JP2003098924A - クリーニング装置及びそれを用いた画像形成装置 - Google Patents

クリーニング装置及びそれを用いた画像形成装置

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Abstract

(57)【要約】 【課題】感光体ドラムの上方に設けられ、コンパクトな
構成で、感光体のクリーニングローラ、クリーニングブ
レード、トナースパイラルを収納したクリーニング装置
及びそれを用いた画像形成装置を提供する。 【解決手段】クリーニングブレードに対して感光体ドラ
ム回転方向の上流側にクリーニングローラと、クリーニ
ングブレードの上方にトナー搬送手段と、クリーニング
ブレードとトナー搬送手段の中間に設けられた隔壁とを
備え、トナー搬送手段とクリーニングブレードを隔壁手
段の端部とクリーニングローラの間にのみで連通させ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、感光体ドラム表面
に残留する未転写トナーを除去するクリーニング装置
を、感光体の上方に備えた画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、画像形成部とその上部の原稿読み
取り装置の中間部にシートスタック空間を設けて、装置
全体のコンパクト化を図ったいわゆる胴内排紙方式の複
写機が増えてきている。このような複写機においては、
下方の給紙部より垂直方向に搬送された用紙が、画像形
成部内の感光体ドラムの側方の転写部においてトナーを
転写されそのまま略垂直方向に搬送され、上方の定着部
を通過した後、水平方向に搬送路が切り替わり、シート
スタック空間の排紙トレイに排出されるようになってい
る。用紙上に転移せず感光体ドラム表面に残留した一部
トナーは、転写部に対してドラム回転方向の下流に設け
られたクリーニング装置によって除去される。このよう
に胴内排紙方式の複写機では、感光体ドラム側方を用紙
が略垂直方向に搬送されるためにどうしてもクリーニン
グ装置は感光体ドラムの上方に設けざるを得ない為に下
方部が開口する構造となっている。
【0003】胴内排紙方式の複写機は従来低速機が主流
であったが徐々に高速化されており、低温定着化トナー
やアモルファスシリコン感光体や高感度OPC感光体の
使用例が増えてきている。
【0004】ここで、感光体上の残留トナーをクリーニ
ングブレードで除去する際に、トナーから脱離した外添
剤が感光体表面に付着しクリーニングできない場合があ
り、感光体上に残留した外添剤が核になって、クリーニ
ング不良トナーが周囲に成長し、ブレードをすり抜ける
たびに融着化し感光体表面に筋状のトナー付着物が散在
するようになる。トナー付着物には新たにトナーが現像
されるので、コピー上にトナー付着物に対応した黒点状
のコピー汚れを生ずるようになる。特に、低温定着トナ
ーはこの傾向が強く、胴内排紙複写機の高速化に伴いこ
の解消が望まれてきた。さらに、磁性トナーを用いた場
合、第1に磁性トナーに含まれるマグネタイト等の磁性
粉が上記の脱離外添剤と同様に感光体上のトナー付着物
の原因物質となること、第2に複写速度の高速化を図っ
た場合、磁性トナーで非磁性トナーと同程度の定着性能
を得るために、バインダーレジンのより一層の低温定着
化を図る必要があるなどの理由から、黒点上のコピー汚
れが顕著に発生することがある。このように磁性トナ
ー、非磁性トナーによる軽重の差はあるが胴内排紙方式
の複写機において複写速度を速くすると、トナー付着に
よるコピーの黒点状汚れが一層顕著な課題となってい
る。
【0005】さらに、感光体側からの問題点として、ア
モルファスシリコン感光体を用いた場合、ドラム周りの
主帯電、転写、除電の各チャージャから発生するNOx や
SOxなどの放電生成物がドラム表面に付着した状態で高
湿環境に曝されると空気中の水分を吸着しドラム表面の
静電潜像が乱れることによる画像流れを生ずる。さらに
チャージャー類から発生するオゾンによってドラム表面
が酸化劣化すると画像流れを助長しやすい。一方、Si
感光体ドラム以外の、例えば有機感光体を用いた場合、
トナー成分が感光体ドラム表面にフィルミングすると、
光感度、帯電能力が低下して地肌かぶりや画像濃度低下
などを生じやすい。
【0006】このような問題点に対処するために、感光
体ドラム表面を積極的に研磨し、常に感光体ドラム表面
を清浄な状態に維持する必要があり、クリーニングブレ
ードの上流側に、ウレタンゴム等の弾性体で構成される
クリーニングローラを設けて感光体ドラムよりも速い周
速で、感光体ドラム回転方向の順方向に回転させたり、
従動回転させたりしてドラム表面を摺擦・研磨させてい
る。また、クリーニングローラはそれ自体のクリーニン
グ作用以外に、感光体表面に残留したトナーや、トナー
外添剤を介して感光体表面と摺擦することによって感光
体を常に清浄な状態に維持している。その結果、画像流
れ現象やフィルミング現象や、トナー付着の発生を防止
している。
【0007】このように、胴内排紙の複写機においても
クリーニングローラを設けることが望ましいのである
が、クリーニングブレードと、トナー排出用のスパイラ
ルの取付けスペースに加えてこのようなクリーニングロ
ーラを設けると感光体外周部にかなりの割合を占めるこ
ととなり複写機全体の大型化を招いてしまう。また、別
の対策としてクリーニングブレードをスラストさせて付
