JP2016033621A - 画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】簡易な構成で、第2搬送ユニットと収容部材とを円滑に連通または連通解除することができる画像形成装置を提供すること。
【解決手段】
装置本体2に収容される収容位置と、装置本体2の外方に配置される外方位置とを移動し、複数の感光ドラム11を支持するプロセスユニット3が、各感光ドラム11をクリーニングする複数のドラムクリーナ42を備える構成において、各ドラムクリーナ42がクリーニングした廃トナーをベルトクリーナ62へ搬送する廃トナー搬送部材43を、プロセスユニット3に設け、廃トナー搬送部材43の前端部に、ベルトクリーナ62の開口69Bに連通される開口51Aと、開口51Aを開閉するシャッタ54とを設ける。
【選択図】図3

Description

本発明は、電子写真方式が採用される画像形成装置に関する。
電子写真方式の画像形成装置として、各色(例えば、イエロー、マゼンタ、シアン、ブラック)に対応する複数の感光ドラムを備えるタンデム型のカラープリンタが知られている。
このようなタンデム型のカラープリンタとして、例えば、各色に対応する複数のプロセスユニットの感光ドラム上の残トナーをクリーニングブレードで掻き取り、掻き取った残トナーをトナー収集部の搬送用スパイラルで感光ドラムの軸線方向の一方側に搬送し、トナー搬送部を介して、装置本体の下方の回収容器に回収するカラープリンタが知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開2011−043568号公報
上記した特許文献1に記載のカラープリンタにおいて、複数のプロセスユニットを一体的に支持する支持部材を設け、その支持部材にトナー搬送部を設けることが検討される。
この場合、トナー搬送部と回収容器とを連結または連結解除可能に構成することが要求される。
本発明の目的は、簡易な構成で、第2搬送ユニットと収容部材とを円滑に連通または連通解除することができる画像形成装置を提供することにある。
(1)本発明の画像形成装置は、装置本体と、移動部材と、複数の感光ドラムと、複数のクリーニング部材と、複数の第1搬送ユニットと、第2搬送ユニットと、収容部材と、開閉部材とを備える。
移動部材は、装置本体に収容される収容位置と、装置本体の外方に配置される外方位置とを移動するように構成される。
複数の感光ドラムは、移動部材に配置され、互いに間隔を隔てて配置される。
複数のクリーニング部材は、移動部材に配置され、複数の感光ドラムのそれぞれに付着した廃トナーをクリーニングするように構成される。
複数の第1搬送ユニットは、移動部材に配置され、複数のクリーニング部材のそれぞれがクリーニングした廃トナーを複数の感光ドラムのそれぞれの軸線方向に搬送するように構成される。
第2搬送ユニットは、移動部材に支持され、外方位置から収容位置へ向かう収容方向の上流端部に配置される第1開口を有し、複数の第1搬送ユニットのそれぞれが搬送した廃トナーを複数の感光ドラムの並列方向に搬送するように構成される。
収容部材は、装置本体に支持され、移動部材が収容位置に配置されている状態で第2搬送ユニットの第1開口と連通する第2開口を備え、第2搬送ユニットが搬送した廃トナーを収容する。
開閉部材は、移動部材に支持され、第1開口に対して、第1開口を閉鎖する閉位置と、第1開口を開放する開位置とを移動するように構成される。
このような構成によれば、第1開口は、収容方向の上流端部に配置されている。開閉部材は、第1開口を開放または閉鎖するように構成されている。
そのため、移動部材を収容位置から外方位置へ移動させるときには、移動部材が収容位置に配置されている状態で、収容方向の上流側から開閉部材を操作して、第1開口を閉鎖し、移動部材を収容位置から外方位置へ移動させることができる。
また、移動部材を外方位置から収容位置へ移動させるときには、移動部材を外方位置から収容位置へ移動させて、収容方向の上流側から開閉部材を操作して、第1開口を開放することができる。
つまり、操作者は、移動部材を移動させるときと同じ側、すなわち収容方向の上流側から開閉部材を操作することができる。
その結果、簡易な構成で、第2搬送ユニットと収容部材とを円滑に連通または連通解除することができる。
(2)第1開口は、複数のクリーニング部材に対して1つ設けられていてもよい。
このような構成によれば、複数のクリーニング部材によってクリーニングされた廃トナーを、第2搬送ユニットでまとめて搬送し、1つの第1開口を介して収容部材に収容することができる。
そのため、1つの第1開口を開放または閉鎖するだけで、より円滑に、第2搬送ユニットと収容部材とを連通または連通解除することができる。
(3)移動部材は、開閉部材が閉位置に位置した状態で、収容位置から外方位置へ移動されてもよい。
このような構成によれば、移動部材を外方位置へ移動させる途中で第1開口から廃トナーがこぼれることを防止できる。
(4)開閉部材は、開位置に位置しているときに、収容位置から外方位置への移動部材の移動を規制し、閉位置に位置しているときに、収容位置から外方位置への移動部材の移動の規制を解除するように構成されていてもよい。
このような構成によれば、開閉部材が開位置に位置した状態では、移動部材の移動が規制される。
そのため、第1開口が開放された状態で移動部材が外方位置に移動されることを防止できる。
その結果、移動部材を外方位置へ移動させる途中で第1開口から廃トナーがこぼれることを、確実に防止できる。
(5)開閉部材は、開位置に配置されているときに装置本体に配置される第1係合部に係合し、閉位置に配置されているときに第1係合部との係合が解除される第2係合部を備えてもよい。
このような構成によれば、開閉部材が開位置に配置されているときには、開閉部材の第2係合部と、装置本体の第1係合部との係合により、移動部材の移動を確実に規制することができる。
また、開閉部材が閉位置に配置されているときには、開閉部材の第2係合部と、装置本体の第1係合部との係合が解除されることにより、移動部材の移動の規制を解除することができる。
その結果、第1開口が開放された状態で移動部材が外方位置に移動されることを確実に防止できる。
(6)第2係合部は、軸線方向および並列方向の両方と直交する直交方向に延びる板状突起であってもよい。第1係合部は、直交方向に延びる溝部であってもよい。
このような構成によれば、板状突起を溝部に係合させるという簡易な構成で、第1開口が開放された状態で移動部材が外方位置に移動されることを確実に防止できる。
(7)複数の感光ドラムのそれぞれは、並列方向および軸線方向の両方と直交する直交方向の一方において転写媒体に接触するように構成されてもよい。移動部材は、収容位置において、複数の感光ドラムが転写媒体に接触する接触位置と、複数の感光ドラムが転写媒体から離間する離間位置とを移動するように構成されてもよい。外方位置は、移動部材が離間位置から並列方向に移動した位置であってもよい。第2係合部は、移動部材が離間位置に配置されているとき、並列方向から見て、第1係合部と重なっていてもよい。
このような構成によれば、移動部材が離間位置に配置されたとしても、開閉部材が開位置に配置されていれば、第2係合部と第1係合部との係合を維持することができる。
そのため、移動部材が接触位置と離間位置とを移動するように構成されている場合であっても、開閉部材が閉位置に配置されるまで、移動部材の移動を確実に規制することができる。
その結果、第1開口が開放された状態で移動部材が外方位置に移動されることを、より確実に防止できる。
(8)装置本体は、移動部材の通過を許容する本体開口と、本体開口を閉鎖する第1位置と、本体開口を開放する第2位置とに移動するように構成されるカバー部材とを備えてもよい。この場合、開閉部材は、第1位置から第2位置へのカバー部材の移動に連動して、開位置から閉位置へ移動するように構成されていてもよい。
このような構成によれば、カバー部材を第2位置に移動させて本体開口を開放する操作により、開閉部材を閉位置に位置させることができる。
そのため、カバー部材を第2位置に移動させることにより、別途、開閉部材を操作することなく、円滑に、第2搬送ユニットと収容部材との連通を解除することができる。
さらに、カバー部材を第2位置に移動させて、移動部材を外方位置に移動させる前に、確実に、開閉部材を閉位置に位置させることができる。
(9)開閉部材は、第1位置から第2位置へのカバー部材の移動を規制するように構成される規制部であって、開閉部材が開位置に位置しているときに、第1位置から第2位置へのカバー部材の移動を規制し、開閉部材が閉位置に位置しているときに、第1位置から第2位置へのカバー部材の移動の規制を解除するように構成される規制部を有してもよい。
このような構成によれば、開閉部材が開位置に位置した状態では、カバー部材の移動が規制される。
そのため、第1開口が開放された状態では、本体開口を開放することができず、移動部材を外方位置へ移動させることができない。
その結果、第1開口が開放された状態で移動部材が外方位置に移動されることを防止できる。
(10)開閉部材の収容方向における上流端部は、開閉部材を開位置と閉位置とに移動させるための取手部を備えてもよい。
このような構成によれば、収容方向の上流側から取手部を操作して、開閉部材を移動させることができる。
そのため、第2搬送ユニットと収容部材とを、より円滑に連通または連通解除することができる。
(11)取手部は、開閉部材の収容方向上流端部から収容方向上流側へ突出し、開閉部材が開位置に位置しているときに位置する第1取手位置と、開閉部材が閉位置に位置しているときに位置する第2取手位置とに移動するように構成されてもよい。また、カバー部材は、収容方向における下流側面から収容方向下流側へ突出する突出部を備えてもよい。この場合、突出部は、第1取手位置に位置する取手部を受け入れて、カバー部材が第1位置に位置することを許容するように構成される溝部と、第2取手位置に位置する取手部に干渉して、カバー部材が第1位置に位置することを規制するように構成される干渉部とを備えていもよい。
このような構成によれば、取手部は、開閉部材が開位置にあるときに、第1取手位置においてカバー部材の突出部の溝部に嵌まる。
また、取手部は、開閉部材が閉位置にあるときには、第2取手位置において、カバー部材の突出部の溝部に嵌まらず、干渉部に干渉して、カバー部材の第1位置への移動を規制する。
そのため、開閉部材が閉位置に位置した状態でカバー部材を第1位置に位置させることができず、開閉部材を確実に開位置に位置させた後に、カバー部材を第1位置に位置させることができる。
これにより、カバー部材が本体開口を閉鎖している状態において、第2搬送ユニットと収容部材とを確実に連通させることができる。
その結果、廃トナーを確実に収容部材へ搬送することができる。
(12)開閉部材は、第2搬送ユニットの収容方向上流端部に嵌まる円筒形状の筒部をさらに備え、筒部の中心軸線を回動中心として、開位置と閉位置との間を回動するように構成されてもよい。取手部は、筒部の収容方向上流端面から収容方向上流側に突出し、筒部の径方向に延びていてもよい。
このような構成によれば、作業者は、筒部の径方向に延びる取手部を把持して、筒部の中心軸線を回動中心として開閉部材を回動させることができる。
そのため、簡単な操作で、開閉部材を開位置と閉位置とに移動させることができる。
(13)複数の感光ドラムのそれぞれは、並列方向および軸線方向の両方と直交する直交方向の一方において転写媒体に接触するように構成されてもよい。移動部材は、収容位置において、複数の感光ドラムが転写媒体に接触する接触位置と、複数の感光ドラムが転写媒体から離間する離間位置と、を移動するように構成されてもよい。外方位置は、移動部材が離間位置から並列方向に移動した位置であってもよい。
このような構成によれば、収容位置において、移動部材を離間位置に位置させた後、複数の感光ドラムが転写媒体に接触しない状態で、移動部材を収容位置と外方位置とに移動させることができる。
その結果、移動部材を移動させるときに、感光ドラムが転写媒体との摺擦によって傷つくことを防止できる。
(14)第1開口は、移動部材の離間位置から接触位置への移動に伴って第2開口に連通され、移動部材の接触位置から離間位置への移動に伴って第2開口との連通を解除されてもよい。
このような構成によれば、接触位置と離間位置との間における移動部材の移動を利用して、第1開口と第2開口とを連通または連通解除することができる。
(15)移動部材が離間位置に配置されているときの第1開口と第2開口との距離は、移動部材が接触位置に配置されているときの第1開口と第2開口との距離よりも長くてもよい。
このような構成によれば、移動部材が離間位置に配置されているときに、第1開口と第2開口との連通を確実に解除することができる。
(16)移動部材は、第1位置から第2位置へのカバー部材の移動に連動して、接触位置から離間位置へ移動するように構成されていてもよい。
