JP2014112187A - 画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】複数の感光体をベルトユニットに対して容易に位置決めすることができる画像形成装置を提供すること。
【解決手段】
ベルトユニット21に設けられるベルトクリーナ61と、プロセスユニット4に保持される廃トナー貯留部51とを有するプリンタ1において、複数の感光ドラム11を、プロセスユニット4が装着位置に配置されている状態で、中間転写ベルト25に接触される接触位置と、中間転写ベルト25から離間される離間位置とに移動可能に構成する。
【選択図】図5

Description

本発明は、電子写真方式が採用される画像形成装置に関する。
電子写真方式が採用される画像形成装置として、ブラック、イエロー、マゼンタ、シアンの各色のトナーに対応して複数の感光ドラムを備えるタンデム型のカラープリンタが知られている。
このようなカラープリンタとして、各色に対応するプロセスカートリッジを支持する像形成ユニットに、廃トナーを収容する廃トナー収容箱が設けられ、シート搬送ベルトを備えるベルトユニットに、シート搬送ベルトをクリーニングするベルトクリーニング装置と、ベルトクリーニング装置によって回収された廃トナーを廃トナー収容箱へ搬送するベルト廃トナー搬送管とが設けられた画像形成装置が提案されている(たとえば、下記特許文献1参照。)。
特開2010−8472号公報
しかるに、上記した特許文献1に記載のカラープリンタでは、ベルト廃トナー搬送管が画像形成装置本体のハウジングに固定されており、像形成ユニットに対してベルト廃トナー搬送管を連結した後には、像形成ユニットを移動させることが困難である。
そのため、像形成ユニットを画像形成装置本体内に装着するときに、ベルトユニットに対するプロセスカートリッジの位置決めと、像形成ユニットに対するベルト廃トナー搬送管の連結とを同時に実施する必要があり、プロセスカートリッジをベルトユニットに対して位置決めすることが困難である。
そこで、本発明の目的は、複数の感光体をベルトユニットに対して容易に位置決めすることができる画像形成装置を提供することにある。
(1)上記した目的を達成するために、本発明の画像形成装置は、装置本体と、感光体を有する複数のプロセスカートリッジと、複数のプロセスカートリッジを支持するように構成される移動部材と、ベルトユニットと、廃トナー収容部材と、搬送部材とを備える。移動部材は、装置本体内に配置される内側位置と、装置本体外に配置される外側位置との間を移動するように構成される。ベルトユニットは、ベルトと、ベルトに残留した残留トナーをクリーニングするように構成されるクリーニング部材とを有する。廃トナー収容部材は、移動部材に支持され、クリーニング部材によってクリーニングされた残留トナーを収容するように構成される。搬送部材は、クリーニング部材によってクリーニングされた残留トナーを廃トナー収容部材に搬送するように構成される。
複数の感光体は、移動部材が複数のプロセスカートリッジを支持した状態で、移動部材が内側位置に配置されているときに、ベルトに接触される接触位置と、ベルトから離間される離間位置とに移動するように構成される。
このような構成によれば、移動部材を内側位置に配置した後に、複数の感光体をベルトに接触させることができる。
そのため、移動部材の移動とは別の動作で、複数の感光体をベルトに対して位置決めすることができる。
その結果、複数の感光体をベルトユニットに対して容易に位置決めすることができる。
(2)また、移動部材は、内側位置から外側位置へ、第1方向に移動するように構成されてもよい。複数の感光体は、接触位置から離間位置へ、第1方向と交差する第2方向に移動するように構成されてもよい。
このような構成によれば、移動部材が内側位置から外側位置へ移動する第1方向と、複数の感光体がベルトから離間する第2方向とが異なる場合であっても、複数の感光体をベルトユニットに対して容易に位置決めすることができる。
(3)また、搬送部材は、第1搬送部材と、第1搬送部材に対して分離可能に連結されるように構成される第2搬送部材とを有してもよい。ベルトユニットは、第1搬送部材を有してもよい。移動部材は、前記第2搬送部材を有してもよい。
このような構成によれば、移動部材を内側位置から外側位置へ移動させる動作を利用して、第1搬送部材と第2搬送部材とを分離し、クリーニング部材から廃トナー収容部材への残留トナーの搬送を遮断することができる。
(4)また、第2搬送部材は、移動部材が内側位置に配置されている状態で、第1方向および第2方向と交差する第3方向において、ベルトユニットに隣接配置されている。
このような構成によれば、第3方向、すなわち、移動部材が内側位置から外側位置へ移動する第1方向、および、複数の感光体がベルトから離間する第2方向と交差する方向において、ベルトユニットの隣の空間を利用して、効率よく第2搬送部材を配置することができる。
(5)また、第2搬送部材は、移動部材が内側位置に配置されている状態で、移動部材からベルトユニット側に突出されていてもよい。
このような構成によれば、第1搬送部材をベルトユニットから移動部材側へ突出させる必要がないので、移動部材を移動させるときに第1搬送部材が移動部材に干渉することを防止できる。
(6)また、第2搬送部材は、移動部材が内側位置に配置されている状態で、第1方向および第2方向と交差する第3方向に投影したときに、ベルトユニットの投影面内において、第1搬送部材に連結されていてもよい。