着トナーのすり抜けを軽減させることも考えられるが、
画像流れやフィルミングへの有効性は低く、またブレー
ドと感光体のシール性が悪化して感光体側にトナーがこ
ぼれ落ちてコピー汚れ、機内汚れなどを生ずるなどの問
題がある。またスラストさせることによってブレードエ
ッジ面が傷つきやすく装置の長寿命化に逆行している。
【0008】さらに、第2の問題として通常のクリーニ
ング装置をそのまま感光体ドラムの上方に移動させた場
合、クリーニングブレードに対して排出スパイラルが感
光体回転の上流側に設けられているために、感光体自身
の搬送作用のため、クリーニングトナーが上流側に配置
された排出スパイラルの搬送が阻害され、クリーニング
ブレード上方に滞留してしまう。その結果、トナー凝
集、トナーブロック等が発生し、排出作用自身が不充分
となり最悪の場合には排出スパイラルがロックするなど
の重大な不具合を生ずる場合もある。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】。そこで本発明の第1
の目的は、感光体上方において残留トナーを除去するク
リーニング装置において、クリーニングブレードとクリ
ーニングローラとトナー排出手段をコンパクトに収納
し、装置全体を小型化したクリーング装置と画像形成装
置を提供することである。
【0010】さらに本発明の第2の目的は、感光体上方
において残留トナーを除去するクリーニング装置におい
て、除去したクリーニングトナーを外部に排出するまで
の間、トナー凝集、ブロッキングを生じさせずに速やか
に排出するクリーニング装置及び画像形成装置を提供す
ることである。
【0011】さらに本発明の第3の目的はクリーニング
トナーを外部にこぼすことなく速やかに外部に排出でき
るクリーニング装置及び画像形成装置を提供することで
ある。
【0012】さらに本発明の第4の発明は、胴内排紙方
式の画像形成装置において、複写速度の高速化を図るこ
とである。
【0013】さらに本発明の第5の目的は、胴内排紙方
式の画像形成装置において、画像流れ、フィルミング、
トナー付着などを防止し、メンテサイクルの延長等を図
ることである。
【0014】
【課題を解決するための手段】上記課題を達成するため
に、請求項1の発明は、感光体ドラムの上側において感
光体側に開口部を有するハウジングと、ハウジングの開
口部において感光体ドラム回転方向の下流側に設けられ
たクリーングブレードと、クリーニングブレードに対し
て感光体ドラム回転方向の上流側に設けられたクリーニ
ングローラとを有したクリーニング装置であって、クリ
ーニングブレードの上方にはクリーニングトナーを排出
するためのトナー排出手段が設けられるとともに、クリ
ーニングブレードとトナー排出手段の中間には隔壁が設
けられ、隔壁の端部とクリーニングローラの間にトナー
移動空間が形成されていることを特徴とする。請求項1
の発明によれば、クリーニング装置を大型化することな
く、感光体表面を清浄な状態に維持するクリーニングロ
ーラと感光体表面の残留トナーを除去するクリーニング
ブレードとクリーニングトナーを外部に排出するトナー
排出手段とをコンパクトに収納したクリーニング装置を
提供する。特に、隔壁とクリーニングローラ間のトナー
移動空間を通じてクリーニングトナーを隔壁上側の排出
手段側に速やかに流動させるとともに、隔壁によってク
リーニングトナーが自重によって沈み込むのを防止しト
ナー排出手段によって速やかにクリーニングトナーをク
リーニング装置外に排出することが可能となる。
【0015】さらに請求項2の発明は、請求項1に記載
のクリーニング装置において前記トナー排出手段の回転
領域の垂直方向から見た前記隔壁による有効遮蔽長Aが
トナー排出手段の回転直径に対して、30%以上である
ことを特徴とする。請求項2の発明によれば、トナー排
出手段側に移動したトナーの沈む込みを有効に防止す
る。
【0016】さらに請求項3の発明は、請求項2に記載
のクリーニング装置において、前記隔壁の端部が前記ト
ナー排出手段の中心軸の略下方に設けられていることを
特徴とする。請求項3の発明によれば、搬送手段側に移
動したトナーの沈む込みを特に有効に防止する。
【0017】さらに請求項4の発明は、請求項1に記載
のクリーニング装置において、前記トナー移動空間を形
成する前記隔壁の端部と前記クリーニングローラの最近
接距離が2mm以上であることを特徴とする。請求項4
の発明によれば、トナー移動空間上方へのトナーのせり
上がりが良好に行なわれる。
【0018】さらに請求項5の発明は、請求項1に記載
のクリーニング装置において、前記クリーニングローラ
は前記感光体ドラムとの当接点において感光体ドラムと
同方向に回転しており、その当接点よりもクリーニング
ローラ回転の下流側において、クリーニングローラの回
転方向に対してカウンター方向でクリーニングローラと
圧接するスクレーパを備えたことを特徴とする。請求項
5の発明によれば、クリーニングローラが感光体表面を
摺擦してクリーニングローラ表面に移行し付着したトナ
ーや、クリーニングブレードで除去されたクリーニング
トナーの一部でクリーニングローラ表面に付着したトナ
ーなどが、カウンタ当たりのスクレーパで有効にクリー
ニングローラから分離される。
【0019】さらに請求項6の発明は、請求項5に記載
のクリーニング装置において前記スクレーパは前記クリ
