JPH03266876A - トナー落下口構造 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔概要〕 プリンタ、複写機、ファクシミリ等の記録装置に係わり
、特にトナー落下口構造に関し、トナーコレクタの取出
し、取入れ時に、トナーが装置内に飛散する恐れのない
トナー落下口構造を、提供することを目的とし、 トナークリーナで回収したトナーを、トナーコレクタ内
に収容蓄積する記録装置において、円筒壁にトナー落下
口を有する該トナークリーナに連結された有底円筒形の
排出管と、該排出管に回動自在に外嵌する有底円筒形で
、円筒壁に該トナー落下口にほぼ等しい形状の窓を有し
、係合板が該円筒壁の外側に突出した外套と、該外套に
回動運動を付与するばね手段と、該係合板に対向するよ
う筐体カバーに固着された係合バーと、該トナー落下口
に対応する下方の記録装置を収容する筐体内に、取入れ
取出し自在に載置するトナーコレクタとを備え、該係合
バーは、該筐体カバー（２１）を閉じることで、該係合
板（５７）を押下して該窓が該トナー落下口に一致する
ように、該外套を回転させるものであり、該外套は、該
筐体カバーを開（ことで円筒壁が該トナー落下口を塞ぐ
ように、ばねの弾力により回転復帰する構成とする。

〔産業上の利用分野〕

本発明は、プリンタ、複写機、ファクシミリ等の記録装
置に係わり、特にトナー落下口構造に関する。

プリンタ、複写機、ファクシミリ等のＯＡ機器には、ト
ナー像を用紙に転写する電子写真記録方式、静電記録方
式等の記録装置が広く使用されている。

第３図は電子写真記録装置の構成図である。

第３図において、回転する感光体１と、感光体Ｉの外周
部に順次配設した、帯電器２、露光部３、現像器４、他
の帯電器５、トナークリーナ６とを上部が開口した筐体
２０に収容して、記録装置が構成されている。

また、用紙１０に転写された転写像用を融着する定着機
構（図示省略）と、トナークリーナ６が回収したトナー
８をトナーコレクタ１８に送出する排臼管Ｉ６とを備え
ている。

なお図示省略したが、筐体２０の開口部は開閉自在な筐
体カバーで覆われている。

その記録原理は下記の通りである。

感光体ｌが回転すると、まず帯電器２で感光体Ｉを帯電
させ感光性を付与し、露光部３で電気信号に対応してオ
ン・オフする光を感光体１に照射して、静電潜像を作る
。

次に現像器４で潜像をトナー８で現像し、帯電器５と感
光体ｌの間に挿入した用紙１０に、この帯電器５でトナ
ーを吸着させて転写する。

次に、トナークリーナ６で感光体ｌの表面に残留したト
ナー８を刷毛等を用いて清掃している。

このような記録装置は、稼動時に不要なトナー８をトナ
ークリーナ６で集め、例えばスクリュー手段で排出管１
６に順次送り出し、排出管１６のトナー落下口１７から
落下させてトナーコレクタ１８に収容蓄積させている。

そして、随時必要に応じて、筐体カバーを開いてトナー
コレクタ１８を筐体から取り出して、トナーを廃却或い
は再生している。

トナーコレクタを装置より取り外す際、トナーが装置内
に飛散するのを防止するために、トナーコレクタを取り
外した時に、トナー落下口を塞ぐ機構が要求される。

〔従来の技術〕

第４図は従来のトナー落下口構造を示す断面図、第５図
は他の従来例のトナー落下口構造を示す断面図である 第４図において、角筒形の排出管１６は、上下方向に移
動可能にトナークリーナの下方に装着され、その上部は
トナークリーナに連通している。

排出管１６のトナー落下口１７に、蝶番２６を介して排
出管カバー２５を取付けである。そして排出管カバー２
５は、蝶番２６部分に装着したねじりコイルはね（図示
省略）によって、排出管１６のトナー落下口１７を塞ぐ
ように付勢されている。

