JPS62156686A

JPS62156686A - クリ−ニング装置

Info

Publication number: JPS62156686A
Application number: JP27384585A
Authority: JP
Inventors: Akira Kosugi; 彰小杉
Original assignee: Konica Minolta Inc
Current assignee: Konica Minolta Inc
Priority date: 1985-12-05
Filing date: 1985-12-05
Publication date: 1987-07-11

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】〔産業上の利用分野〕この発明はクリーニング装置に関し、特に、電子写真複
写装置等に使用されるクリーニング装置に関するもので
ある〔従来技術およびその問題点〕 −Ｉｎに電子写真複写装置等にあっては像担持体である
感光体ドラムを帯電装置により帯電し、露光光学系によ
り原稿の像を露光位置において露光して、前記感光体ド
ラムの周面に静電潜像を形成し、この感光体ドラムの周
面上に形成された静電潜像を現像装置で現像してトナー
像を形成し、感光体ドラムの周面上のトナー像を転写極
で記録紙などの記録用シートに転写し、転写後の感光体
ドラムを、必要により除電装置で除電したのちにクリー
ニング装置でクリーニングし、再び上記の工程が繰り返
される。

一方、ガイド板を介して給送され、トナー像が転写され
た記録用シートは分離極の作用下で゛感光体ドラムから
分離され、搬送部材により定着装置に搬送されて定着さ
れたのちに外部に排出されるようになっている。

前記感光体ドラムを清掃するため上記の電子写真複写装
置に使用されるクリーニング装置は、前記感光体ドラム
上に残存するトナー等の現像剤を掻き取るためのクリー
ニングブレードと、前記クリーニングブレードで掻き落
とされた現像剤を受け取る現像剤搬送ローラと、前記現
像剤搬送ローラ上の現像剤を再び掻き取り、現像剤貯溜
部に集めるためのスクレーパとを有している。

前記クリーニングブレードの先端は前記感光体ドラムと
摺接し、前記現像剤搬送ローラは前記クリーニングブレ
ードの下方に設けられ、周面が前記クリーニングブレー
ドよりも前記感光体ドラムの回転方向手前側で、前記感
光体ドラムと周接し、感光体ドラムの回転に従って、従
動回転されるようになつている。

また、前記スクレーパの一端は前記クリーニングブレー
ドの下方で前記現像剤搬送ローラの前記感光体ドラムと
反対側の周面と当接しており、他端部はクリーニング装
置本体に固定されている。

そして、複写作業中においては、前記分離極で記録用シ
ートが分離された後の感光体ドラム上に残存している現
像剤は、該感光体ドラムの回転に従って移動し、前記現
像剤搬送ローラの周接点をすぎた後、回転方向下流に設
けられているクリーニングブレードの先端で掻き取られ
、前記クリーニングブレードの下方に設けられている現
像剤搬送ローラの回転方向に移動し、次にスクレーパで
再び掻き取られて、前記スクレーパに隣接して設けられ
ている現像剤貯溜部に落下されるようになっている。

しかしながら、現像剤はその性質上非常に飛散しやすい
ため、クリーニングブレードで掻き取られた後、現像剤
搬送ローラに落下する間に現像剤搬送ローラの回転軸線
方向にそって広がりやすく、現像剤搬送ローラの両端か
ら外方にこぼれ、他の装置の汚染原因にもなるなど問題
となっていた。

それにもかかわらず、従来の装置においては、このよう
な現像剤搬送ローラからの現像剤のこぼれを防止する手
段が特に設けられていなかった。

この発明は、上記のような従来のものの有する問題点を
解決して、現像剤が現像剤搬送ローラの両端からこぼれ
出すのを防止することのできるクリーニング装置を提供
することを目的としている。

〔問題点を解決するための手段〕

この発明は、上記の問題点を解決するため、現像剤搬送
ローラの両端部に、サイドシールを設けた構成を採用し
ている。

〔作用〕

上記の手段を採用したことにより、この発明は、クリー
ニングブレードで掻き落された現像剤が現像剤搬送ロー
ラからその回転軸線にそって外方にこぼれ出るのを防止
することができることとなる。