このような構成によれば、第1位置から第2位置へのカバー部材の移動を利用して、円滑に、移動部材を接触位置から離間位置へ移動させることができる。
(17)第2搬送ユニットは、軸線方向に投影したときに、複数の感光ドラムと重なるように配置されていてもよい。
このような構成によれば、感光ドラムの軸線方向外方のスペースをより効率よく利用して、第2搬送ユニットを配置することができる。
その結果、移動部材の大型化をより抑制できる。
(18)第2搬送ユニットは、並列方向に沿う軸線を中心として回転する搬送スクリューと、搬送スクリューを収容し、第1開口を備える円筒状の搬送管とを備えてもよい。
このような構成によれば、搬送管内において、搬送スクリューの回転により廃トナーを並列方向に搬送することができる。
その結果、簡易な構成で、廃トナーを並列方向に搬送することができる。
(19)開閉部材は、搬送管の中心軸線を回転中心として回転して、開位置と閉位置とを移動するように構成されていてもよい。
このような構成によれば、簡易な構成で、開閉部材を開位置と閉位置とを移動させることができる。
(20)開閉部材は、開閉部材が開位置に配置されているときに第1開口と連通する第3開口を備えてもよい。
このような構成によれば、開閉部材が開位置に配置されているときに、第1開口および第3開口を介して、第2搬送ユニットと収容部材とを連通することができる。
その結果、簡易な構成で、第2搬送ユニットと収容部材とを連通することができる。
本発明によれば、簡易な構成で、第2搬送ユニットと収容部材とを円滑に連通または連通解除することができる。
図1は、本発明の画像形成装置の第1実施形態を示す中央断面図である。 図2は、図1に示す画像形成装置のA−A断面図である。 図3は、図2に示す画像形成装置のB−B断面図である。 図4Aは、図3に示すシャッタの操作部とフロントカバーのシャッタ規制部との嵌合を説明する説明図である。図4Bは、図3に示すシャッタの開閉動作を説明する説明図であり、シャッタが開位置に位置した状態を示す。図4Cは、図3に示すシャッタの開閉動作を説明する説明図であり、シャッタが閉位置に位置した状態を示す。 図5Aは、図2に示す転写ユニットのB−B断面図である。図5Bは、図5Aに示す転写ユニットの中央断面図である。 図6Aは、図5Bに示す転写ユニットのC−C断面図である。図6Bは、図5Bに示す転写ユニットのD−D断面図である。 図7は、現像カートリッジの交換作業を説明する説明図であって、フロントカバーが開放位置に位置し、プロセスユニットが離間位置に位置した状態を示す。 図8は、図7に示す状態の画像形成装置の断面図であって、図2のB−B断面に相当する断面図である。 図9は、図7に続いて現像カートリッジの交換作業を説明する説明図であって、プロセスユニットが外方位置に位置した状態を示す。 図10は、画像形成装置の第1変形例を説明する説明図であって、フロントカバーが閉鎖位置に位置し、シャッタが開位置に位置した状態を示す。 図11は、図10とともに画像形成装置の第1変形例を説明する説明図であって、フロントカバーが開放位置に位置し、シャッタが閉位置に位置した状態を示す。 図12は、画像形成装置の第2変形例を説明する説明図であって、フロントカバーが閉鎖位置に位置し、シャッタが開位置に位置した状態を示す。 図13Aは、図12に示すシャッタの開閉動作を説明する説明図であり、シャッタが開位置に位置した状態を示す。図13Bは、図13Aに示す操作部の正面図である。図13Cは、図12に示すシャッタの開閉動作を説明する説明図であり、シャッタが閉位置に位置した状態を示す。図13Dは、図13Cに示す操作部の正面図である。 図14は、図12に示す画像形成装置において、フロントカバーが開放位置に位置し、シャッタが開位置に位置した状態を示す。 図15は、画像形成装置の第2実施形態を示す中央断面図である。 図16は、図15に示す画像形成装置のE−E断面図である。 図17は、図16に示す画像形成装置のF−F断面図である。 図18Aは、図17に示すシャッタの開閉動作を説明する説明図であり、シャッタが開位置に位置した状態を示す。図18Bは、図17に示すシャッタの開閉動作を説明する説明図であり、シャッタが閉位置に位置した状態を示す。 図19は、現像カートリッジの交換作業を説明する説明図であって、フロントカバーが開放位置に位置し、プロセスユニットが離間位置に位置した状態を示す。 図20は、図19に示す状態の画像形成装置の断面図であって、図17のF−F断面に相当する断面図である。 図21は、図19に続いて現像カートリッジの交換作業を説明する説明図であって、プロセスユニットが外方位置に位置した状態を示す。
1.画像形成装置の全体構成
図1に示すように、画像形成装置1は、ダイレクトタンデム型のカラーレーザプリンタである。
なお、以下の説明において、方向について言及する場合には、画像形成装置1を水平に載置した状態を上下の基準とする。すなわち、図1の紙面上方が上方であり、図1の紙面下方が下方である。また、図1の紙面右方が前方であり、図1の紙面左方が後方である。また、画像形成装置1を前方から見たときを左右の基準とする。すなわち、図1の紙面手前が左方であり、紙面奥が右方である。左右方向は、軸線方向の一例である。前後方向は、並列方向の一例である。前方から後方へ向かう方向は、収容方向の一例である。上下方向は、直交方向の一例である。
画像形成装置1は、装置本体2と、移動部材の一例としてのプロセスユニット3と、スキャナユニット4と、転写ユニット5と、定着ユニット6とを備えている。
装置本体2は、略ボックス形状に形成されている。装置本体2は、本体開口の一例としての開口部21と、カバー部材の一例としてのフロントカバー22と、給紙トレイ7と、排紙トレイ8とを有している。
開口部21は、装置本体2の前端部に配置されている。開口部21は、プロセスユニット3の通過を許容するように、装置本体2の内外を前後方向に連通している。
フロントカバー22は、装置本体2の前端部に配置されている。フロントカバー22は、略平板形状を有している。フロントカバー22は、上下方向に延び、その下端部を支点として装置本体2の前壁に揺動可能に支持されている。フロントカバー22は、開口部21を開放する第2位置の一例としての開放位置(図7参照)と、開口部21を閉鎖する第1位置の一例としての閉鎖位置(図1参照)とに揺動するように構成されている。
給紙トレイ7は、装置本体2の底部に配置されている。給紙トレイ7は、用紙Pを収容するように構成されている。
排紙トレイ8は、装置本体2の上壁に配置されている。排紙トレイ8は、用紙Pが載置されるように、装置本体2の上面から下方へ凹んでいる。
プロセスユニット3は、装置本体2の中央に配置されている。プロセスユニット3は、装置本体2内において、複数の感光ドラム11(後述)が搬送ベルト17(後述)に接触する接触位置(図1参照)と、接触位置に対して上方に位置し、複数の感光ドラム11(後述)が搬送ベルト17(後述)から離間される離間位置(図7参照)とに移動可能である。接触位置および離間位置は、収容位置の一例である。また、プロセスユニット3は、開口部21を介して、離間位置と、離間位置に対して前方に位置し、装置本体2外に引き出される外方位置(図9参照)とに移動可能である。プロセスユニット3は、ドラムユニット9と、複数の現像カートリッジ10とを備えている。
ドラムユニット9は、複数の感光ドラム11と、複数の帯電ローラ12とを備えている。
複数の感光ドラム11のそれぞれは、プロセスユニット3の下端部に回転可能に支持されている。複数の感光ドラム11のそれぞれは、イエロー、マゼンタ、シアン、ブラックのそれぞれに対応している。複数の感光ドラム11のそれぞれは、前方から後方に向かって、イエロー、マゼンタ、シアン、ブラックの順に互いに間隔を隔てて並列配置されている。複数の感光ドラム11のそれぞれは、左右方向に延びる略円筒形状を有している。すなわち、感光ドラム11の軸線は、左右方向に延びている。
複数の帯電ローラ12のそれぞれは、複数の感光ドラム11のそれぞれに対応し、対応する感光ドラム11の後上方に配置されている。複数の帯電ローラ12のそれぞれは、対応する感光ドラム11の後上端部に接触している。
複数の現像カートリッジ10のそれぞれは、複数の感光ドラム11のそれぞれに対応し、対応する感光ドラム11の前方に配置されている。複数の現像カートリッジ10のそれぞれは、現像ローラ13と、供給ローラ14とを備えている。また、現像カートリッジ10は、現像ローラ13および供給ローラ14の上方の空間において、各色に対応するトナーを収容している。
現像ローラ13は、現像カートリッジ10の下端部において、後方へ露出するように回転可能に支持されている。また、現像ローラ13は、対応する感光ドラム11の前端部に接触している。
供給ローラ14は、現像ローラ13の前方に配置されている。供給ローラ14は、現像ローラ13の前端部に接触している。
スキャナユニット4は、プロセスユニット3の上方に配置されている。スキャナユニット4は、図1に実線で示すように、感光ドラム11に向かって、画像データに基づいてレーザービームを出射し、感光ドラム11を露光する。
転写ユニット5は、プロセスユニット3の下方に配置されている。転写ユニット5は、駆動ローラ15と、従動ローラ16と、搬送ベルト17と、複数の転写ローラ18とを備えている。
駆動ローラ15は、転写ユニット5の後端部に配置されている。
従動ローラ16は、駆動ローラ15の前方に間隔を隔てて対向配置されるように、転写ユニット5の前端部に配置されている。
搬送ベルト17は、その上方部分がすべての感光ドラム11と接触するように、駆動ローラ15および従動ローラ16の周りに巻回されている。搬送ベルト17は、駆動ローラ15の駆動、および、従動ローラ16の従動により、その上方部分が前方から後方へ向かって移動するように、周回移動される。
複数の転写ローラ18のそれぞれは、複数の感光ドラム11のそれぞれに対応し、対応する感光ドラム11の下方において、搬送ベルト17の上方部分を挟んで配置されている。
定着ユニット6は、転写ユニット5の後方に配置され、加熱ローラ19、および、加熱ローラ19に接触する加圧ローラ20を備えている。
そして、画像形成装置1が画像形成動作を開始すると、帯電ローラ12は、感光ドラム11の表面を一様に帯電する。その後、スキャナユニット4は、感光ドラム11の表面を露光する。これにより、画像データに基づく静電潜像が、感光ドラム11の表面に形成される。
また、供給ローラ14は、現像カートリッジ10内のトナーを現像ローラ13に供給する。このとき、トナーは、現像ローラ13と供給ローラ14との間で摩擦帯電され、現像ローラ13上に担持される。
そして、現像ローラ13は、担持されたトナーを、感光ドラム11の表面上の静電潜像に供給する。これにより、トナー像が、感光ドラム11の表面上に担持される。
転写媒体の一例としての用紙Pは、各種ローラの回転により、給紙トレイ7から前上方へ搬送された後、後上方へUターンされて、所定のタイミングで1枚ずつ、最前方の感光ドラム11と搬送ベルト17との間に給紙される。その後、用紙Pは、搬送ベルト17によって前方から後方へ向かって搬送される。感光ドラム11上のトナー像は、用紙Pが感光ドラム11と転写ローラ18との間を通過するときに、用紙Pに転写される。
その後、用紙Pは、加熱ローラ19と加圧ローラ20との間を通過するときに加熱および加圧される。このとき、用紙P上のトナー像は、用紙Pに熱定着される。その後、用紙Pは、排紙トレイ8に排紙される。
2.装置本体の詳細
装置本体2は、図2および図3に示すように、外フレーム31と、内フレーム32と、1対のリフト30と、第1係合部の一例としてのスライド規制部29と、上記したフロントカバー22とを備えている。
外フレーム31は、画像形成装置1の外装を構成する。外フレーム31は、略ボックス形状を有している。外フレーム31は、硬質の樹脂などからなる。
内フレーム32は、外フレーム31の内部に配置されている。内フレーム32は、前後方向方向に延び、前後両端が開放された略角筒形状を有する。内フレーム32は、1対の側板33、1対のガイド部材37、上板34、下板35、および、1対のドラム位置決め部材36を備えている。
1対の側板33のそれぞれは、外フレーム31の左右両側壁のそれぞれの左右方向内方に間隔を隔てて配置されている。1対の側板33のそれぞれは、上下方向に延びる略平板形状を有している。1対の側板33のそれぞれは、ステンレスなどの金属からなる。
1対のガイド部材37のそれぞれは、1対の側板33のそれぞれの上半分の内面に支持されている。1対のガイド部材37のそれぞれは、上下方向に延びる略平板形状を有している。1対のガイド部材37のそれぞれは、硬質の樹脂などからなる。1対のガイド部材37のそれぞれは、複数、具体的には2つのガイド溝37Aを有している。
複数のガイド溝37Aのそれぞれは、ガイド部材37の前後両端部のそれぞれに1つずつ配置されている。複数のガイド溝37Aのそれぞれは、ガイド部材37の左右方向内面から左右方向外方へ凹む凹溝であり、後下方から前上方へ湾曲しながら延びている。
