。
クリーニングフレーム50は、左右方向に延びる略ボックス形状を有している。クリーニングフレーム50の前端部は開口されている。クリーニングフレーム50は、1次クリーニングローラ16および2次クリーニングローラ17を回転可能な状態で収容している。また、図示はされないが、上記したスポンジスクレーパ23、仕切壁24、フィルム25および紙粉貯留室26はクリーニングフレーム50内に位置している。
1次クリーニングローラ16は、クリーニングフレーム50の前端部に位置している。図3に示すように、1次クリーニングローラ16は、1次クリーニング軸16Aと、1次クリーニング本体16Bとを備えている。
1次クリーニング軸16Aは、左右方向に延びる略円柱形状を有している。1次クリーニング軸16Aの直径の寸法は、後下方と前上方とを結ぶ方向における下ガイド部46Aと上ガイド部47Aとの間の寸法よりも小さい。図5に示すように、1次クリーニング軸16Aの左右方向両端部は、クリーニングフレーム50の左右方向両端部から露出している。
1次クリーニング本体16Bは、1次クリーニング軸16Aの左右方向両端部を除く部分を被覆している。1次クリーニング本体16Bの前下端部は、感光ドラム13の後上方部と接触している。
2次クリーニングローラ17は、クリーニングフレーム50内において、1次クリーニングローラ16の後上方に位置している。2次クリーニングローラ17は、2次クリーニング軸17Aと、2次クリーニング本体17Bとを備えている。
2次クリーニング軸17Aは、左右方向に延びる略円柱形状を有している。2次クリーニング軸17Aの直径の寸法は、後下方と前上方とを結ぶ方向における下ガイド部46Aと上ガイド部47Aとの間の寸法よりも小さい。図5に示すように、2次クリーニング軸17Aの左右方向両端部は、クリーニングフレーム50の左右方向両端部から露出している。
2次クリーニング本体17Bは、2次クリーニング軸17Aの左右方向両端部を除く部分を被覆している。2次クリーニング本体17Bの前下端部は、1次クリーニング本体16Bの後上方部と接触している。
図3および図4に示すように、1対のベアリング51は、クリーニングフレーム50の左右方向両端部に位置している。詳しくは、1対のベアリング51は、左右方向両端部に嵌合状態で取り付けられている。
1対のベアリング51のそれぞれは、図6Bに示すように、第1保持部52と、第2保持部53と、ベアリング連結部54とを備えている。
図3および図4に示すように、1対のベアリング51のそれぞれの第1保持部52は、略円筒形状を有している。1対のベアリング51のそれぞれの第1保持部52は、1次クリーニングローラ16の1次クリーニング軸16Aの左右方向両端部を回転可能に保持している。1対のベアリング51のそれぞれの第1保持部52は、図3に示すように、1対の下ガイドリブ46のそれぞれの下ガイド部46Aと1対の上ガイドリブ47のそれぞれの上ガイド部47Aとの間に介在している。
図3および図4に示すように、1対のベアリング51のそれぞれの第2保持部53は、略円筒形状を有している。1対のベアリング51のそれぞれの第2保持部53は、2次クリーニングローラ17の2次クリーニング軸17Aの左右方向両端部を回転可能に保持している。1対のベアリング51のそれぞれの第2保持部53は、図3に示すように、1対の下ガイドリブ46のそれぞれの下ガイド部46Aと1対の上ガイドリブ47のそれぞれの上ガイド部47Aとの間に介在している。
図3および図4に示すように、1対のベアリング51のそれぞれのベアリング連結部54は、第1保持部52と第2保持部53とを連結している。
これにより、1次クリーニングローラ16は、左右方向に延びる軸線L2を中心として回転可能である。軸線L2は、第3軸線の一例である。また、2次クリーニングローラ17は、左右方向に延びる軸線L3を中心として回転可能である。そして、軸線L2と軸線L3との間の寸法は一定に保たれている。
1対のベアリング51と、1次クリーニングローラ16と、2次クリーニングローラ17とがクリーニング部材の一例を構成している。
そして、図3に示すように、クリーニングユニット22は、1対のベアリング51のそれぞれの第1保持部52および第2保持部53が、1対の下ガイドリブ46のそれぞれの下ガイド部46Aと1対の上ガイドリブ47のそれぞれの上ガイド部47Aにガイドされることにより、後上方と前下方とを結ぶ方向に沿って移動可能である。また、図4に示すように、クリーニングユニット22の左右方向両端部の後方には、押圧部材の一例としての1対のばね55が位置している。