このような構成によれば、第3方向において、ベルトユニットの隣の空間を利用して、第1搬送部材と第2搬送部材とを連結することができる。
(7)また、第1搬送部材は、クリーニング部材によってクリーニングされた残留トナーを、第1方向および第2方向と交差する第3方向に搬送してもよい。
このような構成によれば、残留トナーを、第3方向に集めて、効率よく回収することができる。
(8)また、第1搬送部材は、第1開口と、移動部材が内側位置に配置された状態で第1開口を開放し、移動部材が外側位置に配置された状態で第1開口を閉鎖するように構成される第1シャッタ部材とを有してもよい。また、第2搬送部材は、移動部材が内側位置に配置された状態で第1開口に対向される第2開口と、移動部材が内側位置に配置された状態で第2開口を開放し、移動部材が外側位置に配置された状態で第2開口を閉鎖するように構成される第2シャッタ部材とを有してもよい。この場合、第1シャッタ部材は、第1方向に沿って移動することにより、第1開口を開放または閉鎖し、第2シャッタ部材は、第1方向に沿って移動することにより、第2開口を開放または閉鎖してもよい。
このような構成によれば、移動部材を外側位置に配置したときに、第1搬送部材の第1開口を第1シャッタ部材で閉鎖するとともに、第2搬送部材の第2開口を第2シャッタ部材で閉鎖することができる。
そのため、移動部材を外側位置に配置したときに、クリーニング部材から廃トナー収容部材への残留トナーの搬送を確実に遮断することができ、また、第1開口や第2開口からの残留トナーの漏れを確実に防止することができる。
(9)また、移動部材は、内側位置において、複数の感光体の移動を許容するように、複数の感光体を支持していてもよい。
このような構成によれば、移動部材が内側位置に配置されているときに、確実に、複数の感光体を移動させることができる。
本発明の画像形成装置によれば、複数の感光体をベルトユニットに対して容易に位置決めすることができる。
図1は、本発明の画像形成装置の一実施形態としてのプリンタを示す中央断面図である。 図2は、図1のA−A断面図である。 図3は、図1に示す搬送部の断面図であって(a)は、中継部材が連結されていない状態を示し、(b)は、中継部材が連結されている状態を示す。 図4は、図2に示すリンク部材を説明する説明図である。 図5は、プロセスカートリッジの交換作業を説明する説明図であって、フロントカバーを開放した状態を示す。 図6は、図5に続いて、プロセスカートリッジの交換作業を説明する説明図であって、プロセスユニットを引き出した状態を示す。
1.プリンタの全体構成
図1に示すように、画像形成装置の一例としてのプリンタ1は、横置きタイプの中間転写型カラープリンタである。
なお、以下の説明において、プリンタ1の方向に言及するときには、プリンタ1を水平に載置した状態を上下の基準とする。すなわち、図1の紙面上側が上側であり、紙面下側が下側である。また、図1の紙面左側が前側であり、図1の紙面右側が後側である。また、プリンタ1を前側から見たときを左右の基準とする。すなわち、図1の紙面手前側が右側であり、紙面奥側が左側である。なお、前側は、第1方向の一例であり、上側は、第2方向の一例であり、左側は、第3方向の一例である。
プリンタ1は、装置本体の一例としての本体ケーシング2内において、プロセスユニット4と、スキャナユニット3と、転写ユニット5と、定着ユニット6とを備えている。また、プリンタ1は、本体ケーシング2の上側において、画像読取ユニット10を備えている。
本体ケーシング2は、側面視略矩形のボックス形状に形成されている。本体ケーシング2の前端部には、本体開口部7が形成されている。また、本体ケーシング2の前端部には、フロントカバー8が、その下端部を支点として、本体開口部7を閉鎖する閉位置(図1参照)と、本体開口部7を開放する開位置(図6参照)とに揺動可能に設けられている。
プロセスユニット4は、本体ケーシング2の上下方向中央に配置されている。プロセスユニット4は、後で詳述するが、移動部材の一例としてのプロセスフレーム31と、複数のプロセスカートリッジ9とを備えている。
プロセスフレーム31は、有底枠形状に形成されており、その内側において複数のプロセスカートリッジ9を保持している。プロセスフレーム31は、本体ケーシング2内に装着される内側位置の一例としての装着位置(図1参照)と、本体ケーシング2から引き出される外側位置の一例としての引出位置(図6参照)とに、前後方向に沿って移動可能に設けられている。すなわち、前後方向は、プロセスフレーム31の移動方向である。
複数のプロセスカートリッジ9は、前後方向に互いに間隔を隔てて並列配置されている。具体的には、前側から後側に向かって、ブラックプロセスカートリッジ9K、イエロープロセスカートリッジ9Y、マゼンタプロセスカートリッジ9Mおよびシアンプロセスカートリッジ9Cが、順次配置されている。プロセスカートリッジ9は、感光体の一例としての感光ドラム11と、スコロトロン型帯電器12と、現像器13と、ドラムクリーニングローラ14とを一体的に保持している。
感光ドラム11は、プロセスカートリッジ9の上端部において、上側へ露出されるように回転可能に支持されている。感光ドラム11は、左右方向に延びる略円筒形状に形成されている。すなわち、左右方向は、感光ドラム11の長手方向である。詳しくは、感光ドラム11は、ドラム本体11Aと、1対のフランジ部材11B(図2参照)とを備えている。
