JPH08692Y2 - 電子写真装置のトナー回収装置 - Google Patents

電子写真装置のトナー回収装置

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JPH08692Y2
JPH08692Y2 JP1988033177U JP3317788U JPH08692Y2 JP H08692 Y2 JPH08692 Y2 JP H08692Y2 JP 1988033177 U JP1988033177 U JP 1988033177U JP 3317788 U JP3317788 U JP 3317788U JP H08692 Y2 JPH08692 Y2 JP H08692Y2
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守 青山
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Fuji Xerox Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は電子写真装置に用いられるトナー回収装置に
関するものである。
(従来の技術とその課題) 従来、この種のトナー回収装置としては、第5図に示
す様に、複写機本体のカートリツジ(15)に設けられた
オーガー(13)と排トナー案内部材(14)により、カー
トリツジ(15)に設けられた感光体上の未転写トナーを
排トナーとして所定の場所に確保するため移送し、回収
ボトル(17)と対応する位置に設けられたトナー落下口
(14a)からトナーを落下させ回収ボトル(17)にトナ
ーが蓄積されるような構成としたものがある。
この様なトナー回収装置では、複写機本体の開閉によ
り、その都度カートリツジ側の落下口(14a)と回収ボ
トル(17)の受け口がズレて若干のトナーがこぼれ、複
写機本体、カバー等が汚れるという欠点があつた。
また、この欠点を防止するため、第6図に示す様な回
収ボトル(17)を直接カートリツジ(15)側に脱着自在
にできる様に排トナー案内部材(14)を設けた構成が多
く用いられている。一般に電子複写装置の回収ボトル
(17)の交換インターバルは約3ヵ月以上に設定するの
が通例であるから、大きさもある程度大きくなる。しか
し、複写機の一層の小型化が要望されている今日、カー
トリツジの小型化を行なわなければならずそれに伴なっ
て回収ボトルを小型化しないとカートリツジ(15)と回
収ボトル(17)とのバランスが崩れてアンバランスにな
り好ましくなく、かつ回収ボトル(17)の脱着操作性が
非常に悪くなりトナーこぼれを完全に解消することはで
きないという課題があつた。
即ち、本考案の目的は、カートリツジを小型化しても
トナー回収の脱着操作性を悪化させることなく、回収ボ
トルを大きくでき、かつ複写機の開閉によりトナー汚れ
の発生しないトナー回収装置を提供することにある。
(課題を解決するための手段) 本考案は、トナー画像担持体上に残留する未転写トナ
ーをクリーニングし、回収ボトルに回収する為の搬送手
段を有する排トナー案内部材を備えたカートリツジと回
収ボトルが分離されているトナー回収装置において、排
トナー案内部材(14)に設けられたトナー落下口(14
a)の位置に嵌装された開口部(16b)および係止部(16
a)を有する管材(16)と該管材(16)に巻装されたバ
ネ材(24)とからなり、複写装置が閉じた状態では管材
(16)の開口部(16b)と排トナー案内部材(14)のト
ナー落下口(14a)とは一致するように係止部(16a)が
複写装置に固定されたブラケット(25)およびバネ材
(24)の力によつて保持され、該複写装置を開くと管材
(16)上に巻かれたバネ材(24)によつて管材(16)が
回転運動し排トナー案内部材(14)のトナー落下口(14
a)が被覆される開閉装置を設けたことを特徴とする電
子写真装置のトナー回収装置であり、これにより上記課
題を解決し本目的を達成することができる。
(実施例) 以下に本考案の具体的実施例を図面を参照して説明す
るが、本考案はこれに限定されるものではない。
第1図〜第3図に本考案の構成例を示す、第2図は第
1図のY−Yに沿う断面図、第3図は第2図のX−Xに
沿う断面図で第1図のカートリツジ(15)の構成を示
す。
本考案の装置は、排トナー搬送手段のオーガー(13)
を有する排トナー案内部材(14)を備えたカートリツジ
(15)、該カートリツジ(15)と分離されている回収ボ
トル(17)、該案内部材(14)に設けられた落下口(14
a)の位置に嵌装された開口部(16b)および係止部(16
a)を有する管材(16)と該管材(16)に巻装されたバ
ネ材(24)とからなる開閉装置より構成されている。
本考案装置は、例えば、第4図に示す様な電子複写機
に適用され、以下、この場合の本考案の機能について説
明する。
感光ドラム(1)は、例えば直径が25〜50mm程度の小
径のものが用いられており、第3図に示す様なカートリ
ツジ(15)の小型化を計っている。感光ドラム(1)は
帯電器(2)によって一様に帯電された後、結像レンズ
(3)によつて原稿の画像が露光され、静電潜像が形成
された後、現像器(4)によつて感光ドラム(1)上に
トナー像が形成される。このトナー像は給紙カセツト
(5)から給紙ローラ(6)、レジストロール(7)、
レジストゲート(8)を経て、感光ドラム(1)直下に
来た用紙に転写用帯電器(9)により転写される。この
転写用紙は搬送ベルト(10)によつて定着器(11)に搬
送されトナー像が用紙に定着され、機外に排出される。
一方、感光ドラム(1)上の残存トナーはクリーニン
グブレード(12)によつて除去され、排トナー案内部材
(14)で受けられつつ、オーガー(13)で第2図および
第3図に示した様な排トナーの落下口(14a)の位置ま