1対のばね55のそれぞれは、その一端部が後壁43の上端部に支持されており、その他端部が1対のベアリング51のそれぞれの第2保持部53に係合している。これにより、1対のばね55のそれぞれは、後壁43の上端部と1対のベアリング51との間に圧縮状態で位置している。そして、1対のベアリング51のそれぞれは、1対のばね55のそれぞれによって、常には前下方に向かって付勢されている。すなわち、クリーニングユニット22は、1対のばね55のそれぞれによって、常には前下方に向かって付勢されている。
(4)駆動ユニット
図6Aおよび図6Bに示すように、感光ドラム13、1次クリーニングローラ16および2次クリーニングローラ17の左方には、駆動ユニット60が位置している。
駆動ユニット60は、ギアホルダ61と、感光体ギアの一例としてのドラムギア62と、第1アイドルギア63と、中間ギアの一例としての第2アイドルギア64と、スライダ65と、中間ギアの一例としての第2クリーニングギア66と、クリーニングギアの一例としての第1クリーニングギア67とを備えている。
ギアホルダ61は、側面視略矩形の板形状を有しており、左方の側壁41の後端部に取り付けられている。なお、図2〜図5、図6Bおよび図9Aにおいては、ギアホルダ61は省略している。図6Aに示すように、ギアホルダ61は、第1ボス68と第2ボス69とを備えている。第1ボス68は、ギアホルダ61の右面の中央部から右方に突出している。第2ボス69は、ギアホルダ61の右面の後方部から右方に突出しており、第1ボス68の後方に間隔を隔てて位置している。
図6Aおよび図6Bに示すように、ドラムギア62は、左右方向に延びる略円筒形状を有している。ドラムギア62は、ドラム軸13Aの左端部に相対回転不能に取り付けられている。
第1アイドルギア63は、左右方向に延びる略円筒形状を有している。第1アイドルギア63は、ギアホルダ61の第1ボス68に回転可能に取り付けられている。第1アイドルギア63の前下端部は、ドラムギア62の後上端部に噛合している。
第2アイドルギア64は、左右方向に延びる略円筒形状を有している。第2アイドルギア64は、閉塞面64Aと、突出部64Bとを備えている。
閉塞面64Aは、第2アイドルギア64の左端部に位置している。閉塞面64Aは、側面視略円形の平板形状を有しており、第2アイドルギア64の左端部を閉塞している。
突出部64Bは、閉塞面64Aの右面から右方に向かって突出している。突出部64Bは、略角柱形状を有しており、側面視において、閉塞面64Aの径方向に沿って延びている。
閉塞面64Aの中央部、および、突出部64Bの中央部には、これらを左右方向に連通する連通穴64Cが位置している。
第2アイドルギア64は、連通穴64Cにギアホルダ61の第2ボス69が係合することで、第2ボス69に回転可能に取り付けられている。第2アイドルギア64の前端部は、第1アイドルギア63の後端部に噛合している。
スライダ65は、左右方向に延びる略円柱形状を有している。スライダ65は、左スライド部65Aと、右スライド部65Bとを有している。
左スライド部65Aは、スライダ65の左面から右方に向かって凹む溝であって、側面視において、スライダ65の径方向に沿って延びている。左スライド部65Aの幅は、第2アイドルギア64の突出部64Bの幅よりもやや大きい。
右スライド部65Bは、スライダ65の右面から左方に向かって凹む溝であって、側面視において、スライダ65の径方向に沿って延びている。左右方向に投影したときに、右スライド部65Bと左スライド部65Aとは直交している。
スライダ65において、左スライド部65Aは、第2アイドルギア64の突出部64Bに係合している。これにより、スライダ65は、第2アイドルギア64の突出部64Bに沿ってスライド移動可能である。
第2クリーニングギア66は、第2クリーニングギア66は、ギア部66Aと、66Bと、突出部66Cとを備えている。
ギア部66Aは、左右方向に延びる略円筒形状を有している。ギア部66Aは、2次クリーニング軸17Aの左端部に相対回転不能に取り付けられている。
円板部66Bは、ギア部66Aの左端部に位置している。円板部66Bは、その周縁がギア部66Aの周縁よりも大きい側面視略円形の平板形状を有しており、ギア部66Aの左端部を閉塞している。
突出部66Cは、円板部66Bの左面から左方に向かって突出している。突出部66Cは、略角柱形状を有しており、側面視において、円板部66Bの径方向に沿って延びている。突出部66Cの幅は、スライダ65の右スライド部65Bの幅よりもやや小さい。突出部66Cは、スライダ65の右スライド部65Bに係合している。これにより、スライダ65は、第2クリーニングギア66の突出部66Cに沿ってスライド移動可能である。
第1クリーニングギア67は、左右方向に延びる略円筒形状を有している。第1クリーニングギア67は、1次クリーニング軸16Aの左端部に相対回転不能に取り付けられている。第1クリーニングギア67の後上端部は、第2クリーニングギア66のギア部66Aに噛合している。