ドラム本体11Aは、左右方向に延びる略円筒形状に形成されている。
1対のフランジ部材11Bは、それぞれ、ドラム本体11Aの左右方向端部に相対回転不能に嵌合されている。フランジ部材11Bは、左右方向に延びる略円柱形状に形成されている。また、フランジ部材11Bは、突出部11Cを備えている。
突出部11Cは、フランジ部材11Bの左右方向外面から左右方向外側へ向かって突出する略円柱形状に形成されている。突出部11Cは、ドラム本体11Aおよびフランジ部材11Bと中心軸線を共有している。
スコロトロン型帯電器12は、感光ドラム11の後下側に間隔を隔てて対向配置されている。
現像器13は、感光ドラム11の前下側に配置されている。現像器13は、現像フレーム15と、現像ローラ16を備えている。
現像フレーム15は、左右方向に延び、上側が開放された断面略U字形の筒形状に形成されている。
現像ローラ16は、現像フレーム15の上端において、上側へ露出されるように回転可能に支持されており、感光ドラム11に対して前下側から接触されている。
なお、現像器13は、現像ローラ16にトナーを供給する供給ローラ17と、現像ローラ16に供給されたトナーの厚みを規制する層厚規制ブレード18とを備え、供給ローラ17の後側の空間には、トナーが収容されるトナー収容室19が設けられている。トナー収容室19は、上下に分割されており、それぞれの内側に、オーガスクリュー20が回転可能に設けられている。
オーガスクリュー20は、左右方向に沿って設けられている。オーガスクリュー20はトナー収容室19内のトナーを循環させる。
ドラムクリーニングローラ14は、感光ドラム11の後側に配置され、感光ドラム11に対して後側から接触されている。
スキャナユニット3は、装着位置におけるプロセスユニット4の下側に対向配置されている。スキャナユニット3は、実線で示すように、複数の感光ドラム11のそれぞれに向けて、画像データに基づいて、レーザービームをそれぞれ出射する。
転写ユニット5は、装着位置におけるプロセスユニット4の上側に配置されている。転写ユニット5は、ベルトユニット21と、転写部材の一例としての二次転写ローラ22とを備えている。
ベルトユニット21は、すべての感光ドラム11に上側から対向するように、前後方向に沿って配置されている。ベルトユニット21は、駆動ローラ23、従動ローラ24、ベルトの一例としての中間転写ベルト25、および、複数の一次転写ローラ26を備えている。
駆動ローラ23は、ベルトユニット21の後端部に回転可能に支持されている。
従動ローラ24は、ベルトユニット21の前端部に回転可能に支持されている。
中間転写ベルト25は、その下側部分がすべての感光ドラム11に接触されるように、駆動ローラ23および従動ローラ24の周りに掛け渡されている。また、中間転写ベルト25は、駆動ローラ23の駆動、および、従動ローラ24の従動により、その下側部分が前側から後側に向かって移動するように、周回移動される。
複数の一次転写ローラ26のそれぞれは、駆動ローラ23と従動ローラ24との間において、複数の感光ドラム11のそれぞれの上側に配置されるように、前後方向に互いに間隔を隔てて並列配置されている。一次転写ローラ26は、中間転写ベルト25の下側部分に上側から接触されている。
二次転写ローラ22は、ベルトユニット21の駆動ローラ23の後側において、中間転写ベルト25を挟むように対向配置されている。
定着ユニット6は、二次転写ローラ22の上側に配置され、加熱ローラ27、および、加熱ローラ27に対向する加圧ローラ28を備えている。
画像読取ユニット10は、本体ケーシング2の上側において、排紙トレイ29の上側に間隔を隔てて設けられている。画像読取ユニット10は、原稿の画像データを読み取る。
そして、プリンタ1に印刷ジョブが入力されると、現像器13内のトナーは、供給ローラ17と現像ローラ16との間で摩擦帯電され、層厚規制ブレード18により一定厚さの薄層として現像ローラ16の表面に担持される。
一方、感光ドラム11の表面は、スコロトロン型帯電器12によって一様に帯電された後、スキャナユニット3によって所定の画像データに基づいて露光される。これにより、感光ドラム11の表面には、画像データに基づく静電潜像が形成される。そして、現像ローラ16に担持されるトナーが感光ドラム11の表面上の静電潜像に供給されることにより、感光ドラム11の表面上にトナー像(現像剤像)が担持される。
感光ドラム11の表面に担持されたトナー像は、中間転写ベルト25の下側部分に順次、転写される。これにより、中間転写ベルト25の表面にカラー画像が形成される。
用紙Pは、本体ケーシング2の底部に設けられる給紙トレイ30内に収容されており、各種ローラによって、後上側へ搬送されて、所定のタイミングで1枚ずつ、中間転写ベルト25と二次転写ローラ22との間に給紙され、中間転写ベルト25と二次転写ローラ22との間を下側から上側に向かって通過される。このとき、用紙Pにカラー画像が転写される。
そして、用紙Pは、加熱ローラ27と加圧ローラ28との間を通過するときに加熱および加圧される。このとき、用紙Pには、カラー画像が熱定着される。
その後、用紙Pは、前側へ搬送されて、本体ケーシング2の上壁の前側半分に設けられる排紙トレイ29に排紙される。
2.プロセスユニットの詳細
(1)プロセスフレーム