上板34は、外フレーム31の上壁の下方に間隔を隔てて配置されている。上板34は、左右方向に延びる略平板形状を有している。上板34は、ステンレスなどの金属からなる。上板34は、ガイド部材37よりも上方において、1対の側板33のそれぞれの上端部間に架設されている。上板34は、スキャナユニット4を支持している。
下板35は、内フレーム32の下端部に配置されている。また、下板35は、外フレーム31の下壁の上方に間隔を隔てて配置されている。下板35は、左右方向に延びる略平板形状を有している。下板35は、ステンレスなどの金属からなる。下板35は、給紙トレイ7よりも上方において、1対の側板33のそれぞれの下端部間に架設されている。
1対のドラム位置決め部材36のそれぞれは、ガイド部材37よりも下方において、1対の側板33のそれぞれの左右方向内方に間隔を隔てて配置されている。1対のドラム位置決め部材36のそれぞれは、上下方向に延びる略平板形状を有している。1対のドラム位置決め部材36のそれぞれは、ステンレスなどの金属からなる。1対のドラム位置決め部材36のそれぞれの下端部は、下板35の上面に接合されている。1対のドラム位置決め部材36のそれぞれは、複数の位置決め凹部36A(図1参照)を有している。
複数の位置決め凹部36Aのそれぞれは、図1および図2に示すように、ドラム位置決め部材36の上端部において、複数の感光ドラム11のそれぞれに対応して、互いに前後方向に等しい間隔を隔てて配置されている。複数の位置決め凹部36Aのそれぞれは、ドラム位置決め部材36の上端縁から下方へ向かって凹んでいる。複数の位置決め凹部36Aのそれぞれは、上端部が開放された側面視略U字形状を有している。複数の感光ドラム11のそれぞれの左右方向端部は、対応する位置決め凹部36Aに嵌まる。
1対のリフト30のそれぞれは、図2および図3に示すように、1対のガイド部材37のそれぞれの左右方向内方に配置されている。1対のリフト30のそれぞれは、前後方向に延びる略平板形状を有している。1対のリフト30のそれぞれは、ガイド溝30Aと、嵌合ボス30Bとを備えている。
ガイド溝30Aは、リフト30の左右方向内面から左右方向外方へ向かって凹む凹溝であり、前後方向に沿って延びている。
嵌合ボス30Bは、リフト30の前後両端部のそれぞれに1つずつ配置されている。嵌合ボス30Bは、リフト30の左右方向外面から左右方向外方へ向かって突出している。嵌合ボス30Bは、略円柱形状を有している。嵌合ボス30Bは、ガイド部材37のガイド溝37A内にスライド可能に嵌まっている。
スライド規制部29は、装置本体2の前端部内において、転写ユニット5の前方に固定的に配置されている。スライド規制部29は、上下方向に延びる略角柱形状に形成されている。スライド規制部29は、溝29Aを有している。
溝29Aは、スライド規制部29の上端縁から下方に向かって凹んでいる。溝29Aは、上端部が開放された側面視略U字形状を有している。溝29Aの上下方向寸法は、接触位置と離間位置との間におけるドラムユニット9の移動距離よりも長い。
フロントカバー22は、1対のリフト規制部38と、突出部の一例としてのシャッタ規制部39と、1対の引張ばね40とを備えている。
1対のリフト規制部38のそれぞれは、フロントカバー22の上下方向途中において左右方向両端部のそれぞれに配置されている。1対のリフト規制部38のそれぞれは、閉位置におけるフロントカバー22の後面から後方へ向かって突出している。1対のリフト規制部38のそれぞれは、側面視略矩形の平板形状を有している。1対のリフト規制部38のそれぞれは、フロントカバー22が閉位置に位置しているときに、1対のリフト30のそれぞれの前端部に向かい合い、向かい合ったリフト30の前方への移動を規制する。
シャッタ規制部39は、図3および図4Aに示すように、フロントカバー22の下端部の左端部に配置されている。シャッタ規制部39は、フロントカバー22の後面から後方へ向かって突出している。シャッタ規制部39は、略角柱形状を有している。シャッタ規制部39は、溝部の一例としての溝39Aと、干渉部39Bとを有している。
溝39Aは、シャッタ規制部39の左右方向中央に配置されている。溝39Aは、シャッタ規制部39の後面から前方へ凹む凹溝であり、上下方向に延びている。
干渉部39Bは、シャッタ規制部39の左右方向両端部に配置されている。干渉部39Bは、フロントカバー22の後面から後方へ向かって突出し、上下方向に延びる突条である。干渉部39Bは、溝39Aの左右方向両壁を構成する。
1対の引張ばね40のそれぞれは、コイルばねからなり、フロントカバー22の上端部の左右方向両端部のそれぞれに支持されている。1対の引張ばね40のそれぞれの一端部は、フロントカバー22の上端部の左右方向両端部のそれぞれに係止されている。1対の引張ばね40のそれぞれの他端部は、1対のリフト30のそれぞれの前端部の下端部に係止されている。
3.ドラムユニットの詳細
ドラムユニット9は、図1および図2に示すように、上下両端部が開放された略枠形状を有している。ドラムユニット9は、1対の側板41と、複数のドラムクリーナ42と、第2搬送ユニットの一例としての廃トナー搬送部材43とを備えている。
(1)側板
1対の側板41のそれぞれは、ドラムユニット9の左右方向両端部のそれぞれに配置されている。1対の側板41のそれぞれは、上下方向に延びる略平板形状を有している。1対の側板41のそれぞれは、突条41Aを有している。
突条41Aは、側板41の上端部に配置されている。突条41Aは、側板41の左右方向外面から左右方向外方へ突出し、前後方向に延びている。突条41Aは、リフト30のガイド溝30A内にスライド可能に嵌まっている。
(2)ドラムクリーナ
複数のドラムクリーナ42のそれぞれは、複数の感光ドラム11のそれぞれに対応し、対応する感光ドラム11の後方において、1対の側板41の間に配置されている。複数のドラムクリーナ42のそれぞれは、クリーナフレーム45と、クリーニング部材の一例としてのクリーニングブレード46と、第1搬送部材の一例としてのスクリュー47とを備えている。なお、クリーナフレーム45およびスクリュー47は、第1搬送ユニットを構成する。
クリーナフレーム45は、左右方向に延びる略ボックス形状に形成されている。クリーナフレーム45は、開口45Aを有している。
開口45Aは、クリーナフレーム45の前壁を前後方向に貫通し、左右方向に延びている。開口45Aは、感光ドラム11の後端部に向かい合っている。
クリーニングブレード46は、開口45Aの前方に配置されている。クリーニングブレード46は、上下方向に延びる略平板形状を有している。クリーニングブレード46の上端部は、開口45Aの上方周縁部において、クリーナフレーム45の前壁に固定されている。また、クリーニングブレード46の下端部は、感光ドラム11の後端部に接触している。
スクリュー47は、クリーナフレーム45の下端部内に配置されている。スクリュー47は、左右方向に延びるオーガスクリューである。スクリュー47の右端部は、クリーナフレーム45の右壁、および、ドラムユニット9の右方の側板41を貫通し、ドラムユニット9の右方の側板41よりも右方へ突出している。スクリュー47の右端部は、クリーナフレーム45の右壁に回転可能に支持されている。スクリュー47は、ギア47Aを有している。
ギア47Aは、ドラムユニット9の右方の側板41よりも外方(右方)において、スクリュー47の右端部に相対回転不能に支持されている。ギア47Aは、図示しないギア列を介して、装置本体2からの駆動力を受ける。
(3)廃トナー搬送部材
廃トナー搬送部材43は、図2および図3に示すように、ドラムユニット9の下端部において、ドラムユニット9の左方の側板41の外方(左方)に配置されている。廃トナー搬送部材43は、搬送管51と、複数の連結部52と、第2搬送部材の一例としての搬送スクリュー53と、開閉部材の一例としてのシャッタ54とを備えている。
搬送管51は、前後方向に延び、前後方向両端部が閉鎖された略円筒形状を有している。搬送管51の上端部は、左右方向に投影したときに、感光ドラム11の下端縁と重なる。搬送管51は、第1開口の一例としての開口51Aを有している。
開口51Aは、搬送管51の前端部に1つ配置されている。開口51Aは、搬送管51の下周壁を上下方向に貫通し、底面視略矩形状を有している。
複数の連結部52のそれぞれは、搬送管51の上方において、前後方向に互いに間隔を隔てて配置されている。複数の連結部52のそれぞれは、複数のドラムクリーナ42のそれぞれに対応して、具体的には、4つ、配置されている。複数の連結部52のそれぞれは、搬送管51の上端部から連続して上方へ延び、右方へ屈曲する略円筒形状を有している。複数の連結部52のそれぞれの右端部は、対応するドラムクリーナ42のクリーナフレーム45の左下端部に連続している。
搬送スクリュー53は、搬送管51内に配置されている。搬送スクリュー53は、前後方向に延びるオーガスクリューである。搬送スクリュー53の前後方向両端部のそれぞれは、搬送管51の前後方向両側壁のそれぞれに回転可能に支持されている。搬送スクリュー53の後端部は、搬送管51の後壁を貫通し、搬送管51の後壁よりも後方へ突出している。搬送スクリュー53は、ギア53Aを有している。
ギア53Aは、搬送管51の後壁よりも後方において、搬送スクリュー53の後端部に相対回転不能に支持されている。ギア53Aは、図示しないギア列を介して、装置本体2からの駆動力を受ける。
シャッタ54は、廃トナー搬送部材43の前端部に配置されている。シャッタ54は、前後方向に延びる略円柱形状を有している。シャッタ54は、図4Bおよび図4Cに示すように、搬送管51の中心軸線Aを回転中心として、搬送管51の開口51Aを開放する開位置(図4B参照)と、搬送管51の開口51Aを閉鎖する閉位置(図4C参照)とに移動可能である。なお、以下のシャッタ54の説明では、シャッタ54が開位置に位置した状態を基準として説明する。シャッタ54は、筒部55と、取手部の一例としての操作部56と、第2係合部の一例としての嵌合部57とを備えている。
筒部55は、シャッタ54の後端部に配置されている。筒部55は、前後方向に延び、前端部が閉鎖され、後端部が開放された略円筒形状を有している。筒部55は、搬送管51の前端部に対して、搬送管51の径方向外方から嵌っている。筒部55は、第3開口の一例としての開口55Aを有している。
開口55Aは、筒部55の後端部に配置されている。開口55Aは、搬送管51の下周壁を上下方向に貫通し、底面視略矩形状を有している。開口55Aは、搬送管51の開口51Aと上下方向に向かい合っている。
操作部56は、シャッタ54の前端部に配置されている。操作部56は、筒部55の前面から前方へ突出し、筒部55の径方向に延びている。操作部56は、側面視略矩形の枠形状を有している。操作部56は、図4Aに実線で示すように、フロントカバー22が閉位置に位置したときに、上下方向に延び、フロントカバー22のシャッタ規制部39の溝39A内に嵌まる。このときの操作部56の位置が、第1取手位置の一例である。また操作部56は、図4Aに仮想線で示すように、フロントカバー22が開位置に位置したときに、左右方向に延び、フロントカバー22のシャッタ規制部39の干渉部39Bに当接する。このときの操作部56の位置が、第2取手位置の一例である。
嵌合部57は、図4Bに示すように、シャッタ54の前端部の下側周面から下方へ突出している。嵌合部57は、略平板形状を有している。すなわち、嵌合部57は、シャッタ54の前端部の下側周面から下方へ突出する板状突起である。嵌合部57の上下方向寸法は、スライド規制部29の溝29Aの上下方向寸法と同じであり、接触位置と離間位置との間におけるドラムユニット9の移動距離よりも長い。嵌合部57は、スライド規制部29の溝29A内に嵌まる。
4.転写ユニットの詳細
転写ユニット5は、図5Aおよび図5Bに示すように、転写フレーム60と、ベルトユニット61と、収容部材の一例としてのベルトクリーナ62とを備えている。
転写フレーム60は、図5Aおよび図6Aに示すように、上端部が開放された有底枠形状を有している。転写フレーム60は、1対の側壁63と、底壁64とを備えている。
1対の側壁63のそれぞれは、転写フレーム60の左右方向両端部のそれぞれに配置されている。1対の側壁63のそれぞれは、上下方向に延びる側面視略矩形の平板形状を有している。1対の側壁63のそれぞれは、挿通開口63Aと、圧縮ばね63Bとを有している。左方の側壁63は、露出開口65を有している。
挿通開口63Aは、側壁63の前端部に配置されている。挿通開口63Aは、前後方向に長い側面視略矩形状を有し、側壁63を左右方向に貫通している。
圧縮ばね63Bは、挿通開口63A内に配置されている。圧縮ばね63Bは、前後方向に延びるコイルばねである。圧縮ばね63Bの前端部は、従動ローラ16の回転軸16Aの後端部に当接している。圧縮ばね63Bの後端部は、挿通開口63Aの後側内周面に当接している。圧縮ばね63Bは、従動ローラ16の回転軸16Aを常に前方へ付勢している。