ーニングローラ表面のトナーをクリーニングローラと前
記トナー排出手段の中間、若しくは搬送手段の回転領域
への少なくとも1方向に掻き落とすことのできる方向に
設けられていることを特徴とする。請求項6の発明によ
れば、スクレーパによってクリーニングローラから掻き
落とされたトナーを、速やかにトナー排出手段の回転領
域に送り込みクリーニング装置外部への排出を促進す
る。またクリーニングローラとトナー排出手段の中間に
掻き落とされたトナーも、下方からせりあがってくるク
リーニングトナーに遮られてそのままトナー搬送手段側
に移動させられ、クリーニング装置外に排出される。
【0020】さらに請求項7の発明は、請求項1に記載
のクリーニング装置において前記クリーニングローラと
前記トナー排出手段の回転領域の最近接距離が3mm以
下である事を特徴とする。請求項7の発明によれば、ス
クレーパでクリーニングローラから掻き落とされたトナ
ーを効率よくトナー排出手段側に移動させて、クリーニ
ング装置外に排出する。
【0021】さらに請求項8の発明は、感光体ドラムの
上側において感光体側に開口部を有するハウジングと、
ハウジングの開口部において感光体ドラム回転方向の下
流側に設けられたクリーングブレードと、クリーニング
ブレードに対して感光体ドラム回転方向の上流側に設け
られ、感光体ドラムとの当接点において感光体ドラムと
同方向に回転するクリーニングローラと、上記当接点よ
りもクリーニングローラ回転方向の下流側においてカウ
ンター方向でクリーニングローラと圧接するスクレーパ
と、クリーニングブレードの上方に設けられたトナー排
出手段とを有したクリーニング装置において、上記スク
レーパはクリーニングローラ表面のトナーをクリーニン
グローラとトナー排出手段の中間、若しくは搬送手段の
回転領域への少なくとも1方向に掻き落とすことのでき
る方向に設けられていることを特徴とする。請求項8の
発明によれば、クリーニングローラによって上方に搬送
されてきたクリーニングトナーをスクレーパでクリーニ
ングローラとトナー排出手段の中間に掻き落とした場合
には、下方から新たにせり上がってくるクリーニングト
ナーに行く手を遮られて搬送手段の回転領域へと流動
し、搬送手段の回転領域へ直接掻き落とした場合と合わ
せて、搬送手段で速やかにクリーニング手段の外部に排
出することができる。
【0022】さらに請求項9の発明は、請求項8に記載
のクリーニング装置において、前記クリーニングブレー
ドと前記トナー排出手段の中間には隔壁が設けられ、隔
壁の端部と前記クリーニングローラの間にトナー移動空
間が形成されていることを特徴とする。請求項9の発明
によれば、隔壁の存在によってトナー排出手段からのト
ナーの沈み込みを防止できる。
【0023】さらに請求項10の発明は請求項1又は8
に記載のクリーニング装置において前記クリーニングロ
ーラがトナーを介在して感光体ドラムと当接し研磨ロー
ラ若しくは摺擦ローラとして機能していることを特徴と
する。請求項10の発明によれば、感光体の表面を常に
清浄な状態に維持することができる。
【0024】さらに請求項11の発明は請求項1乃至1
0のクリーニング装置を用いたことを特徴とする画像形
成装置を提供する。請求項11の発明によれば、感光体
上方にクリーニング装置を設けた画像形成装置であって
も、クリーニング装置の小型化が可能であるから、画像
形成装置、感光体ドラムの小型化が容易になり、また感
光体ドラム周りの現像、帯電、転写等の各手段の設置ス
ペースの裕度が増し装置設計し易い。
【0025】さらに請求項12の発明は、請求項11に
記載の画像形成装置において、原稿読取り部と、画像形
成部を含む本体ハウジングと、原稿読取り部と、本体ハ
ウジングとの中間部に設けられたシートスタック空間部
と、画像形成部内の感光体側方部において用紙を略上方
に搬送する用紙搬送路とを有することを特徴とする。請
求項9の発明によれば、画像形成装置、感光体ドラムの
小型化が容易になり、また感光体ドラム周りの現像、帯
電、転写等の各手段の設置スペースの裕度が増し装置設
計し易い胴内排紙方式の画像形成装置が提供される。
【0026】さらに請求項13の発明は、請求項11又
は12に記載の画像形成装置において前記感光体ドラム
がアモルファスシリコン感光体であり、前記クリーニン
グローラの周速度は感光体ドラムの周速度よりも大きい
ことを特徴とする。請求項13の発明によれば画像流れ
を生じやすいアモルファスシリコン感光体を用いた場合
であっても、クリーニングローラとその表面に付着した
クリーニングトナーによって感光体表面を研磨使用する
ことが可能であり、さらにはクリーニングローラの周速
度を感光体ドラムの周速度よりも大きくすることによっ
て研磨作用がさらに増進される。
【0027】さらに請求項14の発明は請求項11乃至
13に記載の画像形成装置において前記トナーが磁性ト
ナーであることを特徴とする。請求項14の発明によれ
ば、先述した理由で非磁性トナーに比較して感光体表面
のトナー付着による黒点状のコピー汚れを発生しやすい
磁性トナーを用いた場合であっても感光体表面のトナー
付着を効果的に除去することが可能であり、さらにコピ
ー速度の高速化が可能となる。
【0028】
【発明の実施の形態】以下、本発明に従って構成された
装置本体の好適実施形態を添付図面を参照して更に説明
する。図1はこの発明の第一の実施形態にかかる複写機
100の外観構成を示す斜視図である。図2は複写機1