上部が開口したトナーコレクタ１８を排出管１６の下方
にセットした後に、所望の位置まで排出管１６を降下さ
せると、第４図（ａ）に図示したようにトナーコレクタ
１８の上縁が、排出管カバー２５の外側の端部を突き上
げることで、排出管カバー２５が蝶番２６を軸にして振
動し、排出管１６のトナー落下口１７が開く。したがっ
て、トナークリーナから排出管１６に送り出されたトナ
ー８は、トナー落下口１７からトナーコレクタ１８内に
落下する。

また、排出管Ｉ６を上方に移動させると第４図（ｂ）に
図示したように、排出管カバー２５の端部とトナーコレ
クタ１８の上縁との係合が解除れるので、ねじりコイル
ばねの弾力により排出管カバー２５が振動復帰して、ト
ナー落下口１７が塞がれる。

したがって、トナー８がトナー落下口１７から落下する
ことが阻止され、トナーコレクタ１８を筐体から取り出
すのに何等の支障がない。

第５図において、有底円筒形の排出管１６は、水平にな
るようにトナークリーナに固着され、その一端はトナー
クリーナに連通している。この排出管１６には、端面板
（底板）近傍の円筒壁に、トナー落下口１７を設けであ
る。

一方、排出管１６に円筒形の外筒３０を、摺動移動自在
に外嵌しである。この外筒３０の端面と排出管１６の外
周部に設けた鍔のとの間に、圧縮コイルばね（図示省略
）を装着することで、外筒３０は排出管１６の端面板方
向に付勢されるものである。

また外筒３０の端部に、トナーコレクタ１８の側壁に当
接する係合板３１を固着しである。

なお、第５図に示すトナーコレクタ１８は、側壁の上部
に排出管１６が嵌挿する開口を有する。

いま、トナーコレクタ１８を所定の位置に載置すべく、
排出管１６が開口から内部に差し込まれるように、トナ
ーコレクタ１８を筐体内に搬入すると、第５図（ａ）に
示したように、側壁が外筒３ｏの係合板３１に当接して
、圧縮コイルばね（図示省略）の弾力に抗して外筒３０
が後退する。

したがって、排出管１６のトナー落下口１７が、トナー
コレクタ１８内で開口し、トナークリーナから排出管１
６に送り出されたトナー８は、トナー落下口１７からト
ナーコレクタ１８内に落下する。

一方、トナーコレクタ１８を所定の位置から引き出すと
、圧縮コイルばね（図示省略）の弾力により、外筒３０
が復帰し、外筒３０の円筒壁かトナー落下口１７を塞ぐ
。

〔発明が解決しようとする課題〕

しかしながら上記従来例のトナー落下口構造は、トナー
コレクタと排出管との相対位置を移動することで、トナ
ー落下口が塞がれる。

即ち、トナー落下口が半開状態で排出管が振動すること
に起因して、トナー落下口からトナーか飛散して、装置
内を汚すばかりでなく、装置内に付着したトナーが稼動
中に用紙上に落下して、用紙を汚損する恐れがあった。

本発明はこのような点に鑑みて創作されたもので、トナ
ーコレクタの取出し、取入れ時に、トナーが装置内に飛
散する恐れのないトナー落下口構造を、提供することを
目的としている。

〔課題を解決するための手段〕

上記の目的を達成するために本発明は、第１図に例示し
たように、トナークリーナで回収したトナーを、トナー
コレクタ内に収容蓄積する記録装置において、トナーク
リーナに有底円筒形の排出管５０を連結し、この排出管
５０の円筒壁の端面板近傍に、トナー落下口５Ｉを設け
る。

また、有底円筒形の外套５５を排出管５０に回動自在に
外嵌する。この外套５５は、トナー落下口５Ｉに対応す
る円筒壁の所定の位置に、トナー落下口５１にほぼ等し
い形状の窓５６を有し、且つ、円筒壁の外側に法線方向
に突出する係合板５７を有するものである。