駆動ユニット60においては、第2アイドルギア64、スライダ65および第2クリーニングギア66がオルダムカップリング70を構成している。
(5)レバー
ドラムカートリッジ11においては、クリーニングユニット22の左右方向両端部に対応して1対のレバー80が位置している。
詳しくは、1対のレバー80は、図5に示すように、クリーニングユニット22の左右方向両端部に対応するようにして、ベースフレーム20の後壁43の左右方向両端部に取り付けられている。なお、以下の1対のレバー80の説明においては、1対のレバー80がベアリング51から離間した状態を基準として説明する。
図7に示すように、1対のレバー80のそれぞれは、基端部81と、第3係合部の一例としてのフック82と、把持部83とを備えている。
基端部81は、側面視略鈍角三角形の平板形状を有している。基端部81は、側面視において、後上端部に鈍角部分が位置している。基端部81は、第2係合部の一例としての係合穴84を有している。
係合穴84は、側面視において、基端部81の鈍角部分に位置しており、基端部81を厚み方向に貫通している。
フック82は、側面視において、基端部81の前端部に連続している。フック82は、略半円環形状である鉤形状を有している。フック82は、側面視において、基端部81の一端部から下方に向かって湾曲しながら突出している。フック82は、湾曲部82Aと、先端部82Bとを備えている。
湾曲部82Aは、フック82において、基端部81の一端部と連続する部分から先端部分近傍までの部分である。湾曲部82Aは、側面視略半円形状を有している。湾曲部82Aの内周面が保持部82Cである。保持部82Cは、ベアリング51の第2保持部53に沿う形状を有している。
先端部82Bは、フック82における先端部分である。先端部82Bは、側面視において、湾曲部82Aの先端から湾曲部82Aの接線方向に突出している。
把持部83は、側面視において、基端部81の後端部に連続している。すなわち、把持部83は、係合穴84に対してフック82と反対側に位置している。把持部83は、背面視略矩形の平板形状を有している。把持部83は、側面視において、基端部81の他端部から下方に向かって突出しており、平面視において、基端部81と直交している。把持部83は、複数の第1突起83Aと、当接部の一例としての第2突起83Bとを備えている。
複数の第1突起83Aは、把持部83を操作する際のすべり止めであって、把持部83の後面から後方に突出しており、かつ、左右方向に沿って延びている。
第2突起83Bは、把持部83の後面の下端部に位置している。第2突起83Bは、把持部83の後面から後方に向かって突出している。
図3および図5に示すように、ドラムカートリッジ11において、後壁43の左右方向両端部には、第1係合部の一例としての1対の係合突起90が位置している。
1対の係合突起90は、後壁43の上端部における左右方向両端部から左右方向外方に突出している。1対の係合突起90のそれぞれは、左右方向に延びる略円柱形状を有している。1対の係合突起90のそれぞれの直径は、1対のレバー80のそれぞれの係合穴84の直径よりもやや小さい。
1対のレバー80のそれぞれは、係合穴84が1対の係合突起90のそれぞれに係合している。これにより、1対のレバー80のそれぞれは、左右方向に延びる第2軸線の一例としての軸線L4を中心として回動可能である。そして、1対のレバー80のそれぞれは、軸線L4を中心として左側面視時計回り方向に回転することにより、1対のベアリング51のそれぞれに係合し、軸線L4を中心として左側面視反時計回り方向に回転することにより、1対のベアリング51のそれぞれとの係合状態を解除する。
図10に示すように、1対のレバー80のそれぞれが1対のベアリング51のそれぞれに係合する状態においては、1対のレバー80のそれぞれの保持部82Cが1対のベアリング51のそれぞれの第2保持部53に沿っている。
3.駆動ユニットにおける駆動
図1に示すように、プリンタ1において画像形成動作が開始されると、図示しないモータからの駆動力が感光ドラム13に付与され、感光ドラム13が図3の軸線L1を中心として左側面視時計回り方向に回転する。
すると、図6Aおよび図6Bに示すように、感光ドラム13と一体となってドラムギア62が左側面視時計回り方向に回転する。
これにより、第1アイドルギア63が左側面視反時計回り方向に回転するとともに、第2アイドルギア64が左側面視時計回り方向に回転する。
そして、第2クリーニングギア66の突出部64Bと、スライダ65の左スライド部65Aとが係合することにより、スライダ65が第2アイドルギア64と一体的に左側面視時計回り方向に回転する。
また、スライダ65の右スライド部65Bと、第2クリーニングギア66の突出部66Cとが係合することにより、第2クリーニングギア66がスライダ65と一体的に左側面視時計回り方向に回転する。そして、第1クリーニングギア67が左側面視時計回り方向に回転する。