00の内部構成を示す正面図である。図3は原稿搬送部
を不図示として、複写機100の右側面から見た原稿カ
バーの開閉状態を示す模式図である。図4、図5は複写
機100に使用されるクリーニング装置の内部構成、寸
法を示す正面図である。複写機100は本体ハウジング
11とその上方の上ハウジング11Uと、上ハウジング
の上部に開平自在に載置された原稿搬送部14で区画さ
れている。本体ハウジング11と上ハウジング11Uの
中間部には右側側面から略水平方向に内側に入り込んだ
シート材スタック空間部12が形成されている。シート
材スタック空間部12には本体ハウジングから横方向に
排出されるシート材を受け取り、積載する為の上シート
トレイ1、下シートトレイ2が設けられている。
【0029】上ハウジング11Uは画像読取り位置にお
いて原稿を露光して画像を読取るための露光部15を内
蔵しておりその上面には操作パネル13や透明なガラス
板からなる原稿載置板21が配設されている。上ハウジ
ング11Uの上方には原稿画像を読み取るために原稿を
画像読取り位置Rに搬送するための原稿搬送部14が載
置されている。原稿カバー14dは図3に示すように機
械奥側のヒンジ部9によって上ハウジング上に開平自在
に支持されている。実線で示す閉位置において通常載置
されており、破線で示す開位置まで開放することが可能
である。複写機100はシートスルー方式と原稿固定方
式の2方式の原稿画像読取りを行なうことが可能であ
る。まずシートスルー方式は閉状態の原稿搬送部14に
よって画像読取り位置Rを通過している原稿を、画像読
取り位置に対向して固定配置された露光部15で画像読
取りする方式である。さらに原稿固定型方式は、原稿搬
送部14を開状態とし、原稿載置板21上面に原稿を載
置し、露光部15を移動させつつ画像読取りする方式で
ある。本実施形態は、シートスルー方式に基づいた実施
例として説明を行なう。
【0030】本体ハウジング11は、下ハウジング11
Dとその上方の連結ハウジング11Cに区画できる。下
ハウジング11Dは用紙の給紙部と、用紙上にトナー画
像を形成する画像形成部と、用紙上のトナー画像を定着
するための定着部を内蔵している。連結ハウジング11
Cは定着後の用紙を搬送してシート材スタック空間のシ
ートトレイに向けて排出するための用紙搬送路を内蔵し
ている。
【0031】上ハウジング11Uの構成を図1、図2を
元に説明する。上ハウジング11Uの手前側には操作パ
ネル13が備えられている。原稿搬送部14は原稿給紙
トレイ14aと原稿搬送部本体14bと原稿排紙トレイ
14cと原稿カバー14dを備えている。原稿排紙トレ
イ14cは原稿カバー14d上面の一部に直付けで形成
している。原稿搬送路dの延長上の上流端に原稿給紙ト
レイ14aが配設され、原稿搬送路dの延長上の下流端
には原稿排出トレイ14cが配設されている。原稿読取
り部本体14bには原稿搬送路dに沿って原稿搬送方向
の上流側から下流側にかけてピックアップローラ22、
搬送ローラ対23とレジストローラ対24、排出ローラ
対25が設けられている。搬送ローラ対23は駆動ロー
ラ23aと分離ローラ23bから構成されている。分離
ローラ23bは回転負荷が所定トルクを下回る場合のみ
駆動ローラ23aと逆方向に回転し、回転負荷が所定ト
ルクを上回る場合には駆動ローラ23aと従動回転する
ようになっている。
【0032】レジストローラ対24と排出ローラ対25
の間には画像読取り部Rが設けられている。画像読取り
位置Rには原稿載置板21への対向する向きにシェーデ
ィング補正用の白基準板26と、白基準板26の上方に
あって白基準板26を原稿載置板21に押圧するための
原稿押圧部26aとが設けられている。原稿搬送路dは
搬送ローラ対23から画像読取り位置Rに至る間におい
て反転するように湾曲している。
【0033】原稿搬送路dの上流側から下流側に向けて
各センサが設けられている。つまり、原稿給紙トレイ1
4a中央部に原稿検知センサS1が設けられ、搬送ロー
ラ対23の下流側に給紙センサS2が設けられ、排出ロ
ーラ対25の下流側に排出センサS3が設けらている。
【0034】原稿搬送部で原稿を搬送移動させつつ固定
した露光ランプで原稿露光させるいわゆるシートスルー
原稿読取り方式に基づいて以下の説明を進める。原稿給
送トレイ14aに画像面を上向きにセットされたM枚の
原稿は、ばね部材6aによって上向きに付勢されたセッ
ト原稿押さえ部材6bによって所定の圧力でピックアッ
プローラ22に押しつけられる。操作パネル13のコピ
ー開始ボタンがオンされると図示しない1次給紙駆動手
段によりピックアップローラ22と搬送ローラ23が回
転駆動される。原稿給紙トレイ14aにセットされた原
稿はピックアップローラ22によって上面側から通常複
数枚が搬送ローラ対23に送られる。搬送ローラ対23
に送られた複数枚の原稿は分離ローラ23bにより最上
部の1枚のみが分離されてレジストローラ対24に向け
て搬送される。原稿先端が給紙センサS2によって検出
されてから所定の距離だけ搬送された後、給紙駆動手段
の作動停止により搬送ローラ対23の駆動ローラ23a
とピックアップローラ22の回転駆動が停止され一次給
紙が終了する。原稿はその先端がレジストローラ対24
のニップ部に押圧されかつその先端にたわみが形成され
た状態で停止させられる。
【0035】一次給紙が終了してから所定時間経過後、