プロセスフレーム31は、図1および図2に示すように、硬質の樹脂材料などから、上側が開放された有底枠形状に形成されている。プロセスフレーム31は、左右1対の側壁32と、前壁33と、後壁34と、下壁35とを備えている。
1対の側壁32は、互いに左右方向に間隔を隔てて対向配置され、前後上下に延びる略平板形状に形成されている。側壁32は、ガイドころ36と、ガイドレール37とを備えている。側壁32には、ドラムガイド溝38が形成されている。
ガイドころ36は、側壁32の上側後端部に回転可能に設けられている。
ガイドレール37は、側壁32の上端縁において、左右方向外側へ突出し前後方向に延びる突条として形成されている。
ドラムガイド溝38は、側壁32の上端縁から下側へ向かって、上側へ開放される側面視略U字形状に切り欠き形成されている。ドラムガイド溝38の溝幅(左右方向長さ)は、感光ドラム11のフランジ部材11Bの突出部11Cを受け入れ可能な溝幅(左右方向長さ)である。また、ドラムガイド溝38の下端部は、ガイドレール37よりも下側に配置され、プロセスフレーム31の内外を連通している。
前壁33は、1対の側壁32の前端部間に架設されている。前壁33は、上下左右に延びる略平板形状に形成されている。
後壁34は、1対の側壁32の後端部間に架設されている。後壁34は、上下左右に延びる略平板形状に形成されている。
下壁35は、1対の側壁32の下端部間に架設されている。下壁35は、前後左右に延びる略平板形状に形成されている。下壁35には、複数の通過口39が形成されている。
複数の通過口39のそれぞれは、複数の感光ドラム11のそれぞれの下側に貫通形成されている。
また、プロセスフレーム31は、第2搬送部材の一例としての中継部材41を備えている。
中継部材41は、ブラックプロセスカートリッジ9Kの左側に配置されるように、プロセスフレームの31の左側前端部内において、左側の側壁32に支持されている。中継部材41は、連結部42と、搬送管43とを備えている。
連結部42は、図2および図3に示すように、左側の側壁32の上側に配置されている。言い換えると、中継部材41は、プロセスフレーム31からベルトユニット21に向かって上側に突出されている。連結部42は、搬送筒44と、オーガスクリュー45と、第1シャッタ部材の一例としての中継部材側シャッタ46とを備えている。
搬送筒44は、前後方向に延び、前後両端が閉鎖された略円筒形状に形成されている。搬送筒44は、第1開口の一例としての中継部材側連通口47と、鍔部48とを有している。
中継部材側連通口47は、搬送筒44の後端部の上壁に貫通形成されている。
鍔部48は、搬送筒44の前後方向略中央において、搬送筒44の外周面から径方向外側へ突出し、搬送筒44の周方向に延びる突条として形成されている。
オーガスクリュー45は、搬送筒44内において前後方向に沿って設けられている。オーガスクリュー45は、その前端部が搬送筒44の前壁に回転可能に支持され、その後端部が搬送筒44の後壁に回転可能に支持されている。
中継部材側シャッタ46は、搬送筒44の後端部に外嵌されている。中継部材側シャッタ46は、前後方向に延びる略円筒形状に形成されている。中継部材側シャッタ46は、搬送筒44の中継部材側連通口47を開放する開位置(図3(b)参照)と、搬送筒44の中継部材側連通口47を閉鎖する閉位置(図6参照)とに、前後方向にスライド可能に設けられている。中継部材側シャッタ46には、ばね収容部49が形成されている。
ばね収容部49は、中継部材側シャッタ46の前後方向中央において、中継部材側シャッタ46の径方向内側から径方向外側へ拡径されるように形成されている。ばね収容部49内には、搬送筒44の鍔部48が嵌合されている。
そして、中継部材側シャッタ46は、鍔部48の後面と、ばね収容部49の後側内周面との間に介在される圧縮ばね50によって、常には、閉位置に配置されるように、後側へ向かって付勢されている。
搬送管43は、略円筒形状に形成され、搬送筒44の前端部から前下側へ延び、その前端部において下側へ屈曲して下側へ延びている。なお、搬送管43の上端部は、搬送筒44に連通されている。搬送管43には、供給口40が形成されている。
供給口40は、搬送管43の下端部の右壁に貫通形成されている。
(2)廃トナー貯留部
ブラックプロセスカートリッジ9Kは、廃トナー収容部材の一例としての廃トナー貯留部51を備えている。
廃トナー貯留部51は、上下左右に延びる略ボックス形状に形成されている。廃トナー貯留部51には、回収口52が形成されている。
回収口52は、廃トナー貯留部51の上端部の左壁に貫通形成されている。
3.ベルトユニットの詳細
(1)ベルトクリーナ
ベルトユニット21は、図1および図3に示すように、ベルトクリーナ61を備えている。
ベルトクリーナ61は、ブラックプロセスカートリッジ9Kの後上側において、中間転写ベルト25の上側に配置されている。ベルトクリーナ61は、クリーナフレーム64と、掻き取りブレード65と、掻き取りブラシ66と、オーガスクリュー67とを備えている。
クリーナフレーム64は、側面視略矩形のボックス形状に形成されている。クリーナフレーム64には、回収口68が形成されている。また、クリーナフレーム64は、接続部63と受入部62とを備えている。
回収口68は、クリーナフレーム64の後端部の下壁に貫通形成されている。
接続部63は、クリーナフレーム64の前端部の左壁から左側へ突出し、その左端部が閉鎖された略円筒形状に形成されている。なお、接続部63は、その右端部において、クリーナフレーム64内に連通されている。接続部63には、第2開口の一例としてのベルトクリーナ側連通口71が形成されている。