これにより、2次クリーニングローラ17が左側面視時計回り方向に回転するとともに、1次クリーニングローラ16が左側面視反時計回り方向に回転する。
このとき、1次クリーニングローラ16および2次クリーニングローラ17、すなわち、クリーニングユニット22が左右方向と直交する方向にがたつくことがある。すなわち、図3の軸線L2および軸線L3が左右方向と直交する方向に移動することがある。
この場合には、第2クリーニングギア66の突出部66Cがスライダ65の右スライド部65Bとの係合状態を維持しつつスライド移動し、または、スライダ65が第2アイドルギア64の突出部64Bとの形状状態を維持しつつスライド移動する。
これにより、クリーニングユニット22ががたついても、すなわち、1次クリーニングローラ16と感光ドラム13とが相対的に移動しても、第2アイドルギア64からは、スライダ65、第2クリーニングギア66、第1クリーニングギア67に順々に駆動力が付与される。
4.レバーの動作
図5および図8Aに示すように、画像形成動作中においては、1対のレバー80のそれぞれは、1対のベアリング51のそれぞれとは係合していない。
この状態において、1対のレバー80のそれぞれ把持部83は、後壁43に近接し、1対のレバー80のそれぞれのフック82は、1対のベアリング51のそれぞれから離れている。この状態における1対のレバー80のそれぞれの位置が第1位置である。
また、1対のベアリング51のそれぞれ、すなわち、クリーニングユニット22は、1対のばね55の付勢力により、感光ドラム13に向けて押圧されている。そして、1次クリーニングローラ16は、一定の押圧力で感光ドラム13を押圧している。このとき、1次クリーニングローラ16は、接触位置に位置している。
この状態において、感光ドラム13、1次クリーニングローラ16および2次クリーニングローラ17は、後上方から前下方に向かう方向に沿ってほぼ同一線上に並んでいる。すなわち、図3に示すように、感光ドラム13の軸線L1、1次クリーニングローラ16の軸線L2、および、2次クリーニングローラ17の軸線L3は、後上方から前下方に向かう方向沿ってほぼ同一線上に並んでいる。
上記した画像形成動作において用紙Pが湾曲等している場合には、図8Aに示すように、用紙Pが感光ドラム13の転写位置13Cを通過した後、感光ドラム13と1次クリーニングローラ16との間に入り込むことがある。この場合、作業者は、プリンタ1における画像形成動作を中止して、用紙Pを感光ドラム13と1次クリーニングローラ16との間から引き出す。
詳しくは、作業者は、まず、図1に示すように、装置本体2からプロセスカートリッジ3を取り出す。そして、作業者は、図9および図10の矢印Bで示すように、1対のレバー80のそれぞれの把持部83を持ち上げる。
すると、1対のレバー80のそれぞれは、軸線L4を中心として左側面視時計回り方向に回転する。そして、1対のレバー80のそれぞれのフック82が1対のベアリング51のそれぞれに係合する。詳しくは、1対のレバー80のそれぞれの保持部82Cが1対のベアリング51のそれぞれの第2保持部53に係合する。この状態における1対のレバー80のそれぞれの位置が第2位置である。
また、図8Bに示すように、1対のレバー80のそれぞれのフック82は、図4の1対のばね55の付勢力に抗して、1対のベアリング51のそれぞれを後上方に引っ張り上げる。
すると、クリーニングユニット22が、1対の下ガイドリブ46のそれぞれの下ガイド部46Aと1対の上ガイドリブ47のそれぞれの上ガイド部47Aとにガイドされながら、後上方に移動する。そして、1次クリーニングローラ16は、感光ドラム13と離間する離間位置に位置する。
このとき、1対のレバー80のそれぞれの係合穴84と、1対のレバー80のそれぞれの保持部82Cと、1対のベアリング51のそれぞれの第2保持部53とは、側面視において、後上方と前下方との結ぶ方向において同一直線上に並んでいる。換言すれば、1対のレバー80のそれぞれの係合穴84と、1対のレバー80のそれぞれの保持部82Cと、1対のベアリング51のそれぞれの第2保持部53とは、図4の1対のばね55の押圧方向に沿って並んでいる。そして、1対のばね55の付勢力により、1対のベアリング51のそれぞれの第2保持部53が、1対のレバー80のそれぞれの保持部82Cを押圧する。
これにより、1対のレバー80のそれぞれの保持部82Cと1対のベアリング51のそれぞれの第2保持部53とが係合した状態が保たれる。
この状態において、作業者は、プロセスカートリッジ3から用紙Pを前方に向かって引っ張り、用紙Pを感光ドラム13と1次クリーニングローラ16との間から取り除く。
その後、作業者は、1対のレバー80のそれぞれの把持部83を前方に向かって押圧する。