2次給紙が開始される。つまり図示しない2次給紙駆動
手段の作動によりレジストローラ対24が回転駆動され
る。原稿はレジストローラ対24により画像読取り位置
R及び排出ローラ対25に向けて搬送させられた後、最
終的には排出ローラ対25によって原稿排出トレイ14
c上に排出される。排出ローラ対の下流側に設けられた
排紙センサS3により原稿の後端通過を検知したことに
よって原稿1枚の画像読取りの完了を検出するようにな
っている。排紙センサS3は原稿の給紙搬送完了毎に原
稿枚数を計数するカウント機能を有しており、原稿セッ
ト検知センサS1が後続の原稿を検知していれば、2枚
目以降の原稿搬送が続行される。原稿は画像読取り位置
Rを通過する際に白基準板26と原稿押圧部26aによ
って原稿載置板21の表面を軽く押圧されながら搬送さ
れ、原稿画像面が原稿載置板を挟んで対抗する露光ラン
プ27によって光走査されるようになっている。
【0036】次に、露光部15について説明する。図2
において、露光ランプ27及び反射板28と第1ミラー
29と第2ミラー30と第3ミラー31と集光レンズ3
2とイメージセンサ、例えばライン型のCCD33を備
えている。露光ランプ27と第1ミラー29は第一キャ
リッジ(図示せず)上に搭載され、第2ミラー30、第
3ミラー31は第二キャリッジ(図示せず)上に搭載さ
れている。原稿読み取り時には、第一キャリッジが前記
画像読み取り位置Rの直下に移動し、露光ランプ27か
らの光照射光が原稿を露光する。照射光は第1ミラー2
9、第2ミラー30、第3ミラー31、集光レンズ32
を通じてCCD33に到達する。ここに、原稿載置板2
1上の原稿画像は露光部15による読取走査を受けるこ
とにより、CCD33上に縮小結像され、光電変換処理
を経て電気信号となるように読み取られる。
【0037】引き続き2図を参照して、本体ハウジング
11を形成する下ハウジング11Dと連結ハウジング1
1Cの内、下ハウジングの構造について説明する。下ハ
ウジング11Dの下方の給紙部にはシートカセット34
と、画像形成部36と、定着装置37とが内蔵さてい
る。シートカセット34に収容されたシート材Pは繰り
出しコロ34aにより1枚ずつ送り出される。下ハウジ
ング11Dの左側下方部には開閉可能な手差し給紙トレ
イ35が備えられていて、この手差し給紙トレイ35に
セットされたシート材Pも繰り出しコロ35aにより1
枚ずつ送り出される。
【0038】次に画像形成部について説明する。画像形
成部36において、感光体ドラム38は正帯電性のアモ
ルファスシリコン感光体ドラムであって、駆動時には図
示した方向に200mm/秒の速度で回転する。感光体
ドラム38の表面は5KVの高電圧が印可されたメイン
チャージャー39から発生したコロナ放電によって+2
50Vに一様帯電した後、レーザースキャニングユニッ
ト40からのビーム光の照射によって明電位+10Vと
暗電位+250Vの部分からなる静電潜像が形成され
る。更に感光体の回転によって静電潜像は現像位置にま
で回転移動する。現像装置41内部の現像ローラ41a
の現像スリーブはステンレス製で内部に固定磁石を配し
ている。ステンレス製の現像スリーブは感光体ドラムと
300μmの間隙をもって、回転自在に支持されてお
り、駆動時には感光体ドラムと同一方向に360mm/
秒の速度で回転する。現像部41内は、体積平均粒径9
μm(コールターカウンターによるメジアン径)の正帯
電の磁性トナーが充填されており、図示しない磁性ブレ
ードで現像スリーブ表面にトナー薄層が形成される。現
像ローラには+100Vの直流電圧と、周波数2KH
Z、ピークツーピーク電圧2KVの交流電界とが重畳し
た現像バイアス電圧が印可されている。現像領域まで搬
送されたトナーはこの現像バイアスによってスリーブ表
面から飛翔し感光体表面の露光部を現像する。
【0039】シートカセット34或いは手差し給紙トレ
イ35から1枚ずつ繰り出され搬送路3を通じて上方に
搬送されてきた用紙は、感光体上のトナー画像がローラ
転写部42に接近するのに同期して、レジストローラ4
で搬送タイミングが調整され、感光体ドラム38と転写
ローラ42との間を搬送される。これによって、用紙先
端とトナー画像部先端が一致してローラ転写部を通過す
ることによってトナー画像中のトナーの大部分が用紙上
に転移する。用紙上に転移せず感光体ドラム表面に残留
した一部トナーは、最下流に設けられたクリーニング装
置50によって除去される。トナー像が転写された用紙
は定着装置37へ送られる。定着装置37は熱ローラ3
8a及び加圧ローラ38bを有し、これらローラ対によ
ってトナー像を用紙上に定着してコピー物が得られる。
【0040】定着ニップを通過した用紙はそのまま垂直
方向の垂直搬送路42に沿って上方に搬送される。垂直
搬送路42は連結ハウジング11Cに入り搬送ローラ対
43を通過すると、右方向の水平搬送路44と斜め上方
の搬送路45に分岐しており、その分岐箇所において用
紙の搬送方向を振り分ける分岐爪46が設けられてい
る。2図においては用紙は水平搬送路44へと進行方向
を振り分けられ、下シートトレイ2上へと排出される。
【0041】次に、図4、図5によってクリーニング装
置50の内部構造を詳述する。図4、図5はクリーニン
グ装置50の内部を機械正面側から眺めた正面図であ
る。クリーニング装置50は、感光体38に向かって開
口部を有した外装を形成するハウジング51と、感光体