ベルトクリーナ側連通口71は、接続部63の下端部に貫通形成されている。
受入部62は、接続部63の下端部に配置され、前後方向に延び、後端部が閉鎖された略円筒形状に形成されている。また、受入部62の前端部は、ベルトクリーナ側連通口71を介して、接続部63内に連通されている。受入部62は、第2シャッタ部材の一例としてのベルトクリーナ側シャッタ70を有している。
ベルトクリーナ側シャッタ70は、受入部62内に設けられている。ベルトクリーナ側シャッタ70は、前後方向に延び、前端部が閉鎖された略円筒形状に形成されている。ベルトクリーナ側シャッタ70の前後方向長さは、受入部62の前後方向長さの略半分である。ベルトクリーナ側シャッタ70は、受入部62の後端部内に配置され、ベルトクリーナ側連通口71を開放する開位置(図3(b)参照)と、受入部62の前端部内に配置され、ベルトクリーナ側連通口71を閉鎖する閉位置(図3(a)参照)とに前後方向にスライド可能に設けられている。ベルトクリーナ側シャッタ70は、受入部62の後壁とベルトクリーナ側シャッタ70の前壁との間に介在される圧縮ばね73によって、常には、閉位置に配置されるように、前側へ向かって付勢されている。
掻き取りブレード65は、図1に示すように、その前端部、すなわち基端部においてクリーナフレーム64の回収口68の前側周縁部に支持されている。掻き取りブレード65は、その後端部、すなわち遊端部において中間転写ベルト25の上側部分の上面に接触されている。掻き取りブレード65は、左右方向に長手の略平板形状に形成されている。
掻き取りブラシ66は、クリーナフレーム64の後端部内において、回収口68の上側に対向配置されている。掻き取りブラシ66の下端部は、掻き取りブレード65の上面に上側から接触されている。掻き取りブラシ66は、掻き取りブレード65とともにクリーニング部材を構成する。
オーガスクリュー67は、クリーナフレーム64の後端部内において、掻き取りブラシ66の前側に配置されている。オーガスクリュー67は、左右方向に延び、その右端部がクリーナフレーム64の右壁に回転可能に支持され、その左端部が接続部63の左壁に回転可能に支持されている。オーガスクリュー67は、接続部63および受入部62とともに第1搬送部材を構成する。また、オーガスクリュー67は、接続部63、受入部62および中継部材41とともに搬送部材を構成する。
(2)ベルトクリーナと中継部材との連結状態
プロセスユニット4が装着位置に配置されているときには、図2および図3(b)に示すように、中間転写ベルト25の左側において、連結部42の後端部がベルトクリーナ61の受入部62内に嵌合されることによって、中継部材41が受入部62に連結されている。すなわち、中継部材41は、プロセスユニット4が装着位置に配置されているときには、ベルトユニット21の左側に隣接配置され、左右方向に投影したときに、ベルトユニット21の投影面内において、ベルトクリーナ61の受入部62に連結されている。
このとき、中継部材側シャッタ46は、その後端部が受入部62の前端部に当接されることにより、圧縮ばね50の付勢力に抗して開位置に配置されている。
また、ベルトクリーナ側シャッタ70は、その前端部が搬送筒44の後端部に当接されることにより、圧縮ばね73の付勢力に抗して開位置に配置されている。
そして、ベルトクリーナ側連通口71は、中継部材側連通口47に対向されている。
4.本体ケーシング
本体ケーシング2内には、図2および図6に示すように、ガイド溝81が形成されている。また、本体ケーシング2内には、1対のベルトユニット支持板82と、1対の押圧機構83とが設けられている。
ガイド溝81は、ベルトユニット21の下側において、前後方向に延びる略直線形状に形成されている。ガイド溝81は、本体ケーシング2の左右方向側壁の左右方向内面から左右方向外側へ凹む凹溝として形成されている。ガイド溝81内には、プロセスユニット4のガイドころ36およびガイドレール37が嵌合される。
1対のベルトユニット支持板82は、本体ケーシング2の上端部において、ベルトユニット21を左右方向外側から挟んで支持するように、左右方向に互いに間隔を隔てて対向配置されている。ベルトユニット支持板82は、前後上下に延びる略平板形状に形成されている。ベルトユニット支持板82は、その上端部において、本体ケーシング2の上壁に固定されている。また、ベルトユニット支持板82の下端部には、複数のドラム位置決め溝84が形成されている。
複数のドラム位置決め溝84のそれぞれは、複数の感光ドラム11にそれぞれ対応するように、前後方向に互いに間隔を隔てて並列配置されている。ドラム位置決め溝84は、ベルトユニット支持板82の下端縁から上側へ向かって、下側へ開放される側面視略U字形状に切り欠かれている。ドラム位置決め溝84は、感光ドラム11のフランジ部材11Bの上端部を受け入れ可能な溝幅(左右方向長さ)に形成されている。
1対の押圧機構83のそれぞれは、本体ケーシング2の上下方向略中央において、感光ドラム11の突出部11Cの下側に設けられている。押圧機構83は、平行リンク機構であり、固定リンク部材85と、可動リンク部材86と、複数のジョイント部材87とを備えている。
固定リンク部材85は、感光ドラム11の突出部11Cの下側に間隔を隔てて設けられている。固定リンク部材85は、本体ケーシング2の左右方向側壁の左右方向内面から左右方向内側へ突出し、前後方向に延びる側面視略直線形状の突条として形成されている。