露出開口65は、左方の側壁63の前端部において、挿通開口63Aの前方に配置されている。露出開口65は、上下方向に長い側面視略矩形状を有し、側壁63を左右方向に貫通している。
底壁64は、転写フレーム60の下端部に配置されている。底壁64は、左右方向に延びる略平板形状を有している。底壁64の左右方向両端部のそれぞれは、1対の側壁63のそれぞれの下端部に接続されている。底壁64は、複数のコロ64Aを有している。
複数のコロ64Aのそれぞれは、底壁64の前後方向両端部のそれぞれにおいて、左右方向両端部のそれぞれに1つずつ配置されている。複数のコロ64Aのそれぞれは、側面視略円板形状を有し、底壁64に回転可能に支持されている。複数のコロ64Aのそれぞれの上端部は、底壁64の上面よりも上方に配置されている。
ベルトユニット61は、図5Bおよび図6Bに示すように、転写ユニット5の上半分に配置されている。ベルトユニット61は、上記した駆動ローラ15、従動ローラ16、搬送ベルト17および転写ローラ18を備えている。駆動ローラ15の回転軸15Aは、転写フレーム60の後端部に回転可能に支持されている。従動ローラ16の回転軸16Aは、ベルトクリーナ62のクリーニング部70(後述)の左右方向側壁を貫通し、転写フレーム60の挿通開口63Aに挿通されている。
ベルトクリーナ62は、図5Bおよび図6Aに示すように、ベルトユニット61の前方および下方に配置されている。ベルトクリーナ62は、クリーナフレーム66と、クリーニングブレード67とを備えている。
クリーナフレーム66は、クリーニング部70と、収容部68と、連結部69とを有している。
クリーニング部70は、ベルトユニット61の前方において、クリーナフレーム66の前端部に配置されている。クリーニング部70は、上下方向および左右方向に延びる略ボックス形状を有している。クリーニング部70の左右方向側壁は、クリーニング部70の後壁よりも後方へ延びている。クリーニング部70は、開口70Aを有している。
開口70Aは、クリーニング部70の上端部の後壁に配置されている。開口70Aは、左右方向に延びる正面視略矩形状を有し、クリーニング部70の後壁を前後方向に貫通している。
収容部68は、ベルトユニット61の下方に配置されている。収容部68は、クリーニング部70の下端部から連続して後方へ延びる略ボックス形状を有している。
連結部69は、ベルトユニット61の左端部に配置されている。連結部69は、クリーニング部70の左端部から連続して左上方へ延びる略角柱形状を有している。連結部69は、露出開口65を介して、左方の側壁63よりも左方へ突出している。連結部69は、凹部69Aと、第2開口の一例としての開口69Bとを有している。
凹部69Aは、連結部69の左端部の上端部に配置されている。凹部69Aは、連結部69の上面から下方へ凹む略円弧形状を有している。
開口69Bは、凹部69Aの左右方向中央かつ前後方向中央に1つ配置されている。開口69Bは、連結部69の上壁を上下方向に貫通している。
クリーニングブレード67は、クリーニング部70の上端部の後壁に配置されている。クリーニングブレード67は、左右方向に延びる略平板形状を有している。クリーニングブレード67の上端部は、クリーニング部70の開口70Aの周縁部において、クリーニング部70の後壁に支持されている。クリーニングブレード67の下端部は、従動ローラ16の前方において、従動ローラ16の反対側から搬送ベルト17に接触している。
5.ドラムクリーニング動作およびベルトクリーニング動作
次いで、複数の感光ドラム11のそれぞれのクリーニング、および、搬送ベルト17のクリーニングについて説明する。
図1を参照して、上記した画像形成動作において、トナー像が用紙Pに転写された後、複数の感光ドラム11のそれぞれの表面には、用紙Pに転写されずに残存したトナー(残トナー)や、用紙Pから付着した紙粉などが付着する場合がある。
残トナーや紙粉などの廃トナーは、複数の感光ドラム11のそれぞれの回転に伴って、対応するドラムクリーナ42のクリーニングブレード46によって、複数の感光ドラム11のそれぞれの表面から掻き取られ、対応するクリーナフレーム45内に貯留される。すなわち、複数のクリーニングブレード46のそれぞれは、対応する感光ドラム11の表面をクリーニングする。
図2を参照して、複数のクリーナフレーム45のそれぞれの内部に貯留された廃トナーは、スクリュー47の回転により、クリーナフレーム45内を右方から左方へ搬送され、廃トナー搬送部材43の対応する連結部52に供給される。連結部52に供給された廃トナーは、自重により、搬送管51内に落下する。
図3を参照して、搬送管51内に落下した廃トナーは、搬送スクリュー53の回転により、搬送管51内を後方から前方へ搬送され、搬送管51の開口51A、および、シャッタ54の開口55Aを順次介して、ベルトクリーナ62の連結部69の開口69Bに供給される。
図5Aおよび図6Aを参照して、連結部69の開口69Bに供給された廃トナーは、自重により連結部69内を通過して、収容部68内に貯留される。
また、図1を参照して、上記した画像形成動作において、搬送ベルト17の表面にも、用紙Pから付着した紙粉などが付着する場合がある。また、上記した画像形成動作を実行する前に、画像形成動作において各色のトナー像がずれて重なることを防止するために、テストパターンを搬送ベルト17の表面に直接転写する場合がある。
搬送ベルト17に付着したこうした紙粉やトナーは、搬送ベルト17の周回移動に伴って、ベルトクリーナ62のクリーニングブレード67によって、搬送ベルト17の表面から掻き取られ、収容部68内に貯留される。
6.現像カートリッジの交換作業
次いで、現像カートリッジ10の交換作業について説明する。
現像カートリッジ10を交換するには、作業者は、まず、装置本体2から現像カートリッジ10を離脱させる。
装置本体2から現像カートリッジ10を離脱させるには、作業者は、まず、図7に示すように、フロントカバー22を開放位置に位置させる。
すると、1対の引張ばね40のそれぞれが、フロントカバー22の揺動に伴って前後方向に伸び、1対のリフト30のそれぞれが、対応する引張ばね40の付勢力によって前方へ引っ張られる。すると、1対のリフト30のそれぞれは、嵌合ボス30Bがガイド部材37のガイド溝37A内を摺動することにより、前上方へ移動する。
これにより、プロセスユニット3は、1対のリフト30のそれぞれの前上方への移動に伴って、上方へ移動し、離間位置に位置する。このとき、複数の感光ドラム11のそれぞれは、搬送ベルト17から上方へ離間される。
また、このとき、図8に示すように、廃トナー搬送部材43は、ベルトクリーナ62の連結部69の凹部69Aから上方へ離間する。シャッタ54は、嵌合部57がスライド規制部29の溝29Aに係合した状態で直上へ移動する。これにより、廃トナー搬送部材43のシャッタ54の開口51Aは、ベルトクリーナ62の連結部69の開口69Bから直上に移動する。すると、廃トナー搬送部材43のシャッタ54の開口55Aと、ベルトクリーナ62の連結部69の開口69Bとの連通が解除される。
このとき、シャッタ54の嵌合部57の下端部は、スライド規制部29の溝29Aの上端部内に嵌合している。これにより、プロセスユニット3は、離間位置に配置されている状態で、前方への移動が規制されている。
また、このときの搬送管51の開口51Aとベルトクリーナ62の連結部69の開口69Bとの距離D1は、プロセスユニット3が接触位置に配置されているとき(図3参照)の搬送管51の開口51Aと、ベルトクリーナ62の連結部69の開口69Bとの距離D2よりも長い。
次いで、作業者は、廃トナー搬送部材43のシャッタ54の操作部56を把持し、シャッタ54を正面視時計回り方向に回動させて、図4Cに示すように、シャッタ54を閉位置に位置させる。
シャッタ54が閉位置に位置すると、シャッタ54の開口55Aは、搬送管51の左方の周壁に向かい合う。また、閉位置におけるシャッタ54の筒部55の下周壁は、搬送管51の開口51Aに向かい合う。
また、このとき、シャッタ54の嵌合部57は、スライド規制部29の溝29Aから左上方へ離脱する。これにより、プロセスユニット3の前方への移動の規制が、解除される。
次いで、作業者は、図9に示すように、プロセスユニット3を前方へ引き出し、外方位置に位置させる。
このとき、プロセスユニット3は、突条41Aがリフト30のガイド溝30A内をスライドすることにより、複数の感光ドラム11のそれぞれが搬送ベルト17から上方へ離間した状態で、離間位置から外方位置へ移動する。
次いで、作業者は、図9に仮想線で示すように、所定の現像カートリッジ10をプロセスユニット3から上方へ引き抜く。
これにより、装置本体2からの現像カートリッジ10の離脱が完了する。
次いで、現像カートリッジ10を交換するには、作業者は、別の現像カートリッジ10を装置本体2に装着する。
現像カートリッジ10を装置本体2に装着するには、作業者は、上記した離脱動作と逆の手順を実施する。
具体的には、作業者は、別の現像カートリッジ10をプロセスユニット3に装着し、プロセスユニット3を装置本体2内に向かって後方へ押し込む。
すると、プロセスユニット3は、図7に示すように、離間位置に配置される。
次いで、作業者は、廃トナー搬送部材43のシャッタ54の操作部56を把持し、シャッタ54を正面視反時計回り方向に回動させて、図4Bおよび図8に示すように、シャッタ54を開位置に位置させる。
すると、シャッタ54の嵌合部57の下端部は、スライド規制部29の溝29Aの上端部内に嵌合する。これにより、プロセスユニット3は、離間位置に配置されている状態で、前方への移動が規制される。
次いで、作業者は、フロントカバー22を開放位置から閉鎖位置へ向かって揺動させる。
すると、1対の引張ばね40のそれぞれが、フロントカバー22の揺動に伴って縮むとともに、1対のリフト規制部38のそれぞれが、対応するリフト30の前端部に当接する。
そして、作業者がフロントカバー22を閉鎖位置へ向かってさらに揺動させると、1対のリフト30のそれぞれは、フロントカバー22の揺動に伴って、対応するリフト規制部38によって後方へ押圧され、嵌合ボス30Bがガイド部材37のガイド溝37A内を摺動することにより、後下方へ移動し、接触位置に位置する。
これにより、プロセスユニット3は、1対のリフト30のそれぞれの後下方への移動に伴って、下方へ移動する。
そして、プロセスユニット3が接触位置に位置した後、フロントカバー22が閉鎖位置に位置される。
これにより、装置本体2に対する現像カートリッジ10の装着が完了する。
7.作用効果
(1)この画像形成装置1によれば、図3に示すように、廃トナー搬送部材43の搬送管51の開口51Aは、搬送管51の前端部に配置されている。そして、シャッタ54は、図4Bおよび図4Cに示すように、開口51Aを開放または閉鎖する。
そのため、プロセスユニット3を接触位置(図1参照)から外方位置(図9参照)へ移動させるときには、プロセスユニット3が離間位置(図7参照)に配置されている状態で、前方からシャッタ54を操作して、開口51Aを閉鎖し、プロセスユニット3を離間位置から外方位置へ移動させることができる。
また、プロセスユニット3を外方位置から接触位置へ移動させるときには、プロセスユニット3を外方位置から離間位置へ移動させて、前方からシャッタ54を操作して、開口51Aを開放することができる。
つまり、操作者は、プロセスユニット3を移動させるときと同じ側、すなわち前方からシャッタ54を操作することができる。
その結果、簡易な構成で、廃トナー搬送部材43とベルトクリーナ62とを円滑に連通または連通解除することができる。
(2)この画像形成装置1によれば、図3に示すように、搬送管51の開口51Aは、複数のクリーニングブレード46に対して1つ設けられている。
そのため、複数のクリーニングブレード46によってクリーニングされた廃トナーを、廃トナー搬送部材43でまとめて搬送し、1つの開口51Aを介してベルトクリーナ62に収容することができる。
その結果、1つの開口51Aを開放または閉鎖するだけで、より円滑に、廃トナー搬送部材43とベルトクリーナ62とを連通または連通解除することができる。
(3)この画像形成装置1によれば、図4Cに示すように、プロセスユニット3は、シャッタ54が閉位置に位置した状態で、離間位置から外方位置へ移動される。
そのため、プロセスユニット3を外方位置へ移動させる途中で開口51Aから廃トナーがこぼれることを防止できる。
(4)この画像形成装置1によれば、図3および図4Bに示すように、シャッタ54は、開位置に位置しているときに、離間位置から外方位置へのプロセスユニット3の移動を規制する。そして、図4Cに示すように、シャッタ54が閉位置に位置することにより、離間位置から外方位置へのプロセスユニット3の移動の規制が解除される。