表面を摺擦して清浄にする為のクリーニングローラ52
と、トナー排出手段としてのスパイラル53と、感光体
表面の残留トナーを除去するためのクリーニングブレー
ド54と、トナー移動空間55を除いてスパイラル53
とクリーニングブレード54の間を封鎖する為の隔壁5
6と、ローラ表面のトナーを掻き落とす為のスクレーパ
57と、ハウジング内部のクリーニングトナーを外部に
漏らさないためのシールブレード58とを基本的な構成
としている。
【0042】クリーニングローラ52は、ハウジング5
1の図示しない前後側板に回転自在に軸支されている。
感光体ドラム38に当接しており、図示しない回転駆動
手段により、感光体との当接面において感光体と同一方
向に回転駆動されるが、その周速度は感光体周速度の
1.2倍に制御されている。また、クリーニングローラ
52はEPDMゴムの発泡体でアスカC硬度55°のも
のを使用し、直径10mmの金属シャフトの周囲に2.
5mmのスポンジ厚を有した構造となっている。クリー
ニングローラ52はこれに限定するものではなくて、他
の材質のゴムや発泡ゴム体であっても良くアスカC硬度
が10〜90°の範囲のものが好適に使用される。
【0043】クリーニングローラ52は感光体ドラム3
8との当接面において同一方向に回転しており、その当
接面よりもクリーニングローラ52回転の下流側におい
て、スクレーパ57がクリーニングローラ52の回転方
向に対してカウンター方向でクリーニングローラに圧接
している。スクレーパ57は厚さ0.05mmのSUS
304製の弾性プレートであって、その固定端はハウジ
ング51の図示しない前後側板に取り付けられた取り付
けステー60の曲げ部60aに貼り付けられている。さ
らに、感光体ドラム38に圧接したスパイラル57の自
由端が固定端よりも下方に位置しており、スクレーパ5
7がクリーニングローラ52から掻き落としたトナーは
スパイラル53側に落下するようになっている。一部ト
ナーはトナー移動空間55付近にも落下するが、新たな
クリーニングトナーがさらに下方のトナー移動空間から
せり上がっているので、行き場を失ってスパイラル53
側へと移動し、さらに落ちこむことがなく隔壁56上に
支持されつつスパイラル53でクリーニング装置の外部
に排出される。
【0044】クリーニングローラ52の感光体ドラム3
8の回転方向の下流側には、JIS硬度が78°のポリ
ウレタンゴム製であって、厚み2mmのクリーニングブ
レード54が感光体ドラム38に当接した状態で、取り
つけ金具59を介してハウジング51に固定保持されて
いる。クリーニングブレードの自由端長は10mmであ
って、当接部における感光体への食い込み量は1.5m
mであり、その当接点において感光体接線方向に対して
22度の角度で取りつけられる。クリーニングブレード
54の感光体側への当接力は5g/mmに設定されてい
る。クリーニングブレードで感光体から除去されたクリ
ーニングトナーは、トナー移動空間55の下方で滞留、
成長するが、クリーニングローラ52表面の回転搬送作
用も手伝ってトナー移動空間55を通じてさらに上方に
流出し、スパイラル53の回転に伴って隔壁56によっ
て下支えされつつクリーニング装置の外部に排出され
る。
【0045】ハウジング51の各側板の内、感光体回転
の下流方向側に位置し感光体に対向した側板51aがそ
の先端部付近でハウジング内側に屈曲し、スパイラル5
3の感光体対向面の一部を包み込むように延びることに
よって隔壁56が形成されている。本実施例では、隔壁
56の端部をスパイラル53の中心軸の略下方にまで伸
ばすことによって、スパイラル53の回転領域外周部5
3aの垂直方向から見た有効遮蔽長Aをスパイラル53
の回転径Bに対して50%としている。この比率は30
%以上であることが望ましい。30%以上であればトナ
ー移動空間55からせりあがってきたトナーをトナー移
動空間下方にこぼすことなく速やかにスパイラル53で
装置外に搬送、排出することができる。30%未満で有
れば、トナー移動空間下方へのトナーの沈み込みがやや
多くなり、トナーが滞留気味となる。
【0046】トナー移動空間の水平長Cは本実施例では
7mmとしている。この水平長Cは2mm以上確保する
ことが望ましい。2mm以上とすることで、トナーが滞
留することなく、トナー移動空間上方へのトナーのせり
上がりが良好に行なわれる。2mm未満で有れば、トナ
ー移動空間上方へのトナーのせり上がりがやや不良とな
りトナーが滞留気味となることがある。
【0047】次に、クリーニングローラ52とスパイラ
ル53の回転領域外周部53aの最近接距離Dは本実施
例では1.5mmとしている。この距離Dは3mm以内
であることが望ましい。3mm以内とすることで、スク
レーパ57がクリーニングローラ52から掻き落とした
トナーの内、スパイラル53側に直接落下する比率が増
加しスパイラル53によって速やかにトナーをクリーニ
ング装置の外部に排出することができる。
【0048】スクレーパ57は厚さ0.05mmのSU
S304製の弾性プレートであって、その固定端はハウ
ジング51の図示しない前後側板に取り付けられた取り
付けステー60の曲げ部60aに貼り付けられている。
本実施例では、スクレーパ57の取り付け方向をクリー
ニングローラ52表面の圧接点において接線方向とした
が、これに限るものではなく、当接点において接線に対
する角度を有していても良い。スクレーパ57には0.