可動リンク部材86は、前後方向に延びる略杆形状に形成されており、固定リンク部材85と平行に設けられている。また、可動リンク部材86は、複数の板ばね部材88を備えている。
複数の板ばね部材88は、可動リンク部材86の上面に固定されており、複数の感光ドラム11にそれぞれ対応するように、前後方向に互いに間隔を隔てて並列配置されている。板ばね部材88は、前後方向に延びる金属板からなり、その前後方向両端部が下側へ屈曲されて、上底が下底よりも短い側面視略台形状に形成されている。
複数のジョイント部材87は、前後方向に互いに間隔を隔てて並列配置されている。詳しくは、複数のジョイント部材87は、可動リンク部材86の前後方向両端部と、板ばね部材88の前側近傍とに、1つずつ設けられている。複数のジョイント部材87は、略杆形状に形成されており、その一端部において、可動リンク部材86の下端部に回動可能に連結されており、その他端部において、固定リンク部材85の上端部に回動可能に連結されている。
これにより、押圧機構83は、複数のジョイント部材87が上下方向に起立されて、可動リンク部材86が上側へ進出する押圧位置(図4参照)と、複数のジョイント部材87が前後方向に傾倒されて、可動リンク部材86が下側へ退避される押圧解除位置(図5参照)とに移動可能に設けられている。なお、押圧機構83が押圧解除位置に配置されたときには、可動リンク部材86の前端部は、本体ケーシング2の本体開口部7を介して前側へ突出される。
5.転写残トナーのクリーニング
プリンタ1は、上記した画像形成動作中に、ドラムクリーニングローラ14で感光ドラム11の表面をクリーニングするとともに、ベルトクリーナ61で中間転写ベルト25の表面をクリーニングする。なお、ドラムクリーニングローラ14には、クリーニングバイアスが印加される。
上記した画像形成動作において、感光ドラム11の表面に担持されたトナー像が中間転写ベルト25の下側部分に転写された後には、感光ドラム11の表面に、中間転写ベルト25に転写されなかったトナーが残存する場合がある。なお、以下の説明において、転写されなかったトナーを転写残トナーと記載する。転写残トナーは、残留トナーの一例である。
感光ドラム11の表面に残存する転写残トナーは、感光ドラム11の右側面視時計回り方向への回転に伴って、ドラムクリーニングローラ14の表面に静電気的に保持される。
また、上記した画像形成動作において、中間転写ベルト25の表面に担持されたトナー像が用紙Pに転写された後には、中間転写ベルト25の表面に、転写残トナーが残存する場合がある。
中間転写ベルト25の表面に残存する転写残トナーは、中間転写ベルト25の周回移動に伴って、ベルトクリーナ61の掻き取りブレード65によって中間転写ベルト25の表面から掻き取られる。
掻き取りブレード65によって掻き取られた転写残トナーは、掻き取りブラシ66の回転により、回収口68を介してクリーナフレーム64の前端部内に収容される。
クリーナフレーム64に収容された転写残トナーは、オーガスクリュー67の回転によって左側へ搬送され、接続部63のベルトクリーナ側連通口71、および、中継部材41の中継部材側連通口47を介して中継部材41の連結部42に供給される。
中継部材41の連結部42に供給された転写残トナーは、オーガスクリュー45の回転によって前側へ搬送され、搬送管43へ供給される。
搬送管43へ供給された転写残トナーは、搬送管43内を下側へ落下し、供給口40および回収口52を介して廃トナー貯留部51内に貯留される。
また、ドラムクリーニングローラ14の表面に静電気的に保持された転写残トナーは、上記した画像形成動作が実施されていないときに、廃トナー貯留部51に回収される。
詳しくは、ドラムクリーニングローラ14に保持されている転写残トナーは、ドラムクリーニングローラ14に印加されるクリーニングバイアスが制御されることにより、感光ドラム11の周面に吐き出される。
感光ドラム11の周面に吐き出された転写残トナーは、感光ドラム11の回転に伴って、中間転写ベルト25に対向される。
すると、感光ドラム11の表面上の転写残トナーは、中間転写ベルト25の表面に転写される。
中間転写ベルト25の表面に転写された転写残トナーは、中間転写ベルト25の周回に伴って、上記したように、ベルトクリーナ61の掻き取りブレード65によって中間転写ベルト25の表面から掻き取られて、クリーナフレーム64内に収容される。
その後、クリーナフレーム64に収容された転写残トナーは、オーガスクリュー67の回転によって左側へ搬送され、中継部材41を介して廃トナー貯留部51内に貯留される。
6.プロセスカートリッジの着脱
プロセスカートリッジ9を本体ケーシング2から離脱させるには、まず、フロントカバー8を開放する。
すると、図5に示すように、押圧機構83が押圧解除位置に配置されるとともに、複数の感光ドラム11が中間転写ベルト25から下側へ離間されて離間位置に配置される。
次いで、プロセスカートリッジ9を本体ケーシング2から離脱させるには、プロセスユニット4を前側へ引き出す。
すると、中継部材41の連結部42が受入部62から前側へ離間されることにより、中継部材41の受入部62に対する嵌合が解除される。
すると、ベルトクリーナ側シャッタ70は、圧縮ばね73の付勢力により閉位置に配置される。また、中継部材側シャッタ46は、圧縮ばね50の付勢力により閉位置に配置される。