すると、1対のレバー80のそれぞれは、図3に示すように、軸線L4を中心として左側面視反時計回り方向に回転する。そして、1対のレバー80のそれぞれと1対のベアリング51のそれぞれとの係合状態が解除される。
また、1対のレバー80のそれぞれが第2位置に位置する状態で、作業者がプロセスカートリッジ3を装置本体2に収容することがある。
この場合、図11Aに示すように、1対のレバー80のそれぞれの第2突起83Bが、装置本体2の被当接部100に当接する。
そして、矢印Cに示すように、作業者がさらにプロセスカートリッジ3を移動させると、被当接部100によって1対のレバー80のそれぞれの第2突起83Bが前方に向かって押圧される。
これにより、矢印Dに示すように、1対のレバー80のそれぞれは、軸線L4を中心として左側面視反時計回り方向に回転して、第1位置に位置する。そして、図11Bに示すように、1対のレバー80のそれぞれと1対のベアリング51のそれぞれとの係合状態が解除される。
5.作用効果
(1)このドラムカートリッジ11によれば、図10に示すように、1次クリーニングローラ16は、接触位置と離間位置との間を移動するように構成される。また、1対のレバー80のそれぞれは、1対のベアリング51のそれぞれと係合して1次クリーニングローラ16を接触位置から離間位置に移動させる。そして、1対のレバー80のそれぞれは、1対のベアリング51のそれぞれとの係合状態を解除することにより、1次クリーニングローラ16を離間位置から接触位置に移動させるように構成される。
そのため、1次クリーニングローラ16と感光ドラム13との間に用紙Pが入り込んだ場合に、1対のレバー80のそれぞれを1対のベアリング51のそれぞれに係合させることにより、1次クリーニングローラ16を接触位置から離間位置に移動させて、用紙Pを容易に取り除くことができる。
また、1対のレバー80のそれぞれは、1次クリーニングローラ16を備える感光ドラム13に備えられる。
そのため、対のレバー80のそれぞれを1次クリーニングローラ16に係合させる設計が容易になる。
(2)また、このドラムカートリッジ11によれば、図10に示すように、1対のレバー80のそれぞれは、軸線L4を中心として回動することにより、1次クリーニングローラ16を接触位置と離間位置との間で移動させるように構成される。
そのため、1対のレバー80のそれぞれを円滑に移動させることができ、1次クリーニングローラ16を接触位置と離間位置との間で円滑に移動させることができる。
(3)また、このドラムカートリッジ11によれば、図10に示すように、1対のレバー80のそれぞれは、把持部83を操作することにより、係合穴84を中心として回動する。そして、1対のレバー80のそれぞれは、係合穴84に対して把持部83と反対側に位置するフック82が、1対のベアリング51のそれぞれに係合し、または、1対のベアリング51のそれぞれとの係合状態を解除する。
そのため、1対のレバー80のそれぞれを操作しやすい構成にできる。
(4)また、このドラムカートリッジ11によれば、図10に示すように、1対のレバー80のそれぞれの保持部82Cによって、1対のレバー80のそれぞれと1対のベアリング51のそれぞれとの係合状態を保つことができる。
そのため、1対のレバー80のそれぞれの保持部82Cによって、1次クリーニングローラ16が離間位置に位置する状態を保つことができる。
その結果、1次クリーニングローラ16と感光ドラム13との間に用紙Pが入り込んだ場合に、用紙Pを一層確実に取り除くことができる。
(5)また、このドラムカートリッジ11によれば、図10に示すように、1対のばね55の押圧力により、1対のベアリング51のそれぞれと1対のレバー80のそれぞれの保持部82Cとを確実に係合させて、1次クリーニングローラ16を確実に離間位置に位置させることができる。
また、1対のベアリング51のそれぞれと1対のレバー80のそれぞれの保持部82Cとの係合状態を解除すれば、1対のばね55の押圧力により、1次クリーニングローラ16を確実に接触位置に位置させることができる。
(6)また、このドラムカートリッジ11によれば、図10に示すように、ベースフレーム20は下ガイド部46Aを有し、カバーフレーム21は上ガイド部47Aを有する。そして、下ガイド部46Aおよび上ガイド部47Aは、1対のばね55の押圧方向に沿って延びており、1次クリーニングローラ16の接触位置と離間位置との間の移動をガイドするように構成される。
そのため、下ガイド部46Aおよび上ガイド部47Aによって、1次クリーニングローラ16を接触位置と離間位置との間を円滑に移動させることができる。
(7)また、このドラムカートリッジ11によれば、図8Aに示すように、1対のレバー80のそれぞれは、側面視鉤形状のフック82を備える。そして、1対のレバー80のそれぞれのフック82が1対のベアリング51のそれぞれに係合する。