一方、排出管５０の端面板と外套５５の端面板の間にね
じりコイルばね５８を装着して、外套５５が回転するよ
うに付勢させる。

また、筐体カバー２１には、先端部が係合板５７に当接
するように係合バー６０を取付ける。

上方が開口したトナーコレクタ１８を、トナー落下口５
１に対応する筐体内に、セットするものとする。

また、筐体カバー２１を閉じることで係合バー６０が、
係合板５７を押下して外套５５を回転させ、窓５６がト
ナー落下口５１に一致するように組立てる。

そして、筐体カバー２１を開くことで、ねじりコイルは
ね５８の弾力により外套５５が回転復帰して、円筒壁が
トナー落下口５１を塞ぐという構成とする。

〔作用〕

上述のように構成されているので、筐体カバー２１を閉
じると係合バー６０が係合板５７を押下して、ねじりコ
イルはね５８の弾力に抗して外套５５が回転し、外套５
５の窓５６が排出管５０のトナー落下口５１に一致する
。よって、トナー８がトナー落下口５１、窓５６を通っ
てトナーコレクタ１８内に落下するようになる。

また、筐体カバー２１を開くと係合バー６０が上昇する
ので、ねじりコイルはね５８の弾力により外套５５が回
転復帰する。よって、外套５５の円筒壁がトナー落下口
５１を塞ぐ。

即ち、トナーコレクタ１８を取り出す際に、筐体カバー
２１を開くと、その開動作に連動してトナー落下口５１
が閉じる。このトナー落下口が閉じる過程において排出
管５０が振動することは避けられないが、この振動によ
りトナー落下口５１から落下したトナーはすべてトナー
コレクタ１８内に落下するので、装置内に飛散する恐れ
がない。

また、トナーコレクタ１８を装置内の所定の位置にセッ
トし、筐体カバー２１を閉じると、この筐体カバー２１
の閉動作に連動してトナー落下口５１が開く。よって、
装置内にトナーが飛散することが防止される。

〔実施例〕

以下図を参照しながら、本発明を具体的に説明する。な
お、企図を通じて同一符号は同一対象物を示す。

第１図は本発明の実施例の図で、（ａ）はトナー落下口
開時の正断面図、（ｂ）はトナー落下口閉時の正断面図
、（Ｃ）は側断面図であり、第２図は本発明の実施例の
記録装置の構成図である。

本発明に係わる記録装置は、第２図に図示したように、
回転する感光体１と、感光体１の外周部に順次配設した
、帯電器２、露光部３、現像器４、他の帯電器５、トナ
ークリーナ６とを上部が開口した筐体２０に収容し、筐
体２０の開口部は開閉自在な筐体カバー２１で覆うよう
にしである。

そして、用紙１０に転写された転写像用を融着する定着
機構（図示省略）と、トナークリーナ６が回収したトナ
ー８をトナーコレクタ１８に送出する排出管５０を設け
、排出管５０の円筒壁の下部にトナー落下口５１を設け
である。

また、この排出管５０に外套５５を回転自在に該外嵌し
、そして外套５５の円筒壁の外側に、はぼ水平に突出す
るように係合板５７を設けである。

一方、筐体カバー２１を開くことで、排出管５０のトナ
ー落下口５１に対応する位置に、上方が開口したトナー
コレクタ１８を取入れ、取出し自在に載置しである。

また、筐体カバー２１には、先端部が係合板５７当接す
るように、係合バー６０を取付けである。

上述のように構成された記録装置は、稼動時に感光体１
の表面に付着した不要なトナー８をトナークリーナ６で
集め、例えばスクリュー手段で排出管５０の先端部に順
次送り出し、トナー落下口５１から落下させてトナーコ
レクタ１８にトナー８を収容蓄積させることができる。

以下第１図を参照しながらトナー落下口構造について詳
述する。

トナークリーナの下部に、有底円筒形の排出管５０を連
結し、この排出管５０内にスクリュー６Ａを設置するこ
とで、トナークリーナが回収したトナー８を排出管５０
の先端側に順次送出すにようにしである。

そして、この排出管５０の円筒壁の端面板近傍に、トナ
ー落下口５１を設けである。

５５は、開口端面倒に鍔を有し内径が排出管５０の外径
より僅かに大きい有底円筒形の外套である。

外套５５は排出管５０に遊挿され、鍔が排出管５０の外
周面に等分に取付けた円弧形溝付金具５３の溝に遊挿さ
れることで、排出管５０に回動自在に外嵌されている。

この外套５５は、トナー落下口５１に対応する円筒壁の
所定の位置に、トナー落下口５１にほぼ等しい形状の窓
５６を有し、且つ、円筒壁の外側に法線方向に突出する
係合板５７を有するものである。