これにより、ベルトクリーナ61から廃トナー貯留部51への転写残トナーの搬送が遮断される。
そして、図6に示すように、プロセスユニット4が引出位置に配置された後、プロセスフレーム31からプロセスカートリッジ9を上側へ離脱させる。
これにより、プロセスカートリッジ9の本体ケーシング2からの離脱が完了する。
また、プロセスカートリッジ9を本体ケーシング2内に装着するには、上記した離脱作業と逆に、プリンタ1を操作する。
具体的には、プロセスカートリッジ9を本体ケーシング2内に装着するには、まず、プロセスカートリッジ9をプロセスフレーム31に上側から装着する。
次いで、プロセスカートリッジ9を本体ケーシング2内に装着するには、プロセスユニット4を後側へ押し込む。
すると、上記したように、搬送筒44が受入部62内に嵌合されて、ベルトクリーナ側シャッタ70が開位置に配置されるとともに、中継部材側シャッタ46が開位置に配置される。また、ベルトクリーナ側連通口71は、中継部材側連通口47に対向される。
これにより、プロセスユニット4が装着位置に配置される。このとき、プロセスフレーム31は、中間転写ベルト25の下側に間隔を隔てるように複数の感光ドラム11を保持している。
次いで、プロセスカートリッジ9を本体ケーシング2内に装着するには、フロントカバー8を閉鎖する。
すると、フロントカバー8が、押圧機構83の可動リンク部材86の前端部に前側から当接され、フロントカバー8の閉鎖に伴って、可動リンク部材86がフロントカバー8によって後側へ押圧される。
そして、図4に示すように、フロントカバー8が完全に閉鎖されると、押圧機構83が押圧位置に配置されるとともに、複数の感光ドラム11が上側へ移動されて、中間転写ベルト25に下側から接触される接触位置に配置される。このとき、感光ドラム11は、そのフランジ部材11Bの上端部がベルトユニット支持板82のドラム位置決め溝84内に嵌合されることにより、ベルトユニット21に対して位置決めされる。
これにより、プロセスカートリッジ9の本体ケーシング2内への装着が完了する。
7.作用効果
(1)このプリンタ1によれば、図4および図5に示すように、複数の感光ドラム11は、プロセスフレーム31が装着位置に配置されている状態で、中間転写ベルト25に接触される接触位置(図4参照)と、中間転写ベルト25から離間される離間位置(図5参照)とに移動可能である。
これにより、プロセスフレーム31を装着位置に配置した後に、複数の感光ドラム11を中間転写ベルト25に接触させることができる。
そのため、プロセスフレーム31の移動とは別の動作で、複数の感光ドラム11を中間転写ベルト25に対して位置決めすることができる。
その結果、複数の感光ドラム11をベルトユニット21に対して容易に位置決めすることができる。
(2)また、このプリンタ1によれば、図4および図5に示すように、複数の感光ドラム11は、上下方向に移動可能である。
そのため、ベルトユニット21に対して複数の感光ドラム11が上下方向に接離可能であり、プロセスフレーム31が前後方向に移動可能である場合であっても、複数の感光ドラム11をベルトユニット21に対して容易に位置決めすることができる。
(3)また、このプリンタ1によれば、図4および図5に示すように、プロセスフレーム31を装着位置から引出位置へ移動させる動作を利用して、中継部材41をベルトクリーナ61の受入部62から分離し、ベルトクリーナ61から廃トナー貯留部51への転写残トナーの搬送を遮断することができる。
(4)また、このプリンタ1によれば、図2に示すように、中継部材41の接続部63は、プロセスフレーム31が装着位置に配置されている状態で、ベルトユニット21の左側に隣接配置されている。
そのため、ベルトユニット21の左側の空間を利用して、効率よく中継部材41を配置することができる。
(5)また、このプリンタ1によれば、図2に示すように、中継部材41は、プロセスフレーム31が装着位置に配置されている状態で、プロセスフレーム31から上側に突出されている。
そのため、ベルトユニット21の受入部62を下側へ突出させる必要がなく、プロセスフレーム31を移動させるときに受入部62がプロセスフレーム31に干渉することを防止できる。
(6)また、このプリンタ1によれば、図3(b)に示すように、中継部材41は、プロセスフレーム31が装着位置に配置されている状態で、左右方向に投影したときに、ベルトユニット21の投影面内において、ベルトクリーナ61の受入部62に連結されていてもよい。
そのため、ベルトユニット21の左側の空間を利用して、中継部材41と、ベルトクリーナ61の受入部62とを連結することができる。
(7)また、このプリンタ1によれば、図2に示すように、掻き取りブレード65および掻き取りブラシ66によってクリーニングされた転写残トナーを、オーガスクリュー67によって左側へ集めて、効率よく回収することができる。
(8)また、このプリンタ1によれば、図3(b)および図5に示すように、プロセスフレーム31を引出位置に配置したときに、ベルトクリーナ側連通口71をベルトクリーナ側シャッタ70で閉鎖するとともに、中継部材側連通口47を中継部材側シャッタ46で閉鎖することができる。
そのため、プロセスフレーム31を引出位置に配置したときに、ベルトクリーナ61から廃トナー貯留部51への転写残トナーの搬送を確実に遮断することができ、また、ベルトクリーナ側連通口71や中継部材側連通口47からの転写残トナーの漏れを確実に防止することができる。