そのため、1対のレバー80のそれぞれを、1対のベアリング51のそれぞれに係合しやすい構成にできる。
(8)また、このドラムカートリッジ11によれば、図2に示すように、クリーニングユニット22の左右方向両端部に対応して1対のレバー80が位置する。
そのため、1対のベアリング51のそれぞれに対して、1対のレバー80のそれぞれを係合させることができる。
その結果、左右方向に投影したときに、1次クリーニングローラ16を均一な状態で、感光ドラム13に対して接触させ、または、離間させることができる。
(9)また、このドラムカートリッジ11によれば、図6Aに示すように、駆動ユニット60は、ドラムギア62と、第1アイドルギア63と、第2アイドルギア64と、スライダ65と、第2クリーニングギア66と、第1クリーニングギア67とを備える。そして、第2アイドルギア64と、スライダ65と、第2クリーニングギア66は、オルダムカップリング70を構成する。
そのため、クリーニングユニット22ががたついて、感光ドラム13と1次クリーニングローラ16とが相対的に移動しても、ドラムギア62から、第1アイドルギア63、第2アイドルギア64およびスライダ65を介して、第2クリーニングギア66に駆動を伝達できる。
その結果、1次クリーニングローラ16を安定的に駆動できる。
(10)また、このドラムカートリッジ11によれば、図11Aに示すように、1対のレバー80のそれぞれは、装置本体2の被当接部100と当接して1次クリーニングローラ16を接触位置に移動させる第2突起83Bを備える。
そのため、1次クリーニングローラ16が離間位置に位置する状態でプロセスカートリッジ3が装置本体2に収容されても、第2突起83Bが装置本体2の被当接部100と当接し、1次クリーニングローラ16を接触位置に移動させることができる。
その結果、プロセスカートリッジ3が装置本体2に収容された状態において、1次クリーニングローラ16を確実に感光ドラム13に接触させることができる。
6.変形例
図12Aおよび図12Bを参照して、ドラムカートリッジ11の変形例を説明する。なお、以下の変形例において、上記第1実施形態と同様の部材には同様の符号を付し、その説明を省略する。
(1)第2実施形態
上記第1実施形態では、図2に示すように、1対のレバー80のそれぞれは、別部材として後壁43に取り付けられる。すなわち、1対のレバー80のそれぞれは、別々に移動する。
対して、第2実施形態では、1対のレバー80のそれぞれは、一体的に移動する。
詳しくは、1対のレバー80のそれぞれの基端部81は、その鈍角部分において、係合穴84に代えて取付部201を備えている。取付部201は、側面視略円形の円板形状を有している。そして、1対のレバー80のそれぞれは、連結部202によって連結されている。
連結部202は、左右方向に延びる略円柱形状を有している。連結部202の左端部は、左方のレバー80の取付部201の右端部に連続している。連結部202の右端部は、右方のレバー80の取付部201の左端部に連続している。
これにより、1対のレバー80のそれぞれは、一体的な部材として構成される。
第2実施形態のドラムカートリッジ11によれば、1対のレバー80を連結する連結部202をさらに備える。
そのため、連結部202によって1対のレバー80のそれぞれを一体的に移動させることができる。
その結果、1対のレバー80のそれぞれを1対のベアリング51のそれぞれに確実に係合させることができる。また、1対のレバー80のそれぞれと1対のベアリング51のそれぞれとの係合状態を確実に解除できる。
(2)第3実施形態
上記第2実施形態では、1対のレバー80のそれぞれは、把持部83を備えている。
対して、第3実施形態では、左方のレバー80が把持部83を備えており、右方のレバー80は把持部83を備えていない。
換言すれば、1対のレバー80のうち左方のレバー80のみが、把持部83を備えている。
第3実施形態のドラムカートリッジ11によれば、左方のレバー80の把持部83を操作することにより、左方のレバー80とともに右方のレバー80を移動させることができる。
そのため、1対のレバー80における把持部83の操作性を向上できる。
1 プリンタ
2 装置本体
11 ドラムカートリッジ
13 感光ドラム
16 1次クリーニングローラ
17 2次クリーニングローラ
20 ベースフレーム
21 カバーフレーム
22 クリーニングユニット
46A 下ガイド部
47A 上ガイド部
51 ベアリング
55 ばね
62 ドラムギア
64 第2アイドルギア
65 スライダ
66 第2クリーニングギア
70 オルダムカップリング
80 レバー
82 フック
82C 保持部
83 把持部
83B 第2突起
202 連結部