〔実施例〕

以下、図面に示すこの発明の実施例について説明する。

第１図には、この発明のクリーニング装置２１が設けら
れている電子写真複写装置の概略が示されていて、本体
１０の上面には原稿ガラス１１及びその上面を開放・被
覆可能なプラテンカバー１２が設けられ、また、前記本
体ｌＯの一側下部は記録用シートとしての記録紙が積み
重ねられた給紙カセット１３が着脱可能に設けられ、ま
た他側下部には排出トレイ１４が設けられている。

一方、前記本体ＩＯの内部には前記原稿ガラス１１上の
原稿に光を照射するとともに、反射した光を像担持体で
ある感光体ドラム１５に導くためのレンズ、ミラー等か
らなる露光装置１６（破線で囲んだ部分）が設けられ、
前記感光体ドラム１５の上方近傍には、それと対向する
帯電装置１７が設けられ、該帯電装置１７の前記感光体
ドラム１５の回転方向先方には、現像装置１８、転写極
１９、分離極２０及びクリーニング装置２１が順次それ
ぞれ感光体ドラム１５に接近して対向するように配設さ
れている。

また、前記給紙カセット１３内の記録紙束のうちの最上
位のものと当接し得る給紙ローラ２２が設けられるとと
もに、感光体ドラム１５に至るまでの用紙の搬送域には
上下一対の再給紙ローラ２３．２３が、また、感光体ド
ラム１５から前記排出トレイ１４に至るまでの記録紙の
搬送域には搬送装置２４及び定着装置２５がそれぞれ設
けられている。

第２図及び第３図には、この発明のクリーニング装置２
１が示されていて、その内部には、上方に開口し、断面
がほぼＵ字型の固定板２８が該クリーニング装置本体に
取り付けられ、開口している前面が前記感光体ドラム１
５と離間した状態で対向するようになっている。

前記固定板２８の底面の後面側端部には先端が前記感光
体ドラム１５に向うように折り曲げられて傾斜部２８ａ
が形成されている。

また、前記固定板２８の両側面上端には、外方に延在す
るハブ２８ｂ、２８ｂが設けられている。

前記固定板２８には、断面がほぼ矩形でフェルト、モル
トプーンなどの弾性体などからなる２つのサイドシール
２９．２９が、その外側面が前記固定板２８の側面内側
と当接するように固定され、その前端部が前記固定板２
８の前面開口部から突出して、前端が前記感光体ドラム
１５の周面と接触又は近接するようになっている。

また、前記サイドソール２９．２９間には、現像剤搬送
ローラ２６が、回転軸３１ａを介して回転可能に前記固
定板２８に取り付けられている。

また、前記固定板２８には、前記現像剤搬送ローラ２６
の幅よりやや広いスクレーパ３０が設けられ、その後端
部は前記傾斜部２８ａに固定されるとともに、先端が前
記感光体ドラム１５と反対側の前記現像剤搬送ローラ２
６の周面及び前記サイドシール２９の一部と当接するよ
うになっている。

そして、前記スクレーパ３０が当接する前記サイドシー
ル２９の周面（０部）は、前記現像剤搬送ローラ２６の
曲率と同しか、それより大きくなるように構成されてい
る。

一方、前記現像剤搬送ローラ２６の上方には、クリーニ
ングブレード２７が設けられ、その先端が前記感光体ド
ラムＩ５の周面と、前記現像剤搬送ローラ２６の周接点
より感光体ドラム１５の回転方向の下流側で当接するよ
うになっている。そして、前記クリーニングブレード２
７は可撓性材料より構成されるとともに、その幅は前記
現像剤搬送ローラ２６の幅より長く、一方、前記２つの
サイドシール２９．２９の外側面間の長さより短くなっ
ている。

そして、前記のように構成されているものを使用するに
際しては、まず、原稿を原稿ガラス１１の上面に載置し
たのちにプラテンカバー１２で被覆し、そして、操作パ
ネルで操作を行った後、複写動作を開始すると、原稿の
画像は露光装置１６によって帯電装置１７に帯電された
感光体ドラム１５の表面に伝達され、そして、この感光
体ドラムエ５の上面に原稿画像に対応して静電潜像が形
成される。

こののち、現像装置１８で現像され、転写極１９で給紙
カセ−／　）　１３内の最上位に位置し、かつ、給紙ロ
ーラ２２及び再給紙ローラ２３が搬送された記録紙に転
写され、分離極２０で分離され、搬送装置２４を介して
定着装置２５で定着されたのちに排出トレイ１４に排出
されることとなる。