(9)また、このプリンタ1によれば、図5に示すように、プロセスフレーム31が装着位置に配置され、フロントカバー8が開位置に配置されているときには、プロセスフレーム31は、複数の感光ドラム11の上側への移動を許容するように、中間転写ベルト25の下側に間隔を隔てるように複数の感光ドラム11を保持している。
そのため、プロセスフレーム31が装着位置に配置されているときに、確実に、複数の感光ドラム11を移動させることができる。
1 プリンタ
2 本体ケーシング
11 感光ドラム
21 ベルトユニット
25 中間転写ベルト
31 プロセスフレーム
41 中継部材
46 中継部材側シャッタ
47 中継部材側連通口
51 廃トナー貯留部
62 受入部
63 接続部
65 掻き取りブレード
66 掻き取りブラシ
67 オーガスクリュー
70 ベルトクリーナ側シャッタ
71 ベルトクリーナ側連通口

Claims (10)

  1. 装置本体と、
    感光体を有する複数のプロセスカートリッジと、
    前記複数のプロセスカートリッジを支持するように構成され、前記装置本体内に配置される内側位置と、前記装置本体外に配置される外側位置との間を移動するように構成される移動部材と、
    ベルトと、前記ベルトに残留した残留トナーをクリーニングするように構成されるクリーニング部材と、を有するベルトユニットと、
    前記移動部材に支持され、前記クリーニング部材によってクリーニングされた残留トナーを収容するように構成される廃トナー収容部材と、
    前記クリーニング部材によってクリーニングされた残留トナーを前記廃トナー収容部材に搬送するように構成される搬送部材と
    を備え、
    前記複数の感光体は、前記移動部材が前記複数のプロセスカートリッジを支持した状態で、前記移動部材が前記内側位置に配置されているときに、前記ベルトに接触される接触位置と、前記ベルトから離間される離間位置とに移動するように構成される
    ことを特徴とする、画像形成装置。
  2. 前記移動部材は、前記内側位置から前記外側位置へ、第1方向に移動するように構成され、
    前記複数の感光体は、前記接触位置から前記離間位置へ、前記第1方向と交差する第2方向に移動するように構成される
    ことを特徴とする、請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記搬送部材は、第1搬送部材と、前記第1搬送部材に対して分離可能に連結されるように構成される第2搬送部材と、を有し、
    前記ベルトユニットは、前記第1搬送部材を有し、
    前記移動部材は、前記第2搬送部材を有する
    ことを特徴とする、請求項2に記載の画像形成装置。
  4. 前記第2搬送部材は、前記移動部材が前記内側位置に配置されている状態で、前記第1方向および前記第2方向と交差する第3方向において、前記ベルトユニットに隣接配置されている
    ことを特徴とする、請求項3に記載の画像形成装置。
  5. 前記第2搬送部材は、前記移動部材が前記内側位置に配置されている状態で、前記移動部材から前記ベルトユニット側に突出されている
    ことを特徴とする、請求項3または4に記載の画像形成装置。
  6. 前記第2搬送部材は、前記移動部材が前記内側位置に配置されている状態で、前記第1方向および前記第2方向と交差する第3方向に投影したときに、前記ベルトユニットの投影面内において、前記第1搬送部材に連結されている
    ことを特徴とする、請求項3ないし5のいずれか一項に記載の画像形成装置。
  7. 前記第1搬送部材は、前記クリーニング部材によってクリーニングされた残留トナーを、前記第1方向および前記第2方向と交差する第3方向に搬送する
    ことを特徴とする、請求項3ないし6のいずれか一項に記載の画像形成装置。
  8. 前記第1搬送部材は、第1開口と、前記移動部材が前記内側位置に配置された状態で前記第1開口を開放し、前記移動部材が前記外側位置に配置された状態で前記第1開口を閉鎖するように構成される第1シャッタ部材とを有し、
    前記第2搬送部材は、前記移動部材が前記内側位置に配置された状態で前記第1開口に対向される第2開口と、前記移動部材が前記内側位置に配置された状態で前記第2開口を開放し、前記移動部材が前記外側位置に配置された状態で前記第2開口を閉鎖するように構成される第2シャッタ部材とを有し、
    前記第1シャッタ部材は、前記第1方向に沿って移動することにより、前記第1開口を開放または閉鎖し、
    前記第2シャッタ部材は、前記第1方向に沿って移動することにより、前記第2開口を開放または閉鎖する
    ことを特徴とする、請求項3ないし7のいずれか一項に記載の画像形成装置。
  9. 前記移動部材は、前記内側位置において、前記複数の感光体の移動を許容するように、前記複数の感光体を支持している
    ことを特徴とする、請求項1ないし8のいずれか一項に記載の画像形成装置。
  10. 前記搬送部材は、第1搬送部材と、前記第1搬送部材に対して分離可能に連結されるように構成される第2搬送部材と、を有し、
    前記ベルトユニットは、前記第1搬送部材を有し、
    前記移動部材は、前記第2搬送部材を有する
    ことを特徴とする、請求項1に記載の画像形成装置。
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