05mm厚以外に、0.02〜2.0mm厚のものが使
用できる。材質も弱磁性のSUS304に限定するもの
ではなく非磁性のSUS板や、各種の樹脂製、金属製の
ブレード板、ゴムブレード板などが使用できる。
【0049】さらにハウジング51の感光体回転の上流
方向側に位置し感光体に対向した側板51cにはシール
ブレード58が感光体38との当接点での接線に対して
鋭角になるように取付けられている。
【0050】
【発明の効果】クリーニングローラ52は感光体表面の
残留トナーを一部はぎ取り除去したり、除去しないまで
も機械的に攪乱することによって感光体から脱離しやす
い、つまりクリーニング容易な状態とするとともにトナ
ーから離脱した表面処理等を核としてトナー融着物が発
生成長するのを、防止する効果を有する。さらには、感
光体表面の残留トナーを介在して感光体表面を摺擦する
状態において研磨作用を及ぼす事によって、感光体表面
のトナーフィルミング層を除去したり、アモルファスシ
リコン感光体の場合には、オゾンによる表面劣化層を除
去したりなどして感光体表面を常に清浄に維持すること
ができる。さらに、クリーニングローラ下流側のスクレ
ーパ57によって、その表面の付着トナーが掻き落とさ
れたクリーニングローラは清浄表面を回復するので、長
期間その性能を維持することができる。また、スクレー
パ57で掻き落とされたトナーは排出手段としてのスパ
イラル53によって速やかにクリーニング装置の外部に
排出される。クリーニングローラ53でもクリーニング
できなかった残留トナーはクリーニングブレード54で
完全に除去される。
【0051】クリーニングされたトナーはトナー移動空
間55の上方へせりあがり、スパイラル53の回転領域
内に進入し、隔壁56で下方に沈み込まないように支え
られスパイラル53で速やかにクリーニング装置外に排
出される。
【0052】本実施例では、クリーニングローラの周速
度を感光体ドラムの周速度の1.2倍としたがこれに限
定するものではなく1.05乃至2.5の範囲のものが
好適に用いられる。1.05倍未満であればクリーニン
グローラによる感光体上のトナー付着物のクリーニング
効果が低下することによる黒点状のコピー汚れや、トナ
ーフィルミングや、アモルファスシリコン感光体での画
像流れを生じやすい傾向となる。2.5倍を越えると、
感光体の円滑な回転に対して支障を与え、回転ムラによ
るジッタを生じやすい。
【0053】感光体の上方に設けられたクリーニング装
置において、クリーニングブレードとその上方のトナー
排出のためのスパイラルの間の一部を隔壁で封鎖したこ
とにより、発生したクリーニングトナーをブレード上部
に滞留させることなく速やかに装置外に排出できる。ま
た、スクレーパを、互いに近接したクリーニングローラ
とスパイラルの中間を向くような方向でカウンター当た
りとさせることによって、クリーニングローラから掻き
落としたトナーをスパイラルが受け取りやすくさせるこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1の実施形態にかかる複写機10
0の外観構成を示す斜視図である。
【図2】この発明の第1の実施形態にかかる複写機10
0の内部構成を示す正面図である。
【図3】この発明の第1の実施形態にかかる複写機10
0の右側面から見た原稿搬送部の開閉状態を示す模式図
である。
【図4】この発明の第1の実施形態にかかる複写機10
0に使用されるクリーニング装置の内部構成を示す正面
図である。
【図5】この発明の第1の実施形態にかかる複写機10
0に使用されるクリーニング装置の内部を示す正面図で
ある。
【符号の説明】
1 上シートトレイ 2 下シートトレイ 6a ばね部材 6b 原稿押さえ部材 9 ヒンジ部 11 本体ハウジング 11U 上ハウジング 11C 連結ハウジング 11D 下ハウジング 12 シート材スタック空間部 13 走査パネル 14 原稿搬送部 14a 原稿給紙トレイ 14b 原稿搬送部本体 14c 原稿排紙トレイ 14d 原稿カバー 21 原稿載置板 22 ピックアップローラ 23 搬送ローラ対 23a 駆動ローラ 23b 分離ローラ 24 レジストローラ対 25 排出ローラ対 26 白基準板 26a 原稿押圧部 R 原稿読取り位置 S1 原稿検知センサ S2 給紙センサ S3 排出センサ 27 露光ランプ 28 反射板 29 第一ミラー 30 第二ミラー 31 第三ミラー 32 集光レンズ 33 CCD 34 シートカセット 34a 繰り出しコロ 36 画像形成部 37 定着装置 37a 熱ローラ 38b 加圧ローラ 38 感光体ドラム 39 メインチャージャー 40 レーザースキャニングユニット 41 現像装置 41a 現像ローラ 42 垂直搬送路 43 搬送ローラ対 44 水平搬送路 45 搬送路 46 分岐爪 50 クリーニング装置 51 ハウジング 51a 側板 51b 上側板 51c 側板 52 クリーニングローラ 53 スパイラル 53a 回転領域外周部 54 クリーニングブレード 55 トナー移動空間 56 隔壁 57 スクレーパ 58 シールブレード 60 取り付けステー