そのため、開口51Aが開放された状態でプロセスユニット3が外方位置に移動されることを防止できる。
その結果、プロセスユニット3を外方位置へ移動させる途中で開口51Aから廃トナーがこぼれることを、確実に防止できる。
(5)この画像形成装置1によれば、図4Bおよび図4Cに示すように、シャッタ54の嵌合部57は、シャッタ54が開位置に配置されているときに、装置本体2のスライド規制部29の溝29A内に嵌まり、シャッタ54が閉位置に配置されているときに、スライド規制部29の溝29Aから離脱される。
そのため、シャッタ54が開位置に配置されているときには、シャッタ54の嵌合部57と、装置本体2のスライド規制部29との嵌合により、プロセスユニット3の移動を確実に規制することができる。
また、シャッタ54が閉位置に配置されているときには、シャッタ54の嵌合部57と、装置本体2のスライド規制部29との嵌合が解除されることにより、プロセスユニット3の移動の規制を解除することができる。
その結果、開口51Aが開放された状態でプロセスユニット3が外方位置に移動されることを確実に防止できる。
(6)この画像形成装置1によれば、図4Bに示すように、シャッタ54の嵌合部57は、シャッタ54が開位置に配置されている状態において、シャッタ54の下端部から下方に延びる板状突起である。また、スライド規制部29は、上下方向に延びる溝29Aを有している。
そのため、シャッタ54の嵌合部57をスライド規制部29の溝29Aに係合させるという簡易な構成で、開口51Aが開放された状態でプロセスユニット3が外方位置に移動されることを確実に防止できる。
(7)この画像形成装置1によれば、図8に示すように、シャッタ54の嵌合部57の下端部は、プロセスユニット3が離間位置に配置されている状態で、スライド規制部29の上端部内に嵌まっている。
つまり、プロセスユニット3が離間位置に配置されたとしても、シャッタ54が開位置に配置されていれば、シャッタ54の嵌合部57とスライド規制部29との係合を維持することができる。
そのため、シャッタ54が閉位置に配置されるまで、プロセスユニット3の移動を確実に規制することができる。
その結果、開口51Aが開放された状態でプロセスユニット3が外方位置に移動されることを、より確実に防止できる。
(8)この画像形成装置1によれば、図4Bおよび図4Cに示すように、シャッタ54の前端部は、シャッタ54を開位置と閉位置とに移動させるための操作部56を備えている。
そのため、前方から操作部56を操作して、シャッタ54を移動させることができる。
その結果、廃トナー搬送部材43とベルトクリーナ62とを、より円滑に連通または連通解除することができる。
(9)この画像形成装置1によれば、図4Aに示すように、操作部56は、シャッタ54が開位置にあるときにフロントカバー22のシャッタ規制部39の溝39Aに嵌まるように、構成されている。
また、操作部56は、図4Aに仮想線で示すように、シャッタ54が閉位置にあるときには、フロントカバー22のシャッタ規制部39の溝39Aに嵌まらず、溝39Aの左右方向両側の干渉部39Bに干渉して、フロントカバー22の閉鎖位置への移動を規制する。
そのため、シャッタ54が閉位置に位置したままの状態でフロントカバー22を閉鎖位置に移動させることができず、シャッタ54を確実に開位置に位置させた後に、フロントカバー22を閉鎖位置に移動させることができる。
これにより、フロントカバー22が開口部21を閉鎖している状態において、廃トナー搬送部材43とベルトクリーナ62とを確実に連通させることができる。
その結果、廃トナーを確実にベルトクリーナ62へ搬送することができる。
(10)この画像形成装置1によれば、図4Bおよび図4Cに示すように、作業者は、筒部55の径方向に延びる操作部56を把持して、筒部55の中心軸線を回動中心としてシャッタ54を回動させることができる。
そのため、簡単な操作で、シャッタ54を開位置と閉位置とに移動させることができる。
(11)この画像形成装置1によれば、図7および図9に示すように、収容位置において、プロセスユニット3を離間位置に位置させた後、複数の感光ドラム11が搬送ベルト17に接触しない状態で、プロセスユニット3を離間位置と外方位置とに移動させることができる。
その結果、プロセスユニット3を移動させるときに、感光ドラム11が搬送ベルト17との摺擦によって傷つくことを防止できる。
(12)この画像形成装置1によれば、図3および図8に示すように、廃トナー搬送部材43の開口51Aは、プロセスユニット3の離間位置(図8参照)から接触位置(図3参照)への移動に伴って、ベルトクリーナ62の開口69Bに連通され、プロセスユニット3の接触位置(図3参照)から離間位置(図8参照)への移動に伴って、ベルトクリーナ62の開口69Bとの連通を解除される。
その結果、接触位置と離間位置との間におけるプロセスユニット3の移動を利用して、廃トナー搬送部材43の開口51Aと、ベルトクリーナ62の開口69Bとを連通または連通解除することができる。
(13)この画像形成装置1によれば、図3および図8に示すように、プロセスユニット3が離間位置に配置されているときの、廃トナー搬送部材43の開口51Aとベルトクリーナ62の開口69Bとの距離D1は、プロセスユニット3が接触位置に配置されているときの、廃トナー搬送部材43の開口51Aとベルトクリーナ62の開口69Bとの距離D2よりも長い。
そのため、プロセスユニット3が離間位置に配置されているときに、廃トナー搬送部材43の開口51Aと、ベルトクリーナ62の開口69Bとの連通を確実に解除することができる。
また、この画像形成装置1によれば、図3、図8および図4Bに示すように、プロセスユニット3は、接触位置から離間位置へと、シャッタ54の嵌合部57がスライド規制部29の溝29Aに係合したまま直上に移動する。
このとき、廃トナー搬送部材43の開口51Aは、プロセスユニット3の移動にともなって、ベルトクリーナ62の開口69Bに対して直上に移動する。
そのため、廃トナー搬送部材43の開口51Aから廃トナーが落下しても、直下に位置するベルトクリーナ62の開口69B内に落ちる。
その結果、廃トナー搬送部材43の開口51Aから落下した廃トナーがベルトクリーナ62の連結部69の凹部69Aの周面を汚すことを、抑制できる。
(14)この画像形成装置1によれば、図1および図7に示すように、プロセスユニット3は、閉鎖位置から開放位置へのフロントカバー22の移動に連動して、接触位置から離間位置へ移動する。
そのため、閉鎖位置から開放位置へのフロントカバー22の移動を利用して、円滑に、プロセスユニット3を接触位置から離間位置へ移動させることができる。
(15)この画像形成装置1によれば、図2および図3に示すように、廃トナー搬送部材43は、左右方向に投影したときに、複数の感光ドラム11の下端部と重なる。
そのため、感光ドラム11の左右方向外方のスペースをより効率よく利用して、廃トナー搬送部材43を配置することができる。
その結果、プロセスユニット3の大型化をより抑制できる。
(16)この画像形成装置1によれば、図2および図3に示すように、廃トナー搬送部材43は、前後方向に延びる搬送スクリュー53と、搬送スクリュー53を収容し、開口51Aを備える円筒状の搬送管51とを備える。
そのため、搬送管51内において、搬送スクリュー53の回転により廃トナーを後方に搬送することができる。
その結果、簡易な構成で、廃トナーを前後方向に搬送することができる。
(17)この画像形成装置1によれば、図4Bおよび図4Cに示すように、シャッタ54は、搬送管51の中心軸線Aを回転中心として回転して、開位置と閉位置とを移動する。
そのため、簡易な構成で、シャッタ54を開位置と閉位置とを移動させることができる。
(18)この画像形成装置1によれば、図4Bおよび図4Cに示すように、シャッタ54は、シャッタ54が開位置に配置されているときに廃トナー搬送部材43の開口51Aと連通する開口69Bを有している。
そのため、シャッタ54が開位置に配置されているときに、廃トナー搬送部材43の開口51A、および、シャッタ54の開口55Aを介して、廃トナー搬送部材43とベルトクリーナ62とを連通させることができる。
その結果、簡易な構成で、廃トナー搬送部材43とベルトクリーナ62とを連通させることができる。
8.第1実施形態の変形例
図10〜図14を参照して、第1実施形態の画像形成装置1の変形例を説明する。なお、以下の変形例において、上記した第1実施形態と同様の部材には同様の符号を付し、その説明を省略する。
(1)第1変形例
(1−1)第1変形例の構成
上記した第1実施形態では、シャッタ54は、開位置と閉位置とに回動可能に設けられている。対して、第1変形例では、開閉部材の一例としてのシャッタ80は、図10および図11に示すように、開位置(図10参照)と、開位置に対して前方に配置される閉位置(図11参照)とにスライド可能である。
シャッタ80は、前後方向に延び、前端部が閉鎖された略円筒形状を有している。シャッタ80は、搬送管51の前端部に対して、搬送管51の径方向外方から嵌っている。シャッタ80は、第1実施形態のシャッタ54と異なり、操作部56および嵌合部57を有さず、第3開口の一例としての開口80Aを有している。
開口80Aは、シャッタ80の後端部に配置されている。開口80Aは、搬送管51の下周壁を上下方向に貫通している。開口80Aは、シャッタ80が開位置に位置している状態において、搬送管51の開口51Aと上下方向に向かい合っている。
圧縮ばね81は、搬送管51の前端部とシャッタ80の前壁との間に配置されている。圧縮ばね81は、前後方向に延びるコイルばねである。圧縮ばね81の後端部は、搬送管51の前面に当接している。圧縮ばね81の前端部は、シャッタ80の前壁の内面(後面)に当接している。圧縮ばね81は、シャッタ80が開位置に位置しているときに圧縮され、シャッタ80を前方へ付勢する。
また、第1変形例では、フロントカバー22は、押圧部材82を有している。
押圧部材82は、フロントカバー22の下端部の左端部に配置されている。押圧部材82は、フロントカバー22の後面から後方へ向かって突出し、上下方向に延びる側面視略矩形の平板形状を有している。押圧部材82は、フロントカバー22が閉鎖位置に位置している状態において、シャッタ80を後方へ押圧し、圧縮ばね81の付勢力に抗してシャッタ80を開位置に位置させる。
(1−2)第1変形例における現像カートリッジの交換
第1変形例において現像カートリッジ10を交換するには、作業者は、まず、図11に示すように、フロントカバー22を揺動させて、開放位置に位置させる。
すると、上記した第1実施形態と同様に、1対のリフト30のそれぞれが、対応する引張ばね40の付勢力によって前方へ引っ張られて、前上方へ移動し、プロセスユニット3が離間位置に位置する。
また、このとき、圧縮ばね81の付勢力により、シャッタ80が開位置から閉位置へ移動する。つまり、フロントカバー22の閉鎖位置から開放位置への移動に連動して、シャッタ80が開位置から閉位置へ移動する。
次いで、作業者は、上記した第1実施形態と同様に、プロセスユニット3を前方へ引き出し、所定の現像カートリッジ10をプロセスユニット3から上方へ引き抜く。
これにより、装置本体2からの現像カートリッジ10の離脱が完了する。
次いで、現像カートリッジ10を交換するには、作業者は、別の現像カートリッジ10をプロセスユニット3に装着し、プロセスユニット3を装置本体2内に向かって後方へ押し込んで、離間位置に位置させる。
次いで、作業者は、フロントカバー22を開放位置から閉鎖位置へ向かって揺動させる。
すると、1対のリフト30のそれぞれは、対応するリフト規制部38によって後方へ押圧されて、後下方へ移動し、プロセスユニット3が接触位置に位置する。
そして、プロセスユニット3が接触位置に位置した後、フロントカバー22が閉鎖位置に位置される。
このとき、シャッタ80は、フロントカバー22の押圧部材82により、後方へ押圧され、圧縮ばね81の付勢力に抗して、閉位置から開位置へ移動する。つまり、フロントカバー22の開放位置から閉鎖位置への移動に連動して、シャッタ80が閉位置から開位置へ移動する。
これにより、装置本体2に対する現像カートリッジ10の装着が完了する。
(1−3)第1変形例の作用効果
第1変形例によれば、フロントカバー22を開放位置に移動させて開口部21を開放する操作により、シャッタ80を閉位置に位置させることができる。
そのため、フロントカバー22を開放位置に移動させることにより、別途、シャッタ80を操作することなく、円滑に、廃トナー搬送部材43とベルトクリーナ62との連通を解除することができる。
さらに、フロントカバー22を開放位置に移動させて、プロセスユニット3を外方位置に移動させる前に、確実に、シャッタ80を閉位置に位置させることができる。
その結果、プロセスユニット3を外方位置へ移動させる途中で開口51Aから廃トナーがこぼれることを、確実に防止できる。
また、第1変形例においても、上記した第1実施形態と同様の作用効果を得ることができる。