Claims (9)

  1. フレームと、
    第1軸線を中心として回転可能な感光体と、
    第1軸線方向に延び、前記感光体の表面に当接して前記感光体の表面を清掃する第1クリーニングローラと、
    前記第1クリーニングローラの両端部を回転可能に保持する第1保持部を備える1対のベアリングと、
    前記フレームと前記1対のベアリングとの間に圧縮状態で位置し、前記第1クリーニングローラを前記感光体に向けて付勢する、1対のばねと、
    前記1対のベアリングと係合して前記1対のベアリングを前記1対のばねの付勢力に抗して移動させ、前記第1クリーニングローラを、前記第1クリーニングローラが前記感光体の表面に当接して前記感光体の表面を清掃する接触位置から前記第1クリーニングローラが前記感光体の表面から離間する離間位置に移動させ、前記1対のベアリングとの係合を解除して、前記1対のベアリングが前記1対のばねに付勢されることにより、前記第1クリーニングローラが前記離間位置から前記接触位置に移動されるように構成されるレバーと、を備え、
    前記レバーは、前記1対のベアリングと係合する半円形状である湾曲部を備えることを特徴とする、感光体カートリッジ。
  2. 前記レバーは、
    前記第1軸線と平行な第2軸線を中心として回動し、
    前記第2軸線に対して前記湾曲部と反対側に位置する把持部を備え、
    前記把持部は、
    前記把持部を操作する際のすべり止めとなる、複数の第1突起と、
    前記第1突起と異なる位置に、第2突起と、
    を備えることを特徴とする、請求項1に記載の感光体カートリッジ。
  3. 前記第1クリーニングローラ上に回収された紙粉を回収する第2クリーニングローラを備え、
    前記1対のベアリングは、前記第2クリーニングローラの両端部を回転可能に保持する第2保持部を備え、
    前記湾曲部は、前記第2保持部に沿う形状であることを特徴とする、請求項1または2に記載の感光体カートリッジ。
  4. 前記フレームは、前記1対のばねが前記第1クリーニングローラを押圧する押圧方向に沿って延び、前記第1クリーニングローラの前記接触位置と前記離間位置との間の移動をガイドするように構成されるガイド部を有することを特徴とする、請求項1ないし3のいずれか一項に記載の感光体カートリッジ。
  5. 前記レバーは、前記第1軸線方向における前記第1クリーニングローラの両端部に対応して1対が位置することを特徴とする、請求項1ないし4のいずれか一項に記載の感光体カートリッジ。
  6. 前記1対のレバーを連結する連結部をさらに備え、
    前記連結部は、前記1対のレバーと一体であることを特徴とする、請求項5に記載の感光体カートリッジ。
  7. 前記レバーは、
    前記第1軸線方向における前記第1クリーニングローラの両端部に対応して1対が位置し、
    前記第1軸線と平行な第2軸線を中心として回動し、
    前記1対のレバーのうちいずれか一方のレバーは、前記第2軸線に対して前記湾曲部と反対側に位置する把持部を備えることを特徴とする、請求項に記載の感光体カートリッジ。
  8. 前記第1クリーニングローラは、前記第1軸線と平行な第3軸線を中心として回転可能であり、
    前記感光体の前記第1軸線方向の一端部に位置し、前記感光体に駆動力を入力する感光体ギアと、
    前記第1クリーニングローラの第3軸線方向の一端部に位置し、前記第1クリーニングローラに駆動力を入力するクリーニングギアと、
    前記感光体ギアから前記クリーニングギアへ駆動を伝達するように構成される複数の中間ギアと、
    複数の前記中間ギアの内の2つを含むオルダムカップリングと、をさらに備えることを特徴とする、請求項1ないし7のいずれか一項に記載の感光体カートリッジ。
  9. 請求項1ないし8のいずれか一項に記載の感光体カートリッジと、
    前記感光体カートリッジを離脱可能に収容する装置本体と、を備え、
    前記装置本体は、被当接部を備え、
    前記レバーは、前記第1クリーニングローラが前記離間位置に位置する状態で前記装置本体に収容されたときに、前記被当接部と当接して前記第1クリーニングローラを前記接触位置に移動させる当接部を備えることを特徴とする、画像形成装置。
JP2014071829A 2014-03-31 2014-03-31 感光体カートリッジおよび画像形成装置 Active JP6149780B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014071829A JP6149780B2 (ja) 2014-03-31 2014-03-31 感光体カートリッジおよび画像形成装置
US14/666,061 US9213307B2 (en) 2014-03-31 2015-03-23 Drum cartridge with movable cleaning roller