で排トナーが搬送される。この時、本考案の開閉装置は
第1図に示す通り、管材(16)の開口部(16b)と案内
部材(14)の落下口(14a)とは一致するように係止部
(16a)がブラケツト(25)およびバネ材(24)の力に
よつて保持されている為、排トナーは回収ボトル(17)
に落下し蓄積されていく。回収ボトル(17)はブラケツ
ト(18)の支点下、別のブラケツト(19)上に乗ってお
り、このブラケツトはスプリング(20)によつて回収ボ
トルが空の時は水平状態近くにささえられているが、排
トナー量が多くなつてくると、ブラケツト(19)の先端
部が下がつてきて、ある重さ以上になると、ブラケツト
(22)に取り付けられたスイツチ(21)をオンさせ、回
収ボトルの交換を複写機本体の表示盤に表示させる。
回収ボトル(17)の交換は、複写装置本体を、第5図
に示した如く回転中心(23)を軸に持ち上げる。この
時、管材(16)上に巻かれたバネ材(24)によつて、管
材(16)が瞬時に回転運動し、係止部(16a)はカート
リツジ(15)上の突起(15A)の位置で止つて、案内部
材(14)の落下口(14a)が管材(16)により被覆され
落下口(14a)が瞬時に閉じられる為排トナーのこぼれ
が防止される。回収ボトル交換後、複写機本体を元に戻
す時は、上記と全く逆の機構により上述の通常の状態に
瞬時に復帰するため、閉時のトナーこぼれも上述と同様
防止される。
(考案の効果) 本考案は、排トナー回収ボトルの交換時のみに限ら
ず、紙詰り等により複写機本体を開閉しなければならな
い時、トナーこぼれを効果的に防止する低コストの装置
を提供する。
更に本願考案のトナー回収装置は、その構成により、
以下の効果を示すものである。
管材が排トナー案内部材に設けられたトナー落下口
(14a)の位置に嵌装され、さらに該管材はバネ材が巻
装されているため、複写機本体の開放時には管材(16)
が瞬時に回転運動して、トナー落下口付近をほぼ密閉状
態にするものであり、これによりトナーの飛散がより確
実に防止することができる。
複写機本体の閉時(排トナーのトナー回収ボトルへの
排出時)には、管材が回収ボトル内部に挿入して行う必
要がないため、管材の開口部付近へのトナーの付着がな
いので、複写機本体開放時における付着トナーの飛散
も、より確実に防止することができる。
管材が回収ボトルと係合する必要がないので、回収ボ
トルの開口部の形状が限定されず、回収ボトルの簡略
化、装置が簡略化のため、複写機使用におけるコストパ
フォーマンスを低くすることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案の装置の一例を示し、その構成を説明
するための断面図、第2図は、第1図のY−Yに沿う断
面図、第3図は、第2図のX−Xに沿う断面図、第4図
は、本考案の回収装置が適用される電子複写機の概略構
成図、第5図および第6図は、従来の排トナー回収装置
を説明する図第6図(a)はその正面図で、第6図
(b)は第6図(a)のX−Xに沿う断面図である。 (符号の説明) 1…感光ドラム、2…帯電器、3…結像レンズ、4…現
像器、5…給紙カセツト、6…給紙ローラ、7…レジス
トロール、8…レジストゲート、9…転写用帯電器、10
…搬送ベルト、11…定着器、12…クリーニングブレー
ド、13…オーガー、14…排トナー案内部材、14a…トナ
ー落下口、15…カートリツジ、16…管材、16a…係止
部、16b…開口部、17…回収ボトル、18,19,22、25…ブ
ラケツト、20…スプリング、21…スイツチ、23…回転中
心、24…バネ材。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】トナー画像担持体上に残留する未転写トナ
    ーをクリーニングし、回収ボトルに回収する為の搬送手
    段を有する排トナー案内部材を備えたカートリッジと回
    収ボトルが分離されているトナー回収装置において、排
    トナー案内部材(14)に設けられたトナー落下口(14
    a)の位置に嵌装された開口部(16b)および係止部(16
    a)を有する管材(16)と該管材(16)に巻装されたバ
    ネ材(24)とからなり、複写装置が閉じた状態では管材
    (16)の開口部(16b)と排トナー案内部材(14)のト
    ナー落下口(14a)とは一致するように係止部(16a)が
    複写装置に固定されたブラケット(25)およびバネ材
    (24)の力によつて保持され、該複写装置を開くと管材
    (16)上に巻かれたバネ材(24)によつて管材(16)が
    回転運動し排トナー案内部材(14)のトナー落下口(14
    a)が被覆される開閉装置を設けたことを特徴とする電
    子写真装置のトナー回収装置。
JP1988033177U 1988-03-15 1988-03-15 電子写真装置のトナー回収装置 Expired - Lifetime JPH08692Y2 (ja)

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JPH01136957U JPH01136957U (ja) 1989-09-19
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS5863977A (ja) * 1981-10-13 1983-04-16 Copyer Co Ltd 電子複写機
JPS59178660U (ja) * 1983-05-13 1984-11-29 株式会社リコー トナ−回収装置
JPS63109971U (ja) * 1987-01-09 1988-07-15

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