(2)第2変形例
(2−1)第2変形例の構成
上記した第1実施形態では、シャッタ54は、装置本体2内のスライド規制部29に嵌まる嵌合部57を備えている。対して、第2変形例では、図12に示すように、開閉部材の一例としてのシャッタ90は、フロントカバー22に係合する取手部の一例としての操作部91を備えている。
操作部91は、図13Aおよび図13Bに示すように、シャッタ90の前端部に配置されている。操作部91は、軸部92と、規制部の一例としての把持部93とを備えている。
軸部92は、筒部55の前面から前方へ突出する略円柱形状を有している。
把持部93は、軸部92の前面から前方へ突出している。把持部93は、シャッタ90が開位置(図13Aおよび図13B参照)に位置している状態において、左右方向に延びている。このときの把持部93の左右方向寸法は、フロントカバー22のスリット94(後述)の左右方向寸法よりも長い。把持部93は、略矩形の平板形状を有している。
また、第2変形例では、フロントカバー22は、操作部91が挿通されるスリット94を有している。
スリット94は、フロントカバー22の左端部に配置されている。スリット94は、図13Bに示すように、上下方向に延びる正面視略矩形状の貫通穴である。詳しくは、スリット94は、軸挿通部95と、1対の受入部96とを有している。
軸挿通部95は、スリット94の上下方向略中央に配置されている。軸挿通部95は、正面視略円形状を有している。軸挿通部95の直径は、操作部91の軸部92の直径よりも大きい。
1対の受入部96のそれぞれは、軸挿通部95の上下方向両端部のそれぞれから連続して、上下方向両方へ延びている。1対の受入部96のそれぞれは、上下方向に延びる正面視略矩形状を有している。1対の受入部96のそれぞれの左右方向寸法は、操作部91の把持部93の厚みよりも大きい。
(2−2)第2変形例における現像カートリッジの交換
第2変形例において現像カートリッジ10を交換するには、作業者は、まず、シャッタ90の把持部93を把持し、図13Cおよび図13Dに示すように、シャッタ90を正面視時計回り方向に回動させて、シャッタ90を閉位置に位置させる。
すると、シャッタ90の開口55Aは、搬送管51の左方の周壁に向かい合う。また、閉位置に位置するシャッタ90の筒部55の下周壁は、搬送管51の開口51Aに向かい合う。
また、このとき、シャッタ90の把持部93は、スリット94に沿うように、上下方向に延びる。これにより、正面視において、シャッタ90の操作部91は、すべて、スリット94の内方に配置される。これにより、フロントカバー22の閉鎖位置から開放位置への移動の規制が解除される。
次いで、作業者は、図14に示すように、フロントカバー22を開放位置に位置させる。このとき、シャッタ90の把持部93は、スリット94を通過する。
すると、上記した第1実施形態と同様に、1対のリフト30のそれぞれが、対応する引張ばね40の付勢力によって前方へ引っ張られて、前上方へ移動し、プロセスユニット3が離間位置に位置する。
次いで、作業者は、上記した第1実施形態と同様に、プロセスユニット3を外方位置へ移動させて、所定の現像カートリッジ10をプロセスユニット3から上方へ引き抜く。
これにより、装置本体2からの現像カートリッジ10の離脱が完了する。
次いで、現像カートリッジ10を交換するには、作業者は、別の現像カートリッジ10を装置本体2に装着する。
現像カートリッジ10を装置本体2に装着するには、作業者は、別の現像カートリッジ10をプロセスユニット3に装着し、プロセスユニット3を離間位置に配置させる。
次いで、作業者は、図12に示すように、フロントカバー22を閉鎖位置に位置させる。
すると、1対のリフト30のそれぞれは、対応するリフト規制部38によって後方へ押圧されて、後下方へ移動し、プロセスユニット3が接触位置に位置する。また、このとき、シャッタ90の把持部93は、図13Cおよび図13Dに示すように、スリット94を通過して、フロントカバー22のスリット94から前方へ突出する。なお、シャッタ90の軸部92は、スリット94の軸挿通部95内に挿通される。
次いで、作業者は、シャッタ90の把持部93を把持し、シャッタ90を正面視反時計回り方向に回動させて、図13Aおよび図13Bに示すように、シャッタ90を開位置に位置させる。
すると、把持部93は、左右方向に延び、その左右方向両端部において、フロントカバー22のスリット94の左右方向周縁部に向かい合う。これにより、フロントカバー22の閉鎖位置から開放位置への移動が規制される。
これにより、装置本体2に対する現像カートリッジ10の装着が完了する。
(2−3)第2変形例の作用効果
第2変形例によれば、図12および図13Bに示すように、シャッタ90が開位置に位置しているときには、シャッタ90の把持部93がスリット94の左右方向周縁部に向かい合うことにより、閉鎖位置から開放位置へのフロントカバー22の移動が規制される。また、図13Dに示すように、シャッタ90が閉位置に位置しているときには、シャッタ90の把持部93がスリット94の受入部96に向かい合うことにより、閉鎖位置から開放位置へのフロントカバー22の移動の規制が解除される。
そのため、廃トナー搬送部材43の開口51Aが開放された状態では、装置本体2の開口部21を開放することができず、プロセスユニット3を外方位置へ移動させることができない。
これにより、廃トナー搬送部材43の開口51Aが開放された状態でプロセスユニット3が外方位置に移動されることを防止できる。
その結果、プロセスユニット3を外方位置へ移動させる途中で開口51Aから廃トナーがこぼれることを、確実に防止できる。
また、第2変形例においても、上記した第1実施形態と同様の作用効果を得ることができる。
(3)その他の変形例
上記した第1実施形態では、クリーニング部材の一例としてクリーニングブレード46を挙げたが、クリーニング部材としては、例えば、導電性のクリーニングブラシや、導電性のクリーニングローラなども適用できる。この場合、クリーニングブラシやクリーニングローラからトナーを掻き取るために、別途、ブレードなどの掻き取り手段を併用することもできる。
また、上記した第1実施形態では、第1搬送部材の一例としてスクリュー47を挙げ、第2搬送部材の一例として搬送スクリュー53を挙げたが、第1搬送部材や第2搬送部材としては、例えば、回転軸にフィルムからなる羽根を支持する構成において、廃トナーの搬送方向に向かうにつれて回転軸からの距離が短くなるようにフィルムの先端を切り欠いたものや、ベルトコンベアーなども適用できる。
9.第2実施形態
図15〜図22を参照して、第2実施形態の画像形成装置101を説明する。なお、第2実施形態において、上記した第1実施形態と同様の部材には同様の符号を付し、その説明を省略する。
上記した第1実施形態では、画像形成装置1は、ダイレクトタンデム型のカラーレーザプリンタである。対して、第2実施形態では、画像形成装置101は、中間転写型のカラーレーザプリンタである。
(1)装置本体
図15および図16に示すように、第2実施形態では、装置本体102は、1対のリンク機構103、手差し開口109、手差しトレイ108、手差しパス107、中間転写ユニット110、二次転写ローラ111、ベルトクリーニングユニット141、中継部材140、第2フロントカバー150および画像読取部104を備えている。
(1−1)リンク機構
1対のリンク機構103のそれぞれは、1対のリフト30のそれぞれと、フロントカバー22とを連結している。なお、以下のリンク機構103の説明で方向に言及する場合には、図19に示すように、フロントカバー22が開放位置に位置した状態を基準として説明する。1対のリンク機構103のそれぞれは、第1リンク部材105と、第2リンク部材106とを備えている。
第1リンク部材105は、後上方と前下方とを結ぶ方向に延びる略棒形状を有している。第1リンク部材105の後上端部は、対応するリフト30の前下端部に回動可能に連結されている。
第2リンク部材106は、後上方と前下方とを結ぶ方向に延びる略棒形状を有している。第2リンク部材106の後上端部は、第1リンク部材105の前下端部に回動可能に連結されている。第2リンク部材106の前下端部は、フロントカバー22に回動可能に連結されている。
(1−2)手差し開口、手差しトレイおよび手差しパス
手差し開口109は、図15に示すように、フロントカバー22の下端部に配置されている。手差し開口109は、左右方向に延び、フロントカバー22を前後方向に貫通している。
手差しトレイ108は、フロントカバー22の前面に配置されている。手差しトレイ108は、略平板形状を有している。手差しトレイ108は、閉鎖位置におけるフロントカバー22に沿うように上下方向に延びる起立位置と、閉鎖位置におけるフロントカバー22に対して傾倒するように前上方と後下方とを結ぶ方向に延びる傾倒位置(図15中に仮想線で示す。)とに、その下端部を支点として揺動可能である。手差しトレイ108の下端部は、手差しトレイ108が起立位置に位置しているときに、手差し開口109の前方に配置されて、手差し開口109を閉鎖する。また、手差しトレイ108の下端部は、手差しトレイ108が傾倒位置に位置しているときに、手差し開口109を介して手差しパス107の前方に配置される。
手差しパス107は、給紙トレイ7とプロセスユニット120(後述)との間に配置されている。手差しパス107は、装置本体102の前端部から後方に向かって延びている。手差しパス107の後端部は、給紙トレイ7から用紙PをピックアップするためのピックアップローラRの前方に配置されている。手差しパス107は、傾倒位置における手差しトレイ108に載置された用紙Pを、ピックアップローラRへ向かって搬送する。
(1−3)中間転写ユニット、ベルトクリーニングユニット、中継部材および第2フロントカバー
中間転写ユニット110は、プロセスユニット120(後述)と手差しパス107との間に配置されている。中間転写ユニット110は、駆動ローラ112と、従動ローラ113と、テンションローラ116と、転写媒体の一例としての中間転写ベルト114と、複数の一次転写ローラ115とを備えている。
駆動ローラ112は、中間転写ユニット110の後端部に配置されている。
従動ローラ113は、駆動ローラ112の前方に間隔を隔てて配置されるように、中間転写ユニット110の前端部に配置されている。なお、従動ローラ113は、第1実施形態の従動ローラ16と異なり、装置本体102に対して固定的に配置されている。
テンションローラ116は、駆動ローラ112の前下方に間隔を隔てて配置される。テンションローラ116は、上下方向に弾性的に移動可能であり、中間転写ベルト114の張力を一定に維持している。
中間転写ベルト114は、その上方部分がすべての感光ドラム11と接触するように、駆動ローラ112、従動ローラ113およびテンションローラ116の周りに巻回されている。中間転写ベルト114は、駆動ローラ112の駆動と、および、従動ローラ113の従動により、その上方部分が後方から前方へ向かって移動するように、周回移動される。
複数の一次転写ローラ115のそれぞれは、複数の感光ドラム11のそれぞれに対応し、対応する感光ドラム11の下方において、中間転写ベルト114の上方部分を挟んで配置されている。
二次転写ローラ111は、中間転写ユニット110の駆動ローラ112の後下方において、中間転写ベルト114を挟むように対向配置されている。
ベルトクリーニングユニット141は、図15および図17に示すように、ベルトクリーナ142と、収容部材の一例としての廃トナー収容部143と、搬送部材145とを備えている。
ベルトクリーナ142は、中間転写ユニット110の後端部の上方に配置されている。ベルトクリーナ142は、クリーナフレーム146と、掻き取りブレード147と、掻き取りブラシ148と、オーガスクリュー149とを備えている。
クリーナフレーム146は、側面視略楕円形状を有している。クリーナフレーム146は、回収口146Aを有している。
回収口146Aは、クリーナフレーム146の下壁を貫通している。
掻き取りブレード147は、回収口146Aの下方に配置されている。掻き取りブレード147は、前後方向に延びる略平板形状を有している。掻き取りブレード147の前端部は、クリーナフレーム146の回収口146Aの前側周縁部に支持されている。掻き取りブレード147の後端部は、中間転写ベルト114の上側部分の上面に接触されている。
掻き取りブラシ148は、回収口146Aの上方に配置されている。掻き取りブラシ148の下端部は、掻き取りブレード147の上面に接触している。
オーガスクリュー149は、掻き取りブラシ148の前方に配置されている。オーガスクリュー149は、左右方向に延びている。
廃トナー収容部143は、図16および図17に示すように、装置本体102の左下端部において、外フレーム31と内フレーム32との間に着脱自在に配置されている。廃トナー収容部143は、前後方向に延びる略ボックス形状を有している。