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 二宮 弘道 大阪府大阪市東成区中道3丁目17番18号大 管ビル6階京セラ株式会社玉造事業所内 Fターム(参考) 2H134 GA01 GB02 GB05 GB08 GB10 HA01 HA04 HA09 HA11 HA17 HA18 HD01 HD04 HD11 HD19 JA02 KD05 KD08 KE06 KF03 KH03

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】感光体ドラムの上側において感光体側に開
    口部を有するハウジングと、ハウジングの開口部におい
    て感光体ドラム回転方向の下流側に設けられたクリーン
    グブレードと、クリーニングブレードに対して感光体ド
    ラム回転方向の上流側に設けられたクリーニングローラ
    とを有したクリーニング装置であって、クリーニングブ
    レードの上方にはクリーニングトナーを排出するための
    トナー排出手段が設けられるとともに、クリーニングブ
    レードとトナー排出手段の中間には隔壁が設けられ、隔
    壁の端部とクリーニングローラの間にトナー移動空間が
    形成されていることを特徴とするクリーニング装置。
  2. 【請求項2】前記トナー排出手段の回転領域の垂直方向
    から見た前記隔壁による有効遮蔽長Aがトナー排出手段
    の回転直径に対して、30%以上であることを特徴とす
    る請求項1に記載のクリーニング装置。
  3. 【請求項3】前記隔壁の端部が前記トナー排出手段の中
    心軸の略下方に設けられていることを特徴とする請求項
    2に記載のクリーニング装置。
  4. 【請求項4】前記トナー移動空間を形成する前記隔壁の
    端部と前記クリーニングローラの最近接距離が2mm以
    上であることを特徴とする請求項1に記載のクリーニン
    グ装置。
  5. 【請求項5】前記クリーニングローラは前記感光体ドラ
    ムとの当接点において感光体ドラムと同方向に回転して
    おり、その当接点よりもクリーニングローラ回転の下流
    側において、クリーニングローラの回転方向に対してカ
    ウンター方向でクリーニングローラと圧接するスクレー
    パを備えたことを特徴とする請求項1に記載のクリーニ
    ング装置。
  6. 【請求項6】前記スクレーパは前記クリーニングローラ
    表面のトナーをクリーニングローラと前記トナー排出手
    段の中間、若しくはトナー排出手段の回転領域への少な
    くとも1方向に掻き落とすことのできる方向に設けられ
    ていることを特徴とする請求項5に記載のクリーニング
    装置。
  7. 【請求項7】前記クリーニングローラと前記トナー排出
    手段の回転領域の最近接距離が3mm以下である事を特
    徴とする請求項1に記載のクリーニング装置。
  8. 【請求項8】感光体ドラムの上側において感光体側に開
    口部を有するハウジングと、ハウジングの開口部におい
    て感光体ドラム回転方向の下流側に設けられたクリーン
    グブレードと、クリーニングブレードに対して感光体ド
    ラム回転方向の上流側に設けられ、感光体ドラムとの当
    接点において感光体ドラムと同方向に回転するクリーニ
    ングローラと、上記当接点よりもクリーニングローラ回
    転方向の下流側においてカウンター方向でクリーニング
    ローラと圧接するスクレーパと、クリーニングブレード
    の上方に設けられたトナー排出手段とを有したクリーニ
    ング装置において、上記スクレーパはクリーニングロー
    ラ表面のトナーをクリーニングローラとトナー排出手段
    の中間、若しくは搬送手段の回転領域への少なくとも1
    方向に掻き落とすことのできる方向に設けられているこ
    とを特徴とするクリーニング装置。
  9. 【請求項9】前記クリーニングブレードと前記トナー排
    出手段の中間には隔壁が設けられ、隔壁の端部と前記ク
    リーニングローラの間にトナー移動空間が形成されてい
    ることを特徴とする請求項8に記載のクリーニング装
    置。
  10. 【請求項10】前記クリーニングローラがトナーを介在
    して感光体ドラムと当接し研磨ローラ若しくは摺擦ロー
    ラとして機能していることを特徴とする請求項1又は8
    に記載のクリーニング装置。
  11. 【請求項11】請求項1乃至10のクリーニング装置を
    用いたことを特徴とする画像形成装置。
  12. 【請求項12】原稿読取り部と、画像形成部を含む本体
    ハウジングと、原稿読取り部と本体ハウジングとの中間
    部に設けられたシートスタック空間部と、画像形成部内
    の感光体側方部において用紙を略上方に搬送する用紙搬
    送路とを有することを特徴とする請求項11に記載の画
    像形成装置。
  13. 【請求項13】前記感光体ドラムがアモルファスシリコ
    ン感光体であり、前記クリーニングローラの周速度は感
    光体ドラムの周速度よりも大きいことを特徴とする請求
    項11又は12に記載の画像形成装置。
  14. 【請求項14】前記トナーが磁性トナーであることを特
    徴とする請求項11乃至13に記載の画像形成装置。
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