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014071829A JP6149780B2 (ja) 2014-03-31 2014-03-31 感光体カートリッジおよび画像形成装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2015194568A JP2015194568A (ja) 2015-11-05
JP6149780B2 true JP6149780B2 (ja) 2017-06-21

Family

ID=54190192

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2014071829A Active JP6149780B2 (ja) 2014-03-31 2014-03-31 感光体カートリッジおよび画像形成装置

Country Status (2)

Country Link
US (1) US9213307B2 (ja)
JP (1) JP6149780B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP7247522B2 (ja) * 2018-11-06 2023-03-29 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 画像形成装置

Family Cites Families (23)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS55124173A (en) * 1979-03-19 1980-09-25 Canon Inc Cleaning device
JPS57142670A (en) * 1981-02-28 1982-09-03 Mita Ind Co Ltd Fixing device of copying machine
US4702591A (en) * 1984-11-09 1987-10-27 Canon Kabushiki Kaisha Cleaning device for an image forming apparatus
JPS61114284A (ja) * 1984-11-09 1986-05-31 Canon Inc クリ−ニング装置
JPH0637428Y2 (ja) * 1987-11-30 1994-09-28 三田工業株式会社 クリーニング装置
JP2524046Y2 (ja) * 1988-06-17 1997-01-29 富士ゼロックス株式会社 画像形成装置のクリーニング装置
JPH085490Y2 (ja) * 1988-11-25 1996-02-14 三田工業株式会社 弾性ブレードを備えたクリーニング装置
JPH0584967U (ja) * 1992-04-20 1993-11-16 日東工業株式会社 電子写真の定着装置
US5572293A (en) * 1993-10-14 1996-11-05 Ricoh Company, Ltd. Method of and system for cleaning a charge inducing member
JPH07248713A (ja) * 1994-03-11 1995-09-26 Ricoh Co Ltd 電子写真装置のクリーニング装置
JP2003107971A (ja) * 2001-09-27 2003-04-11 Brother Ind Ltd クリーニング装置および画像形成装置
JP2003307993A (ja) 2002-04-17 2003-10-31 Canon Inc 電子写真感光体ドラム、プロセスカートリッジ及び電子写真画像形成装置
JP2004118095A (ja) 2002-09-27 2004-04-15 Brother Ind Ltd プロセス装置および画像形成装置
US7024150B2 (en) 2002-09-17 2006-04-04 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Separable cleaning device for an image forming apparatus
JP3986077B2 (ja) * 2005-03-18 2007-10-03 キヤノン株式会社 プロセスカートリッジ及び電子写真画像形成装置
JP2008032955A (ja) 2006-07-28 2008-02-14 Kyocera Mita Corp ドラムクリーニングユニット及びこれを備えた画像形成装置
JP5338055B2 (ja) * 2007-09-14 2013-11-13 株式会社リコー 帯電装置、プロセスカートリッジ、画像形成装置
JP5344538B2 (ja) * 2008-05-27 2013-11-20 キヤノン株式会社 プロセスカートリッジの組立て方法、プロセスカートリッジの分解方法、プロセスカートリッジの再生産方法及びプロセスカートリッジ
JP5471020B2 (ja) 2009-05-01 2014-04-16 ブラザー工業株式会社 感光体ユニットおよびタンデム型感光体ユニット
JP5347751B2 (ja) 2009-06-23 2013-11-20 コニカミノルタ株式会社 画像形成カートリッジ
JP2011095711A (ja) 2009-09-29 2011-05-12 Brother Industries Ltd プロセスカートリッジ
JP5182313B2 (ja) * 2010-03-24 2013-04-17 ブラザー工業株式会社 プロセスカートリッジ
JP2013097151A (ja) 2011-10-31 2013-05-20 Brother Ind Ltd プロセスユニットおよび画像形成装置

Also Published As

Publication number Publication date
US9213307B2 (en) 2015-12-15
US20150277348A1 (en) 2015-10-01
JP2015194568A (ja) 2015-11-05

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5045714B2 (ja) 画像形成装置
JP6311518B2 (ja) 画像形成装置
WO2014010113A1 (ja) カートリッジおよび画像形成装置
JP4572920B2 (ja) 画像形成装置
US20170219995A1 (en) Image-forming apparatus provided with support parts for supporting cartridge detached from housing
JP6411761B2 (ja) 画像形成装置およびドラムユニット
JP2017102150A (ja) 画像形成装置
JP6137021B2 (ja) 感光体カートリッジ
JP6183270B2 (ja) 感光体カートリッジ
JP6149780B2 (ja) 感光体カートリッジおよび画像形成装置
JP2016194583A (ja) 画像形成装置およびドラムユニット
JP5545245B2 (ja) 画像形成装置
JP5196061B2 (ja) カートリッジ
JP6197729B2 (ja) 感光体カートリッジ
JP6459671B2 (ja) 画像形成装置
JP6248728B2 (ja) プロセスカートリッジ、現像カートリッジおよび画像形成装置
JP5853680B2 (ja) 画像形成装置
JP5891281B2 (ja) 画像形成装置
JP6432146B2 (ja) 画像形成装置
JP2014112187A (ja) 画像形成装置
JP6299342B2 (ja) 感光体カートリッジ
JP6421678B2 (ja) 画像形成装置およびドラムユニット
JP6428332B2 (ja) 画像形成装置
JP2009003374A (ja) トナーカートリッジおよび現像装置
JP5891994B2 (ja) 画像形成装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20160311

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20161222

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20170110

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20170308

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20170328

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20170411

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20170425

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20170508

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6149780

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150