搬送部材145は、図17に示すように、ベルトクリーナ142の左方に配置されている。搬送部材145は、上下方向に延びる配管である。搬送部材145の上端部は、ベルトクリーナ142の前端部に接続されている。搬送部材145の下端部は、廃トナー収容部143の後端部に装着または離脱可能に接続されている。
中継部材140は、廃トナー搬送部材123の前端部の下方に配置されている。中継部材140は、上下方向に延びる配管である。中継部材140の下端部は、廃トナー収容部143の前端部に装着または離脱可能に接続されている。中継部材140は、第2開口の一例としての開口140Aを有している。
開口140Aは、中継部材140の上端部の左右方向中央かつ前後方向中央に1つ配置されている。開口140Aは、中継部材140の上壁を上下方向に貫通している。
第2フロントカバー150は、装置本体102の前端部の左下方において、廃トナー収容部143の前方に向かい合うように配置されている。第2フロントカバー150は、略平板形状を有している。第2フロントカバー150は、上下方向に延び、その下端部を支点として装置本体102の前壁に揺動可能に支持されている。第2フロントカバー150は、装置本体102の左下方の空間を開放し、廃トナー収容部143の着脱を許容する開放位置(図17仮想線参照)と、装置本体102の左下方の空間を閉鎖し、廃トナー収容部143の着脱を規制する閉鎖位置(図17実線参照)とに揺動するように構成されている。
(1−4)画像読取部
画像読取部104は、排紙トレイ8の上方に間隔を隔てて設けられている。画像読取部104は、原稿の画像データを読み取るように構成されている。
(2)プロセスユニットの詳細
移動部材の一例としてのプロセスユニット120は、図15に示すように、装置本体102の中央に配置されている。プロセスユニット120は、装置本体102内において、複数の感光ドラム11が中間転写ベルト114に接触する接触位置(図15参照)と、接触位置に対して上方に位置し、複数の感光ドラム11が中間転写ベルト114から離間される離間位置(図19参照)とに移動可能である。また、プロセスユニット120は、開口部21を介して、離間位置と、離間位置に対して前方に位置し、装置本体102外に引き出される外方位置(図21参照)とに移動可能である。プロセスユニット120は、引き出しユニット121と、複数のプロセスカートリッジ122とを備えている。
(2−1)引き出しユニット
引き出しユニット121は、図15および図16に示すように、上下両端部が開放された略枠形状を有している。引き出しユニット121は、第2搬送ユニットの一例としての廃トナー搬送部材123を備えている。
廃トナー搬送部材123は、図16および図17に示すように、引き出しユニット121の下端部において、引き出しユニット121の左方の側壁の外方(左方)に配置されている。廃トナー搬送部材123は、搬送管124と、複数の連結部125と、搬送スクリュー126と、開閉部材の一例としてのシャッタ127とを備えている。
搬送管124は、前後方向に延び、前後方向両端部が閉鎖された略円筒形状を有している。搬送管124は、第1開口の一例としての開口124Aを有している。
開口124Aは、搬送管124の前端部に1つ配置されている。開口124Aは、搬送管124の下周壁を上下方向に貫通し、底面視略矩形状を有している。
複数の連結部125のそれぞれは、搬送管124の上方において、前後方向に互いに間隔を隔てて配置されている。複数の連結部125のそれぞれは、複数のプロセスカートリッジ122のそれぞれに対応して、具体的には、4つ、配置されている。複数の連結部125のそれぞれは、搬送管124の上端部から連続して上方へ延び、右方へ屈曲する略円筒形状を有している。複数の連結部125のそれぞれの右端部は、引き出しユニット121の左方の側板41を貫通して、引き出しユニット121の左右方向内方の空間に臨んでいる。
搬送スクリュー126は、第1実施形態の搬送スクリュー126と同様に、搬送管124内に配置され、ギア126Aを有している。
シャッタ127は、廃トナー搬送部材123の前端部に配置されている。シャッタ127は、図18Aおよび図18Bに示すように、搬送管124の開口124Aを開放する開位置(図18A参照)と、搬送管124の開口124Aを閉鎖する閉位置(図18B参照)とに移動可能である。なお、以下のシャッタ127の説明では、シャッタ127が開位置に位置した状態を基準として説明する。シャッタ127は、本体部128と、取手部の一例としての操作部129と、第2係合部の一例としての当接部130とを備えている。
本体部128は、前後方向に延び、前端部が閉鎖され、後端部が開放された略円筒形状を有している。本体部128は、搬送管124の前端部に対して、搬送管124の径方向外方から嵌っている。本体部128は、第3開口の一例としての開口128Aを有している。
開口128Aは、本体部128の後端部に配置されている。開口128Aは、搬送管124の下周壁を上下方向に貫通し、底面視略矩形状を有している。開口128Aは、搬送管124の開口124Aと上下方向に向かい合っている。
操作部129は、シャッタ127の前端部に配置されている。操作部129は、本体部128の前面から前方へ突出し、上下方向に延びている。操作部129は、側面視略矩形の枠形状を有している。
当接部130は、シャッタ127の後端部の下側周面から下方へ突出している。当接部130は、略平板形状を有している。すなわち、当接部130は、シャッタ127の後端部の下側周面から下方へ突出する板状突起である。当接部130の上下方向寸法は、接触位置と離間位置との間におけるプロセスユニット120の移動距離よりも長い。当接部130は、中継部材140の上端部に当接する。
(2−2)プロセスカートリッジ
複数のプロセスカートリッジ122のそれぞれは、図15に示すように、感光ドラム11と、帯電ローラ12と、現像ユニット131と、ドラムクリーナ132とを備えている。
感光ドラム11は、プロセスカートリッジ122の下端部に回転可能に支持されている。
帯電ローラ12は、感光ドラム11の前上方に配置されている。帯電ローラ12は、感光ドラム11の前上端部に接触している。
現像ユニット131は、感光ドラム11の後方に配置されている。現像ユニット131は、現像ローラ13と、供給ローラ14とを備えている。また、現像ユニット131は、現像ローラ13および供給ローラ14の上方の空間において、各色に対応するトナーを収容している。
現像ローラ13は、現像ユニット131の下端部において、前方へ露出するように回転可能に支持されている。現像ローラ13は、感光ドラム11の後端部に接触している。
供給ローラ14は、現像ローラ13の後方に配置されている。供給ローラ14は、現像ローラ13の後端部に接触している。
ドラムクリーナ132は、感光ドラム11の前方に配置されている。ドラムクリーナ132は、第1実施形態のドラムクリーナ42と同様に、クリーナフレーム45と、クリーニングブレード46と、スクリュー47とを備えている。クリーナフレーム45の開口45Aは、クリーナフレーム45の後壁を前後方向に貫通し、感光ドラム11の前端部に向かい合っている。クリーニングブレード46の下端部は、感光ドラム11の前端部に接触している。
なお、第2実施形態では、図16に示すように、ドラムクリーナ132のクリーナフレーム45は、引き出しユニット121の連結部125に連結される連結部133を備えている。
連結部133は、ドラムクリーナ132のクリーナフレーム45の左下端部から左方へ延びる略円筒形状を有している。
(3)画像形成動作
第2実施形態の画像形成装置101が画像形成動作を開始すると、帯電ローラ12は、感光ドラム11の表面を一様に帯電する。その後、スキャナユニット4は、感光ドラム11の表面を露光する。これにより、画像データに基づく静電潜像が、感光ドラム11の表面に形成される。
また、供給ローラ14は、現像カートリッジ10内のトナーを現像ローラ13に供給する。このとき、トナーは、現像ローラ13と供給ローラ14との間で摩擦帯電され、現像ローラ13上に担持される。
そして、現像ローラ13は、担持されたトナーを、感光ドラム11の表面上の静電潜像に供給する。これにより、トナー像が、感光ドラム11の表面上に担持される。
感光ドラム11の表面に担持されたトナー像は、中間転写ベルト114の上側部分に順次、転写される。これにより、中間転写ベルト114の表面にカラー画像が形成される。
用紙Pは、給紙トレイ7からピックアップローラRによってピックアップされ、各種ローラによって後上側へ搬送されて、所定のタイミングで1枚ずつ、中間転写ベルト114と二次転写ローラ111との間に給紙され、中間転写ベルト114と二次転写ローラ111との間を下側から上側に向かって通過される。このとき、用紙Pにカラー画像が転写される。
その後、用紙Pは、加熱ローラ19と加圧ローラ20との間を通過するときに加熱および加圧される。このとき、用紙P上のトナー像は、用紙Pに熱定着される。その後、用紙Pは、排紙トレイ8に排紙される。
(4)ドラムクリーニング動作およびベルトクリーニング動作
次いで、第2実施形態における感光ドラム11のクリーニング、および、中間転写ベルト114のクリーニングについて説明する。
図15を参照して、上記した画像形成動作において、トナー像が中間転写ベルト114に転写された後、複数のプロセスカートリッジ122のそれぞれの感光ドラム11の表面には、中間転写ベルト114に転写されずに残存したトナー(廃トナー)が付着する場合がある。
廃トナーは、感光ドラム11の回転に伴って、ドラムクリーナ132のクリーニングブレード46によって、感光ドラム11の表面から掻き取られ、クリーナフレーム45内に貯留される。
図16を参照して、クリーナフレーム45の内部に貯留された廃トナーは、スクリュー47の回転により、クリーナフレーム45内を右方から左方へ搬送され、廃トナー搬送部材123の連結部125に供給される。連結部125に供給された廃トナーは、自重により、搬送管124内に落下する。
図17を参照して、搬送管124内に落下した廃トナーは、搬送スクリュー126の回転により、搬送管124内を後方から前方へ搬送され、搬送管124の開口124A、および、シャッタ127の開口128Aを順次介して、中継部材140の開口140Aに供給される。
中継部材140の開口140Aに供給された廃トナーは、自重により中継部材140内を通過して、廃トナー収容部143内に貯留される。
また、図15を参照して、上記した画像形成動作において、中間転写ベルト114の表面にも、用紙Pに転写されずに残存した廃トナーが付着する場合がある。
中間転写ベルト114に付着した廃トナーは、中間転写ベルト114の周回移動に伴って、ベルトクリーナ142の掻き取りブレード147によって、中間転写ベルト114の表面から掻き取られ、掻き取りブラシ148によってクリーナフレーム146の前端部内に貯留される。
クリーナフレーム146の前端部内に貯留された廃トナーは、図15および図17に示すように、オーガスクリュー149によって搬送部材145の上端部に供給され、侍従により搬送部材145内を通過して、廃トナー収容部143内に貯留される。
(5)プロセスカートリッジの交換作業
次いで、プロセスカートリッジ122の交換作業について説明する。
プロセスカートリッジ122を交換するには、作業者は、まず、装置本体102からプロセスカートリッジ122を離脱させる。
装置本体102からプロセスカートリッジ122を離脱させるには、作業者は、まず、図19に示すように、フロントカバー22を開放位置に位置させる。
すると、1対のリンク機構103のそれぞれが、フロントカバー22の揺動に伴って前後方向に伸び、対応するリフト30を前方へ引っ張る。すると、1対のリフト30のそれぞれは、嵌合ボス30Bがガイド部材37のガイド溝37A内を摺動することにより、前上方へ移動する。
これにより、プロセスユニット120は、1対のリフト30のそれぞれの前上方への移動に伴って、上方へ移動し、離間位置に位置する。このとき、複数の感光ドラム11のそれぞれは、中間転写ベルト114から上方へ離間される。
また、このとき、図20に示すように、廃トナー搬送部材123は、中継部材140から上方へ離間する。すると、廃トナー搬送部材123のシャッタ127の開口128Aと、中継部材140の開口140Aとの連通が解除される。
このとき、シャッタ127の当接部130の下端部は、中継部材140の上端部の後方に向かい合っている。これにより、プロセスユニット3は、離間位置に配置されている状態で、前方への移動が規制されている。中継部材140の上端部は、第1係合部の一例である。
次いで、作業者は、廃トナー搬送部材123のシャッタ127の操作部129を把持し、シャッタ127を正面視時計回り方向に回動させて、図18Bに示すように、シャッタ127を閉位置に位置させる。
シャッタ127が閉位置に位置すると、シャッタ127の開口128Aは、搬送管124の左方の周壁に向かい合う。また、閉位置におけるシャッタ127の本体部128の下周壁は、搬送管124の開口124Aに向かい合う。