一方、分離極２０で記録紙が分離された感光体ドラム１
５に残存している現像剤は、感光体ドラム１５の回転に
従って移動し、前記現像剤搬送ローラ２６の周接点をす
ぎた後、クリーニングブレード２７によって掻き取られ
、その下方に位置する現像剤搬送ローラ２６上に落下す
る。

次に、現像剤は前記現像剤搬送ローラ２６により担持さ
れて移動し、その回転方向下流の位置でスクレーパ３０
で再び掻き取られ、前記スクレーパ３０に隣接して設け
られている現像剤貯溜部（図示せず）に収容される。

この際、クリーニングブレード２７で掻き取られた現像
剤は現像剤搬送ローラ２６上に落下するが、現像剤は非
常に飛散しやすいため、前記現像剤搬送ローラ２６の軸
方向で外方に広がそうとする。特に、前記現像剤搬送ロ
ーラ２６と感光体ドラム１５との上方の隙間Ｂに集まる
現像剤は、落下中又は該現像剤搬送ローラ２６の回転の
間に該現像剤搬送ローラ２６の両端部付近から外方にこ
ぼれ出ようとする。

しかし、この発明によるクリーニング装置では、現像剤
搬送ローラ２６の両端部にサイドシール２９が設けられ
、現像剤の外方への移動を制限するため、現像剤のこぼ
れが確実に防止され、他の装置の汚染が防止できる。

なお、この発明の実施例では、現像剤搬送ローラ２６と
感光体ドラム１５との間の上方の隙間をシールする前記
サイドシール２９のＢ部（第３図）の上端は前記現像剤
搬送ローラ２６の上端より高いものが示されているが、
現像剤のこぼれを有効に防止するためには、その上端は
前記現像剤搬送ローラ２６の上端と同しか又はそれ以上
の高さであることが好ましい。

そして、このように現像剤が除去された感光体ドラム１
５は、再び複写のため上記と同様に帯電等の処理がなさ
れるものである。

〔発明の効果〕

この発明は、上記のように構成したことにより、クリー
ニングブレードにより掻き落される現像剤が現像剤搬送
ローラからその軸方向にそって外にこぼれ出るのを確実
に防止し、これにより他の装置の汚染を防止することが
できるなどのすぐれた効果を有するものである。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明によるクリーニング装置が用いられた
電子複写装置の概略図、第２図はこの発明によるクリー
ニング装置の要部正面図、第３図は第２図のクリーニン
グ装置のＡ−Ａ’線における要部縦断面図である。１５・・・・・・感光体ドラム１６・・・・・・露光装置１７・・・・・・帯電装置１８・・・・・・現像装置１９・・・・・・転写極２０・・・・・・分離極２１・・・・・・クリーニング装置２５・・・・・・定着装置２６・・・・・・現像剤搬送ローラ２７・・・・・・クリーニングブレード２８・・・・・
・固定板２９・・・・・・サイドシール３０・・・・・・スクレーパ叢］図第２図第３図手続主市正書（自発昭和６２年１月２７日

Claims

【特許請求の範囲】

（１）像担持体に担持された現像剤を掻き落とすクリー
ニングブレードと、前記掻き落とされた現像剤を受け取
る現像剤搬送ローラと、前記現像剤搬送ローラに担持さ
れ、かつ、現像剤を再び掻き取るスクレーパとを有する
クリーニング装置において、前記現像剤搬送ローラの両
端部に、現像剤が軸線方向に落下するのを防止するサイ
ドシールを設けたことを特徴とするクリーニング装置。
（２）前記クリーニングブレードの幅が、前記サイドシ
ールを含めた長さよりも短く、また、両サイドシールを
除いた長さよりも長くなっている特許請求の範囲第１項
記載のクリーニング装置。
（３）前記サイドシールの上端の高さが少なくとも前記
現像剤搬送ローラの上端よりも高くなっている特許請求
の範囲第１項記載のクリーニング装置。
（４）前記像担持体の周面と対向する前記サイドシール
の面が前記像担持体の周面と接触している特許請求の範
囲第１項記載のクリーニング装置。