一方、排出管５０の端面板と外套５５の端面板５５Ａの
間にねじりコイルはね５８を装着して、外套５５が回転
するように付勢させている。

また、筐体カバー２１には、先端部が係合板５７に当接
するように係合バー６０を取付けである。

上方が開口したトナーコレクタ１８は、トナー落下口５
１に対応する筐体内に取入れ、取出し自在に載置しであ
る。

そして、第１図（ａ）に図示したように筐体カバー２１
を閉じることで保合バー６０が、係合板５７を押下して
ねじりコイルばね５８の弾力に抗して外套５５を回転さ
せ、窓５６がトナー落下口５１に一致するように組み立
てである。

また、第１図（ｂ）に図示したように、筐体カバー２１
を開くことで、ねじりコイルはね５８の弾力により外套
５５が回転復帰して、外套５５の円筒壁がトナー落下口
５１を塞ぐようになっている。

上述のように構成しであるので、トナーコレクタ１８を
取り出す際に、筐体カバー２１を開くと、その開動作に
連動してトナー落下口５１が閉じる。

また、筐体カバー２１を閉じると、この筐体カバー２１
の閉動作に連動してトナー落下口５１が開く。

〔発明の効果〕

以上説明したように本発明は、筐体カバー〇開動作に連
動して、排出管のトナー落下口が閉じ、筐体カバーの閉
動作に連動して、排出管のトナー落下口が開くように構
成したトナー落下口構造であって、トナーコレクタの取
入れ、取出しに際して、トナーの飛散が防止されるとと
もに、用紙がトナーによって汚損される恐れが少ないと
いう、実用上で優れた効果を奏する。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の実施例の図で、 （ａ）はトナー落下口開時の正断面図、（ｂ）はトナー
落下口閉時の正断面図、（Ｃ）は側断面図、 第２図は本発明の実施例の記録装置の構成図、第３図は
従来の記録装置の構成図、 第４図の（ａ）、　（ｂ）は従来例の断面図、第５図の
（ａ）、　（ｂ）は他の従来例の断面図である。 図において、 １は感光体、　　　　　２，５は帯電器、３は露光部、
　　　　　４は現像器、 ６はトナークリーナ、　６Ａはスクリュー８はトナー、
　　　　　　ｌＯは用紙、１６５０は排出管、　　　１
７．５１はトナー落下口、１８はトナーコレクタ、　２
０は筐体、２１は筐体カバー　　　　５５は外套、５６
は窓、　　　　　　　５７は係合板、５８はねじりコイ
ルはね、 ６０は係合バーをそれぞれ示す。 （Ｃ） 不発８月の寅施充１１の口 侶　１　配 オ璃壱明の欠砲背１）／）訂万りに覧の横−八２１　２
　口 ／／ｌ芝水０吉乙４奪」く１Ｌの鳴ｒ鷲擾ヨ第　３　ロ 薯−＋口 （α） くｂノ ′１１２α昧ダ１／）断面側 薯　５　ロ

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 トナークリーナで回収したトナーを、トナーコレクタ内
   に収容蓄積する記録装置において、円筒壁にトナー落下
   口（５１）を有する、該トナークリーナに連結された有
   底円筒形の排出管（５０）と、該排出管（５０）に回動
   自在に外嵌する有底円筒形で、円筒壁に該トナー落下口
   （５１）にほぼ等しい形状の窓（５６）を有し、係合板
   （５７）が該円筒壁の外側に突出した外套（５５）と、 該外套（５５）に回動運動を付与するばね手段と、該係
   合板（５７）に対向するよう筐体カバー（２１）に固着
   された係合バー（６０）と、 該トナー落下口（５１）に対応する下方の記録装置を収
   容する筐体内に、取入れ取出し自在に載置するトナーコ
   レクタ（１８）とを備え、 該係合バー（６０）は、該筐体カバー（２１）を閉じる
   ことで、該係合板（５７）を押下して該窓（５６）が該
   トナー落下口（５１）に一致するように該外套（５５）
   を回転させるものであり、 該外套（５５）は、該筐体カバー（２１）を開くことで
   円筒壁が該トナー落下口（５１）を塞ぐように、ばねの
   弾力により回転復帰するものであることを特徴とするト
   ナー落下口構造。