また、このとき、シャッタ127の当接部130は、中継部材140の後方から左上方へ移動する。これにより、当接部130と中継部材140との係合が解除され、プロセスユニット120の前方への移動の規制が、解除される。
次いで、作業者は、図21に示すように、プロセスユニット120を前方へ引き出し、外方位置に位置させる。
このとき、プロセスユニット120は、突条41Aがリフト30のガイド溝30A内をスライドすることにより、複数の感光ドラム11のそれぞれが中間転写ベルト114から上方へ離間した状態で、離間位置から外方位置へ移動する。
次いで、作業者は、図21に仮想線で示すように、所定のプロセスカートリッジ122を引き出しユニット121から上方へ引き抜く。
これにより、装置本体102からのプロセスカートリッジ122の離脱が完了する。
次いで、プロセスカートリッジ122を交換するには、作業者は、別のプロセスカートリッジ122を装置本体102に装着する。
プロセスカートリッジ122を装置本体102に装着するには、作業者は、上記した離脱動作と逆の手順を実施する。
具体的には、作業者は、別のプロセスカートリッジ122を引き出しユニット121に装着し、プロセスユニット120を装置本体102内に向かって後方へ押し込む。
すると、プロセスユニット120は、図19に示すように、離間位置に配置される。
次いで、作業者は、廃トナー搬送部材123のシャッタ127の操作部129を把持し、シャッタ127を正面視反時計回り方向に回動させて、図18Aおよび図20に示すように、シャッタ127を開位置に位置させる。
すると、シャッタ127の当接部130の下端部は、中継部材140の上端部の後方に配置される。これにより、プロセスユニット120は、離間位置に配置されている状態で、前方への移動が規制される。
次いで、作業者は、フロントカバー22を開放位置から閉鎖位置へ向かって揺動させる。
すると、1対のリンク機構103のそれぞれが、第1リンク部材105と第2リンク部材106との連結部分で折りたたまれるとともに、対応するリフト30を後方へ向かって押圧する。
次いで、作業者がフロントカバー22を閉鎖位置へ向かってさらに揺動させると、1対のリフト30のそれぞれは、フロントカバー22の揺動に伴って、嵌合ボス30Bがガイド部材37のガイド溝37A内を摺動することにより、後下方へ移動する。
これにより、プロセスユニット120は、1対のリフト30のそれぞれの後下方への移動に伴って、下方へ移動し、接触位置に位置する。
そして、プロセスユニット120が接触位置に位置した後、フロントカバー22が閉鎖位置に位置される。
これにより、装置本体102に対するプロセスカートリッジ122の装着が完了する。
また、廃トナー収容部143が廃トナーで満杯になった場合には、図17に仮想線で示すように、第2フロントカバー150を開放して、満杯になった廃トナー収容部143を装置本体102外に引き出して離脱させ、新たな(空の)廃トナー収容部143を装着する。
(6)第2実施形態の作用効果
第2実施形態においても、上記した第1実施形態と同様の作用効果を得ることができる。
1 画像形成装置
2 装置本体
3 プロセスユニット
11 感光ドラム
21 開口部
22 フロントカバー
29 スライド規制部
29A 溝
39 シャッタ規制部
39A 溝
39B 干渉部
43 廃トナー搬送部材
45 クリーナフレーム
46 クリーニングブレード
47 スクリュー
53 搬送スクリュー
54 シャッタ
56 操作部
57 嵌合部
62 ベルトクリーナ
69B 開口
80 シャッタ
80A 開口
90 シャッタ
91 操作部
93 把持部
101 画像形成装置
102 装置本体
114 中間転写ベルト
120 プロセスユニット
123 廃トナー搬送部材
124A 開口
126 搬送スクリュー
127 シャッタ
128A 開口
129 操作部
130 当接部
140A 開口
143 廃トナー収容部
A 中心軸線
D1 距離
D2 距離
P 用紙

Claims (20)

  1. 装置本体と、
    前記装置本体に収容される収容位置と、前記装置本体の外方に配置される外方位置とを移動するように構成される移動部材と、
    前記移動部材に配置され、互いに間隔を隔てて配置される複数の感光ドラムと、
    前記移動部材に配置され、前記複数の感光ドラムのそれぞれに付着した廃トナーをクリーニングするように構成される複数のクリーニング部材と、
    前記移動部材に配置され、前記複数のクリーニング部材のそれぞれがクリーニングした廃トナーを前記複数の感光ドラムのそれぞれの軸線方向に搬送するように構成され、前記複数のクリーニング部材のそれぞれに対応した第1搬送部材を備える複数の第1搬送ユニットと、
    前記移動部材に支持され、前記外方位置から前記収容位置へ向かう収容方向の上流端部に配置される第1開口を有し、前記複数の第1搬送ユニットのそれぞれが搬送した廃トナーを前記複数の感光ドラムの並列方向に搬送するように構成される第2搬送部材を備える第2搬送ユニットと、
    前記装置本体に支持され、前記移動部材が前記収容位置に配置されている状態で前記第2搬送ユニットの前記第1開口と連通する第2開口を備え、前記第2搬送ユニットが搬送した廃トナーを収容する収容部材と、
    前記移動部材に支持され、前記第1開口に対して、前記第1開口を閉鎖する閉位置と、前記第1開口を開放する開位置とを移動するように構成される開閉部材と
    を備えることを特徴とする、画像形成装置。
  2. 前記第1開口は、前記複数のクリーニング部材に対して1つ設けられていることを特徴とする、請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記移動部材は、前記開閉部材が閉位置に位置した状態で、前記収容位置から前記外方位置へ移動されることを特徴とする、請求項1または2に記載の画像形成装置。
  4. 前記開閉部材は、前記開位置に位置しているときに、前記収容位置から前記外方位置への前記移動部材の移動を規制し、前記閉位置に位置しているときに、前記収容位置から前記外方位置への前記移動部材の移動の規制を解除するように構成されていることを特徴とする、請求項1〜3のいずれか一項に記載の画像形成装置。
  5. 前記開閉部材は、前記開位置に配置されているときに前記装置本体に配置される第1係合部に係合し、前記閉位置に配置されているときに前記第1係合部との係合が解除される第2係合部を備えることを特徴とする、請求項4に記載の画像形成装置。
  6. 前記第2係合部は、前記軸線方向および並列方向の両方と直交する直交方向に延びる板状突起であり、
    前記第1係合部は、前記直交方向に延びる溝であることを特徴とする、請求項5に記載の画像形成装置。
  7. 前記複数の感光ドラムのそれぞれは、前記並列方向および前記軸線方向の両方と直交する直交方向の一方において転写媒体に接触するように構成され、
    前記移動部材は、前記収容位置において、前記複数の感光ドラムが前記転写媒体に接触する接触位置と、前記複数の感光ドラムが前記転写媒体から離間する離間位置と、を移動するように構成され、
    前記外方位置は、前記移動部材が前記離間位置から前記並列方向に移動した位置であり、
    前記第2係合部は、前記移動部材が前記離間位置に配置されているとき、前記並列方向から見て、前記第1係合部と重なっていることを特徴とする、請求項5または6に記載の画像形成装置。
  8. 前記装置本体は、前記移動部材の通過を許容する本体開口と、前記本体開口を閉鎖する第1位置と、前記本体開口を開放する第2位置とに移動するように構成されるカバー部材とを備え、
    前記開閉部材は、前記第1位置から前記第2位置への前記カバー部材の移動に連動して、前記開位置から前記閉位置へ移動するように構成されていることを特徴とする、請求項1〜3のいずれか一項に記載の画像形成装置。
  9. 前記装置本体は、前記移動部材の通過を許容する本体開口と、前記本体開口を閉鎖する第1位置と、前記本体開口を開放する第2位置とに移動するように構成されるカバー部材とを備え、
    前記開閉部材は、前記第1位置から前記第2位置への前記カバー部材の移動を規制するように構成される規制部であって、前記開閉部材が前記開位置に位置しているときに、前記第1位置から前記第2位置への前記カバー部材の移動を規制し、前記開閉部材が前記閉位置に位置しているときに、前記第1位置から前記第2位置への前記カバー部材の移動の規制を解除するように構成される規制部を有することを特徴とする、請求項1〜3のいずれか一項に記載の画像形成装置。
  10. 前記開閉部材は、前記収容方向における上流端部に、前記開閉部材を前記開位置と前記閉位置とに移動させるための取手部を備えることを特徴とする、請求項1〜9のいずれか一項に記載の画像形成装置。
  11. 前記装置本体は、前記移動部材の通過を許容する本体開口と、前記本体開口を閉鎖する第1位置と、前記本体開口を開放する第2位置とに移動するように構成されるカバー部材とを備え、
    前記取手部は、前記開閉部材の前記収容方向上流端部から前記収容方向上流側へ突出し、前記開閉部材が前記開位置に位置しているときに位置する第1取手位置と、前記開閉部材が前記閉位置に位置しているときに位置する第2取手位置とに移動するように構成され、
    前記カバー部材は、前記収容方向における下流側面から前記収容方向下流側へ突出する突出部を備え、
    前記突出部は、
    前記第1取手位置に位置する前記取手部を受け入れて、前記カバー部材が前記第1位置に位置することを許容するように構成される溝部と、
    前記第2取手位置に位置する前記取手部に干渉して、前記カバー部材が前記第1位置に位置することを規制するように構成される干渉部と
    を備えることを特徴とする、請求項10に記載の画像形成装置。
  12. 前記開閉部材は、前記第2搬送ユニットの前記収容方向上流端部に嵌まる円筒形状の筒部をさらに備え、前記筒部の中心軸線を回動中心として、前記開位置と前記閉位置との間を回動するように構成され、
    前記取手部は、前記筒部の前記収容方向上流端面から前記収容方向上流側に突出し、前記筒部の径方向に延びていることを特徴とする、請求項11に記載の画像形成装置。
  13. 前記複数の感光ドラムのそれぞれは、前記並列方向および前記軸線方向の両方と直交する直交方向の一方において転写媒体に接触するように構成され、
    前記移動部材は、前記収容位置において、前記複数の感光ドラムが前記転写媒体に接触する接触位置と、前記複数の感光ドラムが前記転写媒体から離間する離間位置と、を移動するように構成され、
    前記外方位置は、前記移動部材が前記離間位置から前記並列方向に移動した位置であることを特徴とする、請求項1〜12のいずれか一項に記載の画像形成装置。
  14. 前記第1開口は、前記移動部材の前記離間位置から前記接触位置への移動に伴って前記第2開口に連通され、前記移動部材の前記接触位置から前記離間位置への移動に伴って前記第2開口との連通を解除されることを特徴とする、請求項13に記載の画像形成装置。
  15. 前記移動部材が前記離間位置に配置されているときの前記第1開口と前記第2開口との距離は、前記移動部材が前記接触位置に配置されているときの前記第1開口と前記第2開口との距離よりも長いことを特徴とする、請求項13または14に記載の画像形成装置。
  16. 前記装置本体は、前記移動部材の通過を許容する本体開口と、前記本体開口を閉鎖する第1位置と、前記本体開口を開放する第2位置とに移動するように構成されるカバー部材とを備え、
    前記移動部材は、前記第1位置から前記第2位置への前記カバー部材の移動に連動して、前記接触位置から前記離間位置へ移動するように構成されていることを特徴とする、請求項13〜15のいずれか一項に記載の画像形成装置。
  17. 前記第2搬送ユニットは、前記軸線方向に投影したときに、前記複数の感光ドラムと重なるように配置されていることを特徴とする、請求項1〜16のいずれか一項に記載の画像形成装置。
  18. 前記第2搬送部材は、前記並列方向に沿う軸線を中心として回転する搬送スクリューであり、
    前記第2搬送ユニットは、前記搬送スクリューを収容し、前記第1開口を備える円筒状の搬送管を備えることを特徴とする、請求項1〜17のいずれか一項に記載の画像形成装置。
  19. 前記開閉部材は、前記搬送管の中心軸線を回転中心として回転して、前記開位置と前記閉位置とを移動するように構成されていることを特徴とする、請求項18に記載の画像形成装置。
  20. 前記開閉部材は、前記開閉部材が前記開位置に配置されているときに前記第1開口と連通する第3開口を備えることを特徴とする、請求項1〜19のいずれか一項に記載の画像形成装置。
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